JP2000291821A - 電磁駆動式バルブ装置 - Google Patents
電磁駆動式バルブ装置Info
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Abstract
き始めと、可動子と弁シャフトとの間のクリアランスと
を分離して精度良く検出できるようにする。 【解決手段】 開弁タイミングの少し前から閉側コイル
に流す保持電流を終了して環流電流を流し、この環流電
流の波形の極小点のタイミングt1 を検出し、このタイ
ミングt1 で可動鉄心が動き始めたと判断する。この時
点で直ちに環流電流を遮断してフライバック電圧を発生
させ、このフライバック電圧の波形に現れる3回目の変
曲点のタイミングt2 を検出し、このタイミングt2 で
可動鉄心のプランジャが弁シャフトに衝突したと判断す
る。そして、可動鉄心が動き始めてからプランジャが弁
シャフトに衝突するまでの時間(t2 −t1 )を算出
し、この時間(t2 −t1 )に基づいて、プランジャと
弁シャフトとの間のクリアランスを算出する。
Description
吸排気バルブとして用いられる電磁駆動式バルブ装置に
関するものである。
で駆動する電磁駆動式の吸排気バルブ装置が研究されて
いる。この電磁駆動式の吸排気バルブ装置は、例えば米
国特許第5711259号公報(図8参照)に示すよう
に、エンジンのシリンダヘッド10に、吸気(排気)ポ
ート11を開閉するバルブ12のシャフト13を組み付
け、閉弁期間中には、バルブ12を閉側スプリング14
によって閉弁位置に保持する。そして、弁シャフト13
の上方には、可動鉄心15を上下動自在に配置し、この
可動鉄心15の上下両側に、閉側コイル16と開側コイ
ル17を所定間隔を隔てて配置し、閉弁期間中には、上
側の閉側コイル16に保持電流を流して、図8(a)に
示すように、可動鉄心15を閉弁側(上側)に吸着保持
する。一方、開弁する時には、上側の閉側コイル16の
保持電流を遮断して、下側の開側コイル17に駆動電流
を流し、図8(b)に示すように、可動鉄心15を開弁
側(下側)に移動させることで、弁シャフト13を閉側
スプリング14に抗して下側に押してバルブ12を開弁
させる。
にさらされて熱膨張するため、弁シャフト13と可動鉄
心15との間に、弁シャフト13の熱膨張を吸収するた
めのクリアランス19を設けることで、バルブ12が確
実に全閉状態となるように設計されている。従って、閉
弁状態から開弁する時には、まず、可動鉄心15のみが
クリアランス19分だけ下方に移動し、可動鉄心15が
弁シャフト13の上端に衝突した後に、両者が一体とな
って下方に移動してバルブ12を開弁させる。この構成
では、バルブ12の動き始めが可動鉄心15の動き始め
よりもクリアランス19分だけ遅れるため、バルブ12
の開弁タイミングを正確に制御するには、クリアランス
19による遅れを考慮する必要がある。このクリアラン
ス19は、エンジン運転中に弁シャフト13の熱膨張量
の変化(温度変化)に応じて変化するため、クリアラン
ス19による遅れを考慮するには、エンジン運転中にク
リアランス19を検出する必要がある。
上側の閉側コイル16の保持電流を遮断して、上側の開
側スプリング18の押し下げ力によって可動鉄心15の
みをクリアランス19分だけ下方に移動させ、可動鉄心
15が弁シャフト13の上端に衝突して、可動鉄心15
が下側の開側コイル17に近付いた時点で、下側の開側
コイル17に駆動電流を流して、その電磁吸引力により
可動鉄心15を開側コイル17側に吸着してバルブ12
を全開状態に保持する。この際、閉側コイル16の残留
磁気や可動鉄心15の軸15aと軸受20とのフリクシ
ョン等によって可動鉄心15の動き始めのタイミングが
変化するため、その変化に応じて開側コイル17の通電
開始タイミングを変化させることが好ましい。
ングが遅くなり過ぎると、可動鉄心15を開側コイル1
7側に吸着(キャッチ)できない、いわゆるキャッチミ
スが発生する。このキャッチミスを防ぐために、開側コ
イル17の通電開始タイミングを早めに設定すると、そ
の分、通電時間を長くしなければならず、消費電力が増
加する(閉弁時にはバルブ12の着座時の激突音が大き
くなる原因にもなる)。従って、キャッチミス防止と消
費電力低減等を両立させるには、可動鉄心15の動き始
めのタイミングを基準にして開側コイル17の通電開始
タイミングを正確に制御する必要があり、そのために
は、可動鉄心15の動き始めを正確に検出する必要があ
る。
は、閉側コイル16の保持電流を遮断した直後に、残留
磁気エネルギによって該閉側コイル16に誘導される電
圧(フライバック電圧)を検出し、このフライバック電
圧の波形の極小点のタイミングを可動鉄心15の動き始
めとして検出するようにしている。これは、可動鉄心1
5と閉側コイル16との間のギャップの変化による磁束
変化によってフライバック電圧の波形が変化する特性に
着目し、フライバック電圧の波形から可動鉄心15の動
き始めを検出するものである。
5と弁シャフト13との間のクリアランス19を検出で
きないため、クリアランス19による遅れを考慮した通
電制御を行うことができない。
は、閉側コイル16の保持電流を遮断した直後のフライ
バック電圧(図9参照)を検出し、可動動鉄心15が弁
シャフト13に衝突した時に可動鉄心15の動きが急変
することで発生するフライバック電圧の不規則な変化を
検出して、可動鉄心15が弁シャフト13に衝突するタ
イミングt2 を検出する。この場合、フライバック電圧
の波形の極小点のタイミングt1 が可動鉄心15の動き
始めのタイミングとなるため、t2 −t1 から可動鉄心
15と弁シャフト13との間のクリアランス19を検出
することができる。
と弁シャフト13との間のクリアランス19は、弁シャ
フト13の熱膨張を吸収するための非常に小さな隙間で
あるため、可動鉄心15が動き始めるタイミングt1
と、弁シャフト13に衝突するタイミングt2 とが非常
に接近して、可動鉄心15の動き始めによる電圧変化
と、可動鉄心15と弁シャフト13との衝突による電圧
変化とを正確に判別することが困難となり、クリアラン
ス19(t2 −t1 )を精度良く検出することができな
い。しかも、保持電流を遮断した瞬間に大きなフライバ
ック電圧が発生するため、駆動回路のスイッチング素子
の耐圧を高める必要があり、その分、高価なスイッチン
グ素子を用いる必要があり、駆動回路が高価になってし
まう欠点もある。
たものであり、従ってその目的は、可動子の動き始め
と、可動子と弁シャフトとの間のクリアランスとを分離
して精度良く検出できると共に、駆動回路のスイッチン
グ素子の耐圧を下げることができて、コストダウンする
ことができ、しかも、消費電力を低減することができる
電磁駆動式バルブ装置を提供することにある。
に、本発明の請求項1の電磁駆動式バルブ装置は、還流
電流発生手段により、開弁タイミング及び/又は閉弁タ
イミングの少し前から閉側/開側コイルに保持電流を流
すための電圧印加を終了して該コイルに環流電流を流
し、この環流電流を環流電流検出手段により検出すると
共に、検出した環流電流の波形に基づいて、動作開始タ
イミング検出手段により可動子の動き始めを検出する。
そして、可動子の動き始めが検出された時に、フライバ
ック電圧発生手段により環流電流を遮断して該コイルに
フライバック電圧を発生させ、このフライバック電圧を
フライバック電圧検出手段により検出すると共に、検出
したフライバック電圧の波形に基づいて、クリアランス
検出手段により可動子と弁シャフトとのクリアランスを
検出する。
の動き始めを検出し、可動子の動き始めを検出した時点
で、環流電流を遮断するため、環流電流の波形には可動
子と弁シャフトとの衝突の影響(クリアランスの影響)
が全く現れない。これにより、環流電流の波形から可動
子の動き始めを精度良く検出することができる。しか
も、可動子が動き始めた後にフライバック電圧を発生さ
せて、そのフライバック電圧の波形からクリアランスを
検出するため、フライバック電圧の波形に可動子の動き
始めによる電圧変化が重畳しない。このため、クリアラ
ンスが微小であっても、可動子の動き始めの影響を全く
受けずに、フライバック電圧からクリアランスを精度良
く検出することができる。これにより、本発明では、環
流電流とフライバック電圧とから可動子の動き始めとク
リアランスとを分離して精度良く検出できる。
には、環流電流が環流回路の抵抗分で消費されて減少す
るため、環流電流の遮断により発生するフライバック電
圧は保持電流(環流電流の初期値に相当)の遮断により
発生するフライバック電圧と比較してかなり低くなる。
このため、駆動回路のスイッチング素子の耐圧を従来よ
りも下げることができ、その分、安価なスイッチング素
子を用いることができて、コストダウンの要求も満たす
ことができる。しかも、可動子の動き始めを検出した時
点で、環流電流を遮断するため、環流電流による残留磁
気力により可動子の動きが妨げられることもなく、反対
側のコイルが可動子をキャッチするための電力を少なく
することができ、消費電力も低減できる。
まず、弁シャフトと可動子が当接した状態で両者が一体
に閉弁側に移動し、弁体が弁座に着座した後は、可動子
が弁シャフトから離れて閉側コイル側に吸着保持され
る。従って、閉弁する時には、開弁する時とは異なり、
可動子が弁シャフトと衝突しないため、フライバック電
圧の波形に、閉弁する時のような大きな変化は現れな
い。但し、閉弁する時に、弁体が弁座に着座した後(可
動子が弁シャフトから離れた後)は、弁シャフトを付勢
する閉弁スプリングのばね力が可動子に作用しなくなる
ため、その前後で、可動子の動きが変化してフライバッ
ク電圧の波形に小さな変化が生じるが、このような小さ
な変化を検出するには、非常に高精度な検出回路を用い
る必要があり、コストアップしてしまう。
開弁する時のみにクリアランスを検出するようにすると
良い。つまり、クリアランスの変化は、弁シャフトの熱
膨張量の変化(温度変化)によって生じるものであるか
ら、比較的緩やかな変化となる。従って、内燃機関の吸
排気バルブのように、開弁と閉弁を高速で交互に繰り返
すシステムでは、開弁時のクリアランスと、その直後の
閉弁時のクリアランスとは、実質的に同一となるため、
開弁時にクリアランスを検出すれば、その直後の閉弁時
のクリアランスを検出する必要はなく、開弁時のクリア
ランスの検出値をそのまま閉弁時のクリアランスの情報
として用いることができる。しかも、前述したように、
開弁時のクリアランスは比較的検出しやすいため、比較
的安価な検出回路で精度良くクリアランスを検出するこ
とができる。
コイルの通電開始タイミングがずれると、可動子のキャ
ッチミスが発生するため、請求項3のように、開弁状態
から閉弁する時には、環流電流に基づいて可動子の動き
始めの検出のみを行うことが好ましい。つまり、閉弁す
る時でも、開弁する時と同様に、保持電流の遮断後に環
流電流が発生するため、環流電流から可動子の動き始め
を精度良く検出することができる。
の動き始めのタイミングに基づいて該可動子を駆動する
側のコイルの通電開始タイミングを通電制御手段によっ
て補正するようにすると良い。このようにすれば、可動
子の動き始めのタイミングが残留磁気やフリクション等
によって変化しても、それに応じてコイルの通電開始タ
イミングを適正化することができ、キャッチミスを防止
することができる。
ランスに基づいて、可動子を開弁側又は閉弁側に移動さ
せるためのコイルの駆動条件を補正するようにすると良
い。このようにすれば、弁シャフトの熱膨張量の変化
(温度変化)によってクリアランスが変化しても、それ
に応じてコイルの駆動条件を適正化することができ、ク
リアランスの変化の影響を受けない高精度な開弁/閉弁
駆動制御が可能となる。
動式吸排気バルブ装置に適用した一実施形態を図1乃至
図7に基づいて説明する。まず、図1及び図2に基づい
て電磁駆動式吸排気バルブ装置全体の構造を説明する。
バルブハウジング21の下部には、吸気(又は排気)ポ
ート22が形成され、このポート22の開口周縁部に円
環状の弁座23が取り付けられている。バルブハウジン
グ21の中心部には、バルブ24(弁体)を支持する弁
シャフト25が軸受部材26を介して上下方向に摺動自
在に挿通支持され、その上下動によりバルブ24がポー
ト22を開閉する。弁シャフト25の上部に嵌着固定さ
れたスプリング受け部材27とバルブハウジング21内
のスプリング収容室28の底面部との間に閉側スプリン
グ29が挟み込まれ、この閉側スプリング29の押し上
げ力によって弁シャフト25が閉弁側(上側)に付勢さ
れ、閉弁中は、この閉側スプリング26の押し上げ力に
よってバルブ24が閉弁状態に保持される。
は、電磁駆動装置30が組み付けられている。この電磁
駆動装置30のハウジングは、非磁性の上ハウジング3
1と非磁性の下ハウジング32とから成り、上下の各ハ
ウジング31,32に、閉側コイル33が装着された閉
側コア34と、開側コイル35が装着された開側コア3
6とが所定の間隔を隔てて対向するように組み付けられ
ている。閉側コア34と開側コア36との間には、両者
の間隔を一定に保つための非磁性の環状スペーサ37が
挟み込まれ、この環状スペーサ37の内側に平板状の可
動鉄心38が上下動自在に収容されている。この可動鉄
心38の中心部には、プランジャ39が上下方向に貫通
固定され、このプランジャ39がハウジング31,32
の中心部に形成された貫通孔40,41に上下方向に摺
動自在に挿通支持されている。尚、可動鉄心38とプラ
ンジャ39とから特許請求の範囲でいう可動子が構成さ
れている。
た円筒部42には、開側スプリング43を収容したスプ
リングケース44が組み付けられている。このスプリン
グケース44内には、プランジャ39の上端部に固定さ
れたスプリング受け部材45が上下動自在に収容され、
このスプリング受け部材45とスプリングケース44の
上面部との間に開側スプリング43が挟み込まれ、この
開側スプリング43の押し下げ力によってプランジャ3
9が開弁側(下側)に付勢されている。
電流を流して、図1に示すように、可動鉄心38を閉側
コア34の下面に吸着保持する。この状態では、プラン
ジャ39と弁シャフト25との間に、これらの熱膨張を
吸収するためのクリアランス46が形成され、バルブ2
4の閉弁状態が閉側スプリング26の押し上げ力のみに
よって保持される。
に駆動電流を流して、図2に示すように、可動鉄心38
を開側コア36の上面に吸着して、プランジャ39で弁
シャフト25を閉側スプリング29に抗して押し下げ、
バルブ24を開弁状態に保持する。
3,35の通電を制御する駆動制御回路49の構成を説
明する。閉側/開側コイル33,35のプラス端子は、
共にハイサイドスイッチ50を介して例えば36Vの高
電圧電源51のプラス端子に接続され、且つ、逆電流防
止ダイオード52と定電流スイッチ53を介して例えば
12Vのバッテリ54のプラス端子に接続されている。
更に、閉側/開側コイル33,35のプラス端子は、フ
ライバック用のダイオード55を介して接地されてい
る。
ナス端子は、それぞれ、閉側/開側駆動スイッチ56,
57と閉側/開側検出抵抗58,59を介して接地され
ている。各検出抵抗58,59の両端の電位が各差動増
幅回路60,61の両入力端子に入力され、各差動増幅
回路60,61の出力端子から各検出抵抗58,59の
両端の電位差に応じた電圧が出力される。閉側/開側コ
イル33,35に流れる電流は、各検出抵抗58,59
にも流れるため、各検出抵抗58,59の両端の電位差
を各検出抵抗58,59の抵抗値で除算すれば、閉側/
開側コイル33,35に流れる電流(初期駆動電流、保
持電流、環流電流)が求められる。これら検出抵抗5
8,59と差動増幅回路60,61とから、特許請求の
範囲でいう環流電流検出手段が構成されている。各差動
増幅回路60,61の出力電圧は、定電流制御回路62
とフェイル判定回路63に入力され、更に、入出力回路
66を介してエンジン制御回路65にも入力される。
保持するために、バッテリ54から閉側/開側コイル3
3,35にほぼ一定の保持電流(図4参照)を流し続け
るための回路であり、保持電流の検出値(差動増幅回路
60,61の出力電圧)が保持電流上限設定値以上にな
った時に、オフ信号を出力し、保持電流下限設定値以下
になった時に、オン信号を出力する。この定電流制御回
路62の出力信号はドライブ回路64に入力される。
の出力信号とエンジン制御回路65の出力信号に基づい
て前述した各スイッチ50,53,56,57を駆動し
て、閉側/開側コイル33,35の通電を制御する。こ
の制御の詳細については後述する。尚、各スイッチ5
0,53,56,57は、MOSFET等のスイッチン
グ素子により構成されている。
0,61の出力電圧(閉側/開側コイル33,35の電
流の検出値)に基づいて、キャッチミス等の異常(フェ
イル)の有無を判定し、フェイル発生時にフェイル信号
を入出力回路66を介してエンジン制御回路65に出力
する。エンジン制御回路65は、フェイル判定回路63
からフェイル信号が入力された時に、フェイルが発生し
た気筒の点火や燃料噴射を停止して、バックファイヤ
ー、アフターファイヤー等を防止する。
ナス端子側には、後述する環流電流の遮断直後に発生す
るフライバック電圧を検出するフライバック電圧検出回
路67(フライバック電圧検出手段)が設けられ、この
フライバック電圧検出回路67の出力信号が入出力回路
66を介してエンジン制御回路65に入力される。
エンジン制御回路65は、特許請求の範囲でいう通電制
御手段として機能し、閉側/開側コイル33,35の通
電を制御する。以下、この通電制御を図3乃至図5を用
いて説明する。ここで、図4は閉弁状態から開弁し、そ
の後、開弁する時の動作を示すタイムチャート、図5は
閉弁状態から開弁する時の環流電流、フライバック電
圧、クリアランス46の関係を説明するタイムチャート
である。
オン/オフするハイサイドスイッチ50は、エンジン制
御回路65から出力されるハイサイドスイッチ信号によ
って制御される。開弁/閉弁を切り換える時に、可動鉄
心38を閉側/開側コア34,36に吸着(キャッチ)
するのに必要な時間T1 ,T2 だけ、ハイサイドスイッ
チ50がオンされ、高電圧電源51から高電圧(36
V)が閉側/開側コイル33,35のプラス端子に印加
される。これ以外の時は、このハイサイドスイッチ50
はオフ状態に維持される。
する定電流スイッチ53は、閉弁/開弁状態を保持する
ために、バッテリ54から閉側/開側コイル33,35
にほぼ一定の保持電流を流し続けるためのスイッチであ
り、そのオン/オフが定電流制御回路62の出力信号に
よって制御される。尚、保持電流の終了タイミング(環
流開始タイミング)は、エンジン制御回路65から出力
される閉側/開側駆動信号のオフタイミングによって制
御される。
ナス端子に接続された閉側/開側駆動スイッチ56,5
7は、エンジン制御回路65から出力される閉側/開側
駆動スイッチ信号によって制御される。閉側駆動スイッ
チ56のオン期間中に、閉側コイル33に電流(初期駆
動電流、保持電流、環流電流)が流れ、開側駆動スイッ
チ57のオン期間中に、開側コイル35に電流(初期駆
動電流、保持電流、環流電流)が流れる。
3,35の通電制御を詳しく説明する。閉弁状態を保持
し続ける時(図4のt0 以前)は、閉側駆動スイッチ5
6がオンで、且つ、ハイサイドスイッチ50がオフに維
持された状態で、定電流スイッチ53のオン/オフを小
刻みに繰り返して、バッテリ54から閉側コイル33に
ほぼ一定の保持電流を流し続ける。このとき、閉側駆動
信号はオン状態に維持される。
イミングt0 で、閉側駆動信号がオフに切り換えられ
る。これ以後は、定電流スイッチ53がオフ状態に維持
され、保持電流の供給(バッテリ電圧の印加)が終了す
るが、閉側駆動スイッチ56は引き続きオン状態に維持
される。このため、保持電流終了後に、それまでに閉側
コイル33に蓄積された磁気エネルギが、閉側コイル3
3→閉側駆動スイッチ56→閉側検出抵抗58→グラン
ド線→ダイオード55→閉側コイル33の経路(閉側環
流回路)で環流して閉側コイル33に環流電流が流れ
る。この機能が特許請求の範囲でいう環流電流発生手段
に相当する役割を果たす。
回路の抵抗分で徐々に消費されるため、図5に示すよう
に、時間の経過に伴って環流電流が徐々に低下する。こ
の環流電流が閉側コイル33に流れる間は、閉側コア3
4から可動鉄心38に閉弁方向の電磁吸引力が作用する
ため、環流電流がある程度低下するまでは、引き続き可
動鉄心38が閉側コア34に吸着された状態(閉弁状
態)が維持される。そして、環流電流による閉弁方向の
電磁吸引力が開側スプリング43の押し下げ力よりも小
さくなった時点で、開側スプリング43の押し下げ力に
より可動鉄心38が閉側コア34から引き離されて下方
に移動する。
8と閉側コア34との間のギャップの変化によって磁束
が変化し、この磁束変化が環流電流の変化として現れ
て、環流電流の低下が止まる。これにより、可動鉄心3
8の動き始めのタイミングt1で環流電流の波形が極小
点となる。従って、エンジン制御回路65は、環流電流
の波形が極小点(環流電流の波形の一次微分値が0)と
なるタイミングt1 を検出し、このタイミングt1 で可
動鉄心38が動き始めたと判断する。この機能が特許請
求の範囲でいう動作開始タイミング検出手段に相当する
役割を果たす。
動き始めのタイミングt1 を検出した時点で、閉側駆動
スイッチ56をオフさせて環流電流を遮断する。これに
より、図5に示すように、残留磁気エネルギによって閉
側コイル33にフライバック電圧が発生する。このフラ
イバック電圧は、閉側コイル33のマイナス端子側でフ
ライバック電圧検出回路67によって検出され、エンジ
ン制御回路65に取り込まれる。エンジン制御回路65
は、このフライバック電圧の波形から可動鉄心38のプ
ランジャ39が弁シャフト25に衝突するタイミングt
2 を次のようにして検出する。
ず、可動鉄心38とプランジャ39のみがクリアランス
46分だけ下方に移動し、プランジャ39が弁シャフト
25の上端に衝突した後に、両者が一体となって下方に
移動してバルブ24を開弁させる。この際、可動鉄心3
8のプランジャ39が弁シャフト25に衝突した時に可
動鉄心38の動きが急変して磁束が変化するため、その
磁束変化がフライバック電圧の変化として現れる。本発
明者の実験結果によれば、環流電流遮断後のフライバッ
ク電圧の波形に現れる複数回の変曲点のうちの3回目の
変曲点のタイミングt2 が、可動鉄心38のプランジャ
39が弁シャフト25に衝突するタイミングt2 となる
ことが判明している。
流遮断後のフライバック電圧の波形に現れる3回目の変
曲点(フライバック電圧の波形の2次微分値が0となる
点)のタイミングt2 を検出し、このタイミングt2 で
プランジャ39が弁シャフト25に衝突したと判断す
る。そして、可動鉄心38が動き始めてからプランジャ
39が弁シャフト25に衝突するまでの時間(t2 −t
1 )を算出し、図5に示すように、この時間(t2 −t
1 )がクリアランス46に応じて変化する関係を利用し
て、この時間(t2 −t1 )からクリアランス46を算
出する。この機能が特許請求の範囲でいうクリアランス
検出手段に相当する役割を果たす。
に衝突して、可動鉄心38が開側コア36に近付いた時
点t3 (図4参照)で、開側駆動信号をオンに切り換え
て、ハイサイドスイッチ50をオンすると共に、開側駆
動スイッチ57をオンする。これにより、高電圧電源5
1から高電圧(36V)が開側コイル35に印加され
て、開側コイル35に比較的大きな初期駆動電流が流さ
れ、それによって発生する比較的大きな電磁吸引力で可
動鉄心38が開側コア36に吸着(キャッチ)される。
ミングが閉側コイル33の残留磁気やプランジャ39の
フリクション等によって変化することを考慮し、エンジ
ン制御回路65は、可動鉄心38の動き始めのタイミン
グt1 に基づいて、マップ又は演算式により開側コイル
35の通電開始タイミングt3 を補正して、可動鉄心3
8のキャッチミスを防止する。
38を開側コア36に確実に吸着するための初期駆動電
流の通電時間T1 (ハイサイドスイッチ50のオン時
間)をエンジン回転数や吸入空気量等のエンジン運転条
件によって設定し、これをクリアランス46(t2 −t
1 )に応じてマップ又は演算式により補正する。例え
ば、クリアランス46(t2 −t1 )が大きくなるほ
ど、キャッチミスが発生しやすくなるため、クリアラン
ス46(t2 −t1 )が大きくなるほど、初期駆動電流
の通電時間T1 を長くするように補正して、キャッチミ
スを防止する。
達すると、ハイサイドスイッチ50がオフされ、開側コ
イル35への高電圧(36V)の印加が停止される。こ
れにより、開側コイル35に流れる電流が低下し、その
電流値が保持電流下限設定値以下になると、定電流スイ
ッチ53がオンされて、バッテリ電圧(12V)が開側
コイル35に印加され、開側コイル35に保持電流が流
される。その後、この保持電流が保持電流上限設定値以
上になった時に、定電流スイッチ53がオフされ、開側
コイル35へのバッテリ電圧の印加が停止される。以
後、このような定電流スイッチ53のオン/オフが小刻
みに繰り返されて、バッテリ54から開側コイル35に
ほぼ一定の保持電流が流し続けられ、可動鉄心38が開
側コア36に吸着された状態(開弁状態)に保持され
る。
イミングt4 で、開側駆動信号がオフに切り換えられ
る。これ以後は、定電流スイッチ53がオフ状態に維持
され、保持電流の供給(バッテリ電圧の印加)が終了す
るが、開側駆動スイッチ57は引き続きオン状態に維持
される。このため、保持電流終了後に、それまでに開側
コイル35に蓄積された磁気エネルギが、開側コイル3
5→開側駆動スイッチ57→開側検出抵抗59→グラン
ド線→ダイオード55→開側コイル35の経路(開側環
流回路)で環流して開側コイル35に環流電流が流れ
る。
回路の抵抗分で徐々に消費されるため、時間の経過に伴
って環流電流が徐々に低下する。この環流電流が開側コ
イル35に流れる間は、開側コア36から可動鉄心38
に開弁方向の電磁吸引力が作用するため、環流電流があ
る程度低下するまでは、引き続き可動鉄心38が開側コ
ア36に吸着された状態(開弁状態)が維持される。そ
して、環流電流による開弁方向の電磁吸引力が閉側スプ
リング29の押し上げ力よりも小さくなった時点で、閉
側スプリング29の押し上げ力により可動鉄心38が開
側コア36から引き離されて上方に移動する。
動鉄心38が動き始めると、可動鉄心38と開側コア3
6との間のギャップの変化によって磁束が変化し、この
磁束変化が環流電流の変化として現れて、環流電流の低
下が止まる。これにより、可動鉄心38の動き始めのタ
イミングt5 で環流電流の波形が極小点となる。従っ
て、エンジン制御回路65は、環流電流の波形が極小点
となるタイミングt5 を検出し、このタイミングt5 で
可動鉄心38が動き始めたと判断する。
動き始めのタイミングt5 を検出した時点で、閉側駆動
スイッチ56をオフさせて環流電流を遮断する。これに
より、残留磁気エネルギによって開側コイル35にフラ
イバック電圧が発生する。
ャフト25と可動鉄心38のプランジャ39が当接した
状態で両者が一体に閉弁側(上側)に移動し、バルブ2
4が弁座23に着座した後は、プランジャ39が弁シャ
フト25から離れて閉弁側に移動する。従って、閉弁す
る時には、開弁する時とは異なり、プランジャ39が弁
シャフト25と衝突しないため、フライバック電圧の波
形に、閉弁する時のような大きな変化は現れない。従っ
て、閉弁する時には、クリアランス46の検出は行わな
い。
5の熱膨張量の変化(温度変化)によって生じるもので
あるから、比較的緩やかな変化となる。従って、内燃機
関の吸排気バルブのように、開弁と閉弁を高速で交互に
繰り返すシステムでは、開弁時のクリアランス46と、
その直後の閉弁時のクリアランス46とは、実質的に同
一となるため、開弁時にクリアランス46を検出すれ
ば、その直後の閉弁時のクリアランス46を検出する必
要はなく、開弁時のクリアランス46の検出値をそのま
ま閉弁時のクリアランス46の情報として用いることが
できる。
開弁する時と同じく、可動鉄心38の動き始めのタイミ
ングt5 に基づいて、マップ又は演算式により閉側コイ
ル33の通電開始タイミングt6 を補正する。そして、
この通電開始タイミングt6で、閉側駆動信号をオンに
切り換えて、ハイサイドスイッチ50をオンすると共
に、閉側駆動スイッチ56をオンする。これにより、高
電圧電源51から高電圧(36V)が閉側コイル33に
印加されて、閉側コイル33に比較的大きな初期駆動電
流が流され、それによって発生する比較的大きな電磁吸
引力で可動鉄心38が閉側コア34に吸着(キャッチ)
される。
の通電時間T2 (ハイサイドスイッチ50のオン時間)
をエンジン回転数や吸入空気量等のエンジン運転条件に
よって設定して、これを直前の開弁駆動時に検出したク
リアランス46(t2 −t1)を用いてマップ又は演算
式により補正する。
達すると、ハイサイドスイッチ50がオフされ、閉側コ
イル33への高電圧(36V)の印加が停止される。こ
の後は、定電流スイッチ53のオン/オフが小刻みに繰
り返されて、バッテリ54から閉側コイル33にほぼ一
定の保持電流が流し続けられ、可動鉄心38が閉側コア
34に吸着された状態(閉弁状態)に保持される。以上
説明した閉側/開側コイル33,35の通電制御は、エ
ンジン制御回路65によって図6及び図7に従って実行
される。
れを示すフローチャートである。本プログラムでは、ま
ずステップ101で、開弁タイミングの所定時間前のタ
イミングt0 になるまで待機し、このタイミングt0 に
なった時点で、ステップ102に進み、閉側駆動信号を
オフに切り換えて、定電流スイッチ53をオフして保持
電流の供給(バッテリ電圧の印加)を終了し、閉側コイ
ル33に環流電流を流す。
形が極小点になったか否かで、可動鉄心38が動き始め
たか否かを判定し、可動鉄心38が動き始めるまで待機
する。そして、環流電流の波形が極小点になった時点t
1 で、可動鉄心38が動き始めたと判断し、ステップ1
04に進んで、この可動鉄心38の動き始めのタイミン
グt1 をエンジン制御回路65のRAM(図示せず)に
記憶する。
スイッチ56をオフさせて環流電流を遮断し、閉側コイ
ル33にフライバック電圧を発生させる。この後、ステ
ップ106で、フライバック電圧の波形に3回目の変曲
点が現れたか否かで、プランジャ39が弁シャフト25
に衝突したか否かを判定し、3回目の変曲点が現れるま
で待機する。そして、フライバック電圧の波形に3回目
の変曲点が現れた時点t2 でプランジャ39が弁シャフ
ト25に衝突したと判断し、ステップ107に進んで、
プランジャ39が弁シャフト25に衝突したタイミング
t2 をRAMに記憶する。
が動き始めてからプランジャ39が弁シャフト25に衝
突するまでの時間(t2 −t1 )を算出し、この時間
(t2−t1 )からクリアランス46を算出する。そし
て、次のステップ109で、可動鉄心38の動き始めの
タイミングt1 に基づいて、マップ又は演算式により開
側コイル35の通電開始タイミングt3 を補正すると共
に、開弁駆動時の初期駆動電流の通電時間T1 (ハイサ
イドスイッチ50のオン時間)を、クリアランス46
(t2 −t1 )に応じてマップ又は演算式により補正す
る。この後、ステップ110で、補正後の通電開始タイ
ミングt3 で開側コイル35への高電圧(36V)の印
加を開始し、その後、時間T1 経過後に、高電圧の印加
を停止して開側コイル35に保持電流を流して、バルブ
24を開弁状態に保持する。
れを示すフローチャートである。本プログラムでは、ス
テップ201〜205で、上述した開弁駆動時と同じ
く、閉弁タイミングの所定時間前のタイミングt4 で、
開側コイル35に環流電流を流し、この環流電流の波形
が極小点になった時点t5 で、可動鉄心38が動き始め
たと判断し、このタイミングt5 をRAMに記憶する。
ランス46の検出を行わずに、ステップ206に進み、
可動鉄心38の動き始めのタイミングt5 に基づいて、
マップ又は演算式により閉側コイル33の通電開始タイ
ミングt6 を補正すると共に、閉弁駆動時の初期駆動電
流の通電時間T2 (ハイサイドスイッチ50のオン時
間)を、直前の開弁駆動時に検出したクリアランス46
(t2 −t1 )を用いて、マップ又は演算式により補正
する。この後、ステップ207で、補正後の通電開始タ
イミングt6 で閉側コイル33への高電圧(36V)の
印加を開始し、その後、時間T2 経過後に、高電圧の印
加を停止して閉側コイル33に保持電流を流して、バル
ブ24を閉弁状態に保持する。
ングの少し前から閉側コイル33に流す保持電流を終了
して環流電流を流し、この環流電流の波形から可動鉄心
38の動き始めを検出し、可動鉄心38の動き始めを検
出した時点で、環流電流を遮断してフライバック電圧を
発生させ、このフライバック電圧の波形からクリアラン
ス46を検出する。この検出方法では、フライバック電
圧の波形に可動鉄心38の動き始めによる電圧変化が重
畳しないため、クリアランス46が微小であっても、可
動鉄心38の動き始めの影響を全く受けずに、フライバ
ック電圧からクリアランスを精度良く検出することがで
きる。これにより、環流電流とフライバック電圧とから
可動鉄心38の動き始めとクリアランス46とを分離し
て精度良く検出できる。
に応じて、通電開始タイミングを補正するようにしたの
で、可動鉄心38の動き始めのタイミングが残留磁気や
フリクション等によって変化しても、それに応じて通電
開始タイミングを適正化することができ、キャッチミス
を防止することができる。更に、検出したクリアランス
46に応じて初期駆動電流の通電時間を補正するように
したので、弁シャフト25の熱膨張量の変化(温度変
化)によってクリアランス46が変化しても、そのクリ
アランス46の変化の影響を受けない高精度な開弁/閉
弁駆動の制御が可能となり、キャッチミス防止、閉弁時
のバルブ24の着座時の激突音低減を実現できる。
るまでには、環流電流が環流回路の抵抗分で消費されて
減少するため、環流電流の遮断により発生するフライバ
ック電圧は、保持電流(環流電流の初期値に相当)の遮
断により発生するフライバック電圧と比較してかなり低
くなる。このため、駆動スイッチ56,57等のスイッ
チング素子の耐圧を従来よりも下げることができ、その
分、安価なスイッチング素子を用いることができて、コ
ストダウンの要求も満たすことができる。しかも、可動
鉄心38の動き始めを検出した時点で、環流電流を遮断
するため、環流電流による残留磁気力により可動鉄心3
8の動きが妨げられることもなく、反対側のコイルが可
動鉄心38をキャッチするための電力を少なくすること
ができ、消費電力も低減できる。
じて、初期駆動電流の通電時間を補正するようにしても
良く、また、検出したクリアランス46に応じて通電開
始タイミングを補正するようにしても良く、要は、可動
鉄心38の動き始めやクリアランス46に応じて通電開
始タイミングや初期駆動電流の通電時間等の駆動条件を
補正するようにすれば良い。
チ50と定電流スイッチ53を設けて、初期駆動電流の
期間と保持電流の期間とで、電源電圧を高電圧電源51
とバッテリ54とで切り換えるようにしたが、定電流ス
イッチ53を省略して、ハイサイドスイッチ50を定電
流スイッチとして兼用し、閉側/開側コイル33,35
に保持電流を流す際に、ハイサイドスイッチ50のオン
/オフを小刻みに繰り返して、高電圧電源51から閉側
/開側コイル33,35にほぼ一定の保持電流を流し続
けるようにしても良い。また、高電圧電源51の電圧も
36Vに限定されず、適宜変更しても良いことは言うま
でもない。
排気バルブ装置は、閉側/開側コイル16,17の内周
側に開側/閉側スプリング18,14を配置しているた
め、バルブ装置の径方向寸法が大きくなる欠点がある。
このため、1気筒当たりのバルブ数が多くなると、バル
ブ装置の取り付けが困難となり、少ないバルブ数のエン
ジンにしか取り付けることができない。
コイル33,35の軸方向両側に、開側/閉側スプリン
グ43,29を配置しているため、バルブ装置の径方向
寸法を小さくすることができ、1気筒当たりのバルブ数
が多いエンジンにも取り付けることができる。
にも適用して実施しても良く、それによって、本発明の
目的を十分に達成することができる。尚、フライバック
電圧は、本実施形態のように、閉側/開側コイル33,
35のマイナス側で検出することが望ましいが、プラス
側で検出するようにしても良い。
装置の閉弁時の状態を示す縦断面図
断面図
チャート
ローチャート
ローチャート
の状態を示す縦断面図、(b)は開弁時の状態を示す縦
断面図
5…弁シャフト、29…閉側スプリング、33…閉側コ
イル、34…閉側コア、35…開側コイル、36…開側
コア、38…可動鉄心(可動子)、39…プランジャ
(可動子)、43…開側スプリング、46…クリアラン
ス、49…駆動制御回路(通電制御手段)、50…ハイ
サイドスイッチ、51…高電圧電源、53…定電流スイ
ッチ、54…バッテリ、56…閉側駆動スイッチ、57
…開側駆動スイッチ、58…閉側検出抵抗(環流電流検
出手段)、59…開側検出抵抗(環流電流検出手段)、
60,61…差動増幅回路(環流電流検出手段)、62
…定電流制御回路、63…フェイル判定回路、65…エ
ンジン制御回路(通電制御手段,動作開始タイミング検
出手段,クリアランス検出手段,環流電流発生手段,フ
ライバック電圧発生手段)、67…フライバック電圧検
出回路(フライバック電圧検出手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 弁シャフトを有する弁体と、 前記弁体を閉弁位置に保持する閉側スプリングと、 閉弁時に前記弁シャフトの先端からクリアランス分だけ
離れた位置に移動し、開弁時に前記弁シャフトを前記閉
側スプリングに抗して開弁方向に押して前記弁体を開弁
させる可動子と、 前記可動子を閉弁側に駆動する閉側コイルと、 前記可動子を開弁側に駆動する開側コイルと、 閉弁期間中に前記閉側コイルに保持電流を流して前記可
動子を閉弁側に保持し、開弁期間中に前記開側コイルに
保持電流を流して前記可動子を開弁側に保持する通電制
御手段とを備えた電磁駆動式バルブ装置において、 開弁タイミング及び/又は閉弁タイミングの少し前から
前記保持電流を流すための電圧印加を終了して該コイル
に環流電流を流す還流電流発生手段と、 前記環流電流を検出する環流電流検出手段と、 前記環流電流検出手段により検出した環流電流の波形に
基づいて前記可動子の動き始めを検出する動作開始タイ
ミング検出手段と、 前記動作開始タイミング検出手段により前記可動子の動
き始めが検出された時に前記環流電流を遮断して該コイ
ルにフライバック電圧を発生させるフライバック電圧発
生手段と、 前記フライバック電圧を検出するフライバック電圧検出
手段と、 前記フライバック電圧検出手段により検出したフライバ
ック電圧の波形に基づいて前記可動子と前記弁シャフト
とのクリアランスを検出するクリアランス検出手段とを
備えていることを特徴とする電磁駆動式バルブ装置。 - 【請求項2】 前記クリアランス検出手段は、閉弁状態
から開弁する時のみに前記クリアランスを検出すること
を特徴とする請求項1に記載の電磁駆動式バルブ装置。 - 【請求項3】 開弁状態から閉弁する時には、前記動作
開始タイミング検出手段による前記可動子の動き始めの
検出のみを行い、前記クリアランス検出手段による前記
クリアランスの検出を行わないことを特徴とする請求項
1又は2に記載の電磁駆動式バルブ装置。 - 【請求項4】 前記通電制御手段は、前記動作開始タイ
ミング検出手段により検出した前記可動子の動き始めの
タイミングに基づいて、該可動子を駆動する側のコイル
の通電開始タイミングを補正することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の電磁駆動式バルブ装置。 - 【請求項5】 前記通電制御手段は、前記クリアランス
検出手段により検出した前記クリアランスに基づいて、
前記可動子を開弁側又は閉弁側に移動させるための前記
コイルの駆動条件を補正することを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の電磁駆動式バルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10344599A JP4228254B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電磁駆動式バルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10344599A JP4228254B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電磁駆動式バルブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291821A true JP2000291821A (ja) | 2000-10-20 |
| JP4228254B2 JP4228254B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=14354239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10344599A Expired - Fee Related JP4228254B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電磁駆動式バルブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4228254B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017053360A (ja) * | 2016-12-19 | 2017-03-16 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプの制御装置 |
| JP2018076871A (ja) * | 2018-01-09 | 2018-05-17 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプの制御装置 |
| US10330064B2 (en) | 2013-08-02 | 2019-06-25 | Denso Corporation | Control device for high-pressure pump |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10344599A patent/JP4228254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10330064B2 (en) | 2013-08-02 | 2019-06-25 | Denso Corporation | Control device for high-pressure pump |
| JP2017053360A (ja) * | 2016-12-19 | 2017-03-16 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプの制御装置 |
| JP2018076871A (ja) * | 2018-01-09 | 2018-05-17 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプの制御装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4228254B2 (ja) | 2009-02-25 |
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