JP2000294431A - 防音装置 - Google Patents
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- JP2000294431A JP2000294431A JP11096150A JP9615099A JP2000294431A JP 2000294431 A JP2000294431 A JP 2000294431A JP 11096150 A JP11096150 A JP 11096150A JP 9615099 A JP9615099 A JP 9615099A JP 2000294431 A JP2000294431 A JP 2000294431A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量であるとともに、騒音の減衰量が大きい防
音装置を提供する。 【解決手段】圧電振動子2(振動センサ)と圧電振動子
6(加振器)の対が騒音源に対向して配された振動板1
の一方の面に設けられ、圧電振動子2は振動板1の機械
的振動の変位に比例する電気信号2Sを極性反転装置5
へ出力し、この極性反転装置5は圧電振動子2からの出
力信号2Sを極性反転させて圧電振動子6へ送り、圧電
振動子6は極性反転装置5からの出力信号5Sに比例す
る機械的振動を振動板1に加える。
音装置を提供する。 【解決手段】圧電振動子2(振動センサ)と圧電振動子
6(加振器)の対が騒音源に対向して配された振動板1
の一方の面に設けられ、圧電振動子2は振動板1の機械
的振動の変位に比例する電気信号2Sを極性反転装置5
へ出力し、この極性反転装置5は圧電振動子2からの出
力信号2Sを極性反転させて圧電振動子6へ送り、圧電
振動子6は極性反転装置5からの出力信号5Sに比例す
る機械的振動を振動板1に加える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、変圧器
やリアクトルなどの誘導電器から発生する騒音を抑える
防音装置に関し、特に、軽量でかつ防音効果の高い防音
装置に関する。
やリアクトルなどの誘導電器から発生する騒音を抑える
防音装置に関し、特に、軽量でかつ防音効果の高い防音
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄心に巻回された巻線を有する変圧器や
リアクトルなどの誘導電器からは、鉄心の磁歪振動や磁
性鋼板間の磁気力による振動、巻線導体間や巻線間の電
磁力による振動などでもって騒音が発生する。この騒音
は、タンク外部に取り付けられた放熱器とも共振してさ
らに拡大し、周囲に放散される。
リアクトルなどの誘導電器からは、鉄心の磁歪振動や磁
性鋼板間の磁気力による振動、巻線導体間や巻線間の電
磁力による振動などでもって騒音が発生する。この騒音
は、タンク外部に取り付けられた放熱器とも共振してさ
らに拡大し、周囲に放散される。
【0003】従来、この騒音を低減するために、誘導電
器の外周にその誘導電器全体を包囲する防音壁を設ける
ことによって対処されていた。図7は、従来の防音装置
の構成を示す断面図である。地上21に載置された変圧
器19の全体が防音壁22でもって覆われている。この
防音壁22は、数百mm厚さのコンクリート壁である。
この防音壁22によって、騒音源である変圧器19から
の騒音を約15dB減衰させることができる。
器の外周にその誘導電器全体を包囲する防音壁を設ける
ことによって対処されていた。図7は、従来の防音装置
の構成を示す断面図である。地上21に載置された変圧
器19の全体が防音壁22でもって覆われている。この
防音壁22は、数百mm厚さのコンクリート壁である。
この防音壁22によって、騒音源である変圧器19から
の騒音を約15dB減衰させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の防音装置はその防音効果は高いが、防音
壁22が重いという問題があった。すなわち、防音壁2
2がコンクリート製であり厚いので非常に重く、据え付
け現地への輸送コストが嵩み、大変不経済な防音装置で
あった。防音装置として、その他に制振遮蔽板という比
較的軽いものがある。
たような従来の防音装置はその防音効果は高いが、防音
壁22が重いという問題があった。すなわち、防音壁2
2がコンクリート製であり厚いので非常に重く、据え付
け現地への輸送コストが嵩み、大変不経済な防音装置で
あった。防音装置として、その他に制振遮蔽板という比
較的軽いものがある。
【0005】図8は、従来の異なる防音装置の構成を示
す断面図である。変圧器19の側壁に制振遮蔽板23が
取り付けられている。この制振遮蔽板23は、鉄板2
4,26の間に多孔質材料25が介装されたものであ
り、多孔質材料25が遮音効果を出している。この制振
遮蔽板23は軽量であるが、その反面、騒音の減衰量が
小さく、約5dB程度しか減衰しない。この発明の目的
は、軽量であるとともに騒音の減衰量が大きい防音装置
を提供することにある。
す断面図である。変圧器19の側壁に制振遮蔽板23が
取り付けられている。この制振遮蔽板23は、鉄板2
4,26の間に多孔質材料25が介装されたものであ
り、多孔質材料25が遮音効果を出している。この制振
遮蔽板23は軽量であるが、その反面、騒音の減衰量が
小さく、約5dB程度しか減衰しない。この発明の目的
は、軽量であるとともに騒音の減衰量が大きい防音装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、騒音源に対向して配された振動
板に振動センサと加振器とが設けられ、前記振動センサ
は振動板の機械的振動の変位に比例する電気信号を制御
部へ出力し、この制御部は振動センサからの出力信号に
基づいて振動板の機械的振動と逆位相の振動を発生させ
る出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は前記制御
部からの出力信号に比例する機械的振動を振動板に加え
るようにするとよい。騒音源からの騒音によって振動板
が機械的に振動しようとするが、その振動に比例する変
位を振動センサが捕らえて電気信号にする。この電気信
号に基づいて制御部が振動板の機械的振動と逆位相の振
動を発生させる信号を出力する。この制御部の出力信号
にしたがって加振器が振動板を機械的に振動させる。そ
れによって、騒音源からの騒音による振動板の機械的振
動と逆位相の振動が加振器により振動板に加えられるの
で、騒音源からの騒音によって振動板が機械的に振動し
ようとするのに対して加振器がその逆の方向へ振動板を
機械的に振動させようとする。そのために、騒音が振動
板に達してもその振動板の所で振動が相殺されて騒音が
振動板の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。したがって、
この構成によって、騒音が従来の防音壁の場合と同程度
減衰するようになる。また、この発明による防音装置
は、振動板を1mm厚さ以下の薄板で形成することがで
きるので、防音壁を用いた防音装置の場合より非常に軽
量にすることができる。
に、この発明によれば、騒音源に対向して配された振動
板に振動センサと加振器とが設けられ、前記振動センサ
は振動板の機械的振動の変位に比例する電気信号を制御
部へ出力し、この制御部は振動センサからの出力信号に
基づいて振動板の機械的振動と逆位相の振動を発生させ
る出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は前記制御
部からの出力信号に比例する機械的振動を振動板に加え
るようにするとよい。騒音源からの騒音によって振動板
が機械的に振動しようとするが、その振動に比例する変
位を振動センサが捕らえて電気信号にする。この電気信
号に基づいて制御部が振動板の機械的振動と逆位相の振
動を発生させる信号を出力する。この制御部の出力信号
にしたがって加振器が振動板を機械的に振動させる。そ
れによって、騒音源からの騒音による振動板の機械的振
動と逆位相の振動が加振器により振動板に加えられるの
で、騒音源からの騒音によって振動板が機械的に振動し
ようとするのに対して加振器がその逆の方向へ振動板を
機械的に振動させようとする。そのために、騒音が振動
板に達してもその振動板の所で振動が相殺されて騒音が
振動板の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。したがって、
この構成によって、騒音が従来の防音壁の場合と同程度
減衰するようになる。また、この発明による防音装置
は、振動板を1mm厚さ以下の薄板で形成することがで
きるので、防音壁を用いた防音装置の場合より非常に軽
量にすることができる。
【0007】また、かかる構成において、前記振動セン
サが圧電振動子であるようにするとよい。騒音源からの
騒音によって振動板が機械的に振動すると、その振動に
よって発生する力が圧電振動子にかかるので、圧電振動
子が振動の変位に比例する電気信号を出力し振動センサ
となる。
サが圧電振動子であるようにするとよい。騒音源からの
騒音によって振動板が機械的に振動すると、その振動に
よって発生する力が圧電振動子にかかるので、圧電振動
子が振動の変位に比例する電気信号を出力し振動センサ
となる。
【0008】また、かかる構成において、前記振動セン
サが振動板に近接して設けられたコイルと、このコイル
に高周波電圧を印加する発信部とにより構成され、前記
発信部が前記高周波電圧の大きさに比例する電気信号を
出力するようにするとよい。コイルが高周波励磁される
と、その周辺に磁界が形成される。この磁界を打ち消そ
うとする渦電流が振動板に発生する。騒音源からの騒音
によって振動板が機械的に振動すると、渦電流が流れて
いる部分の振動板とコイルとの間の相互インダクタンス
が変化する。すなわち、振動板がコイルに近づくと前記
相互インダクタンスが増す。一方、振動板がコイルから
遠ざかると前記相互インダクタンスが減る。そのため
に、発信部の出力インピーダンスが変化し、発信部から
発信される高周波電圧の大きさが前記相互インダクタン
スの大きさに反比例して変化する。この高周波電圧が振
動の変位に対応して変化するので、この電圧を振動セン
サの出力信号とすることができる。
サが振動板に近接して設けられたコイルと、このコイル
に高周波電圧を印加する発信部とにより構成され、前記
発信部が前記高周波電圧の大きさに比例する電気信号を
出力するようにするとよい。コイルが高周波励磁される
と、その周辺に磁界が形成される。この磁界を打ち消そ
うとする渦電流が振動板に発生する。騒音源からの騒音
によって振動板が機械的に振動すると、渦電流が流れて
いる部分の振動板とコイルとの間の相互インダクタンス
が変化する。すなわち、振動板がコイルに近づくと前記
相互インダクタンスが増す。一方、振動板がコイルから
遠ざかると前記相互インダクタンスが減る。そのため
に、発信部の出力インピーダンスが変化し、発信部から
発信される高周波電圧の大きさが前記相互インダクタン
スの大きさに反比例して変化する。この高周波電圧が振
動の変位に対応して変化するので、この電圧を振動セン
サの出力信号とすることができる。
【0009】また、かかる構成において、前記振動セン
サが振動板に固定された可動鉄心と、この可動鉄心を巻
回する巻線とで構成され、この巻線に誘起される電圧を
出力信号とするようにするとよい。騒音源からの騒音に
よって振動板が機械的に振動すると、可動鉄心も振動す
るので、その振動の変位に比例する電圧が巻線に誘起さ
れる。したがって、この巻線の誘起電圧を振動センサの
出力信号とすることができる。
サが振動板に固定された可動鉄心と、この可動鉄心を巻
回する巻線とで構成され、この巻線に誘起される電圧を
出力信号とするようにするとよい。騒音源からの騒音に
よって振動板が機械的に振動すると、可動鉄心も振動す
るので、その振動の変位に比例する電圧が巻線に誘起さ
れる。したがって、この巻線の誘起電圧を振動センサの
出力信号とすることができる。
【0010】また、騒音源に対向して配された振動板に
加振器が設けられるとともにこの振動板の反騒音源側に
マイクロフォンが設けられ、前記マイクロフォンは振動
板の機械的振動によって発生する音波に対応する波形の
電気信号を制御部へ出力し、この制御部はマイクロフォ
ンからの出力信号に基づいて前記音波と逆位相の振動を
発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は
前記制御部からの出力信号に比例する機械的振動を振動
板に加えるようにするとよい。騒音源からの騒音によっ
て振動板が機械的に振動しようとするが、その振動によ
って振動板の反騒音源側に音波が発生し、この音波をマ
イクロフォンが検出して電気信号にする。この電気信号
に基づいて制御部が音波と逆位相の振動を発生させる信
号を出力する。ここで、振動板の機械的変位と音波の大
きさとが比例するので、マイクロフォンからの出力信号
は振動板の機械的変位に比例する信号となっており、ま
た、制御部の出力信号は振動板の機械的振動と逆位相の
振動を発生させる信号となっている。この制御部の出力
信号にしたがって加振器が振動板を機械的に振動させ
る。それによって、騒音源からの騒音による振動板の機
械的振動と逆位相の振動が加振器により振動板に加えら
れるので、騒音源からの騒音によって振動板が機械的に
振動しようとするのに対して加振器がその逆の方向へ振
動板を機械的に振動させようとする。そのために、騒音
が振動板に達してもその振動板の所で振動が相殺されて
騒音が振動板の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。したが
って、この構成によっても、騒音が従来の防音壁の場合
と同程度減衰するようになる。また、この発明による防
音装置も、振動板を1mm厚さ以下の薄板で形成するこ
とができるので、防音壁を用いた防音装置の場合より非
常に軽量にすることができる。
加振器が設けられるとともにこの振動板の反騒音源側に
マイクロフォンが設けられ、前記マイクロフォンは振動
板の機械的振動によって発生する音波に対応する波形の
電気信号を制御部へ出力し、この制御部はマイクロフォ
ンからの出力信号に基づいて前記音波と逆位相の振動を
発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は
前記制御部からの出力信号に比例する機械的振動を振動
板に加えるようにするとよい。騒音源からの騒音によっ
て振動板が機械的に振動しようとするが、その振動によ
って振動板の反騒音源側に音波が発生し、この音波をマ
イクロフォンが検出して電気信号にする。この電気信号
に基づいて制御部が音波と逆位相の振動を発生させる信
号を出力する。ここで、振動板の機械的変位と音波の大
きさとが比例するので、マイクロフォンからの出力信号
は振動板の機械的変位に比例する信号となっており、ま
た、制御部の出力信号は振動板の機械的振動と逆位相の
振動を発生させる信号となっている。この制御部の出力
信号にしたがって加振器が振動板を機械的に振動させ
る。それによって、騒音源からの騒音による振動板の機
械的振動と逆位相の振動が加振器により振動板に加えら
れるので、騒音源からの騒音によって振動板が機械的に
振動しようとするのに対して加振器がその逆の方向へ振
動板を機械的に振動させようとする。そのために、騒音
が振動板に達してもその振動板の所で振動が相殺されて
騒音が振動板の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。したが
って、この構成によっても、騒音が従来の防音壁の場合
と同程度減衰するようになる。また、この発明による防
音装置も、振動板を1mm厚さ以下の薄板で形成するこ
とができるので、防音壁を用いた防音装置の場合より非
常に軽量にすることができる。
【0011】また、かかる構成において、前記加振器が
圧電振動子であるようにするとよい。極性反転装置から
の電気信号が圧電振動子にかかるので、圧電振動子自体
がその電気信号の大きさに比例して機械的に振動するよ
うになる。すなわち、圧電振動子には可逆性があり、圧
力を受ければ電気信号を出力し、電気信号を受ければ機
械的に変位する。したがって、圧電振動子を振動板の加
振器とすることができる。
圧電振動子であるようにするとよい。極性反転装置から
の電気信号が圧電振動子にかかるので、圧電振動子自体
がその電気信号の大きさに比例して機械的に振動するよ
うになる。すなわち、圧電振動子には可逆性があり、圧
力を受ければ電気信号を出力し、電気信号を受ければ機
械的に変位する。したがって、圧電振動子を振動板の加
振器とすることができる。
【0012】また、かかる構成において、前記加振器が
振動板に固定された可動鉄心と、この可動鉄心を巻回す
る巻線とで構成され、この巻線に前記極性反転装置の出
力信号が印加されるようにするとよい。極性反転装置か
らの電気信号が巻線にかかるので、可動鉄心がその電気
信号の大きさに比例して機械的に振動するようになる。
すなわち、可動鉄心と巻線とがソレノイドを構成してい
て可逆性があり、可動鉄心が振動すれば巻線が電気信号
を出力し、巻線に電気信号がかかれば可動鉄心が振動す
る。したがって、この可動鉄心が振動板を加振するよう
になる。
振動板に固定された可動鉄心と、この可動鉄心を巻回す
る巻線とで構成され、この巻線に前記極性反転装置の出
力信号が印加されるようにするとよい。極性反転装置か
らの電気信号が巻線にかかるので、可動鉄心がその電気
信号の大きさに比例して機械的に振動するようになる。
すなわち、可動鉄心と巻線とがソレノイドを構成してい
て可逆性があり、可動鉄心が振動すれば巻線が電気信号
を出力し、巻線に電気信号がかかれば可動鉄心が振動す
る。したがって、この可動鉄心が振動板を加振するよう
になる。
【0013】また、かかる構成において、前記振動セン
サと前記加振器との対あるいは前記マイクロフォンと前
記加振器との対が複数設けられ、この複数の対を前記振
動板に散在させるようにするとよい。それによって、広
範囲に広がる騒音を防音することができる。
サと前記加振器との対あるいは前記マイクロフォンと前
記加振器との対が複数設けられ、この複数の対を前記振
動板に散在させるようにするとよい。それによって、広
範囲に広がる騒音を防音することができる。
【0014】また、かかる構成において、前記騒音源が
誘導電器であるようにするとよい。それによって、誘導
電器から発生する騒音を遮蔽することができる。また、
かかる構成において、前記騒音源が振動板で覆われるよ
うにするとよい。騒音源からの騒音が周辺に広がらない
ようにすることができる。
誘導電器であるようにするとよい。それによって、誘導
電器から発生する騒音を遮蔽することができる。また、
かかる構成において、前記騒音源が振動板で覆われるよ
うにするとよい。騒音源からの騒音が周辺に広がらない
ようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる防音装
置の構成を示す要部断面図であり、振動板1と支え18
との間に圧電振動子2,6が介装されている。圧電振動
子2からの出力信号2Sが極性反転装置5に入力される
とともに、極性反転装置5からの出力信号5Sがもう1
つの圧電振動子6に入力されている。また、極性反転装
置5は電源4から給電を受けている。図1の左端に図示
されていない騒音源が存在し、矢印A方向からの騒音に
対向して振動板1が設けられている。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる防音装
置の構成を示す要部断面図であり、振動板1と支え18
との間に圧電振動子2,6が介装されている。圧電振動
子2からの出力信号2Sが極性反転装置5に入力される
とともに、極性反転装置5からの出力信号5Sがもう1
つの圧電振動子6に入力されている。また、極性反転装
置5は電源4から給電を受けている。図1の左端に図示
されていない騒音源が存在し、矢印A方向からの騒音に
対向して振動板1が設けられている。
【0016】図1において、振動板1は1mm厚さ以下
の薄板であり、騒音を受けた場合、厚さ方向に容易に変
位し易い板である。一方、支え18は例えば支柱よりな
り、騒音を受けても決して振動しないものである。圧電
振動子2,6は、外力に比例した電気信号を出力する素
子であり、ピエゾ素子とも呼ばれている。具体的には、
ロッシェル塩やチタン酸バリウムなどがある。圧電振動
子2,6には可逆性があり、電圧印加に比例してそれ自
体が機械的に変位する。したがって、振動板1が騒音を
受けて振動すると、その振動板1の左右の振れに応じて
圧電振動子2が出力信号2Sを発生する。極性反転装置
5が制御部であり、出力信号2Sの極性を反転させて出
力信号5Sを出力する。圧電振動子6がこの出力信号5
Sを受けて振動板1を左右に振動させる。すなわち、圧
電振動子2が振動板1の機械的振動変位に比例する電気
信号2Sを出力する振動センサであり、圧電振動子6が
出力信号5Sに比例する機械的振動を振動板1に加える
加振器である。騒音によって振動板1が機械的に変位し
ようとするが、加振器である圧電振動子6がその逆の方
向へ振動板1を機械的に変位させようとする。したがっ
て、騒音が振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が
相殺されて振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構
成によって、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するよう
になる。また、振動板は1mm厚さ以下の薄板なので従
来より軽量な防音装置となる。
の薄板であり、騒音を受けた場合、厚さ方向に容易に変
位し易い板である。一方、支え18は例えば支柱よりな
り、騒音を受けても決して振動しないものである。圧電
振動子2,6は、外力に比例した電気信号を出力する素
子であり、ピエゾ素子とも呼ばれている。具体的には、
ロッシェル塩やチタン酸バリウムなどがある。圧電振動
子2,6には可逆性があり、電圧印加に比例してそれ自
体が機械的に変位する。したがって、振動板1が騒音を
受けて振動すると、その振動板1の左右の振れに応じて
圧電振動子2が出力信号2Sを発生する。極性反転装置
5が制御部であり、出力信号2Sの極性を反転させて出
力信号5Sを出力する。圧電振動子6がこの出力信号5
Sを受けて振動板1を左右に振動させる。すなわち、圧
電振動子2が振動板1の機械的振動変位に比例する電気
信号2Sを出力する振動センサであり、圧電振動子6が
出力信号5Sに比例する機械的振動を振動板1に加える
加振器である。騒音によって振動板1が機械的に変位し
ようとするが、加振器である圧電振動子6がその逆の方
向へ振動板1を機械的に変位させようとする。したがっ
て、騒音が振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が
相殺されて振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構
成によって、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するよう
になる。また、振動板は1mm厚さ以下の薄板なので従
来より軽量な防音装置となる。
【0017】図2は、この発明の異なる実施例にかかる
防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動センサ7
が振動板1から僅かに離して設けられたコイル37と、
このコイル7に高周波電圧Vを印加する発信部33とに
より構成されている。この発信部33は、高周波電圧V
の大きさに比例する電気信号33Sを極性反転装置5へ
出力する。また、コイル37は、支持34を介して支え
18に固定されている。極性反転装置5と発信部33と
は電源4から給電を受けている。極性反転装置5の出力
信号5Sは、加振器である圧電振動子6へ入力されてい
る。図2のその他は、図1の構成と同じであり、図1と
同じ部分は同一参照符号を付けることによって詳細な説
明は省略する。
防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動センサ7
が振動板1から僅かに離して設けられたコイル37と、
このコイル7に高周波電圧Vを印加する発信部33とに
より構成されている。この発信部33は、高周波電圧V
の大きさに比例する電気信号33Sを極性反転装置5へ
出力する。また、コイル37は、支持34を介して支え
18に固定されている。極性反転装置5と発信部33と
は電源4から給電を受けている。極性反転装置5の出力
信号5Sは、加振器である圧電振動子6へ入力されてい
る。図2のその他は、図1の構成と同じであり、図1と
同じ部分は同一参照符号を付けることによって詳細な説
明は省略する。
【0018】図2において、コイル37が高周波励磁さ
れると、その周辺に磁界Hが形成される。この磁界Hを
打ち消そうとする渦電流が振動板1に発生する。騒音源
からの騒音によって振動板1が機械的に振動すると、渦
電流が流れている部分の振動板1とコイル37との間の
相互インダクタンスが変化する。すなわち、振動板1が
コイル37に近づくと前記相互インダクタンスが増す。
一方、振動板1がコイル37から遠ざかると前記相互イ
ンダクタンスが減る。そのために、発信部33の出力イ
ンピーダンスが変化し、発信部33から発信される高周
波電圧Vの大きさが前記相互インダクタンスの大きさに
反比例して変化する。この高周波電圧Vが振動の変位に
対応して変化するので、この電圧Vを振動センサ7の出
力信号33Sとすることができる。極性反転装置5は、
この出力信号33Sを受けるとともに出力信号33Sの
極性を反転させて出力信号5Sを出力する。圧電振動子
6が、出力信号5Sを受けて振動板1を左右に振動させ
る。騒音によって振動板1が機械的に変位しようとする
が、加振器である圧電振動子6がその逆の方向へ振動板
1を機械的に変位させようとする。したがって、騒音が
振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が相殺されて
振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構成によっ
て、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するようになると
ともに従来より軽量な防音装置となる。
れると、その周辺に磁界Hが形成される。この磁界Hを
打ち消そうとする渦電流が振動板1に発生する。騒音源
からの騒音によって振動板1が機械的に振動すると、渦
電流が流れている部分の振動板1とコイル37との間の
相互インダクタンスが変化する。すなわち、振動板1が
コイル37に近づくと前記相互インダクタンスが増す。
一方、振動板1がコイル37から遠ざかると前記相互イ
ンダクタンスが減る。そのために、発信部33の出力イ
ンピーダンスが変化し、発信部33から発信される高周
波電圧Vの大きさが前記相互インダクタンスの大きさに
反比例して変化する。この高周波電圧Vが振動の変位に
対応して変化するので、この電圧Vを振動センサ7の出
力信号33Sとすることができる。極性反転装置5は、
この出力信号33Sを受けるとともに出力信号33Sの
極性を反転させて出力信号5Sを出力する。圧電振動子
6が、出力信号5Sを受けて振動板1を左右に振動させ
る。騒音によって振動板1が機械的に変位しようとする
が、加振器である圧電振動子6がその逆の方向へ振動板
1を機械的に変位させようとする。したがって、騒音が
振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が相殺されて
振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構成によっ
て、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するようになると
ともに従来より軽量な防音装置となる。
【0019】図3は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動板
1と支え18との間に巻線9と可動鉄心10からなる振
動センサ30および、巻線13と可動鉄心14からなる
加振器31がそれぞれ介装されている。巻線9からの出
力信号9Sが極性反転装置5に入力されるとともに、極
性反転装置5からの出力信号5Sがもう1つの巻線13
に入力されている。また、極性反転装置5は電源4から
給電されている。図3のその他は、図1の構成と同じで
ある。
かかる防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動板
1と支え18との間に巻線9と可動鉄心10からなる振
動センサ30および、巻線13と可動鉄心14からなる
加振器31がそれぞれ介装されている。巻線9からの出
力信号9Sが極性反転装置5に入力されるとともに、極
性反転装置5からの出力信号5Sがもう1つの巻線13
に入力されている。また、極性反転装置5は電源4から
給電されている。図3のその他は、図1の構成と同じで
ある。
【0020】図3において、可動鉄心10と14とは、
その左端が振動板1に固定され、その右端がクッション
材11,16を介して支え18に固定されている。巻線
9,13が、それぞれ可動鉄心10,14に巻回される
とともに、支持12,15を介して支え18に固定され
ている。振動センサ30および加振器31は、いわゆる
ソレノイドであり、同じ構成のものである。振動板1が
騒音によって振動すると、可動鉄心10が左右に動くの
でその動きに比例する電圧が巻線9に誘起され、この誘
起電圧が出力信号9Sとなる。極性反転装置5はこの出
力信号9Sを受けるとともに、出力信号9Sの極性を反
転させて出力信号5Sを出力する。この出力信号5Sで
もって巻線13が励磁されるので、可動鉄心14が動き
振動板1を左右に振動させる。騒音によって振動板1が
機械的に変位しようとするが、加振器31がその逆の方
向へ振動板1を機械的に変位させようとする。したがっ
て、騒音が振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が
相殺されて振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構
成によって、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するとと
もに、従来より軽量な防音装置となる。
その左端が振動板1に固定され、その右端がクッション
材11,16を介して支え18に固定されている。巻線
9,13が、それぞれ可動鉄心10,14に巻回される
とともに、支持12,15を介して支え18に固定され
ている。振動センサ30および加振器31は、いわゆる
ソレノイドであり、同じ構成のものである。振動板1が
騒音によって振動すると、可動鉄心10が左右に動くの
でその動きに比例する電圧が巻線9に誘起され、この誘
起電圧が出力信号9Sとなる。極性反転装置5はこの出
力信号9Sを受けるとともに、出力信号9Sの極性を反
転させて出力信号5Sを出力する。この出力信号5Sで
もって巻線13が励磁されるので、可動鉄心14が動き
振動板1を左右に振動させる。騒音によって振動板1が
機械的に変位しようとするが、加振器31がその逆の方
向へ振動板1を機械的に変位させようとする。したがっ
て、騒音が振動板1に達しても、振動板1の所で騒音が
相殺されて振動板1の右側ヘは伝わらなくなる。この構
成によって、騒音が従来の防音壁と同程度減衰するとと
もに、従来より軽量な防音装置となる。
【0021】なお、図1ないし図3の実施例において、
振動センサと加振器とは、振動板1のいずれの面に取り
付けてもよく、また、振動センサと加振器とを互いに逆
側の面に取り付けてもよく、いずれにしても振動センサ
で検出された振動板1の機械的振動と逆位相の振動を加
振器が振動板1に加える構成となっていればよい。その
ような構成とすることにより、振動板1の所で振動が相
殺されて騒音が振動板1の右側、すなわち、反騒音源側
ヘは伝わらなくなる。ただし、振動板1のいずれか一方
側の面に振動センサと加振器との両方を取り付ける構成
の方が、振動センサと加振器との両方を共通の支え18
で支持することができるので、より簡素な構成となる。
振動センサと加振器とは、振動板1のいずれの面に取り
付けてもよく、また、振動センサと加振器とを互いに逆
側の面に取り付けてもよく、いずれにしても振動センサ
で検出された振動板1の機械的振動と逆位相の振動を加
振器が振動板1に加える構成となっていればよい。その
ような構成とすることにより、振動板1の所で振動が相
殺されて騒音が振動板1の右側、すなわち、反騒音源側
ヘは伝わらなくなる。ただし、振動板1のいずれか一方
側の面に振動センサと加振器との両方を取り付ける構成
の方が、振動センサと加振器との両方を共通の支え18
で支持することができるので、より簡素な構成となる。
【0022】図4は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動板
1と支え18との間にマイクロフォン17と圧電振動子
6が介装されている。マイクロフォン17からの出力信
号17Sが極性反転装置5に入力されるとともに、極性
反転装置5からの出力信号5Sが圧電振動子6に入力さ
れている。また、極性反転装置5は電源4から給電され
ている。図4のその他は、図1の構成と同じである。
かかる防音装置の構成を示す要部断面図であり、振動板
1と支え18との間にマイクロフォン17と圧電振動子
6が介装されている。マイクロフォン17からの出力信
号17Sが極性反転装置5に入力されるとともに、極性
反転装置5からの出力信号5Sが圧電振動子6に入力さ
れている。また、極性反転装置5は電源4から給電され
ている。図4のその他は、図1の構成と同じである。
【0023】図4において、振動板1および圧電振動子
6、支え18は図1のものと同じである。マイクロフォ
ン17と振動板1とはわずかに離されて配されるととも
に支持32を介してマイクロフォン17が支え18に固
定されている。マイクロフォン17は、振動板1を介し
て伝わる音波Bを受けて電気的な出力信号17Sを出力
する。極性反転装置5は、この出力信号17Sを受ける
とともに出力信号17Sの極性を反転させて出力信号5
Sを出力する。圧電振動子6は加振器であり、出力信号
5Sを受けて振動板1を左右に振動させている。騒音に
よって振動板1が機械的に変位しようとするが、加振器
である圧電振動子6がその逆の方向へ振動板1を機械的
に変位させようとする。したがって、騒音が振動板1に
達しても、振動板1の所で騒音が相殺されて振動板1の
右側ヘは伝わらなくなる。この構成によって、騒音が従
来の防音壁と同程度減衰するようになるとともに、従来
より軽量な防音装置となる。
6、支え18は図1のものと同じである。マイクロフォ
ン17と振動板1とはわずかに離されて配されるととも
に支持32を介してマイクロフォン17が支え18に固
定されている。マイクロフォン17は、振動板1を介し
て伝わる音波Bを受けて電気的な出力信号17Sを出力
する。極性反転装置5は、この出力信号17Sを受ける
とともに出力信号17Sの極性を反転させて出力信号5
Sを出力する。圧電振動子6は加振器であり、出力信号
5Sを受けて振動板1を左右に振動させている。騒音に
よって振動板1が機械的に変位しようとするが、加振器
である圧電振動子6がその逆の方向へ振動板1を機械的
に変位させようとする。したがって、騒音が振動板1に
達しても、振動板1の所で騒音が相殺されて振動板1の
右側ヘは伝わらなくなる。この構成によって、騒音が従
来の防音壁と同程度減衰するようになるとともに、従来
より軽量な防音装置となる。
【0024】なお、図4において、マイクロフォン17
は振動板1の反騒音源側に設けることが必要であるが、
加振器である圧電振動子6は振動板1のいずれ側の面に
取り付けてもよく、マイクロフォン17で検出された音
波と逆位相の振動を加振器が振動板1に加える構成とな
っていればよい。このような構成とすることにより、振
動板1の所で振動が相殺されて騒音が振動板1の右側、
すなわち、反騒音源側ヘは伝わらなくなる。ただし、振
動板1の反騒音源側にマイクロフォンと加振器との両方
を設ける構成の方が、マイクロフォンと加振器との両方
を共通の支え18で支持することができるので、より簡
素な構成となる。
は振動板1の反騒音源側に設けることが必要であるが、
加振器である圧電振動子6は振動板1のいずれ側の面に
取り付けてもよく、マイクロフォン17で検出された音
波と逆位相の振動を加振器が振動板1に加える構成とな
っていればよい。このような構成とすることにより、振
動板1の所で振動が相殺されて騒音が振動板1の右側、
すなわち、反騒音源側ヘは伝わらなくなる。ただし、振
動板1の反騒音源側にマイクロフォンと加振器との両方
を設ける構成の方が、マイクロフォンと加振器との両方
を共通の支え18で支持することができるので、より簡
素な構成となる。
【0025】また、図1ないし図4の実施例において、
振動センサあるいはマイクロフォンからの出力信号を受
けて加振器を駆動する制御部として極性反転装置5を用
いる構成を示したが、本発明はこのような構成に限定さ
れるものではなく、制御部により振動センサあるいはマ
イクロフォンからの出力信号に基づいて振動板1の機械
的振動と逆位相の振動を発生させる駆動信号を加振器に
与える構成であればよい。すなわち、制御部として極性
反転装置5より振動センサあるいはマイクロフォンから
の出力信号の極性を反転させて加振器駆動信号を出力す
る構成だけでなく、制御部からの加振器駆動信号に対す
る加振器の変位方向の極性、例えば、図3の実施例にお
ける加振器31の巻線13の巻回極性をいずれかにする
かの選択、あるいは、加振器を振動板1のいずれ側の面
に取り付けるかの選択により、振動センサあるいはマイ
クロフォンからの出力信号と電気的には同極性の加振器
駆動信号を出力する制御部により振動板の機械的振動と
逆位相の振動を加振器から振動板1に加えるようにする
ことも可能である。
振動センサあるいはマイクロフォンからの出力信号を受
けて加振器を駆動する制御部として極性反転装置5を用
いる構成を示したが、本発明はこのような構成に限定さ
れるものではなく、制御部により振動センサあるいはマ
イクロフォンからの出力信号に基づいて振動板1の機械
的振動と逆位相の振動を発生させる駆動信号を加振器に
与える構成であればよい。すなわち、制御部として極性
反転装置5より振動センサあるいはマイクロフォンから
の出力信号の極性を反転させて加振器駆動信号を出力す
る構成だけでなく、制御部からの加振器駆動信号に対す
る加振器の変位方向の極性、例えば、図3の実施例にお
ける加振器31の巻線13の巻回極性をいずれかにする
かの選択、あるいは、加振器を振動板1のいずれ側の面
に取り付けるかの選択により、振動センサあるいはマイ
クロフォンからの出力信号と電気的には同極性の加振器
駆動信号を出力する制御部により振動板の機械的振動と
逆位相の振動を加振器から振動板1に加えるようにする
ことも可能である。
【0026】図5は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる防音装置の構成を示す断面図である。騒音源であ
る変圧器19が防音装置の振動板1でもって全面が覆わ
れている。支え18の下部が地上21に固定され、振動
板1の反変圧器19側に配されている。振動板1と支え
18との間に振動センサと加振器との対20あるいはマ
イクロフォンと加振器との対20が複数介装されてい
る。対20は、図1ないし図4のいずれの構成のもので
もよい。また、対20は、図1ないし図4で示された振
動センサあるいはマイクロフォンと加振器とのいずれを
選んで組み合わせたものであってもよい。複数の対20
を振動板1の上下や前後に複数散在させることによっ
て、広範囲に広がる騒音を振動板1の所で防ぐことがで
きる。
かかる防音装置の構成を示す断面図である。騒音源であ
る変圧器19が防音装置の振動板1でもって全面が覆わ
れている。支え18の下部が地上21に固定され、振動
板1の反変圧器19側に配されている。振動板1と支え
18との間に振動センサと加振器との対20あるいはマ
イクロフォンと加振器との対20が複数介装されてい
る。対20は、図1ないし図4のいずれの構成のもので
もよい。また、対20は、図1ないし図4で示された振
動センサあるいはマイクロフォンと加振器とのいずれを
選んで組み合わせたものであってもよい。複数の対20
を振動板1の上下や前後に複数散在させることによっ
て、広範囲に広がる騒音を振動板1の所で防ぐことがで
きる。
【0027】図6は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる防音装置の構成を示す断面図である。変圧器19
の側面が振動板1でもって覆われている。図6のその他
は、図5と同じである。騒音が変圧器19の上面から多
少漏れてくるが、振動板1の外側近辺においては、充分
な遮音効果がある。変圧器19の上面の部分の振動板1
を省略しただけ、防音装置のコストを低減することがで
きる。
かかる防音装置の構成を示す断面図である。変圧器19
の側面が振動板1でもって覆われている。図6のその他
は、図5と同じである。騒音が変圧器19の上面から多
少漏れてくるが、振動板1の外側近辺においては、充分
な遮音効果がある。変圧器19の上面の部分の振動板1
を省略しただけ、防音装置のコストを低減することがで
きる。
【0028】なお、図5および図6の実施例は騒音源が
変圧器の場合であったが、この発明による防音装置は、
その騒音源が変圧器などの誘導電器である場合に限定さ
れるものではない。この発明による防音装置は、例え
ば、騒音源が、回転電機、車両、工場設備など、騒音を
発生するあらゆる騒音源に対して適用することができ
る。
変圧器の場合であったが、この発明による防音装置は、
その騒音源が変圧器などの誘導電器である場合に限定さ
れるものではない。この発明による防音装置は、例え
ば、騒音源が、回転電機、車両、工場設備など、騒音を
発生するあらゆる騒音源に対して適用することができ
る。
【0029】なお、図5または図6の実施例において、
振動センサと加振器とで構成される対20は、振動板1
の面のいずれ側に取り付けてもよい。すなわち、対20
を振動板1の反変圧器19側に取り付けてもよい。どち
らの場合でも振動板1の所で振動が相殺されて騒音が振
動板1の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。
振動センサと加振器とで構成される対20は、振動板1
の面のいずれ側に取り付けてもよい。すなわち、対20
を振動板1の反変圧器19側に取り付けてもよい。どち
らの場合でも振動板1の所で振動が相殺されて騒音が振
動板1の反騒音源側ヘは伝わらなくなる。
【0030】
【発明の効果】この発明は前述のように、騒音源に対向
して配された振動板に振動センサと加振器とが設けら
れ、前記振動センサは振動板の機械的振動の変位に比例
する電気信号を制御部へ出力し、この制御部は振動セン
サからの出力信号に基づいて振動板の機械的振動と逆位
相の振動を発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前
記加振器は前記制御部からの出力信号に比例する機械的
振動を振動板に加えるようにすることによって、防音壁
の場合より防音効果が損なわれることなしに軽量化さ
れ、据え付け現地への輸送コストを大幅に低減すること
ができる。
して配された振動板に振動センサと加振器とが設けら
れ、前記振動センサは振動板の機械的振動の変位に比例
する電気信号を制御部へ出力し、この制御部は振動セン
サからの出力信号に基づいて振動板の機械的振動と逆位
相の振動を発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前
記加振器は前記制御部からの出力信号に比例する機械的
振動を振動板に加えるようにすることによって、防音壁
の場合より防音効果が損なわれることなしに軽量化さ
れ、据え付け現地への輸送コストを大幅に低減すること
ができる。
【0031】また、騒音源に対向して配された振動板に
加振器が設けられるとともにこの振動板の反騒音源側に
マイクロフォンが設けられ、前記マイクロフォンは振動
板の機械的振動によって発生する音波に対応する波形の
電気信号を制御部へ出力し、この制御部はマイクロフォ
ンからの出力信号に基づいて前記音波と逆位相の振動を
発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は
前記制御部からの出力信号に比例する機械的振動を振動
板に加えるようにすることによっても、防音壁の場合よ
り防音効果が損なわれることなしに軽量化され、据え付
け現地への輸送コストを大幅に低減することができる。
加振器が設けられるとともにこの振動板の反騒音源側に
マイクロフォンが設けられ、前記マイクロフォンは振動
板の機械的振動によって発生する音波に対応する波形の
電気信号を制御部へ出力し、この制御部はマイクロフォ
ンからの出力信号に基づいて前記音波と逆位相の振動を
発生させる出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は
前記制御部からの出力信号に比例する機械的振動を振動
板に加えるようにすることによっても、防音壁の場合よ
り防音効果が損なわれることなしに軽量化され、据え付
け現地への輸送コストを大幅に低減することができる。
【図1】この発明の実施例にかかる防音装置の構成を示
す要部断面図
す要部断面図
【図2】この発明の異なる実施例にかかる防音装置の構
成を示す要部断面図
成を示す要部断面図
【図3】この発明のさらに異なる実施例にかかる防音装
置の構成を示す要部断面図
置の構成を示す要部断面図
【図4】この発明のさらに異なる実施例にかかる防音装
置の構成を示す要部断面図
置の構成を示す要部断面図
【図5】この発明のさらに異なる実施例にかかる防音装
置の構成を示す断面図
置の構成を示す断面図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかる防音装
置の構成を示す断面図
置の構成を示す断面図
【図7】従来の防音装置の構成を示す断面図
【図8】従来の異なる防音装置の構成を示す断面図
1:振動板、2,6:圧電振動子、5:極性反転装置、
7,30:振動センサ、9,13:巻線、10,14:
可動鉄心、17:マイクロフォン、19:変圧器、2
0:対、31:加振器、33:発信部、37:コイル
7,30:振動センサ、9,13:巻線、10,14:
可動鉄心、17:マイクロフォン、19:変圧器、2
0:対、31:加振器、33:発信部、37:コイル
Claims (10)
- 【請求項1】騒音源に対向して配された振動板に振動セ
ンサと加振器とが設けられ、前記振動センサは振動板の
機械的振動の変位に比例する電気信号を制御部へ出力
し、この制御部は振動センサからの出力信号に基づいて
振動板の機械的振動と逆位相の振動を発生させる出力信
号を前記加振器へ送り、前記加振器は前記制御部からの
出力信号に比例する機械的振動を振動板に加えることを
特徴とする防音装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の防音装置において、前記
振動センサが圧電振動子であることを特徴とする防音装
置。 - 【請求項3】請求項1に記載の防音装置において、前記
振動センサが振動板に近接して設けられたコイルと、こ
のコイルに高周波電圧を印加する発信部とにより構成さ
れ、前記発信部が前記高周波電圧の大きさに比例する電
気信号を出力することを特徴とする防音装置。 - 【請求項4】請求項1に記載の防音装置において、前記
振動センサが振動板に固定された可動鉄心と、この可動
鉄心を巻回する巻線とで構成され、この巻線に誘起され
る電圧を出力信号とすることを特徴とする防音装置。 - 【請求項5】騒音源に対向して配された振動板に加振器
が設けられるとともにこの振動板の反騒音源側にマイク
ロフォンが設けられ、前記マイクロフォンは振動板の機
械的振動によって発生する音波に対応する波形の電気信
号を制御部へ出力し、この制御部はマイクロフォンから
の出力信号に基づいて前記音波と逆位相の振動を発生さ
せる出力信号を前記加振器へ送り、前記加振器は前記制
御部からの出力信号に比例する機械的振動を振動板に加
えることを特徴とする防音装置。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の防音
装置において、前記加振器が圧電振動子であることを特
徴とする防音装置。 - 【請求項7】請求項1ないし5のいずれかに記載の防音
装置において、前記加振器が振動板に固定された可動鉄
心と、この可動鉄心を巻回する巻線とで構成され、この
巻線に前記極性反転装置の出力信号が印加されることを
特徴とする防音装置。 - 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の防音
装置において、前記振動センサと前記加振器との対ある
いは前記マイクロフォンと前記加振器との対が複数設け
られ、この複数の対を前記振動板に散在させることを特
徴とする防音装置。 - 【請求項9】請求項8に記載の防音装置において、前記
騒音源が誘導電器であることを特徴とする防音装置。 - 【請求項10】請求項9に記載の防音装置において、前
記騒音源が振動板で覆われることを特徴とする防音装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11096150A JP2000294431A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11096150A JP2000294431A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 防音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000294431A true JP2000294431A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14157360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11096150A Withdrawn JP2000294431A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 防音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000294431A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101107792B1 (ko) * | 2010-01-12 | 2012-01-20 | 경상대학교산학협력단 | 소음 차폐 기구 |
| CN109559729A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 家用设备 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11096150A patent/JP2000294431A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101107792B1 (ko) * | 2010-01-12 | 2012-01-20 | 경상대학교산학협력단 | 소음 차폐 기구 |
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Legal Events
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