JP2000293912A - ディスクキャリア機構 - Google Patents

ディスクキャリア機構

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JP2000293912A
JP2000293912A JP11127799A JP12779999A JP2000293912A JP 2000293912 A JP2000293912 A JP 2000293912A JP 11127799 A JP11127799 A JP 11127799A JP 12779999 A JP12779999 A JP 12779999A JP 2000293912 A JP2000293912 A JP 2000293912A
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Anin Ko
安▲イン▼ 黄
朝元 ▲ケ▼
Chogen Ke
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Industrial Technology Research Institute ITRI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクドライブを直立させた時に、一般デ
ィスクまたはカセットディスクを安定的に保持するディ
スクキャリア機構を提供する。 【解決手段】 直立保護板210と押動ブロック120
とを有し、直立保護板210により一般ディスク150
を保持して、ディスクドライブを直立させた時、一般デ
ィスク150が脱落することがないとともに、押動ブロ
ック120によりカセットディスク155を押圧して、
ディスクドライブを直立させた時、カセットディスク1
55が脱落することがなく、ディスクドライブを水平載
置しても直立載置しても、いずれも一般ディスク150
またはカセットディスク155の正常な搭載に影響を及
ぼすことがなく、また、付勢アームを利用しても同様な
効果を達成することができる。また、3種類の付勢アー
ムを利用しても同様な効果を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスクドライ
ブ機構に関し、特に、カセットディスクおよびカセット
を有さない一般ディスクを搭載することができる直立構
造を備えたディスクキャリア機構に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター技術の発展ならびにマル
チメディア技術の進歩にともなって、オーディオビデオ
信号を保存できる大容量のディスクがますます普及した
ものとなってきている。現在、市場には、リードオンリ
ーメモリー型の一般ディスク用のCDプレーヤーとし
て、ディスク直立搭載機構を備えたものが出回ってお
り、直立機構を備えたディスクドライブが市場のニーズ
となっていることが分かる。このような直立機構をオー
ディオビデオ用のディスクドライブに組み込むことがで
きれば、より多くのニーズに応えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
市場には、カセットディスクならびに一般ディスクの両
方を読み出すことができるとともに、ディスクドライブ
を水平にも直立にも置くことのできるディスクドライブ
は出現していない。これは、カセット規格が日本の松下
電器産業(株)など10社が共同制定した規格、すなわ
ちDVDSpecifications Rewritable Disc(Part 1, Phy
sical Specifications Version 1.0)に従っているから
であり、このようなカセットの縦・横・高さは135.
5×124.6×8(単位はミリ)となっていて、カセ
ットがディスクドライブの面積の大部分を占めるものと
なっている。このことが、従来において、カセットディ
スクだけでなく一般ディスクも読み取れるディスクドラ
イブが出現していない理由となっていた。また、従来の
機構には、ディスクドライブを直立させた時にディスク
を固定する機構が備えられていなかった。さらに、ディ
スクを搭載したトレイがディスクドライブ中に引き込ま
れる時、トレイがディスクを上昇させることができなけ
れば、ディスク下面が主軸モーターに接触して損傷する
ものとなっていた。
【0004】そこで、この発明の主要な目的は、ディス
クドライブを直立させた時に、一般ディスクまたはカセ
ットディスクを固定することができるディスクキャリア
機構を提供することにある。
【0005】この発明の別な目的は、ディスクドライブ
のトレイを可動式として、一般ディスクがディスクドラ
イブ中に引き込まれる時、トレイにより一般ディスクを
上昇させて主軸モーターとの接触による損傷を防止する
ことにある。
【0006】この発明の他の目的は、ディスクドライブ
を水平または直立のいずれの状態に置いてもカセットデ
ィスクあるいは一般ディスクを安定状態に保持できるデ
ィスクキャリア機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、所望
の目的を達成するために、この発明にかかるディスクキ
ャリア機構は、ディスクドライブ中に実装されるもので
あって、下部トレイ前端、下部トレイ後端、第1側辺、
第2側辺、底面を備えるとともに、底面上の第1側辺お
よび第2側辺に近接し、かつ下部トレイ後端の両端付近
にそれぞれスライド溝を設け、下部トレイ前端、下部ト
レイ後端、第1側辺、第2側辺が封鎖領域を形成する下
部トレイと、上部トレイ前端、上部トレイ後端を備える
とともに、上部トレイ前端および下部トレイ前端が可動
な方式で連結され、かつ上部トレイ後端の両端にそれぞ
れ突出ピンを設けた上部トレイと、それぞれ移動可能な
方式で下部トレイ上のスライド溝に位置して、それぞれ
弾力手段により下部トレイ後端に連接され、それぞれス
ライドスロットを設けるとともに、スライドスロットの
下部トレイ後端に近接する一端ならびに下部トレイの底
面の距離が、スライドスロットの他端ならびに底面の距
離よりも大きく、かつスライドスロットおよび上部トレ
イ後端の両端の突出ピンがそれぞれ連接されている1対
の押動ブロックと、第1面および第2面を有して、第1
面が回動可能な方式で前記下部トレイの底面上に連接さ
れ、かつ前記下部トレイの第1側辺ならびに第2側辺の
いずれか1つに隣接し、第2面が回転して上部トレイを
押圧する直立保護板とから構成される。
【0008】また、この発明にかかるディスクキャリア
機構の別の構成は、前端、後端、第1側縁、第2側縁、
ディスクキャリアベースからなるトレイ本体と、第1端
および第2端を有し、第1端が第1弾力手段によりトレ
イ本体の後端の一端に連接される第1付勢アームと、第
1端および第2端を有し、第1端が第2弾力手段により
トレイ本体の前記後端の他端に連接される第2付勢アー
ムとから構成される。
【0009】上記ディスクキャリア機構の別の構成が、
さらに、第1端および第2端を有し、第1端ならびに第
3弾力手段により回動可能な方式で上記トレイ本体の上
記第1側縁に連接され、かつ前端に近接された回動付勢
アームを備えるとともに、回動付勢アームを使用状態と
する時に、カセットを有さない一般ディスクの移動範囲
を制限することができるものである。
【0010】
【作用】直立保護板あるいは第1付勢アームおよび第2
付勢アームの作用により、ディスクドライブを水平また
は直立状態においても、一般ディスクもしくはカセット
ディスクを安定的に保持することができるので、ディス
クの脱落を有効に防止することができる。また、カセッ
トディスクを保持することができる押動ブロックを有し
て、直立状態でカセットディスクを搭載する時に、カセ
ットディスクの振動や脱落を防止することができる。さ
らに、一般ディスクを保持することができる直立保護板
を有して、直立状態で一般ディスクを搭載する時に、一
般ディスクの振動や脱落を防止することができる。そし
て、トレイを上部トレイおよび下部トレイから構成し
て、ディスクと主軸モーターとの相互干渉を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる好適な実
施形態を図面に基づいて説明する。この発明にかかるデ
ィスクキャリア機構は、ディスクドライブを水平にも垂
直にも置くことができ、むき出しの一般ディスク(bare
disc)にもカセットディスクにも適用できるものであ
る。
【0012】<第1実施形態>図1において、この発明
にかかるディスクキャリア機構の第1実施形態は、トレ
イモジュールである下部トレイ100と、上部トレイ1
10とを備えている。下部トレイ100は、下部トレイ
前端102と、下部トレイ後端104と、第1側辺10
6と、第2側辺108と、底面109とを有している。
底面109上の第1側辺106および第2側辺108に
近接し、かつ下部トレイ後端104に近接する両端には
スライド溝107がそれぞれ設けられている。下部トレ
イ前端102と、下部トレイ後端104と、第1側辺1
06と、第2側辺108とにより封鎖領域を形成してお
り、ほぼ長方形とすることができる。上部トレイ110
は、上部トレイ前端112と、上部トレイ後端114と
を備えている。上部トレイ前端112は、下部トレイ前
端102と可動方式で連接されており、上部トレイ後端
114の両端には突出ピン110Aが設けられている。
下部トレイ100および上部トレイ110は、射出成形
により成形することができ、それらの素材をプラスチッ
クとすることができる。
【0013】この第1実施形態の特徴は、1対の押動ブ
ロック120と、直立保護板210とにあり、それぞれ
カセットディスクおよび一般ディスクを固定することが
できる。1対の押動ブロック120は、可動方式により
下部トレイ100上のスライド溝107上に位置すると
ともに、それぞれ弾力手段140、例えば圧縮ばね14
0で下部トレイ後端104と連接されている。弾力手段
140が提供する押す力により押動ブロック120がス
ライド溝107中をスライドすることができる。
【0014】1対の押動ブロック120は、さらに、ス
ライドスロット130を設けており、このスライドスロ
ット130の下部トレイ後端104に近い一端130A
と下部トレイ100の底面109との距離が、スライド
スロット130の他端130Bと底面109との距離よ
りも大きなものであるとともに、スライドスロット13
0の側方断面が、ほぼ「く」の字型の形状となってい
る。また、1対の押動ブロック120は、上部トレイ後
端114の両端の突出ピン110Aでそれぞれ連接さ
れ、かつ突出ピン110Aがスライドスロット130中
を自由にスライドすることができる。このような押動ブ
ロック120のスライドスロット130と上部トレイ後
端114の突出ピン110Aとの連接方式によって、下
部トレイ100と上部トレイ110とを接合状態あるい
は小角度の分離状態に変化させることができる。この押
動ブロック120は、射出成形または類似方式で成形す
ることができるとともに、プラスチックのような素材を
使用することができる。
【0015】直立保護板210は、同時に図7(b)、
図7(c)を参照すると分かりやすいように、第1面2
12と、第2面214とを備えており、第1面212が
回動可能に下部トレイ100の底面109上に連接され
るとともに、下部トレイ100の第1側辺106(第2
側辺108であっても良い)に隣接している。直立保護
板210の第1面212と第2面214とは、ほぼL字
型の形状をしている。第2面214が、回動して上部ト
レイ110を押圧することができる。ディスクドライブ
(図示せず)を直立状態として、一般ディスク150を
上部トレイ110上に載置する時、直立保護板210の
第2面214で一般ディスク150を挟むことができる
ので、一般ディスク150をディスクドライブ(図示せ
ず)に挿入する過程において、ぐらつきや脱落といった
不都合を発生させることがない。ディスク表面を損傷す
ることがないように、直立保護板210をプラスチック
または類似する素材で成形することが望ましく、射出成
形あるいは類似した成形方法で成形することができる。
【0016】以上、この発明にかかる第1実施形態を全
般的に説明したが、以下においては、次の〜という
4種類の使用形態に分けて説明する。
【0017】水平載置・一般ディスク 図1から図3において、装置を水平に置き、カセットを
有さない一般ディスクを使用する場合を説明する。図中
(a)は平面図を示し、(b)は側面図を示す。先ず、
図1において、トレイモジュール100,110がディ
スクドライブ(図示せず)から出ている時、押動ブロッ
ク120下部のトリップ200がディスクキャリアベー
ス170の突起190により係止される。従って、上部
トレイ110の突出ピン110Aが押動ブロック120
上のスライドスロット130に沿って下降し、下部トレ
イ100に密着する。この時に、一般ディスク150を
上部トレイ110上にのせる。次に、図2において、ト
レイモジュール100,110をディスクドライブ(図
示せず)中へ入れる過程を説明すると、押動ブロック1
20が弾力手段140で前方(図下方)へ押動されるの
で、上部トレイ110の突出ピン110Aが押動ブロッ
ク120上のスライドスロット130に沿って上昇し、
これにより一般ディスク150が主軸モーター160と
接触することを防止する。図3には、一般ディスク15
0の搭載を完了した状態を示す。
【0018】水平載置・カセットディスク 図4から図6において、装置を水平に置き、カセットデ
ィスクを使用する場合を説明する。図中(a)は平面図
を示し、(b)は側面図を示す。先ず、図4において、
トレイモジュール100,110がディスクドライブ
(図示せず)から出ている時、押動ブロック120がカ
セットディスク155により少し後方(図上方)へ押さ
れるので、弾力手段140が圧縮されてカセットディス
ク155をトレイモジュール100,110内部に固定
することができ、カセットディスク155のぐらつきを
防止することができる。次に、図5において、トレイモ
ジュール100,110を入れる過程を説明すると、押
動ブロック120がカセットディスク155により制限
されているので、上部トレイ110は上昇することがで
きない。この時、カセットディスク155の最低位置が
主軸モーター160より高いので、接触することがな
い。そして、図6において、ディスクドライブ(図示せ
ず)モジュール(主軸モーター160を含む)が上昇し
て、カセットディスク155の搭載を完了する。
【0019】直立載置・一般ディスク 図7から図9において、装置を垂直に置き、カセットを
有さない一般ディスクを使用する場合を説明する。図中
(a)は平面図を示し、(b)は側面図を示し、(c)
は正面図を示す。先ず、図7において、トレイモジュー
ル100,110がディスクドライブ(図示せず)から
出ている時、直立保護板210を一般ディスク150側
へ押すと、トルクばね220により第1面212が回動
して直立保護板210を上部トレイ110に接触させ、
これにより、一般ディスク150を上部トレイ110と
直立保護板210の第2面214との間に固定するとと
もに、一般ディスク150を出し入れする時に脱落する
ことを防止する。なお、直立保護板210は、一般ディ
スク150のエッジ部分だけを押さえているので、一般
ディスク150を損傷する危険性はない。次に、図8に
おいて、トレイモジュール100,110を入れる過程
を説明すると、押動ブロック120が弾力手段140で
押圧されるので、上部トレイ110の突出ピン110A
が押動ブロック120上のスライドスロット130に沿
って上昇し、これにより一般ディスク150が主軸モー
ター160と接触することを防止することができる。こ
れと同時に、直立保護板210の第2面214がディス
クキャリアベース170上のレール180(図7(a)
を参照)に沿って次第に上昇するが、直立保護板210
の第2面214の内面側により一般ディスク150の中
心が主軸モーター160の中心と一致するように保持す
ることができる。そして、図9において、ディスクドラ
イブ(図示せず)モジュール(主軸モーター160を含
む)が上昇して、一般ディスク150の搭載を完了す
る。この時、直立保護板210も最高位置にまで上昇し
ているので、一般ディスク150に影響を及ぼすことな
ない。また、トレイモジュール100,110がディス
クドライブ(図示せず)から出ていく時には、図7と図
8に示すように、直立保護板210が次第に下降して、
一般ディスク150をトレイモジュール100,110
に押圧するので、一般ディスク150の脱落を防止する
ことができる。
【0020】直立載置・カセットディスク 最後に、装置を垂直に置き、カセットディスクを使用す
る場合を説明する。なお、カセットディスク155(図
4〜図6を参照)の場合は、水平載置・カセットディ
スクの場合と同じなので図示していないが、図4〜図6
において、カセットディスク155を上部トレイ110
に載置する時は、カセットディスク155の一辺が押動
ブロック120を押して下部トレイ100の下部トレイ
後端104の方向へスライドさせるので、弾力手段14
0の復原力によってカセットディスク155を押圧し
て、移動や脱落を防止することができる。従って、カセ
ットディスク155を上部トレイ110に搭載した時に
は、直立保護板210を指で倒して使用する必要がな
く、押動ブロック120が弾力手段140により発生さ
せる押圧力でカセットディスク155の脱落を十分に防
止することができる。
【0021】以上をまとめれば、この発明にかかるディ
スクキャリア機構は、ディスクドライブ(図示せず)の
水平状態においても直立状態においても、いずれもカセ
ットディスクまたは一般ディスクを確実に固定して脱落
を防止できるものである。また、この発明にかかるディ
スクキャリア機構は、いかなる形式のディスクドライ
ブ、例えばCDドライブ、DVDドライブにも適用でき
るものである。
【0022】<第2実施形態>この発明にかかるディス
クキャリア機構の第2実施形態は、ディスクドライブを
水平にも垂直にも置くことができ、むき出しの一般ディ
スク(bare disc)にもカセットディスクにも適用でき
るものである。
【0023】図10において、第2実施形態にかかるデ
ィスクキャリア機構300は、トレイ本体302と、第
1付勢アーム314と、第2付勢アーム318とから構
成されている。トレイ本体302は、前端304、後端
306、第1側縁308、第2側縁310、ディスクキ
ャリアベース312を有している。第1付勢アーム31
4は、第1端314aおよび第2端314bを有し、そ
の第1端314aを第1弾力手段316を介してトレイ
本体302の後端306の一端306aに連接してい
る。第2付勢アーム318は、第1端318aおよび第
2端318bを有し、その第1端318aを第2弾力手
段320を介してトレイ本体302の後端306の他端
306bに連接している。また、ディスクキャリア機構
300は、さらに、回動付勢アーム322を備えて、第
1端322aおよび第2端322bを有し、その第1端
322aを第3弾力手段324を介して回転可能にトレ
イ本体302の前端304寄りの第1側縁308に連接
し、回動付勢アーム322を引き出した時に、第1付勢
アーム314と第2付勢アーム318と回動付勢アーム
322とによりカセットを有さない一般ディスク335
(図12を参照)の移動範囲を制限することができる。
【0024】上述したトレイ本体302を構成する前端
304、後端306、第1側縁308、第2側縁31
0、ディスクキャリアベース312は、一体成形するこ
とができ、その素材をプラスチックまたは類似した材料
とすることができる。トレイ本体302は、射出成形で
成形することができ、第1付勢アーム314と第2付勢
アーム318と回動付勢アーム322ともまた素材をプ
ラスチックとすることができる。第1弾力手段316お
よび第2弾力手段320を圧縮ばねとすることができ、
第3弾力手段322をトルクばね、または板ばねとする
ことができる。トレイ本体302の前端304には、さ
らに、突起326,326を設けて、カセットディスク
330の凹部を係止できるようになっている(図11を
参照)。
【0025】水平および直立載置・カセットディスク 図11において、カセットディスクを使用する場合を説
明すると、カセットディスク330をトレイ本体302
(図10を参照)のディスクキャリアベース312に入
れる時、カセットディスク330の一辺330aがそれ
ぞれ第1付勢アーム314および第2付勢アーム318
を押圧するので、第1弾力手段316ならびに第2弾力
手段320が圧縮されることになる。従って、第1弾力
手段316および第2弾力手段320が外方向(図下
方)への復原力を発生させることになる。カセットディ
スク330が、完全にトレイ本体302に収容された時
には、カセットディスク330の一辺330aと第1付
勢アーム314および第2付勢アーム318とが接触
し、他辺330bとトレイ本体302の前端304と接
触する。第1弾力手段316ならびに第2弾力手段32
0が外方向(図下方)への復原力を有しているため、カ
セットディスク330が固定される。このことにより、
ディスクキャリア機構300を垂直に置いた時でも、デ
ィスクドライブ(図示せず)に引き込まれる時に、カセ
ットディスク330がぐらついて脱落することはない。
なお、カセットディスク330を使用する場合には、回
動付勢アーム322を収納したままとする。
【0026】水平および直立載置・一般ディスク 図12から図15において、一般ディスクを使用する場
合を説明すると、一般ディスク335をトレイ本体30
2(図10を参照)のディスクキャリアベース312に
入れる時、一般ディスク335の周縁が第1付勢アーム
314の突出片314cおよび第2付勢アーム318の
突出片318cによりそれぞれカバーされ(非接触)、
しかも一般ディスク335を完全にトレイ本体302に
入れて、回動付勢アーム322を引き出せば、第3弾力
手段324の作用によりディスクキャリアベース312
の外周に突出片322aと接触さて一般ディスク335
の周縁をカバーすることができる。そして、第1付勢ア
ーム314の突出片314cおよび第2付勢アーム31
8の突出片318cは、図13と図14とを見ると分か
りやすいように、一般ディスク335表面に対して垂直
な対向(非接触)面を有している。そして、第1付勢ア
ーム314の突出片314cおよび第2付勢アーム31
8の内部がそれぞれ中空になっているので、第1弾力手
段316ならびに第2弾力手段320を挿入することが
できる。また、図15を見ると分かりやすいように、回
動付勢アーム322の突出片322aは、一般ディスク
335表面に対して垂直な対向(非接触)面を有してい
る。従って、ディスクキャリア機構300を垂直に置い
た時でも、一般ディスク335の移動やぐらつきによる
脱落を防止することができる。第1付勢アーム314と
第2付勢アーム318と回動付勢アーム322との一般
ディスク335に近接する一端には、いずれも水平方向
への突出片314a,318a,322aを有している
ので、一般ディスク335の振幅を制限することができ
る。従って、ディスクキャリア機構300がディスクド
ライブ(図示せず)に引き込まれる過程においては、ぐ
らつきによる脱落を防止することができる。なお、図1
0(a)と図12(a)とを重ね合せてみれば分かるよ
うに、これら3つの突出片314a,318a,322
aは、一般ディスク335がデータを読み出せる高さに
まで上昇した時でも、一般ディスク335とは非接触と
なるように設計されている。
【0027】以上のごとく、この発明を好適な実施形態
により開示したが、当業者であれば容易に理解できるよ
うに、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変
更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その
特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均
等な領域を基準として定めなければならない。
【0028】
【発明の効果】上記構成により、この発明にかかるディ
スクキャリア機構は、ディスクドライブを水平に置いて
も垂直に置いても、いずれもカセットディスクまたは一
般ディスクを確実に保持して脱落を防止することができ
る。また、可動式トレイにより一般ディスクを上昇させ
て主軸モーターとの接触による損傷を防止する。さら
に、いかなる形式のディスクドライブ、例えばCDドラ
イブ、DVDドライブにも適用することができる。従っ
て、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置き一般ディスクを搭載する場合を
示す(a)平面図ならびに(b)側面図である。
【図2】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置き一般ディスクを搭載する過程を
示す(a)平面図ならびに(b)側面図である。
【図3】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置き一般ディスクの搭載を完了した
状態を示す(a)平面図ならびに(b)側面図である。
【図4】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置きカセットディスクを搭載する場
合を示す(a)平面図ならびに(b)側面図である。
【図5】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置きカセットディスクを搭載する過
程を示す(a)平面図ならびに(b)側面図である。
【図6】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を水平に置きカセットディスクの搭載を完了
した状態を示す(a)平面図ならびに(b)側面図であ
る。
【図7】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を直立させ一般ディスクを搭載する場合を示
す(a)平面図および(b)側面図ならびに(c)正面
図である。
【図8】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を直立させ一般ディスクを搭載する過程を示
す(a)平面図および(b)側面図ならびに(c)正面
図である。
【図9】 この発明の第1実施形態にかかるディスクキ
ャリア機構を直立させ一般ディスクの搭載を完了した状
態を示す(a)平面図および(b)側面図ならびに
(c)正面図である。
【図10】 この発明の第2実施形態にかかるディスク
キャリア機構を示す(a)平面図、(b)I−I線によ
る断面図、(c)II−II線による断面図、(d)I
II−III線による断面図、(e)IV−IV線によ
る断面図である。
【図11】 この発明の第2実施形態にかかるディスク
キャリア機構を示す(a)平面図、(b)I−I線によ
る断面図である。
【図12】 この発明の第2実施形態にかかるディスク
キャリア機構を示す(a)平面図、(b)I−I線によ
る断面図、(c)II−II線による断面図である。
【図13】 この発明の第2実施形態にかかる第1付勢
アームを示す(a)六面図および(b)I−I線による
断面図である。
【図14】 この発明の第2実施形態にかかる第2付勢
アームを示す(a)六面図および(b)I−I線による
断面図である。
【図15】 この発明の第2実施形態にかかる回動付勢
アームを示す(a)平面図、(b)側面図、(c)背面
図、(d)I−I線による断面図である。
【符号の説明】
100 下部トレイ 107 スライド溝 110 上部トレイ 120 押動ブロック 130 スライドスリット 140 弾力手段 150、335 一般ディスク 155、330 カセットディスク 160 主軸モーター 170 ディスクキャリアベース 180 レール 210 直立保護板 300 ディスクキャリア機構 302 トレイ本体 312 ディスクキャリアベース 314 第1付勢アーム 316 第1弾力手段 318 第2付勢アーム 320 第2弾力手段 322 回動付勢アーム 324 第3弾力手段 314c、318c、322a (付勢アームの)突出

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクドライブ中に実装されるもので
    あって、 下部トレイ前端、下部トレイ後端、第1側辺、第2側
    辺、底面を備えるとともに、前記底面上の前記第1側辺
    および第2側辺に近接し、かつ前記下部トレイ後端の両
    端付近にそれぞれスライド溝を設け、前記下部トレイ前
    端、前記下部トレイ後端、前記第1側辺、前記第2側辺
    が封鎖領域を形成する下部トレイと、 上部トレイ前端および上部トレイ後端を備えるととも
    に、前記上部トレイ前端および前記下部トレイ前端が可
    動な方式で連結され、かつ前記上部トレイ後端の両端に
    それぞれ突出ピンを設けた上部トレイと、 それぞれ移動可能な方式で前記下部トレイ上の前記スラ
    イド溝に位置して、それぞれ弾力手段により前記下部ト
    レイ後端に連接され、それぞれスライドスロットを設け
    るとともに、前記スライドスロットの前記下部トレイ後
    端に近接する一端ならびに前記下部トレイの前記底面の
    距離が、前記スライドスロットの他端ならびに前記底面
    の距離よりも大きく、かつ前記スライドスロットおよび
    前記上部トレイ後端の両端の前記突出ピンがそれぞれ連
    接されている1対の押動ブロックと、 第1面および第2面を有して、前記第1面が回動可能な
    方式で前記下部トレイの前記底面上に連接され、かつ前
    記下部トレイの前記第1側辺ならびに前記第2側辺のい
    ずれか1つに隣接し、前記第2面が回動して前記上部ト
    レイを押圧する直立保護板とを具備するディスクキャリ
    ア機構。
  2. 【請求項2】 ディスクドライブ中に実装されるもので
    あって、 トレイ前端、トレイ後端、第1側辺、第2側辺、底面を
    備えるとともに、前記底面上の前記第1側辺および第2
    側辺に近接し、かつ前記トレイ後端の両端付近にそれぞ
    れスライド溝を設け、前記トレイ前端、前記トレイ後
    端、前記第1側辺、前記第2側辺が封鎖領域を形成する
    下部トレイと、 移動可能な方式で前記トレイ上の前記スライド溝に位置
    するとともに、弾力手段により前記トレイ後端に連接さ
    れる1対の押動ブロックと、 第1面および第2面を有して、前記第1面が回動可能な
    方式で前記トレイの前記底面上に連接され、かつ前記ト
    レイの前記第1側辺ならびに前記第2側辺のいずれか1
    つに隣接し、前記第2面が回動して前記上部トレイを押
    圧する直立保護板とを具備するディスクキャリア機構。
  3. 【請求項3】 上記弾力手段が、圧縮ばねである請求項
    1または2記載のディスクキャリア機構。
  4. 【請求項4】 上記した1対の押動ブロック中の上記ス
    ライドスリットが、くの字型である請求項1または2記
    載のディスクキャリア機構。
  5. 【請求項5】 上記した1対の押動ブロックの素材が、
    プラスチックである請求項1または2記載のディスクキ
    ャリア機構。
  6. 【請求項6】 上記した1対の押動ブロックが、射出成
    形により成形されるものである請求項1または2記載の
    ディスクキャリア機構。
  7. 【請求項7】 上記直立保護板の素材が、プラスチック
    である請求項1または2記載のディスクキャリア機構。
  8. 【請求項8】 上記直立保護板が、上記第1面および上
    記第2面をL型とするものである請求項1または2記載
    のディスクキャリア機構。
  9. 【請求項9】 上記直立保護板が、射出成形により成形
    されるものである請求項1または2記載のディスクキャ
    リア機構。
  10. 【請求項10】 上記閉鎖領域が、ほぼ長方形をなすも
    のである請求項1または2記載のディスクキャリア機
    構。
  11. 【請求項11】 前端、後端、第1側縁、第2側縁、デ
    ィスクキャリアベースからなるトレイ本体と、 第1端および第2端を有し、前記第1端が第1弾力手段
    により前記トレイ本体の前記後端の一端に連接される第
    1付勢アームと、 第1端および第2端を有し、前記第1端が第2弾力手段
    により前記トレイ本体の前記後端の他端に連接される第
    2付勢アームとを具備するディスクキャリア機構。
  12. 【請求項12】 上記ディスクキャリア機構が、さら
    に、第1端および第2端を有し、前記第1端ならびに第
    3弾力手段により回動可能な方式で上記トレイ本体の上
    記第1側縁に連接され、かつ上記前端に近接された回動
    付勢アームを備えるとともに、前記回動付勢アームを使
    用状態とする時に、カセットを有さない一般ディスクの
    移動範囲を制限することができるものである請求項11
    記載のディスクキャリア機構。
  13. 【請求項13】 上記第1付勢アームおよび上記第2付
    勢アームならびに上記第1回動付勢アームの上記第2端
    が、上記したカセットを有さない一般ディスク表面の垂
    直方向と重なる位置に、それぞれ突出片を設けて、上記
    ディスクキャリア機構が垂直状態となった時に、前記第
    1付勢アームおよび前記第2付勢アームならびに前記第
    1回動付勢アームの上記第2端の前記した各突出片によ
    り前記したカセットを有さない一般ディスクが外側へ倒
    れる角度を制限する構成としたものである請求項11ま
    たは12記載のディスクキャリア機構。
  14. 【請求項14】 上記ディスクキャリア機構が、さら
    に、1対の突起を設けて、上記トレイ本体の上記前縁に
    配置し、前記突起の間隔をカセットディスクのエッジ上
    の凹凸と一致させて、前記カセットディスクを使用する
    時に、前記突起が前記カセットディスクのエッジ上の凹
    部に係合して前記カセットディスクの脱落を防止するも
    のである請求項11記載のディスクキャリア機構。
  15. 【請求項15】 上記した前端、後端、第1側縁、第2
    側縁、ディスクキャリアベースが、一体成形されるもの
    である請求項19記載のディスクキャリア機構。
  16. 【請求項16】 上記した前端、後端、第1側縁、第2
    側縁、ディスクキャリアベースの素材が、プラスチック
    である請求項15記載のディスクキャリア機構。
  17. 【請求項17】 上記した前端、後端、第1側縁、第2
    側縁、ディスクキャリアベースが、射出成形により成形
    される請求項15記載のディスクキャリア機構。
  18. 【請求項18】 上記した第1付勢アームおよび第2付
    勢アームならびに回動付勢アームの素材が、プラスチッ
    クである請求項11記載のディスクキャリア機構。
  19. 【請求項19】 上記した第1弾力手段および第2弾力
    手段が、ばねである請求項11記載のディスクキャリア
    機構。
  20. 【請求項20】 上記第3弾力手段が、ばねである請求
    項12記載のディスクキャリア機構。
  21. 【請求項21】 上記第3弾力手段が、板ばねである請
    求項12記載のディスクキャリア機構。
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