JP2000292633A - 光波長多重通信モジュール - Google Patents
光波長多重通信モジュールInfo
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Abstract
にノイズの小さなモジュールを提供する。 【解決手段】 アレイ導波路型光波長合分波器10の光
入力導波路側11に、ある特定の波長領域の光を遮光す
る機能もった光フィルタ部品20を接続し、アレイ導波
路型光波長合分波器10を通光する特定の波長の光を遮
断する機能を有した光波長多重通信モジュール1A。
Description
に使用される光波長多重通信モジュールに関するもので
ある。
化の点から複数の光導波路をシリコンまたは石英等の基
板上に配置した光導波路(PLC: Planer Light-wave Cir
cuit)の実用化が進んでいる。この光導波路の一つに、
一つの通信光を複数に分岐する光導波路素子があり、8
分岐、16分岐、32分岐等の光スプリッタが実現され
ている。
に増加させる方法として、光波長多重通信の研究開発が
盛んに行われ、実用化が進みつつある。
波長を有する複数の光を多重して伝送させるものであ
る。このような光波長多重通信のシステムにおいては、
伝送される複数の光を波長ごとに取り出したり、あるい
は複数の互いに異なる波長の光を多重するような波長合
分波モジュールが不可欠である。
4に示すようなアレイ導波路型回折格子(AWG;Arra
yed Waveguide Grating)がある。このアレイ導波路型
回折格子も、光スプリッタと同様に基板上に導波路パタ
ーンを形成したものである。
導波路パターンは、基板5上に形成された1本以上の併
設された入射導波路11の出射側に、第1のスラブ導波
路としての入射側スラブ導波路12が接続され、入射側
スラブ導波路の出射側には複数の併設された導波路より
なるアレイ導波路13が接続されている。アレイ導波路
13の出射側には第2のスラブ導波路としての出射側ス
ラブ導波路14が接続され、出射側スラブ導波路14の
出射側には複数の併設された光出射導波路15が接続さ
れて形成されている。
路12から導出された光を伝搬するものであり、併設さ
れた光導波路は互いに異なる長さに形成されている。こ
のアレイ導波路部の隣り合う導波路は、ある一定の光路
長差△Lをもって配列されている。
は、例えばアレイ導波路回折格子10によって分波され
る互いに異なる波長の信号光の数に対応させて設けられ
るものである。
たように多数設けられるが、図4においては表示の関係
で各導波路の本数を省略して図示してある。入射導波路
11には例えば送信側の光ファイバ31が接続されて、
波長多重光が導入されるようになっている。入射導波路
11を通って入射側スラブ導波路12に導入された光
は、その回折効果によって広がり複数の各アレイ導波路
13に入射して各アレイ導波路13を伝搬する。
スラブ導波路14に達し、さらに出射導波路15に集光
されて出射される。各アレイ導波路13は隣り合うアレ
イ導波路13の長さが△Lづつ異なることから、各アレ
イ導波路13を伝搬した後に個々の光の位相にずれが生
じ、このずれ量に応じて収束光の波面が傾きこの傾き角
度により集光する位置が決まる。
路14に光が入射する際に光が集光する角度θ(回折
角)と波長λの間には nsd θ+nc △L=m λ・・・・第1式 の関係がある。ここで、nsはスラブ導波路14の屈折
率、ncはアレイ導波路の屈折率であり、m は回折次数で
ある。第1式において、例えばθ=0としたときの波長を
λ0 とすると、 λ0= nc △L/m ・・・・第2式 となる。
ブ導波路14の出射側で集光する位置は互いに異なるこ
とになる。集光するその位置に出射側導波路15を形成
することによって波長の異なった光が各波長ごとに異な
る出射導波路から出射される。
は、図5(イ)に示すように各波長を中心波長としてあ
る透過帯域幅を持っている。図5(イ)において、横軸
は波長、縦軸はアレイ導波路型回折格子のある1ポート
の透過特性を示している。
トルであるが、このスペクトルは必ずしも1つの極大値
のみを持つ必要はなく、図5(ロ)の様に極大値を二つ
持つような形であっても良い。
ク)を示す波長(ピーク波長)はある一つのポートにつ
いて1つではなく、第1式の異なる正の整数値m に対す
るそれぞれの波長について成り立ち存在する。
において使用される際の機能について説明する。ある1
本の入射導波路11から波長λ1、λ2、λ3、・・・
λn(nは正数)の波長多重光を入力させると、これら
の光は入射側スラブ導波路12で広げられ、アレイ導波
路13に到達する。その後出射側スラブ導波路14を通
って波長によって異なる位置に集光されて互いに異なる
出射導波路15から出射される。
れた光出射用の光ファイバ32を介して各波長の光が取
り出される。
格子10の透過光強度の波長特性は図6に示すように、
それぞれの波長(λ1、λ2,λ3、・・・λn)を中
心とした透過スペクトルとなる。
ら出射される光の波長特性の様子を重ねて表示した。
する際のアレイ導波路型回折格子10の働きを示したも
のである。
図7に示すように、上記出射導波路15を各波長の光に
対する入射導波路とし、上記出射導波路15に各波長の
光を入力させると第2のスラブ導波路14、アレイ導波
路13、第1のスラブ導波路12を通過して集光し、上
記入射導波路11に波長多重された光として出射される
波長合波素子10Aとしての機能も有している。
は波長多重通信における波長合分波器として、急速にそ
の需要が高まっている。
を照射し光ファイバのコアに周期的あるいは略周期的に
屈折率の異なる部位を形成した光ファイバグレーティン
グ(FBG)は、反射型の波長選択フィルタとして知ら
れている。
波長の制御が可能であることから、波長多重通信におい
て任意の波長を取り出したり、挿入したりするアド・ド
ロップ部品としてその需要が高まっている。
を模式的に図示したもので、光ファイバ21のコア22
に略周期的に屈折率の高い領域を形成したしたものであ
る。23はクラッドである。なお図8は、グレーティン
グ部の周期は徐々に変化していくチャープトグレーティ
ングの例を示している。この光ファイバグレーティング
20の反射特性を、横軸に波長、縦軸に反射(対数表
示)をとったグラフとして示したものが図9で、ある波
長範囲の光を反射する特性を示している。
21に形成するグレーティングの周期や周期の変化量を
制御することで容易に設定可能である。
グレーティング20の透過特性を示したものである。透
過特性は、光ファイバグレーティング20によって反射
する波長範囲の光が抜け落ち、遮光された効果と同等に
なる。
様に、光の伝搬による損失を回復するために伝送経路上
に光アンプが設置される。
示したもので、λ1からλnの複数の光源41から発信
された光信号は波長合波器10A、例えばアレイ導波路
型回折格子で合波され一本の光ファイバ42に集結され
る。この波長多重された光信号は長距離を伝送される
が、その間に生じる損失を補うために伝送経路には光ア
ンプ43が設置されている。図11には3個の光アンプ
43が設置されている。
をドープした光ファイバとそのエルビウム元素を励起す
るためのポンピングレーザを有している。増幅可能な波
長範囲は一般に1530nm〜1560nm程度であ
る。このため波長多重通信に使用される波長もこの波長
範囲に限定される。200GHz間隔(約1.6nmに
相当)や100GHz間隔(約0.8nmに相当)とい
った波長間隔で8〜32波の光信号を多重するシステム
が開発、実用化されている。
ッド波長が一般的に用いられ、このグリッド波長は、1
00GHz(0.1THz)間隔で194.0THz
(1545.322nm)、193.9(1546.1
19nm)、193.8THz(1546.917n
m)、193.7(1547.715nm)、・・・・
というように定められている。
回折格子10のピークスペクトルは一つの出射ポートに
ついて一つの波長のピークのみがあるわけではなく、第
1式の異なるmに対しそれぞれピークスペクトルが存在
する。
トルが1550nmに中心波長をもつピークスペクトル
であるとすると、回折次数がm+1のピーク波長は15
50nmより短波長側に(例えば1525nm)、回折
次数がm−1のピークスペクトルは1550nmより長
波長側に(例えば1575nm)現れる。
長間隔はFSR(Free Spectral Range)と呼ばれ、ア
レイ導波路型回折格子回路のアレイ導波路部の光路長差
(△L)やスラブ導波路の長さに依存するものである。
波路型回折格子10の波長スペクトルを回折次数が異な
る(+1の)ピークスペクトルと併せて示した(このm
+1の回折次数に対応するピークスペクトルの領域は波
長領域1に属する)。
特性(増幅率特性)をアレイ導波路型回折格子の波長ス
ペクトルに対応した形で模式的に示した(波長領域
2)。
型回折格子の回折次数がm次のピークの短波長側にはm
+1次のピークが存在する。なお、各ピークの上部に付
記した数値はアレイ導波路型回折格子の出射側のポート
番号を示したものである。
の波長範囲においてアレイ導波路型回折格子を用いた1
00GHz間隔で16波多重の光通信システムを想定
し、使用するグリッド波長を194.0THz(154
5.322nm)〜192.5THz(1557.36
3nm)とする。
〜第16の出射ポートにはそれぞれのグリッド波長の光
のみを通過するようなピークスペクトルを持つことにな
る。第1ポートの中心波長は194.0THz(154
5.322nm)、第16ポートの中心波長は192.
5THz(1557.363nm)に設定される。
折次数に対応するピーク波長が存在するため例えば出射
側の16ポート目には192.5THz(1557.3
63nm)の中心波長を持つピークスペクトルだけでは
なく、例えばm+1次の回折次数に対応するピーク波長
として、アレイ導波路型回折格子のFSRが例えば23
nm程度とすると、1535nm付近にもピーク波長が
存在することになる。つまりこの1535nm付近に存
在するピーク波長に対応する光も192.5THz(1
557.363nm)の光と同様に第16ポートから出
射されることになる。
において192.5THz(1557.363nm)の
通信光に対するノイズとなり光伝送を劣化させる原因と
なる。このとき、例えばこの異なる回折次数に対応する
ピーク波長が、前述の光アンプ43の帯域からはずれて
いれば、光アンプ43によって増幅されたノイズはアレ
イ導波路型回折格子10を通過することなく、光伝送を
劣化させることはない。
レイ導波路型回折格子10のピークがあると、光アンプ
43によって増幅されたノイズはアレイ導波路型回折格
子10を通過し、伝送信号に対するノイズとなる。
は波長多重通信システムの模式図と、伝送系路上におけ
るそれぞれのポイントでの光信号の様子を示している。
(λ1〜λ16)から発信された光は、アレイ導波路型
回折格子10Aにより波長多重され、Aのポイントにお
いては図13(ロ)に示すように16本のピークを持つ
光となる。この光が伝送経路を伝送するにあたり、光フ
ァイバ42の損失等により光の強度が弱くなるために、
光を増幅するための光アンプ43が複数、図13では3
個設置されている。光アンプ43を通過した後の光は図
13のBポイントでは、光アンプ43の増幅帯域全体に
わたり、図13(ハ)に示すようにバックグラウンドの
ノイズレベルも増幅されることになる(波長領域2)。
り分波されると、図13(ニ)に示すように、例えば第
16ポート目では、Cポイントにおいて信号光である1
557.363nmの光の他に約1535nm付近に増
幅されたノイズが透過されて信号光に対するノイズとな
る。
対する隣接の回折次数のピーク波長を光アンプ43の波
長範囲に入らないように設定するにはFSRを大きくと
る必要がある。
大きさを大きくする結果となる。例えば本例において第
16ポートにおいて、m+1の回折次数に対応するピー
ク波長が1530nm以下とするには、FSRを27n
m以上にすることが必要であり、4インチサイズのウェ
ハから1つのアレイ導波路型回折格子チップしかとれな
いようなサイズになる。
ルの生産性に大きく影響するので実用的でなく、第16
ポートにおいてm+1の回折次数に対応するピーク波長
は光アンプの増幅帯域内に存在することになる。このピ
ーク波長は伝送上のノイズとなるのみならず、ピーク波
長の増幅率(ゲイン)を減少させる原因ともなる。
いて波長多重通信を行うには、回折次数がm以外のピー
クがアンプの帯域に存在するポートに、回折次数がmの
ピークのみが通光するようなバンドパスフィルタを取り
付け、使用波長以外の光が伝送経路に乗らないような構
造としていた。
波路型回折格子10の出射ポートの5ポート分にバンド
パスフィルタ45が取り付けられ、通信波長の光のみを
通光させ、回折次数の異なる光は遮断されるようにして
いる。
波路型回折格子モジュールを用いた波長多重通信では、
通信波長以外の光がアレイ導波路型回折格子を通過し、
光アンプにより増幅されてしまうのでアレイ導波路型回
折格子の各出射ポートに対しフィルタを取り付け、通信
波長以外の光を遮断する必要があった。
すためにはアレイ導波路型回折格子のFSRを大きくと
る必要があり、この場合アレイ導波路型回折格子チップ
のサイズが大きくなることからアレイ導波路型回折格子
モジュールのサイズが大きくなるばかりか、アレイ導波
路型回折格子チップの生産性が悪化しコストが高くなる
という問題があった。
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、光波長多重通信モジュ
ールの本第1の発明は、1本以上の併設された光入力導
波路の出射側に第1のスラブ導波路が接続され、前記第
1のスラブ導波路の出射側には前記第1のスラブ導波路
から導出された光を伝搬する互いに異なる長さの複数の
併設された導波路よりなるアレイ導波路が接続され、前
記アレイ導波路の出射側には前記第2のスラブ導波路が
接続され、前記第2のスラブ導波路の出射側には1本以
上の併設された光出射導波路が接続されてなる導波路回
路が基板上に形成されたアレイ導波路型光波長合分波器
の前記光入力導波路側に、ある特定の波長領域の光を遮
光する機能もった光フィルタ部品を接続し、前記アレイ
導波路型光波長合分波器を通光する特定の波長の光を遮
断する機能を有した構成をもって課題を解決する手段と
している。
の発明は、1本以上の併設された光入力導波路の出射側
に第1のスラブ導波路が接続され、前記第1のスラブ導
波路の出射側には前記第1のスラブ導波路から導出され
た光を伝搬する互いに異なる長さの複数の併設された導
波路よりなるアレイ導波路が接続され、前記アレイ導波
路の出射側には前記第2のスラブ導波路が接続され、前
記第2のスラブ導波路の出射側には1本以上の併設され
た光出射導波路が接続されてなる導波路回路が基板上に
形成されたアレイ導波路型光波長合分波器の前記光入力
導波路側に、前記アレイ導波路型光波長合分波器が波長
多重通信において使用される際の、光通信の信号光波長
と異なる光波長に対して前記アレイ導波路型光波長合分
波器が波長合分波特性をもつ波長領域で、かつ前記波長
多重通信経路に設置された光アンプの増幅波長領域であ
る波長領域の少なくとも一部を含む波長領域3の光を遮
光する機能もった光フィルタ部品を接続し、前記波長領
域3の光を遮断する機能を有した構成をもって課題を解
決する手段としている。
の発明は、1本以上の併設された光入力導波路の出射側
に第1のスラブ導波路が接続され、前記第1のスラブ導
波路の出射側には前記第1のスラブ導波路から導出され
た光を伝搬する互いに異なる長さの複数の併設された導
波路よりなるアレイ導波路が接続され、前記アレイ導波
路の出射側には前記第2のスラブ導波路が接続され、前
記第2のスラブ導波路の出射側には1本以上の併設され
た光出射導波路が接続されてなる導波路回路が基板上に
形成されたアレイ導波路型光波長合分波器の前記光入力
導波路側に、前記アレイ導波路型光波長合分波器が波長
多重通信において使用される際の、光通信の信号光波長
に対応する回折次数と異なる回折次数に対応する波長領
域1で、かつ前記波長多重通信の経路に設置された光ア
ンプの増幅波長領域である波長領域2の少なくとも一部
を含む波長領域3の光を遮光する機能もった光フィルタ
部品を接続し、前記波長領域3の光を遮断する機能を有
した構成をもって課題を解決する手段としている。
の発明は、前記光フィルタ部品の遮光波長領域が、前記
アレイ導波路型光波長合分波器が波長多重通信において
使用される際の、光通信の信号光波長に対応する回折次
数と異なる回折次数に対応する波長領域1で、かつ前記
波長多重通信の経路に設置された光アンプの増幅波長領
域である波長領域2の少なくとも一部を含む波長領域3
である構成をもって課題を解決する手段としている。
の発明は、光フィルタ部品が、アレイ導波路型光波長合
分波器が形成された基板上の光入力導波路上に直接形成
された構成をもって課題を解決する手段としている。
の発明は、光フィルタ部品が、光ファイバのコア部に複
数の屈折率の異なる領域を形成することにより、ある特
定の波長領域の光を反射する機能を持った光ファイバグ
レーティングである構成をもって課題を解決する手段と
している。
の発明は、光フィルタ部品の前段に前記光フィルタ部品
からの反射光を遮光するための光アイソレータを接続し
た構成をもって課題を解決する手段としている。
波長合分波器、例えばアレイ導波路型回折格子の入射導
波路側にある特定の波長領域の光を遮光する機能もった
光フィルタ部品を接続し、アレイ導波路型回折格子を通
光する任意の波長の光を遮断することによって、アレイ
導波路型回折格子の回折次数の異なるピークに対応する
波長のノイズを遮断することが可能となる。
型光波長合分波器、例えばアレイ導波路型回折格子の光
入力導波路側に、アレイ導波路型回折格子が波長多重通
信において使用される際の、光通信の信号光波長と異な
る光波長に対してアレイ導波路型回折格子が波長合分波
特性をもつ波長領域で、かつ前記波長多重通信経路に設
置された光アンプの増幅波長領域である波長領域の少な
くとも一部を含む波長領域の光を遮光する機能もった光
フィルタ部品を接続し、前記波長領域の光を遮断するこ
とによって、アレイ導波路型回折格子の回折次数の異な
るピークに対応する波長のノイズを遮断することが可能
となる。
型光波長合分波器、例えばアレイ導波路型回折格子の光
入力導波路側に、アレイ導波路型回折格子が波長多重通
信において使用される際の、光通信の信号光波長に対応
する回折次数と異なる回折次数に対応する波長領域1で
あって、かつ前記波長多重通信の経路に設置された光ア
ンプの増幅波長領域である波長領域2の少なくとも一部
を含む波長領域3の光を遮光する機能もった光フィルタ
部品を接続し、前記波長領域3の光を遮断することによ
って、アレイ導波路型回折格子の回折次数の異なるピー
クに対応する波長のノイズを遮断することが可能とな
る。
において、光フィルタ部品の遮光波長領域が、アレイ導
波路型光波長合分波器、例えばアレイ導波路型回折格子
が波長多重通信において使用される際の光通信の信号光
波長に対応する回折次数と異なる回折次数に対応する波
長領域1であって、かつ前記波長多重通信の経路に設置
された光アンプの増幅波長領域である波長領域2の少な
くとも一部を含む波長領域3であることによって、アレ
イ導波路型回折格子の回折次数の異なるピークに対応す
る波長のノイズを遮断することが可能となる。
品、例えば光ファイバグレーティングを、アレイ導波路
型光波長合分波器、例えばアレイ導波路型回折格子の入
射導波路に直接形成することによって、アレイ導波路型
回折格子と光フィルタ部品を複合した光波長多重通信モ
ジュールを小型で容易に作成することが可能となる。
品として光ファイバグレーティングを用いることによっ
て、任意の波長領域に対して容易に本発明を構成する光
フィルタ部品を得ることが可能となる。
品、例えば光ファイバグレーティングの前段に光アイソ
レータを設置することにより、光ファイバグレーティン
グからの反射光が伝送経路に戻ることを防ぎ、光信号を
安定化させることが可能となる。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態例の説
明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付
し、その重複説明は省略する。
ジュール1Aの一実施形態例の構成図が示されている。
図1において、10はアレイ導波路型光波長合分波器、
例えばアレイ導波路型回折格子、20は光ファイバグレ
ーティング、30は光アイソレータである。
レイ導波路型回折格子10の入射導波路11に接続され
た光ファイバ31に光ファイバグレーティング20が接
続されている。光ファイバグレーティング20の前段に
は、光ファイバグレーティング20からの反射光を遮断
するための光アイソレータ30が接続されている。
ュール1Aを波長多重通信システムに用いた場合の模式
図と伝送系路上におけるそれぞれのポイントでの光信号
の様子を示している。
Aの光ファイバグレーティング20はアレイ導波路型回
折格子10の通信光に対応するピークとは異なる回折次
数のピークで、かつ光アンプ43の帯域にかかる範囲の
光を反射するように設計されている。その結果、反射光
に対応する波長の光は遮断されることになる。この状態
を図2を参照して説明する。
された光はアレイ導波路型回折格子からなる波長合波素
子10Aにより波長多重され、図2(イ)のAのポイン
トにおいては図2(ロ)に示すように16本のピークを
持つ光となる。この光が伝送経路を伝送するにあたり、
光ファイバ42の損失等により、光の強度が弱くなるの
で、この光を増幅するための光アンプ43が複数、本実
施の形態例では、3個設置されている。この光アンプ4
3により弱くなった光信号が増幅される。この際、光信
号以外のノイズ光も増幅され、光アンプ43を通過した
後の光は図2(イ)のBポイントでは、光アンプ43の
増幅帯域全体にわたり、同図(ハ)に示すようにバック
グラウンドのノイズレベルも増幅される(波長領域
2)。
0により分波されると、図12に示すように信号光であ
る波長領域に対応する回折次数mと異なる回折次数(本
例に置いてはm+1)に対応する波長領域(波長領域
1)の光も通光し、その波長の光がノイズとして伝送経
路に残り問題となっていた。
長領域1と波長領域2に共通する図2(ニ)に示すよう
に波長領域(波長領域3)の光を遮断する光ファイバグ
レーティング20がアレイ導波路型回折格子10の前段
に設置されているので、光アンプ43によって増幅され
たバックグラウンドノイズのうち、光ファイバグレーテ
ィング20の遮断波長領域である波長領域3のノイズは
カットされる。
光は図2(イ)のB’ポイントにおいては図2(ホ)に
示すようになる。この光がアレイ導波路型回折格子10
によって分波されると、図2(イ)のCポイントにおい
ては図2(ヘ)に示すように,例えば16ポート目には
信号光である1557.363nmの光のみが強く出現
し、このピークからFSR離れた波長であり、回折次数
がm+1のピーク位置である1535nm付近に従来出
現していた光のピークは消滅して出現していない。
10の16ポート目について説明したが、他のポートに
ついても同様に、アレイ導波路型回折格子10は信号光
のピーク波長とFSR離れた回折次数が1多い波長の光
も通光する特性を持っているが、アレイ導波路型回折格
子10の前段に設置された光ファイバグレーティング2
0によって光アンプ43により増幅されたノイズはカッ
トされるためアレイ導波路型回折格子10に到達せず、
アレイ導波路型回折格子10からは信号光のピークのみ
が強く出射されることになる。
たノイズが光伝送を劣化させることがなくなる。
は、ノイズが増幅される原因により、光信号の増幅率が
減少することもなくなる。
光波長多重通信モジュール1Bは、光ファイバグレーテ
ィング20をアレイ導波路型回折格子20が形成された
導波路チップ基板5の入射導波路11に直接形成したも
のである。本実施の形態例においても光ファイバグレー
ティング20の果たす役割は第1の実施の形態例と同様
であるが、光ファイバグレーティング20を光導波路に
直接形成することによりモジュールサイズが小さくなる
と共に、モジュール作製工程が減少し、より安価に光波
長多重通信モジュールを得ることができる。
重通信モジュールによれば、回折次数が異なるピークが
光アンプの帯域に存在するアレイ導波路型光波長合分波
器、例えばアレイ導波路型回折格子に対し、アレイ導波
路型回折格子の複数の出射ポート毎に光フィルタを取り
付けることなく、FSRを広げるためにアレイ導波路型
回折格子チップのサイズを大きくすることなく、アレイ
導波路型回折格子の回折次数の異なるピークに対応する
波長のノイズを遮断することが可能となり、容易でかつ
安価にノイズの小さなモジュールを実現した。
施の形態を示す説明図である。
多重通信システムに用いた場合の模式図と伝送系路上に
おけるそれぞれのポイントでの光信号の状態を示す説明
図である。
実施の形態を示す説明図である。
路型回折格子の一例を示す説明図である。
路型回折格子の出射導波路の光の透過特性の一例を示す
説明図である。
路型回折格子の各出射導波路の光の透過特性の一例を示
す説明図である。
使用する際の一例を示す説明図である。
グレーティングの一例を示す説明図である。
グレーティングの反射特性の一例を示す説明図である。
特性の一例を示す説明図である。
ある。
る各出射導波路の光の透過特性と光アンプのゲイン特性
の関係の一例を示す模式図である。
通信システムに用いた場合の模式図と伝送系路上におけ
るそれぞれのポイントでの光信号の状態を示す説明図で
ある。
通信システムに用いた場合の説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 1本以上の併設された光入力導波路の出
射側に第1のスラブ導波路が接続され、前記第1のスラ
ブ導波路の出射側には前記第1のスラブ導波路から導出
された光を伝搬する互いに異なる長さの複数の併設され
た導波路よりなるアレイ導波路が接続され、前記アレイ
導波路の出射側には前記第2のスラブ導波路が接続さ
れ、前記第2のスラブ導波路の出射側には1本以上の併
設された光出射導波路が接続されてなる導波路回路が基
板上に形成されたアレイ導波路型光波長合分波器の前記
光入力導波路側に、ある特定の波長領域の光を遮光する
機能もった光フィルタ部品を接続し、前記アレイ導波路
型光波長合分波器を通光する特定の波長の光を遮断する
機能を有したことを特徴とする光波長多重通信モジュー
ル。 - 【請求項2】 1本以上の併設された光入力導波路の出
射側に第1のスラブ導波路が接続され、前記第1のスラ
ブ導波路の出射側には前記第1のスラブ導波路から導出
された光を伝搬する互いに異なる長さの複数の併設され
た導波路よりなるアレイ導波路が接続され、前記アレイ
導波路の出射側には前記第2のスラブ導波路が接続さ
れ、前記第2のスラブ導波路の出射側には1本以上の併
設された光出射導波路が接続されてなる導波路回路が基
板上に形成されたアレイ導波路型光波長合分波器の前記
光入力導波路側に、前記アレイ導波路型光波長合分波器
が波長多重通信において使用される際の、光通信の信号
光波長と異なる光波長に対して前記アレイ導波路型光波
長合分波器が波長合分波特性をもつ波長領域で、かつ前
記波長多重通信経路に設置された光アンプの増幅波長領
域である波長領域の少なくとも一部を含む波長領域3の
光を遮光する機能もった光フィルタ部品を接続し、前記
波長領域3の光を遮断する機能を有したことを特徴とす
る光波長多重通信モジュール。 - 【請求項3】 1本以上の併設された光入力導波路の出
射側に第1のスラブ導波路が接続され、前記第1のスラ
ブ導波路の出射側には前記第1のスラブ導波路から導出
された光を伝搬する互いに異なる長さの複数の併設され
た導波路よりなるアレイ導波路が接続され、前記アレイ
導波路の出射側には前記第2のスラブ導波路が接続さ
れ、前記第2のスラブ導波路の出射側には1本以上の併
設された光出射導波路が接続されてなる導波路回路が基
板上に形成されたアレイ導波路型光波長合分波器の前記
光入力導波路側に、前記アレイ導波路型光波長合分波器
が波長多重通信において使用される際の、光通信の信号
光波長に対応する回折次数と異なる回折次数に対応する
波長領域1で、かつ前記波長多重通信の経路に設置され
た光アンプの増幅波長領域である波長領域2の少なくと
も一部を含む波長領域3の光を遮光する機能もった光フ
ィルタ部品を接続し、前記波長領域3の光を遮断する機
能を有したことを特徴とする光波長多重通信モジュー
ル。 - 【請求項4】 前記光フィルタ部品の遮光波長領域が、
前記アレイ導波路型光波長合分波器が波長多重通信にお
いて使用される際の、光通信の信号光波長に対応する回
折次数と異なる回折次数に対応する波長領域1で、かつ
前記波長多重通信の経路に設置された光アンプの増幅波
長領域である波長領域2の少なくとも一部を含む波長領
域3であることを特徴とする請求項1記載の光波長多重
通信モジュール。 - 【請求項5】 光フィルタ部品が、アレイ導波路型光波
長合分波器が形成された基板上の光入力導波路上に直接
形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4記
載の光波長多重通信モジュール。 - 【請求項6】 光フィルタ部品が、光ファイバのコア部
に複数の屈折率の異なる領域を形成することにより、あ
る特定の波長領域の光を反射する機能を持った光ファイ
バグレーティングであることを特徴とする請求項1ない
し請求項5記載の光波長多重通信モジュール。 - 【請求項7】 光フィルタ部品の前段に前記光フィルタ
部品からの反射光を遮光するための光アイソレータを接
続したことを特徴とする請求項1ないし請求項6記載の
光波長多重通信モジュール。
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2000
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