JP2000295905A - コンバインの姿勢制御装置 - Google Patents
コンバインの姿勢制御装置Info
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- JP2000295905A JP2000295905A JP11106062A JP10606299A JP2000295905A JP 2000295905 A JP2000295905 A JP 2000295905A JP 11106062 A JP11106062 A JP 11106062A JP 10606299 A JP10606299 A JP 10606299A JP 2000295905 A JP2000295905 A JP 2000295905A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】手動操作手段を操作中でも迅速かつ確実に自動
水平制御に移行することができるコンバインの姿勢制御
装置を提供する。 【解決手段】機体の車高を設定する車高設定手段22
と、機体を水平に保持する自動水平制御に移行するため
の水平セット手段26と、左右傾斜角と車高を変更する
昇降駆動手段15L,15Rを別々に又は同時に駆動可
能な手動操作手段34と、検出値を記憶する記憶手段1
17とを設けて、左右傾斜角と車高を手動制御し、手動
姿勢制御時以外には、自動水平制御又は自動傾斜角制御
を行い、制御後に、車高設定手段による設定車高に自動
車高制御するコンバインにおいて、手動操作手段を操作
終了した時点の左右傾斜角を基準傾斜角として記憶手段
に記憶し、手動操作手段を操作中には、基準傾斜角に従
い手動操作手段の操作量に応じた手動傾斜角制御を行
い、手動傾斜角制御中であっても自動水平制御への移行
が容易な水平制御復帰手段を設けた。
水平制御に移行することができるコンバインの姿勢制御
装置を提供する。 【解決手段】機体の車高を設定する車高設定手段22
と、機体を水平に保持する自動水平制御に移行するため
の水平セット手段26と、左右傾斜角と車高を変更する
昇降駆動手段15L,15Rを別々に又は同時に駆動可
能な手動操作手段34と、検出値を記憶する記憶手段1
17とを設けて、左右傾斜角と車高を手動制御し、手動
姿勢制御時以外には、自動水平制御又は自動傾斜角制御
を行い、制御後に、車高設定手段による設定車高に自動
車高制御するコンバインにおいて、手動操作手段を操作
終了した時点の左右傾斜角を基準傾斜角として記憶手段
に記憶し、手動操作手段を操作中には、基準傾斜角に従
い手動操作手段の操作量に応じた手動傾斜角制御を行
い、手動傾斜角制御中であっても自動水平制御への移行
が容易な水平制御復帰手段を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の傾斜角と支
持高さの制御が可能なコンバインにおいて、手動姿勢制
御中であっても簡単な操作で自動水平制御に移行でき、
しかも、次作業前の車高調整の省略も可能とする技術に
関する。
持高さの制御が可能なコンバインにおいて、手動姿勢制
御中であっても簡単な操作で自動水平制御に移行でき、
しかも、次作業前の車高調整の省略も可能とする技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインにおいて、左右傾斜角
と車高を自動的に制御する自動姿勢制御では、ボリュー
ム式の傾斜角設定器と車高設定器を配置し、これらの各
ダイヤルを回して左右傾斜角と車高を設定し、該設定値
が保たれるように左右の昇降駆動手段を自動的に伸縮動
作させるようにしていたため、該自動姿勢制御中にオペ
レータが各設定値を変更したい場合でも、ダイヤル操作
を行わねばならず、機体姿勢の迅速な変更が難しく、そ
の上、ダイヤルの設定精度自体も決して高いものではな
く、機体姿勢の微調整が容易とはいえなかった。特に、
機体を水平に維持するよう設定することにより、刈取作
業時に、左右の刈り高さが同一となって穀稈長のバラツ
キが小さくなり、刈取性能が良好になるとともに、脱穀
装置の揺動選別部における被選別物の偏在を少なくし
て、選別性能の向上が図れるにもかかわらず、従来は、
水平状態へ直接的に移行可能な手段は設けられていなか
った。
と車高を自動的に制御する自動姿勢制御では、ボリュー
ム式の傾斜角設定器と車高設定器を配置し、これらの各
ダイヤルを回して左右傾斜角と車高を設定し、該設定値
が保たれるように左右の昇降駆動手段を自動的に伸縮動
作させるようにしていたため、該自動姿勢制御中にオペ
レータが各設定値を変更したい場合でも、ダイヤル操作
を行わねばならず、機体姿勢の迅速な変更が難しく、そ
の上、ダイヤルの設定精度自体も決して高いものではな
く、機体姿勢の微調整が容易とはいえなかった。特に、
機体を水平に維持するよう設定することにより、刈取作
業時に、左右の刈り高さが同一となって穀稈長のバラツ
キが小さくなり、刈取性能が良好になるとともに、脱穀
装置の揺動選別部における被選別物の偏在を少なくし
て、選別性能の向上が図れるにもかかわらず、従来は、
水平状態へ直接的に移行可能な手段は設けられていなか
った。
【0003】このような問題を解決するには、次のよう
な手段が考えられる。すなわち、前記ボリューム式の傾
斜角設定器をなくし、簡単な操作で車高と左右傾斜角を
手動で自在に設定可能な手動操作手段を備えるととも
に、機体を一操作で水平に調節可能な水平セット手段も
備え、手動操作手段を操作しない場合は、水平セット手
段をONにすると、即座に自動水平制御に移行するよう
にし、水平セット手段がOFFの状態では、常に特定の
左右傾斜角に自動制御されるようにし、左右傾斜角が水
平若しくは特定の左右傾斜角になった時点で初めて設定
車高に自動制御される構成とするのである。すなわち、
通常は機体は一定姿勢に自動的に制御され、オペレータ
が圃場状況や作業内容に適した機体姿勢に変更したい場
合にのみ、前記手動操作手段を操作したり、あるいは水
平セット手段をONとすることにより、迅速かつ確実
に、希望する姿勢に変更できるのである。
な手段が考えられる。すなわち、前記ボリューム式の傾
斜角設定器をなくし、簡単な操作で車高と左右傾斜角を
手動で自在に設定可能な手動操作手段を備えるととも
に、機体を一操作で水平に調節可能な水平セット手段も
備え、手動操作手段を操作しない場合は、水平セット手
段をONにすると、即座に自動水平制御に移行するよう
にし、水平セット手段がOFFの状態では、常に特定の
左右傾斜角に自動制御されるようにし、左右傾斜角が水
平若しくは特定の左右傾斜角になった時点で初めて設定
車高に自動制御される構成とするのである。すなわち、
通常は機体は一定姿勢に自動的に制御され、オペレータ
が圃場状況や作業内容に適した機体姿勢に変更したい場
合にのみ、前記手動操作手段を操作したり、あるいは水
平セット手段をONとすることにより、迅速かつ確実
に、希望する姿勢に変更できるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコンバインにおいて、前記手動操作手段による手動
傾斜角制御中に機体を水平にしたい場合には、前記水平
セット手段をONにする必要があるが、実際の運転中
は、通常、一方の手は運転ハンドルの操作に使用してお
り、手動操作手段を把持している他方の手を一旦離して
から前記水平セット手段を操作しなければならず、その
間に該手動操作手段が設定位置から外れるなどして操作
トラブルが起こりやすく、という問題があった。特に、
機体を旋回しながらの自動水平制御に移行する操作には
難しいものがあり、この場合、機体が異常に傾倒すると
機体損傷の原因ともなる、という問題があった。
うなコンバインにおいて、前記手動操作手段による手動
傾斜角制御中に機体を水平にしたい場合には、前記水平
セット手段をONにする必要があるが、実際の運転中
は、通常、一方の手は運転ハンドルの操作に使用してお
り、手動操作手段を把持している他方の手を一旦離して
から前記水平セット手段を操作しなければならず、その
間に該手動操作手段が設定位置から外れるなどして操作
トラブルが起こりやすく、という問題があった。特に、
機体を旋回しながらの自動水平制御に移行する操作には
難しいものがあり、この場合、機体が異常に傾倒すると
機体損傷の原因ともなる、という問題があった。
【0005】さらに、前記手動傾斜角制御や自動水平制
御を、従来のコンバインのように、昇降駆動手段の左右
両方を同時にしかも背反的に単純に昇降させることによ
り、機体を所望の姿勢に維持する構成にすると、左右同
時にアクチュエータを駆動させるため、迅速な姿勢制御
を行うには所要馬力を大きくしなければならない、とい
う問題があった。
御を、従来のコンバインのように、昇降駆動手段の左右
両方を同時にしかも背反的に単純に昇降させることによ
り、機体を所望の姿勢に維持する構成にすると、左右同
時にアクチュエータを駆動させるため、迅速な姿勢制御
を行うには所要馬力を大きくしなければならない、とい
う問題があった。
【0006】また、従来のコンバインでは、刈取作業を
行わず走行移動する際、すなわち脱穀作業等を終了して
路上走行や畦越え等を行う時(以下「作業終了時」とす
る)は、予め機体の左右両側の支持高さが最下限となる
ように機体を下降させ、重心高さを低くして走行安定性
の確保及び転倒の防止を図ることとしているが、圃場で
最下限まで機体を下降させる場合は、圃場の状況、例え
ば畦際で畦に機体の片方が乗り上げたまま機体を下降さ
せると、機体下部が地面に衝突して損傷を受けたり、圃
場が湿田で柔らかすぎると、最下限まで下降させた機体
が泥に埋まり込んで走行できなくなる、という問題があ
った。
行わず走行移動する際、すなわち脱穀作業等を終了して
路上走行や畦越え等を行う時(以下「作業終了時」とす
る)は、予め機体の左右両側の支持高さが最下限となる
ように機体を下降させ、重心高さを低くして走行安定性
の確保及び転倒の防止を図ることとしているが、圃場で
最下限まで機体を下降させる場合は、圃場の状況、例え
ば畦際で畦に機体の片方が乗り上げたまま機体を下降さ
せると、機体下部が地面に衝突して損傷を受けたり、圃
場が湿田で柔らかすぎると、最下限まで下降させた機体
が泥に埋まり込んで走行できなくなる、という問題があ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に課題を解決するための
手段を説明する。即ち、請求項1においては、機体の左
右支持高さを独立して変更可能な左右一対の昇降駆動手
段と、前記左右支持高さを検出する車高センサと、水平
面に対する機体の左右傾斜角を検出する水平センサとを
備え、機体の車高を設定する車高設定手段と、機体を水
平に保持する自動水平制御に移行するための水平セット
手段と、左右傾斜角と車高を変更する前記昇降駆動手段
を簡単な操作で別々に又は同時に駆動可能な手動操作手
段と、前記検出値を記憶する記憶手段とを備えることに
より、左右傾斜角と車高を手動制御し、該手動姿勢制御
時以外にあっては、前記自動水平制御又は自動傾斜角制
御を行い、該制御後に、前記車高設定手段による設定車
高に自動車高制御するコンバインにおいて、前記手動操
作手段を操作終了した時点の左右傾斜角を基準傾斜角と
して前記記憶手段に記憶し、手動操作手段を操作中に
は、前記基準傾斜角に従い手動操作手段の操作量に応じ
た手動傾斜角制御を行い、該手動傾斜角制御中であって
も前記自動水平制御への移行が容易な水平制御復帰手段
を設けたことを特徴とするコンバインの姿勢制御装置。
る課題は以上の如くであり、次に課題を解決するための
手段を説明する。即ち、請求項1においては、機体の左
右支持高さを独立して変更可能な左右一対の昇降駆動手
段と、前記左右支持高さを検出する車高センサと、水平
面に対する機体の左右傾斜角を検出する水平センサとを
備え、機体の車高を設定する車高設定手段と、機体を水
平に保持する自動水平制御に移行するための水平セット
手段と、左右傾斜角と車高を変更する前記昇降駆動手段
を簡単な操作で別々に又は同時に駆動可能な手動操作手
段と、前記検出値を記憶する記憶手段とを備えることに
より、左右傾斜角と車高を手動制御し、該手動姿勢制御
時以外にあっては、前記自動水平制御又は自動傾斜角制
御を行い、該制御後に、前記車高設定手段による設定車
高に自動車高制御するコンバインにおいて、前記手動操
作手段を操作終了した時点の左右傾斜角を基準傾斜角と
して前記記憶手段に記憶し、手動操作手段を操作中に
は、前記基準傾斜角に従い手動操作手段の操作量に応じ
た手動傾斜角制御を行い、該手動傾斜角制御中であって
も前記自動水平制御への移行が容易な水平制御復帰手段
を設けたことを特徴とするコンバインの姿勢制御装置。
【0008】請求項2においては、請求項1記載の水平
制御復帰手段として前記手動操作手段を兼用し、該手動
操作手段を特定操作することにより自動水平制御への移
行を可能としたものである。
制御復帰手段として前記手動操作手段を兼用し、該手動
操作手段を特定操作することにより自動水平制御への移
行を可能としたものである。
【0009】請求項3においては、請求項1記載の手動
傾斜角制御において、機体の左右いずれか一方を基準側
とし、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記
記憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一
方、反対の反基準側を昇降することにより、左右傾斜角
を手動操作手段の操作量に応じた傾斜角に変更したもの
である。
傾斜角制御において、機体の左右いずれか一方を基準側
とし、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記
記憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一
方、反対の反基準側を昇降することにより、左右傾斜角
を手動操作手段の操作量に応じた傾斜角に変更したもの
である。
【0010】請求項4においては、請求項1記載の自動
水平制御において、機体の左右いずれか一方を基準側と
し、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記記
憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一方、
反対の反基準側を昇降することにより、機体を水平に設
定したものである。
水平制御において、機体の左右いずれか一方を基準側と
し、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記記
憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一方、
反対の反基準側を昇降することにより、機体を水平に設
定したものである。
【0011】請求項5においては、請求項3又は請求項
4記載の反基準側の支持高さが昇降限界高さに達した場
合には、該反基準側は昇降限界高さにそのまま保持し、
基準側を昇降するようにしたものである。
4記載の反基準側の支持高さが昇降限界高さに達した場
合には、該反基準側は昇降限界高さにそのまま保持し、
基準側を昇降するようにしたものである。
【0012】請求項6においては、請求項1記載の自動
水平制御において、機体の左右で低い側の支持高さを優
先的に上昇させることにより、機体を水平に設定したも
のである。
水平制御において、機体の左右で低い側の支持高さを優
先的に上昇させることにより、機体を水平に設定したも
のである。
【0013】請求項7においては、請求項1記載の自動
水平制御において、前記左右傾斜角の検出値をもとに制
御手段に格納された特定のファジールールに従い駆動出
力を求め、該駆動出力を出力規則に基づいて所定の信号
を出して、前記昇降駆動手段を左右互いに独立的に作動
させることにより、機体を水平に設定したものである。
水平制御において、前記左右傾斜角の検出値をもとに制
御手段に格納された特定のファジールールに従い駆動出
力を求め、該駆動出力を出力規則に基づいて所定の信号
を出して、前記昇降駆動手段を左右互いに独立的に作動
させることにより、機体を水平に設定したものである。
【0014】請求項8においては、請求項1記載のコン
バインにおいては、脱穀スイッチ「切」により作業終了
制御に移行し、該作業終了制御においては、機体の左右
で高い側の支持高さを低い側の支持高さに下降制御した
ものである。
バインにおいては、脱穀スイッチ「切」により作業終了
制御に移行し、該作業終了制御においては、機体の左右
で高い側の支持高さを低い側の支持高さに下降制御した
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施例を説明する。
図1は本発明に係るコンバインの全体構成を示す側面
図、図2はクローラ式走行装置の側面一部断面図、図3
は同じく部分側面一部断面図、図4は同じく部分平面
図、図5は車高センサとストロークセンサと昇降シリン
ダとの連動構成を示す側面図、図6は同じく平面図、図
7はオーガの駆動構成を示す側面図、図8は同じく平面
図、図9は制御ブロック図、図10は姿勢制御手段を示
す制御ブロック図、図11はオーガ旋回制御手段を示す
制御ブロック図、図12は操作盤の構成例を示す平面
図、図13は操作盤の一部拡大斜視図、図14は姿勢制
御のフローチャート図、図15は別実施例の姿勢制御の
フローチャート図、図16は手動姿勢制御のフローチャ
ート図、図17は手動傾斜角制御のフローチャート図、
図18は自動傾斜角制御のフローチャート図、図19は
自動水平制御のフローチャート図、図20は右支持高さ
上昇処理のフローチャート図、図21は左支持高さ上昇
処理のフローチャート図、図22は右支持高さ上昇処理
のフローチャート図、図23は作業終了制御のフローチ
ャート図、図24は本発明のの作業終了制御の説明図で
あり、(a)は制御前を示す説明図、(b)は制御後を
示す説明図である。
図1は本発明に係るコンバインの全体構成を示す側面
図、図2はクローラ式走行装置の側面一部断面図、図3
は同じく部分側面一部断面図、図4は同じく部分平面
図、図5は車高センサとストロークセンサと昇降シリン
ダとの連動構成を示す側面図、図6は同じく平面図、図
7はオーガの駆動構成を示す側面図、図8は同じく平面
図、図9は制御ブロック図、図10は姿勢制御手段を示
す制御ブロック図、図11はオーガ旋回制御手段を示す
制御ブロック図、図12は操作盤の構成例を示す平面
図、図13は操作盤の一部拡大斜視図、図14は姿勢制
御のフローチャート図、図15は別実施例の姿勢制御の
フローチャート図、図16は手動姿勢制御のフローチャ
ート図、図17は手動傾斜角制御のフローチャート図、
図18は自動傾斜角制御のフローチャート図、図19は
自動水平制御のフローチャート図、図20は右支持高さ
上昇処理のフローチャート図、図21は左支持高さ上昇
処理のフローチャート図、図22は右支持高さ上昇処理
のフローチャート図、図23は作業終了制御のフローチ
ャート図、図24は本発明のの作業終了制御の説明図で
あり、(a)は制御前を示す説明図、(b)は制御後を
示す説明図である。
【0016】まず、コンバインの全体構成について、図
1乃至図8により説明する。図1、図7、図8に示すよ
うに、コンバイン1の機体2前部には、引起し装置や、
該引起し装置で引き起こされた穀稈を刈り取る刈取装置
や、脱穀装置35に穀稈を搬送する搬送装置等からなる
刈取部3が配置され、該刈取部3は刈取フレーム4によ
って支持され、昇降回動可能としている。前記機体2に
は刈取部支持軸5が回動可能に左右水平方向に横架され
ており、上記刈取フレーム4は該刈取部支持軸5に固設
されていて、刈取部3が該刈取部支持軸5を中心に上下
揺動可能な構成としている。そして、刈取フレーム4に
は刈り高さ調節用昇降シリンダ6が連結され、該シリン
ダ6の伸縮作動により刈取部3が上下に昇降駆動される
構成としている。
1乃至図8により説明する。図1、図7、図8に示すよ
うに、コンバイン1の機体2前部には、引起し装置や、
該引起し装置で引き起こされた穀稈を刈り取る刈取装置
や、脱穀装置35に穀稈を搬送する搬送装置等からなる
刈取部3が配置され、該刈取部3は刈取フレーム4によ
って支持され、昇降回動可能としている。前記機体2に
は刈取部支持軸5が回動可能に左右水平方向に横架され
ており、上記刈取フレーム4は該刈取部支持軸5に固設
されていて、刈取部3が該刈取部支持軸5を中心に上下
揺動可能な構成としている。そして、刈取フレーム4に
は刈り高さ調節用昇降シリンダ6が連結され、該シリン
ダ6の伸縮作動により刈取部3が上下に昇降駆動される
構成としている。
【0017】そして、図2乃至図4に示すように、前記
機体2下部の左右一対のクローラ式走行装置7L・7R
は、機体前下部の走行ミッション装置81を介して機体
フレーム8前側方に配置した駆動スプロケット10、前
記機体フレーム8に後述の揺動リンク機構82を介して
連結したトラックフレーム9、該トラックフレーム9に
取り付けた複数個の遊転輪12・12・・・及びテンシ
ョンスプロケット11と、これらの駆動スプロケット1
0及び遊転輪12・12・・・及びテンションスプロケ
ット11との外周面にゴム製のクローラベルト83を巻
回して成り、前記走行ミッション装置81からの動力に
より駆動スプロケット10を駆動してクローラベルト8
3を回転駆動するようにしている。
機体2下部の左右一対のクローラ式走行装置7L・7R
は、機体前下部の走行ミッション装置81を介して機体
フレーム8前側方に配置した駆動スプロケット10、前
記機体フレーム8に後述の揺動リンク機構82を介して
連結したトラックフレーム9、該トラックフレーム9に
取り付けた複数個の遊転輪12・12・・・及びテンシ
ョンスプロケット11と、これらの駆動スプロケット1
0及び遊転輪12・12・・・及びテンションスプロケ
ット11との外周面にゴム製のクローラベルト83を巻
回して成り、前記走行ミッション装置81からの動力に
より駆動スプロケット10を駆動してクローラベルト8
3を回転駆動するようにしている。
【0018】図3、図4により、前記揺動リンク機構8
2について説明する。機体フレーム8の前後下部に固設
した連結横フレーム84・85の内側に軸受86・87
を設け、該軸受86・87に支軸88・89が横架され
ている。前後の両支軸88・89には揺動リンクとなる
前後ベルクランクリンク13a・13bの中央部が枢支
され、該ベルクランクリンク13a・13bは側面視略
L型に形成されている。該ベルクランクリンク13a・
13bの後下部にトラックフレーム9より突出した前後
横枢支軸90・91が枢支され、ベルクランクリンク1
3a・13bの上部間には連結部材92が介装され、該
連結部材92に昇降駆動手段となるアクチュエーターと
して姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを連結して
駆動力を伝達し、両ベルクランクリンク13a・13b
を支軸88・89を中心に回動させ、トラックフレーム
9を機体フレーム8に対して昇降するのである。この
時、左右のクローラ式走行装置7R・7Lのトラックフ
レーム9を同方向に昇降させることで機体の車高が調整
され、左右のトラックフレーム9を別々に昇降させるこ
とで前記傾斜角制御や水平制御が行われるのである。
2について説明する。機体フレーム8の前後下部に固設
した連結横フレーム84・85の内側に軸受86・87
を設け、該軸受86・87に支軸88・89が横架され
ている。前後の両支軸88・89には揺動リンクとなる
前後ベルクランクリンク13a・13bの中央部が枢支
され、該ベルクランクリンク13a・13bは側面視略
L型に形成されている。該ベルクランクリンク13a・
13bの後下部にトラックフレーム9より突出した前後
横枢支軸90・91が枢支され、ベルクランクリンク1
3a・13bの上部間には連結部材92が介装され、該
連結部材92に昇降駆動手段となるアクチュエーターと
して姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを連結して
駆動力を伝達し、両ベルクランクリンク13a・13b
を支軸88・89を中心に回動させ、トラックフレーム
9を機体フレーム8に対して昇降するのである。この
時、左右のクローラ式走行装置7R・7Lのトラックフ
レーム9を同方向に昇降させることで機体の車高が調整
され、左右のトラックフレーム9を別々に昇降させるこ
とで前記傾斜角制御や水平制御が行われるのである。
【0019】ここで、図3乃至図6により、前記ベルク
ランクリンク13a・13bの回動及びその初期位置に
ついて説明する。前記連結部材92は、図3、図4に示
すように、前後ベルクランクリンク13a・13b上端
部の一方(本実施例において前方)に伸縮自在なロッド
を構成する前連結ロッド14aの一端に固設したブラケ
ット93が枢結ピン94を介して枢支され、該前連結ロ
ッド14aの他端にネジ溝が穿設されて筒状のターンバ
ックル14b一端内に螺入され、ターンバックル14b
他端内に後連結ロッド14cのネジ溝を穿設した前部が
螺入され、該後連結ロッド14c他端(後端)が連結プ
レート95を介して、ベルクランクリンク13b(若し
くは13a)に連結されている。この連結部材92の全
長は、ターンバックル14b内への前連結ロッド14a
及び後連結ロッド14c端部の螺合位置を調整すること
で連結部材92の全長を伸縮調節可能としている。
ランクリンク13a・13bの回動及びその初期位置に
ついて説明する。前記連結部材92は、図3、図4に示
すように、前後ベルクランクリンク13a・13b上端
部の一方(本実施例において前方)に伸縮自在なロッド
を構成する前連結ロッド14aの一端に固設したブラケ
ット93が枢結ピン94を介して枢支され、該前連結ロ
ッド14aの他端にネジ溝が穿設されて筒状のターンバ
ックル14b一端内に螺入され、ターンバックル14b
他端内に後連結ロッド14cのネジ溝を穿設した前部が
螺入され、該後連結ロッド14c他端(後端)が連結プ
レート95を介して、ベルクランクリンク13b(若し
くは13a)に連結されている。この連結部材92の全
長は、ターンバックル14b内への前連結ロッド14a
及び後連結ロッド14c端部の螺合位置を調整すること
で連結部材92の全長を伸縮調節可能としている。
【0020】該連結部材92を構成する連結プレート9
5に昇降用のアクチュエーターとしての姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rの作動側(伸縮ロッド)が連結
され、該姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを駆動
することでベルクランクリンク13a・13bに昇降回
動されるのである。すなわち、前記連結プレート95
は、図5、図6に示すように、板体を側面視で略Z型に
形成して平行状に二枚一組としており、後連結ロッド1
4cの途中部より後下方向きに屈曲された後連結ロッド
14c後部に沿って連結プレート95前下部が固設さ
れ、この後連結ロッド14c後部の傾斜に沿って姿勢制
御用昇降シリンダ15L・15Rが後下がり傾斜状に配
置されるようにしている。この姿勢制御用昇降シリンダ
15L・15Rは基部側が機体フレーム8に固設したブ
ラケット96に支点ピン97を介して枢結され、該姿勢
制御用昇降シリンダ15L・15Rの伸縮ロッド先端が
連結プレート95の後部間に枢支ピン98を介して枢支
されている。さらに、前記連結プレート95の後部に前
記ベルクランクリンク13bの上端部が連結ピン51を
介して枢結されている。そして、このベルクランクリン
ク13bと姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rの伸
縮ロッド先端が連結プレート95に枢支される枢支ピン
98および連結ピン99位置は、姿勢制御用昇降シリン
ダ15L・15Rの略延長線上に位置するように配設し
ている。
5に昇降用のアクチュエーターとしての姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rの作動側(伸縮ロッド)が連結
され、該姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを駆動
することでベルクランクリンク13a・13bに昇降回
動されるのである。すなわち、前記連結プレート95
は、図5、図6に示すように、板体を側面視で略Z型に
形成して平行状に二枚一組としており、後連結ロッド1
4cの途中部より後下方向きに屈曲された後連結ロッド
14c後部に沿って連結プレート95前下部が固設さ
れ、この後連結ロッド14c後部の傾斜に沿って姿勢制
御用昇降シリンダ15L・15Rが後下がり傾斜状に配
置されるようにしている。この姿勢制御用昇降シリンダ
15L・15Rは基部側が機体フレーム8に固設したブ
ラケット96に支点ピン97を介して枢結され、該姿勢
制御用昇降シリンダ15L・15Rの伸縮ロッド先端が
連結プレート95の後部間に枢支ピン98を介して枢支
されている。さらに、前記連結プレート95の後部に前
記ベルクランクリンク13bの上端部が連結ピン51を
介して枢結されている。そして、このベルクランクリン
ク13bと姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rの伸
縮ロッド先端が連結プレート95に枢支される枢支ピン
98および連結ピン99位置は、姿勢制御用昇降シリン
ダ15L・15Rの略延長線上に位置するように配設し
ている。
【0021】従って、従来は、姿勢制御用昇降シリンダ
15L・15Rの伸長初期は支軸89に枢支されるベル
クランクリンク13bと姿勢制御用昇降シリンダ15L
・15Rの伸縮方向とは直角の位置となっており、伸長
するに従って両者の間の角度は鋭角となり、無駄に力を
必要していたが、本発明の実施例においては、最も頻繁
に車高制御を行う少し高く上げた位置で、両者が直角と
なるようにしており、姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rからの力が効率良く確実にベルクランクリンク1
3bに伝わるようになっている。また、姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rの推力作用線と連結プレート9
5とベルクランクリンク13bの枢支位置(連結ピン9
9)の軌跡(力のかかる作用点の軌跡)を略一致させて
おり、連結プレート95にかかる曲げ応力を小さくして
耐久性も高めているのである。
15L・15Rの伸長初期は支軸89に枢支されるベル
クランクリンク13bと姿勢制御用昇降シリンダ15L
・15Rの伸縮方向とは直角の位置となっており、伸長
するに従って両者の間の角度は鋭角となり、無駄に力を
必要していたが、本発明の実施例においては、最も頻繁
に車高制御を行う少し高く上げた位置で、両者が直角と
なるようにしており、姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rからの力が効率良く確実にベルクランクリンク1
3bに伝わるようになっている。また、姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rの推力作用線と連結プレート9
5とベルクランクリンク13bの枢支位置(連結ピン9
9)の軌跡(力のかかる作用点の軌跡)を略一致させて
おり、連結プレート95にかかる曲げ応力を小さくして
耐久性も高めているのである。
【0022】なお、前記姿勢制御用昇降シリンダ15L
・15Rには、図5、図6に示すように、シリンダの伸
縮動作を検出するストロークセンサ17L・17Rを設
けている。すなわち、前記姿勢制御用昇降シリンダ15
L・15Rの伸縮ロッド端部は連結プレート95上端よ
り上方に突出され、この突出された上部に係合部材とし
ての略U字型に形成した係合リング100が固設されて
いる。該係合リング100には、機体フレーム8側に固
設したポテンショメータ等よりなるストロークセンサ1
7L・17Rのセンシングアーム17aがリンク機構を
介することなく直接に挿入係合されている。このストロ
ークセンサ17L・17Rで姿勢制御用昇降シリンダ1
5L・15Rの伸縮量が検出され、この検出値が後述す
る制御手段となるコントローラ18に入力されて演算さ
れ、ベルクランクリンク13a・13bの回動量、即
ち、車高が求められるのである。
・15Rには、図5、図6に示すように、シリンダの伸
縮動作を検出するストロークセンサ17L・17Rを設
けている。すなわち、前記姿勢制御用昇降シリンダ15
L・15Rの伸縮ロッド端部は連結プレート95上端よ
り上方に突出され、この突出された上部に係合部材とし
ての略U字型に形成した係合リング100が固設されて
いる。該係合リング100には、機体フレーム8側に固
設したポテンショメータ等よりなるストロークセンサ1
7L・17Rのセンシングアーム17aがリンク機構を
介することなく直接に挿入係合されている。このストロ
ークセンサ17L・17Rで姿勢制御用昇降シリンダ1
5L・15Rの伸縮量が検出され、この検出値が後述す
る制御手段となるコントローラ18に入力されて演算さ
れ、ベルクランクリンク13a・13bの回動量、即
ち、車高が求められるのである。
【0023】ここで、前記センシングアーム17aを係
合するU型の係合リング100は、姿勢制御用昇降シリ
ンダ15Rの伸縮ロッド先端部側面にループ状に固設さ
れているため、剛性が高められて変形が防止され、セン
シングアーム17aを介し車高センサ17で正確に車高
を求めることができる。さらに、該係合リング100は
センシングアーム17aを直接係合されているため、従
来のように複数のリンク機構をなくして部品を少なくす
ることができ、コストを削減すると同時にその分スペー
ス的に有利な構成とすることができる。また、図1に示
すように、機体2の適宜位置には水平センサ16を配置
しており、該水平センサ16により機体2の左右傾斜角
を検出することとしている。
合するU型の係合リング100は、姿勢制御用昇降シリ
ンダ15Rの伸縮ロッド先端部側面にループ状に固設さ
れているため、剛性が高められて変形が防止され、セン
シングアーム17aを介し車高センサ17で正確に車高
を求めることができる。さらに、該係合リング100は
センシングアーム17aを直接係合されているため、従
来のように複数のリンク機構をなくして部品を少なくす
ることができ、コストを削減すると同時にその分スペー
ス的に有利な構成とすることができる。また、図1に示
すように、機体2の適宜位置には水平センサ16を配置
しており、該水平センサ16により機体2の左右傾斜角
を検出することとしている。
【0024】また、図7、図8に示すように、前記脱穀
装置35においては、搬送装置によって搬送された穀稈
の株元をフィードチェーン36によって挟持して後方へ
搬送しながら、扱胴37によって脱粒が行われる。脱殻
装置35の下部には選別装置が配置され、該選別装置に
よって選別された後の二番物は再度前記扱胴37又は処
理胴へ還元され、籾は一番コンベアや揚穀コンベア38
を介して操作部19の後部に配置したグレンタンク39
に搬送される。該グレンタンク39内の下部に下部コン
ベア40が前後方向に設けられ、該下部コンベア40は
スクリューコンベアより構成され、該下部コンベア40
の後端が穀粒を排出する排出用のオーガ41に連通さ
れ、該オーガ41は縦送りする縦オーガ筒42と、その
上部に水平方向に連通される横オーガ筒43より構成さ
れている。
装置35においては、搬送装置によって搬送された穀稈
の株元をフィードチェーン36によって挟持して後方へ
搬送しながら、扱胴37によって脱粒が行われる。脱殻
装置35の下部には選別装置が配置され、該選別装置に
よって選別された後の二番物は再度前記扱胴37又は処
理胴へ還元され、籾は一番コンベアや揚穀コンベア38
を介して操作部19の後部に配置したグレンタンク39
に搬送される。該グレンタンク39内の下部に下部コン
ベア40が前後方向に設けられ、該下部コンベア40は
スクリューコンベアより構成され、該下部コンベア40
の後端が穀粒を排出する排出用のオーガ41に連通さ
れ、該オーガ41は縦送りする縦オーガ筒42と、その
上部に水平方向に連通される横オーガ筒43より構成さ
れている。
【0025】該縦オーガ筒42と横オーガ筒43とは筒
内にスクリューコンベアを収納し、横オーガ筒43の先
端には排出口44を設け、前記下部コンベア40の他端
にエンジン45から動力伝達機構等を介して動力が伝達
され、オーガ41内のコンベアを駆動する構成としてい
る。この駆動によりグレンタンク39内の穀粒が下部コ
ンベア40及びオーガ41を介して排出口44より排出
されるのである。そして、前記縦オーガ筒42の上部に
横オーガ筒43の基部が上下回動自在に連通して取り付
けられ、該縦オーガ筒42と横オーガ筒43の間には昇
降シリンダ46とオーガ昇降センサ76が介装され、昇
降シリンダ46を伸縮駆動することにより横オーガ筒4
3を上下回動させ、排出口44の高さを調節することが
でき、その高さはオーガ昇降センサ76で検知される。
内にスクリューコンベアを収納し、横オーガ筒43の先
端には排出口44を設け、前記下部コンベア40の他端
にエンジン45から動力伝達機構等を介して動力が伝達
され、オーガ41内のコンベアを駆動する構成としてい
る。この駆動によりグレンタンク39内の穀粒が下部コ
ンベア40及びオーガ41を介して排出口44より排出
されるのである。そして、前記縦オーガ筒42の上部に
横オーガ筒43の基部が上下回動自在に連通して取り付
けられ、該縦オーガ筒42と横オーガ筒43の間には昇
降シリンダ46とオーガ昇降センサ76が介装され、昇
降シリンダ46を伸縮駆動することにより横オーガ筒4
3を上下回動させ、排出口44の高さを調節することが
でき、その高さはオーガ昇降センサ76で検知される。
【0026】また、前記縦オーガ筒42は下部パイプ4
2aと上部パイプ42bに分割され、下部パイプ42a
上に上部パイプ42bが回転自在に支持され、両者の間
にオーガ回動センサ75が配置されて、下部パイプ42
aの他端がグレンタンク39の後面に固設され、上部パ
イプ42bの中途部外周に大径ギア47が一体的に固設
され、該大径ギア47には図11の旋回モータ48の出
力軸に固設した小径ギアを噛合させ、該旋回モータ48
の駆動によって小径ギアが回動されて、大径ギア47を
介して縦オーガ筒42が回転され、横オーガ筒43が水
平方向に旋回されるのである。そしてこの回動はオーガ
回動センサ75で検知される。また、前記脱穀装置35
上側で機体の対角線方向位置にはオーガレスト49が配
置され、横オーガ筒43の中途部を支持できるようにし
ており、この位置を収納位置としている。
2aと上部パイプ42bに分割され、下部パイプ42a
上に上部パイプ42bが回転自在に支持され、両者の間
にオーガ回動センサ75が配置されて、下部パイプ42
aの他端がグレンタンク39の後面に固設され、上部パ
イプ42bの中途部外周に大径ギア47が一体的に固設
され、該大径ギア47には図11の旋回モータ48の出
力軸に固設した小径ギアを噛合させ、該旋回モータ48
の駆動によって小径ギアが回動されて、大径ギア47を
介して縦オーガ筒42が回転され、横オーガ筒43が水
平方向に旋回されるのである。そしてこの回動はオーガ
回動センサ75で検知される。また、前記脱穀装置35
上側で機体の対角線方向位置にはオーガレスト49が配
置され、横オーガ筒43の中途部を支持できるようにし
ており、この位置を収納位置としている。
【0027】次に、以上のような全体構成からなるコン
バインにおける姿勢制御手段とオーガ旋回制御手段につ
いて、その制御構成を図1、図9乃至図13により説明
する。図9に示すように、姿勢制御手段32とオーガ旋
回制御手段33は共にコントローラ18と接続され、い
ずれもスイッチ・センサー類部32a・33aと駆動部
32b・33bとから構成されている。
バインにおける姿勢制御手段とオーガ旋回制御手段につ
いて、その制御構成を図1、図9乃至図13により説明
する。図9に示すように、姿勢制御手段32とオーガ旋
回制御手段33は共にコントローラ18と接続され、い
ずれもスイッチ・センサー類部32a・33aと駆動部
32b・33bとから構成されている。
【0028】このうち、まず姿勢制御手段32につい
て、図1、図10、図12、図13により説明する。上
記ストロークセンサ17L・17Rと水平センサ16は
コントローラ18に接続されており、前述の如く、該コ
ントローラ18はストロークセンサ17L・17Rの検
出値から機体2の車高を算出するようにしている。そし
て後で詳述する傾斜角制御においては、コントローラ1
8は、水平センサ16の検出値から得られる機体2の左
右傾斜角が所定の設定値となるようにし、車高制御にお
いては、算出した機体の地面に対する高さが所定の設定
値となるように、両姿勢制御用昇降シリンダ15L・1
5Rを伸縮制御するものとする。
て、図1、図10、図12、図13により説明する。上
記ストロークセンサ17L・17Rと水平センサ16は
コントローラ18に接続されており、前述の如く、該コ
ントローラ18はストロークセンサ17L・17Rの検
出値から機体2の車高を算出するようにしている。そし
て後で詳述する傾斜角制御においては、コントローラ1
8は、水平センサ16の検出値から得られる機体2の左
右傾斜角が所定の設定値となるようにし、車高制御にお
いては、算出した機体の地面に対する高さが所定の設定
値となるように、両姿勢制御用昇降シリンダ15L・1
5Rを伸縮制御するものとする。
【0029】図12、図13に示すように、前記コンバ
インの操作部19には、操縦座席118が配設され、該
操縦座席118の前方には操縦ハンドル112が配置さ
れ、該操縦ハンドル112の左横の操作部パネル113
上には操作盤20が設けられている。さらに、前記操縦
座席118の左横には、エンジン45に接続された前記
ミッション装置81からの出力回転数を変速させる主変
速レバー114と副変速レバー115とが配設され、該
主変速レバー114の把持部の側面にはショートジョブ
スイッチ116が設けられている。
インの操作部19には、操縦座席118が配設され、該
操縦座席118の前方には操縦ハンドル112が配置さ
れ、該操縦ハンドル112の左横の操作部パネル113
上には操作盤20が設けられている。さらに、前記操縦
座席118の左横には、エンジン45に接続された前記
ミッション装置81からの出力回転数を変速させる主変
速レバー114と副変速レバー115とが配設され、該
主変速レバー114の把持部の側面にはショートジョブ
スイッチ116が設けられている。
【0030】該ショートジョブスイッチ116はコント
ローラ18に接続されており、該コントローラ18は、
後述する自動傾斜角制御中にショートジョブスイッチ1
16が押されている間だけ、該自動傾斜角制御を中断し
て自動水平制御に移行し、ショートジョブスイッチ11
6を離すと、再び自動傾斜角制御に復帰するように制御
しており、これにより、畦際等で機体の一方を上げて刈
り取り中に、短時間だけ水平箇所を刈り取りしたいなど
といった小まめな左右傾斜角の変更を、オペレータが通
常操作する主変速レバー114に設けたショートジョブ
スイッチ116の操作で迅速に実行できるようにしてい
る。
ローラ18に接続されており、該コントローラ18は、
後述する自動傾斜角制御中にショートジョブスイッチ1
16が押されている間だけ、該自動傾斜角制御を中断し
て自動水平制御に移行し、ショートジョブスイッチ11
6を離すと、再び自動傾斜角制御に復帰するように制御
しており、これにより、畦際等で機体の一方を上げて刈
り取り中に、短時間だけ水平箇所を刈り取りしたいなど
といった小まめな左右傾斜角の変更を、オペレータが通
常操作する主変速レバー114に設けたショートジョブ
スイッチ116の操作で迅速に実行できるようにしてい
る。
【0031】また、前記操作盤20にはボリューム式の
車高設定器22が配置され、該車高設定器22のツマミ
を回すことによって姿勢制御用昇降シリンダ15L・1
5Rを伸縮させ、機体2の車高を調節できるようにして
いる。該車高設定器22はコントローラ18に接続さ
れ、該コントローラ18はその設定値を読み取って、該
設定値を基に上記の如く姿勢制御用昇降シリンダ15L
・15Rを伸縮制御するのである。
車高設定器22が配置され、該車高設定器22のツマミ
を回すことによって姿勢制御用昇降シリンダ15L・1
5Rを伸縮させ、機体2の車高を調節できるようにして
いる。該車高設定器22はコントローラ18に接続さ
れ、該コントローラ18はその設定値を読み取って、該
設定値を基に上記の如く姿勢制御用昇降シリンダ15L
・15Rを伸縮制御するのである。
【0032】前記の刈取部支持軸5の適宜位置には角度
センサ等からなる刈取部昇降センサ23を設けて刈取部
3の機体2に対する相対的な高さを検出することとして
いる。また、機体2の正面視中央位置かつ刈取装置下面
には超音波センサ等からなる刈り高さセンサ24を設け
ており、刈取装置の地面に対する絶対高さ(即ち、穀稈
の刈取高さ)を検出することとしている。これら二つの
センサ23・24及び前記の刈り高さ調節用昇降シリン
ダ6は前記コントローラ18に接続されており、刈り高
さセンサ24の検出値が所定の設定値となるように刈り
高さ調節用昇降シリンダ6を伸縮制御することとしてい
る。前記操作部19には刈り高さ設定器25が設けられ
ていて、このツマミを回すことによって穀稈の刈取高さ
を調節できるようにしている。この刈り高さ設定器25
は前記コントローラ18に接続され、コントローラ18
は該刈り高さ設定器25の設定値に基づいて上記の如く
刈り高さ調節用昇降シリンダ6を伸縮制御する。
センサ等からなる刈取部昇降センサ23を設けて刈取部
3の機体2に対する相対的な高さを検出することとして
いる。また、機体2の正面視中央位置かつ刈取装置下面
には超音波センサ等からなる刈り高さセンサ24を設け
ており、刈取装置の地面に対する絶対高さ(即ち、穀稈
の刈取高さ)を検出することとしている。これら二つの
センサ23・24及び前記の刈り高さ調節用昇降シリン
ダ6は前記コントローラ18に接続されており、刈り高
さセンサ24の検出値が所定の設定値となるように刈り
高さ調節用昇降シリンダ6を伸縮制御することとしてい
る。前記操作部19には刈り高さ設定器25が設けられ
ていて、このツマミを回すことによって穀稈の刈取高さ
を調節できるようにしている。この刈り高さ設定器25
は前記コントローラ18に接続され、コントローラ18
は該刈り高さ設定器25の設定値に基づいて上記の如く
刈り高さ調節用昇降シリンダ6を伸縮制御する。
【0033】前記操作盤20には、さらに自動姿勢制御
中であってもオペレータの判断で迅速に自動水平制御に
移行する水平セットスイッチ26が設けられ、該水平セ
ットスイッチ26は前記コントローラ18に接続されて
いる。コントローラ18は、該水平セットスイッチ26
の「ON・OFF」を検出して、その検出結果を基に、
自動による水平制御を行うか水平以外の傾斜角制御を行
うかを選択するのである。なお、水平セットスイッチ2
6は、ワンプッシュで機構的にプッシュ状態を保持し、
改めてプッシュすると初期状態に復帰するという、いわ
ゆるセルフロックスイッチとしている。
中であってもオペレータの判断で迅速に自動水平制御に
移行する水平セットスイッチ26が設けられ、該水平セ
ットスイッチ26は前記コントローラ18に接続されて
いる。コントローラ18は、該水平セットスイッチ26
の「ON・OFF」を検出して、その検出結果を基に、
自動による水平制御を行うか水平以外の傾斜角制御を行
うかを選択するのである。なお、水平セットスイッチ2
6は、ワンプッシュで機構的にプッシュ状態を保持し、
改めてプッシュすると初期状態に復帰するという、いわ
ゆるセルフロックスイッチとしている。
【0034】また、該水平セットスイッチ26とは別
に、種々の作業姿勢に迅速かつ臨機応変に対応すべく、
自動姿勢制御中であっても強制的に自動姿勢制御から手
動姿勢制御への制御方式の切替えが可能な手動操作手段
である手動操作レバー34を設け、コントローラ18に
接続している。該手動操作レバー34は、前後左右に傾
倒可能であり、前方に傾倒することにより、両姿勢制御
用昇降シリンダ15L・15Rを同時に縮めて車高を下
降させ、後方に傾倒することにより、両姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rを同時に伸ばして車高を上昇さ
せるものである。また、左方に傾倒させると、姿勢制御
用昇降シリンダ15L・15Rの両方又は一方を伸縮制
御して左傾斜させ、右方に傾倒させると同様にして右傾
斜させることができ、一本の操作レバーにより、車高と
左右傾斜角の手動操作が可能な構成となっている。そし
て、車高の昇降量は手動操作レバー34の前後傾倒角及
び前後傾倒保持時間に比例して変化し、左右傾斜角も手
動操作レバー34の左右傾倒角及び左右傾倒保持時間に
比例して変化するよう、前記コントローラ18によって
制御されており、さらに、手動操作レバー34を操作す
る度に、左右傾斜角と基準側の支持高さとがメモリ11
7上に記憶、更新され、各記憶値は後述の自動傾斜角制
御、自動車高制御において読み出して使用できるように
している。
に、種々の作業姿勢に迅速かつ臨機応変に対応すべく、
自動姿勢制御中であっても強制的に自動姿勢制御から手
動姿勢制御への制御方式の切替えが可能な手動操作手段
である手動操作レバー34を設け、コントローラ18に
接続している。該手動操作レバー34は、前後左右に傾
倒可能であり、前方に傾倒することにより、両姿勢制御
用昇降シリンダ15L・15Rを同時に縮めて車高を下
降させ、後方に傾倒することにより、両姿勢制御用昇降
シリンダ15L・15Rを同時に伸ばして車高を上昇さ
せるものである。また、左方に傾倒させると、姿勢制御
用昇降シリンダ15L・15Rの両方又は一方を伸縮制
御して左傾斜させ、右方に傾倒させると同様にして右傾
斜させることができ、一本の操作レバーにより、車高と
左右傾斜角の手動操作が可能な構成となっている。そし
て、車高の昇降量は手動操作レバー34の前後傾倒角及
び前後傾倒保持時間に比例して変化し、左右傾斜角も手
動操作レバー34の左右傾倒角及び左右傾倒保持時間に
比例して変化するよう、前記コントローラ18によって
制御されており、さらに、手動操作レバー34を操作す
る度に、左右傾斜角と基準側の支持高さとがメモリ11
7上に記憶、更新され、各記憶値は後述の自動傾斜角制
御、自動車高制御において読み出して使用できるように
している。
【0035】一方、オーガ旋回制御手段33について、
図1、図11により説明する。前記操作部19に上昇ス
イッチ50と下降スイッチ51、左旋回スイッチ52と
右旋回スイッチ53、及びオーガクラッチ入切スイッチ
54が設けられ、また、旋回モータ48にはオーガ回動
センサ75、さらに前記昇降シリンダ46にはオーガ昇
降センサ76とオーガ上限スイッチ111が設けられて
おり、いずれも前記コントローラ18と接続されてい
る。前記オーガ回動センサ75、オーガ昇降センサ76
はポテンショメータやロータリーエンコーダ等で構成さ
れている。該コントローラ18には駆動ユニット55を
介して旋回モータ48が接続され、該旋回モータ48は
前記旋回スイッチ52・53を操作することにより正逆
転駆動されて横オーガ筒43が旋回される構成となって
いる。また、コントローラ18には前記昇降シリンダ4
6への圧油の送油を切替えるための電磁バルブ56が接
続され、該電磁バルブ56は前記昇降スイッチ50・5
1を操作することにより切替えられ、前記横オーガ筒4
3を昇降できるようにしている。
図1、図11により説明する。前記操作部19に上昇ス
イッチ50と下降スイッチ51、左旋回スイッチ52と
右旋回スイッチ53、及びオーガクラッチ入切スイッチ
54が設けられ、また、旋回モータ48にはオーガ回動
センサ75、さらに前記昇降シリンダ46にはオーガ昇
降センサ76とオーガ上限スイッチ111が設けられて
おり、いずれも前記コントローラ18と接続されてい
る。前記オーガ回動センサ75、オーガ昇降センサ76
はポテンショメータやロータリーエンコーダ等で構成さ
れている。該コントローラ18には駆動ユニット55を
介して旋回モータ48が接続され、該旋回モータ48は
前記旋回スイッチ52・53を操作することにより正逆
転駆動されて横オーガ筒43が旋回される構成となって
いる。また、コントローラ18には前記昇降シリンダ4
6への圧油の送油を切替えるための電磁バルブ56が接
続され、該電磁バルブ56は前記昇降スイッチ50・5
1を操作することにより切替えられ、前記横オーガ筒4
3を昇降できるようにしている。
【0036】また、旋回時にオーガが慣性で回転しない
ように、旋回モータ48停止時に制動をかけるオーガク
ラッチを入切するためのモータまたはソレノイド又はシ
リンダ等より構成されるアクチュエータ57と接続され
ており、前記オーガクラッチ入切スイッチ54を操作す
ることによって、該アクチュエータ57が作動され、オ
ーガクラッチを「入」として下部コンベア40を駆動し
てグレンタンク39内の穀粒を排出したり、「切」とし
て駆動を停止することができる。なお、オーガ旋回制御
のための操作盤は、このような機体2上に限定されるも
のではなく、図7のように、オーガ41を使った作業の
際に操作しやすい位置、たとえば排出口44側面等に設
けることもできる。
ように、旋回モータ48停止時に制動をかけるオーガク
ラッチを入切するためのモータまたはソレノイド又はシ
リンダ等より構成されるアクチュエータ57と接続され
ており、前記オーガクラッチ入切スイッチ54を操作す
ることによって、該アクチュエータ57が作動され、オ
ーガクラッチを「入」として下部コンベア40を駆動し
てグレンタンク39内の穀粒を排出したり、「切」とし
て駆動を停止することができる。なお、オーガ旋回制御
のための操作盤は、このような機体2上に限定されるも
のではなく、図7のように、オーガ41を使った作業の
際に操作しやすい位置、たとえば排出口44側面等に設
けることもできる。
【0037】さらに、このような昇降と旋回を行うオー
ガ41の水平回動位置及び昇降高さは、前記オーガ回動
センサ75及びオーガ昇降センサ76により検出され、
コントローラ18においてオーガ41が非作業範囲にあ
るか否かが判断される。なお、ここで非作業範囲とは、
オーガ41を使用して排出作業が不可能な範囲であり、
たとえ機体2を下降制御しても、該機体2上に設置され
たオーガ41が、図7に示すように、トラック58や作
業者77に接触するといったトラブルが発生しないオー
ガ41の水平回動位置及び昇降高さを意味する。
ガ41の水平回動位置及び昇降高さは、前記オーガ回動
センサ75及びオーガ昇降センサ76により検出され、
コントローラ18においてオーガ41が非作業範囲にあ
るか否かが判断される。なお、ここで非作業範囲とは、
オーガ41を使用して排出作業が不可能な範囲であり、
たとえ機体2を下降制御しても、該機体2上に設置され
たオーガ41が、図7に示すように、トラック58や作
業者77に接触するといったトラブルが発生しないオー
ガ41の水平回動位置及び昇降高さを意味する。
【0038】ここで、以上のような全体構成からなる機
体の姿勢制御について、その概要を図14、図15によ
り説明する。なお、図中のYは菱形の判断記号中の条件
と一致する場合(YES)であり、Nは一致しない場合
(NO)を意味する。図14に示した実施例において
は、刈取作業中は、脱穀クラッチレバーの近傍に設けた
図10に示す脱穀スイッチ28を「入」にし(S1:
Y)、前記手動操作レバー34を前後左右のいずれかに
傾倒して手動操作を「ON」にすると(S2:Y)、該
手動操作レバー34に接続された前記コントローラ18
がそれを検出して、手動姿勢制御120に移行する。
体の姿勢制御について、その概要を図14、図15によ
り説明する。なお、図中のYは菱形の判断記号中の条件
と一致する場合(YES)であり、Nは一致しない場合
(NO)を意味する。図14に示した実施例において
は、刈取作業中は、脱穀クラッチレバーの近傍に設けた
図10に示す脱穀スイッチ28を「入」にし(S1:
Y)、前記手動操作レバー34を前後左右のいずれかに
傾倒して手動操作を「ON」にすると(S2:Y)、該
手動操作レバー34に接続された前記コントローラ18
がそれを検出して、手動姿勢制御120に移行する。
【0039】手動操作レバー34を操作しない状態では
(S2:N)、直前の手動姿勢制御120における後述
の手動傾斜角制御が完了した時点でメモリ117に記憶
された基準傾斜角が読み込まれ(S21)、該基準傾斜
角に設定されるように自動傾斜角制御122が行われ
る。また、手動操作レバー34を操作しない状態で(S
2:N)、さらに前記水平セットスイッチ26を押して
「ON」にすると(S5:Y)、水平セットスイッチ2
6に接続された前記コントローラ18がそれを検出し
て、自動水平制御121に移行するのである。
(S2:N)、直前の手動姿勢制御120における後述
の手動傾斜角制御が完了した時点でメモリ117に記憶
された基準傾斜角が読み込まれ(S21)、該基準傾斜
角に設定されるように自動傾斜角制御122が行われ
る。また、手動操作レバー34を操作しない状態で(S
2:N)、さらに前記水平セットスイッチ26を押して
「ON」にすると(S5:Y)、水平セットスイッチ2
6に接続された前記コントローラ18がそれを検出し
て、自動水平制御121に移行するのである。
【0040】このようにして移行した自動水平制御12
1若しくは自動傾斜角制御122が完了した時点で、コ
ントローラ18は前記水平センサ16からの信号を基に
目標傾斜角に設定できたか否かを判断し(S7)、設定
できていないと判断した場合には(S7:N)自動車高
制御123に移行せず、設定できたと判断した場合に初
めて(S7:Y)前記車高設定器22で設定した設定車
高が読み込まれ、該設定車高となるように自動車高制御
123が実行されるのである。すなわち、通常の刈取作
業時にあっては、水平セットスイッチ26を「ON」に
せずとも自動で傾斜角制御122や車高制御123が行
われるため、オペレータは操縦の大部分を機械任せにす
ることができて運転操作が非常に楽となり、高齢者や初
心者にも優しい操作性を実現しているとともに、機体の
自動水平制御121や自動傾斜角制御122などの左右
傾斜角関連の制御が車高の制御よりも優先的に行われる
ため、圃場面に多少の凹凸があっても機体を迅速に水平
若しくは基準傾斜角に変更し保持することができ、円滑
な刈取作業や脱穀作業を実施することができる。
1若しくは自動傾斜角制御122が完了した時点で、コ
ントローラ18は前記水平センサ16からの信号を基に
目標傾斜角に設定できたか否かを判断し(S7)、設定
できていないと判断した場合には(S7:N)自動車高
制御123に移行せず、設定できたと判断した場合に初
めて(S7:Y)前記車高設定器22で設定した設定車
高が読み込まれ、該設定車高となるように自動車高制御
123が実行されるのである。すなわち、通常の刈取作
業時にあっては、水平セットスイッチ26を「ON」に
せずとも自動で傾斜角制御122や車高制御123が行
われるため、オペレータは操縦の大部分を機械任せにす
ることができて運転操作が非常に楽となり、高齢者や初
心者にも優しい操作性を実現しているとともに、機体の
自動水平制御121や自動傾斜角制御122などの左右
傾斜角関連の制御が車高の制御よりも優先的に行われる
ため、圃場面に多少の凹凸があっても機体を迅速に水平
若しくは基準傾斜角に変更し保持することができ、円滑
な刈取作業や脱穀作業を実施することができる。
【0041】なお、前記水平セットスイッチ26を押さ
ずに自動傾斜角制御122が繰り返されている途中で、
前記ショートジョブスイッチ116を押して「ON」に
すると、前述のように、その間だけ自動水平制御121
に移行し、ショートジョブスイッチ116を離すと「O
FF」となり、再び自動傾斜角制御122に復帰する構
成となっている。
ずに自動傾斜角制御122が繰り返されている途中で、
前記ショートジョブスイッチ116を押して「ON」に
すると、前述のように、その間だけ自動水平制御121
に移行し、ショートジョブスイッチ116を離すと「O
FF」となり、再び自動傾斜角制御122に復帰する構
成となっている。
【0042】また、脱穀スイッチ28が「切」(S1:
N)で、しかもオーガ41が前記非作業範囲内の非作業
位置にある場合には(S3:Y)、作業終了制御119
に移行し、オーガ41が非作業位置にない場合には(S
3:N)、前記旋回スイッチ52・53操作による横オ
ーガ筒43の旋回、または前記昇降スイッチ50・51
操作により横オーガ筒43の昇降によって、オーガ41
を非作業位置に移動させるのである。
N)で、しかもオーガ41が前記非作業範囲内の非作業
位置にある場合には(S3:Y)、作業終了制御119
に移行し、オーガ41が非作業位置にない場合には(S
3:N)、前記旋回スイッチ52・53操作による横オ
ーガ筒43の旋回、または前記昇降スイッチ50・51
操作により横オーガ筒43の昇降によって、オーガ41
を非作業位置に移動させるのである。
【0043】ここで、図15には、図14の実施例にお
いて自動傾斜角制御122を省略した態様の別実施例を
示すが、該別実施例の場合は、前記水平セットスイッチ
26が「OFF]状態の場合にはそのままリターンされ
る構成となっている。すなわち、前記手動操作レバー3
4を操作すると、その操作量に応じて左右傾斜角や車高
が変更され、手動操作レバー34を操作しない場合は、
姿勢はそのままで変化しない。水平セットスイッチ26
を「ON]にして初めて、自動水平制御121や自動車
高制御123が実行されるのである。従って、通常の刈
取作業時にあっては、左右の支持高さや車高は特に変更
されず、オペレータが畦際などで姿勢変更が必要と判断
した場合や機体を水平にして刈取高さを均一にしたい場
合にのみ、手動操作レバー34や水平セットスイッチ2
6を「ON」にすればよく、図14に示した前記実施例
に比べ、制御構成を一層単純化できるとともに、オペレ
ータの判断をより迅速に作業に反映させることができ
る。
いて自動傾斜角制御122を省略した態様の別実施例を
示すが、該別実施例の場合は、前記水平セットスイッチ
26が「OFF]状態の場合にはそのままリターンされ
る構成となっている。すなわち、前記手動操作レバー3
4を操作すると、その操作量に応じて左右傾斜角や車高
が変更され、手動操作レバー34を操作しない場合は、
姿勢はそのままで変化しない。水平セットスイッチ26
を「ON]にして初めて、自動水平制御121や自動車
高制御123が実行されるのである。従って、通常の刈
取作業時にあっては、左右の支持高さや車高は特に変更
されず、オペレータが畦際などで姿勢変更が必要と判断
した場合や機体を水平にして刈取高さを均一にしたい場
合にのみ、手動操作レバー34や水平セットスイッチ2
6を「ON」にすればよく、図14に示した前記実施例
に比べ、制御構成を一層単純化できるとともに、オペレ
ータの判断をより迅速に作業に反映させることができ
る。
【0044】次に、各制御の内容について説明する。な
お、以下に述べる制御のうち、機体の左右一方の側の支
持高さを基準とした基準側支持高さをもとに行う場合に
ついては、本実施例では、分かりやすいように、右側の
支持高さ(=右支持高さ)を基準とした制御について示
す。従って、左側の支持高さ(=左支持高さ)を基準と
する場合については左右を逆に考えて適用すればよい。
お、以下に述べる制御のうち、機体の左右一方の側の支
持高さを基準とした基準側支持高さをもとに行う場合に
ついては、本実施例では、分かりやすいように、右側の
支持高さ(=右支持高さ)を基準とした制御について示
す。従って、左側の支持高さ(=左支持高さ)を基準と
する場合については左右を逆に考えて適用すればよい。
【0045】まず、前記手動姿勢制御120についてで
あるが、前述の如く手動操作レバー34を左右または前
後に傾倒させて手動操作を「ON」にした後(S2:
Y)、図16に示すように、さらに手動操作レバー34
を左右に傾倒させると(S10:左右)手動傾斜角制御
127が実行される。該手動傾斜角制御127が完了す
ると、完了時点での左右傾斜角を、前記コントローラ1
8が前記水平センサ16から読み込み、前記メモリ11
7に基準傾斜角として記憶する(S24)。該基準傾斜
角は手動傾斜角制御127が実行し完了する度に上書き
され、常に更新されるようにしている。一方、前記手動
操作レバー34を前後方向に傾倒すると、制御が自動水
平制御136に移行して機体が水平に制御される。その
上で、手動操作レバー34に接続された前記コントロー
ラ18が傾倒方向と傾倒量を検出して、該検出の結果に
基づき、前記姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを
制御バルブを介して同時に伸長(縮小)作動させ、車高
を昇降させる手動車高制御129を行う。該手動車高制
御129が完了すると、完了時点での基準側の機体の支
持高さが、既に記憶されている前記メモリ117内の基
準高さに上書きされ、新たな基準傾斜角として記憶され
る(S25)。
あるが、前述の如く手動操作レバー34を左右または前
後に傾倒させて手動操作を「ON」にした後(S2:
Y)、図16に示すように、さらに手動操作レバー34
を左右に傾倒させると(S10:左右)手動傾斜角制御
127が実行される。該手動傾斜角制御127が完了す
ると、完了時点での左右傾斜角を、前記コントローラ1
8が前記水平センサ16から読み込み、前記メモリ11
7に基準傾斜角として記憶する(S24)。該基準傾斜
角は手動傾斜角制御127が実行し完了する度に上書き
され、常に更新されるようにしている。一方、前記手動
操作レバー34を前後方向に傾倒すると、制御が自動水
平制御136に移行して機体が水平に制御される。その
上で、手動操作レバー34に接続された前記コントロー
ラ18が傾倒方向と傾倒量を検出して、該検出の結果に
基づき、前記姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを
制御バルブを介して同時に伸長(縮小)作動させ、車高
を昇降させる手動車高制御129を行う。該手動車高制
御129が完了すると、完了時点での基準側の機体の支
持高さが、既に記憶されている前記メモリ117内の基
準高さに上書きされ、新たな基準傾斜角として記憶され
る(S25)。
【0046】すなわち、たとえ手動操作レバー34を左
右に傾倒し手動傾斜角制御127を実行している最中で
あっても、把持した手動操作レバー34を前後に傾倒さ
せるだけで、手動傾斜角制御127が解除され、迅速か
つ確実に自動水平制御136に移行させることができる
のである。ただし、本実施例においては、手動傾斜角制
御127から自動水平制御136に移行させる水平制御
復帰手段として、手動操作レバー34を用いたために、
手動姿勢制御120中の車高調節は必ず水平状態で行う
こととなる。しかしながら、車高調節を左右に傾倒した
状態で行いたい場合には、車高設定器22で所望の車高
を設定する一方、手動操作レバー34で所望の左右傾斜
角まで機体を傾倒させ、該左右傾斜角を基準傾斜角とし
てメモリ117に記憶させた後、手動操作レバー34の
操作を中止するだけで、自動傾斜角制御122と次の自
動車高制御123が実行されている間に、自動的に設定
車高への車高調節が基準傾斜角に保持された状態で行わ
れるようにすることができる。なお、水平制御復帰手段
は、前記ショートジョブスイッチ116のようなスイッ
チを、手動操作レバー34把持部の側面に付設すること
も可能であり、手段形態として特に限定されるものでは
ない。
右に傾倒し手動傾斜角制御127を実行している最中で
あっても、把持した手動操作レバー34を前後に傾倒さ
せるだけで、手動傾斜角制御127が解除され、迅速か
つ確実に自動水平制御136に移行させることができる
のである。ただし、本実施例においては、手動傾斜角制
御127から自動水平制御136に移行させる水平制御
復帰手段として、手動操作レバー34を用いたために、
手動姿勢制御120中の車高調節は必ず水平状態で行う
こととなる。しかしながら、車高調節を左右に傾倒した
状態で行いたい場合には、車高設定器22で所望の車高
を設定する一方、手動操作レバー34で所望の左右傾斜
角まで機体を傾倒させ、該左右傾斜角を基準傾斜角とし
てメモリ117に記憶させた後、手動操作レバー34の
操作を中止するだけで、自動傾斜角制御122と次の自
動車高制御123が実行されている間に、自動的に設定
車高への車高調節が基準傾斜角に保持された状態で行わ
れるようにすることができる。なお、水平制御復帰手段
は、前記ショートジョブスイッチ116のようなスイッ
チを、手動操作レバー34把持部の側面に付設すること
も可能であり、手段形態として特に限定されるものでは
ない。
【0047】前記手動傾斜角制御127とは、前記手動
操作レバー34を操作し、該手動操作レバー34の傾倒
方向と傾倒量に従ってコントローラ18が算出した左右
傾斜角(以下「レバー操作傾斜角」とする)まで機体を
傾斜させる制御であり、図17に示すようにして行う。
すなわち、まず機体に取り付けた水平センサ16により
機体の左右傾斜角を検出し、該左右傾斜角を前記レバー
操作傾斜角と比較する(S44)。該レバー操作傾斜角
と異なる場合において(S44:N)、基準側と反対側
の車高である左支持高さが上限にあり(S11:Y)、
しかも右支持高さが前記基準高さにあって、左(下が
り)傾斜させる場合は(S14)、左支持高さ昇降制御
となり、左支持高さが下降され、右支持高さは停止(固
定)される。そして、右(下がり)傾斜させる場合は、
左側を上げることができないので、右支持高さ昇降制御
となり、左支持高さを停止し、右支持高さを下降させる
(S15乃至S17)。
操作レバー34を操作し、該手動操作レバー34の傾倒
方向と傾倒量に従ってコントローラ18が算出した左右
傾斜角(以下「レバー操作傾斜角」とする)まで機体を
傾斜させる制御であり、図17に示すようにして行う。
すなわち、まず機体に取り付けた水平センサ16により
機体の左右傾斜角を検出し、該左右傾斜角を前記レバー
操作傾斜角と比較する(S44)。該レバー操作傾斜角
と異なる場合において(S44:N)、基準側と反対側
の車高である左支持高さが上限にあり(S11:Y)、
しかも右支持高さが前記基準高さにあって、左(下が
り)傾斜させる場合は(S14)、左支持高さ昇降制御
となり、左支持高さが下降され、右支持高さは停止(固
定)される。そして、右(下がり)傾斜させる場合は、
左側を上げることができないので、右支持高さ昇降制御
となり、左支持高さを停止し、右支持高さを下降させる
(S15乃至S17)。
【0048】左支持高さが下限にあり(S12:Y)、
右支持高さが前記基準高さにあって、右(下がり)傾斜
させる場合には(S13)、左支持高さ昇降制御とな
り、左支持高さが上昇され、右支持高さは停止される。
そして、左(下がり)傾斜させる場合は、左側を下げる
ことができないので、右支持高さ昇降制御となり、左支
持高さを停止し、右支持高さを上昇させる(S15乃至
S17)。そして、左支持高さが上限でも下限でもない
場合(S12:N)で、右支持高さが基準高さの場合
は、左支持高さ昇降制御となり、また、右支持高さが基
準高さでない場合には右支持高さ昇降制御となり、前記
同様に制御されてレバー操作傾斜角とするのである。
右支持高さが前記基準高さにあって、右(下がり)傾斜
させる場合には(S13)、左支持高さ昇降制御とな
り、左支持高さが上昇され、右支持高さは停止される。
そして、左(下がり)傾斜させる場合は、左側を下げる
ことができないので、右支持高さ昇降制御となり、左支
持高さを停止し、右支持高さを上昇させる(S15乃至
S17)。そして、左支持高さが上限でも下限でもない
場合(S12:N)で、右支持高さが基準高さの場合
は、左支持高さ昇降制御となり、また、右支持高さが基
準高さでない場合には右支持高さ昇降制御となり、前記
同様に制御されてレバー操作傾斜角とするのである。
【0049】また、前記自動傾斜角制御122とは、図
18に示すように、前記手動傾斜角制御127と制御方
式は基本的には同じであるが、所望の左右傾斜角になる
ように手動操作レバー34を傾倒するのではなく、現在
に左右傾斜角が直前の手動傾斜角制御127で記憶した
前記基準傾斜角に一致もしくは近い値か否かを判断し
(S18)、そうでなければコントローラ18から傾斜
出力が続くようになっているのである。さらに、前記手
動傾斜角制御127時には、車高出力を逐次的に連続駆
動で行うのに対し、この自動傾斜角制御122時には、
現在の傾斜が目標値に対してかけ離れている場合には連
続駆動で傾斜速度を速くし、傾斜が目標値に近づくとパ
ルス駆動(所謂PWM制御)に切り替えて傾斜速度を遅
くし、手動傾斜角制御127時なみに設定精度を高める
ようにしている。
18に示すように、前記手動傾斜角制御127と制御方
式は基本的には同じであるが、所望の左右傾斜角になる
ように手動操作レバー34を傾倒するのではなく、現在
に左右傾斜角が直前の手動傾斜角制御127で記憶した
前記基準傾斜角に一致もしくは近い値か否かを判断し
(S18)、そうでなければコントローラ18から傾斜
出力が続くようになっているのである。さらに、前記手
動傾斜角制御127時には、車高出力を逐次的に連続駆
動で行うのに対し、この自動傾斜角制御122時には、
現在の傾斜が目標値に対してかけ離れている場合には連
続駆動で傾斜速度を速くし、傾斜が目標値に近づくとパ
ルス駆動(所謂PWM制御)に切り替えて傾斜速度を遅
くし、手動傾斜角制御127時なみに設定精度を高める
ようにしている。
【0050】前記自動水平制御121・136について
も、図18に示すように、自動傾斜角制御122と同じ
く、基本的には前記手動傾斜角制御127と制御方式は
同じであり、完全水平もしくは略水平となるまで、コン
トローラ18から傾斜出力が続くとともに、現在の傾斜
が水平状態からかけ離れている場合には連続駆動で傾斜
速度を速くし、傾斜が水平に近づくとPWM制御に切り
替えて傾斜速度を遅くして精度よく水平状態に移行でき
るようにしている。
も、図18に示すように、自動傾斜角制御122と同じ
く、基本的には前記手動傾斜角制御127と制御方式は
同じであり、完全水平もしくは略水平となるまで、コン
トローラ18から傾斜出力が続くとともに、現在の傾斜
が水平状態からかけ離れている場合には連続駆動で傾斜
速度を速くし、傾斜が水平に近づくとPWM制御に切り
替えて傾斜速度を遅くして精度よく水平状態に移行でき
るようにしている。
【0051】ただし、この自動水平制御121・136
については上昇優先制御方式を採用してもよい。該上昇
優先制御方式とは、湿田や畦際での作業時に、機体の一
方が下降するように水平制御されて機体の下部が湿田や
圃場に突っ込み走行困難となることを未然に防止するた
め、機体の左右で低い側の支持高さを優先的に上昇させ
て機体を水平状態に移行させる方式である。すなわち、
図19に示すように、機体が水平でなく(S31:
N)、右に傾斜している場合(S32:Y)には、右支
持高さが機構的に上昇可能な限界の車高である上限高さ
にない限り、該右支持高さを優先的に上昇させる右支持
高さ上昇処理131を行い、逆に、左に傾斜している場
合には(S32:N)、左支持高さが上限高さにない限
り、該左支持高さを優先的に上昇させる左支持高さ上昇
処理132を行う。ただし、左に傾斜した場合でも、右
支持高さが基準高さよりも高い場合には、該右支持高さ
を下降させる右支持高さ下降処理133を行う。
については上昇優先制御方式を採用してもよい。該上昇
優先制御方式とは、湿田や畦際での作業時に、機体の一
方が下降するように水平制御されて機体の下部が湿田や
圃場に突っ込み走行困難となることを未然に防止するた
め、機体の左右で低い側の支持高さを優先的に上昇させ
て機体を水平状態に移行させる方式である。すなわち、
図19に示すように、機体が水平でなく(S31:
N)、右に傾斜している場合(S32:Y)には、右支
持高さが機構的に上昇可能な限界の車高である上限高さ
にない限り、該右支持高さを優先的に上昇させる右支持
高さ上昇処理131を行い、逆に、左に傾斜している場
合には(S32:N)、左支持高さが上限高さにない限
り、該左支持高さを優先的に上昇させる左支持高さ上昇
処理132を行う。ただし、左に傾斜した場合でも、右
支持高さが基準高さよりも高い場合には、該右支持高さ
を下降させる右支持高さ下降処理133を行う。
【0052】このうち、右支持高さ上昇処理131につ
いて図20に示す。機体は右に傾斜しているため、右支
持高さが上限高さにある場合を除き(S34:N)、該
右支持高さを上昇させる(S37)。このように、傾斜
した機体において低い側を上昇させることにより、全体
の車高が下降して機体の下部が湿田に突っ込み、該機体
下部に泥がつかえて走行困難となる等といった最悪の事
態を未然に防止することができる。ただし、右支持高さ
が上限高さの場合には(S34:Y)、左支持高さが下
限高さにない限り(S35:N)、該左支持高さを下降
させることにより(S36)、機体を水平に制御する。
この場合は、右支持高さが上限高さにあることから考
え、機体全体が地上から高い位置にあると判断されるた
め、たとえ左支持高さを下降させても、前述のような事
態は発生しないのである。
いて図20に示す。機体は右に傾斜しているため、右支
持高さが上限高さにある場合を除き(S34:N)、該
右支持高さを上昇させる(S37)。このように、傾斜
した機体において低い側を上昇させることにより、全体
の車高が下降して機体の下部が湿田に突っ込み、該機体
下部に泥がつかえて走行困難となる等といった最悪の事
態を未然に防止することができる。ただし、右支持高さ
が上限高さの場合には(S34:Y)、左支持高さが下
限高さにない限り(S35:N)、該左支持高さを下降
させることにより(S36)、機体を水平に制御する。
この場合は、右支持高さが上限高さにあることから考
え、機体全体が地上から高い位置にあると判断されるた
め、たとえ左支持高さを下降させても、前述のような事
態は発生しないのである。
【0053】前記左支持高さ上昇処理132は、図1
9、図21に示すように、機体は左に傾斜し(S32:
N)、しかも右支持高さが前記基準高さよりも低い場合
である(S33:N)。この場合には、左支持高さが上
限高さでない限り(S38:N)、該左支持高さを上昇
させることにより(S39)、機体を水平に保つように
制御する。すなわち、前記右支持高さ上昇処理131と
同様、傾斜した機体において低い側を上昇させることに
より、機体の下部が圃場に突っ込んで機体下部が地面に
接触して損傷したり、機体下部が地面に乗り上げて走行
不能となるといった事態を防止することができる。
9、図21に示すように、機体は左に傾斜し(S32:
N)、しかも右支持高さが前記基準高さよりも低い場合
である(S33:N)。この場合には、左支持高さが上
限高さでない限り(S38:N)、該左支持高さを上昇
させることにより(S39)、機体を水平に保つように
制御する。すなわち、前記右支持高さ上昇処理131と
同様、傾斜した機体において低い側を上昇させることに
より、機体の下部が圃場に突っ込んで機体下部が地面に
接触して損傷したり、機体下部が地面に乗り上げて走行
不能となるといった事態を防止することができる。
【0054】また、前記右支持高さ下降処理133につ
いては、図19、図22に示すように、機体は左に傾斜
しており(S32:N)、しかも右支持高さが前記基準
高さよりも高い場合である(S33:Y)。この場合に
は、右支持高さが下限高さでない限りは(S40:
N)、右支持高さを下降させる(S43)。すなわち、
右支持高さが基準高さ108よりも高いことから考え、
機体全体が地上よりかなり高い位置にあると判断される
ため、たとえ右支持高さを下降させても、前述のような
事態は発生しないのである。一方、右支持高さが下限高
さの場合には(S40:Y)、左支持高さが上限高さに
ない限り(S41:N)、該左支持高さを上昇させて水
平制御を行うのである(S42)。
いては、図19、図22に示すように、機体は左に傾斜
しており(S32:N)、しかも右支持高さが前記基準
高さよりも高い場合である(S33:Y)。この場合に
は、右支持高さが下限高さでない限りは(S40:
N)、右支持高さを下降させる(S43)。すなわち、
右支持高さが基準高さ108よりも高いことから考え、
機体全体が地上よりかなり高い位置にあると判断される
ため、たとえ右支持高さを下降させても、前述のような
事態は発生しないのである。一方、右支持高さが下限高
さの場合には(S40:Y)、左支持高さが上限高さに
ない限り(S41:N)、該左支持高さを上昇させて水
平制御を行うのである(S42)。
【0055】なお、これまで詳述した自動水平制御12
1・136、自動傾斜角制御122はもとより、前記自
動車高制御123を含む自動制御すべてに、いわゆるフ
ァジー制御方式を適用することも可能である。ファジー
制御とは、水平センサ16により検出された機体の左右
傾斜角の検出値をもとに、コントローラ18に格納され
た特定のファジールールに従って駆動出力を求め、該駆
動出力を特定の出力規則に基づいて所定の傾斜出力また
は車高出力とし、前記姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rを左右互いに独立的に作動させる制御方式であ
る。すなわち、たとえ姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rを左右同時に作動させる場合であっても、最も低
負荷かつ短時間に機体を水平または基準傾斜角に設定し
保持できるようにするため、従来のコンバインのよう
に、姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを同時に単
純に昇降させる場合とは異なり、迅速な姿勢制御であっ
てもそれほど馬力を大きくする必要がない。
1・136、自動傾斜角制御122はもとより、前記自
動車高制御123を含む自動制御すべてに、いわゆるフ
ァジー制御方式を適用することも可能である。ファジー
制御とは、水平センサ16により検出された機体の左右
傾斜角の検出値をもとに、コントローラ18に格納され
た特定のファジールールに従って駆動出力を求め、該駆
動出力を特定の出力規則に基づいて所定の傾斜出力また
は車高出力とし、前記姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rを左右互いに独立的に作動させる制御方式であ
る。すなわち、たとえ姿勢制御用昇降シリンダ15L・
15Rを左右同時に作動させる場合であっても、最も低
負荷かつ短時間に機体を水平または基準傾斜角に設定し
保持できるようにするため、従来のコンバインのよう
に、姿勢制御用昇降シリンダ15L・15Rを同時に単
純に昇降させる場合とは異なり、迅速な姿勢制御であっ
てもそれほど馬力を大きくする必要がない。
【0056】作業終了制御119については、図14、
図23、図24に示すように、オーガ41が非作業位置
にあり(S3:Y)、しかもコンバインの終了位置の状
況、例えば前述のように湿田や畦際に機体の片側が沈み
込んだり乗り上げることもなく、刈取作業を終了しても
よいと判断した場合において(S19:Y)、前記水平
センサ16で検出した左右の支持高さを比較し、右支持
高さの方が左支持高さよりも高い時に(S20:Y)、
右支持高さを機体が地面に平行になるまで下降させる
(S26)。逆に、左支持高さの方が右支持高さよりも
高い時には(S20:N)、左支持高さを機体が地面に
平行になるまで下降させる(S27)。
図23、図24に示すように、オーガ41が非作業位置
にあり(S3:Y)、しかもコンバインの終了位置の状
況、例えば前述のように湿田や畦際に機体の片側が沈み
込んだり乗り上げることもなく、刈取作業を終了しても
よいと判断した場合において(S19:Y)、前記水平
センサ16で検出した左右の支持高さを比較し、右支持
高さの方が左支持高さよりも高い時に(S20:Y)、
右支持高さを機体が地面に平行になるまで下降させる
(S26)。逆に、左支持高さの方が右支持高さよりも
高い時には(S20:N)、左支持高さを機体が地面に
平行になるまで下降させる(S27)。
【0057】このように、作業終了時に車高を低下させ
るにあたり、左右の低い方の支持高さまでにしか降下さ
せないようにしたため、従来のように、最下限まで機体
を降下させる場合とは異なり、機体下部が地面に衝突し
たり、あるいは埋まり込み走行できなくなるといったト
ラブルが回避できると共に、機体の重心高さを適度に低
くし、路上走行や畦越え等の際の走行安定性の確保や転
倒の防止を図ることができるのである。
るにあたり、左右の低い方の支持高さまでにしか降下さ
せないようにしたため、従来のように、最下限まで機体
を降下させる場合とは異なり、機体下部が地面に衝突し
たり、あるいは埋まり込み走行できなくなるといったト
ラブルが回避できると共に、機体の重心高さを適度に低
くし、路上走行や畦越え等の際の走行安定性の確保や転
倒の防止を図ることができるのである。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上如く構成したので、次のよ
うな効果を奏するのである。すなわち、請求項1におい
ては、機体の左右支持高さを独立して変更可能な左右一
対の昇降駆動手段と、前記左右支持高さを検出する車高
センサと、水平面に対する機体の左右傾斜角を検出する
水平センサとを備え、機体の車高を設定する車高設定手
段と、機体を水平に保持する自動水平制御に移行するた
めの水平セット手段と、左右傾斜角と車高を変更する前
記昇降駆動手段を簡単な操作で別々に又は同時に駆動可
能な手動操作手段と、前記検出値を記憶する記憶手段と
を備えることにより、左右傾斜角と車高を手動制御し、
該手動姿勢制御時以外にあっては、前記自動水平制御又
は自動傾斜角制御を行い、該制御後に、前記車高設定手
段による設定車高に自動車高制御するコンバインにおい
て、前記手動操作手段を操作終了した時点の左右傾斜角
を基準傾斜角として前記記憶手段に記憶し、手動操作手
段を操作中には、前記基準傾斜角に従い手動操作手段の
操作量に応じた手動傾斜角制御を行い、該手動傾斜角制
御中であっても前記自動水平制御への移行が容易な水平
制御復帰手段を設けたので、たとえ手動操作手段を操作
中であっても迅速かつ確実に自動水平制御に移行するこ
とができ、刈取性能や選別性能の向上を図ることができ
る。
うな効果を奏するのである。すなわち、請求項1におい
ては、機体の左右支持高さを独立して変更可能な左右一
対の昇降駆動手段と、前記左右支持高さを検出する車高
センサと、水平面に対する機体の左右傾斜角を検出する
水平センサとを備え、機体の車高を設定する車高設定手
段と、機体を水平に保持する自動水平制御に移行するた
めの水平セット手段と、左右傾斜角と車高を変更する前
記昇降駆動手段を簡単な操作で別々に又は同時に駆動可
能な手動操作手段と、前記検出値を記憶する記憶手段と
を備えることにより、左右傾斜角と車高を手動制御し、
該手動姿勢制御時以外にあっては、前記自動水平制御又
は自動傾斜角制御を行い、該制御後に、前記車高設定手
段による設定車高に自動車高制御するコンバインにおい
て、前記手動操作手段を操作終了した時点の左右傾斜角
を基準傾斜角として前記記憶手段に記憶し、手動操作手
段を操作中には、前記基準傾斜角に従い手動操作手段の
操作量に応じた手動傾斜角制御を行い、該手動傾斜角制
御中であっても前記自動水平制御への移行が容易な水平
制御復帰手段を設けたので、たとえ手動操作手段を操作
中であっても迅速かつ確実に自動水平制御に移行するこ
とができ、刈取性能や選別性能の向上を図ることができ
る。
【0059】請求項2においては、請求項1記載の水平
制御復帰手段として前記手動操作手段を兼用し、該手動
操作手段を特定操作することにより自動水平制御への移
行を可能としたので、特に新たな装置を増設することな
く、手動操作手段操作中における自動水平制御への移行
を迅速かつ確実に行うことができる。
制御復帰手段として前記手動操作手段を兼用し、該手動
操作手段を特定操作することにより自動水平制御への移
行を可能としたので、特に新たな装置を増設することな
く、手動操作手段操作中における自動水平制御への移行
を迅速かつ確実に行うことができる。
【0060】請求項3においては、請求項1記載の手動
傾斜角制御において、機体の左右いずれか一方を基準側
とし、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記
記憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一
方、反対の反基準側を昇降することにより、左右傾斜角
を手動操作手段の操作量に応じた傾斜角に変更したの
で、姿勢制御するためのアクチュエータの駆動に必要な
所要馬力を小さくすることができ、機体の小型化および
生産コストの低減を図ることができる。
傾斜角制御において、機体の左右いずれか一方を基準側
とし、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記
記憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一
方、反対の反基準側を昇降することにより、左右傾斜角
を手動操作手段の操作量に応じた傾斜角に変更したの
で、姿勢制御するためのアクチュエータの駆動に必要な
所要馬力を小さくすることができ、機体の小型化および
生産コストの低減を図ることができる。
【0061】請求項4においては、請求項1記載の自動
水平制御において、機体の左右いずれか一方を基準側と
し、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記記
憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一方、
反対の反基準側を昇降することにより、機体を水平に設
定したので、姿勢制御に必要な所要馬力を小さくするこ
とができ、機体の小型化や低コスト化を図ることができ
る。
水平制御において、機体の左右いずれか一方を基準側と
し、該基準側の特定の支持高さを基準高さとして前記記
憶手段に記憶し、該基準高さに基準側を保持する一方、
反対の反基準側を昇降することにより、機体を水平に設
定したので、姿勢制御に必要な所要馬力を小さくするこ
とができ、機体の小型化や低コスト化を図ることができ
る。
【0062】請求項5においては、請求項3又は請求項
4記載の反基準側の支持高さが昇降限界高さに達した場
合には、該反基準側は昇降限界高さにそのまま保持し、
基準側を昇降するようにしたので、片側の昇降のみで所
望の左右傾斜角又は水平状態に移行することができ、迅
速な姿勢変更が可能となる。
4記載の反基準側の支持高さが昇降限界高さに達した場
合には、該反基準側は昇降限界高さにそのまま保持し、
基準側を昇降するようにしたので、片側の昇降のみで所
望の左右傾斜角又は水平状態に移行することができ、迅
速な姿勢変更が可能となる。
【0063】請求項6においては、請求項1記載の自動
水平制御において、機体の左右で低い側の支持高さを優
先的に上昇させることにより、機体を水平に設定したの
で、畦際や湿田であっても安定した走行を行うことがで
きる。
水平制御において、機体の左右で低い側の支持高さを優
先的に上昇させることにより、機体を水平に設定したの
で、畦際や湿田であっても安定した走行を行うことがで
きる。
【0064】請求項7においては、請求項1記載の自動
水平制御において、前記左右傾斜角の検出値をもとに制
御手段に格納された特定のファジールールに従い駆動出
力を求め、該駆動出力を出力規則に基づいて所定の信号
を出して、前記昇降駆動手段を左右互いに独立的に作動
させることにより、機体を水平に設定したので、たとえ
昇降駆動手段を左右同時に作動させる場合であっても、
最も低負荷かつ短時間に機体を水平または基準傾斜角に
設定することができる。
水平制御において、前記左右傾斜角の検出値をもとに制
御手段に格納された特定のファジールールに従い駆動出
力を求め、該駆動出力を出力規則に基づいて所定の信号
を出して、前記昇降駆動手段を左右互いに独立的に作動
させることにより、機体を水平に設定したので、たとえ
昇降駆動手段を左右同時に作動させる場合であっても、
最も低負荷かつ短時間に機体を水平または基準傾斜角に
設定することができる。
【0065】請求項8においては、請求項1記載のコン
バインにおいて、脱穀スイッチ「切」により作業終了制
御に移行し、該作業終了制御においては、機体の左右で
高い側の支持高さを低い側の支持高さに下降制御したの
で、従来のように機体を最下部まで下降させ機体下部の
損傷や走行不能状態を引き起こすこともなく、機体の重
心高さを適度に低くし、路上走行や畦越え等の際の走行
安定性の確保や転倒の防止を確実に図ることができるの
である。
バインにおいて、脱穀スイッチ「切」により作業終了制
御に移行し、該作業終了制御においては、機体の左右で
高い側の支持高さを低い側の支持高さに下降制御したの
で、従来のように機体を最下部まで下降させ機体下部の
損傷や走行不能状態を引き起こすこともなく、機体の重
心高さを適度に低くし、路上走行や畦越え等の際の走行
安定性の確保や転倒の防止を確実に図ることができるの
である。
【図1】本発明に係るコンバインの全体構成を示す側面
図である。
図である。
【図2】クローラ式走行装置の側面一部断面図である。
【図3】同じく部分側面一部断面図である。
【図4】同じく部分平面図である。
【図5】車高センサとストロークセンサと昇降シリンダ
との連動構成を示す側面図である。
との連動構成を示す側面図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】オーガの駆動構成を示す側面図である。
【図8】同じく平面図である。
【図9】制御ブロック図である。
【図10】姿勢制御手段を示す制御ブロック図である。
【図11】オーガ旋回制御手段を示す制御ブロック図で
ある。
ある。
【図12】操作盤の構成例を示す平面図である。
【図13】操作盤の一部拡大斜視図である。
【図14】姿勢制御のフローチャート図である。
【図15】別実施例の姿勢制御のフローチャート図であ
る。
る。
【図16】手動姿勢制御のフローチャート図である。
【図17】手動傾斜角制御のフローチャート図である。
【図18】自動傾斜角制御のフローチャート図である。
【図19】自動水平制御のフローチャート図である。
【図20】右支持高さ上昇処理のフローチャート図であ
る。
る。
【図21】左支持高さ上昇処理のフローチャート図であ
る。
る。
【図22】右支持高さ上昇処理のフローチャート図であ
る。
る。
【図23】作業終了制御のフローチャート図である。
【図24】本発明のの作業終了制御の説明図であり、
(a)は制御前を示す説明図、(b)は制御後を示す説
明図である。
(a)は制御前を示す説明図、(b)は制御後を示す説
明図である。
【符号の説明】 1 コンバイン 2 機体 15L・15R 昇降駆動手段 16 水平センサ 17L、17R 車高センサ(ストロークセンサ) 22 車高設定手段 26 水平セット手段 28 脱穀スイッチ 34 手動操作手段(水平制御復帰手段) 117 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐畑 俊紀 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 川渕 博史 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 2B076 AA03 BA05 BB07 CC02 CC13 2B304 LA02 LA13 LB02 LB12 MA08 MC08 MC11 MD02 PA01 PA08 PA11 PB06 QA05 QA26 QB03 RA06
Claims (8)
- 【請求項1】 機体の左右支持高さを独立して変更可能
な左右一対の昇降駆動手段と、前記左右支持高さを検出
する車高センサと、水平面に対する機体の左右傾斜角を
検出する水平センサとを備え、機体の車高を設定する車
高設定手段と、機体を水平に保持する自動水平制御に移
行するための水平セット手段と、左右傾斜角と車高を変
更する前記昇降駆動手段を別々に又は同時に駆動可能な
手動操作手段と、前記検出値を記憶する記憶手段とを設
けて、左右傾斜角と車高を手動制御し、該手動姿勢制御
時以外にあっては、前記自動水平制御又は自動傾斜角制
御を行い、該制御後に、前記車高設定手段による設定車
高に自動車高制御するコンバインにおいて、前記手動操
作手段を操作終了した時点の左右傾斜角を基準傾斜角と
して前記記憶手段に記憶し、手動操作手段を操作中に
は、前記基準傾斜角に従い手動操作手段の操作量に応じ
た手動傾斜角制御を行い、該手動傾斜角制御中であって
も前記自動水平制御への移行が容易な水平制御復帰手段
を設けたことを特徴とするコンバインの姿勢制御装置。 - 【請求項2】 前記水平制御復帰手段として前記手動操
作手段を兼用し、該手動操作手段を特定操作することに
より自動水平制御への移行を可能としたことを特徴とす
る請求項1記載のコンバインの姿勢制御装置。 - 【請求項3】 前記手動傾斜角制御において、機体の左
右いずれか一方を基準側とし、該基準側の特定の支持高
さを基準高さとして前記記憶手段に記憶し、該基準高さ
に基準側を保持する一方、反対の反基準側を昇降するこ
とにより、左右傾斜角を手動操作手段の操作量に応じた
傾斜角に変更したことを特徴とする請求項1記載のコン
バインの姿勢制御装置。 - 【請求項4】 前記自動水平制御において、機体の左右
いずれか一方を基準側とし、該基準側の特定の支持高さ
を基準高さとして前記記憶手段に記憶し、該基準高さに
基準側を保持する一方、反対の反基準側を昇降すること
により、機体を水平に設定したことを特徴とする請求項
1記載のコンバインの姿勢制御装置。 - 【請求項5】 前記反基準側の支持高さが昇降限界高さ
に達した場合には、該反基準側は昇降限界高さにそのま
ま保持し、基準側を昇降するようにしたことを特徴とす
る請求項3又は請求項4記載のコンバインの姿勢制御装
置。 - 【請求項6】 前記自動水平制御において、機体の左右
で低い側の支持高さを優先的に上昇させることにより、
機体を水平に設定したことを特徴とする請求項1記載の
コンバインの姿勢制御装置。 - 【請求項7】 前記自動水平制御において、前記左右傾
斜角の検出値をもとに制御手段に格納された特定のファ
ジールールに従い駆動出力を求め、該駆動出力を出力規
則に基づいて所定の信号を出して、前記昇降駆動手段を
左右互いに独立的に作動させることにより、機体を水平
に設定したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン
の姿勢制御装置。 - 【請求項8】 前記コンバインにおいては、脱穀スイッ
チ「切」により作業終了制御に移行し、該作業終了制御
においては、機体の左右で高い側の支持高さを低い側の
支持高さに下降制御したことを特徴とする請求項1記載
のコンバインの姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106062A JP2000295905A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | コンバインの姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106062A JP2000295905A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | コンバインの姿勢制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295905A true JP2000295905A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14424137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106062A Pending JP2000295905A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | コンバインの姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000295905A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006025822A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Sanwa:Kk | 車椅子用階段昇降機 |
| JP2016185105A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
| CN110933965A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-31 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种联合收割机底盘姿态自动调节装置及调节方法 |
| CN112690089A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-23 | 华南农业大学 | 一种割台自适应调节水稻收获机 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106062A patent/JP2000295905A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006025822A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Sanwa:Kk | 車椅子用階段昇降機 |
| JP2016185105A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
| CN110933965A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-31 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种联合收割机底盘姿态自动调节装置及调节方法 |
| CN112690089A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-23 | 华南农业大学 | 一种割台自适应调节水稻收获机 |
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