JP2000291560A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JP2000291560A
JP2000291560A JP11096310A JP9631099A JP2000291560A JP 2000291560 A JP2000291560 A JP 2000291560A JP 11096310 A JP11096310 A JP 11096310A JP 9631099 A JP9631099 A JP 9631099A JP 2000291560 A JP2000291560 A JP 2000291560A
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JP
Japan
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case
ridge
radial
circumferential
ridge line
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Application number
JP11096310A
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English (en)
Inventor
Ikutomo Umeoka
郁友 梅岡
Ichiro Kita
一朗 喜多
Kenji Kaneshiro
賢治 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用冷蔵庫等に用いられる密閉型電動圧縮
機に関し、密閉ケースの高剛性化により低騒音化を図
る。 【解決手段】 ドーム状の第1ケース3と第2ケース4
とで構成した密閉ケース2において、どちらかのケース
3を複数の曲面24,27で構成し、前記複数の曲面2
4,27から形成される稜線21,22,25は、略半
径方向と略円周方向とに形成され、半径稜線22,25
は前記ケース3の略中心点23から円周稜線21の近傍
まで形成されると共に、円周稜線21から円形開口部2
6近傍まで形成され、前記半径稜線22,25同志は円
周稜線21近傍で近接しないことにより、曲面が複雑に
細分化されると共に、互いの隣接する曲面24,27を
半径方向の稜線22,25が押さえることで、高剛性の
密閉ケース2を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用冷蔵庫,シ
ョーケース等の冷凍装置における密閉型電動圧縮機に関
するもので、特に密閉ケースの振動の抑制に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機は、低騒音化の
観点から密閉ケースの種々の改良がなされている。
【0003】従来の密閉型電動圧縮機の密閉ケースとし
ては、特公昭60−27831公報に示されているもの
がある。
【0004】以下、図8,図9を参照にしながら、上記
した特公昭60−27831号公報に示されている従来
の密閉型電動圧縮機の密閉ケースについて説明する。
【0005】図8は、従来の密閉型電動圧縮機の断面
図、図9は密閉ケースの上面図である。
【0006】図8,図9において、101は上方の第1
ケース、102は下方の第2ケース、103は電動モー
タ103aと圧縮要素103bからなる電動圧縮要素で
ある。第1ケース101は、円形開口部101aに近接
して、前記円形開口部101aより十分小さい曲率半径
のコーナー部104を、円形開口部101aを3等分す
る位置に配置し、さらに各コーナー部104間を前記円
形開口部101aより大きい曲率半径のアール部105
を有する複数の曲面にて連絡して構成されたドーム状の
形をしている。第2ケース102は、第1ケース101
と同様に円形開口部102aより十分小さい曲率半径の
コーナー部106を、円形開口部102aを3等分する
位置に配置し、さらに各コーナー部106を前記円形開
口部102aより大きい曲率半径のアール部107を有
する複数の曲面にて連絡して構成されたドーム状の形を
している。そして、第1ケース101の各コーナー部1
04間を略2等分する位置に、第2ケース102の各コ
ーナー部106が位置するように、第1ケース101
と、第2ケース102の円形開口部101a,102a
同志を溶接してある。
【0007】以上のように構成された従来の密閉型電動
圧縮機の密閉ケースについて、以下その動作を説明す
る。
【0008】各コーナー部104や106を設けること
により、点対称性を崩し、きれいな低次モードの振動を
抑制する。また、各コーナー部104や106は、これ
らに比して剛性の弱い各アール部105や107と円形
開口部にて連結され、一方のケースのコーナー部間を略
2等分する位置に他方のケースのコーナー部が位置する
ため、密閉ケースの剛性が向上し、低次モードの振動が
抑制される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、円形開口部101a,102aより大
きい曲率半径のアール部105,107で構成されてい
るため、振動を助長したり、また、密閉ケース全体で振
動する低次モードの抑制はできるが、複数曲面単独の振
動モード及び、曲面同志の連成振動が発生し、必ずしも
密閉ケースの振動が減衰しない欠点があった。
【0010】本発明は従来の課題を解決するもので、低
騒音にできる密閉型電動圧縮機を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、密閉ケース内に電動モータと圧縮要素とで構
成される電動圧縮要素を収納したものであって、前記密
閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケースとで構
成され、どちらかのケースを複数の曲面で構成し、前記
複数の曲面から形成される稜線は、略半径方向と略円周
方向とに形成され、半径稜線は前記ケースの略中心点か
ら円周稜線の近傍まで形成されると共に、円周稜線から
他の円周稜線近傍または円形開口部近傍まで形成されて
おり、前記半径稜線同志は円周稜線近傍で近接しないも
のである。
【0012】これにより、密閉ケースの振動が抑制さ
れ、密閉型電動圧縮機の低騒音化を図ることができる。
【0013】密閉ケース内に電動モータと圧縮要素とで
構成される電動圧縮要素を収納したものであって、前記
密閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケースとで
構成され、各々のケースを複数の曲面で構成し、各々の
ケースに前記複数の曲面から形成される稜線は、略半径
方向と略円周方向とに形成され、半径稜線は各々のケー
スの略中心点から円周稜線の近傍まで形成されると共
に、円周稜線から他の円周稜線近傍または円形開口部近
傍まで形成されており、前記半径稜線同志は円周稜線近
傍または円形開口部近傍で近接しないものである。
【0014】これにより、密閉ケースの振動がより抑制
され、密閉型電動圧縮機の低騒音化を図ることができ
る。
【0015】複数の稜線が集中する位置に、電動圧縮要
素を弾性支持したものである。
【0016】これにより、弾性支持部からの加振による
密閉ケースの共振モードが形成しにくくなり、密閉型電
動圧縮機の低騒音化を図ることができる。
【0017】複数の稜線が集中する位置に、配管を設け
たものである。
【0018】これにより、配管からの加振による密閉ケ
ースの共振モードが形成しにくくなり、密閉型電動圧縮
機の低騒音化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、密閉ケース内に電動モ
ータと圧縮要素とで構成される電動圧縮要素を収納した
ものであって、前記密閉ケースは、ドーム状の第1ケー
スと第2ケースとで構成され、どちらかのケースを複数
の曲面で構成し、前記複数の曲面から形成される稜線
は、略半径方向と略円周方向とに形成され、半径稜線は
前記ケースの略中心点から円周稜線の近傍まで形成され
ると共に、円周稜線から他の円周稜線近傍または円形開
口部近傍まで形成されており、前記半径稜線同志は円周
稜線近傍で近接しないものである。
【0020】そして、多数の小さな曲面で構成されるこ
とで、密閉ケースの低次モードの周波数が高域に移動す
ると共に、半径方向の稜線が隣接する互いの曲面の腹部
を押さえ、曲面同志の連成振動が減衰することから、効
果的に密閉ケースの剛性が向上することとなる。
【0021】また、密閉ケース内に電動モータと圧縮要
素とで構成される電動圧縮要素を収納したものであっ
て、前記密閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケ
ースとで構成され、各々のケースを複数の曲面で構成
し、各々のケースに前記複数の曲面から形成される稜線
は、略半径方向と略円周方向とに形成され、半径稜線は
各々のケースの略中心点から円周稜線の近傍まで形成さ
れると共に、円周稜線から他の円周稜線近傍または円形
開口部近傍まで形成されており、前記半径稜線同志は円
周稜線近傍または円形開口部近傍で近接しないものであ
る。
【0022】そして、曲面がさらに増加し、密閉ケース
の低次モードの周波数がより高域に移動すると共に、お
互いに一方のケースの振動を他方のケースの稜線が押さ
え、密閉ケースの剛性がさらに向上することとなる。
【0023】また、複数の稜線が集中する位置に、電動
圧縮要素を弾性支持したものである。
【0024】そして、電動圧縮要素からの振動は密閉ケ
ースの剛性の高い部分を加振することになり、密閉ケー
スの共振モードが形成しにくくなる。
【0025】また、複数の稜線が集中する位置に、配管
を設けたものである。
【0026】そして、配管内の圧力脈動及び、電動圧縮
要素の振動は、配管を介して密閉ケースの剛性の高い部
分を加振することになり、密閉ケースの共振モードが形
成しにくくなる。
【0027】
【実施例】以下、本発明による密閉型電動圧縮機の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる密閉型電動圧縮機の断面図である。図2は同実施例
の密閉ケースの正面図、図3は同実施例の密閉ケースの
上面図である。
【0029】図1において、1は密閉型電動圧縮機で、
2はドーム状の第1ケース3と第2ケース4を接合部5
で溶接等により密封結合されている密閉ケースである。
密閉ケース2内には、下方に配置された電動モータ6
と、上方に配置された圧縮要素7を一体化した電動圧縮
要素8がスプリング等の弾性部材9を介して支持されて
いる。電動モータ6は、ロータ10と、ステータ11で
構成され、圧縮要素7は、シリンダ12と、軸受13に
支持されたクランクシャフト14と、その偏芯部15と
ピストン16とを連結したコンロッド17等から構成さ
れている。18は吸入配管で、19はDライン20を介
して圧縮要素7と連結している吐出配管で、密閉ケース
2へ溶接等により固定されている。
【0030】図2,図3において、21はドーム状の第
1ケース3の略円周方向に比較的大きい曲率で形成され
た第1円周稜線であり、第1ケース3の曲面を半径方向
に2分割している。22は略中心点23から第1円周稜
線21もしくはその近傍まで、略半径方向に形成された
比較的小さい曲率の第1半径稜線である。第1半径稜線
22は第1円周稜線21の略中心点22側の曲面を円周
方向に約3等分し、その曲面は比較的小さい曲率の第1
曲面24で形成されている。25は各第1半径稜線22
間を約2等分する位置の第1円周稜線21もしくはその
近傍から、それぞれ円形開口部23もしくは近傍まで略
半径方向に形成された第2半径稜線であり、比較的大き
い曲率で形成されている。このため、第2半径稜線25
は、第1円周稜線21の近傍で第1半径稜線22と近接
していない。さらに、第2半径稜線25は、第1円周稜
線21の円形開口部26側の曲面を約3等分し、その曲
面は比較的大きい曲率の第2曲面27を形成している。
【0031】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0032】電動モータ6の回転運動がクランクシャフ
ト14を回転させ、コンロッド17を介してピストン1
6がシリンダ12内で往復運動することにより、吸入配
管18から導かれた冷媒がシェル内空間、吸入マフラー
(図示せず)及び、吸入ポート(図示せず)等を介し
て、シリンダ7内へ導かれ、ピストン16の圧縮作用に
より圧縮冷媒がDライン20を通り、吐出配管19へ排
出される。
【0033】このため、シリンダ12内で大きな圧力変
動を伴うので電動圧縮要素8に大きな振動が発生し、弾
性部材9または、Dライン20,吐出配管19等を介し
て密閉ケース2が加振されることとなる。また、吸入配
管18と、吐出配管19内で圧力脈動が発生し、配管等
を介し、または、密閉ケース2内へ開放された冷媒の圧
力脈動が直接、密閉ケース2がさらに加振されることと
なる。
【0034】しかしながら、加振された密閉ケース2は
第1ケース3が円周方向と半径方向に多数の比較的剛性
の高い第1曲面25と第2曲面27が存在していること
から、低次モードの周波数が高域へ移動し、第2ケース
4の比較的周波数の低い振動を減衰させる。また、第1
曲面25の振動は第2半径稜線26により、押さえら
れ、第2曲面27の振動は第1半径稜線で押さえられ
る。さらに、密閉ケース2形状の非対称性のため、著し
く密閉ケース2の剛性が向上し、振動が減衰する。
【0035】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、密閉ケース2内に電動モータ6と圧縮要素7とで構
成される電動圧縮要素8を収納したものであって、前記
密閉ケース2は、ドーム状の第1ケース3と第2ケース
4とで構成され、どちらかのケース3を複数の曲面2
4,27で構成し、前記複数の曲面24,27から形成
される稜線21,22,25は、略半径方向と略円周方
向とに形成され、半径稜線22,25は前記ケース3の
略中心点23から円周稜線21の近傍まで形成されると
共に、円周稜線21から他の円周稜線近傍または円形開
口部26近傍まで形成されており、前記半径稜線22,
25同志は円周稜線21近傍で近接しないことで、密閉
ケース2の剛性が向上し低騒音化を図ることができる。
【0036】尚、本実施例の第1ケース3が多面になっ
ているが、第2ケース4が多面になっても同様の効果が
得られる。
【0037】また、略均等に曲面24,27が分割され
ているが、均等でなくても同様の効果が得られる。
【0038】さらに、曲面24,27及び、稜線21,
22,25の曲率が大きいほど大きな効果が得られる。
【0039】また、3つに分割されているが、面分割が
多いほど大きな効果が得られる。
【0040】(実施例2)図4は、本発明の実施例2に
よる密閉型電動圧縮機の密閉ケースの正面図である。図
5は、同実施例の密閉型電動圧縮機の密閉ケースの底面
図である。実施例1と同一構成については同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0041】図4,図5において、第1ケース3と同様
に、第2ケース4に略円周方向に第2円周稜線28、略
半径方向に第3半径稜線29,第4半径稜線30が設け
られ、略円周方向にそれぞれ約3等分された第3曲面3
1,第4曲面32が形成されている。第3半径稜線29
は第2ケース4の略中心点33から略半径方向に形成さ
れ、第4半径稜線30は、第2円周稜線28もしくは近
傍から略半径方向に、円形開口部34もしくは近傍まで
形成されている。また、各第4半径稜線30は、第3半
径稜線29間を約2等分する位置に配置されており、第
2円周稜線28近傍で互いの半径稜線29,30は近接
していない。さらに、第1ケース3の各第2半径稜線2
5間を約2等分する位置に、第2ケース4の各第4半径
稜線30が位置するように配置されている。このため、
第4半径稜線30と第2半径稜線25は円形開口部34
近傍で近接していない。
【0042】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0043】これにより、密閉ケース2が曲面24,2
7,31,32より、多面化し、より低次モードの周波
数が高域へ移動することで、密閉ケース2の振動が減衰
することとなる。また、密閉ケース2の形状の点対称性
がより崩れると共に、両ケース3,4の最も振動しやす
い各円周稜線21,28をそれぞれの半径稜線22,2
5,29,30が押さえ、密閉ケース2の剛性が著しく
向上し、大幅に密閉ケース2の振動が減衰することとな
る。
【0044】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、密閉ケース2内に電動モータ6と圧縮要素7とで構
成される電動圧縮要素8を収納したものであって、前記
密閉ケース2は、ドーム状の第1ケース3と第2ケース
4とで構成され、各々のケース3,4を複数の曲面2
4,27,31,32で構成し、各々のケース3,4に
前記複数の曲面24,27,31,32から形成される
稜線21,22,25,28,29,30は、略半径方
向と略円周方向とに形成され、半径稜線22,25,2
9,30は各々のケース3,4の略中心点23,33か
ら円周稜線21,28の近傍まで形成されると共に、円
周稜線21,28から他の円周稜線近傍または円形開口
部26,34近傍まで形成されており、前記半径稜線2
2,25,29,30同志は円周稜線21,28近傍ま
たは円形開口部26,34近傍で近接しないことによ
り、密閉ケース2の剛性が高くなり、低騒音化を図るこ
とができる。
【0045】(実施例3)図6は、本発明の実施例3に
よる密閉型電動圧縮機の密閉ケースの底面図である。
【0046】実施例1と同一構成については同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0047】図6において、35は第2円周稜線28と
第3半径稜線29との第1稜線近接点で、36は第2円
周稜線28と第4半径稜線30との第2稜線近接点であ
る。そして、電動圧縮要素8は弾性部材9を介して、こ
の第1稜線近接点35と第2稜線近接点36の位置に支
持されている。
【0048】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0049】電動圧縮要素8から発生した振動は、第2
ケース4の最も剛性が高い第1稜線近接点35と第2稜
線近接点36を加振することとなり、密閉ケース2の共
振モードが形成しにくくなる。
【0050】以上のように、本実施例の密閉型電動圧縮
機は、複数の稜線28,29,30が集中する位置に、
電動圧縮要素8を弾性支持したことで、弾性支持部9か
らの加振による密閉ケース2の共振現象が抑制され、低
騒音化を図ることができる。
【0051】尚、本実施例では第2ケース4に弾性支持
したが、第1ケース3に弾性支持した場合も同様の効果
を得ることができる。
【0052】(実施例4)図7は、本発明の実施例4に
よる密閉型電動圧縮機の密閉ケースの正面図である。実
施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0053】図7において、吸入配管18と吐出配管1
9を第2ケース4の第3稜線近接点37と、第4稜線近
接点38の位置に溶接等により固定されている。
【0054】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0055】電動圧縮要素8からの振動及び、圧力脈動
がDライン20を介して吐出配管19へ伝達されるが、
第2ケース4の剛性の高い第4稜線近接点38を加振す
ることで、密閉ケース2は共振モードを形成しにくくな
る。また、吸入配管18内の圧力脈動による加振も同様
に、剛性の高い第3稜線近接点37で加振させることで
問題となる共振モードが形成しにくくなる。
【0056】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、また、複数の稜線30,36が集中する位置に、配
管18,19を設けたものである。密閉ケース2の稜線
の近接部に配管18,19を設けたため、配管18,1
9からの加振による密閉ケース2の共振現象が抑制さ
れ、低騒音化を図ることができる。
【0057】尚、本実施例において、第2ケース4に配
管18,19が設けられているが、第1ケース3に設け
られても同様の効果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、密閉ケー
ス内に電動モータと圧縮要素とで構成される電動圧縮要
素を収納したものであって、前記密閉ケースは、ド−ム
状の第1ケースと第2ケースとで構成され、どちらかの
ケースを複数の曲面で構成し、前記複数の曲面から形成
される稜線は、略半径方向と略円周方向とに形成され、
半径稜線は前記ケースの略中心点から円周稜線の近傍ま
で形成されると共に、円周稜線から他の円周稜線近傍ま
たは円形開口部近傍まで形成されており、前記半径稜線
同志は円周稜線近傍で近接しないことにより、密閉ケー
スの振動が抑制され、低騒音化を図ることができると共
に、曲率の大きな面を構成する心配がなくなり、圧縮機
をコンパクトにできる。
【0059】また、密閉ケース内に電動モータと圧縮要
素とで構成される電動圧縮要素を収納したものであっ
て、前記密閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケ
ースとで構成され、各々のケースを複数の曲面で構成
し、各々のケースに前記複数の曲面から形成される稜線
は、略半径方向と略円周方向とに形成され、半径稜線は
各々のケースの略中心点から円周稜線の近傍まで形成さ
れると共に、円周稜線から他の円周稜線近傍または円形
開口部近傍まで形成されており、前記半径稜線同志は円
周稜線近傍または円形開口部近傍で近接しないことによ
り、密閉ケースの振動がより抑制され、低騒音化を図る
ことができる。
【0060】また、複数の稜線が集中する位置に、電動
圧縮要素を弾性支持したことにより、弾性支持部からの
加振による密閉ケースの振動が効果的に減衰し、低騒音
化を図ることができる。
【0061】また、複数の稜線が集中する位置に、配管
を設けたことにより、配管からの加振による密閉ケース
の振動が効果的に減衰し、低騒音化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例1の断
面図
【図2】同実施例の密閉型電動圧縮機の密閉ケースの正
面図
【図3】同実施例の密閉型電動圧縮機の密閉ケースの上
面図
【図4】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例2の密
閉ケースの正面図
【図5】同実施例の密閉型電動圧縮機の密閉ケースの底
面図
【図6】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例3の密
閉ケースの底面図
【図7】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例4の密
閉ケースの正面図
【図8】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【図9】従来の密閉型電動圧縮機の密閉ケースの上面図
【符号の説明】
1 密閉型電動圧縮機 2 密閉ケース 3 第1ケース 4 第2ケース 6 電動モ−タ 7 圧縮要素 8 電動圧縮要素 9 弾性部材 18 吸入配管 19 吐出配管 20 Dライン 21 第1円周稜線 22 第1半径稜線 23,33 略中心点 24 第1曲面 25 第2半径稜線 26,34 円形開口部 27 第2曲面 28 第2円周稜線 29 第3半径稜線 30 第4半径稜線 31 第3曲面 32 第4曲面 35 第1稜線近接点 36 第2稜線近接点 37 第3稜線近接点 38 第4稜線近接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金城 賢治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB03 AC03 BA00 BB00 CD01 CE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内に電動モータと圧縮要素と
    で構成される電動圧縮要素を収納したものであって、前
    記密閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケースと
    で構成され、どちらかのケースを複数の曲面で構成し、
    前記複数の曲面から形成される稜線は、略半径方向と略
    円周方向とに形成され、半径稜線は前記ケースの略中心
    点から円周稜線の近傍まで形成されると共に、円周稜線
    から他の円周稜線近傍または円形開口部近傍まで形成さ
    れており、前記半径稜線同志は円周稜線近傍で近接しな
    いことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉ケース内に電動モータと圧縮要素と
    で構成される電動圧縮要素を収納したものであって、前
    記密閉ケースは、ドーム状の第1ケースと第2ケースと
    で構成され、各々のケースを複数の曲面で構成し、各々
    のケースに前記複数の曲面から形成される稜線は、略半
    径方向と略円周方向とに形成され、半径稜線は各々のケ
    ースの略中心点から円周稜線の近傍まで形成されると共
    に、円周稜線から他の円周稜線近傍または円形開口部近
    傍まで形成されており、前記半径稜線同志は円周稜線近
    傍または円形開口部近傍で近接しないことを特徴とする
    密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 複数の稜線が集中する位置に、電動圧縮
    要素を弾性支持したことを特徴とする請求項1記載の密
    閉型電動圧縮機。
  4. 【請求項4】 複数の稜線が集中する位置に、配管を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548858B1 (ko) * 2002-10-30 2006-02-02 히타치 홈 앤드 라이프 솔루션즈 가부시키가이샤 밀폐형 압축기 및 그것을 이용한 냉장고
CN100455798C (zh) * 2004-11-05 2009-01-28 乐金电子(天津)电器有限公司 封闭式压缩机的上部容器
JP2017172498A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 三菱重工業株式会社 圧縮機、及び圧縮機の設計方法

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