JP2000291170A - 防蟻構造および防蟻部材 - Google Patents

防蟻構造および防蟻部材

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JP2000291170A
JP2000291170A JP11104215A JP10421599A JP2000291170A JP 2000291170 A JP2000291170 A JP 2000291170A JP 11104215 A JP11104215 A JP 11104215A JP 10421599 A JP10421599 A JP 10421599A JP 2000291170 A JP2000291170 A JP 2000291170A
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Mitsuaki Takagi
光明 高木
Katsuya Fukakura
勝哉 深蔵
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高く、処理作業が容易で、長期的に
優れた防蟻機能が発揮できる防蟻構造および防蟻部材を
提供する。 【解決手段】 建築物の部材12、14表面に、ポリア
ミド樹脂からなる防蟻部材20、30を配置しておく。
ポリアミド樹脂の物理的あるいは化学的特性により、白
蟻は防蟻部材20、30を超えて移動することを忌避す
るので、簡単かつ確実な防蟻機能が発揮でき、生体に有
害な成分が漏出することもないので安全性も高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防蟻構造および防
蟻部材に関し、詳しくは、建築物の布基礎や束柱、床下
配管などを伝って白蟻が侵入してきて建築物に食害が及
ぶのを防止する防蟻構造と、このような防蟻構造に用い
る防蟻部材を対象にしている。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の防蟻構造としては、建築
物の床下地面に、白蟻を殺したり白蟻が忌避する防蟻剤
を散布しておいたり、防蟻剤が含浸または塗布された防
蟻シートを敷設しておいたりすることが行われている。
防蟻剤としては、砒素化合物やクロムその他の金属化合
物などを含む薬剤が用いられる。
【0003】防蟻剤は、空気中への放散や地盤への溶け
出しなどで、経時的に効力を失うことがあるので、建築
物の新築時に防蟻処理を行っていても、その後も定期的
に防蟻剤の追加散布が行われることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した防蟻剤は、殺
生物性を有する成分や生物に対して有害な成分が含まれ
ており、人体に対しても有害な場合がある。防蟻処理
は、通常、居住者が立ち入ることのない床下空間などに
対して行われるので、居住者に対する健康上の問題が生
じることは少ない。
【0005】しかし、誤って居住者が床下空間に入り込
んだり、建築物の増改築などのために建築作業者が防蟻
処理の施された場所に立ち入る可能性がある。また、前
記した建築物の施工後に追加の防蟻処理を定期的に行う
場合などは、作業者が防蟻剤と接触したり、防蟻剤の一
部が外部に漏れる心配がある。居住している建築物に防
蟻処理を行う場合、安全性を確保して作業を行う必要が
あるため、処理作業に手間が掛かり、作業コストも高く
つくことになる。
【0006】そこで、本発明の課題は、前記した従来の
防蟻処理が有する問題点を解消し、安全性が高く、処理
作業が容易で、長期的に優れた防蟻機能が発揮できるよ
うにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防蟻構造
は、建築物の部材表面に、ポリアミド樹脂からなる防蟻
部材を配置してなる。 〔防蟻構造を設ける部材〕白蟻は通常、地盤から建築物
に侵入している。したがって、防蟻構造は、建築物のう
ち地盤と連続する部材の表面に適用される。すなわち、
建築物のうち、居住空間を構成する上部構造と地盤との
間に存在する下部構造を構成する部材の表面に防蟻構造
を設ける。
【0008】地盤から複数の部材を順番に伝わって白蟻
が侵入する可能性がある個所では、複数の部材の何れに
防蟻構造を適用しておいてもよいが、通常は、地盤に近
い側に配置された部材に適用するのが効果的である。建
築物の部材が白蟻の食害を受けやすい木材などの場合
は、部材の表面に防蟻構造を適用しておいても、部材の
内部を白蟻に食い破られれば、白蟻の通過を阻止するこ
とができない。したがって、防蟻構造を適用する部材
は、白蟻の食害を受け難いコンクリートや金属などから
なる部分が好ましい。
【0009】具体的には、布基礎、束柱などの建築物の
基礎部材のほか、地盤から建築物の上方に敷設された水
道管、ガス配管、排水管などの配管その他の設備部材が
挙げられる。浴室に浴槽を設置する際に、浴槽を載置し
ておく支持ブロックなど、床下空間ではなく床上空間に
設置される部材も含まれる。支持ブロックは、浴槽以外
にも、空調機や温水器などの設備機器を設置する際にも
使用される。 〔防蟻部材〕建築物の部材のうち、白蟻の侵入経路とな
る個所を塞ぐように配置される。
【0010】防蟻部材の材料として、ポリアミド樹脂が
使用される。ポリアミド樹脂は、一般にナイロンと呼ば
れ、機械的強度や硬度が高く、摩擦係数が低いなどの特
性を有している。このポリアミド樹脂の成形品は、白蟻
の食害をほとんど受けず、白蟻が忌避するという性質が
ある。その理由は明確ではないが、前記した物理的特性
が白蟻の歩行や噛み付きなどの行動を妨げることが考え
られる。また、白蟻は集団移動する際に、先行する白蟻
が分泌する物質の跡を辿って後続の白蟻が同じ道を移動
し、これを蟻道などと呼ぶが、ポリアミド樹脂の化学的
性質あるいは含有する何らかの成分が、前記した蟻道の
形成を阻害するものと思われる。
【0011】ポリアミド樹脂としては、いわゆるナイロ
ン6やナイロン66、ナイロン11など、構造の異なる
ものが存在するが、前記した機能が発揮できれば何れの
樹脂を用いることもできる。ポリアミド樹脂を原料にし
て、各種の成形方法を適用して防蟻部材が製造される。
具体的な成形方法は、射出成形や押出成形などが挙げら
れる。
【0012】防蟻部材の形状構造は、防蟻構造を構成す
る部材の表面に配置され、防蟻部材を乗り越えて白蟻が
移動し難いものであれば、特に限定されない。 <防蟻帯材>帯状をなす防蟻帯材が使用できる。防蟻帯
材は、布基礎などの部材の側面に水平方向に沿って貼り
付けておくことができる。前記部材の側面は、垂直面で
あることが好ましいが、傾斜面あるいは水平面であるこ
ともできる。
【0013】防蟻帯材の幅を、白蟻が横断することが困
難な程度の広さに設定しておけば、防蟻機能が発揮でき
る。具体的な幅は、目的によっても異なるが、通常、3
〜15cm程度に設定される。防蟻帯材は、比較的に硬質
の帯板状のものであってもよいし、柔軟に変形できるポ
リアミド樹脂フィルムやシートからなるテープであって
もよい。
【0014】防蟻帯材の裏面に予め、接着剤や粘着剤を
塗工して、接着性を有する接着面を設けておけば、防蟻
帯材を建築物の部材に固定する作業が行い易い。接着面
で防蟻帯材と防蟻帯材を取り付ける建築物の部材とが密
着していれば、防蟻帯材と建築物の部材の間の隙間を白
蟻が通過することも防げる。ここで、接着面は、実質的
に永久的な接合を行う接着性を有する面だけでなく、剥
離可能な粘着性を有する面をも総称している。防蟻帯材
の接着面に剥離紙を取り付けておけば、輸送保管などの
取扱いが容易になる。
【0015】防蟻帯材の建築物の部材への取り付けは、
防蟻帯材に予め接着面を設けておくほか、施工時に防蟻
帯材と建築物の部材との接触面に接着剤を塗工したり、
釘やステープルなどの金具で固定したり、防蟻部材を所
定の位置に配置したあと別の粘着テープなどで固定した
りすることもできる。柔軟なテープ状の防蟻帯材すなわ
ち防蟻テープは、建築物の部材の表面形状に容易に沿わ
せることができる。前記部材の表面が平面以外の円筒面
であったり凹凸面であったりした場合にも対応し易い。
防蟻テープは一部をずらせて重ね貼りすることで、防蟻
機能を果たす部分の幅や長さを変えることができる。
【0016】比較的に硬質の防蟻帯材の場合、防蟻帯材
の表面に、施工状態で斜め下向きに張り出す鍔部を設け
ておくことができる。この鍔部が存在すると、建築物の
部材の表面あるいは防蟻帯材の表面に沿って上方に這い
上がろうとする白蟻が、鍔部で上から下へと逆さまに移
動しなければならない。ポリアミド樹脂からなり滑り易
い鍔部を逆方向に移動するのは極めて困難である。した
がって、鍔部は白蟻の通過を効果的に阻止する。
【0017】鍔部は、防蟻帯材の側端から外側に向かっ
て張り出し、防蟻帯材の断面形状が「ヘ」字形をなすも
のでもよいし、防蟻帯材の側端から内側に向かって張り
出し、防蟻帯材の断面形状が「レ」字形をなすものでも
よい。鍔部を有する防蟻帯材の場合、鍔部による防蟻機
能が期待できるので、鍔部を除く本体である帯部の幅は
比較的に狭いものであっても構わない。帯部の幅を、防
蟻帯材を建築物の部材に固定する機能、あるいは、帯部
と前記部材の隙間を白蟻が通過することを阻止する機能
が発揮できる程度に設定しておくことができる。
【0018】<防蟻筒材>建築物の部材が、束柱や配管
のように柱状あるいは管状、棒状などをなす場合、防蟻
部材として、筒状をなす防蟻筒材を用いることができ
る。防蟻筒材は、防蟻帯材と同様のポリアミド樹脂から
成形される。防蟻筒材は、取り付ける部材の断面形状に
合わせて、前記部材の外周を囲む四角筒その他の多角
筒、円筒、楕円筒、長円筒などの筒形状を有するものが
用いられる。
【0019】防蟻筒材の幅は、前記した防蟻帯材と同様
に設定できる。防蟻筒材にも、防蟻帯材と同様の鍔部を
設けておくことができる。防蟻筒材を建築物の部材に取
り付ける手段も防蟻帯材と同様の手段が採用できる。例
えば、防蟻筒材の内面に接着面を設けておくことができ
る。配管などの部材が、上下に連続していて端部から防
蟻筒材を嵌挿させて取り付けることが困難な構造の場
合、防蟻筒材の一部に軸方向に連続する切離部を設けて
おくことができる。切離部を開いた状態で防蟻筒材を目
的の部材に巻き付けたあと切離部を閉じれば、部材の全
周に防蟻筒材を配置することができる。切離部を接着な
どの手段で封止することができる。
【0020】<防蟻帽子材>建築物の部材が、上端面が
開放された構造の場合、防蟻帽子材が使用できる。上端
面が開放された部材として、浴槽などの設備機器を載置
する支持ブロックがある。防蟻帽子材は、帽子状をな
し、前記部材の上部に被せられて取り付けられる。防蟻
帽子材の天井面が前記部材の上面に載り、防蟻帽子材の
周側面が前記部材の上端近くの周側面を筒状に囲むこと
になる。防蟻帽子材は、天井面を有する以外は、前記し
た防蟻筒材あるいは防蟻帯材の構造と共通する構造が採
用できる。
【0021】
【発明の実施の形態】〔床下構造〕図1に示す実施形態
は、床下構造に適用された防蟻構造を示す。床下構造
は、地盤10に一部が埋め込まれて構築され建築物を支
える土台となる枠状の布基礎12や、布基礎12の上
に、大引けや根太などを介して施工される床面16ある
いは壁18などの上部構造を有する。床面16と地盤1
0との間の床下空間には、布基礎12とは別に、床面1
6を支える束柱14なども配置される。
【0022】このような建築物の床下構造において、布
基礎12の側面には、ポリアミド樹脂からなる防蟻帯材
20が設置されている。防蟻帯材20は、図3に詳しい
構造を示すように、細い帯板状をなす帯部22と、帯部
22の一側端から内側に向かって斜めに張り出した傾斜
板状の鍔部24とを有する。鍔部24は帯部22の幅方
向の中央手前ぐらいまで延びている。
【0023】防蟻帯材20の裏面には、接着剤層26が
塗工されている。接着剤層26の上には剥離紙28が配
置されていて、防蟻帯材20の輸送保管時に接着剤層2
6を保護することができる。使用時には、剥離紙28を
剥がす。図1に示すように、剥離紙28を取り除いた防
蟻帯材20を、布基礎12の側面で地盤10よりも少し
高い位置で水平方向に沿って延びるように配置する。こ
のとき、鍔部24が下を向くように配置する。接着剤層
26の接着力で布基礎12に固定される。
【0024】上記防蟻構造では、地盤10から布基礎1
2の側面に沿って這い上がってくる白蟻は、防蟻帯材2
0の帯部22の表面に上がろうとする。しかし、ポリア
ミド樹脂からなる帯部22の表面は滑り易いなど白蟻に
とって忌避すべき特性を備えているので、白蟻が垂直な
帯部22を這い上がることは困難である。白蟻が帯部2
2を這い上がることができたとしても、帯部22につづ
く鍔部24の内面を、上下逆方向に這い下がって鍔部2
4の表面側まで移動することはほとんど不可能である。
【0025】したがって、白蟻が防蟻帯材20の位置を
超えて布基礎12の上部あるいは床面16などにまで侵
入することは確実に阻止される。次に、図1の右側に示
す束柱14には、ポリアミド樹脂からなる防蟻筒材30
が取り付けられている。図4に詳しい構造を示すよう
に、防蟻筒材30は、断面矩形状をなす束柱14の外周
に沿って、矩形筒状をなす筒部32と筒部32の下端に
配置され斜め下向きに張り出した鍔部34とを有する。
【0026】防蟻筒材30を束柱14に取り付けるに
は、束柱14を施工する前に、束柱14の端部から防蟻
筒材30を嵌挿して取り付けておくことができる。筒部
32の内径を束柱14の外径よりも少し小さい程度に設
定しておけば、筒部32の締付力によって防蟻筒材30
を束柱14の途中位置に固定しておくことができる。接
着剤を塗布したり粘着テープを貼着して固定することも
できる。
【0027】施工後の束柱14に防蟻筒材30を取り付
ける場合は、防蟻筒材30の一部、例えば1本の稜線に
軸方向に連続する切離部(図示せず)を設けておいて、
切離部を開いた防蟻筒材30を束柱14の側方から嵌め
込むようにすればよい。防蟻筒材30の内面に予め接着
剤層を設けておいたり、束柱14の外面に接着剤を塗工
しておけば、防蟻筒剤30を束柱14に固定することが
できる。
【0028】上記防蟻構造では、束柱14を昇ってきた
白蟻は、鍔部34の内面を上から下へと逆方向に移動し
て鍔部34の表側まで這い上がることはできず、白蟻の
通過が阻止される。なお、防蟻筒材30に鍔部34がな
い場合も、白蟻が束柱14の全周を囲む防蟻筒材30の
表面を登り切ることは困難であるから、白蟻の上方への
侵入は阻止される。 〔床上構造〕図2は、防蟻構造を建築物の床上構造に適
用した場合を示す。
【0029】床面16と壁18とを有する浴室に、浴槽
19が設置されている。浴槽19は、コンクリートなど
からなる支持ブロック17の上に載置することで、床面
16との間に間隔をあけている。湿気の多い場所を好む
白蟻が床上まで侵入してくると、支持ブロック17を這
い上がって浴槽19から浴槽19につながる壁面や室内
設備にまで侵入する可能性がある。
【0030】そこで、支持ブロック17に防蟻帽子材5
0を取り付けておく。図5に詳しい構造を示すように、
防蟻帽子材50は、ポリアミド樹脂の成形品からなり、
直方体の箱を裏返したような帽子状をなす帽子部52
と、帽子部52の下端周縁から下向きに斜めに張り出す
鍔部54を有している。帽子部52を直方体状をなす支
持ブロック17の上端に嵌め込むことで取り付けられ
る。そのあと、防蟻帽子材50の上面に浴槽19を載置
する。
【0031】上記した防蟻構造では、支持ブロック17
を這い上がる白蟻は、防蟻帽子材50の鍔部54を超え
て上方へ移動することが阻止される。防蟻帽子材50の
場合、帽子部52の内面形状と支持ブロック17の外面
形状との間に隙間があいていても、この隙間に入った白
蟻は、帽子部52の天井面に遮られるので、浴槽19側
に移動することはできない。
【0032】浴室には配管15が設置されており、この
配管15にも防蟻筒材40が装着されている。配管15
は床面16から垂直上方に延びている。図6に防蟻筒材
40の詳しい構造を示しており、円筒状をなす筒部42
と、筒部42の下端から斜め下向きに張り出した鍔部4
4とを有する。防蟻筒材40には軸方向に上端から下端
まで延びる切離部46が設けられている。配管15に防
蟻筒材40を取り付ける際には、防蟻筒材40の切離部
46を開いた状態で配管15の側方から嵌め込む。防蟻
筒材40が弾力的な復元力を有するものであれば、配管
15に嵌め込んだときに弾力的な復元力で配管15を締
め付けることで、防蟻筒材40が固定される。勿論、防
蟻筒材40と配管15とを接着剤で固定することもでき
る。
【0033】図2で、浴室の壁18には、平坦な防蟻帯
材60を取り付けている。防蟻帯材60の構造は、鍔部
を有しない以外は前記した鍔付きの防蟻帯材20と共通
している。さらに、別の実施形態として、図7には防蟻
テープ70を示している。防蟻テープ70は、基本的に
は防蟻帯材20、60と共通する構成を備えているが、
比較的薄いフィルム材からなり、柔軟に変形できる点に
特徴がある。図示しないが、防蟻テープ70の裏面には
接着剤層が形成されている。
【0034】このような防蟻テープ70を、配管15な
どの部材の外周に巻き付けておけば、任意の断面形状を
有する部材に防蟻構造を形成することができる。防蟻テ
ープ70は少しずらせて何重にも重ね貼りすることがで
きるので、防蟻テープ70の幅よりも広い範囲に防蟻構
造を作製することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の防蟻構造は、建築物のうち地盤
と連続する表面を有する部材の側面に、ポリアミド樹脂
からなる防蟻部材を配置してなるので、その物理的ある
いは化学的特性によって白蟻が忌避するポリアミド樹脂
の存在によって、確実な防蟻機能を果たすことができ
る。
【0036】ポリアミド樹脂からなる防蟻部材は、従来
の防蟻剤に比べて人体あるいは環境に対する悪影響が少
ないので、防蟻構造の施工作業の安全性は高く、作業能
率を向上させることができ、施工コストも安価である。
建築物の居住者に対しても健康上の不安を与えることが
ない。ポリアミド樹脂の防蟻機能は、従来の防蟻剤のよ
うに気化したり流れ出したりして低下することはないの
で、施工後に経時的に防蟻機能が低下する心配はなく、
居住している建築物に対して追加で防蟻処理を施す必要
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を表す防蟻構造の断面図
【図2】 別の実施形態を表す防蟻構造の断面図
【図3】 防蟻部材の拡大断面斜視図
【図4】 別の防蟻部材の一部切欠斜視図
【図5】 別の防蟻部材の一部切欠斜視図
【図6】 別の防蟻部材の斜視図
【図7】 別の防蟻構造の斜視図
【符号の説明】
10 地盤 12 布基礎 14 束柱 15 配管 17 支持ブロック 20 防蟻帯材 22 帯部 24 鍔部 30、40 防蟻筒材 32、42 筒部 34、44 鍔部 50 防蟻帽子材 52 帽子部 54 鍔部 60、70 防蟻テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 AA16 BB28 BB30 CC21 EA05 EA22 FA12 FA13 2E001 DH14 FA11 FA21 HD11 4H011 AC06 BB19 DA01 DG05 DH06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の部材表面に、ポリアミド樹脂から
    なる防蟻部材を配置してなる防蟻構造。
  2. 【請求項2】前記建築物の部材が、布基礎であり、 前記防蟻部材は、帯状をなし、前記布基礎の側面に水平
    方向に沿って貼り付けられ、表面には斜め下向きに張り
    出す鍔部を有する防蟻帯材である請求項1に記載の防蟻
    構造。
  3. 【請求項3】前記建築物の部材が、柱材または管材であ
    り、 前記防蟻部材は、筒状をなし、前記柱材または管材の外
    周を囲んで取り付けられ、表面には斜め下向きに張り出
    す鍔部を有する防蟻筒材である請求項1に記載の防蟻構
    造。
  4. 【請求項4】前記建築物の部材が、設備機器を載置する
    支持ブロックであり、 前記防蟻部材は、帽子状をなし、前記支持ブロックの上
    部に被せられ、周側面には斜め下向きに張り出す鍔部を
    有する防蟻帽子材である請求項1に記載の防蟻構造。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載の防蟻構造に用いられ
    る防蟻部材であって、 前記建築物の部材との接触面に接着性を有する接着面を
    備える防蟻部材。
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