JP2000295934A - 脱臭機能付きペットボックス - Google Patents

脱臭機能付きペットボックス

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JP2000295934A
JP2000295934A JP11104772A JP10477299A JP2000295934A JP 2000295934 A JP2000295934 A JP 2000295934A JP 11104772 A JP11104772 A JP 11104772A JP 10477299 A JP10477299 A JP 10477299A JP 2000295934 A JP2000295934 A JP 2000295934A
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pet
box
lower box
group
film
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JP11104772A
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Eisaku Nakatani
榮作 中谷
Toru Takeuchi
徹 竹内
Muneharu Omoto
宗治 大本
Yorio Doi
依男 土居
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 脱臭機能付きペットボックスを提供する。 【解決手段】 ペットボックスにおいて、ペットの出入
りが可能な上箱部aと光触媒用照明ランプ9及び該ラン
プの照明があたる部分に光触媒活性被膜8を設けてなる
下箱部bで構成され、これらの上箱面と下箱面との境界
面がペットの重さに耐え、且つ通気口のある床板4で仕
切られており、そして下箱内の空気が外部に排出される
ように換気口11が設けられ、更に上記光触媒活性被膜
8が洗浄液により洗浄し易いように分解及び洗浄後元に
組み立て可能な構造であることを特徴とする脱臭機能付
きペットボックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば猫、犬、鳥、昆
虫、爬虫類などのペットの運搬や飼育に使用する脱臭い
機能付きペットボックスに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】一般的に猫などの運搬用ペ
ットボックスは図4に示されるようなプラスチックボッ
クスが知られている。このようなボックスはペットの運
搬中にペット臭やトイレ臭が内部にこもるためボックス
内に脱臭剤や敷物が置かれている。しかしながら脱臭剤
ではトイレ臭を取り除くことは困難であり、また敷物で
はトイレの度に取り替える必要があり手間が掛かるとい
った問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
点を解消するためになされたものであり、特にペットボ
ックスとしてペットボックス内に光触媒用照明ランプ及
び該ランプの照明があたる部分に光触媒活性被膜を設け
てなる脱臭機能付きペットボックスである。
【0004】即ち、本発明はペットボックスにおいて、
ペットの出入りが可能な上箱部と光触媒用照明ランプ及
び該ランプの照明があたる部分に光触媒活性被膜を設け
てなる下箱部で構成され、これらの上箱面と下箱面との
境界面がペットの重さに耐え、且つ通気口のある床板で
仕切られており、そして下箱内の空気が外部に排出され
るように換気口が設けられ、更に上記光触媒活性被膜が
洗浄液により洗浄し易いように分解及び洗浄後元に組み
立て可能な構造であることを特徴とする脱臭機能付きペ
ットボックスに関する。ペットボックスの外壁を構成す
る素材としては、例えばプラスチック、金属、木材、紙
やこれらの2種以上の組合せ等の従来から公知の素材を
使用することができる。また、ペットとしては、例えば
猫、犬、鳥、昆虫、爬虫類などが挙げられる。本発明で
使用するペットボックスは、例えば運搬用や飼育用に使
用することができる。本発明のペットボックス内に設け
られる光触媒活性被膜としては、硬化型珪素系樹脂
(A)及び光触媒活性を有する粉末やゾルを必須成分と
して含有する硬化型珪素系樹脂組成物を基材に塗布し硬
化させてなる被膜である。硬化型珪素系樹脂(A)は、
特に制限なしに従来から公知のタイプ、例えば、熱、室
温硬化型の珪素系樹脂の有機溶剤系のものを使用するこ
とができる。このものとしては、特に樹脂中に4官能珪
素構造単位又は3官能珪素構造単位を50モル%以上含
有する樹脂を使用することが好ましい。また、硬化に使
用される官能基としては、例えば、珪素原子に直接結合
する加水分解性基(例えば、低級(炭素数1〜3程度)
アルコキシ基、アシル基、アセトキシ基、ブタノキシム
基等)、ヒドロキシシリル基等が包含される。該樹脂中
の加水分解性基やヒドロキシシリル基は、例えば、有機
金属化合物(金属塩化物、金属アルコキシド、金属キレ
ート等が挙げられる。また金属としてはAl、Zr、T
i等が挙げられる。)やエポキシ基との反応により硬化
させることができる。また、上記した官能基以外にエポ
キシ基、不飽和基等の上記した以外の官能基も必要に応
じて有することができる。これらの官能基には、例え
ば、エポキシ基には、例えば、カチオン重合触媒(スル
ホニウム塩、アンモニウム塩、ホスホニウム塩、オキソ
ニウム塩等、商品名としては、例えば、サンエイドSI
−100L(三新化学(株)社製)等)や上記した加水
分解性シリル基、ヒドロキシシリル基、有機金属化合物
との組合せによる反応等、不飽和基((メタ)アクリロ
イル基、ビニル基等)には、例えば、過酸化物触媒によ
り反応させることができる。4官能珪素構造単位は、一
般式SiZ4 で表わされるケイ素構造単位(Q単位)
である。該式中Zはヒドロキシシリル基及び/又は最終
的にはシラノール基を形成するかまたは他のケイ素原子
と縮合してシロキサン結合を形成しうる加水分解性基を
表す。4官能珪素構造単位を有する化合物としては、例
えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、
テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン、ジメ
トキシジエトキシシラン、トリアセトキシシラン等が挙
げられる。このようなものは、低縮合物(例えば2〜1
0量体、好ましくは2〜5量体)としても使用すること
ができる。このような4官能を超える低縮合物を使用す
る場合には本発明においてはQ単位として取り扱う。
【0005】3官能珪素構造単位は、一般式RSiZ3
(Zは上記と同様の意味を表す)で表わされるケイ素構
造単位(T単位)は、ヒドロキシシリル基及び/又は最
終的にはシラノール基を形成するかまたは他のケイ素原
子と縮合してシロキサン結合を形成しうる加水分解性基
を3個含有するものである。Rは有機置換基であり、炭
化水素基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、フェニル基等)やその他有機官能基(γ−グ
リシドキシプロピル基、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)−エチル基、5,6−エポキシヘキシル基、
9,10−エポキシデシル基、γ−メタアクリロキシプ
ロピル基、γ−メタアクリロキシメチル基、γ−アクリ
ロキシプロピル基、γ−アクリロキシメチル基、ビニル
基等)が挙げられる。
【0006】このものとしては、例えば、トリメトキシ
メチルシラン、トリメトキシエチルシラン、トリメトキ
シプロピルシラン、トリメトキシブチルシラン、トリメ
トキシフェニルシラン、トリエトキシメチルシラン、ト
リエトキシエチルシラン、トリエトキシブチルシラン、
トリエトキシフェニルシラン、トリプロポキシメチルシ
ラン、トリプロポキシプロピルシラン、トリプロポキシ
フェニルシラン、トリブトキシフェニルシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリス(メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロ
イルオキシプロピルトリメトキシシラン、2−スチリル
エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。こ
のQ及びT単位は、含有量がシリコーン化合物中にQ及
びT単位との合計量で50モル%(対全ケイ素原子)以
上、好ましくは60モル%以上の範囲である。更に、Q
単位/T単位のモル%の比率は100/0〜90/10
で好ましくは100/0〜30/70の範囲が好まし
い。シリコン化合物中のQ及びT単位の含有量が50モ
ル%未満になるとその他の有機樹脂成分が多くなるので
被膜の耐久性が悪くなる。
【0007】上記した以外に残りの成分として、2官能
珪素構造単位(一般式R2SiZ2)(Zは上記と同様の
意味を表す)で表わされるケイ素構造単位(D単位)及
び1官能珪素構造単位(一般式R3SiZ1)(Zは上記
と同様の意味を表す) で表わされるケイ素構造単位
(M単位)を有することができる。
【0008】上記したものとしては、例えば、メトキシ
トリメチルシラン、メトキシトリエチルシラン、メトキ
シメチルジエチルシラン、エトキシトリメチルシラン、
エトキシトリエチルシラン、エトキシトリフェニルシラ
ン、プロポキシトリメチルシラン、プロポキシトリプロ
ピルシラン、ブトキシトリブチルシラン、フェノキシト
リフェニルシラン等のモノアルコキシシラン、ジメトキ
シジメチルシラン、ジメトキシジエチルシラン、ジメト
キシジフェニルシラン、ジエトキシジメチルシラン、ジ
エトキシジエチルシラン、ジエトキシジフェニルシラ
ン、ジプロポキシジメチルシラン、ジプロポキシジエチ
ルシラン、ジプロポキシジプロピルシラン、ジプロポキ
シジフェニルシラン、ジブトキシジメチルシラン、ジブ
トキシジエチルシラン、ジブトキシジブチルシラン、ジ
ブトキシジフェニルシラン等のジアルコキシシランが挙
げられる。光触媒活性を有する粉末としては、光触媒活
性を有するものであれば特に制限なく使用することがで
きるが、好適なものとして、アナターゼ型二酸化チタン
や酸化亜鉛などを挙げることができる。好適なアナター
ゼ型二酸化チタンの市販品としては、例えば石原テクノ
(株)製の、ST−01、ST−21、ST−31など
を挙げることができる。また、光触媒活性を有する酸化
亜鉛としては、光触媒活性を有するものであれば特に制
限なく使用することができ、好適な市販品として、例え
ば、堺化学(株)製の、亜鉛華1号特製を挙げることが
できる。また、光触媒活性を有するゾルとしては、例え
ば水性チタンゾルやこの水性チタンゾルを有機溶剤に置
換してなる有機溶剤系チタンゾルを使用することができ
る。水性チタンゾルとしては、例えばTKS−210
(テイカ株式会社製、商品名アナタース型結晶形、平均
粒子径6nm)などが挙げられる。
【0009】上記光触媒活性を有する粉末の配合量は、
硬化型珪素系樹脂の全固形分100重量部中、約1〜1
50重量部であることが好ましく、約5〜100重量部
の範囲であることがさらに好ましい。上記光触媒活性を
有する粉末は、人工照明光などの紫外線、例えば波長4
00nm以下の紫外線、好ましくは波長285nm〜3
80nmの光を吸収することによって励起して正孔(ホ
ール)やOHラジカルを発生し、これらが強い酸化性能
を示し、空気中の臭いの原因となる(例えば塩基性物質
や酸性物質等)を分解することにより脱臭することがで
きる。上記組成物は、前記樹脂成分(A)及び光触媒活
性を有するゾル(B)を必須成分とし、必要に応じて、
通常、塗料工業において使用されている、顔料、充填
剤、流動性調整剤などの添加剤などを配合することがで
きる。
【0010】上記顔料としては、着色顔料、体質顔料、
防錆顔料が挙げられ、顔料の配合量は、硬化型珪素系樹
脂の全固形分100重量部中、200重量部以下であ
る。顔料の配合量が200重量部を超えると得られる被
膜の可撓性が低下しやすくなるという問題がある。本発
明の光触媒活性被膜は、例えば上記した組成物を直接も
しくは必要に応じてプライマー、中塗り、上塗り等の塗
装を施したペットボックスの基材に塗装し乾燥すること
により形成することができる。また、上記した以外に、
例えば片面に粘着剤層を有する柔軟性に優れたフィルム
の表面に上記した組成物を塗装、乾燥させてなる粘着性
フィルムをペットボックスの基材に粘着剤層を介して貼
り付けることによっても得られる。特に粘着性フィルム
は基材を痛めることなく簡単に光触媒活性の被膜を形成
することができるので、フィルムを使用することが好ま
しい。フィルムとしては、その材質を問わず従来公知の
プラスチック、金属、蒸着フィルム及びこれらのものが
組合わさったものが使用できる。プラスチックとして
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブ
チレン、ポリブタジエン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリエチレンテレ
フタレ−ト(PET)、エチレン・テトラフルオロエチ
レン共重合体(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレ
ン・パ−フルオロプロポキシビニルエ−テル共重合体
(PFA)、ナイロン、ポリスチレン、ポリウレタン、
ポリカ−ボネ−ト(PC)、ポリビニルアルコ−ル(P
VA)、エチレン・ビニルアルコ−ル共重合体(EVO
H)、ポリカ−ボネ−ト、ポリアセタ−ル、AS樹脂、
ABS樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑型プラ
スチックもしくは架橋型プラスチックフィルムなどを挙
げることができる。またこれらプラスチックフィルムは
紫外線吸収剤、充填剤、熱安定剤、着色剤などを含むも
のであってもよい。更に上記したフィルム以外にも、通
気性のあるフィルム(基材)、例えば金属、ガラス、プ
ラスチック等の繊維状のものを編んで得られるもの(例
えば不織布など)、合成樹脂を通気性があるように成型
したもの(例えばスポンジなど)を使用することができ
る。
【0011】また塗装に先立って、該プラスチックフィ
ルム表面をコロナ放電などによる表面処理を施しておい
てもよい。さらに必要に応じてプライマ−塗装、着色塗
装などの下地塗装を施しておいてもよい。上記した組成
物の塗装は、例えばスプレー、刷毛、ローラー、ナイフ
コ−タ−、リップコ−タ−、グラビアコ−タ−など従来
公知の手段によって塗装することができる。被膜の膜厚
は特に限定されるものではないが、通常、乾燥膜厚で
0.1〜20ミクロン、好ましくは1〜10ミクロンの
範囲であることが好適である。また被膜は、常温又は8
0〜200℃で約20秒〜60分間程度焼付ける(熱風
又は赤外線加熱)ことにより硬化させることもできる。
光触媒用照明ランプは、人工照明光などの紫外線、例え
ば波長400nm以下の紫外線、好ましくは波長285
nm〜380nmの光を発するランプであれば従来から
公知のランプを使用することができる。紫外線照射で使
用されるランプとしては、例えば低圧水銀ランプ、中圧
〜高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、希ガス共鳴線ラ
ンプ、超高圧キセノンランプ、キセノン−水銀ランプ、
エキシマUVランプ、殺菌灯、ブラックライト等のラン
プ等が挙げられる。本発明で使用する洗浄液は、好まし
くは水であり、このものに必要に応じて界面活性剤等を
配合してもよい。
【0012】
【実施例】本発明の詳細を実施例に関し図面を参照しな
がら以下に説明する。なお、該実施例は以下のものに制
限されるものではない。
【0013】図1は、本発明のペットボックスを側面か
ら見た概略断面図である。図2はペットボックスを正面
(ペット出入り口)から見た概略断面図である。図3は
上箱部から下箱部を外した下箱部の側面から見た概略断
面図を示す。aは上箱部、bは下箱部である。この上箱
部aと下箱部bとは留め金6等により分離(取り外し)
が可能となっている。上箱部aは箱の壁1、ペットの出
入り口2、ボックスの運搬用柄3、通気口5を有する床
板4で構成される。ペットの出入り口2は1箇所あれば
よいが必要に応じて2箇所以上設けることができる。ボ
ックスの運搬用柄3は必要に応じて設けることができ
る。床板4の通気口5は上箱部aの空気を下箱部に通す
ための通気口であり、上箱部aから通過した空気が下箱
部bの内側の側面の光触媒活性被膜8表面を通過し易い
ように下箱部bの外壁に近い箇所に床板4に通気口5を
設けておくことが好ましい。床板4はペットの重さで変
形しないものを使用することが好ましい。また、床板4
は上箱部aの空気が下箱部bに通り易いように通気性の
ある床板4を使用することが好ましい。該床板4は上箱
部aに固定されていてもされていなくてもよい(図1は
aに固定したものを示す)、そして下箱部bと留め金6
を外すことにより上箱部aの床板を同時に持ち上げるこ
とができる。これにより上箱部a内のペットを移動した
り、下箱部bの内部を清掃、点検したりすることができ
るようになる。また、光触媒用照明ランプ9装置は床板
4の裏面に固定される。また、光触媒用照明ランプ9装
置は上記に代えて下箱部bの床面に固定することもでき
る。下箱部bは箱の外壁7、光触媒活性被膜8及び光触
媒用照明ランプ装置9を必須構成要件とするものであ
り、必要に応じて留め金6、送風機10を設けることが
できる。箱の壁7には下箱内bの空気が外部に排出され
るように換気口11を有している。光触媒用照明ランプ
9装置や送風機10は床板4や下箱部bの外壁7に固定
化することができる。また、これらのランプ9や送風機
10を動かすための電源は100V、200V等の電源
や乾電池、太陽電池等を使用することができる。また、
光触媒用照明ランプ9は必要な照射光量に応じて1本乃
至数本設けることができる。また、送風機10も同様に
必要な箇所に必要個数設けることができる。また、下箱
部の被膜8は床板4及び該床板4に固定されたランプ9
を取り外した後、該被膜8を水等で洗浄することができ
る。また、床板4の裏面(下箱部bに面する部分)に
は、必要に応じて光触媒活性被膜を形成することができ
る。該光触媒活性被膜は、例えば、粘着剤層、必要に応
じて透過性フィルム及び光触媒活性被膜を積層してなる
粘着フィルムを使用して、該フィルムの粘着剤層面と床
板4面とを面接して加圧、貼付することにより形成する
ことができる。このように貼付けられた粘着フィルム
は、例えば、床板4から粘着フィルムを剥離し、次いで
該粘着フィルムの光触媒活性被膜面を水等で洗浄をおこ
なった後、乾燥をおこない、得られた洗浄粘着フィルム
を再度床板4面に貼付けることができ、このように該光
触媒活性被膜面の洗浄をおこなうことができる。また、
このような粘着フィルムを使用して下箱部bの内面にも
脱着可能な光触媒活性被膜を形成することができる。こ
のように、光触媒活性被膜の洗浄には水がランプ9にか
からないので安全である。
【0014】上記した光触媒活性被膜8は次の方法で形
成した。 (1)下箱部bの穴あき外壁7の内面に下記樹脂組成物
を乾燥膜厚が50μmになるようにスプレー塗装し、6
0℃で24時間乾燥した。
【0015】樹脂組成物aの製造例 テトラエトキシシラン62g(0.3モル)、メチルト
リメトキシシラン125g(0.7モル)及びエチルア
ルコール187gの混合物を80℃に加熱し、0.2N
−塩酸30gを添加して80℃で10時間反応させた。
次いでこの反応物にトリエチルアミン30gを添加して
PH7以上にし80℃で2時間縮合反応させ、ベンゼン
100gを配合して固形分40重量%になるまで脱溶剤
をおこなって珪素樹脂(4官能珪素樹脂30モル%、3
官能珪素樹脂70モル%)を得た。次いで上記した樹脂
100g(固形分)に、アナタース型二酸化チタン粉末
(石原テクノ(株)社製、ST−01、商品名)150
g(固形分)のシェーカー分散物に、ベンゾイルアセト
ナト・ビス(アセチルアセトナト)アルミニウム4gと
を混合し、有機溶剤を調整したのち酢酸ブチルを有機溶
剤とする加熱残分41%、粘度3.0ポイズ(25℃)
の樹脂組成物を得た。下箱部bの穴あき外壁7の内面に
下記粘着フィルムを貼付けて作成した。
【0016】粘着フィルムの製造例 上記で得た樹脂組成物を、片面に粘着層を有するポリエ
チレンテレフタレートフィルムに対して乾燥膜厚で10
μmとなるようバーコ−タ−にて塗布し、160℃で1
分間乾燥して粘着フィルムを製造した。
【0017】上記した光触媒活性被膜のペットの消臭性
を下記の代用試験にて評価した。試験方法:15W殺菌
用紫外線蛍光灯を設置した密閉試験室(縦0.3m、高
さ0.3m、横0.3m)に下記ガス(ペット臭いの代
用物質)を充満させ、次いで該蛍光灯から約10cm離
れた場所に上記した粘着フィルムを(横20cm、幅2
0cm)置き、小型扇風機(直径15センチ羽根)で攪
拌したのち、室内のガス(アンモニアガス、硫化水素ガ
ス)を20分ごとに夫々に応じたガス検知管(株式会社
ガステック社製、商品名、検知管名3Lアンモニア、検
知管名4L硫化水素使用)でガス量を測定した(表1の
初期の照射時間0分のもの)。この初期において消臭率
は0%及びガス量はアンモニア120ppm、硫化水素
ガス30ppmであった。このものに蛍光灯を20、4
0、60分照射したときの消臭率、濃度を表1に示す。 比較例1 上記した試験方法において粘着フィルムとしてペット小
屋に1ヶ月以上放置した旧粘着フィルムを使用した以外
は上記した試験方法と同様の方法で試験した。その結果
60分間照射しても消臭率45%、濃度66ppmで悪
かった。 実施例1 比較例1で使用した旧粘着フィルムを水道水で洗浄しド
ライヤーで室温乾燥を行って完全に水切り乾燥した粘着
フィルムを使用して、上記試験を行った。その結果、全
く新しい粘着フィルムと同様に、例えば照射時間20分
でアンモニア消臭率25%、アンモニア濃度90ppm
と良好であった。消臭率は照射前の試験室の臭いに対す
る照射後の試験室の臭いの割合を百分率で表した。尚、
臭いの試験は臭いに対して正常な成人により評価した。
これらの結果をまとめて表1及び表2に示す。
【0018】
【表1】アンモニア
【0019】
【表2】硫化水素ガス
【0020】
【発明の効果】本発明のペットボックスは、ランプによ
り活性化した光触媒活性被膜によりペットの臭いやトイ
レの臭いを効率良く分解できるのでペットによる不快感
が削減される。また、従来の様な脱臭剤をペットボック
スに入れたものでは脱臭剤を頻繁に取り替える必要があ
るため面倒であるが、本発明のものは被膜が存在する限
り脱臭効果を発揮するので一旦設置すればランプ以外は
取り替える必要がなく、また、長期間使用した光触媒活
性被膜を水等の洗浄水で洗浄することにより新たな活性
な被膜を形成することができ光触媒活性に優れた効果を
長期間発揮するすることができるといった顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のペットボックスを側面から見
た概略断面図である。
【図2】図2はペットボックスを正面から見た概略断面
図である。
【図3】図3は下箱部を取り外した側面から見た概略断
面図である。
【図4】図4は比較例のペットボックスを正面から見た
概略断面図である。
【符号の説明】
a 上箱部 b 下箱部 1 上箱部の壁 2 ペットの出入り口 3 柄 4 床板 5 通気口 6 留め金 7 下箱部の壁 8 光触媒活性被膜 9 光触媒用照明ランプ 10 送風機 11 換気口 12 敷物 13 台 14 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 依男 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 2B101 AA13 FB01 4D048 AA22 AB01 AB03 BA07X BA41X BB20 CA01 CC38 EA01 4G069 AA03 AA08 AA09 AA11 BA04A BA04B BA04C BA48A BA48C BB04A BB04B BB04C CA07 CA10 CA17 DA06 EA08 FB23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペットボックスにおいて、ペットの出入
    りが可能な上箱部と光触媒用照明ランプ及び該ランプの
    照明があたる部分に光触媒活性被膜を設けてなる下箱部
    で構成され、これらの上箱面と下箱面との境界面がペッ
    トの重さに耐え、且つ通気口のある床板で仕切られてお
    り、そして下箱内の空気が外部に排出されるように換気
    口が設けられ、更に上記光触媒活性被膜が洗浄液により
    洗浄し易いように分解及び洗浄後元に組み立て可能な構
    造であることを特徴とする脱臭機能付きペットボック
    ス。
  2. 【請求項2】 ペットボックスにおいて、外気が上箱内
    を通過したのち下箱内に設けられた光活性被膜表面を通
    って下箱内の換気口から排出されるように適当な位置に
    通気口や送風機を設けてなることを特徴とする脱臭機能
    付きペットボックス。
JP11104772A 1999-04-13 1999-04-13 脱臭機能付きペットボックス Pending JP2000295934A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104067945A (zh) * 2014-07-15 2014-10-01 秦朗 一种具有除臭灭菌功能的宠物厕所
CN111758583A (zh) * 2020-07-28 2020-10-13 江苏农牧科技职业学院 一种用于宠物饲养的宠物盒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104067945A (zh) * 2014-07-15 2014-10-01 秦朗 一种具有除臭灭菌功能的宠物厕所
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