JP2000295816A - モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 - Google Patents
モータ、モータの製造方法、及び回転体装置Info
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/1065—Grooves on a bearing surface for distributing or collecting the liquid
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- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/028—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with fixed wedges to generate hydrodynamic pressure, e.g. multi-lobe bearings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な回転精度と高い耐久性を得ることので
きる高速回転可能なモータ、モータの製造方法、及び回
転体装置を提供すること。 【解決手段】 円柱形状のシャフト部31を有するハブ
シャフト30と、正6角柱形状の内腔部を有し、表面に
動圧発生用の溝52a,52b,52cの形成された軸
受けリング52と、ベース10に固定され軸受けリング
52が相対的に回転自在に収納される内腔部を有するス
リーブ20と、スリーブ20に対して同軸に固定配設さ
れ回転磁界を発生させる複数の電磁石42と、ハブシャ
フト30のハブ32に固定され、電磁石42が発生する
回転磁界に付勢されるロータマグネット60とを備え、
軸受けリング52の内腔部を形成する内周面部の角部同
士間の略央部がシャフト部31と当接し、前記内周面部
のうちの略央部以外はシャフト部31と離間しているモ
ータ。
きる高速回転可能なモータ、モータの製造方法、及び回
転体装置を提供すること。 【解決手段】 円柱形状のシャフト部31を有するハブ
シャフト30と、正6角柱形状の内腔部を有し、表面に
動圧発生用の溝52a,52b,52cの形成された軸
受けリング52と、ベース10に固定され軸受けリング
52が相対的に回転自在に収納される内腔部を有するス
リーブ20と、スリーブ20に対して同軸に固定配設さ
れ回転磁界を発生させる複数の電磁石42と、ハブシャ
フト30のハブ32に固定され、電磁石42が発生する
回転磁界に付勢されるロータマグネット60とを備え、
軸受けリング52の内腔部を形成する内周面部の角部同
士間の略央部がシャフト部31と当接し、前記内周面部
のうちの略央部以外はシャフト部31と離間しているモ
ータ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、モータの
製造方法、及び回転体装置に関し、更に詳細には、良好
な回転精度と高い耐久性を得ることのできる高速回転可
能なモータ、モータの製造方法、及び回転体装置に関す
る。
製造方法、及び回転体装置に関し、更に詳細には、良好
な回転精度と高い耐久性を得ることのできる高速回転可
能なモータ、モータの製造方法、及び回転体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザービームプリンタ等の
回転多面鏡装置やHDD(ハードディスクドライブ)等
の回転体装置には、動圧軸受けを用いたモータが使用さ
れている。回転多面鏡装置やHDD等の回転体装置は、
ロータ部材を数千〜数万回転/分の割合で高速回転する
必要があり、動圧軸受けを用いることによって、ロータ
側の部材を高速回転時に非接触で支持し、部材の摩耗を
抑えている。図7に示すモータは、このような動圧軸受
けを用いたモータの一例である。この図7に示すモータ
は、プリンタやHDD等の本体装置のフレームに固定さ
れるベース110と、円板状のハブ132の中心から円
柱状のシャフト131が延設されたハブシャフト130
と、シャフト131の端部に固着された軸受けリング1
52とを備えている。
回転多面鏡装置やHDD(ハードディスクドライブ)等
の回転体装置には、動圧軸受けを用いたモータが使用さ
れている。回転多面鏡装置やHDD等の回転体装置は、
ロータ部材を数千〜数万回転/分の割合で高速回転する
必要があり、動圧軸受けを用いることによって、ロータ
側の部材を高速回転時に非接触で支持し、部材の摩耗を
抑えている。図7に示すモータは、このような動圧軸受
けを用いたモータの一例である。この図7に示すモータ
は、プリンタやHDD等の本体装置のフレームに固定さ
れるベース110と、円板状のハブ132の中心から円
柱状のシャフト131が延設されたハブシャフト130
と、シャフト131の端部に固着された軸受けリング1
52とを備えている。
【0003】ベース110は、円環状に突出する嵌入部
110aを有しており、この嵌入部110aの外周面に
は固定子コイル140が固定されている。嵌入部110
aの先端部には係止リング151が嵌入部と同軸に固定
されている。固定子コイル140は、一枚または複数枚
重ねられた同形の板状のヨーク141と、ヨーク141
に導線を巻回させて形成したコイル142とよりなって
いる。ヨーク141は、円環状の装着部とこの装着部か
ら径方向外方に複数延設された巻回部とよりなり、装着
部の中空部に嵌入部110aが挿通されることにより嵌
入部110aに固定されるようになっている。巻回部に
は導線が巻回されてコイル142が形成されており、こ
のコイル142に通電されることによって、回転磁界が
形成されるようになっている。
110aを有しており、この嵌入部110aの外周面に
は固定子コイル140が固定されている。嵌入部110
aの先端部には係止リング151が嵌入部と同軸に固定
されている。固定子コイル140は、一枚または複数枚
重ねられた同形の板状のヨーク141と、ヨーク141
に導線を巻回させて形成したコイル142とよりなって
いる。ヨーク141は、円環状の装着部とこの装着部か
ら径方向外方に複数延設された巻回部とよりなり、装着
部の中空部に嵌入部110aが挿通されることにより嵌
入部110aに固定されるようになっている。巻回部に
は導線が巻回されてコイル142が形成されており、こ
のコイル142に通電されることによって、回転磁界が
形成されるようになっている。
【0004】ハブシャフト130のハブ132の周縁部
からは下方へ向けて円環部133が延設されており、円
環部133の内周壁にロータマグネット160が固定さ
れている。ハブシャフト130のシャフト131の端部
には軸受けリング151が同軸に固定されており、シャ
フト131が係止リング151を貫通し、軸受けリング
152がベース110の嵌入部110a内に回転自在に
配置されて、ハブシャフト130はベース110に対し
て回転自在に支持されている。ベース110の嵌入部1
10aと軸受けリング152との間は潤滑用のオイルで
満たされている。軸受けリング152の外周面及び上下
端面には動圧発生用の溝が形成されている。
からは下方へ向けて円環部133が延設されており、円
環部133の内周壁にロータマグネット160が固定さ
れている。ハブシャフト130のシャフト131の端部
には軸受けリング151が同軸に固定されており、シャ
フト131が係止リング151を貫通し、軸受けリング
152がベース110の嵌入部110a内に回転自在に
配置されて、ハブシャフト130はベース110に対し
て回転自在に支持されている。ベース110の嵌入部1
10aと軸受けリング152との間は潤滑用のオイルで
満たされている。軸受けリング152の外周面及び上下
端面には動圧発生用の溝が形成されている。
【0005】この従来技術のモータでは、ハブシャフト
130の円環部133に固定されたロータマグネット1
60は固定子コイル140が形成する回転磁界によって
が付勢され、ハブシャフト130が回転する。そしてハ
ブシャフト130の回転にともない軸受けリング152
が回転し、軸受けリング152とベース110の嵌入部
110aとの間及び軸受けリング152と係止リング1
51との間にオイルが巻き込まれて動圧が発生する。そ
して、ハブシャフト130の回転数が所定以上になると
この動圧によって軸受けリング152が浮上支持され
る。
130の円環部133に固定されたロータマグネット1
60は固定子コイル140が形成する回転磁界によって
が付勢され、ハブシャフト130が回転する。そしてハ
ブシャフト130の回転にともない軸受けリング152
が回転し、軸受けリング152とベース110の嵌入部
110aとの間及び軸受けリング152と係止リング1
51との間にオイルが巻き込まれて動圧が発生する。そ
して、ハブシャフト130の回転数が所定以上になると
この動圧によって軸受けリング152が浮上支持され
る。
【0006】このような動圧軸受けを用いたモータは、
高速回転においても時における部材同士の摩擦が少な
く、良好な耐久性を得られる利点がある。
高速回転においても時における部材同士の摩擦が少な
く、良好な耐久性を得られる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述のモータに
おいては、軸受けリング152には、動圧発生用の溝を
加工形成しやすいこと、使用に耐える程度の摩耗に対す
る耐久性を有すること等から銅系の金属材料が用いら
れ、ベースにはSUS等の金属材料が用いられる。これ
らの材料が用いられる理由としては、他に、モータの回
転中に温度が上昇した状態において、銅系金属の線膨張
係数がSUSよりも大きく、ベース110の嵌入部11
0aの中空部が膨張した場合に、軸受けリング152は
それ以上に膨張し、嵌入部110aと軸受けリング15
2との隙間の容積があまり変わらないため、温度に拘わ
らず発生する動圧を一定に保持することができるという
理由もある。尚、動圧軸受けにおいては、所定の動圧を
発生させるためには、軸受けリング152とベース11
0の嵌入部110aとの隙間は±1ミクロン程度の精度
で保持される必要がある。そして、軸受けリング152
は、ハブシャフト130のシャフト131に圧入によっ
て固定される。
おいては、軸受けリング152には、動圧発生用の溝を
加工形成しやすいこと、使用に耐える程度の摩耗に対す
る耐久性を有すること等から銅系の金属材料が用いら
れ、ベースにはSUS等の金属材料が用いられる。これ
らの材料が用いられる理由としては、他に、モータの回
転中に温度が上昇した状態において、銅系金属の線膨張
係数がSUSよりも大きく、ベース110の嵌入部11
0aの中空部が膨張した場合に、軸受けリング152は
それ以上に膨張し、嵌入部110aと軸受けリング15
2との隙間の容積があまり変わらないため、温度に拘わ
らず発生する動圧を一定に保持することができるという
理由もある。尚、動圧軸受けにおいては、所定の動圧を
発生させるためには、軸受けリング152とベース11
0の嵌入部110aとの隙間は±1ミクロン程度の精度
で保持される必要がある。そして、軸受けリング152
は、ハブシャフト130のシャフト131に圧入によっ
て固定される。
【0008】また、ハブシャフト130のシャフト13
1は回転体であるため円柱状に形成され、シャフト13
1に固定される軸受けリング152の内腔部も円柱状に
形成されているが、旋盤におけるチャッキングの影響等
によって、シャフト部131aの外周面、軸受けリング
152の内腔部を形成する内周面のいずれについても、
その断面が完全に円形(真円)となるように加工するこ
とは不可能であり、実際には、真円度を含んだいびつな
円に加工される。このようないびつな円形の断面の外周
面を有するシャフト131を、同様にいびつな円形断面
の軸受けリング152の内腔部に装着すると、全面が接
触した状態にはならず、周回り方向、軸線方向のいずれ
についても、接触部分と離間部分とが不規則に配置され
た状態となり、圧入時等に応力の集中する箇所が発生す
る。そして、上述のように動圧発生溝が形成しやすく且
つ膨張係数の大きい材料は、一般に硬度が低く、このよ
うな材料で軸受けリング152を形成しハブシャフト1
30のシャフト131に圧入すると、上述のように応力
の集中した箇所が変形しやすい。このように、軸受けリ
ング152が変形すると、所定の大きさの動圧を発生さ
せ保持することが難しくなり、回転精度が低下したり軸
受けリング152が摩耗するおそれがある等の問題点が
ある。
1は回転体であるため円柱状に形成され、シャフト13
1に固定される軸受けリング152の内腔部も円柱状に
形成されているが、旋盤におけるチャッキングの影響等
によって、シャフト部131aの外周面、軸受けリング
152の内腔部を形成する内周面のいずれについても、
その断面が完全に円形(真円)となるように加工するこ
とは不可能であり、実際には、真円度を含んだいびつな
円に加工される。このようないびつな円形の断面の外周
面を有するシャフト131を、同様にいびつな円形断面
の軸受けリング152の内腔部に装着すると、全面が接
触した状態にはならず、周回り方向、軸線方向のいずれ
についても、接触部分と離間部分とが不規則に配置され
た状態となり、圧入時等に応力の集中する箇所が発生す
る。そして、上述のように動圧発生溝が形成しやすく且
つ膨張係数の大きい材料は、一般に硬度が低く、このよ
うな材料で軸受けリング152を形成しハブシャフト1
30のシャフト131に圧入すると、上述のように応力
の集中した箇所が変形しやすい。このように、軸受けリ
ング152が変形すると、所定の大きさの動圧を発生さ
せ保持することが難しくなり、回転精度が低下したり軸
受けリング152が摩耗するおそれがある等の問題点が
ある。
【0009】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、良好な回転精度と高い耐久性を得
ることのできるモータ、モータの製造方法、及び回転体
装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、良好な回転精度と高い耐久性を得
ることのできるモータ、モータの製造方法、及び回転体
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャフト部を
有するロータ部材と、内腔部を有し、該内腔部に前記シ
ャフト部が挿通されて前記シャフト部に固定される軸受
けリングと、軸受けリングが相対的に回転自在に収納さ
れる中空部を有する支持部材と、前記支持部材に対して
同軸に且つ固定状態に配設され、回転磁界を発生させる
複数の電磁石と、前記ロータ部材に固定され、前記電磁
石によって発生される前記回転磁界に付勢されて前記ロ
ータ部材及び前記軸受けリングを回転させるロータマグ
ネットと、前記軸受けリングと前記支持部材のうちの一
方に配設され、前記軸受けリングの回転により他方との
間に動圧を発生する動圧発生手段とを備え、前記シャフ
ト部の前記軸受けリングが固定される固定部の外周面部
と軸受けリングの内周面部のうちの少なくとも一方は、
その周回り方向3箇所以上において他方に向けて線状に
突出して前記他方に当接する当接部と、該当接部同士の
間において前記他方と離間して該他方に対向する離間部
とを有するモータを提供することにより、上述の目的を
達成する。
有するロータ部材と、内腔部を有し、該内腔部に前記シ
ャフト部が挿通されて前記シャフト部に固定される軸受
けリングと、軸受けリングが相対的に回転自在に収納さ
れる中空部を有する支持部材と、前記支持部材に対して
同軸に且つ固定状態に配設され、回転磁界を発生させる
複数の電磁石と、前記ロータ部材に固定され、前記電磁
石によって発生される前記回転磁界に付勢されて前記ロ
ータ部材及び前記軸受けリングを回転させるロータマグ
ネットと、前記軸受けリングと前記支持部材のうちの一
方に配設され、前記軸受けリングの回転により他方との
間に動圧を発生する動圧発生手段とを備え、前記シャフ
ト部の前記軸受けリングが固定される固定部の外周面部
と軸受けリングの内周面部のうちの少なくとも一方は、
その周回り方向3箇所以上において他方に向けて線状に
突出して前記他方に当接する当接部と、該当接部同士の
間において前記他方と離間して該他方に対向する離間部
とを有するモータを提供することにより、上述の目的を
達成する。
【0011】本発明に係るモータでは、ロータ部材のシ
ャフト部の軸受けリングが固定される固定部の内周面部
と軸受けリングの外周面部とのうちの少なくとも一方
は、周回り方向3箇所以上において線状に突出して他方
に当接する当接部が形成されている。この当接部は、ロ
ータ部材のシャフト部の軸受けリングが固定される固定
部の内周面部と軸受けリングの外周面部とのうちの少な
くとも一方を、周回り方向3箇所以上において線状に突
出した形状に形成し、ロータ部材のシャフト部が圧入等
によって軸受けリングの内腔部に挿通し、対向する部材
に当接させることにより形成される。このように対向す
る部材に当接させると、突出した部分が、対向する部材
の形状に従って押圧されて突出していない部分へ向けて
広がりつぶれて微少に変形し、加工誤差が是正され、対
向する部材との間において隙間なく密着して当接部を形
成する。このように、本発明では、当接部は、線状に突
出しておりそれらの当接部間に離間部が形成されている
ので、軸受けリングをロータ部材のシャフト部に固定す
る際に軸受けリングまたはロータ部材のシャフト部を対
向する部材に押圧させ対向する部材に従う形状に変形さ
せて、形成することができる。そしてこのように形成さ
れた当接部は対向する部材に従った形状となって当該対
向する部材に確実に密着する。従って、この当接部の配
設位置によってロータ部材のシャフト部と軸受けリング
との接触箇所を制御でき、当接部において確実に圧入等
による応力を分散することができ、当接部において応力
を吸収し、軸受けリングの変形を回避する事が可能とな
る。更に、ロータ部材のシャフト部と軸受けリングとが
周回り方向の3箇所以上において線状に当接するため、
周回り方向と当接部の長さ方向の両方に応力が分散さ
れ、応力を効果的に分散させて軸受けリングの変形を回
避することができる。
ャフト部の軸受けリングが固定される固定部の内周面部
と軸受けリングの外周面部とのうちの少なくとも一方
は、周回り方向3箇所以上において線状に突出して他方
に当接する当接部が形成されている。この当接部は、ロ
ータ部材のシャフト部の軸受けリングが固定される固定
部の内周面部と軸受けリングの外周面部とのうちの少な
くとも一方を、周回り方向3箇所以上において線状に突
出した形状に形成し、ロータ部材のシャフト部が圧入等
によって軸受けリングの内腔部に挿通し、対向する部材
に当接させることにより形成される。このように対向す
る部材に当接させると、突出した部分が、対向する部材
の形状に従って押圧されて突出していない部分へ向けて
広がりつぶれて微少に変形し、加工誤差が是正され、対
向する部材との間において隙間なく密着して当接部を形
成する。このように、本発明では、当接部は、線状に突
出しておりそれらの当接部間に離間部が形成されている
ので、軸受けリングをロータ部材のシャフト部に固定す
る際に軸受けリングまたはロータ部材のシャフト部を対
向する部材に押圧させ対向する部材に従う形状に変形さ
せて、形成することができる。そしてこのように形成さ
れた当接部は対向する部材に従った形状となって当該対
向する部材に確実に密着する。従って、この当接部の配
設位置によってロータ部材のシャフト部と軸受けリング
との接触箇所を制御でき、当接部において確実に圧入等
による応力を分散することができ、当接部において応力
を吸収し、軸受けリングの変形を回避する事が可能とな
る。更に、ロータ部材のシャフト部と軸受けリングとが
周回り方向の3箇所以上において線状に当接するため、
周回り方向と当接部の長さ方向の両方に応力が分散さ
れ、応力を効果的に分散させて軸受けリングの変形を回
避することができる。
【0012】上記当接部は、3箇所以上に配設されてい
ることが必要である。2箇所では、軸受けリングにかか
る応力が所定方向に集中し楕円等にゆがんでしまう。上
記当接部は、軸受けリングの内周面部及びロータ部材の
シャフト部の外周面部のうちの少なくとも一方に、その
周回り方向に等分に配設されていることが望ましい。軸
受けリングがロータ部材のシャフト部に周回り方向全体
に偏りなくほぼ均一な力で当接され、応力がまんべんな
く周回り方向全体にほぼ均一に分散され、軸受けリング
の変形を確実に回避できるからである。また、上記当接
部は、軸受けリングの内周面部またはシャフト部の固定
部の外周面部に、その軸線方向全長に亘って配設されて
いることが好ましい。応力が軸線方向全体にほぼ均一に
分散され、これにより、軸受けリングの変形をより一層
回避することができる。当接部は、線状に形成されてい
る必要があるが、直線状であっても、蛇行していても、
曲線状であってもよい。ここで線状とは、軸受け部材に
ロータ部材のシャフト部が挿通された際に、当接部が対
向する部材に押圧されるとその押圧力により変形し前記
他方に密着できる程度に幅細であることをいう。従っ
て、ある程度の幅を持った細帯状等が含まれる。また、
当接部は、当接部の周囲よりも前記他方との距離が少な
くなるように形成されていればよく、その形状は前記他
方との関係において制限されるものである。従って、当
接部を有するシャフト部の固定部の外周面部または軸受
けリングの内周面部において、必ずしも当接部が当接部
の周囲よりも外方に突出して形成されていなくてもよ
い。例えば、軸受けリングの内周面がラジアル方向断面
n角形状に形成され、シャフト部の固定部の外周面がラ
ジアル方向断面円周形状に形成されている場合、軸受け
リングの内周面を構成するn個の平面部それぞれのラジ
アル方向の中央部はその周囲と同一平面上にあるが、軸
受けリングの外周面に対して前記周囲よりも近接するよ
うに形成されて当接部となり、中央部からそのその両側
の角部までの平面部は軸くけリングと離間する離間部と
なる。
ることが必要である。2箇所では、軸受けリングにかか
る応力が所定方向に集中し楕円等にゆがんでしまう。上
記当接部は、軸受けリングの内周面部及びロータ部材の
シャフト部の外周面部のうちの少なくとも一方に、その
周回り方向に等分に配設されていることが望ましい。軸
受けリングがロータ部材のシャフト部に周回り方向全体
に偏りなくほぼ均一な力で当接され、応力がまんべんな
く周回り方向全体にほぼ均一に分散され、軸受けリング
の変形を確実に回避できるからである。また、上記当接
部は、軸受けリングの内周面部またはシャフト部の固定
部の外周面部に、その軸線方向全長に亘って配設されて
いることが好ましい。応力が軸線方向全体にほぼ均一に
分散され、これにより、軸受けリングの変形をより一層
回避することができる。当接部は、線状に形成されてい
る必要があるが、直線状であっても、蛇行していても、
曲線状であってもよい。ここで線状とは、軸受け部材に
ロータ部材のシャフト部が挿通された際に、当接部が対
向する部材に押圧されるとその押圧力により変形し前記
他方に密着できる程度に幅細であることをいう。従っ
て、ある程度の幅を持った細帯状等が含まれる。また、
当接部は、当接部の周囲よりも前記他方との距離が少な
くなるように形成されていればよく、その形状は前記他
方との関係において制限されるものである。従って、当
接部を有するシャフト部の固定部の外周面部または軸受
けリングの内周面部において、必ずしも当接部が当接部
の周囲よりも外方に突出して形成されていなくてもよ
い。例えば、軸受けリングの内周面がラジアル方向断面
n角形状に形成され、シャフト部の固定部の外周面がラ
ジアル方向断面円周形状に形成されている場合、軸受け
リングの内周面を構成するn個の平面部それぞれのラジ
アル方向の中央部はその周囲と同一平面上にあるが、軸
受けリングの外周面に対して前記周囲よりも近接するよ
うに形成されて当接部となり、中央部からそのその両側
の角部までの平面部は軸くけリングと離間する離間部と
なる。
【0013】本発明に係るモータは、前記シャフト部の
前記固定部は円柱形状であり、前記軸受けリングには、
その内腔部が前記軸受けリングと同軸の略多角柱形状に
形成されており、前記軸受けリングの前記内腔部を形成
する内周面部の角部同士間の略央部が前記当接部を形成
し、前記略央部から両側の前記角部までの平面部が離間
部を形成しているものとすることができる。
前記固定部は円柱形状であり、前記軸受けリングには、
その内腔部が前記軸受けリングと同軸の略多角柱形状に
形成されており、前記軸受けリングの前記内腔部を形成
する内周面部の角部同士間の略央部が前記当接部を形成
し、前記略央部から両側の前記角部までの平面部が離間
部を形成しているものとすることができる。
【0014】本発明に係るモータは、前記ロータ部材の
前記固定部は円柱形状であり、前記軸受けリングは、そ
の内腔部を形成する内周面部の3箇所以上の複数箇所に
その軸線方向に亘って内方に向けて突出する歯状部を備
えており、前記軸受けリングの前記歯状部が前記当接部
を形成し、前記内周面部のうちの前記複数箇所以外が前
記離間部を形成するものとすることができる。
前記固定部は円柱形状であり、前記軸受けリングは、そ
の内腔部を形成する内周面部の3箇所以上の複数箇所に
その軸線方向に亘って内方に向けて突出する歯状部を備
えており、前記軸受けリングの前記歯状部が前記当接部
を形成し、前記内周面部のうちの前記複数箇所以外が前
記離間部を形成するものとすることができる。
【0015】本発明に係るモータは、前記軸受けリング
の内腔部は円柱形状に形成されており、前記シャフト部
の前記固着部は略多角柱形状をしており、その稜部が前
記当接部を形成し、前記稜部同士間の平面部が前記離間
部を形成しているものとすることができる。
の内腔部は円柱形状に形成されており、前記シャフト部
の前記固着部は略多角柱形状をしており、その稜部が前
記当接部を形成し、前記稜部同士間の平面部が前記離間
部を形成しているものとすることができる。
【0016】本発明に係るモータは、前記軸受けリング
の内腔部は円柱形状に形成されており、前記シャフト部
の前記固着部は、その外周面部の複数箇所に、軸線方向
に亘って外方に向けて突設する歯状部を備え、該歯状部
が前記当接部を形成し、前記外周面部のうちの前記複数
箇所以外が前記離間部を形成するものとすることができ
る。
の内腔部は円柱形状に形成されており、前記シャフト部
の前記固着部は、その外周面部の複数箇所に、軸線方向
に亘って外方に向けて突設する歯状部を備え、該歯状部
が前記当接部を形成し、前記外周面部のうちの前記複数
箇所以外が前記離間部を形成するものとすることができ
る。
【0017】また、本発明は、内腔部を形成する内周面
部の周回り方向の3箇所以上から内方に線状に突出する
当接部を有する軸受けリングの前記内腔部に、前記当接
部の自由縁端部を含む円周の径よりも大きな径の円柱状
の固着部が形成されたシャフト部を有するロータ部材の
前記固着部を圧入または焼き嵌めすることにより、前記
軸受けリングの前記当接部を前記シャフト部の前記固着
部に当接させた状態で、前記シャフト部の固着部に前記
軸受けリングを固定する軸受けリング固定行程と、複数
の電磁石を、中空部を有する支持部材と同軸の回転磁界
を形成するように、前記支持部材に対して固定状態に配
設する電磁石固定行程と、前記ロータ部材にロータマグ
ネットを前記電磁石により形成される前記回転磁界によ
り付勢されるように固定するマグネット固定行程と、前
記軸受けリングを前記支持部材の前記中空部に収納する
軸受けリング収納行程とを含むモータの製造方法を提供
することにより、上述の目的を達成する。上述の本発明
にかかるモータは、このモータの製造方法によって、製
造することができる。
部の周回り方向の3箇所以上から内方に線状に突出する
当接部を有する軸受けリングの前記内腔部に、前記当接
部の自由縁端部を含む円周の径よりも大きな径の円柱状
の固着部が形成されたシャフト部を有するロータ部材の
前記固着部を圧入または焼き嵌めすることにより、前記
軸受けリングの前記当接部を前記シャフト部の前記固着
部に当接させた状態で、前記シャフト部の固着部に前記
軸受けリングを固定する軸受けリング固定行程と、複数
の電磁石を、中空部を有する支持部材と同軸の回転磁界
を形成するように、前記支持部材に対して固定状態に配
設する電磁石固定行程と、前記ロータ部材にロータマグ
ネットを前記電磁石により形成される前記回転磁界によ
り付勢されるように固定するマグネット固定行程と、前
記軸受けリングを前記支持部材の前記中空部に収納する
軸受けリング収納行程とを含むモータの製造方法を提供
することにより、上述の目的を達成する。上述の本発明
にかかるモータは、このモータの製造方法によって、製
造することができる。
【0018】更に、本発明は、周回り方向の3箇所以上
から外方に線状に突出する当接部の形成された固着部を
含むシャフト部を有するロータ部材の前記固着部を、前
記当接部の自由縁端部を含む円周の径よりも小さな径の
円柱状の内腔部を有する軸受けリングの前記内腔部に圧
入または焼き嵌めすることにより、前記軸受けリングの
内周面部に前記シャフト部の前記当接部を当接させた状
態で、前記軸受けリングを前記シャフト部の固着部に固
定する軸受けリング固定行程と、複数の電磁石を、中空
部を有する支持部材と同軸の回転磁界を形成するよう
に、前記支持部材に対して固定状態に配設する電磁石固
定行程と、前記ロータ部材にロータマグネットを前記電
磁石により形成される前記回転磁界により付勢されるよ
うに固定するマグネット固定行程と、前記軸受けリング
を前記支持部材の前記中空部に収納する軸受けリング収
納行程とを含むモータの製造方法を提供することによ
り、上記目的を達成する。上述の本発明にかかるモータ
は、このモータの製造方法によって、製造することがで
きる。
から外方に線状に突出する当接部の形成された固着部を
含むシャフト部を有するロータ部材の前記固着部を、前
記当接部の自由縁端部を含む円周の径よりも小さな径の
円柱状の内腔部を有する軸受けリングの前記内腔部に圧
入または焼き嵌めすることにより、前記軸受けリングの
内周面部に前記シャフト部の前記当接部を当接させた状
態で、前記軸受けリングを前記シャフト部の固着部に固
定する軸受けリング固定行程と、複数の電磁石を、中空
部を有する支持部材と同軸の回転磁界を形成するよう
に、前記支持部材に対して固定状態に配設する電磁石固
定行程と、前記ロータ部材にロータマグネットを前記電
磁石により形成される前記回転磁界により付勢されるよ
うに固定するマグネット固定行程と、前記軸受けリング
を前記支持部材の前記中空部に収納する軸受けリング収
納行程とを含むモータの製造方法を提供することによ
り、上記目的を達成する。上述の本発明にかかるモータ
は、このモータの製造方法によって、製造することがで
きる。
【0019】また、本発明は、本発明に係るモータを備
える回転体装置を提供することにより、上述の目的を達
成する。
える回転体装置を提供することにより、上述の目的を達
成する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のモータの一実施形態を示す軸線方向断面図である。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のモータの一実施形態を示す軸線方向断面図である。
【0021】本実施形態のモータは、ハードディスクド
ライブ(HDD)に使用されるものであり、図1に示す
ように、中央に嵌入部10aが形成されたベース10
と、円筒状のスリーブ(支持部材)20と、ハードディ
スクを支持して回転するハブシャフト(ロータ部材)3
0とを備えている。
ライブ(HDD)に使用されるものであり、図1に示す
ように、中央に嵌入部10aが形成されたベース10
と、円筒状のスリーブ(支持部材)20と、ハードディ
スクを支持して回転するハブシャフト(ロータ部材)3
0とを備えている。
【0022】ベース10は、円板状の底部12と、この
底部12から底部12よりも一段高く径方向外方に延設
されてベース10の周縁部を形成する鍔部11とを備え
ている。底部12の中央には、円環状に突出する嵌入部
10aが形成されている。そして、HDDのフレームF
に形成された装着孔にベース10の底部12が嵌着さ
れ、鍔部11がHDDのフレームFに面接した状態で固
定されるようになっている。
底部12から底部12よりも一段高く径方向外方に延設
されてベース10の周縁部を形成する鍔部11とを備え
ている。底部12の中央には、円環状に突出する嵌入部
10aが形成されている。そして、HDDのフレームF
に形成された装着孔にベース10の底部12が嵌着さ
れ、鍔部11がHDDのフレームFに面接した状態で固
定されるようになっている。
【0023】スリーブ20は外周面及び内周面とも軸線
方向の全長に亘って、ラジアル方向断面が円形となって
おり、内径及び外径の異なる、中空円柱形状を、軸線方
向に積み上げた形状をしている。そしてスリーブ20
は、一端部21がベース10の嵌入部10aに、接着剤
によりベース10に固定され、他端側が上方(ベース1
0とは逆側)へ向けて立設され、上方の開放された中空
部が形成されている。また、スリーブ20の他端部は径
が広がった大径部22となっており、この径の変化にと
もなって、スリーブ20の内周壁と外周壁のそれぞれに
段部(第1の段部20a及び第2の段部20b)が形成
されている。また、他端部の上縁端部は径方向外方へむ
けて厚くなってコイル係止縁23が形成おり、この厚み
の変化にともなって外周壁に段部(第3の段部20c)
が形成されている。
方向の全長に亘って、ラジアル方向断面が円形となって
おり、内径及び外径の異なる、中空円柱形状を、軸線方
向に積み上げた形状をしている。そしてスリーブ20
は、一端部21がベース10の嵌入部10aに、接着剤
によりベース10に固定され、他端側が上方(ベース1
0とは逆側)へ向けて立設され、上方の開放された中空
部が形成されている。また、スリーブ20の他端部は径
が広がった大径部22となっており、この径の変化にと
もなって、スリーブ20の内周壁と外周壁のそれぞれに
段部(第1の段部20a及び第2の段部20b)が形成
されている。また、他端部の上縁端部は径方向外方へむ
けて厚くなってコイル係止縁23が形成おり、この厚み
の変化にともなって外周壁に段部(第3の段部20c)
が形成されている。
【0024】スリーブ20の大径部22の半径方向外方
には、固定子コイル40が同軸固定されている。固定子
コイル40は、ヨーク41とこのヨーク41に導線を巻
回させて形成されたコイル42とから複数の電磁石を構
成する。ヨーク41は、中央に円孔を有する円環部と該
円環部の円周等分複数箇所から半径方向外方へ向けて延
設された巻回部とを備えており、巻回部に導線が巻回さ
れてコイル42が形成されている。そして、ヨーク41
の円孔にスリーブ20が挿通され、ヨーク41がスリー
ブ20の第3の段部20cに接触した状態で、ヨーク4
1の内周壁がスリーブ20に同軸固着されている。コイ
ル42は、ベース10の上方にスリーブ20と同軸の円
周上に配置され、通電されることにより、回転磁界を形
成するようになっている。
には、固定子コイル40が同軸固定されている。固定子
コイル40は、ヨーク41とこのヨーク41に導線を巻
回させて形成されたコイル42とから複数の電磁石を構
成する。ヨーク41は、中央に円孔を有する円環部と該
円環部の円周等分複数箇所から半径方向外方へ向けて延
設された巻回部とを備えており、巻回部に導線が巻回さ
れてコイル42が形成されている。そして、ヨーク41
の円孔にスリーブ20が挿通され、ヨーク41がスリー
ブ20の第3の段部20cに接触した状態で、ヨーク4
1の内周壁がスリーブ20に同軸固着されている。コイ
ル42は、ベース10の上方にスリーブ20と同軸の円
周上に配置され、通電されることにより、回転磁界を形
成するようになっている。
【0025】スリーブ20の上縁端部には、係止リング
51が、その一端面を第1の段部20aに載せ置き、外
周壁をスリーブ20の内周面に固着されている。
51が、その一端面を第1の段部20aに載せ置き、外
周壁をスリーブ20の内周面に固着されている。
【0026】ハブシャフト30は、円柱状のシャフト部
31と、該シャフト部31の一端部から径方向に延設さ
れた円板状のハブ部(延設部)32と、ハブ部32の周
縁部から下方へ向けて延設された円環部33とを備えて
おり、シャフト部31の他端部は、軸受けリング52が
固定される固着部31bとなっている。
31と、該シャフト部31の一端部から径方向に延設さ
れた円板状のハブ部(延設部)32と、ハブ部32の周
縁部から下方へ向けて延設された円環部33とを備えて
おり、シャフト部31の他端部は、軸受けリング52が
固定される固着部31bとなっている。
【0027】ハブ部32は、スリーブ20の開放された
上縁端部の上方に配設されており、ベース10の底部1
2の上方を覆っている。円環部33の周端部(ハブ部3
2と逆側の端部)は外方へむけて張り出しており、天面
がハブ部32よりも一段低くなってハードディスクを支
持するようになっている。円環部33の内周壁には複数
のロータマグネット60が等間隔で固着されている。こ
のロータマグネット60は、その磁気中心が固定子コイ
ル40の磁気中心とアキシャル方向位置が同じになるよ
うに配置されており、固定子コイル40に形成される回
転磁界によって付勢されるようになっている。
上縁端部の上方に配設されており、ベース10の底部1
2の上方を覆っている。円環部33の周端部(ハブ部3
2と逆側の端部)は外方へむけて張り出しており、天面
がハブ部32よりも一段低くなってハードディスクを支
持するようになっている。円環部33の内周壁には複数
のロータマグネット60が等間隔で固着されている。こ
のロータマグネット60は、その磁気中心が固定子コイ
ル40の磁気中心とアキシャル方向位置が同じになるよ
うに配置されており、固定子コイル40に形成される回
転磁界によって付勢されるようになっている。
【0028】図2は、本実施形態のモータのハブシャフ
ト30のシャフト部31と軸受けリング52との当接状
態を示す要部断面図である。この図2に示すように、軸
受けリング52は、軸線方向に貫通する正六角柱形状の
内腔部が形成された円柱形状となっており、内腔部の内
周面は6つの平面が各平面の側縁同士で連接された形状
となっている。各平面の側縁同士の連接部が内腔部の内
周面部の稜縁部を形成している。軸受けリング52の内
腔部には、ハブシャフト30のシャフト部31の固着部
31bが圧入により挿通されて内腔部と同軸に固定され
ている。これにより、軸受けリング52の内周面部のう
ち、隣接する稜縁部同士間の略中央が軸線方向に沿って
全長に亘って固着部31bの外周面部と当接して当接部
52dとなっている。当接部52dそれぞれとその両側
の稜縁部までの各平面部は固着部31bとは離間して対
向して離間部52eとなっている。そして、軸受けリン
グの離間部52eとシャフト部31の固着部31bとの
間に形成された隙間によりオイル通路55が形成され
る。
ト30のシャフト部31と軸受けリング52との当接状
態を示す要部断面図である。この図2に示すように、軸
受けリング52は、軸線方向に貫通する正六角柱形状の
内腔部が形成された円柱形状となっており、内腔部の内
周面は6つの平面が各平面の側縁同士で連接された形状
となっている。各平面の側縁同士の連接部が内腔部の内
周面部の稜縁部を形成している。軸受けリング52の内
腔部には、ハブシャフト30のシャフト部31の固着部
31bが圧入により挿通されて内腔部と同軸に固定され
ている。これにより、軸受けリング52の内周面部のう
ち、隣接する稜縁部同士間の略中央が軸線方向に沿って
全長に亘って固着部31bの外周面部と当接して当接部
52dとなっている。当接部52dそれぞれとその両側
の稜縁部までの各平面部は固着部31bとは離間して対
向して離間部52eとなっている。そして、軸受けリン
グの離間部52eとシャフト部31の固着部31bとの
間に形成された隙間によりオイル通路55が形成され
る。
【0029】軸受けリング52の外周面には、図1に示
すように、ラジアル方向の動圧発生用の溝(2列の斜線
状の溝)52aが形成されている。また、軸受けリング
52の上端面及び下端面には、スラスト方向の動圧発生
用の溝(へリングボーン溝)52b,52cが形成され
ている。
すように、ラジアル方向の動圧発生用の溝(2列の斜線
状の溝)52aが形成されている。また、軸受けリング
52の上端面及び下端面には、スラスト方向の動圧発生
用の溝(へリングボーン溝)52b,52cが形成され
ている。
【0030】そして、シャフト部31は係止リング51
に挿通され、シャフト部31の他端部側が軸受けリング
52とともにスリーブ20の中空部に配置されており、
軸受けリング52がスリーブ20の中空部側から係止リ
ング51に当接することによってシャフト部30の軸方
向への移行が制限されるようになっている。軸受けリン
グ52と係止リング51との間、軸受けリング52とス
リーブ20との間、シャフト部31の一端面とスリーブ
20との間のそれぞれの隙間には、オイルが満たされて
いる。また、軸受けリング52の離間部52eとシャフ
ト部31の固着部31bとの間に形成された隙間(オイ
ル通路55)にもオイルが満たされている。そして、ハ
ブシャフト30が回転すると、動圧発生用の溝52a,
52b,52cによって、軸受けリング52の外周面と
スリーブ20の内周面との間、軸受けリング52の下端
面とスリーブ20の一端面との間、軸受けリング52の
上端面と係止リング51の下端面との間、のそれぞれに
オイルが巻き込まれて動圧が発生し、軸受けリング52
は、スリーブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及
び係止リング51の下端面それぞれとわずかな隙間をあ
けた状態で浮上支持されるようになっている。
に挿通され、シャフト部31の他端部側が軸受けリング
52とともにスリーブ20の中空部に配置されており、
軸受けリング52がスリーブ20の中空部側から係止リ
ング51に当接することによってシャフト部30の軸方
向への移行が制限されるようになっている。軸受けリン
グ52と係止リング51との間、軸受けリング52とス
リーブ20との間、シャフト部31の一端面とスリーブ
20との間のそれぞれの隙間には、オイルが満たされて
いる。また、軸受けリング52の離間部52eとシャフ
ト部31の固着部31bとの間に形成された隙間(オイ
ル通路55)にもオイルが満たされている。そして、ハ
ブシャフト30が回転すると、動圧発生用の溝52a,
52b,52cによって、軸受けリング52の外周面と
スリーブ20の内周面との間、軸受けリング52の下端
面とスリーブ20の一端面との間、軸受けリング52の
上端面と係止リング51の下端面との間、のそれぞれに
オイルが巻き込まれて動圧が発生し、軸受けリング52
は、スリーブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及
び係止リング51の下端面それぞれとわずかな隙間をあ
けた状態で浮上支持されるようになっている。
【0031】上述のような構成の本実施形態のモータ
は、通電により固定子コイル40に回転磁界が発生する
と、この回転磁界によってロータマグネット60が付勢
され、ハブシャフト30が回転する。そしてこの回転に
よって、動圧発生用の溝52a,52b,52cにオイ
ルが巻き込まれて動圧が発生し、回転が所定速度以上に
なると、軸受けリング52及びシャフト部31が、スリ
ーブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リ
ング51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態
で支持され、ハブシャフト30と軸受けリング52と
が、浮上した状態で回転する。
は、通電により固定子コイル40に回転磁界が発生する
と、この回転磁界によってロータマグネット60が付勢
され、ハブシャフト30が回転する。そしてこの回転に
よって、動圧発生用の溝52a,52b,52cにオイ
ルが巻き込まれて動圧が発生し、回転が所定速度以上に
なると、軸受けリング52及びシャフト部31が、スリ
ーブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リ
ング51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態
で支持され、ハブシャフト30と軸受けリング52と
が、浮上した状態で回転する。
【0032】ハブシャフト30の回転中、軸受けリング
52とスリーブ20との間のオイルは、軸受けリング5
2の上端面及び下端面に形成されたへリングボーン溝5
2b,52cによって各端面の内縁と外縁との略中央に
向けて巻き込まれる。また軸受けリング52の外周面に
形成された2本の斜線状の溝52aによって、軸受けリ
ング52の厚み方向に向けて巻き込まれる。そのため、
軸受けリング52の上下各端面と外周面との境界部周囲
56のオイルが減圧される。従来技術の流体軸受けにお
いては、この境界部周囲56においてはオイルが減圧さ
れることにより、オイルに溶解していた気体成分が気化
して気泡が発生し、回転精度の低下につながっていた。
しかし本実施形態においては、軸受けリング52の離間
部52eとハブシャフト30のシャフト部31との間が
軸線方向全長に亘って離間してオイル通路55が形成さ
れオイルで満たされているので、モータの回転時にはオ
イル通路55を満たすオイルも軸受けリング52の上下
各端面に巻き込まれる。従って、軸受けリング52の上
下各端面と外周面との境界部周囲56の減圧が少なくな
り、減圧によりオイルに溶解していた気体成分の気化が
おきにくくなり、気泡の発生を回避することができる。
52とスリーブ20との間のオイルは、軸受けリング5
2の上端面及び下端面に形成されたへリングボーン溝5
2b,52cによって各端面の内縁と外縁との略中央に
向けて巻き込まれる。また軸受けリング52の外周面に
形成された2本の斜線状の溝52aによって、軸受けリ
ング52の厚み方向に向けて巻き込まれる。そのため、
軸受けリング52の上下各端面と外周面との境界部周囲
56のオイルが減圧される。従来技術の流体軸受けにお
いては、この境界部周囲56においてはオイルが減圧さ
れることにより、オイルに溶解していた気体成分が気化
して気泡が発生し、回転精度の低下につながっていた。
しかし本実施形態においては、軸受けリング52の離間
部52eとハブシャフト30のシャフト部31との間が
軸線方向全長に亘って離間してオイル通路55が形成さ
れオイルで満たされているので、モータの回転時にはオ
イル通路55を満たすオイルも軸受けリング52の上下
各端面に巻き込まれる。従って、軸受けリング52の上
下各端面と外周面との境界部周囲56の減圧が少なくな
り、減圧によりオイルに溶解していた気体成分の気化が
おきにくくなり、気泡の発生を回避することができる。
【0033】次に、本発明のモータの製造方法の一実施
形態であり、上述の実施形態のモータの製造方法につい
て説明する。上述の実施形態のモータは、次のような行
程により製造される。即ち、まず、ベース10、スリー
ブ20、ハブシャフト30、ヨーク41、係止リング5
1及び軸受けリング52を加工形成する。このとき、軸
受けリング52は、内腔部を正六角柱形状に形成し、内
周面を構成する各平面とその対向面との距離がハブシャ
フト30の固着部31bの径よりも若干小さくなるよう
にする。また、軸受けリング52の外周面及び上下各端
面には、同時に動圧発生用の溝52a,52b,52c
を形成しておく。また、スリーブ20の内径は軸受けリ
ング52の外形よりもわずかに大きく形成しておく。
形態であり、上述の実施形態のモータの製造方法につい
て説明する。上述の実施形態のモータは、次のような行
程により製造される。即ち、まず、ベース10、スリー
ブ20、ハブシャフト30、ヨーク41、係止リング5
1及び軸受けリング52を加工形成する。このとき、軸
受けリング52は、内腔部を正六角柱形状に形成し、内
周面を構成する各平面とその対向面との距離がハブシャ
フト30の固着部31bの径よりも若干小さくなるよう
にする。また、軸受けリング52の外周面及び上下各端
面には、同時に動圧発生用の溝52a,52b,52c
を形成しておく。また、スリーブ20の内径は軸受けリ
ング52の外形よりもわずかに大きく形成しておく。
【0034】次に、ヨーク41に導線を巻回させて固定
子コイル40を形成する。続いて、固定子コイル40の
ヨーク41の円孔にスリーブ20を挿通し、ヨーク41
をスリーブ20の第3の段部20cに当接させる。そし
てこの状態で固定子コイル40のヨークの内周面を、ス
リーブ20に固定する。この固定は、圧入、焼き嵌め、
接着剤等による固着等、従来より行われてる手法を特に
制限なく用いて行うことができる。また、ハブシャフト
30の円環部33に、ロータマグネット60を半径方向
内方から固定する。
子コイル40を形成する。続いて、固定子コイル40の
ヨーク41の円孔にスリーブ20を挿通し、ヨーク41
をスリーブ20の第3の段部20cに当接させる。そし
てこの状態で固定子コイル40のヨークの内周面を、ス
リーブ20に固定する。この固定は、圧入、焼き嵌め、
接着剤等による固着等、従来より行われてる手法を特に
制限なく用いて行うことができる。また、ハブシャフト
30の円環部33に、ロータマグネット60を半径方向
内方から固定する。
【0035】そして、軸受けリング52及び係止リング
51をスリーブ20の中空部に配置するとともに、ハブ
シャフト30のシャフト部31を係止リング51の中空
部に挿通させ、シャフト部31の固着部31bを軸受け
リング52の内腔部に圧入する。また、係止リング51
の外周壁をスリーブ20に固定する。これにより、軸受
けリング52の内周面を構成する各平面部のラジアル方
向略中央部がシャフト部31の固着部31bに当接して
周回り方向に押し広げられ、軸線方向の全長に亘って固
着部31bの外周面と隙間なく圧接(当接部52d)
し、軸受けリング52が固着部31bに固定される。軸
受けリング52の内周面部のうち前記略央部以外の部分
はシャフト部31の外周面とは離間して対向する(離間
部52e)。このとき、軸受けリング52のシャフト部
31に対するアキシャル方向の位置は、スリーブ20に
固定されている固定子コイル40とハブシャフト30に
固定されているロータマグネット60とのそれぞれの磁
気中心がアキシャル方向に一致するように、調節して固
定する。同時に、軸受けリング52と係止リング51の
間、軸受けリング52とスリーブ20の間、シャフト部
31の一端面とスリーブ20の間のそれぞれの隙間に、
オイルを満たす。
51をスリーブ20の中空部に配置するとともに、ハブ
シャフト30のシャフト部31を係止リング51の中空
部に挿通させ、シャフト部31の固着部31bを軸受け
リング52の内腔部に圧入する。また、係止リング51
の外周壁をスリーブ20に固定する。これにより、軸受
けリング52の内周面を構成する各平面部のラジアル方
向略中央部がシャフト部31の固着部31bに当接して
周回り方向に押し広げられ、軸線方向の全長に亘って固
着部31bの外周面と隙間なく圧接(当接部52d)
し、軸受けリング52が固着部31bに固定される。軸
受けリング52の内周面部のうち前記略央部以外の部分
はシャフト部31の外周面とは離間して対向する(離間
部52e)。このとき、軸受けリング52のシャフト部
31に対するアキシャル方向の位置は、スリーブ20に
固定されている固定子コイル40とハブシャフト30に
固定されているロータマグネット60とのそれぞれの磁
気中心がアキシャル方向に一致するように、調節して固
定する。同時に、軸受けリング52と係止リング51の
間、軸受けリング52とスリーブ20の間、シャフト部
31の一端面とスリーブ20の間のそれぞれの隙間に、
オイルを満たす。
【0036】そして、ベース10の嵌入部10aにスリ
ーブ20の一端部を固定して、本実施形態のモータが完
成終了する。この固定は、圧入、焼き嵌め、接着剤等に
よる固着等、従来より行われてる手法を特に制限なく用
いて行うことができる。
ーブ20の一端部を固定して、本実施形態のモータが完
成終了する。この固定は、圧入、焼き嵌め、接着剤等に
よる固着等、従来より行われてる手法を特に制限なく用
いて行うことができる。
【0037】上述のような本実施形態の製造方法により
製造された本実施形態のモータでは、軸受けリング52
の内周面部が、軸線方向視正6角形形状をしており、円
周等分6箇所において軸線方向の全長に亘って軸線から
の距離が短くなって突出する当接部52dとなってい
る。そして、圧入等によってヨーク10にスリーブ20
が挿入されると、前記内周面部を構成する6つの平面部
のラジアル方向略央部(当接部52d)がシャフト部3
1の外周壁の形状にしたがってつぶれて押し広げられて
微少に変形し、シャフト部31の外周平面に隙間なく密
着して当接する。軸受けリング52の内周面部のうちシ
ャフト部31に当接する部分以外はスリーブ20とは離
間して対向する。その結果、軸受けリング52は、当接
部52bにおいて確実にシャフト部31の外周面に当接
する。従って、本実施形態によると、当接部52dにお
いて確実に圧入等による応力を分散することができる。
そして分散された応力は当接部52dにおいて受けるこ
とができ、軸受けリング52の外周面部に影響を与える
ことがなく、外周面部の変形を回避することが可能とな
る。従って、本実施形態によると、確実に所定の大きさ
の動圧を発生させて、ハブシャフト30を良好な回転精
度で回転させ、部材の摩耗を回避することができる。
製造された本実施形態のモータでは、軸受けリング52
の内周面部が、軸線方向視正6角形形状をしており、円
周等分6箇所において軸線方向の全長に亘って軸線から
の距離が短くなって突出する当接部52dとなってい
る。そして、圧入等によってヨーク10にスリーブ20
が挿入されると、前記内周面部を構成する6つの平面部
のラジアル方向略央部(当接部52d)がシャフト部3
1の外周壁の形状にしたがってつぶれて押し広げられて
微少に変形し、シャフト部31の外周平面に隙間なく密
着して当接する。軸受けリング52の内周面部のうちシ
ャフト部31に当接する部分以外はスリーブ20とは離
間して対向する。その結果、軸受けリング52は、当接
部52bにおいて確実にシャフト部31の外周面に当接
する。従って、本実施形態によると、当接部52dにお
いて確実に圧入等による応力を分散することができる。
そして分散された応力は当接部52dにおいて受けるこ
とができ、軸受けリング52の外周面部に影響を与える
ことがなく、外周面部の変形を回避することが可能とな
る。従って、本実施形態によると、確実に所定の大きさ
の動圧を発生させて、ハブシャフト30を良好な回転精
度で回転させ、部材の摩耗を回避することができる。
【0038】特に、本実施形態によると、当接部52d
が軸受けリング52の軸線方向の全長に亘って形成され
ているので、軸線方向にくまなく応力が分散され、良好
に軸受けリングの変形を回避することができる。また本
実施形態によると、当接部52dが周回り方向の円周等
分に配設されているので、周回り方向にもほぼくまなく
応力が分散され、良好に軸受けリングの変形を回避する
ことができる。
が軸受けリング52の軸線方向の全長に亘って形成され
ているので、軸線方向にくまなく応力が分散され、良好
に軸受けリングの変形を回避することができる。また本
実施形態によると、当接部52dが周回り方向の円周等
分に配設されているので、周回り方向にもほぼくまなく
応力が分散され、良好に軸受けリングの変形を回避する
ことができる。
【0039】本実施形態によると、シャフト部31と軸
受けリング52の離間部52eとにより軸線方向に貫通
するオイル通路55が形成され、このオイル通路55に
オイルが入り込むため、モータの回転時にはこのオイル
通路55に入り込んだオイルが減圧部分に回り込み、軸
受けリング52の上下各端面と外周面との境界部の減圧
が少なくなり、減圧によりオイルに溶解していた気体成
分の気化が抑えられる。従って、動圧発生用の溝52
a,52b,52cにより巻き込まれたオイルを循環さ
せるための循環孔や循環溝を特に軸受けリング52に設
けなくても、気泡の発生を回避することができる。
受けリング52の離間部52eとにより軸線方向に貫通
するオイル通路55が形成され、このオイル通路55に
オイルが入り込むため、モータの回転時にはこのオイル
通路55に入り込んだオイルが減圧部分に回り込み、軸
受けリング52の上下各端面と外周面との境界部の減圧
が少なくなり、減圧によりオイルに溶解していた気体成
分の気化が抑えられる。従って、動圧発生用の溝52
a,52b,52cにより巻き込まれたオイルを循環さ
せるための循環孔や循環溝を特に軸受けリング52に設
けなくても、気泡の発生を回避することができる。
【0040】次に本発明の回転体装置の一実施形態とし
て、上述のモータを採用した回転体装置について説明す
る。図3は本発明の回転体装置の一実施形態としてのハ
ードディスクドライブを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は軸線方向断面図である。図3に示すよう
に、この回転体装置(ハードディスクドライブ)は、上
述した本実施形態のモータ1を備えており、モータ1の
ベース10がハードディスクドライブのフレームFに嵌
め込み固定されるようになっている。そしてハブシャフ
ト30の周縁部にハードディスク80が支持されてハブ
シャフト30ととも回転されるようになっている。
て、上述のモータを採用した回転体装置について説明す
る。図3は本発明の回転体装置の一実施形態としてのハ
ードディスクドライブを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は軸線方向断面図である。図3に示すよう
に、この回転体装置(ハードディスクドライブ)は、上
述した本実施形態のモータ1を備えており、モータ1の
ベース10がハードディスクドライブのフレームFに嵌
め込み固定されるようになっている。そしてハブシャフ
ト30の周縁部にハードディスク80が支持されてハブ
シャフト30ととも回転されるようになっている。
【0041】本実施形態のハードディスクドライブで
は、ハードディスクを担持回転するハブシャフト30が
良好な回転精度で回転されるため、記録密度の大きなデ
ィスクについても高い信頼性で書き込みや読み出しを行
うすることができる。
は、ハードディスクを担持回転するハブシャフト30が
良好な回転精度で回転されるため、記録密度の大きなデ
ィスクについても高い信頼性で書き込みや読み出しを行
うすることができる。
【0042】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態で
は、軸受けリング52の内腔部が正多角形形状となって
おり、内腔部の内周面を形成する6つの平面それぞれの
周回り方向略中央がシャフト部31の外周面部と当接し
て当接部52dとなっているが、内腔部や当接部52d
の形状はこれに限られるものではなく、例えば、図4に
示すように、軸受けリング52の内周面部の周回り方向
3箇所以上にその軸線方向に亘って内方に向けて突出す
る歯状部を備え、歯状部がシャフト部31の外周面部に
当接して当接部52dとなり、内周面部のうちの歯状部
が突設されている箇所以外がシャフト部31の外周面部
に離間して対向する離間部52eとなるようにしてもよ
い。この場合、モータは、軸受けリング52の歯状部の
自由縁端部を含む径がシャフト部31の一端部の外周面
部よりも若干小さくなるように軸受けリング52及びハ
ブシャフト30を加工形成し、ハブシャフト30のシャ
フト部31を軸受けリング52の内腔部に圧入等により
固定して製造する。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態で
は、軸受けリング52の内腔部が正多角形形状となって
おり、内腔部の内周面を形成する6つの平面それぞれの
周回り方向略中央がシャフト部31の外周面部と当接し
て当接部52dとなっているが、内腔部や当接部52d
の形状はこれに限られるものではなく、例えば、図4に
示すように、軸受けリング52の内周面部の周回り方向
3箇所以上にその軸線方向に亘って内方に向けて突出す
る歯状部を備え、歯状部がシャフト部31の外周面部に
当接して当接部52dとなり、内周面部のうちの歯状部
が突設されている箇所以外がシャフト部31の外周面部
に離間して対向する離間部52eとなるようにしてもよ
い。この場合、モータは、軸受けリング52の歯状部の
自由縁端部を含む径がシャフト部31の一端部の外周面
部よりも若干小さくなるように軸受けリング52及びハ
ブシャフト30を加工形成し、ハブシャフト30のシャ
フト部31を軸受けリング52の内腔部に圧入等により
固定して製造する。
【0043】また、当接部及び離間部は、軸受けリング
52に配設せず、シャフト部31の外周面部に形成して
もよい。例えば、図5に示すように、軸受けリング52
の内腔部を円柱形状に形成し、シャフト部31の固着部
31bを正多角柱形状に形成し、固着部31bの稜部が
当接部31dとして軸受けリング52の内周面部に当接
し、稜部同士間の平面部が離間部31eとして軸受けリ
ング52と離間して対向するようにしてもよい。また、
図6に示すように、シャフト31の固着部31bの外周
面部の周回り方向3箇所以上の複数箇所から軸方向全長
に亘って径方向外方に突出する歯状部を形成し、シャフ
ト部31を軸受けリング52の内腔部に圧入することに
よりこの歯状部が当接部31dとしてベース10の内周
面部に当接し、前記外周面部のうちの前記複数箇所以外
が離間部31eとしてベース10の内周面部と離間して
対向するようにしてもよい。このようにシャフト部31
の固着部31bの外周面部に当接部31dや離間部31
eを形成する場合には、モータは、当接部31dを含む
径が軸受けリング52の内径よりも若干大きくなるよう
にハブシャフト30及び軸受けリング52を加工形成
し、軸受けリング52をハブシャフト30のシャフト部
31に圧入等により固定して製造することができる。
52に配設せず、シャフト部31の外周面部に形成して
もよい。例えば、図5に示すように、軸受けリング52
の内腔部を円柱形状に形成し、シャフト部31の固着部
31bを正多角柱形状に形成し、固着部31bの稜部が
当接部31dとして軸受けリング52の内周面部に当接
し、稜部同士間の平面部が離間部31eとして軸受けリ
ング52と離間して対向するようにしてもよい。また、
図6に示すように、シャフト31の固着部31bの外周
面部の周回り方向3箇所以上の複数箇所から軸方向全長
に亘って径方向外方に突出する歯状部を形成し、シャフ
ト部31を軸受けリング52の内腔部に圧入することに
よりこの歯状部が当接部31dとしてベース10の内周
面部に当接し、前記外周面部のうちの前記複数箇所以外
が離間部31eとしてベース10の内周面部と離間して
対向するようにしてもよい。このようにシャフト部31
の固着部31bの外周面部に当接部31dや離間部31
eを形成する場合には、モータは、当接部31dを含む
径が軸受けリング52の内径よりも若干大きくなるよう
にハブシャフト30及び軸受けリング52を加工形成
し、軸受けリング52をハブシャフト30のシャフト部
31に圧入等により固定して製造することができる。
【0044】当接部31d,52d及び離間部31e,
52eは、シャフト部31と軸受けリング52が対向し
ている対向部において軸線方向の全長に亘って配設され
ているのが軸線方向に効果的に応力を分散させる点で好
ましい。
52eは、シャフト部31と軸受けリング52が対向し
ている対向部において軸線方向の全長に亘って配設され
ているのが軸線方向に効果的に応力を分散させる点で好
ましい。
【0045】上述の実施形態においては軸受けリング5
2はシャフト部31に圧入により挿通固定されている
が、これに限られるものではなく、軸受けリング52と
シャフト部31とを膨張係数の異なる材料で形成し、こ
の膨張係数の差異を利用して焼き嵌めとすることもでき
る。
2はシャフト部31に圧入により挿通固定されている
が、これに限られるものではなく、軸受けリング52と
シャフト部31とを膨張係数の異なる材料で形成し、こ
の膨張係数の差異を利用して焼き嵌めとすることもでき
る。
【0046】上述の実施形態においては当接部52dは
ラジアル方向断面において6箇所形成されているが、こ
れに限られるものではない。ただし、当接部52dは、
ラジアル方向断面においてあまり多数だと、圧入後の軸
受けリング52とシャフト部31との当接力によって
は、当接部52dにかかる力が小さすぎて当接部52d
が押し潰されなくなり、当接部52dがもれなく当接す
る効果が得られなくなるおそれがあるため、ラジアル方
向断面において20箇所以下が好ましい。
ラジアル方向断面において6箇所形成されているが、こ
れに限られるものではない。ただし、当接部52dは、
ラジアル方向断面においてあまり多数だと、圧入後の軸
受けリング52とシャフト部31との当接力によって
は、当接部52dにかかる力が小さすぎて当接部52d
が押し潰されなくなり、当接部52dがもれなく当接す
る効果が得られなくなるおそれがあるため、ラジアル方
向断面において20箇所以下が好ましい。
【0047】また、上述の実施形態では、軸受けリング
52とともに動圧を発生する受け手段の一部として機能
するスリーブ20が電磁石を支持しているが、これらを
別体として配設してもよい。
52とともに動圧を発生する受け手段の一部として機能
するスリーブ20が電磁石を支持しているが、これらを
別体として配設してもよい。
【0048】ロータマグネット60は、永久磁石でも電
磁石でもよい。また、複数の磁石をハブシャフト30の
内周壁に固定しても、ラジアル異方性の円筒状の磁石を
1つハブシャフト30の内周壁に固定してもよい。
磁石でもよい。また、複数の磁石をハブシャフト30の
内周壁に固定しても、ラジアル異方性の円筒状の磁石を
1つハブシャフト30の内周壁に固定してもよい。
【0049】上述の実施形態においては、動圧発生手段
は動圧発生用の溝52a,52b,52cとなっている
が、溝に代えて、軸受けリング52やスリーブ20に複
数のセグメントを配設したものとしてもよい。また、動
圧発生用の溝52a,52b,52cの形状は上述のも
のに限られるものではなく、例えば、動圧発生用の溝5
2aとして、斜線状の溝に代えて、スパイラル溝、へリ
ングボーン溝その他の形状の溝を形成してもよい。ま
た、動圧発生用の溝52b,52cとして、へリングボ
ーン溝に代えて、スパイラル溝その他の種々の形状の溝
を形成することもできる。上記の実施形態では軸受けリ
ング52とスリーブ20との間に動圧発生流体としてオ
イルを満たしているが、これに限られるものではなく、
空気や水を用いてもよい。空気を用いた空気軸受けの場
合、オイルや水に比して隙間を微少に設定する必要があ
るため、軸受けの変形の影響が出やすく、本発明は特に
有効である。
は動圧発生用の溝52a,52b,52cとなっている
が、溝に代えて、軸受けリング52やスリーブ20に複
数のセグメントを配設したものとしてもよい。また、動
圧発生用の溝52a,52b,52cの形状は上述のも
のに限られるものではなく、例えば、動圧発生用の溝5
2aとして、斜線状の溝に代えて、スパイラル溝、へリ
ングボーン溝その他の形状の溝を形成してもよい。ま
た、動圧発生用の溝52b,52cとして、へリングボ
ーン溝に代えて、スパイラル溝その他の種々の形状の溝
を形成することもできる。上記の実施形態では軸受けリ
ング52とスリーブ20との間に動圧発生流体としてオ
イルを満たしているが、これに限られるものではなく、
空気や水を用いてもよい。空気を用いた空気軸受けの場
合、オイルや水に比して隙間を微少に設定する必要があ
るため、軸受けの変形の影響が出やすく、本発明は特に
有効である。
【0050】上述の実施形態のモータは、ロータマグネ
ット60が固定子コイル40に対して半径方向外方に配
置されたアウターロータ式となっているが、これに限ら
れるものではなく、インナーロータ式のモータとするこ
ともできる。また、ラジアルギャップ式ではなくアキシ
ャルギャップ式のモータとすることもできる。ただし、
これらの場合、例えば、スリーブ20に、電磁石が固定
される第1の周壁と、軸受けリング52との間に動圧を
発生させるための第2の周壁を配設する等、を各部材の
形状を変更したり、部材を追加することが必要である。
尚、本明細書中において、ロータ部材や軸受けリングが
回転する場合の「回転」とは、ベースやスリーブに対す
る相対的な回転を意味する。従って、本発明には、ロー
タ部材30のハブ部32が外部の部材に固定されてお
り、ロータ部材30は外部の部材に対しては固定され、
スリーブ20が外部に対しては回転するようなモータや
回転体装置も含まれる。
ット60が固定子コイル40に対して半径方向外方に配
置されたアウターロータ式となっているが、これに限ら
れるものではなく、インナーロータ式のモータとするこ
ともできる。また、ラジアルギャップ式ではなくアキシ
ャルギャップ式のモータとすることもできる。ただし、
これらの場合、例えば、スリーブ20に、電磁石が固定
される第1の周壁と、軸受けリング52との間に動圧を
発生させるための第2の周壁を配設する等、を各部材の
形状を変更したり、部材を追加することが必要である。
尚、本明細書中において、ロータ部材や軸受けリングが
回転する場合の「回転」とは、ベースやスリーブに対す
る相対的な回転を意味する。従って、本発明には、ロー
タ部材30のハブ部32が外部の部材に固定されてお
り、ロータ部材30は外部の部材に対しては固定され、
スリーブ20が外部に対しては回転するようなモータや
回転体装置も含まれる。
【0051】上述の実施形態においては、ハードディス
ク装置は、複数枚のディスクを支持し回転するものとな
っているが、ディスクを1枚のみ支持して回転するもの
とすることもできる。
ク装置は、複数枚のディスクを支持し回転するものとな
っているが、ディスクを1枚のみ支持して回転するもの
とすることもできる。
【0052】上述の実施形態においては、回転体装置は
ハードディスクドライブとなっているが、これに限られ
るものではなく、CD−ROMドライブ等の他のディス
クドライブや、例えば、スピンドルモータのスピンドル
にポリゴンミラーを取り付けてなる回転多面鏡装置、そ
の他の装置とすることもできる。
ハードディスクドライブとなっているが、これに限られ
るものではなく、CD−ROMドライブ等の他のディス
クドライブや、例えば、スピンドルモータのスピンドル
にポリゴンミラーを取り付けてなる回転多面鏡装置、そ
の他の装置とすることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タでは、内腔部を有する軸受けリングの内周面部と、前
記軸受けリングに挿通され固定されるロータ部材のシャ
フト部の外周面部とのうちの少なくともいずれか一方
に、他方へ線状に突出する当接部を、離間部を間に挟ん
で円周上の3箇所以上に形成したので、シャフト部を軸
受けリングに圧入等により固定すると、当接部が他方の
形状に従ってつぶれて確実に他方と当接する。従って、
軸受けリングを固定する際に発生する応力が当接部によ
って確実に分散されるとともに吸収され、軸受けリング
の変形を回避して、回転時に確実に所定の動圧を発生さ
せ、良好な回転精度と高い耐久性を得ることが可能であ
る。
タでは、内腔部を有する軸受けリングの内周面部と、前
記軸受けリングに挿通され固定されるロータ部材のシャ
フト部の外周面部とのうちの少なくともいずれか一方
に、他方へ線状に突出する当接部を、離間部を間に挟ん
で円周上の3箇所以上に形成したので、シャフト部を軸
受けリングに圧入等により固定すると、当接部が他方の
形状に従ってつぶれて確実に他方と当接する。従って、
軸受けリングを固定する際に発生する応力が当接部によ
って確実に分散されるとともに吸収され、軸受けリング
の変形を回避して、回転時に確実に所定の動圧を発生さ
せ、良好な回転精度と高い耐久性を得ることが可能であ
る。
【0054】本発明に係るモータの製造方法によると、
軸受けリングの変形を回避して、回転時に確実に所定の
動圧を発生させ、良好な回転精度と高い耐久性を得るこ
とが可能である。
軸受けリングの変形を回避して、回転時に確実に所定の
動圧を発生させ、良好な回転精度と高い耐久性を得るこ
とが可能である。
【0055】本発明に係る回転体装置によると、本発明
のモータを備えることにより、軸受けリングの変形を回
避して、回転時に確実に所定の動圧を発生させ、良好な
回転精度と高い耐久性を得ることが可能である。
のモータを備えることにより、軸受けリングの変形を回
避して、回転時に確実に所定の動圧を発生させ、良好な
回転精度と高い耐久性を得ることが可能である。
【図1】本発明のモータの一実施形態を示す軸線方向断
面図である。
面図である。
【図2】図1の実施形態におけるハブシャフトのシャフ
ト部と軸受けリングとの当接状態を示す要部断面図であ
る。
ト部と軸受けリングとの当接状態を示す要部断面図であ
る。
【図3】本発明の回転体装置の一実施形態を示す要部概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図5】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図6】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図7】従来技術のモータを示す軸線方向断面図であ
る。
る。
1 モータ 10 ベース 10a 嵌入部 11 鍔部 11c 当接部 11d 離間部 12 底部 20 スリーブ 21 一端部 22 大径部 23 コイル係止縁 30 ハブシャフト 31 シャフト部 31b 固着部 31d 当接部 31e 離間部 32 ハブ部 33 円環部 40 固定子コイル 41 ヨーク 51 係止リング 52 軸受けリング 52d 当接部 52e 離間部 55 オイル通路
Claims (8)
- 【請求項1】 シャフト部を有するロータ部材と、 内腔部を有し、該内腔部に前記シャフト部が挿通されて
前記シャフト部に固定される軸受けリングと、 軸受けリングが相対的に回転自在に収納される中空部を
有する支持部材と、 前記支持部材に対して同軸に且つ固定状態に配設され、
回転磁界を発生させる複数の電磁石と、 前記ロータ部材に固定され、前記電磁石によって発生さ
れる前記回転磁界に付勢されて前記ロータ部材及び前記
軸受けリングを回転させるロータマグネットと、 前記軸受けリングと前記支持部材のうちの一方に配設さ
れ、前記軸受けリングの回転により他方との間に動圧を
発生する動圧発生手段とを備え、 前記シャフト部の前記軸受けリングが固定される固定部
の外周面部と軸受けリングの内周面部のうちの少なくと
も一方は、その周回り方向の3箇所以上において他方に
向けて線状に突出して前記他方に当接する当接部と、該
当接部同士の間において前記他方と離間して該他方に対
向する離間部とを有することを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 前記シャフト部の前記固定部は円柱形状
であり、 前記軸受けリングには、その内腔部が前記軸受けリング
と同軸の略多角柱形状に形成されており、 前記軸受けリングの前記内腔部を形成する内周面部の角
部同士間の略央部が前記当接部を形成し、前記略央部か
ら両側の前記角部までの平面部が離間部を形成している
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項3】 前記ロータ部材の前記固定部は円柱形状
であり、 前記軸受けリングは、その内腔部を形成する内周面部の
3箇所以上の複数箇所にその軸線方向に亘って内方に向
けて突出する歯状部を備えており、 前記軸受けリングの前記歯状部が前記当接部を形成し、
前記内周面部のうちの前記複数箇所以外が前記離間部を
形成することを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項4】 前記軸受けリングの内腔部は円柱形状に
形成されており、 前記シャフト部の前記固着部は略多角柱形状をしてお
り、その稜部が前記当接部を形成し、前記稜部同士間の
平面部が前記離間部を形成していることを特徴とする請
求項1に記載のモータ。 - 【請求項5】 前記軸受けリングの内腔部は円柱形状に
形成されており、 前記シャフト部の前記固着部は、その外周面部の複数箇
所に、軸線方向に亘って外方に向けて突設する歯状部を
備え、該歯状部が前記当接部を形成し、前記外周面部の
うちの前記複数箇所以外が前記離間部を形成することを
特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項6】 内腔部を形成する内周面部の周回り方向
の3箇所以上から内方に線状に突出する当接部を有する
軸受けリングの前記内腔部に、前記当接部の自由縁端部
を含む円周の径よりも大きな径の円柱状の固着部が形成
されたシャフト部を有するロータ部材の前記固着部を圧
入または焼き嵌めすることにより、前記軸受けリングの
前記当接部を前記シャフト部の前記固着部に当接させた
状態で、前記シャフト部の固着部に前記軸受けリングを
固定する軸受けリング固定行程と、 複数の電磁石を、中空部を有する支持部材と同軸の回転
磁界を形成するように、前記支持部材に対して固定状態
に配設する電磁石固定行程と、 前記ロータ部材にロータマグネットを前記電磁石により
形成される前記回転磁界により付勢されるように固定す
るマグネット固定行程と、 前記軸受けリングを前記支持部材の前記中空部に収納す
る軸受けリング収納行程とを含むことを特徴とするモー
タの製造方法。 - 【請求項7】 周回り方向の3箇所以上から外方に線状
に突出する当接部の形成された固着部を含むシャフト部
を有するロータ部材の前記固着部を、前記当接部の自由
縁端部を含む円周の径よりも小さな径の円柱状の内腔部
を有する軸受けリングの前記内腔部に圧入または焼き嵌
めすることにより、前記軸受けリングの内周面部に前記
シャフト部の前記当接部を当接させた状態で、前記軸受
けリングを前記シャフト部の固着部に固定する軸受けリ
ング固定行程と、 複数の電磁石を、中空部を有する支持部材と同軸の回転
磁界を形成するように、前記支持部材に対して固定状態
に配設する電磁石固定行程と、 前記ロータ部材にロータマグネットを前記電磁石により
形成される前記回転磁界により付勢されるように固定す
るマグネット固定行程と、 前記軸受けリングを前記支持部材の前記中空部に収納す
る軸受けリング収納行程とを含むことを特徴とするモー
タの製造方法。 - 【請求項8】 請求項1から請求項5のうちのいずれか
1の請求項に記載のモータを備えることを特徴とする回
転体装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097020A JP2000295816A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
| US09/540,378 US6400052B1 (en) | 1999-04-02 | 2000-03-31 | Motor and rotary apparatus having motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097020A JP2000295816A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295816A true JP2000295816A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14180716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11097020A Pending JP2000295816A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2000295816A (ja) |
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-
1999
- 1999-04-02 JP JP11097020A patent/JP2000295816A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-31 US US09/540,378 patent/US6400052B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
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