JP2000290565A - インクジェット用記録液 - Google Patents
インクジェット用記録液Info
- Publication number
- JP2000290565A JP2000290565A JP10438199A JP10438199A JP2000290565A JP 2000290565 A JP2000290565 A JP 2000290565A JP 10438199 A JP10438199 A JP 10438199A JP 10438199 A JP10438199 A JP 10438199A JP 2000290565 A JP2000290565 A JP 2000290565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- recording liquid
- water
- mustard oil
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット用記録液中に黴が発生して、
インクジェット装置における液流路やノズルに目詰まり
が生じたり、記録液の色が変化したりするということが
なく、また一般の防黴剤を用いた場合のように、記録液
における毒性が高くなって安全性に問題が生じたり、記
録液の性能が低下するということもなく、優れた防黴性
能を有し、安定したインクジェット記録が行なえるイン
クジェット用記録液を提供する。 【解決手段】 少なくとも色材と水溶性又は水分散性の
防黴剤と水とを含有するインクジェット用記録液におい
て、上記の防黴剤としてアリルカラシ油を含有させるよ
うにした。
インクジェット装置における液流路やノズルに目詰まり
が生じたり、記録液の色が変化したりするということが
なく、また一般の防黴剤を用いた場合のように、記録液
における毒性が高くなって安全性に問題が生じたり、記
録液の性能が低下するということもなく、優れた防黴性
能を有し、安定したインクジェット記録が行なえるイン
クジェット用記録液を提供する。 【解決手段】 少なくとも色材と水溶性又は水分散性の
防黴剤と水とを含有するインクジェット用記録液におい
て、上記の防黴剤としてアリルカラシ油を含有させるよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
プリンター等のインクジェット記録装置に使用されるイ
ンクジェット用記録液に係り、特に、インクジェット用
記録液の性能を損なうことなく、その防黴性を向上させ
たインクジェット用記録液に関するものである。
プリンター等のインクジェット記録装置に使用されるイ
ンクジェット用記録液に係り、特に、インクジェット用
記録液の性能を損なうことなく、その防黴性を向上させ
たインクジェット用記録液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンター等のインクジ
ェット記録装置に使用される記録液として、従来より油
性の記録液や水性の記録液が用いられていた。
ェット記録装置に使用される記録液として、従来より油
性の記録液や水性の記録液が用いられていた。
【0003】ここで、一般に使用されているインクジェ
ット用の記録液の場合、必ずしも十分な防黴性を有して
おらず、このような記録液をインクジェット記録装置に
使用していると、記録液に黴が発生し、装置内の液流路
やノズルに目詰まりが生じたり、黴の作用によって記録
液の色が変化するという問題があった。
ット用の記録液の場合、必ずしも十分な防黴性を有して
おらず、このような記録液をインクジェット記録装置に
使用していると、記録液に黴が発生し、装置内の液流路
やノズルに目詰まりが生じたり、黴の作用によって記録
液の色が変化するという問題があった。
【0004】これに対して、インクジェット記録装置に
使用される水性の記録液として、特公昭62−3435
0号公報や特公平2−12266号公報に示されるよう
に、水溶性の染料と防黴剤と水とを含有させたインクジ
ェット記録用水性インクが知られている。
使用される水性の記録液として、特公昭62−3435
0号公報や特公平2−12266号公報に示されるよう
に、水溶性の染料と防黴剤と水とを含有させたインクジ
ェット記録用水性インクが知られている。
【0005】しかし、上記の公報に記載の防黴剤或いは
イミダゾール系のチアベンゾール(USメルク社製)や
メルガールBCM(ヘキスト社製)等の防黴剤を使用す
ると、防黴効果の高いものでは、その毒性が強いため、
安全性に問題が生じたり、記録液における性能が低下し
たりする等の問題があった。
イミダゾール系のチアベンゾール(USメルク社製)や
メルガールBCM(ヘキスト社製)等の防黴剤を使用す
ると、防黴効果の高いものでは、その毒性が強いため、
安全性に問題が生じたり、記録液における性能が低下し
たりする等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、インクジ
ェットプリンター等のインクジェット記録装置に使用さ
れるインクジェット用記録液における上記のような問題
を解決することを課題とするものである。
ェットプリンター等のインクジェット記録装置に使用さ
れるインクジェット用記録液における上記のような問題
を解決することを課題とするものである。
【0007】すなわち、この発明においては、上記のよ
うなインクジェット用記録液において、この記録液中に
黴が発生して、インクジェット装置における液流路やノ
ズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化したりす
るということがなく、また一般の防黴剤を用いた場合の
ように、記録液における毒性が高くなって安全性に問題
が生じたり、記録液の性能が低下するということもな
く、優れた防黴性能を有し、安定したインクジェット記
録が行なえるインクジェット用記録液を提供するもので
ある。
うなインクジェット用記録液において、この記録液中に
黴が発生して、インクジェット装置における液流路やノ
ズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化したりす
るということがなく、また一般の防黴剤を用いた場合の
ように、記録液における毒性が高くなって安全性に問題
が生じたり、記録液の性能が低下するということもな
く、優れた防黴性能を有し、安定したインクジェット記
録が行なえるインクジェット用記録液を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、少なくとも色材と水溶
性又は水分散性の防黴剤と水とを含有するインクジェッ
ト用記録液において、上記の防黴剤としてアリルカラシ
油を含有させるようにしたのである。
記のような課題を解決するため、少なくとも色材と水溶
性又は水分散性の防黴剤と水とを含有するインクジェッ
ト用記録液において、上記の防黴剤としてアリルカラシ
油を含有させるようにしたのである。
【0009】そして、この発明におけるインクジェット
用記録液のように、記録液中に水溶性又は水分散性の防
黴剤を含有させて防黴性を付与するにあたり、上記のよ
うなアリルカラシ油を用いると、一般の防黴剤を用いた
場合のように、記録液における毒性が高くなって安全性
に問題が生じたり、記録液の性能が低下するということ
がなく、記録液における黴の発生が十分に抑制され、イ
ンクジェット記録装置に用いた場合に、その液流路やノ
ズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化したりす
るということがなく、安定したインクジェット記録が行
なえるようになる。
用記録液のように、記録液中に水溶性又は水分散性の防
黴剤を含有させて防黴性を付与するにあたり、上記のよ
うなアリルカラシ油を用いると、一般の防黴剤を用いた
場合のように、記録液における毒性が高くなって安全性
に問題が生じたり、記録液の性能が低下するということ
がなく、記録液における黴の発生が十分に抑制され、イ
ンクジェット記録装置に用いた場合に、その液流路やノ
ズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化したりす
るということがなく、安定したインクジェット記録が行
なえるようになる。
【0010】また、上記のように防黴剤として、記録液
中に上記のアリルカラシ油を含有させるにあたり、その
量が少ないと、十分な防黴効果が得られない一方、その
量が多くなりすぎると、この記録液の乾燥性等が悪くな
って記録紙等に対する記録液の定着性が悪くなるため、
上記のアリルカラシ油を記録液中に0.01〜10重量
%の範囲で含有させることが好ましく、さらに好ましく
は、アリルカラシ油を記録液中に0.1〜5重量%の範
囲で含有させるようにする。
中に上記のアリルカラシ油を含有させるにあたり、その
量が少ないと、十分な防黴効果が得られない一方、その
量が多くなりすぎると、この記録液の乾燥性等が悪くな
って記録紙等に対する記録液の定着性が悪くなるため、
上記のアリルカラシ油を記録液中に0.01〜10重量
%の範囲で含有させることが好ましく、さらに好ましく
は、アリルカラシ油を記録液中に0.1〜5重量%の範
囲で含有させるようにする。
【0011】ここで、この発明におけるインクジェット
用記録液に使用する色材としては、従来より公知の酸性
染料,直接染料,塩基性染料,反応性染料等の各種の染
料及び各種の顔料等を用いることができ、通常はこのよ
うな色材を記録液中に0.5〜10重量%、好ましくは
2〜6重量%の範囲で含有させるようにする。
用記録液に使用する色材としては、従来より公知の酸性
染料,直接染料,塩基性染料,反応性染料等の各種の染
料及び各種の顔料等を用いることができ、通常はこのよ
うな色材を記録液中に0.5〜10重量%、好ましくは
2〜6重量%の範囲で含有させるようにする。
【0012】また、上記の防黴剤や色材に対する溶媒と
して用いる水の量については、記録液中における水の量
が50〜90重量%、好ましくは70〜90重量%にな
るようにする。
して用いる水の量については、記録液中における水の量
が50〜90重量%、好ましくは70〜90重量%にな
るようにする。
【0013】また、このインクジェット用記録液におい
ては、上記の色材と防黴剤と水の他に、記録液の特性を
向上させるために、水溶性有機溶媒、粘度調整剤、界面
活性剤、両親媒剤、pH調整剤、キレート剤等を加える
ようにし、さらに必要に応じて酸素吸収剤、防錆剤、消
光剤等を加えることができる。
ては、上記の色材と防黴剤と水の他に、記録液の特性を
向上させるために、水溶性有機溶媒、粘度調整剤、界面
活性剤、両親媒剤、pH調整剤、キレート剤等を加える
ようにし、さらに必要に応じて酸素吸収剤、防錆剤、消
光剤等を加えることができる。
【0014】ここで、記録液に水溶性有機溶媒を加える
にあたっては、記録液の乾燥性を高めて記録液の定着性
を向上させるために、例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール等の一価アルコールを加えるようにしたり、
記録液における保湿性を向上させたり、その粘度や表面
張力を調整するために、例えば、ポリエチレングリコー
ル,ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリ
コールや、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のア
ルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリ
コールや、グリセリン,グリセロール等の多価アルコー
ルや、例えば、エチレングリコールメチルエーテル,エ
チレングリコールエチルエーテル,ジエチレングリコー
ルメチルエーテル,ジエチレングリコールエチルエーテ
ル,ジエチレングリコールブチルエーテル,トリエチレ
ングリコールブチルエーテル等の多価アルコールエーテ
ル類を加えるようにしたり、また記録液における防錆・
防腐食性を高め、ノズル等における目詰まりを防止する
等の目的で、例えば、2−ピロリドン、1(N)−メチ
ル−2−ピロリドン等の環状アミドを用いることができ
る。
にあたっては、記録液の乾燥性を高めて記録液の定着性
を向上させるために、例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール等の一価アルコールを加えるようにしたり、
記録液における保湿性を向上させたり、その粘度や表面
張力を調整するために、例えば、ポリエチレングリコー
ル,ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリ
コールや、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のア
ルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリ
コールや、グリセリン,グリセロール等の多価アルコー
ルや、例えば、エチレングリコールメチルエーテル,エ
チレングリコールエチルエーテル,ジエチレングリコー
ルメチルエーテル,ジエチレングリコールエチルエーテ
ル,ジエチレングリコールブチルエーテル,トリエチレ
ングリコールブチルエーテル等の多価アルコールエーテ
ル類を加えるようにしたり、また記録液における防錆・
防腐食性を高め、ノズル等における目詰まりを防止する
等の目的で、例えば、2−ピロリドン、1(N)−メチ
ル−2−ピロリドン等の環状アミドを用いることができ
る。
【0015】なお、これらの水溶性有機溶媒を上記の記
録液中に含有させるにあたり、上記の一価アルコールの
場合はその含有量が10重量%以下、多価アルコールの
場合はその含有量が5〜30重量%、好ましくは5〜1
0重量%、多価アルコールエーテルの場合はその含有量
が5〜20重量%、好ましくは5〜10重量%、環状ア
ミドの場合はその含有量が10重量%以下、好ましくは
2重量%以下になるようにし、これらの有機溶媒全体と
して、記録液中に5〜40重量%、好ましくは5〜25
重量%含有されるようにする。
録液中に含有させるにあたり、上記の一価アルコールの
場合はその含有量が10重量%以下、多価アルコールの
場合はその含有量が5〜30重量%、好ましくは5〜1
0重量%、多価アルコールエーテルの場合はその含有量
が5〜20重量%、好ましくは5〜10重量%、環状ア
ミドの場合はその含有量が10重量%以下、好ましくは
2重量%以下になるようにし、これらの有機溶媒全体と
して、記録液中に5〜40重量%、好ましくは5〜25
重量%含有されるようにする。
【0016】また、上記の記録液に加える粘度調整剤と
しては、上記の色材や水溶性有機溶媒等に悪影響を及ぼ
さないものであれば、通常知られているものを用いるこ
とができ、例えば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、水溶性
アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、
デキストリン、カゼイン、ペプチン等を使用することが
でき、このような粘度調整剤を上記の記録液中に含有さ
せるにあたっては、その含有量が1〜15重量%、好ま
しくは2〜10重量%になるようにする。
しては、上記の色材や水溶性有機溶媒等に悪影響を及ぼ
さないものであれば、通常知られているものを用いるこ
とができ、例えば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、水溶性
アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、
デキストリン、カゼイン、ペプチン等を使用することが
でき、このような粘度調整剤を上記の記録液中に含有さ
せるにあたっては、その含有量が1〜15重量%、好ま
しくは2〜10重量%になるようにする。
【0017】また、上記の記録液のにじみを抑制すると
共にインクジェット記録装置のノズルからの吐出性を安
定させるため、記録液に界面活性剤を加えて、その表面
張力を30〜50dyne/cm(液温25℃)になる
ようにすることが好ましい。
共にインクジェット記録装置のノズルからの吐出性を安
定させるため、記録液に界面活性剤を加えて、その表面
張力を30〜50dyne/cm(液温25℃)になる
ようにすることが好ましい。
【0018】そして、上記の記録液に加える界面活性剤
は、非イオン系、アニオン系、カチオン系の何れの界面
活性剤であってもよいが、アニオン系やカチオン系の界
面活性剤を加えた場合には塩が析出しやすくなるため、
好ましくは、非イオン系の界面活性剤を加えるようにす
る。
は、非イオン系、アニオン系、カチオン系の何れの界面
活性剤であってもよいが、アニオン系やカチオン系の界
面活性剤を加えた場合には塩が析出しやすくなるため、
好ましくは、非イオン系の界面活性剤を加えるようにす
る。
【0019】ここで、非イオン系の界面活性剤として
は、例えば、一般式C9 H19C6 H4O(CH2 CH2
O)n Hで示されるノニルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテル、一般式C8 H17C6 H4 O(CH2 CH
2 O)n Hで示されるオクチルフェニルポリエチレング
リコールエーテル、一般式C12H25C6 H4 O(CH2
CH2 O)n Hで示されるドデシルフェニルポリエチレ
ングリコールエーテル、下記の化1に示されるアセチレ
ングリコールエーテル系等の炭化水素系非イオン系界面
活性剤、下記の化2に示されるポリエーテル変成シリコ
ーンオイル等のシリコーン系の非イオン系界面活性剤、
一般式Cn F2n+1O(CH2 CH2 O)mHで表される
パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール等
のフッ素系の非イオン系界面活性剤を用いることができ
る。
は、例えば、一般式C9 H19C6 H4O(CH2 CH2
O)n Hで示されるノニルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテル、一般式C8 H17C6 H4 O(CH2 CH
2 O)n Hで示されるオクチルフェニルポリエチレング
リコールエーテル、一般式C12H25C6 H4 O(CH2
CH2 O)n Hで示されるドデシルフェニルポリエチレ
ングリコールエーテル、下記の化1に示されるアセチレ
ングリコールエーテル系等の炭化水素系非イオン系界面
活性剤、下記の化2に示されるポリエーテル変成シリコ
ーンオイル等のシリコーン系の非イオン系界面活性剤、
一般式Cn F2n+1O(CH2 CH2 O)mHで表される
パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール等
のフッ素系の非イオン系界面活性剤を用いることができ
る。
【0020】
【化1】
【0021】
【化2】
【0022】また、アニオン系の界面活性剤としては、
例えば、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウムや
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムやカルボキシル
変成シリコーンオイルやパーフルオロアルキルカルボン
酸カリウム等を使用することができ、またカチオン系の
界面活性剤としては、例えば、パーフルオロアルキル第
4級アンモニウムヨウ化物等を用いることができる。
例えば、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウムや
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムやカルボキシル
変成シリコーンオイルやパーフルオロアルキルカルボン
酸カリウム等を使用することができ、またカチオン系の
界面活性剤としては、例えば、パーフルオロアルキル第
4級アンモニウムヨウ化物等を用いることができる。
【0023】なお、上記のような界面活性剤を記録液中
に含有させるにあたっては、記録液の表面張力が20〜
60dyne/cmになるようにし、界面活性剤の含有
量が2重量%以下、好ましくは0.05〜1重量%にな
るようにする。
に含有させるにあたっては、記録液の表面張力が20〜
60dyne/cmになるようにし、界面活性剤の含有
量が2重量%以下、好ましくは0.05〜1重量%にな
るようにする。
【0024】また、上記の記録液において結晶が析出す
るのを防止するためには、記録液に両親媒剤を加えるよ
うにし、この両親媒剤としては、例えば、尿素、アミ
ド、環式アミド、アルカノールアミン等を用いることが
できる。なお、両親媒剤を記録液中に含有させるにあた
っては、その含有量が2重量%以下、好ましくは0.2
〜1重量%になるようにする。
るのを防止するためには、記録液に両親媒剤を加えるよ
うにし、この両親媒剤としては、例えば、尿素、アミ
ド、環式アミド、アルカノールアミン等を用いることが
できる。なお、両親媒剤を記録液中に含有させるにあた
っては、その含有量が2重量%以下、好ましくは0.2
〜1重量%になるようにする。
【0025】また、上記記録液におけるpHが8以上に
なると、この記録液における黴の発生がより一層抑制さ
れるため、この記録液にpH調整剤を加えて、この記録
液のpHが8以上になるようにすることが好ましく、よ
り好ましくはpHが8〜10の範囲になるようにする。
なると、この記録液における黴の発生がより一層抑制さ
れるため、この記録液にpH調整剤を加えて、この記録
液のpHが8以上になるようにすることが好ましく、よ
り好ましくはpHが8〜10の範囲になるようにする。
【0026】ここで、上記の記録液に加えるpH調整剤
は、記録液の特性に悪影響を及ぼさずに所望のpHに制
御できるものであれば一般に用いられている公知のpH
調整剤を使用することができ、例えば、モノエタノール
アミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン等
のアミン、水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化
リチウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸リチウム,
炭酸ナトリウム,炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸
塩、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化
物、四ホウ酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等を用い
ることができる。なお、このようなpH調整剤を記録液
に加えるにあたっては、記録液のpHが上記のように8
以上になるようにして、その含有量が1重量%以下、好
ましくは0.1〜0.3重量%になるようにする。
は、記録液の特性に悪影響を及ぼさずに所望のpHに制
御できるものであれば一般に用いられている公知のpH
調整剤を使用することができ、例えば、モノエタノール
アミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン等
のアミン、水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化
リチウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸リチウム,
炭酸ナトリウム,炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸
塩、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化
物、四ホウ酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等を用い
ることができる。なお、このようなpH調整剤を記録液
に加えるにあたっては、記録液のpHが上記のように8
以上になるようにして、その含有量が1重量%以下、好
ましくは0.1〜0.3重量%になるようにする。
【0027】また、記録液中における金属イオンを封鎖
するために、記録液にキレート試薬を加えるようにし、
このキレート試薬としては、例えば、エチレンジアミン
四酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ
三酢酸ナトリウム、ヒドロオキシエチルエチレンジアミ
ン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナト
リウム、ウラミル二酢酸ナトリウム等を用いることがで
きる。なお、このようなキレート試薬を記録液中に含有
させるにあたっては、その含有量が1重量%以下、好ま
しくは0.1〜0.5重量%になるようにする。
するために、記録液にキレート試薬を加えるようにし、
このキレート試薬としては、例えば、エチレンジアミン
四酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ
三酢酸ナトリウム、ヒドロオキシエチルエチレンジアミ
ン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナト
リウム、ウラミル二酢酸ナトリウム等を用いることがで
きる。なお、このようなキレート試薬を記録液中に含有
させるにあたっては、その含有量が1重量%以下、好ま
しくは0.1〜0.5重量%になるようにする。
【0028】さらに、必要に応じて上記の記録液に対
し、亜硫酸ナトリウム,亜硫酸水素ナトリウム等の酸素
吸収剤や、酸性亜硫酸塩,チオ硫酸ナトリウム,チオグ
リコール酸アンモン,ジイソプロピルアンモニウムニト
ライト,四硝酸ペンタエリスリトール,ジシクロヘキシ
ルアンモニウムニトライト等の防錆剤や、記録液の退色
を防止するヨウ化カリウム、臭化カリウム、塩化カリウ
ム等の消光剤等の添加剤を加えるようにする。なお、記
録液に対してこれらの添加剤を加える量については、酸
素吸収剤の場合には1重量%以下、防錆剤の場合には1
重量%以下、好ましくは0.3重量%以下、消光剤の場
合には1重量%以下になるようにする。
し、亜硫酸ナトリウム,亜硫酸水素ナトリウム等の酸素
吸収剤や、酸性亜硫酸塩,チオ硫酸ナトリウム,チオグ
リコール酸アンモン,ジイソプロピルアンモニウムニト
ライト,四硝酸ペンタエリスリトール,ジシクロヘキシ
ルアンモニウムニトライト等の防錆剤や、記録液の退色
を防止するヨウ化カリウム、臭化カリウム、塩化カリウ
ム等の消光剤等の添加剤を加えるようにする。なお、記
録液に対してこれらの添加剤を加える量については、酸
素吸収剤の場合には1重量%以下、防錆剤の場合には1
重量%以下、好ましくは0.3重量%以下、消光剤の場
合には1重量%以下になるようにする。
【0029】
【実施例】以下、この発明の実施例に係るインクジェッ
ト用記録液について具体的に説明すると共に、比較例を
挙げ、この実施例におけるインクジェット用記録液が防
黴性の点において優れていることを明らかにする。
ト用記録液について具体的に説明すると共に、比較例を
挙げ、この実施例におけるインクジェット用記録液が防
黴性の点において優れていることを明らかにする。
【0030】(実施例1)この実施例においては、蒸留
水が91.34重量%、黒色染料(ゼネカ社製:PRO
−JET FAST BK2)が3.9重量%、防黴剤
であるアリルカラシ油が0.01重量%、ジエチレング
リコールが2.2重量%、エタノールが1.5重量%、
エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.05重量
%、ノニルフェニルポリエチレングリコールエーテルが
1.0重量%の割合になるようにし、これらをビーカー
に入れ加熱して45℃に保ちながら1時間撹拌し、この
溶液を冷却した後、濾過して黒色染料の記録液を得た。
水が91.34重量%、黒色染料(ゼネカ社製:PRO
−JET FAST BK2)が3.9重量%、防黴剤
であるアリルカラシ油が0.01重量%、ジエチレング
リコールが2.2重量%、エタノールが1.5重量%、
エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.05重量
%、ノニルフェニルポリエチレングリコールエーテルが
1.0重量%の割合になるようにし、これらをビーカー
に入れ加熱して45℃に保ちながら1時間撹拌し、この
溶液を冷却した後、濾過して黒色染料の記録液を得た。
【0031】(比較例1)この比較例においては、上記
の実施例1における蒸留水の量を91.35重量%にす
る一方、防黴剤であるアリルカラシ油を加えないように
し、それ以外については、上記の実施例1の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
の実施例1における蒸留水の量を91.35重量%にす
る一方、防黴剤であるアリルカラシ油を加えないように
し、それ以外については、上記の実施例1の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
【0032】(実施例2)この実施例においては、蒸留
水が87.1重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が0.1重量%、
トリエチレングリコールモノブチルエーテルが4.8重
量%、エタノールが3.0重量%、エチレンジアミンテ
トラ酢酸ナトリウムが0.3重量%、ポリエーテル変成
シリコーンオイルが0.7重量%の割合になるように
し、それ以外については、上記の実施例1の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
水が87.1重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が0.1重量%、
トリエチレングリコールモノブチルエーテルが4.8重
量%、エタノールが3.0重量%、エチレンジアミンテ
トラ酢酸ナトリウムが0.3重量%、ポリエーテル変成
シリコーンオイルが0.7重量%の割合になるように
し、それ以外については、上記の実施例1の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
【0033】(実施例3)この実施例においては、上記
の実施例2における蒸留水の量を87.0重量%、防黴
剤であるアリルカラシ油の量を0.2重量%にし、それ
以外については、上記の実施例2の場合と同様にして黒
色染料の記録液を得た。
の実施例2における蒸留水の量を87.0重量%、防黴
剤であるアリルカラシ油の量を0.2重量%にし、それ
以外については、上記の実施例2の場合と同様にして黒
色染料の記録液を得た。
【0034】(実施例4)この実施例においては、蒸留
水が83.6重量%、実施例1と同じ黒色染料が4.2
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が2.7重量%、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量
%、メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテト
ラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポ
リエチレングリコールエーテルが0.6重量%の割合に
なるようにし、それ以外については、上記の実施例1の
場合と同様にして黒色染料の記録液を得た。
水が83.6重量%、実施例1と同じ黒色染料が4.2
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が2.7重量%、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量
%、メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテト
ラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポ
リエチレングリコールエーテルが0.6重量%の割合に
なるようにし、それ以外については、上記の実施例1の
場合と同様にして黒色染料の記録液を得た。
【0035】(実施例5)この実施例においては、蒸留
水が81.2重量%、実施例1と同じ黒色染料が4.2
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が5.1重量%、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量
%、メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテト
ラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポ
リエチレングリコールエーテルが0.6重量%の割合に
なるようにし、それ以外については、上記の実施例1の
場合と同様にして黒色染料の記録液を得た。
水が81.2重量%、実施例1と同じ黒色染料が4.2
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が5.1重量%、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量
%、メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテト
ラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポ
リエチレングリコールエーテルが0.6重量%の割合に
なるようにし、それ以外については、上記の実施例1の
場合と同様にして黒色染料の記録液を得た。
【0036】(実施例6)この実施例においては、蒸留
水が82.6重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が9.7重量%、
2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが1.5重
量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.3
重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコールエー
テルが0.7重量%の割合になるようにし、それ以外に
ついては、上記の実施例1の場合と同様にして黒色染料
の記録液を得た。
水が82.6重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が9.7重量%、
2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが1.5重
量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.3
重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコールエー
テルが0.7重量%の割合になるようにし、それ以外に
ついては、上記の実施例1の場合と同様にして黒色染料
の記録液を得た。
【0037】(実施例7)この実施例においては、蒸留
水が81.8重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が10.5重量
%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが1.
5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが
0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコー
ルエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、それ
以外については、上記の実施例1の場合と同様にして黒
色染料の記録液を得た。
水が81.8重量%、実施例1と同じ黒色染料が3.9
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が10.5重量
%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが1.
5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが
0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコー
ルエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、それ
以外については、上記の実施例1の場合と同様にして黒
色染料の記録液を得た。
【0038】(実施例8)この実施例においては、蒸留
水が91.34重量%、黒色染料(BASF社製:Ba
sacid BK X38)が3.9重量%、防黴剤で
あるアリルカラシ油が0.01重量%、ジエチレングリ
コールが2.2重量%、エタノールが1.5重量%、エ
チレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.05重量
%、ノニルフェニルポリエチレングリコールエーテルが
1.0重量%の割合になるようにし、それ以外について
は、上記の実施例1の場合と同様にして黒色染料の記録
液を得た。
水が91.34重量%、黒色染料(BASF社製:Ba
sacid BK X38)が3.9重量%、防黴剤で
あるアリルカラシ油が0.01重量%、ジエチレングリ
コールが2.2重量%、エタノールが1.5重量%、エ
チレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムが0.05重量
%、ノニルフェニルポリエチレングリコールエーテルが
1.0重量%の割合になるようにし、それ以外について
は、上記の実施例1の場合と同様にして黒色染料の記録
液を得た。
【0039】(比較例2)この比較例においては、上記
の実施例8における蒸留水の量を91.35重量%にす
る一方、防黴剤であるアリルカラシ油を加えないように
し、それ以外については、上記の実施例8の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
の実施例8における蒸留水の量を91.35重量%にす
る一方、防黴剤であるアリルカラシ油を加えないように
し、それ以外については、上記の実施例8の場合と同様
にして黒色染料の記録液を得た。
【0040】(実施例9)この実施例においては、蒸留
水が87.1重量%、シアン染料(バイエル社製:BA
YSCRIPT CY BA)が3.9重量%、防黴剤
であるアリルカラシ油が0.1重量%、トリエチレング
リコールモノブチルエーテルが4.8重量%、エタノー
ルが3.0重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリ
ウムが0.3重量%、ポリエーテル変成シリコーンオイ
ルが0.7重量%の割合になるようにし、それ以外につ
いては、上記の実施例1の場合と同様にしてシアン染料
の記録液を得た。
水が87.1重量%、シアン染料(バイエル社製:BA
YSCRIPT CY BA)が3.9重量%、防黴剤
であるアリルカラシ油が0.1重量%、トリエチレング
リコールモノブチルエーテルが4.8重量%、エタノー
ルが3.0重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリ
ウムが0.3重量%、ポリエーテル変成シリコーンオイ
ルが0.7重量%の割合になるようにし、それ以外につ
いては、上記の実施例1の場合と同様にしてシアン染料
の記録液を得た。
【0041】(実施例10)この実施例においては、上
記の実施例9における蒸留水の量を87.0重量%、防
黴剤であるアリルカラシ油の量を0.2重量%にし、そ
れ以外については、上記の実施例9の場合と同様にして
シアン染料の記録液を得た。
記の実施例9における蒸留水の量を87.0重量%、防
黴剤であるアリルカラシ油の量を0.2重量%にし、そ
れ以外については、上記の実施例9の場合と同様にして
シアン染料の記録液を得た。
【0042】(実施例11)この実施例においては、蒸
留水が83.6重量%、マゼンダ染料(保土谷化学社
製:AIZEN Acid Red52)が4.2重量
%、防黴剤であるアリルカラシ油が2.7重量%、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量%、
メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテトラ酢
酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポリエ
チレングリコールエーテルが0.6重量%の割合になる
ようにし、それ以外については、上記の実施例1の場合
と同様にしてマゼンダ染料の記録液を得た。
留水が83.6重量%、マゼンダ染料(保土谷化学社
製:AIZEN Acid Red52)が4.2重量
%、防黴剤であるアリルカラシ油が2.7重量%、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテルが5.3重量%、
メタノールが3.2重量%、エチレンジアミンテトラ酢
酸ナトリウムが0.4重量%、オクチルフェニルポリエ
チレングリコールエーテルが0.6重量%の割合になる
ようにし、それ以外については、上記の実施例1の場合
と同様にしてマゼンダ染料の記録液を得た。
【0043】(実施例12)この実施例においては、蒸
留水が81.2重量%、実施例11と同じマゼンダ染料
が4.2重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が5.1
重量%、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが
5.3重量%、メタノールが3.2重量%、エチレンジ
アミンテトラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチル
フェニルポリエチレングリコールエーテルが0.6重量
%の割合になるようにし、それ以外については、上記の
実施例1の場合と同様にしてマゼンダ染料の記録液を得
た。
留水が81.2重量%、実施例11と同じマゼンダ染料
が4.2重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が5.1
重量%、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが
5.3重量%、メタノールが3.2重量%、エチレンジ
アミンテトラ酢酸ナトリウムが0.4重量%、オクチル
フェニルポリエチレングリコールエーテルが0.6重量
%の割合になるようにし、それ以外については、上記の
実施例1の場合と同様にしてマゼンダ染料の記録液を得
た。
【0044】(実施例13)この実施例においては、蒸
留水が82.6重量%、黄色染料(バイエル社製:BA
YSCRIPT YELLOW CA 51092)が
3.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が9.7重
量%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが
1.5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
が0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、そ
れ以外については、上記の実施例1の場合と同様にして
黄色染料の記録液を得た。
留水が82.6重量%、黄色染料(バイエル社製:BA
YSCRIPT YELLOW CA 51092)が
3.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が9.7重
量%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが
1.5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
が0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、そ
れ以外については、上記の実施例1の場合と同様にして
黄色染料の記録液を得た。
【0045】(実施例14)この実施例においては、蒸
留水が81.8重量%、実施例13と同じ黄色染料が
3.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が10.5
重量%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが
1.5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
が0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、そ
れ以外については、上記の実施例1の場合と同様にして
黄色染料の記録液を得た。
留水が81.8重量%、実施例13と同じ黄色染料が
3.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油が10.5
重量%、2−ピロリドンが1.3重量%、エタノールが
1.5重量%、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
が0.3重量%、オクチルフェニルポリエチレングリコ
ールエーテルが0.7重量%の割合になるようにし、そ
れ以外については、上記の実施例1の場合と同様にして
黄色染料の記録液を得た。
【0046】次に、上記のようにして得た実施例1〜1
4及び比較例1,2の各染料の記録液について、日本工
業規格に規定されるJIS Z 2911のかび抵抗性
試験方法に準拠して、これらの記録液におけるかび抵抗
性を調べ、さらに各記録液を用いて5×5mmになった
正方形状のベタ画像を記録紙に印字し、30秒後にウレ
タンゴムブレードによってこの印字面をこすり、各記録
液の定着性を調べ、各記録液中におけるアリルカラシ油
の含有量(重量%)と合わせて、これらの結果を下記の
表1に示した。
4及び比較例1,2の各染料の記録液について、日本工
業規格に規定されるJIS Z 2911のかび抵抗性
試験方法に準拠して、これらの記録液におけるかび抵抗
性を調べ、さらに各記録液を用いて5×5mmになった
正方形状のベタ画像を記録紙に印字し、30秒後にウレ
タンゴムブレードによってこの印字面をこすり、各記録
液の定着性を調べ、各記録液中におけるアリルカラシ油
の含有量(重量%)と合わせて、これらの結果を下記の
表1に示した。
【0047】ここで、下記の表1において、かび抵抗性
については、黴の発生が全くなかった場合を◎、黴の発
生が殆どなかった場合を○、黴の発生があった場合を×
で示した。また、定着性については、印字部分から白紙
部分への尾引きがない場合を○、ごく僅かに尾引きが生
じた場合を△、尾引きが生じた場合を×で示した。
については、黴の発生が全くなかった場合を◎、黴の発
生が殆どなかった場合を○、黴の発生があった場合を×
で示した。また、定着性については、印字部分から白紙
部分への尾引きがない場合を○、ごく僅かに尾引きが生
じた場合を△、尾引きが生じた場合を×で示した。
【0048】
【表1】
【0049】この結果、防黴剤のアリルカラシ油を加え
なかった比較例1,2の各染料の記録液では黴が発生し
たのに対して、防黴剤としてアリルカラシ油を加えた実
施例1〜14の各染料の記録液においては黴が発生する
のが抑制された。
なかった比較例1,2の各染料の記録液では黴が発生し
たのに対して、防黴剤としてアリルカラシ油を加えた実
施例1〜14の各染料の記録液においては黴が発生する
のが抑制された。
【0050】また、上記の実施例1〜14の各染料の記
録液を比較した場合、アリルカラシ油の含有量を0.1
重量%以上にした場合には、黴の発生が全くなく、イン
クジェットプリンター等のインクジェット記録装置に使
用した場合に、装置内の液流路やノズルに目詰まりが生
じるということがなく、また黴の作用によって各記録液
の色が変化するということもなかった。また、アリルカ
ラシ油の含有量を10重量%以下にすると、記録液の定
着性が低下するのが少なくなり、尾引きが発生するのが
防止され、特にアリルカラシ油の含有量を5重量%以下
にすると、尾引きの発生が全くなく、良好な定着性を示
した。この結果、記録液中におけるアリルカラシ油の含
有量を0.1〜10重量%の範囲にすることが好まし
く、さらに0.1〜5重量%の範囲にすることがより好
ましいということが分かった。
録液を比較した場合、アリルカラシ油の含有量を0.1
重量%以上にした場合には、黴の発生が全くなく、イン
クジェットプリンター等のインクジェット記録装置に使
用した場合に、装置内の液流路やノズルに目詰まりが生
じるということがなく、また黴の作用によって各記録液
の色が変化するということもなかった。また、アリルカ
ラシ油の含有量を10重量%以下にすると、記録液の定
着性が低下するのが少なくなり、尾引きが発生するのが
防止され、特にアリルカラシ油の含有量を5重量%以下
にすると、尾引きの発生が全くなく、良好な定着性を示
した。この結果、記録液中におけるアリルカラシ油の含
有量を0.1〜10重量%の範囲にすることが好まし
く、さらに0.1〜5重量%の範囲にすることがより好
ましいということが分かった。
【0051】(実施例15)この実施例においては、酸
価が140、重量平均分子量Mwが5000のスチレン
−アクリル酸−アクリル酸メチル共重合体を1.5重量
%、モノエタノールアミンを1.0重量%、ジエチレン
グリコールを5.0重量%、蒸留水を71.5重量%の
割合で混合したものをウォーターバスで70℃に加温し
て溶解させ、この溶液にカーボンブラック(キャボット
社製:R250)を20重量%、イソプロピルアルコー
ルを1重量%の割合で加え、これを30分間プレミキシ
ングした。
価が140、重量平均分子量Mwが5000のスチレン
−アクリル酸−アクリル酸メチル共重合体を1.5重量
%、モノエタノールアミンを1.0重量%、ジエチレン
グリコールを5.0重量%、蒸留水を71.5重量%の
割合で混合したものをウォーターバスで70℃に加温し
て溶解させ、この溶液にカーボンブラック(キャボット
社製:R250)を20重量%、イソプロピルアルコー
ルを1重量%の割合で加え、これを30分間プレミキシ
ングした。
【0052】そして、粉砕メディアとして直径1mmの
ジルコニウムビーズを用い、この粉砕メディアの充填率
を50体積%にしたサンドミル(五十嵐機械社製)を使
用して、上記のようにカーボンブラックを加えた溶液を
分散処理した。
ジルコニウムビーズを用い、この粉砕メディアの充填率
を50体積%にしたサンドミル(五十嵐機械社製)を使
用して、上記のようにカーボンブラックを加えた溶液を
分散処理した。
【0053】次いで、このように分散処理したカーボン
ブラックの分散液を、遠心分離機により12000rp
mで20分間遠心分離して、このカーボンブラックの分
散液中に含有される粗大粒子を除去し、カーボンブラッ
ク分散液を調製した。
ブラックの分散液を、遠心分離機により12000rp
mで20分間遠心分離して、このカーボンブラックの分
散液中に含有される粗大粒子を除去し、カーボンブラッ
ク分散液を調製した。
【0054】そして、このように調製したカーボンブラ
ック分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重
量%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチ
ルピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコール
を2.0重量%、蒸留水を29.99重量%、防黴剤で
あるアリルカラシ油を0.01重量%の割合で混合させ
て、黒色顔料の記録液を得た。
ック分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重
量%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチ
ルピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコール
を2.0重量%、蒸留水を29.99重量%、防黴剤で
あるアリルカラシ油を0.01重量%の割合で混合させ
て、黒色顔料の記録液を得た。
【0055】(比較例3)この比較例においては、上記
の実施例15において調製したカーボンブラック分散液
を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリ
ルカラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実
施例15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
の実施例15において調製したカーボンブラック分散液
を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリ
ルカラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実
施例15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
【0056】(実施例16)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を29.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を0.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を29.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を0.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
【0057】(実施例17)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を29.8重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を0.2重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を29.8重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を0.2重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
【0058】(実施例18)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を27.3重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を2.7重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を27.3重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を2.7重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
【0059】(実施例19)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ
油の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例
15の場合と同様にして黒色顔料の記録液を得た。
【0060】(実施例20)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を5.4重
量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を9.7重量%
にし、それ以外は、上記の実施例15の場合と同様にし
て黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を5.4重
量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を9.7重量%
にし、それ以外は、上記の実施例15の場合と同様にし
て黒色顔料の記録液を得た。
【0061】(実施例21)この実施例においては、上
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重
量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量
%にし、それ以外は、上記の実施例15の場合と同様に
して黒色顔料の記録液を得た。
記の実施例15において調製したカーボンブラック分散
液を用いて黒色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重
量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量
%にし、それ以外は、上記の実施例15の場合と同様に
して黒色顔料の記録液を得た。
【0062】(実施例22)この実施例においては、上
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えて黄色顔料(ピグメントイエロー180)を用い、そ
れ以外は、上記の実施例15と同様にして、黄色顔料の
分散液を調製した。
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えて黄色顔料(ピグメントイエロー180)を用い、そ
れ以外は、上記の実施例15と同様にして、黄色顔料の
分散液を調製した。
【0063】そして、このように調製した黄色顔料の分
散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量%、
ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチルピロ
リドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを2.
0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤であるアリ
ルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、黄色顔
料の記録液を得た。
散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量%、
ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチルピロ
リドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを2.
0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤であるアリ
ルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、黄色顔
料の記録液を得た。
【0064】(実施例23)この実施例においては、上
記の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用
いて黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の
量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量
を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例22の
場合と同様にして黄色顔料の記録液を得た。
記の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用
いて黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の
量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量
を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例22の
場合と同様にして黄色顔料の記録液を得た。
【0065】(実施例24)この実施例においては、上
記の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用
いて黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の
量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重量%、
防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量%に
し、それ以外は、上記の実施例22の場合と同様にして
黄色顔料の記録液を得た。
記の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用
いて黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の
量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重量%、
防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量%に
し、それ以外は、上記の実施例22の場合と同様にして
黄色顔料の記録液を得た。
【0066】(比較例4)この比較例においては、上記
の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用い
て黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の量
を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリルカラ
シ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実施例2
2の場合と同様にして黄色顔料の記録液を得た。
の実施例22において調製した黄色顔料の分散液を用い
て黄色顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水の量
を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリルカラ
シ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実施例2
2の場合と同様にして黄色顔料の記録液を得た。
【0067】(実施例25)この実施例においては、上
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えてマゼンダ顔料(ピグメントレッド7)を用い、それ
以外は、上記の実施例15と同様にして、マゼンダ顔料
の分散液を調製した。
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えてマゼンダ顔料(ピグメントレッド7)を用い、それ
以外は、上記の実施例15と同様にして、マゼンダ顔料
の分散液を調製した。
【0068】そして、このように調製したマゼンダ顔料
の分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量
%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチル
ピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを
2.0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤である
アリルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、マ
ゼンダ顔料の記録液を得た。
の分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量
%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチル
ピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを
2.0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤である
アリルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、マ
ゼンダ顔料の記録液を得た。
【0069】(実施例26)この実施例においては、上
記の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液
を用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の
蒸留水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラ
シ油の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施
例25の場合と同様にしてマゼンダ顔料の記録液を得
た。
記の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液
を用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の
蒸留水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラ
シ油の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施
例25の場合と同様にしてマゼンダ顔料の記録液を得
た。
【0070】(実施例27)この実施例においては、上
記の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液
を用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の
蒸留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重
量%にし、それ以外は、上記の実施例25の場合と同様
にしてマゼンダ顔料の記録液を得た。
記の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液
を用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の
蒸留水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6
重量%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重
量%にし、それ以外は、上記の実施例25の場合と同様
にしてマゼンダ顔料の記録液を得た。
【0071】(比較例5)この比較例においては、上記
の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液を
用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるア
リルカラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の
実施例25の場合と同様にしてマゼンダ顔料の記録液を
得た。
の実施例25において調製したマゼンダ顔料の分散液を
用いてマゼンダ顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸
留水の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるア
リルカラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の
実施例25の場合と同様にしてマゼンダ顔料の記録液を
得た。
【0072】(実施例28)この実施例においては、上
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えてシアン顔料(ピグメントブルー15)を用い、それ
以外は、上記の実施例15と同様にして、シアン顔料の
分散液を調製した。
記の実施例15において使用したカーボンブラックに代
えてシアン顔料(ピグメントブルー15)を用い、それ
以外は、上記の実施例15と同様にして、シアン顔料の
分散液を調製した。
【0073】そして、このように調製したシアン顔料の
分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量
%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチル
ピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを
2.0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤である
アリルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、シ
アン顔料の記録液を得た。
分散液を50.0重量%、グリセリンを10.0重量
%、ジエチレングリコールを3.0重量%、N−メチル
ピロリドンを5.0重量%、イソプロピルアルコールを
2.0重量%、蒸留水を29.9重量%、防黴剤である
アリルカラシ油を0.1重量%の割合で混合させて、シ
アン顔料の記録液を得た。
【0074】(実施例29)この実施例においては、上
記の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を
用いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油
の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例2
8の場合と同様にしてシアン顔料の記録液を得た。
記の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を
用いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を24.9重量%、防黴剤であるアリルカラシ油
の量を5.1重量%にし、それ以外は、上記の実施例2
8の場合と同様にしてシアン顔料の記録液を得た。
【0075】(実施例30)この実施例においては、上
記の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を
用いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重量
%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量%
にし、それ以外は、上記の実施例28の場合と同様にし
てシアン顔料の記録液を得た。
記の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を
用いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留
水の量を24.9重量%、グリセリンの量を4.6重量
%、防黴剤であるアリルカラシ油の量を10.5重量%
にし、それ以外は、上記の実施例28の場合と同様にし
てシアン顔料の記録液を得た。
【0076】(比較例6)この比較例においては、上記
の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を用
いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水
の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリル
カラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実施
例28の場合と同様にしてシアン顔料の記録液を得た。
の実施例28において調製したシアン顔料の分散液を用
いてシアン顔料の記録液を得るにあたり、上記の蒸留水
の量を30.0重量%にする一方、防黴剤であるアリル
カラシ油を加えないようにし、それ以外は、上記の実施
例28の場合と同様にしてシアン顔料の記録液を得た。
【0077】そして、上記のようにして得た実施例15
〜30及び比較例3〜6の各記録液についても、前記の
実施例1〜14及び比較例1,2の場合と同様にして、
かび抵抗性及び定着性を調べ、各記録液中におけるアリ
ルカラシ油の含有量(重量%)と合わせて、これらの結
果を下記の表2に示した。
〜30及び比較例3〜6の各記録液についても、前記の
実施例1〜14及び比較例1,2の場合と同様にして、
かび抵抗性及び定着性を調べ、各記録液中におけるアリ
ルカラシ油の含有量(重量%)と合わせて、これらの結
果を下記の表2に示した。
【0078】
【表2】
【0079】この結果、上記の染料の記録液の場合と同
様に、防黴剤のアリルカラシ油を加えなかった比較例3
〜6の各顔料の記録液において黴が発生したのに対し
て、防黴剤としてアリルカラシ油を加えた実施例15〜
30の各顔料の記録液においては黴が発生するのが抑制
された。
様に、防黴剤のアリルカラシ油を加えなかった比較例3
〜6の各顔料の記録液において黴が発生したのに対し
て、防黴剤としてアリルカラシ油を加えた実施例15〜
30の各顔料の記録液においては黴が発生するのが抑制
された。
【0080】また、上記の実施例15〜30の各顔料の
記録液を比較した場合においても、上記の実施例1〜1
4の各染料の記録液の場合と同様に、アリルカラシ油の
含有量を0.1重量%以上にした場合には、黴の発生が
全くなく、インクジェットプリンター等のインクジェッ
ト記録装置に使用した場合に、装置内の液流路やノズル
に目詰まりが生じるということがなく、また黴の作用に
よって各記録液の色が変化するということもなかった。
また、アリルカラシ油の含有量を10重量%以下にする
と、記録液の定着性が低下するのが少なくなり、尾引き
が発生するのが防止され、特にアリルカラシ油の含有量
を5重量%以下にすると、尾引きの発生が全くなく、良
好な定着性を示した。この結果、記録液中におけるアリ
ルカラシ油の含有量を0.1〜10重量%の範囲にする
ことが好ましく、さらに0.1〜5重量%の範囲にする
ことがより好ましいということが分かった。
記録液を比較した場合においても、上記の実施例1〜1
4の各染料の記録液の場合と同様に、アリルカラシ油の
含有量を0.1重量%以上にした場合には、黴の発生が
全くなく、インクジェットプリンター等のインクジェッ
ト記録装置に使用した場合に、装置内の液流路やノズル
に目詰まりが生じるということがなく、また黴の作用に
よって各記録液の色が変化するということもなかった。
また、アリルカラシ油の含有量を10重量%以下にする
と、記録液の定着性が低下するのが少なくなり、尾引き
が発生するのが防止され、特にアリルカラシ油の含有量
を5重量%以下にすると、尾引きの発生が全くなく、良
好な定着性を示した。この結果、記録液中におけるアリ
ルカラシ油の含有量を0.1〜10重量%の範囲にする
ことが好ましく、さらに0.1〜5重量%の範囲にする
ことがより好ましいということが分かった。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
インクジェット用記録液においては、記録液中に水溶性
又は水分散性の防黴剤としてアリルカラシ油を含有させ
るようにしたため、従来一般に使用されている防黴剤を
用いた場合のように、記録液における毒性が高くなって
安全性に問題が生じたり、記録液の性能が低下するとい
うことがなく、記録液における黴の発生が十分に抑制さ
れ、インクジェット記録装置に用いた場合に、その液流
路やノズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化し
たりするということがなく、安定したインクジェット記
録が行なえるようになった。
インクジェット用記録液においては、記録液中に水溶性
又は水分散性の防黴剤としてアリルカラシ油を含有させ
るようにしたため、従来一般に使用されている防黴剤を
用いた場合のように、記録液における毒性が高くなって
安全性に問題が生じたり、記録液の性能が低下するとい
うことがなく、記録液における黴の発生が十分に抑制さ
れ、インクジェット記録装置に用いた場合に、その液流
路やノズルに目詰まりが生じたり、記録液の色が変化し
たりするということがなく、安定したインクジェット記
録が行なえるようになった。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも色材と水溶性又は水分散性の
防黴剤と水とを含有するインクジェット用記録液におい
て、上記の防黴剤としてアリルカラシ油が含有されてな
ることを特徴とするインクジェット用記録液。 - 【請求項2】 請求項1に記載したインクジェット用記
録液において、上記のアリルカラシ油が0.01〜10
重量%の範囲で含有されていることを特徴とするインク
ジェット用記録液。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載したインクジェッ
ト用記録液において、上記のアリルカラシ油が0.1〜
5重量%の範囲で含有されていることを特徴とするイン
クジェット用記録液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10438199A JP2000290565A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | インクジェット用記録液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10438199A JP2000290565A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | インクジェット用記録液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290565A true JP2000290565A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14379193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10438199A Pending JP2000290565A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | インクジェット用記録液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290565A (ja) |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10438199A patent/JP2000290565A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4503213B2 (ja) | グラフィックアートインクジェット画像プリンタ用インクセット | |
| US5919293A (en) | Use of perfluorinated compounds as a vehicle component in ink-jet inks | |
| JP5109262B2 (ja) | インクジェット記録用水性インクセット | |
| US5919291A (en) | Aqueous recording solution for ink jet | |
| JP5211413B2 (ja) | インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 | |
| JPH09137091A (ja) | 記録用水性マゼンタインク及びインクジェット記録方法 | |
| JP4432301B2 (ja) | インクジェット記録用水性インクセット | |
| JPH09279074A (ja) | インクジェット用水性記録液 | |
| JP2000273377A (ja) | インクジェット用記録液 | |
| JP4852715B2 (ja) | インクジェット用インク組成物 | |
| JP2000290565A (ja) | インクジェット用記録液 | |
| JP2005146159A (ja) | インキ用添加剤及びこれを用いたインキ | |
| JP2894568B2 (ja) | インクジェット用インク | |
| JP2009001815A (ja) | インキ用添加剤及びこれを用いたインキ | |
| JP3507934B2 (ja) | 記録用インク及びこれを用いた記録方法 | |
| JP3873452B2 (ja) | 記録用インク | |
| JP6075686B2 (ja) | インクジェット記録用再充填インクカートリッジの製造方法 | |
| JP2715534B2 (ja) | インクジェット記録用水性インク | |
| JP2004155867A (ja) | 水性インクおよびインクジェット記録方法 | |
| JP2007238813A (ja) | インクジェットインクとそれを用いた疎水性媒体への印刷方法 | |
| JP4323153B2 (ja) | インク組成物およびインクジェット記録方法 | |
| JP4213461B2 (ja) | インクジェット記録用インク組成物およびインクジェット記録方法 | |
| JP2001072902A (ja) | インクジェット用記録液 | |
| JP2001064552A (ja) | インクジェット用記録液 | |
| JP3687796B2 (ja) | 水性インク組成物及びそれを用いた記録方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040303 |