JP2000294595A - ワイヤボンディング方法 - Google Patents
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- H10W72/5522—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver comprising gold [Au]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既実装部品の蓄電による半導体素子の破損を
生じることなくワイヤボンディングを行えるワイヤボン
ディング装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板に搭載された電子部品の外部接続用
電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続
するワイヤボンディング装置であって、スプール14か
ら繰り出されキャピラリツール13に挿通してボンディ
ングされるワイヤ15をクランプするカットクランパ1
6を、アース部21と電気的に導通させる。これにより
ボンディング時のワイヤ15の電位をアース電位とする
ことができ、チップコンデンサなどの既実装部品に蓄積
された電荷を放電させて、ワイヤボンディング時の電子
部品の破損を防止することができる。
生じることなくワイヤボンディングを行えるワイヤボン
ディング装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板に搭載された電子部品の外部接続用
電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続
するワイヤボンディング装置であって、スプール14か
ら繰り出されキャピラリツール13に挿通してボンディ
ングされるワイヤ15をクランプするカットクランパ1
6を、アース部21と電気的に導通させる。これにより
ボンディング時のワイヤ15の電位をアース電位とする
ことができ、チップコンデンサなどの既実装部品に蓄積
された電荷を放電させて、ワイヤボンディング時の電子
部品の破損を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の外部
接続用電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的
に接続するワイヤボンディング装置に関するものであ
る。
接続用電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的
に接続するワイヤボンディング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を基板の回路電極と電気的に
接続する方法としてワイヤボンディングが広く用いられ
ている。このワイヤボンディングでは、半導体素子の外
部接続用電極に金線などのワイヤの一端部をキャピラリ
ツールによってボンディングし、このボンディングされ
た状態のワイヤをキャピラリツールを移動させることに
より基板の回路電極上のボンディング点まで引き回して
ボンディングするものである。
接続する方法としてワイヤボンディングが広く用いられ
ている。このワイヤボンディングでは、半導体素子の外
部接続用電極に金線などのワイヤの一端部をキャピラリ
ツールによってボンディングし、このボンディングされ
た状態のワイヤをキャピラリツールを移動させることに
より基板の回路電極上のボンディング点まで引き回して
ボンディングするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで基板に搭載さ
れた半導体素子に対してワイヤボンディングを行う時点
での基板の状態は様々であり、半導体素子以外の表面実
装部品が既に搭載された状態でワイヤボンディングが行
われる場合がある。また、近年ワイヤボンディング時の
ボンディング性を向上させるため、ワイヤボンディング
に先立って基板表面をプラズマ処理することが行われ
る。このような場合には、既実装部品、特にチップコン
デンサのような蓄電性の部品にはプラズマ処理によって
電荷が蓄積される。
れた半導体素子に対してワイヤボンディングを行う時点
での基板の状態は様々であり、半導体素子以外の表面実
装部品が既に搭載された状態でワイヤボンディングが行
われる場合がある。また、近年ワイヤボンディング時の
ボンディング性を向上させるため、ワイヤボンディング
に先立って基板表面をプラズマ処理することが行われ
る。このような場合には、既実装部品、特にチップコン
デンサのような蓄電性の部品にはプラズマ処理によって
電荷が蓄積される。
【0004】そしてこの電荷が蓄積された部品と電気的
に導通した回路電極上に前述のボンディング点がある場
合には、以下に述べるような問題が生じる。すなわち、
一端が半導体素子と接続されたワイヤをワイヤボンディ
ング点に接触させた瞬間に、既実装部品に蓄積された電
荷はワイヤを介して半導体素子へ流れる。そしてこのと
きに流れる電流値が過大である場合には、半導体素子が
過電流によって破損する。このように、従来のワイヤボ
ンディング装置には、既実装部品に蓄積された電荷によ
ってワイヤボンディング時に半導体素子が破損するとい
う問題点があった。
に導通した回路電極上に前述のボンディング点がある場
合には、以下に述べるような問題が生じる。すなわち、
一端が半導体素子と接続されたワイヤをワイヤボンディ
ング点に接触させた瞬間に、既実装部品に蓄積された電
荷はワイヤを介して半導体素子へ流れる。そしてこのと
きに流れる電流値が過大である場合には、半導体素子が
過電流によって破損する。このように、従来のワイヤボ
ンディング装置には、既実装部品に蓄積された電荷によ
ってワイヤボンディング時に半導体素子が破損するとい
う問題点があった。
【0005】そこで本発明は、既実装部品の蓄電による
半導体素子の破損を生じることなくワイヤボンディング
を行えるワイヤボンディング装置を提供することを目的
とする。
半導体素子の破損を生じることなくワイヤボンディング
を行えるワイヤボンディング装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のワイヤボ
ンディング装置は、基板に搭載された半導体素子の外部
接続用電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的
に接続するワイヤボンディング装置であって、ワイヤを
供給するワイヤ供給部と、ワイヤが挿通しこのワイヤを
押し付けることにより前記外部接続用電極および回路電
極にワイヤをボンディングするキャピラリツールと、前
記ワイヤの電位をアース電位とする放電手段とを備え
た。
ンディング装置は、基板に搭載された半導体素子の外部
接続用電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的
に接続するワイヤボンディング装置であって、ワイヤを
供給するワイヤ供給部と、ワイヤが挿通しこのワイヤを
押し付けることにより前記外部接続用電極および回路電
極にワイヤをボンディングするキャピラリツールと、前
記ワイヤの電位をアース電位とする放電手段とを備え
た。
【0007】請求項2記載のワイヤボンディング装置
は、請求項1記載のワイヤボンディング装置であって、
前記放電手段は、前記ワイヤをクランプするクランプ手
段をアース部と電気的に導通させて成る。
は、請求項1記載のワイヤボンディング装置であって、
前記放電手段は、前記ワイヤをクランプするクランプ手
段をアース部と電気的に導通させて成る。
【0008】請求項3記載のワイヤボンディング装置
は、請求項1記載のワイヤボンディング装置であって、
前記放電手段は、前記ワイヤ供給部において前記ワイヤ
と導通するワイヤ導通部をアース部と電気的に導通させ
て成る。
は、請求項1記載のワイヤボンディング装置であって、
前記放電手段は、前記ワイヤ供給部において前記ワイヤ
と導通するワイヤ導通部をアース部と電気的に導通させ
て成る。
【0009】請求項4記載のワイヤボンディング装置
は、基板に搭載された半導体素子の外部接続用電極と基
板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続するワイ
ヤボンディング装置であって、前記基板の回路電極と当
接することにより、前記回路電極の電位をアース電位と
する放電手段とを備えた。
は、基板に搭載された半導体素子の外部接続用電極と基
板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続するワイ
ヤボンディング装置であって、前記基板の回路電極と当
接することにより、前記回路電極の電位をアース電位と
する放電手段とを備えた。
【0010】本発明によれば、ワイヤボンディング時の
ワイヤの電位または基板の回路電極の電位をアース電位
とする放電手段を備えることにより、既実装部品に蓄積
された電荷を放電させてワイヤボンディング時の電子部
品の破損を防止することができる。
ワイヤの電位または基板の回路電極の電位をアース電位
とする放電手段を備えることにより、既実装部品に蓄積
された電荷を放電させてワイヤボンディング時の電子部
品の破損を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のワ
イヤボンディング装置の斜視図、図2は同ワイヤボンデ
ィング装置の部分側面図、図3、図4は同ワイヤボンデ
ィング動作の説明図、図5は同ワイヤボンディング装置
の部分側面図、図6は同ワイヤボンディング装置の部分
断面図である。
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のワ
イヤボンディング装置の斜視図、図2は同ワイヤボンデ
ィング装置の部分側面図、図3、図4は同ワイヤボンデ
ィング動作の説明図、図5は同ワイヤボンディング装置
の部分側面図、図6は同ワイヤボンディング装置の部分
断面図である。
【0012】まず、図1を参照してワイヤボンディング
装置の全体構造を説明する。基台1の上面には、基板2
が載置されている。基板2には、チップコンデンサ4な
どの表面実装部品が既に実装されており、基板2の中央
にはワイヤボンディング対象のチップ(半導体素子)3
が搭載されている。チップ3の周辺にはワイヤボンディ
ング点である回路電極5が多数形成されており、ワイヤ
ボンディングにおいては、チップ3の外部接続用電極と
回路電極5とをワイヤによって接続する。回路電極5は
既実装部品であるチップコンデンサ4と導通している。
この基板2は、ワイヤボンディングに先立って前工程で
プラズマ処理されており、チップコンデンサ4にはプラ
ズマ処理によって電荷が蓄積されている。
装置の全体構造を説明する。基台1の上面には、基板2
が載置されている。基板2には、チップコンデンサ4な
どの表面実装部品が既に実装されており、基板2の中央
にはワイヤボンディング対象のチップ(半導体素子)3
が搭載されている。チップ3の周辺にはワイヤボンディ
ング点である回路電極5が多数形成されており、ワイヤ
ボンディングにおいては、チップ3の外部接続用電極と
回路電極5とをワイヤによって接続する。回路電極5は
既実装部品であるチップコンデンサ4と導通している。
この基板2は、ワイヤボンディングに先立って前工程で
プラズマ処理されており、チップコンデンサ4にはプラ
ズマ処理によって電荷が蓄積されている。
【0013】基板2上には押さえ板6が配設されてい
る。押さえ板6はシリンダ7のロッド7aに連結されて
おり、ロッド7aが引き込むと基板2は押さえ板6で押
さえつけられて固定される。基台1の側方には可動テー
ブル10が設置されており、可動テーブル10上には駆
動ボックス11が設けられている。駆動ボックス11か
らはホーン12が前方へ延出しており、ホーン12の先
端部にはキャピラリツール13が保持されている。
る。押さえ板6はシリンダ7のロッド7aに連結されて
おり、ロッド7aが引き込むと基板2は押さえ板6で押
さえつけられて固定される。基台1の側方には可動テー
ブル10が設置されており、可動テーブル10上には駆
動ボックス11が設けられている。駆動ボックス11か
らはホーン12が前方へ延出しており、ホーン12の先
端部にはキャピラリツール13が保持されている。
【0014】キャピラリツール13には、ワイヤボンデ
ィングに用いられるワイヤ15が挿通する。ワイヤ15
はワイヤ供給部であるスプール14に卷回された状態で
供給され、スプール14から繰り出されたワイヤ15は
テンション付与部17、カットクランパ16を経てキャ
ピラリツール13に挿通する。カットクランパ16は開
閉動作を行うことによりワイヤ15をクランプして固定
する。すなわち、カットクランパ16はワイヤをクラン
プするクランプ手段となっている。キャピラリツール1
3の下端部に近接して、トーチ19が配設されている。
トーチ19は、キャピラリツール13の下端部から突出
したワイヤ15との間でスパークを発生させることによ
り、ワイヤ15の下端部に金属のボールを形成する。
ィングに用いられるワイヤ15が挿通する。ワイヤ15
はワイヤ供給部であるスプール14に卷回された状態で
供給され、スプール14から繰り出されたワイヤ15は
テンション付与部17、カットクランパ16を経てキャ
ピラリツール13に挿通する。カットクランパ16は開
閉動作を行うことによりワイヤ15をクランプして固定
する。すなわち、カットクランパ16はワイヤをクラン
プするクランプ手段となっている。キャピラリツール1
3の下端部に近接して、トーチ19が配設されている。
トーチ19は、キャピラリツール13の下端部から突出
したワイヤ15との間でスパークを発生させることによ
り、ワイヤ15の下端部に金属のボールを形成する。
【0015】X方向モータ10XとY方向モータ10Y
が駆動して可動テーブル10が作動すると、可動テーブ
ル10上の駆動ボックス11、ホーン12、キャピラリ
ツール13などはX方向やY方向へ水平移動する。ま
た、キャピラリツール13は駆動ボックス11内に収納
され図示しないZ方向モータに駆動され上下動を行う。
が駆動して可動テーブル10が作動すると、可動テーブ
ル10上の駆動ボックス11、ホーン12、キャピラリ
ツール13などはX方向やY方向へ水平移動する。ま
た、キャピラリツール13は駆動ボックス11内に収納
され図示しないZ方向モータに駆動され上下動を行う。
【0016】図2に示すように、カットクランパ6はア
ース部21に電気的に接続されており、カットクランパ
6を閉じてワイヤ15をクランプした状態では、ワイヤ
15に導通した各部からワイヤ15に伝達される電荷は
アース部21に放電され、ワイヤ15の電位はアース電
位となる。従って、カットクランパ16およびアース部
21はワイヤ15の電位をアース電位とする放電手段と
なっている。なお、放電手段としては、スプール14か
ら繰り出されたワイヤ15に当接してワイヤ15の電位
をアース電位とするようなものでもよいが、ワイヤ15
を挟持するカットクランパ16の方が、ワイヤ15との
電気的な導通が確実にとれるため好ましい。
ース部21に電気的に接続されており、カットクランパ
6を閉じてワイヤ15をクランプした状態では、ワイヤ
15に導通した各部からワイヤ15に伝達される電荷は
アース部21に放電され、ワイヤ15の電位はアース電
位となる。従って、カットクランパ16およびアース部
21はワイヤ15の電位をアース電位とする放電手段と
なっている。なお、放電手段としては、スプール14か
ら繰り出されたワイヤ15に当接してワイヤ15の電位
をアース電位とするようなものでもよいが、ワイヤ15
を挟持するカットクランパ16の方が、ワイヤ15との
電気的な導通が確実にとれるため好ましい。
【0017】このワイヤボンディング装置は上記の構成
より成り、以下その動作について図3、図4を参照して
説明する。なお、図3(a)〜(c)および図4(a)
〜(c)は、一連の動作を動作順に示している。図3
(a)は初期状態であって、この状態でキャピラリツー
ル13の下端部からワイヤ15を下方へ導出し、キャピ
ラリツール13の上方のクランパ16でワイヤ15をク
ランプしてワイヤ15を固定している。15’は、前回
のワイヤボンディング動作でチップ3と基板2を接続し
たワイヤである。
より成り、以下その動作について図3、図4を参照して
説明する。なお、図3(a)〜(c)および図4(a)
〜(c)は、一連の動作を動作順に示している。図3
(a)は初期状態であって、この状態でキャピラリツー
ル13の下端部からワイヤ15を下方へ導出し、キャピ
ラリツール13の上方のクランパ16でワイヤ15をク
ランプしてワイヤ15を固定している。15’は、前回
のワイヤボンディング動作でチップ3と基板2を接続し
たワイヤである。
【0018】次に図3(b)に示すように、ワイヤ15
の下端部に接近したトーチ19に高電圧を印加すること
により、ワイヤ15の下端部とトーチ19の先端部との
間に電気的スパークを発生させ、ワイヤ15の下端部に
ボール20を形成する。
の下端部に接近したトーチ19に高電圧を印加すること
により、ワイヤ15の下端部とトーチ19の先端部との
間に電気的スパークを発生させ、ワイヤ15の下端部に
ボール20を形成する。
【0019】次に図3(c)で示すように、クランパ1
6を開いてワイヤ15のクランプ状態を解除するととも
に、キャピラリツール13を下降させてボール20をチ
ップ3上面の外部接続用電極に押し付けてボンディング
する。次いで図4(a)に示すように、キャピラリツー
ル13を上昇させ、最高点まで到達したならばカットク
ランパ16を閉じる。そしてこの状態でキャピラリツー
ル13を基板2の回路電極5の上方に移動させ、キャピ
ラリツール13の下端部を所定の軌跡を描かせながら下
降させワイヤ15のループを形成させて、図4(b)に
示すようにワイヤ15を基板2の回路電極5に押し付け
てボンディングする。
6を開いてワイヤ15のクランプ状態を解除するととも
に、キャピラリツール13を下降させてボール20をチ
ップ3上面の外部接続用電極に押し付けてボンディング
する。次いで図4(a)に示すように、キャピラリツー
ル13を上昇させ、最高点まで到達したならばカットク
ランパ16を閉じる。そしてこの状態でキャピラリツー
ル13を基板2の回路電極5の上方に移動させ、キャピ
ラリツール13の下端部を所定の軌跡を描かせながら下
降させワイヤ15のループを形成させて、図4(b)に
示すようにワイヤ15を基板2の回路電極5に押し付け
てボンディングする。
【0020】次にキャピラリツール13を上昇させてカ
ットクランパ16によってクランプされたワイヤ15を
引き上げれば、ワイヤ15はボンディング点aでカット
される。これにより、1つのボンディング点でのボンデ
ィングが完了し、次いで同様のワイヤボンディング動作
が各ボンディング点について繰り返される。
ットクランパ16によってクランプされたワイヤ15を
引き上げれば、ワイヤ15はボンディング点aでカット
される。これにより、1つのボンディング点でのボンデ
ィングが完了し、次いで同様のワイヤボンディング動作
が各ボンディング点について繰り返される。
【0021】上記ボンディング動作において、図4
(b)で示す基板2の回路電極5へのボンディング時に
は、ワイヤ15はカットクランパ16によってクランプ
されることによりアース部21と導通した状態にある、
このため、チップコンデンサ4などの既実装部品に電荷
が蓄積されていても、この電荷はカットクランパ16を
介してアース部21に放電される。従って、ボンディン
グ時にワイヤ15を介して蓄積された電荷がチップ3に
流れることがなく、過電流によるチップ3の破損が発生
しない。
(b)で示す基板2の回路電極5へのボンディング時に
は、ワイヤ15はカットクランパ16によってクランプ
されることによりアース部21と導通した状態にある、
このため、チップコンデンサ4などの既実装部品に電荷
が蓄積されていても、この電荷はカットクランパ16を
介してアース部21に放電される。従って、ボンディン
グ時にワイヤ15を介して蓄積された電荷がチップ3に
流れることがなく、過電流によるチップ3の破損が発生
しない。
【0022】なお、カットクランプ16でワイヤ15を
クランプすることによってワイヤ15をアース部21に
導通させる替わりに、図5に示すようにスプール14を
アース電位とするようにしてもよい。図5に示す例で
は、スプール14の金属環状部材14aの内面にワイヤ
15を連結してワイヤ15と導通させておき、金属環状
部材14aの内面にアース部21と導通するブラシ14
bを接触させるようにしている。すなわち金属環状部材
14aはワイヤ導通部であり、ワイヤ導通部をアース部
21と接続することにより、ワイヤ15は常にアース部
21と導通した状態にあるため、ワイヤボンディング時
にチップ3に他の既実装部品に蓄積された電荷が流れ込
むことがない。
クランプすることによってワイヤ15をアース部21に
導通させる替わりに、図5に示すようにスプール14を
アース電位とするようにしてもよい。図5に示す例で
は、スプール14の金属環状部材14aの内面にワイヤ
15を連結してワイヤ15と導通させておき、金属環状
部材14aの内面にアース部21と導通するブラシ14
bを接触させるようにしている。すなわち金属環状部材
14aはワイヤ導通部であり、ワイヤ導通部をアース部
21と接続することにより、ワイヤ15は常にアース部
21と導通した状態にあるため、ワイヤボンディング時
にチップ3に他の既実装部品に蓄積された電荷が流れ込
むことがない。
【0023】また、ワイヤ15の電子をアース電位とす
る替わりに、図6に示すように基板2を押さえ込む押さ
え板6をアース部21と接続するようにしてもよい。す
なわち、ワイヤボンディングに先立って基板2を押さえ
板6で押さえ込むことにより、押さえ板6の下面の当接
部6aは基板2の回路電極5と接触して導通し、回路電
極5自体がアース部21と導通する。従って、押さえ板
6およびアース部21は、回路電極5の電位をアース電
位とする放電手段となっている。これにより、既実装部
品に蓄積された電荷は、ワイヤボンディングに先立って
アース部21に放電され、ワイヤボンディング時にチッ
プ3が過電流によって破損することがない。
る替わりに、図6に示すように基板2を押さえ込む押さ
え板6をアース部21と接続するようにしてもよい。す
なわち、ワイヤボンディングに先立って基板2を押さえ
板6で押さえ込むことにより、押さえ板6の下面の当接
部6aは基板2の回路電極5と接触して導通し、回路電
極5自体がアース部21と導通する。従って、押さえ板
6およびアース部21は、回路電極5の電位をアース電
位とする放電手段となっている。これにより、既実装部
品に蓄積された電荷は、ワイヤボンディングに先立って
アース部21に放電され、ワイヤボンディング時にチッ
プ3が過電流によって破損することがない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤボンディング時
のワイヤの電位または基板の回路電極の電位をアース電
位とする放電手段を備えたので、既実装部品に蓄積され
た電荷を放電させてワイヤボンディング時の電子部品の
破損を防止することができる。
のワイヤの電位または基板の回路電極の電位をアース電
位とする放電手段を備えたので、既実装部品に蓄積され
た電荷を放電させてワイヤボンディング時の電子部品の
破損を防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング装
置の斜視図
置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング装
置の部分側面図
置の部分側面図
【図3】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング動
作の説明図
作の説明図
【図4】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング動
作の説明図
作の説明図
【図5】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング装
置の部分側面図
置の部分側面図
【図6】本発明の一実施の形態のワイヤボンディング装
置の部分断面図
置の部分断面図
2 基板 3 チップ 4 チップコンデンサ 5 回路電極 6 押さえ板 10 移動テーブル 12 ホーン 13 キャピラリツール 14 スプール 15 ワイヤ 16 カットクランパ 21 アース部
Claims (4)
- 【請求項1】基板に搭載された半導体素子の外部接続用
電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続
するワイヤボンディング装置であって、ワイヤを供給す
るワイヤ供給部と、ワイヤが挿通しこのワイヤを押し付
けることにより前記外部接続用電極および回路電極にワ
イヤをボンディングするキャピラリツールと、前記ワイ
ヤの電位をアース電位とする放電手段とを備えたことを
特徴とするワイヤボンディング装置。 - 【請求項2】前記放電手段は、前記ワイヤをクランプす
るクランプ手段をアース部と電気的に導通させて成るこ
とを特徴とする請求項1記載のワイヤボンディング装
置。 - 【請求項3】前記放電手段は、前記ワイヤ供給部におい
て前記ワイヤと導通するワイヤ導通部をアース部と電気
的に導通させて成ることを特徴とする請求項1記載のワ
イヤボンディング装置。 - 【請求項4】基板に搭載された半導体素子の外部接続用
電極と基板の回路電極とをワイヤによって電気的に接続
するワイヤボンディング装置であって、前記基板の回路
電極と当接することにより、前記回路電極の電位をアー
ス電位とする放電手段とを備えたことを特徴とするワイ
ヤボンディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097312A JP2000294595A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ワイヤボンディング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097312A JP2000294595A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ワイヤボンディング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000294595A true JP2000294595A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14188980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11097312A Pending JP2000294595A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ワイヤボンディング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000294595A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006036873A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Kulicke And Soffa Industries, Inc. | Wire feed system for a wire bonding apparatus |
| JP2008306158A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Orient Semiconductor Electronics Ltd | 半導体パッケージ及び基板上の電子素子を放電する方法 |
-
1999
- 1999-04-05 JP JP11097312A patent/JP2000294595A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006036873A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Kulicke And Soffa Industries, Inc. | Wire feed system for a wire bonding apparatus |
| JP2008306158A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Orient Semiconductor Electronics Ltd | 半導体パッケージ及び基板上の電子素子を放電する方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |