JP2000292009A - 蓄熱装置 - Google Patents
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】蓄熱材の外部への漏出を防止することができる
蓄熱装置を提供する。 【解決手段】内部に蓄熱材16が充填された容器本体1
2と、蓄熱材16を加熱するヒータ18と、内部に熱媒
体が流されると共に、容器本体12内に配設され、蓄熱
材16と熱媒体との間で熱交換を行う伝熱管17とを備
えた蓄熱装置11において、前記伝熱管17及びヒータ
18を、容器本体12の蓄熱材16と接しない上面を介
して外部に導出した。このため、伝熱管17及びヒータ
18は、容器本体12の蓄熱材充填部分を貫通させる必
要はない。従って、貫通部分Uから融解蓄熱材16が容
器本体12の外部に漏出することを防止できる。
蓄熱装置を提供する。 【解決手段】内部に蓄熱材16が充填された容器本体1
2と、蓄熱材16を加熱するヒータ18と、内部に熱媒
体が流されると共に、容器本体12内に配設され、蓄熱
材16と熱媒体との間で熱交換を行う伝熱管17とを備
えた蓄熱装置11において、前記伝熱管17及びヒータ
18を、容器本体12の蓄熱材16と接しない上面を介
して外部に導出した。このため、伝熱管17及びヒータ
18は、容器本体12の蓄熱材充填部分を貫通させる必
要はない。従って、貫通部分Uから融解蓄熱材16が容
器本体12の外部に漏出することを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比熱の大きな物質
に熱を蓄えておき、後でこの顕熱を利用する蓄熱装置に
関するものである。
に熱を蓄えておき、後でこの顕熱を利用する蓄熱装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、蓄熱装置51の内部
ケース52内には伝熱管53及びヒータ54が配設され
ると共に、蓄熱材55が充填されている。内部ケース5
2はその全面を断熱材56にて覆われた状態で外部ケー
ス57内に収容されている。伝熱管53及びヒータ54
は内部ケース52、断熱材56及び外部ケース57を貫
通して外部に導出されている。
ケース52内には伝熱管53及びヒータ54が配設され
ると共に、蓄熱材55が充填されている。内部ケース5
2はその全面を断熱材56にて覆われた状態で外部ケー
ス57内に収容されている。伝熱管53及びヒータ54
は内部ケース52、断熱材56及び外部ケース57を貫
通して外部に導出されている。
【0003】前記ヒータ54を通電発熱させると、蓄熱
材55は加熱されて蓄熱する。この状態で伝熱管53の
一方から水を供給すると、この水は蓄熱材55の熱によ
り加熱され、蒸気となって伝熱管53の他方から噴出す
る。このようにして、蓄熱材55に蓄えられた熱は外部
に取り出される。
材55は加熱されて蓄熱する。この状態で伝熱管53の
一方から水を供給すると、この水は蓄熱材55の熱によ
り加熱され、蒸気となって伝熱管53の他方から噴出す
る。このようにして、蓄熱材55に蓄えられた熱は外部
に取り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記蓄熱装
置51においては、伝熱管53が内部ケース52の蓄熱
材55充填部分から外部へと貫通され、この貫通部分に
て溶接固定されていた。このため、ヒータ54が通電発
熱され、蓄熱材55が高温に加熱された場合、溶接不良
等があると、熱疲労等によって溶接部58にクラックが
発生し、そこから溶融した蓄熱材55が外部に漏出する
おそれがあった。
置51においては、伝熱管53が内部ケース52の蓄熱
材55充填部分から外部へと貫通され、この貫通部分に
て溶接固定されていた。このため、ヒータ54が通電発
熱され、蓄熱材55が高温に加熱された場合、溶接不良
等があると、熱疲労等によって溶接部58にクラックが
発生し、そこから溶融した蓄熱材55が外部に漏出する
おそれがあった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、蓄熱材の外部への漏出
を防止することができる蓄熱装置を提供することにあ
る。
れたものであって、その目的は、蓄熱材の外部への漏出
を防止することができる蓄熱装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内部に蓄熱材が充填された容器本体と、蓄熱材を加
熱する加熱手段と、内部に熱媒体が流されると共に、容
器本体内に配設され、蓄熱材と熱媒体との間で熱交換を
行う熱交換手段とを備え、前記加熱手段及び熱交換手段
を、容器本体の蓄熱材と接しない上面壁を介して外部に
導出するように設けたことをその要旨とする。
は、内部に蓄熱材が充填された容器本体と、蓄熱材を加
熱する加熱手段と、内部に熱媒体が流されると共に、容
器本体内に配設され、蓄熱材と熱媒体との間で熱交換を
行う熱交換手段とを備え、前記加熱手段及び熱交換手段
を、容器本体の蓄熱材と接しない上面壁を介して外部に
導出するように設けたことをその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、体積膨張した蓄熱材の上面と容器本体
の上面壁との間には、余裕空隙が形成されるように構成
したことをその要旨とする。
の発明において、体積膨張した蓄熱材の上面と容器本体
の上面壁との間には、余裕空隙が形成されるように構成
したことをその要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記容器本体は、上部に
開口部を有した蓄熱容器と、同開口部を閉鎖するための
蓋体とから構成し、体積膨張した蓄熱材の最高上面より
も上方に、前記蓋体と蓄熱容器との接合面を設けたこと
をその要旨とする。
求項2に記載の発明において、前記容器本体は、上部に
開口部を有した蓄熱容器と、同開口部を閉鎖するための
蓋体とから構成し、体積膨張した蓄熱材の最高上面より
も上方に、前記蓋体と蓄熱容器との接合面を設けたこと
をその要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記熱
交換手段の熱媒体供給側の途中には、熱媒体の逆流を防
止するための逆流防止手段を設けたことをその要旨とす
る。 (作用)従って、請求項1に記載の発明においては、加
熱手段及び熱交換手段は、容器本体内に充填された蓄熱
材と接しない上面壁を介して外部に導出される。このた
め、加熱手段及び熱交換手段は、容器本体の蓄熱材充填
部分を貫通させる必要はない。従って、貫通部分から融
解蓄熱材が容器本体の外部に漏出することは防止され
る。
項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記熱
交換手段の熱媒体供給側の途中には、熱媒体の逆流を防
止するための逆流防止手段を設けたことをその要旨とす
る。 (作用)従って、請求項1に記載の発明においては、加
熱手段及び熱交換手段は、容器本体内に充填された蓄熱
材と接しない上面壁を介して外部に導出される。このた
め、加熱手段及び熱交換手段は、容器本体の蓄熱材充填
部分を貫通させる必要はない。従って、貫通部分から融
解蓄熱材が容器本体の外部に漏出することは防止され
る。
【0010】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、体積膨張した融解蓄熱
材の上面と容器本体の上面壁との間には、余裕空隙が形
成される。このため、蓄熱材融解時、同蓄熱材と容器本
体の上面壁とが接触することはない。従って、融解蓄熱
材の容器本体上面壁の貫通部分(溶接部分)から外部へ
の漏出は防止される。
1に記載の発明の作用に加えて、体積膨張した融解蓄熱
材の上面と容器本体の上面壁との間には、余裕空隙が形
成される。このため、蓄熱材融解時、同蓄熱材と容器本
体の上面壁とが接触することはない。従って、融解蓄熱
材の容器本体上面壁の貫通部分(溶接部分)から外部へ
の漏出は防止される。
【0011】請求項3に記載の発明においては、請求項
1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、蓄熱材融
解時、同蓄熱材が容器本体の接合面に達することはなく
なり、融解蓄熱材の容器本体外部への漏出は防止され
る。
1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、蓄熱材融
解時、同蓄熱材が容器本体の接合面に達することはなく
なり、融解蓄熱材の容器本体外部への漏出は防止され
る。
【0012】請求項4に記載の発明においては、請求項
1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の作用に
加えて、熱媒体が蓄熱材の熱により加熱され、蒸気とな
って熱交換手段内を逆流(上昇)することが防止され
る。このため、熱媒体は熱交換手段の熱媒体供給側から
蒸気噴出側へと円滑に流れる。
1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の作用に
加えて、熱媒体が蓄熱材の熱により加熱され、蒸気とな
って熱交換手段内を逆流(上昇)することが防止され
る。このため、熱媒体は熱交換手段の熱媒体供給側から
蒸気噴出側へと円滑に流れる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
蓄熱装置に具体化した実施形態を図1及び図2に従って
説明する。
蓄熱装置に具体化した実施形態を図1及び図2に従って
説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、蓄熱装置11
を構成する容器本体12は、ステンレス製の内壁として
の内部ケース13及び外壁としての外部ケース14から
なる二重壁構造に形成されている。内部ケース13はそ
の全面がケイ酸カルシウム等の断熱手段としての断熱材
15にて覆われた状態で、外部ケース14内に収容され
ている。
を構成する容器本体12は、ステンレス製の内壁として
の内部ケース13及び外壁としての外部ケース14から
なる二重壁構造に形成されている。内部ケース13はそ
の全面がケイ酸カルシウム等の断熱手段としての断熱材
15にて覆われた状態で、外部ケース14内に収容され
ている。
【0015】前記内部ケース13内には熱を蓄えるため
の蓄熱材16が充填されており、同蓄熱材16の上面と
内部ケース13との間には所定の空隙Tが設けられてい
る。蓄熱材16は、個体のマグネシア(酸化マグネシウ
ム)と、蓄熱温度域で液体化する硝酸塩(硝酸ナトリウ
ム、亜硝酸ナトリウム及び硝酸カリウム等の混合物)と
から構成されている。尚、硝酸塩は融解(液体化)する
と、体積が若干膨張する(本実施形態では、13%程度
膨張)。
の蓄熱材16が充填されており、同蓄熱材16の上面と
内部ケース13との間には所定の空隙Tが設けられてい
る。蓄熱材16は、個体のマグネシア(酸化マグネシウ
ム)と、蓄熱温度域で液体化する硝酸塩(硝酸ナトリウ
ム、亜硝酸ナトリウム及び硝酸カリウム等の混合物)と
から構成されている。尚、硝酸塩は融解(液体化)する
と、体積が若干膨張する(本実施形態では、13%程度
膨張)。
【0016】前記内部ケース13内には熱交換手段とし
ての伝熱管17が螺旋状に配設されている。また、内部
ケース13内には加熱手段としてのヒータ18がU字状
に配設されている。伝熱管17及びヒータ18の両端部
は、それぞれステンレス製のスリーブ19を介して両ケ
ース13, 14の上面壁13a, 14aを貫通し、外部
に導出されている。伝熱管17及びヒータ18は、両ケ
ース13,14の貫通部分Uに溶接にて固定されてい
る。
ての伝熱管17が螺旋状に配設されている。また、内部
ケース13内には加熱手段としてのヒータ18がU字状
に配設されている。伝熱管17及びヒータ18の両端部
は、それぞれステンレス製のスリーブ19を介して両ケ
ース13, 14の上面壁13a, 14aを貫通し、外部
に導出されている。伝熱管17及びヒータ18は、両ケ
ース13,14の貫通部分Uに溶接にて固定されてい
る。
【0017】前記空隙Tは硝酸塩の融解に伴う体積膨張
を許容可能な容量を有するように設定されている。即
ち、図1に二点鎖線で示すように、蓄熱材16が体積膨
張しても、同蓄熱材16の上面と内部ケース13との間
には、余裕空隙Taが形成されるように構成されてい
る。このため、融解した蓄熱材16の上面が内部ケース
13の貫通部分Uまで達することはない。
を許容可能な容量を有するように設定されている。即
ち、図1に二点鎖線で示すように、蓄熱材16が体積膨
張しても、同蓄熱材16の上面と内部ケース13との間
には、余裕空隙Taが形成されるように構成されてい
る。このため、融解した蓄熱材16の上面が内部ケース
13の貫通部分Uまで達することはない。
【0018】また、容器本体12の外部において、伝熱
管17の熱媒体供給側(入口側)の途中には、熱媒体
(水)の逆流を防止するための逆流防止手段としての逆
止弁20が設けられている。
管17の熱媒体供給側(入口側)の途中には、熱媒体
(水)の逆流を防止するための逆流防止手段としての逆
止弁20が設けられている。
【0019】尚、前記内外ケース13,14は、蓄熱材
16と外気との間を遮断するための壁材として機能す
る。また、両ケース13, 14の上面壁13a, 14a
から容器本体12の上面壁Jが構成されている。
16と外気との間を遮断するための壁材として機能す
る。また、両ケース13, 14の上面壁13a, 14a
から容器本体12の上面壁Jが構成されている。
【0020】次に、前記のように構成された蓄熱装置1
1の作用について説明する。前記ヒータ18を通電発熱
させると、蓄熱材16は加熱されて熱を蓄える。そし
て、蓄熱材16が所定の蓄熱温度(本実施形態において
は450℃程度)に達すると、硝酸塩は融解し、マグネ
シア相互の隙間、マグネシアと伝熱管17との隙間及び
マグネシアとヒータ18との隙間が充填される。このた
め、蓄熱材16の蓄熱量は上昇する。
1の作用について説明する。前記ヒータ18を通電発熱
させると、蓄熱材16は加熱されて熱を蓄える。そし
て、蓄熱材16が所定の蓄熱温度(本実施形態において
は450℃程度)に達すると、硝酸塩は融解し、マグネ
シア相互の隙間、マグネシアと伝熱管17との隙間及び
マグネシアとヒータ18との隙間が充填される。このた
め、蓄熱材16の蓄熱量は上昇する。
【0021】また、硝酸塩の融解に伴う体積膨張は、蓄
熱材16の上面と内部ケース13との間の空隙Tにより
許容される。即ち、硝酸塩の融解時、蓄熱材16上面と
内部ケース13との間には余裕空隙Taが形成される。
このため、蓄熱材16が内部ケース13の貫通部分Uに
接触することはない。従って、仮に貫通部分Uに溶接不
良等があったり、加熱による熱疲労等により溶接部分に
クラック等の発生があったりしても、この溶接部分から
融解した硝酸塩が外部へ漏出することはない。
熱材16の上面と内部ケース13との間の空隙Tにより
許容される。即ち、硝酸塩の融解時、蓄熱材16上面と
内部ケース13との間には余裕空隙Taが形成される。
このため、蓄熱材16が内部ケース13の貫通部分Uに
接触することはない。従って、仮に貫通部分Uに溶接不
良等があったり、加熱による熱疲労等により溶接部分に
クラック等の発生があったりしても、この溶接部分から
融解した硝酸塩が外部へ漏出することはない。
【0022】蓄熱材16に蓄えられた熱は、内部ケース
13には伝導するものの、内部ケース13と外部ケース
14との間には断熱材15が介在されていることによ
り、内部ケース13から外部ケース14への熱伝導は抑
制される。このため、蓄熱材16に蓄えられた熱は保持
される。
13には伝導するものの、内部ケース13と外部ケース
14との間には断熱材15が介在されていることによ
り、内部ケース13から外部ケース14への熱伝導は抑
制される。このため、蓄熱材16に蓄えられた熱は保持
される。
【0023】この状態で、伝熱管17の熱媒体供給側
(入口側)に設けられたポンプ(図示略)を駆動させ、
熱媒体としての水を供給すると、この水は伝熱管17を
介して蓄熱材16に蓄えられた熱により加熱され、蒸気
となる。伝熱管17において、蒸気の熱媒体供給側への
逆流(上昇)は逆止弁20により防止され、同蒸気は伝
熱管17の蒸気噴出側(出口側)から噴出する。このよ
うにして、蓄熱材16に蓄えられた熱は外部に取り出さ
れる。
(入口側)に設けられたポンプ(図示略)を駆動させ、
熱媒体としての水を供給すると、この水は伝熱管17を
介して蓄熱材16に蓄えられた熱により加熱され、蒸気
となる。伝熱管17において、蒸気の熱媒体供給側への
逆流(上昇)は逆止弁20により防止され、同蒸気は伝
熱管17の蒸気噴出側(出口側)から噴出する。このよ
うにして、蓄熱材16に蓄えられた熱は外部に取り出さ
れる。
【0024】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を得ることができる。 ・ 伝熱管17及びヒータ18は、容器本体12内の蓄
熱材16とは接触しない上面壁Jを介して外部に導出す
るように構成した。このため、伝熱管17及びヒータ1
8は、容器本体12の蓄熱材16充填部分を貫通させる
必要はない。即ち、溶接不良等の原因で貫通部分(溶接
部分)Uにクラックが発生しても、この貫通部分Uには
蓄熱材16が接触しないため、蓄熱材16の外部への漏
出を防止することができる。
を得ることができる。 ・ 伝熱管17及びヒータ18は、容器本体12内の蓄
熱材16とは接触しない上面壁Jを介して外部に導出す
るように構成した。このため、伝熱管17及びヒータ1
8は、容器本体12の蓄熱材16充填部分を貫通させる
必要はない。即ち、溶接不良等の原因で貫通部分(溶接
部分)Uにクラックが発生しても、この貫通部分Uには
蓄熱材16が接触しないため、蓄熱材16の外部への漏
出を防止することができる。
【0025】・ 蓄熱材16の上面と容器本体12の上
面壁との間には、蓄熱材16の融解に伴う体積膨張を許
容する空隙Tを設けた。このため、蓄熱材16の融解に
伴う体積膨張は空隙Tにより許容され、融解蓄熱材16
の体積膨張による容器本体12の内部圧力増大は軽減さ
れる。
面壁との間には、蓄熱材16の融解に伴う体積膨張を許
容する空隙Tを設けた。このため、蓄熱材16の融解に
伴う体積膨張は空隙Tにより許容され、融解蓄熱材16
の体積膨張による容器本体12の内部圧力増大は軽減さ
れる。
【0026】・ 前記空隙Tは、体積膨張した融解蓄熱
材16の上面と容器本体12の上面壁Jとの間に余裕空
隙Taが形成されるように構成した。このため、蓄熱材
16融解時、同蓄熱材16と上面壁Jとが接触すること
はない。従って、融解した蓄熱材16が上面壁Jの貫通
部分(溶接部分)Uから外部へ漏出することを防止する
ことができる。
材16の上面と容器本体12の上面壁Jとの間に余裕空
隙Taが形成されるように構成した。このため、蓄熱材
16融解時、同蓄熱材16と上面壁Jとが接触すること
はない。従って、融解した蓄熱材16が上面壁Jの貫通
部分(溶接部分)Uから外部へ漏出することを防止する
ことができる。
【0027】・ 伝熱管17の熱媒体供給側の途中に
は、熱媒体(水)の逆流を防止するための逆止弁20を
設けた。このため、伝熱管17の熱媒体供給側から供給
された水の逆流は逆止弁20により防止される。従っ
て、水を伝熱管17の熱媒体供給側から蒸気噴出側へと
円滑に流動させることができる。 (第2実施形態)次に、第2実施形態を図3に従って説
明する。本実施形態は、前記容器本体12を後述の蓄熱
容器32と蓋体34とに分割した点と、蓄熱材16を真
空断熱により断熱した点において、前記第1実施形態と
異なる。従って、前記第1実施形態と同様の部材につい
ては同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
は、熱媒体(水)の逆流を防止するための逆止弁20を
設けた。このため、伝熱管17の熱媒体供給側から供給
された水の逆流は逆止弁20により防止される。従っ
て、水を伝熱管17の熱媒体供給側から蒸気噴出側へと
円滑に流動させることができる。 (第2実施形態)次に、第2実施形態を図3に従って説
明する。本実施形態は、前記容器本体12を後述の蓄熱
容器32と蓋体34とに分割した点と、蓄熱材16を真
空断熱により断熱した点において、前記第1実施形態と
異なる。従って、前記第1実施形態と同様の部材につい
ては同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0028】図3に示すように、蓄熱装置31は、上部
が開口した有底円筒状の蓄熱容器32と、同容器32の
開口部33を閉鎖するための蓋体34とを備えている。
蓄熱容器32は有底円筒状の内壁32a及び外壁32b
からなる二重壁構造に形成されており、両壁32a, 3
2b間には空間S1が形成されている。
が開口した有底円筒状の蓄熱容器32と、同容器32の
開口部33を閉鎖するための蓋体34とを備えている。
蓄熱容器32は有底円筒状の内壁32a及び外壁32b
からなる二重壁構造に形成されており、両壁32a, 3
2b間には空間S1が形成されている。
【0029】両壁32a, 32bはプレスによる絞り加
工によって形成されており、それぞれの上部開口部周縁
には鍔状のフランジ部35a, 35bが形成されてい
る。そして、両壁32a, 32bはフランジ部35a,
35bの全周に亘って溶接されることにより互いに固定
されると共に、空間S1の気密性が確保されている。
工によって形成されており、それぞれの上部開口部周縁
には鍔状のフランジ部35a, 35bが形成されてい
る。そして、両壁32a, 32bはフランジ部35a,
35bの全周に亘って溶接されることにより互いに固定
されると共に、空間S1の気密性が確保されている。
【0030】前記蓋体34は有蓋円筒状に形成された内
壁34a及び外壁34bからなる二重壁構造に形成され
ており、両壁34a, 34b間には空間S2が形成され
ている。両壁34a, 34bは開口部周縁のフランジ部
36a, 36bの全周に亘って溶接されることにより互
いに固定され、空間S2の気密性が確保されている。
壁34a及び外壁34bからなる二重壁構造に形成され
ており、両壁34a, 34b間には空間S2が形成され
ている。両壁34a, 34bは開口部周縁のフランジ部
36a, 36bの全周に亘って溶接されることにより互
いに固定され、空間S2の気密性が確保されている。
【0031】蓄熱容器32及び蓋体34の空間S1, S
2はそれぞれ真空とされており、両空間S1, S2内の
空気の圧力は1Torr以下になるように設定されてい
る。本明細書中、真空とは通常の大気圧よりも低い圧力
の気体(本実施形態では空気)で満たされた空間内の状
態をいい、絶対真空を0Torrとして大気圧を760
Torrとする。
2はそれぞれ真空とされており、両空間S1, S2内の
空気の圧力は1Torr以下になるように設定されてい
る。本明細書中、真空とは通常の大気圧よりも低い圧力
の気体(本実施形態では空気)で満たされた空間内の状
態をいい、絶対真空を0Torrとして大気圧を760
Torrとする。
【0032】前記蓄熱容器32の開口部33は蓋体34
によって閉鎖されており、同蓋体34は蓄熱容器32に
固定されている。蓄熱容器32の上面と蓋体34との間
(接合面)にはケイ酸カルシウム等の断熱材38が介在
されており、蓄熱容器32と蓋体34との間の熱伝達が
防止されている。また、蓄熱容器32内には蓄熱材16
が充填されており、同蓄熱材16の上面と蓄熱容器32
の上端面との間には所定の空隙Tが設けられている。
によって閉鎖されており、同蓋体34は蓄熱容器32に
固定されている。蓄熱容器32の上面と蓋体34との間
(接合面)にはケイ酸カルシウム等の断熱材38が介在
されており、蓄熱容器32と蓋体34との間の熱伝達が
防止されている。また、蓄熱容器32内には蓄熱材16
が充填されており、同蓄熱材16の上面と蓄熱容器32
の上端面との間には所定の空隙Tが設けられている。
【0033】前記蓄熱容器32内には伝熱管17及びヒ
ータ18が配設されており、それぞれの両端部はスリー
ブ19を介して蓋体34の内外壁34a, 34bを気密
状に貫通し、外部に導出されている。伝熱管17及びヒ
ータ18は、蓋体34の貫通部分Vにおいて溶接されて
いる。また、伝熱管17の熱媒体(水)供給側の途中に
は、逆止弁20が設けられている。
ータ18が配設されており、それぞれの両端部はスリー
ブ19を介して蓋体34の内外壁34a, 34bを気密
状に貫通し、外部に導出されている。伝熱管17及びヒ
ータ18は、蓋体34の貫通部分Vにおいて溶接されて
いる。また、伝熱管17の熱媒体(水)供給側の途中に
は、逆止弁20が設けられている。
【0034】前記空隙Tは硝酸塩の融解に伴う体積膨張
を許容可能な容量を有するように設定されている。即
ち、図3に二点鎖線で示すように、蓄熱材16が体積膨
張しても、同蓄熱材16の上面と蓄熱容器32の上端面
との間には、余裕空隙Taが形成されるように構成され
ている。このため、融解した蓄熱材16が膨張してもそ
の上面が蓄熱容器32の上端面まで達することはない。
また、同蓄熱材16が蓋体34の貫通部分Vまで達する
こともない。
を許容可能な容量を有するように設定されている。即
ち、図3に二点鎖線で示すように、蓄熱材16が体積膨
張しても、同蓄熱材16の上面と蓄熱容器32の上端面
との間には、余裕空隙Taが形成されるように構成され
ている。このため、融解した蓄熱材16が膨張してもそ
の上面が蓄熱容器32の上端面まで達することはない。
また、同蓄熱材16が蓋体34の貫通部分Vまで達する
こともない。
【0035】尚、前記蓄熱容器32及び蓋体34から容
器本体Lが構成される。蓋体34は容器本体Lの上面壁
として機能する。また、蓄熱容器32及び蓋体34の内
壁32a, 34a及び外壁32b, 34bは、蓄熱材1
6と外気との間を遮断するための壁材として機能する。
器本体Lが構成される。蓋体34は容器本体Lの上面壁
として機能する。また、蓄熱容器32及び蓋体34の内
壁32a, 34a及び外壁32b, 34bは、蓄熱材1
6と外気との間を遮断するための壁材として機能する。
【0036】次に、前記のように構成された蓄熱装置3
1の作用について説明する。前記空間S1,S2は真空
(1Torr以下)とされていることにより、両空間S
1,S2内の空気の対流はほぼ無視でき、この対流によ
る内壁32aから外壁32bへの熱伝導は妨げられる。
即ち、蓄熱材16に蓄えられた熱が外壁32bを介して
外部へ伝熱することが防止され、蓄熱材16に蓄えられ
た熱は保持される。
1の作用について説明する。前記空間S1,S2は真空
(1Torr以下)とされていることにより、両空間S
1,S2内の空気の対流はほぼ無視でき、この対流によ
る内壁32aから外壁32bへの熱伝導は妨げられる。
即ち、蓄熱材16に蓄えられた熱が外壁32bを介して
外部へ伝熱することが防止され、蓄熱材16に蓄えられ
た熱は保持される。
【0037】硝酸塩の融解に伴う体積膨張は、蓄熱材1
6の上面と蓄熱容器32の上端面との間の空隙Tにより
許容される。即ち、硝酸塩の融解時、蓄熱材16上面と
蓄熱容器32の上端面との間には余裕空隙Taが形成さ
れる。このため、蓄熱材16が蓋体34の貫通部分Vを
介して外部に漏出することはない。
6の上面と蓄熱容器32の上端面との間の空隙Tにより
許容される。即ち、硝酸塩の融解時、蓄熱材16上面と
蓄熱容器32の上端面との間には余裕空隙Taが形成さ
れる。このため、蓄熱材16が蓋体34の貫通部分Vを
介して外部に漏出することはない。
【0038】さらに、内外壁32a, 32bは、それぞ
れの外周上端に外側に突設されたフランジ部35a, 3
5bにおいて互いに溶接固定されている。このため、蓄
熱容器32(内部ケース13)内に充填された蓄熱材1
6がフランジ部35a, 35bの溶接部分に接触するこ
とはない。
れの外周上端に外側に突設されたフランジ部35a, 3
5bにおいて互いに溶接固定されている。このため、蓄
熱容器32(内部ケース13)内に充填された蓄熱材1
6がフランジ部35a, 35bの溶接部分に接触するこ
とはない。
【0039】従って、仮にフランジ部35a, 35b及
び貫通部分Vに溶接不良等があり、加熱による熱疲労等
により溶接部分にクラック等が発生しても、この溶接部
分から融解した硝酸塩が外部へ漏出することはない。
び貫通部分Vに溶接不良等があり、加熱による熱疲労等
により溶接部分にクラック等が発生しても、この溶接部
分から融解した硝酸塩が外部へ漏出することはない。
【0040】伝熱管17において、蒸気の熱媒体供給側
への逆流(上昇)は逆止弁20により防止される。従っ
て、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができ
る。
への逆流(上昇)は逆止弁20により防止される。従っ
て、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができ
る。
【0041】・ 伝熱管17及びヒータ18は、蓄熱容
器32の開口部33を介して蓋体34を貫通して外部に
導出されるように構成した。このため、伝熱管17及び
ヒータ18は、蓄熱容器32の蓄熱材16充填部分を貫
通させる必要はない。即ち、溶接不良等によって貫通部
分(溶接部分)Vにクラックが発生しても、この貫通部
分Vには蓄熱材16が接触しないため、蓄熱材16が外
部に漏出することを防止することができる。
器32の開口部33を介して蓋体34を貫通して外部に
導出されるように構成した。このため、伝熱管17及び
ヒータ18は、蓄熱容器32の蓄熱材16充填部分を貫
通させる必要はない。即ち、溶接不良等によって貫通部
分(溶接部分)Vにクラックが発生しても、この貫通部
分Vには蓄熱材16が接触しないため、蓄熱材16が外
部に漏出することを防止することができる。
【0042】・ 蓄熱材16の上面と蓄熱容器32の上
端面(蓋体34)との間には、蓄熱材16の融解に伴う
体積膨張を許容する空隙Tを設けた。また、体積膨張し
た融解蓄熱材16の上面と蓄熱容器32の上面との間に
余裕空隙Taが形成されるように空隙Tの容量を設定し
た。このため、蓄熱材16の融解に伴う体積膨張は空隙
Tにより許容され、蓄熱材16が体積膨張しても蓄熱容
器32の上面を越えることはない。従って、融解蓄熱材
16の貫通部分Vから外部への漏出を防止することがで
きる。
端面(蓋体34)との間には、蓄熱材16の融解に伴う
体積膨張を許容する空隙Tを設けた。また、体積膨張し
た融解蓄熱材16の上面と蓄熱容器32の上面との間に
余裕空隙Taが形成されるように空隙Tの容量を設定し
た。このため、蓄熱材16の融解に伴う体積膨張は空隙
Tにより許容され、蓄熱材16が体積膨張しても蓄熱容
器32の上面を越えることはない。従って、融解蓄熱材
16の貫通部分Vから外部への漏出を防止することがで
きる。
【0043】・ 蓄熱装置31の容器本体Lは、上部に
開口部33を有した蓄熱容器32と、同開口部33を閉
鎖するための蓋体34とから構成した。このため、蓄熱
容器の開口部は蓋体により閉鎖され、特に溶接などの必
要はない。従って、蓄熱装置の組立は簡単になる。
開口部33を有した蓄熱容器32と、同開口部33を閉
鎖するための蓋体34とから構成した。このため、蓄熱
容器の開口部は蓋体により閉鎖され、特に溶接などの必
要はない。従って、蓄熱装置の組立は簡単になる。
【0044】・ 蓄熱容器32及び蓋体34は、それぞ
れ内壁32a, 34a及び外壁32b, 34bからなる
二重壁構造とし、内壁32a, 34aと外壁32b, 3
4bとの間に形成された空間S1,S2を真空とした。
このため、蓄熱材16に蓄熱された熱による空間S1,
S2内の空気の対流は真空により抑制される。従って、
蓄熱材16に蓄えられた熱を効率的に保持することがで
きる。
れ内壁32a, 34a及び外壁32b, 34bからなる
二重壁構造とし、内壁32a, 34aと外壁32b, 3
4bとの間に形成された空間S1,S2を真空とした。
このため、蓄熱材16に蓄熱された熱による空間S1,
S2内の空気の対流は真空により抑制される。従って、
蓄熱材16に蓄えられた熱を効率的に保持することがで
きる。
【0045】・ 蓄熱容器32及び蓋体34の空間S
1,S2を真空にすることにより、蓄熱材16の断熱を
行うように構成した。また、蓄熱容器32の内外壁32
a, 32bは、ステンレス板をプレス加工することによ
り形成した。このため、蓄熱容器32及び蓋体34を断
熱材15(図1参照)等で覆う作業を不要にすることも
できると共に、蓄熱容器32を容易に形成することがで
きる。
1,S2を真空にすることにより、蓄熱材16の断熱を
行うように構成した。また、蓄熱容器32の内外壁32
a, 32bは、ステンレス板をプレス加工することによ
り形成した。このため、蓄熱容器32及び蓋体34を断
熱材15(図1参照)等で覆う作業を不要にすることも
できると共に、蓄熱容器32を容易に形成することがで
きる。
【0046】尚、前記実施形態は以下のように変更して
実施してもよい。 ・ 前記第1実施形態において、断熱材15を省略し、
同断熱材15が占めていた内外ケース13,14間の空
間を真空(例えば、1Torr以下)にしてもよい。こ
のようにすれば、内部ケース13を断熱材15(図1参
照)で覆う作業を省略することが可能となり、蓄熱装置
11の製造効率を向上させることができる。
実施してもよい。 ・ 前記第1実施形態において、断熱材15を省略し、
同断熱材15が占めていた内外ケース13,14間の空
間を真空(例えば、1Torr以下)にしてもよい。こ
のようにすれば、内部ケース13を断熱材15(図1参
照)で覆う作業を省略することが可能となり、蓄熱装置
11の製造効率を向上させることができる。
【0047】・ 前記第2実施形態において、空間S
1,S2内に補強用の固形断熱材(図示略)を配置して
もよい。このようにすれば、空間S1,S2を真空排気
したとき、空間S1,S2が負圧になることにより、内
外壁32a, 34a, 32b,34bが真空側にへこむ
ことを防止することができる。
1,S2内に補強用の固形断熱材(図示略)を配置して
もよい。このようにすれば、空間S1,S2を真空排気
したとき、空間S1,S2が負圧になることにより、内
外壁32a, 34a, 32b,34bが真空側にへこむ
ことを防止することができる。
【0048】・ 前記第1及び第2実施形態において、
伝熱管17及びヒータ18をボルト及びナット等にて容
器本体12,Lに固定してもよい。このようにしても、
伝熱管17及びヒータ18を容器本体12,Lに固定す
ることができる。尚、第2実施形態においては、空間S
2の気密性を保持する必要がある。
伝熱管17及びヒータ18をボルト及びナット等にて容
器本体12,Lに固定してもよい。このようにしても、
伝熱管17及びヒータ18を容器本体12,Lに固定す
ることができる。尚、第2実施形態においては、空間S
2の気密性を保持する必要がある。
【0049】次に、前記実施形態から把握できる請求項
記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効
果と共に記載する。 ・ 前記断熱手段は、壁材の全周を固形の断熱材にて覆
う構成とした請求項3に記載の蓄熱装置。このようにす
れば、壁材の全周を断熱材で覆うのみで蓄熱材の断熱が
行われることにより、蓄熱装置の構成を簡単にすること
ができる。
記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効
果と共に記載する。 ・ 前記断熱手段は、壁材の全周を固形の断熱材にて覆
う構成とした請求項3に記載の蓄熱装置。このようにす
れば、壁材の全周を断熱材で覆うのみで蓄熱材の断熱が
行われることにより、蓄熱装置の構成を簡単にすること
ができる。
【0050】・ 前記断熱手段は、壁材を、少なくとも
内壁及び外壁からなる多重壁構造とし、内外壁間に形成
された密閉空間を真空にする構成とした請求項3に記載
の蓄熱装置。このようにすれば、内外壁間に形成された
密閉空間を真空にすることにより、断熱が行われるた
め、壁材の全表面を断熱材等で覆う必要がなくなる。
内壁及び外壁からなる多重壁構造とし、内外壁間に形成
された密閉空間を真空にする構成とした請求項3に記載
の蓄熱装置。このようにすれば、内外壁間に形成された
密閉空間を真空にすることにより、断熱が行われるた
め、壁材の全表面を断熱材等で覆う必要がなくなる。
【0051】・ 前記内外壁は、プレス加工にて所定形
状に形成した請求項5に記載の蓄熱装置。このようにす
れば、内外壁を簡単に形成することができる。
状に形成した請求項5に記載の蓄熱装置。このようにす
れば、内外壁を簡単に形成することができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、加熱手
段及び熱交換手段は、容器本体の蓄熱材充填部分を貫通
させる必要がなくなり、貫通部分から融解蓄熱材が容器
本体の外部に漏出することを防止できる。
段及び熱交換手段は、容器本体の蓄熱材充填部分を貫通
させる必要がなくなり、貫通部分から融解蓄熱材が容器
本体の外部に漏出することを防止できる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、蓄熱材が体積膨張して
も、蓄熱材と容器本体の上面壁とは接触しないことによ
り、融解蓄熱材の体積膨張による容器本体外部への漏出
を防止することができる。
に記載の発明の効果に加えて、蓄熱材が体積膨張して
も、蓄熱材と容器本体の上面壁とは接触しないことによ
り、融解蓄熱材の体積膨張による容器本体外部への漏出
を防止することができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、蓄熱材融解
時、同蓄熱材が容器本体の接合面に達することはなくな
り、融解蓄熱材の容器本体外部への漏出を防止すること
ができる。
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、蓄熱材融解
時、同蓄熱材が容器本体の接合面に達することはなくな
り、融解蓄熱材の容器本体外部への漏出を防止すること
ができる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加
えて、熱媒体を熱交換手段の入口側から出口側へと円滑
に流動させることができる。
〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加
えて、熱媒体を熱交換手段の入口側から出口側へと円滑
に流動させることができる。
【図1】 第1実施形態における蓄熱装置の正断面図。
【図2】 図1における1−1線断面図。
【図3】 第2実施形態における蓄熱装置の正断面図。
【図4】 従来の蓄熱装置の正断面図。
11, 31…蓄熱装置、12…容器本体、13…内部ケ
ース(内壁)、14…外部ケース(外壁)、15…断熱
材(断熱手段)、16…蓄熱材、17…伝熱管(熱交換
手段)、18…ヒータ(加熱手段)、20…逆止弁(逆
流防止手段)、32…蓄熱容器、32a…32の内壁、
32b…32の外壁、33…開口部、34…蓋体、34
a…34の内壁、34b…34の外壁、S1,S2…密
閉空間(断熱手段)、J…12の上面壁、L…容器本
体、T…空隙、Ta…余裕空隙、U, V…貫通部分。
ース(内壁)、14…外部ケース(外壁)、15…断熱
材(断熱手段)、16…蓄熱材、17…伝熱管(熱交換
手段)、18…ヒータ(加熱手段)、20…逆止弁(逆
流防止手段)、32…蓄熱容器、32a…32の内壁、
32b…32の外壁、33…開口部、34…蓋体、34
a…34の内壁、34b…34の外壁、S1,S2…密
閉空間(断熱手段)、J…12の上面壁、L…容器本
体、T…空隙、Ta…余裕空隙、U, V…貫通部分。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に蓄熱材が充填された容器本体と、 蓄熱材を加熱する加熱手段と、 内部に熱媒体が流されると共に、容器本体内に配設さ
れ、蓄熱材と熱媒体との間で熱交換を行う熱交換手段と
を備え、 前記加熱手段及び熱交換手段を、容器本体の蓄熱材と接
しない上面壁を介して外部に導出するように設けた蓄熱
装置。 - 【請求項2】 体積膨張した蓄熱材の上面と容器本体の
上面壁との間には、余裕空隙が形成されるように構成し
た請求項1に記載の蓄熱装置。 - 【請求項3】 前記容器本体は、上部に開口部を有した
蓄熱容器と、同開口部を閉鎖するための蓋体とから構成
し、体積膨張した蓄熱材の最高上面よりも上方に、前記
蓋体と蓄熱容器との接合面を設けた請求項1又は請求項
2に記載の蓄熱装置。 - 【請求項4】 前記熱交換手段の熱媒体供給側の途中に
は、熱媒体の逆流を防止するための逆流防止手段を設け
た請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の蓄熱
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095925A JP2000292009A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095925A JP2000292009A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 蓄熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000292009A true JP2000292009A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14150865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11095925A Pending JP2000292009A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000292009A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100759115B1 (ko) * | 2006-10-20 | 2007-09-19 | 김종연 | 전도체 열 발생장치 |
| JP2014173822A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Hitachi Appliances Inc | 電気温水器 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11095925A patent/JP2000292009A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100759115B1 (ko) * | 2006-10-20 | 2007-09-19 | 김종연 | 전도체 열 발생장치 |
| JP2014173822A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Hitachi Appliances Inc | 電気温水器 |
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