JP2000291337A - 挟み込み検出方法および装置 - Google Patents
挟み込み検出方法および装置Info
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- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/40—Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
- E05F15/42—Detection using safety edges
- E05F15/43—Detection using safety edges responsive to disruption of energy beams, e.g. light or sound
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- E05F2015/435—Detection using safety edges responsive to disruption of energy beams, e.g. light or sound with cameras or optical sensors by interruption of the beam
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/51—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles for railway cars or mass transit vehicles
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に挟み
込みを検出する。 【解決手段】挟み込み検出装置は、構造物10に対して
装着可能に形成され送光部31および受光部32を格納
した探子部30と、その送受光に基づいて反射位置まで
の距離を演算する測距部(50)と、構造物10に形成
された開閉口の閉め切り跡における挟み込みについての
判定処理を測距部の演算した距離に基づいて行う判定部
(50)とを備える。この装置を構造物10の開閉口近
傍に設置して、構造物10の開閉口を閉じたときにでき
る閉め切り跡に沿った送受光を行ってその反射位置まで
の距離を演算するとともに、その距離に基づき閉め切り
跡における挟み込みについての判定処理を行う。これに
より、閉め切り跡に沿って光が往復するとともに、その
反射位置の情報に基づき的確な判定が下せる。
込みを検出する。 【解決手段】挟み込み検出装置は、構造物10に対して
装着可能に形成され送光部31および受光部32を格納
した探子部30と、その送受光に基づいて反射位置まで
の距離を演算する測距部(50)と、構造物10に形成
された開閉口の閉め切り跡における挟み込みについての
判定処理を測距部の演算した距離に基づいて行う判定部
(50)とを備える。この装置を構造物10の開閉口近
傍に設置して、構造物10の開閉口を閉じたときにでき
る閉め切り跡に沿った送受光を行ってその反射位置まで
の距離を演算するとともに、その距離に基づき閉め切り
跡における挟み込みについての判定処理を行う。これに
より、閉め切り跡に沿って光が往復するとともに、その
反射位置の情報に基づき的確な判定が下せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道車両等にお
けるドア等による異物等の挟み込みを検出する挟み込み
検出方法および装置に関し、詳しくは、機械的接触式検
出手法を代替え可能な又はそれと併用可能な光学的非接
触式検出手法に基づく挟み込み検出方法および挟み込み
検出装置に関する。
けるドア等による異物等の挟み込みを検出する挟み込み
検出方法および装置に関し、詳しくは、機械的接触式検
出手法を代替え可能な又はそれと併用可能な光学的非接
触式検出手法に基づく挟み込み検出方法および挟み込み
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、一般的な接触式挟み込み検出手
法を採用している鉄道車両についてのものであり、
(a)がドア部の横断平面図であり、(b)がドア部の
正面図であり、(c)が戸ジメ表示灯の駆動部等の回路
図である。また、図10は、改札口や出入り口等に使用
されている一般的な非接触式検出手法のものである。
法を採用している鉄道車両についてのものであり、
(a)がドア部の横断平面図であり、(b)がドア部の
正面図であり、(c)が戸ジメ表示灯の駆動部等の回路
図である。また、図10は、改札口や出入り口等に使用
されている一般的な非接触式検出手法のものである。
【0003】前者の場合(図9参照)、鉄道車両10
(構造物)に形成されている乗降口11(開閉口)を両
開きのドア12で開閉するために(図9(a)参照)、
リンク13を介してエアシリンダ等で駆動されるロッド
14にてドア12を水平移動可能に吊持するとともに
(図9(b)参照)、ドア12が乗降口11を閉じたと
きに両ドア12の合わせ目にできる閉め口11a(閉め
切り跡)が縦に延びた一本の線状になったときに、ロッ
ド14の先端がマイクロスイッチ15を叩き、さらに、
これに応じて戸ジメ表示駆動リレー16が戸ジメ表示灯
17を駆動して(図9(c)参照)、閉め口11aに利
用者や手荷物等の異物が挟み込まれているか否かを自動
検出および確認表示するようになっている。
(構造物)に形成されている乗降口11(開閉口)を両
開きのドア12で開閉するために(図9(a)参照)、
リンク13を介してエアシリンダ等で駆動されるロッド
14にてドア12を水平移動可能に吊持するとともに
(図9(b)参照)、ドア12が乗降口11を閉じたと
きに両ドア12の合わせ目にできる閉め口11a(閉め
切り跡)が縦に延びた一本の線状になったときに、ロッ
ド14の先端がマイクロスイッチ15を叩き、さらに、
これに応じて戸ジメ表示駆動リレー16が戸ジメ表示灯
17を駆動して(図9(c)参照)、閉め口11aに利
用者や手荷物等の異物が挟み込まれているか否かを自動
検出および確認表示するようになっている。
【0004】後者の場合(図10参照)、利用者1が出
入口2を通過したこと等を自動検知するために、送光部
と受光部とが分かれているセンサユニット3を、出入口
2の両脇に対向させて設置しておき、利用者1によって
光が遮断されることを検出するようになっている。この
場合、確実のためと、身長の違いも把握する等のため
に、設置高さを変えて複数・多数のセンサユニット3を
設けることが多い。
入口2を通過したこと等を自動検知するために、送光部
と受光部とが分かれているセンサユニット3を、出入口
2の両脇に対向させて設置しておき、利用者1によって
光が遮断されることを検出するようになっている。この
場合、確実のためと、身長の違いも把握する等のため
に、設置高さを変えて複数・多数のセンサユニット3を
設けることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道車両等
では、ドア12の閉まる間際に飛び乗ったり飛び降りた
りする利用者もいるので、不断の安全強化が要請されて
おり、挟み込みの自動検知についても、上述した前者の
接触式検出手法に代えて或いはそれに他の手法も加え
て、検出能力を強化することが望まれる。そして、併用
の容易性等も考慮すると、それと異なる非接触式検出手
法である後者の光センサを採用することが、思い浮かん
でくる。
では、ドア12の閉まる間際に飛び乗ったり飛び降りた
りする利用者もいるので、不断の安全強化が要請されて
おり、挟み込みの自動検知についても、上述した前者の
接触式検出手法に代えて或いはそれに他の手法も加え
て、検出能力を強化することが望まれる。そして、併用
の容易性等も考慮すると、それと異なる非接触式検出手
法である後者の光センサを採用することが、思い浮かん
でくる。
【0006】しかしながら、そのような従来の光学的検
出手法をドア等での挟み込み検出にそのまま適用しただ
けでは、確実な検出を望むことはできない。すなわち、
光センサを全く隙間無く稠密に設置することが困難なう
え、それではコストが嵩みすぎるので、必然的に各光セ
ンサの光線同士には或る程度の隙間が残ることとなり、
このため、利用者の身体の一部だけや衣服の端部などが
挟み込まれたような場合には、その位置によって検出で
きたり出来なかったりして、不確実なものになる。
出手法をドア等での挟み込み検出にそのまま適用しただ
けでは、確実な検出を望むことはできない。すなわち、
光センサを全く隙間無く稠密に設置することが困難なう
え、それではコストが嵩みすぎるので、必然的に各光セ
ンサの光線同士には或る程度の隙間が残ることとなり、
このため、利用者の身体の一部だけや衣服の端部などが
挟み込まれたような場合には、その位置によって検出で
きたり出来なかったりして、不確実なものになる。
【0007】これに対し(図11参照)、ドア4が閉じ
てできる閉め口5の上下にセンサユニット3を設置し
て、閉め口5に沿った光学的検出を行うという変形・応
用も考えられるが、床側センサ部に泥等の汚れが付く
と、それによって光が遮断されて、誤作動する虞があ
る。同様の不都合は、遮断型に代えて反射型の光センサ
を用いた場合でも、反射板の汚れ等に関して、残存す
る。なお、自動ドアのように、ドアの上方にだけセンサ
を設置する方式では、床側に反射板等を置かないが、当
初から足下部分の検出は行わないためであり、確実な挟
み込みを検出しようとする本件の挟み込み検出には、採
用できない。
てできる閉め口5の上下にセンサユニット3を設置し
て、閉め口5に沿った光学的検出を行うという変形・応
用も考えられるが、床側センサ部に泥等の汚れが付く
と、それによって光が遮断されて、誤作動する虞があ
る。同様の不都合は、遮断型に代えて反射型の光センサ
を用いた場合でも、反射板の汚れ等に関して、残存す
る。なお、自動ドアのように、ドアの上方にだけセンサ
を設置する方式では、床側に反射板等を置かないが、当
初から足下部分の検出は行わないためであり、確実な挟
み込みを検出しようとする本件の挟み込み検出には、採
用できない。
【0008】特に、鉄道車両では(図12参照)、利用
者1が乗降時にスカートやズボンの裾などを挟まれるこ
とも想定されるので、乗降口11の中央部は勿論のこと
床近傍まで含めて的確に検知することが強く求められ
る。また、鉄道車両10は移動体であることから、プラ
ットホーム6や軌道等7からの反射によって検出条件が
多様化するので、それらを的確に弁別・識別して確実な
検出を行うのは至難の業である。しかも、鉄道車両10
には床近傍がドアも含めて膨らむように曲がっているも
のが多く存在するため、光センサを上下に設けて対向さ
せるのが困難となっている。このため、鉄道車両におけ
る挟み込み検出に光センサを適用して取りあえず作動す
る従来の手法としては、複数のセンサユニット3を乗降
口11の両脇に対向させて設置しておくしかないが、こ
れには上述の欠点が残っている。
者1が乗降時にスカートやズボンの裾などを挟まれるこ
とも想定されるので、乗降口11の中央部は勿論のこと
床近傍まで含めて的確に検知することが強く求められ
る。また、鉄道車両10は移動体であることから、プラ
ットホーム6や軌道等7からの反射によって検出条件が
多様化するので、それらを的確に弁別・識別して確実な
検出を行うのは至難の業である。しかも、鉄道車両10
には床近傍がドアも含めて膨らむように曲がっているも
のが多く存在するため、光センサを上下に設けて対向さ
せるのが困難となっている。このため、鉄道車両におけ
る挟み込み検出に光センサを適用して取りあえず作動す
る従来の手法としては、複数のセンサユニット3を乗降
口11の両脇に対向させて設置しておくしかないが、こ
れには上述の欠点が残っている。
【0009】そこで、光学的な非接触式の挟み込み検出
手法であって、従来の方式と異なり上述の不都合を無く
した、新たな検出手法を案出することが課題となる。こ
の発明は、このような課題を解決するためになされたも
のであり、単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に挟
み込みを検出しうる挟み込み検出方法および装置を実現
することを目的とする。
手法であって、従来の方式と異なり上述の不都合を無く
した、新たな検出手法を案出することが課題となる。こ
の発明は、このような課題を解決するためになされたも
のであり、単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に挟
み込みを検出しうる挟み込み検出方法および装置を実現
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された解決手段について、その構成および
作用効果を以下に説明する。
るために発明された解決手段について、その構成および
作用効果を以下に説明する。
【0011】この解決手段に用いられる挟み込み検出装
置は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、構造物に
対して装着可能に形成され一体形成の又は別体の送光部
および受光部を格納した探子部と、前記送光部および前
記受光部による送受光に基づいて反射位置までの距離を
演算する測距部と、前記構造物に形成された開閉口の閉
め切り跡における挟み込みについての判定処理を前記測
距部の演算した距離に基づいて行う判定部とを備えたも
のである。
置は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、構造物に
対して装着可能に形成され一体形成の又は別体の送光部
および受光部を格納した探子部と、前記送光部および前
記受光部による送受光に基づいて反射位置までの距離を
演算する測距部と、前記構造物に形成された開閉口の閉
め切り跡における挟み込みについての判定処理を前記測
距部の演算した距離に基づいて行う判定部とを備えたも
のである。
【0012】この解決手段の挟み込み検出装置は(、出
願当初の請求項3,2に記載の如く)、構造物に艤装さ
れている又は艤装されるものである。すなわち、開閉口
の形成された構造物に対して装着するための探子部と、
この探子部に格納されていて前記探子部が前記構造物に
対して装着されたときに前記開閉口の閉め切り跡に沿っ
た方向に送受光を行う一体形成の又は別体の送光部およ
び受光部と、これら送光部および受光部による送受光に
基づいて反射位置までの距離を演算する測距部と、その
距離に基づき前記閉め切り跡における挟み込みについて
の判定処理を行う判定部とを備えたものである。
願当初の請求項3,2に記載の如く)、構造物に艤装さ
れている又は艤装されるものである。すなわち、開閉口
の形成された構造物に対して装着するための探子部と、
この探子部に格納されていて前記探子部が前記構造物に
対して装着されたときに前記開閉口の閉め切り跡に沿っ
た方向に送受光を行う一体形成の又は別体の送光部およ
び受光部と、これら送光部および受光部による送受光に
基づいて反射位置までの距離を演算する測距部と、その
距離に基づき前記閉め切り跡における挟み込みについて
の判定処理を行う判定部とを備えたものである。
【0013】あるいは、開閉口の形成された構造物に対
して装着された探子部と、この探子部に格納されていて
前記開閉口が閉じられたときにできる閉め切り跡に沿っ
た方向に送受光を行う一体形成の又は別体の送光部およ
び受光部と、これら送光部および受光部による送受光に
基づいて反射位置までの距離を演算する測距部と、その
距離に基づき前記閉め切り跡における挟み込みについて
の判定処理を行う判定部とを備えたものである。
して装着された探子部と、この探子部に格納されていて
前記開閉口が閉じられたときにできる閉め切り跡に沿っ
た方向に送受光を行う一体形成の又は別体の送光部およ
び受光部と、これら送光部および受光部による送受光に
基づいて反射位置までの距離を演算する測距部と、その
距離に基づき前記閉め切り跡における挟み込みについて
の判定処理を行う判定部とを備えたものである。
【0014】このように艤装された挟み込み検出装置に
あっては、送光部から射出された光は閉め切り跡に沿っ
て床等の対向面に至りそこで反射して戻って来るが、閉
め切り跡に人体や異物が挟み込まれているか否かに応じ
て、反射位置がずれるので、その受光状態に基づいて演
算された距離にも相違が生じる。そして、かかる距離の
相違に基づいて、閉め切り跡における挟み込みの有無等
が判別されるが、その距離には、閉め切り跡の全域に亘
って異物等の位置を的確に反映させることが可能なの
で、歯抜けや中途半端な状態になることが無いばかり
か、遠近等に基づく簡便な演算だけでも的確な判別等が
行える。
あっては、送光部から射出された光は閉め切り跡に沿っ
て床等の対向面に至りそこで反射して戻って来るが、閉
め切り跡に人体や異物が挟み込まれているか否かに応じ
て、反射位置がずれるので、その受光状態に基づいて演
算された距離にも相違が生じる。そして、かかる距離の
相違に基づいて、閉め切り跡における挟み込みの有無等
が判別されるが、その距離には、閉め切り跡の全域に亘
って異物等の位置を的確に反映させることが可能なの
で、歯抜けや中途半端な状態になることが無いばかり
か、遠近等に基づく簡便な演算だけでも的確な判別等が
行える。
【0015】こうして(、出願当初の請求項1に記載の
如く)、構造物の開閉口を閉じたときにできる閉め切り
跡に沿った送受光を行ってその反射位置までの距離を演
算するとともに、その距離に基づき前記閉め切り跡にお
ける挟み込みについての判定処理を行う、という挟み込
み検出方法が行われる。しかも、適度な光度さえ有れば
一条の光であっても閉め切り跡に沿って往復するので、
閉め切り跡の全域がカバーされるうえ、反射位置に対応
した情報に基づいて適切な判定が容易に下せることとな
る。したがって、この発明によれば、複数であれば勿論
のこと単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に挟み込
みを検出することができる。
如く)、構造物の開閉口を閉じたときにできる閉め切り
跡に沿った送受光を行ってその反射位置までの距離を演
算するとともに、その距離に基づき前記閉め切り跡にお
ける挟み込みについての判定処理を行う、という挟み込
み検出方法が行われる。しかも、適度な光度さえ有れば
一条の光であっても閉め切り跡に沿って往復するので、
閉め切り跡の全域がカバーされるうえ、反射位置に対応
した情報に基づいて適切な判定が容易に下せることとな
る。したがって、この発明によれば、複数であれば勿論
のこと単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に挟み込
みを検出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の挟み込み検出装置について、これを実施するた
めの各種形態を説明する。
本発明の挟み込み検出装置について、これを実施するた
めの各種形態を説明する。
【0017】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態は(、出願当初の請求項5に記載の如く)、上述し
た解決手段の挟み込み検出装置であって、前記判定部
が、その判定処理に際し、(前記閉め切り跡の長さや前
記開閉口の幅・径・サイズなどに前記探子部の装着位置
なども加味して決まり、固定的に設定された又は所定範
囲で変更可能に設定される)所定の閾値と前記距離とを
比較して、前記距離が前記閾値を(数秒から1秒あるい
はそれ以下の所定時間に亘って)継続的に下回ったこと
を検知すると、挟み込みが有るものと判定するととも
に、有意の信号を出力するものである。
形態は(、出願当初の請求項5に記載の如く)、上述し
た解決手段の挟み込み検出装置であって、前記判定部
が、その判定処理に際し、(前記閉め切り跡の長さや前
記開閉口の幅・径・サイズなどに前記探子部の装着位置
なども加味して決まり、固定的に設定された又は所定範
囲で変更可能に設定される)所定の閾値と前記距離とを
比較して、前記距離が前記閾値を(数秒から1秒あるい
はそれ以下の所定時間に亘って)継続的に下回ったこと
を検知すると、挟み込みが有るものと判定するととも
に、有意の信号を出力するものである。
【0018】この場合、距離が閾値を上回ったか下回っ
たかに応じて挟み込みの有無が簡単に判別される。ま
た、蝶や鳥あるいは舞い上がったゴミ等が送受光を遮っ
たようなときにも、距離が一時的に閾値を下回ることが
有り得るが、そのようなときでも、誤った信号の出力
は、回避される。これにより、検出確度を一層向上させ
ることができる。
たかに応じて挟み込みの有無が簡単に判別される。ま
た、蝶や鳥あるいは舞い上がったゴミ等が送受光を遮っ
たようなときにも、距離が一時的に閾値を下回ることが
有り得るが、そのようなときでも、誤った信号の出力
は、回避される。これにより、検出確度を一層向上させ
ることができる。
【0019】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は(、出願当初の請求項6に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記探子部と前記測距部とに介在して可撓性の光伝
送部材が設けられているものである。この場合、風雨や
電磁ノイズに強い探子部だけを構造物の外表面に設置す
るとともに、測距部等は構造物の内部に格納すること
で、厳しい外部環境から機械的・電磁的に隔離すること
が可能となるので、弱いところが簡単かつ確実に保護さ
れることとなる。これにより、構造物がプラットホーム
上に静止して設けられたホームドア等の場合は勿論、移
ろいやすいばかりか激しくも変化する環境に曝される鉄
道電車等の移動体であっても、確実な作動を確保するこ
とができる。
形態は(、出願当初の請求項6に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記探子部と前記測距部とに介在して可撓性の光伝
送部材が設けられているものである。この場合、風雨や
電磁ノイズに強い探子部だけを構造物の外表面に設置す
るとともに、測距部等は構造物の内部に格納すること
で、厳しい外部環境から機械的・電磁的に隔離すること
が可能となるので、弱いところが簡単かつ確実に保護さ
れることとなる。これにより、構造物がプラットホーム
上に静止して設けられたホームドア等の場合は勿論、移
ろいやすいばかりか激しくも変化する環境に曝される鉄
道電車等の移動体であっても、確実な作動を確保するこ
とができる。
【0020】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
形態は(、出願当初の請求項7に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記送光部が前記閉め切り跡に沿って扇状に広がる
送光を行うものである。この場合、送光ラインと閉め切
り跡とが多少離れていたり、閉め切り跡が多少曲がって
いたり、異物等が多少傾斜して挟み込まれたりしても、
異物等が送光先から外れるのを防止することができる。
これにより、検出確度が更に向上することとなる。
形態は(、出願当初の請求項7に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記送光部が前記閉め切り跡に沿って扇状に広がる
送光を行うものである。この場合、送光ラインと閉め切
り跡とが多少離れていたり、閉め切り跡が多少曲がって
いたり、異物等が多少傾斜して挟み込まれたりしても、
異物等が送光先から外れるのを防止することができる。
これにより、検出確度が更に向上することとなる。
【0021】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
形態は(、出願当初の請求項8に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記送光部および前記受光部は、その送光方向およ
び受光方向が(開閉口のサイズ等に対応した数m以内の
近距離で)交叉するものである。この点は、両方向がほ
ぼ平行な一般の距離計と明確に相違するものである。こ
の場合、送受光の範囲が探子部の近くでも広がるので、
その辺りでも、やはり異物等が検出範囲から外れるのを
防止することができる。これにより、交叉位置の辺りは
勿論のこと探子部の近辺までも、検出確度が更に向上す
ることとなる。
形態は(、出願当初の請求項8に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記送光部および前記受光部は、その送光方向およ
び受光方向が(開閉口のサイズ等に対応した数m以内の
近距離で)交叉するものである。この点は、両方向がほ
ぼ平行な一般の距離計と明確に相違するものである。こ
の場合、送受光の範囲が探子部の近くでも広がるので、
その辺りでも、やはり異物等が検出範囲から外れるのを
防止することができる。これにより、交叉位置の辺りは
勿論のこと探子部の近辺までも、検出確度が更に向上す
ることとなる。
【0022】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
形態は(、出願当初の請求項9に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記構造物が鉄道車両であることを特徴とする。鉄
道車両に関しては、その車体構造の特殊性や使用環境の
厳しさから、特に、一般的な遮断型や反射型の光センサ
を適用するのが困難であったところ、この発明の場合、
既存の機械的接触式検出手法を損なうことなく簡単に適
用することが可能である。これにより、鉄道車両につい
ても、確実に、挟み込みを防止することができるように
なった。以下、鉄道車両への適用の仕方等を一実施例に
より具体的に説明する。
形態は(、出願当初の請求項9に記載の如く)、上述し
た解決手段または実施形態の挟み込み検出装置であっ
て、前記構造物が鉄道車両であることを特徴とする。鉄
道車両に関しては、その車体構造の特殊性や使用環境の
厳しさから、特に、一般的な遮断型や反射型の光センサ
を適用するのが困難であったところ、この発明の場合、
既存の機械的接触式検出手法を損なうことなく簡単に適
用することが可能である。これにより、鉄道車両につい
ても、確実に、挟み込みを防止することができるように
なった。以下、鉄道車両への適用の仕方等を一実施例に
より具体的に説明する。
【0023】
【実施例】本発明の挟み込み検出装置の一実施例につい
て、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図
1は、その全体構造を示すブロック図であり、図2は、
その探子部について、(a)が縦断側面図であり、
(b)が縦断正面図である。また、図3は、演算制御部
についてのブロック図であり、図4は、測距部における
距離演算部の回路図である。
て、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図
1は、その全体構造を示すブロック図であり、図2は、
その探子部について、(a)が縦断側面図であり、
(b)が縦断正面図である。また、図3は、演算制御部
についてのブロック図であり、図4は、測距部における
距離演算部の回路図である。
【0024】この挟み込み検出装置20は(図1、図2
(a)参照)、艤装対象の構造物が鉄道車両10であ
り、鉄道車両10の外側から或いは外まではみ出て異物
等がドア12に挟まれているのを検出するためのもので
あることから、鉄道車両10の外表面に装着され外部環
境に曝されるセンサユニット30(探子部)と、これか
ら延びて鉄道車両10の内部に至る光ケーブル40と、
鉄道車両10内に格納されたコントローラ50とを具え
ている。センサユニット30は、投光レンズ31(送光
部)及び集光レンズ32(受光部)をレンズボックス3
3に格納したものであり、コントローラ50は、後に詳
述する測距部51や判定部52を含んだ電子回路のユニ
ットであり、光ケーブル40には、測距部51の発光器
51a(図3参照)と投光レンズ31とを結ぶ柔軟な光
ファイバ41、及び測距部51の受光器51b(図3参
照)と集光レンズ32とを結ぶ柔軟な光ファイバ42
が、収められている。これにより、この装置20は、探
子部30と測距部51とに介在して可撓性の光伝送部材
41,42が設けられたものとなっている。
(a)参照)、艤装対象の構造物が鉄道車両10であ
り、鉄道車両10の外側から或いは外まではみ出て異物
等がドア12に挟まれているのを検出するためのもので
あることから、鉄道車両10の外表面に装着され外部環
境に曝されるセンサユニット30(探子部)と、これか
ら延びて鉄道車両10の内部に至る光ケーブル40と、
鉄道車両10内に格納されたコントローラ50とを具え
ている。センサユニット30は、投光レンズ31(送光
部)及び集光レンズ32(受光部)をレンズボックス3
3に格納したものであり、コントローラ50は、後に詳
述する測距部51や判定部52を含んだ電子回路のユニ
ットであり、光ケーブル40には、測距部51の発光器
51a(図3参照)と投光レンズ31とを結ぶ柔軟な光
ファイバ41、及び測距部51の受光器51b(図3参
照)と集光レンズ32とを結ぶ柔軟な光ファイバ42
が、収められている。これにより、この装置20は、探
子部30と測距部51とに介在して可撓性の光伝送部材
41,42が設けられたものとなっている。
【0025】センサユニット30のレンズボックス33
は(図2参照)、外部環境からレンズ31,32等を保
護するために丈夫な箱体になっていて、一側にネジ穴や
ボルト挿通用穴などが形成されるとともに、その側面を
鉄道車両10の乗降口11の直ぐ上の部位に取り付けた
ときに投光レンズ31及び集光レンズ32が下方を向け
て送受光しうるような窓も形成されている。また、投光
レンズ31及び集光レンズ32には、製造・組立の容易
性やコストも勘案して、横に延びた一本のシリンドリカ
ルレンズ(棒状レンズ)が用いられている。そして、そ
のうち、光ファイバ41の先端が当接している部分が、
投光レンズ31として働き、光ファイバ42の先端が当
接している部分が、集光レンズ32として働く。これに
より、センサユニット30は、開閉口11の形成された
構造物10に装着するために、構造物10に対して装着
可能に形成されるとともに、一体形成の送光部31およ
び受光部32を格納した探子部となっている。
は(図2参照)、外部環境からレンズ31,32等を保
護するために丈夫な箱体になっていて、一側にネジ穴や
ボルト挿通用穴などが形成されるとともに、その側面を
鉄道車両10の乗降口11の直ぐ上の部位に取り付けた
ときに投光レンズ31及び集光レンズ32が下方を向け
て送受光しうるような窓も形成されている。また、投光
レンズ31及び集光レンズ32には、製造・組立の容易
性やコストも勘案して、横に延びた一本のシリンドリカ
ルレンズ(棒状レンズ)が用いられている。そして、そ
のうち、光ファイバ41の先端が当接している部分が、
投光レンズ31として働き、光ファイバ42の先端が当
接している部分が、集光レンズ32として働く。これに
より、センサユニット30は、開閉口11の形成された
構造物10に装着するために、構造物10に対して装着
可能に形成されるとともに、一体形成の送光部31およ
び受光部32を格納した探子部となっている。
【0026】また、そのシリンドリカルレンズは(図2
参照)、断面が半円・長楕円・円弧またはそれに近い形
状にされていて、光ファイバ41先端から広がる出射光
34を、横から見ると(図2(a)参照)ドア12とほ
ぼ平行に進むように絞る一方で、前から見ると(図2
(b)参照)絞りが無いので進行に伴って幅が広がり2
m程度先では数cmになる。これにより、投光レンズ3
1は、ドア12そしてその閉め口11a(閉め切り跡)
に沿って扇状に広がる送光を行う送光部となっている。
また、集光レンズ32も閉め口11aを基準として対称
なこと以外は投光レンズ31と同様に形成されている。
これにより、投光レンズ31及び集光レンズ32は、探
子部30が構造物10に対して装着されたときに開閉口
11の閉め切り跡11aに沿った方向(35,36)に
送受光(34,36)を行う送光部および受光部となっ
ている。
参照)、断面が半円・長楕円・円弧またはそれに近い形
状にされていて、光ファイバ41先端から広がる出射光
34を、横から見ると(図2(a)参照)ドア12とほ
ぼ平行に進むように絞る一方で、前から見ると(図2
(b)参照)絞りが無いので進行に伴って幅が広がり2
m程度先では数cmになる。これにより、投光レンズ3
1は、ドア12そしてその閉め口11a(閉め切り跡)
に沿って扇状に広がる送光を行う送光部となっている。
また、集光レンズ32も閉め口11aを基準として対称
なこと以外は投光レンズ31と同様に形成されている。
これにより、投光レンズ31及び集光レンズ32は、探
子部30が構造物10に対して装着されたときに開閉口
11の閉め切り跡11aに沿った方向(35,36)に
送受光(34,36)を行う送光部および受光部となっ
ている。
【0027】さらに、そのシリンドリカルレンズにおい
て(図2(b)参照)、投光レンズ31に対する光ファ
イバ41の当接位置と、集光レンズ32に対する光ファ
イバ42の当接位置は、2〜3cm離れている。しか
も、光ファイバ41.42が当接面の垂直線から僅かに
傾斜して取り付けられていて、前から見ると、投光レン
ズ31の出射光中心線35と集光レンズ32の反射光中
心線36とが、互いに反対側から閉め口11a側に寄っ
てきて、1〜2m程度先のところで共に閉め口11aに
重なるようになっている。なお、その交点位置は乗降口
11の高さ及びセンサユニット30の設置位置に基づい
て定められ、乗降口11下端から数十cmにその交点位
置が一致するよう、光ファイバ41.42の傾き具合が
調整される。その位置は、挟み込みの発生頻度が高いと
ころでもある。このように、投光レンズ31及び集光レ
ンズ32は、その送光方向および受光方向が交叉する送
光部および受光部となっている。
て(図2(b)参照)、投光レンズ31に対する光ファ
イバ41の当接位置と、集光レンズ32に対する光ファ
イバ42の当接位置は、2〜3cm離れている。しか
も、光ファイバ41.42が当接面の垂直線から僅かに
傾斜して取り付けられていて、前から見ると、投光レン
ズ31の出射光中心線35と集光レンズ32の反射光中
心線36とが、互いに反対側から閉め口11a側に寄っ
てきて、1〜2m程度先のところで共に閉め口11aに
重なるようになっている。なお、その交点位置は乗降口
11の高さ及びセンサユニット30の設置位置に基づい
て定められ、乗降口11下端から数十cmにその交点位
置が一致するよう、光ファイバ41.42の傾き具合が
調整される。その位置は、挟み込みの発生頻度が高いと
ころでもある。このように、投光レンズ31及び集光レ
ンズ32は、その送光方向および受光方向が交叉する送
光部および受光部となっている。
【0028】コントローラ50は(図3参照)、光電変
換部やアナログ回路からなり距離Cを求める測距部51
と、マイクロプロセッサシステム(MPU)からなり距
離Cと閾値Dとに基づいて挟み込みの有無を判別する判
定部52と、それらへの動作電力の供給に加えて動作タ
イミングの指示等も行う電源等53と、判定部52の判
定結果に基づいて検知信号を外部に出力する検知信号出
力部54と、閾値Dを判定部52に送出する閾値設定部
55と、これらを格納した筐体56とを具え、既存の機
械的接触式検出手法と併存して協動するために、マイク
ロスイッチ15の信号を入力するとともに、戸ジメ表示
灯17を駆動するようになっている。
換部やアナログ回路からなり距離Cを求める測距部51
と、マイクロプロセッサシステム(MPU)からなり距
離Cと閾値Dとに基づいて挟み込みの有無を判別する判
定部52と、それらへの動作電力の供給に加えて動作タ
イミングの指示等も行う電源等53と、判定部52の判
定結果に基づいて検知信号を外部に出力する検知信号出
力部54と、閾値Dを判定部52に送出する閾値設定部
55と、これらを格納した筐体56とを具え、既存の機
械的接触式検出手法と併存して協動するために、マイク
ロスイッチ15の信号を入力するとともに、戸ジメ表示
灯17を駆動するようになっている。
【0029】測距部51には(図3参照)、光ファイバ
41に送光可能に連結されるとともに発光信号Aにて駆
動される発光器51aと、光ファイバ42に受光可能に
連結されるとともに受光信号Bを出力する受光器51b
と、発光信号Aを生成するとともに受光信号Bを受けて
距離Cの演算を行う距離演算回路51cとが設けられて
いる。発光器51aは、レーザダイオードや発光ダイオ
ード等からなり、自然光の影響を回避するとともに利用
者1に悪影響を与えないような近赤外線領域の又は他の
波長領域の光を発光信号Aに応じた強度で連続的に発
し、これを光ファイバ41及び投光レンズ31経由で射
出するようになっている。また、受光器51bは、フォ
トトランジスタ等からなり、集光レンズ32及び光ファ
イバ42を介して戻って来た反射光を光電変換して受光
信号Bを生成するようになっている。
41に送光可能に連結されるとともに発光信号Aにて駆
動される発光器51aと、光ファイバ42に受光可能に
連結されるとともに受光信号Bを出力する受光器51b
と、発光信号Aを生成するとともに受光信号Bを受けて
距離Cの演算を行う距離演算回路51cとが設けられて
いる。発光器51aは、レーザダイオードや発光ダイオ
ード等からなり、自然光の影響を回避するとともに利用
者1に悪影響を与えないような近赤外線領域の又は他の
波長領域の光を発光信号Aに応じた強度で連続的に発
し、これを光ファイバ41及び投光レンズ31経由で射
出するようになっている。また、受光器51bは、フォ
トトランジスタ等からなり、集光レンズ32及び光ファ
イバ42を介して戻って来た反射光を光電変換して受光
信号Bを生成するようになっている。
【0030】距離演算回路51cは(図4参照)、測定
距離とコストとを勘案して、いわゆる連続変調位相差計
測法を具体化したものである。すなわち、発光器51a
の駆動に際しては、測距範囲が10m以内で足りること
から発光信号Aとして15MHzの発振信号を発生する
とともに、位相差検出を低速で行うために発光信号Aを
分周して15kHzの基準信号Refも生成する。また、
受光器51bからの受光信号Bの処理については、受光
信号Bを適宜増幅した15MHzの信号と、別個に発生
させた15.015MHzの発振信号とを混合させると
ともに、両者の差である15kHz帯を抽出および増幅
することで、受光信号Bの位相情報を引き継いでいなが
らも周波数は低い中間周波信号IFを生成する。さら
に、それらの相対的に低周波となった基準信号Refと中
間周波信号IFとについて互いの位相差を検出し、これ
に必要であれば適宜の倍率を掛けて距離Cを生成する回
路である。
距離とコストとを勘案して、いわゆる連続変調位相差計
測法を具体化したものである。すなわち、発光器51a
の駆動に際しては、測距範囲が10m以内で足りること
から発光信号Aとして15MHzの発振信号を発生する
とともに、位相差検出を低速で行うために発光信号Aを
分周して15kHzの基準信号Refも生成する。また、
受光器51bからの受光信号Bの処理については、受光
信号Bを適宜増幅した15MHzの信号と、別個に発生
させた15.015MHzの発振信号とを混合させると
ともに、両者の差である15kHz帯を抽出および増幅
することで、受光信号Bの位相情報を引き継いでいなが
らも周波数は低い中間周波信号IFを生成する。さら
に、それらの相対的に低周波となった基準信号Refと中
間周波信号IFとについて互いの位相差を検出し、これ
に必要であれば適宜の倍率を掛けて距離Cを生成する回
路である。
【0031】ここで、発光信号Aと受光信号Bとの位相
差は、投光レンズ31から射出された出射光34が閉め
口11a上またはその延長上に存する物体に当たって反
射し更に集光レンズ32に戻ってくるまでの往復距離に
対応して、変化する。しかもその対応関係は基準信号R
efと中間周波信号IFとの位相差にも引き継がれるの
で、距離Cは、センサユニット30から閉め口11a方
向の反射物までの距離に対応することとなる。これによ
り、測距部51は、送光部31および受光部32による
送受光に基づいて反射位置までの距離Cを演算するもの
となっている。
差は、投光レンズ31から射出された出射光34が閉め
口11a上またはその延長上に存する物体に当たって反
射し更に集光レンズ32に戻ってくるまでの往復距離に
対応して、変化する。しかもその対応関係は基準信号R
efと中間周波信号IFとの位相差にも引き継がれるの
で、距離Cは、センサユニット30から閉め口11a方
向の反射物までの距離に対応することとなる。これによ
り、測距部51は、送光部31および受光部32による
送受光に基づいて反射位置までの距離Cを演算するもの
となっている。
【0032】閾値設定部55は、乗降口11の高さより
少しだけ短い距離である1.6m,1.7m,1.8
m,1.9mに対応した幾つかの電圧信号を抵抗分圧等
にて発生する電圧信号発生部と、それらの電圧信号のう
ち何れか一つを選択しこれを閾値Dとして出力するロー
タリスイッチ55aとを具えている。上記の各距離は、
センサユニット30が乗降口11の直ぐ上に設置される
のに基づいて決められており、センサユニット30が乗
降口11から離れたところに設けられたり、乗降口11
がもっと高いような場合は、それに応じて変更されるも
のである。これにより、閾値設定部55は、閉め切り跡
11aの長さや開閉口11の幅・径・サイズなどに探子
部51の構造物10に対する装着位置なども加味して決
まり而も所定範囲で変更可能な閾値Dを設定するものと
なっている。
少しだけ短い距離である1.6m,1.7m,1.8
m,1.9mに対応した幾つかの電圧信号を抵抗分圧等
にて発生する電圧信号発生部と、それらの電圧信号のう
ち何れか一つを選択しこれを閾値Dとして出力するロー
タリスイッチ55aとを具えている。上記の各距離は、
センサユニット30が乗降口11の直ぐ上に設置される
のに基づいて決められており、センサユニット30が乗
降口11から離れたところに設けられたり、乗降口11
がもっと高いような場合は、それに応じて変更されるも
のである。これにより、閾値設定部55は、閉め切り跡
11aの長さや開閉口11の幅・径・サイズなどに探子
部51の構造物10に対する装着位置なども加味して決
まり而も所定範囲で変更可能な閾値Dを設定するものと
なっている。
【0033】判定部52は、閉め切り跡11aにおける
挟み込みについての判定処理を測距部51の演算した距
離Cに基づいて行うために、プログラムメモリに比較ル
ーチン52aと判定ルーチン52bとがインストールさ
れている。比較ルーチン52aは、数ms〜数十ms程
度の一定周期で繰り返し起動され、図示しないA/D変
換器等を介してデジタル化された距離C及び閾値Dを随
時入力するとともに、両者の大小を比較して、その比較
結果を判定ルーチン52bに引き渡す処理を行う。ま
た、判定ルーチン52bは、同じ周期または遅い周期で
起動されて、比較ルーチン52aの比較結果を1秒程度
の所定時間に亘ってチェックし、その90%以上につい
て距離Cの値が閾値Dより小さいという結果になってい
れば、検知信号出力部54を駆動する、という処理を行
う。これにより、判定部52は、その判定処理に際し、
閾値Dと距離Cとを比較して、距離Cが閾値Dを継続的
に下回ったことを検知すると、閉め切り跡11aに挟み
込みが有るものと判定するとともに、検知信号出力部5
4を介して有意の信号を出力するものとなっている。
挟み込みについての判定処理を測距部51の演算した距
離Cに基づいて行うために、プログラムメモリに比較ル
ーチン52aと判定ルーチン52bとがインストールさ
れている。比較ルーチン52aは、数ms〜数十ms程
度の一定周期で繰り返し起動され、図示しないA/D変
換器等を介してデジタル化された距離C及び閾値Dを随
時入力するとともに、両者の大小を比較して、その比較
結果を判定ルーチン52bに引き渡す処理を行う。ま
た、判定ルーチン52bは、同じ周期または遅い周期で
起動されて、比較ルーチン52aの比較結果を1秒程度
の所定時間に亘ってチェックし、その90%以上につい
て距離Cの値が閾値Dより小さいという結果になってい
れば、検知信号出力部54を駆動する、という処理を行
う。これにより、判定部52は、その判定処理に際し、
閾値Dと距離Cとを比較して、距離Cが閾値Dを継続的
に下回ったことを検知すると、閉め切り跡11aに挟み
込みが有るものと判定するとともに、検知信号出力部5
4を介して有意の信号を出力するものとなっている。
【0034】検知信号出力部54は、戸ジメ表示駆動リ
レー16によって駆動される戸ジメ表示灯17を並列に
駆動するために、そのリレー16と同様な駆動能力のリ
レーを具えていて、これを判定部52の判定結果に従っ
てオンオフさせるようになっている。電源等53は、戸
ジメ動作に連動してその後の挟み込み確認を行うため
に、マイクロスイッチ15を介してDC100Vの電力
を受け、これを12Vや5V等の適宜な電圧に降圧して
他の回路51〜55に供給するようになっている。筐体
56は、アルミニウム等の良導体からなる箱体で、シー
ルド効果を高めるために鉄道車両10の電導性部材に対
して接続されている。
レー16によって駆動される戸ジメ表示灯17を並列に
駆動するために、そのリレー16と同様な駆動能力のリ
レーを具えていて、これを判定部52の判定結果に従っ
てオンオフさせるようになっている。電源等53は、戸
ジメ動作に連動してその後の挟み込み確認を行うため
に、マイクロスイッチ15を介してDC100Vの電力
を受け、これを12Vや5V等の適宜な電圧に降圧して
他の回路51〜55に供給するようになっている。筐体
56は、アルミニウム等の良導体からなる箱体で、シー
ルド効果を高めるために鉄道車両10の電導性部材に対
して接続されている。
【0035】このような挟み込み検出装置20の使用態
様及び動作を、すなわち挟み込み検出方法の実施例を、
図面を引用して説明する。図5は、その装置の使用方法
を示す外観斜視図であり、図6は、その動作状態を説明
するための縦断面模式図である。
様及び動作を、すなわち挟み込み検出方法の実施例を、
図面を引用して説明する。図5は、その装置の使用方法
を示す外観斜視図であり、図6は、その動作状態を説明
するための縦断面模式図である。
【0036】挟み込み検出装置20は、使用に先だって
鉄道車両10に艤装されるが、その際(図5,図6参
照)、それぞれの乗降口11ごとに設けられる。そし
て、そのうちのセンサユニット30は、ドア12の合わ
さる閉め口11aの直ぐ上方のところに配置され、戸ジ
メ表示灯17等の近くでそれと同じく突き出るようにし
て鉄道車両10の外表面に装着される。一方(図2
(a)参照)、コントローラ50は、センサユニット3
0や戸ジメ表示灯17の裏側に当たる鉄道車両10の内
部空間であって人目には触れないところに格納される。
鉄道車両10に艤装されるが、その際(図5,図6参
照)、それぞれの乗降口11ごとに設けられる。そし
て、そのうちのセンサユニット30は、ドア12の合わ
さる閉め口11aの直ぐ上方のところに配置され、戸ジ
メ表示灯17等の近くでそれと同じく突き出るようにし
て鉄道車両10の外表面に装着される。一方(図2
(a)参照)、コントローラ50は、センサユニット3
0や戸ジメ表示灯17の裏側に当たる鉄道車両10の内
部空間であって人目には触れないところに格納される。
【0037】こうして、センサユニット30とコントロ
ーラ50とが分散して設置され、それに伴い、鉄道車両
10の外表面における突起物となるセンサユニット30
が小形で低いものになるとともに、電磁ノイズ等の外乱
に弱い電子回路であるコントローラ50が穏やかな動作
環境の下で安定して動作することとなる。また、やはり
使用に先だち、ロータリスイッチ55aを操作して閾値
Dの調整も行われ、閾値Dがセンサユニット30から乗
降口11最下端までの距離より数cm程度だけ小さい値
に設定される。
ーラ50とが分散して設置され、それに伴い、鉄道車両
10の外表面における突起物となるセンサユニット30
が小形で低いものになるとともに、電磁ノイズ等の外乱
に弱い電子回路であるコントローラ50が穏やかな動作
環境の下で安定して動作することとなる。また、やはり
使用に先だち、ロータリスイッチ55aを操作して閾値
Dの調整も行われ、閾値Dがセンサユニット30から乗
降口11最下端までの距離より数cm程度だけ小さい値
に設定される。
【0038】そして(図5,図6参照)、鉄道車両10
がプラットホーム6のところで停止して、利用者1が乗
降口11を通過した後、ドア12が閉められ、マイクロ
スイッチ15がオンすると、挟み込み検出装置20の電
源等53に電力が供給されて、コントローラ50等が動
作を開始する。そうすると、発光信号Aで変調されたス
リット状の出射光34がセンサユニット30から下方へ
向け連続して投射される。出射光34は、ドア12の閉
め口11aに沿って下へ進み、鉄道車両10や利用者1
等の状態に応じてその先に来ているもの例えば軌道等7
やプラットホーム6の上面あるいは利用者1の衣服等に
当たり、そこで反射して、その一部はセンサユニット3
0の集光レンズ32に戻る。こうして、閉め口11aに
沿った送受光が、マイクロスイッチ15の動作に連動し
て行われる。
がプラットホーム6のところで停止して、利用者1が乗
降口11を通過した後、ドア12が閉められ、マイクロ
スイッチ15がオンすると、挟み込み検出装置20の電
源等53に電力が供給されて、コントローラ50等が動
作を開始する。そうすると、発光信号Aで変調されたス
リット状の出射光34がセンサユニット30から下方へ
向け連続して投射される。出射光34は、ドア12の閉
め口11aに沿って下へ進み、鉄道車両10や利用者1
等の状態に応じてその先に来ているもの例えば軌道等7
やプラットホーム6の上面あるいは利用者1の衣服等に
当たり、そこで反射して、その一部はセンサユニット3
0の集光レンズ32に戻る。こうして、閉め口11aに
沿った送受光が、マイクロスイッチ15の動作に連動し
て行われる。
【0039】それから、その反射光が受光器51bによ
って受光信号Bに変換され、これに基づき距離演算回路
51cによってセンサユニット30からその反射位置ま
での距離Cが演算される。さらに、判定部52によっ
て、距離Cが閾値Dと比較されるとともに、距離Cが閾
値Dを継続的に下回っていたか否かがチェックされ、そ
うであれば、検知信号出力部54が駆動されて、戸ジメ
表示灯17の点灯が維持される。そうでなければ、検知
信号出力部54は駆動されない。
って受光信号Bに変換され、これに基づき距離演算回路
51cによってセンサユニット30からその反射位置ま
での距離Cが演算される。さらに、判定部52によっ
て、距離Cが閾値Dと比較されるとともに、距離Cが閾
値Dを継続的に下回っていたか否かがチェックされ、そ
うであれば、検知信号出力部54が駆動されて、戸ジメ
表示灯17の点灯が維持される。そうでなければ、検知
信号出力部54は駆動されない。
【0040】こうして、距離Cに基づき閉め口11aに
おける挟み込みの有無が自動判定されるとともに、その
判定に基づき戸ジメ表示灯17等を介して発報も行われ
る。また、その検出等に際しては、鉄道車両10の床近
傍でも明確な反射が行われるので対象物を見逃すことが
無く、しかも、距離Cと閾値Dとの比較等に基づいてプ
ラットホーム6や軌道等7からの反射と閉め口11aに
挟み込まれている異物等からの反射とが明瞭かつ的確に
弁別されるので、異物等が閉め口11a上のどの位置に
有っても確実にその挟み込みを検出することができる。
おける挟み込みの有無が自動判定されるとともに、その
判定に基づき戸ジメ表示灯17等を介して発報も行われ
る。また、その検出等に際しては、鉄道車両10の床近
傍でも明確な反射が行われるので対象物を見逃すことが
無く、しかも、距離Cと閾値Dとの比較等に基づいてプ
ラットホーム6や軌道等7からの反射と閉め口11aに
挟み込まれている異物等からの反射とが明瞭かつ的確に
弁別されるので、異物等が閉め口11a上のどの位置に
有っても確実にその挟み込みを検出することができる。
【0041】
【第1変形例】図7に演算制御部のブロック図を示した
挟み込み検出装置は、閾値設定部55に代えて閾値設定
部65が導入されるとともに、判定部52に比較ルーチ
ン62a及び判定ルーチン62bが追加インストールさ
れ、さらに、異常検知信号出力部64が新設されたもの
である。
挟み込み検出装置は、閾値設定部55に代えて閾値設定
部65が導入されるとともに、判定部52に比較ルーチ
ン62a及び判定ルーチン62bが追加インストールさ
れ、さらに、異常検知信号出力部64が新設されたもの
である。
【0042】閾値設定部65には、閾値Dを直接デジタ
ル値で設定しうるようロータリスイッチ55aに代えて
複数ビットのディップスイッチ65aが設けられるとと
もに、もう一つの閾値Eを設定するために同様のディッ
プスイッチ65bも設けられている。通常、閾値Eには
軌道等7よりも遠い距離が設定される。そして、比較ル
ーチン62aによって距離Cと閾値Eも比較され、距離
Cが継続的に閾値Eを上回っていることが判定ルーチン
62bによって検知されると、異常検知信号出力部64
が駆動されるようになっている。
ル値で設定しうるようロータリスイッチ55aに代えて
複数ビットのディップスイッチ65aが設けられるとと
もに、もう一つの閾値Eを設定するために同様のディッ
プスイッチ65bも設けられている。通常、閾値Eには
軌道等7よりも遠い距離が設定される。そして、比較ル
ーチン62aによって距離Cと閾値Eも比較され、距離
Cが継続的に閾値Eを上回っていることが判定ルーチン
62bによって検知されると、異常検知信号出力部64
が駆動されるようになっている。
【0043】通常の使用環境では、距離Cが閾値Eを超
えることは無いので、この異常検知信号が出力されたと
きには、光ケーブル40等の光路や、距離演算回路51
cにおける各信号間の位相の整合などに、何らかの不都
合が生じていることが想定される。しかも、そのような
事態では、検知信号出力部54の出力が抑制されてしま
う。これに対し、この異常検知信号も監視する等のこと
で、そのような不都合も検知することが可能になるの
で、信頼性が更に向上する。
えることは無いので、この異常検知信号が出力されたと
きには、光ケーブル40等の光路や、距離演算回路51
cにおける各信号間の位相の整合などに、何らかの不都
合が生じていることが想定される。しかも、そのような
事態では、検知信号出力部54の出力が抑制されてしま
う。これに対し、この異常検知信号も監視する等のこと
で、そのような不都合も検知することが可能になるの
で、信頼性が更に向上する。
【0044】
【第2変形例】図8に測距部等の回路図を示した挟み込
み検出装置は、受光信号Bの振幅レベルを検出するとと
もに、それを所定の閾値Fと比較して継続的に閾値Fを
下回ったときには非検知信号を出力する非検知信号出力
部74を設けたものである。この場合、センサユニット
30のシリンドリカルレンズ等が汚れていたり、閉め口
11aにおける異物等がたまたま出射光34をほとんど
吸収してしまう特殊素材からできていたりして、そのた
めに弱い検出信号しか得られないときには、そのことが
非検知信号によって通知される。これにより、不十分な
信号に基づいて不確かな判定を行ってしまうような事態
は確実に防止されるので、信頼性が更に向上する。
み検出装置は、受光信号Bの振幅レベルを検出するとと
もに、それを所定の閾値Fと比較して継続的に閾値Fを
下回ったときには非検知信号を出力する非検知信号出力
部74を設けたものである。この場合、センサユニット
30のシリンドリカルレンズ等が汚れていたり、閉め口
11aにおける異物等がたまたま出射光34をほとんど
吸収してしまう特殊素材からできていたりして、そのた
めに弱い検出信号しか得られないときには、そのことが
非検知信号によって通知される。これにより、不十分な
信号に基づいて不確かな判定を行ってしまうような事態
は確実に防止されるので、信頼性が更に向上する。
【0045】
【その他の変形例】なお、上記実施例では、測距部51
を連続変調位相差計測法に基づいて具体化したが、これ
に限らず、測距部51は、いわゆるパルス時間差計測方
式など他の方式によるものであっても良い。また、判定
部52は、これをマイクロプロセッサで具現化したが、
それに限られるもので無く、ロジック回路や、リレー回
路等で、具現化しても良い。さらに、適用される構造物
は鉄道車両が好適であるが、本発明の適用はこれに限ら
れる訳で無く、適宜の設計変更等により本発明は、乗り
合いバスその他の車両や移動体、あるいはホームドア等
の建築物などにも、適用が可能である。
を連続変調位相差計測法に基づいて具体化したが、これ
に限らず、測距部51は、いわゆるパルス時間差計測方
式など他の方式によるものであっても良い。また、判定
部52は、これをマイクロプロセッサで具現化したが、
それに限られるもので無く、ロジック回路や、リレー回
路等で、具現化しても良い。さらに、適用される構造物
は鉄道車両が好適であるが、本発明の適用はこれに限ら
れる訳で無く、適宜の設計変更等により本発明は、乗り
合いバスその他の車両や移動体、あるいはホームドア等
の建築物などにも、適用が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の挟み込み検出方法および挟み込み検出装置にあって
は、閉め切り跡に沿って光が往復するとともに、その反
射位置の情報に基づいて的確な判定が下せるようにした
ことにより、単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に
挟み込みを検出することができるようになったという有
利な効果が有る。
の挟み込み検出方法および挟み込み検出装置にあって
は、閉め切り跡に沿って光が往復するとともに、その反
射位置の情報に基づいて的確な判定が下せるようにした
ことにより、単体でも閉め切り跡の全域に亘って確実に
挟み込みを検出することができるようになったという有
利な効果が有る。
【図1】 本発明の挟み込み検出装置の一実施例につい
て、その全体構造を示すブロック図である。
て、その全体構造を示すブロック図である。
【図2】 その探子部について、(a)が縦断側面図
であり、(b)が縦断正面図である。
であり、(b)が縦断正面図である。
【図3】 その演算制御部についてのブロック図であ
る。
る。
【図4】 その測距部における距離演算部の回路図で
ある。
ある。
【図5】 その装置の使用方法を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図6】 その動作状態を説明するための縦断面模式
図である。
図である。
【図7】 本発明の挟み込み検出装置の第1変形例につ
いて、その演算制御部のブロック図である。
いて、その演算制御部のブロック図である。
【図8】 本発明の挟み込み検出装置の第2変形例につ
いて、その距離演算部等の回路図である。
いて、その距離演算部等の回路図である。
【図9】 従来の一般的な接触式挟み込み検出手法を採
用している鉄道車両について、(a)がドア部の横断平
面図であり、(b)がドア部の正面図であり、(c)が
戸ジメ表示灯の駆動部等の回路図である。
用している鉄道車両について、(a)がドア部の横断平
面図であり、(b)がドア部の正面図であり、(c)が
戸ジメ表示灯の駆動部等の回路図である。
【図10】 従来の一般的な非接触式検出手法である。
【図11】 その従来手法の挟み込み検出への応用案で
ある。
ある。
【図12】 従来手法の鉄道車両への適用例である。
1 利用者(乗降客、出入り者、挟み込まれるもの) 2 出入口(通過口) 3 センサユニット(光遮断検出器、非接触式探子
部) 4 ドア(開閉部材) 5 閉め口(閉め切り跡) 6 プラットホーム 7 軌道等(道床バラスト、スラブ、路盤) 10 鉄道車両(構造物) 11 乗降口(出入口、開閉口) 11a 閉め口(突き合わせ部、閉め切り跡) 12 ドア(開閉部材) 13 リンク(開閉駆動用伝動部材) 14 ロッド(開閉駆動用吊持部材) 15 マイクロスイッチ(機械式センサ、接触式探
子部) 16 戸ジメ表示駆動リレー 17 戸ジメ表示灯 20 挟み込み検出装置 30 センサユニット(光検出器、送受光部、非接
触式探子部) 31 投光レンズ(送光部) 32 集光レンズ(受光部) 33 レンズボックス(保護箱) 34 出射光 35 出射光中心線(投光軸、送光方向) 36 反射光中心線(集光軸、受光方向) 37 交叉位置(両中心線の交叉する点) 40 光ケーブル 41 光ファイバ(送光側ファイバ、可撓性光
伝送部材) 42 光ファイバ(受光側ファイバ、可撓性光
伝送部材) 50 コントローラ(演算制御部) 51 測距部 51a 発光器(赤外線レーザ、発光ダイオ
ード) 51b 受光器(フォトトランジスタ、光電
変換部) 51c 距離演算回路(距離演算部) 52 判定部(MPU、マイクロプロセッサ、
制御装置) 52a 比較ルーチン 52b 判定ルーチン 53 電源等(動作制御部) 54 検知信号出力部(判定結果出力部) 55 閾値設定部 55a ロータリスイッチ(セレクタ、選択
手段) 56 筐体(シールドボックス) 62a 比較ルーチン(第2判定部) 62b 判定ルーチン(第2判定部) 64 異常検知信号出力部(第2判定結果出力
部) 65 閾値設定部 65a ディップスイッチ(第1閾値設定手
段) 65b ディップスイッチ(第2閾値設定手
段) 74 非検知信号出力部(第3判定結果出力
部)
部) 4 ドア(開閉部材) 5 閉め口(閉め切り跡) 6 プラットホーム 7 軌道等(道床バラスト、スラブ、路盤) 10 鉄道車両(構造物) 11 乗降口(出入口、開閉口) 11a 閉め口(突き合わせ部、閉め切り跡) 12 ドア(開閉部材) 13 リンク(開閉駆動用伝動部材) 14 ロッド(開閉駆動用吊持部材) 15 マイクロスイッチ(機械式センサ、接触式探
子部) 16 戸ジメ表示駆動リレー 17 戸ジメ表示灯 20 挟み込み検出装置 30 センサユニット(光検出器、送受光部、非接
触式探子部) 31 投光レンズ(送光部) 32 集光レンズ(受光部) 33 レンズボックス(保護箱) 34 出射光 35 出射光中心線(投光軸、送光方向) 36 反射光中心線(集光軸、受光方向) 37 交叉位置(両中心線の交叉する点) 40 光ケーブル 41 光ファイバ(送光側ファイバ、可撓性光
伝送部材) 42 光ファイバ(受光側ファイバ、可撓性光
伝送部材) 50 コントローラ(演算制御部) 51 測距部 51a 発光器(赤外線レーザ、発光ダイオ
ード) 51b 受光器(フォトトランジスタ、光電
変換部) 51c 距離演算回路(距離演算部) 52 判定部(MPU、マイクロプロセッサ、
制御装置) 52a 比較ルーチン 52b 判定ルーチン 53 電源等(動作制御部) 54 検知信号出力部(判定結果出力部) 55 閾値設定部 55a ロータリスイッチ(セレクタ、選択
手段) 56 筐体(シールドボックス) 62a 比較ルーチン(第2判定部) 62b 判定ルーチン(第2判定部) 64 異常検知信号出力部(第2判定結果出力
部) 65 閾値設定部 65a ディップスイッチ(第1閾値設定手
段) 65b ディップスイッチ(第2閾値設定手
段) 74 非検知信号出力部(第3判定結果出力
部)
Claims (9)
- 【請求項1】構造物の開閉口を閉じたときにできる閉め
切り跡に沿った送受光を行ってその反射位置までの距離
を演算するとともに、その距離に基づき前記閉め切り跡
における挟み込みについての判定処理を行うことを特徴
とする挟み込み検出方法。 - 【請求項2】開閉口の形成された構造物に対して装着さ
れた探子部と、この探子部に格納されていて前記開閉口
が閉じられたときにできる閉め切り跡に沿った方向に送
受光を行う一体形成の又は別体の送光部および受光部
と、これら送光部および受光部による送受光に基づいて
反射位置までの距離を演算する測距部と、その距離に基
づき前記閉め切り跡における挟み込みについての判定処
理を行う判定部とを備えたことを特徴とする挟み込み検
出装置。 - 【請求項3】開閉口の形成された構造物に対して装着す
るための探子部と、この探子部に格納されていて前記探
子部が前記構造物に対して装着されたときに前記開閉口
の閉め切り跡に沿った方向に送受光を行う一体形成の又
は別体の送光部および受光部と、これら送光部および受
光部による送受光に基づいて反射位置までの距離を演算
する測距部と、その距離に基づき前記閉め切り跡におけ
る挟み込みについての判定処理を行う判定部とを備えた
ことを特徴とする挟み込み検出装置。 - 【請求項4】構造物に対して装着可能に形成され一体形
成の又は別体の送光部および受光部を格納した探子部
と、前記送光部および前記受光部による送受光に基づい
て反射位置までの距離を演算する測距部と、前記構造物
に形成された開閉口の閉め切り跡における挟み込みにつ
いての判定処理を前記測距部の演算した距離に基づいて
行う判定部とを備えたことを特徴とする挟み込み検出装
置。 - 【請求項5】前記判定部が、その判定処理に際して所定
の閾値と前記距離とを比較する手段と、前記距離が前記
閾値を継続的に下回ったことを検知する手段と、そのこ
との検知に基づいて挟み込みが有るものと判定する手段
と、その判定結果に基づいて有意の信号を出力する手段
とを備えたことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何
れかに記載された挟み込み検出装置。 - 【請求項6】前記探子部と前記測距部とに介在して可撓
性の光伝送部材が設けられていることを特徴とする請求
項2乃至請求項5の何れかに記載された挟み込み検出装
置。 - 【請求項7】前記送光部が、前記閉め切り跡に沿って扇
状に広がる送光を行うものであることを特徴とする請求
項2乃至請求項6の何れかに記載された挟み込み検出装
置。 - 【請求項8】前記送光部および前記受光部は、その送光
方向および受光方向が交叉するものであることを特徴と
する請求項2乃至請求項7の何れかに記載された挟み込
み検出装置。 - 【請求項9】前記構造物が鉄道車両であることを特徴と
する請求項2乃至請求項8の何れかに記載された挟み込
み検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101086A JP2000291337A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 挟み込み検出方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101086A JP2000291337A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 挟み込み検出方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291337A true JP2000291337A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14291299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11101086A Pending JP2000291337A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 挟み込み検出方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291337A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227525A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-14 | Optex Co Ltd | 自動ドアセンサ |
| JP2002255026A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 障害物検知装置およびこれを備えた可動ホーム柵装置 |
| JP2002295126A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Comany Inc | 移動壁の自動格納装置における安全装置 |
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-
1999
- 1999-04-08 JP JP11101086A patent/JP2000291337A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8850870B2 (en) | 2008-12-01 | 2014-10-07 | Azbil Corporation | Pressure guiding tube blockage diagnosing device and blockage diagnosing method |
| CN102169044A (zh) * | 2009-12-21 | 2011-08-31 | 株式会社山武 | 导管的堵塞诊断装置以及堵塞诊断方法 |
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| JP2013121795A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 戸挟み検知システム |
| JP2017512272A (ja) * | 2014-01-31 | 2017-05-18 | ハフ ヒュエルスベック ウント フュルスト ゲーエムベーハー ウント コー. カーゲー | 自動車用の組立体モジュール |
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