JP2000290977A - 水門や樋門の扉体昇降装置 - Google Patents

水門や樋門の扉体昇降装置

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JP2000290977A
JP2000290977A JP11102508A JP10250899A JP2000290977A JP 2000290977 A JP2000290977 A JP 2000290977A JP 11102508 A JP11102508 A JP 11102508A JP 10250899 A JP10250899 A JP 10250899A JP 2000290977 A JP2000290977 A JP 2000290977A
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solar panel
rack
gear
door
lifting device
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Masae Nishiwaki
正衞 西脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、電力線を引き込むことができない地域に
設置される水門や樋門の扉体昇降装置は、人力で操作す
るか、バッテリーや発電機などを用いて駆動するように
していた。しかしながら人力のみで操作するものは、作
業者の負担が大きく、またバッテリーや発電機などを用
いるものは、操作の度にこれらのものを搬入するか、あ
るいは近傍にその収納設備を設けなくてはならないとい
う問題点があった。本発明は、これらの問題点の解決を
課題とする。 【解決手段】駆動源となるモータを備えたラック式の扉
体昇降装置において、ラック棒33が貫通した昇降装置
の本体A上にソーラパネル50を、ラックカバーのよう
に筒状に配置して設けた。そして、このソーラパネル5
0で囲まれた内部空間に、ソーラパネル50と接続され
たモータ駆動用のバッテリーを収納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線を引き込む
ことができない非電化区域などに設置されるラック式の
水門や樋門の扉体昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に水門や樋門は、扉体を昇降駆動す
るために、モータや原動機を組み込んだ駆動装置を備え
ているが、比較的小型のものにあっては、ハンドル操作
により人力で扉体を昇降駆動するようにしている。ま
た、水門や樋門は、概して非電化区域に設置され、また
近年、環境保全上の理由から電化工事が制限されること
も多く、このような場合、比較的大型の水門や樋門にお
いてもこの種の手動昇降装置を使用せざるを得なかっ
た。
【0003】図6は、この種の扉体手動昇降装置の従来
例を示した正面図、図7は、そのA−A線の拡大断面図
である。図示したように、この扉体手動昇降装置は、所
定間隔ごとにピン33aを列状に設けた梯子状のラック
棒33が、昇降装置の本体32を上下方向に貫通するよ
うに取り付けられたものであり、このラック棒33は、
上下方向に駆動されるように本体32の内部で、ピン3
3aがピン歯車34に噛み合っている。
【0004】ピン歯車34が取り付けられた軸35は、
同軸上に固定された歯車36と噛み合った歯車38を介
して本体32の一方に配置された中継軸37に係合し、
この中継軸37は、歯車39、歯車40、歯車41、歯
車42、歯車43を介して他方側の軸44に係合してい
る。この軸44は差動歯車装置45や図示しない動力伝
達機構を介してハンドル31が固定されたハンドル軸3
0に係合している。
【0005】なお、図示していないが、中継軸37は図
示しない軸を介して同様の扉体手動昇降装置の中継軸に
連結され、それぞれに取り付けられたラック棒33を同
期して駆動し得るようになっている。また、それぞれの
ラック棒33の下端には、水門や樋門の扉体(図示せ
ず)が固定され、一対のラック棒33で扉体を吊り下げ
支持するようになっている。
【0006】従って、ハンドル31を回転させると、こ
のハンドル31の回転力は、歯車39〜43などの動力
伝達機構を介して減速してピン歯車34に伝達され、こ
のピン歯車34と噛み合ったラック棒33が上下方向に
駆動されることとなる。よって、このラック棒33の下
端に取り付けられた扉体が昇降駆動され、水門や樋門が
開閉されるようになっている。
【0007】なお、図7において符号47は、扉体を自
重で下降させるための自重降下切換レバー、46はその
際に扉体に加速度がつかないように制御する遠心ブレー
キ装置を示す。
【0008】また、図示していないが、この種の扉体手
動昇降装置には、ハンドル31を離しても扉体が降下し
ないようにセルフロック装置が内装されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の水門や
樋門の扉体手動昇降装置は、ハンドル軸の回転を減速し
てピン歯車に伝達するようになっているが、この種の小
型の水門や樋門においても扉体の操作荷重はかなり大き
く、これを人力のみで開放することは、数時間を要する
たいへんな重労働であった。
【0010】また、この種の昇降装置は、長期にわたっ
て使用しないでいると、錆の発生などにより、いざとい
う時に駆動できなくなる虞れがあり、そのため定期的に
扉体を開閉することが義務付けられている。しかしなが
ら、その作業は、上述したように大変な重労働であるた
め、扉体を完全に開閉してその動作を確認するというこ
とは、殆ど行われていないのが現状である。
【0011】また、この種の手動昇降装置にアダプター
を取り付け、モータや原動機を用いて作動させることも
可能であるが、その場合は、セッティングに時間を要す
ると共に、電源の確保や燃料の搬入など、新たに解決し
なくてはならない課題が生じた。さらに、このモータや
原動機は、昇降装置の外部に後付けされるので、安全性
に問題があると共に、人力による駆動を前提として設計
された手動昇降装置が、駆動源を用いて強制的に駆動さ
れることにより、思わぬ故障やトラブルを引き起こす虞
れもあった。
【0012】本発明は、上記従来の水門や樋門の扉体昇
降装置が有していた問題点の解決を課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項1記載の発明は、扉体を吊
支したラック棒と噛み合ったピン歯車が、モータを備え
た駆動装置で駆動され、扉体が昇降されるようになされ
たラック式の水門や樋門の扉体昇降装置において、ラッ
ク棒が貫通した昇降装置の本体上にソーラパネルを、ラ
ックカバーのように筒状に配置して設けると共に、この
ソーラパネルで囲繞された内部空間に、ソーラパネルと
接続されたモータ駆動用のバッテリーを設けたものであ
る。
【0014】また、請求項2記載の発明は、モータを駆
動源とする補助駆動装置を備え、ハンドルからの入力の
大きさに応じて扉体を吊支したラック棒と噛み合ったピ
ン歯車が、補助駆動されるようになされたラック式の水
門や樋門の扉体手動昇降装置において、ラック棒が貫通
した昇降装置の本体上にソーラパネルを、ラックカバー
のように筒状に配置して設けると共に、このソーラパネ
ルで囲繞された内部空間に、ソーラパネルと接続された
モータ駆動用のバッテリーを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る水門や樋門の扉体昇
降装置の正面図、図2はその平面図、図3は要部の拡大
断面図である。この扉体昇降装置は、従来のものと全く
同様に水門や樋門の構造枠体状のピア(図示せず)上に
設置され、本体Aを上下方向に貫通するように設けられ
た梯子状のラック棒33を、ハンドル2の操作により、
上下方向に駆動することにより、その下端に取り付けら
れた扉体(図示せず)を昇降させるようにしたものであ
る。ここにおいて、ハンドル2の操作力は、補助動力ユ
ニット1を介して、ラック棒33に噛み合ったピン歯車
(図示せず)に伝達されるようになっている。
【0017】補助動力ユニット1は、図4の断面図並び
に図5の要部切欠正面図に示すように、外側にハンドル
2が取り付けられ、昇降装置本体Aのハンドル軸30に
駆動軸6を連結して取り付けられるものである。
【0018】上記駆動軸6は、ハンドル2が取り付けら
れた入力軸5と同軸上に互いに回動自在に配置され、入
力軸5との間には、遊星歯車装置7を介在させている。
この遊星歯車装置7は、中心の太陽歯車7aが入力軸5
に転動自在に取り付けられ、太陽歯車7aに噛み合った
遊星歯車7bが、前記入力軸5に固定された回転部材7
の一側(図4において右側)に回転自在に支持され、か
つ遊星歯車7bに噛み合った外周のリングギア7cが、
連結部材15と歯車14を介して駆動軸6に連結固定さ
れたものである。
【0019】また、上記太陽歯車7aには、トルクレバ
ー8を一体的に取り付けている。このトルクレバー8
は、図5に示すように、先端を太陽歯車7aの上方に突
出させたものであり、その左右両側には、出没杆10,
11をそれぞればね12,13で互いに突出する方向に
付勢して設けている。また、トルクレバー8の中程に
は、トルクレバー8の回動中心と同心円上に歯を有する
円弧状の歯車8aが取り付けられ、この歯車8aは、ケ
ーシング4に固定された可変抵抗器9の軸9aに固定さ
れた歯車9bと噛み合っている。
【0020】又、駆動軸6の下方には、補助駆動装置が
設けられている。この補助駆動装置は、モータ3と、こ
のモータ3の回転力を駆動軸6に減速して伝達する歯車
伝達機構とからなる。この歯車伝達機構は、モータ3の
軸3aに固定された歯車3bに噛み合った歯車18b
と、この歯車18bと同じ軸18に固定された歯車18
aと、この歯車18aに噛み合った歯車17aと、この
歯車17aと同じ軸17に固定され、駆動軸6に固定さ
れた歯車14に噛み合った歯車17aとで構成されてい
る。
【0021】なお、上記モータ3は、可変抵抗器9の測
定値に基づき駆動制御されるように、制御回路(図示せ
ず)を介してバッテリー51に接続されている。このバ
ッテリー51は、図2並びに図3に示すように、昇降装
置本体Aの上面に形成されたラック棒貫通用の開口部
A’の周囲に配置されている。また、このバッテリー5
1の周囲には、バッテリー51と接続された充電用のソ
ーラパネル50が、角筒状に配置して設けられている。
従って、このソーラパネル50は、ラック棒33の上方
突出空間を覆うラックカバーとして機能すると共に、バ
ッテリー51を収納するための収納容器としても機能す
る。なお、図2において、符号52は、四方のソーラパ
ネル50で形成されたバッテリー収納空間の上面を塞い
だ天板、53は、収納された各バッテリー51を固定す
るための固定具を示す。
【0022】また、駆動軸6に固定された歯車14に
は、同心円上に複数の通孔14aが設けられ、この通孔
14aと向き合ったケーシング4の所定位置には、この
通孔14aの有無を感知するセンサー16が設けられて
おり、これらで駆動軸6の回転並びにその回転速度に基
づく補助駆動装置の制御手段を構成している。
【0023】本発明の水門や樋門の扉体昇降装置は、上
記の構成を有している。
【0024】なお、図3において符号21は、駆動軸6
とハンドル軸30に設けられたキー溝に嵌まり込み、両
者を回動不可に係合させたキー、19と20は同様にし
て駆動軸6と歯車14との間、及びハンドル2と入力軸
5との間に介挿されたキーを示す。また、23,24,
25,26,27は、それぞれ軸5,30,17,18
を回動自在に支持したベアリングを示す。
【0025】次に上記構成を有する本発明の水門や樋門
の扉体昇降装置の働きについて述べる。
【0026】まず、例えばハンドル2を時計回り方向に
回転駆動すると、このハンドル2が取り付けられた入力
軸5を介して遊星歯車装置7の遊星歯車7bを支持した
回転部材7dが回転する。このことで遊星歯車7bに噛
み合った太陽歯車7aとリングギア7cは、同方向に回
転する力を受けるが、リングギア7cは、駆動軸6を介
してハンドル軸30に連結され、このハンドル軸30に
は、扉体(図示せず)の荷重負荷がかかっているので、
リングギア7cは容易には回転せず、回転部材7dの回
転に伴って、遊星歯車7bが逆方向(反時計回り方向)
に自転し、太陽歯車7aに、さらに強い時計回り方向の
力が作用する。よって、太陽歯車7aに固定されたトル
クレバー8も同方向に回転しようとするが、このトルク
レバー8の右側には、ばね12で付勢された出没杆10
が設けられているので、トルクレバー8は、このばね1
2の付勢力に抗してある程度、出没杆10を押し込み、
図5に二点鎖線で示すように回動する。そして、ばね1
2の反力、つまりトルクレバー8に作用するトルクが、
リングギア7cの回転トルク以上になると、太陽歯車7
aがそれ以上回転せず、今度は、遊星歯車7bが時計回
り方向に回転し、リングギア7cが回転を始める。この
リングギア7cは、駆動軸6を介してハンドル軸30を
回転させ、このハンドル軸の回転により、従来のものと
同様に扉体が引き上げられ、水門や樋門が開放される。
【0027】そして、この時、本発明の水門や樋門の扉
体昇降装置では、駆動軸6に固定された歯車14が、補
助駆動装置のモータ3で同時に駆動されるようになって
いる。この駆動力は、ハンドル2の操作力に応じて増減
するが、あくまでもハンドル2の操作力を軽減する程度
のものであり、ハンドル2が操作されない限り、決して
作動することはない。
【0028】次に、この補助駆動装置の制御について述
べると、まずハンドル2を操作すると、上述の通り、そ
の力に応じてばね12が縮み、トルクレバー8が所定範
囲、回動するので、このトルクレバー8に取り付けられ
た円弧状の歯車8aも入力軸5を中心として回動し、噛
み合った歯車9bを回動させる。この歯車9bには、可
変抵抗器9が取り付けられているので、ばね12の付勢
力に抗してトルクレバー8が回動した程度、つまりハン
ドル2からの入力トルクの大きさが、この可変抵抗器9
で電気的に測定される。この測定値は、図示しない制御
回路に入力され、この値に基づいてモータ3へ通電する
電流値が決定され、ハンドル2からの入力が小さい場合
には、小さいトルクで駆動軸6を回転駆動し、ハンドル
2からの入力が大きい場合には、その入力に応じた大き
いトルクで駆動軸6を回転駆動するようになっている。
【0029】従って、ハンドル2をゆっくりと軽い力で
操作している時も、また、負荷に抵抗し、ハンドル2を
強く回した時、あるいは早い速度で操作するためにハン
ドル2に強い力が作用した時も、その操作力に応じて補
助駆動装置が作動して、作業員の負担を軽減するように
作用する。なお、この時、駆動軸6の回転とその速度を
感知するセンサー16からの信号も制御回路に入力し、
上記可変抵抗器9の測定値とでモータ3を駆動制御する
こととすれば、一層、正確かつ精緻な補助駆動装置の動
作制御がなされることとなる。
【0030】なお、ハンドル2の操作を止めたときに
は、本体Aに内装された図示しないセルフロック機構が
作動し、駆動軸6には、逆転する方向の力が作用しない
ようになっている。従って、トルクレバー8は中立の位
置で停止し、可変抵抗器9がその移動を感知しないの
で、補助駆動装置は作動せず、駆動軸6が駆動されるこ
とはない。
【0031】また、扉体を下降させるには、自重降下切
換レバー29を操作すれば良く、このことで扉体は、あ
る程度、自重で降下する。しかしながら扉体は、水圧な
どの影響を受けるので完全に締め切るためには、扉体を
強制的に下降させなくてはならない。この時、本発明の
水門や樋門の扉体手動昇降装置では、ハンドル2を上記
と反対方向に回転駆動すれば良く、このことで扉体は、
ハンドル2の操作力と、その操作力に応じた補助駆動装
置の駆動力とで上記と全く反対に下側に強く押し下げら
れることとなる。
【0032】なお、この時、トルクレバー8は上記と反
対方向に回動し、他方側(図5において左側)の出没杆
11をばね13の付勢力に抗して押し付け、この時のト
ルク値を可変抵抗器9で測定することにより、上記と全
く同様に補助駆動装置のモータ3が駆動制御される。た
だし、この時、バッテリー51からモータ3への通電方
向は、逆となり、モータ3は、逆方向に回転する。
【0033】そして、完全に扉体が下降した位置では、
駆動軸6がそれ以上回転しないので、この時の状態がセ
ンサー16で感知され、補助駆動装置のモータ3が停止
するようになっている。従って、この状態でハンドル2
をいくら強い力で操作しても補助駆動装置は作動せず、
動力伝達機構などに過大な負荷がかかる虞れはない。な
お、このセンサー16は、歯車14に設けた通孔14a
が、その前方を通過することにより、その回転や速度を
感知するようになっているが、センサー16は駆動軸6
の回転やその回転速度を感知できるものであれば、どの
ようなものであっても良い。
【0034】また、図示していないが、ハンドル2と駆
動軸6は、過負荷防止装置を介して連結されており、ハ
ンドル2に過大な負荷が作用したとき、ハンドル2は駆
動軸5に対して空回りをするようになっている。
【0035】以上のようにして本発明の水門や樋門の扉
体昇降装置は、ハンドル2からの入力の大きさに応じて
扉体を吊支したラック棒33のピン33aと噛み合った
ピン歯車が、補助駆動され、扉体が比較的少ない労力で
昇降駆動される。そして、補助駆動装置のモータ3への
電力は、昇降装置の本体A上に設置されたバッテリー5
1から供給され、このバッテリー51はその周囲に設け
られたソーラパネル50で発電された電気で充電される
ようになっている。従って、この扉体昇降装置は、常に
少ない労力で簡単に操作できる状態に維持されている。
【0036】また、上記ソーラパネル50は、ラック棒
33の上方突出空間を覆い、しかもバッテリー51の収
納カバーを兼ねているので、スペースに無駄がなく、周
囲の景観を損ねる虞れもない。
【0037】なお、上記の実施の形態では、本発明の好
適な実施形態として、比較的小さい電力で駆動される補
助駆動装置を備えた扉体昇降装置を例示したが、本発明
の扉体昇降装置は、電力線を引き込むことができない非
電化地域に設置できるように、内装されたバッテリー5
1で駆動されるようになっていれば良く、モータを備え
た駆動装置(図示せず)のみでラック棒33が昇降駆動
されるように構成されたものであっても良い。
【0038】また、図示した実施の形態では、四角筒状
に配置された四方のソーラーパネル50でバッテリー5
1と、ラック棒33の突出空間を囲んだ例を示したが、
本発明の扉体昇降装置では、ソーラーパネル50がラッ
クカバーのようにラック棒33の突出空間を囲み、内部
にこのソーラーパネル50と接続されたバッテリー51
が収納されるようになっていれば良く、ソーラーパネル
50は三角筒や五角筒などの多角筒状に配置されていた
り、あるいはそれ自身を湾曲させて、円筒状に配置され
たものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、モータを備えた駆動装置で駆動さ
れるラック式の扉体昇降装置において、ラック棒が貫通
した昇降装置の本体上に、駆動装置の電源となるバッテ
リーを設けると共に、このバッテリーの周囲を筒状に充
電用のソーラパネルで覆ったので、スペースに無駄がな
く、かつラック棒の上方突出空間が覆われ、周囲の景観
を損ねる虞れもない。また、ソーラパネルは、昇降装置
本体上の高い位置で、かつ周囲に面するように筒形に配
置されているので、常に何れかの部分に日光があたり、
季節や時間による日照方向の違いによる影響を受けな
い。さらに、駆動装置用のバッテリーは、ソーラパネル
により、常に充電された状態に維持されているので、メ
インテナンスが不要で常に確実な動作が約束されるもの
である。
【0040】また、請求項2記載の発明は、補助駆動装
置を備えた昇降装置に用いることにより、上記請求項1
記載の発明の効果に加え、ソーラパネルやバッテリーを
一回り小型化でき、導入のための費用が低減されると共
に、万一の場合には、ハンドルによる操作が可能で安全
性に優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水門や樋門の扉体昇降装置の一実施形
態を示した簡略正面図である。
【図2】図1に示した扉体昇降装置の平面図である。
【図3】図2に示した扉体昇降装置の要部拡大断面図で
ある。
【図4】本発明の扉体昇降装置に用いられる補助駆動ユ
ニットの断面図である。
【図5】図4に示した補助駆動ユニットの要部平面説明
図である。
【図6】従来の扉体昇降装置の一例を示した簡略正面図
である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
A 昇降装置本体 1 補助駆動ユニット 2 ハンドル 3 モータ 4 ケーシング 5 入力軸 6 駆動軸 7 遊星歯車装置 7a 太陽歯車 7b 遊星歯車 7c リングギア 8 トルクレバー 8a 円弧状の歯車 9 可変抵抗器 9a 軸 9b 歯車 10,11 出没杆 12,13 ばね 14 歯車 15 連結部材 16 センサー 17,18 軸 17a,17b,18a,18b 歯車 19,20,21 キー 23,24,25,26,27 ベアリング 33 ラック棒 33a ピン 50 ソーラーパネル 51 バッテリー 52 天板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体を吊支したラック棒と噛み合ったピ
    ン歯車が、モータを備えた駆動装置で駆動され、扉体が
    昇降されるようになされたラック式の水門や樋門の扉体
    昇降装置において、 ラック棒が貫通した昇降装置の本体上に、ソーラパネル
    がラックカバーを構成するように筒状に配置して設けら
    れると共に、このソーラパネルで囲繞された内部空間
    に、ソーラパネルと接続されたモータ駆動用のバッテリ
    ーが設けられたことを特徴とする水門や樋門の扉体昇降
    装置。
  2. 【請求項2】 モータを駆動源とする補助駆動装置を備
    え、ハンドルからの入力の大きさに応じて扉体を吊支し
    たラック棒と噛み合ったピン歯車が、補助駆動されるよ
    うになされたラック式の水門や樋門の扉体昇降装置にお
    いて、 ラック棒が貫通した昇降装置の本体上に、ソーラパネル
    がラックカバーを構成するように筒状に配置して設けら
    れると共に、このソーラパネルで囲繞された内部空間
    に、ソーラパネルと接続されたモータ駆動用のバッテリ
    ーが設けられたことを特徴とする水門や樋門の扉体昇降
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2408395A (en) * 2003-11-24 2005-05-25 Robert Francis Fray Cylindrical solar street light

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GB2408395A (en) * 2003-11-24 2005-05-25 Robert Francis Fray Cylindrical solar street light

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