JP2000291119A - 騒音防止機構付側溝構造 - Google Patents

騒音防止機構付側溝構造

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JP2000291119A
JP2000291119A JP11095158A JP9515899A JP2000291119A JP 2000291119 A JP2000291119 A JP 2000291119A JP 11095158 A JP11095158 A JP 11095158A JP 9515899 A JP9515899 A JP 9515899A JP 2000291119 A JP2000291119 A JP 2000291119A
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cap
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JP11095158A
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Kunio Kaneko
邦男 金子
Mitsunori Kusasumi
光紀 草住
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Fujimura Fume Kan KK
Original Assignee
Fujimura Fume Kan KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋受部や蓋の孔周辺にカケが発生せず、上下の
衝撃のみならず、横ずれによる騒音の発生も防止するこ
とを課題としている。 【解決手段】 下方に向かって縮径した態様でテーパー
を設けた所定深さの孔3を、蓋7の下面71を載置する
側溝上部に形成した蓋受部2の蓋載置面21に複数設
け、前記孔3には、該孔3の深さよりやや高く形成する
と共に、外周面は該孔3の内面壁に当接させ、かつ下面
61は孔底4に当接するように形成したほぼ円柱状の緩
衝材6を、上面が蓋載置面21よりわずかに突出するよ
うに嵌着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝上部の蓋掛け
部に配置した蓋上を人が歩行したり、自動車等車両が走
行した場合に、該蓋の横ズレ等により発生する騒音を防
止する騒音防止機構付側溝構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、騒音を防止する側溝構造として、
特許第2568477号、特開平7−279226号、
実開平7−20382号、実用新案登録第252666
7号が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、以下のような問題点がある。 (1) 従来、上部の蓋載置部にコンクリート製の蓋を敷設
した側溝の蓋上を歩行者が通行したり、車が走行した場
合にガタガタという騒音が頻繁に発生する。この原因
は、蓋載置面とこれに当接する蓋の下面が平滑でないた
め、蓋下面と蓋載置部との当接面のわずかな隙間がある
ためで、蓋上を歩行者や車が通行した時に上部荷重の影
響により下に強く叩きつけられる時に発生するものと考
えられている。また、この衝撃の影響により側溝上部の
蓋載置面にカケ並びに蓋の割れ等も発生しているのが現
状である。しかし、このような騒音発生を無くために、
側溝上部の蓋載置面と蓋との当接面を平滑に形成し隙間
無く製作することは、型枠そのものが手作りであるため
に無理である。 (2) 特許第2568477号、特開平7−279226
号、実開平7−20382号の公報は、いずれも騒音緩
衝材をコンクリートに埋め込み加工した構造である。従
って、長期間使用した場合や磨耗等により取り替えが必
要になった場合等には緩衝材の取り替えが不可能であ
る。従って、側溝の交換、又は蓋の交換となり、緩衝材
の交換費用が高くなるという問題点がある。 (3) 実用新案登録第2526667号では、側溝の蓋載
置面と蓋下面とに孔を設け、その孔にテーパー面を有
し、径が弾性的に縮小する柔軟性を備えた連結部材を嵌
合して騒音を防止する点が開示されている。しかし、側
溝の蓋載置面と蓋下面に孔を設け、テーパー面を有し、
貫通孔と割り溝を備えた硬質合成樹脂性の筒体である連
結部材を嵌合する構造である。従って、側溝の蓋載置面
と蓋下面とに設けた孔に連結部材を嵌合させた時に、孔
のズレを吸収するために、連結部材には貫通孔と割り溝
が設けてあり、連結部材に特徴がある。 (4) 蓋上を自動車が走行する時に発生する蓋の横ズレに
対して、側溝の蓋載置面に設けた孔部分の縁、及び蓋下
面の両端部に設けた孔部分の縁にカケが発生するという
問題点も生じている。本発明は、蓋受部や蓋の孔周辺に
カケが発生せず、上下の衝撃の場合みならず、横ずれに
よる場合の騒音の発生も防止可能な騒音防止機構付側溝
構造の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明の騒音防止機構付側溝構造
は、下方に向かって縮径した態様でテーパーを設けた所
定深さの孔を、蓋の下面を載置する側溝上部に形成した
蓋受部の蓋載置面に複数設け、前記孔には、該孔の深さ
よりやや高く形成すると共に、外周面は該孔の内面壁に
当接させ、かつ下面は孔底に当接するように形成したほ
ぼ円柱状の緩衝材を、上面が蓋載置面よりわずかに突出
するように嵌着することを特徴としている。
【0005】また、請求項2に記載の発明の騒音防止機
構付側溝構造は、下方に向かって縮径した態様でテーパ
ーを設けた所定深さの孔を、側溝上部に形成した蓋受部
の蓋載置面と蓋の長手方向側面の両方又はいずれか一方
に複数設け、前記孔には、外周面は孔の内面壁に当接す
ると共に下面は孔の孔底に当接し、孔の深さとほぼ同一
高さに形成した緩衝材の膨張力を拘束するキャップを嵌
着し、該キャップ内には孔の深さよりやや高く形成する
と共に、外周面はキャップの内面壁に当接し、かつ下面
は孔底に当接するように形成したほぼ円柱状の緩衝材
を、上面が蓋載置面よりわずかに突出するように前記キ
ャップに嵌着することを特徴としている。上記請求項2
の発明は、緩衝材上部に加わる圧縮応力が緩衝材のつぶ
れに伴って孔周辺に発生する膨脹力によることが判明
し、緩衝材の膨張力を拘束するためのキャップを孔と緩
衝材間に取付けた結果、孔付近のヒビ割れの発生が防止
できることに注目してなされた。
【0006】さらに、請求項3記載の発明は、請求項2
に記載の騒音防止機構付側溝構造において、キャップ
は、側溝製造時において孔位置に配置して一体成形する
ことを特徴としている。また、請求項4記載の発明は、
請求項1又は2に記載の騒音防止機構付側溝構造におい
て、孔は、蓋受部の係止壁と蓋の側面の両方又はいずれ
か一方、蓋の側面と端面の両方又はいずれか一方に設
け、該孔に緩衝材を嵌着することを特徴としている。ま
た、請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載の騒
音防止機構付側溝構造において、蓋の横ずれにより発生
する騒音を防止するため、孔は蓋の側面と端面、又はど
ちらか一方に複数個設け、該孔に緩衝材を嵌着すること
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明の実施例を図面により説明
すると、図1〜図9は第1実施例の側溝構造であり、自
動車荷重の作用しない場所、例えば人間の通行箇所のよ
うに軽荷重用の場所に配置される側溝構造である。蓋7
の下面71を載置する側溝上部に形成した蓋受部2の蓋
載置面21には、下方に向かって縮径した態様でテーパ
ーを設けた所定深さの孔3が複数設けられている。ま
た、前記孔3には、緩衝材6が嵌着されていて、該緩衝
材6は、該孔3の深さよりやや高く形成すると共に、外
周面は該孔3の内面壁に当接させ、かつ下面61は孔底
4に当接するように形成したほぼ円柱状に形成されてい
る。また、この緩衝材6は、上面62が蓋載置面21よ
りわずかに突出するように嵌着されている(図9参
照)。前記緩衝材6の天端は、蓋載置面21より2mm
程度高い位置Hに設定し、緩衝材6の直径はほぼ20m
m〜30mm程度、高さは30mm程度に形成されてい
る。また、緩衝材6がゴムの場合はゴムの硬度は30〜
70程度にするのがよい。 蓋載置面21の孔3に緩衝
材6を嵌着した後、蓋7の対応する下面を緩衝材6の上
面上に載置して敷設する。孔3は、蓋受部2の係止壁2
2と蓋7の側面72の両方又はいずれか一方、蓋7の側
面71と端面72の両方又はいずれか一方に設け、該孔
3に緩衝材6を嵌着してもよい。上記孔3の形状と緩衝
材6の形状は、断面円形状でもよいし、四角形状でもよ
いものである。
【0008】次に、図10〜図12は第2実施例の側溝
構造であり、自動車荷重等の作用する場所のような重荷
重用の場所に配置される側溝構造である。この側溝構造
では、前記第1実施例の側溝構造に、緩衝材6の膨脹力
を拘束するキャップ5を加え孔3付近のヒビ割れを防止
するものである。蓋受部2の蓋載置面21と蓋7の長手
方向側面72の両方、又はいずれか一方には、下方に向
かって縮径した態様でテーパーを設けた所定深さの孔3
を、側溝上部に複数設けられている。また、前記孔3に
は、外周面は孔3の内面壁に当接すると共に下面61は
孔3の孔底4に当接させ、かつ孔3の深さとほぼ同一高
さに形成した緩衝材6の膨張力を拘束するキャップ5が
嵌着されている。また、該キャップ5内には孔3の深さ
よりやや高く形成すると共に、外周面はキャップ5の内
面壁に当接し、かつ下面61は孔底4に当接するように
形成したほぼ円柱状の緩衝材6を、上面62が蓋載置面
21よりわずかに突出するように嵌着されている。前記
キャップ5は、緩衝材6の膨脹力を拘束できる形状、材
質のもので制作され、スチール製又は硬質合成樹脂製の
ものでもよい。また、キャップ5は、側溝製造時におい
て型枠(図示省略)の孔3位置に組み込んで一体成形し
てもよい(請求項3)。上記第2実施例の場合は、キャ
ップ5の配置状態は、図13aのように孔3の中間位置
に配置されている場合は、蓋の上部に加わる圧縮荷重に
よって緩衝材6がつぶされ、さらにキャップも孔底4に
到達するまで下がるため、孔に膨脹力が発生し、やがて
コンクリートにヒビ割れGが発生するメカニズムがある
(図13b参照)。従って、キャップ5は、蓋載置面2
1と同一高さ程度でよいが、該蓋載置面21より上に突
出しないこと及び孔底4に当接して配置されるキャップ
5の下面が緩衝材6の下面61と面一であり、キャップ
5の下面と緩衝材6の下面61が共に孔底4に当接して
いることが重要である。前記緩衝材6の天端は、蓋載置
面21より2mm程度高い位置Hに設定し、緩衝材6の
直径はほぼ20mm〜30mm程度、高さは30mm程
度に形成されている。また、緩衝材6にゴムを使用した
場合は、ゴムの硬度は30〜70程度にするのがよい。
上記孔3の形状と緩衝材6の形状は、断面円形状でもよ
いし、四角形状でもよいものである。そして、蓋載置面
21の孔3に緩衝材6を嵌着した後、蓋7の対応する下
面を緩衝材6の上面62上に載置して敷設する。第2実
施例の重荷重用側溝構造の場合は、車による横ズレ騒音
対策のために、蓋7の横ずれにより発生する騒音を防止
するため、孔3は蓋7の側面72と側溝1の溝幅方向に
対応する端面73、又はどちらか一方に複数個設け、該
孔3に緩衝材6を嵌着してもよい。なお、前記側溝構造
は、自由勾配側溝、落蓋式や掛蓋式又は現場打ち側溝の
蓋等に適用されるものである。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 (1) 蓋受面及び蓋の孔周辺にカケが発生せず、上下の衝
撃のみならず、横ずれによる騒音の発生も防止できる。 (2) 重荷重用の構造の場合は、膨脹力を拘束するキャッ
プの働きによって蓋載置面の孔周辺に発生するカケを防
止できる。 (3) 上下方向からの衝撃のみならず、横ずれによる騒音
の発生も防止できる。 (4) 緩衝材は、取り替えが容易であり、市販品を使用す
れば安価にできる。 (5) 緩衝材は今使用している型枠に簡単に取り付けるこ
とができ、側溝は特殊な型枠を準備して製造する必要が
ないため、騒音防止機構付側溝が安価に提供できる。 (6) 緩衝材の取付けは、孔に挿入する作業だけであるか
ら後付け作業で簡単に取付けできる。また、孔にはテー
パが施してあるため、緩衝材の抜け出しが防止できる。
従って、接着剤等による接着作業は不要となり、製品を
安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側溝の斜視図である。
【図2】本発明の側溝の斜視図である。
【図3】本発明の側溝の斜視図である。
【図4】本発明の下面に緩衝材を配置した蓋の斜視図で
ある。
【図5】本発明の側面に緩衝材を配置した蓋の斜視図で
ある。
【図6】本発明の側面及び端面に緩衝材を配置した蓋の
斜視図である。
【図7】本発明の下面、側面、端面のそれぞれに緩衝材
を配置した蓋の斜視図である。
【図8】本発明の側溝の溝幅方向端面に緩衝材を配置し
た蓋の斜視図である。
【図9】緩衝材の取付状態の断面図である。
【図10】キャップ及び緩衝材を取付けた状態の断面図
である。
【図11】実施状態の要部断面図である。
【図12】実施状態の要部断面図である。
【図13】孔付近のヒビ割れの説明図である。
【符号の説明】
1 側溝 2 蓋受部 21 蓋載置面 22 係止壁 3 孔 4 孔底 5 キャップ 6 緩衝材 61 下面 7 蓋 71 下面 72 側面 73 端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に向かって縮径した態様でテーパー
    を設けた所定深さの孔を、蓋の下面を載置する側溝上部
    に形成した蓋受部の蓋載置面に複数設け、前記孔には、
    該孔の深さよりやや高く形成すると共に、外周面は該孔
    の内面壁に当接させ、かつ下面は孔底に当接するように
    形成したほぼ円柱状の緩衝材を、上面が蓋載置面よりわ
    ずかに突出するように嵌着することを特徴とする騒音防
    止機構付側溝構造。
  2. 【請求項2】 下方に向かって縮径した態様でテーパー
    を設けた所定深さの孔を、側溝上部に形成した蓋受部の
    蓋載置面と蓋の長手方向側面の両方又はいずれか一方に
    複数設け、前記孔には、外周面は孔の内面壁に当接する
    と共に下面は孔の孔底に当接し、孔の深さとほぼ同一高
    さに形成した緩衝材の膨張力を拘束するキャップを嵌着
    し、該キャップ内には孔の深さよりやや高く形成すると
    共に、外周面はキャップの内面壁に当接し、かつ下面は
    孔底に当接するように形成したほぼ円柱状の緩衝材を、
    上面が蓋載置面よりわずかに突出するように前記キャッ
    プに嵌着することを特徴とする騒音防止機構付側溝構
    造。
  3. 【請求項3】キャップは、側溝製造時において孔位置に
    配置して一体成形することを特徴とする請求項2記載の
    騒音防止機構付側溝構造。
  4. 【請求項4】 孔は、蓋受部の係止壁と蓋の側面の両方
    又はいずれか一方、蓋の側面と端面の両方又はいずれか
    一方に設け、該孔に緩衝材を嵌着することを特徴とする
    騒音防止機構付側溝構造。
  5. 【請求項5】 蓋の横ずれにより発生する騒音を防止す
    るため、孔は蓋の側面と端面、又はどちらか一方に複数
    個設け、該孔に緩衝材を嵌着することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の騒音防止機構付側溝構造。
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