JP2000294163A - 陰極線管及びその電子銃 - Google Patents
陰極線管及びその電子銃Info
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- JP2000294163A JP2000294163A JP10419999A JP10419999A JP2000294163A JP 2000294163 A JP2000294163 A JP 2000294163A JP 10419999 A JP10419999 A JP 10419999A JP 10419999 A JP10419999 A JP 10419999A JP 2000294163 A JP2000294163 A JP 2000294163A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内蔵抵抗分割板付きの電子銃を備えた陰極線
管における信頼性の向上を図る。 【解決手段】 複数の電極G1 〜G7 が支持ピン36を
介して絶縁支持体37,38に支持され、絶縁支持体3
7上に内蔵抵抗分割板43が配置されてなる電子銃34
を備え、内蔵抵抗分割板43内における抵抗分割比の調
整用トリミングパターン461 の端縁51と、それと対
応する位置にある電極G5Bの支持ピン36aの先端50
とが、電子銃34の中心軸方向に関して互に離間されて
成る陰極線管。
管における信頼性の向上を図る。 【解決手段】 複数の電極G1 〜G7 が支持ピン36を
介して絶縁支持体37,38に支持され、絶縁支持体3
7上に内蔵抵抗分割板43が配置されてなる電子銃34
を備え、内蔵抵抗分割板43内における抵抗分割比の調
整用トリミングパターン461 の端縁51と、それと対
応する位置にある電極G5Bの支持ピン36aの先端50
とが、電子銃34の中心軸方向に関して互に離間されて
成る陰極線管。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管及びその
電子銃に関する。
電子銃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内蔵抵抗分割板を有してなる電子
銃を備え、アノード釦から電子銃に供給される高圧(ア
ノード電圧)を内蔵抵抗分割板により中圧まで分圧し
て、電子銃を構成する電極(グリッド)のうちの所要の
電極に供給するようにした陰極線管が知られている。
銃を備え、アノード釦から電子銃に供給される高圧(ア
ノード電圧)を内蔵抵抗分割板により中圧まで分圧し
て、電子銃を構成する電極(グリッド)のうちの所要の
電極に供給するようにした陰極線管が知られている。
【0003】図11は、内蔵抵抗分割板付き電子銃を備
えたカラー陰極線管の概略構成を示す。このカラー陰極
線管1は、ガラスよりなる陰極線管体2のネック部3内
に電子銃4が封入配置されて成る。電子銃4は、図12
の拡大図で示すように、赤(R)、緑(G)及び青
(B)に対応する3つのカソードK〔KR ,KG ,
KB 〕が紙面に垂直方向にインライン配列され、之等3
つのカソードKR ,KG ,KB に対して共通となる複数
の電極、即ち第1グリッドG1 、第2グリッドG2 、2
つの電極部G3A,G3Bからなる第3グリッドG3 、第4
グリッドG4 、2つの電極部G5A,G5Bからなる第5グ
リッドG5 、第6グリッドG6 及び第7グリッドG 7 が
順次配列され、各第1グリッドG1 〜第7グリッドG7
に夫々3つのカソードKR ,KG 及びKB からの電子ビ
ームを透過する3つのビーム透過孔(図示せず)が形成
されて成る。
えたカラー陰極線管の概略構成を示す。このカラー陰極
線管1は、ガラスよりなる陰極線管体2のネック部3内
に電子銃4が封入配置されて成る。電子銃4は、図12
の拡大図で示すように、赤(R)、緑(G)及び青
(B)に対応する3つのカソードK〔KR ,KG ,
KB 〕が紙面に垂直方向にインライン配列され、之等3
つのカソードKR ,KG ,KB に対して共通となる複数
の電極、即ち第1グリッドG1 、第2グリッドG2 、2
つの電極部G3A,G3Bからなる第3グリッドG3 、第4
グリッドG4 、2つの電極部G5A,G5Bからなる第5グ
リッドG5 、第6グリッドG6 及び第7グリッドG 7 が
順次配列され、各第1グリッドG1 〜第7グリッドG7
に夫々3つのカソードKR ,KG 及びKB からの電子ビ
ームを透過する3つのビーム透過孔(図示せず)が形成
されて成る。
【0004】第2グリッドG2 と第4グリッドG4 は共
通接続され、第3グリッドの電極部G3Aと第5グリッド
の電極部G5Bは共通接続される。また、第3グリッドの
電極部G3Bと第5グリッドの電極部G5Aは共通接続され
る。この電子銃4では、第7グリッドG7 にアノード電
圧HVが印加され、第6グリッドG6 にアノード電圧の
50%程度の中圧が印加され、第3グリッドG3 及び第
5グリッドG5 にフォーカス電圧が印加される、いわゆ
るトライフォーカスガンタイプのバイポテンシャル型電
子銃として構成される。各カソードKR ,KG 及びKB
から出射された電子ビームは、各グリッドG1〜G7 の
夫々のビーム透過孔を通してカラー蛍光面の手前に配置
される色選別機構の例えばアパーチャーグリル(図示せ
ず)上でコンバージェンスされる。
通接続され、第3グリッドの電極部G3Aと第5グリッド
の電極部G5Bは共通接続される。また、第3グリッドの
電極部G3Bと第5グリッドの電極部G5Aは共通接続され
る。この電子銃4では、第7グリッドG7 にアノード電
圧HVが印加され、第6グリッドG6 にアノード電圧の
50%程度の中圧が印加され、第3グリッドG3 及び第
5グリッドG5 にフォーカス電圧が印加される、いわゆ
るトライフォーカスガンタイプのバイポテンシャル型電
子銃として構成される。各カソードKR ,KG 及びKB
から出射された電子ビームは、各グリッドG1〜G7 の
夫々のビーム透過孔を通してカラー蛍光面の手前に配置
される色選別機構の例えばアパーチャーグリル(図示せ
ず)上でコンバージェンスされる。
【0005】この電子銃4は、図12に示すように、各
グリッドG1 〜G7 が之等と一体の支持ピン6を介して
1対の絶縁支持体、いわゆるビードガラス7及び8によ
って一体に支持される。そして、第7グリッドG7 は、
これより一体に延長する高圧供給用の接触片9をアノー
ド釦10に接続された内装導電膜(例えばカーボン膜)
11に接触することによってアノード電圧HVが印加さ
れる(図11参照)。
グリッドG1 〜G7 が之等と一体の支持ピン6を介して
1対の絶縁支持体、いわゆるビードガラス7及び8によ
って一体に支持される。そして、第7グリッドG7 は、
これより一体に延長する高圧供給用の接触片9をアノー
ド釦10に接続された内装導電膜(例えばカーボン膜)
11に接触することによってアノード電圧HVが印加さ
れる(図11参照)。
【0006】一方、第6グリッドG6 への中圧の印加
は、内蔵抵抗分割板13を通して行われる。この内蔵抵
抗分割板13は、図12及び図13に示すように、セラ
ミック基板14上に、蛇行した内部抵抗体パターン15
及び内部抵抗体パターン15の2ヶ所の中間部分に抵抗
分割比の調整の為の複数本の抵抗部16aを平行並列接
続した梯子状のトリミングパターン16〔161 及び1
62 〕を形成し、その両端と中間部に電極端子t1 ,t
2 及びt3 を形成し、各端子t1 ,t2 及びt3を除い
て内部抵抗体パターン15及びトリミングパターン16
1 ,162 をオーバーコートガラス層(図示せず)で絶
縁被膜して構成される。
は、内蔵抵抗分割板13を通して行われる。この内蔵抵
抗分割板13は、図12及び図13に示すように、セラ
ミック基板14上に、蛇行した内部抵抗体パターン15
及び内部抵抗体パターン15の2ヶ所の中間部分に抵抗
分割比の調整の為の複数本の抵抗部16aを平行並列接
続した梯子状のトリミングパターン16〔161 及び1
62 〕を形成し、その両端と中間部に電極端子t1 ,t
2 及びt3 を形成し、各端子t1 ,t2 及びt3を除い
て内部抵抗体パターン15及びトリミングパターン16
1 ,162 をオーバーコートガラス層(図示せず)で絶
縁被膜して構成される。
【0007】この内蔵抵抗分割板13は、一方のビード
ガラス7上に、その内部抵抗体パターン15側のオーバ
ーコートガラス層をビートガラス7に対向するように配
置し、第1の電極端子t1 を第7グリッドG7 に接続
し、第2の電極端子t2 をアース端子に接続し、中間の
第3の電極端子t3 を固定ホルダー17を介して第6グ
リッドG6 に接続するようになされる。
ガラス7上に、その内部抵抗体パターン15側のオーバ
ーコートガラス層をビートガラス7に対向するように配
置し、第1の電極端子t1 を第7グリッドG7 に接続
し、第2の電極端子t2 をアース端子に接続し、中間の
第3の電極端子t3 を固定ホルダー17を介して第6グ
リッドG6 に接続するようになされる。
【0008】これによって、第6グリッドG6 には、内
蔵抵抗分割板13より、例えば抵抗分割比を50%程度
に減圧され中圧が印加されることになる。抵抗分割比の
調整は、図13に示すように、梯子状トリミングパター
ン16〔161 ,162 〕の抵抗部16aを図13の矢
印18,19に示す方向に切断して行われる。
蔵抵抗分割板13より、例えば抵抗分割比を50%程度
に減圧され中圧が印加されることになる。抵抗分割比の
調整は、図13に示すように、梯子状トリミングパター
ン16〔161 ,162 〕の抵抗部16aを図13の矢
印18,19に示す方向に切断して行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内蔵抵抗分
割板13を配置した電子銃4を備えたカラー陰極線管1
では、その製造プロセスにおいて、従来から知られてい
る技術である耐電圧品質向上のためのノッキング処理
(いわゆるコンデショニング)が行われる。このノッキ
ング工程中においては、陰極線管内部で電子銃4の各グ
リッドG1 〜G7 を支持するビードガラス7,8の絶縁
破壊を生じさせないようにしなければならない。このた
めに、電子銃の構成部品間の隙は、対絶縁性を考慮して
設定される必要がある。対絶縁性の観点からは部品間の
半径方向の隙間、絶縁物の厚み等は広い程好ましい。し
かし、電子銃は陰極線管のネック内部に取り付けられる
ので、その寸法はネック内径により制限される。したが
って、電子銃の部品間の半径方向の隙間等の設定にも限
界があった。
割板13を配置した電子銃4を備えたカラー陰極線管1
では、その製造プロセスにおいて、従来から知られてい
る技術である耐電圧品質向上のためのノッキング処理
(いわゆるコンデショニング)が行われる。このノッキ
ング工程中においては、陰極線管内部で電子銃4の各グ
リッドG1 〜G7 を支持するビードガラス7,8の絶縁
破壊を生じさせないようにしなければならない。このた
めに、電子銃の構成部品間の隙は、対絶縁性を考慮して
設定される必要がある。対絶縁性の観点からは部品間の
半径方向の隙間、絶縁物の厚み等は広い程好ましい。し
かし、電子銃は陰極線管のネック内部に取り付けられる
ので、その寸法はネック内径により制限される。したが
って、電子銃の部品間の半径方向の隙間等の設定にも限
界があった。
【0010】本発明は、上述の点に鑑み、部品間の半径
方向の隙間、絶縁物の厚みを増やさずに対絶縁性の向上
を図り、高信頼性を有する陰極線管及びその電子銃を提
供するものである。
方向の隙間、絶縁物の厚みを増やさずに対絶縁性の向上
を図り、高信頼性を有する陰極線管及びその電子銃を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る陰極線管
は、複数の電極が支持ピンを介して絶縁支持体に支持さ
れ、絶縁支持体上に内蔵抵抗分割板が配置された電子銃
を備え、内蔵抵抗分割板内における抵抗分割比の調整用
トリミングパターンの端縁と、それと対応する位置にあ
る電極の支持ピン先端とが、電子銃の中心軸方向に関し
て互に離間された構成とする。
は、複数の電極が支持ピンを介して絶縁支持体に支持さ
れ、絶縁支持体上に内蔵抵抗分割板が配置された電子銃
を備え、内蔵抵抗分割板内における抵抗分割比の調整用
トリミングパターンの端縁と、それと対応する位置にあ
る電極の支持ピン先端とが、電子銃の中心軸方向に関し
て互に離間された構成とする。
【0012】本発明に係る電子銃は、複数の電極が支持
ピンを介して絶縁支持体に支持され、絶縁支持体上に内
蔵抵抗分割板が配置された電子銃であって、内蔵抵抗分
割板内における抵抗分割比の調整用トリミングパターン
の端縁と、それと対応する位置にある電極の支持ピン先
端とが、電子銃の中心軸方向に関して互に離間した構成
とする。
ピンを介して絶縁支持体に支持され、絶縁支持体上に内
蔵抵抗分割板が配置された電子銃であって、内蔵抵抗分
割板内における抵抗分割比の調整用トリミングパターン
の端縁と、それと対応する位置にある電極の支持ピン先
端とが、電子銃の中心軸方向に関して互に離間した構成
とする。
【0013】本発明では、電子銃において、内蔵抵抗分
割板の調整用トリミングパターンの端縁と、支持ピン先
端とが、電子銃の中心軸方向に関して互に離間するよう
に構成されるので、調整用トリミングパターンの端縁と
電極の支持ピン先端との間の距離が増加し、両者間の絶
縁耐圧が増加する。
割板の調整用トリミングパターンの端縁と、支持ピン先
端とが、電子銃の中心軸方向に関して互に離間するよう
に構成されるので、調整用トリミングパターンの端縁と
電極の支持ピン先端との間の距離が増加し、両者間の絶
縁耐圧が増加する。
【0014】
【発明の実施の形態】先ず、陰極線管のノッキング処理
時に耐電圧の余裕度が低い箇所について述べ、次にその
対策を施した本発明の実施の形態を説明する。
時に耐電圧の余裕度が低い箇所について述べ、次にその
対策を施した本発明の実施の形態を説明する。
【0015】内蔵抵抗分割板13付きの電子銃4を備え
た陰極線管をノッキング処理する場合は、図7及び図8
に示すように、ノッキング電源20より、アノード釦1
0に相対的に高位の電位を印加し、第5グリッドの電極
部G5Bより低圧側のグリッド、即ち第5グリッドの電極
部G5B〜第1グリッドG1 の全ての導入端子(いわゆる
ステムピン)5を接続してここに相対的に低位ので極性
の高圧を印加して行われる。
た陰極線管をノッキング処理する場合は、図7及び図8
に示すように、ノッキング電源20より、アノード釦1
0に相対的に高位の電位を印加し、第5グリッドの電極
部G5Bより低圧側のグリッド、即ち第5グリッドの電極
部G5B〜第1グリッドG1 の全ての導入端子(いわゆる
ステムピン)5を接続してここに相対的に低位ので極性
の高圧を印加して行われる。
【0016】ここで、参考例として、図10に示すよう
に、内蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161 の
縁端21の直下に、第5グリッドの電極部G5Bの支持ピ
ン6のうち第5グリッドの電極部G5A側の板厚の薄い支
持ピン6aの先端が位置した構成を考える。
に、内蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161 の
縁端21の直下に、第5グリッドの電極部G5Bの支持ピ
ン6のうち第5グリッドの電極部G5A側の板厚の薄い支
持ピン6aの先端が位置した構成を考える。
【0017】ノッキング時の第5グリッドG5 の支持ピ
ン6aは、マイナス極性の高圧であり、内蔵抵抗分割板
13のトリミングパターン161 上は、アノード釦10
の電圧(接地電位)と第5グリッドG5 に印加される電
圧(即ちマイナスの高圧)の電位差の50%程度の電位
となる。
ン6aは、マイナス極性の高圧であり、内蔵抵抗分割板
13のトリミングパターン161 上は、アノード釦10
の電圧(接地電位)と第5グリッドG5 に印加される電
圧(即ちマイナスの高圧)の電位差の50%程度の電位
となる。
【0018】今、例えばノッキング電圧が−80kVで
あるとすると、図10の構成を例にすると、トリミング
パターン161 と第5グリッドの電極部G5Bの支持ピン
6aとの間には40kV程度の電位差ΔVが生じる。こ
の電位差ΔVを絶縁しているのは、図9に示すように、
第5グリッドG5 の支持ピン6a先端より表面側のビー
トガラス部分7aと、トリミングパターン161 を覆っ
ているオーバーコートガラス層18と、ビードガラス7
及び内蔵抵抗分割板13間の真空の隙間部分19の3つ
の絶縁層である。設計上は、この3層絶縁層7a,1
9,18により各部の寸法が設計中心値の場合に、距離
Aでの耐圧として例えば48kV程度の電位差に耐え得
るようになっている。
あるとすると、図10の構成を例にすると、トリミング
パターン161 と第5グリッドの電極部G5Bの支持ピン
6aとの間には40kV程度の電位差ΔVが生じる。こ
の電位差ΔVを絶縁しているのは、図9に示すように、
第5グリッドG5 の支持ピン6a先端より表面側のビー
トガラス部分7aと、トリミングパターン161 を覆っ
ているオーバーコートガラス層18と、ビードガラス7
及び内蔵抵抗分割板13間の真空の隙間部分19の3つ
の絶縁層である。設計上は、この3層絶縁層7a,1
9,18により各部の寸法が設計中心値の場合に、距離
Aでの耐圧として例えば48kV程度の電位差に耐え得
るようになっている。
【0019】ここで、図8の接続でノッキング処理が行
われる場合に、相対的に高位の電位である内蔵抵抗分割
板13の内部抵抗パターン15と、相対的に低位の電位
である第1グリッドG1 から第5グリッドの電極部G5B
の間で、電位差が最大となる箇所は、第5グリッド上の
部分である。また、この部分には、支持ピン6a及び6
bが配置されるが、板厚の薄い支持ピン6aの先端部に
強い電界集中を生ずる。そのため、支持ピン6aから内
蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161の端縁2
1との間に挟まれた部分22が、図10の参考例におけ
る電子銃で耐電圧の余裕度が低い箇所である。
われる場合に、相対的に高位の電位である内蔵抵抗分割
板13の内部抵抗パターン15と、相対的に低位の電位
である第1グリッドG1 から第5グリッドの電極部G5B
の間で、電位差が最大となる箇所は、第5グリッド上の
部分である。また、この部分には、支持ピン6a及び6
bが配置されるが、板厚の薄い支持ピン6aの先端部に
強い電界集中を生ずる。そのため、支持ピン6aから内
蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161の端縁2
1との間に挟まれた部分22が、図10の参考例におけ
る電子銃で耐電圧の余裕度が低い箇所である。
【0020】次に、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。
を説明する。
【0021】図1は、本発明に係るカラー陰極線管の一
実施の形態を示す概略的構成を示す。
実施の形態を示す概略的構成を示す。
【0022】本実施の形態に係るカラー陰極線管31
は、ガラスよりなる陰極線管体32のネック部33内に
後述する内蔵抵抗分割43を配置した電子銃34が封入
配置されて成る。電子銃34は、図2の拡大図で示すよ
うに、赤(R)、緑(G)及び青(B)に対応する3つ
のカソードK〔KR ,KG ,KB 〕が紙面に垂直方向に
インライン配列され、之等3つのカソードKR ,KG 及
びKB に対して共通となる複数の電極、例えば第1グリ
ッドG1 、第2グリッドG2 、2つの電極部G3A,G3B
からなる第3グリッドG3 、第4グリッドG4 、2つの
電極部G5A,G5Bからなる第5グリッドG5 、第6グリ
ッドG6 及び第7グリッドG7 が順次配列され、各第1
グリッドG1 〜第7グリッドG7 に夫々3つのカソード
KR ,KG 及びKBからの電子ビームを透過する3つの
ビーム透過孔(図示せず)が形成されて成る。
は、ガラスよりなる陰極線管体32のネック部33内に
後述する内蔵抵抗分割43を配置した電子銃34が封入
配置されて成る。電子銃34は、図2の拡大図で示すよ
うに、赤(R)、緑(G)及び青(B)に対応する3つ
のカソードK〔KR ,KG ,KB 〕が紙面に垂直方向に
インライン配列され、之等3つのカソードKR ,KG 及
びKB に対して共通となる複数の電極、例えば第1グリ
ッドG1 、第2グリッドG2 、2つの電極部G3A,G3B
からなる第3グリッドG3 、第4グリッドG4 、2つの
電極部G5A,G5Bからなる第5グリッドG5 、第6グリ
ッドG6 及び第7グリッドG7 が順次配列され、各第1
グリッドG1 〜第7グリッドG7 に夫々3つのカソード
KR ,KG 及びKBからの電子ビームを透過する3つの
ビーム透過孔(図示せず)が形成されて成る。
【0023】そして、このカラー陰極線管31の実動状
態では、第1グリッドG1 に0Vが印加され、第2グリ
ッドG2 と第4グリッドG4 が共通接続されて之に例え
ば数百V程度〔例えば620V程度〕が印加され、第3
グリッドの電極部G3Bと第5グリッドの電極部G5Aが共
通接続され、それに例えば5.7kV程度の一定フォー
カス電圧が印加され、第5グリッドの電極部G5Bと第3
グリッドの電極部G3Aとが共通接続されて之に例えば
3.5〜6.8kV程度の可変フォーカス電圧が印加さ
れ、第6グリッドG6 には例えば14kV程度の中圧が
印加され、第7グリッドG7 にはアノード電圧である例
えば27kV程度が印加されて、いわゆるトライフォー
カスガンタイプのバイポテンシャル型電子銃として構成
される。
態では、第1グリッドG1 に0Vが印加され、第2グリ
ッドG2 と第4グリッドG4 が共通接続されて之に例え
ば数百V程度〔例えば620V程度〕が印加され、第3
グリッドの電極部G3Bと第5グリッドの電極部G5Aが共
通接続され、それに例えば5.7kV程度の一定フォー
カス電圧が印加され、第5グリッドの電極部G5Bと第3
グリッドの電極部G3Aとが共通接続されて之に例えば
3.5〜6.8kV程度の可変フォーカス電圧が印加さ
れ、第6グリッドG6 には例えば14kV程度の中圧が
印加され、第7グリッドG7 にはアノード電圧である例
えば27kV程度が印加されて、いわゆるトライフォー
カスガンタイプのバイポテンシャル型電子銃として構成
される。
【0024】各カソードKR ,KG 及びKB から出射さ
れた電子ビームは、各グリッドG1〜G7 の夫々のビー
ム透過孔を通してカラー蛍光面の手前に配置される色選
別機構、例えばアパーチャーグリル(図示せず)上でコ
ンバージェンスされる。
れた電子ビームは、各グリッドG1〜G7 の夫々のビー
ム透過孔を通してカラー蛍光面の手前に配置される色選
別機構、例えばアパーチャーグリル(図示せず)上でコ
ンバージェンスされる。
【0025】この電子銃34の各グリッドG1 〜G
7 は、各グリッドと一体の支持ピン36を介して1対の
絶縁支持体、いわゆるビートガラス37及び38によっ
て一体に支持される。
7 は、各グリッドと一体の支持ピン36を介して1対の
絶縁支持体、いわゆるビートガラス37及び38によっ
て一体に支持される。
【0026】ここで、フォーカス電極である第5グリッ
ドG5 における支持ピン36は、電子銃34の中心軸方
向に離れて2種類の支持ピン、即ち板厚の薄い支持ピン
36aと板厚の厚い支持ピン36bを有する。この支持
ピン36a,36bは、図3及び図4に示すように、夫
々グリッドG5 の形成時のフランジ部の一部を複数、例
えば3分割して形成されるもので、プレス成形によって
グリッドと一体に形成される。その他の各グリッドの支
持ピン36も同様に2ないし3分割に形成されるを可と
する。図4は、支持ピン36が3つの支持ピン361 ,
362 ,363に3分割された例を示す。
ドG5 における支持ピン36は、電子銃34の中心軸方
向に離れて2種類の支持ピン、即ち板厚の薄い支持ピン
36aと板厚の厚い支持ピン36bを有する。この支持
ピン36a,36bは、図3及び図4に示すように、夫
々グリッドG5 の形成時のフランジ部の一部を複数、例
えば3分割して形成されるもので、プレス成形によって
グリッドと一体に形成される。その他の各グリッドの支
持ピン36も同様に2ないし3分割に形成されるを可と
する。図4は、支持ピン36が3つの支持ピン361 ,
362 ,363に3分割された例を示す。
【0027】そして、第7グリッドG7 は、これより一
体に延長する高圧供給用の接触片39をアノード釦40
に接続された内装導電膜(例えばカーボン膜)に接触す
ることによってアノード電圧である例えば27kV程度
が印加される(図1参照)。なお、図2Bにおいて、5
5は、ネック部内壁及びビードガラス表面に導電性膜を
形成し、電子雪崩の発生を防止し、ネック内電位を安定
させるための金属環である。
体に延長する高圧供給用の接触片39をアノード釦40
に接続された内装導電膜(例えばカーボン膜)に接触す
ることによってアノード電圧である例えば27kV程度
が印加される(図1参照)。なお、図2Bにおいて、5
5は、ネック部内壁及びビードガラス表面に導電性膜を
形成し、電子雪崩の発生を防止し、ネック内電位を安定
させるための金属環である。
【0028】一方、第6グリッドG6 への例えば14k
V程度の中圧の印加は、図2Aに示す内蔵抵抗分割板4
3を通して行われる。この内蔵抵抗分割板43は、図2
A及び図5に示すように、セラミック基板44上に、蛇
行した内部抵抗体パターン45及びこの内部抵抗体パタ
ーン45の2ヶ所の中間部分に抵抗分割比の調整のため
の複数体の抵抗部46aを平行並列接続した、梯子状の
いわゆるトリミングパターン461 及び462 を形成
し、その内部抵抗体パターン45の両端と中間部に電極
端子t1 ,t2 及びt3 を形成し、各端子t1 ,t2 及
びt3 を除いて内部抵抗体パターン45及びトリミング
パターン461 ,462 をオーバーコートガラス層47
で絶縁被覆し、さらに、セラミック基板44の裏面も薄
いオーバーコートガラス層47でコーティングして構成
される。内部抵抗体パターン45は厚膜印刷塗布で形成
される。また、内部抵抗体パターン45よりも低抵抗の
トリミングパターン461 ,462 、低抵抗の電極端子
t1 ,t2 ,t3 も同時に形成される。
V程度の中圧の印加は、図2Aに示す内蔵抵抗分割板4
3を通して行われる。この内蔵抵抗分割板43は、図2
A及び図5に示すように、セラミック基板44上に、蛇
行した内部抵抗体パターン45及びこの内部抵抗体パタ
ーン45の2ヶ所の中間部分に抵抗分割比の調整のため
の複数体の抵抗部46aを平行並列接続した、梯子状の
いわゆるトリミングパターン461 及び462 を形成
し、その内部抵抗体パターン45の両端と中間部に電極
端子t1 ,t2 及びt3 を形成し、各端子t1 ,t2 及
びt3 を除いて内部抵抗体パターン45及びトリミング
パターン461 ,462 をオーバーコートガラス層47
で絶縁被覆し、さらに、セラミック基板44の裏面も薄
いオーバーコートガラス層47でコーティングして構成
される。内部抵抗体パターン45は厚膜印刷塗布で形成
される。また、内部抵抗体パターン45よりも低抵抗の
トリミングパターン461 ,462 、低抵抗の電極端子
t1 ,t2 ,t3 も同時に形成される。
【0029】内蔵抵抗分割板43は、一方のビードガラ
ス37上に、内部抵抗体パターン45側のオーバーコー
トガラス層47がビードガラス37に対向するように配
置され、その第1の電極端子t1 を第7グリッドG7 に
接続し、第2の電極端子t2をアース端子に接続し、中
間の第3の電極端子t3 を固定用ホルダー56を介して
第6グリッドG6 に接続するようになされる。これによ
って、第6グリッドG 6 には、内蔵抵抗分割板43よ
り、中圧の例えば14kV程度が印加されることにな
る。
ス37上に、内部抵抗体パターン45側のオーバーコー
トガラス層47がビードガラス37に対向するように配
置され、その第1の電極端子t1 を第7グリッドG7 に
接続し、第2の電極端子t2をアース端子に接続し、中
間の第3の電極端子t3 を固定用ホルダー56を介して
第6グリッドG6 に接続するようになされる。これによ
って、第6グリッドG 6 には、内蔵抵抗分割板43よ
り、中圧の例えば14kV程度が印加されることにな
る。
【0030】そして、本実施の形態においては、特に、
図2A,Bに示すように、第5グリッドG5 の支持ピン
のうち、図2Bにおいて左側の板厚の薄い支持ピン36
aの先端50と、内蔵抵抗分割板43の上記支持ピン3
6aの先端50に対応する位置にある一方のトリミング
パターン461 の端縁51とを、電子銃34の中心軸方
向に関して互に離間するよう構成される。この場合、第
5グリッドの電極部G 5Bの第5グリッドの電極部G5A側
の支持ピン36aに対して相対的にトリミングパターン
461 の端縁51が第6グリッドG6 側に間隔d1 だけ
離れるようにする。
図2A,Bに示すように、第5グリッドG5 の支持ピン
のうち、図2Bにおいて左側の板厚の薄い支持ピン36
aの先端50と、内蔵抵抗分割板43の上記支持ピン3
6aの先端50に対応する位置にある一方のトリミング
パターン461 の端縁51とを、電子銃34の中心軸方
向に関して互に離間するよう構成される。この場合、第
5グリッドの電極部G 5Bの第5グリッドの電極部G5A側
の支持ピン36aに対して相対的にトリミングパターン
461 の端縁51が第6グリッドG6 側に間隔d1 だけ
離れるようにする。
【0031】このため、図2の例では、トリミングパタ
ーン461 のトリミング範囲を図10の比較例で示す内
蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161 に比べて
抵抗部46aを2本分短縮して形成し、トリミングパタ
ーン461 の端縁51と板厚の薄い側の支持ピン36a
との間隔d1 を電子銃の中心軸方向に関して離すように
する。具体的なトリミングパターン461 のトリミング
範囲短縮の方法としては、抵抗部46aのパターンのス
クリーン印刷用製版を変更することによる方法が採られ
る。
ーン461 のトリミング範囲を図10の比較例で示す内
蔵抵抗分割板13のトリミングパターン161 に比べて
抵抗部46aを2本分短縮して形成し、トリミングパタ
ーン461 の端縁51と板厚の薄い側の支持ピン36a
との間隔d1 を電子銃の中心軸方向に関して離すように
する。具体的なトリミングパターン461 のトリミング
範囲短縮の方法としては、抵抗部46aのパターンのス
クリーン印刷用製版を変更することによる方法が採られ
る。
【0032】ここで、例えばトリミングパターン461
の2ピッチ分の長さが1.4mmであると、これにより
同パターン461 の端縁(エッジ)と第5グリッドの電
極部G5Bの支持ピン36aの先端50間の距離B(図9
参照)は、図10の比較例の場合に比べて26%増加で
き、各絶縁層(図9の7a,19,18に相当する層)
の能力を25kV/mmとした場合、計算上は12kV
程度の絶縁破壊電圧の向上になる。
の2ピッチ分の長さが1.4mmであると、これにより
同パターン461 の端縁(エッジ)と第5グリッドの電
極部G5Bの支持ピン36aの先端50間の距離B(図9
参照)は、図10の比較例の場合に比べて26%増加で
き、各絶縁層(図9の7a,19,18に相当する層)
の能力を25kV/mmとした場合、計算上は12kV
程度の絶縁破壊電圧の向上になる。
【0033】第5グリッドの電極部G5Bの支持ピン36
aは第5グリッドG5Bと同時にプレス成形で形成する
が、このプレス成形の際に、図6に示すように破断面に
生じる抜きバリ54が発生する。従って、トリミングパ
ターン461 の端縁51は、この抜きバリ54の発生方
向とは逆方向へずらすようにする。
aは第5グリッドG5Bと同時にプレス成形で形成する
が、このプレス成形の際に、図6に示すように破断面に
生じる抜きバリ54が発生する。従って、トリミングパ
ターン461 の端縁51は、この抜きバリ54の発生方
向とは逆方向へずらすようにする。
【0034】本実施の形態によれば、第5グリッドの電
極部G5Bの板厚の薄い支持ピン36aの先端50と内蔵
抵抗分割板43のトリミングパターン461 の端縁51
が電子銃34の中心軸方向に離間されることにより、支
持ピン36aの先端50とトリミング461 の端縁51
との距離Bが増加し、両者間の絶縁層(ビードガラス3
7の支持ピン36aより表面の部分、オーバーコートガ
ラス層47、及びビードガラス37と内蔵抵抗分割板4
3間の真空の隙間)の厚みが増えることによって、この
絶縁層の絶縁破壊電圧が向上する。
極部G5Bの板厚の薄い支持ピン36aの先端50と内蔵
抵抗分割板43のトリミングパターン461 の端縁51
が電子銃34の中心軸方向に離間されることにより、支
持ピン36aの先端50とトリミング461 の端縁51
との距離Bが増加し、両者間の絶縁層(ビードガラス3
7の支持ピン36aより表面の部分、オーバーコートガ
ラス層47、及びビードガラス37と内蔵抵抗分割板4
3間の真空の隙間)の厚みが増えることによって、この
絶縁層の絶縁破壊電圧が向上する。
【0035】また、上記絶縁層の厚みの増加による効果
のみならず、前述のトリミングパターン461 の端縁5
1と第5グリッドの電極部G5Bの板厚の薄い側の支持ピ
ン36aの先端50との相対位置を、第5グリッドG5
をプレス成形する際に破断面に生じる抜きバリ54の発
生方向とは逆方向へずらすことにより、電界集中を回避
し、更に絶縁破壊電圧の向上が図られる。
のみならず、前述のトリミングパターン461 の端縁5
1と第5グリッドの電極部G5Bの板厚の薄い側の支持ピ
ン36aの先端50との相対位置を、第5グリッドG5
をプレス成形する際に破断面に生じる抜きバリ54の発
生方向とは逆方向へずらすことにより、電界集中を回避
し、更に絶縁破壊電圧の向上が図られる。
【0036】従って、電子銃の構成部品間の半径方向の
隙間等を増やすことなく耐電圧の余裕を増やすことがで
きる。
隙間等を増やすことなく耐電圧の余裕を増やすことがで
きる。
【0037】本発明の陰極線管及び電子銃は、上述の例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲でその他様々な構成が取り得る。
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ノッキング工程等高い
電圧が印加される場合の対絶縁性の余裕を増やすことが
できる。従って、この電子銃を搭載することで信頼性の
高い陰極線管を提供できる。
電圧が印加される場合の対絶縁性の余裕を増やすことが
できる。従って、この電子銃を搭載することで信頼性の
高い陰極線管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る陰極線管の一実施例の形態を示す
要部の構成図である。
要部の構成図である。
【図2】A 本発明に係る内蔵抵抗分割板の抵抗パター
ンを示す平面図である。B 本発明に係る電子銃の一例
の側面図である。
ンを示す平面図である。B 本発明に係る電子銃の一例
の側面図である。
【図3】本実施の形態の電子銃の要部の上面図である。
【図4】本実施の形態の電子銃の要部の一部断面とする
正面図である。
正面図である。
【図5】本発明に係る内蔵抵抗分割板の断面図である。
【図6】本発明に係る第5グリッドの電極部G5Bの支持
ピンの説明図である。
ピンの説明図である。
【図7】陰極線管に対するノッキング処理時の説明図で
ある。
ある。
【図8】ノッキング処理時の電子銃に印加する電圧の説
明に供する構成図である。
明に供する構成図である。
【図9】ノッキング処理時の電子銃の絶縁層の説明図で
ある。
ある。
【図10】A 参考例に係る内蔵抵抗分割板の抵抗パタ
ーンを示す平面図である。B 参考例に係る電子銃の側
面図である。
ーンを示す平面図である。B 参考例に係る電子銃の側
面図である。
【図11】従来例の陰極線管の要部の構成図である。
【図12】従来例の電子銃の構成図である。
【図13】内蔵抵抗分割板の平面図である。
31‥‥陰極線管、34‥‥電子銃、K‥‥カソード、
G1 〜G7 ‥‥グリッド、36,36a,36b‥‥支
持ピン、37,38‥‥ビードガラス、43‥‥内蔵抵
抗分割板、45‥‥内部抵抗体パターン、461 ,46
2 ‥‥トリミングパターン
G1 〜G7 ‥‥グリッド、36,36a,36b‥‥支
持ピン、37,38‥‥ビードガラス、43‥‥内蔵抵
抗分割板、45‥‥内部抵抗体パターン、461 ,46
2 ‥‥トリミングパターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月16日(1999.6.1
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ノッキング時の第5グリッドの電極部G5B
の支持ピン6aは、マイナス極性の高圧であり、内蔵抵
抗分割板13のトリミングパターン161 上は、アノー
ド釦10の電圧(接地電位)と第5グリッドの電極部G
5B に印加される電圧(即ちマイナスの高圧)の電位差の
50%程度の電位となる。
の支持ピン6aは、マイナス極性の高圧であり、内蔵抵
抗分割板13のトリミングパターン161 上は、アノー
ド釦10の電圧(接地電位)と第5グリッドの電極部G
5B に印加される電圧(即ちマイナスの高圧)の電位差の
50%程度の電位となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】今、例えばノッキング電圧が−80kVで
あるとすると、図10の構成を例にすると、トリミング
パターン161 と第5グリッドの電極部G5Bの支持ピン
6aとの間には40kV程度の電位差ΔVが生じる。こ
の電位差ΔVを絶縁しているのは、図9に示すように、
第5グリッドの電極部G5B の支持ピン6a先端より表面
側のビードガラス部分7aと、トリミングパターン16
1 を覆っているオーバーコートガラス層18と、ビード
ガラス部分7a及び内蔵抵抗分割板13間の真空の隙間
部分19の3つの絶縁層である。設計上は、この3層絶
縁層7a,19,18により各部の寸法が設計中心値の
場合に、距離Aでの耐圧として例えば48kV程度の電
位差に耐え得るようになっている。
あるとすると、図10の構成を例にすると、トリミング
パターン161 と第5グリッドの電極部G5Bの支持ピン
6aとの間には40kV程度の電位差ΔVが生じる。こ
の電位差ΔVを絶縁しているのは、図9に示すように、
第5グリッドの電極部G5B の支持ピン6a先端より表面
側のビードガラス部分7aと、トリミングパターン16
1 を覆っているオーバーコートガラス層18と、ビード
ガラス部分7a及び内蔵抵抗分割板13間の真空の隙間
部分19の3つの絶縁層である。設計上は、この3層絶
縁層7a,19,18により各部の寸法が設計中心値の
場合に、距離Aでの耐圧として例えば48kV程度の電
位差に耐え得るようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ここで、フォーカス電極である第5グリッ
ドG5 における支持ピン36は、電子銃34の中心軸方
向に離れて2種類の支持ピン、即ち板厚の薄い支持ピン
36aと板厚の厚い支持ピン36bを有する。この支持
ピン36a,36bは、図3及び図4に示すように、夫
々第5グリッドの電極部G5B の形成時のフランジ部の一
部を複数、例えば3分割して形成されるもので、プレス
成形によってグリッドと一体に形成される。その他の各
グリッドの支持ピン36も同様に2ないし3分割に形成
されるを可とする。図4は、支持ピン36が3つの支持
ピン361 ,362 ,363 に3分割された例を示す。
ドG5 における支持ピン36は、電子銃34の中心軸方
向に離れて2種類の支持ピン、即ち板厚の薄い支持ピン
36aと板厚の厚い支持ピン36bを有する。この支持
ピン36a,36bは、図3及び図4に示すように、夫
々第5グリッドの電極部G5B の形成時のフランジ部の一
部を複数、例えば3分割して形成されるもので、プレス
成形によってグリッドと一体に形成される。その他の各
グリッドの支持ピン36も同様に2ないし3分割に形成
されるを可とする。図4は、支持ピン36が3つの支持
ピン361 ,362 ,363 に3分割された例を示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】そして、本実施の形態においては、特に、
図2A,Bに示すように、第5グリッドの電極部G5B の
支持ピンのうち、図2Bにおいて左側の板厚の薄い支持
ピン36aの先端50と、内蔵抵抗分割板43の上記支
持ピン36aの先端50に対応する位置にある一方のト
リミングパターン461 の端縁51とを、電子銃34の
中心軸方向に関して互に離間するよう構成される。この
場合、第5グリッドの電極部G5Bの第5グリッドの電極
部G5A側の支持ピン36aに対して相対的にトリミング
パターン461 の端縁51が第6グリッドG6 側に間隔
d1 だけ離れるようにする。
図2A,Bに示すように、第5グリッドの電極部G5B の
支持ピンのうち、図2Bにおいて左側の板厚の薄い支持
ピン36aの先端50と、内蔵抵抗分割板43の上記支
持ピン36aの先端50に対応する位置にある一方のト
リミングパターン461 の端縁51とを、電子銃34の
中心軸方向に関して互に離間するよう構成される。この
場合、第5グリッドの電極部G5Bの第5グリッドの電極
部G5A側の支持ピン36aに対して相対的にトリミング
パターン461 の端縁51が第6グリッドG6 側に間隔
d1 だけ離れるようにする。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の電極が支持ピンを介して絶縁支持
体に支持され、前記絶縁支持体上に内蔵抵抗分割板が配
置されてなる電子銃を備え、 前記内蔵抵抗分割板内における抵抗分割比の調整用トリ
ミングパターンの端縁と、それと対応する位置にある電
極の前記支持ピン先端とが、 電子銃の中心軸方向に関して互に離間されて成ることを
特徴とする陰極線管。 - 【請求項2】 複数の電極が支持ピンを介して絶縁支持
体に支持され、前記絶縁支持体上に内蔵抵抗分割板が配
置された電子銃であって、 前記内蔵抵抗分割板内における抵抗分割比の調整用トリ
ミングパターンの端縁と、それと対応する位置にある電
極の前記支持ピン先端とが、電子銃の中心軸方向に関し
て互に離間されて成ることを特徴とする電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10419999A JP2000294163A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 陰極線管及びその電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10419999A JP2000294163A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 陰極線管及びその電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000294163A true JP2000294163A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14374316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10419999A Pending JP2000294163A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 陰極線管及びその電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000294163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438505B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2004-07-03 | 가부시끼가이샤 도시바 | 전자총구체용 저항기, 이 저항기의 제조방법, 이 저항기를구비한 전자총구체, 이 저항기를 구비한 음극선관장치 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10419999A patent/JP2000294163A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438505B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2004-07-03 | 가부시끼가이샤 도시바 | 전자총구체용 저항기, 이 저항기의 제조방법, 이 저항기를구비한 전자총구체, 이 저항기를 구비한 음극선관장치 |
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