JP2000293387A - イベント通知システム - Google Patents

イベント通知システム

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JP2000293387A
JP2000293387A JP11097199A JP9719999A JP2000293387A JP 2000293387 A JP2000293387 A JP 2000293387A JP 11097199 A JP11097199 A JP 11097199A JP 9719999 A JP9719999 A JP 9719999A JP 2000293387 A JP2000293387 A JP 2000293387A
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event
time
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events
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JP11097199A
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Masahiro Tomono
正裕 友納
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イベントの受信頻度の高低にかかわらず、各
イベントについて転送遅延時間が小さいイベント通知シ
ステムを提供する。 【解決手段】 イベント受信手段30によって受信され
たイベント発生元コンポーネントからのイベントは、イ
ベント収集処理部31のイベント収集手段32によって
取り出され、イベント記憶手段33にイベント配列とし
て格納されるとともに送信判定指示がイベント送信判定
手段34に出力される。イベント送信判定手段34は、
従来と比較してイベント発生元コンポーネントからイベ
ントを受信したことによって送信判定指示された時点か
ら予め決められた待ち時間Dになるまでを計測するよう
にし、イベント配列に格納するイベント数が最大収集数
Mになったときのみならず、最大収集数Mに達するまで
もなく、これらタイマの計測時間がそれぞれ設定された
時刻を経過したときに、イベント送信手段35によりイ
ベント配列の送信を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散システムにおけ
るイベント通知システムに係わり、詳細には複数のイベ
ントを一括転送するイベント通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】分散システムは、情報処理の高度化およ
び複雑化にともなう処理の負荷を均等化する。分散シス
テムにおける各装置、サブシステムあるいはプロセスな
どの構成部品の総称としてコンポーネントという。これ
らコンポーネントは、互いに非同期で通信される情報と
してのイベントという形態で送受されることで処理を行
う。イベント通知システムは、このようなイベントの仲
介を担う。
【0003】図8はこのようなイベント通知システムが
適用される分散システムの構成の概要を表わしたもので
ある。この分散システムは、通知すべきイベントが発生
したイベント発生元コンポーネント10と、この発生し
たイベントの通知先であるイベント通知先コンポーネン
ト11と、イベント通知システム12を備えている。イ
ベント発生元コンポーネント10は、イベント通知シス
テム12を介してイベント通知先コンポーネント11に
接続されている。このようなイベント通知システム12
は、イベント発生元コンポーネント10からイベントを
受信し、通知先コンポーネント11に対して発生したイ
ベントを転送する。このようなイベント通知システム
は、特にイベントの通知という観点から、ネットワーク
管理やシステム管理において、装置やプログラムの障害
を非同期に通知する際に有用である。
【0004】イベント発生元コンポーネント10とイベ
ント通知先コンポーネント11との間には、いくつかの
コンポーネントが存在している場合には、各コンポーネ
ント間にこのようなイベント通知システムが挿入され
る。イベント発生元コンポーネント10、イベント通知
システム11そしてイベント通知先コンポーネント12
それぞれの間では、上述したイベント通知以外に一般の
通信情報が転送されている。したがって、従来からこの
種のイベント通知システムは、発生した複数のイベント
を一括転送することで、イベントの転送効率を向上させ
て、イベント通知以外の通信処理への負荷を軽減させて
いる。
【0005】図9はこのようなイベント通知システム1
2におけるイベント通知処理の概要を表わしたものであ
る。イベント通知システム12には、予め一括転送が可
能なイベントの最大収集数Mが決められている。また、
イベントの受信ごとにリセットされるタイマにより、予
め決められた収集時間Tを計測する。まず、イベント通
知システム12では、イベント発生元コンポーネント1
0からの通知すべきイベントの受信を監視している(ス
テップS13:N)。そして、これを受信したとき(ス
テップS13:Y)、この受信したイベントを配列に格
納する(ステップS14)。イベント通知システム12
では、この配列に格納したイベントを一括転送するため
に、受信したイベントの数を数えており、これをイベン
ト受信数Rとして保持している。ステップS14で受信
イベントを配列に格納すると、このイベント受信数Rを
カウントアップする(ステップS15)。そして、この
イベント受信数Rが最大収集数Mになったとき(ステッ
プS16:Y)、配列に格納するイベントをまとめて1
回の送信処理で転送する(ステップS17)。その後、
これまでカウントアップしていたイベント受信数Rを
“0”にリセットし(ステップS18)、タイマもリセ
ットする(ステップS19)。
【0006】ステップS16で、イベント受信数Rが最
大収集数Mでないとき(ステップS16:N)、上述し
たタイマで計測された時間を参照して、これが収集時間
Tを経過したか否かを判別する(ステップS20)。そ
して、タイマによる計測時間が収集時間Tを経過してい
たとき(ステップS20:Y)にも、配列に格納するイ
ベントをまとめて1回の送信処理で転送する(ステップ
S17)。また、ステップS20でタイマによる計測時
間が収集時間Tを経過していないとき(ステップS2
0:N)には、そのままイベントの受信の監視を続ける
(ステップS13)。
【0007】このように従来のイベント通知システム1
2は、イベント発生元コンポーネント10からイベント
を受信しても、すぐに通知先であるイベント通知先コン
ポーネント11に転送しない。そして、図9に示したよ
うに配列に格納するイベント数が最大収集数Mになった
とき、あるいは最後のイベント送信からの経過時間が収
集時間Tを越えたときのいずれかの場合に、配列に格納
したイベントを1回の送信処理で転送する。これによ
り、イベントを個々に転送するより送信回数を減らすこ
とができる。したがって、その送信ためのオーバーヘッ
ド時間等に費やされる通信プロトコル処理時間を短縮す
ることができ、転送スループットを向上させることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイベ
ント通知システムは、受信頻度が高い場合、収集時間T
以内にイベント受信数が最大収集数Mに達したときに収
集時間Tによらず、配列に格納したイベントを一括転送
するため、転送スループットを向上させることができ
る。しかしながら、受信頻度が低くなると、収集時間T
以内にイベント受信数が最大収集数Mに達することがな
くなり、収集時間Tの計測直後に受信したイベントにつ
いては、収集時間Tが経過してから出ないと転送されな
くなる。すなわち、イベント数が少ないにもかかわらず
イベント通知先コンポーネントへのイベント転送の遅延
時間が大きくなってしまうという問題がある。
【0009】そこで本発明の目的は、イベントの受信頻
度の高低にかかわらず、各イベントについて転送遅延時
間が小さいイベント通知システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)分散システムの各コンポーネント間で互いに
非同期で通信される情報としてのイベントを受信するイ
ベント受信手段と、(ロ)このイベント受信手段によっ
て受信されたイベントを記憶するイベント記憶手段と、
(ハ)イベント受信手段によって最後にイベントを受信
してから予め決められた待ち時間を経過するまでに次の
イベントを受信しないときイベント送信を指示するイベ
ント送信判定手段と、(ニ)このイベント送信判定手段
からのイベント送信の指示によりイベント記憶手段に記
憶されている所定数単位のイベントごとに一括して送信
するイベント送信手段とをイベント通知システムに具備
させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、イベン
ト受信手段によって受信されたイベントは、イベント記
憶手段に記憶される。イベント送信判定手段では、イベ
ント受信手段によって最後にイベントを受信してから予
め決められた待ち時間を経過するまで次のイベントを受
信しないときイベント送信の指示を行わせるようにし
た。この指示を受けてイベント送信手段は、イベント記
憶手段に記憶されている所定数単位のイベントごとに一
括して送信するようにしている。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)分散シス
テムの各コンポーネント間で互いに非同期で通信される
情報としてのイベントを受信するイベント受信手段と、
(ロ)このイベント受信手段によって受信されたイベン
トを記憶するイベント記憶手段と、(ハ)イベント受信
手段によって受信されたイベントの数を計数する計数手
段と、(ニ)イベントの送信ごとに予め決められた収集
時間を計測する第1のタイマ手段と、(ホ)イベント受
信手段によってイベントを受信するごとに予め決められ
た待ち時間を計測する第2のタイマ手段と、(ヘ)計数
手段による計数値が予め決められた最大収集数になった
とき、あるいは第1のタイマ手段による計測時間が収集
時間になったとき、あるいは第2のタイマ手段による計
測時間が待ち時間になったとき、イベント送信を指示す
るイベント送信判定手段と、(ト)このイベント送信判
定手段からのイベント送信の指示によりイベント記憶手
段に記憶されている所定数単位のイベントごとに一括し
て送信するイベント送信手段とをイベント通知システム
に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、イベン
ト受信手段によって受信されたイベントは、イベント記
憶手段に記憶される。計数手段によりイベント受信手段
によって受信されたイベント数を計数し、第1のタイマ
手段によりイベントの送信ごとに予め決められた収集時
間を計測し、第2のタイマ手段によりイベント受信手段
によってイベントを受信するごとに予め決められた待ち
時間を計測するようにしている。そして、イベント送信
判定手段では、計数手段による計数値が予め決められた
最大収集数になったとき、あるいは第1のタイマ手段に
よる計測時間が収集時間になったとき、あるいは第2の
タイマ手段による計測時間が待ち時間になったとき、イ
ベント送信を指示するようにした。この指示を受けてイ
ベント送信手段は、イベント記憶手段に記憶されている
所定数単位のイベントごとに一括して送信するようにし
ている。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)分散シス
テムの各コンポーネント間で互いに非同期で通信される
情報としてのイベントを受信するイベント受信手段と、
(ロ)このイベント受信手段によって受信されたイベン
トを記憶するイベント記憶手段と、(ハ)イベント受信
手段によって受信されたイベントの数を計数する計数手
段と、(ニ)時間を計測するタイマ手段と、(ホ)計数
手段による計数値が予め決められた最大収集数になった
とき、あるいはタイマ手段による計測時間がイベントの
送信ごとに収集時間経過後に設定された第1の起動時間
あるいはイベント受信手段によってイベントを受信する
ごとに予め決められた待ち時間経過後に設定された第2
の起動時間になったとき、イベント送信を指示するイベ
ント送信判定手段と、(ヘ)このイベント送信判定手段
からのイベント送信の指示によりイベント記憶手段に記
憶されている所定数単位のイベントごとに一括して送信
するイベント送信手段とをイベント通知システムに具備
させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、イベン
ト受信手段によって受信されたイベントは、イベント記
憶手段に記憶される。計数手段によりイベント受信手段
によって受信されたイベント数を計数し、タイマ手段に
より時間を計測するようにしている。そして、イベント
送信判定手段では、計数手段による計数値が予め決めら
れた最大収集数になったとき、あるいはタイマ手段によ
る計測時間がイベントの送信ごとに収集時間経過後に設
定された第1の起動時間あるいはイベント受信手段によ
ってイベントを受信するごとに予め決められた待ち時間
経過後に設定された第2の起動時間になったとき、イベ
ント送信を指示するようにした。この指示を受けてイベ
ント送信手段は、イベント記憶手段に記憶されている所
定数単位のイベントごとに一括して送信するようにして
いる。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のイベント通知システムで、待ち時間は、予め
設定されたイベントの受信間隔予想値から送信するイベ
ント数に対応したイベント送信所要時間を減算した時間
であることを特徴としている。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、待ち時
間を、予め設定されたイベントの受信間隔予想値から送
信するイベント数に対応したイベント送信所要時間を減
算した時間として計算することによって、待ち時間の最
適化を行って、転送スループットを更に向上させること
ができるようになる。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載のイベント通知システムで、イベント記憶手段
は、イベント受信手段によって受信された各イベントへ
のポインタが格納されたイベント配列を記憶しているこ
とを特徴としている。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、イベン
ト記憶手段でイベント受信手段によって受信された各イ
ベントへのポインタが格納されたイベント配列を記憶さ
せるようにすることによって、イベントの一括転送を行
うための一群のデータ単位の処理を非常に簡素化するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例におけるイベント
通知システムの構成の概要を表わしたものである。本実
施例におけるイベント通知システムは、図8に示した分
散システムに適用される。このイベント通知システム
は、図示しないイベント発生元コンポーネントから通知
されたイベントを受信するイベント受信手段30と、イ
ベント受信手段30によって受信されたイベントを収集
してこれを図示しないイベント通知先コンポーネントに
通知するイベント収集送信処理部31とを備えている。
イベント収集送信処理部31は、イベント受信手段30
によって受信されたイベントを取り出すイベント収集手
段32と、このイベント収集手段32によって取り出さ
れたイベントを格納するイベント記憶手段33と、イベ
ント収集手段32の収集状況に応じて送信指示の判定を
行うイベント送信判定手段34と、このイベント送信判
定手段34からの送信指示にしたがって図示しないイベ
ント通知先コンポーネントに対してイベント記憶手段3
3に格納されたイベントの一括転送をするイベント送信
手段35とを有している。
【0023】イベント受信手段30は、キューを有して
おり、図示しないイベント発生元コンポーネントから受
信されたイベントが格納される。イベント収集手段32
は、イベント受信手段30のキューに格納されたイベン
トを取り出し、イベント記憶手段33に格納する。イベ
ント記憶手段33は、サイズがイベントの最大収集数M
に対応する記憶容量を有するメモリから構成されてい
る。
【0024】図2はイベント記憶手段33に格納される
イベントの記憶構成の一例を表わしたものである。すな
わち、イベント記憶手段33には、複数のイベントが配
列36として格納されている。この場合、各要素には各
イベントへのポインタを保持することとなる。要素37
1は第1のイベント381へのポインタが、要素372
第2のイベント382へのポインタが、それぞれ格納さ
れている。
【0025】イベント収集手段32は取り出したイベン
トをこのようなデータ構造でイベント記憶手段33に格
納するとともに、イベント送信判定手段34に送信判定
の開始指示を出力する。イベント送信判定手段34は、
図示しない第1および第2のタイマを備えている。第1
のタイマは、前回のイベント配列送信時から予め決めら
れた収集時間Tを計測し、その時間の経過を通知するた
めのものである。一方、第2のタイマは、イベント収集
手段32から送信判定の開始指示が入力された時点から
待ち時間Dを計測し、その時間の経過を通知するための
ものである。このようなイベント送信判定手段34は、
従来のように配列に格納するイベント数が最大収集数M
になったとき、あるいは最後のイベント送信からの経過
時間が収集時間Tを越えたときのいずれかの場合に送信
指示を行うだけではなく、さらにこの待ち時間Dだけ経
過したときにイベント送信手段35に対してイベント記
憶手段33に格納されたイベント配列の転送処理を指示
するようになっている。イベント送信手段35は、この
ようなイベント送信判定手段34によって送信開始が判
定されたときにイベント記憶手段33に格納されている
イベント配列を取り出して、図示しないイベント通知先
コンポーネントに対して一括に送信する。
【0026】以下ではこのような構成の本実施例におけ
るイベント通知システムの動作について詳細に説明す
る。ここでは、イベント受信手段30とイベント収集送
信処理部31とが別スレッドまたは別プロセスで動作す
るものとする。上述したように本実施例におけるイベン
ト通知システムは、イベント発生元コンポーネントから
のイベントをイベント受信手段30で受信する。
【0027】図3はイベント受信手段30の動作の流れ
の概要を表わしたものである。すなわち、イベント受信
手段30はイベント発生元コンポーネントからのイベン
トの受信を監視しており、これを受信すると(ステップ
S40)、内部のキューに空きがあるか否かをチェック
する(ステップS41)。キューに空きがないとき(ス
テップS41:N)、空きが発生するまで待つ。一方、
キューに空きがあるとき(ステップS41:Y)、受信
したイベントをこのキューに格納し(ステップS4
2)、再びイベントの受信を監視する(リターン)。
【0028】このようにイベント受信手段30で受信さ
れたイベントは、イベント収集送信処理部31によって
取り出され、配列に格納するイベント数や、最後のイベ
ント送信からの経過時間そして待ち時間に応じてイベン
ト記憶手段33に格納されたイベント配列の一括転送を
するようになっている。
【0029】図4はイベント収集送信処理部31の動作
の流れの概要を表わしたものである。イベント収集送信
処理部31は、イベント収集手段32にイベント受信手
段30のキューに通知すべきイベントがあるか否かをチ
ェックさせる(ステップS45)。キューに通知すべき
イベントがないとき(ステップS45:N)、通知すべ
きイベントがこのキューに格納されるまで待つ。一方、
キューに通知すべきイベントがあるとき(ステップS4
5:Y)、イベント収集手段32にこのキューからイベ
ントを取り出させ(ステップS46)、この取り出した
イベントを図2に示したデータ構造の配列に格納する
(ステップS47)。次に予め保持しているイベント受
信数Rに“1”を加算する(ステップS48)。このイ
ベント受信数Rは、イベント配列に格納しているイベン
ト数である。次に、このイベント受信数Rと最大収集数
Mとを比較する(ステップS49)。イベント受信数R
が最大収集数Mと等しくないとき(ステップS49:
N)、第2のタイマに設定するタイマ時間であって、イ
ベント収集手段32から送信判定の開始指示が入力され
た時点からの時間の上限値である待ち時間Dを計算する
(ステップS50)。イベント送信判定手段34では、
送信判定の開始指示から次のイベントまでの待ち時間D
経過後までに次のイベントが受信されなければ、イベン
ト記憶手段33に格納されているイベント配列を送信す
るようにイベント送信手段35に送信指示を出力する。
【0030】イベント送信判定手段34は、次のイベン
トまでの待ち時間Dについて、イベント受信間隔予想値
Pとイベント送信所要時間Sとに基づいて計算する。イ
ベント受信間隔予想値Pは、現在のイベントを受信して
から次のイベントを受信するまでの時間間隔として期待
する値である。この値は、各イベントの受信間隔の平均
値や、イベント通知先コンポーネントへのイベント到着
の許容遅延時間を勘案したものであり、予め設定されて
いるものとする。収集時間Tごとには必ずイベント配列
がイベント通知先コンポーネントへ送信されるため、こ
のイベント受信間隔予想値Pは、収集時間Tより短くな
ければ意味がない。イベント送信所要時間Sは、現在蓄
積されているイベント配列をイベント通知先コンポーネ
ントに送信するために要する時間である。これは、イベ
ント数nに依存して増大し、次式のように近似できる。
【0031】S = A・n + B ・・・(1) ただし、AおよびBは定数であり、予めシステム設計時
に与えられている。
【0032】このようなイベント受信間隔予想値Pとイ
ベント送信所要時間Sとから、次のイベントまでの待ち
時間Dは、次式のように表わされる。
【0033】D = P − S ・・・(2)
【0034】この(2)式で表わされるように、次のイ
ベントまでの待ち時間Dは、イベント受信間隔予想値P
だけ経過した時点で次のイベントが受信されるものと予
想し、その時点からイベント送信所要時間Sを減算した
時点まで、次のイベントを待つことを意味する。
【0035】図5はある第1のイベントe1が受信され
てからの待ち時間Dと次のイベントである第2のイベン
トe2の受信時間との関係について表わしたものであ
る。同図(a)は、第2のイベントe2が収集時間T以
降に受信された場合を示している。同図(b)は、第2
のイベントe2が収集時間T以内に受信されるが、待ち
時間D以降に受信された場合を示している。同図(c)
は、第2のイベントe2がイベント受信間隔予想値P以
内に受信されるが、待ち時間D以降に受信された場合を
示している。ここでは、時間t0を収集時間Tの基準時
間とし、第1のイベントe1が時間t1に受信されている
ものとする。さらに、時間t1から予め設定されている
イベント受信間隔予想値Pだけ経過後の時間をt3、時
間t3からイベント送信所要時間Sを減算した時間をt2
としている。すなわち、次のイベントまでの待ち時間D
は、時間t1から時間t2までの間である。また時間t0
から収集時間T経過時点の時間をt4としている。
【0036】まず同図(a)を参照すると、第2のイベ
ントe2が収集時間T以降に受信されている。したがっ
て、従来のイベント通知システムでは、第1のイベント
1が、時間t4にイベント通知先コンポーネントに送信
されていた。ところが本実施例におけるイベント通知シ
ステムでは、第1のイベントe1は、上述したように待
ち時間Dだけ経過後の時間t2にイベント通知先コンポ
ーネントに送信される。すなわち、遅延時間がDだけに
なる。
【0037】また、同図(b)を参照すると、第2のイ
ベントe2が収集時間T以内に受信されるが、待ち時間
D以降に受信されている。したがって、従来のイベント
通知システムでは、第1および第2のイベントe1、e2
が、時間t4にイベント通知先コンポーネントに送信さ
れていた。しかし第1のイベントe1に着目すると、こ
の転送遅延時間は第2のイベントe2とともにまとめて
送信するよりも短縮されている。なお、第2のイベント
2はイベント受信間隔予想値Pより後に受信されてい
るので、第1のイベントe1を送信する時間Sは確保さ
れており、第1のイベントe1の送信処理により第2の
イベントe2の受信および送信処理が遅延することはな
い。
【0038】さらに同図(c)を参照すると、第2のイ
ベントe2がイベント受信間隔予想値P以内に受信され
るが、待ち時間D以降に受信されている。この場合、シ
ングルプロセッサのマシンでは、第1のイベントe1
送信処理の間は、イベント受信手段を動作させることが
できず、第2のイベントe2の受信および送信処理がで
きなくなり、遅延が生じる。しかし、この現象は確率的
に生じるものであり、その遅延もS以内におさまるた
め、収集時間Tと比べると非常に小さい。また、イベン
トが多発する場合は、そのイベント受信間隔はイベント
受信間隔予想値Pより小さいので、この現象が発生する
確率は小さいため、一括転送のメリットを維持できる。
【0039】このようにイベント送信判定手段34で、
送信判定の開始指示から次のイベントまでの待ち時間D
経過後までに次のイベントが受信されなければ、イベン
ト記憶手段33に格納されているイベント配列を送信す
るようにしたので、第1のイベントe1に着目すると転
送遅延時間を大幅に短縮することができる。
【0040】図4に戻って説明を続ける。ステップS5
0では、上述したように次のイベントまでの待ち時間D
が計算される。そして、次にこの待ち時間Dを用いて、
第2のタイマにD経過後起動を設定し(ステップS5
1)、ステップS45に戻ってキューに格納されたイベ
ントの有無を監視する。なお、このとき第1のタイマの
更新は行わない。
【0041】一方、ステップS49でイベント受信数R
が最大収集数Mと等しいとき(ステップS49:Y)、
イベント送信判定手段34からイベント送信手段35に
対して送信指示が出力される。これが入力されたイベン
ト送信手段35は、イベント記憶手段33に格納されて
いるイベント配列を取り出し、これをイベント通知先コ
ンポーネントに対して送信する(ステップS52)。次
に、イベント記憶手段33のイベント配列の要素はすべ
てクリアし、イベント受信数Rを“0”にリセットし
(ステップS53)、第1のタイマをリセットするとと
もに予め決められている収集時間Tを用いて第1のタイ
マにT経過後起動を設定する(ステップS54)。さら
に、第2のタイマをリセットして(ステップS55)、
ステップS45に戻ってキューに格納されたイベントの
有無を監視する。
【0042】ところで、第1および第2のタイマは、イ
ベント収集送信処理部31とは別スレッドで動作してお
り、第1および第2のタイマの計測時間を監視して、そ
れぞれ設定された時刻に上述したようにステップS52
におけるイベント配列の送信を行うようになっている。
【0043】図6はこのようなタイマ監視によるイベン
ト配列送信処理の流れの概要を表わしたものである。す
なわち、図4に示したようにステップS55でイベント
収集送信処理部によって第2のタイマのリセットがされ
たとき(ステップS60:Y)、ステップS54で第1
のタイマにT経過後の起動の設定が行われているので、
第1のタイマの計測時間を参照する(ステップS6
1)。そして、この計測時間が、ステップS54で設定
された起動時刻になったか否かをチェックする(ステッ
プS62)。ここで第1のタイマが設定された起動時刻
になったとき(ステップS62:Y)、イベント送信判
定手段34からイベント送信手段35に対して送信指示
を出力させる。第1のタイマが設定された起動時刻にな
っていないとき(ステップS62:N)には、再びステ
ップS61に戻って第1のタイマの計測時間を参照す
る。ステップS62で出力された送信指示が入力された
イベント送信手段35は、イベント記憶手段33に格納
されているイベント配列を取り出し、これをイベント通
知先コンポーネントに対して送信する(ステップS6
3)。次に、イベント記憶手段33のイベント配列の要
素はすべてクリアし、イベント受信数Rを“0”にリセ
ットし(ステップS64)、第1のタイマをリセットす
るとともに予め決められている収集時間Tを用いて第1
のタイマにT経過後起動を設定する(ステップS6
5)。さらに、第2のタイマをリセットして(ステップ
S66)、ステップS60に戻る(リターン)。ステッ
プS63以降は、図4のステップS52以降と同様であ
る。
【0044】一方、ステップS60で第2のタイマがリ
セットされないとき(ステップS60:N)、第2のタ
イマに対してD経過後起動の設定が行われた否かをチェ
ックする(ステップS67)。第2のタイマにD経過後
起動の設定が行われていないとき(ステップS67:
N)には、再びステップS60に戻る。ステップS67
で、第2のタイマにD経過後起動の設定が行われたとき
(ステップS67:Y)、ステップS51で第2のタイ
マにD経過後の起動の設定が行われているので、第2の
タイマの計測時間を参照する(ステップS68)。そし
て、この計測時間が、ステップS51で設定された起動
時刻になったか否かをチェックする(ステップS6
9)。ここで第2のタイマが設定された起動時刻になっ
たとき(ステップS69:Y)、イベント送信判定手段
34からイベント送信手段35に対して送信指示を出力
させる。第2のタイマが設定された起動時刻になってい
ないとき(ステップS69:N)には、再びステップS
68に戻って第2のタイマの計測時間を参照する。ステ
ップS69で出力された送信指示が入力されたイベント
送信手段35は、イベント記憶手段33に格納されてい
るイベント配列を取り出し、これをイベント通知先コン
ポーネントに対して送信する(ステップS63)。次
に、イベント記憶手段33のイベント配列の要素はすべ
てクリアし、イベント受信数Rを“0”にリセットし
(ステップS64)、第1のタイマをリセットするとと
もに予め決められている収集時間Tを用いて第1のタイ
マにT経過後起動を設定する(ステップS65)。さら
に、第2のタイマをリセットして(ステップS66)、
ステップS60に戻る(リターン)。ステップS63以
降は、図4のステップS52以降と同様である。
【0045】次にこれまで説明した本実施例におけるイ
ベント通知システムの動作について具体的に説明する。
【0046】図7は収集時間Tとイベントの受信時間と
の関係について表わしたものである。ここでは、最大収
集数Mを“5”とする。同図(a)は、収集時間T以内
に最大収集数“5”以上のイベントが受信され、かつ各
イベントの受信間隔はイベント待ち時間Dよりも短い場
合を示している。同図(b)は、収集時間T以内に最大
収集数“5”未満のイベントが受信され、かつ各イベン
トの受信間隔はイベント待ち時間Dより短い場合を示し
ている。同図(c)は、収集時間T内にイベント受信間
隔が待ち時間Dより長いものがある場合を示している。
まず、同図(a)について説明する。同図(a)では時
間t0を収集時間Tの基準時間とし、第1〜第6のイベ
ントe1〜e6がそれぞれ時間t1〜t6に受信されている
ものとする。また時間t0から収集時間T経過時点の時
間をt7としている。このように第1〜第5のイベント
1〜e5は、その間隔がイベント待ち時間Dより短く、
しかも時刻t0から収集時間T以内であるため、図4に
示したようなステップS57からのイベント配列送信指
示はなく、すべてイベント配列に蓄積される。第5のイ
ベントe5をイベント配列に格納した時点で、イベント
数が5個に達したため、図4に示すステップS49から
ステップS52に示すイベント配列の送信が行われる。
そして、ステップS53でイベント受信数がリセットさ
れ、ステップS54で第1のタイマに時刻t5を始点と
した収集時間T経過後の時刻が設定される。また、ステ
ップS55で第2のタイマがリセットされ、起動時刻の
設定は行われない。なお、第6のイベントe6は、次の
収集時間T内で処理される。
【0047】次に図7(b)について説明する。同図
(b)では、時間t0を収集時間Tの基準時間とし、第
1〜第4のイベントe1〜e4がそれぞれ時間t1、t8
10に受信されているものとする。また時間t0から収
集時間T経過時点の時間をt7としている。このように
第1〜第4のイベントe1〜e4は、その間隔がイベント
待ち時間Dより短く、しかも時刻t0から収集時間T以
内であるため、図4に示したようなステップS57から
のイベント配列送信指示はなく、すべてイベント配列に
蓄積される。収集時間T以内には第4のイベントe4
次のイベントが受信されないため、ステップS49の条
件は満たさず、ステップS50およびステップS51で
第2のタイマに起動時刻の設定を行い、ステップS45
で次のイベント受信を待ち続ける。その間に収集時間T
が経過してステップS57からステップS52へのイベ
ント配列の送信が行われる。そして、ステップS53で
イベント受信数がリセットされ、ステップS54で第1
のタイマに時刻t4を始点とした収集時間T経過後の時
刻が設定される。また、ステップS55で第2のタイマ
がリセットされ、起動時刻の設定は行われない。
【0048】次に図7(c)について説明する。同図
(c)では、時間t0を収集時間Tの基準時間とし、第
1〜第3のイベントe1〜e3がそれぞれ時間t1
11、t13に受信されているものとする。また時間t0
から収集時間T経過時点の時間をt7としている。第1
のイベントe1と第2のイベントe2は、その間隔がイベ
ント待ち時間Dより短く、かつ時刻t0からの収集時間
T以内であるため、第1あるいは第2のタイマによるス
テップ57からのイベント配列送信指示はなく、第1お
よび第2のイベントe1、e2は、イベント配列に蓄積さ
れる。第2のイベントe 2の受信後、ステップS50お
よびステップS51で第2のタイマに起動時刻の設定を
行う一方、ステップS45で次のイベント受信を待ち続
ける。第3のイベントe3の受信前にイベント待ち時間
Dが経過するため、第2のタイマにおいてステップS5
7からステップS52へのイベント配列の送信が行われ
る。そして、ステップS53でイベント受信数がリセッ
トされ、ステップS54で第1のタイマに時刻t12を始
点とした収集時間T経過後の時刻が設定される。また、
ステップS55で第2のタイマがリセットされ、起動時
刻の設定は行われない。
【0049】このように同図(a)、(b)では各イベ
ントの受信間隔が待ち時間Dよりも短いため、従来のイ
ベント通知システムと同様のものであり、各イベント転
送の遅延は生じるが、一括転送のメリットを享受するこ
とができる。さらに同図(c)のように受信するイベン
トによって待ち時間Dより長くイベントの受信頻度が低
い場合であっても、第1および第2のイベントe1、e2
が時刻t12で送信が行われるため、従来に比べて転送遅
延を大幅に削減することができる。
【0050】上述したように本実施例におけるイベント
通知システムは、イベント送信判定手段34により最後
のイベント送信からの経過時間が収集時間Tになるまで
と、イベント発生元コンポーネントからイベントを受信
したことによって送信判定指示された時点から予め決め
られた待ち時間Dになるまでとを、それぞれ計測するよ
うにした。そして、従来のようにイベント配列に格納す
るイベント数が最大収集数Mになったときのみならず、
最大収集数Mに達するまでもなく、これらタイマの計測
時間がそれぞれ設定された時刻を経過したときに、イベ
ント配列の送信を行うようにした。これにより、従来の
ようにイベントの受信頻度が高くても、イベント配列に
格納されたイベントを一括転送して転送スループットを
向上させる一方、イベントの受信頻度が低くても収集時
間Tが経過するまで待たずに予め決められた待ち時間D
の経過によりそれまで収集したイベントを一括転送する
ことができるようになり、イベントの受信頻度の高低に
かかわらず、各イベントについて転送遅延時間を小さく
することができるようになる。
【0051】なお、本実施例におけるイベント通知シス
テムでは、受信方法について特に特定していないが、こ
れに限定されるものではなく、任意の受信方法のイベン
ト通知システムに適用することができる。
【0052】なお、更に本実施例におけるイベント通知
システムでは、イベント記憶手段33にはこのような各
イベントへのポインタがイベント配列として格納されて
いるものとしているが、イベントの実体をそれぞれ配列
に直接格納しても良い。また、リスト構造など他のデー
タ構造によって複数のイベントの格納を行うようにして
も良い。要は、複数のイベントを一括して扱えれば、そ
のデータ構造に限定されない。
【0053】なお、さらにまた本実施例におけるイベン
ト通知システムでは、転送スループットの最適化のため
次のイベント待ち時間Dをその都度計算して第2のタイ
マに設定するようにしているが、処理の簡素化を図るた
め予め固定的に与えていても良い。
【0054】なお、本実施例におけるイベント通知シス
テムでは、イベント送信判定手段34に第1および第2
のタイマを有するものとして説明していたが、これに限
定されるものではない。収集時間Tと待ち時間Dによる
起動時刻を区別することができれば良いので、1つのタ
イマで絶対時間を計測するようにし、収集時間Tおよび
待ち時間Dの設定は、その都度この絶対時間にそれぞれ
設定すべき経過時間後の時刻を設定させるようにするこ
ともできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、分散システムの各コンポーネント間で互いに
非同期で通信される情報としてのイベントの受信頻度が
低くなるため、従来のようにイベント送信ごとに計測さ
れる収集時間Tの経過を待つことなく、収集したイベン
トを一括転送することができるようになり、転送遅延を
小さくすることができ、転送スループットを向上させる
ことができる。
【0056】また請求項2記載の発明によれば、従来の
ように分散システムの各コンポーネント間で互いに非同
期で通信される情報としてのイベントの受信頻度が高く
ても、イベント配列に格納されたイベントを一括転送し
て転送スループットを向上させる一方、イベントの受信
頻度が低くても収集時間Tが経過するまで待たずに予め
決められた待ち時間Dの経過によりそれまで収集したイ
ベントを一括転送することができるようになり、イベン
トの受信頻度の高低にかかわらず、各イベントについて
転送遅延時間を小さくすることができるようになる。
【0057】さらに請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明の効果に加えて、タイマによる時間計測
の構成を簡素化することができるようになる。
【0058】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
待ち時間を、予め設定されたイベントの受信間隔予想値
から送信するイベント数に対応したイベント送信所要時
間を減算した時間として計算することによって、待ち時
間の最適化を行って、転送スループットを更に向上させ
ることができるようになる。
【0059】さらに請求項5記載の発明によれば、イベ
ント記憶手段でイベント受信手段によって受信された各
イベントへのポインタが格納されたイベント配列を記憶
させるようにすることによって、イベントの一括転送を
行うための一群のデータ単位の処理を非常に簡素化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるイベント通知システムの構成
の概要を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるイベント記憶手段の記憶構成
の一例を示す説明図である。
【図3】本実施例におけるイベント受信手段の動作の概
要を示す流れ図である。
【図4】本実施例におけるイベント収集送信処理部の動
作の概要を示す流れ図である。
【図5】第1のイベントe1が受信されてからの待ち時
間Dと次のイベントである第2のイベントe2の受信時
間との関係を説明するための説明図である。
【図6】本実施例におけるタイマ監視によるイベント配
列送信処理の内容の概要を示す流れ図である。
【図7】収集時間Tとイベントの受信時間との関係を説
明するための説明図である。
【図8】イベント通知システムが適用される分散システ
ムの構成の概要を示す構成図である。
【図9】従来提案されたイベント通知システムにおける
イベント通知処理の概要を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 イベント発生元コンポーネント 11 イベント通知先コンポーネント 12 イベント通知システム 30 イベント受信手段 31 イベント収集送信処理部 32 イベント収集手段 33 イベント記憶手段 34 イベント送信判定手段 35 イベント送信手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散システムの各コンポーネント間で互
    いに非同期で通信される情報としてのイベントを受信す
    るイベント受信手段と、 このイベント受信手段によって受信されたイベントを記
    憶するイベント記憶手段と、 前記イベント受信手段によって最後にイベントを受信し
    てから予め決められた待ち時間を経過するまでに次のイ
    ベントを受信しないときイベント送信を指示するイベン
    ト送信判定手段と、 このイベント送信判定手段からのイベント送信の指示に
    より前記イベント記憶手段に記憶されている所定数単位
    のイベントごとに一括して送信するイベント送信手段と
    を具備することを特徴とするイベント通知システム。
  2. 【請求項2】 分散システムの各コンポーネント間で互
    いに非同期で通信される情報としてのイベントを受信す
    るイベント受信手段と、 このイベント受信手段によって受信されたイベントを記
    憶するイベント記憶手段と、 前記イベント受信手段によって受信されたイベントの数
    を計数する計数手段と、 イベントの送信ごとに予め決められた収集時間を計測す
    る第1のタイマ手段と、 前記イベント受信手段によってイベントを受信するごと
    に予め決められた待ち時間を計測する第2のタイマ手段
    と、 前記計数手段による計数値が予め決められた最大収集数
    になったとき、あるいは前記第1のタイマ手段による計
    測時間が前記収集時間になったとき、あるいは前記第2
    のタイマ手段による計測時間が前記待ち時間になったと
    き、イベント送信を指示するイベント送信判定手段と、 このイベント送信判定手段からのイベント送信の指示に
    より前記イベント記憶手段に記憶されている所定数単位
    のイベントごとに一括して送信するイベント送信手段と
    を具備することを特徴とするイベント通知システム。
  3. 【請求項3】 分散システムの各コンポーネント間で互
    いに非同期で通信される情報としてのイベントを受信す
    るイベント受信手段と、 このイベント受信手段によって受信されたイベントを記
    憶するイベント記憶手段と、 前記イベント受信手段によって受信されたイベントの数
    を計数する計数手段と、 時間を計測するタイマ手段と、 前記計数手段による計数値が予め決められた最大収集数
    になったとき、あるいは前記タイマ手段による計測時間
    がイベントの送信ごとに収集時間経過後に設定された第
    1の起動時間あるいは前記イベント受信手段によってイ
    ベントを受信するごとに予め決められた待ち時間経過後
    に設定された第2の起動時間になったとき、イベント送
    信を指示するイベント送信判定手段と、 このイベント送信判定手段からのイベント送信の指示に
    より前記イベント記憶手段に記憶されている所定数単位
    のイベントごとに一括して送信するイベント送信手段と
    を具備することを特徴とするイベント通知システム。
  4. 【請求項4】 前記待ち時間は、予め設定されたイベン
    トの受信間隔予想値から送信するイベント数に対応した
    イベント送信所要時間を減算した時間であることを特徴
    とする請求項1〜請求項3記載のイベント通知システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記イベント記憶手段は、前記イベント
    受信手段によって受信された各イベントへのポインタが
    格納されたイベント配列を記憶していることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4記載のイベント通知システム。
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