JP2000295234A - 通信ネットワークシステムおよびその利用方法 - Google Patents

通信ネットワークシステムおよびその利用方法

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和利 加藤
Atsushi Takahara
厚 高原
Mitsuru Harada
充 原田
Senta Suzuki
扇太 鈴木
Yuji Akatsu
祐史 赤津
Akira Okada
顕 岡田
Junichi Akahani
淳一 赤埴
Kennosuke Fukami
健之助 深見
Masao Kawachi
正夫 河内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークの規模が大きくなると光源のコ
ストが増加するという従来技術の問題点を解消し、低コ
ストを実現する。 【解決手段】 少なくとも2つの通信ネットワークと、
これらの通信ネットワークに接続された複数の端末装置
(サーバ端末102,103およびクライアント端末1
04,105,106)からなる端末装置群とで構成さ
れている。上記端末装置は、上記2つ以上の通信ネット
ワークの何れにも接続されている。上記通信ネットワー
クの少なくとも一つは、光波長多重によって上記端末装
置間の通信を行うネットワーク(光ルータ101、光フ
ァイバ108)である。上記通信ネットワークの少なく
とも他の一つは、電気または単一光によって上記端末装
置間の通信を行うネットワーク(ルータ107、メタリ
ックケーブル109)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
システムおよびその利用方法に関し、特に波長多重され
た光信号を用いることにより伝送容量の増大を図った通
信ネットワークシステムおよびその利用方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より構内LAN等においては、光波
長多重ネットワークが利用されている。図3は、従来提
案されている光波長多重ネットワークの典型的な構成例
を示す。同図に示すように、ルータ(またはスイッチ)
301には、電子情報を蓄積あるいは処理する役割を持
つサーバ端末302,303と、これらのサーバ端末か
ら送られてきた情報を参照あるいは処理することを主な
機能とするクライアント端末304,305,306と
が、それぞれ光ファイバ308を介して接続されてい
る。また、ルータ301には、光ファイバ308を介し
て他の通信ネットワーク310も接続されている。
【0003】各サーバ端末およびクライアント端末は、
複数の異なる波長の光信号を送信することが可能であ
り、送信する個々の光の波長と送信先の個々の端末とを
対応付けることにより、送信側で受信端末をあらかじめ
選択することができる。
【0004】5つの端末302,303,304,30
5,306には、それぞれλ302、λ303、λ304
λ305、λ306の波長が割り当てられている。同様に他の
通信ネットワーク310には、波長λ310 が割り当てら
れている。したがって、例えばサーバ端末302からク
ライアント端末304へのデータ送信の場合、サーバ端
末302はλ304の波長の光信号をルータ301に発信
し、ルータ301がλ304の波長に対応付けられたクラ
イアント端末304へ光信号の経路を切り替える。な
お、このような波長ごとに経路を選択する機能は、例え
ばアレイ導波路格子などの波長フィルタによって実現で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述の光波長多
重ネットワークにおいては、各端末は自分以外の4つの
端末に光信号を送信するために、4種類の波長を発光す
る能力のある光源を具備する必要がある。
【0006】この例では5つの端末を収容するネットワ
ークの例を示したが、一般的な構内LANにおいては1
0以上の端末を収容することがしばしばあり、端末数の
増加に伴って端末数以上の波長を発光する能力のある光
源を具備する必要が生じる。その結果、ネットワークの
規模が大きくなると、端末数のほぼ二乗に比例して光源
のコストが増大するという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、ネットワークの規模が大きくなると光源の
コストが増加するという従来技術の問題点を解消し、低
コストな通信ネットワークシステムおよびその利用方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る通信ネットワークシステムは、
少なくとも2つの通信ネットワークと、これらの通信ネ
ットワークに接続された複数の端末装置からなる端末装
置群とで構成されている。上記端末装置は、上記2つ以
上の通信ネットワークの何れにも接続されている。上記
通信ネットワークの少なくとも一つは、光波長多重によ
って上記端末装置間の通信を行うネットワークである。
上記通信ネットワークの少なくとも他の一つは、電気ま
たは単一光によって上記端末装置間の通信を行うネット
ワークである。
【0009】また、上記端末装置群は、第1の端末装置
群と第2の端末装置群との少なくとも2種類の端末装置
群によって構成され、上記第1の端末装置群を構成する
端末装置は、各端末装置毎に固有の波長の光信号を受信
する端末装置であり、上記第2の端末装置群を構成する
端末装置は、少なくとも上記第1の端末装置群を構成す
る端末装置が受信する波長の光信号を送信するようにし
てもよい。また、上記第2の端末装置群を構成する端末
装置は、上記第1の端末装置群を構成する端末装置の全
てが受信するブロードキャスト用波長の光信号を送信す
るようにしてもよい。また、上記通信ネットワークは、
他の通信ネットワークと接続され、上記第2の端末装置
群を構成する端末装置は、上記他の通信ネットワークが
送信する波長の光信号を、上記光波長多重による通信ネ
ットワークを介して受信し、上記他の通信ネットワーク
が受信する信号を、上記電気または単一光による通信ネ
ットワークを介して送信するようにしてもよい。
【0010】一方、本発明に係る通信ネットワークシス
テムの利用方法は、上記光波長多重による通信ネットワ
ークで伝送されるデータの容量を、上記電気または単一
光による通信ネットワークで伝送されるデータの容量よ
りも大きくするものである。また、上記第1の端末装置
群の端末装置から上記第2の端末装置群の端末装置に所
定の要求信号が送信されると、上記光波長多重による通
信ネットワークを介して、上記第2の端末装置群の端末
装置から上記第1の端末装置群の端末装置へデータを送
信するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態である光波長多重ネットワークの構成図
である。光ルータ(または光スイッチ)101には、電
子情報を蓄積あるいは処理する役割を持つサーバ端末1
02,103と、これらのサーバ端末から送られてきた
情報を参照あるいは処理することを主な機能とするクラ
イアント端末104,105,106とが光ファイバ1
08を介して接続されている。また、光ルータ101に
は、光ファイバ108を介して他の通信ネットワーク1
10も接続されている。
【0013】一方、ルータ(またはスイッチ)107に
は、サーバ端末102,103と、クライアント端末1
04,105,106と、他の通信ネットワーク110
と、がメタリックケーブル109を介して接続されてい
る。光ルータ101は、各端末から送られてきた光信号
の波長を識別し、これらの波長にあらかじめ対応付けら
れた端末に向けて光信号を中継する機能を持っている。
なお、ルータ107は、各端末間を電気信号で通信する
ための従来から用いられている接続装置である。
【0014】この光波長多重ネットワークにおいては、
3つのクライアント端末104,105,106にλ
104、λ105、λ106の波長を割り当てている。したがっ
て、例えばサーバ端末102からクライアント端末10
4へのデータ送信の場合、サーバ端末102は、λ104
の波長の光信号をクライアント端末104へ向けて送出
する。各サーバ端末は複数の異なる波長の光信号(ブロ
ードキャスト用波長の光信号)を送信することが可能で
あり、送信する個々の光の波長に送信先の個々のクライ
アント端末を対応付けることにより、サーバ側でクライ
アント端末をあらかじめ選択することができる。したが
って、サーバ端末からクライアント端末への送信は、ク
ライアント端末ごとに異なる波長の光信号を用いるた
め、光波長多重により同時に複数のサーバ−クライアン
ト間通信を行うことができ、大容量のデータ伝送が可能
となる。
【0015】一方、クライアント端末からサーバ端末へ
の送信は、サーバの呼び出し(データの要求信号)等の
容量の小さい情報が主であるため、光波長多重を用いな
い従来型装置(ルータ107)で十分その機能が果たせ
る。したがって、クライアント端末は信号源として電気
信号源のみが必要となって安価に構成することができる
ため、ネットワーク全体のコストを低減することが可能
となる。特に、ネットワーク内のクライアント端末の数
がサーバ端末に対して大きい場合にはこの効果は極めて
顕著である。
【0016】このように本実施の形態は、電子情報の送
信を主たる機能とするサーバ端末から電子情報の受信を
主たる機能とするクライアント端末への伝送を波長多重
した光信号により行い、クライアント端末からサーバ端
末への伝送を電気信号により行うことを最も主要な特徴
とする。すなわち、従来の技術とは、サーバからクライ
アントヘの伝送方式および伝送容量と、クライアントか
らサーバヘの伝送方式および伝送容量と、が同一ではな
いという点で異なり、サーバからクライアントへの伝送
容量の方が圧倒的に大きい。
【0017】[第2の実施の形態]図2は、本発明の第
2の実施の形態である光波長多重ネットワークの構成図
である。同図に示すように、光合波器201a,201
b、波長選別器201c,201d,201e,201
fは、光ファイバ208を介して接続されている。光合
波器201a,201bには、それぞれ電子情報を蓄積
あるいは処理する役割を持つサーバ端末202,203
が光ファイバ208を介して接続されている。波長選別
器201c,201d,201e,201fには、それ
ぞれサーバ端末から送られてきた情報を参照あるいは処
理することを主な機能とするクライアント端末204,
205,206および他の通信ネットワーク210が光
ファイバ208を介して接続されている。
【0018】一方、ルータ(またはスイッチ)207に
は、サーバ端末202,203と、クライアント端末2
04,205,206と、他の通信ネットワーク210
と、がメタリックケーブル109を介して接続されてい
る。光合波器201a,201bは、サーバ端末20
2,203から送出された光信号をリング状の光ファイ
バ路に送りだす機能を有する。また、波長選別器201
c,201d,201e,201fは、それぞれリング
状の光ファイバ路を通る光信号のうち波長λ204
λ208,λ205,λ206,λ210 の光信号のみ、クライア
ント端末204,205,206および他の通信ネット
ワーク210に分岐する機能を持っている。なお、ルー
タ(または光スイッチ)207は、各端末間を電気信号
で通信するための従来から用いられている接続装置であ
る。
【0019】この光波長多重ネットワークにおいては、
第1の実施の形態と同様に、3つのクライアント端末2
04,205,206にλ204,λ205,λ206 の波長を
割り当てている。例えばサーバ端末202からクライア
ント端末204へのデータ送信の場合には、サーバ端末
202はλ204 の波長の光信号をサーバ端末204へ向
けて送出する。ここで各サーバ端末は、複数の異なる波
長の光信号を送信することが可能であり、送信する個々
の光の波長に送信先のクライアント端末個々のクライア
ント端末を対応付けることにより、サーバ側でクライア
ント端末をあらかじめ選択することができる。したがっ
て、サーバ端末からクライアント端末への送信は、クラ
イアント端末ごとに異なる波長の光信号を用いるため、
光波長多重により同時に複数のサーバ−クライアント間
通信を行うことができ、大容量のデータ伝送が可能とな
る。
【0020】一方、クライアント端末からサーバ端末へ
の送信は、サーバの呼び出し等の容量の小さい情報が主
であるため、光波長多重を用いない従来型装置(ルータ
207)で十分その機能が果たせる。したがって、クラ
イアント端末は信号源として電気信号源のみが必要とな
って安価に構成することができるため、ネットワーク全
体のコストを低減することが可能となる。特に、ネット
ワーク内のクライアント端末の数がサーバ端末に対して
大きい場合にはこの効果は極めて顕著である。
【0021】なお、第1および第2の実施の形態におい
ては、クライアント端末に対して光の波長を対応付けし
た例を示したが、これに加えてサーバ端末に対しても光
の波長を対応付けることにより、サーバ端末同士の通信
にも光波長多重通信を利用することができる。また、ク
ライアント端末の信号源として電気信号源を用いた例を
示したが、単一波長の光信号源を用いても同様の効果が
ある。さらに、サーバ端末からクライアント端末への送
信経路として、光波長多重による経路だけでなく、ルー
タ107,207を通る経路を用いることにより、伝送
容量をさらに増大させることが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明は、電子情報
の送信を主たる機能とするサーバ端末から電子情報の受
信を主たる機能とするクライアント端末への伝送を波長
多重した光信号により行い、クライアント端末からサー
バ端末への伝送を電気信号あるいは単一波長の光信号に
より行う。そのため、本発明では、クライアント端末の
信号源として高価な光源を用いなくてもよく、代わりに
安価な電気信号源を用いればよいため、低コストなネッ
トワークを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】 本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図3】 従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
101…光ルータ(または光スイッチ)、102,10
3,202,203…サーバ端末、104,105,1
06,204,205,206…クライアント端末、1
07,207…ルータ、108,208…光ファイバ、
109,209…メタリックケーブル、110,210
…他の通信ネットワーク、201a,201b…光合波
器、201c,201d,201e,201f…波長選
別器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 充 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 扇太 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 赤津 祐史 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 岡田 顕 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 赤埴 淳一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 深見 健之助 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 河内 正夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 AA06 BA04 BA05 BA06 DA02 DA11 DA13 FA01 5K030 GA05 GA19 HC14 HD03 HD06 JL03 LA17 5K033 AA04 CA17 DB14 DB18 DB21 EC03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの通信ネットワークと、
    これらの通信ネットワークに接続された複数の端末装置
    からなる端末装置群とで構成され、 前記端末装置は、前記2つ以上の通信ネットワークの何
    れにも接続され、 前記通信ネットワークの少なくとも一つは、光波長多重
    によって前記端末装置間の通信を行うネットワークであ
    り、 前記通信ネットワークの少なくとも他の一つは、電気ま
    たは単一光によって前記端末装置間の通信を行うネット
    ワークであることを特徴とする通信ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記端末装置群は、第1の端末装置群と第2の端末装置
    群との少なくとも2種類の端末装置群によって構成さ
    れ、 前記第1の端末装置群を構成する端末装置は、各端末装
    置毎に固有の波長の光信号を受信する端末装置であり、 前記第2の端末装置群を構成する端末装置は、少なくと
    も前記第1の端末装置群を構成する端末装置が受信する
    波長の光信号を送信することを特徴とする通信ネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第2の端末装置群を構成する端末装置は、前記第1
    の端末装置群を構成する端末装置の全てが受信するブロ
    ードキャスト用波長の光信号を送信することを特徴とす
    る通信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記通信ネットワークは、他の通信ネットワークと接続
    され、 前記第2の端末装置群を構成する端末装置は、 前記他の通信ネットワークが送信する波長の光信号を、
    前記光波長多重による通信ネットワークを介して受信
    し、 前記他の通信ネットワークが受信する信号を、前記電気
    または単一光による通信ネットワークを介して送信する
    ことを特徴とする通信ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に係る通信ネットワークシステ
    ムの利用方法において、 前記光波長多重による通信ネットワークで伝送されるデ
    ータの容量を、前記電気または単一光による通信ネット
    ワークで伝送されるデータの容量よりも大きくすること
    を特徴とする通信ネットワークシステムの利用方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に係る通信ネットワークシステ
    ムの利用方法において、 前記第1の端末装置群の端末装置から前記第2の端末装
    置群の端末装置に所定の要求信号が送信されると、前記
    光波長多重による通信ネットワークを介して、前記第2
    の端末装置群の端末装置から前記第1の端末装置群の端
    末装置へデータを送信することを特徴とする通信ネット
    ワークシステムの利用方法。
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