JP2000293362A - Osカーネルコードの動的構成変更と修正の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体 - Google Patents

Osカーネルコードの動的構成変更と修正の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体

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JP2000293362A
JP2000293362A JP11096017A JP9601799A JP2000293362A JP 2000293362 A JP2000293362 A JP 2000293362A JP 11096017 A JP11096017 A JP 11096017A JP 9601799 A JP9601799 A JP 9601799A JP 2000293362 A JP2000293362 A JP 2000293362A
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JP11096017A
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Shinichi Suwabe
眞一 諏訪部
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想記憶管理を採用しているOSでの運用中
にOSカーネルコードの構成変更とOSカーネルコード
の修正を動的に可能にする。 【解決手段】 実メモリ装置100からカーネルコード
修正部107までの構成を有し、システム運用中の構成
変更の要求に対応するOSカーネル構成を受け取る。こ
の指定でのページ属性変更によって仮想空間管理テーブ
ルを更新するとともに、この更新内容に基づいた動作で
使用されるOSカーネルの構成を変更する。また、更新
内容に基づいた動作では使用されていない状態のOSカ
ーネルコードに対して修正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想記憶管理によ
るオペレーティングシステムにおけるシステム運用中に
OSカーネルコードの構成変更及び修正を動的に行うた
めのOSカーネルコードの動的構成変更と修正の方法及
びそのシステム並びに情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オペレーティングシステム(O
S)の機能中での最も基本的な部分であるカーネル機能
(ニュークリアス又は核/制御と資源管理とが中心)
は、仮想記憶管理方式を採用している場合でも、システ
ム運用者にシステム運用中の動的な機能選択が出来ない
状態で提供されている。すなわち、システム運用者の動
的な機能選択は、OSカーネル上で動作するサブシステ
ムの選択に限定されている。
【0003】このOSカーネルでは、時間帯ごとに使用
する機能が限定されている場合でも、OSカーネルコー
ドを必要とする実メモリ(記憶)量が大きくなる。すな
わち、使用する機能の全てを含んだOSカーネルコード
をシステム初期化時にロードする必要があり、システム
運用中の変更が出来ないため、実メモリ量が大きくなっ
てしまう。また、OSカーネルコードの修正後は、シス
テム再立ち上げが必要となり、使用されていない部分の
カーネルコードであっても、動的にシステムから切り離
すことが出来ずに、システムの再立ち上げが必要となっ
てしまう。
【0004】このようなOSカーネルにかかる改善策が
提案されている。例えば、特開昭62−184534号
公報の「オペレーティングシステムの非常駐化方式」で
は、主記憶装置の有効利用を図るため、OSのシステム
タスクをユーザプログラムの使用開始コマンドによって
自動的に主記憶装置上にロードし、ユーザプログラムか
らの使用終了コマンドによって自動的に主記憶装置から
開放している。
【0005】また、特開平2−199533号公報の
「オペレーティングシステム中核部の動的リンク方式」
では、不必要な機能によるメモリでの専有がなくなるよ
うにするため、OSの中核部を機能単位に複数のロード
モジュールに分割して、システム使用者がシステム稼働
時にOSの中核部を動的にリンクし、又は、開放可能に
している。更に、特開平4−245545号公報の「マ
ルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法及びマルチ・
ユーザ仮想計算機システム」では、仮想計算機システム
・プロダクト(VM/SP)にあって、その変更を可能
にするため、制御プログラム(CP)中核パラメータに
対して中核又は制御プログラムの新しい初期プログラム
ロード(IPL)の再形成を不必要にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例では、実メモリ量が大きくなり、また、システム再立
ち上げが必要となってしまうという欠点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、OSカーネルに必要な実メ
モリ量を削減できるとともに、OSカーネルコードの修
正がシステム再立ち上げを行わないで出来るようにな
り、実メモリ量の有効利用が可能になるとともに、装置
規模及び処理規模の削減が可能になるOSカーネルコー
ドの動的構成変更と修正の方法及びそのシステムの提供
を目的とする。
【0008】更に、本発明は、前記の目的に対応する制
御プログラムを、パッケージソフトウェアとして提供し
て、特に小型汎用コンピュータでの実行が可能となる情
報記録媒体の提供を他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のOSカーネルコードの動的構成変更と修正
の方法は、仮想記憶管理によるオペレーティングシステ
ムでのシステム運用におけるOSカーネルコードの動的
構成変更及び修正を行うものであり、システム運用中の
変更要求に対応するOSカーネル構成を受け取る段階
と、この変更要求でのページ属性変更によって仮想空間
管理テーブルを更新する段階と、この更新内容に基づい
た動作で使用されるOSカーネルの構成を変更する段階
と、更新内容に基づいた動作で使用されていないOSカ
ーネルコードに対して修正を行う段階とを有している。
【0010】前記システム運用中の構成変更の要求に対
応するOSカーネル構成を受け取る段階に代えて、カー
ネル構成作成によって予め機能ごとに分割して用意され
ているOSカーネルコード部品を組み合わせてOSカー
ネルを設定する段階と、システム運用中に構成変更の必
要が生じた際に、カーネル構成変更による要求に対応す
るOSカーネルに再構成する段階とを有している。
【0011】本発明のOSカーネルコード動的構成変更
修正システムは、仮想記憶管理によるオペレーティング
システムにおけるシステム運用中に動的にOSカーネル
コードの構成変更及び修正を行うものであり、システム
運用中の変更要求に対応するOSカーネル構成を受け取
る受取手段と、受取手段における変更要求でのページ属
性変更によって仮想空間管理テーブルを更新する更新処
理手段と、更新処理手段での更新内容に基づいた動作で
使用されるOSカーネルの構成を変更する変更手段と、
更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用されて
いないOSカーネルコードに対して修正を行う修正手段
とを備える構成としてある。
【0012】本発明のOSカーネルコード動的構成変更
修正システムは、仮想記憶管理によるオペレーティング
システムにおけるシステム運用中に動的にOSカーネル
コードの構成変更及び修正を行うものであり、カーネル
構成作成によって予め機能ごとに分割して用意されてい
るOSカーネルコード部品を組み合わせて所望のOSカ
ーネルを設定する設定手段と、システム運用中に構成変
更の必要が生じた際に、カーネル構成変更による要求に
対応するOSカーネルに再構成する再構成処理手段と、
再構成処理手段における変更要求でのページ属性変更に
よって仮想空間管理テーブルを更新する更新処理手段
と、更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用さ
れるOSカーネルの構成を変更する変更手段と、更新処
理手段での更新内容に基づいた動作で使用されていない
OSカーネルコードに対して修正を行う修正手段とを備
える構成としてある。
【0013】更に、前記受取手段、更新処理手段、変更
手段及び修正手段として、システム初期化時にOSカー
ネルコードがロードされ、かつ、システム動作中に更新
して格納しているOSカーネルコードのロード状態に基
づいた制御が行われる実メモリ装置及び二次記憶装置
と、実メモリ装置又は二次記憶装置でのシステム初期化
時にOSカーネルコードのロード状態を更新して格納す
る仮想空間管理テーブルと、操作指示に対応してカーネ
ル構成の変更内容を通知するためのカーネル構成変更部
と、実メモリ装置及び二次記憶装置に対するシステム初
期化時でのロードを制御し、かつ、システム動作中の制
御を実行するための仮想記憶管理部と、カーネル構成変
更部からの構成変更の通知によって仮想空間管理テーブ
ルの内容を変更する処理を行うページ属性変更部と、操
作指示によってシステム運用中に使用されていないOS
カーネルコードの修正を行うためのカーネルコード修正
部とを備える構成としてある。
【0014】また、前記OSカーネルコードが、複数の
ページ記述子及びカーネルイメージ記述子を有する構成
としてある。
【0015】更に、前記構成に、予め機能ごとに分割し
て用意されているOSカーネルコード部品を組み合わせ
て必要なOSカーネルを設定するカーネル構成作成部を
更に設け、システム運用中に構成変更の必要が生じた場
合にカーネル構成変更部によってOSカーネルに再構成
する構成としてある。
【0016】また、前記カーネル構成変更を指定した際
の内容が通知されるページ属性変更部が、不必要になっ
たカーネル機能に対応する部分のページ属性値を仮想空
間管理テーブルに対して「必要又は不必要」から「不必
要又は必要」に更新し、このカーネル構成変更指定状態
を仮想記憶管理部に通知する構成としてある。
【0017】更に、前記仮想記憶管理部が、システム立
ち上げ時にページ記述子で付与されるメモリ使用属性に
基づいて、実メモリ装置上に常駐する必要があるカーネ
ルイメージを優先度の高いものから選択して実メモリ装
置上に配置し、かつ、優先度の低いカーネルイメージを
二次記憶装置上に配置する構成としてある。
【0018】また、前記システム運用中は、OSカーネ
ルイメージの部分が、実メモリ装置の負荷状況やカーネ
ルコードの使用状態に依存して実メモリ装置及び二次記
憶装置との間でのカーネルコードの再配置をLRUを通
じて実行する構成としてある。
【0019】本発明の情報記録媒体は、システム運用中
の構成変更の要求に対応するOSカーネル構成を受け取
り、この指定でのページ属性変更によって仮想空間管理
テーブルを更新するとともに、この更新内容に基づいた
動作で使用されるOSカーネルの構成を変更し、また、
使用されていない状態のOSカーネルコードに対して修
正を行う制御を実行する制御プログラムを格納してい
る。
【0020】また、本発明の情報記録媒体は、カーネル
構成作成によって予め機能ごとに分割して用意されてい
るOSカーネルコード部品を組み合わせて所望のOSカ
ーネルを設定し、システム運用中に構成変更の必要が生
じた際にカーネル構成変更に対応するOSカーネルに再
構成するとともに、このページ属性変更によって仮想空
間管理テーブルを更新し、かつ、更新内容に基づいた動
作で使用されるOSカーネルの構成を変更し、また、使
用されていない状態のOSカーネルコードに対して修正
を行う制御を実行する制御プログラムを格納している。
【0021】このような本発明のOSカーネルコードの
動的構成変更と修正の方法及びそのシステムは、仮想記
憶管理を採用しているオペレーティングシステムにおい
て、システム運用中にOSカーネルコードの構成変更及
びOSカーネルコードの修正が動的に出来るようにな
る。すなわち、OSカーネルの構成の変更を動的に行
い、機能ごとに必要、不必要の設定を行って、そのシス
テム運用に整合させており、この結果、OSカーネルに
必要な実メモリ量を削減できるようになる。
【0022】また、機能が使用されていない状態でカー
ネルコード修正を行うことによって、再度使用が必要と
なった場合に修正後のカーネルコードが使用できること
になる。この場合、OSカーネルコードの修正がシステ
ム再立ち上げを行わないで可能になる。この結果、実メ
モリ量の有効利用が可能になるとともに、その装置規模
及び処理規模を削減できるようになる。
【0023】また、本発明のOSカーネルコードの動的
構成変更と修正の方法及びそのシステムは、カーネル構
成作成によって予め機能ごとに分割して用意されている
OSカーネルコード部品を組み合わせて所定の固有のO
Sカーネルを設定し、システム運用中に構成変更の必要
が生じた際に、カーネル構成変更によって要求を満たす
OSカーネルに再構成している。
【0024】この結果、システム運用者が、機能ごとに
モジュール分割されて提供されるOSカーネルコード部
品を使用したい機能に基づいて自由に作成して使用でき
るようになる。
【0025】本発明の情報記録媒体は、前記したOSカ
ーネルの構成の変更を動的に行い、機能ごとに必要、不
必要の設定を行って、そのシステム運用に整合させ、及
び、機能が使用されていない状態でカーネルコード修正
を行うことによって、再度使用が必要となった場合に修
正後のカーネルコードを使用する制御プログラムを、汎
用的なパッケージソフトウェアとして提供している。こ
の結果、特に小型汎用コンピュータでの本発明の実施が
容易に出来るようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明のOSカーネルコー
ドの動的構成変更と修正の方法及びそのシステム並びに
情報記録媒体の実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明のOSカーネルコードの動的構成変
更と修正の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体の
実施形態にかかる構成を示すブロック図である。なお、
この図1に示す以下の構成は、小型汎用コンピュータ
(パーソナルコンピュータ)などで、その実現が可能で
ある。
【0027】図1において、このOSカーネルコード動
的構成変更修正システムは、システム初期化時にOSカ
ーネルコードがロードされ、かつ、システム動作中に仮
想空間管理テーブルによる制御が行われる実メモリ装置
100及び二次記憶装置101と、システム初期化時の
実メモリ装置100又は二次記憶装置101でのOSカ
ーネルコード106のロード状態を更新して格納する仮
想空間管理テーブル102と、図示しない入力操作装置
を通じたシステム運用者からの図示しない入力操作装置
などを通じた操作指示によって、カーネル構成の変更内
容を通知するカーネル構成変更部103とを備えてい
る。
【0028】更に、このOSカーネルコード動的構成変
更修正システムは、システム初期化時でのロードを制御
し、かつ、システム動作中の制御を実行(管理)するた
めの仮想記憶管理部104と、カーネル構成変更部10
3から構成変更の通知によって仮想空間管理テーブル1
02の内容を変更処理するページ属性変更部105と、
ページ記述子及びカーネルイメージからなるOSカーネ
ルコード106と、システム運用者の操作指示によって
システム運用中に使用状態でないOSカーネルコードに
対して必要な修正を行うためのカーネルコード修正部1
07とを備えている。
【0029】このOSカーネルコード106は、内部に
ページ記述子A1,A2,A3,A4、ページ記述子B
1,B2,B3,B4、ページ記述子C1,C2,C
3,C4及びページ記述子D1,D2,D3,D4とも
に、カーネルイメージA1,A2,A3,A4、カーネ
ルイメージB1,B2,B3,B4、カーネルイメージ
記述子C1,C2,C3,C4及びカーネルイメージD
1,D2,D3,D4を有している。
【0030】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、図1における要部の動作を個別に説明する。
カーネル構成変更部103は、図示しない入力操作装置
を通じたシステム運用者による操作指示が入力されて、
カーネル構成の変更内容をページ属性変更部105に通
知する。また、仮想記憶管理部104は、システム初期
化時にOSカーネルコード106を実メモリ装置100
又は二次記憶装置101上にロードするとともに、この
ロード状態を仮想空間管理テーブル102に反映させ
る。仮想記憶管理部104は、システム動作中に実メモ
リ装置100と二次記憶装置101とを仮想空間管理テ
ーブル102を使用して制御する。
【0031】ページ属性変更部105は、カーネル構成
変更部103から構成変更の通知を受け取った場合、こ
の内容を仮想空間管理テーブル102に反映させ、仮想
空間管理テーブル102の内容を参照する仮想記憶管理
部104の動作内容を変更する。カーネルコード修正部
107は、図示しない入力操作装置を通じたシステム運
用者による操作指示を受け取って、システム運用中に使
用状態でないOSカーネルコードに対して必要な修正を
行う。
【0032】次に、全体動作の概略について説明する。
図1において、システム運用者が図示しない入力操作装
置を通じてカーネル構成変更部103に要求対象のOS
カーネル構成を指定する。この指定によってページ属性
変更部105が仮想空間管理テーブル102を更新す
る。この内容に基づいた動作を仮想記憶管理部104が
行うことによって、使用されるOSカーネルの構成が変
更される。また、カーネルコード修正部107は、使用
されていない状態にあるOSカーネルコードに対して修
正を行い、このOSカーネルコードが新たに使用される
ときは、修正後の値となるようにする。このようにし
て、OSカーネルコードの構成変更と修正とを動的に行
っている。
【0033】次に、この動作を詳細に説明する。仮想記
憶管理部104は、システム立ち上げ時に、OSカーネ
ルコード106を実メモリ装置100及び二次記憶装置
101上にロードする。その際、ページ記述子A1〜D
4によって与えられるメモリ使用属性に基づいて、実メ
モリ装置100上で常駐が必要なカーネルイメージを実
メモリ装置100上に配置して常駐させる。他は優先度
の高いものから選択して配置し、また、優先度の低いも
のは、二次記憶装置101上に配置する。
【0034】システム運用中は、実メモリ装置100の
負荷状況やカーネルコードの使用状態に依存して、実メ
モリ装置100上と二次記憶装置101上との間でカー
ネルコードの再配置を実行する。ただし、使用されてい
るカーネル機能のメモリ常駐指定の部分は二次記憶装置
101上に配置されない。
【0035】システム運用者がカーネル構成変更部10
3に対して、カーネル構成変更を指定すると、この指定
内容がページ属性変更部105に通知される。ページ属
性変更部105は、不必要になったカーネル機能に対応
する部分のページ属性の値を仮想空間管理テーブル10
2上で「必要」から「不必要」に更新する。逆に、「不
必要」から「必要」に変更する部分も同様に処理する。
この後、ページ属性変更部105は、カーネル構成変更
指定があったことを、仮想記憶管理部104に通知す
る。
【0036】通知を受けた仮想記憶管理部104は、通
常のシステム運用動作を停止し、実メモリ装置100の
再配置処理のみを行う状態に移行する。すなわち、仮想
空間管理テーブル102の変更内容を参照し、この参照
内容に対応した動作を実行する。これによって、新たに
「不必要」となったカーネルイメージに対応するページ
が実メモリ装置100上で存在していた場合は、この領
域を解放する。逆に、新たに「必要」となったカーネル
イメージに対応するページがある場合は、このOSカー
ネルコードを実メモリ装置100又は二次記憶装置10
1にロードする。
【0037】この際、常駐指定の部分は実メモリ装置1
00上に配置し、この他は優先度に基づいて実メモリ装
置100又は二次記憶装置101上に配置する。これら
の再配置が終了した後は、通常のシステム運用動作を再
開する。また、システム運用者が、図示しない入力操作
装置を通じて、カーネルコード修正部107に指示し、
カーネルコード修正部107が、システム運用中に、現
在使用されていないOSカーネルコードに対する必要な
修正を行う。
【0038】更に、この動作を具体例を用いて説明す
る。図2はページ記述子上のメモリ使用属性を有したO
Sカーネルコードの構成を説明するための図であり、図
3は、配置完了後の仮想空間管理テーブル102の状態
を示す図である。図2において、ページ記述子上のメモ
リ使用属性を有したOSカーネルコードの構成である場
合、システム立ち上げ時は、カーネルイメージA1,A
2,B1,B2,C1,C2が実メモリ装置100上に
配置され、カーネルイメージA3,A4,B3,B4,
C3,C4が、実メモリ装置100又は二次記憶装置1
01上に優先度に基づいて配置される。図3は、この配
置完了後の仮想空間管理テーブル102の状態を示して
いる。
【0039】システム運用中は、カーネルイメージA
3,A4,B3,B4,C3,C4の部分が、実メモリ
装置100の負荷状況やOSカーネルコードの使用状態
に依存して、実メモリ装置100上と二次記憶装置10
1上との間でOSカーネルコードの再配置が行われる。
このOSカーネルコードの再配置の実行は、一般的にL
RU(Least Recently Used )制御を採用して行われて
いる。
【0040】図4は仮想空間管理テーブル102の更新
後の状態を示す図である。システム運用者がカーネル構
成変更部103に対して、カーネルイメージB1〜C4
に対応するカーネル機能の「不必要」と、カーネルイメ
ージD1〜D4に対応するカーネル機能の「必要」を指
定した場合、図4に示すように仮想空間管理テーブル1
02の値がその内容に基づいて更新される。
【0041】この図4では、常駐指定であったカーネル
イメージB1,B2,C1,C2に対応する部分の実メ
モリは解放され、新たにカーネルイメージD1、D2が
実メモリ装置100上に配置されている。実メモリ装置
100上のOSカーネルコードの常駐量を比較すると、
この場合は、合計6ページから合計4ページに変化して
いる。更に、システム運用者は、使用していない状態に
変化したOSカーネルコードB1〜C4の部分に修正が
必要であった場合、カーネルコード修正部107を使用
して修正を行う。
【0042】次に、他の実施形態について説明する。図
5は他の実施形態の構成を示すブロック図であり、図6
は他の実施形態の動作を説明するための図である。図5
では図1に示した構成に加えて、カーネル構成作成部1
08を設けている。
【0043】システム運用者が入力操作装置を通じて操
作指示したカーネル構成作成部108は、予め機能ごと
に分割して用意されているOSカーネルコード部品を組
み合わせ、必要な固有のOSカーネルを設定する。シス
テム運用中に構成変更の必要が生じた場合は、カーネル
構成変更部103を使用して所要のOSカーネルに再構
成する。
【0044】この、他の実施形態において、図6は、ペ
ージ記述子A1〜A3及びC1〜C3を選択し、カーネ
ルイメージA1〜A3及びC1〜C3によるOSカーネ
ルコードを構成した場合を示している。すなわち、シス
テム運用者が、機能ごとにモジュール分割されて提供さ
れるOSカーネルコード部品A1〜C3を使用したい機
能に基づいて自由に作成して使用する。
【0045】なお、前記で説明した動作は、この動作に
対応する制御プログラムを汎用小型コンピュータ(パー
ソナルコンピュータ)が実行する際の汎用ソフトウェア
(バッケージソフトウェア)として提供可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のOSカーネルコードの動的構成変更と修正の方法及び
そのシステムによれば、実メモリ量の有効利用が可能に
なるとともに、装置規模及び処理規模を削減できるよう
になる。すなわち、仮想記憶管理を採用しているオペレ
ーティングシステムにおいて、システム運用中にOSカ
ーネルコードの構成変更とOSカーネルコードの修正が
動的に行われる。この結果、OSカーネルに必要な実メ
モリ量を削減できるようになる。
【0047】また、機能が使用されていない状態でカー
ネルコード修正を行うことによって、再度使用が必要と
なった場合に修正後のカーネルコードが使用できること
になる。この場合、OSカーネルコードの修正がシステ
ム再立ち上げを行わないで可能になる。
【0048】更に、本発明の情報記録媒体によれば、前
記したOSカーネルコードの動的構成変更と修正動作の
制御プログラムを、汎用的なパッケージソフトウェアと
して提供可能になる。この結果、特に小型汎用コンピュ
ータでの本発明の実施が容易に出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOSカーネルコードの動的構成変更と
修正の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体の実施
形態にかかる構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態にあってページ記述子上のメモリ使用
属性を有したOSカーネルコードの構成を説明するため
の図である。
【図3】実施形態にあって配置完了後の仮想空間管理テ
ーブルの状態を説明するための図である。
【図4】実施形態にあって仮想空間管理テーブルの更新
後の状態を説明するための図である。
【図5】他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図6】他の実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100 実メモリ装置 101 二次記憶装置 102 仮想空間管理テーブル 103 カーネル構成変更部 104 仮想記憶管理部 105 ページ属性変更部 106 OSカーネルコード 107 カーネルコード修正部 108 カーネル構成作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/12 G06F 12/12 B D

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想記憶管理によるオペレーティングシ
    ステムでのシステム運用におけるOSカーネルコードの
    動的構成変更と修正の方法において、 システム運用中の変更要求に対応するOSカーネル構成
    を受け取る段階と、 この変更要求でのページ属性変更によって仮想空間管理
    テーブルを更新する段階と、 この更新内容に基づいた動作で使用されるOSカーネル
    の構成を変更する段階と、 更新内容に基づいた動作で使用されていないOSカーネ
    ルコードに対して修正を行う段階と、 を有することを特徴とするOSカーネルコードの動的構
    成変更と修正の方法。
  2. 【請求項2】 前記システム運用中の構成変更の要求に
    対応するOSカーネル構成を受け取る段階に代えて、 カーネル構成作成によって予め機能ごとに分割して用意
    されているOSカーネルコード部品を組み合わせてOS
    カーネルを設定する段階と、 システム運用中に構成変更の必要が生じた際に、カーネ
    ル構成変更による要求に対応するOSカーネルに再構成
    する段階と、 を有することを特徴とする請求項1記載のOSカーネル
    コードの動的構成変更と修正の方法。
  3. 【請求項3】 仮想記憶管理によるオペレーティングシ
    ステムにおけるシステム運用中に、動的にOSカーネル
    コードの構成変更及び修正を行うOSカーネルコード動
    的構成変更修正システムにおいて、 システム運用中の変更要求に対応するOSカーネル構成
    を受け取る受取手段と、 前記受取手段における変更要求でのページ属性変更によ
    って仮想空間管理テーブルを更新する更新処理手段と、 前記更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用さ
    れるOSカーネルの構成を変更する変更手段と、 前記更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用さ
    れていないOSカーネルコードに対して修正を行う修正
    手段と、 を備えることを特徴とするOSカーネルコード動的構成
    変更修正システム。
  4. 【請求項4】 仮想記憶管理によるオペレーティングシ
    ステムにおけるシステム運用中に、動的にOSカーネル
    コードの構成変更及び修正を行うOSカーネルコード動
    的構成変更修正システムにおいて、 カーネル構成作成によって予め機能ごとに分割して用意
    されているOSカーネルコード部品を組み合わせて所望
    のOSカーネルを設定する設定手段と、 システム運用中に構成変更の必要が生じた際に、カーネ
    ル構成変更による要求に対応するOSカーネルに再構成
    する再構成処理手段と、 前記再構成処理手段における変更要求でのページ属性変
    更によって仮想空間管理テーブルを更新する更新処理手
    段と、 前記更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用さ
    れるOSカーネルの構成を変更する変更手段と、 前記更新処理手段での更新内容に基づいた動作で使用さ
    れていないOSカーネルコードに対して修正を行う修正
    手段と、 を備えることを特徴とするOSカーネルコード動的構成
    変更修正システム。
  5. 【請求項5】 前記請求項3記載の受取手段、更新処理
    手段、変更手段及び修正手段として、 システム初期化時にOSカーネルコードがロードされ、
    かつ、システム動作中に更新して格納しているOSカー
    ネルコードのロード状態に基づいた制御が行われる実メ
    モリ装置及び二次記憶装置と、 前記実メモリ装置又は二次記憶装置でのシステム初期化
    時にOSカーネルコードのロード状態を更新して格納す
    る仮想空間管理テーブルと、 操作指示に対応してカーネル構成の変更内容を通知する
    ためのカーネル構成変更部と、 実メモリ装置及び二次記憶装置に対するシステム初期化
    時でのロードを制御し、かつ、システム動作中の制御を
    実行するための仮想記憶管理部と、 前記カーネル構成変更部からの構成変更の通知によって
    前記仮想空間管理テーブルの内容を変更する処理を行う
    ページ属性変更部と、 操作指示によってシステム運用中に使用されていないO
    Sカーネルコードの修正を行うためのカーネルコード修
    正部と、 を備えることを特徴とする請求項3記載のOSカーネル
    コード動的構成変更修正システム。
  6. 【請求項6】 前記OSカーネルコードが、 複数のページ記述子及びカーネルイメージ記述子を有す
    ることを特徴とする請求項5記載のOSカーネルコード
    動的構成変更修正システム。
  7. 【請求項7】 前記請求項5記載の構成に、 予め機能ごとに分割して用意されているOSカーネルコ
    ード部品を組み合わせて必要なOSカーネルを設定する
    カーネル構成作成部を更に設け、 システム運用中に構成変更の必要が生じた場合に前記カ
    ーネル構成変更部によってOSカーネルに再構成するこ
    とを特徴とするOSカーネルコード動的構成変更修正シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記カーネル構成変更を指定した際の内
    容が通知されるページ属性変更部が、不必要になったカ
    ーネル機能に対応する部分のページ属性値を仮想空間管
    理テーブルに対して「必要又は不必要」から「不必要又
    は必要」に更新し、このカーネル構成変更指定状態を仮
    想記憶管理部に通知することを特徴とする請求項5記載
    のOSカーネルコード動的構成変更修正システム。
  9. 【請求項9】 前記仮想記憶管理部が、 システム立ち上げ時にページ記述子で付与されるメモリ
    使用属性に基づいて、実メモリ装置上に常駐する必要が
    あるカーネルイメージを優先度の高いものから選択して
    実メモリ装置上に配置し、かつ、優先度の低いカーネル
    イメージを二次記憶装置上に配置することを特徴とする
    請求項5記載のOSカーネルコード動的構成変更修正シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記システム運用中は、OSカーネル
    イメージの部分が、実メモリ装置の負荷状況やカーネル
    コードの使用状態に依存して実メモリ装置及び二次記憶
    装置との間でのカーネルコードの再配置をLRUを通じ
    て実行することを特徴とする請求項5記載のOSカーネ
    ルコード動的構成変更修正システム。
  11. 【請求項11】 システム運用中の構成変更の要求に対
    応するOSカーネル構成を受け取り、この指定でのペー
    ジ属性変更によって仮想空間管理テーブルを更新すると
    ともに、この更新内容に基づいた動作で使用されるOS
    カーネルの構成を変更し、また、使用されていない状態
    のOSカーネルコードに対して修正を行う制御を実行す
    る制御プログラムを格納したことを特徴とする情報記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 カーネル構成作成によって予め機能ご
    とに分割して用意されているOSカーネルコード部品を
    組み合わせて所望のOSカーネルを設定し、システム運
    用中に構成変更の必要が生じた際にカーネル構成変更に
    対応するOSカーネルに再構成するとともに、このペー
    ジ属性変更によって仮想空間管理テーブルを更新し、か
    つ、更新内容に基づいた動作で使用されるOSカーネル
    の構成を変更し、また、使用されていない状態のOSカ
    ーネルコードに対して修正を行う制御を実行する制御プ
    ログラムを格納したことを特徴とする情報記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260712B2 (en) * 2004-09-20 2007-08-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Transactional kernel configuration
US7664950B2 (en) * 2003-11-11 2010-02-16 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for dynamically changing intrusion detection rule in kernel level intrusion detection system
KR101989593B1 (ko) * 2018-02-22 2019-06-14 한국항공대학교산학협력단 식별정보 전달 장치 및 방법

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