JP2000291386A - ダンパー装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送される掘削土砂等の圧送圧力を平滑化
し、圧送速度を均一にできるダンパー装置を提供するこ
と。 【解決手段】 掘削土砂の搬送路であって、周面に圧力
調整用の開口部315を有する筒体314と、筒体31
4の外周側に設けられ、前記掘削土砂の圧力を吸収して
平滑化する圧力平滑化手段とを設ける。圧力平滑化手段
には、開口部315から掘削土砂が流入される土砂流入
室316と、土砂流入室316と圧力調整壁312を隔
てて設けられ、圧力調整壁312を介して掘削土砂を加
圧するための加圧室318とを設け、圧力調整壁312
は、土砂流入室316に掘削土砂が流入されることによ
り加圧室318側に膨張し、加圧室318が加圧される
ことにより土砂流入室316側に膨張するよう構成す
る。
し、圧送速度を均一にできるダンパー装置を提供するこ
と。 【解決手段】 掘削土砂の搬送路であって、周面に圧力
調整用の開口部315を有する筒体314と、筒体31
4の外周側に設けられ、前記掘削土砂の圧力を吸収して
平滑化する圧力平滑化手段とを設ける。圧力平滑化手段
には、開口部315から掘削土砂が流入される土砂流入
室316と、土砂流入室316と圧力調整壁312を隔
てて設けられ、圧力調整壁312を介して掘削土砂を加
圧するための加圧室318とを設け、圧力調整壁312
は、土砂流入室316に掘削土砂が流入されることによ
り加圧室318側に膨張し、加圧室318が加圧される
ことにより土砂流入室316側に膨張するよう構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠的に圧送され
る掘削土砂等の圧力を平滑化し、圧送速度を均一にする
技術に関する。
る掘削土砂等の圧力を平滑化し、圧送速度を均一にする
技術に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】掘削土
砂のような非液体を、配管を用いて搬送する場合、十分
な圧送力を得るためにピストンポンプ等の圧送ポンプが
用いられる。ところが、ピストンポンプは間欠的に圧送
するものであり、加圧状態と非加圧状態の2つの状態を
とりうる。このため、加圧状態と非加圧状態では搬送さ
れる掘削土砂の圧力差が大きくなる。
砂のような非液体を、配管を用いて搬送する場合、十分
な圧送力を得るためにピストンポンプ等の圧送ポンプが
用いられる。ところが、ピストンポンプは間欠的に圧送
するものであり、加圧状態と非加圧状態の2つの状態を
とりうる。このため、加圧状態と非加圧状態では搬送さ
れる掘削土砂の圧力差が大きくなる。
【0003】この加圧状態では、掘削土砂が圧送される
配管に通常より高い衝撃力が生じ、配管の結合部分等の
弱い部分が破損する場合があった。また、このような間
欠的な搬送では騒音等が生じる場合があった。特に、搬
送路が密閉された状態であると、このような問題が生じ
やすい。
配管に通常より高い衝撃力が生じ、配管の結合部分等の
弱い部分が破損する場合があった。また、このような間
欠的な搬送では騒音等が生じる場合があった。特に、搬
送路が密閉された状態であると、このような問題が生じ
やすい。
【0004】また、地上での分級処理のために掘削土砂
に固化剤を投入して固化させる場合、加圧状態と非加圧
状態で掘削土砂の圧送圧力および圧送速度の違いが大き
いと固化剤が掘削土砂に均等に混合されず、適切な固化
が行えない。このため、固化剤の投入前に掘削土砂等の
圧力を平滑化し、圧送速度を均一化することが好まし
い。
に固化剤を投入して固化させる場合、加圧状態と非加圧
状態で掘削土砂の圧送圧力および圧送速度の違いが大き
いと固化剤が掘削土砂に均等に混合されず、適切な固化
が行えない。このため、固化剤の投入前に掘削土砂等の
圧力を平滑化し、圧送速度を均一化することが好まし
い。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、掘削土砂等の圧送圧力
を平滑化し、圧送速度を均一にすることのできるダンパ
ー装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、掘削土砂等の圧送圧力
を平滑化し、圧送速度を均一にすることのできるダンパ
ー装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るダンパー装置は、間欠的に搬送される
掘削土砂の搬送路に設けられ、掘削土砂搬送時の圧送圧
力および圧送速度を調整するためのダンパー装置であっ
て、前記掘削土砂の搬送路であって、周面に圧力調整用
の開口部を有する筒体と、この筒体の外周側に設けら
れ、前記掘削土砂の圧力を吸収して平滑化する圧力平滑
化手段と、を有し、前記圧力平滑化手段は、伸縮自在な
圧力調整壁により仕切られた土砂流入室と加圧室とを含
んで構成され、前記土砂流入室は、前記開口部から掘削
土砂が流入され、前記加圧室は、前記圧力調整壁を介し
て前記掘削土砂を加圧することを特徴とする。
め、本発明に係るダンパー装置は、間欠的に搬送される
掘削土砂の搬送路に設けられ、掘削土砂搬送時の圧送圧
力および圧送速度を調整するためのダンパー装置であっ
て、前記掘削土砂の搬送路であって、周面に圧力調整用
の開口部を有する筒体と、この筒体の外周側に設けら
れ、前記掘削土砂の圧力を吸収して平滑化する圧力平滑
化手段と、を有し、前記圧力平滑化手段は、伸縮自在な
圧力調整壁により仕切られた土砂流入室と加圧室とを含
んで構成され、前記土砂流入室は、前記開口部から掘削
土砂が流入され、前記加圧室は、前記圧力調整壁を介し
て前記掘削土砂を加圧することを特徴とする。
【0007】ピストンポンプ等により間欠的に圧送され
る掘削土砂は、土砂搬送路の破壊や、騒音等の原因とも
なりうる。特に、搬送路が密閉された状態の場合、これ
らの問題が生じやすい。液体であれば、搬送路とは別の
経路に引き込んで調整することも可能であるが、掘削土
砂のような固体にはこの手法は適用できない。
る掘削土砂は、土砂搬送路の破壊や、騒音等の原因とも
なりうる。特に、搬送路が密閉された状態の場合、これ
らの問題が生じやすい。液体であれば、搬送路とは別の
経路に引き込んで調整することも可能であるが、掘削土
砂のような固体にはこの手法は適用できない。
【0008】本発明によれば、搬送路と同じ経路上で掘
削土砂の圧力をリアルタイムに平滑化でき、圧送圧力を
平滑化することにより、圧送速度をほぼ均一にすること
ができる。これにより、搬送路が密閉された状態であっ
ても、土砂搬送路の破壊や、騒音等の発生を防止でき
る。
削土砂の圧力をリアルタイムに平滑化でき、圧送圧力を
平滑化することにより、圧送速度をほぼ均一にすること
ができる。これにより、搬送路が密閉された状態であっ
ても、土砂搬送路の破壊や、騒音等の発生を防止でき
る。
【0009】また、前記ダンパー装置は、前記加圧室で
の加圧制御を行う加圧制御部を含むことが好ましい。
の加圧制御を行う加圧制御部を含むことが好ましい。
【0010】これによれば、加圧制御することにより、
掘削土砂の圧力が急変した場合でも迅速に圧力調整でき
る。
掘削土砂の圧力が急変した場合でも迅速に圧力調整でき
る。
【0011】また、前記ダンパー装置は、シールド掘進
機により掘削され、ピストンポンプにより圧送される掘
削土砂の土圧を平滑化することが好ましい。
機により掘削され、ピストンポンプにより圧送される掘
削土砂の土圧を平滑化することが好ましい。
【0012】特に、泥土圧式シールド工法では、土砂の
圧送にピストンポンプが用いられ、ピストンポンプによ
る圧送により、圧送圧力や圧送速度の変化による土砂搬
送路の破壊や騒音等が発生しやすい。特に、密閉された
搬送路においては、ウォーターハンマー現象等の不具合
が生じたり、騒音等が発生しやすくなる。
圧送にピストンポンプが用いられ、ピストンポンプによ
る圧送により、圧送圧力や圧送速度の変化による土砂搬
送路の破壊や騒音等が発生しやすい。特に、密閉された
搬送路においては、ウォーターハンマー現象等の不具合
が生じたり、騒音等が発生しやすくなる。
【0013】本発明によれば、土圧を平滑化し、圧送速
度を均一にすることができるため、ピストンポンプによ
って土砂が圧送される場合であっても、土砂搬送路の破
壊や、騒音等の発生を防止できる。
度を均一にすることができるため、ピストンポンプによ
って土砂が圧送される場合であっても、土砂搬送路の破
壊や、騒音等の発生を防止できる。
【0014】また、前記ダンパー装置は、前記搬送路に
おける固化システムへ向け平滑化した掘削土砂を供給す
ることが好ましい。
おける固化システムへ向け平滑化した掘削土砂を供給す
ることが好ましい。
【0015】これによれば、圧力が平滑化され、圧送速
度も均一になるため、掘削土砂に固化剤等を均等に混合
でき、掘削土砂を固化する場合であっても良好に固化で
きる。
度も均一になるため、掘削土砂に固化剤等を均等に混合
でき、掘削土砂を固化する場合であっても良好に固化で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態に係るダンパ
ー装置を、泥土圧式シールド工法における固化搬送シス
テムに用いた場合を例に採り説明する。
ー装置を、泥土圧式シールド工法における固化搬送シス
テムに用いた場合を例に採り説明する。
【0017】図1は、本実施の形態に係る固化搬送シス
テムの全体図である。
テムの全体図である。
【0018】泥土圧式シールド工法は、シールド機34
により切羽46を掘削し、排泥設備8により掘削した土
砂を地上へ向け搬送しながらトンネル36を構築する工
法である。
により切羽46を掘削し、排泥設備8により掘削した土
砂を地上へ向け搬送しながらトンネル36を構築する工
法である。
【0019】具体的には、シールド機34は、切羽46
を掘削するカッターディスク40と、掘削した土砂のト
ンネル36内への浸入を防ぐ隔壁45と、カッターディ
スク40と隔壁45との間にあるチャンバー44と、チ
ャンバー44内に取り込まれた土砂を攪拌する攪拌装置
41と、チャンバー44内の掘削土砂を排泥設備8に供
給するスクリューコンベア42とを含んで構成される。
を掘削するカッターディスク40と、掘削した土砂のト
ンネル36内への浸入を防ぐ隔壁45と、カッターディ
スク40と隔壁45との間にあるチャンバー44と、チ
ャンバー44内に取り込まれた土砂を攪拌する攪拌装置
41と、チャンバー44内の掘削土砂を排泥設備8に供
給するスクリューコンベア42とを含んで構成される。
【0020】排泥設備8は、スクリューコンベア42か
ら供給された掘削土砂の経路である排泥管102と、排
泥管102に設けられ、掘削土砂を加圧し、地上へ向け
供給するピストンポンプ108と、ピストンポンプ10
8により間欠的に供給される掘削土砂の圧力を平滑化す
るダンパー装置100と、ダンパー装置100を経過し
た掘削土砂の密度を測定するγ線密度計106とを含ん
で構成される。
ら供給された掘削土砂の経路である排泥管102と、排
泥管102に設けられ、掘削土砂を加圧し、地上へ向け
供給するピストンポンプ108と、ピストンポンプ10
8により間欠的に供給される掘削土砂の圧力を平滑化す
るダンパー装置100と、ダンパー装置100を経過し
た掘削土砂の密度を測定するγ線密度計106とを含ん
で構成される。
【0021】また、密度を測定された掘削土砂は、複数
のコンベアを含むコンベア群により、固化剤が添加さ
れ、地上まで搬送される。
のコンベアを含むコンベア群により、固化剤が添加さ
れ、地上まで搬送される。
【0022】ここで、コンベア群は、掘削土砂の搬送路
において立坑32の下方に水平方向に設けられ、切羽4
6から搬送される掘削土砂を搬入し、搬送時の掘削土砂
に固化剤添加装置150から固化剤が添加され、掘削土
砂を搬送する第1のコンベア装置であるプレミックスコ
ンベア4と、前記搬送路において立坑32の下方から上
方にかけて設けられ、プレミックスコンベア4から搬送
される掘削土砂を搬入し、掘削土砂と固化剤とを撹拌混
合しつつ掘削土砂を搬送する第2のコンベア装置である
リフトミックスコンベア2と、前記搬送路において立坑
32の上部付近に設けられ、リフトミックスコンベア2
から搬送される掘削土砂を搬入し、搬出口が掘削土砂搬
出位置として形成された第3のコンベア装置であるアフ
ターミックスコンベア3を含む。
において立坑32の下方に水平方向に設けられ、切羽4
6から搬送される掘削土砂を搬入し、搬送時の掘削土砂
に固化剤添加装置150から固化剤が添加され、掘削土
砂を搬送する第1のコンベア装置であるプレミックスコ
ンベア4と、前記搬送路において立坑32の下方から上
方にかけて設けられ、プレミックスコンベア4から搬送
される掘削土砂を搬入し、掘削土砂と固化剤とを撹拌混
合しつつ掘削土砂を搬送する第2のコンベア装置である
リフトミックスコンベア2と、前記搬送路において立坑
32の上部付近に設けられ、リフトミックスコンベア2
から搬送される掘削土砂を搬入し、搬出口が掘削土砂搬
出位置として形成された第3のコンベア装置であるアフ
ターミックスコンベア3を含む。
【0023】ここで、上記3種類のコンベア装置は、そ
れ自体およびそれらの接合部が気密に形成されており、
シールド機34から掘削土砂搬出部までの搬送路全体が
気密状態で連続した搬送路として形成されている。
れ自体およびそれらの接合部が気密に形成されており、
シールド機34から掘削土砂搬出部までの搬送路全体が
気密状態で連続した搬送路として形成されている。
【0024】したがって、シールド機34によって地山
の切羽46から掘削された掘削土砂は、立坑32の上方
所定位置に設けられた掘削土砂搬出部まで、トンネル3
6内および立坑32内では大気に接触することなく密閉
された状態で搬送される。
の切羽46から掘削された掘削土砂は、立坑32の上方
所定位置に設けられた掘削土砂搬出部まで、トンネル3
6内および立坑32内では大気に接触することなく密閉
された状態で搬送される。
【0025】次に、上記の各装置の動作について説明す
る。
る。
【0026】図2は、本実施の形態に係る掘削土砂固化
搬送システムの機能ブロック図である。
搬送システムの機能ブロック図である。
【0027】まず、チャンバー44から搬送された掘削
土砂は、ピストンポンプ108により排泥管102を介
して圧送される。
土砂は、ピストンポンプ108により排泥管102を介
して圧送される。
【0028】ピストンポンプ108により間欠的に搬送
される掘削土砂は、脈動しており、ダンパー装置100
により圧力を平滑化される。なお、ダンパー装置100
については後に詳述する。
される掘削土砂は、脈動しており、ダンパー装置100
により圧力を平滑化される。なお、ダンパー装置100
については後に詳述する。
【0029】平滑化された後、掘削土砂は、γ線密度計
106により密度を測定される。この測定結果は制御装
置110に送られる。
106により密度を測定される。この測定結果は制御装
置110に送られる。
【0030】掘削土砂の密度を測定することにより、適
切な固化剤添加量が分かり、固化剤添加量を制御するこ
とにより、掘削土砂の性状が変化した場合であっても、
適切な固化が行える。
切な固化剤添加量が分かり、固化剤添加量を制御するこ
とにより、掘削土砂の性状が変化した場合であっても、
適切な固化が行える。
【0031】密度測定後の掘削土砂は、プレミックスコ
ンベア4に搬送され、固化剤が添加される。この固化剤
添加は、固化剤貯留槽150から固化剤フィーダ152
を介してプレミックスコンベア4に固化剤が供給される
ことにより行われる。
ンベア4に搬送され、固化剤が添加される。この固化剤
添加は、固化剤貯留槽150から固化剤フィーダ152
を介してプレミックスコンベア4に固化剤が供給される
ことにより行われる。
【0032】ここで、固化剤は、石膏を含んで構成され
ている。これによれば、石膏を用いることにより、固化
時間を短縮できる上、掘削土砂の水素イオン濃度指数
(pH)の上昇を抑え、環境への影響を必要最小限に抑
えることができる。
ている。これによれば、石膏を用いることにより、固化
時間を短縮できる上、掘削土砂の水素イオン濃度指数
(pH)の上昇を抑え、環境への影響を必要最小限に抑
えることができる。
【0033】また、固化剤混入前にダンパー装置100
によって掘削土砂の圧力を平滑化し、圧送速度を均一に
することにより、プレミックスコンベア4を用いて掘削
土砂と固化剤を均等に混合できる。
によって掘削土砂の圧力を平滑化し、圧送速度を均一に
することにより、プレミックスコンベア4を用いて掘削
土砂と固化剤を均等に混合できる。
【0034】また、固化剤フィーダ152とプレミック
スコンベア4の間の固化剤搬送路に設けられた添加検出
装置154により固化剤添加状態が検出され、検出結果
が制御装置110に送られるように構成されている。こ
れにより、固化剤の添加状態を確認でき、固化剤の添加
量をフィードバック制御することも可能になる。
スコンベア4の間の固化剤搬送路に設けられた添加検出
装置154により固化剤添加状態が検出され、検出結果
が制御装置110に送られるように構成されている。こ
れにより、固化剤の添加状態を確認でき、固化剤の添加
量をフィードバック制御することも可能になる。
【0035】プレミックスコンベア4で固化剤の添加さ
れた掘削土砂は、リフトミックスコンベア2に搬送され
る。
れた掘削土砂は、リフトミックスコンベア2に搬送され
る。
【0036】リフトミックスコンベア2は、図1に示す
ように3台のリフトミックスコンベア2−1〜3で構成
されている。リフトミックスコンベア2は、立坑32の
底部から上部にかけて設けられ、掘削土砂が垂直方向に
搬送される。
ように3台のリフトミックスコンベア2−1〜3で構成
されている。リフトミックスコンベア2は、立坑32の
底部から上部にかけて設けられ、掘削土砂が垂直方向に
搬送される。
【0037】この搬送において固化剤と掘削土砂が十分
に撹拌混合される。撹拌混合の進んだ掘削土砂は、立坑
32の上部まで搬送され、アフターミックスコンベア3
で固化を完了し、アフターミックスコンベア3の搬出口
からダンプトラック120に搬出される。
に撹拌混合される。撹拌混合の進んだ掘削土砂は、立坑
32の上部まで搬送され、アフターミックスコンベア3
で固化を完了し、アフターミックスコンベア3の搬出口
からダンプトラック120に搬出される。
【0038】以上のように、掘削土砂の搬送路は気密状
態で連続した搬送路として形成され、アフターミックス
コンベア3の搬出口は、前記搬送路の出口として形成さ
れている。
態で連続した搬送路として形成され、アフターミックス
コンベア3の搬出口は、前記搬送路の出口として形成さ
れている。
【0039】これによれば、気密状態で連続した搬送路
として形成されることにより、搬送中に土砂がこぼれる
こと等を防止できる上、ホッパー等の貯留設備が不要と
なるため、掘削坑内の必要面積を低減することができ
る。
として形成されることにより、搬送中に土砂がこぼれる
こと等を防止できる上、ホッパー等の貯留設備が不要と
なるため、掘削坑内の必要面積を低減することができ
る。
【0040】また、人手を介さないことにより搬送を省
力化し、作業効率および作業環境を改善することができ
る。
力化し、作業効率および作業環境を改善することができ
る。
【0041】さらに、気密状態で連続した搬送路として
形成されることにより、掘削土砂を、掘削土砂搬出部ま
で大気に接触することなく搬送路内で密閉した状態で搬
送することも可能となる。
形成されることにより、掘削土砂を、掘削土砂搬出部ま
で大気に接触することなく搬送路内で密閉した状態で搬
送することも可能となる。
【0042】以上、ダンパー装置100の用いられる固
化搬送システムについて説明してきたが、ここで、上述
したダンパー装置100について詳述する。
化搬送システムについて説明してきたが、ここで、上述
したダンパー装置100について詳述する。
【0043】(ダンパー装置の説明)図3は、ダンパー
装置経過前後の掘削土砂の圧力の経時変化を示す説明図
であり、(A)はダンパー装置経過前、(B)はダンパ
ー装置経過後の掘削土砂の圧力の経時変化を示す図であ
る。
装置経過前後の掘削土砂の圧力の経時変化を示す説明図
であり、(A)はダンパー装置経過前、(B)はダンパ
ー装置経過後の掘削土砂の圧力の経時変化を示す図であ
る。
【0044】図3(A)に示すように、ダンパー装置経
過前の土砂の圧力は、時間によってばらつきがある。す
なわち、ピストンポンプ108により圧力をかけられた
加圧状態の掘削土砂の圧力は最大値Pmaxとなり、そ
の後徐々に圧力は低下し、圧力の最低値Pminの非加
圧状態がしばらく続いた後、再びピストンポンプ108
により圧力をかけられ、最大値Pmaxとなる。この間
欠的な圧送がピストンポンプ108により繰り返され
る。
過前の土砂の圧力は、時間によってばらつきがある。す
なわち、ピストンポンプ108により圧力をかけられた
加圧状態の掘削土砂の圧力は最大値Pmaxとなり、そ
の後徐々に圧力は低下し、圧力の最低値Pminの非加
圧状態がしばらく続いた後、再びピストンポンプ108
により圧力をかけられ、最大値Pmaxとなる。この間
欠的な圧送がピストンポンプ108により繰り返され
る。
【0045】図3(B)に示すように、ダンパー装置1
00経過後の土砂の圧力は、PmaxとPminのほぼ
中間の値であるPavgに統一され、時間によってのば
らつきはほとんどない。すなわち、ダンパー装置100
により掘削土砂の圧力が平滑化される。なお、圧送速度
についても圧送圧力と同様に、ダンパー装置100経過
前にはばらつきがあるが、ダンパー装置100経過後は
ほぼ均一になる。
00経過後の土砂の圧力は、PmaxとPminのほぼ
中間の値であるPavgに統一され、時間によってのば
らつきはほとんどない。すなわち、ダンパー装置100
により掘削土砂の圧力が平滑化される。なお、圧送速度
についても圧送圧力と同様に、ダンパー装置100経過
前にはばらつきがあるが、ダンパー装置100経過後は
ほぼ均一になる。
【0046】次に、ダンパー装置100が圧送圧力を平
滑化し、圧送速度を均一にする原理について説明する。
滑化し、圧送速度を均一にする原理について説明する。
【0047】図4は、本実施の形態に係るダンパー装置
100の側面断面図である。
100の側面断面図である。
【0048】ダンパー装置100は、掘削土砂の搬送路
であって、周面に複数の開口部315を有する筒体31
4と、筒体314の外周側に設けられ、掘削土砂の圧力
を吸収して平滑化する圧力平滑化手段とを含む。
であって、周面に複数の開口部315を有する筒体31
4と、筒体314の外周側に設けられ、掘削土砂の圧力
を吸収して平滑化する圧力平滑化手段とを含む。
【0049】ここで、前記圧力平滑化手段は、圧力調整
室を有し、この圧力調整室は、伸縮自在のゴム部材等で
構成された圧力調整壁312により仕切られた土砂流入
室316と、加圧室318を含んで構成されている。
室を有し、この圧力調整室は、伸縮自在のゴム部材等で
構成された圧力調整壁312により仕切られた土砂流入
室316と、加圧室318を含んで構成されている。
【0050】土砂流入室316には、開口部315から
掘削土砂が流入され、加圧室318は、圧力調整壁31
2を介して土砂流入室316の外部から掘削土砂を加圧
する。
掘削土砂が流入され、加圧室318は、圧力調整壁31
2を介して土砂流入室316の外部から掘削土砂を加圧
する。
【0051】また、ダンパー装置100は、加圧室31
8に空気を混入する空気混入部320を含み、空気の混
入は、制御装置110により制御される。
8に空気を混入する空気混入部320を含み、空気の混
入は、制御装置110により制御される。
【0052】土砂流入室316の方が加圧室318より
高圧の場合(例えばPmax)、土砂流入室316の圧
力調整壁312が加圧室316方向へ膨張する結果、土
砂流入室316内の掘削土砂の圧力が下がり、圧力値は
図3(A)に示すPavgとなる。
高圧の場合(例えばPmax)、土砂流入室316の圧
力調整壁312が加圧室316方向へ膨張する結果、土
砂流入室316内の掘削土砂の圧力が下がり、圧力値は
図3(A)に示すPavgとなる。
【0053】また、土砂流入室316の方が加圧室31
8より低圧の場合(例えばPmin)、加圧室318に
空気が供給され加圧室318の圧力が上昇し、土砂流入
室316の圧力調整壁312が土砂流入室316方向へ
膨張する結果、土砂流入室316の圧力が上がり、圧力
値は図3(A)に示すPavgとなる。
8より低圧の場合(例えばPmin)、加圧室318に
空気が供給され加圧室318の圧力が上昇し、土砂流入
室316の圧力調整壁312が土砂流入室316方向へ
膨張する結果、土砂流入室316の圧力が上がり、圧力
値は図3(A)に示すPavgとなる。
【0054】また、土砂流入室316の圧力が上がるこ
とにより、掘削土砂は加圧されて土砂流入室316から
開口部315を介して搬送方向へ押し出される。このと
き、ピストンポンプ108によって圧送される掘削土砂
は、ほぐされて、後に固化剤と混合される場合に混合さ
れやすくなる。
とにより、掘削土砂は加圧されて土砂流入室316から
開口部315を介して搬送方向へ押し出される。このと
き、ピストンポンプ108によって圧送される掘削土砂
は、ほぐされて、後に固化剤と混合される場合に混合さ
れやすくなる。
【0055】このようにして、掘削土砂の圧力に変動が
ある場合でも、圧力が平滑化され、図3(B)に示すP
avgとなる。特に、制御装置110により空気混入部
320からの空気混入量を制御することにより、掘削土
砂の圧力が急変した場合でも迅速に圧力調整できる。な
お、圧送速度についても圧送圧力と同様に均一になる。
ある場合でも、圧力が平滑化され、図3(B)に示すP
avgとなる。特に、制御装置110により空気混入部
320からの空気混入量を制御することにより、掘削土
砂の圧力が急変した場合でも迅速に圧力調整できる。な
お、圧送速度についても圧送圧力と同様に均一になる。
【0056】また、筒体314はひずみの少ない部材で
構成されている。これにより、土砂流入室316が収縮
した場合でも、掘削土砂の搬送路は確保され、常に所定
量の掘削土砂を搬送することができる。
構成されている。これにより、土砂流入室316が収縮
した場合でも、掘削土砂の搬送路は確保され、常に所定
量の掘削土砂を搬送することができる。
【0057】掘削土砂の搬送にはピストンポンプ108
が用いられるが、ピストンポンプ108は掘削土砂を間
欠的に搬送する。したがって、ピストンポンプ108か
ら送られる土砂の圧力は一定ではなく脈動状態にある。
脈動状態にあることにより、掘削土砂の圧送圧力や圧送
速度は大きく変動する。このため、脈動状態の掘削土砂
に固化剤を添加しても均等に混合できないばかりでな
く、特に、密閉状態の場合には搬送路を破壊する原因と
もなりうる。
が用いられるが、ピストンポンプ108は掘削土砂を間
欠的に搬送する。したがって、ピストンポンプ108か
ら送られる土砂の圧力は一定ではなく脈動状態にある。
脈動状態にあることにより、掘削土砂の圧送圧力や圧送
速度は大きく変動する。このため、脈動状態の掘削土砂
に固化剤を添加しても均等に混合できないばかりでな
く、特に、密閉状態の場合には搬送路を破壊する原因と
もなりうる。
【0058】さらには、間欠的に圧力が加えられること
により、ウォーターハンマー現象等の不具合や騒音の原
因ともなりうる。
により、ウォーターハンマー現象等の不具合や騒音の原
因ともなりうる。
【0059】本実施の形態に係るダンパー装置100を
適用することにより、掘削土砂の圧送圧力を平滑化し、
圧送速度を均一にすることにより、固化剤を均等に混合
できる上、搬送路の故障や騒音防止にも効果がある。
適用することにより、掘削土砂の圧送圧力を平滑化し、
圧送速度を均一にすることにより、固化剤を均等に混合
できる上、搬送路の故障や騒音防止にも効果がある。
【0060】以上のように、本実施の形態によれば、ま
ず、ダンパー装置100を適用することにより掘削土砂
の圧力を平滑化できる。この状態の掘削土砂に固化剤を
添加することにより、均等に固化剤を混入でき、掘削土
砂を良好に固化させることができる。
ず、ダンパー装置100を適用することにより掘削土砂
の圧力を平滑化できる。この状態の掘削土砂に固化剤を
添加することにより、均等に固化剤を混入でき、掘削土
砂を良好に固化させることができる。
【0061】なお、本実施の形態に係るダンパー装置
は、上述の実施例に限定されず、各種の変形例に対して
適用可能である。例えば、本実施の形態に係るダンパー
装置は、泥土圧式シールド工法に限られず、泥水式シー
ルド工法等の掘削土砂を固化搬送する各種の工法に適用
可能である。
は、上述の実施例に限定されず、各種の変形例に対して
適用可能である。例えば、本実施の形態に係るダンパー
装置は、泥土圧式シールド工法に限られず、泥水式シー
ルド工法等の掘削土砂を固化搬送する各種の工法に適用
可能である。
【図1】本実施の形態に係る掘削土砂固化搬送システム
の全体図である。
の全体図である。
【図2】本実施の形態に係る掘削土砂固化搬送システム
の機能ブロック図である。
の機能ブロック図である。
【図3】ダンパー装置経過前後の掘削土砂の圧力の経時
変化を示す説明図であり、(A)はダンパー装置経過
前、(B)はダンパー装置経過後の掘削土砂の圧力の経
時変化を示す図である。
変化を示す説明図であり、(A)はダンパー装置経過
前、(B)はダンパー装置経過後の掘削土砂の圧力の経
時変化を示す図である。
【図4】本実施の形態に係るダンパー装置の側面断面図
である。
である。
2 リフトミックスコンベア 3 アフターミックスコンベア 4 プレミックスコンベア 100 ダンパー装置 102 排泥管 106 γ線密度計 108 ピストンポンプ 110 制御装置 150 固化剤貯留槽 310 ケーシング 312 圧力調整壁 314 筒体 315 開口部 316 土砂流入室 318 加圧室 320 空気混入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 幸之助 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 岩井 義雄 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 奥村 利博 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 浅井 康彦 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 斎藤 功郎 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 田畑 覚士 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 浦矢 昭夫 東京都練馬区羽沢3丁目39番1号 サンエ ー工業株式会社内 (72)発明者 安河内 勝 東京都練馬区羽沢3丁目39番1号 サンエ ー工業株式会社内 Fターム(参考) 2D054 AC04 AC05 BA07 CA01 DA03 DA15 DA24 DA33 GA58 GA68 GA81 GA95
Claims (4)
- 【請求項1】 間欠的に搬送される掘削土砂の搬送路に
設けられ、掘削土砂搬送時の圧送圧力および圧送速度を
調整するためのダンパー装置であって、 前記掘削土砂の搬送路であって、周面に圧力調整用の開
口部を有する筒体と、 この筒体の外周側に設けられ、前記掘削土砂の圧力を吸
収して平滑化する圧力平滑化手段と、 を有し、 前記圧力平滑化手段は、伸縮自在な圧力調整壁により仕
切られた土砂流入室と加圧室とを含んで構成され、 前記土砂流入室は、前記開口部から掘削土砂が流入さ
れ、 前記加圧室は、前記圧力調整壁を介して前記掘削土砂を
加圧することを特徴とするダンパー装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記加圧室での加圧制御を行う加圧制御部を含むことを
特徴とするダンパー装置。 - 【請求項3】 請求項1、2のいずれかにおいて、 シールド掘進機により掘削され、ピストンポンプにより
圧送される掘削土砂の土圧を平滑化することを特徴とす
るダンパー装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記搬送路における固化システムへ向け平滑化した掘削
土砂を供給することを特徴とするダンパー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11104997A JP2000291386A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ダンパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11104997A JP2000291386A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ダンパー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291386A true JP2000291386A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14395749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11104997A Withdrawn JP2000291386A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | ダンパー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291386A (ja) |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11104997A patent/JP2000291386A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |