JP2000290463A - ゴム変性スチレン系樹脂組成物およびそのシート - Google Patents

ゴム変性スチレン系樹脂組成物およびそのシート

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JP2000290463A JP11101093A JP10109399A JP2000290463A JP 2000290463 A JP2000290463 A JP 2000290463A JP 11101093 A JP11101093 A JP 11101093A JP 10109399 A JP10109399 A JP 10109399A JP 2000290463 A JP2000290463 A JP 2000290463A
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哲央 野口
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毅 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明性に優れ、かつカレンダー成形法によるシ
ート加工に適するゴムゴム変性スチレン系樹脂組成物を
提供すること。 【解決手段】 スチレン−(メタ)アクリル酸エステル
系重合体からなる連続相にゴム状弾性体を主成分とする
軟質成分の分散粒子が分散してなるゴム変性スチレン系
樹脂A80〜99.95重量%と、(II)重量平均分
子量が30万以上のスチレン−(メタ)アクリル酸エス
テル系共重合体Bで、かつ樹脂Aとの屈折率の差が0.
05以下である共重合体B0.05〜20重量%とから
なるゴム変性スチレン系樹脂組成物、およびそのカレン
ダーシートとすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性に優れ、か
つカレンダー成形性に優れたゴム変性スチレン系樹脂組
成物、および該樹脂組成物を用いてカレンダー成形して
なるシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カレンダー成形法による透明シート用材
料としては、従来より塩化ビニル樹脂が多用されてきた
が、近時、廃棄物の焼却時に発生するとされる酸性腐食
性ガスあるいはダイオキシン類等の有害物質による環境
汚染問題が重視されるようになり、塩化ビニル樹脂を代
替する材料が求められている。
【0003】焼却による環境負荷が小さいと思われる代
替材料としてスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リプロピレン樹脂等が検討されているが、これらの樹脂
を用いて塩化ビニル樹脂の製膜用に設計され発達してき
たカレンダー装置を使用したシート製膜技術は未だ実用
に至っていない。
【0004】すなわち、これらの樹脂を用いてカレンダ
ー成形する際に、溶融樹脂がカレンダーロールに粘着す
る等の不具合が生じ、膜厚の均一かつ外観の美麗なシー
トを安定して製膜することが困難であるという加工上の
大きな課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、透明性に優
れ、かつカレンダー成形法によるシート加工に適するゴ
ム変性スチレン系樹脂組成物を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透明性に
優れ、かつカレンダー成形法に適用できるスチレン系樹
脂を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の分子量を有
する共重合体を含有するゴム変性スチレン系樹脂組成物
において、前記課題の解決が果たされることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、(I)スチレン系単量
体単位20〜75重量%、(メタ)アクリル酸エステル
系単量体単位25〜80重量%、およびこれらの単量体
と共重合可能なビニル系単量体単位0〜10重量%から
なるスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系重合体7
0〜99重量部とゴム状弾性体1〜30重量部[但し合
計量を100重量部とする]とからなり、かつスチレン
−(メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる連続相
中にゴム状弾性体を主成分とする軟質成分の分散粒子が
分散しており、かつ連続相の重量平均分子量が5万〜2
0万であるゴム変性スチレン系樹脂A80〜99.95
重量%と、(II)スチレン系単量体、(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体、およびこれらの単量体と共重合
可能なビニル系単量体からなるスチレン−(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体であって、重量平均分子量が
30万以上であり、かつゴム変性スチレン系樹脂Aとの
屈折率の差が0.05以下であるスチレン−(メタ)ア
クリル酸エステル系共重合体B0.05〜20重量%と
からなるゴム変性スチレン系樹脂組成物、およびそのカ
レンダーシートに関する。
【0008】特に、(I)スチレン系単量体、(メタ)
アクリル酸エステル系単量体、およびこれらの単量体と
共重合可能なビニル系単量体をゴム状弾性体の存在下に
重合して得られるゴム変性スチレン系樹脂であって、ゴ
ム状弾性体1〜30重量部、およびスチレン系単量体単
位20〜75重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単
量体単位25〜80重量%、およびこれらの単量体と共
重合可能なビニル系単量体単位0〜10重量%からなる
スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体70
〜99重量部[但し合計量を100重量部とする]とか
らなり、かつスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体からなる連続相中にゴム状弾性体を主成分とす
る軟質成分の分散粒子が分散しており、かつ連続相の重
量平均分子量が5万〜20万であるゴム変性スチレン系
樹脂A80〜99.95重量%と、(II)スチレン系
単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、および
これらの単量体と共重合可能なビニル系単量体からなる
スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体であ
って、重量平均分子量が30万以上であり、かつゴム変
性スチレン系樹脂Aとの屈折率の差が0.05以下であ
るスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体B
0.05〜20重量%とからなるゴム変性スチレン系樹
脂組成物、およびその成形シートに関する。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
ゴム変性スチレン系樹脂組成物を構成する第一成分であ
るゴム変性スチレン系樹脂Aは、スチレン系単量体単
位、(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位、および
必要に応じてこれらの単量体と共重合可能なビニル系単
量体単位からなるスチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル系共重合体の連続相中にゴム状弾性体が分散相を形成
している。
【0010】使用されるゴム状弾性体としては、ポリブ
タジエン、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、お
よびスチレン−ブタジエンランダム共重合体が挙げられ
る。スチレン−ブタジエンブロック共重合体、あるいは
スチレン−ブタジエンランダム共重合体のスチレン単量
体単位は、60重量%以下であることがゴム変性スチレ
ン系樹脂の良好な透明性を得るために好ましい。
【0011】本発明で使用されるゴム変性スチレン系樹
脂Aのゴム状弾性体の量は、ゴム変性スチレン系樹脂A
を100重量部としたとき1〜30重量部である。ゴム
状弾性体が1重量部未満では優れた衝撃強度を得ること
ができず、30重量部を越えると透明性が低下して好ま
しくない。特に、透明性を要求される場合には、ゴム状
弾性体の量は、1〜20重量部であることが好ましい。
【0012】また、本発明で使用されるゴム変性スチレ
ン系樹脂Aは、同一、または異なる重合法で得られたゴ
ム変性スチレン系樹脂の混合物からなるものでもよく、
あるいは連続相を成すスチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル系共重合体を別途の重合法で得、これをゴム変性
スチレン系樹脂に混合物したものでもよい。ただし、こ
れらの混合物中のゴム状弾性体の量が、全ゴム変性スチ
レン系樹脂を100重量部としたとき1〜30重量部で
あることが必要である。
【0013】また、ゴム状弾性体には、実質的にスチレ
ン−(メタ)アクリル酸エステル系重合体がグラフト
し、かつ該グラフトしたゴム状弾性体は、スチレン−
(メタ)アクリル酸エステル系重合体を内包するものお
よび/またはシェル相を形成しゴム変性スチレン系樹脂
中に分散粒子として存在するものである。これらを総称
してゴム状弾性体を主成分とする軟質成分の分散粒子と
いう。
【0014】つぎに、本発明で使用されるゴム変性スチ
レン系樹脂Aの連続相を形成する重合体単量体単位につ
いて説明する。本発明において、ゴム変性スチレン系樹
脂Aの連続相はスチレン系単量体単位、(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体単位および必要に応じて用いるこ
れらの単量体と共重合可能なビニル系単量体単位からな
る。
【0015】本発明で使用されるスチレン系単量体に
は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、エチル
スチレン、p−t−ブチルスチレン等を挙げることがで
きるが、好ましくはスチレンである。これらスチレン系
単量体は、単独でもよいが二種以上を併用してもよい。
【0016】一方、本発明で使用される(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体とは、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート等のメタクリル酸エステル、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチル
アクリレート、2−メチルヘキシルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート等の
アクリル酸エステルが挙げられるが、好ましくはメチル
メタクリレート、またはn−ブチルアクリレートであ
る。これらの(メタ)アクリル酸エステル系単量体は単
独で用いてもよいが二種以上を併用してもよい。
【0017】更に、必要に応じてこれらの単量体と共重
合可能なビニル系単量体としては、アクリル酸、メタク
リル酸、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、N
−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド
等が挙げられる。
【0018】本発明で使用されるゴム変性スチレン系樹
脂Aの連続相を形成するスチレン系単量体単位と(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体単位との重量比は20
〜75:80〜25である。更に、これらの単量体単位
は、得られるゴム変性スチレン系樹脂Aの屈折率が、ス
チレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体Bとの
屈折率の差を0.05以下でより小さくなるように、上
記の組成比範囲内で適宜選択させることが好ましい。ま
た、単量体の組成比がこの範囲を逸脱すると、得られた
ゴム変性スチレン系樹脂組成物の透明性が損なわれるた
め好ましくない。
【0019】ゴム変性スチレン系樹脂Aの連続相を形成
するスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体
の重量平均分子量は5万〜20万の範囲であることが必
要である。ただし、ここで述べる連続相の重量平均分子
量とは、ゴム変性スチレン系樹脂Aのトルエン可溶分を
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法
で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量である。
【0020】ゴム変性スチレン系樹脂Aの重量平均分子
量が5万未満では、カレンダー加工時にカレンダーロー
ルに溶融樹脂が著しく粘着するためシートの引き取りが
困難であり、しかも得られたシートの機械的強度が不十
分である。また、重量平均分子量が20万を超える場合
には、カレンダー加工時のロール粘着性は改善される
が、特に塩化ビニル樹脂用に設計されたカレンダー装置
であっては、樹脂の溶融が不十分となり均一な膜厚と透
明性を有する平滑美麗なシートが得られ難い。
【0021】本発明に使用するゴム変性スチレン系樹脂
Aは、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合
法、塊状−懸濁重合法等の公知技術により製造すること
ができる。また、回分式重合法、連続式重合法のいずれ
の方法も用いることができる。
【0022】また、特公昭46−32748号公報、特
公平5−74617号公報等に技術開示されているよう
に、異なる重合法で得られたゴム変性スチレン系樹脂の
混合物であってもよく、特に、通常は相反する性質であ
る透明性と耐衝撃性の両立を目指す場合には、塊状重合
法あるいは塊状−懸濁重合法で得られた樹脂と乳化重合
法で得られた樹脂とを混合する製法が好ましい。
【0023】次に、本発明のゴム変性スチレン系樹脂組
成物を構成する第二成分であるスチレン−(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体Bについて説明する。共重合
体Bは重量平均分子量が30万以上、好ましくは50万
以上、更に好ましくは100万以上であるが、ここで述
べる分子量は、ゴム変性スチレン系樹脂Aの連続相と同
じ方法で測定される重量平均分子量である。重量平均分
子量が30万以上である共重合体Bとゴム変性スチレン
系樹脂Aとからなる樹脂組成物にあっては、驚くべきこ
とに、塩化ビニル樹脂用のカレンダー装置を用いた場合
であっても、カレンダー加工時のロール粘着性が少なく
平滑美麗なシートが容易に製膜できる。
【0024】更に、良好な透明性を有するゴム変性スチ
レン系樹脂組成物を得るためには、共重合体Bの屈折率
とゴム変性スチレン系樹脂Aの屈折率の差を0.05以
下とする必要があり、屈折率の差が0.05を超えると
透明性が損なわれる。
【0025】スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体Bを構成する単量体は、既に述べたゴム変性ス
チレン系樹脂に使用しうるスチレン系単量体、(メタ)
アクリル酸エステル系単量体、およびこれらの単量体と
共重合可能なビニル系単量体の群の中から任意に選定さ
れるが、その組成比は、使用するゴム変性スチレン系樹
脂Aの屈折率によって支配され、その具体的な技術は特
公平5−74617号公報等で公知である。
【0026】共重合体Bの製造法は任意であるが、重量
平均分子量が30万以上という制約を満足するために
は、高分子量体の製造が容易である乳化重合法が好まし
い場合がある。乳化重合法で共重合体Bを製造するため
の実施態様としては、(イ)ゴム状弾性体の不存在化で
共重合体Bを構成する単量体混合物を乳化重合する方法
と、(ロ)ゴム状弾性体の存在化で乳化重合し、未グラ
フト物として規定の共重合体Bを得る方法とがある。な
お、乳化重合で得られたゴム変性スチレン系樹脂Aの乳
化液の存在化で、更に共重合体Bの乳化重合を行う製法
も後者の実施態様の一例として解される。
【0027】(イ)ゴム状弾性体の不存在化で共重合体
Bを構成する単量体混合物を乳化重合する方法は一般的
であり、高級脂肪酸金属塩、アルキルベンゼンスルホン
酸金属塩、アルキル硫酸金属塩等の乳化剤を含む水溶液
中に有機過酸化物、過硫酸金属塩等の重合開始剤と単量
体混合物を加え、加熱撹拌して重合を行うことができ
る。アルキルメルカプタン類、テルペン類、α−メチル
スチレンダイマー等の公知の連鎖移動剤を用いて分子量
を制御する技術も公知である。
【0028】得られた共重合体Bの乳化液は塩酸、硫
酸、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム等の公知の析出
剤を用いて乳化破壊し、粉末状の重合体として取得でき
る。また、特公平5−74617号公報にあるようにゴ
ム変性スチレン系樹脂Aの少なくとも一部が乳化重合で
製造される場合には、該乳化液を共重合体Bの乳化液と
乳化状態で混合した後に塩析を行い、ゴム変性スチレン
系樹脂組成物を製造することも好ましい実施態様であ
る。
【0029】(ロ)ゴム状弾性体の存在化で共重合体B
の乳化重合を行う方法も可能である。この場合には、ゴ
ム変性スチレン系樹脂Aと共重合体Bとを含む乳化液を
一挙に得ることができる。具体的な製法を例示すると、
ゴム状弾性体の存在下で適量の分子量調節剤を含む単
量体混合物を乳化重合する方法、ゴム状弾性体乳化液
の存在下で分子量調節剤を含まない単量体混合物を乳化
重合し、引き続き分子量調節剤を含む単量体混合物を追
加添加して乳化重合する方法、ゴム状弾性体の存在下
で分子量調節剤を含む単量体混合物を乳化重合し、引き
続き分子量調節剤を含まない単量体を追加添加して重合
する方法、ゴム状弾性体乳化液の存在下で分子量調節
剤を含まない単量体混合物の乳化重合を行い、途中から
分子量調節剤を添加する方法等があるが、本発明の範囲
はこれらの事例の範囲に限定されるものではなく、制御
された量の分子量調節剤を用いること、更に好ましくは
重合の途中で分子量調節剤濃度に変化を与えることで本
発明の目的は達成される。
【0030】なお、ここで述べる分子量調節剤とは、前
記の連鎖移動剤に加え、チオグリセリン、トリチオメチ
ロールプロパン、ペンタチオエリスリトール等の多官能
性メルカプタン、ジビニルベンゼン、エチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、トリ
アリルイソシアヌレート等の多官能性単量体、2,2−
ビス(4,4−ジターシャリーブチルパーオキシシクロ
ヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4,4−ジターシ
ャリーオクチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン等
の多官能性開始剤である。
【0031】本発明の組成物は、ゴム変性スチレン系樹
脂A80〜99.95重量%と共重合体B0.05〜2
0重量%、好ましくはゴム変性スチレン系樹脂A90〜
99.95重量%と共重合体B0.05〜10重量%、
更に好ましくはゴム変性スチレン系樹脂A95〜99.
95重量%と共重合体0.05〜5重量%からなるが、
共重合体Bが0.05重量%未満ではカレンダーロール
への溶融樹脂の粘着性が改善されずシートの引き取りが
困難であり、20重量%を超えると、ロール粘着改良効
果は飽和するばかりか、樹脂の溶融が不十分となり均一
な膜厚と透明性を有する平滑美麗なシートが得られ難
い。
【0032】ゴム変性スチレン系樹脂Aと共重合体Bの
混合方法は任意であり、重合途中あるいは重合終了後
に、溶液、乳化液、粉体、溶融固体等の状態で公知の装
置を任意に用いて混合できる。
【0033】また、本発明ではロール粘着性を改良する
添加剤の使用が可能であり、特願平10−242915
号に開示された高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸エステ
ル、ポリエチレンワックスに加え、ステアリルアルコー
ル等の高級脂肪族アルコール、ペンタエリスルトール、
トリメチロールプロパン等の多価アルコール等を単独
で、あるいは複合して用いうる。
【0034】また、本発明のゴム変性スチレン系樹脂組
成物には、公知の酸化防止剤、耐候剤、滑剤、可塑剤、
着色剤、帯電防止剤、鉱油等の添加剤を、本発明のゴム
変性スチレン系樹脂組成物の性能を損なわない範囲で配
合してもよい。配合する時期については重合開始前、重
合反応途中、重合体の後処理、重合体の造粒、成形、加
工等の任意の段階を適宜選ぶことができる。
【0035】本発明のゴム変性スチレン系樹脂組成物
は、カレンダー成形の他、射出成形、押出成形、圧縮成
形、真空成形等の方法により各種成形体に加工され実用
に供すことができる。
【0036】
【実施例】次に実施例をもって本発明を更に説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。な
お、実験例で用いた部および%は総て重量換算で示し
た。
【0037】まず、原料樹脂の製造から示す。 (イ)ゴム変性スチレン系樹脂の製造 参考例:ゴム変性スチレン系樹脂A−1(塊状−懸濁重
合法) 容積200リットルのオートクレーブにスチレン56.
0kg、メチルメタクリレート38.6kgおよびn−
ブチルアクリレート5.4kgの単量体混合物にスチレ
ン−ブタジエン共重合体(旭化成社製 アサプレン67
0A(商品名))を10kg溶解し、重合開始剤として
ベンゾイルパーオキサイド80g、連鎖移動剤としてt
−ドデシルメルカプタン150gを添加し撹拌しながら
温度90℃で8時間加熱した後、冷却して塊状重合を停
止した。
【0038】次いで該反応混合液を容積400リットル
のオートクレーブに移し、これに新たに重合開始剤とし
てジクミルパーオキサイドを200g添加した。純水2
00kgにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを1
g、第三リン酸カルシウム500gを懸濁安定剤として
添加し、撹拌しながら混合液を分散させた。そしてこの
混合液を温度100℃で2時間、115℃で3.5時
間、130℃で2.5時間加熱重合させた。反応終了
後、洗浄、脱水後乾燥しビーズ状のゴム変性スチレン系
樹脂A−1を得た。ゴム変性スチレン系樹脂A−1の組
成および物性値を表1に示した。
【0039】参考例2:ゴム変性スチレン系樹脂A−2
(塊状−懸濁重合法) スチレン59kg、メチルメタクリレート27kgおよ
びn−ブチルアクリレート14kgとした以外は参考例
1と同様に操作してビーズ状のゴム変性スチレン系樹脂
A−2を得た。このA−2の組成および物性値を表1に
示した。
【0040】参考例3:ゴム変性スチレン系樹脂A−3
(乳化重合法) ゴム重合 容積200リットルのオートクレーブに純水64kg、
オレイン酸カリウム1680g、ロジン酸カリウム16
0g、炭酸ナトリウム1.2kg、炭酸水素ナトリウム
20g、過硫酸カリウム400gを加えて撹拌下で均一
に溶解した。次いでスチレン32kg、ブタジエン48
kg、t−ドデシルメルカプタン320g、ジビニルベ
ンゼン160gを加え、窒素気流下で撹拌しながら温度
55℃で16時間重合し、更に70℃に昇温して8時間
放置して重合を完結した。得られたSBRゴムラテック
スは平均粒径147nm、ゲル化度82%であった。
【0041】なお、平均粒径は、コールターカウンター
(日科機社製 LS−230)を用いて測定を行い、体
積平均径で示した値である。。
【0042】グラフト重合 容積200リットルのオートクレーブに得られたSBR
ゴムラテックス25kg(固形分換算)、オレイン酸カ
リウム250g、純水70kgを加え、更に硫酸第一鉄
1.25g、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
2.5g、ロンガリット100gを溶解した純水5kg
を加え、撹拌しながら窒素気流下で温度50℃に昇温し
た。ここにスチレン12kg、メチルメタクリレート1
1.7kg、n−ブチルアクリレート1.3kg、t−
ドデシルメルカプタン75g、ジイソプロピルベンゼン
ハイドロパーオキシド125gからなる混合物を4時間
かけて連続添加した。添加終了後、温度70℃に昇温し
て更にジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキシドを
25g添加した後2時間放置して重合を終了した。
【0043】得られた乳化液に酸化防止剤を加え、純水
で固形分を15重量%に希釈した後に温度90℃に昇温
し、激しく撹拌しながら希硫酸を加えて塩析を行い、脱
水、水洗、乾燥して粉末状のゴム変性スチレン系樹脂A
−3を得た。このA−3の組成および物性値を表1に示
した。
【0044】(ロ)スチレン−(メタ)アクリル酸エス
テル系共重合体の製造 参考例4:スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共
重合体B−1 容積200リットルのオートクレーブに純水110k
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1kg、過
硫酸カリウム750gを加え、撹拌しながら窒素気流下
で温度55℃に昇温した。ここにスチレン24kg、メ
チルメタクリレート23.4kg、n−ブチルアクリレ
ート2.6kg、n−ドデシルメルカプタン30gから
なる混合物を8時間かけて連続添加した。添加終了後、
更に温度70℃に昇温して4時間放置して重合を終了し
た。得られた重合液は参考例3と同様にして析出を行い
粉末状の共重合体B−1を得た。このB−1の組成およ
び物性値を表1に示した。
【0045】参考例5:スチレン−(メタ)アクリル酸
エステル系共重合体B−2、B−3およびB−4 参考例4でn−ドデシルメルカプタンの添加量を15g
とする以外は参考例4と同様に操作して共重合体B−2
を得た。またn−ドデシルメルカプタンの添加量を1
2.5gおよび40gとする以外は参考例4と同様に操
作して共重合体BB−3およびB−4を得た。これらの
B−2、B−3およびB−4の組成並びに物性値を表1
に示した。
【0046】
【表1】
【0047】表1において実施した各物性値の測定方法
は、以下の方法で行った。 (1)ゴム変性スチレン系樹脂中のゴム状弾性体の量:
赤外吸収スペクトル法によりあらかじめ求めたゴム状弾
性体のスチレンとブタジエンの重量比と、赤外吸収スペ
クトル法により求めたゴム変性スチレン系樹脂中のブタ
ジエンの重量比から、ゴム変性スチレン系樹脂中のゴム
状弾性体の量を求めた。赤外吸収スペクトルは、日本バ
イオラッドラボラトリーズ社製 FTS−575C型を
用いて測定した。
【0048】(2)ゴム変性スチレン系樹脂中の連続相
の構成単位:ゴム変性スチレン系樹脂をトルエンに溶解
後、遠心分離を行い、上澄み液を分取しメタノールを加
え、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系重合体を
沈澱させた。この沈澱物を乾燥し、これを重クロロホル
ムに溶解して2重量%溶液に調製して測定試料とし、F
T−NMR(日本電子社製FX−90Q型)を用いて、
13Cを測定し、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル
系重合体のピーク面積から連続相の構成単量体単位を求
めた。
【0049】(3)ゴム変性スチレン系樹脂中の連続相
の重量平均分子量の測定:先の前処理により得られた沈
殿物を下記記載のGPC測定条件で測定した。 装置名:SYSTEM−21 Shodex(昭和電工
社製) カラム:PLgel MIXED−Bを3本直列 温度 :40℃ 検出 :示差屈折率 溶媒 :テトラハイドロフラン 濃度 :2重量% 検量線:標準PS(PL社製)に準拠(分子量はPS換
算値)
【0050】屈折率の測定:得られたゴム変性スチレン
系樹脂の試験片(厚み0.5mm以下)をプレスにより
作製して、デジタル屈折計RX−2000(ATAGO
社製)を用いて温度25℃における屈折率を測定した。
なお、接触液はヨウ化水銀カリウム飽和水溶液を使用し
た。
【0051】(ハ)ゴム変性スチレン系樹脂A−3と共
重合体Bの乳化混合 参考例6(ゴム変性スチレン系樹脂A−3と共重合体B
−1の乳化混合) ゴム変性スチレン系樹脂A−3の乳化液90部(固形分
換算)と共重合体B−1の乳化液10部(固形分換算)
を乳化液状態で混合し、酸化防止剤を加えた後に純水で
固形分15重量%に希釈し、参考例3と同様に析出して
粉末状のゴム変性スチレン系樹脂組成物AB−1を得
た。
【0052】参考例7(ゴム変性スチレン系樹脂A−3
と、共重合体B−2またはB−3の乳化混合) 共重合体としてB−2あるいはB−3を使用する以外は
参考例6と同様に操作してゴム変性スチレン系樹脂組成
物AB−2、AB−3を得た。
【0053】実施例1(実験番号1〜4) 参考例1、2で製造したゴム変性スチレン系樹脂Aに、
参考例4、5で製造した共重合体Bを表2の配合割合で
加え、更に配合した樹脂100部に対して、ステアリン
酸亜鉛1部、ステアリン酸0.5部、グリセリンモノス
テアレート1部、ペンタエリスリトール1部、ジオクチ
ルフタレート2部を加えてヘンシェルミキサーで混合し
た後に、二軸押出機(東芝機械社製 TEM35B)で
シリンダー温度220℃で溶融混練してペレットとし、
次いでこのペレットを2オンスインラインスクリュー射
出成形機(新潟鉄工所社製 SN−51B)にてシリン
ダー温度220℃で射出成形した成形体を試験試料に用
いて物性および透明性測定を行った。測定値を表2に示
した。
【0054】更に、二軸押出機から得られる溶融状のゴ
ム変性スチレン系樹脂をカレンダー成形機(西村工機社
製 8インチ4本ロール逆L型)を用いてロール温度1
60℃にて厚さ0.3mmのシートを得た。カレンダー
成形時のロール粘着状態および得られたシートの透明性
を表2に示した。
【0055】実施例2(実験番号5〜8) 参考例1、2で製造したゴム変性スチレン系樹脂Aに、
参考例6、7の乳化混合で得たゴム変性スチレン系樹脂
組成物を表3の配合割合で加え、更に配合した樹脂10
0部に対して、実施例1で示したステアリン酸亜鉛以下
の同一添加剤を同一配合量で加えてヘンシェルミキサー
で混合した後に、同一の二軸押出機を用い同一条件で溶
融混練してペレットとし、次いでこのペレットを同一射
出条件で得た成形体を試験試料に用いて物性および透明
性測定を行った。測定値を表3に示した。
【0056】更に、二軸押出機から得られる溶融状のゴ
ム変性スチレン系樹脂を実施例1と同一のカレンダー成
形機を用いてロール温度160℃にて厚さ0.3mmの
シートを得た。カレンダー成形時のロール粘着状態およ
び得られたシートの透明性を表3に示した。
【0057】実施例3(実験番号9〜11) 参考例6、7の乳化混合で得たゴム変性スチレン系樹脂
組成物を、懸濁重合で製造したスチレン48%とメチル
メタクリレート52%からなる共重合体(MS樹脂と以
下いう:重量平均分子量18万、屈折率1.542)を
表4で示した割合で配合した樹脂100重量部に対し、
実施例1、2と同一の条件で溶融混練してペレットを得
た。次いでこのペレットを同一射出条件で得た成形体を
試験試料に用いて物性および透明性測定を行った。測定
値を表4に示した。
【0058】更に、実施例1、2と同一の条件で、二軸
押出機から得られる溶融状のゴム変性スチレン系樹脂組
成物を実施例1と同一のカレンダー成形条件で、厚さ
0.3mmのシートを得た。カレンダー成形時のロール
粘着状態および得られたシートの透明性を表4に示し
た。
【0059】比較例1(実験番号12〜16) 参考例1、2、3で製造したゴム変性スチレン系樹脂
に、参考例4、5で製造した共重合体Bを表5の配合割
合で加え、更に配合した樹脂100部に対して、ステア
リン酸亜鉛1部、ステアリン酸0.5部、グリセリンモ
ノステアレート1部、ペンタエリスリトール1部、ジオ
クチルフタレート2部を加えてヘンシェルミキサーで混
合した後に、二軸押出機(東芝機械社製 TEM35
B)でシリンダー温度220℃で溶融混練してペレット
とし、次いでこのペレットを2オンスインラインスクリ
ュー射出成形機(新潟鉄工所社製 SN−51B)にて
シリンダー温度220℃で射出成形した成形体を試験試
料に用いて物性および透明性測定を行った。測定値を表
5に示した。
【0060】更に、二軸押出機から得られる溶融状のゴ
ム変性スチレン系樹脂組成物をカレンダー成形機(西村
工機社製 8インチ4本ロール逆L型)を用いてロール
温度160℃にて厚さ0.3mmのシートを得た。カレ
ンダー成形時のロール粘着状態および得られたシートの
透明性を表5に示した。
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】本発明において実施した各物性値の測定方
法、および評価基準を以下に説明する。 (1)アイゾット(Izod)衝撃強度;ASTM D
256に準拠して、12.7×64×6.4mm厚の試
験片に深さ2.54mmのノッチを入れ、打撃速度3.
46m/秒で測定した。 (2)全光線透過率・曇度;ASTM D1003に準
拠して射出成形体30×90×2mm厚の試験片および
カレンダーで製膜したシートを用いて測定した。
【0066】 (3)成形性;カレンダー成形性について次の通りに評価した。 ロールに全く粘着せずに安定してシートが得られた・・・・・・◎ ロールに多少粘着するものの安定してシートが得られた・・○ ロールに粘着しやすく安定してシートが得られなかった・・△ ロールに樹脂が粘着しカレンダー成形不能・・・・・・・・・・× ロール粘着性は少ないが未溶融物が多く外観不良・・・・・・・・● ◎〜○を合格と判定した。
【0067】本発明のゴム変性スチレン系樹脂組成物に
係わる実施例1、2、3の実験番号1〜11は、いずれ
もカレンダー成形時にロール粘着性が少なく、安定して
シートが得られ、かつシートの透明性も優れていたが、
本発明の条件に合わないゴム変性スチレン系樹脂組成物
に係わる比較例1の実験番号12〜16ではカレンダー
成形時にロール粘着を生じてシートが得られないか、得
られても未溶融物が多くシート外観に劣るものであっ
た。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、透明性、衝撃強度およ
びカレンダー成形性に優れたゴム変性スチレン系樹脂組
成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/04 C08L 33/04 // B29K 25:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4F071 AA12 AA12X AA22 AA22X AA33 AA33X AA77 AF30 AH19 BA01 BB04 BC01 4F204 AA13 AA21 AA45 AG01 FA06 FB02 FF01 4J002 AC022 AC082 BC052 BC071 BC073 BG032 BG033 BN141 BN161 BP012 4J026 AA17 AA68 AC10 AC11 AC16 BA05 BA27 DA03 DA04 DA07 DA14 DB03 DB04 DB08 DB13 FA02 GA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(I)スチレン系単量体単位20〜75重
    量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位25〜
    80重量%、およびこれらの単量体と共重合可能なビニ
    ル系単量体単位0〜10重量%からなるスチレン−(メ
    タ)アクリル酸エステル系重合体70〜99重量部とゴ
    ム状弾性体1〜30重量部[但し合計量を100重量部
    とする]とからなり、かつスチレン−(メタ)アクリル
    酸エステル系重合体からなる連続相中にゴム状弾性体を
    主成分とする軟質成分の分散粒子が分散しており、かつ
    連続相の重量平均分子量が5万〜20万であるゴム変性
    スチレン系樹脂A80〜99.95重量%と、(II)
    スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単量
    体、およびこれらの単量体と共重合可能なビニル系単量
    体からなるスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共
    重合体であって、重量平均分子量が30万以上であり、
    かつゴム変性スチレン系樹脂Aとの屈折率の差が0.0
    5以下であるスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系
    共重合体B0.05〜20重量%とからなることを特徴
    とするゴム変性スチレン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(I)スチレン系単量体、(メタ)アクリ
    ル酸エステル系単量体、およびこれらの単量体と共重合
    可能なビニル系単量体をゴム状弾性体の存在下に重合し
    て得られるゴム変性スチレン系樹脂であって、ゴム状弾
    性体1〜30重量部、およびスチレン系単量体単位20
    〜75重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体単
    位25〜80重量%、およびこれらの単量体と共重合可
    能なビニル系単量体単位0〜10重量%からなるスチレ
    ン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体70〜99
    重量部[但し合計量を100重量部とする]とからな
    り、かつスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重
    合体からなる連続相中にゴム状弾性体を主成分とする軟
    質成分の分散粒子が分散しており、かつ連続相の重量平
    均分子量が5万〜20万であるゴム変性スチレン系樹脂
    A80〜99.95重量%と、(II)スチレン系単量
    体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、およびこれ
    らの単量体と共重合可能なビニル系単量体からなるスチ
    レン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体であっ
    て、重量平均分子量が30万以上であり、かつゴム変性
    スチレン系樹脂Aとの屈折率の差が0.05以下である
    スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体B
    0.05〜20重量%とからなることを特徴とするゴム
    変性スチレン系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸
    エステル系単量体、およびこれらの単量体と共重合可能
    なビニル系単量体をゴム状弾性体の存在化で塊状−懸濁
    重合して得られるゴム変性スチレン系樹脂と、乳化重合
    法で得られるゴム変性スチレン系樹脂との混合物をゴム
    変性スチレン系樹脂Aとして用いることを特徴とする請
    求項1または2記載のゴム変性スチレン系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 スチレン−(メタ)アクリル酸エステル
    系共重合体Bとして乳化重合により製造された共重合体
    を用いることを特徴とする請求項1記載または2記載の
    ゴム変性スチレン系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のいずれか1項記載
    のゴム変性スチレン系樹脂組成物をカレンダー成形して
    なることを特徴とするシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002128848A (ja) * 2000-10-31 2002-05-09 Nippon A & L Kk 透明性ゴム強化スチレン系樹脂組成物およびそれからなる押出成形品。
JP2002226663A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Dainippon Ink & Chem Inc 透明スチレン系樹脂組成物及び成形品
JP2004300325A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nippon A & L Kk 耐暗所変色性に優れた透明熱可塑性樹脂組成物
JP2006169287A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd スチレン系樹脂組成物及びそのシート並びに電子部品搬送用容器
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