JP2000292609A - 反射鏡およびその製造方法 - Google Patents

反射鏡およびその製造方法

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JP2000292609A
JP2000292609A JP11099935A JP9993599A JP2000292609A JP 2000292609 A JP2000292609 A JP 2000292609A JP 11099935 A JP11099935 A JP 11099935A JP 9993599 A JP9993599 A JP 9993599A JP 2000292609 A JP2000292609 A JP 2000292609A
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reflectance
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Koichi Watanabe
幸市 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ簡単な技術で、安定して高反射
率が得られ、かつ入射角による反射率の変化が小さい反
射鏡およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 基板表面に、少なくとも金属薄膜層およ
び誘電体層が順次形成されてなる反射鏡であって、前記
金属薄膜層が、純度96%以上の銅材料により形成され
る、粒子直径が50nm以下の銅粒子からなることを特
徴とする反射鏡である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を反射する反射
鏡およびその製造方法に関し、詳しくは、シリンドリカ
ルミラー、折り返しミラー、回転多面鏡等に使用し得る
高波長レーザー(波長:600nm以上)用反射光学素
子としての反射鏡およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】本発明の反射鏡は、レーザービームプリン
タ、レーザー複写機、レーザーファクシミリ等で光ビー
ムを像担持体上に収束させて静電潜像を形成する光学系
で使用することができる。
【0003】
【従来の技術】従来、シリンドリカルミラー、折り返し
ミラー、回転多面鏡等に使用し得る反射鏡として、アル
ミニウム基体上に保護膜を蒸着したものが知られてい
る。しかし、当該反射鏡では、平均反射率が約85%で
あって、複写機やレーザービームプリンタなどの高速
化、高画質化を図るために十分な反射率とは言えない。
【0004】特開昭60−195502号公報には、ア
ルミニウム基板上に接着層を介してアルミニウムよりも
反射率が高い反射膜を作製した後、保護膜を蒸着する技
術が記載されている。この反射鏡は、平均反射率が95
%程度となり、反射率特性としてはかなり良好なものが
得られるようになった。しかしながら、この場合には、
アルミニウム基体に鏡面を作製するための研削加工が必
要であるためコストが高くなってしまう。また、より一
層の反射率の向上が望まれている。
【0005】近年においては一般に、反射膜上に誘電体
膜を多層設け、各層の膜厚を制御して高反射率を達成し
ている。しかしながら、多層膜にすることで膜厚のコン
トロールが難しく、製造時間もかかりコスト面および技
術面で大きな問題がある。また、入射角により反射率に
ばらつきが生じてしまう場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、低コストかつ簡単な技術で、安定して高反射率が得
られ、かつ入射角による反射率の変化が小さい反射鏡お
よびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明により達成される。すなわち本発明は、 <1> 基板表面に、少なくとも金属薄膜層および誘電
体層が順次形成されてなる反射鏡であって、前記金属薄
膜層が、純度96%以上の銅材料により形成される、粒
子直径が50nm以下の銅粒子からなることを特徴とす
る反射鏡である。
【0008】<2> 前記金属薄膜層の膜厚が、375
nm以上500nm以下であることを特徴とする<1>
に記載の反射鏡である。
【0009】<3> 前記誘電体層の光学膜厚が、入射
光の波長をλとした場合に、(1.8/4)λ以上
(2.0/4)λ以下であることを特徴とする<1>ま
たは<2>に記載の反射鏡である。
【0010】<4> 前記基板と前記金属薄膜層との間
に、接着層が形成されてなることを特徴とする<1>な
いし<3>のいずれか1に記載の反射鏡である。
【0011】<5> 反射率が、98%以上であること
を特徴とする<1>ないし<4>のいずれか1に記載の
反射鏡である。
【0012】<6> <1>ないし<5>のいずれか1
に記載の反射鏡の製造方法であって、前記金属薄膜層お
よび/または誘電体層を、電子ビームを用いた真空蒸着
によって成膜して形成することを特徴とする反射鏡の製
造方法である。
【0013】<7> <1>ないし<5>のいずれか1
に記載の反射鏡の製造方法であって、前記金属薄膜層
を、電子ビームを用いた真空蒸着により、蒸着速度1.
0nm/s以上で成膜して形成することを特徴とする反
射鏡の製造方法である。
【0014】本発明は、反射膜としての金属薄膜層の微
細構造に注目して、これを制御することにより高反射率
を達成せんとするものであり、従来技術では、反射膜等
の微細構造に注目して反射率を制御するという考え方は
見当たらない。
【0015】本発明の反射鏡は、従来の多層構成のもの
に比べその構成が簡単であるため、極めて低コストで製
造することができる。また、形成すべき層が少ないた
め、安定的に高反射率、具体的には98%以上の高反射
率を達成することができ、入射角による反射率の変化も
小さい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の反射鏡は、基板表面に、
少なくとも金属薄膜層および誘電体層が順次形成されて
なり、必要に応じて基板と金属薄膜層との間に、接着層
が形成される。以下、本発明の反射鏡について、各構成
要素に分けて説明する。
【0017】1.基板 本発明において、使用すべき基板としては特に限定され
るものではなく、たとえばアルミニウム、ステンレス、
銅、アルミニウム系合金、鉄系合金等の金属、非晶質ポ
リオレフィン系合成樹脂、ABS樹脂(アクリルニトリ
ル−ブタジエン−スチレン)、PC(ポリカーボネイ
ト)系樹脂、アクリル樹脂等、ポリエステル樹脂、ポリ
スチレン、ポリメチルメタクリレート等の合成樹脂、あ
るいはガラス等の素材のものを使用することができる。
【0018】2.接着層 本発明においては、基板と後述の金属薄膜層との間に接
着層を設けることが好ましい。接着層を設けることによ
り、基板と金属薄膜層との間の密着性を向上させること
ができ、耐久性に優れた反射鏡を得ることができる。特
に基板として合成樹脂を使用した場合に、当該基板と金
属薄膜層との密着性を確保することが困難であり、接着
層を設けることが有効である。
【0019】接着層を構成する材料としては、Zr
2、TiO2、MgF2等が挙げられ、その膜厚として
は、20〜100nm程度とすることが好ましく、より
好ましくは50〜70nm程度である。接着層は、一般
の真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティン
グ法等従来公知の方法により基板表面に形成することが
できる。
【0020】3.金属薄膜層 本発明において、基板表面、または、基板表面に形成さ
れた接着層の上には、反射膜としての金属薄膜層が形成
される。本発明において、金属薄膜層の材料としては純
度96%以上の銅材料を用いる。純度96%未満では、
本発明の目的とするところの高い反射率を確保すること
ができない。銅材料の純度としては、99%以上である
ことが好ましく、さらに好ましくは99.5%以上であ
り、より高い反射率を達成するためには純度をより高く
することが望ましい。
【0021】ただし、99.9%以上の純度の銅材料を
用いた場合であっても、製造工程における種々の負荷や
環境の影響で銅材料の純度は低下してしまう。したがっ
て、原料として純度の高い銅材料を用いることはもとよ
り、反射鏡の製造時に原料を放置する等純度の低下を招
来させることのないよう、注意を払いことが望ましい。
なお、本発明において銅材料の純度は、反射鏡の製造に
供する直前のものを指す。高純度の銅材料は、例えば純
度99.99%の銅原料あるいは試薬等として、容易に
市場より入手することが可能である。
【0022】本発明における金属薄膜層は、粒子直径5
0nm以下の銅粒子からなるものであり、その微細構造
としては、図1に模式的に示すように均一な組織となっ
ている。このような微細構造を有する金属薄膜層を設け
ることにより、安定して高反射率が得られ、かつ入射角
による反射率の変化が小さい反射鏡とすることができ
る。
【0023】銅粒子の直径の上限としては、50nm以
下とすることが必須であり、好ましくは35nm以下で
ある。一方、銅粒子の直径の下限としては、膜面の均質
性、高反射率の観点からは、小さければ小さいほど好ま
しいが、製造適性より一般的に10nm以上であり、よ
り好ましくは20nm以上である。
【0024】また、金属薄膜層の膜厚としては、375
nm以上500nm以下とすることが好ましい。375
nm未満であるとレーザー光が透過しやすくなり、50
0nmを超えると反射率が低下してくるため、それぞれ
好ましくない。金属銅薄膜の膜厚として、より好ましく
は425nm以上475nm以下である。
【0025】以上のような金属薄膜層は、一般の真空蒸
着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等従
来公知の方法を適用し、諸条件を適宜設定することによ
り形成可能であるが、より均一な組織および均一な膜厚
を得るためには電子ビームを用いた真空蒸着によって成
膜して形成することが望ましい。
【0026】特に電子ビームを用いた真空蒸着の際、蒸
着速度1.0nm/s以上で成膜することが望ましく、
さらに2.5nm/s以上で成膜することが望ましい。
一方、あまりに蒸着速度を速めすぎることは、膜厚の正
確な制御、蒸着源の保護、あるいは、安定した蒸着等の
観点より好ましくなく、具体的には6.0nm/s以下
とすることが好ましく、より好ましくは4.0nm/s
以下とすることである。
【0027】図1は、銅粒子の微細構造を示す金属薄膜
層の模式拡大平面図である。図1に示すように、本発明
において形成される金属薄膜層は、微細かつ均一な銅粒
子が緻密に配列した形状となる。なお、図1において
は、説明の容易および図面の簡略化の観点より、銅粒子
が規則的に配列された形状を示したが、本発明において
形成される金属薄膜層は、実際には銅粒子がランダムな
配列を成している。
【0028】これに対し、図2に示すような銅粒子の微
細構造を示す一般的な金属薄膜層では、50nmを超え
る大粒径の銅粒子が混在しており、反射率の低下および
ばらつき、入射角による反射率の変化が大きい等の問題
が生ずる。なお、図2においても図1同様金属薄膜層
は、実際には銅粒子がランダムな配列を成している。
【0029】4.誘電体層 金属薄膜層の上には、低屈折率半導体膜としての誘電体
層(誘電体膜)が形成される。誘電体層を構成する材料
としては、SiO2、ZrO2、TiO2、SiOなどの
透明な誘電体酸化物等が挙げられ、蒸着条件や環境等の
観点より、適宜最適なものを選択すればよい。
【0030】誘電体層の光学膜厚としては、入射光の波
長をλとした場合に、(1.8/4)λ以上(2.0/
4)λ以下であることが好ましく、より好ましくは
(1.88/4)λ以上(1.92/4)λ以下であ
る。光学膜厚を当該範囲に入るように誘電体層を形成す
ると、特に誘電体層を形成する材料としてSiO2を用
いた場合、入射角が変化しても安定した高い反射率が得
られる。
【0031】以上のような誘電体層は、一般の真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等従来
公知の方法を適用し、諸条件を適宜設定することにより
形成可能であるが、均一な組織および均一な膜厚形成の
観点より電子ビームを用いた真空蒸着によって成膜して
形成することが望ましい。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。 <実施例1>基板としての直径30mm厚さ1.5mm
の円盤形状のBK−7製ガラス平板上に膜厚375nm
の銅薄膜を、電子ビームを用いた真空蒸着によって成膜
して金属薄膜層とした。このときの蒸着速度は、1.2
5nm/sであり、また、使用した銅材料は、純度9
9.99%以上のものを試薬瓶から直接るつぼに入れて
から真空槽に入れ、約1時間かけて常圧から1.0×1
-3Paまで減圧し、直後に成膜に供した(処理の1バ
ッチ目)。
【0033】得られた金属薄膜層の微細構造は、直径3
0nm程度の銅粒子からなる均一組織であった。
【0034】さらに金属薄膜層の上に、誘電体層とし
て、光学膜厚0.45λ(波長λ=780nm)のSi
2(屈折率Nd:1.45)を、電子ビームを用いた
真空蒸着によって成膜して実施例1の反射鏡を得た。
【0035】実施例1の反射鏡4個について、入射角1
5°、30°、40°および60°においてそれぞれ反
射率Rsを測定した結果、全て(「反射鏡4個」×「入
射角4水準」)の平均の反射率が98.0%と高い反射
率を確保することができ、反射率変化幅(1つの反射鏡
における入射角による反射率Rsの差(max−mi
n)の絶対値、以下同様)の最大は0.8%であり、入
射角による反射率Rsの変化が極めて小さかった。
【0036】<実施例2>実施例1において、1バッチ
目の処理を終えさらにバッチ処理を続け、3バッチ目の
処理を実施例2として、実施例1と同様にして基板上に
金属薄膜層を成膜した。このとき、るつぼ中の銅材料の
純度を測定したところ、99%であった。得られた金属
薄膜層の微細構造は、直径40nm程度の銅粒子からな
る均一組織であった。
【0037】さらに実施例1と同様にして、金属薄膜層
の上に誘電体層を成膜して実施例2の反射鏡を得た。得
られた実施例2の反射鏡について、実施例1と同様にし
て反射率Rsを測定したところ、平均の反射率は98.
0%、反射率変化幅は0.8%であった。
【0038】<実施例3>実施例2の処理からさらにバ
ッチ処理を続け、5バッチ目の処理を実施例3として、
実施例1と同様にして基板上に金属薄膜層を成膜した。
このとき、るつぼ中の銅材料の純度を測定したところ、
96.5%であった。得られた金属薄膜層の微細構造
は、直径50nm程度の銅粒子からなる均一組織であっ
た。
【0039】さらに実施例1と同様にして、金属薄膜層
の上に誘電体層を成膜して実施例3の反射鏡を得た。得
られた実施例3の反射鏡について、実施例1と同様にし
て反射率Rsを測定したところ、平均の反射率は97.
5%、反射率変化幅は1.0%であった。
【0040】<実施例4>直径30mm厚さ1.5mm
の円盤形状のBK−7製ガラス平板上に膜厚75nmの
ZrO2を、電子ビームを用いた真空蒸着によって成膜
して接着層とした。
【0041】この接着層上に、膜厚500nmの銅薄膜
を、電子ビームを用いた真空蒸着によって成膜して金属
薄膜層とした。このときの蒸着速度は、1.25nm/
sであり、また、使用した銅材料は、純度99.99%
以上のものを試薬瓶から直接るつぼに入れ、直後に成膜
に供した。得られた金属薄膜層の微細構造は、実施例1
と同様、直径30nm程度の銅粒子からなる均一組織で
あった。
【0042】さらに金属薄膜層の上に、誘電体層とし
て、光学膜厚0.45λ(波長λ=780nm)のSi
2(屈折率Nd:1.45)を、電子ビームを用いた
真空蒸着によって成膜して実施例4の反射鏡を得た。
【0043】得られた実施例4の反射鏡について、実施
例1と同様にして反射率Rsを測定したところ、平均の
反射率は98.0%、反射率変化幅は0.8%であっ
た。また、基板と金属薄膜層との間の密着が強固であ
り、カッターで1mm角の傷を付け、その上にセロハン
テープ(スコッチ製)を貼り、普通に剥がす剥離試験で
は、全く剥がれが発生しなかった。
【0044】<比較例1>基板としての直径30mm厚
さ1.5mmの円盤形状のBK−7製ガラス平板上に膜
厚375nmの銅薄膜を、電子ビームを用いた真空蒸着
によって成膜して金属薄膜層とした。このときの蒸着速
度は、0.5nm/sであり、また、使用した銅材料
は、純度99.99%以上のものを試薬瓶から直接るつ
ぼに入れ、直後に成膜に供した。
【0045】得られた金属薄膜層の微細構造は、直径3
0nm程度の銅粒子からなる組織中に150〜200n
mの銅の凝集体が分布している状態であった。
【0046】さらに金属薄膜層の上に、誘電体層とし
て、光学膜厚0.45λ(波長λ=780nm)のSi
2(屈折率Nd:1.45)を、電子ビームを用いた
真空蒸着によって成膜して比較例1の反射鏡を得た。得
られた比較例1の反射鏡について、実施例1と同様にし
て反射率Rsを測定したところ、平均の反射率は92.
4%、反射率変化幅は3.2%であった。
【0047】<比較例2>基板としての直径30mm厚
さ1.5mmの円盤形状のBK−7製ガラス平板上に膜
厚500nmの銅薄膜を、電子ビームを用いた真空蒸着
によって成膜して金属薄膜層とした。このときの蒸着速
度は、0.5nm/sであり、また、使用した銅材料
は、もともと純度99%以上であったが、るつぼ中で繰
り返し用いた(前記実施例2および3同様、10バッチ
目)ために純度が落ちてしまったもの(92%程度)を
用いた。得られた金属薄膜層の微細構造は、直径50n
m程度の銅粒子からなる組織中に150〜200nmの
銅の凝集体が分布している状態であった。
【0048】金属薄膜層の上に、誘電体層として、光学
膜厚0.45λ(波長λ=780nm)のSiO2(屈
折率Nd:1.45)を、電子ビームを用いた真空蒸着
によって成膜して比較例2の反射鏡を得た。得られた比
較例2の反射鏡について、実施例1と同様にして反射率
Rsを測定したところ、平均の反射率は85.3%、反
射率変化幅は7.2%であった。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に一般的な構成
で反射鏡を作製した場合と比較して、反射率を安定して
高くできるだけでなく、入射角に依存した反射率のばら
つきもより小さくすることができる。このため本発明の
反射鏡は、通常の反射鏡として用いる以上に、コピー、
ファクシミリ、プリンター、バーコードスキャナー等の
走査光学系に用いられる回転多面鏡に採用することによ
って、光学系の設計が容易になるうえ、高い性能を得る
ことが可能にになる。また、本発明の反射鏡は、製造が
極めて容易であり、製造コストを大幅に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射鏡における銅粒子の微細構造を
示す金属薄膜層の模式拡大平面図である。
【図2】 一般的な金属薄膜層を有する反射鏡における
銅粒子の微細構造を示す金属薄膜層の模式拡大平面図で
ある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面に、少なくとも金属薄膜層およ
    び誘電体層が順次形成されてなる反射鏡であって、前記
    金属薄膜層が、純度96%以上の銅材料により形成され
    る、粒子直径が50nm以下の銅粒子からなることを特
    徴とする反射鏡。
  2. 【請求項2】 前記金属薄膜層の膜厚が、375nm以
    上500nm以下であることを特徴とする請求項1に記
    載の反射鏡。
  3. 【請求項3】 前記誘電体層の光学膜厚が、入射光の波
    長をλとした場合に、(1.8/4)λ以上(2.0/
    4)λ以下であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の反射鏡。
  4. 【請求項4】 前記基板と前記金属薄膜層との間に、接
    着層が形成されてなることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1に記載の反射鏡。
  5. 【請求項5】 反射率が、98%以上であることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1に記載の反射鏡。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1に記載の
    反射鏡の製造方法であって、前記金属薄膜層および/ま
    たは誘電体層を、電子ビームを用いた真空蒸着によって
    成膜して形成することを特徴とする反射鏡の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれか1に記載の
    反射鏡の製造方法であって、前記金属薄膜層を、電子ビ
    ームを用いた真空蒸着により、蒸着速度1.0nm/s
    以上で成膜して形成することを特徴とする反射鏡の製造
    方法。
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