JP2000295180A - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

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JP2000295180A
JP2000295180A JP11102930A JP10293099A JP2000295180A JP 2000295180 A JP2000295180 A JP 2000295180A JP 11102930 A JP11102930 A JP 11102930A JP 10293099 A JP10293099 A JP 10293099A JP 2000295180 A JP2000295180 A JP 2000295180A
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豊久 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多方位への光通信を可能として、相手へ通信
を容易にかつ信頼性が高く行うことができるようにす
る。 【解決手段】 受信部3は、2葉双曲面の一方の双曲面
の外面が下方を向くようにして設けられた下方凸状受信
用反射ミラー2aと、受信用反射ミラー2aで反射され
た赤外線を集光する受信用レンズ13と、受信用レンズ
13によって集光された赤外線を受光するよう受信用レ
ンズ13の下方に設けられたCCDエリアセンサー14
とから構成される。送信部4は、赤外線を放射し最上部
に設けられた光源19と、光源19から放射された赤外
線の出射位置を選択するために液晶シャッター18と、
液晶シャッター18から出射された赤外線を集光する送
信用レンズ17と、2葉双曲面の他方の双曲面の外面が
上方を向くようにして設けられた上方凸状送信用反射ミ
ラー2bとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光で情報のやり取
りを行う光通信装置に関し、特に複写機やプリンタなど
の画像形成装置やそれらの複合機と、PCや携帯端末と
の間で赤外線通信を行う光通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタなどの画像形成
装置やそれらの複合機と、PCや携帯端末との間で赤外
線を用いた光通信が盛んに行われている。例えば、特開
平9−244774号公報には、通信ユニットを搭載し
たレーザプリンタにおいて、この通信ユニットの通信方
向を切換手段によって可変とし、レーザプリンタとその
通信相手であるホストコンピュータとの相対位置関係に
自由度を持たせる構成が開示されている。また、特開平
9−307502号公報には、PCと携帯端末との間で
赤外線通信を行う場合に、互いに相手の赤外線通信装置
の位置を検出し、自身の赤外線通信装置の光軸を駆動装
置によって変更および調整する構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光通
信装置では、光通信を行おうとする画像形成装置などの
機器の配置が変更されるたびに、また新たな機器と光通
信を行おうとするたびに、通信可能な方向の調整を行う
ことになる。しかしながら、特開平9−244774号
公報の通信ユニットでは、手探りで方向の調整を行うた
め作業に時間がかかるとともに、その位置合わせ精度は
低い。また、特開平9−307502号公報の赤外線通
信装置では、水平方向の限られた方位に対してしか相手
通信機の位置を検出することができず、例えば赤外線通
信装置が複写機やプリンタなどの機器に固定搭載されて
いる場合には、後方にある相手通信機を検出しようとす
れば機器ごと後方に向きを変えて検知可能範囲に収める
という作業を行わなければならないといった不都合が生
じる。このように、従来の光通信装置を用いるとセッテ
ィング作業の低能率化を招く。また、通信方向の調整を
機械的に行うため、装置構成が複雑になりやすいととも
に長期間の使用による機械的疲労などの問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、多方位への光通信を可能として、相手
へ通信を容易にかつ信頼性が高く行うことができる光通
信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光を
用いて多方向のデータ通信を行うことが可能な光通信装
置において、多方位からの光を位置が固定された状態で
受信する多方位受信手段と、多方位受信手段による光の
受信方向に基づいて、位置が固定された状態で多方位の
うち所定の方向に光を送信することが可能な多方位送信
手段と、を有し、前記多方位受信手段により相手送信機
の発信位置を求め、前記多方位送信手段により相手送信
機の発信位置に向けて送信することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の光通信
装置であって、前記多方位受信手段が、2葉双曲面のう
ち1方の双曲面の形状を有して、相手通信機からの光を
反射する凸状受信用反射ミラーと、前記2葉双曲面のう
ち他方の双曲面の形状を有し、中心が他方の双曲面の焦
点に配された凸状受信用レンズと、該受信用レンズで集
光された光を検出する受光部と、をこの順に配置したこ
とを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1記載の光通信
装置であって、前記多方位送信手段は、2葉双曲面のう
ち1方の双曲面の形状を有して、相手通信機へ光を反射
する凸状送信用反射ミラーと、前記2葉双曲面のうち他
方の双曲面の形状を有し、中心が他方の双曲面の焦点に
配された凸状送信用レンズと、該送信用レンズに向けて
面上の所定位置の光を選択的に通過させるシャッター
と、該シャッターに向けて発光する光源部と、をこの順
に配置したことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1記載の光通信
装置であって、前記多方位受信手段は、2葉双曲面のう
ち1方の双曲面の形状を有して、相手通信機からの光を
反射する凸状受信用反射ミラーと、前記2葉双曲面のう
ち他方の双曲面の形状を有し、中心が他方の双曲面の焦
点に配された凸状受信用レンズと、該受信用レンズで集
光された光を検出する受光部と、をこの順に配置する。
そして、前記多方位送信手段は、2葉双曲面のうち1方
の双曲面の形状を有して、相手通信機へ光を反射する凸
状送信用反射ミラーと、前記2葉双曲面のうち他方の双
曲面の形状を有し、中心が他方の双曲面の焦点に配され
た凸状送信用レンズと、該送信用レンズに向けて面上の
所定位置の光を選択的に通過させるシャッターと、該シ
ャッターに向けて発光する光源部と、をこの順に配置し
たことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4記載の光通信
装置であって、前記受信用反射ミラーの回転対称軸と、
前記送信用反射ミラーの回転対称軸とがともに同軸上に
配置されていることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項5記載の光通信
装置であって、前記送信用反射ミラーと前記受信用反射
ミラーとを2葉双曲面を形成する位置に近接して配置し
たことを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項6記載の光通信
装置であって、同軸を略鉛直方向に向け、前記多方位送
信手段を上部側に前記多方位受信手段を下部側に互いに
隣接するように設け、前記多方位送信手段の最下部に反
射ミラーを双曲面の外面が上向きになるよう配置し、前
記多方位受信手段の最上部に反射ミラーを双曲面の外面
が下向きになるよう配置したことを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかに記載の光通信装置であって、前記多方位送信手
段と前記多方位受信手段とが互いの相対位置が固定され
て設置される場合、前記多方位受信手段の受光部におけ
る最大受光位置の空間座標、受光強度および受光強度分
布を前記多方位送信手段のシャッターを開く空間座標と
相手通信機の送信アドレスとに対応させることを特徴と
する。
【0013】請求項9の発明は、光を用いて多方向のデ
ータ通信を行うことが可能な光通信装置において、相手
通信機から送信された光の水平方向の送信方位を検知す
る第1受光部と、該第1受光部で検知された水平方向の
送信方位を基に仰角方向を検知して光の最大受光方向を
決定する第2受光部とを備える受信部と、最大受光方向
に向けて光を送信する送信部と、を有することを特徴と
する。
【0014】請求項10の発明は、請求項9記載の光通
信装置であって、前記第1受光部および前記第2受光部
は、それぞれ相手通信機からの赤外線に対して最大受光
方向から傾斜した位置に受光面が配置される複数の受光
素子を有することを特徴とする。
【0015】請求項11の発明は、請求項10記載の光
通信装置であって、前記第1受光部は、水平面内で回転
する例えば円柱形状の受光部であって、側面の同一の高
さに複数の受光素子を有し、前記第2受光部は、前記第
1受光部の上方の全方位に対して首振り可動な載頭円錐
形状の受光部であって、円錐面の同一の高さに複数の受
光素子を有することを特徴とする。
【0016】請求項12の発明は、請求項11記載の光
通信装置であって、前記第1受光部の受光素子を広指向
性センサーとし、前記第2受光部の受光素子を狭指向性
センサーとすることを特徴とする。
【0017】請求項13の発明は、請求項11又は12
記載の光通信装置であって、前記第2受光部の載頭円錐
の中心軸上に、中心軸に沿って赤外線を送信する送信部
が設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項14の発明は、請求項9ないし13
のいずれかに記載の光通信装置であって、前記第1受光
部の向きと、前記第2受光部の向きとを検知する受光部
方位検知部を有することを特徴とする。
【0019】請求項15の発明は、請求項14記載の光
通信装置であって、前記第1受光部および第2受光部の
向きおよび赤外線通信可能領域を表示する表示装置を有
する、または、該表示装置に接続されることを特徴とす
る。
【0020】請求項16の発明は、請求項15記載の光
通信装置であって、前記表示装置に相手通信機との相対
位置を表示することを特徴とする。
【0021】請求項17の発明は、請求項15又は16
記載の光通信装置であって、前記表示装置は、第2受光
部が受光した赤外線信号強度を表示することを特徴とす
る。
【0022】請求項18の発明は、請求項9ないし17
のいずれかに記載の光通信装置であって、前記第1受光
部、第2受光部、および送信部を位置決めする位置決め
手段を有することを特徴とする。
【0023】請求項19の発明は、請求項18記載の光
通信装置であって、一旦交信した相手通信機の例えばI
Pアドレスに、交信した際の第1受光部、第2受光部お
よび送信部の位置コードを対応させて記録し、次回以降
の通信においてアドレスを指定すれば、それに対応する
位置コードを読み出して、前記位置決め手段により自動
位置合わせを行うことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0025】<第1実施形態>図1は、本発明に係る光
通信装置の第1実施形態を示す構成図である。光通信装
置(多方位受信装置)1は、内部が中空の円柱状をな
し、上部が送信部4、下部が受信部3となっている。円
柱の中央部は透明となっており、その中央部の内部に反
射ミラー2を備えている。こうして、光通信装置1は、
位置が固定された状態で多方位の相手通信機10との間
で赤外線による双方向のデータ通信が行えるようになっ
ている。この光通信装置1は、プリンタ7やPC(パー
ソナルコンピュータ)6に搭載されるものであり、相手
通信機10から送られた赤外線を受信部3の反射ミラー
2で反射して受信し、通信機制御部5による制御に従っ
て、受信したデータをプリンタ7やPC6に送るととも
に、プリンタ7やPC6からのデータを通信機制御部5
による制御に従って、送信部4から反射ミラー2を介し
て相手通信機10に送信する。
【0026】光通信装置1の受信部(多方位受信手段)
3は、図2に示すように、2葉双曲面の一方の双曲面の
外面が下方を向くようにして相手通信機10から送信さ
れた赤外線を反射するように受信部3の最上部に設けら
れた下方凸状受信用反射ミラー2aと、受信用反射ミラ
ー2aで反射された赤外線を集光するように受信用反射
ミラー2aの下方に設けられた受信用レンズ13と、受
信用レンズ13によって集光された赤外線を受光するよ
う受信用レンズ13の下方に設けられたCCDエリアセ
ンサー(CCD受光部)14とから構成される。
【0027】また、光通信装置の送信部(多方位送信手
段)4は、赤外線を放射し最上部に設けられた光源19
と、光源19から放射された赤外線の出射位置を選択す
るために光源の下方に設けられたデジタル面発光部とし
ての液晶シャッター18と、液晶シャッター18から出
射された赤外線を集光するように液晶シャッター18の
下方に設けられた送信用レンズ17と、送信用レンズ1
7で集光された赤外線を反射して相手通信機10へ導く
ために2葉双曲面の他方の双曲面の外面が上方を向くよ
うにして送信部4の最下部に設けられた上方凸状送信用
反射ミラー2bとから構成される。
【0028】上記の構成の光通信装置1において、受信
用反射ミラー2aと送信用反射ミラー2bとの回転対称
軸は同軸上に配置され、さらに受信用レンズ13の中心
は送信用反射ミラー(他方の双曲面)2bの焦点の位置
に、また送信用レンズ17の中心は受信用反射ミラー
(一方の双曲面)2aの焦点の位置に配置されている。
反射ミラー2a,2bで反射された光は、必ずレンズ1
3,17に集光されているので、多方位からの受光も、
多方位への発光も可能となる。さらに、CCDエリアセ
ンサー14と受信用レンズ13との間の距離と、液晶シ
ャッター18と送信用レンズ17との間の距離は、等し
く設定されている。ここで、図2に示すように、前記回
転対称軸(光軸)に平行で、光軸受信用反射ミラー2a
からCCDエリアセンサー14への方向をAとし、前記
回転対称軸に平行で、送信用反射ミラー2bから光源1
9への方向をBとする。
【0029】次に、受信部と送信部の相手通信機10に
対する送受信動作について説明する。まず、図3は、C
CDエリアセンサーの受光強度分布を示す説明図であ
り、図4は、液晶シャッター18のシャッター位置を示
す説明図である。図3及び図4において、光軸方向をz
軸とし、それに垂直な平面をxy平面とする。そして、
図中A,Bは図2のA,B方向を示す。
【0030】図3に、相手通信機10が送信した赤外線
を受信用反射ミラー2aで反射し、受信用レンズ13で
集光して得たCCDエリアセンサー14上の受光強度分
布を示す。受光する赤外線は、xy平面上で最大の受光
強度となる点Pi(xi,yi)を中心にして幅を有し
た強度分布となる。受信部3は、例えばこの強度分布に
おいて所定のしきい値以上の強度で受光した領域を受光
領域とする。平面上の最大受光強度点Pi(xi,y
i)は、相手通信機10の位置と1対1には対応してい
ないので、受光強度分布の形状から、送信されてきた赤
外線が受信用反射ミラー2aのどの部分で反射されたか
を計算し、点Piと計算された反射点とから相手通信機
10の赤外線出射方向を求める。さらに、相手通信機1
0の赤外線発光強度を予めデータとして保持しておき、
点Pi(xi,yi)における受光強度から、相手通信
機10の赤外線出射位置からの距離を求める。これによ
り、受信部3は相手通信機10の赤外線出射位置を算出
することができる。
【0031】そして、図4に示すように、受信部3で求
めた相手通信機10の赤外線出射位置に基づいて、送信
部4の液晶シャッター18におけるxy平面上の点Po
(x0,y0)を選択して開くことにより、相手通信機
10の赤外線出射位置と赤外線受光位置とがほぼ同一箇
所にある場合に、相手通信機10へ正確に赤外線を送信
することができる。送信部3には、液晶シャッター18
のどの部分を開けばどの方向に赤外線が送信されるかと
いうデータが予め格納されている。また、液晶シャッタ
ー18上の点Po(x0,y0)を決定して双方向通信
を行うに際して、相手通信機10のアドレスを相手通信
機10の赤外線出射位置として光通信装置に格納してお
けば、次回以降の同じ相手通信機10との通信におい
て、このIPアドレスに従って送信方向を決定すること
ができる。
【0032】なお、本実施の形態の光通信装置1は、光
源19が送信部4の最上部に設けられるとともに、CC
Dエリアセンサー14が受信部3の最下部に設けられて
いるため、両者が最も離れる構成となっており、光源1
9で生じた熱がCCDエリアセンサー14に伝わりにく
く、CCDエリアセンサー14に悪影響を及ぼすことを
極力防止することができる。また、受信用反射ミラー2
aの回転対称軸と、送信用反射ミラー2bの回転対称軸
とが同軸上にあるとともに、受信用反射ミラー2aと送
信用反射ミラー2bとが近接して2葉双局面をなしてい
るため、送信部4と受信部3とが互いに相手の赤外線光
路に対して死角を作らず、通信の妨害を防ぐことができ
る。
【0033】また、光通信装置を、図5に示すような多
方位送受信装置21,31のように構成することもでき
る。多方位送受信装置21は、送信部24を多方位送受
信装置1の送信部4と同一の構成とし、受信部23の最
下部から、受信用反射ミラー、受信用レンズ、CCDエ
リアセンサーの順に配置したものである。多方位送受信
装置31は、送信部34を最下部から、送信用反射ミラ
ー、送信用レンズ、液晶シャッター、光源部の順に配置
し、受信部33を多方位送受信装置21の受信部23と
同一の構成としたものである。これらの光通信装置の構
成によっても、多方位送受信装置1と同様の光通信を行
うことができる。
【0034】次に、上記の光通信装置1を用いた光通信
の手順について図6のフローチャートを用いて説明す
る。光通信を行うに先立って、光通信装置1は、その受
信部3が相手通信機10からの赤外線を受信することが
できるように、相手通信機10に対する相対位置が粗調
整されているものとする。
【0035】S1で光通信装置が受信待機状態にあり、
S2で相手局としての相手通信機10から呼び出しの赤
外線送信があると、S3で光通信装置1はその相手通信
機10との交信コードを保有しているか否か、すなわち
直ちに交信可能か否かを判断する。交信コードを保有し
ていれば、相手通信機のアドレスを保有しているので、
S5でこれを呼び出して方位コードとして用い、S6で
送信方位を設定する。S3で交信コードを保有していな
ければ、この相手通信機とは初めての交信であるので、
CCDエリアセンサー14上の最大受光強度位置、受光
強度分布、および受光強度を測定して相手通信機10の
位置を検知する。相手通信機10の位置を検知すると、
S6で送信方位の設定を行い、液晶シャッター18上の
適切な位置のシャッターを開く。そして、S7でデータ
の送受信を行い、S8で相手局のアドレスを方位コード
として格納する。これが終了すると、S1に戻って再び
受信待機状態となる。
【0036】<第2実施形態>図7は、本発明に係る光
通信装置の第2実施形態を示す外観図である。図8は、
第2実施形態である光通信装置の構成図であり、(a)
は断面図、(b)は側面図である。光通信装置(送受信
装置)41は、第1受光部42、第2受光部43、送信
部44、および制御装置45から構成され、PC(パー
ソナルコンピュータ)6に接続されている。第1受光部
42は、光通信装置41の台座上に設けられる水平面内
で回転可能な円柱上の回転体51であり、その側面の同
一の高さにフォトダイオードなどの複数の受光素子52
が側面を取り巻くように取り付けられている。これらの
受光素子52は広指向性のセンサーである。この第1受
光部42は、相手通信機から送信された赤外線が水平面
上でどの方位角の方向から到達するかを、赤外線を受光
することによって大まかに検知するものである。
【0037】第2受光部43は、第1受光部42の上方
に設けられた載頭円錐形状の受光部であり、その円錐面
の同一の高さにフォトダイオードなどの複数の受光素子
54が円錐面を取り巻くように取り付けられている。こ
れら受光素子54は狭指向性のセンサーである。この第
2受光部43は裁頭円錐53の裏側の軸を中心として、
第1受光部42の上方の全天方位にわたって首振り可能
となっている。第1受光部42で検知した水平方向に対
して仰角方向に移動させることにより、最大受光位置を
探し、相手通信機からの赤外線送信方向を正確に検知す
る。送信部44は、図2左図に示すように、第2受光部
43の載頭円錐53の中心軸上に配置されており、赤外
LEDなどの発光源55およびコリメートレンズ56が
設けられている。制御装置45は、外部のPC6から指
令が与えられることにより、第1受光部42および第2
受光部43の回転軸を所定の位置にモータなどで駆動す
るための制御を行う。なお、制御装置45を省略し、摘
みなどの移動部材を設けて手動で第1受光部42および
第2受光部43を移動させるようにしてもよい。
【0038】上記の構成の光通信装置41による通信方
向の調整は、まず図2左図に示すように、位置合わせの
粗調整として第1受光部42を回転させ、例えば紙面右
側から送信されてくる赤外線を受光・検知して、水平面
内における方位角調整を行う。次いで、位置合わせの微
調整として同図右図に示すように、第2受光部43を第
1受光部42で求めた方位角に向けておき、鉛直方向に
首振りを行って仰角調整を行い、最大受光位置を求め
る。この最大受光位置が相手通信機の発光源の方向であ
り、同時に相手通信機への送信が最も効率よく行われる
方向でもある。従って、送信部44については改めて位
置合わせを行う必要がない。
【0039】上記の粗調整および微調整の位置合わせに
ついて説明する。図9(a)に示すように、第2受光部
43の受光素子54は裁頭円錐面上に設けられているた
め、受光素子54全てが送信されてきた赤外線にして受
光面が直交することはなく、直交方向からある角度だけ
傾斜している。
【0040】今、左右対称に配置された2つの受光素子
54R,54Lについて考える。受光素子54Rの受光
面が直交面から−θ1の角度だけ傾斜し、受光素子54
Lの受光面が直交面から−θ2の角度だけ傾斜している
ものとする(0°<θ1,θ2<90°)と、受光素子
54Rと受光素子54Lとの受光強度が等しく、かつそ
の強度が最も大きくなるように第2受光部43を移動さ
せたときに、送信赤外線の中心軸が載頭円錐53の中心
軸と一致し、最大受光位置となる。このときは当然θ1
=θ2となるが、調整完了直前の微調整過程においてθ
1≠θ2のとき、受光素子54R,54Lの単位面積当
たりの受光強度はそれぞれおよそPcosθ1、Pco
sθ2(Pは直交面における単位面積当たりの受光強
度)であるから、両者の受光量差を強調することができ
る。従って、最後の微調整を正確に行うことができる。
第1受光部42においても同様の原理である。また、本
実施形態においては、受光素子を取り付ける面を赤外線
送信方向に対する直交面から後方に傾斜させたが、これ
に限ることなく図9(b)に示すように、直交面の前方
に傾斜させてもよい。この場合も同様の効果を得ること
ができる。
【0041】また、第1受光部42および第2受光部4
3にそれらが向いている方位を検知するポテンショメー
タ・エンコーダなどの受光部方位検知部を設けておき、
図10に示すように、光通装置に設けた表示装置、また
は外部のPCやプリンタなどの機器に設けた表示装置
に、受光部方位検知部で検知した光通信装置の送受信位
置と相手通信機との相対位置を検知した結果を表示する
ようにすれば、位置合わせ効率が向上する。同図(a)
は調整前の様子であり、表示画面の中央を最大受光位
置、すなわち送信部の位置とし、通信可能範囲61およ
び相手通信機62の位置を表示している。なお、相手通
信機の位置62は、相手通信機からの赤外線の少なくと
も一部が光通信装置に届くような範囲に入ってから表示
される。横軸は水平方向の方位角63、縦軸は仰角64
を表す。この表示画面を見ながら、第1受光部42およ
び第2受光部43の角度調整63,64を行い、同図
(b)に示すように、相手通信機の表示が通信可能範囲
の中心に一致するようにする。また、図示していない
が、その調整過程において光通信装置の受光強度を表示
するようにすれば、いっそう調整効率が高まる。
【0042】次に、調整過程を図11に示すフローチャ
ートに従って説明する。ここでは、予め相手通信機が発
する赤外線の少なくとも一部が光通信装置に届く状態に
なっているものとする。S11で光通信装置41が受信
待機状態にあり、S12で相手局(相手通信機)から呼
び出しがあると、S13で第1受光部42による方位角
調整を行い、S14で第2受光部43による仰角調整を
行う。S15でさらに第2受光部43による仰角の微調
整を行い、S16で最大受光位置が求まって受信準備が
完了すると送信可能になる。S17でデータ通信を行
い、S18で相手局のIPアドレスとそのときの方位コ
ードを対応付けて記録して終了する。以上の処理に伴
い、S12では表示装置に相手局の位置を表示し、S1
3〜S15では調整状況・方位・仰角を表示し、S16
では相手局のアドレスおよび送受信の際の方位コードを
表示する。
【0043】次に、上述の処理にて記憶した相手通信機
のアドレスを用いて調整を行う処理を図12のフローチ
ャートで説明する。S21で相手局が受信待機状態にあ
り、S22で相手通信機から呼び出しがあると、光通信
装置41は記憶しているアドレスに従って位置コードを
読み出す。S23で第1受光部42による方位角調整を
行い、S24で第2受光部43による仰角調整を行う。
S25でさらに第2受光部43による仰角の微調整を行
い、S26で受信の準備が完了すると送信可能となる。
S27でデータの送受信を行い、S28で相手局のアド
レスとそのときの位置コードを確認して記録し、処理を
終了する。以上の処理に伴い、S22では表示装置に相
手局の位置を表示し、S23〜S25では調整状況・方
位・仰角を表示し、S26では相手局のアドレスおよび
送受信の際の方位コードを表示する。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、多方位受信手
段は位置を変えることなく多方位からの赤外線を受信
し、その受信方向に基づいて、多方位送信手段が位置を
変えることなく多方位のうち所定の方向に向けて赤外線
を送信する。従って、この送信方向を受信方向に等しく
することにより、相手通信機との間における双方向光通
信の通信方向を容易に決定することができる。また、多
方位受信手段および多方位送信手段とはともに位置が固
定されたままであるので、長期間の使用による機械的疲
労がなく、信頼性の高い光通信装置となる。
【0045】請求項2及び4の発明によれば、2葉双曲
面のうち1方の双曲面の形状を有するアンテナとしての
反射ミラーと、2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を
有し中心が他方の双曲面の焦点に配されたレンズとを有
しているので、反射ミラーで反射された赤外線信号をレ
ンズを通して受光部で受信することができる。そのた
め、相手通信機が送信した赤外線が双曲面上のどこかに
到達すればよく、多方位の受信を容易に行うことが可能
となる。
【0046】請求項3及び4の発明によれば、2葉双曲
面のうち1方の双曲面の形状を有する送信用反射ミラー
と、前記2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を有し中
心が他方の双曲面の焦点に配された送信用レンズと、該
送信用レンズに向けて面上の所定位置の光を選択的に通
過させるシャッターと、該シャッターに向けて発光する
光源部とをゆうしているので、受信手段で求めた相手送
信機の位置からその位置に対応するシャッターを開い
て、そこから出射した光を反射ミラーによって、目的の
相手送信機へ容易に送信できる。
【0047】請求項4の発明によれば、相手通信機が発
信した赤外線の受光部における受光位置は、相手通信機
の発信位置と1対1に対応しているので、受光位置から
相手送信機の発信位置を容易に検知することが可能とな
る。そして、その検知結果に基づいて多方位送信手段の
送信方向を決定することにより、相手送信機との双方向
の光通信が行える。
【0048】請求項5の発明によれば、光通信装置の2
つの反射ミラーの回転対称軸を同軸上に配置すること
で、回転対称軸に垂直な平面座標上で同一点からの送受
信となり、多方位送信手段と多方手段が互いに相手の通
信を妨害する(送信光路上または受信光路上に死角がで
きる)ことがないので、的確に相手通信機と多方位の双
方向通信を行うことが可能となる。
【0049】請求項6の発明によれば、2つの反射ミラ
ーの回転対称軸が同軸上にあって、さらに2つの反射ミ
ラーを近接する位置に配置することで、2つの反射ミラ
ーのそれぞれに対する相手送信機の位置関係がほぼ同じ
となって送信光路と受信光路とが接近するため、相手通
信機の送受信アンテナに対して死角ができにくい。
【0050】請求項7の発明によれば、2つの反射ミラ
ーの回転対称軸が同軸上にあって、2つの反射ミラーを
近接する配置の光通信装置において、同軸を略鉛直方向
に向けて上部側に多方位送信手段を、下部側に多方位受
信手段を互いに隣接するように設ける。そして、多方位
送信手段の最下部に反射ミラーを双曲面の外面が上向き
になるよう配置するとともに、多方位受信手段の最上部
に反射ミラーを双曲面の外面が下向きになるよう配置す
る。これにより、多方位送信手段の送信発光面部と、多
方位受信手段のCCD受光部とが最も離れる構成とな
り、送信発光面部で発生する熱がCCD受光部に伝わり
にくくなり、CCD受光部の動作異常を防止することが
できる。
【0051】請求項8の発明によれば、多方位送信手段
と多方位受信手段との相対位置が固定されて設置される
場合、多方位受信手段の受光部における最大受光位置の
空間座標、受光強度およ該受光強度分布を、多方位送信
手段のシャッターを開く空間座標に対応させ、かつ相手
通信機の送信アドレスに対応させるので、光通信装置の
送信条件を容易に設定することが可能となる。
【0052】請求項9の発明によれば、第1受光部によ
って、相手通信機から送信された赤外線の水平方向の送
信方位を検知することにより、まず相手通信機の大まか
な方位を知ることができる。続いて第2受光部によっ
て、仰角方向の送信方位を検知することにより、赤外線
の最大受光方向、すなわち相手通信機の正確な方向を決
定することができる。そして、検知された最大受光方向
に向けて送信部が赤外線を送信するので、最適な送受信
方位の設定が行われ、良好な赤外線双方向通信を可能と
する。くする効果があるので、位置合わせが容易にな
る。
【0053】請求項10の発明によれば、少なくとも2
個の受光素子を使用して両者の受光量の差から相手通信
機の方向を推定することができる。特に2個の受光素子
の受光面が赤外線の最大受光方向に対し−90°から9
0°までの間の傾斜角θを持つようにすると、一方の受
光素子と他方の受光素子との傾斜角が異なるときに最大
受光量のcosθの成分は両者の受光量の差を大きくす
る効果があるので、位置合わせが容易となる。
【0054】請求項11の発明によれば、第1受光部に
より相手送信機に対する水平面内での方位角を検出し、
第2受光部により相手通信機に対する仰角を求めること
により、全天方位の信号を受信し、受信した方位に送信
することが可能となる。
【0055】請求項12の発明によれば、第1受光部の
受光素子が広指向性センサーであるので、赤外線受光の
粗調整を迅速に行うことができ、また第2受光部の受光
素子が狭指向性センサーであるので、赤外線受光の微調
整を高精度に行うことができる。
【0056】請求項13の発明によれば、第2受光部の
載頭円錐の中心軸上に、中心軸に沿って赤外線を送信す
る送信部が設けられているので、第1受光部および第2
受光部を用いて検知した相手通信機の方向に向けて、本
機側から送信光を的確に送信することが可能となる。
【0057】請求項14の発明によれば、第1受光部お
よび第2受光部の移動量を検知するポテンショメータ・
エンコーダーなどの受光部方位検知部を取り付けること
で、本光通信装置と相手通信機との相対位置を数値化す
ることが可能となる。
【0058】請求項15の発明によれば、方位調整をよ
り解り易く正確にする上で、相手の方位と受信した信号
の強度を表示することでより簡単に方位調整を行うこと
が可能となる。
【0059】請求項16の発明によれば、方位調整をよ
り解り易く正確にする上で、相手通信機との相対位置を
表示することでより方位差が明確になり図を見ながら簡
単に方位調整を行うことが可能となる。
【0060】請求項17の発明によれば、方位調整をよ
り解り易く正確にする上で、相手通信機のからの赤外線
受信信号の強度を円等を用いて図示することで、通信可
能範囲が明確になり図を見ながらその円の中に入る様に
調整を行うことが可能となる。
【0061】請求項18の発明によれば、第1受光部や
第2受光部、場合によっては送信部の方位回転部に摘み
やモータの位置決め手段を取付ることで、本光通信装置
を相手通信機の方向へ設定することが可能となる。
【0062】請求項19の発明によれば、相手通信機の
例えばIPアドレスと、相手通信機と交信したところの
位置コードとを対応させて記録しておくことにより、送
受信方向を自動で位置決めすることができるので、位置
決めが極めて迅速かつ容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光通信装置の第1実施形態を示す
概略構成図である。
【図2】第1実施形態である光通信装置を示す構成図で
ある。
【図3】CCDエリアセンサーの受光強度分布を示す説
明図である。
【図4】液晶シャッター18のシャッター位置を示す説
明図である。
【図5】第1実施形態である光通信装置の他の例を示す
構成図である。
【図6】第1実施形態である光通信装置を用いた光通信
の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る光通信装置の第2実施形態を示す
外観図である。
【図8】第2実施形態である光通信装置の構成図であ
る。
【図9】第2受光部の受光阻止の取付角と相手通信機の
発光源の方向検出を示す説明図である。
【図10】表示装置の表示内容を示す説明図である。
【図11】相手通信機の発光源の方向調整を示すフロー
チャートである。
【図12】IPアドレスを用いた相手通信機の発光源の
方向調整を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光通信装置(多方位送受信装置) 2 反射ミラー 3 受信部 4 送信部 5 通信機制御部 6 PC 7 プリンター 10 相手通信機 13,17 レンズ 14 CCDエリアセンサー 18 液晶シャッター 19 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA22 TA01 TA03 TA06 5K002 AA05 AA07 BA21 DA05 FA04 GA01 GA07 9A001 BB04 CZ05 JJ12 JJ35 KK42

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を用いて多方向のデータ通信を行うこ
    とが可能な光通信装置において、 多方位からの光を位置が固定された状態で受信する多方
    位受信手段と、 多方位受信手段による光の受信方向に基づいて、位置が
    固定された状態で多方位のうち所定の方向に光を送信す
    ることが可能な多方位送信手段と、を有し、 前記多方位受信手段により相手送信機の発信位置を求
    め、前記多方位送信手段により相手送信機の発信位置に
    向けて送信することを特徴とする光通信装置。
  2. 【請求項2】 前記多方位受信手段は、 2葉双曲面のうち1方の双曲面の形状を有して、相手通
    信機からの光を反射する凸状受信用反射ミラーと、 前記2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を有し、中心
    が他方の双曲面の焦点に配された凸状受信用レンズと、 該受信用レンズで集光された光を検出する受光部と、を
    この順に配置したことを特徴とする請求項1記載の光通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記多方位送信手段は、 2葉双曲面のうち1方の双曲面の形状を有して、相手通
    信機へ光を反射する凸状送信用反射ミラーと、 前記2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を有し、中心
    が他方の双曲面の焦点に配された凸状送信用レンズと、 該送信用レンズに向けて面上の所定位置の光を選択的に
    通過させるシャッターと、 該シャッターに向けて発光する光源部と、をこの順に配
    置したことを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  4. 【請求項4】 前記多方位受信手段は、 2葉双曲面のうち1方の双曲面の形状を有して、相手通
    信機からの光を反射する凸状受信用反射ミラーと、 前記2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を有し、中心
    が他方の双曲面の焦点に配された凸状受信用レンズと、 該受信用レンズで集光された光を検出する受光部と、を
    この順に配置し、 前記多方位送信手段は、 2葉双曲面のうち1方の双曲面の形状を有して、相手通
    信機へ光を反射する凸状送信用反射ミラーと、 前記2葉双曲面のうち他方の双曲面の形状を有し、中心
    が他方の双曲面の焦点に配された凸状送信用レンズと、 該送信用レンズに向けて面上の所定位置の光を選択的に
    通過させるシャッターと、 該シャッターに向けて発光する光源部と、をこの順に配
    置したことを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信用反射ミラーの回転対称軸と、
    前記送信用反射ミラーの回転対称軸とがともに同軸上に
    配置されていることを特徴とする請求項4記載の光通信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記送信用反射ミラーと前記受信用反射
    ミラーとを2葉双曲面を形成する位置に近接して配置し
    たことを特徴とする請求項5記載の光通信装置。
  7. 【請求項7】 同軸を略鉛直方向に向け、前記多方位送
    信手段を上部側に前記多方位受信手段を下部側に互いに
    隣接するように設け、前記多方位送信手段の最下部に反
    射ミラーを双曲面の外面が上向きになるよう配置し、前
    記多方位受信手段の最上部に反射ミラーを双曲面の外面
    が下向きになるよう配置したことを特徴とする請求項6
    記載の光通信装置。
  8. 【請求項8】 前記多方位送信手段と前記多方位受信手
    段とが互いの相対位置が固定されて設置される場合、前
    記多方位受信手段の受光部における最大受光位置の空間
    座標、受光強度および受光強度分布を前記多方位送信手
    段のシャッターを開く空間座標と相手通信機の送信アド
    レスとに対応させることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれかに記載の光通信装置。
  9. 【請求項9】 光を用いて多方向のデータ通信を行うこ
    とが可能な光通信装置において、 相手通信機から送信された光の水平方向の送信方位を検
    知する第1受光部と、該第1受光部で検知された水平方
    向の送信方位を基に仰角方向を検知して光の最大受光方
    向を決定する第2受光部とを備える受信部と、 最大受光方向に向けて光を送信する送信部と、を有する
    ことを特徴とする光通信装置。
  10. 【請求項10】 前記第1受光部および前記第2受光部
    は、それぞれ相手通信機からの赤外線に対して最大受光
    方向から傾斜した位置に受光面が配置される複数の受光
    素子を有することを特徴とする請求項9記載の光通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第1受光部は、水平面内で回転す
    る円柱形状の受光部であって、側面の同一の高さに複数
    の受光素子を有し、 前記第2受光部は、前記第1受光部の上方の全方位に対
    して首振り可動な載頭円錐形状の受光部であって、円錐
    面の同一の高さに複数の受光素子を有することを特徴と
    する請求項10記載の光通信装置。
  12. 【請求項12】 前記第1受光部の受光素子を広指向性
    センサーとし、前記第2受光部の受光素子を狭指向性セ
    ンサーとすることを特徴とする請求項11記載の光通信
    装置。
  13. 【請求項13】 前記第2受光部の載頭円錐の中心軸上
    に、中心軸に沿って赤外線を送信する送信部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項11又は12記載の光通
    信装置。
  14. 【請求項14】 前記第1受光部の向きと、前記第2受
    光部の向きとを検知する受光部方位検知部を有すること
    を特徴とする請求項9ないし13のいずれか記載の光通
    信装置。
  15. 【請求項15】 前記第1受光部および第2受光部の向
    きおよび赤外線通信可能領域を表示する表示装置を有す
    る、または、該表示装置に接続されることを特徴とする
    請求項14記載の光通信装置。
  16. 【請求項16】 前記表示装置に相手通信機との相対位
    置を表示することを特徴とする請求項15記載の光通信
    装置。
  17. 【請求項17】 前記表示装置は、第2受光部が受光し
    た赤外線信号強度を表示することを特徴とする請求項1
    5又は16記載の光通信装置。
  18. 【請求項18】 前記第1受光部、第2受光部、および
    送信部を位置決めする位置決め手段を有することを特徴
    とする請求項9ないし17のいずれかに記載の光通信装
    置。
  19. 【請求項19】 一旦交信した相手通信機のアドレス
    に、交信した際の第1受光部、第2受光部および送信部
    の位置コードを対応させて記録し、次回以降の通信にお
    いてアドレスを指定すれば、それに対応する位置コード
    を読み出して、前記位置決め手段により自動位置合わせ
    を行うことを特徴とする請求項18記載の光通信装置。
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