JP2000294633A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
ルの課題を、層間絶縁膜全体の実効的な比誘電率を大き
く低下させることなく解決して、機械的強度、耐湿性、
密着性等に優れた信頼性の高い層間絶縁膜構造を有する
半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 キセロゲル膜を含む層間絶縁膜12を備
えた半導体装置において、層間絶縁膜12を、キセロゲ
ル膜からなる第1の絶縁膜13と、第1の有機絶縁膜1
4と、キセロゲル膜からなる第2の絶縁膜15とで構成
し、第2の絶縁膜15に配線溝31が形成され、第1の
有機絶縁膜14から第1の絶縁膜13にわたって接続孔
32が形成されたものである。
Description
その製造方法に関し、詳しくは0.25μm世代以降の
デバイスプロセスに用いられる多層配線構造を有する半
導体装置およびその製造方法に関する。
の微細化、配線ピッチの縮小化が必要となっている。ま
た、同時に、低消費電力化および高速化などの要求にと
もない、層間絶縁膜の低誘電率化および配線の低抵抗化
が必要になってきた。特にロジック系のデバイスでは、
微細配線による抵抗の上昇、配線容量の増加がデバイス
の速度劣化につながるため、低誘電率膜を層間絶縁膜に
用いた多層配線が必要となっている。
配線自体の縦横比を大きくするだけでなく、配線間のス
ペース(空いている部分)のアスペクト比を大きくし、
結果として、縦に細長い配線を形成する技術、微細な配
線間を層間絶縁膜で埋め込む技術などに負担がかかり、
プロセスを複雑にすると同時に、プロセス数の増大を招
いている。
ルミニウム系金属または銅系金属で接続孔と配線溝とを
同時に埋め込んだ後、化学的機械研磨(以下、CMPと
いう、CMPはChemical Mechanical Polishing の略)
法によって、接続孔および配線溝が形成されている層間
絶縁膜上の余分な金属を除去するダマシンプロセスで
は、高アスペクト比の金属配線をエッチングで形成する
ことも、配線間の狭隙を層間絶縁膜で埋め込む必要もな
く、大幅にプロセス数を減らすことが可能である。この
プロセスは、配線アスペクト比が高くなるほど、また配
線総数が増大するほど、総コストの削減に大きく寄与す
る。
の容量を低減するが、0.18μmルール以下のデバイ
スに適用される、比誘電率が2.5以下の膜は、従来の
デバイスに用いられている、酸化シリコン膜と膜質が大
きく異なり、それらの低誘電率膜に対応したプロセス技
術が求められている。
て、比誘電率が2.0以下が期待できるキセロゲルを採
用することが注目されている。このキセロゲルはシリカ
ゲルという名称で乾燥剤に使われるなど、一般に広く知
られた材料である。このキセロゲルを半導体装置へ応用
するには、様々な信頼性に対する要求のため、現状では
半導体装置に適用することは困難である。すなわち、キ
セロゲルはその体積の50%〜90%が気泡であり、比
誘電率が2.5以上の有機ポリマーと比較して、機械的
強度、耐湿性、密着性などに問題があり、配線構造の信
頼性を確保することが困難であった。
の材料で層間絶縁膜を形成し、その層間絶縁膜にデュア
ルダマシン構造を形成するには、層間絶縁膜の中間層と
して、従来は酸化シリコンに対してエッチングマスクと
なる窒化シリコン膜を設けていた。ところが、窒化シリ
コン膜は比誘電率の高い材料であるため、層間絶縁膜の
実効的な比誘電率を高めることになっていた。その結
果、配線層間容量の増大を招いていた。
配線溝を形成するための配線溝パターンを形成したエッ
チングマスクを形成する場合、接続孔を形成するための
接続孔パターンを形成したエッチングマスクとを形成す
る場合に、それぞれのエッチングマスクをレジストで形
成すると、下地の有機膜を損傷することなくレジストの
再生処理を行うことが困難となる。すなわち、有機膜と
レジストのエッチング特性が類似しているために、レジ
スト膜を再生処理する際にレジスト膜を除去すると、同
時に有機膜も除去されてしまう。そのため、パターニン
グに失敗したレジストマスクを除去して新たなるレジス
トマスクを形成しなおすというレジストの再生処理を行
うことが困難であった。また、酸化シリコン膜と窒化シ
リコン膜とで上記エッチングマスクを形成すると、キセ
ロゲルからなる層間絶縁膜をエッチングする際に、エッ
チングマスクも同時にエッチングされてエッチングマス
クとしての機能を果たさなくなる可能性があった。
決するためになされた半導体装置およびその製造方法で
ある。
縁膜を備えたもので、その層間絶縁膜は、キセロゲル膜
からなる第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜上に形成し
た第1の有機絶縁膜と、この第1の有機絶縁膜上に形成
したものでキセロゲルからなる第2の絶縁膜とからな
り、第2の絶縁膜に形成された配線溝と、この配線溝に
少なくとも接続するもので第1の有機絶縁膜から第1の
絶縁膜にわたって形成された接続孔とを備えたものであ
る。
ゲルからなる第1の絶縁膜と第1の有機絶縁膜とキセロ
ゲルからなる第2の絶縁膜とから形成されていることか
ら、第1の有機絶縁膜、第2の有機絶縁膜によりキセロ
ゲルからなる第1の絶縁膜、第2の絶縁膜の機械的強度
を補強している。また第1の絶縁膜の上部より侵入しよ
うとする水分を第1の有機絶縁膜に防ぎ、また第2の絶
縁膜の上部および下部より侵入しようとする水分を第1
の有機絶縁膜、第2の有機絶縁膜により防ぐことが可能
になる。さらに第1の有機絶縁膜により、キセロゲルか
らなる第2の絶縁膜の下地に対する密着性が向上する。
に第1の有機絶縁膜を形成したことから、この第1の有
機絶縁膜は第1の絶縁膜に接続孔を形成する際にエッチ
ングマスクとして機能する。このようにエッチングマス
クとして機能する膜を有機絶縁膜で形成しているので、
従来の窒化シリコン膜よりなるエッチングマスクよりも
比誘電率を低減することが可能となり、層間絶縁膜全体
の実効的な比誘電率の上昇が小さくなる。したがって、
層間絶縁膜にキセロゲルを用いて比誘電率を低減するよ
うにした効果が十分に引き出される。
ゲルからなる第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶
縁膜上に第1の有機絶縁膜を形成する工程と、第1の有
機絶縁膜上にキセロゲルからなる第2の絶縁膜を形成す
る工程と、第2の絶縁膜上に第2の有機絶縁膜を形成す
る工程と、第2の有機絶縁膜上に、上層に配線溝パター
ンを形成するとともに下層に接続孔パターンを形成する
無機膜を設ける工程と、無機膜をマスクにしたエッチン
グにより第2の有機絶縁膜と第2の絶縁膜とに接続孔パ
ターンを転写して開口部を形成する工程と、無機膜をマ
スクにして第2の有機絶縁膜をエッチングし配線溝パタ
ーンを転写して配線溝の上部を形成するとともに、第2
の絶縁膜をマスクにして第1の有機絶縁膜をエッチング
し接続孔パターンを転写して接続孔の上部を形成する工
程と、第2の有機絶縁膜をマスクにして第2の有機絶縁
膜をエッチングし配線溝を形成するとともに、第1の有
機絶縁膜をマスクにして第1の絶縁膜をエッチングし接
続孔を形成する工程とを備えている。
縁膜と第2の絶縁膜との間に第1の有機絶縁膜を形成し
て、第1の絶縁膜に接続孔を形成する際のエッチングマ
スクとしてその第1の有機絶縁膜を用いていることか
ら、従来のような窒化シリコン膜からなるエッチングマ
スクよりも比誘電率を低くすることができる。したがっ
て、従来の製造方法よりもエッチングマスクによる層間
絶縁膜全体の実効的な比誘電率の上昇が抑制される。
る際に、無機膜に配線溝パターンを形成した後、接続孔
パターンを形成することにより、配線溝パターン、接続
孔パターンを形成する際に用いるレジストプロセスにお
いて、レジストの再生処理を行うことが可能になる。す
なわち、配線溝パターンを形成する際には、無機膜の下
層が残っていて下地の第2の有機絶縁膜を覆っているた
めに、また接続孔パターンを形成する際には、少なくと
も下層の無機膜が残っているために、第2の有機絶縁膜
を無機膜で覆った状態で、無機膜上に配線溝パターンお
よび接続孔パターンを形成するためのマスクとなるレジ
スト膜を形成することが可能になる。そのため、たとえ
レジストパターニングを失敗しても、無機膜の下地であ
る第2の有機絶縁膜を損傷することなく、パターニング
に失敗したレジスト膜を除去して新たなレジスト膜を成
膜し、そのレジスト膜をパターニングして再度レジスト
マスクを形成することが可能になる。
縁膜と第2の絶縁膜とをエッチングして接続孔パターン
を転写する工程を備えていることから、第1の有機絶縁
膜上まで接続孔パターンが転写されて開口されている。
そのため、無機膜に形成されている配線溝パターンを第
2の有機絶縁膜に転写するエッチングの際に、同時に第
2の絶縁膜をマスクにして第1の有機絶縁膜に接続孔パ
ターンを転写することが可能になる。
エッチングし配線溝パターンを転写して配線溝の上部を
形成するとともに、第2の絶縁膜をマスクにして第1の
有機絶縁膜をエッチングし接続孔パターンを転写して接
続孔の上部を形成する工程とを備えていることから、第
2の絶縁膜に配線溝を形成する際のエッチングマスクと
して第2の有機絶縁膜を用いることが可能になり、また
第1の有機絶縁膜を第1の絶縁膜に接続孔を形成する際
のエッチングマスクに用いることが可能となる。それに
よって、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを第1の有機絶
縁膜と第2の有機絶縁膜とをエッチングマスクに用いて
同時にエッチングすることが可能となる。また、第2の
有機絶縁膜の下地はキセロゲルの第2の絶縁膜であり、
第1の有機絶縁膜の下地はキセロゲルの第1の絶縁膜と
なっていることから、第2,第1有機絶縁膜のエッチン
グでは、第2,第1の絶縁膜がエッチングストッパとな
って、そのエッチングを停止させている。
2の絶縁膜をエッチングし、配線溝を形成するととも
に、第1の有機絶縁膜をマスクにして第1の絶縁膜をエ
ッチングし、接続孔を形成する工程とを備えていること
から、このエッチングでは、配線溝と接続孔とが同時に
形成される。また第2の絶縁膜の下地が第1の有機絶縁
膜となっているため、第1の有機絶縁膜がエッチングス
トッパとなって、配線溝を形成するためのエッチングは
第1の有機絶縁膜上で停止される。
ゲルからなる第2の絶縁膜との間に第1の有機絶縁膜を
形成し、第2の絶縁膜上に第2の有機絶縁膜を形成する
ことから、第1の絶縁膜および第2の絶縁膜の機械的強
度が第1の有機絶縁膜および第2の有機絶縁膜によって
補強される。また第1の絶縁膜上に第1の有機絶縁膜を
形成することから、第1の絶縁膜の上部より侵入しよう
とする水分が阻止され、第1の有機絶縁膜上に第2の絶
縁膜を形成し、その上に第2の有機絶縁膜を形成するこ
とから、第1の有機絶縁膜、第2の有機絶縁膜により第
2の絶縁膜の上下より侵入しようとする水分が阻止され
る。さらに第1の有機絶縁膜上にキセロゲルからなる第
2の絶縁膜を形成することから、第2の絶縁膜の下地に
対する密着性が高められる。
の形態の一例を、図1の概略構成図によって説明する。
上に半導体素子(図示省略)が形成され、それを覆う層
間絶縁膜52中に配線53、プラグ(図示省略)等が形
成された基体11を用いる。なお、基体11は上記構成
に限定されることはなく他の構成であってもよい。
層部分となる第1の絶縁膜13が形成されている。この
第1の絶縁膜13は、例えば300nm〜800nmの
厚さのキセロゲルからなる。上記キセロゲルは、一例と
して、ナノグラス社が開発したNanoporous Silica を用
いている。このNanoporous Silica は、ポーラスシリカ
の1種であり、上記Nanoporous Silica に使用は限定さ
れない。すなわち、芳香族などの比較的高分子のアルキ
ル基を有するシラノール樹脂をウエハ上に塗布し、それ
をゲル化させ、シランカップリング剤もしくは水素化処
理により疎水化処理を行って形成したものであれば、ど
のようなキセロゲルであってもよい。
縁膜13との間には、拡散防止層(図示省略)が形成さ
れている。この拡散防止層は、例えば20nm〜100
nm程度の厚さの窒化シリコン膜もしくは炭化シリコン
膜で形成されていて、特に、配線53が銅もしくは銅合
金で形成されている場合に必要となる。
縁膜14が形成されている。この第1の有機絶縁膜14
は、一例として、ポリアリールエーテルと総称される有
機ポリマーで形成されている。このポリアリールエーテ
ルには、例えばアライドシグナル社製のFLARE、ダ
ウケミカル社製のSiLK、シューマッカー社製のVE
LOX等がある。
膜12の上層部分となる第2の絶縁膜15が形成されて
いる。この第2の絶縁膜15は、例えば300nm〜8
00nmの厚さのキセロゲルで形成されている。
絶縁膜16が形成されている。この第2の有機絶縁膜1
6は、例えば上記第1の有機絶縁膜と同様なる材料で形
成されている。
16は、フッ素樹脂、BCB膜、ポリイミド膜、アモル
ファスカーボン膜などで形成されていてもよい。フッ素
樹脂の一例としては、フルオロカーボン膜(環状フッ素
樹脂、テフロン(登録商標)(PTFE)、アモルファ
ステフロン〔例えば、デュポン社製:テフロンAF(商
品名)〕、フッ化アリールエーテルもしくはフッ化ポリ
イミドを用いることができる。なお、上記アモルファス
テフロンはテフロンAFに限定されることはなく、下記
の化学式(1)に示す構造を有するものであれば何でも
よい。
ドポリマー系樹脂〔例えばサイトップ(商品名)〕を用
いることも可能である。シクロポリマライズドフロリネ
ーテッドポリマー系樹脂は上記サイトップに限定される
ことはなく、下記の化学式(2)に示す構造を有するも
のであれば何でもよい。
は上記FLAREに限定されることはなく、下記の化学
式(3)に示す構造を有するものであれば何でもよい。
の絶縁膜15にかけて配線溝31が形成され、第1の有
機絶縁膜14から第1の絶縁膜13にかけて接続孔32
が形成されている。
内壁には、窒化タンタル等のバリアメタル層33が形成
されている。さらに配線溝31内にバリアメタル層33
を介して金属からなる配線34が形成され、接続孔32
内にバリアメタル層33を介して金属からなるプラグ3
5が形成されている。当然のことながら、上記配線34
とプラグ35とは例えば銅からなり一体に形成されてい
る。
けた構成としたが、この第2の有機絶縁膜16を除去し
た構成としてもよく、また第2の有機絶縁膜16上にエ
ッチングマスクおよび研磨ストッパとして用いた無機膜
(図示省略)を残した構成としてもよい。その構成で
は、配線溝31は無機膜から第2の絶縁膜15にかけて
形成され、その配線溝31に配線34が形成される構成
となる。
造を多層に形成して多層配線を構成することも可能であ
る。
よび第2の絶縁膜15がキセロゲルからなり、第1の絶
縁膜13と第2の絶縁膜15との間に第1の有機絶縁膜
14が形成され、第2の絶縁膜15上に第2の有機絶縁
膜16が形成されていることから、第1の有機絶縁膜1
4、第2の有機絶縁膜16によりキセロゲルからなる第
1の絶縁膜13、第2の絶縁膜15の機械的強度を補強
している。また第1の絶縁膜13の上部より侵入しよう
とする水分を第1の有機絶縁膜14に防ぎ、また第2の
絶縁膜15の上部および下部より侵入しようとする水分
を第1の有機絶縁膜14、第2の有機絶縁膜16により
防ぐことが可能になる。さらに第1の有機絶縁膜14に
より、キセロゲルからなる第2の絶縁膜15の下地に対
する密着性が向上する。
5との間に第1の有機絶縁膜14を形成したことから、
この第1の有機絶縁膜14は第1の絶縁膜13に接続孔
32を形成する際にエッチングマスクとして機能する。
このようにエッチングマスクとして機能する膜を有機絶
縁膜で形成しているので、従来の窒化シリコン膜からな
るエッチングマスクよりも比誘電率を低減することが可
能となり、層間絶縁膜12の全体の実効的な比誘電率の
上昇が小さくなる。したがって、低誘電率(比誘電率≒
2.0)を有するキセロゲルを層間絶縁膜12に用いる
効果を十分に引き出すことが可能になる。
わる実施の形態を、図2の製造工程図によって説明す
る。
一例として、基板51上に半導体素子(図示省略)が形
成され、それを覆う層間絶縁膜52中に配線53、プラ
グ(図示省略)等が形成されたものである。このような
基体11上に層間絶縁膜12の下層部分となる第1の絶
縁膜13を、例えばキセロゲルを300nm〜800n
mの厚さに成膜して形成する。上記キセロゲルは、一例
として、ナノグラス社が開発したNanoporous Silica を
用い、同社が開発したスピンコーターで成膜を行った。
Nanoporous Silica は、ポーラスシリカの1種であり、
上記ポーラスシリカに使用は限定されない。すなわち、
芳香族などの比較的高分子のアルキル基を有するシラノ
ール樹脂をウエハ上に塗布し、それをゲル化させ、シラ
ンカップリング剤もしくは水素化処理により疎水化処理
を行って形成したものであれば、どのようなキセロゲル
であってもよい。
縁膜13との間に拡散防止層(図示省略)を、例えば窒
化シリコン膜もしくは炭化シリコン膜を例えば20nm
〜100nm程度の厚さに形成する。特に、配線53が
銅もしくは銅合金で形成されている場合には、銅の拡散
を防止するために、上記拡散防止層は必要となる。
機絶縁膜14を形成する。この第1の有機絶縁膜14に
は、一例として、ポリアリールエーテルと総称される有
機ポリマーを用いた。このポリアリールエーテルには、
例えばアライドシグナル社製のFLARE、ダウケミカ
ル社製のSiLK、シューマッカー社製のVELOX等
がある。
ば、前駆体を回転塗布により第1の絶縁膜13上に成膜
し、その後300℃〜450℃でキュア(焼成)を行え
ばよい。
絶縁膜12の上層部分となる第2の絶縁膜15を、上記
第1の絶縁膜13と同様にキセロゲルを300nm〜8
00nmの厚さに成膜して形成する。ここで用いたキセ
ロゲルは、上記説明したものと同様のものであり、その
成膜方法も上記説明した成膜方法と同等である。
機絶縁膜16を、上記説明した第1の有機絶縁膜と同様
に、一例として、ポリアリールエーテルと総称される有
機ポリマーで形成する。このポリアリールエーテルに
は、上記説明したのと同様に、例えばアライドシグナル
社製のフッ化ポリアリルエーテル系樹脂〔例えばFLA
RE(商品名)〕、ダウケミカル社製のSiLK、シュ
ーマッカー社製のVELOX等がある。
は、フッ素樹脂、BCB膜、ポリイミド膜、アモルファ
スカーボン膜などで形成することも可能である。フッ素
樹脂の一例としては、フルオロカーボン膜(環状フッ素
樹脂、テフロン(PTFE)、アモルファステフロン
〔例えば、デュポン社製:テフロンAF(商品名)〕、
フッ化アリールエーテルもしくはフッ化ポリイミドを用
いることができる。上記フッ素樹脂を成膜するには、回
転塗布装置によりフッ素樹脂の前駆体を塗布し、その
後、300℃〜450℃でキュアする。なお、フッ素化
アモルファスカーボン等の材料はアセチレン(C
2 H2 )、フルオロカーボンガス〔例えばオクタフルオ
ロブテン(C4 F8 )〕をプロセスガスに用いたプラズ
マCVD法により成膜することが可能である。この場合
も成膜後に300℃〜450℃でキュアする。なお、上
記アモルファステフロンはテフロンAFに限定されるこ
とはなく、前記示した化学式(1)に示す構造を有する
ものであれば何でもよい。
ドポリマー系樹脂〔例えばサイトップ(商品名)〕を用
いることも可能である。シクロポリマライズドフロリネ
ーテッドポリマー系樹脂は上記サイトップに限定される
ことはなく、前記示した化学式(2)に示す構造を有す
るものであれば何でもよい。
は上記FLAREに限定されることはなく、前記示した
化学式(3)に示す構造を有するものであれば何でもよ
い。
17を異なる材料で2層に形成する。例えば第1の無機
膜18を、例えば酸化シリコン膜を50nm〜300n
mの厚さに成膜して形成し、さらにその上に第2の無機
膜19を、例えば窒化シリコン膜を50nm〜150n
mの厚さに成膜して形成する。もしくは、酸化シリコン
膜のみを80nm〜500nmの厚さに成膜して上記無
機膜17を1層の膜で形成してもよい。
法を用い、市販の無機SOG(シラノールを主成分とす
るSOGもしくはシラノールを含むポリマーを主成分と
するSOG)を、例えば30nm〜100nmの厚さに
形成する。この際、回転塗布後は、150℃〜200℃
で1分間程度のベーキングを行い、さらに350℃〜4
50℃で30分〜1時間程度のキュアを行う。
ズマCVD装置を用いて、プラズマCVD法によって形
成してもよい。一例として、酸化剤として一酸化二窒素
(N2 O)ガスを用い、シリコン源としてシラン系ガス
〔モノシラン(SiH4 )、ジシラン(Si2 H6 )も
しくはトリシラン(Si3 H8 )〕を用い、基板温度を
300℃〜400℃に設定し、プラズマパワーを350
W、成膜雰囲気の圧力を1kPa程度に設定して成膜す
る。
を用いて成膜を行う。その際に使用するガスとしては、
一例として、シリコン源には、シラン系ガス〔モノシラ
ン(SiH4 )、ジシラン(Si2 H6 )、トリシラン
(Si3 H8 )等〕を用い、窒化剤にはアンモニア、ヒ
ドラジン等を用い、酸化剤としては、一酸化二窒素(N
2 O)を用い、キャリアガスには、窒素、ヘリウム、ア
ルゴン等の不活性なガスを用いる。また、成膜条件は、
一例として、基板温度を300℃〜400℃に設定し、
プラズマパワーを350W、成膜雰囲気の圧力を1kP
a程度に設定する。
必要に応じて、特に第2の有機絶縁膜16の酸化が問題
となる場合には、窒化シリコン膜、アモルファスシリコ
ン膜、窒化酸化シリコン膜もしくは化学量論よりシリコ
ンが多い酸化シリコン膜を形成することが好ましい。そ
の際、還元性雰囲気のCVD法により成膜を行うことが
望ましい。そしてその膜厚はできるだけ薄いほうが好ま
しく、例えば10nm程度の厚さとする。
した膜の他に、チタン、窒化チタン、タンタル、窒化タ
ンタルなどの金属膜もしくは金属化合物膜を用いること
ができる。その膜厚は、例えば50nm〜150nmが
好ましい。また、成膜方法は、一例として、金属膜や金
属化合物膜の成膜で一般的なスパッタリングを用いるこ
とが可能である。
2の無機膜19上に通常のレジスト塗布技術(例えば回
転塗布法)を用いてレジスト膜21を成膜する。その
後、リソグラフィー技術により、レジスト膜21をパタ
ーニングして、配線溝を形成するための開口部22を形
成する。
マスクに用いて、上記第2の無機膜19のみをエッチン
グし、配線溝を形成するための配線溝パターン23を形
成する。このエッチングは、例えば一般的なマグネトロ
ン方式のエッチング装置を用いて、第2の無機膜19の
みを選択的にエッチングする。第2の無機膜19が窒化
シリコン膜で形成されている場合のエッチング条件とし
ては、一例として、エッチングガスに、トリフルオロメ
タン(CHF3 )(5sccm)と酸素(O2)(5s
ccm)とアルゴン(Ar)(20sccm)とを用
い、RFプラズマを600Wに設定する。第2の無機膜
19が金属化合物膜で形成されている場合には、エッチ
ングガスに、一例として、塩化ホウ素(BCl)、塩素
(Cl2 )等の塩素系のエッチングガスを用いる。その
後、レジスト膜21をアッシングにより除去する。な
お、図2の(2)では、レジスト膜21を除去する前の
状態を示した。
2の(1)参照〕を酸化シリコン膜の1層で形成した場
合には、エッチングを途中で停止して、酸化シリコン膜
を50nm〜300nmの厚さだけ残し、無機膜17の
上層に配線溝を形成するための配線溝パターン23を形
成する。この場合も、配線溝パターン23を形成した
後、レジスト膜21をアッシングにより除去する。
の無機膜19および第1の無機膜18上に通常のレジス
ト塗布技術(例えば回転塗布法)を用いてレジスト膜2
4を成膜する。その後、リソグラフィー技術により、レ
ジスト膜24をパターニングして、接続孔を形成するた
めの開口部25を、レイアウト上、上記配線溝パターン
23に接続するように形成する。
マスクに用いて、上記第1の無機膜18のみをエッチン
グし、接続孔パターン26を形成する。このエッチング
は、例えば一般的なエッチング装置を用いて第1の無機
膜18のみを選択的にエッチングする。第1の無機膜1
8が酸化シリコン膜で形成されている場合のエッチング
条件としては、一例として、エッチングガスに、ヘキサ
フルオロエタン(C2F6 )(14sccm)と一酸化
炭素(CO)(180sccm)とアルゴン(Ar)
(240sccm)とを用い、RFプラズマを1.5k
Wに設定する。
膜で形成されている場合には、第2の無機膜19が金属
化合物膜で形成されている場合と同様に、一例として、
塩化ホウ素(BCl)、塩素(Cl2 )等の塩素系のエ
ッチングガスを用いてエッチングを行えばよい。
て、第1の無機膜18をエッチングマスクに用いて第2
の有機絶縁膜16を、エッチングする。このエッチング
条件の一例としては、エッチングガスに、窒素(N2 )
(50sccm)とアルゴン(250sccm)とを用
い、もしくはそれらのエッチングガスに水素(H2 )
(〜100sccm)を加えて用いる。したがって、こ
のエッチングは第2の絶縁膜15上で停止される。この
とき、レジスト膜24もエッチングされて膜厚が減少す
る。
絶縁膜16をエッチングマスクに用い、一般的なエッチ
ング装置を用いて、第2の絶縁膜15をエッチングし、
接続孔パターン26を転写した開口部28を形成する。
このエッチングでは、上記酸化シリコン膜のエッチング
条件と同様なる条件を用いる。そのため、第2の絶縁膜
15をエッチングしている間に第1の無機膜18の露出
している部分もエッチングされるが、その場合には第2
の有機絶縁膜16がエッチングマスクとなるため、開口
部28は接続孔パターン26を転写した断面形状とな
る。またこのエッチングは、第1の有機絶縁膜14がエ
ッチングストッパとして機能して、第1の有機絶縁膜1
4上で停止される。
第1の無機膜18をエッチングし、第1の無機膜18に
配線溝パターン23を転写する。さらに図2の(4)に
示すように、第2の有機絶縁膜16をエッチングし、配
線溝パターン23を転写して配線溝31の上部を形成す
るとともに、第2の絶縁膜15をマスクにして第1の有
機絶縁膜14をエッチングし開口部28〔前記図2の
(3)参照〕を転写して接続孔32の上部を形成する。
このエッチングは、一例として、一般的なエッチング装
置を用い、エッチングガスに窒素を用いる、もしくは窒
素に酸素、アンモニアおよび水素のうちの少なくとも1
種を添加したガスを用いて行う。なお、上記エッチング
によって、レジスト膜24〔前記図2の(3)参照〕は
完全に除去される。このため、レジストアッシングを行
う必要はない。
の有機絶縁膜16をマスクにして第2の絶縁膜15をエ
ッチングし配線溝31を完成させるとともに、接続孔3
2の上部を形成した第1の有機絶縁膜14をマスクにし
て第1の絶縁膜13をエッチングし接続孔32を完成さ
せる。このエッチングにおけるエッチングガスには、上
記酸化シリコン膜のエッチング条件と同様なる条件を用
いた。なお、このエッチングでは、第2の無機膜19が
エッチングされて除去されても差し支えはない。なお、
図2の(4)の図面では、第2の無機膜19が除去され
た状態を示した。
成する。まず図3の(1)に示すように、スパッタリン
グもしくはCVD法によって、配線溝31および接続孔
32の各内壁に窒化タンタル等のバリアメタル層33を
形成する。その際、バリアメタル層33は、第1の無機
膜18上にも成膜される。次いで、スパッタリングもし
くはCVD法もしくは電解メッキ法によって、配線材料
(金属)36、例えば銅を堆積する。なお、電解メッキ
法で金属を堆積する場合には、予め、堆積する金属と同
種の金属でシード層(図示省略)を形成しておく。
機膜18上の余分な金属およびバリアメタル層33を研
磨して除去し、図3の(2)に示すように、配線溝31
内にバリアメタル層33を介して配線材料36からなる
配線34を形成し、接続孔32内にバリアメタル層33
を介して配線材料36からなるプラグ35を形成する。
その際に、第1の無機膜18が研磨ストッパとなるが、
第1の無機膜18の厚さによっては、第1の無機膜18
は完全に除去されることがある。このCMPでは、一例
として、スラリーにアルミナスラリーを用いた。
2の形成工程から配線34およびプラグ35の形成工程
までを繰り返し行うことによって、多層配線を形成する
ことが可能になる。また、上記配線53間の層間絶縁膜
52の部分も、上記同様のプロセスによって、キセロゲ
ル膜で形成することが可能である。
けたものを用いたが、その他の構成を有する基体を用い
て、上記説明したような製造方法によりデュアルダマシ
ン構造を形成することは可能である。
縁膜13と第2の絶縁膜15との間に第1の有機絶縁膜
14を形成して、第1の絶縁膜13に接続孔32を形成
する際のエッチングマスクとしてその第1の有機絶縁膜
14を用いていることから、従来のような窒化シリコン
膜からなるエッチングマスクよりも比誘電率を低くする
ことができる。したがって、従来の製造方法よりもエッ
チングマスクによる層間絶縁膜12全体の実効的な比誘
電率の上昇が抑制される。したがって、低誘電率(比誘
電率≒2.0)を有するキセロゲルを層間絶縁膜12に
用いる効果を十分に引き出すことが可能になる。
を形成する際に、無機膜17に配線溝パターン23を形
成した後、接続孔パターン26を形成することにより、
配線溝パターン23、接続孔パターン26を形成する際
に用いるレジストプロセスにおいて、レジストの再生処
理を行うことが可能になる。すなわち、配線溝パターン
23を形成する際には、無機膜17の下層(第1の無機
膜18)が残っていて下地の第2の有機絶縁膜16を覆
っているために、また接続孔パターン26を形成する際
には、少なくとも無機膜17の下層(第1の無機膜1
8)が残っているために、第2の有機絶縁膜16を無機
膜17で覆った状態で、無機膜17上に配線溝パターン
23を形成するためのマスクとなるレジスト膜21およ
び接続孔パターン26を形成するためのマスクとなるレ
ジスト膜24を形成することが可能になる。そのため、
たとえレジストパターニングを失敗しても、無機膜17
の下地である第2の有機絶縁膜16を損傷することな
く、パターニングに失敗したレジスト膜を除去して新た
なレジスト膜を成膜し、そのレジスト膜をパターニング
して再度レジストマスクを形成することが可能になる。
機絶縁膜16と第2の絶縁膜15とをエッチングして接
続孔パターン26を転写する工程を備えていることか
ら、第1の有機絶縁膜14上まで接続孔パターン26が
転写されて開口される。そのため、無機膜17に形成さ
れている配線溝パターン23を第2の有機絶縁膜16に
転写するエッチングの際に、同時に第2の絶縁膜15を
マスクにして第1の有機絶縁膜14に接続孔パターン2
6を転写することが可能になる。
にして第2の有機絶縁膜16をエッチングし第1の無機
膜18に転写された配線溝パターン23をさらに転写し
て配線溝31の上部を形成するとともに、第2の絶縁膜
15をマスクにして第1の有機絶縁膜14をエッチング
し第2の絶縁膜15に転写された接続孔パターン26を
さらに転写して接続孔32の上部を形成する工程とを備
えていることから、第2の絶縁膜15に配線溝31を形
成する際のエッチングマスクとして第2の有機絶縁膜1
6を用いることが可能になり、また第1の有機絶縁膜1
4を第1の絶縁膜13に接続孔32を形成する際のエッ
チングマスクに用いることが可能となる。それによっ
て、第1の絶縁膜13と第2の絶縁膜15とを第1の有
機絶縁膜14と第2の有機絶縁膜16とをエッチングマ
スクに用いて同時にエッチングすることが可能となる。
すなわち、配線溝と接続孔とを同時のエッチングで形成
することが可能になる。
ゲルの第2の絶縁膜15であり、第1の有機絶縁膜14
の下地はキセロゲルの第1の絶縁膜13となっているこ
とから、第2,第1の有機絶縁膜16、14のエッチン
グでは、第2,第1の絶縁膜15、13がエッチングス
トッパとなって、エッチングが停止される。
膜となっているため、第1の有機絶縁膜がエッチングス
トッパとなって、配線溝を形成するためのエッチングは
第1の有機絶縁膜上で停止される。
とキセロゲルからなる第2の絶縁膜15との間に第1の
有機絶縁膜14を形成し、第2の絶縁膜15上に第2の
有機絶縁膜16を形成することから、第1の絶縁膜13
および第2の絶縁膜15の機械的強度が第1の有機絶縁
膜14および第2の有機絶縁膜16によって補強するこ
とが可能になる。また第1の絶縁膜13上に第1の有機
絶縁膜14を形成することから、第1の有機絶縁膜14
が第1の絶縁膜13の上部より侵入しようとする水分が
阻止され、第1の有機絶縁膜14上に第2の絶縁膜15
を形成し、その上に第2の有機絶縁膜16を形成するこ
とから、第1の有機絶縁膜14、第2の有機絶縁膜16
により第2の絶縁膜15の上下より侵入しようとする水
分が阻止される。さらに第1の有機絶縁膜14上にキセ
ロゲルからなる第2の絶縁膜15を形成することから、
第2の絶縁膜15の下地に対する密着性が高められる。
機膜18と第2の無機膜19との2層にして形成した
が、1層の無機膜を形成するだけでもよい。その場合に
は、無機膜17を例えば酸化シリコン膜で形成し、その
無機膜17の上層に配線溝を形成するための配線溝パタ
ーン23を形成し、その無機膜17の下層に接続孔を形
成するための接続孔パターン26を形成する。
膜17をマスクに用いてエッチングを行う。その際、第
2の絶縁膜16に説明孔パターンを形成すると同時に無
機膜も異方性エッチングされて、無機膜17の上層に形
成した配線溝パターン23をこの無機膜17の下層に転
写して、無機膜17に配線溝パターン23のみを形成す
るようにする。このエッチングでは、無機膜17の上層
部分はエッチングされて除去される。
機膜17をマスクにして第2の有機絶縁膜16に配線溝
31の上部を形成するとともに。第2の絶縁膜15をマ
スクにして第1の有機絶縁膜14に接続孔32の上部を
形成する。その後、上記説明したのと同様にして、配線
溝31および接続孔32を形成する。
回にすることが可能になり、成膜工程が削減される。よ
って、製造コストの低減、スループットの向上が図れ
る。
ッチング条件は、上記した条件に限定されることはな
く、エッチング対象物が選択的にエッチングされるよう
なエッチング条件であれば、どのような条件であっても
よい。
置によれば、キセロゲルからなる第1の絶縁膜、第1の
有機絶縁膜、キセロゲルからなる第2の絶縁膜、第2の
有機絶縁膜が順に積層されているので、第1、第2の有
機絶縁膜によりキセロゲルからなる第1、第2の絶縁膜
の機械的強度を補強することができる。また第1の絶縁
膜の上部より侵入しようとする水分を第1の有機絶縁膜
が防ぎ、また第2の絶縁膜の上部および下部より侵入し
ようとする水分を第1、第2の有機絶縁膜が防ぐので耐
湿性を高めることができる。さらに第1の有機絶縁膜上
にキセロゲルからなる第2の絶縁膜が形成されているの
で、第2の絶縁膜の下地に対する密着性は高いものとな
る。よって、キセロゲルを用いた層間絶縁膜の信頼性の
向上が図れる。
マスクとして機能する膜を第1の有機絶縁膜で形成した
ので、従来の窒化シリコン膜よりなるエッチングマスク
よりも比誘電率を低減することが可能となり、層間絶縁
膜全体の実効的な比誘電率の上昇が小さくすることがで
きる。したがって、層間絶縁膜にキセロゲルを用いて比
誘電率を低減するようにした効果を損なうことがない。
ルで層間絶縁膜を形成することができるので、配線層間
容量、配線間容量を低減し、動作速度の向上、微細化の
向上が図れ、半導体装置の性能を向上させることができ
る。
第1の絶縁膜に接続孔を形成する際のエッチングマスク
に第1の有機絶縁膜を用いているので、従来のような窒
化シリコン膜からなるエッチングマスクよりも比誘電率
を低くすることができる。したがって、従来の製造方法
よりもエッチングマスクによる層間絶縁膜全体の実効的
な比誘電率の上昇が抑制できる。
る際に、無機膜に配線溝パターンを形成した後、接続孔
パターンを形成するので、配線溝パターン、接続孔パタ
ーンを形成する際に用いるレジストプロセスでは、下地
の第2の有機絶縁膜が露出することはなく、そのため、
レジストの再生処理を行うことができる。よって、製造
歩留りの向上が図れる。
の有機絶縁膜のエッチングとを同時に行うことができ、
その際に有機絶縁膜とエッチング特性が類似しているレ
ジスト膜もエッチング除去できるので、接続孔パターン
を形成する際に用いたレジスト膜の除去工程を省略する
ことができる。また第2の絶縁膜に配線溝を形成するエ
ッチングと第1の絶縁膜に接続孔を形成するエッチング
とを同時に行うことができる。よって、工程を簡素化で
きる。
る第1の絶縁膜、第1の有機絶縁膜、キセロゲルからな
る第2の絶縁膜、第2の有機絶縁膜を順に積層している
ので、第1、第2の有機絶縁膜によって第1、第2の絶
縁膜の機械的強度を補強することができる。また第1、
第2の絶縁膜に侵入しようとする水分を第1、第2の有
機絶膜で阻止することができる。さらに第1の有機絶縁
膜上にキセロゲルからなる第2の絶縁膜を形成するの
で、第2の絶縁膜の下地に対する密着性を高めることが
できる。
ても、信頼性の高い層間絶縁膜構造を備えた半導体装置
を形成することができる。
概略構成断面図である。
形態を示す製造工程図である。
形態を示す製造工程図である。
有機絶縁膜、15…第2の絶縁膜、31…配線溝、32
…接続孔
Claims (9)
- 【請求項1】 キセロゲル膜を含む層間絶縁膜を備えた
半導体装置において、 前記層間絶縁膜は、 キセロゲル膜からなる第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成した第1の有機絶縁膜と、 前記第1の有機絶縁膜上に形成したものでキセロゲルか
らなる第2の絶縁膜とからなり、 前記第2の絶縁膜に形成された配線溝と、 前記配線溝の底部に少なくとも接続するもので前記第1
の有機絶縁膜から前記第1の絶縁膜にわたって形成され
た接続孔とを備えたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2の絶縁膜上に第2の有機絶縁膜
を備え、 前記配線溝が前記第2の有機絶縁膜から前記第2の絶縁
膜にわたって形成されたものであることを特徴とする請
求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記第2の有機絶縁膜上に無機膜を備
え、 前記配線溝が前記無機膜から第2の絶縁膜にわたって形
成されたものであることを特徴とする請求項2記載の半
導体装置。 - 【請求項4】 前記接続孔を埋め込む状態に形成された
導電性を有するプラグと、 前記配線溝を埋め込むとともに前記プラグに接続する状
態に形成された溝配線とを備えたことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記接続孔を埋め込む状態に形成された
導電性を有するプラグと、 前記配線溝を埋め込むとともに前記プラグに接続する状
態に形成された溝配線とを備えたことを特徴とする請求
項2記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記接続孔を埋め込む状態に形成された
導電性を有するプラグと、 前記配線溝を埋め込むとともに前記プラグに接続する状
態に形成された溝配線とを備えたことを特徴とする請求
項3記載の半導体装置。 - 【請求項7】 基体上にキセロゲルからなる第1の絶縁
膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第1の有機絶縁膜を形成する工程
と、 前記第1の有機絶縁膜上にキセロゲルからなる第2の絶
縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第2の有機絶縁膜を形成する工程
と、 前記第2の有機絶縁膜上に、上層に配線溝パターンを形
成するとともに下層に接続孔パターンを形成する無機膜
を設ける工程と、 前記無機膜をマスクにしたエッチングにより前記第2の
有機絶縁膜と前記第2の絶縁膜とに前記接続孔パターン
を転写して開口部を形成する工程と、 前記無機膜をマスクにして前記第2の有機絶縁膜をエッ
チングし前記配線溝パターンを転写して配線溝の上部を
形成するとともに、前記第2の絶縁膜をマスクにして前
記第1の有機絶縁膜をエッチングし前記接続孔パターン
を転写して接続孔の上部を形成する工程と、 前記第2の有機絶縁膜をマスクにして前記第2の有機絶
縁膜をエッチングし配線溝を形成するとともに、前記第
1の有機絶縁膜をマスクにして前記第1の絶縁膜をエッ
チングし接続孔を形成する工程とを備えたことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記無機膜を設ける工程では、 前記配線溝パターンを前記無機膜の上層に形成した後、
前記接続孔パターンを前記無機膜の下層に形成すること
を特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記接続孔を埋め込む状態に導電性を有
するプラグを形成するとともに、前記配線溝を埋め込む
状態に前記プラグに接続する溝配線を形成する工程を備
えたことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造
方法。
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|---|---|---|---|
| JP09959399A JP4207303B2 (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 半導体装置およびその製造方法 |
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