JP2000290260A - 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤 - Google Patents

新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤

Info

Publication number
JP2000290260A
JP2000290260A JP11094706A JP9470699A JP2000290260A JP 2000290260 A JP2000290260 A JP 2000290260A JP 11094706 A JP11094706 A JP 11094706A JP 9470699 A JP9470699 A JP 9470699A JP 2000290260 A JP2000290260 A JP 2000290260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
epoxy resin
curing agent
imidazole
imidazole compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11094706A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ikeda
雄一 池田
Goji Toyoda
剛司 豊田
Takashi Yoshioka
隆 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
Priority to JP11094706A priority Critical patent/JP2000290260A/ja
Publication of JP2000290260A publication Critical patent/JP2000290260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はエポキシ樹脂の硬化剤として有用
な新規なイミダゾール化合物を提供するものである。 【解決手段】 本発明の新規化合物は、1−(2−アミ
ノエチル)−2−メチルイミダゾール化合物とイソシア
ナート基を有する化合物を反応させて得られるものであ
り、エポキシ樹脂に硬化剤としてこの種の化合物を配合
し熱硬化させることによって、硬化特性、保存安定性な
どが優れた樹脂組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イソシアナート基
を有する化合物と1−(2−アミノエチル)−2−メチ
ルイミダゾールを反応させて得られる新規化合物、並び
にこの反応によって得られる化合物を有効成分とするエ
ポキシ樹脂硬化剤に関するものであり、本発明の化合物
は、エポキシ樹脂に対する硬化性に優れており、かつ硬
化過程における揮発分の発生が少なく、安全性に優れた
エポキシ樹脂組成物を得ることができ、特に積層板分野
において有用なものである。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は優れた熱硬化性樹脂とし
て土木、電気、自動車、塗料など多岐の分野において使
用されている。また、エポキシ樹脂の硬化剤としては多
種類の化合物が知られており、具体的にはジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン等の脂肪族アミン化
合物、メンタンジアミン、イソホロンジアミン等の脂環
族アミン化合物、メタキシレンジアミン、ジアミノジフ
ェニルメタン等の芳香族アミン化合物、各種ポリアミド
化合物、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無
水トリメリット酸等の酸無水物化合物、ポリフェノール
化合物、ポリメルカプタン化合物、イミダゾール化合物
およびジシアンジアミド化合物等が挙げられる。
【0003】イミダゾール化合物とエポキシ樹脂をあら
かじめ反応させた、イミダゾール/エポキシアダクト化
合物が実用化されている(例えば特開昭64−7052
3号、特開平4−72849号公報)。さらにイミダゾ
ール環のNH基を利用して、直接イソシアナート基を付
加させる試みも行われている。しかしながら従来知られ
ている化合物は熱的に不安定で高温時に再度イミダゾー
ル化合物とイソシアナート化合物に解離し、硬化温度で
解離したイソシアナート化合物が揮発してエポキシ樹脂
に発泡現象が起こるので、硬化剤としては好ましいもの
ではない(例えば特開昭59−227925号、特開昭
53−37663号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エポキシ樹脂の硬化剤
は、各種の硬化剤が用途に応じて使い分けられており、
積層板分野においては、ジシアンジアミド、イミダゾー
ル化合物、イミダゾール/エポキシアダクト等が実用化
されているが、それぞれに長短を有している。また、ジ
シアンジアミドを主硬化剤とし、各種のイミダゾール化
合物が硬化促進剤として併用される方法も採られている
が、このような系においては硬化速度が速いけれども、
ポットライフが短く長期の保存に適さないなどの難点が
あり、また硬化時に低分子量のイミダゾール化合物が蒸
発飛散し、硬化炉を汚染するなど作業環境上の問題が解
決されていない。
【0005】一方、イミダゾール/エポキシアダクトは
硬化速度がジシアンジアミド/イミダゾール硬化システ
ムに比べさらに速い。さらにイミダゾール/エポキシア
ダクトは、イミダゾールとエポキシ樹脂を予め付加反応
させたプレポリマーなので、分子量が大きくなり熱硬化
時における揮発分も低減されている。しかしながら、イ
ミダゾール/エポキシアダクトは、合成時の反応制御が
難しく、製造時の品質や使用時の硬化特性にバラツキが
生じ易いこと、並びに保存安定性が劣る欠点を有してい
る。即ち、イミダゾール化合物は単独でエポキシ樹脂の
硬化剤として働くので、熱で反応させれば触媒的にエポ
キシ樹脂の重合反応が進行し高分子量のポリマーが生成
する。イミダゾール/エポキシアダクト化合物において
示されるように、エポキシ基とイミダゾールが付加した
段階で反応を止めることは非常に困難であり、現在、実
用化されているイミダゾール/エポキシアダクト化合物
の組成は、高分子量のポリマーあるいは一部未反応のイ
ミダゾール化合物並びに目的とするイミダゾールとエポ
キシ樹脂の付加物を含む混合物である。従って、実際の
イミダゾール/エポキシアダクトの製造工程や使用工程
において各種のバラツキが生じ、延いては最終製品の品
質にバラツキが発生する懼れがあり、また未反応イミダ
ゾール化合物が熱硬化の工程で蒸発飛散し、硬化炉を汚
染するなど作業環境上の問題は依然として解決されてい
ない。本発明はエポキシ樹脂に対する硬化性、並びにエ
ポキシ樹脂に配合した際の保存安定性に優れ、且つ硬化
時における揮発分の少ないエポキシ樹脂硬化剤として有
用な純度の高いイミダゾール化合物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、ある特定のイ
ミダゾール化合物とイソシアナート基を有する化合物を
反応させて得られた化合物をエポキシ樹脂の硬化剤とし
て用いることにより、硬化性や保存安定性に優れ、硬化
反応中の揮発分が少ないことを見出し、本発明を完成す
るに至ったものである。即ち、本発明は、1−(2−ア
ミノエチル)−2−メチルイミダゾールとイソシアナー
ト基を有する化合物を反応させることにより、新規のイ
ミダゾール化合物を提供し、またこの種の反応生成物を
エポキシ樹脂の硬化剤として使用した場合に所期の効果
を発現するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるイソシ
アナート基を有する化合物としては、プロピルイソシア
ナート、フェニルイソシアナート、シクロヘキシルイソ
シアナート等の1分子にイソシアナート基を1個有する
化合物やトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、
イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアナート、テトラメチルキシレンジイソシアナ
ート、キシレンジイソシアナート、ナフタレンジイソシ
アナート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアナー
ト、p−フェニレンジイソシアナート、シクロヘキシレ
ンジイソシアナート、ハロゲン化キシレンジイソシナア
ナート、ノルボルナンジイソシアナート等のイソシアナ
ート基を1分子に2個有する化合物及びトリフェニルメ
タントリイソシアナート等の1分子中にイソシアナート
基を3個以上有する化合物が挙げられる。また、1分子
中にイソシアナート基と他の官能基を併せ持った化合物
でも差し支えない。これらのイソシアナート基を有する
化合物と1−(2−アミノエチル)−2−メチルイミダ
ゾール化合物との反応により得られる新規イミダゾール
化合物は、単独あるいは2種類以上混合して使用しても
差し支えない。
【0008】本発明において使用されるエポキシ樹脂
は、一般にエポキシ樹脂として使用されているものであ
れば差し支えない。エポキシ樹脂としては、例えばビス
フェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂、フレゾールノボラック型エポキシ樹脂など
のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂及びグリシジルエ
ステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環型エポキシ樹脂、ハロ
ゲン化エポキシ樹脂等の1分子中にエポキシ基を2個以
上有するエポキシ樹脂が挙げられ、これらからなる群よ
り選ばれる1種もしくは2種以上のものを併用して使用
される。エポキシ樹脂に対するイミダゾール化合物の添
加量は、エポキシ樹脂100重量部に対して、イミダゾ
ール化合物を0.002〜50重量部、好ましくは0.
01重量部から35重量部の範囲で配合する。
【0009】また、エポキシ樹脂とイミダゾール化合物
からなる配合物に必要に応じ、例えば石英ガラス粉末、
結晶性シリカ、ガラス繊維、タルク、アルミナ、珪酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、マグネシア
などを添加しても差し支えない。また、本発明に係るイ
ミダゾール化合物は硬化剤として単独で使用しうるけれ
ども、前述の実用に供している各種アミン化合物、ジシ
アンジアミド、酸無水物化合物など、他のエポキシ樹脂
の硬化剤と併用しても差し支えない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によって
具体的に説明する。
【0011】〔実施例1〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながらn−プロピルイソシアナート1.5ml(1
5.978mmol)を発熱に注意して滴下した。室温
で2時間攪拌した後、減圧濃縮し、得られた黄色固形物
をアセトニトリルで再結晶して化3で表される化合物を
3.21g(収率95%)得た。
【0012】
【化3】
【0013】白色粉末、融点110℃1 H−NMR(クロロホルム−d)δ0.90(t,3H, J = 7
Hz), 1.49(sext, 2H, J = 7 Hz), 2.26(s, 3H), 3.03〜
3.24(m,2H), 3.38〜3.56(m, 2H), 3.96(br.t, 2H, J =
5 Hz), 5.70と5.77(br.sの重なり,計2H),6.74と6.76(s
の重なり, 計2H)
【0014】〔実施例2〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール1.50g(11.984mm
ol)をアセトニトリル12mlに溶解し、室温で攪拌
しながらシクロヘキシルイソシアナート1.7ml(1
1.984mmol)を発熱に注意して滴下した。70
〜80℃で1時間30分攪拌した後、生成した白色沈殿
物をろ過分取し、減圧乾燥して化4で表される化合物を
2.75g(収率92%)得た。
【0015】
【化4】
【0016】白色粉末、融点171〜173℃1 H−NMR(メタノール−d)δ1.18〜1.89(m,10
H), 2.33(s, 3H), 3.27〜3.54(tとmの重なり, 計3H),
4.00(t, 2H,J = 6 Hz), 6.80(d, 1H, J = 6 Hz), 6.80
(d, 1H, J = 1.5 Hz), 6.96(d,1H, J = 1.5 Hz)
【0017】〔実施例3〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール3.00g(23.967mm
ol)をアセトニトリル60mlに溶解し、室温で攪拌
しながら1.6ヘキサメチレンジイソシアナート1.7
ml(10.785mmol)を発熱に注意して滴下し
た。60〜65℃で1時間45分攪拌した後、生成した
白色沈殿物をろ過分取し、減圧乾燥して化5で表される
化合物を4.38g(収率97%)得た。
【0018】
【化5】
【0019】白色粉末、融点142〜146℃1 H−NMR(メタノール−d)δ1.36(br.s,8H), 2.
34(s, 6H), 3.08(br.t, 4H, J = 5 Hz), 3.39(t, 4H, J
= 6Hz), 4.01(t, 4H, J = 6 Hz), 6.80(d, 2H, J = 1.
4 Hz)
【0020】〔実施例4〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながら1.3−ビス(1−イソシアナト−1−メチ
ル)ベンゼン1.7ml(7.190mmol)を発熱
に注意して滴下した。70℃で2時間攪拌した後、減圧
濃縮した。淡黄色の濃縮乾固物をジエチルエーテル20
mlで洗浄して、化6で表される化合物を3.11g
(収率88%)得た。
【0021】
【化6】
【0022】白色粉末、融点183〜186℃1 H−NMR(クロロホルム−d)δ1.63(s, 12H), 2.2
1(s, 6H), 3.40(m, 4H), 3.89(t, 4H, J = 5 Hz),5.28
(br.s, 2H), 5.63(s, 2H), 6.69(s, 2H), 6.72(s, 2H),
7.27(s,3H), 7.43(s, 1H)
【0023】〔実施例5〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながらイソホロンジアミンジイソシアナート1.7m
l(7.989mmol)を発熱に注意して滴下した。
還流下3時間攪拌した後、室温まで放冷し2層に分離し
た上層を捨てた。下層にクロロホルム20mlを加えて
溶解し、減圧濃縮乾固した。フォ−ム状の濃縮残さにジ
エチルエーテル40mlを加えて室温で攪拌した後、沈
殿物をろ過分取し、減圧乾燥して化7で表される化合物
を3.29g(収率87%)得た。
【0024】
【化7】
【0025】乳白色粉末、融点:65℃から軟化1 H−NMR(クロロホルム−d)δ0.55〜1.81(3つの
sとmの重なり, 計15H), 2.28(s, 6H), 2.43(m,1H), 2.8
8(m, 2H), 3.47(br.s, 4H), 3.97(br.s, 4H), 5.4〜6.1
(3つのmの重なり,計4H),6.76(s)と6.80(s)で計4H
【0026】〔実施例6〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながら1、3、5−トリス(6−イソシアナト−n−
ヘキシル)−イソシアヌル酸2.42g(4.793m
mol)を発熱に注意して滴下した。還流下4時間攪拌
した後、減圧濃縮乾固した。フォ−ム状の濃縮残さにジ
エチルエーテル30mlを加えて室温で攪拌した後、沈
殿物をろ過分取し、減圧乾燥して化8で表される化合物
を4.00g(収率95%)得た。
【0027】
【化8】
【0028】乳白色粉末、融点:55℃から軟化1 H−NMR(メタノール−d)δ1.38〜1.62(br.s,8
H), 2.34(s, 3H), 3.08(br.t, 2H,J = 6 Hz), 3.39(t,
2H, J = 6 Hz),3.77〜4.07(m, 4H), 6.80(d, 1H, J =
1.5 Hz), 6.96(d, 1H, J = 1.4Hz)
【0029】〔実施例7〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながら1、3−ビス(6−イソシアナト−n−ヘキシ
ル)−ウレトジオン2.42g(7.190mmol)
を発熱に注意して滴下した。還流下4時間攪拌した後、
室温まで放冷し、2層に分離した上層を捨てた。下層に
クロロホルム20mlを加えて溶解し、減圧濃縮乾固し
た。フォ−ム状の濃縮残さにジエチルエーテル40ml
を加えて室温で攪拌した後、沈殿物をろ過分取し、減圧
乾燥して化9で表される化合物を4.00g(収率95
%)得た。
【0030】
【化9】
【0031】乳白色あめ状固体1 H−NMR(メタノール−d) δ1.25(br.s, 8H), 2.34(s, 3H), 3.08(m, 2H), 3.3〜
3.6(tとmの重なり、4H),4.00(t, 2H, J = 6 Hz), 6.80
(d, 1H, J = 1.4 Hz), 6.96(d, 1H, J= 1.4 Hz)
【0032】〔実施例8〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール3.00g(23.967mm
ol)をアセトニトリル30mlに溶解し、室温で攪拌
しながら1、5−ナフタレンジイソシアナート2.27
g(10.785mmol)を発熱に注意して滴下し
た。還流下で6時間攪拌した後、白色沈殿物をろ過分取
し、減圧乾燥して化10で表される化合物を3.56g
(収率71%)得た。
【0033】
【化10】
【0034】白色粉末、分解点 210℃1 H−NMR(DMSO−d)δ2.30(s, 6H), 3.40(b
r.t, J = 5.7Hz), 4.00(t, 4H, J = 5.7Hz),6.57〜8.59
(arom.m, 計10H)
【0035】〔実施例9〕1−(2−アミノエチル)−
2−メチルイミダゾール2.00g(15.978mm
ol)をアセトニトリル20mlに溶解し、室温で攪拌
しながら2、4−トルエンジイソシアナート1.25g
(7.190mmol)を発熱に注意して滴下した。6
0℃で3時間攪拌した後、生成した白色沈殿物をろ過分
取し、減圧乾燥して化11で表される化合物を2.62
g(収率86%)得た。
【0036】
【化11】
【0037】乳白色粉末、融点 190〜195℃1 H−NMR(メタノール−d)δ2.14(s,3H), 2.36
(s,6H), 3.48(t, 4H, J = 6 Hz), 4.06(t, 4H, J = 6 H
z),6.82(d, 2H, J = 1.5 Hz), 6.92(d, 2H, J = 1.4 H
z), 7.06(d, 2H,J = 1.4 Hz), 7.42(br.s, 1H)
【0038】〔実施例10〕実施例1〜9で合成した新
規イミダゾール化合物について、エポキシ樹脂硬化剤と
しての能力を試験した。ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(シェル製商品名「エピコ−ト#828」)100g
に対して新規イミダゾール化合物を0.098mol
(ただし、1分子にイミダゾール環を2個有する場合は
0.049mol、1分子中にイミダゾール環を3個有
する場合は0.033mol)配合し、3本ロ−ルにて
均一分散した。得られたエポキシ樹脂組成物のゲルタイ
ムを熱板上で測定した。また、得られたエポキシ樹脂組
成物の保存安定性試験を行った。40℃の恒温槽に保管
し、流動性を示さなくなるまでの日数を測定した。その
結果を表1に表す。
【0039】〔比較例1〕実施例10と同様な試験を従
来のイミダゾール化合物の代表として2−メチルイミダ
ゾールを用いて行った。その結果を表1に示す。イミダ
ゾール化合物は本発明に比べ、硬化速度も遅く、かつ保
存安定性も劣ることが判る。
【0040】〔比較例2〕実施例10と同様な試験を市
販されているイミダゾール/エポキシアダクト(シェル
化学製、商品名「P−1」)を用いて行った。その結果
を表1に示す。いわゆるイミダゾール/エポキシアダク
トは、硬化速度は本発明化合物とほぼ同じであるが、保
存安定性において明らかに劣っていることが判る。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の新規イミダゾール化合物は、エ
ポキシ樹脂の硬化剤として有用なものである。この種の
イミダゾール化合物をエポキシ樹脂硬化剤として使用す
ると、エポキシ樹脂の硬化特性並びに保存安定性が改善
され、しかもこれらの化合物は純度が高く分子量も大き
いことから、硬化中の揮発分の発生が少ないので硬化物
の品質が向上し、またその作業環境を飛躍的に改善する
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアナート基を有する化合物と化1
    で表される1−(2−アミノエチル)−2−メチルイミ
    ダゾールを反応させて得られる新規イミダゾール化合
    物。 【化1】
  2. 【請求項2】 イソシアナート基を有する化合物と化2
    で表される1−(2−アミノエチル)−2−メチルイミ
    ダゾールを反応させて得られるイミダゾール化合物を有
    効成分とするエポキシ樹脂硬化剤。 【化2】
JP11094706A 1999-04-01 1999-04-01 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤 Pending JP2000290260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11094706A JP2000290260A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11094706A JP2000290260A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000290260A true JP2000290260A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14117616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11094706A Pending JP2000290260A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000290260A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152083A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Kansai Paint Co Ltd 金属製管用熱硬化性エポキシ粉体塗料及びそれを使用した被覆金属製管
WO2008128986A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-30 Probiodrug Ag Urea derivatives as glutaminyl cyclase inhibitors
JP2010180162A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Asahi Kasei E-Materials Corp 微粉末状イミダゾール化合物組成物及びエポキシ樹脂組成物
WO2010122995A1 (ja) * 2009-04-24 2010-10-28 旭化成イーマテリアルズ株式会社 イミダゾール化合物含有マイクロカプセル化組成物、それを用いた硬化性組成物及びマスターバッチ型硬化剤
US8357764B2 (en) 2009-04-29 2013-01-22 Air Products And Chemicals, Inc. Fast curable epoxy compositions containing imidazole- and 1-(aminoalkyl) imidazole-isocyanate adducts
WO2014050977A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 太陽インキ製造株式会社 硬化性樹脂組成物、ソルダーレジスト形成用組成物、ドライフィルムおよびプリント配線板、並びに積層構造体及びその製造方法
JP2015017059A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 株式会社Adeka 新規化合物、熱硬化剤及びエポキシ樹脂組成物
WO2015068660A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 日本合成化学工業株式会社 新規イミダゾール系化合物
CN107840942A (zh) * 2017-11-23 2018-03-27 武汉理工大学 含三嗪三酮环结构的咪唑类潜伏性固化剂及其制备方法
CN119709080A (zh) * 2024-12-25 2025-03-28 南京科矽新材料科技有限公司 一种led封装用环氧固晶胶

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152083A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Kansai Paint Co Ltd 金属製管用熱硬化性エポキシ粉体塗料及びそれを使用した被覆金属製管
WO2008128986A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-30 Probiodrug Ag Urea derivatives as glutaminyl cyclase inhibitors
JP2010524898A (ja) * 2007-04-18 2010-07-22 プロビオドルグ エージー グルタミニルシクラーゼ阻害剤としての尿素誘導体
US9512082B2 (en) 2007-04-18 2016-12-06 Probiodrug Ag Inhibitors of glutaminyl cyclase
JP2010180162A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Asahi Kasei E-Materials Corp 微粉末状イミダゾール化合物組成物及びエポキシ樹脂組成物
JP5763527B2 (ja) * 2009-04-24 2015-08-12 旭化成イーマテリアルズ株式会社 イミダゾール化合物含有マイクロカプセル化組成物、それを用いた硬化性組成物及びマスターバッチ型硬化剤
WO2010122995A1 (ja) * 2009-04-24 2010-10-28 旭化成イーマテリアルズ株式会社 イミダゾール化合物含有マイクロカプセル化組成物、それを用いた硬化性組成物及びマスターバッチ型硬化剤
US8357764B2 (en) 2009-04-29 2013-01-22 Air Products And Chemicals, Inc. Fast curable epoxy compositions containing imidazole- and 1-(aminoalkyl) imidazole-isocyanate adducts
KR101303646B1 (ko) * 2009-04-29 2013-09-04 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 이미다졸- 및 1-(아미노알킬) 이미다졸-이소시아네이트 첨가생성물을 함유하는 신속 경화가능한 에폭시 조성물
US9388308B2 (en) 2012-09-28 2016-07-12 Taiyo Ink Mfg. Co., Ltd. Curable resin composition, composition for forming solder resist, dry film and printed wiring board, and laminate and process for preparing the same
CN104662101A (zh) * 2012-09-28 2015-05-27 太阳油墨制造株式会社 固化性树脂组合物、阻焊剂形成用组合物、干膜及印刷配线板、以及层叠结构体及其制造方法
CN104662101B (zh) * 2012-09-28 2016-06-08 太阳油墨制造株式会社 固化性树脂组合物、阻焊剂形成用组合物、干膜及印刷配线板、以及层叠结构体及其制造方法
JP2014080573A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Taiyo Ink Mfg Ltd 硬化性樹脂組成物、ソルダーレジスト形成用組成物、ドライフィルムおよびプリント配線板、並びに積層構造体及びその製造方法
WO2014050977A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 太陽インキ製造株式会社 硬化性樹脂組成物、ソルダーレジスト形成用組成物、ドライフィルムおよびプリント配線板、並びに積層構造体及びその製造方法
JP2015017059A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 株式会社Adeka 新規化合物、熱硬化剤及びエポキシ樹脂組成物
WO2015068660A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 日本合成化学工業株式会社 新規イミダゾール系化合物
JP2015110560A (ja) * 2013-11-05 2015-06-18 日本合成化学工業株式会社 新規イミダゾール系化合物
CN107840942A (zh) * 2017-11-23 2018-03-27 武汉理工大学 含三嗪三酮环结构的咪唑类潜伏性固化剂及其制备方法
CN107840942B (zh) * 2017-11-23 2019-07-23 武汉理工大学 含三嗪三酮环结构的咪唑类潜伏性固化剂及其制备方法
CN119709080A (zh) * 2024-12-25 2025-03-28 南京科矽新材料科技有限公司 一种led封装用环氧固晶胶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2521747B1 (en) Novel resin curing agents
EP0452866B1 (en) One-pack type epoxide composition
JP2736787B2 (ja) 低重合シアノグアニジン及びその製造方法
JPS6323887A (ja) オキサゾリジン、その製造方法並びに定着剤としての使用方法
JPS62500730A (ja) ポリオキサゾリドンの製造方法
JPS6322571A (ja) ジグリシジル化合物およびその製造方法
KR910009819B1 (ko) 폴리이소시안산염의 촉매고리삼합체화에 의한 폴리이소시아누레이트-폴리이소시안산염의 제조방법
US4749729A (en) Epoxy resin compositions curable above 160 F. and below 250 F.
JP2000290260A (ja) 新規イミダゾール化合物およびイミダゾール化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤
KR20170126906A (ko) 메르캅토에틸글리콜우릴 화합물 및 그의 이용
JP3427163B2 (ja) トリスイミダゾリルトリアジンを含有するエポキシ樹脂もしくはエポキシ樹脂及びポリイソシアネートの混合物をベースとする硬化性組成物
US3683044A (en) Heat-curable composition comprising polyglycidyl xylylene-diamine and process for preparation of polyglycidyl xylylenediamine
JPH11322899A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
US3846442A (en) Glycidyl hydantoin compounds
JPS6094418A (ja) エポキシ樹脂およびサリチロイルヒドロカルビルアミンを含む硬化可能な組成物およびそれの硬化した組成物
JP3078727B2 (ja) 熱硬化性反応樹脂混合物及びそれらの使用
JP2000290257A (ja) 新規イミダゾリン化合物およびイミダゾリン化合物を有効成分とするエポキシ樹脂硬化剤
JPH06184274A (ja) 一成分系加熱硬化性エポキシド組成物
JPS60104055A (ja) ジウレタンジウレア、その製法、それを含有する熱硬化性混合物及びその生成物
JP3354594B2 (ja) アミノホスファゼン系エポキシ樹脂硬化剤
WO2020036023A1 (ja) ポリイソシアヌレート原料組成物、及びポリイソシアヌレートの製造方法
US3875190A (en) Glycidylurethane compounds, processes for their manufacture and their use
JPS5812898B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
US3814775A (en) 3-glysidyl-hydantoin isocyanates
TW202313758A (zh) 環氧樹脂及環氧樹脂之製造方法