JP2000293799A - 自動追従走行システムにおけるライティング制御装置 - Google Patents

自動追従走行システムにおけるライティング制御装置

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JP2000293799A JP11103392A JP10339299A JP2000293799A JP 2000293799 A JP2000293799 A JP 2000293799A JP 11103392 A JP11103392 A JP 11103392A JP 10339299 A JP10339299 A JP 10339299A JP 2000293799 A JP2000293799 A JP 2000293799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隊列走行時において、無人運転の追従車のラ
イティングを、先頭車の運転者のライティング操作に追
従させて点灯及び消灯させ、また、必要に応じて追従車
のライティング点灯時期をずらせたり、あるいは消灯さ
せたりする。 【解決手段】 運転者により運転される先頭車に対し追
従車が自動追従走行するように制御される、自動追従走
行システムにおけるライティング制御装置である。先頭
車1は、先頭車のライティングをオンオフ操作するライ
ティングスイッチ12と、ライティングスイッチにより
操作された情報を追従車2に送る無線通信機20を有す
る。追従車は、無線通信機からの情報を受信する追従車
側の無線通信機20と、そこから先頭車のライティング
に関する受信情報に基づき、追従車のライティング11
をオンオフ操作する操作信号を発するライティング操作
手段23とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者により運転
される先頭車に対し後続車(以下、追従車という)が自
動追従走行するように制御される、自動追従走行システ
ムにおけるライティング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、運転者により運転される有人の先
頭車に対して複数の無人の追従車を自動追従走行させる
自動追従走行システムが提案されている。この自動追従
走行システムによれば、2台目以降の車両における運転
時の省力化が図れる利点が得られる。
【0003】ところで、これまでの自動追従システムに
用いられる車両にあっては、周囲が暗くなった場合、自
車の位置を知らせるポジショニングライトや、前方の路
面を照らすヘッドライトを点灯させたりするが、そのと
きのポジショニングライト等のライティングのオンオフ
操作は運転者自身による人手操作に頼っていた。これ
は、やむをえず停止状態にあってそれを後続車に知らせ
るハザードライトを点灯させたり、後続車にブレーキを
作動させたことを知らせるためのストップライト等他の
ライティングをオンオフ操作する場合も同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動追従走行シ
ステムにおけるライティング制御にあっては、次の問題
があった。
【0005】例えば、夜間に隊列走行を行う場合、先頭
車の運転者は全ての追従車の所までいって、ヘッドライ
トを点灯しなければならなかった。これは、特に追従車
の台数が多いときなど、運転者にとって大きな負担にな
っていた。また、隊列走行を始めるまでに多くの時間が
かかる不具合もあった。
【0006】また、追従車は、無人で自動運転している
ため、夜間でもヘッドライトによって前方の路面を照射
する必要がないが、ヘッドライトの照明がないと、隊列
が交差点などを曲がる際に歩行者や対向車の運転者から
追従車が見えにくくなる。これを防止すべく、夜間の隊
列走行中は追従車のヘッドライトを常時点灯することを
考えていた。
【0007】しかしながら、隊列が短い車間距離で直進
しているような場合は、追従車は前走車の3〜4m後ろ
を走行するため、ヘッドライトをつけても前走車の後部
を照らすだけであって、歩行者等に自車の存在を知らせ
る機能はなんら果さない。したがって、交差点等を曲が
る際の視認性確保のためにだけ、ヘッドライトを常時点
灯するのはエネルギーの無駄であり、特に、バッテリー
を駆動源とする自動追従走行用の車両にとって、このこ
とは大きな問題であった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、隊列走行時におい
て、無人運転の追従車のライティングを、先頭車の運転
者のライティング操作に追従させて点灯及び消灯させる
ことができ、また、必要に応じて追従車のライティング
点灯時期をずらせたり、あるいは消灯させたりすること
ができ、さらにはヘッドライトの長寿命かを図ることが
できるる自動追従走行システムにおけるライティング制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
運転者により運転される先頭車(例えば、第1の実施形
態における先頭車1)に対し追従車(例えば、第1の実
施形態における追従車2)が自動追従走行するように制
御される、自動追従走行システムにおけるライティング
制御装置において、前記先頭車は、該先頭車のライティ
ングをオンオフ操作するライティング操作部(例えば、
第1の実施形態におけるライティングスイッチ12)
と、該ライティング操作部により操作された情報を追従
車に送る送信手段(例えば、第1の実施形態における無
線通信機20)とを有し、前記追従車は、前記送信手段
からの情報を受信する受信手段(例えば、第1の実施形
態における無線通信機20)と、該受信手段からの先頭
車のライティングに関する受信情報に基づき、当該追従
車のライティングをオンオフ操作する操作信号を発する
ライティング操作手段と(例えば、第1の実施形態にお
けるライティング操作手段23)を有することを特徴と
する。
【0010】本発明では、先頭車の運転者がヘッドライ
トスイッチ等のライティング操作部をオン操作すると、
その操作された情報は送信手段を通じて追従車に送られ
る。追従車では、受信手段を通じて受け取った先頭車の
ライティング操作部のオン操作情報を基に、ライティン
グ操作手段から当該追従車のヘッドライト等のライティ
ングをオン操作する操作信号が発せられる。これによ
り、追従車ではヘッドライト等が自動的に点灯される。
その後、先頭車の運転手がライティング操作部をオフ操
作すると、その操作された情報は、送信手段を通じて追
従車に送られる。追従車では、受信手段を通じて受け取
った先頭車のライティング操作部のオフ操作情報を基
に、当該追従車の当該追従車のヘッドライト等のライテ
ィングをオフ操作する操作信号が発せられる。これによ
り、追従車ではヘッドライト等が自動的に消灯される。
すなわち、隊列走行時において、無人運転の追従車のラ
イティングは、先頭車の運転者のライティング操作に追
従して自動的に点灯及び消灯される。
【0011】請求項2に係る発明は、運転者により運転
される先頭車に対し追従車が自動追従走行するように制
御される、自動追従走行システムにおけるライティング
制御装置において、前記追従車は、その前方を走行す
る、前記先頭車または前記追従車からなる前走車との距
離を測定する距離センサ(例えば、第2の実施形態のレ
ーザレーダ13)と、ヘッドライトのスイッチをオン操
作された状態で、前記距離センサの測定値が第1の所定
値(例えば、第2の実施形態の上しきい値)を超えると
きには前記ヘッドライト(例えば、第2の実施形態のヘ
ッドライト31)を点灯し、ヘッドライトのスイッチ
(例えば、第2の実施形態のヘッドライトスイッチ3
2)をオン操作された状態でも、前記距離センサの測定
値が第2の所定値(第2の実施形態の下しきい値)以下
のときには前記ヘッドライトを消灯する第1のヘッドラ
イト操作手段(例えば、第2の実施形態の第1のヘッド
ライト操作手段33)を備えることを特徴とする。
【0012】本発明では、ヘッドライトのスイッチをオ
ン操作された状態で、かつ、距離センサの測定値つまり
追従車と前走車との距離が所定値を超えるときには第1
のヘッドライト操作手段からの信号によりヘッドライト
が点灯される。また、ヘッドライトのスイッチをオン操
作された状態であっても、距離センサの測定値が所定値
以下のときにはヘッドライトは消灯される。すなわち、
隊列走行時において、無人運転の追従車のヘッドライト
は、自車と前走車との距離に応じて自動的に点灯及び消
灯される。
【0013】請求項3記載の発明は、運転者により運転
される先頭車に対し追従車が自動追従走行するように制
御される、自動追従走行システムにおけるライティング
制御装置において、前記追従車は、自車とその前方を走
行する、前記先頭車または前記追従車からなる前走車と
の角度差を検出する角度差センサ(例えば、第3の実施
形態の角度差センサ41)と、ヘッドライトのスイッチ
をオン操作された状態で、前記角度差センサの測定値が
第1の所定値(例えば、第3の実施形態の上しきい値)
を超えるときにはヘッドライトを点灯し、ヘッドライト
のスイッチをオン操作された状態でも、前記角度差検出
センサの測定値が第2の所定値(例えば、第3の実施形
態の下しきい値)以下になったときにはヘッドライトを
消灯する第2のヘッドライト操作手段(例えば、第3の
実施形態の第2のヘッドライト操作手段42)を備える
ことを特徴とする。
【0014】本発明では、ヘッドライトのスイッチをオ
ン操作された状態で、かつ、角度差センサの測定値つま
り追従車と前走車とのなす角度が第1の所定値を超える
ときには第2のヘッドライト操作手段からの信号により
ヘッドライトが点灯される。また、ヘッドライトのスイ
ッチをオン操作された状態でも、角度差センサの測定値
が第2の所定値以下になったときにはヘッドライトは消
灯される。すなわち、隊列走行時において、無人運転の
追従車のヘッドライトは、自車と前走車とのなす角度に
応じて自動的に点灯及び消灯される。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3にかかる
発明において、前記角度差センサに代えて、前記追従車
は自車とその前方を走行する前記前走車との横偏差を測
定する横偏差センサを用いることを特徴とする。
【0016】本発明では、隊列走行時において、無人運
転の追従車のヘッドライトは、自車の前走車に対する横
偏差が所定値を超えるときに点灯され、横偏差が所定値
以下のときには消灯される。すなわち、隊列走行時にお
いて、無人運転の追従車のヘッドライトは、自車の前走
車に対する横偏差に応じて自動的に点灯及び消灯され
る。
【0017】請求項5に係る発明は、運転者により運転
される先頭車に対し追従車が自動追従走行するように制
御される、自動追従走行システムにおけるライティング
制御装置において、前記追従車は、車車間通信を介して
送られる前記先頭車の動向情報から、自車のヘッドライ
トを点灯する必要があるか否かを判断する判断手段(例
えば、第4実施形態のステップ52、54)を有し、前
記追従車のヘッドライトのスイッチをオン操作された状
態で、前記判断手段がヘッドライト点灯要と判断した場
合はヘッドライトを点灯し、前記追従車のヘッドライト
のスイッチをオン操作された状態でも、前記判断手段が
ヘッドライト点灯不要と判断した場合はヘッドライトを
消灯することを特徴とする。
【0018】本発明では、追従車が、判断手段により、
先頭車の動向情報から自車のヘッドライトを点灯する必
要があるか否かを判断する。例えば、隊列走行時に先頭
車が交差点を右折あるいは左折する場合に、それぞれの
追従車は自車が右折あるいは左折をする前に、先頭車が
右折あるいは左折を開始した時点で、ヘッドライトを点
灯させることができ、同交差点において隊列走行の存在
を歩行者や対向車の運転者に、適当なタイミングで知ら
せることができる。
【0019】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれかに係る発明において、前記追従車は、ヘッドライ
トが点灯指示された後所定時間または所定距離走行する
までは、ヘッドライトを点灯し続ける点灯維持手段(例
えば、第5実施形態のステップ61〜67)を備えるこ
とを特徴とする。
【0020】本発明では、点灯維持手段により、ヘッド
ライトが点灯指示された後所定時間または所定距離走行
するまではヘッドライトを点灯し続けるため、たとえ、
その間にヘッドライトを消灯及び点灯の指示信号が発せ
られても、ヘッドライトは消灯されることがなくそのま
ま点灯状態を維持される。したがって、ヘッドライトの
消灯点灯の頻度は減少する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】<第1の実施の形態>図1〜図5は本発明
の第1の実施の形態を示す。図1(a)、(b)は隊列
追従走行を行う電動車両の走行状態を表している。電動
車両は、運転者が運転する先頭車1とそれに続く追従車
2、2(単数と複数の場合があるが、ここでは追従車が
2台ある場合を示す)とがある。
【0023】前記先頭車1と追従車2はそれぞれ電機モ
ータを駆動源とする電動車両であり、これらは、有人走
行及び無人走行がそれぞれ可能なように構成されてお
り、バッテリからの電力が、駆動力用の制御ECU(el
ectronic control unit)を介して制御されるモータに
供給され、モータの回転により駆動輪が回転されて走行
されるようになっている。
【0024】また、先頭車1と追従車2の電動車両に
は、前記駆動力用の制御ECUとは別に走行用の全体的
な制御を行う制御ECU10が設けられている。なお、
ここで示す車両は、先頭車用あるいは追従車用の車両と
区別することなく、先頭車としての機能及び追従車とし
ての機能双方を、持ち合わせている。したがって、前記
制御ECU10も先頭車としての制御機能及び追従車と
しての制御機能双方を持ち合わせている。
【0025】図2に示すように、この制御ECU10に
は、ライティング(ここでは、ヘッドライト、ポジショ
ニングライト、ハザードライト、ストップライト等をい
う)11、該ライティング11をオンオフ(点灯・消
灯)操作するためのスイッチ12、当該車両とその前方
を走行する前走車との距離及び方向(角度)を測定する
レーザレーダ13、車両の横方向(操舵方向)の角速度
を検出するヨーレートセンサ14、自車の現在地(緯度
経度)を測位するGPSセンサ15、自車の車輪速を検
出する車輪速センサ16等がそれぞれ接続されている。
【0026】GPSセンサ15には、GPS衛星からの
電波を受信するGPSアンテナ17が接続されている。
なお、レーザレーダ13、ヨーレートセンサ14及び車
輪速センサ16等は追従車2の自動追従走行の制御のた
めにも使用される。
【0027】また、レーザレーダ13からは、先頭車1
及び追従車2のそれぞれ後面に貼り付けられたリフレク
タ13aに向けてレーザ光が発せられ、その反射光から
追従車とその前方を走行する前走車との距離及び方向
(角度)がそれぞれ測定できるようになっている。
【0028】また、制御ECU10には、無線通信機2
0が接続されており、ライティングスイッチ12の操作
情報が、無線アンテナ21を介して先頭車1から追従車
2へ送信されるようになっている。無線通信機20は、
ライティングに関する情報他、隊列走行の自動運転に関
する制御データ(先頭車1で検出された軌跡データ(自
車位置(X、Y)と方向θ、アクセル操作量、ブレーキ
操作量、ステアリング操作量等)が先頭車1から追従車
2へ送信する際に、また、追従車2から該追従車2の運
転状態を先頭車2へ送信する際にも使用される。
【0029】また、制御ECU10には追従車2として
用いられるときに利用されるライティング操作手段23
が備えられている。ライティング操作手段23は、前記
無線通信機20を介して受け取る、先頭車1のライティ
ングに関する受信情報に基づき、該先頭車1と同じ種類
のライティング11(例えば、先頭車がヘッドライトを
オン操作したときには当該追従車のヘッドライト、先頭
車がポジショニングライトをオン操作したときには当該
追従車のポジィショニングライト)をオンオフ操作する
操作信号を、ライティング11へ発するものである。こ
のライティング操作手段手段の詳しい説明は、後述する
作用の説明で明らかにする。
【0030】前記制御ECU10からは走行モータ、電
動パワーステアリング、電動ブレーキ装置(共に図示
略)へそれぞれ制御信号が送られ、隊列走行を実効でき
るようになっている。具体的には、先頭車1では、運転
者のアクセル、ブレーキ、ステアリング操作量に応じ、
制御ECUからの制御信号により走行モータ、電動パワ
ーステアリング、電動ブレーキが制御される。また、ヨ
ーレートセンサ14、GPSセンサ15、車輪速センサ
16で当該先頭車1の車両位置が検出される。先頭車1
のアクセル、ブレーキ、ステアリング操作量及び先頭車
の位置情報は、無線通信機20を介して各追従車2に送
られる。追従車2では、先頭車1から送信されたアクセ
ル、ブレーキ、ステアリング操作量、車両位置、及び相
対位置センサであるレーザレーダ13により検出した自
車と前走車間の位置情報に応じ、制御ECUから発せら
れる制御信号により、走行モータ、電動パワーステアリ
ング、電動ブレーキが制御されるようになっている。
【0031】次に、上記構成の自動追従システムにおけ
るライティング制御装置の作用について説明する。
【0032】図1に示すように、隊列走行中に周囲が暗
くなると、先頭車1の運転者がヘッドライトのライティ
ングスイッチ12をオンにする(図3におけるステップ
1)。このときのスイッチ12から発せられるヘッドラ
イトオン信号(Lo)は制御ECU10に入力される
(ステップ2)。そして、制御ECU10から、ヘッド
ライト(ライティング11の一つ)をオン操作する信号
が発せられ、これに基づき、先頭車1のヘッドライトが
点灯する。一方、制御ECU10は前記ヘッドライトオ
ン信号を検出すると、前記ヘッドライト11をオン操作
する信号を発するとともに、ヘッドライトの操作情報
(Lo)を作成し、該操作情報を無線通信機20及び無
線アンテナ21を介して追従車2に送信する(ステップ
3)。なお、このライティングスイッチの操作情報は、
隊列走行の自動運転に関する制御データとともに送信し
てもよく、勿論単独で送信してもよい。
【0033】追従車2では、無線アンテナ21及び無線
通信機20を介して先頭車1のライティングに関する操
作情報が受信され、制御ECU10に入力される(ステ
ップ4)。制御ECU10では、先頭車1のライティン
グに関する操作情報を受信すると、それに基づき、ライ
ティング操作手段23からヘッドライトのオン操作信号
(Lo)を出力し、図1(a)で示すように、当該追従
車2のヘッドライト11を点灯させる(ステップ5)。
【0034】隊列追従走行車のヘッドライトを消灯する
場合には、先頭車1の運転者はヘッドライトのライティ
ングスイッチ12をオフ操作する(ステップ6)。この
とき、スイッチ12から発せられるヘッドライトオフ信
号(OFF)は制御ECU10に入力される(ステップ
7)。そして、制御ECU10から、ヘッドライト11
をオフ操作する信号が発せられ、これに基づき、先頭車
1のヘッドライトが消灯する。制御ECU10は、前記
ヘッドライト11をオフ操作する信号を発するととも
に、ヘッドライトのオフ操作情報(OFF)を作成し、
このオフ操作情報を無線通信機20及び無線アンテナ2
1を介して追従車2に送信する(ステップ8)。
【0035】追従車2では、無線アンテナ21及び無線
通信機20を介してこのオフ操作情報を受信し、制御E
CU10に入力される(ステップ9)。制御ECU10
では、先頭車1のヘッドライトのオフ操作情報を受信す
ると、それに基づき、ライティング操作手段23からヘ
ッドライトのオフ信号(OFF)を出力し、図1(b)
に示すように、当該追従車のヘッドライト11を消灯さ
せる(ステップ10)。
【0036】上記ライティング制御装置によれば、先頭
車の運転者はそれぞれの追従車2までいってヘッドライ
トを点灯したり消灯したりする必要がなく、先頭車1の
ヘッドライトスイッチ12をオンオフ操作だけで、それ
に合わせ自動的に追従車2のライティング11がオンオ
フ操作されることとなり、運転者のライティングに関す
る負担が大幅に減った。また、運転者が直接追従車2の
ヘッドライトのオンオフ操作を行う必要がないから、夜
間、隊列走行を始めるまでの時間が短くなり、また、隊
列走行を終えるときの時間も短くなる。
【0037】なお、前述のものはヘッドライトを例にと
ってライティング制御装置を説明したが、勿論、本発明
に係るライティング制御装置の適用対象はヘッドライト
に限られることなく、図4及び図5に示すように、ポジ
ショニングライト、ハザードライト、ストップライトに
もそれぞれ適用可能であり、また、それらを組み合わせ
たものにも適用可能である。
【0038】<第2の実施の形態>図6〜図8は本発明
の第2の実施の形態を示す。隊列が短い車間距離で走行
する場合、周囲の歩行者や車の運転者から隊列車両はひ
とかたまりに見え、先頭車1のヘッドライトにより隊列
の存在に気づくので、追従車2はポジショニングライト
をつけるだけで充分であるが、車間距離が長くなると隊
列車両はひとかたまりに見えなくなるため、追従車2が
それぞれヘッドライトをつけていないと追従車2の存在
が気づかれないおそれがある。
【0039】そこで、この第2の実施の形態では、追従
車2は、前走車との車間距離に応じてヘッドライトの点
灯や消灯を制御する第1のヘッドライト操作手段33を
備えることとした。すなわち、第2の実施の形態では、
追従車2は、その前方を走行する、先頭車1または追従
車2からなる前走車との距離を測定するレーザレーダ1
3と、ヘッドライトスイッチ32をオン操作された状態
で、前記レーザレーダ13の測定値が第1の所定値(上
しきい値)を超えるときにはヘッドライト31を点灯
し、ヘッドライトスイッチ32をオン操作された状態で
も、前記レーザレーダ13の測定値が第2の所定値(下
しきい値)以下のときにはヘッドライト31を消灯して
ポジションライトを点灯する第1のヘッドライト操作手
段33を備えることとした(図7参照)。
【0040】ここで、上記所定値は、追従車のヘッドラ
イト31の明かりがその前方の前走車の他に、同前走車
の周りへも届く程度、当該追従車2と前走車との開いた
場合の距離をいい、具体的には3〜4m程度をいう。ま
た、この第2の実施の形態では、所定値として上下2つ
の値を定め、ヘッドライト31を点灯する場合には、追
従車と前走車との距離が上しきい値(例えば4m)を超
えたとき、ヘッドライトを消灯する場合には、追従車と
前走車との距離が下しきい値(例えば3m)以下になっ
たときとする。
【0041】また、追従車とその前方の前走車との距離
を測定する測定手段としては、前記レーザレーダの他、
無線通信機20により前走車の軌跡データ(航続距離、
座標値、GPS測位結果など)を受信し、自車との相対
的な位置関係から距離を求める方法等がある。
【0042】なお、図7で示す具体的な制御ブロックの
概要は、前記第1の実施の形態の図2で説明したものと
ほぼ同様であるので、ここでは、同一構成要素には同一
符号を付し、その具体的説明を省略する。
【0043】次に、第2の実施の形態の構成の自動追従
システムにおけるライティング制御装置の作用について
図6、図8を参照しながら説明する。
【0044】隊列走行において各追従車2、2はその前
方を走る前走車との車間距離をレーザレーダ13により
測定しながら走行しており(ステップ31)、また、夜
間走行であってヘッドライトスイッチ32はオン操作さ
れている。つまり、先頭車1のヘッドライトスイッチ3
2が運転者によってオン操作され、前記第1の実施の形
態で示したように、その情報が無線通信機20を介した
車車間通信で送信され、各追従車2のヘッドライトスイ
ッチ32もオン操作されている。この状態で、レーザレ
ーダ13の測定結果は、随時制御ECU10内の第1の
ヘッドライト操作手段33に入力される。第1のヘッド
ライト操作手段33では、測定された距離Lが、ヘッド
ライト31の点灯が必要な距離か否か、つまり、予め設
定した前記上しきい値を超えるか否か判断し(ステップ
32)、超える場合には図6(b)に示すように当該追
従車のヘッドライトを点灯させる(ステップ33)。
【0045】一方、測定された距離Lが、予め設定した
上しきい値を超えない場合には、次に、同距離Lが予め
設定した下しきい値以下になったか否か判断する(ステ
ップ34)。そして、同距離Lが下しきい値以下になっ
たときには当該追従車2のヘッドライト31を消灯(ス
テップ35)してポジションライトをオン操作しする。
なお、同距離Lが下しきい値を超える場合にはヘッドラ
イト31を消灯することなくそのままの状態を維持す
る。
【0046】これにより、隊列が短い車間距離で走行す
る場合には、図6(a)、(c)に示すように先頭車の
ヘッドライト31のみ点灯させて追従車はポジショニン
グランプを点灯し、隊列の車間距離が広がる場合には、
図6(b)に示すようにおのおの追従車2のヘッドライ
ト31を自動的に点灯させることができる。
【0047】また、ここで示す実施の形態では、ヘッド
ライト31を点灯、消灯する判断として上下2つのしき
い値を定め、ヘッドライト31を点灯する場合には、追
従車と前走車との距離Lが上しきい値を超えたとき、ヘ
ッドライト31を消灯する場合には、追従車と前走車と
の距離Lが下しきい値以下になったときとしているが、
これにより、短い時間内に追従車と前走車との車間距離
が変化し、ヘッドライトがオンオフ操作を繰り返すとい
った不具合を防止できる。
【0048】<第3の実施の形態>図9〜図12は本発
明の第3の実施の形態を示す。隊列走行する車両の角度
差が少ない場合、隊列の前方にいる歩行者や対向車の運
転者から隊列車両はひとかたまりに見え、先頭車1のヘ
ッドライトにより隊列の存在に気づくので、追従車はポ
ジショニングライトをつけるだけで充分である。しか
し、先頭車1と追従車2との角度差が大きくなるにした
がって、先頭車1のヘッドライトは追従車2とは別の方
向を向いてしまう。この場合、追従車2はヘッドライト
をつけていないと、自車の存在が気づかれないおそれが
ある。
【0049】そこで、この第3の実施の形態では、自車
とその前方を走行する前走車との角度差を検出する角度
差センサ41と、前記角度差センサ41の検出値に応じ
てヘッドライトのスイッチをオンオフ操作する第2のヘ
ッドライト操作手段42を備えることとした(図10参
照)。
【0050】また、前記第2のヘッドライト操作手段4
2は、ヘッドライトのスイッチ32をオン操作された状
態で、角度差センサ41の測定値が第1の所定値(上し
きい値)を超えるときにはヘッドライト31を点灯し、
ヘッドライトのスイッチ32をオン操作された状態で
も、前記角度差検出センサ41の測定値が第2の所定値
(下しきい値)以下になったときにはヘッドライト31
を消灯してポジションランプを点灯させるものである。
【0051】ここで、上記所定値は、追従車2のヘッド
ライト31の明かりがその前方の前走車の他に、同前走
車の側方へも届く程度、当該追従車と前走車との開いた
場合の相対的な角度をいい、具体的には20〜35度程
度の角度をいう。また、この第3の実施の形態では、所
定値として上下2つの値(しきい値)を定め、ヘッドラ
イト31を点灯する場合には追従車と前走車との距離が
上しきい値(例えば35度)を超えたとき、ヘッドライ
ト31を消灯する場合には追従車2と前走車との距離が
下しきい値(例えば20度)以下になったときとする。
【0052】また、追従車とその前方の前走車との角度
差を検出する角度差センサ41としては、前記レーザレ
ーダの他、無線通信機20により前走車の軌跡データ
(航続距離、座標値、GPS測位結果など)を受信し、
自車と前走車との相対的な位置関係から角度を求める方
法等がある。
【0053】なお、図10で示す具体的な制御ブロック
の概要は、前記第1、第2の実施の形態で説明したもの
とほぼ同様であるので、ここでは、同一構成要素には同
一符号を付し、その具体的説明を省略する。
【0054】次に、第3の実施の形態の構成の自動追従
システムにおけるライティング制御装置の作用について
図9、図10、図12を参照しながら説明する。
【0055】隊列走行において各追従車2、2はその前
方を走る前走車との角度差をレーザレーダ等の角度差セ
ンサ41により測定しながら走行しており(ステップ4
1)、また、夜間走行であってヘッドライトスイッチ3
2はオン操作されている。この状態で、角度差センサ4
1の測定結果は、随時制御ECU10内の第2のヘッド
ライト操作手段42に入力される。
【0056】そして、例えば、先頭車1が交差点を右折
し始める。このとき、図9(a)に示すように先頭車1
はヘッドライト31を点灯して走行しており、追従車2
はポジショニングランプを点灯して走行している。追従
車2に搭載されている第1のヘッドライト操作手段42
は、測定された前走車との角度差が、ヘッドライト31
の点灯が必要な開き角度か否か、つまり、予め設定した
前記上しきい値を超えるか否か判断する(ステップ4
2)。そして、追従車と前走車との角度差が上しきい値
を超える場合には図9(b)に示すように、先頭車1の
直ぐ後方の追従車2はヘッドライト31を点灯させる
(ステップ43)。同様に、先頭車の直ぐ後方の追従車
が右折を開始すると、その後方の追従車は図9(c)に
示すようにヘッドライト31を点灯させる。上記の判断
は所定時間置き行われる。
【0057】その後、右折し終わるときには、先頭車1
のすぐ後方の追従車2が先頭車1との角度差が、予め設
定した上しきい値を超えなくなるが、この判断の次に、
同角度差が予め設定した下しきい値以下になったか否か
判断する(ステップ44)。そして、同角度差が下しき
い値以下になったときには、図10(d)に示すように
当該追従車2のヘッドライト31を消灯して(ステップ
45)ポジションライトをオン操作する。なお、同角度
差が下しきい値を超える場合には消灯することなくその
ままの状態を維持する。また、2番目の追従車2が右折
をし終わるとき、つまり、2番目の追従車2とその前方
の追従車2と角度差が下しきい値以下になったときに
は、前述と同様、図10(e)に示すように3番目の追
従車2はヘッドライトを消灯しポジションライトを御操
作する。
【0058】これにより、隊列車両の角度差が少ない状
態で走行する場合には、先頭車1のヘッドライト31の
み点灯させて追従車2はヘッドライト31を点灯するこ
となくポジショニングランプのみを点灯し、バッテリー
の浪費を防ぐ。そして、追従車2の前走車の角度差が広
がる場合には、追従車2のヘッドライト31を自動的に
点灯させて、対向車の運転者や歩行者に自車の存在を知
らせる。
【0059】また、ここで示す実施の形態では、ヘッド
ライトを点灯消灯する判断として上下2つのしきい値を
定め、ヘッドライトを点灯する場合には、追従車と前走
車との角度差が上しきい値を超えたとき、ヘッドライト
を消灯する場合には、追従車と前走車との角度差が下し
きい値以下になったときとしており、これにより、短い
時間の間にヘッドライトがオンオフを繰り返すのを防止
することができる。
【0060】なお、上記の実施の形態では、ヘッドライ
トを点灯消灯する判断に、追従車と前走車との角度差を
用いているが、これ追従車の前走車に対する横偏差を用
いて判断しても良い。横偏差センサとしては、レーザレ
ーダで求まる追従車と前走車との角度差と相対距離を利
用し、それらから追従車と前走車の横偏差を求める等の
手段が考えられる。
【0061】<第4の実施の形態>図13〜図14は本
発明の第4の実施の形態を示す。前記第3の実施の形態
では、追従車2と前走車との角度差が所定値を超えると
きに追従車2のヘッドライト31を点灯する制御を行っ
ている。ところで、交差点を右折するような場合には、
追従車2は右折する直前にヘッドライト31を予め点灯
して自車の存在を対向車の運転者や歩行者に知らせる必
要があるが、前述の第3の実施の形態の制御では、対向
車の運転者等に自車の存在を知らせるのが遅れるおそれ
がある。
【0062】そこで、この第4の実施の形態では、追従
車2は、前述したように無線通信機20等による車車間
通信を介して送られる先頭車1の動向情報から、自車の
ヘッドライトを点灯する必要があるか否かを判断する判
断手段を有し、前記追従車のヘッドライトのスイッチを
オン操作された状態で、判断手段がヘッドライト点灯要
と判断した場合はヘッドライト31を点灯し、追従車の
ヘッドライトのスイッチをオン操作された状態でも、判
断手段がヘッドライト点灯不要と判断した場合はヘッド
ライトを消灯しポジションライトを点灯することとした
(図13参照)。
【0063】前記判断手段の基準としては、車車間通信
により受信した先頭車1の軌跡データ(航続距離、座標
値、GPS測位結果)や先頭車1の運転者によるターン
シグナルの操作情報が挙げられる。ここでは、先頭車の
軌跡データ、具体的には自車と先頭車の相対角度差で判
断する場合を例にとって説明する。なお、この実施の形
態では、制御ブロック図は前記第3の実施の形態とほぼ
同様であるので省略し、フローチャートを基に説明す
る。
【0064】次に、第4の実施の形態の構成の自動追従
システムにおけるライティング制御装置の作用について
図13、図14を参照しながら説明する。
【0065】隊列走行において追従車2は先頭車1の走
行軌跡を保持しており、この軌跡をトレースすることで
追従走行している。隊列走行において各追従車2、2は
先頭車との角度差を測定しながら走行しており(ステッ
プ51)、また、夜間走行であってヘッドライトスイッ
チはオン操作されている。なお、先頭車1と追従車2間
の相対的な角度差を検出する方法としては、無線通信機
20により前走車の軌跡データ(航続距離、座標値、G
PS測位結果など)を受信し、先頭車1と追従車2との
相対的な位置関係から角度を求める方法等がある。そし
て、追従車2は先頭車1が旋回を始めたことと車車間通
信か検知し、その旋回量(自車との角度差や旋回の曲率
など)がヘッドライトを点灯する必要があると判断した
場合、ヘッドライト31を点灯する。
【0066】より具体的に説明すると、例えば、図13
(a)に示すように先頭車1が交差点に侵入するとき、
先頭車1はヘッドライト31を点灯して走行しており、
追従車2はポジショニングランプを点灯して走行してい
る。そして、先頭車1が交差点にて右折を開始すると、
各追従車2は、先頭車1との角度差が、予め設定した上
しきい値を超えるか否か判断し(ステップ52)、超え
る場合には図12(b)に示すように、各追従車2はヘ
ッドライトを点灯させる(ステップ53)。
【0067】その後、右折し終わって、先頭車1と追従
車2との角度差が、予め設定した上しきい値を超えなく
なると、次に、同角度差が予め設定した下しきい値以下
になったか否か判断する(ステップ54)。そして、同
角度差が下しきい値以下になったときには、各追従車2
のヘッドライト31を消灯して(ステップ55)ポジシ
ョンライトをオン操作する。なお、同角度差が下しきい
値を超える場合には消灯することなくそのままの状態を
維持する。
【0068】これにより、交差点を右折するような場合
には、追従車2は右折する直前にヘッドライト31を予
め点灯して自車の存在を対向車の運転者に知らせること
ができる。上記上しきい値及び下しきい値は、前記第3
の実施の形態でも説明したように、追従車2のヘッドラ
イト31の明かりがその前方の前走車の他に、同前走車
の側方へも届く程度、当該追従車と前走車との開いた場
合の両車両の相対的な角度から定められるものであり、
例えば、上しきい値は35度、下しきい値は20度とす
る。
【0069】<第5の実施の形態>図15は本発明の第
5の実施の形態を示す。前記第2〜4の実施の形態で
は、隊列が頻繁に右折、左折する場合や車間距離が変動
する場合、ヘッドライトの点灯と消灯を頻繁に繰り返す
ことになる。このような操作はヘッドライトの寿命を縮
める原因になる。そこで、この第5の実施の形態では、
一度点灯したらしばらくは消灯しないように制御して、
点灯、消灯の頻度を低減することとした。ヘッドライト
を消灯するタイミングは、時間により判断する方法の
他、走行距離により判断する方法がある。ここでは、時
間により判断する方法を例にとって説明する。すなわ
ち、この実施の形態では、追従車は、ヘッドライトが点
灯指示された後所定時間は、ヘッドライトを点灯し続け
る点灯維持手段を備えることとした。なお、この実施の
形態では、制御ブロック図は前記第3の実施の形態とほ
ぼ同様であるので省略し、図4のフローチャートを基に
説明する。
【0070】次に、第5の実施の形態の構成の自動追従
システムにおけるライティング制御装置の作用について
説明する。
【0071】まず、ヘッドライト点灯中か否か判断し
(ステップ61)、点灯中であれば次のステップ62へ
進み、消灯であれば所定時間過ぎた時点で、再びヘッド
ライトが点灯中か否か判断する。ステップ62では点灯
指示が出たか否か判断し、点灯指示が出た場合には、タ
イマー動作中かどうか判断する(ステップ64)。な
お、このタイマーはヘッドライトの消灯タイミングを定
めるものである。タイマー動作中でない場合にはタイマ
ー動作を開始させ(ステップ66)、タイマー動作中で
ある場合にはタイマー値をリセットする(ステップ6
7)。
【0072】前記ステップ62にて点灯指示なしと判断
した場合には、タイマーが終了するかどうか判断し、タ
イマー終了の場合には、ヘッドライトを消灯させ、タイ
マーが終了しない場合にはそのままヘッドライトの点灯
を維持する。すなわち、ヘッドライトの点灯指示がある
場合には、その都度タイマーをリセットし、該タイマー
が所定時間経過して終了するときまでは、ヘッドライト
点灯を維持させるようにした。これにより、一度点灯し
たらタイマーが終了するまではヘッドライトを消灯しな
いように制御し、点灯、消灯の頻度を低減することがで
きる。ここで、上記所定時間とは、点灯、消灯を頻繁に
繰り返すことによりヘッドライトの寿命が短くなるのを
防止する目的から定められる値であり、例えば、5〜1
0秒程度が考えられる。
【0073】なお、前記実施の形態では、時間を基準に
ヘッドライトの点灯を維持するようにしたが、これに限
られることなく、走行距離を基準にヘッドライト点灯指
示信号が出された箇所から、所定距離走行しないと、ヘ
ッドライトが消灯しないように構成しても良い。また、
距離と時間と双方をパラメータとしてヘッドライトの消
灯指示信号を出すようにしても良い。上記所定距離は、
所定時間と同様に、点灯、消灯を頻繁に繰り返すことに
よりヘッドライトの寿命が短くなるのを防止する目的か
ら定められる値であり、走行速度によっても変わるが、
例えば、50〜100m程度が考えられる。
【0074】なお、上記実施の形態で表したものはあく
まで本発明の例示であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲
で適宜設計変更可能である。例えば、上記各実施の形態
では、交差点を例に挙げ、隊列走行時の無人運転の追従
車のヘッドライトのオンオフ操作を、有人の先頭車のオ
ンオフ操作に追従させる例について説明したが、これ
は、複数斜線道路における車線変更時にも適用化のであ
る。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係る自動追従システムにおけ
るライティング制御装置によれば、隊列走行時におい
て、無人運転の追従車のライティングを、先頭車の運転
者のライティング操作に追従して自動的に点灯及び消灯
することができ、例えば、ヘッドライトの場合には、先
頭車の運転者がそれぞれの追従車までいってヘッドライ
トを点灯したり消灯したりする必要がなく、運転者のラ
イティングに関する負担が大幅に減る。また、運転者が
直接追従車のヘッドライトのオンオフ操作を行う必要が
ないから、夜間、隊列走行を始めるまでの時間が短くな
り、また、隊列走行を終えるときの時間も短くなる。
【0076】請求項2に係る自動追従システムにおける
ライティング制御装置によれば、隊列走行時において、
無人運転の追従車のヘッドライトは、自車と前走車との
距離に応じて自動的に点灯及び消灯されることとなり、
必要なときにだけヘッドライトを点灯させることから、
バッテリーの浪費を防止できる。
【0077】請求項3に係る自動追従システムにおける
ライティング制御装置によれば、隊列走行時において、
無人運転の追従車のヘッドライトは、自車と前走車との
なす角度に応じて自動的に点灯及び消灯されることとな
り、前記請求項2に係る発明と同様に、必要なときにだ
けヘッドライトを点灯させることから、バッテリーの浪
費を防止できる。
【0078】請求項4に係る自動追従システムにおける
ライティング制御装置によれば、隊列走行時において、
無人運転の追従車のヘッドライトは、自車の前走車に対
する横偏差の大小に応じて自動的に点灯及び消灯される
こととなり、前記請求項2、3に係る発明と同様に、バ
ッテリーの浪費を防止できる。
【0079】請求項5に係る自動追従システムにおける
ライティング制御装置によれば、追従車が、判断手段に
よって先頭車の動向情報から自車のヘッドライトを点灯
する必要があるか否かを判断するから、例えば、隊列走
行時に交差点を曲がる場合に、追従車は自車が右折ある
いは左折をする前に、先頭車が右折あるいは左折を開始
した時点で、ヘッドライトを点灯させることができ、同
交差点において隊列走行の存在を歩行者や対向車の運転
者に確実に知らせることができる。
【0080】請求項6に係る自動追従システムにおける
ライティング制御装置によれば、ヘッドライトを点灯指
示された後所定時間または所定距離走行するまではヘッ
ドライトを点灯し続けるため、ヘッドライトの消灯点灯
の頻度が減少し、ヘッドライトの寿命を長くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)、(b)は本発明の第1の実施の形態
による自動追従システムにおけるライティング制御装置
より追従走行を行う状況を示す経時的な概略平面図であ
る。
【図2】 同、自動追従システムにおけるライティング
制御装置のブロック図である。
【図3】 同、自動追従システムにおけるライティング
制御装置の処理を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態による自動追従シ
ステムにおけるライティング制御装置の変形例を示す先
頭車の処理フローチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態による自動追従シ
ステムにおけるライティング制御装置の変形例を示す追
従車の処理フローチャートである。
【図6】 (a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態
による自動追従システムにおけるライティング制御装置
より追従走行を行う状況を示す経時的な概略平面図であ
る。
【図7】 同、自動追従システムにおけるライティング
制御装置のブロック図である。
【図8】 同、自動追従システムにおけるライティング
制御装置の処理を示すフローチャートである。
【図9】 (a)〜(c)は本発明の第3の実施の形態
による自動追従システムにおけるライティング制御装置
より追従走行を行う状況を示す経時的な概略平面図であ
る。
【図10】 (d)〜(e)は本発明の第3の実施の形
態による自動追従システムにおけるライティング制御装
置より追従走行を行う状況を示す経時的な概略平面図で
ある。
【図11】 同、自動追従システムにおけるライティン
グ制御装置のブロック図である。
【図12】 同、自動追従システムにおけるライティン
グ制御装置の処理を示すフローチャートである。
【図13】 (a)、(b)は本発明の第4の実施の形
態による自動追従システムにおけるライティング制御装
置より追従走行を行う状況を示す経時的な概略平面図で
ある。
【図14】 同、自動追従システムにおけるライティン
グ制御装置の処理を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第5の実施の形態による自動追従
システムにおけるライティング制御装置の処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1……先頭車、 2……追従車、 11……ライティング 12……ライティングスイッチ(ライティング操作
部)、 13……レーザレーダ(距離センサ) 14……ヨーレートセンサ、 15……GPSセンサ、 20……無線通信機(送信手段、発信手段)、 23……ライティング操作手段、 32……ヘッドライトスイッチ 33……第1のヘッドライト操作手段、 41……角度差センサ、 42……第2のヘッドライト操作手段、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者により運転される先頭車に対し追
    従車が自動追従走行するように制御される、自動追従走
    行システムにおけるライティング制御装置において、 前記先頭車は、 該先頭車のライティングをオンオフ操作するライティン
    グ操作部と、 該ライティング操作部により操作された情報を追従車に
    送る送信手段とを有し、 前記追従車は、 前記送信手段からの情報を受信する受信手段と、 該受信手段からの先頭車のライティングに関する受信情
    報に基づき、当該追従車のライティングをオンオフ操作
    する操作信号を発するライティング操作手段とを有する
    ことを特徴とする自動追従走行システムにおけるライテ
    ィング制御装置。
  2. 【請求項2】 運転者により運転される先頭車に対し追
    従車が自動追従走行するように制御される、自動追従走
    行システムにおけるライティング制御装置において、 前記追従車は、 その前方を走行する、前記先頭車または前記追従車から
    なる前走車との距離を測定する距離センサと、 ヘッドライトのスイッチをオン操作された状態で、前記
    距離センサの測定値が第1の所定値を超えるときには前
    記ヘッドライトを点灯し、ヘッドライトのスイッチをオ
    ン操作された状態でも、前記距離センサの測定値が第2
    の所定値以下のときには前記ヘッドライトを消灯する第
    1のヘッドライト操作手段を備えることを特徴とする自
    動追従走行システムにおけるライティング制御装置。
  3. 【請求項3】 運転者により運転される先頭車に対し追
    従車が自動追従走行するように制御される、自動追従走
    行システムにおけるライティング制御装置において、 前記追従車は、 自車とその前方を走行する、前記先頭車または前記追従
    車からなる前走車との角度差を検出する角度差センサ
    と、 ヘッドライトのスイッチをオン操作された状態で、前記
    角度差センサの測定値が第1の所定値を超えるときには
    ヘッドライトを点灯し、ヘッドライトのスイッチをオン
    操作された状態でも、前記角度差検出センサの測定値が
    第2の所定値以下になったときにはヘッドライトを消灯
    する第2のヘッドライト操作手段を備えることを特徴と
    する自動追従走行システムにおけるライティング制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記角度差センサに代えて、前記追従車
    は自車とその前方を走行する前記前走車との横偏差を測
    定する横偏差センサを用いることを特徴とする請求項3
    記載の自動追従走行システムにおけるライティング制御
    装置。
  5. 【請求項5】 運転者により運転される先頭車に対し追
    従車が自動追従走行するように制御される、自動追従走
    行システムにおけるライティング制御装置において、 前記追従車は、車車間通信を介して送られる前記先頭車
    の動向情報から、自車のヘッドライトを点灯する必要が
    あるか否かを判断する判断手段を有し、 前記追従車のヘッドライトのスイッチをオン操作された
    状態で、前記判断手段がヘッドライト点灯要と判断した
    場合はヘッドライトを点灯し、前記追従車のヘッドライ
    トのスイッチをオン操作された状態でも、前記判断手段
    がヘッドライト点灯不要と判断した場合はヘッドライト
    を消灯することを特徴とする自動追従走行システムにお
    けるライティング制御装置。
  6. 【請求項6】 前記追従車は、ヘッドライトが点灯指示
    された後所定時間または所定距離走行するまでは、ヘッ
    ドライトを点灯し続ける点灯維持手段を備えることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動追従走行
    システムにおけるライティング制御装置。
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