JP2000290579A - ラップフィルム密着部形成塗料及びラップフィルムカートン - Google Patents

ラップフィルム密着部形成塗料及びラップフィルムカートン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状のラップフィルム3を収納するカー
トンのラップフィルム3引き出し側外面に、引き出され
たラップフィルム3の巻き戻り防止用のラップフィルム
密着部5を形成するためのラップフィルム密着部形成塗
料において、種々の材質のラップフィルム3に対して
も、配合量の調整によって容易に最適なラップフィルム
密着部5が得られるようにする。 【解決手段】 少なくとも、セルロースアセテートブチ
レートと、融点が−7〜−30℃のポリエステル系可塑
剤とを主成分として含むラップフィルム密着部形成塗料
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状のラップ
フィルムを収納するカートンのラップフィルム引き出し
側外面に設けられ、引き出されたラップフィルムの巻き
戻り防止用のラップフィルム密着部を形成するためのラ
ップフィルム密着部形成塗料と、このラップフィルム密
着部形成塗料の硬化塗膜として形成したラップフィルム
密着部を有するラップフィルムカートンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラップフィルム密着部形成塗料と
しては、エポキシ系アクリレートやポリエステル系アク
リレート等のアクリル変性樹脂をベースとし、紫外線等
によって架橋硬化される架橋性硬化ニス(特許第259
8642号公報)、ポリオールの分子量及び伸び率の異
なる2種以上のポリウレタン系プレポリマーを混合した
塗布液(特開平10−35656号公報)、更にはポリ
ウレタン系プレポリマーと非反応性アクリル樹脂とを含
む組成物の塗布液(特開平10−35657号公報)が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ラップフィ
ルム密着部は、単にラップフィルムを強く密着させて巻
き戻りを確実に押さえるだけでは実用的なものとはなら
ず、ラップフィルムに対する適度な密着力を発揮すると
共に、カートンを構成する紙とのブロッキングを生じな
いことが要求される。即ち、ラップフィルムを引き剥す
時に、ラップフィルムが破れたり、ラップフィルムと共
に引き剥されてしまうことのない、適度なラップフィル
ムに対する密着力を発揮すると共に、例えばカートンの
製造過程で展開状態のカートンを重ねても、重なり合っ
たカートンに付着してしまうことがないものであること
が要求される。
【0004】上記従来のラップフィルム密着部形成塗料
では、配合量を調整しても、上記の条件を満たしつつ、
材質が相違するために性質が異なるラップフィルムにそ
れぞれ対応するラップフィルム密着部を得ることが困難
な問題がある。即ち、現在多用されている代表的なラッ
プフィルムとしては、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリメチルペンテンがあるが、上
記従来のラップフィルム密着部形成塗料によって得られ
るラップフィルム密着部は、いずれも塩化ビニリデンや
塩化ビニルのラップフィルムに対して適したもので、ポ
リエチレンのラップフィルムに対してはやや密着力が弱
く、更にポリメチルペンテンやポリエチレンのラップフ
ィルムに対しては配合量を調整しても密着力が不足して
実用的な巻き戻り防止効果が得られない問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点にかんがみて
なされたもので、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリメチルペンテンのいずれのラッ
プフィルムに対しても、配合量の調整によって容易に最
適なラップフィルム密着部を得ることができるラップフ
ィルム密着部形成塗料を提供することを第一の目的とす
る。また、本発明は、ラップフィルムがポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリメチルペン
テンのいずれかである場合について、それぞれについて
実用的可能なラップフィルム密着部を有するラップフィ
ルムカートンを提供することを第二の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第一の目
的のために、ロール状のラップフィルムを収納するカー
トンのラップフィルム引き出し側外面に、引き出された
ラップフィルムの巻き戻り防止用のラップフィルム密着
部を形成するためのラップフィルム密着部形成塗料にお
いて、溶剤の他に、少なくとも、セルロースアセテート
ブチレートと、融点が−7〜−30℃のポリエステル系
可塑剤とを主成分として含むことを特徴とするラップフ
ィルム密着部形成塗料を提供するものである。
【0007】また、本発明は、上記第二の目的のため
に、ポリ塩化ビニリデンのロール状のラップフィルムを
収納するカートンのラップフィルム引き出し側外面に、
引き出されたラップフィルムの巻き戻り防止用のラップ
フィルム密着部が設けられており、このラップフィルム
密着部が、少なくとも、セルロースアセテートブチレー
トと、セルロースアセテートブチレート100重量部に
対して25〜90重量部で融点が−7〜−30℃のポリ
エステル系可塑剤とを主成分として含む硬化塗膜である
ことを特徴とするラップフィルムカートンと、
【0008】ポリ塩化ビニルのロール状のラップフィル
ムを収納するカートンのラップフィルム引き出し側外面
に、引き出されたラップフィルムの巻き戻り防止用のラ
ップフィルム密着部が設けられており、このラップフィ
ルム密着部が、少なくとも、セルロースアセテートブチ
レートと、セルロースアセテートブチレート100重量
部に対して40〜100重量部で融点が−7〜−30℃
のポリエステル系可塑剤とを主成分として含む硬化塗膜
であることを特徴とするラップフィルムカートンと、
【0009】ポリメチルペンテン又はポリエチレンのロ
ール状のラップフィルムを収納するカートンのラップフ
ィルム引き出し側外面に、引き出されたラップフィルム
の巻き戻り防止用のラップフィルム密着部が設けられて
おり、このラップフィルム密着部が、少なくとも、セル
ロースアセテートブチレートと、セルロースアセテート
ブチレート100重量部に対して40〜110重量部で
融点が−7〜−30℃のポリエステル系可塑剤とを主成
分として含む硬化塗膜であることを特徴とするラップフ
ィルムカートンとを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係るラップフィル
ム密着部形成塗料について説明する。
【0011】本発明に係るラップフィルム密着部形成塗
料は、溶剤以外の成分において、セルロースアセテート
ブチレートと、融点が−7〜−30℃のポリエステル系
可塑剤とを主成分として含むものである。ここで主成分
とは、90重量%以上であることを意味する。このセル
ロースアセテートブチレートと、融点が−7〜−30℃
のポリエステル系可塑剤とを主成分として含むラップフ
ィルム密着部形成塗料とすることにより、両者の配合比
率を調整することで、その硬化塗膜として得られるラッ
プフィルム密着部を、種々の材質のラップフィルムに適
合させることができる。即ち、カートンを構成する紙と
のブロッキングを防止しつつ、ポリ塩化ビニリデンやポ
リ塩化ビニルのラップフィルムだけではなく、ポリエチ
レンやポリメチルペンテンのラップフィルムに対しても
適切な密着力を奏するラップフィルム密着部を容易に得
ることができる。
【0012】本発明で用いるポリエステル系可塑剤とし
ては、例えばアジピン酸系、セバチン酸系、フタル酸系
等の直鎖二塩基酸系ポリエステル系可塑剤が好ましく、
中でもアジピン酸系ポリエステル系可塑剤(アジピン酸
と多価アルコールのエステル重合物)が最も好ましい。
また、本発明では、これらのポリエステル系可塑剤の中
でも、特に融点が−7〜−30℃のものを用いる。融点
がこの範囲を超えて高くなると、必要な密着力が得にく
くなり、融点がこの範囲を超えて低くなると密着力が過
剰に高くなったり、カートンを構成する紙とのブロッキ
ングを生じやすくなる。
【0013】セルロースアセテートブチレートとポリエ
ステル系可塑剤の配合比率は、セルロースアセテートブ
チレート100重量部に対してポリエステル系可塑剤が
セルロースアセテートブチレート100重量部に対して
ポリエステル系可塑剤が25〜110重量部であること
が好ましい。ポリエステル系可塑剤の配合量が少な過ぎ
ると、必要な密着力が得にくく、ポリエステル系可塑剤
の配合量が多過ぎると、密着力が過剰に高くなったり、
カートンを構成する紙とのブロッキングを生じやすくな
る。
【0014】本発明のラップフィルム密着部形成塗料に
は、シリカ及びクレーのいずれか一方もしくは両者を加
えておくことが好ましい。添加量は、セルロースアセテ
ートブチレートとポリエステル系可塑剤の合計量100
重量部に対してそれぞれ0.1〜5重量部の範囲である
ことが好ましい。シリカを添加しておくと、シリカがポ
リエステル系可塑剤を吸着することで、形成したラップ
フィルム密着部からのポリエステル系可塑剤の浸出によ
る密着力の低下や、本ラップフィルム密着部形成塗料の
相分離を防止することができる。また、クレーを添加し
ておくと、得られるラップフィルム密着部の耐摩擦性が
向上し、製造時の製品同士の擦れ等による密着力の低下
を防止しやすくなる。両者とも、添加量が少な過ぎると
上記効果が得にくく、添加量が多過ぎると得られるラッ
プフィルム密着部の密着力が低下しやすくなる。
【0015】本発明のラップフィルム密着部形成塗料に
は、上記シリカやクレーの他、例えば着色剤等を必要に
応じて少量加えることができる。また、溶剤としては、
例えば酢酸エチル、トルエン、イソプロピルアルコール
等を用いることができる。
【0016】次に、本発明に係るラップフィルムカート
ンについて、図1に基づいて説明する。
【0017】図1において、1は本体、2は蓋体、3は
ラップフィルム、4はカッター、5はラップフィルム密
着部である。
【0018】図示されるラップフィルムカートンは、蓋
体前面部6の下端から下向きにカッター4の刃先が露出
したもので、ラップフィルム密着部5は、本体前面部7
の外面側中央部で、しかも蓋体2を閉じた時に蓋体前面
部6で覆われる位置に設けられている。
【0019】ラップフィルム3は、ロール状に巻かれて
本体1内に収容されており、必要長さだけ本体1の前面
方向に引き出され、カッター4で切断されて使用される
ものである。このラップフィルム3の切断は、必要長さ
だけラップフィルム3を引き出した後、蓋体2を閉じ、
蓋体前面部6と本体前面部7の間にラップフィルム3を
挟み付けた状態でカッター4にラップフィルム3を押し
当てることで行われる。この時、本体1側に残るラップ
フィルム3の先端部は、ラップフィルム密着部5に密着
し、本体1内に巻き戻されてしまうことが防止される。
従って、次の使用時に、簡単にラップフィルム3の先端
部をつかんで引き出すことができる。
【0020】本発明に係るラップフィルムカートンのラ
ップフィルム密着部5は、アンカー処理を施した所定の
部位に前述したラップフィルム密着部形成塗料を塗布し
て乾燥させた硬化塗膜として形成されているもので、ラ
ップフィルム3の材質によって、セルロースアセテート
ブチレートと、融点が−7〜−30℃のポリエステル系
可塑剤の配合比率が調整されたものとなっている。
【0021】ラップフィルム3がポリ塩化ビニリデンの
場合、ラップフィルム密着部5は、少なくとも、セルロ
ースアセテートブチレートと、セルロースアセテートブ
チレート100重量部に対して25〜80重量部で融点
が−7〜−30℃のポリエステル系可塑剤とを主成分と
して(90重量%以上)含む硬化塗膜である。ポリエス
テル系可塑剤の添加量が25重量部未満では、ラップフ
ィルム3に対する密着力が不足しやすく、ポリエステル
系可塑剤の添加量が90重量部を超えると、カートンを
構成する紙とのブロッキングを生じやすくなったり、ラ
ップフィルム3に対する密着力が過剰となりやすい。
【0022】ラップフィルム3がポリ塩化ビニルの場
合、ラップフィルム密着部5は、少なくとも、セルロー
スアセテートブチレートと、セルロースアセテートブチ
レート100重量部に対して40〜100重量部で融点
が−7〜−30℃のポリエステル系可塑剤とを主成分と
して含む硬化塗膜である。ポリエステル系可塑剤の添加
量が40重量部未満では、ラップフィルム3に対する密
着力が不足しやすく、ポリエステル系可塑剤の添加量が
100重量部を超えると、カートンを構成する紙とのブ
ロッキングを生じやすくなったり、ラップフィルム3に
対する密着力が過剰となりやすい。
【0023】ラップフィルム3がポリメチルペンテン又
はポリエチレンの場合、ラップフィルム密着部5は、少
なくとも、セルロースアセテートブチレートと、セルロ
ースアセテートブチレート100重量部に対して40〜
110重量部で融点が−7〜−30℃のポリエステル系
可塑剤とを主成分として含む硬化塗膜である。ポリエス
テル系可塑剤の添加量が40重量部未満では、ラップフ
ィルム3に対する密着力が不足しやすく、ポリエステル
系可塑剤の添加量が110重量部を超えると、カートン
を構成する紙とのブロッキングを生じやすくなる。
【0024】特にラップフィルム3がポリメチルペンテ
ンである場合、ポリエステル系可塑剤の融点が−20〜
−30℃であることが好ましい。ラップフィルム3がポ
リメチルペンテンの場合、融点が−7℃以上−20℃未
満のポリエステル系可塑剤では低温(15℃)環境下に
おける密着性が低下する傾向にあるが、融点が−20〜
−30℃のポリエステル系可塑剤を用いた場合、この低
温環境下における密着性の低下を防止しやすい。
【0025】尚、本発明に係るラップフィルムカートン
に設けられるラップフィルム密着部5においても、本発
明に係るラップフィルム密着部形成塗料の説明において
述べたように、ポリエステル系可塑剤としては直鎖二塩
基酸系ポリエステル系可塑剤が好ましく、中でもアジピ
ン酸系ポリエステル系可塑剤(アジピン酸と多価アルコ
ールのエステル重合物)が最も好ましい。また、セルロ
ースアセテートブチレートとポリエステル系可塑剤の合
計量100重量部に対して、0.1〜5重量部のシリカ
または0.1〜5重量部クレーの少なくともいずれか一
方を含有することが好ましく、更にはこのシリカやクレ
ーの他、例えば着色剤等を必要に応じて少量加えること
ができる。
【0026】
【実施例】実施例1 下記のセルロースアセテートブチレート(以下「CA
B」という)と、アジピン酸系ポリエステル系可塑剤
(以下「可塑剤」という)と、シリカと、クレーを用
い、CABの量(固形分換算)に対する可塑剤の量を表
1に示されるように変化させたラップフィルム密着部形
成塗料(以下「塗料」という)を用いて、図1で説明し
たようなラップフィルムカートンを作製した。また、シ
リカとクレーは、各塗料において、CABの量(固形分
換算)と可塑剤の量の合計量100重量部に対してそれ
ぞれ2重量部となる量を加えた。
【0027】・CAB:イーストマンケミカル社製「C
AB551−0.01」(固形分40重量%) ・可塑剤:大日本インキ化学工業社製「ポリサイザーW
360EL」(融点−12℃) ・シリカ:日本アエロジル社製「R−976」 ・クレー:エンジェルハード社製「トランスリンク55
5」 作製した各ラップフィルムカートンに、ポリ塩化ビニリ
デン(以下「PVDC」という)、ポリ塩化ビニル(以
下「PVC」という)、ポリエチレン(以下「PE」と
いう)、ポリメチルペンテン(以下「PMP」という)
のロール状の各ラップフィルムを収納し、25℃と15
℃の雰囲気下でそれぞれ引き出しと切断を繰り返して使
用状態を評価した。結果を表1に示す。尚、評価結果基
準は下記の通りである。
【0028】○ :切断後に端部がラップフィルム密着
層に密着性よく留まっており、かつ、次の引き出し時に
大きな抵抗感なくラップフィルムを剥離できたもの。
【0029】△1 :切断後に端部が巻き戻されるほどで
はないが、やや密着力が弱く不安定感のあったもの。
【0030】△2 :ラップフィルムの引き剥し時に、ラ
ップフィルムの破れやラップフィルム密着部の剥離は生
じなかったが、抵抗感の強かったもの。
【0031】×1 :ラップフィルム密着部の密着力が弱
く、切断後に端部の巻き戻しが発生したもの。
【0032】×2 :ラップフィルム密着部の密着力が強
過ぎ、ラップフィルムの引き剥し時に、ラップフィルム
の破れやラップフィルム密着部の剥離を生じたもの。
【0033】実施例2 実施例1で作製したラップフィルムカートンを展開状態
で積み重ね、平らな板間に挟んだ状態で12.5kgの
重りを乗せ、25℃と15℃のそれぞれの雰囲気下に2
4時間放置して、紙とのブロッキングの発生状態を調べ
た。ブロッキングを生じなかったものを「無」、ブロッ
キングを生じたものを「有」として表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実施例3 使用する可塑剤を以下のものに変えた他は実施例1と同
様にしてラップフィルムカートンを作製し、25℃と1
5℃の雰囲気下での実施例1と同様の使用状態の評価
と、25℃と15℃の雰囲気下での実施例2と同様の紙
に対するブロッキングテストとを行った。結果を表2に
示す。
【0036】・可塑剤:大日本インキ化学工業社製「ポ
リサイザーW141OD」(融点−25℃)
【0037】
【表2】
【0038】比較例1 下記に示すA,B,Cの塗料を用いて図1に示されるよ
うなラップフィルムカートンを作製し、実施例1と同様
にして使用状態を評価した。結果を表3に示す。
【0039】・塗料A:アクリル系紫外線硬化型樹脂塗
料 ・塗料B:ポリオール分子量が1000〜1500で伸
び率が22%のポリウレタン樹脂溶液(固形分30重量
%)50重量部と、ポリオール分子量が2000〜25
00で伸び率が145%のポリウレタン樹脂(固形分3
0重量%)50重量部との混合希釈液 ・塗料C:ポリオール分子量が1500〜2000で伸
び率が160%のポリウレタン系プレポリマー溶液(固
形分50重量%)50重量部と、非反応性アクリル樹脂
溶液(固形分50重量%)50重量部との混合希釈液
【0040】
【表3】
【0041】
【発明の効果】本発明のラップフィルム密着部形成塗料
は、表1から明らかなように、セルロースアセテートブ
チレートに対する融点が−7〜−30℃のポリエステル
系可塑剤の配合量を調整することにより、幅広い材質の
ラップフィルムに適したラップフィルム密着部を容易に
形成することができるものである。また、本発明のラッ
プフィルムカートンは、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリメチルペンテンの各ラップ
フィルム別にそれぞれ実用可能なラップフィルム密着部
を備えたもので、ラップフィルムの巻き戻りをそれぞれ
防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラップフィルムカートンの一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋体 3 ラップフィルム 4 カッター 5 ラップフィルム密着部 6 蓋体前面部 7 本体前面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AB13 BA13 BC04 BC08 DA17 EA08 EA14 3E062 AA20 AB12 LA01 LA17 LA25 4J038 BA041 DD002 DD082 HA446 KA06 KA10 PB04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状のラップフィルムを収納するカ
    ートンのラップフィルム引き出し側外面に、引き出され
    たラップフィルムの巻き戻り防止用のラップフィルム密
    着部を形成するためのラップフィルム密着部形成塗料に
    おいて、溶剤の他に、少なくとも、セルロースアセテー
    トブチレートと、融点が−7〜−30℃のポリエステル
    系可塑剤とを主成分として含むことを特徴とするラップ
    フィルム密着部形成塗料。
  2. 【請求項2】 セルロースアセテートブチレート100
    重量部に対してポリエステル系可塑剤が25〜110重
    量部であることを特徴とする請求項1のラップフィルム
    密着部形成塗料。
  3. 【請求項3】 セルロースアセテートブチレートとポリ
    エステル系可塑剤の合計量100重量部に対して、0.
    1〜5重量部のシリカまたは0.1〜5重量部クレーの
    少なくともいずれか一方を含有することを特徴とする請
    求項1又は2のラップフィルム密着部形成塗料。
  4. 【請求項4】 ポリエステル系可塑剤がアジピン酸系ポ
    リエステル系可塑剤であることを特徴とする請求項1〜
    3いずれかのラップフィルム密着部形成塗料。
  5. 【請求項5】 ポリ塩化ビニリデンのロール状のラップ
    フィルムを収納するカートンのラップフィルム引き出し
    側外面に、引き出されたラップフィルムの巻き戻り防止
    用のラップフィルム密着部が設けられており、このラッ
    プフィルム密着部が、少なくとも、セルロースアセテー
    トブチレートと、セルロースアセテートブチレート10
    0重量部に対して25〜90重量部で融点が−7〜−3
    0℃のポリエステル系可塑剤とを主成分として含む硬化
    塗膜であることを特徴とするラップフィルムカートン。
  6. 【請求項6】 ポリ塩化ビニルのロール状のラップフィ
    ルムを収納するカートンのラップフィルム引き出し側外
    面に、引き出されたラップフィルムの巻き戻り防止用の
    ラップフィルム密着部が設けられており、このラップフ
    ィルム密着部が、少なくとも、セルロースアセテートブ
    チレートと、セルロースアセテートブチレート100重
    量部に対して40〜100重量部で融点が−7〜−30
    ℃のポリエステル系可塑剤とを主成分として含む硬化塗
    膜であることを特徴とするラップフィルムカートン。
  7. 【請求項7】 ポリメチルペンテン又はポリエチレンの
    ロール状のラップフィルムを収納するカートンのラップ
    フィルム引き出し側外面に、引き出されたラップフィル
    ムの巻き戻り防止用のラップフィルム密着部が設けられ
    ており、このラップフィルム密着部が、少なくとも、セ
    ルロースアセテートブチレートと、セルロースアセテー
    トブチレート100重量部に対して40〜110重量部
    で融点が−7〜−30℃のポリエステル系可塑剤とを主
    成分として含む硬化塗膜であることを特徴とするラップ
    フィルムカートン。
  8. 【請求項8】 ポリメチルペンテンのロール状のラップ
    フィルムを収納する請求項7のラップフィルムカートン
    のラップフィルム密着部において、ポリエステル系可塑
    剤の融点が−20〜−30℃であることを特徴とするラ
    ップフィルムカートン。
  9. 【請求項9】 硬化塗膜が、セルロースアセテートブチ
    レートとポリエステル系可塑剤の合計量100重量部に
    対して、0.1〜5重量部のシリカ又は0.1〜5重量
    部クレーの少なくともいずれか一方を含有することを特
    徴とする請求項5〜8いずれかのラップフィルムカート
    ン。
  10. 【請求項10】 ポリエステル系可塑剤がアジピン酸系
    ポリエステル系可塑剤であることを特徴とする請求項5
    〜9いずれかのラップフィルムカートン。
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