JP2000295732A - ワイヤハーネス用樹脂棒 - Google Patents

ワイヤハーネス用樹脂棒

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JP2000295732A
JP2000295732A JP11093981A JP9398199A JP2000295732A JP 2000295732 A JP2000295732 A JP 2000295732A JP 11093981 A JP11093981 A JP 11093981A JP 9398199 A JP9398199 A JP 9398199A JP 2000295732 A JP2000295732 A JP 2000295732A
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semi
annular member
resin rod
electric wire
wire harness
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JP11093981A
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Michinori Yoshizaki
道憲 吉▲ざき▼
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスへの樹脂棒の組付作業を容易
とする。 【解決手段】 円筒材を縦割りした形状の一対の第一半
円環部材11と第二半円環部材12とからなり、第一半
円環部材と第二半円環部材のいずれか一方の分割端面に
係止突起15を設ける一方、いずれか他方の分割端面に
上記係止突起を押し込みで固定する係止凹部16を設
け、ワイヤハーネスを構成する電線群のうちの少なくと
も1本の電線に対して、第一半円環部材と第二半円環部
材と被せ、上記対向位置で上記係止突起を係止凹部に押
し込んで電線に樹脂棒を取り付けておくことが出来る構
成としている。また、半円環部21、22をヒンジ部2
3を介して連結している。これら半円環部材の内周面に
間隔をあけてリブ13、14を突設して電線の滑り止め
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス用
樹脂棒に関し、詳しくは、長尺な棒状の樹脂棒からな
り、ワイヤハーネスの電線群に沿って取り付けて、電線
群と共にテープ巻きされることにより、自動車に配索さ
れるワイヤハーネスを補強すると共に直線状に規正保持
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に配索するワイヤハーネス
には、図17に示すように、ワイヤハーネスW/Hの所
定位置に所定間隔をあけてクリップ1、2を取り付け、
これらクリップ1、2を車体3の取付穴3aに挿入係止
させている。ワイヤハーネスW/Hは寸法交差をプラス
側としているため、弛みが発生しやすく、上記クリップ
1、2の間に弛み部分4が発生したいた場合、この弛み
部分4に他の部品(アシストグリップ等)の車体取付箇
所が位置すると、他部品5を固定するスクリュータッピ
ング6がワイヤハーネスの弛み部分4が干渉し、弛み部
分4を噛み込む問題がある。
【0003】上記問題を発生させないために、ワイヤハ
ーネスを直線状に保持する樹脂棒が従来より用いられて
いる。即ち、図18に示すように、ワイヤハーネスの電
線群Wに樹脂棒7を沿わせた状態で電線群Wと樹脂棒7
の外周にテープ8を連続的にハーフラップ巻き又は荒巻
きしている。あるいは、所要箇所にテープを部分巻きし
ている。このように樹脂棒7を組み込んで外周をテープ
巻きしたワイヤハーネスW/Hにクリップ1、2を取り
付け、テープ8を部分巻きした場合には、そのテープ8
の外周にクリップ1、2を取り付けている。
【0004】上記のように樹脂棒7を組み込んだワイヤ
ハーネスW/Hを車体にクリップ1、2を介して取り付
けると、クリップ1、2の位置と車体3の取付穴3a、
3aの位置に誤差が発生していても、樹脂棒7によりワ
イヤハーネスを補強しているため弛みは発生しない。よ
って、前記図17に示すように他部品5を取り付ける場
合に、スクリュータッピング6がワイヤハーネスとの干
渉を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】樹脂棒7をワイヤハー
ネスW/Hに組み込むと上記のようにワイヤハーネスを
直線状に保持・補強できる利点があるが、樹脂棒の取付
に作業手数がかかる問題がある。即ち、ワイヤハーネス
の電線群Wに樹脂棒7を沿わせてテープ8を巻き付ける
時、樹脂棒7の落下防止と取付位置合わせのために、電
線群Wと一緒に樹脂棒7を手で押さえておく必要があ
る。即ち、樹脂棒を押さえながらテープ巻きしなければ
ならなる。また、電線群Wに連続して巻き付けていくテ
ープ8を一旦止めて、樹脂棒7を手に持って電線群Wに
沿わせた後に再度テープ8を巻き付けていくために、テ
ープ8の連続巻きができず、作業速度が低下する。な
お、このテープ巻きは電線群Wに樹脂棒7を取り付ける
ために必須であり、かつ、樹脂棒7の上にバンドクリッ
プ1、2が取り付けられると、樹脂棒の表面が平滑であ
るため、クリップ1、2が回転して位置決めができず、
よって、クリップ1、2の取付位置には必ずテープ8を
巻き付けておく必要がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ワイヤハーネスに対する樹脂棒の組み込み作業を容
易に行えるようにしたワイヤハーネス用樹脂棒を提供す
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワイヤハーネスを構成する電線群に沿わ
せて取り付ける樹脂棒であって、円筒材を縦割りした形
状の一対の第一半円環部材と第二半円環部材とからな
り、第一半円環部材と第二半円環部材のいずれか一方の
分割端面に係止突起を設ける一方、いずれか他方の分割
端面に上記係止突起を押し込んで固定する係止凹部を設
け、ワイヤハーネスを構成する電線群のうちの少なくと
も1本の電線を、上記第一半円環部材と第二半円環部材
との間に挟み、上記係止突起を係止凹部に押し込んで電
線に樹脂棒を取り付けておくことが出来る構成としてい
るワイヤハーネス用樹脂棒を提供している。
【0008】上記第一半円環部材と第二半円環部材とは
長さ方向に一部を対向させた状態でずらせて被せ、対向
位置の上記係止突起と係止凹部とを係止している。ある
いは、上記第一半円環部材と第二半円環部材とは長さ方
向の全長にわたって重ね合わせて、上記上記係止突起と
係止凹部とを係止している。
【0009】さらに、本発明は、第一半円環部材と第二
半円環部材とを独立させず、ヒンジ結合したものを提供
している。即ち、ワイヤハーネスを構成する電線群に沿
わせて取り付ける樹脂棒であって、円筒材を縦割りした
形状の一対の第一半円環部材と第二半円環部材とからな
り、これら第一半円環部材と第二半円環部材とは、分割
部の一方をヒンジ結合し、ワイヤハーネスを構成する電
線群のうちの少なくとも1本の電線を、上記第一半円環
部材と第二半円環部材とを開いて、その間に挟み込ん
で、電線に樹脂棒を取り付けておくことが出来る構成と
しているワイヤハーネス用樹脂棒を提供している。
【0010】上記第一半円環部材と第二半円環部材のヒ
ンジ結合されていない分割端面には、必ずしも係止突起
と係止凹部を設ける必要はないが、一方に係止突起を設
けると共に他方に係止凹部を設け、電線を挟み込んだ状
態で係止突起を係止凹部に形成すると、より確実に電線
に位置決め固定しておくことができる。
【0011】上記のように、樹脂棒を一対の半円環部材
で構成し、電線に被せて対向する部分を係止すると、電
線に一対の半円環部材の間に押し込まれた状態で固定さ
れる。このように、樹脂棒を予め取り付けておくことが
できるため、樹脂棒を手で押さえながら樹脂棒と電線と
をテープ巻きする必要がなくなり、テープ巻き作業を容
易とすることができる。また、予め樹脂棒を電線の所要
位置に取り付けておくと、電線群に巻き付けていくテー
プを樹脂棒の取付位置で一旦巻き付けを停止する必要が
なく、テープを連続的に巻き付けていくことができ、テ
ープ巻き作業の効率化を図ることができる。なお、樹脂
棒を取り付ける電線は少なくとも1本以上で、2本等の
複数本でもよい。
【0012】上記一対の半円環部材を連続材より所要長
さに切断して形成するため、上記分割端面に設ける係止
突起と係止凹部は、長さ方向の全長にわたって設けてい
る。あるいは、一定間隔をあけて設けている。
【0013】上記第一半円環部材と第二半円環部材の内
周面には、長さ方向に間隔をあけて周方向の全長または
一部に突設したリブ、あるいは、周方向に間隔をあけて
長さ方向に連続させて突設したリブを設けている。各半
円環部材の内周面の周方向全長にリブを設ける場合は、
第一半円環部材のリブと第二半円環部材のリブとを長さ
方向でずらせていることが好ましい。各半円環部材の内
周面の一部にリブを設ける場合は、両側より長さ方向で
互い違いに突設することが好ましい。また、各半円環部
材の内周面の長さ方向に連続したリブを設ける場合に
は、1〜3本のリブを周方向に間隔をあけて設けてい
る。
【0014】上記のようにリブを設けると、内周面に接
する電線のスベリ止めとなると共に、第一半円環部材と
第二半円環部材とにより形成される中空部の断面積が電
線の断面積より大きい場合に、上記リブにより電線を押
圧保持することができる。このように、リブにより電線
に対して樹脂棒を所要位置に確実に位置決め保持するこ
とができる。上記リブを内周面の周方向の全体に突設し
た半円環状部材と、リブを内周面の周方向の一部に突設
した半円環状部材とを、電線径に応じて使い分けること
により、電線を確実に位置決め保持することができる。
即ち、電線径が小さい場合には第一、第二半円環部材と
も全周にリブを突設したものを用い、電線径が中程度で
れば一方の半円環部材は全周にリブを突設したもの、他
方の半円環部材は一部にリブを突設したものを用い、電
線径が大きな場合には、一方の半円環部材はリブのない
もの、他方の半円環部材は一部にリブのあるものを用い
ればよい。さらに、長さ方向にリブを設けた場合、電線
径が小さいもの程、リブの数が多いものを用いれば、電
線を確実に把持することができる。
【0015】また、上記第一半円環部材と第二半円環部
材の外周面にスベリ止め用の小突起を間隔をあけて設け
ることが好ましい。このように外周面にスベリ止め用の
小突起を設けると、樹脂棒の上にバンドクリップを取り
付けても、バンドが回転することがない。よって、電線
群と樹脂棒とにテープを巻き付けた上にバンドクリップ
を取り付ける必要がなくなり、バンドクリップを電線群
と樹脂棒に直接巻き付けることができる。言い換えれ
ば、バンドクリップで電線群と樹脂棒とを固定すること
ができ、テープ巻きを不要とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図4は第1実施形態を示
し、樹脂棒10は樹脂成形品の一対の第一半円環部材1
1と第二半円環部材12からなる。これら第一、第二半
円環部材11、12は円筒材を縦割りした形状とし、そ
の断面半円形状の凹部11a、12aを囲む内周面11
b、12bには、長さ方向に間隔をあけて周方向の全長
にリブ13、14を突設している。上記凹部11aと1
2aとは1本の電線の半周部が挿入できる大きさとして
いる。なお、2本の電線を挿入するようにしてもよい。
【0017】また、第一半円環部材11の一方の分割端
面11dには、図2(A)に示すように、全長にわたっ
て、軸部15aの先端に四角形状の頭部15bを設けた
形状の係止突起15を突設していると共に、他方の分割
端面11eには全長にわたって細幅の開口16aと大径
の四角形状の凹部16bとからなる係止凹部16を設け
ている。第二半円環部材12の一方の分割端面12d、
には係止凹部16、他方の分割端面12eには係止突起
15を設けている。上記係止凹部16に上記係止突起1
5を押し込むことにより第一半円環部材11と第二半円
環部材12が固定されるようにしている。なお、第一半
円環部材11の両側の分割端面に係止凹部を設け、第二
半円環部材12の両側の分割端面に係止突起を設けても
よい。また、係止突起を球状突起とし、係止凹部を球状
凹部としてもよい。なお、図2(B)に示すように、係
止突起15の頭部15bを球状とし、凹部16bを球状
穴としてもよい。
【0018】上記一対の第一半円環部材11と第二半円
環部材12とからなる樹脂棒10は、図4(A)(B)
に示すように、ワイヤハーネスW/Hの電線群Wをテー
プ巻きする前に、そのうちの1本の電線w−1に対し
て、樹脂棒取付位置で取り付けている。即ち、第一半円
環部材11の上向きの凹部11aに電線w−1の下半側
部を挿入し、次いで、長さ方向で外れた位置で、第二半
円環部材12を電線w−1に上方より被せて、下向きの
凹部12aに電線w−1の上半側部を挿入する。この状
態で、第二半円環部材12を第一半円環部材11側へと
スライドさせて、第一半円環部材11に重ね合わせてい
く。第一半円環部材11の一端から第二半円環部材12
の他端までの全長が設定された樹脂棒の取付長さLとな
ると、重ね合わせて対向した部分で、電線w−1を凹部
11aと12a内に押し込みながら係止突起15を係止
凹部16に押し込んで固定する。この状態で、第一、第
二半円環部材11と12からなる樹脂棒10を電線w−
1に取り付けた状態で保持できる。
【0019】また、第一、第二半円環部材11、12に
挿入された電線w−1は、その半周外周面に第一、第二
半円環部材11、12の内周面に突設したリブ13、1
4と当接してスベリ止め作用を受けることにより、第
一、第二半円環部材11と12とからなる樹脂棒10は
電線w−1に対して所定位置に位置決め保持される。
【0020】このように、1本の電線w−1に樹脂棒1
0を予め取り付けた後、図4(C)に示すように、テー
プ8を電線群Wに巻き付けていくと、樹脂棒10の取付
位置で、一旦テープまきを停止することなく連続して巻
き付けることができると共に、樹脂棒10を作業者が手
で押さえながら巻き付ける必要がなく、テープ8の巻き
付け作業を容易に行うことができる。このように、テー
プ8を巻き付けた後、図4(D)に示すように、バンド
クリップ1、2を所定位置に巻き付けて固定している。
【0021】上記のようにワイヤハーネスW/Hに樹脂
棒10を組みつけることにより、ワイヤハーネスW/H
を直線状に保持・補強することができる。よって、ワイ
ヤハーネスW/Hに弛みを発生させず、弛み部材が他部
材と干渉するのを防止できる。
【0022】なお、図5に示すように、バンドクリップ
1、2を取り付ける位置にのみテープ8を電線群Wと第
一半円環部11と第二半円環部12とに巻き付け、該テ
ープ8の上にバンドクリップ1、2を取り付けてもよ
い。
【0023】図6および図7は第2実施形態を示し、第
二半円環部材12に設ける係止突起15’を先端が拡大
した断面台形状とする一方、第一半円環部材11に設け
る係止凹部16’を、上記係止突起15’が係合する断
面台形状の穴としている。また、凹部11a、12aの
内周面に設けるリブ13’、14’は、第一実施形態の
ように内周面の周方向の全長に設けずに、両側の分割端
面より長さ方向で互い違いに半周分づつ突設させてい
る。さらに、第一、第二半円環部材11、12の外周面
11f、12fには間隔をあけてスベリ止め用の小突起
18、19を設けている。
【0024】上記のように、外周面11f,12fにス
ベリ止め用の小突起18、19を設けているため、図7
に示すように、テープを巻き付けることなく所要位置
で、バンドクリップ1、2を樹脂棒10と電線群Wに直
接巻き付けても、バンドクリップ1、2のバンドは樹脂
棒10の小突起18、19に引っ掛かって回転すること
なく保持できる。言い換えれば、テープによらずに、バ
ンドクリップで電線群と樹脂棒10とを固定することが
できる。
【0025】図8および図9は第3実施形態を示し、第
一半円環部材11と第二半円環部材12とを、長さ方向
にずらせずに、全長のわたって対向させて重ね合わせ、
その内部に電線w−1を挟み込んで位置決め保持してい
る。第3実施形態の第一半円環部材に設ける係止突起1
5”は長さ方向に間隔をあけて設けると共に、第二半円
環部材に設ける係止凹部16”も、係止突起15”と同
一間隔をあけて、長さ方向に間隔をあけて設けている。
【0026】上記第一半円環部材11と第二半円環部材
12とは図9に示すように、電線w−1に対して上下両
側より挟むようにして取り付け、係止突起15”を係止
凹部16”に係止して、電線w−1に固定している。そ
の後、他の電線群Wと共にテープ8を巻き付けている。
【0027】なお、電線w−1の径および本数に応じ
て、図10(A)(B)(C)に示すように、リブの突
設位置に応じて第一半円環部材11と第二半円環部材1
2とを使いわけることにより、電線w−1をより確実に
位置決め保持することできる。即ち、図10(A)で
は、電線w−1の径が小さく電線が1本の場合、第一、
第二半円環部材11、12とも全周にリブ13、14を
突設したものを用いている。図10(B)は電線w−1
の径が中程度であり、第一半円環部材11は全周にリブ
13を突設したもの用い、他方の第二半円環部材12は
一部にリブ14を突設したものを用いている。図10
(C)は電線w−1の径が大きな場合であり、一方の第
二半円環部材12はリブのないものを用い、他方の第一
半円環部材11は一部にリブ13のあるものを用いてい
る。また、電線が小径電線が2本以上の場合も、図10
(C)の円環部材を用いている。
【0028】図11および図12は第4実施形態を示
し、該樹脂棒20は、別体の2部材から形成せず、第一
半円環部21と第二半円環部22とを、その一方の分割
部を薄肉ヒンジ23を介して一体に形成し、他方の分割
部24のみ開閉自在としている。この開閉自在とした分
割端面には前記実施形態のように係止突起と係止凹部と
は設けていない。
【0029】上記樹脂棒20を第一半円環部21と第二
半円環部22とを開いて電線w−1を挿入すると、第一
半円環部21と第二半円環部22とは原状復帰して閉じ
る。よって、図12に示すように、この状態で樹脂棒2
0を電線w−1に取り付けることができる。その後、他
の電線群Wとテープ8を巻き付けて結束することは上記
実施形態と同様である。
【0030】図13(A)(B)は第5実施形態を示
し、樹脂棒20の分割部24の両側端面に係止突起15
と係止凹部16を設けて、電線挿入後に係止するように
している。
【0031】図14は第6実施形態を示し、第一半円環
部材11(および第一半円環部21)と第二半円環部材
12(および第二半円環部22)の内周面に設けるリブ
13,(14)を周方向に間隔をあけて、長さ方向に連
続して2本突設している。なお、図15(A)(B)に
示すように、リブ13(14)を1本あるいは3本のも
のを設けておくことが好ましい。このように、リブの本
数を変えたものを設けておくと、電線径・本数に応じて
使い分けることにより、電線を確実に第一と第二の半円
環部材で挟持することができる。
【0032】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、半円環部材(半円環部)を係止する係止突起15と
係止凹部16とは、図15(A)〜(G)に示す形状と
してもよい。(A)〜(D)は係止突起を軸部と該軸部
先端に頭部を設けて形状である、(E)〜(G)は係止
突起に軸部を設けていない形状である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、樹脂棒を一対の半円環部材より形成し、この
一対の半円環部材を、長さ方向にずらせて一部を重ね合
わせ、あるいは全長にわたって対向させて重ねて係止す
る構成としているため、これら半円環部材の内周部に電
線を挿入し、重ね合わせ部で電線を押し込むながら係止
すると、電線に樹脂棒を脱落することなく予め取り付け
ておくことができる。よって、樹脂棒を電線群と固定す
る時に樹脂棒を手で持って支えておく必要がなく、テー
プ巻きを容易に行うことができる。また、電線群をテー
プ巻きする前に、所要位置に予め樹脂棒を取り付けてお
くことにより、樹脂棒の取付位置でテープ巻を一旦停止
する必要がなく、連続的にテープ巻きを行うことがで
き、テープ巻き作業の効率化を図ることができる。
【0034】また、上記一対の半円環部材を別体とせず
に、一方の分割部を薄肉ヒンジを介して一体に成形して
おくと、両側の半円環部材を開いて電線を挿入するだけ
で、樹脂棒を電線に取り付けることができる。なお、こ
の場合にも、開閉させる分割端面に係止突起と係止凹部
を設けて、電線挿入後に係止すると、より確実に樹脂棒
を電線に取り付けることができる。
【0035】また、樹脂棒を電線に取り付けた状態で、
半円環部材の内周面に突設したリブにより電線の電線の
移動を防止でき、予め電線に取り付けた樹脂棒を設定位
置からズレることはく位置決め保持しておくことができ
る。また、上記リブの突設形態を変えたものを容易して
おき、電線太さ・本数により使い分けると、電線を確実
に固定することができる。なお、ワイヤハーネスの電線
本数が2〜3本と少ない場合には、半円環部材の中へこ
れら電線を取り込んでしまうと、樹脂棒と他の電線群と
を固定する外装テープ巻きを省くことができる。
【0036】さらに、樹脂棒の表面にスベリ止め用のリ
ブ状の小突起を設けておくと、電線群と樹脂棒とに直接
バンドクリップを取り付けても、樹脂棒との接触面でバ
ンドクリップのバンドが回転することがなくなる。よっ
て、電線群と樹脂棒とをテープ巻きし、その上にバンド
クリップを取り付ける必要がなくなる。このように、電
線群と樹脂棒に直接バンドクリップを取り付けることが
できるため、バンドクリップにより電線群と樹脂棒とを
固定することが可能となり、テープ巻き固定を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の樹脂棒の斜視図である。
【図2】 (A)(B)は上記樹脂棒の側面図である。
【図3】 第1実施形態の第一半円環部材の拡大平面図
である。
【図4】 (A)〜(D)は樹脂棒のワイヤハーネスへ
の組付工程を示す斜視図である。
【図5】 第1実施形態のテープ巻き位置の変形例を示
す斜視図である。
【図6】 第2実施形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は側面図、(C)は拡大平面図である。
【図7】 第2実施形態の樹脂棒をワイヤハーネスに取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図8】 第3実施形態の樹脂棒を示す斜視図である。
【図9】 第3実施形態の樹脂棒のワイヤハーネスへの
組付工程を示す斜視図である。
【図10】 (A)(B)(C)は電線径に応じて樹脂
棒を使いわけている状態を示す断面図である。
【図11】 第4実施形態の樹脂棒を示す斜視図であ
る。
【図12】 第4実施形態の樹脂棒をワイヤハーネスに
取り付けている状態を示す斜視図である。
【図13】 (A)(B)は第5実施形態の樹脂棒を示
す側面図である。
【図14】 第6実施形態の樹脂棒を示す斜視図であ
る。
【図15】 (A)(B)は第6実施形態の樹脂棒の変
形例を示す側面図である。
【図16】 (A)〜(G)は係止突起と係止凹部の変
形例を示す図面である。
【図17】 従来のワイヤハーネスの問題点を示す斜視
図である。
【図18】 従来の樹脂棒のワイヤハーネスへの組付工
程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、2 バンドクリップ 8 テープ 10、20 樹脂棒 11 第一半円環部材 12 第二半円環部材 13、14 リブ 15 係止突起 16 係止凹部 21 第一半円環部 22 第二半円環部 23 ヒンジ部 W/H ワイヤハーネス W 電線群 w−1 樹脂棒を取り付ける電線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを構成する電線群に沿わ
    せて取り付ける樹脂棒であって、 円筒材を縦割りした形状の一対の第一半円環部材と第二
    半円環部材とからなり、第一半円環部材と第二半円環部
    材のいずれか一方の分割端面に係止突起を設ける一方、
    いずれか他方の分割端面に上記係止突起を押し込んで固
    定する係止凹部を設け、 ワイヤハーネスを構成する電線群のうちの少なくとも1
    本の電線を、上記第一半円環部材と第二半円環部材との
    間に挟み、上記係止突起を係止凹部に押し込んで電線に
    樹脂棒を取り付けておくことが出来る構成としているワ
    イヤハーネス用樹脂棒。
  2. 【請求項2】 上記第一半円環部材と第二半円環部材と
    は長さ方向に一部を対向させた状態でずらせて被せ、対
    向位置の上記係止突起と係止凹部とを係止している請求
    項1に記載のワイヤハーネス用樹脂棒。
  3. 【請求項3】 上記第一半円環部材と第二半円環部材と
    は長さ方向の全長にわたって重ね合わせて、上記上記係
    止突起と係止凹部とを係止している請求項1に記載のワ
    イヤハーネス用樹脂棒。
  4. 【請求項4】 ワイヤハーネスを構成する電線群に沿わ
    せて取り付ける樹脂棒であって、 円筒材を縦割りした形状の一対の第一半円環部材と第二
    半円環部材とからなり、これら第一半円環部材と第二半
    円環部材とは、分割部の一方をヒンジ結合し、 ワイヤハーネスを構成する電線群のうちの少なくとも1
    本の電線を、上記第一半円環部材と第二半円環部材とを
    開いて、その間に挟み込んで、電線に樹脂棒を取り付け
    ておくことが出来る構成としているワイヤハーネス用樹
    脂棒。
  5. 【請求項5】 上記第一半円環部材と第二半円環部材の
    ヒンジ結合されていない分割端面には、一方に係止突起
    を設けると共に他方に係止凹部を設け、電線を挟み込ん
    だ状態で係止突起を係止凹部に形成している請求項4に
    記載のワイヤハーネス用樹脂棒。
  6. 【請求項6】 上記第一半円環部材と第二半円環部材の
    内周面には、長さ方向に間隔をあけて周方向の全長また
    は一部に突設したリブ、あるいは、周方向に間隔をあけ
    て長さ方向に連続させて突設したリブを設けている請求
    項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のワイヤハーネ
    ス用樹脂棒。
  7. 【請求項7】 上記第一半円環部材と第二半円環部材の
    外周面にスベリ止め用の突起を設けている請求項1乃至
    請求項6のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用樹脂
    棒。
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