JP2000292067A - 外熱式キルン - Google Patents

外熱式キルン

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JP2000292067A
JP2000292067A JP11097423A JP9742399A JP2000292067A JP 2000292067 A JP2000292067 A JP 2000292067A JP 11097423 A JP11097423 A JP 11097423A JP 9742399 A JP9742399 A JP 9742399A JP 2000292067 A JP2000292067 A JP 2000292067A
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JP
Japan
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raw material
inner cylinder
rotating body
cylinder
outer cylinder
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Application number
JP11097423A
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English (en)
Inventor
Masaya Eguchi
真弥 江口
Tsuneo Sugitani
恒雄 杉谷
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入した原料を乾留に必要な所定温度まで上
げるのにかかる昇温時間を従来より短縮し得る外熱式キ
ルンを提供する。 【解決手段】 内筒1と外筒2とから成る二重管構造の
回転体3を傾斜状態で軸心x回りに回転させ、該回転体
3の高い側から内筒1内に原料11を投入し且つ内筒1
と外筒2との間には加熱空気9(熱媒体)を導入して前
記原料11の乾留を行い得るようにした外熱式キルンに
関し、内筒1の原料投入側外周面における適宜な範囲に
多数のフィン19をリング状に形成し、該フィン19を
形成した範囲における内筒1と加熱空気9との接触面積
を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外熱式キルンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば塩化ビニル製の廃棄物をセ
メントキルン等に入れて補助燃料として有効に再利用す
ることが考えられているが、塩化ビニル製の廃棄物をそ
のまま燃やすと塩素ガスが出てしまい、この塩素ガスが
セメント成分に悪影響を及ぼしたり、セメントキルン自
体を傷めるという虞れがある。
【0003】このため、塩化ビニル製の廃棄物を原料と
して外熱式キルンに投入して乾留し、塩素ガスを熱分解
により放出させた上で補助燃料として支障なく使用し得
るようにすることが提案されている。
【0004】図5は前述した乾留処理に用いる外熱式キ
ルンの一例を示すもので、軸心xを中心として同心状に
配置され且つ相互に一体的に回転し得るようにした内筒
1と外筒2とにより二重管構造の回転体3が構成されて
おり、該回転体3を成す内筒1と外筒2とは、その軸心
方向両端部をシール軸受4を介し固定チャンバ5,6に
回動自在に保持されている。
【0005】そして、一方の固定チャンバ5に加熱空気
入口7が、他方の固定チャンバ6には加熱空気出口8が
夫々設けられており、前記加熱空気入口7から導入され
た加熱空気9(熱媒体)が、前記内筒1と外筒2との間
を流れて前記加熱空気出口8から排出されるようになっ
ている(ただし、加熱空気9の流れ方向を逆にすること
もある)。
【0006】また、内筒1の軸心方向一方の端部は、前
記一方の固定チャンバ5を回動自在に貫通して軸心方向
に延びる小径部として縮径されており、この小径部を原
料投入口10として原料11(例えば塩化ビニル製の廃
棄物等)を内筒1内に投入し得るようにしてある。
【0007】更に、前記内筒1の軸心方向他方の端部
は、そのままの外径で前記他方の固定チャンバ6を貫通
して開口しており、この開口部を原料排出口12として
原料11を排出し得るようにしてある。
【0008】また、前記他方の固定チャンバ6には、前
記原料排出口12を包囲するように更なる固定チャンバ
13が接続されており、該固定チャンバ13の上部に乾
留ガス出口14が、その下部には原料残渣出口15が夫
々設けられている。
【0009】そして、前記回転体3は、前記外筒2の軸
心方向適宜位置に外嵌装着されたギヤ16をピニオン1
7を介し駆動装置18で駆動することにより軸心xを中
心に回転し得るようになっている。
【0010】ここで、説明の便宜上から図示では格別に
示していないが、実際の回転体3は、原料11の投入側
が排出側に対し高くなるように図中の左右方向における
右下がりに傾斜した状態となっており、このように傾斜
状態で回転することにより、内筒1内の原料11が原料
投入口10側から原料排出口12側へ向けて移動し得る
ようにしてあり、しかも、その移動の際に前記内筒1の
胴部分を介し外側の加熱空気9と内側の原料11とが熱
交換して該原料11が加熱されるようになっている。
【0011】而して、原料投入口10から内筒1内に投
入された原料11は、加熱空気9により加熱されて所定
温度まで昇温された後に、この所定温度を保たれつつ移
動する間に乾留され、熱分解により乾留ガス11’(例
えば原料が塩化ビニル製の廃棄物である場合には塩素ガ
ス等)を放出して原料排出口12へと到り、固定チャン
バ13に残渣として払い出されて原料残渣出口15より
回収され、他方、前記放出された乾留ガス11’は、乾
留ガス出口14より回収される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如き従来構造の外熱式キルンでは、加熱空気9から熱
を受ける内筒1の胴部分が軸心方向に均等な受熱面を成
していたため、加熱空気9との接触面積が軸心方向の何
れにおいても一様となり、投入した原料11を乾留に必
要な所定温度まで昇温するのに要する時間が比較的長く
かかるという不具合があった。
【0013】即ち、原料11を所定温度まで昇温するの
に要する時間が長くかかってしまうと、この昇温時間が
炉内滞留時間のうちに占める割合が大きくなることにな
り、原料11を所定温度まで昇温した後に温度保持して
乾留ガス11’を放出させる時間を長くとることが難し
くなるので、処理能力の低下を招いてしまう結果となっ
たり、或いは、乾留ガス11’を放出させる時間を長く
とるために外熱式キルンを軸心方向に長大化しなければ
ならなくなって設備費の大幅な高騰を招いてしまう結果
となる。
【0014】尚、原料11の所定温度までの昇温時間を
短縮するために、加熱空気9の温度を必要以上に上げて
しまうことは好ましいことではなく、そのようにした場
合には、熱バランスが崩れて原料11の温度制御が困難
となり、該原料11が過剰に加熱されて乾留に適した温
度以上に昇温してしまう虞れがある。
【0015】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、投入した原料を乾留に必要な所定温度まで上げるの
にかかる昇温時間を従来より短縮し得る外熱式キルンを
提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、内筒と外筒と
から成る二重管構造の回転体を傾斜状態で軸心回りに回
転させ、該回転体の高い側から内筒内に原料を投入し且
つ内筒と外筒との間には熱媒体を導入して前記原料の乾
留を行い得るようにした外熱式キルンにおいて、前記内
筒の原料投入側外周面に適宜数のフィン、突起部、凹凸
の何れかを形成したことを特徴とする外熱式キルン、に
係るものである。
【0017】このようにすれば、フィン、突起部、凹凸
の何れかを形成したことによって、熱媒体に対する接触
面積を増大して該熱媒体から原料に与えられる伝熱量を
増やすことが可能となるので、内筒の原料投入側で原料
を効率良く加熱して短時間に所定温度まで昇温すること
が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0019】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例を示すもので、図5と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしている。
【0020】本形態例においては、前述した図5のもの
と略同様に構成した外熱式キルンに関し、内筒1の原料
投入側外周面における適宜な範囲に多数のフィン19を
リング状に形成し、該フィン19を形成した範囲におけ
る内筒1と加熱空気9との接触面積を増大するようにし
てある。
【0021】ただし、リング状に形成した多数のフィン
19を備えることに替えて、スパイラル状に形成した単
体のフィンを備えるようにしても良い。
【0022】而して、このようにすれば、フィン19の
形成により加熱空気9に対する接触面積が増大されて該
加熱空気9から原料11に与えられる伝熱量が増えるの
で、内筒1の原料投入側で原料11が効率良く加熱され
て短時間に所定温度まで昇温されることになる。
【0023】従って、上記形態例によれば、投入した原
料11を乾留に必要な所定温度まで上げるのにかかる昇
温時間を従来より著しく短縮することができ、この昇温
時間が原料11の炉内滞留時間のうちに占める割合を小
さくすることができるので、原料11を所定温度まで昇
温した後に温度保持して乾留ガス11’を放出させる時
間を長くとることが可能となり、これによって、同規模
の外熱式キルンにあっては、その処理能力を大幅に向上
することができ、また、同じ処理能力を発揮させるにあ
たっては、外熱式キルンの軸心方向における長さを短縮
して設備費を削減することができる。
【0024】図3は本発明の別の形態例を示すもので、
先の図1及び図2の形態例におけるフィン19に替え
て、内筒1の原料投入側外周面に多数の突起部20を林
立させて形成したものであり、このようにした場合に
も、突起部20の形成により加熱空気9に対する接触面
積が増大されて該加熱空気9から原料11に与えられる
伝熱量が増えるので、内筒1の原料投入側で原料11が
効率良く加熱されて短時間に所定温度まで昇温されるこ
とになる。
【0025】また、図4は本発明の更に別の形態例を示
すもので、先の図1及び図2の形態例におけるフィン1
9に替えて、内筒1の原料投入側外周面にリング状の凹
部21と凸部22とを軸心方向に交互に連続させて成る
凹凸を形成したものであり、このようにした場合にも、
凹部21と凸部22の形成により加熱空気9に対する接
触面積が増大されて該加熱空気9から原料11に与えら
れる伝熱量が増えるので、内筒1の原料投入側で原料1
1が効率良く加熱されて短時間に所定温度まで昇温され
ることになる。
【0026】ただし、凹部21と凸部22とは必ずしも
リング状に形成する必要はなく、内筒1の外周面に点在
するように形成しても良い。
【0027】尚、本発明の外熱式キルンは、上述の形態
例にのみ限定されるものではなく、熱媒体は加熱空気以
外のものであっても良いこと、その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0028】
【発明の効果】上記した本発明の外熱式キルンによれ
ば、投入した原料を乾留に必要な所定温度まで上げるの
にかかる昇温時間を従来より著しく短縮することがで
き、この昇温時間が原料の炉内滞留時間のうちに占める
割合を小さくすることができるので、原料を所定温度ま
で昇温した後に温度保持して乾留ガスを放出させる時間
を長くとることが可能となり、これによって、同規模の
外熱式キルンにあっては、その処理能力を大幅に向上す
ることができ、また、同じ処理能力を発揮させるにあた
っては、外熱式キルンの軸心方向における長さを短縮し
て設備費を削減することができるという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】図1のII部の詳細を示す一部を破断した斜視
図である。
【図3】本発明の別の形態例を示す断面図である。
【図4】本発明の更に別の形態例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 内筒 2 外筒 3 回転体 9 加熱空気(熱媒体) 11 原料 19 フィン 20 突起部 21 凹部 22 凸部 x 軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA07 BA03 CA24 CB09 CB50 CC02 4K061 AA08 BA01 CA00 CA08 CA18 CA27 DA03 DA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒と外筒とから成る二重管構造の回転
    体を傾斜状態で軸心回りに回転させ、該回転体の高い側
    から内筒内に原料を投入し且つ内筒と外筒との間には熱
    媒体を導入して前記原料の乾留を行い得るようにした外
    熱式キルンにおいて、前記内筒の原料投入側外周面に適
    宜数のフィンを形成したことを特徴とする外熱式キル
    ン。
  2. 【請求項2】 内筒と外筒とから成る二重管構造の回転
    体を傾斜状態で軸心回りに回転させ、該回転体の高い側
    から内筒内に原料を投入し且つ内筒と外筒との間には熱
    媒体を導入して前記原料の乾留を行い得るようにした外
    熱式キルンにおいて、前記内筒の原料投入側外周面に適
    宜数の突起部を形成したことを特徴とする外熱式キル
    ン。
  3. 【請求項3】 内筒と外筒とから成る二重管構造の回転
    体を傾斜状態で軸心回りに回転させ、該回転体の高い側
    から内筒内に原料を投入し且つ内筒と外筒との間には熱
    媒体を導入して前記原料の乾留を行い得るようにした外
    熱式キルンにおいて、前記内筒の原料投入側外周面に適
    宜数の凹凸を形成したことを特徴とする外熱式キルン。
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Cited By (6)

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