JP2000293011A - 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジInfo
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- JP2000293011A JP2000293011A JP11104180A JP10418099A JP2000293011A JP 2000293011 A JP2000293011 A JP 2000293011A JP 11104180 A JP11104180 A JP 11104180A JP 10418099 A JP10418099 A JP 10418099A JP 2000293011 A JP2000293011 A JP 2000293011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電剤を均一に分散させ、円周方向の抵抗値
ムラを軽減し、均一な帯電を保つことにより高画質な画
像を安定して得られる帯電部材を提供することである。
また、上記目的達成により、長期にわたって被帯電体の
均一帯電処理ができる帯電装置、また長期にわたって優
れた画像を提供しうる画像形成装置やプロセスカートリ
ッジを提供することにある。 【解決手段】 導電性支持体上に導電性弾性層と抵抗層
を順次積層して成る帯電部材において、抵抗層が、極性
基を付加したエチレン・ブチレン共重合体を含有する樹
脂で形成される帯電部材。
ムラを軽減し、均一な帯電を保つことにより高画質な画
像を安定して得られる帯電部材を提供することである。
また、上記目的達成により、長期にわたって被帯電体の
均一帯電処理ができる帯電装置、また長期にわたって優
れた画像を提供しうる画像形成装置やプロセスカートリ
ッジを提供することにある。 【解決手段】 導電性支持体上に導電性弾性層と抵抗層
を順次積層して成る帯電部材において、抵抗層が、極性
基を付加したエチレン・ブチレン共重合体を含有する樹
脂で形成される帯電部材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電部材、帯電装
置、画像形成装置及びプロセスカートリッジに関し、詳
しくは、被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する帯
電部材、帯電部材を有する帯電装置、帯電手段を含む作
像プロセスの画像形成装置、少なくとも像担持体と帯電
手段を包含し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプ
ロセスカートリッジに関する。
置、画像形成装置及びプロセスカートリッジに関し、詳
しくは、被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する帯
電部材、帯電部材を有する帯電装置、帯電手段を含む作
像プロセスの画像形成装置、少なくとも像担持体と帯電
手段を包含し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプ
ロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、静電記録装置等の画像形成
装置は、被帯電体を均一に帯電する工程を含んでいる。
その帯電処理方法として、一般的には、コロナ帯電法が
用いられているが、コロナ帯電法はオゾン等の生成物の
発生が多く、その対処のための不可手段・機構を必要と
し、そのため装置が大型化、高コスト化し易い問題点を
有している。
装置は、被帯電体を均一に帯電する工程を含んでいる。
その帯電処理方法として、一般的には、コロナ帯電法が
用いられているが、コロナ帯電法はオゾン等の生成物の
発生が多く、その対処のための不可手段・機構を必要と
し、そのため装置が大型化、高コスト化し易い問題点を
有している。
【0003】そこで最近では、コロナ帯電法に代わる新
しい帯電法として、接触帯電法の検討が行われ、一部に
おいては実用化されている。
しい帯電法として、接触帯電法の検討が行われ、一部に
おいては実用化されている。
【0004】接触帯電法は、電圧を印加した帯電部材を
被帯電体に所定の押圧力で当接させて被帯電体を帯電さ
せる方法の帯電法である。オゾンの発生がコロナ帯電法
に比べて大幅に減少するので、コロナ帯電法では不可欠
なオゾン等の発生抑制手段・機構が省略できるといった
長所がある。印加電圧には、直流電圧と直流電圧を帯電
部材に印加したときの帯電開始電圧の2倍程度のピーク
間電圧を有する交流電圧との重畳電圧を用いる場合が多
い。接触帯電法には、帯電部材として導電性ローラを用
いたローラ帯電方式が帯電の安定性という点から好まし
く用いられている。
被帯電体に所定の押圧力で当接させて被帯電体を帯電さ
せる方法の帯電法である。オゾンの発生がコロナ帯電法
に比べて大幅に減少するので、コロナ帯電法では不可欠
なオゾン等の発生抑制手段・機構が省略できるといった
長所がある。印加電圧には、直流電圧と直流電圧を帯電
部材に印加したときの帯電開始電圧の2倍程度のピーク
間電圧を有する交流電圧との重畳電圧を用いる場合が多
い。接触帯電法には、帯電部材として導電性ローラを用
いたローラ帯電方式が帯電の安定性という点から好まし
く用いられている。
【0005】一般的な帯電ローラは、導電性支持体の上
に導電性弾性層と中間層及び表層を設けた構成を有す
る。導電性支持体には、ステンレス、鉄、銅等の導電性
材料が用いられ、導電性弾性層には、被帯電体との充分
なニップ幅の確保と抵抗制御のためにカーボン等の導電
性顔料を分散したゴム材料が用いられている。中間層及
び表面層は、樹脂に導電性顔料を分散したものを有機溶
剤に溶解し、水溶液を弾性表面層にディッピング法やロ
ールコート法によりコーティングを行うことにより効果
的に形成される。
に導電性弾性層と中間層及び表層を設けた構成を有す
る。導電性支持体には、ステンレス、鉄、銅等の導電性
材料が用いられ、導電性弾性層には、被帯電体との充分
なニップ幅の確保と抵抗制御のためにカーボン等の導電
性顔料を分散したゴム材料が用いられている。中間層及
び表面層は、樹脂に導電性顔料を分散したものを有機溶
剤に溶解し、水溶液を弾性表面層にディッピング法やロ
ールコート法によりコーティングを行うことにより効果
的に形成される。
【0006】また、最近では、比較的簡単に安価で得ら
れることから、シームレスチューブを弾性体に被覆する
だけで得られる帯電部材が検討されている。例えば、特
開平5−2313号公報又は特開平5−92466号公
報には、そのようなシームレスチューブが開示されてい
る。
れることから、シームレスチューブを弾性体に被覆する
だけで得られる帯電部材が検討されている。例えば、特
開平5−2313号公報又は特開平5−92466号公
報には、そのようなシームレスチューブが開示されてい
る。
【0007】これらの帯電部材としては、弾性体からの
しみ出しを封止するために弾性体を結着樹脂で覆い、つ
まり、少なくとも弾性層と、被帯電体と接触する表面層
の2層を含む構成とし、表面層を結着樹脂で構成するの
が一般的である。表面層に用いられる結着樹脂として
は、経済性、汎用性の面から、ポリウレタン、ポリアミ
ド等の樹脂を用いる場合が多い。
しみ出しを封止するために弾性体を結着樹脂で覆い、つ
まり、少なくとも弾性層と、被帯電体と接触する表面層
の2層を含む構成とし、表面層を結着樹脂で構成するの
が一般的である。表面層に用いられる結着樹脂として
は、経済性、汎用性の面から、ポリウレタン、ポリアミ
ド等の樹脂を用いる場合が多い。
【0008】帯電部材は、被帯電体を所定の電位に保持
させるための機能を持つものであり、そのため、帯電部
材の表面層の結着材料に導電剤を分散させて電気抵抗を
所望の範囲に制御される。この抵抗制御には、通常、カ
ーボンブラック、酸化スズ、酸化チタン等の微粒子系導
電剤が使用される。
させるための機能を持つものであり、そのため、帯電部
材の表面層の結着材料に導電剤を分散させて電気抵抗を
所望の範囲に制御される。この抵抗制御には、通常、カ
ーボンブラック、酸化スズ、酸化チタン等の微粒子系導
電剤が使用される。
【0009】帯電部材の主な構成材料は、樹脂と導電剤
である。樹脂の体積抵抗率は、低いものでも1010Ω・
cm程度であるのに対し、導電剤の抵抗率は10-2〜1
02Ω・cmと樹脂に比べてかなり低い。そのため、導
電剤の分散が均一でないと層内に抵抗値の高いところと
低いところ、すなわち抵抗値ムラが存在し、これが原因
で帯電不良を起こし画像不良を発生するという問題があ
る。
である。樹脂の体積抵抗率は、低いものでも1010Ω・
cm程度であるのに対し、導電剤の抵抗率は10-2〜1
02Ω・cmと樹脂に比べてかなり低い。そのため、導
電剤の分散が均一でないと層内に抵抗値の高いところと
低いところ、すなわち抵抗値ムラが存在し、これが原因
で帯電不良を起こし画像不良を発生するという問題があ
る。
【0010】また、導電剤を樹脂に添加、分散させた塗
料の乾燥皮膜においても、導電剤は分散処理後に再凝集
したり、沈降等が起こり易く、塗料中での安定性が悪い
ため、抵抗層中の導電剤の分布、密度が不均一となり易
く、この不均一さが帯電部材の抵抗ムラの原因となる。
特に、半導電性領域では、導電剤の添加量により急激に
抵抗値が変化するため抵抗調整、また電気特性の安定性
に欠ける。
料の乾燥皮膜においても、導電剤は分散処理後に再凝集
したり、沈降等が起こり易く、塗料中での安定性が悪い
ため、抵抗層中の導電剤の分布、密度が不均一となり易
く、この不均一さが帯電部材の抵抗ムラの原因となる。
特に、半導電性領域では、導電剤の添加量により急激に
抵抗値が変化するため抵抗調整、また電気特性の安定性
に欠ける。
【0011】また、帯電部材がローラ形状の場合には、
ローラの円周方向における抵抗値ムラが生じる。従っ
て、層構成を有する帯電部材を用いた電子写真画像形成
装置では、被帯電体である感光体に所定の電位を乗せよ
うとする場合、感光体上の電圧に微小の帯電ムラが生じ
易く、これが原因で画像不良を起こすことがある。この
現象は、特に低湿環境下で起こり易い。
ローラの円周方向における抵抗値ムラが生じる。従っ
て、層構成を有する帯電部材を用いた電子写真画像形成
装置では、被帯電体である感光体に所定の電位を乗せよ
うとする場合、感光体上の電圧に微小の帯電ムラが生じ
易く、これが原因で画像不良を起こすことがある。この
現象は、特に低湿環境下で起こり易い。
【0012】また、プリンター装置は、LED、LBP
プリンターが最近の市場の主流になっており、技術の方
向としてより高解像度すなわち、従来240、300d
piであったものが、400、600、800又は12
00dpiとなって来ている。従って、現像方式もこれ
に伴ってより高精細が要求されてきている。また、トナ
ーの微粒径化も進んでおり、特定の粒度分布の粒径の小
さいトナーが提案されている。帯電部材には被帯電体を
所定の電位に保持させる必要があり、そのため、部材の
電気抵抗を一定の範囲に制御すると共にその均一性がよ
り重要となる。
プリンターが最近の市場の主流になっており、技術の方
向としてより高解像度すなわち、従来240、300d
piであったものが、400、600、800又は12
00dpiとなって来ている。従って、現像方式もこれ
に伴ってより高精細が要求されてきている。また、トナ
ーの微粒径化も進んでおり、特定の粒度分布の粒径の小
さいトナーが提案されている。帯電部材には被帯電体を
所定の電位に保持させる必要があり、そのため、部材の
電気抵抗を一定の範囲に制御すると共にその均一性がよ
り重要となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導電
剤を均一に分散させることにより、円周方向の抵抗値ム
ラを軽減させ、均一な帯電を保つことにより高画質な画
像を安定して得られる帯電部材を提供することである。
また、上記目的達成により、長期にわたって被帯電体の
均一帯電処理ができる帯電装置、また長期にわたって優
れた画像を提供しうる画像形成装置やプロセスカートリ
ッジを提供することにある。
剤を均一に分散させることにより、円周方向の抵抗値ム
ラを軽減させ、均一な帯電を保つことにより高画質な画
像を安定して得られる帯電部材を提供することである。
また、上記目的達成により、長期にわたって被帯電体の
均一帯電処理ができる帯電装置、また長期にわたって優
れた画像を提供しうる画像形成装置やプロセスカートリ
ッジを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、導電性
支持体上に導電性弾性層と抵抗層を順次積層して成る帯
電部材において、抵抗層が、極性基を付加したエチレン
・ブチレン共重合体を含有する樹脂で形成される帯電部
材が提供される。
支持体上に導電性弾性層と抵抗層を順次積層して成る帯
電部材において、抵抗層が、極性基を付加したエチレン
・ブチレン共重合体を含有する樹脂で形成される帯電部
材が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0016】本発明は、少なくとも抵抗層を有する帯電
部材であって抵抗層が、極性基を付加したエチレン・ブ
チレン共重合体を含有する樹脂であることを特徴とする
帯電部材である。極性基が付加されることにより導電剤
の分散性が向上し、ローラの円周方向の抵抗値ムラが帯
電特性上問題のない程度まで低下させることができる。
部材であって抵抗層が、極性基を付加したエチレン・ブ
チレン共重合体を含有する樹脂であることを特徴とする
帯電部材である。極性基が付加されることにより導電剤
の分散性が向上し、ローラの円周方向の抵抗値ムラが帯
電特性上問題のない程度まで低下させることができる。
【0017】また、極性基の付加量が0.1重量%〜3
0%重量であることを特徴とする帯電部材である。ま
た、好ましくは0.5重量%〜20%重量である。極性
基の付加量が0.1重量%未満では、充分な導電剤の均
一分散が得られず抵抗値ムラは解消されない。また、極
性基の付加量が30重量%を越えると、付加物の合成が
困難であると共に、混練時に極性基同士が反応し架橋し
て成形不良を起こ易くなり、目的とする導電剤の均一分
散が阻害されるので好ましくない。
0%重量であることを特徴とする帯電部材である。ま
た、好ましくは0.5重量%〜20%重量である。極性
基の付加量が0.1重量%未満では、充分な導電剤の均
一分散が得られず抵抗値ムラは解消されない。また、極
性基の付加量が30重量%を越えると、付加物の合成が
困難であると共に、混練時に極性基同士が反応し架橋し
て成形不良を起こ易くなり、目的とする導電剤の均一分
散が阻害されるので好ましくない。
【0018】また、本発明の帯電部材の抵抗層に用いら
れる樹脂形成モノマーは、付加している極性基はラジカ
ル反応性の二重結合とカルボキシル基を持つ反応性モノ
マーであり、ラジカル反応性の二重結合により主鎖との
高い付加反応性を有する。
れる樹脂形成モノマーは、付加している極性基はラジカ
ル反応性の二重結合とカルボキシル基を持つ反応性モノ
マーであり、ラジカル反応性の二重結合により主鎖との
高い付加反応性を有する。
【0019】また、上記反応性モノマーは、不飽和カル
ボン酸化合物又は酸無水物であり、活性カルボニル基を
持つものが好ましい。不飽和カルボン酸の例としては、
具体的には、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、シトラコン酸等が挙げられる。
また、酸無水物としては、具体的には、無水マレイン
酸、無水フマル酸、無水シトラコン酸、無水イタコン酸
等が挙げらるが、特に無水マレイン酸又はアクリル酸、
メタアクリル酸が好ましい。
ボン酸化合物又は酸無水物であり、活性カルボニル基を
持つものが好ましい。不飽和カルボン酸の例としては、
具体的には、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、シトラコン酸等が挙げられる。
また、酸無水物としては、具体的には、無水マレイン
酸、無水フマル酸、無水シトラコン酸、無水イタコン酸
等が挙げらるが、特に無水マレイン酸又はアクリル酸、
メタアクリル酸が好ましい。
【0020】また、本発明に用いる極性基を付加したエ
チレン・ブチレン共重合体を含有する樹脂は、末端にス
チレンブロックポリマー又はオレフィンブロックポリマ
ーを有する樹脂である。かかる樹脂として、具体的に
は、エチレン・ブチレンブロック共重合体の両末端の一
方がスチレン、もう一方がオレフィンであるスチレン−
エチレン・ブチレン−オレフィン共重合体(SEBC)
と、エチレン・ブチレン共重合体の両末端がいずれもオ
レフィンであるオレフィン−エチレン・ブチレン−オレ
フィン共重合体(CEBC)が包含される。また、エチ
レン・ブチレン共重合体の両末端が、スチレンブロック
ポリマーからなる樹脂であるスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレン共重合体(SEBS)も含まれる。
チレン・ブチレン共重合体を含有する樹脂は、末端にス
チレンブロックポリマー又はオレフィンブロックポリマ
ーを有する樹脂である。かかる樹脂として、具体的に
は、エチレン・ブチレンブロック共重合体の両末端の一
方がスチレン、もう一方がオレフィンであるスチレン−
エチレン・ブチレン−オレフィン共重合体(SEBC)
と、エチレン・ブチレン共重合体の両末端がいずれもオ
レフィンであるオレフィン−エチレン・ブチレン−オレ
フィン共重合体(CEBC)が包含される。また、エチ
レン・ブチレン共重合体の両末端が、スチレンブロック
ポリマーからなる樹脂であるスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレン共重合体(SEBS)も含まれる。
【0021】上記共重合体は、いずれも可塑剤等を添加
なしでも柔軟性を有し、加工性にも優れている。特に、
不飽和カルボン酸又はその酸無水物の付加効率が高いこ
とからスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
体(SEBS)が好ましい。
なしでも柔軟性を有し、加工性にも優れている。特に、
不飽和カルボン酸又はその酸無水物の付加効率が高いこ
とからスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
体(SEBS)が好ましい。
【0022】本発明の帯電部材の抵抗層の形状に用いら
れる極性基を含有するエチレン・ブチレン共重合体樹脂
は、導電性剤を分散して抵抗調整される。導電剤として
は、例えば、導電性カーボンブラックや導電性カーボン
グラファイト、導電性酸化チタン、導電性酸化スズ、導
電性酸化亜鉛等の金属酸化物、金、銀、銅、ニッケル等
の金属粉末等が挙げられ、これらは単独又は二種類以上
組み合わせて使用することができる。
れる極性基を含有するエチレン・ブチレン共重合体樹脂
は、導電性剤を分散して抵抗調整される。導電剤として
は、例えば、導電性カーボンブラックや導電性カーボン
グラファイト、導電性酸化チタン、導電性酸化スズ、導
電性酸化亜鉛等の金属酸化物、金、銀、銅、ニッケル等
の金属粉末等が挙げられ、これらは単独又は二種類以上
組み合わせて使用することができる。
【0023】導電性カーボンブラックは、通常のカーボ
ンブラックに給油量が高く導電性に優れるケッチェンブ
ラックや、給油量の小さいソフトカーボンであるサーマ
ルブラック等の比較的少量を添加併用することによって
半導電性領域での抵抗値の急激な変化を効果的に抑える
ことができ、抵抗値ムラの少ない抵抗層が提供される。
ンブラックに給油量が高く導電性に優れるケッチェンブ
ラックや、給油量の小さいソフトカーボンであるサーマ
ルブラック等の比較的少量を添加併用することによって
半導電性領域での抵抗値の急激な変化を効果的に抑える
ことができ、抵抗値ムラの少ない抵抗層が提供される。
【0024】また、使用するトナー粒径としては、重量
平均粒径で約4〜10μmであることが好ましい。
平均粒径で約4〜10μmであることが好ましい。
【0025】一般的な帯電部材の構成としては、導電性
支持体の上に導電性弾性層とその上に抵抗層が形成され
る。抵抗層は、必要に応じて1層又は2層設けることが
できる。抵抗層は、感光体上にピンホール等の欠陥が生
じた場合に、ここに帯電電流が集中して、帯電部材、感
光体が破損することを防止するためのものであると同時
に、弾性層に含まれる可塑剤等の表面移行を防ぐバリア
効果も有することが必要である。
支持体の上に導電性弾性層とその上に抵抗層が形成され
る。抵抗層は、必要に応じて1層又は2層設けることが
できる。抵抗層は、感光体上にピンホール等の欠陥が生
じた場合に、ここに帯電電流が集中して、帯電部材、感
光体が破損することを防止するためのものであると同時
に、弾性層に含まれる可塑剤等の表面移行を防ぐバリア
効果も有することが必要である。
【0026】また、抵抗層を最外殻層(表面層)に用い
る場合は、可塑剤等の添加物の感光体汚染や感光体削れ
の問題等を考慮するとき、ある程度柔軟性を持った材料
が必要となる。
る場合は、可塑剤等の添加物の感光体汚染や感光体削れ
の問題等を考慮するとき、ある程度柔軟性を持った材料
が必要となる。
【0027】一般に、導電性支持体には、ステンレス、
鉄、銅等の導電性材料が用いられ、導電性弾性層には、
被帯電体との充分なニップ幅の確保と抵抗制御のために
カーボン等の導電性顔料を分散したゴム材料が用いられ
ている。その上に形成される抵抗層は、樹脂に導電性顔
料を分散したものを有機溶剤に溶解し、水溶液を弾性表
面層にディッピング法やロールコート法によりコーティ
ングを行うことにより得られるている。
鉄、銅等の導電性材料が用いられ、導電性弾性層には、
被帯電体との充分なニップ幅の確保と抵抗制御のために
カーボン等の導電性顔料を分散したゴム材料が用いられ
ている。その上に形成される抵抗層は、樹脂に導電性顔
料を分散したものを有機溶剤に溶解し、水溶液を弾性表
面層にディッピング法やロールコート法によりコーティ
ングを行うことにより得られるている。
【0028】また、抵抗層をチューブ形状に形成させ、
得られたチューブを導電性支持部材、導電性弾性層上に
被覆して帯電部材を製造する方法がある。例えば、チュ
ーブ形状の抵抗層は、まず所定量の極性基を付加したエ
チレン・ブチレン共重合体を含有する樹脂と上記導電剤
をヘンシャルミキサー、V型ブレンダー、円筒型ブレン
ダー等に入れ乾式混合した後、加圧ニーダー、押出機等
の混練機を用いて溶融混練し、押出機とペレタイザーで
所定形状にカットされたペレットを、押出成形、射出成
形、インフレーション成形及びブロー成形等の手段によ
りチューブ形状が容易に形成される。押出成形機を用い
る場合、連続成形されたチューブを巻き取る等の手段
と、サイジングにより内径及び膜厚が調整される。
得られたチューブを導電性支持部材、導電性弾性層上に
被覆して帯電部材を製造する方法がある。例えば、チュ
ーブ形状の抵抗層は、まず所定量の極性基を付加したエ
チレン・ブチレン共重合体を含有する樹脂と上記導電剤
をヘンシャルミキサー、V型ブレンダー、円筒型ブレン
ダー等に入れ乾式混合した後、加圧ニーダー、押出機等
の混練機を用いて溶融混練し、押出機とペレタイザーで
所定形状にカットされたペレットを、押出成形、射出成
形、インフレーション成形及びブロー成形等の手段によ
りチューブ形状が容易に形成される。押出成形機を用い
る場合、連続成形されたチューブを巻き取る等の手段
と、サイジングにより内径及び膜厚が調整される。
【0029】得られたチューブ状の抵抗層は、弾性層上
に被覆されるが、チューブが熱収縮性を有する場合に
は、その内径を導電性弾性層の外径より大きく形成し、
チューブ内に導電性弾性層を挿入した後、加熱収縮され
ることによって被覆することができる。また、熱収縮性
を有しない場合には、チューブ状の導電性表面層の内径
を導電性弾性層の外径よりわずかに小さく形成し、樹脂
の弾性を利用して空気や窒素ガス等の適当な手段で膨ら
ませた後、導電性弾性層上に被覆することができる。ま
た、抵抗層は、必要に応じて弾性層に1層又は2層被覆
することができる。
に被覆されるが、チューブが熱収縮性を有する場合に
は、その内径を導電性弾性層の外径より大きく形成し、
チューブ内に導電性弾性層を挿入した後、加熱収縮され
ることによって被覆することができる。また、熱収縮性
を有しない場合には、チューブ状の導電性表面層の内径
を導電性弾性層の外径よりわずかに小さく形成し、樹脂
の弾性を利用して空気や窒素ガス等の適当な手段で膨ら
ませた後、導電性弾性層上に被覆することができる。ま
た、抵抗層は、必要に応じて弾性層に1層又は2層被覆
することができる。
【0030】更に、本発明における帯電部材の弾性層と
しては、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、スチレ
ンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(B
R)、イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(C
R)、アクリルゴム(ACM)、アクリロニトリルブタ
ジエンゴム(NBR)、エピクロルヒドリンゴム、シリ
コーンゴム等の合成ゴム、あるいはポリウレタン系、ポ
リスチレン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリ塩
化ビニル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラスマー
のソリッドあるいは発泡体等が用いられる。また、導電
性の調整に、上記導電剤をこれらの材料に混合して使用
することができる。弾性層の抵抗率は、1×108Ω・
cm以下であることが好ましい。抵抗率が1×108Ω
・cmを越える場合は、弾性層中で印加電圧が降下して
しまい、感光ドラムの帯電性能が悪化する。
しては、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、スチレ
ンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(B
R)、イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(C
R)、アクリルゴム(ACM)、アクリロニトリルブタ
ジエンゴム(NBR)、エピクロルヒドリンゴム、シリ
コーンゴム等の合成ゴム、あるいはポリウレタン系、ポ
リスチレン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリ塩
化ビニル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラスマー
のソリッドあるいは発泡体等が用いられる。また、導電
性の調整に、上記導電剤をこれらの材料に混合して使用
することができる。弾性層の抵抗率は、1×108Ω・
cm以下であることが好ましい。抵抗率が1×108Ω
・cmを越える場合は、弾性層中で印加電圧が降下して
しまい、感光ドラムの帯電性能が悪化する。
【0031】更に、本発明の導電性支持体(芯金)とし
ては、鉄、銅、ニッケル、ステンレス、真鍮等の金属丸
棒をそのままを用いてもよいし、表面に防錆のために化
学ニッケルメッキやクロムメッキ等の表面処理を施すこ
ともできるが、導電性を損なわないことが重要である。
ては、鉄、銅、ニッケル、ステンレス、真鍮等の金属丸
棒をそのままを用いてもよいし、表面に防錆のために化
学ニッケルメッキやクロムメッキ等の表面処理を施すこ
ともできるが、導電性を損なわないことが重要である。
【0032】また、帯電部材の抵抗値としては1×10
5〜1×107Ωの範囲であることが好ましい。抵抗値が
1×107Ωを越えると帯電性が急激に悪化し、1×1
05Ω未満では、感光体のピンホールによってリークし
てしまう。
5〜1×107Ωの範囲であることが好ましい。抵抗値が
1×107Ωを越えると帯電性が急激に悪化し、1×1
05Ω未満では、感光体のピンホールによってリークし
てしまう。
【0033】以下に、添付図面に基づいて本発明の帯電
部材及び画像形成装置を説明する。
部材及び画像形成装置を説明する。
【0034】図1は、本発明の画像形成装置の一例の概
略構成図であり、また、図2は本発明の帯電部材の好ま
しい一例の断面図である。図において、帯電部材2は、
芯金2a上に弾性層2bと、更にその外周に形成した表
面層2dが積層状に形成された複合層構造のものであ
り、必要に応じて弾性層2bと表面層2dとの間に中間
層2cが設けられる。その芯金2aに所定の電圧が印加
され、感光体(感光ドラム)1を帯電する。
略構成図であり、また、図2は本発明の帯電部材の好ま
しい一例の断面図である。図において、帯電部材2は、
芯金2a上に弾性層2bと、更にその外周に形成した表
面層2dが積層状に形成された複合層構造のものであ
り、必要に応じて弾性層2bと表面層2dとの間に中間
層2cが設けられる。その芯金2aに所定の電圧が印加
され、感光体(感光ドラム)1を帯電する。
【0035】被帯電体としての回転ドラム型の電子写真
感光体1(以下感光体ドラムと記す)は、矢印の時計方
向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆
動される。帯電部材(ローラ)2は、両端を加圧バネに
よって一定荷重で感光体に当接され、感光体の回転によ
り従動回転する。この帯電ローラに対して電圧印加電源
3で帯電ローラ2の芯金2aに所定の電圧が印加され、
回転する感光体1の周面が所定の極性及び電位に接触帯
電方式で帯電される。
感光体1(以下感光体ドラムと記す)は、矢印の時計方
向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆
動される。帯電部材(ローラ)2は、両端を加圧バネに
よって一定荷重で感光体に当接され、感光体の回転によ
り従動回転する。この帯電ローラに対して電圧印加電源
3で帯電ローラ2の芯金2aに所定の電圧が印加され、
回転する感光体1の周面が所定の極性及び電位に接触帯
電方式で帯電される。
【0036】帯電ローラ2に印加する電圧は、直流電圧
あるいは直流電圧と交流電圧の重畳電圧(振動電圧)の
いずれかである。帯電ローラ2により所定の電位に均一
に一次帯電処理された感光体1の面に対して、レーザス
キャナ(画像露光手段:不図示)による目的画像情報の
露光光4、現像器5によるトナー現像、成形トナー像の
転写手段6による転写材7が定着手段(不図示)へ導入
されて画像形成物(プリント)として出力される。トナ
ー像転写後の感光体1の面は、クリーニング装置8で転
写残トナーの付着汚損物の除去がなされて清掃面化さ
れ、繰り返して作像に供される。
あるいは直流電圧と交流電圧の重畳電圧(振動電圧)の
いずれかである。帯電ローラ2により所定の電位に均一
に一次帯電処理された感光体1の面に対して、レーザス
キャナ(画像露光手段:不図示)による目的画像情報の
露光光4、現像器5によるトナー現像、成形トナー像の
転写手段6による転写材7が定着手段(不図示)へ導入
されて画像形成物(プリント)として出力される。トナ
ー像転写後の感光体1の面は、クリーニング装置8で転
写残トナーの付着汚損物の除去がなされて清掃面化さ
れ、繰り返して作像に供される。
【0037】なお、本発明の帯電部材は図1の様な像担
持体である感光体を帯電する像担持体帯電用帯電部材だ
けではなく、トナー像を転写材に転写させる際の転写帯
電用帯電部材又は像担持体の帯電を除電する際の除電帯
電用帯電部材として用いることもできる。
持体である感光体を帯電する像担持体帯電用帯電部材だ
けではなく、トナー像を転写材に転写させる際の転写帯
電用帯電部材又は像担持体の帯電を除電する際の除電帯
電用帯電部材として用いることもできる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
する。
【0039】(実施例1) <帯電部材の弾性層の作製> EPDM 100重量部 酸化亜鉛 5重量部 高級脂肪酸 1重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 パラフィンオイル 10重量部 硫黄 2重量部 加硫促進剤(MBT) 1重量部 加硫促進剤(TMTD) 1重量部 加硫促進剤(ZnMDC) 1.5重量部 発泡剤(重炭酸ナトリウム) 10重量部 を20℃に冷却した2本ロールにて20分間混合し、コ
ンパウンドを作製した。更に、直径6mmのステンレス
製芯金の外周に上記コンパウンドを150℃にて30分
間加熱加硫させ、厚さ3mmの弾性層を有する発泡ロー
ラ(外径12mm)を得た。
ンパウンドを作製した。更に、直径6mmのステンレス
製芯金の外周に上記コンパウンドを150℃にて30分
間加熱加硫させ、厚さ3mmの弾性層を有する発泡ロー
ラ(外径12mm)を得た。
【0040】次いで、本ローラの電気抵抗値を、温度2
3℃/相対湿度60%の環境下で測定したところ測定し
たところ、0.05MΩであった。測定は、帯電ローラ
の外周に10mm幅のアルミニウム箔(厚み50μm)
を密着させて巻き付け、芯金とアルミニウム箔間に直流
電圧250Vを印加し、10秒後の抵抗値を抵抗計(日
置電機(株)製、商品名:3119 DIGITAL
MΩ HITESTER)で読み取る方法を用いた。
3℃/相対湿度60%の環境下で測定したところ測定し
たところ、0.05MΩであった。測定は、帯電ローラ
の外周に10mm幅のアルミニウム箔(厚み50μm)
を密着させて巻き付け、芯金とアルミニウム箔間に直流
電圧250Vを印加し、10秒後の抵抗値を抵抗計(日
置電機(株)製、商品名:3119 DIGITAL
MΩ HITESTER)で読み取る方法を用いた。
【0041】<酸変性樹脂の製法>エチレン・ブチレン
共重合体を含有する樹脂100重量部に対し不飽和カル
ボン酸又はその誘導体(無水マレイン酸等)、有機過酸
化物を所定重量部添加し、ドライブレンドしたものを3
0mmφの2軸押出機(L/D=31)にてシリンダー
温度210℃、スクリュー回転数200rpmで途中ベ
ント孔より脱気を行いながら溶融混合し、ペレットを得
た。官能基含有不飽和化合物の付加量は、フェノールフ
タレインを指示薬としてテトラヒドロフラン溶液中で、
塩酸と水酸化ナトリウムによる滴定から求めた。
共重合体を含有する樹脂100重量部に対し不飽和カル
ボン酸又はその誘導体(無水マレイン酸等)、有機過酸
化物を所定重量部添加し、ドライブレンドしたものを3
0mmφの2軸押出機(L/D=31)にてシリンダー
温度210℃、スクリュー回転数200rpmで途中ベ
ント孔より脱気を行いながら溶融混合し、ペレットを得
た。官能基含有不飽和化合物の付加量は、フェノールフ
タレインを指示薬としてテトラヒドロフラン溶液中で、
塩酸と水酸化ナトリウムによる滴定から求めた。
【0042】<帯電部材の表面層の作製>無水マレイン
酸を付加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン
共重合樹脂(SEBS、無水マレイン酸付加量0.5重
量%)100重量部、導電性カーボンブラック12重量
部をV型ブレンダーで5分間乾式混合した。次いで、加
圧式ニーダーを用いて190℃で10分間溶融混練し
た。更に、冷却後、粉砕機にて粉砕した後、単軸押出機
(スクリュー径30mm、L/D=32)を用いてペレ
ット化した。更に、内径12mmのダイスと外径11m
mのニップルを備えたクロスヘッド押出機を用いて、内
径が11.5mm、肉厚が約200μmのシームレスチ
ューブを得た。
酸を付加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン
共重合樹脂(SEBS、無水マレイン酸付加量0.5重
量%)100重量部、導電性カーボンブラック12重量
部をV型ブレンダーで5分間乾式混合した。次いで、加
圧式ニーダーを用いて190℃で10分間溶融混練し
た。更に、冷却後、粉砕機にて粉砕した後、単軸押出機
(スクリュー径30mm、L/D=32)を用いてペレ
ット化した。更に、内径12mmのダイスと外径11m
mのニップルを備えたクロスヘッド押出機を用いて、内
径が11.5mm、肉厚が約200μmのシームレスチ
ューブを得た。
【0043】<帯電ローラの作製>上記シームレスチュ
ーブに空気を吹き込み、チューブの内径を拡大した後、
弾性層(発泡ローラ)を挿入し、チューブの収縮力によ
り両者を嵌合して、帯電ローラを得た。次いで、本帯電
ローラの電気抵抗値を低温低湿環境(L/L)(温度1
5℃/相対湿度10%)下で測定した。測定は、帯電ロ
ーラの外周に10mm幅のアルミニウム箔(厚み50μ
m)を密着させて巻き付け、芯金とアルミニウム箔間に
直流電圧250Vを印加し、10秒後の抵抗値を抵抗計
(日置電機(株)製、商品名:3119 DIGITA
L MΩ HITESTER)で読み取った。抵抗値は
1.6×106Ωであった。
ーブに空気を吹き込み、チューブの内径を拡大した後、
弾性層(発泡ローラ)を挿入し、チューブの収縮力によ
り両者を嵌合して、帯電ローラを得た。次いで、本帯電
ローラの電気抵抗値を低温低湿環境(L/L)(温度1
5℃/相対湿度10%)下で測定した。測定は、帯電ロ
ーラの外周に10mm幅のアルミニウム箔(厚み50μ
m)を密着させて巻き付け、芯金とアルミニウム箔間に
直流電圧250Vを印加し、10秒後の抵抗値を抵抗計
(日置電機(株)製、商品名:3119 DIGITA
L MΩ HITESTER)で読み取った。抵抗値は
1.6×106Ωであった。
【0044】また、25rpmで回転する40mmφの
金属ロールに荷重1kg(端部荷重0.5kg×2)で
当接させ、DC−250Vを印加時の最大電流値を|I
MAX|、最小電流値を|IMIN|とした時、|IMAX|/
|IMIN|を円周方向の抵抗値ムラとし測定した。
金属ロールに荷重1kg(端部荷重0.5kg×2)で
当接させ、DC−250Vを印加時の最大電流値を|I
MAX|、最小電流値を|IMIN|とした時、|IMAX|/
|IMIN|を円周方向の抵抗値ムラとし測定した。
【0045】この帯電ローラを、レーザービームプリン
タ(アップル社製、商品名:Laser Writer
16/600PS)に用いられるプロセスカートリッ
ジ(商品名:EP−Eカートリッジ)の一次帯電器に取
り付け、16枚/分から8枚/分、解像度1200dp
iに改造し、直流電圧:−670V、交流電圧:200
0V(ピーク間電圧)、周波数:600Hzの重畳電圧
を外部電源より印加し、低温低湿環境下において画像の
評価を行った。結果を表1に示す。
タ(アップル社製、商品名:Laser Writer
16/600PS)に用いられるプロセスカートリッ
ジ(商品名:EP−Eカートリッジ)の一次帯電器に取
り付け、16枚/分から8枚/分、解像度1200dp
iに改造し、直流電圧:−670V、交流電圧:200
0V(ピーク間電圧)、周波数:600Hzの重畳電圧
を外部電源より印加し、低温低湿環境下において画像の
評価を行った。結果を表1に示す。
【0046】(実施例2)マレイン酸を0.1重量%付
加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
樹脂(SEBS)サンプルを実施例1と同様な方法で作
製した。このサンプル100重量部、導電性カーボンブ
ラック13重量部に変更した以外は、実施例1と同様に
して実施例2の帯電ローラを作製し、画像評価を行っ
た。また、この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.
8×106Ωであった。結果を表1に示す。
加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
樹脂(SEBS)サンプルを実施例1と同様な方法で作
製した。このサンプル100重量部、導電性カーボンブ
ラック13重量部に変更した以外は、実施例1と同様に
して実施例2の帯電ローラを作製し、画像評価を行っ
た。また、この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.
8×106Ωであった。結果を表1に示す。
【0047】(実施例3)無水マレイン酸を5重量%付
加したスチレン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重
合樹脂(SEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプル100重量部、導電性カーボン
ブラック13重量部に変更した以外は、実施例1と同様
にして実施例3の帯電ローラを作製し、画像評価を行っ
た。また、この帯電部材の抵抗値を測定したところ2.
0×106Ωであった。結果を表1に示す。
加したスチレン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重
合樹脂(SEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプル100重量部、導電性カーボン
ブラック13重量部に変更した以外は、実施例1と同様
にして実施例3の帯電ローラを作製し、画像評価を行っ
た。また、この帯電部材の抵抗値を測定したところ2.
0×106Ωであった。結果を表1に示す。
【0048】(実施例4)アクリル酸を10重量%付加
したスチレン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重合
樹脂(SEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で作
製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施例
4の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、こ
の帯電部材の抵抗値を測定したところ1.5×106Ω
であった。結果を表1に示す。
したスチレン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重合
樹脂(SEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で作
製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施例
4の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、こ
の帯電部材の抵抗値を測定したところ1.5×106Ω
であった。結果を表1に示す。
【0049】(実施例5)マレイン酸を20重量%付加
したオレフィン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重
合樹脂(CEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施
例5の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、
この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.9×106
Ωであった。結果を表1に示す。
したオレフィン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重
合樹脂(CEBC)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施
例5の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、
この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.9×106
Ωであった。結果を表1に示す。
【0050】(実施例6)無水マレイン酸を30重量%
付加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重
合樹脂(SEBS)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施
例6の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、
この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.4×106
Ωであった。結果を表1に示す。
付加したスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重
合樹脂(SEBS)サンプルを実施例1と同様な方法で
作製した。このサンプルより実施例1と同様にして実施
例6の帯電ローラを作製し、画像評価を行った。また、
この帯電部材の抵抗値を測定したところ1.4×106
Ωであった。結果を表1に示す。
【0051】(実施例7) <表面層用塗料の調整>無水マレイン酸を付加したスチ
レン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合樹脂(SE
BS無水マレイン酸付加量0.5重量%)100重量
部、導電性カーボンブラック12重量部をV型ブレンダ
ーで5分間乾式混合した。次いで、加圧式ニーダーを用
いて190℃で10分間溶融混練した。このコンパウン
ドをトルエンで希釈、溶解し固形分5%の塗料を調整し
た。
レン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合樹脂(SE
BS無水マレイン酸付加量0.5重量%)100重量
部、導電性カーボンブラック12重量部をV型ブレンダ
ーで5分間乾式混合した。次いで、加圧式ニーダーを用
いて190℃で10分間溶融混練した。このコンパウン
ドをトルエンで希釈、溶解し固形分5%の塗料を調整し
た。
【0052】<帯電部材の作製>実施例1で得られた弾
性層上に、上記抵抗制御層用塗料を浸漬塗布し120℃
で1時間加熱乾燥することにより、厚さ100μmの抵
抗制御層を有する帯電部材を得た。実施例1と同様に画
像評価を行った。また、この帯電部材の抵抗値を測定し
たところ1.8×106Ωであった。結果を表1に示
す。
性層上に、上記抵抗制御層用塗料を浸漬塗布し120℃
で1時間加熱乾燥することにより、厚さ100μmの抵
抗制御層を有する帯電部材を得た。実施例1と同様に画
像評価を行った。また、この帯電部材の抵抗値を測定し
たところ1.8×106Ωであった。結果を表1に示
す。
【0053】(比較例1)スチレン−エチレン・ブチレ
ン−スチレン共重合樹脂にシェルジャパン(株)製「ク
レイトン」(SEBS、極性基付加量0%)を用い実施
例1と同様にして比較例1の帯電ローラを作製し、画像
評価を行った。解像度1200dpiでは、ローラピッ
チでの横スジが発生した。また、この帯電部材の抵抗値
を測定したところ2.0×106Ωであった。結果を表
1に示す。
ン−スチレン共重合樹脂にシェルジャパン(株)製「ク
レイトン」(SEBS、極性基付加量0%)を用い実施
例1と同様にして比較例1の帯電ローラを作製し、画像
評価を行った。解像度1200dpiでは、ローラピッ
チでの横スジが発生した。また、この帯電部材の抵抗値
を測定したところ2.0×106Ωであった。結果を表
1に示す。
【0054】(比較例2)水添スチレン−ブタジエン共
重合体樹脂(HSBR、極性基付加量0%)を用い実施
例1と同様にして比較例2の帯電ローラを作製し、画像
評価を行った。また、この帯電部材の抵抗値を測定した
ところ2.3×106Ωであった。解像度1200dp
iではローラピッチの横スジが発生した。結果を表1に
示す。
重合体樹脂(HSBR、極性基付加量0%)を用い実施
例1と同様にして比較例2の帯電ローラを作製し、画像
評価を行った。また、この帯電部材の抵抗値を測定した
ところ2.3×106Ωであった。解像度1200dp
iではローラピッチの横スジが発生した。結果を表1に
示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】本発明の、帯電部材の抵抗層に用いられ
る、極性基を付加したエチレン・ブチレン共重合体を含
有する樹脂は、導電剤を均一に分散させることができ、
円周方向の抵抗値ムラを軽減させることができるので、
帯電部材を均一な帯電を保つことにより高画質な画像が
安定して得られる。
る、極性基を付加したエチレン・ブチレン共重合体を含
有する樹脂は、導電剤を均一に分散させることができ、
円周方向の抵抗値ムラを軽減させることができるので、
帯電部材を均一な帯電を保つことにより高画質な画像が
安定して得られる。
【図1】本発明の帯電部材を用いた画像形成装置の一例
の概略的断面図である。
の概略的断面図である。
【図2】本発明による帯電部材の一例を示す断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 感光体 2 帯電部材(ローラ) 2a 芯金 2b 弾性層 2c 中間層 2d 表面層 3 電圧印加電源 4 露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 クリーニング装置
Claims (18)
- 【請求項1】 導電性支持体上に導電性弾性層と抵抗層
を順次積層して成る帯電部材において、該抵抗層が、極
性基を付加したエチレン・ブチレン共重合体を含有する
樹脂で形成されることを特徴とする帯電部材。 - 【請求項2】 前記極性基の付加量が0.1重量%〜3
0重量%である請求項1に記載の帯電部材。 - 【請求項3】 前記極性基がラジカル反応性の二重結合
とカルボキシル基を持つ反応性モノマーである請求項1
又は2に記載の帯電部剤。 - 【請求項4】 前記反応性モノマーが不飽和カルボン酸
又はその誘導体である請求項1〜3のいずれかに記載の
帯電部材。 - 【請求項5】 前記エチレン・ブチレン共重合体を含有
する樹脂が、末端にスチレンブロックポリマー、オレフ
ィンブロックポリマーの一方又は両方を有する請求項1
〜4のいずれかに記載の帯電部材。 - 【請求項6】 前記エチレン・ブチレン共重合体を含有
する樹脂が、その両末端にスチレンブロックポリマーを
有する請求項1〜4のいずれかに記載の帯電部材。 - 【請求項7】 前記帯電部材は、画像形成に際して、電
圧を印加することにより被帯電体を帯電させるものであ
る請求項1〜6のいずれかに記載の帯電部材。 - 【請求項8】 印加する電圧が直流電圧である請求項7
に記載の帯電部材。 - 【請求項9】 印加する電圧が振動電圧である請求項7
に記載の帯電部材。 - 【請求項10】 前記振動電圧が直流電圧と交流電圧を
重畳した電圧である請求項9に記載の帯電部材。 - 【請求項11】 帯電部材が被帯電体の表面に接触して
いる請求項1〜10のいずれかに記載の帯電部材。 - 【請求項12】 帯電部材がローラ形状である請求項1
〜11のいずれかに記載の帯電部材。 - 【請求項13】 帯電部材が画像形成装置における像担
持体帯電用帯電部材である請求項1〜12のいずれかに
記載の帯電部材。 - 【請求項14】 像担持体が電子写真感光体である請求
項13記載の帯電部材。 - 【請求項15】 前記請求項1〜14のいずれかに記載
の帯電部材及びこれに接触させる被帯電体を含有するこ
とを特徴とする帯電装置。 - 【請求項16】 帯電部材に電圧が印可され、該部材に
接触して、帯電処理され、作像される請求項15に記載
の帯電装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項17】 作像プロセスが、像担持体を一様に帯
電する手段、その帯電を選択的に除電して静電潜像を形
成する手段、その潜像をトナー現像する手段、そのトナ
ー現像像を被記録材に転写する手段を有する転写方式の
作像プロセスであることを特徴とする請求項16に記載
の画像形成装置。 - 【請求項18】 像担持体と、帯電手段を包含し、画像
形成装置本体に対して着脱自在のプロセスカートリッジ
であり、帯電手段が請求項1〜14のいずれかに記載の
帯電部材、もしくは請求項15に記載の帯電装置である
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11104180A JP2000293011A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11104180A JP2000293011A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293011A true JP2000293011A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14373817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11104180A Pending JP2000293011A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000293011A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012215868A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Canon Inc | 導電性部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
| JP2014157312A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Konica Minolta Inc | 導電性ベルトおよび画像形成装置 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11104180A patent/JP2000293011A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012215868A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Canon Inc | 導電性部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
| JP2014157312A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Konica Minolta Inc | 導電性ベルトおよび画像形成装置 |
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