JP2000290371A - 吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents
吸水性樹脂の製造方法Info
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- JP2000290371A JP2000290371A JP9991799A JP9991799A JP2000290371A JP 2000290371 A JP2000290371 A JP 2000290371A JP 9991799 A JP9991799 A JP 9991799A JP 9991799 A JP9991799 A JP 9991799A JP 2000290371 A JP2000290371 A JP 2000290371A
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使い捨ての衛材製品や家庭用品、止水剤、土壌
改良材、結露防止剤、農園芸用保水剤などの吸水性樹脂
として利用可能な吸水特性を有し、且つ生分解性を有す
る樹脂を複雑な工程を経ることなく安価に提供する。 【解決手段】 ポリこはく酸イミド類と多糖類との反応
生成物を加水分解して得られる2個以上の官能基を有す
る樹脂を、該樹脂の官能基と反応しうる官能基を有する
架橋剤と接触反応させ、樹脂の表面近傍を架橋させて吸
水性樹脂を製造するする方法に関する。
改良材、結露防止剤、農園芸用保水剤などの吸水性樹脂
として利用可能な吸水特性を有し、且つ生分解性を有す
る樹脂を複雑な工程を経ることなく安価に提供する。 【解決手段】 ポリこはく酸イミド類と多糖類との反応
生成物を加水分解して得られる2個以上の官能基を有す
る樹脂を、該樹脂の官能基と反応しうる官能基を有する
架橋剤と接触反応させ、樹脂の表面近傍を架橋させて吸
水性樹脂を製造するする方法に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】樹脂の表面近傍を架橋した吸
水性樹脂の製造方法に関する。
水性樹脂の製造方法に関する。
【0002】詳しくは、吸水機能と生分解性を有し、吸
水性樹脂および吸水性・保水性を有する成形体として利
用可能な樹脂の製造方法に関するものであり、使い捨て
の衛材製品や家庭用品、止水剤、土壌改良材、結露防止
剤、農園芸用保水剤、ヘドロ固化剤などとして利用可能
である。
水性樹脂および吸水性・保水性を有する成形体として利
用可能な樹脂の製造方法に関するものであり、使い捨て
の衛材製品や家庭用品、止水剤、土壌改良材、結露防止
剤、農園芸用保水剤、ヘドロ固化剤などとして利用可能
である。
【0003】
【従来の技術】吸水性能を有する樹脂としては、従来、
ポリアクリル酸塩部分架橋物、デンプンアクリル酸共重
合体の加水分解物、ポリエチレンオキシド部分架橋物、
ビニルアルコール−アクリル酸共重合体などが知られて
いる。しかし吸水能としては優れるものの材料が容易に
低分子へ分解できないので、廃棄後の環境保全を考える
と問題である。またポリエチレンオキシド部分架橋物は
吸水能力そのものが小さい。
ポリアクリル酸塩部分架橋物、デンプンアクリル酸共重
合体の加水分解物、ポリエチレンオキシド部分架橋物、
ビニルアルコール−アクリル酸共重合体などが知られて
いる。しかし吸水能としては優れるものの材料が容易に
低分子へ分解できないので、廃棄後の環境保全を考える
と問題である。またポリエチレンオキシド部分架橋物は
吸水能力そのものが小さい。
【0004】吸水性と生分解性を併せ持つ樹脂組成物と
しては多糖類などの天然系樹脂、およびポリアミノ酸系
樹脂などが知られている。
しては多糖類などの天然系樹脂、およびポリアミノ酸系
樹脂などが知られている。
【0005】多糖類などの天然系樹脂としてはヒアルロ
ン酸、およびアルカリゲネス族に属する微生物より産出
される多糖類が高吸水性を有することが知られている
(特開平4−200389号公報)。
ン酸、およびアルカリゲネス族に属する微生物より産出
される多糖類が高吸水性を有することが知られている
(特開平4−200389号公報)。
【0006】また、安価なセルロース、デンプンを原料
とする多糖類系の吸水性樹脂としては、多糖類をアミノ
酸類により架橋して得られる吸水性樹脂が知られている
(特開平8−89796号公報)。ポリアミノ酸系樹脂
についてはポリアスパラギン酸のポリアミンによる部分
架橋物を加水分解して得られる吸水性樹脂(特開平7−
309943号公報、特開平9−169840号公
報)、ポリアミン化合物がリジン、オルニチン、シスチ
ン、シスタミンなどのアミノ酸である吸水性樹脂(特開
平7−224163号公報)、架橋剤がエチレングリコ
ールグリシジルエーテルなどのジエポキシ化合物である
吸水性樹脂(Polym.Mater.Sci.Eng.,79,232,1998)が知
られている。また、ポリアスパラギン酸(特開平9−2
02825号公報)、ポリグルタミン酸(特開平6−3
22358号公報)、ポリリジン(特開平8−1759
01号公報)、およびポリグルタミン酸とポリリジンの
混合溶液(J.Appl.Polym.Sci.,58,807,1995)にγ−放
射線を照射してポリアミノ酸架橋体を得る方法が知られ
ている。
とする多糖類系の吸水性樹脂としては、多糖類をアミノ
酸類により架橋して得られる吸水性樹脂が知られている
(特開平8−89796号公報)。ポリアミノ酸系樹脂
についてはポリアスパラギン酸のポリアミンによる部分
架橋物を加水分解して得られる吸水性樹脂(特開平7−
309943号公報、特開平9−169840号公
報)、ポリアミン化合物がリジン、オルニチン、シスチ
ン、シスタミンなどのアミノ酸である吸水性樹脂(特開
平7−224163号公報)、架橋剤がエチレングリコ
ールグリシジルエーテルなどのジエポキシ化合物である
吸水性樹脂(Polym.Mater.Sci.Eng.,79,232,1998)が知
られている。また、ポリアスパラギン酸(特開平9−2
02825号公報)、ポリグルタミン酸(特開平6−3
22358号公報)、ポリリジン(特開平8−1759
01号公報)、およびポリグルタミン酸とポリリジンの
混合溶液(J.Appl.Polym.Sci.,58,807,1995)にγ−放
射線を照射してポリアミノ酸架橋体を得る方法が知られ
ている。
【0007】かかる吸水性樹脂は用途として、オムツや
生理用品などの衛生用品等の衛生分野、医療分野、土木
・建築分野、食品分野、工業分野、土壌改質剤、農業・
園芸分野など多種多様な分野に利用が求められる。この
ような利用に対し吸水性樹脂に望まれている特性として
は、高吸水倍率、耐塩性、低水可溶分、高吸水速度、高
ゲル強度などであり、これらの諸性質を改善するために
ポリアクリル酸塩部分架橋物、デンプンアクリル酸共重
合体の加水分解物において吸水性樹脂の表面近傍を更に
架橋する方法が知られている。生分解性を有する吸水性
樹脂を表面架橋し吸水特性を改善する方法としては僅か
に、多糖類をアミノ酸類により架橋して得られる吸水性
樹脂の表面近傍をさらに架橋する方法が知られているの
みである(特開平8−196901号公報)。
生理用品などの衛生用品等の衛生分野、医療分野、土木
・建築分野、食品分野、工業分野、土壌改質剤、農業・
園芸分野など多種多様な分野に利用が求められる。この
ような利用に対し吸水性樹脂に望まれている特性として
は、高吸水倍率、耐塩性、低水可溶分、高吸水速度、高
ゲル強度などであり、これらの諸性質を改善するために
ポリアクリル酸塩部分架橋物、デンプンアクリル酸共重
合体の加水分解物において吸水性樹脂の表面近傍を更に
架橋する方法が知られている。生分解性を有する吸水性
樹脂を表面架橋し吸水特性を改善する方法としては僅か
に、多糖類をアミノ酸類により架橋して得られる吸水性
樹脂の表面近傍をさらに架橋する方法が知られているの
みである(特開平8−196901号公報)。
【0008】しかし多糖類などの天然系樹脂、およびポ
リアミノ酸系樹脂などの吸水性樹脂については、吸水性
樹脂に望まれている特性としての、吸水倍率、耐塩性、
吸水速度を改善するため表面近傍の架橋などが殆ど改善
されてこなかったり、また表面架橋が検討されたものも
十分な吸水特性が得られないのが現状であった。
リアミノ酸系樹脂などの吸水性樹脂については、吸水性
樹脂に望まれている特性としての、吸水倍率、耐塩性、
吸水速度を改善するため表面近傍の架橋などが殆ど改善
されてこなかったり、また表面架橋が検討されたものも
十分な吸水特性が得られないのが現状であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高吸水倍
率、耐塩性、低水可溶分、高吸水速度、高ゲル強度など
の物性を有する吸水性及び保水性を有する樹脂の製造方
法を提供することを目的とする。
率、耐塩性、低水可溶分、高吸水速度、高ゲル強度など
の物性を有する吸水性及び保水性を有する樹脂の製造方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述したような従来技術における種々の欠点の存在に鑑
み、鋭意検討を重ねた結果、吸水性樹脂の表面近傍を架
橋させることにより、種々の吸水特性の中でも、とりわ
け、吸水速度に優れ、かつ高度な生分解性を有する樹脂
組成物を複雑な工程を経ることなく安価に得られる製造
方法を見出すに及んで本発明を完成するに至った。すな
わち、[I]本発明は、ポリこはく酸イミド類と多糖類
との反応生成物を加水分解して得られる2個以上の官能
基を有する樹脂を、該樹脂の官能基と反応しうる官能基
を有する架橋剤と接触反応させ、樹脂の表面近傍を架橋
させることを特徴とする吸水性樹脂の製造方法を提供す
るものであり、また[II]本発明は、ポリこはく酸イミ
ド類と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる樹
脂に放射線を照射させ、樹脂の表面近傍を架橋させるこ
とを特徴とする吸水性樹脂の製造方法を提供するもので
あり、また[III]本発明は、架橋剤が、樹脂100重
量部に対し、0.005〜20重量部である上記[II]
記載の製造方法を提供するものであり、[IV]本発明
は、吸水性樹脂が、生理食塩水の吸収倍率が10g/g
以上である上記[I]〜[III]のいずれか記載の製造
方法を提供するものである。
上述したような従来技術における種々の欠点の存在に鑑
み、鋭意検討を重ねた結果、吸水性樹脂の表面近傍を架
橋させることにより、種々の吸水特性の中でも、とりわ
け、吸水速度に優れ、かつ高度な生分解性を有する樹脂
組成物を複雑な工程を経ることなく安価に得られる製造
方法を見出すに及んで本発明を完成するに至った。すな
わち、[I]本発明は、ポリこはく酸イミド類と多糖類
との反応生成物を加水分解して得られる2個以上の官能
基を有する樹脂を、該樹脂の官能基と反応しうる官能基
を有する架橋剤と接触反応させ、樹脂の表面近傍を架橋
させることを特徴とする吸水性樹脂の製造方法を提供す
るものであり、また[II]本発明は、ポリこはく酸イミ
ド類と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる樹
脂に放射線を照射させ、樹脂の表面近傍を架橋させるこ
とを特徴とする吸水性樹脂の製造方法を提供するもので
あり、また[III]本発明は、架橋剤が、樹脂100重
量部に対し、0.005〜20重量部である上記[II]
記載の製造方法を提供するものであり、[IV]本発明
は、吸水性樹脂が、生理食塩水の吸収倍率が10g/g
以上である上記[I]〜[III]のいずれか記載の製造
方法を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるポリこはく酸
イミド類としては、ポリアスパラギン酸、および、それ
らのコポリマー、誘導体の無水物があげられる。これら
のうち、製法の簡便さ、吸水性能、価格の点でポリこは
く酸イミドが特に望ましい。ポリこはく酸イミド類の重
量平均分子量は、3000以上であることが好ましく、
5000以上であることがより好ましい。本発明におけ
るポリこはく酸イミド類として、ポリアスパラギン酸、
および、それらのコポリマー、誘導体の無水物をあらか
じめ部分架橋したものも使用できる。この場合、反応性
の点でポリこはく酸イミドの部分架橋物が特に好まし
い。
イミド類としては、ポリアスパラギン酸、および、それ
らのコポリマー、誘導体の無水物があげられる。これら
のうち、製法の簡便さ、吸水性能、価格の点でポリこは
く酸イミドが特に望ましい。ポリこはく酸イミド類の重
量平均分子量は、3000以上であることが好ましく、
5000以上であることがより好ましい。本発明におけ
るポリこはく酸イミド類として、ポリアスパラギン酸、
および、それらのコポリマー、誘導体の無水物をあらか
じめ部分架橋したものも使用できる。この場合、反応性
の点でポリこはく酸イミドの部分架橋物が特に好まし
い。
【0012】上記ポリこはく酸イミド類の製造方法につ
いては、特に限定されない。
いては、特に限定されない。
【0013】ポリこはく酸イミドを例に採ると、(a)
D/L−アスパラギン酸を加熱脱水縮合することにより
製造する方法、(b)D/L−アスパラギン酸を燐酸な
どの触媒の存在下加熱脱水縮合することにより製造する
方法、(c)適当な溶媒中で、D/L−アスパラギン酸
を燐酸などの触媒の存在下加熱脱水縮合することにより
製造する方法、(d)無水マレイン酸、フマル酸、リン
ゴ酸などとアンモニアを加熱反応させマレイミド、マレ
アミド、マレアミド酸、もしくはマレイン酸アンモニウ
ムを経て製造する方法、(e)無水マレイン酸、フマル
酸、リンゴ酸などとアンモニアを加熱反応させマレイミ
ド、マレアミド、もしくはマレイン酸アンモニウムを生
産し、燐酸などの触媒の存在下、製造する方法等で得る
ことが出来る。これらの反応を原料としてアスパラギン
酸を使用した場合について示せば下式の通りである。
D/L−アスパラギン酸を加熱脱水縮合することにより
製造する方法、(b)D/L−アスパラギン酸を燐酸な
どの触媒の存在下加熱脱水縮合することにより製造する
方法、(c)適当な溶媒中で、D/L−アスパラギン酸
を燐酸などの触媒の存在下加熱脱水縮合することにより
製造する方法、(d)無水マレイン酸、フマル酸、リン
ゴ酸などとアンモニアを加熱反応させマレイミド、マレ
アミド、マレアミド酸、もしくはマレイン酸アンモニウ
ムを経て製造する方法、(e)無水マレイン酸、フマル
酸、リンゴ酸などとアンモニアを加熱反応させマレイミ
ド、マレアミド、もしくはマレイン酸アンモニウムを生
産し、燐酸などの触媒の存在下、製造する方法等で得る
ことが出来る。これらの反応を原料としてアスパラギン
酸を使用した場合について示せば下式の通りである。
【0014】
【化1】
【0015】本発明において、ポリこはく酸イミド類の
部分架橋物の製造方法については特に限定されない。ポ
リこはく酸イミドの部分架橋物を例に採ると、ポリこは
く酸イミドをポリアミンにより部分的に架橋させること
により得ることが出来る。この場合、ポリアミンの具体
例としては、例えばヒドラジン、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン等の脂肪族ポリアミン、ノルボルネン
ジアミン、イソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン、
フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジ
アミン等の芳香族ポリアミン、リジン、オルニチンに代
表されるような側鎖にアミノ基を有するアミノ酸類およ
びその誘導体、シスチン、シスタミン等に代表されるよ
うな、モノアミノ化合物がジスルフィド結合により結合
したもの、およびその誘導体、アミノ基を側鎖として2
個以上有するタンパク質、分子量100以上のペプチド
類等が挙げられる。本発明に使用される多糖類として
は、特に限定されるものではないが、多糖類や、多糖類
の誘導体、これらの塩類および、部分架橋した多糖類が
挙げられる。多糖類としては、具体的には、例えば、デ
ンプン、メチルデンプン、エチルデンプン、メチルエチ
ルデンプン、セルロース、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、メチルエチルセルロース、ヘミセルロース、
寒天、カラギーナン、アルギン酸、ペクチン酸、グアガ
ム、タマリンドガム、ローカストビーンガム、キサンタ
ンガム、コンニャクマンナン、デキストラン、ザンサン
ガム、プルラン、ゲランガム、キチン、キトサン、水溶
性キチン、キトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、ヘパリ
ン、ゲル化デンプン、アミロース、アラビアガム、アル
ギン酸ソーダ、カードラン、ヒアルロン酸、グリコーゲ
ン、ペプチドグリカン、ムレイン、等が挙げられる。多
糖類の誘導体としては、上記多糖類をカルボキシアルキ
ル化、もしくはヒドロキシアルキル化した化合物が挙げ
られる。上記多糖類の誘導体としては、具体的には、例
えば、カルボキシアルキルデンプン、カルボキシアルキ
ルセルロース、ヒドロキシアルキルデンプン、ヒドロキ
シアルキルセルロース、デンプングリコール酸、寒天誘
導体、カラギーナン誘導体等が挙げられる。これら多糖
類のうち、高反応性の官能基を有する点でカルボキシア
ルキルデンプン、カルボキシアルキルセルロース、およ
び、これらの塩類が好ましい。尚、上記塩類としては、
ナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ金属塩が好まし
い。部分架橋した多糖類の架橋方法としては、特に限定
されるものではないが、熱による自己架橋や架橋剤を用
いる方法等が挙げられる。カルボキシル化物の架橋方法
においては、エポキシ架橋剤、ポリアミン架橋剤、オキ
サゾリン架橋剤、アジリジン架橋剤、およびカルボジイ
ミド架橋剤等が例示されるが、アミノ酸、またはその塩
類を架橋剤として使用したものが、得られたものの生分
解性が高い点から好ましい。アミノ酸としては、具体的
には、例えば、リジン、グリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、プロリ
ン、セリン、トレオニン、チロシン、シスチン、メチオ
ニン、トリプトファン、アルギニン、ヒスチジン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等が挙げられる。これら多糖
類は、単独で使用してもよく、また二種類以上を適宜混
合して使用してもよい。本発明において、ポリこはく酸
イミド類と多糖類を反応させる工程を必要とするが、そ
の際、両者の混合方法については特に限定されるもので
なく、例えば1)両者を固体同士で混合する方法、2)
両者を溶液状態もしくは懸濁状態で混合する方法、3)
いずれか一方を溶液状態もしくは懸濁状態とし、これに
他方を添加し混合する方法等、種々の方法を採用するこ
とが出来る。これらの混合方法のうち、均一混合物が得
やすい点で両者を溶液状態もしくは懸濁状態で混合する
方法2)が好ましい。
部分架橋物の製造方法については特に限定されない。ポ
リこはく酸イミドの部分架橋物を例に採ると、ポリこは
く酸イミドをポリアミンにより部分的に架橋させること
により得ることが出来る。この場合、ポリアミンの具体
例としては、例えばヒドラジン、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン等の脂肪族ポリアミン、ノルボルネン
ジアミン、イソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン、
フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジ
アミン等の芳香族ポリアミン、リジン、オルニチンに代
表されるような側鎖にアミノ基を有するアミノ酸類およ
びその誘導体、シスチン、シスタミン等に代表されるよ
うな、モノアミノ化合物がジスルフィド結合により結合
したもの、およびその誘導体、アミノ基を側鎖として2
個以上有するタンパク質、分子量100以上のペプチド
類等が挙げられる。本発明に使用される多糖類として
は、特に限定されるものではないが、多糖類や、多糖類
の誘導体、これらの塩類および、部分架橋した多糖類が
挙げられる。多糖類としては、具体的には、例えば、デ
ンプン、メチルデンプン、エチルデンプン、メチルエチ
ルデンプン、セルロース、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、メチルエチルセルロース、ヘミセルロース、
寒天、カラギーナン、アルギン酸、ペクチン酸、グアガ
ム、タマリンドガム、ローカストビーンガム、キサンタ
ンガム、コンニャクマンナン、デキストラン、ザンサン
ガム、プルラン、ゲランガム、キチン、キトサン、水溶
性キチン、キトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、ヘパリ
ン、ゲル化デンプン、アミロース、アラビアガム、アル
ギン酸ソーダ、カードラン、ヒアルロン酸、グリコーゲ
ン、ペプチドグリカン、ムレイン、等が挙げられる。多
糖類の誘導体としては、上記多糖類をカルボキシアルキ
ル化、もしくはヒドロキシアルキル化した化合物が挙げ
られる。上記多糖類の誘導体としては、具体的には、例
えば、カルボキシアルキルデンプン、カルボキシアルキ
ルセルロース、ヒドロキシアルキルデンプン、ヒドロキ
シアルキルセルロース、デンプングリコール酸、寒天誘
導体、カラギーナン誘導体等が挙げられる。これら多糖
類のうち、高反応性の官能基を有する点でカルボキシア
ルキルデンプン、カルボキシアルキルセルロース、およ
び、これらの塩類が好ましい。尚、上記塩類としては、
ナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ金属塩が好まし
い。部分架橋した多糖類の架橋方法としては、特に限定
されるものではないが、熱による自己架橋や架橋剤を用
いる方法等が挙げられる。カルボキシル化物の架橋方法
においては、エポキシ架橋剤、ポリアミン架橋剤、オキ
サゾリン架橋剤、アジリジン架橋剤、およびカルボジイ
ミド架橋剤等が例示されるが、アミノ酸、またはその塩
類を架橋剤として使用したものが、得られたものの生分
解性が高い点から好ましい。アミノ酸としては、具体的
には、例えば、リジン、グリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、プロリ
ン、セリン、トレオニン、チロシン、シスチン、メチオ
ニン、トリプトファン、アルギニン、ヒスチジン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等が挙げられる。これら多糖
類は、単独で使用してもよく、また二種類以上を適宜混
合して使用してもよい。本発明において、ポリこはく酸
イミド類と多糖類を反応させる工程を必要とするが、そ
の際、両者の混合方法については特に限定されるもので
なく、例えば1)両者を固体同士で混合する方法、2)
両者を溶液状態もしくは懸濁状態で混合する方法、3)
いずれか一方を溶液状態もしくは懸濁状態とし、これに
他方を添加し混合する方法等、種々の方法を採用するこ
とが出来る。これらの混合方法のうち、均一混合物が得
やすい点で両者を溶液状態もしくは懸濁状態で混合する
方法2)が好ましい。
【0016】上記の混合方法においては、必要に応じて
溶媒が使用される。使用する溶媒としては、ポリこはく
酸イミド類、および多糖類を容易に溶解もしくは懸濁す
る必要があり、水を用いることが最も好ましい。ポリこ
はく酸イミド類と多糖類の水懸濁液もしく水溶液の液濃
度は0.1重量%〜50重量%の範囲内であることが好
ましい。液濃度が0.1重量%未満の場合には、水を除
去するために長時間加熱しなければならないので、製造
効率が低下する。また、液濃度が50重量%を越える場
合には、該液濃度の粘度が高くなり、ポリこはく酸イミ
ド類と多糖類を均一に混合することが困難となるため、
好ましくない。ポリこはく酸イミド類と多糖類を反応さ
せる方法としては、熱により混合物中の官能基同士を反
応させる方法、混合物中のそれぞれの官能基と反応しう
る化合物を用いる方法、γ線等の電子線を用いる方法等
が挙げられる。
溶媒が使用される。使用する溶媒としては、ポリこはく
酸イミド類、および多糖類を容易に溶解もしくは懸濁す
る必要があり、水を用いることが最も好ましい。ポリこ
はく酸イミド類と多糖類の水懸濁液もしく水溶液の液濃
度は0.1重量%〜50重量%の範囲内であることが好
ましい。液濃度が0.1重量%未満の場合には、水を除
去するために長時間加熱しなければならないので、製造
効率が低下する。また、液濃度が50重量%を越える場
合には、該液濃度の粘度が高くなり、ポリこはく酸イミ
ド類と多糖類を均一に混合することが困難となるため、
好ましくない。ポリこはく酸イミド類と多糖類を反応さ
せる方法としては、熱により混合物中の官能基同士を反
応させる方法、混合物中のそれぞれの官能基と反応しう
る化合物を用いる方法、γ線等の電子線を用いる方法等
が挙げられる。
【0017】ポリこはく酸イミド類にイミド環基、多糖
類にカルボキシル基が存在する場合を例に採ると、両者
の官能基同士の反応を進行させるためには、加熱温度
は、70℃〜200℃の範囲内であることが好ましく、
110℃〜180℃の範囲内であることがより好まし
い。反応を行う際の加熱温度が70℃に達しない場合に
は、上記の反応が殆ど進行しないため好ましくない。ま
た、加熱温度が200℃を越える場合は、着色するため
好ましくない。加熱時間は、特に限定されるものではな
く、ポリこはく酸イミド類、多糖類、および溶媒の種類
や組み合わせ、加熱温度、所望する樹脂組成物の物性等
に応じて適宜設定すればよい。具体的には、例えば、加
熱温度が120℃である場合には、加熱時間は、1分間
から5時間とすればよい。両者間同士で反応性を有する
特定の官能基がない場合は、それぞれの官能基と反応し
うる化合物を利用することによって、両者間の結合を達
成することができる。その際、使用できる化合物として
は、ポリこはく酸イミド類と多糖類中の官能基と反応し
うる反応性基を一分子中に有する化合物であれば、特に
制限なく用いることができる。そのような架橋剤として
は、例えばエポキシ化合物、ポリアミン化合物、オキサ
ゾリン化合物、アジリジン化合物、およびカルボジイミ
ド化合物等が例示される。さらに、エポキシ基、アミノ
基、カルボキシル基、水酸基等を有するシランカップリ
ング剤もしくはそれらのチタンカップリング剤等も使用
できる。これらは1種、もしくは2種以上混合で用いて
も良い。これら架橋剤の使用量は、それぞれの官能基量
に基づいて任意に決定することが出来る。ポリこはく酸
イミド類に対する多糖類の割合は、ポリこはく酸イミド
類100重量部に対し、0.1〜1000重量部、好ま
しくは1.0〜300重量%である。0.1重量%未満
の場合には本発明の吸水性樹脂において吸水効果が現れ
ず、また1000重量%を超えて使用しても多糖類の使
用量に見合った吸水効果は得られず、却って吸水倍率が
著しく小さくなる場合がある。
類にカルボキシル基が存在する場合を例に採ると、両者
の官能基同士の反応を進行させるためには、加熱温度
は、70℃〜200℃の範囲内であることが好ましく、
110℃〜180℃の範囲内であることがより好まし
い。反応を行う際の加熱温度が70℃に達しない場合に
は、上記の反応が殆ど進行しないため好ましくない。ま
た、加熱温度が200℃を越える場合は、着色するため
好ましくない。加熱時間は、特に限定されるものではな
く、ポリこはく酸イミド類、多糖類、および溶媒の種類
や組み合わせ、加熱温度、所望する樹脂組成物の物性等
に応じて適宜設定すればよい。具体的には、例えば、加
熱温度が120℃である場合には、加熱時間は、1分間
から5時間とすればよい。両者間同士で反応性を有する
特定の官能基がない場合は、それぞれの官能基と反応し
うる化合物を利用することによって、両者間の結合を達
成することができる。その際、使用できる化合物として
は、ポリこはく酸イミド類と多糖類中の官能基と反応し
うる反応性基を一分子中に有する化合物であれば、特に
制限なく用いることができる。そのような架橋剤として
は、例えばエポキシ化合物、ポリアミン化合物、オキサ
ゾリン化合物、アジリジン化合物、およびカルボジイミ
ド化合物等が例示される。さらに、エポキシ基、アミノ
基、カルボキシル基、水酸基等を有するシランカップリ
ング剤もしくはそれらのチタンカップリング剤等も使用
できる。これらは1種、もしくは2種以上混合で用いて
も良い。これら架橋剤の使用量は、それぞれの官能基量
に基づいて任意に決定することが出来る。ポリこはく酸
イミド類に対する多糖類の割合は、ポリこはく酸イミド
類100重量部に対し、0.1〜1000重量部、好ま
しくは1.0〜300重量%である。0.1重量%未満
の場合には本発明の吸水性樹脂において吸水効果が現れ
ず、また1000重量%を超えて使用しても多糖類の使
用量に見合った吸水効果は得られず、却って吸水倍率が
著しく小さくなる場合がある。
【0018】ポリこはく酸イミド類と多糖類との反応生
成物の加水分解反応は、アルカリ水溶液を滴下するか、
反応生成物をアルカリ水溶液中に加え、0〜100℃、
好ましくは20〜50℃で、0.5〜24時間反応させ
ることにより行われる。アルカリ水溶液は、アルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物が使用
される。アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物
としては、反応性の点で水酸化物または炭酸塩が好まし
く、例示すれば、LiOH、NaOH、KOH、Mg
(OH)2 、Ca(OH)2 、Li2CO3、Na2CO3、K
2CO3、MgCO 3 、CaCO3が挙げられる。アルカリ
水溶液は、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの
0.1〜40重量%水溶液を用いるのが一般的である。
加えるアルカリ化合物の量はポリこはく酸イミド類と多
糖類の反応物を加水分解する場合においては、反応生成
物のイミド環基1に対し0.2〜2.0molを用いる
ことが好ましい。
成物の加水分解反応は、アルカリ水溶液を滴下するか、
反応生成物をアルカリ水溶液中に加え、0〜100℃、
好ましくは20〜50℃で、0.5〜24時間反応させ
ることにより行われる。アルカリ水溶液は、アルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物が使用
される。アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物
としては、反応性の点で水酸化物または炭酸塩が好まし
く、例示すれば、LiOH、NaOH、KOH、Mg
(OH)2 、Ca(OH)2 、Li2CO3、Na2CO3、K
2CO3、MgCO 3 、CaCO3が挙げられる。アルカリ
水溶液は、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの
0.1〜40重量%水溶液を用いるのが一般的である。
加えるアルカリ化合物の量はポリこはく酸イミド類と多
糖類の反応物を加水分解する場合においては、反応生成
物のイミド環基1に対し0.2〜2.0molを用いる
ことが好ましい。
【0019】加水分解反応が終了した後、反応生成物を
多量のメタノール、エタノール、アセトンなどに投入
し、樹脂を沈殿させることにより単離するか、またはイ
オン交換水を蒸発乾固することにより目的物を得る。
多量のメタノール、エタノール、アセトンなどに投入
し、樹脂を沈殿させることにより単離するか、またはイ
オン交換水を蒸発乾固することにより目的物を得る。
【0020】ポリこはく酸イミド類や多糖類中にカルボ
キシル基等の酸基を保有する場合は、加水分解生成物の
pH調整のため、加えるアルカリの量を増量しても良
い。
キシル基等の酸基を保有する場合は、加水分解生成物の
pH調整のため、加えるアルカリの量を増量しても良
い。
【0021】本発明で使用される架橋剤としては、ポリ
こはく酸イミド類と多糖類との反応生成物を加水分解し
て得られる生成物中の官能基と反応しうる複数の反応基
を有する架橋剤であれば、特に制限なく用いることが出
来る。そのような架橋剤としては、例えばエポキシ架橋
剤、ポリアミン架橋剤、オキサゾリン架橋剤、アジリジ
ン架橋剤、カルボジイミド架橋剤、多価アルコール類、
およびイソシアネート架橋剤が例示される。
こはく酸イミド類と多糖類との反応生成物を加水分解し
て得られる生成物中の官能基と反応しうる複数の反応基
を有する架橋剤であれば、特に制限なく用いることが出
来る。そのような架橋剤としては、例えばエポキシ架橋
剤、ポリアミン架橋剤、オキサゾリン架橋剤、アジリジ
ン架橋剤、カルボジイミド架橋剤、多価アルコール類、
およびイソシアネート架橋剤が例示される。
【0022】これらのうち、エポキシ架橋剤としては、
たとえばエチレングリコールジグリシジルエーテル、プ
ロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリン
−1,3ジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ビスフェノールA−エピクロ
ロヒドリン型エポキシ樹脂が例示される。
たとえばエチレングリコールジグリシジルエーテル、プ
ロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリン
−1,3ジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ビスフェノールA−エピクロ
ロヒドリン型エポキシ樹脂が例示される。
【0023】ポリアミン架橋剤としては、たとえばエチ
レンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレン
ヘキサミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリエーテルポ
リアミンなどの鎖状脂肪族ポリアミン、メンセンジアミ
ン、イソホロンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキ
シル)メタン3,9−ビス(3−アミノプロピル)−
2,4,8,10−テトラオキサンピロ[5,5]ウンデ
カンなどの環状脂肪族ポリアミン、m−キシレンジアミ
ン、p−キシレンジアミン等の芳香族ポリアミン、ダイ
マー酸と脂肪族ポリアミンとから得られるポリアミド
類、及びリジンなどの塩基性アミノ酸があげられる。
レンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレン
ヘキサミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリエーテルポ
リアミンなどの鎖状脂肪族ポリアミン、メンセンジアミ
ン、イソホロンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキ
シル)メタン3,9−ビス(3−アミノプロピル)−
2,4,8,10−テトラオキサンピロ[5,5]ウンデ
カンなどの環状脂肪族ポリアミン、m−キシレンジアミ
ン、p−キシレンジアミン等の芳香族ポリアミン、ダイ
マー酸と脂肪族ポリアミンとから得られるポリアミド
類、及びリジンなどの塩基性アミノ酸があげられる。
【0024】オキサゾリン架橋剤としては、たとえば
2,2‘−ビス(2−オキサゾリン)、2,2’−ビス
(3−メチル−2−オキサゾリン)、1,4−ビス(2
−(4−メチル−5−フェニルオキサゾリン))ベンゼ
ン、2,2’−(1,4−フェニレン)−ビス(2−オ
キサゾリン)、2,2’−(1,3−フェニレン)−ビ
ス(2−オキサゾリン)があげられる。
2,2‘−ビス(2−オキサゾリン)、2,2’−ビス
(3−メチル−2−オキサゾリン)、1,4−ビス(2
−(4−メチル−5−フェニルオキサゾリン))ベンゼ
ン、2,2’−(1,4−フェニレン)−ビス(2−オ
キサゾリン)、2,2’−(1,3−フェニレン)−ビ
ス(2−オキサゾリン)があげられる。
【0025】アジリジン架橋剤としては、たとえば2,
2−ビスヒドキシメチルブタノール−トリス[3−(1
−アジリジニル)プロピネ−ト]、ジフェニルメタン−
ビス−4,4−N,N’−エチレンウレア、ヘキサメチ
レン−ビス−ω,ω−N,N’−エチレンウレア、テト
ラメチレン−ビス−N,N’−エチレンウレア、トリフ
ェニルメタン−4,4’,4”−テトラメチレン−ビス
−N,N’−エチレンウレア、p−フェニレンビスエチ
レンウレア、m−トルイレン−ビス−N,N’−エチレ
ンウレア、カルボニルビスアジリジンおよびこれらのメ
チル誘導体、2−(1−アジリジニル)エチル−メタク
リレートおよびその共重合体などがあげられる。
2−ビスヒドキシメチルブタノール−トリス[3−(1
−アジリジニル)プロピネ−ト]、ジフェニルメタン−
ビス−4,4−N,N’−エチレンウレア、ヘキサメチ
レン−ビス−ω,ω−N,N’−エチレンウレア、テト
ラメチレン−ビス−N,N’−エチレンウレア、トリフ
ェニルメタン−4,4’,4”−テトラメチレン−ビス
−N,N’−エチレンウレア、p−フェニレンビスエチ
レンウレア、m−トルイレン−ビス−N,N’−エチレ
ンウレア、カルボニルビスアジリジンおよびこれらのメ
チル誘導体、2−(1−アジリジニル)エチル−メタク
リレートおよびその共重合体などがあげられる。
【0026】カルボジイミド化合物として、たとえばジ
シクロヘキシルカルボジイミド、ジフェニルカルボジイ
ミドまたはジ−(ジイソプロピル)フェニルカルボジイ
ミドなどをはじめ、さらには、次の一般式で示されるよ
うな、いわゆるイソシアネート基含有のカルボジイミド
化合物(A)
シクロヘキシルカルボジイミド、ジフェニルカルボジイ
ミドまたはジ−(ジイソプロピル)フェニルカルボジイ
ミドなどをはじめ、さらには、次の一般式で示されるよ
うな、いわゆるイソシアネート基含有のカルボジイミド
化合物(A)
【0027】
【化2】
【0028】(ただし、式中のR5は芳香族または脂肪
族の2価連結基を表わすものとする。)あるいは此等の
化合物(A)より誘導される、いわゆるイソシアネート
基不含の、次の一般式
族の2価連結基を表わすものとする。)あるいは此等の
化合物(A)より誘導される、いわゆるイソシアネート
基不含の、次の一般式
【0029】
【化3】
【0030】(ただし、式中のR5は芳香族または脂肪
族の2価連結基を、また、R6はアルキル基、アラルキ
ル基またはオキシアルキレン基を表わすものとする。)
で示されるような、親水性基不含または親水性基含有カ
ルボジミド化合物(B)などのカルボジイミド化合物が
あげられる。
族の2価連結基を、また、R6はアルキル基、アラルキ
ル基またはオキシアルキレン基を表わすものとする。)
で示されるような、親水性基不含または親水性基含有カ
ルボジミド化合物(B)などのカルボジイミド化合物が
あげられる。
【0031】多価アルコール類としては、たとえばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレン
グリコール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ポリオキシプロピレン、オキシエチレンオキシプロ
ピレンブロック共重合体、ペンタエリストロール、ソル
ビトールがあげられる。
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレン
グリコール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ポリオキシプロピレン、オキシエチレンオキシプロ
ピレンブロック共重合体、ペンタエリストロール、ソル
ビトールがあげられる。
【0032】さらにイソシアネート架橋剤としては、た
とえばトリレンジイソシアネート(TDI)、フェニレ
ンジイソシアネート(PPDI)、ジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)、水添MDI、ポリメリック
MDI、トリジンジイソシアネート(TODI)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HDI)、イソフォロン
ジイソシアネート(IPDI)、キシリレンジイソシア
ネート(XDI)、リジンジイソシアネート(LD
I)、テトラメチレンキシレンジイソシアネート(TM
XDI)、トリフェニルメタントリイソシアネート、ト
リス(イソシアネートフェニル)チオフォスフェート、
ウンデカントリイソシアネート、リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシ
アネートメチルオクタン、ビシクロヘプタントリイソシ
アネート、およびそれらのウレタン変性体、アロファネ
ート変性体、ビューレット変性体、イソシアヌレート変
性体、カルボジイミド変性体、ブロックイソシアネー
ト、それらの混合物等が挙げられる。
とえばトリレンジイソシアネート(TDI)、フェニレ
ンジイソシアネート(PPDI)、ジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)、水添MDI、ポリメリック
MDI、トリジンジイソシアネート(TODI)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HDI)、イソフォロン
ジイソシアネート(IPDI)、キシリレンジイソシア
ネート(XDI)、リジンジイソシアネート(LD
I)、テトラメチレンキシレンジイソシアネート(TM
XDI)、トリフェニルメタントリイソシアネート、ト
リス(イソシアネートフェニル)チオフォスフェート、
ウンデカントリイソシアネート、リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシ
アネートメチルオクタン、ビシクロヘプタントリイソシ
アネート、およびそれらのウレタン変性体、アロファネ
ート変性体、ビューレット変性体、イソシアヌレート変
性体、カルボジイミド変性体、ブロックイソシアネー
ト、それらの混合物等が挙げられる。
【0033】また、塩化アルミニウム、塩化マグネシウ
ム、塩化カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシ
ウム等の多価金属塩類も架橋剤として使用できる。
ム、塩化カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシ
ウム等の多価金属塩類も架橋剤として使用できる。
【0034】さらに、エポキシ基、アミノ基、カルボキ
シル基、水酸基等を有するシランカップリング剤もしく
はそれらのチタンカップリング剤等も架橋剤として使用
できる。これらは1種、もしくは2種以上混合で用いて
も良い。
シル基、水酸基等を有するシランカップリング剤もしく
はそれらのチタンカップリング剤等も架橋剤として使用
できる。これらは1種、もしくは2種以上混合で用いて
も良い。
【0035】これら架橋剤の使用量は、ポリこはく酸イ
ミド類と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる
樹脂に対して、0.005〜20重量%、好ましくは
0.005〜10重量%、より好ましくは0.01〜5
重量%である。0.005重量%未満の場合には表面処
理効果が現れず、また20重量%を超えて使用しても架
橋剤の使用量に見合った効果は得られず、吸水倍率が著
しく小さくなる場合がある。架橋剤を加水分解生成物と
混合する場合、水および親水性有機溶剤を含む処理用液
を用いるのが処理効果を高める上でより好ましい。処理
用液を構成する水の量は、加水分解生成物に対して0.
1〜10重量%である。この量が0.1重量%未満の場
合は、加水分解生成物の表面近傍への架橋剤の適度な浸
透が困難となり、表面架橋層が適度に形成されない。ま
た、10重量%を超えると、過度に浸透して吸水倍率が
著しく小さくなる場合がある。処理用液を構成する親水
性有機溶剤としては、架橋剤を溶解させ、吸水性樹脂の
性能に影響を及ぼさないものであれば特に制限されな
い。そのような有機溶剤としては、たとえばメチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
iso−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
iso−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールなど
の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;
ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類などを挙げる
ことができる。該親水性有機溶剤の使用量は、好ましく
は、加水分解生成物に対して0〜10重量%である。1
0重量%を超える量を用いても使用量に見合った効果は
得られず、コストの上昇を招くだけで、工業的に好まし
くない。加水分解生成物と架橋剤を混合する方法として
は、加水分解生成物に該処理溶液を噴霧あるいは滴下す
ることが一般的である。反応はこれら混合物を加熱する
ことにより達成される。加熱温度は80℃〜200℃の
範囲である。
ミド類と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる
樹脂に対して、0.005〜20重量%、好ましくは
0.005〜10重量%、より好ましくは0.01〜5
重量%である。0.005重量%未満の場合には表面処
理効果が現れず、また20重量%を超えて使用しても架
橋剤の使用量に見合った効果は得られず、吸水倍率が著
しく小さくなる場合がある。架橋剤を加水分解生成物と
混合する場合、水および親水性有機溶剤を含む処理用液
を用いるのが処理効果を高める上でより好ましい。処理
用液を構成する水の量は、加水分解生成物に対して0.
1〜10重量%である。この量が0.1重量%未満の場
合は、加水分解生成物の表面近傍への架橋剤の適度な浸
透が困難となり、表面架橋層が適度に形成されない。ま
た、10重量%を超えると、過度に浸透して吸水倍率が
著しく小さくなる場合がある。処理用液を構成する親水
性有機溶剤としては、架橋剤を溶解させ、吸水性樹脂の
性能に影響を及ぼさないものであれば特に制限されな
い。そのような有機溶剤としては、たとえばメチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
iso−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
iso−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールなど
の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;
ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類などを挙げる
ことができる。該親水性有機溶剤の使用量は、好ましく
は、加水分解生成物に対して0〜10重量%である。1
0重量%を超える量を用いても使用量に見合った効果は
得られず、コストの上昇を招くだけで、工業的に好まし
くない。加水分解生成物と架橋剤を混合する方法として
は、加水分解生成物に該処理溶液を噴霧あるいは滴下す
ることが一般的である。反応はこれら混合物を加熱する
ことにより達成される。加熱温度は80℃〜200℃の
範囲である。
【0036】本発明においては、ポリこはく酸イミド類
と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる樹脂
を、水中で溶解もしくは懸濁させ放射線を照射すること
により架橋しても良い。放射線としてはα線、β線、γ
線、電子線、中性子線、X線、荷電子線が挙げられ、好
ましくはγ線が用いられる。γ線吸収量は、好ましくは
1〜500KGyであり、通常室温、常圧下で架橋が進
行する。また、窒素、アルゴンなどの不活性ガス中であ
るのがより好ましい。
と多糖類との反応生成物を加水分解して得られる樹脂
を、水中で溶解もしくは懸濁させ放射線を照射すること
により架橋しても良い。放射線としてはα線、β線、γ
線、電子線、中性子線、X線、荷電子線が挙げられ、好
ましくはγ線が用いられる。γ線吸収量は、好ましくは
1〜500KGyであり、通常室温、常圧下で架橋が進
行する。また、窒素、アルゴンなどの不活性ガス中であ
るのがより好ましい。
【0037】本発明による樹脂は、吸水性および生分解
性の両方に優れている。吸水性能は日本工業規格に規定
されている高吸水性樹脂の吸水量試験方法(JIS K
−7223)によるティーバック法による吸水量の試験
により測定ができる。ティーバック法で評価した場合、
本発明による樹脂は、イオン交換水に対し50倍以上、
生理食塩水(0.9重量%生理食塩水)に対して10倍
以上の吸水能を有する。さらに、本発明による樹脂は土
中の細菌や微生物などにより分解可能な生分解性を有し
ているので、土中に埋めるだけで分解される。このた
め、廃棄処分が簡単であり、かつ安全性に優れ、環境汚
染などの環境衛生問題を引き起こすこともない。従っ
て、樹脂は従来から知られている吸水性樹脂の全ての用
途に適用可能である。例えば、オムツや生理用品などの
衛生用品等の衛生分野、ハ゛ッフ゜剤用途などでの医療分
野、廃泥ゲル化剤などとしての土木・建築分野、食品分
野、工業分野、土壌改質剤、および保水剤などとしての
農業・園芸分野など多種多様な分野に利用することがで
きる。
性の両方に優れている。吸水性能は日本工業規格に規定
されている高吸水性樹脂の吸水量試験方法(JIS K
−7223)によるティーバック法による吸水量の試験
により測定ができる。ティーバック法で評価した場合、
本発明による樹脂は、イオン交換水に対し50倍以上、
生理食塩水(0.9重量%生理食塩水)に対して10倍
以上の吸水能を有する。さらに、本発明による樹脂は土
中の細菌や微生物などにより分解可能な生分解性を有し
ているので、土中に埋めるだけで分解される。このた
め、廃棄処分が簡単であり、かつ安全性に優れ、環境汚
染などの環境衛生問題を引き起こすこともない。従っ
て、樹脂は従来から知られている吸水性樹脂の全ての用
途に適用可能である。例えば、オムツや生理用品などの
衛生用品等の衛生分野、ハ゛ッフ゜剤用途などでの医療分
野、廃泥ゲル化剤などとしての土木・建築分野、食品分
野、工業分野、土壌改質剤、および保水剤などとしての
農業・園芸分野など多種多様な分野に利用することがで
きる。
【0038】
【実施例】以下実施例によって本発明をより具体的に説
明する。なお、樹脂の諸性質は以下の方法で測定した。 吸水倍率:例中、樹脂の吸水能は日本工業規格、JIS
K−7223に記載されている高吸水性樹脂の吸水量
試験方法に基づき行った。すなわち、乾燥樹脂0.20
g(0.9%塩化ナトリウムに対しては1.00g)を
255メッシュナイロンシャー製のティーバッグ(20
0mm×100mm)に入れ、1000mlのイオン交
換水、または0.9%塩化ナトリウム水溶液に浸漬して
該樹脂を一定時間膨潤させた後、ティーバッグを引き上
げて10分間水切りを行い、重量を測定した。同様の操
作をティ−バッグのみで行った場合の重量をブランクと
して測定を行った。吸水倍率W(g/g)は、試料の質
量a(g)、試料を入れたティ−バッグを所定時間浸漬
し、水切り後の質量b(g)、試料を入れないティ−バ
ッグを所定時間浸漬し、水切り後の質量の平均値c
(g)から、次式に従って算出した。
明する。なお、樹脂の諸性質は以下の方法で測定した。 吸水倍率:例中、樹脂の吸水能は日本工業規格、JIS
K−7223に記載されている高吸水性樹脂の吸水量
試験方法に基づき行った。すなわち、乾燥樹脂0.20
g(0.9%塩化ナトリウムに対しては1.00g)を
255メッシュナイロンシャー製のティーバッグ(20
0mm×100mm)に入れ、1000mlのイオン交
換水、または0.9%塩化ナトリウム水溶液に浸漬して
該樹脂を一定時間膨潤させた後、ティーバッグを引き上
げて10分間水切りを行い、重量を測定した。同様の操
作をティ−バッグのみで行った場合の重量をブランクと
して測定を行った。吸水倍率W(g/g)は、試料の質
量a(g)、試料を入れたティ−バッグを所定時間浸漬
し、水切り後の質量b(g)、試料を入れないティ−バ
ッグを所定時間浸漬し、水切り後の質量の平均値c
(g)から、次式に従って算出した。
【0039】
【数1】
【0040】(b)吸水速度:人工尿(尿素1.9重量
%、塩化ナトリウム0.8重量%、塩化カルシウム0.
1重量%、硫酸マグネシウム0.1重量%含有)20m
l中に樹脂1.0gを加え、樹脂がすべての人工尿を吸
収して膨張ゲルの流動性がなくなるまでの時間を吸水速
度とした。 (c)生分解率:生分解性試験は、修正MITI試験に
従って実施した。即ち基礎培養液200mlに、試験物
質としての樹脂を100ppmとなるように添加すると
共に、活性汚泥を30ppmとなるように添加した。そ
の後、この基礎培養液を暗所下で25℃に保ち、振とう
しながら28日間培養した。上記期間中、活性汚泥によ
り消費された酸素量を定期的に測定し、生物化学的酸素
要求量(BOD)曲線を求めた。生分解率(%)は、上
記BOD曲線から得られる試験物質(樹脂)の生物化学
的酸素要求量A(mg)と、BOD曲線から得られるブ
ランク、つまり、基礎培養液の酸素要求量B(mg)
と、試験物質を完全酸化させる場合に必要な全酸素要求
量(TOD)C(mg)とから、次式
%、塩化ナトリウム0.8重量%、塩化カルシウム0.
1重量%、硫酸マグネシウム0.1重量%含有)20m
l中に樹脂1.0gを加え、樹脂がすべての人工尿を吸
収して膨張ゲルの流動性がなくなるまでの時間を吸水速
度とした。 (c)生分解率:生分解性試験は、修正MITI試験に
従って実施した。即ち基礎培養液200mlに、試験物
質としての樹脂を100ppmとなるように添加すると
共に、活性汚泥を30ppmとなるように添加した。そ
の後、この基礎培養液を暗所下で25℃に保ち、振とう
しながら28日間培養した。上記期間中、活性汚泥によ
り消費された酸素量を定期的に測定し、生物化学的酸素
要求量(BOD)曲線を求めた。生分解率(%)は、上
記BOD曲線から得られる試験物質(樹脂)の生物化学
的酸素要求量A(mg)と、BOD曲線から得られるブ
ランク、つまり、基礎培養液の酸素要求量B(mg)
と、試験物質を完全酸化させる場合に必要な全酸素要求
量(TOD)C(mg)とから、次式
【0041】
【数2】
【0042】に従って算出した。
【0043】[参考例1]1Lの金属製セパラブルフラス
コにL−アスパラギン酸100gおよび燐酸50gを仕
込み、浴温180℃、減圧度600Paで、攪拌しなが
ら3.5時間反応させた。反応終了後、フラスコ中にD
MF400mlを添加し反応生成物を均一に溶解させ
た。得られた溶液をイオン交換水1.5Lに滴下し生成
樹脂を再沈させた後、スラリーをミキサーで粉砕し減圧
濾過を行った。ろ過後、イオン交換水のpHが中性にな
るまで洗浄を行い、得られたケーキを150℃で24時
間熱風乾燥して、白色粉末状のポリこはく酸イミド7
2.5gを得た。得られた樹脂をGPCで測定した結
果、重量平均分子量は125,000であった。
コにL−アスパラギン酸100gおよび燐酸50gを仕
込み、浴温180℃、減圧度600Paで、攪拌しなが
ら3.5時間反応させた。反応終了後、フラスコ中にD
MF400mlを添加し反応生成物を均一に溶解させ
た。得られた溶液をイオン交換水1.5Lに滴下し生成
樹脂を再沈させた後、スラリーをミキサーで粉砕し減圧
濾過を行った。ろ過後、イオン交換水のpHが中性にな
るまで洗浄を行い、得られたケーキを150℃で24時
間熱風乾燥して、白色粉末状のポリこはく酸イミド7
2.5gを得た。得られた樹脂をGPCで測定した結
果、重量平均分子量は125,000であった。
【0044】[参考例2]参考例1と同様に、L−アスパ
ラギン酸100gを浴温260℃、窒素雰囲気下で、攪
拌しながら6時間反応させた。反応終了後、参考例1と
同様の操作により68.3gの白色粉末状のポリこはく
酸イミドを得た。得られた樹脂をGPCで測定した結
果、重量平均分子量は9,000であった。
ラギン酸100gを浴温260℃、窒素雰囲気下で、攪
拌しながら6時間反応させた。反応終了後、参考例1と
同様の操作により68.3gの白色粉末状のポリこはく
酸イミドを得た。得られた樹脂をGPCで測定した結
果、重量平均分子量は9,000であった。
【0045】[参考例3]98gの粒状無水マレイン酸、
25%アンモニア水溶液70gを1Lの金属製セパラブ
ルフラスコに入れ、反応温度85℃、減圧度600Pa
で、攪拌しながら3時間反応させた。次に、85%燐酸
65gを添加し反応温度180℃、減圧度600Pa
で、攪拌しながら5時間反応させた。参考例1と同様の
操作により白色粉末状のポリこはく酸イミド88.7g
を得た。得られた樹脂をGPCで測定した結果、重量平
均分子量は6,000であった。
25%アンモニア水溶液70gを1Lの金属製セパラブ
ルフラスコに入れ、反応温度85℃、減圧度600Pa
で、攪拌しながら3時間反応させた。次に、85%燐酸
65gを添加し反応温度180℃、減圧度600Pa
で、攪拌しながら5時間反応させた。参考例1と同様の
操作により白色粉末状のポリこはく酸イミド88.7g
を得た。得られた樹脂をGPCで測定した結果、重量平
均分子量は6,000であった。
【0046】[実施例1]参考例1で得たポリこはく酸イ
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物を、乾燥
機を用いて120℃で70分間加熱することにより乾燥
物12.9gを得た。この乾燥物を、100gのイオン
交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した液に添加
して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょう液を得
た。この粘ちょう液を熱風乾燥して含水率2.2%の白
色粉末状の樹脂12.2gを得た。次に、エチレングリ
コールジグリシジルエーテル0.1gを水1gとメタノ
ール0.5gの混合溶液に溶液に溶解して架橋剤溶液を
調整した。白色粉末状の樹脂をバット上に薄く敷き詰
め、該架橋剤溶液を霧吹きにて噴霧した。この混合物を
180℃に調節した熱風乾燥機に60分間入れ、本発明
の樹脂12.8gを得た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、
および生分解率を表1に記載した。
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物を、乾燥
機を用いて120℃で70分間加熱することにより乾燥
物12.9gを得た。この乾燥物を、100gのイオン
交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した液に添加
して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょう液を得
た。この粘ちょう液を熱風乾燥して含水率2.2%の白
色粉末状の樹脂12.2gを得た。次に、エチレングリ
コールジグリシジルエーテル0.1gを水1gとメタノ
ール0.5gの混合溶液に溶液に溶解して架橋剤溶液を
調整した。白色粉末状の樹脂をバット上に薄く敷き詰
め、該架橋剤溶液を霧吹きにて噴霧した。この混合物を
180℃に調節した熱風乾燥機に60分間入れ、本発明
の樹脂12.8gを得た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、
および生分解率を表1に記載した。
【0047】[実施例2]参考例1で得たポリこはく酸イ
ミド10gをイオン交換水50gに懸濁し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
懸濁した液を添加した。添加後得られた混合物にエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル0.5gを水2gと
メタノール1gの混合溶液に溶解した架橋剤溶液を添加
し、乾燥機を用いて120℃で70分間加熱することに
より乾燥物13.2gを得た。この乾燥物を、100g
のイオン交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した
液に添加して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょ
う液を得た。この液にメタノール600mlを添加し、
生成した沈殿物を減圧濾過後、メタノールで洗浄し、6
0℃で12時間減圧乾燥して白色粉末状の樹脂11.4
gを得た。次に、エチレングリコールジグリシジルエー
テル0.1gを水1gとメタノール0.5gの混合溶液
に溶解して架橋剤溶液を調整した。白色粉末状の樹脂を
バット上に薄く敷き詰め、上記架橋剤溶液を霧吹きにて
噴霧した。この混合物を180℃に調節した熱風乾燥機
に60分間入れ、本発明の樹脂12.8gを得た。樹脂
の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1に記載し
た。
ミド10gをイオン交換水50gに懸濁し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
懸濁した液を添加した。添加後得られた混合物にエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル0.5gを水2gと
メタノール1gの混合溶液に溶解した架橋剤溶液を添加
し、乾燥機を用いて120℃で70分間加熱することに
より乾燥物13.2gを得た。この乾燥物を、100g
のイオン交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した
液に添加して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょ
う液を得た。この液にメタノール600mlを添加し、
生成した沈殿物を減圧濾過後、メタノールで洗浄し、6
0℃で12時間減圧乾燥して白色粉末状の樹脂11.4
gを得た。次に、エチレングリコールジグリシジルエー
テル0.1gを水1gとメタノール0.5gの混合溶液
に溶解して架橋剤溶液を調整した。白色粉末状の樹脂を
バット上に薄く敷き詰め、上記架橋剤溶液を霧吹きにて
噴霧した。この混合物を180℃に調節した熱風乾燥機
に60分間入れ、本発明の樹脂12.8gを得た。樹脂
の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1に記載し
た。
【0048】[実施例3]参考例1で得たポリこはく酸イ
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物にエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル0.5gを水2gと
メタノール1gの混合溶液に溶解した架橋剤溶液を添加
し、乾燥機を用いて120℃で70分間加熱することに
より乾燥物13.2gを得た。この乾燥物を、100g
のイオン交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した
液に添加して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょ
う液を得た。この粘ちょう液を熱風乾燥して含水率2.
2%の白色粉末状の樹脂12.2gを得た。次に、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド0.1gを水1gとメタノ
ール0.5gの混合溶液に溶液に溶解して架橋剤溶液を
調整した。白色粉末状の樹脂をバット上に薄く敷き詰
め、該架橋剤溶液を霧吹きにて噴霧した。この混合物を
180℃に調節した熱風乾燥機に60分間入れ、本発明
の樹脂12.8gを得た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、
および生分解率を表1に記載した。
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物にエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル0.5gを水2gと
メタノール1gの混合溶液に溶解した架橋剤溶液を添加
し、乾燥機を用いて120℃で70分間加熱することに
より乾燥物13.2gを得た。この乾燥物を、100g
のイオン交換水に水酸化ナトリウム4.2gを溶解した
液に添加して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょ
う液を得た。この粘ちょう液を熱風乾燥して含水率2.
2%の白色粉末状の樹脂12.2gを得た。次に、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド0.1gを水1gとメタノ
ール0.5gの混合溶液に溶液に溶解して架橋剤溶液を
調整した。白色粉末状の樹脂をバット上に薄く敷き詰
め、該架橋剤溶液を霧吹きにて噴霧した。この混合物を
180℃に調節した熱風乾燥機に60分間入れ、本発明
の樹脂12.8gを得た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、
および生分解率を表1に記載した。
【0049】[実施例4]実施例1で使用したエチレング
リコールジグリシジルエーテルをリジンに代えた他は実
施例1と同様にして樹脂12.8gを得た。得られた樹
脂の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1に記載
した。
リコールジグリシジルエーテルをリジンに代えた他は実
施例1と同様にして樹脂12.8gを得た。得られた樹
脂の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1に記載
した。
【0050】[実施例5]実施例1において、参考例2に
おいて得たポリこはく酸イミドに代えた他は実施例1と
同様にして白色粉末状の樹脂12.6gを得た。得られ
た樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載した。
おいて得たポリこはく酸イミドに代えた他は実施例1と
同様にして白色粉末状の樹脂12.6gを得た。得られ
た樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載した。
【0051】[実施例6]実施例1において、参考例3に
おいて得たポリこはく酸イミドに代えた他は実施例1と
同様にして白色粉末状の樹脂12.2gを得た。得られ
た樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載した。
おいて得たポリこはく酸イミドに代えた他は実施例1と
同様にして白色粉末状の樹脂12.2gを得た。得られ
た樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載した。
【0052】[比較例1]参考例1で得たポリこはく酸イ
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物を、乾燥
機を用いて120℃で70分間加熱することにより乾燥
物12.9gを得た。この乾燥物を、100gのイオン
交換水に水酸化ナトリウム1.6gを溶解した液に添加
して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょう液を得
た。この粘ちょう液を180℃に調節した熱風乾燥機に
60分間入れ、白色粉末状の樹脂13.2gを得た。得
られた樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載し
た。
ミド10gをイオン交換水50gに溶解し、これにカル
ボキシメチルセルロースの4gをイオン交換水96gに
溶解した液を添加した。添加後得られた混合物を、乾燥
機を用いて120℃で70分間加熱することにより乾燥
物12.9gを得た。この乾燥物を、100gのイオン
交換水に水酸化ナトリウム1.6gを溶解した液に添加
して室温で3時間攪拌し加水分解させ、粘ちょう液を得
た。この粘ちょう液を180℃に調節した熱風乾燥機に
60分間入れ、白色粉末状の樹脂13.2gを得た。得
られた樹脂の吸水倍率、および生分解率を表1に記載し
た。
【0053】[比較例2]参考例1で得たポリこはく酸イ
ミド10gを、100gのイオン交換水に水酸化ナトリ
ウム4.2gを溶解した液に添加して室温で3時間攪拌
し加水分解させ、粘ちょう液を得た。この粘ちょう液を
熱風乾燥して含水率3.8%の白色粉末状の樹脂10.
2gを得た。次に、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル0.1gを水1gとメタノール0.5gの混合溶
液に溶液に溶解して架橋剤溶液を調整した。白色粉末状
の樹脂をバット上に薄く敷き詰め、上記架橋剤溶液を霧
吹きにて噴霧した。この混合物を180℃に調節した熱
風乾燥機に60分間入れ、本発明の樹脂9.8gを得
た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1
に記載した。
ミド10gを、100gのイオン交換水に水酸化ナトリ
ウム4.2gを溶解した液に添加して室温で3時間攪拌
し加水分解させ、粘ちょう液を得た。この粘ちょう液を
熱風乾燥して含水率3.8%の白色粉末状の樹脂10.
2gを得た。次に、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル0.1gを水1gとメタノール0.5gの混合溶
液に溶液に溶解して架橋剤溶液を調整した。白色粉末状
の樹脂をバット上に薄く敷き詰め、上記架橋剤溶液を霧
吹きにて噴霧した。この混合物を180℃に調節した熱
風乾燥機に60分間入れ、本発明の樹脂9.8gを得
た。樹脂の吸水倍率、吸水速度、および生分解率を表1
に記載した。
【0054】
【表1】
【0055】
【0056】
【発明の効果】ポリこはく酸イミドと多糖類との反応生
成物を加水分解して得られる樹脂の表面近傍を架橋する
ことにより、吸水量、耐塩性、および吸水速度に優れ、
かつ高度な生分解性を有する樹脂が得られるという効果
を奏する。上記の樹脂は土中の細菌や微生物などにより
分解可能な生分解性を有しているので、土中に埋めるだ
けで分解される。このため、廃棄処分が簡単であり、か
つ安全性に優れ、環境汚染などの環境衛生問題を引き起
こすこともない。従って、オムツや生理用品などの衛生
用品等の衛生分野、医療分野、土木・建築分野、食品分
野、工業分野、農園芸分野など多種多様な分野に利用す
ることができる。
成物を加水分解して得られる樹脂の表面近傍を架橋する
ことにより、吸水量、耐塩性、および吸水速度に優れ、
かつ高度な生分解性を有する樹脂が得られるという効果
を奏する。上記の樹脂は土中の細菌や微生物などにより
分解可能な生分解性を有しているので、土中に埋めるだ
けで分解される。このため、廃棄処分が簡単であり、か
つ安全性に優れ、環境汚染などの環境衛生問題を引き起
こすこともない。従って、オムツや生理用品などの衛生
用品等の衛生分野、医療分野、土木・建築分野、食品分
野、工業分野、農園芸分野など多種多様な分野に利用す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手口 茂樹 大阪府泉大津市条南町4−17 (72)発明者 田中 寿計 大阪府泉大津市条南町4−17 Fターム(参考) 4F070 AA56 AB13 AB17 AC18 AC20 AC35 AC36 AC38 AC45 AC46 AC52 AC64 AC65 AC66 AC87 AC90 AE08 HA01 HA03 HA04 HA05 HB01 4J001 DA01 DB01 DB09 DB10 EA36 EE09D EE25B EE38B EE42B EE43B EE55B EE57B EE64B FA03 FB01 FC01 GE01 GE11 JA20 JB17 JB50 4J043 PA02 PA04 PA11 QB06 RA34 YB02 YB08 YB15 YB21 YB22 YB32 YB33 YB34 YB35 YB40 YB44 ZA04 ZB60
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリこはく酸イミド類と多糖類との反応
生成物を加水分解して得られる2個以上の官能基を有す
る樹脂を、該樹脂の官能基と反応しうる官能基を有する
架橋剤と接触反応させ、樹脂の表面近傍を架橋させるこ
とを特徴とする吸水性樹脂の製造方法。 - 【請求項2】 ポリこはく酸イミド類と多糖類との反応
生成物を加水分解して得られる樹脂に放射線を照射さ
せ、樹脂の表面近傍を架橋させることを特徴とする吸水
性樹脂の製造方法。 - 【請求項3】 架橋剤が、樹脂100重量部に対し、
0.005〜20重量部である請求項1記載の製造方
法。 - 【請求項4】 吸水性樹脂が、生理食塩水の吸収倍率が
10g/g以上である請求項1〜3のいずれか1項記載
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9991799A JP2000290371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 吸水性樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9991799A JP2000290371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 吸水性樹脂の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290371A true JP2000290371A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14260143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9991799A Pending JP2000290371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 吸水性樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290371A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002145988A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Mitsui Chemicals Inc | 架橋重合体及びその製造方法 |
| JP2002179770A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-26 | Mitsui Chemicals Inc | 架橋ポリアスパラギン酸(塩)及びその製造方法 |
| WO2023155060A1 (en) * | 2022-02-16 | 2023-08-24 | Dic Corporation | Cross-linked poly (aspartic acid ) product and method for producing the same |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP9991799A patent/JP2000290371A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002145988A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Mitsui Chemicals Inc | 架橋重合体及びその製造方法 |
| JP2002179770A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-26 | Mitsui Chemicals Inc | 架橋ポリアスパラギン酸(塩)及びその製造方法 |
| WO2023155060A1 (en) * | 2022-02-16 | 2023-08-24 | Dic Corporation | Cross-linked poly (aspartic acid ) product and method for producing the same |
| WO2023155523A1 (en) * | 2022-02-16 | 2023-08-24 | Dic Corporation | Cross-linked poly (aspartic acid) product and method for producing same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
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