JP2000290736A - 電気炉ダストの処理方法 - Google Patents
電気炉ダストの処理方法Info
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Abstract
び/又は酸化亜鉛を効率よく回収できる亜鉛の回収方
法、及びこれを用いて金属類を効果的にリサイクルでき
る電気炉ダストの処理方法を提供する。 【解決手段】 亜鉛の回収方法は、亜鉛又は亜鉛化合物
を含む原料を、硝酸で浸出して硝酸亜鉛の溶液を形成
し、溶液を電気分解して、純亜鉛及び/ 又は酸化亜鉛を
回収する。また、電気炉ダストの処理方法は、電気炉か
ら発生するダストと希硝酸とを混合し、pHを調整して
ダストに含まれる鉄分を除く重金属類を希硝酸中に浸出
し、鉄分を除く重金属類が浸出した溶液に亜鉛を加え、
亜鉛よりイオン化傾向の小さい重金属を析出させて回収
し、重金属が除去されて、硝酸亜鉛を含む溶液を電気分
解し、純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収する。
Description
鉛の回収方法及びこれを用いた電気炉ダストの処理方法
に関する。
ダストは、年間約50万tにも及んでいる。この電気炉
ダスト中には多量のZnが含まれているため、この電気
炉ダスト中のZnを回収する必要があるが、現在、この
処理が施されているのは発生量の約65%程度であり、
残りの約35%は未処理のままで埋立て処分がなされて
いる。この方法としては、電気炉ダスト中のZnOを高
温下で還元揮発させて前記ダストから高純度のZnOを
回収する乾式法が採用されている。また、Zn(Zn
O)を回収した後のダストは高濃度の鉄分を含有するに
もかかわらず、電気炉にリサイクルされることなく埋立
てや路盤材として使用されてきたが、最近ではこの用途
にも限界がみえてきている。
においては、高温で処理するため非常に高いエネルギー
を必要とする。従って、経済的な面からみるとダスト処
理規模の大きい方が効率的であるが、一般に一製鉄所の
電気炉から発生する電気炉ダストの量はそれほど多くな
く、これらを一か所に収集して処理するための運搬等を
考慮すると効果的な処理方法とはいえない。また、高い
エネルギーを必要とするにもかかわらず、現在の乾式法
ではZnOが完全に還元されず、亜鉛を十分に回収でき
ないという問題がある。更に、還元後の残りのダストは
埋立てや路盤材として使用されているが、このダスト中
には未還元の亜鉛の他、鉛、カドミウム、クロム等も含
まれているため環境上好ましくない。本発明はかかる事
情に鑑みてなされたもので、亜鉛又は亜鉛化合物を含む
原料から亜鉛及び/又は酸化亜鉛を効率よく回収できる
亜鉛の回収方法、及びこれを用いて鉄分も含めた重金属
類を効果的にリサイクルできる電気炉ダストの処理方法
を提供することを目的とする。
明に係る亜鉛の回収方法は、亜鉛又は亜鉛化合物を含む
原料を、硝酸で浸出して硝酸亜鉛の溶液を形成し、該溶
液を電気分解して、純亜鉛及び/ 又は酸化亜鉛を回収す
る。これにより、亜鉛の電解採取が従来技術の硫酸浴に
おけるそれに比して、著しく高効率で、高安定にでき
る。また、硝酸は硫酸のように一部重金属にみられるよ
うな不溶性の硫化物を形成することがない。更に、硝酸
亜鉛の溶液は、電気分解によって金属亜鉛及び/又は酸
化亜鉛と硝酸とを回収することができる。
ストの処理方法は、電気炉から発生するダストと希硝酸
とを混合し、pHを調整して前記ダストに含まれる鉄分
を除く重金属類を前記希硝酸中に浸出させる第1工程
と、前記鉄分を除く重金属類が浸出した溶液に亜鉛を加
え、亜鉛よりイオン化傾向の小さい重金属を析出させて
回収する第2工程と、前記重金属が除去されて、硝酸亜
鉛を含む溶液を電気分解し、純亜鉛及び/又は酸化亜鉛
を回収する第3工程を有する。これにより、第1工程に
おいては、選択的に電気炉ダスト中に含まれる鉄分以外
の重金属類を浸出させるので、鉄分を浸出残渣として回
収することができる。また、第2工程においては、亜鉛
よりイオン化傾向の小さな金属、例えば鉛、銅、カドミ
ウム等を析出させることができる。そして、第3工程に
おいては、第2工程で鉛、銅、カドミウム等を回収した
後の溶液を電気分解することにより純亜鉛及び/又は酸
化亜鉛を回収することができる。
において、前記pHは、3〜5の範囲にあることが望ま
しい。pHが3未満では、鉄分(Fe(III ))が浸出
して溶液中に入る可能性があり、一方、pHが5を超え
るときには、鉄分以外の他の金属、例えばCu2+、Pb
2+、Cd2+等が溶液中に浸出しない可能性がある。これ
により、鉄を溶液中に沈殿物として除去することが可能
となる。また、第2の発明に係る電気炉ダストの処理方
法において、第3工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回
収した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希
硝酸の一部又は全部として使用することが可能である。
これにより、希硝酸のリサイクルを行うことができる。
ストの処理方法は、電気炉から発生するダストと希硝酸
とを混合し、前記ダストに含まれる金属類を前記希硝酸
中に浸出させる第1工程と、前記金属類を浸出した溶液
から、鉄を除去する第2工程と、前記鉄を除去した溶液
に亜鉛を加え、亜鉛よりイオン化傾向の小さい金属を析
出させて回収する第3工程と、前記金属が除去されて、
硝酸亜鉛を含む溶液を電気分解し、純亜鉛及び/又は酸
化亜鉛を回収する第4工程を有する。これにより、第1
工程においては、電気炉ダスト中に含まれる金属類を浸
出させるので、pHの厳密な制御が必要なくなる。ま
た、第2工程においては、浸出した溶液中から鉄のみを
除去することができるので、鉄分を浸出残渣として回収
することができる。そして、第3工程においては、亜鉛
よりイオン化傾向の小さな金属、例えば鉛、銅、カドミ
ウム等を析出させることができる。そして、第4工程に
おいては、第3工程で鉛、銅、カドミウム等を回収した
後の溶液を電気分解することにより純亜鉛及び/又は酸
化亜鉛を回収することができる。
において、第4工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希硝
酸の一部又は全部として使用することが可能である。こ
れにより、希硝酸のリサイクルを行うことができる。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る電気炉ダストの処理方法の工程説明図、図2は
同電気炉ダストの処理方法における電気分解の説明図、
図3は本発明の他の実施の形態に係る電気炉ダストの処
理方法の工程説明図、図4は同電気炉ダストの処理方法
における電気分解の説明図である。
施の形態に係る電気炉ダストの処理方法においては、ま
ず溶解槽10に電気炉から発生したダスト約1000k
gを入れる。次いで、希硝酸を加えて溶液のpHを3〜
5の範囲、例えばpH4程度に調整する。そして、所定
時間、例えば1〜2時間程度攪拌を行う。これにより電
気炉ダスト中に含まれる鉄分を除く重金属類、例えばZ
n、Pb、Cu、Cd等は、硝酸溶液中に浸出する。一
方、CaO、SiO2 等のスラグ分等を含む未溶解の鉄
分は、浸出残渣として回収される(第1工程)。ここ
で、この浸出残渣は約740kgであって、鉄分品位は
40〜50%であることから、再び電気炉に戻して再利
用することができる。また、沈澱物にはZnO・Fe2
O3 も含まれるが、これも同様に電気炉に戻して再利用
することできる。
に亜鉛を20kg程度加え、所定時間(例えば1〜2時
間程度)攪拌する。亜鉛は、イオン化傾向のより小さな
金属イオン、例えばPb2+、Cu2+、Cd2+等と置換し
て金属イオン(Zn2+)となって溶解する。一方、亜鉛
よりイオン化傾向の小さな重金属は析出する。そして、
上澄み液(析出物を除く溶液)を次の工程で使用する電
解槽12に移し、析出した重金属(Pb、Cu、Cd
等)を回収する(第2工程)。次いで、前記重金属が除
去(回収)された溶液を電解槽12で電気分解する。図
2に示すように、電気分解に使用する電解槽12は、図
示しない恒温水槽によって一定の温度、例えば60℃程
度に保持されていて、この電解槽12の中に第2工程で
重金属を回収した後の硝酸亜鉛を含む溶液が入れられ
る。また、電解槽12内には、例えば白金板からなるア
ノード(陽極)13と、例えばアルミニウムからなるカ
ソード(陰極)14が設けられて、アノード13とカソ
ード14の端部はそれぞれ直流電源15に接続されてい
る。
流電源15を用いて通電することにより、アノード13
側では、2H2 O→4H+ +O2 +4e- という反応が
起こって、酸素を発生する。また、カソード14側にお
いては、2Zn2++4e- →2Znという反応が起こっ
て亜鉛が析出する。電気分解終了後、この析出した純亜
鉛及び/又は酸化亜鉛を回収する(第3工程)。また、
アノード13で生じた4H+ は溶液中の4( NO3 - )
と結びついて硝酸(HNO3 )を再生する。この再生し
た硝酸を含む溶液は、溶解槽10に戻すことにより第1
工程で加える希硝酸の一部又は全部として使用すること
ができる。
の形態に係る電気炉ダストの処理方法を示す。まず溶解
槽20に電気炉から発生したダスト約1000kgを入
れる。次いで、希硝酸を加えて溶液のpHを1以下、例
えばpH1程度に調整する。そして、所定時間、例えば
1〜2時間程度攪拌を行う。これにより電気炉ダスト中
に含まれる金属類、例えばZn、Fe、Pb、Cu、C
d等は、硝酸溶液中に浸出する。一方、SiO2 、Ca
O等の未溶解のスラグ分は、酸性浸出を利用しているた
め、他の金属元素が付着していない純度の高い浸出残渣
として回収することができる(第1工程)。なお、この
浸出残渣は約190kgであることから、スラグとして
再利用することもできる。
3+にNaOH等を添加し、pH3程度まで中和すること
で、Fe(OH)3 の水酸化物として沈澱させ回収す
る。ここでは、金属が浸出している溶液と有機溶媒とを
混合し、その金属を抽出する溶媒抽出法を採用して、溶
液中のFe3+のみを選別除去している(第2工程)。こ
の沈澱物には、ZnO等の付着物がなく、鉄の純度が高
いため、再び電気炉に戻して再利用する必要はなく、リ
サイクルしやすい。次に、鉄を除去した液を清浄槽22
に移し、これに亜鉛を20kg程度加え、所定時間(例
えば1〜2時間程度)攪拌する。亜鉛は、イオン化傾向
のより小さな金属イオン、例えばPb2+、Cu2+、Cd
2+等と置換して金属イオン(Zn2+)となって溶解す
る。
は析出する。そして、上澄み液(析出物を除く溶液)を
次の工程で使用する電解槽23に移し、析出した金属
(Pb、Cu、Cd等)を回収する(第3工程)。次い
で、亜鉛よりイオン化傾向の小さい金属が除去(回収)
された溶液を電解槽23で電気分解する。図4に示すよ
うに、電気分解に使用する電解槽23は、図示しない恒
温水槽によって一定の温度、例えば60℃程度に保持さ
れていて、この電解槽23の中に第4工程で金属を回収
した後の硝酸亜鉛を含む溶液が入れられる。また、電解
槽23内には、例えば白金板からなるアノード(陽極)
24と、例えばアルミニウムからなるカソード(陰極)
25が設けられて、アノード24とカソード25の端部
はそれぞれ直流電源26に接続されている。
流電源26を用いて通電することにより、アノード24
側では、2H2 O→4H+ +O2 +4e- という反応が
起こって、酸素を発生する。また、カソード25側にお
いては、2Zn2++4e- →2Znという反応が起こっ
て亜鉛が析出する。電気分解終了後、この析出した純亜
鉛及び/又は酸化亜鉛を回収する(第4工程)。また、
アノード24で生じた4H+ は溶液中の4( NO3 - )
と結びついて硝酸(HNO3 )を再生する。この再生し
た硝酸を含む溶液は、溶解槽20に戻すことにより第1
工程で加える希硝酸の一部又は全部として使用すること
ができる。
処理することにより亜鉛の他、鉄、鉛等の回収を効率よ
く行うことができ、これらの有効利用を図ることが可能
となる。また、使用する希硝酸は再生して繰り返し使用
することができ、全体として経済的に電気炉ダストの処
理を行うことが可能となる。
の実施例を示す。ここでは、表1に示す組成の電気炉ダ
ストを使用して、図1の工程をもとに以下の処理を行っ
た。
ccを加え、更に硝酸を加えてpH=4に調製し、60
分間攪拌を行った。そして、溶液の成分の分析を行っ
た。その結果を表2(NO.1)に示す。なお、表中の
NDは、Not Detectedの略であり、検出さ
れなかったことを示す。
mと極微量となっており、鉄分は溶液中にほとんど残存
していないことがわかる。次に、前記同様、電気炉ダス
ト100gに水1000ccを加え、更に硝酸を加えて
pH=4に調製し、60分間攪拌を行い、存在する沈澱
物(鉄)を回収した後に亜鉛2.52gを加えて更に6
0分間攪拌を行った。そして、溶液の成分の分析を行っ
た。その結果を表2(NO.2)に示す。この結果よ
り、Cd、Pb、Cu、は硝酸のみを加えて攪拌したと
き(表2(NO.1))と比べて明らかに減少してい
る。これより、溶液中に存在していた金属イオン(Cd
2+、Pb2+、Cu2+)は亜鉛と置換し、金属となって析
出したことがわかる。
た。なお、アノードには白金電極を、カソードにはアル
ミニウム電極を用いた。電解液は、亜鉛10g/リット
ル、pH3の溶液であり、希硝酸に酸化亜鉛を溶解させ
て作成した。電解温度は60℃、定電流法で電解時間は
1時間とした。その後、カソードに析出した亜鉛の量を
キレート滴定により定量した。その結果を表3に示す。
量は増加しており、硝酸を用いた電気分解による亜鉛の
回収は容易に実施できることがわかった。また、本電気
分解においては容易に高電流効率が得られ、工業的にも
有用なものであることがわかった。なお、電流効率が1
00%を超えているが、これは一部、一価のZnが生成
したためではないかと考えられる。また、電解時間を2
時間にして同様の実験を行ったが、亜鉛の析出量は電気
量に比例して大きくなるものの、その他の特別な変化は
生じなかった。ここで、本実施例に係る電気分解におい
ては、希硝酸に酸化亜鉛を溶解させた溶液を使用した
が、前記表2(NO.2)に示す組成の溶液で電気分解
を行っても同様に亜鉛を容易に回収することができる。
してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の
構成に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載さ
れている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態
や変形例も含むものである。例えば、溶解槽と清浄槽は
別々の槽を用いたが、同一槽内で処理を行うことも可能
である。また、電気分解においてアノードには白金を用
いたがチタン合金、ステンレスを用いることも可能であ
り、カソードにはアルミニウムを用いたがステンレスを
用いることも可能である。
は、亜鉛又は亜鉛化合物を含む原料を、硝酸で浸出して
硝酸亜鉛の溶液を形成し、溶液を電気分解して、純亜鉛
及び/ 又は酸化亜鉛を回収するため、亜鉛の電解採取が
従来技術の硫酸浴におけるそれに比して、著しく高効率
で、高安定にできる。また、硝酸は硫酸のように一部重
金属にみられるような不溶性の硫化物を形成することが
ないので、広範囲の金属の浸出に適用できる。更に、硝
酸亜鉛溶液は、電気分解によって純亜鉛及び/又は酸化
亜鉛と硝酸とを回収することができるので、例えば塩酸
浴における電気分解のように、塩酸溶液から発生する塩
素ガスを回収する工程が必要でなく、また、酸の消耗も
ないため、作業性が良く、また省コストにすることがで
きる。
方法においては、第1工程において、電気炉から発生す
るダストと希硝酸とを混合し、pHを調整してダストに
含まれる鉄分を除く重金属類を希硝酸中に浸出させるた
め、ダストに含まれる鉄分を浸出残渣に移行することが
でき、その結果、電気炉ダストから鉄(分)を容易に回
収することができる。また、第2工程においては、鉄分
を除く重金属類が浸出した溶液に亜鉛を加え、亜鉛より
イオン化傾向の小さい金属を析出させて回収するため、
鉛等の有価金属を容易に回収することができる。そし
て、第3工程においては、第2工程で鉛、銅、カドミウ
ム等を回収した後の溶液を電気分解するため、電解時に
おける電流効率が良く、更に、純度の高い純亜鉛及び/
又は酸化亜鉛を回収することができる。したがって、第
1工程から第3工程の処理により、電気炉ダストから容
易に効率よく含まれる金属を回収することができ、それ
ぞれの成分の有効利用を図ることが可能となる。
方法においては、pHを3〜5の範囲にするので、他の
余分な金属を沈澱させることなく、確実に鉄(Fe(II
I ))を浸出残渣に移行させることができ、後の工程に
おいて、鉄分を含まない、純度の高い金属を回収するこ
とができる。
おいては、第3工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希硝
酸の一部又は全部として使用するので、希硝酸のリサイ
クルを行うことができ、省コストにすることができる。
理方法においては、第1工程において、電気炉から発生
するダストと希硝酸とを混合するため、ダストに含まれ
る金属類を希硝酸中に浸出させることができる。また、
第2工程においては、金属類を浸出した溶液から鉄を除
去するため、第3工程において、鉄分を含まない純度の
高い金属を回収することができる。そして、第3工程に
おいて、鉄を除去した溶液に亜鉛を加え、亜鉛よりイオ
ン化傾向の小さい金属を析出、回収するため、純度の高
い金属が回収でき、また、第4工程の電気分解時の電流
効率を高めることが可能となる。更に、この第4工程に
おいては、金属が除去された硝酸亜鉛を含む溶液を電気
分解するため、純度が高い純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を
回収することができる。したがって、第1工程から第4
工程までの処理により、電気炉ダストから容易に効率よ
く含まれる金属を回収することができ、それぞれの成分
の有効を図ることが可能となる。
方法においては、第4工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛
を回収した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用す
る希硝酸の一部又は全部として使用するので、希硝酸の
リサイクルを行うことができ、省コストにすることがで
きる。
理方法の工程説明図である。
説明図である。
処理方法の工程説明図である。
説明図である。
ノード、14:カソード、15:直流電源、20:溶解
槽、21:脱鉄槽、22:清浄槽、23:電解槽、2
4:アノード、25:カソード、26直流電源
9)
鉛の回収方法を用いた電気炉ダストの処理方法に関す
る。
ダストは、年間約50万tにも及んでいる。この電気炉
ダスト中には多量のZnが含まれているため、この電気
炉ダスト中のZnを回収する必要があるが、現在、この
処理が施されているのは発生量の約65%程度であり、
残りの約35%は未処理のままで埋立て処分がなされて
いる。この方法としては、電気炉ダスト中のZnOを高
温下で還元揮発させて前記ダストから高純度のZnOを
回収する乾式法が採用されている。また、Zn(Zn
O)を回収した後のダストは高濃度の鉄分を含有するに
もかかわらず、電気炉にリサイクルされることなく埋立
てや路盤材として使用されてきたが、最近ではこの用途
にも限界がみえてきている。
においては、高温で処理するため非常に高いエネルギー
を必要とする。従って、経済的な面からみるとダスト処
理規模の大きい方が効率的であるが、一般に一製鉄所の
電気炉から発生する電気炉ダストの量はそれほど多くな
く、これらを一か所に収集して処理するための運搬等を
考慮すると効果的な処理方法とはいえない。また、高い
エネルギーを必要とするにもかかわらず、現在の乾式法
ではZnOが完全に還元されず、亜鉛を十分に回収でき
ないという問題がある。更に、還元後の残りのダストは
埋立てや路盤材として使用されているが、このダスト中
には未還元の亜鉛の他、鉛、カドミウム、クロム等も含
まれているため環境上好ましくない。本発明はかかる事
情に鑑みてなされたもので、亜鉛又は亜鉛化合物を含む
原料から亜鉛及び/又は酸化亜鉛を効率よく回収できる
亜鉛の回収方法を用いて鉄分も含めた重金属類を効果的
にリサイクルできる電気炉ダストの処理方法を提供する
ことを目的とする。
明に係る電気炉ダストの処理方法は、電気炉から発生す
るダストと希硝酸とを混合し、pHを調整して前記ダス
トに含まれる鉄分を除く重金属類を前記希硝酸中に浸出
させる第1工程と、前記鉄分を除く重金属類が浸出した
溶液に亜鉛を加え、亜鉛よりイオン化傾向の小さい重金
属を析出させて回収する第2工程と、前記重金属が除去
されて、硝酸亜鉛を含む溶液を電気分解し、純亜鉛及び
/又は酸化亜鉛を回収する第3工程を有する。これによ
り、第1工程においては、選択的に電気炉ダスト中に含
まれる鉄分以外の重金属類を浸出させるので、鉄分を浸
出残渣として回収することができる。また、第2工程に
おいては、亜鉛よりイオン化傾向の小さな金属、例えば
鉛、銅、カドミウム等を析出させることができる。そし
て、第3工程においては、第2工程で鉛、銅、カドミウ
ム等を回収した後の溶液を電気分解することにより純亜
鉛及び/又は酸化亜鉛を回収することができる。
において、前記pHは、3〜5の範囲にあることが望ま
しい。pHが3未満では、鉄分(Fe(III ))が浸出
して溶液中に入る可能性があり、一方、pHが5を超え
るときには、鉄分以外の他の金属、例えばCu2+、Pb
2+、Cd2+等が溶液中に浸出しない可能性がある。これ
により、鉄を溶液中に沈殿物として除去することが可能
となる。また、第1の発明に係る電気炉ダストの処理方
法において、第3工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回
収した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希
硝酸の一部又は全部として使用することが可能である。
これにより、希硝酸のリサイクルを行うことができる。
ストの処理方法は、電気炉から発生するダストと希硝酸
とを混合し、前記ダストに含まれる金属類を前記希硝酸
中に浸出させる第1工程と、前記金属類を浸出した溶液
から、鉄を除去する第2工程と、前記鉄を除去した溶液
に亜鉛を加え、亜鉛よりイオン化傾向の小さい金属を析
出させて回収する第3工程と、前記金属が除去されて、
硝酸亜鉛を含む溶液を電気分解し、純亜鉛及び/又は酸
化亜鉛を回収する第4工程を有する。これにより、第1
工程においては、電気炉ダスト中に含まれる金属類を浸
出させるので、pHの厳密な制御が必要なくなる。ま
た、第2工程においては、浸出した溶液中から鉄のみを
除去することができるので、鉄分を浸出残渣として回収
することができる。そして、第3工程においては、亜鉛
よりイオン化傾向の小さな金属、例えば鉛、銅、カドミ
ウム等を析出させることができる。そして、第4工程に
おいては、第3工程で鉛、銅、カドミウム等を回収した
後の溶液を電気分解することにより純亜鉛及び/又は酸
化亜鉛を回収することができる。
において、第4工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希硝
酸の一部又は全部として使用することが可能である。こ
れにより、希硝酸のリサイクルを行うことができる。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る電気炉ダストの処理方法の工程説明図、図2は
同電気炉ダストの処理方法における電気分解の説明図、
図3は本発明の他の実施の形態に係る電気炉ダストの処
理方法の工程説明図、図4は同電気炉ダストの処理方法
における電気分解の説明図である。
施の形態に係る電気炉ダストの処理方法においては、ま
ず溶解槽10に電気炉から発生したダスト約1000k
gを入れる。次いで、希硝酸を加えて溶液のpHを3〜
5の範囲、例えばpH4程度に調整する。そして、所定
時間、例えば1〜2時間程度攪拌を行う。これにより電
気炉ダスト中に含まれる鉄分を除く重金属類、例えばZ
n、Pb、Cu、Cd等は、硝酸溶液中に浸出する。一
方、CaO、SiO2 等のスラグ分等を含む未溶解の鉄
分は、浸出残渣として回収される(第1工程)。ここ
で、この浸出残渣は約740kgであって、鉄分品位は
40〜50%であることから、再び電気炉に戻して再利
用することができる。また、沈澱物にはZnO・Fe2
O3 も含まれるが、これも同様に電気炉に戻して再利用
することできる。
に亜鉛を20kg程度加え、所定時間(例えば1〜2時
間程度)攪拌する。亜鉛は、イオン化傾向のより小さな
金属イオン、例えばPb2+、Cu2+、Cd2+等と置換し
て金属イオン(Zn2+)となって溶解する。一方、亜鉛
よりイオン化傾向の小さな重金属は析出する。そして、
上澄み液(析出物を除く溶液)を次の工程で使用する電
解槽12に移し、析出した重金属(Pb、Cu、Cd
等)を回収する(第2工程)。次いで、前記重金属が除
去(回収)された溶液を電解槽12で電気分解する。図
2に示すように、電気分解に使用する電解槽12は、図
示しない恒温水槽によって一定の温度、例えば60℃程
度に保持されていて、この電解槽12の中に第2工程で
重金属を回収した後の硝酸亜鉛を含む溶液が入れられ
る。また、電解槽12内には、例えば白金板からなるア
ノード(陽極)13と、例えばアルミニウムからなるカ
ソード(陰極)14が設けられて、アノード13とカソ
ード14の端部はそれぞれ直流電源15に接続されてい
る。
流電源15を用いて通電することにより、アノード13
側では、2H2 O→4H+ +O2 +4e- という反応が
起こって、酸素を発生する。また、カソード14側にお
いては、2Zn2++4e- →2Znという反応が起こっ
て亜鉛が析出する。電気分解終了後、この析出した純亜
鉛及び/又は酸化亜鉛を回収する(第3工程)。また、
アノード13で生じた4H+ は溶液中の4( NO3 - )
と結びついて硝酸(HNO3 )を再生する。この再生し
た硝酸を含む溶液は、溶解槽10に戻すことにより第1
工程で加える希硝酸の一部又は全部として使用すること
ができる。
の形態に係る電気炉ダストの処理方法を示す。まず溶解
槽20に電気炉から発生したダスト約1000kgを入
れる。次いで、希硝酸を加えて溶液のpHを1以下、例
えばpH1程度に調整する。そして、所定時間、例えば
1〜2時間程度攪拌を行う。これにより電気炉ダスト中
に含まれる金属類、例えばZn、Fe、Pb、Cu、C
d等は、硝酸溶液中に浸出する。一方、SiO2 、Ca
O等の未溶解のスラグ分は、酸性浸出を利用しているた
め、他の金属元素が付着していない純度の高い浸出残渣
として回収することができる(第1工程)。なお、この
浸出残渣は約190kgであることから、スラグとして
再利用することもできる。
3+にNaOH等を添加し、pH3程度まで中和すること
で、Fe(OH)3 の水酸化物として沈澱させ回収す
る。ここでは、金属が浸出している溶液と有機溶媒とを
混合し、その金属を抽出する溶媒抽出法を採用して、溶
液中のFe3+のみを選別除去している(第2工程)。こ
の沈澱物には、ZnO等の付着物がなく、鉄の純度が高
いため、再び電気炉に戻して再利用する必要はなく、リ
サイクルしやすい。次に、鉄を除去した液を清浄槽22
に移し、これに亜鉛を20kg程度加え、所定時間(例
えば1〜2時間程度)攪拌する。亜鉛は、イオン化傾向
のより小さな金属イオン、例えばPb2+、Cu2+、Cd
2+等と置換して金属イオン(Zn2+)となって溶解す
る。
は析出する。そして、上澄み液(析出物を除く溶液)を
次の工程で使用する電解槽23に移し、析出した金属
(Pb、Cu、Cd等)を回収する(第3工程)。次い
で、亜鉛よりイオン化傾向の小さい金属が除去(回収)
された溶液を電解槽23で電気分解する。図4に示すよ
うに、電気分解に使用する電解槽23は、図示しない恒
温水槽によって一定の温度、例えば60℃程度に保持さ
れていて、この電解槽23の中に第4工程で金属を回収
した後の硝酸亜鉛を含む溶液が入れられる。また、電解
槽23内には、例えば白金板からなるアノード(陽極)
24と、例えばアルミニウムからなるカソード(陰極)
25が設けられて、アノード24とカソード25の端部
はそれぞれ直流電源26に接続されている。
流電源26を用いて通電することにより、アノード24
側では、2H2 O→4H+ +O2 +4e- という反応が
起こって、酸素を発生する。また、カソード25側にお
いては、2Zn2++4e- →2Znという反応が起こっ
て亜鉛が析出する。電気分解終了後、この析出した純亜
鉛及び/又は酸化亜鉛を回収する(第4工程)。また、
アノード24で生じた4H+ は溶液中の4( NO3 - )
と結びついて硝酸(HNO3 )を再生する。この再生し
た硝酸を含む溶液は、溶解槽20に戻すことにより第1
工程で加える希硝酸の一部又は全部として使用すること
ができる。
処理することにより亜鉛の他、鉄、鉛等の回収を効率よ
く行うことができ、これらの有効利用を図ることが可能
となる。また、使用する希硝酸は再生して繰り返し使用
することができ、全体として経済的に電気炉ダストの処
理を行うことが可能となる。
の実施例を示す。ここでは、表1に示す組成の電気炉ダ
ストを使用して、図1の工程をもとに以下の処理を行っ
た。
ccを加え、更に硝酸を加えてpH=4に調製し、60
分間攪拌を行った。そして、溶液の成分の分析を行っ
た。その結果を表2(NO.1)に示す。なお、表中の
NDは、Not Detectedの略であり、検出さ
れなかったことを示す。
mと極微量となっており、鉄分は溶液中にほとんど残存
していないことがわかる。次に、前記同様、電気炉ダス
ト100gに水1000ccを加え、更に硝酸を加えて
pH=4に調製し、60分間攪拌を行い、存在する沈澱
物(鉄)を回収した後に亜鉛2.52gを加えて更に6
0分間攪拌を行った。そして、溶液の成分の分析を行っ
た。その結果を表2(NO.2)に示す。この結果よ
り、Cd、Pb、Cu、は硝酸のみを加えて攪拌したと
き(表2(NO.1))と比べて明らかに減少してい
る。これより、溶液中に存在していた金属イオン(Cd
2+、Pb2+、Cu2+)は亜鉛と置換し、金属となって析
出したことがわかる。
た。なお、アノードには白金電極を、カソードにはアル
ミニウム電極を用いた。電解液は、亜鉛10g/リット
ル、pH3の溶液であり、希硝酸に酸化亜鉛を溶解させ
て作成した。電解温度は60℃、定電流法で電解時間は
1時間とした。その後、カソードに析出した亜鉛の量を
キレート滴定により定量した。その結果を表3に示す。
量は増加しており、硝酸を用いた電気分解による亜鉛の
回収は容易に実施できることがわかった。また、本電気
分解においては容易に高電流効率が得られ、工業的にも
有用なものであることがわかった。なお、電流効率が1
00%を超えているが、これは一部、一価のZnが生成
したためではないかと考えられる。また、電解時間を2
時間にして同様の実験を行ったが、亜鉛の析出量は電気
量に比例して大きくなるものの、その他の特別な変化は
生じなかった。ここで、本実施例に係る電気分解におい
ては、希硝酸に酸化亜鉛を溶解させた溶液を使用した
が、前記表2(NO.2)に示す組成の溶液で電気分解
を行っても同様に亜鉛を容易に回収することができる。
してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の
構成に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載さ
れている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態
や変形例も含むものである。例えば、溶解槽と清浄槽は
別々の槽を用いたが、同一槽内で処理を行うことも可能
である。また、電気分解においてアノードには白金を用
いたがチタン合金、ステンレスを用いることも可能であ
り、カソードにはアルミニウムを用いたがステンレスを
用いることも可能である。
理方法においては、第1工程において、電気炉から発生
するダストと希硝酸とを混合し、pHを調整してダスト
に含まれる鉄分を除く重金属類を希硝酸中に浸出させる
ため、ダストに含まれる鉄分を浸出残渣に移行すること
ができ、その結果、電気炉ダストから鉄(分)を容易に
回収することができる。また、第2工程においては、鉄
分を除く重金属類が浸出した溶液に亜鉛を加え、亜鉛よ
りイオン化傾向の小さい金属を析出させて回収するた
め、鉛等の有価金属を容易に回収することができる。そ
して、第3工程においては、第2工程で鉛、銅、カドミ
ウム等を回収した後の溶液を電気分解するため、電解時
における電流効率が良く、更に、純度の高い純亜鉛及び
/又は酸化亜鉛を回収することができる。したがって、
第1工程から第3工程の処理により、電気炉ダストから
容易に効率よく含まれる金属を回収することができ、そ
れぞれの成分の有効利用を図ることが可能となる。
方法においては、pHを3〜5の範囲にするので、他の
余分な金属を沈澱させることなく、確実に鉄(Fe(II
I ))を浸出残渣に移行させることができ、後の工程に
おいて、鉄分を含まない、純度の高い金属を回収するこ
とができる。
おいては、第3工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用する希硝
酸の一部又は全部として使用するので、希硝酸のリサイ
クルを行うことができ、省コストにすることができる。
理方法においては、第1工程において、電気炉から発生
するダストと希硝酸とを混合するため、ダストに含まれ
る金属類を希硝酸中に浸出させることができる。また、
第2工程においては、金属類を浸出した溶液から鉄を除
去するため、第3工程において、鉄分を含まない純度の
高い金属を回収することができる。そして、第3工程に
おいて、鉄を除去した溶液に亜鉛を加え、亜鉛よりイオ
ン化傾向の小さい金属を析出、回収するため、純度の高
い金属が回収でき、また、第4工程の電気分解時の電流
効率を高めることが可能となる。更に、この第4工程に
おいては、金属が除去された硝酸亜鉛を含む溶液を電気
分解するため、純度が高い純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を
回収することができる。したがって、第1工程から第4
工程までの処理により、電気炉ダストから容易に効率よ
く含まれる金属を回収することができ、それぞれの成分
の有効を図ることが可能となる。
方法においては、第4工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛
を回収した残りの硝酸を含む溶液を、第1工程で使用す
る希硝酸の一部又は全部として使用するので、希硝酸の
リサイクルを行うことができ、省コストにすることがで
きる。
理方法の工程説明図である。
説明図である。
処理方法の工程説明図である。
説明図である。
ノード、14:カソード、15:直流電源、20:溶解
槽、21:脱鉄槽、22:清浄槽、23:電解槽、2
4:アノード、25:カソード、26直流電源
Claims (6)
- 【請求項1】 亜鉛又は亜鉛化合物を含む原料を、硝酸
で浸出して硝酸亜鉛の溶液を形成し、該溶液を電気分解
して、純亜鉛及び/ 又は酸化亜鉛を回収することを特徴
とする亜鉛の回収方法。 - 【請求項2】 電気炉から発生するダストと希硝酸とを
混合し、pHを調整して前記ダストに含まれる鉄分を除
く重金属類を前記希硝酸中に浸出させる第1工程と、前
記鉄分を除く重金属類が浸出した溶液に亜鉛を加え、亜
鉛よりイオン化傾向の小さい重金属を析出させて回収す
る第2工程と、前記重金属が除去されて、硝酸亜鉛を含
む溶液を電気分解し、純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
する第3工程を有することを特徴とする電気炉ダストの
処理方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の電気炉ダストの処理方法
において、前記pHは、3〜5の範囲にあることを特徴
とする電気炉ダストの処理方法。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の電気炉ダストの処
理方法において、第3工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛
を回収した残りの硝酸を含む溶液は、第1工程で使用す
る希硝酸の一部又は全部として使用することを特徴とす
る電気炉ダストの処理方法。 - 【請求項5】 電気炉から発生するダストと希硝酸とを
混合し、前記ダストに含まれる金属類を前記希硝酸中に
浸出させる第1工程と、前記金属類を浸出した溶液か
ら、鉄を除去する第2工程と、前記鉄を除去した溶液に
亜鉛を加え、亜鉛よりイオン化傾向の小さい金属を析出
させて回収する第3工程と、前記金属が除去されて、硝
酸亜鉛を含む溶液を電気分解し、純亜鉛及び/又は酸化
亜鉛を回収する第4工程を有することを特徴とする電気
炉ダストの処理方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の電気炉ダストの処理方法
において、第4工程で純亜鉛及び/又は酸化亜鉛を回収
した残りの硝酸を含む溶液は、第1工程で使用する希硝
酸の一部又は全部として使用することを特徴とする電気
炉ダストの処理方法。
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| JP2848899 | 1999-02-05 | ||
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|---|---|---|---|---|
| JP2009074132A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Dowa Metals & Mining Co Ltd | 亜鉛電解液の製造方法 |
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