JP2000296034A - 足ぐりベルト付ベビーキャリア - Google Patents

足ぐりベルト付ベビーキャリア

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JP2000296034A
JP2000296034A JP11108047A JP10804799A JP2000296034A JP 2000296034 A JP2000296034 A JP 2000296034A JP 11108047 A JP11108047 A JP 11108047A JP 10804799 A JP10804799 A JP 10804799A JP 2000296034 A JP2000296034 A JP 2000296034A
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carrier
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baby
crotch
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Junichi Higuchi
順一 樋口
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Lucky Industry Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア本体が袋−オープン転換可能で縦抱
きにも横抱きにも使用でき、しかも乳幼児の身体を安全
に安定して保持できるベビーキャリアを提供する。 【解決手段】 背当て部11の下端に股当て部12が連続形
成されたキャリア本体10と、股当て部12分離可能に連結
された取外し自在な前当て片14と、前記股当て部から引
出されて前当て片14の取外し状態において背当て部11に
分離可能に止着される足ぐりベルト25とを有し、左右に
1対のショルダーベルト30が、背当て部11から上方に引
き出されており、その中間位置に取付位置変更自在に装
着された第1バックル32a が前記股当て部12の前端部外
面両側縁部に設けられた第2バックル32b に連結され
る。また、前記キャリア本体10の背当て部11の上部に頭
当て部材13つ着脱自在に設けられ、さらに使用者の腰回
りに巻き留める腰ベルト40がキャリア本体10に着脱可能
に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乳幼児を保持し
て移動する際の補助具として使用されるベビーキャリア
に関する。
【0002】
【従来の技術】幼児をおんぶおよびだっこする兼用ベビ
ーキャリアとして、本願出願人は先に特開平8−263
212号公報において、身体の小さい乳児に適する袋タ
イプと、やや成長した幼児に適するオープンタイプとを
転換できるものを提案した。このベビーキャリアは、背
当て部と股当て部とが連続形成されたキャリア本体に前
当て部を分離可能に連結することにより、前当て部を連
結した袋タイプと取り外したオープンタイプとに転換可
能とし、各専用タイプよりも長期間使用できるというメ
リットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ベ
ビーキャリアにおいても、実用上さらに改善すべき次の
ような問題点があることが認識されるに至った。
【0004】第1は、オープンタイプ使用時における保
持安定性の問題である。
【0005】図12に示すように、幼児をキャリア本体
内(60)に収容した後使用者がキャリアを装着する際
に、背当て部(61)に続く股当て部(62)が下方に垂れ
て幼児を下方から支えられず保持状態が不安定になる。
この装着動作では、使用者は片手で幼児の身体を支えな
がらショルダーベルト(63)(63)を肩に掛けるが、身
体を捻りながらの動作であり幼児が両腕を上げたり反り
返った場合には、幼児が転落しそうな不安定感を拭えな
い。なお、ショルダーベルト(63)(63)を肩に掛けて
装着を完了すれば、股当て部(62)はショルダーベルト
(63)(63)によって上方に持ち上げられて側面視U字
状となって幼児を安定して保持できるから、何ら問題は
ない。
【0006】第2は、ベビーキャリアの使用期間が短い
ことである。
【0007】前記ベビーキャリアは袋−オープン転換可
能とすることで各専用タイプよりも長く使用できように
なった。しかし、おんぶまたはだっこの縦抱きは首がす
わった後にしか使用できないため、それまでは乳児を横
に寝かせた状態で保持できる横抱き用ベビーキャリアが
別途必要となる。横抱き用ベビーキャリアは生後すぐか
ら使用できるが、成長して体重が増してきた乳児の横抱
きは使用者への負担が増すし、乳幼児にとっても縦抱き
の方が快適になってくるため、首がすわった後には縦抱
き用ベビーキャリアに移行するのが一般的である。従っ
て、乳幼児の成長過程において、横抱き用と横抱き用に
2種類が必要となり、しかも横抱き用は使用できる期間
が短いという問題点がある。縦抱き、横抱きのいずれに
も使用できるベビーキャリアがあれば1つで済むが、横
抱きは首がすわらず身体のしっかりしていない乳児に対
しても行われるため、縦抱き用ベビーキャリア以上に保
持状態の安全性や安定性が求められる。
【0008】この発明は、このような技術背景に鑑み、
キャリア本体が袋−オープン転換可能で縦抱きにも横抱
きにも使用でき、しかも乳幼児の身体を安全に安定して
保持できるベビーキャリアの提供を目的とする。
【0009】
【課題を軽決するための手段】この発明の足ぐりベルト
付ベビーキャリアは、前記目的を達成するために、背当
て部(11)の下端に側面視U字状をなす股当て部(12)
が連続形成されたキャリア本体(10)と、下端縁を前記
股当て部(12)の前端縁に、上部両側縁を背当て部(1
1)の両側耳部(11a )(11a )にそれぞれ分離可能に
連結された取外し自在な前当て片(14)と、前記股当て
部(12)の前端縁から引出され、前記前当て片(14)の
取外し状態においてその先端部が前記背当て部(11)の
左右両側部に分離可能に止着される足ぐりベルト(25)
(25)とを有し、左右に1対のショルダーベルト(30)
(30)が、前記キャリア本体(10)の背当て部(11)か
ら上方に引き出されており、前記ショルダーベルト(3
0)(30)の先端側の帯紐部(31)(31)の中間位置
に、第1バックル(32a )(32a )が取付位置変更自在
に装着され、該第1バックル(32a )(32a )に対応し
てこれらと連結される第2バックル(32b )(32b )が
前記股当て部(12)の前端部外面両側縁部に設けられる
とともに、さらに、前記ショルダーベルト(30)(30)
の帯紐部(31)(31)の先端に互いに連結可能な第1お
よび第2バックル(33a )(33b )が取付けられてなる
ことを特徴とする。
【0010】また、前記キャリア本体(10)の背当て部
(11)の上部に、幼児の頭部安定用の頭当て部材(13)
が上方突出状にかつ着脱自在に設けられていることが好
ましい。
【0011】さらに、前記頭当て部材(13)が設けられ
た足ぐりベルト付ベビーキャリアにおいて、キャリア本
体(10)に着脱可能に取付けられ、使用者の腰回りに巻
き留められる腰ベルト(40)を有すること、あるいは、
キャリア本体(10)に設けられた収納部内に収納可能に
取付けられ、使用者の腰回りに巻き留められる腰ベルト
(40)を有することが好ましい。
【0012】さらに、頭当て部材(13)が設けられた足
ぐりベルト付ベビーキャリアにおいて、前記キャリア本
体(10)乃至頭当て部材の内面側に敷いて乳幼児の身体
を保護するクッション性敷材(50)を有することが好ま
しい。
【0013】この発明に係る上記構成の足ぐりベルト付
ベビーキャリアにあっては、ショルダーベルト(30)
(30)がキャリア本体(10)の背当て部(11)側から引
き出し形成されているため、おんぶおよびだっこのいず
れにあっても、上記ショルダーベルトがキャリア本体
(10)内に収めた幼児を母親等の使用者の身体側に引き
寄せるように作用し、幼児の保持安定性を良好なものと
なしうる。
【0014】また、前当て片(14)が着脱自在なものと
なされていることにより、これを取付けた状態では袋状
のキャリア本体を形成して、未だ十分に成長していない
幼児をも安全に、安定よく保持しうる一方、上記前当て
片(14)を取外せば、キャリア本体(10)を前当て片の
ないオープンタイプのものとして使用することができ、
たとえば1才を越えてやゝ身体の大きくなった幼児や着
ぶくれにより嵩高状態になった幼児をおんぶしたり、だ
っこするのにも、支障なく好都合に使用することができ
る。
【0015】また、前記前当て片(14)を取り外したオ
ープンタイプ使用時において、前記股当て部(12)の前
端縁から引出された足ぐりベルト(25)(25)を前記背
当て部(11)の左右両側部に止着することにより、前記
股当て部(12)の前端部が引き上げられるとともに、背
当て部(11)および股当て部(12)の周縁と足ぐりベル
ト(25)(25)とにより環状の足入れ孔(26)(26)が
形成される。そして、この足入れ孔(26)(26)に乳幼
児の足を入れることにより、乳幼児を足ぐりでゆるく拘
束して下方から支えた状態となり、ゆったりとしながら
も安定した状態で乳幼児を保持することができる。さら
に、前記足ぐりベルト(25)(25)は背当て部(11)に
対して分離可能であるから、乳幼児をキャリア本体(1
0)内に収容または取出す作業が容易である。
【0016】更には、幼児をおんぶするきには、ショル
ダーベルト(30)(30)の中間の第1バックル(32a )
(32a )をキャリア本体(10)側の第2バックル(32b
)(32b )に止着連結し、余った帯紐部(31)(31)
の先端部を腰にまわして、その両端の第1および第2バ
ックル(33a )(33b )を止着連結することにより腰ベ
ルトとして使用しうる。一方、幼児をだっこするときに
は、ショルダーベルト(30)(30)の中間の第1バック
ル(32a )(32a )を該ベルトの先端方向に必要量移動
し、実質的なショルダーベルト長さを長くした上で、該
ショルダーベルト(30)(30)を使用者の背中側でX字
状にクロスさせ、上記第1バックル(32a)(32a )を
それぞれキャリア本体(10)側の第2バックル(32b )
(32b )に止着連結しうる。従って、上記いずれの場合
にあっても、キャリア本体(10)を左右2本だけのショ
ルダーベルト(30)(30)を利用して、使用者の身体に
しっかりと不安感なく装着することができ使用感に優れ
たものとなる。
【0017】さらに、前記頭当て部材(13)を装着する
ことにより、乳幼児の頭部を支えて、未だ頭部の安定の
悪い乳幼児に対しても安全に使用することができる。
【0018】また、頭当て部材(13)を装着した状態で
腰ベルト(40)を付加することにより、ショルダーベル
ト(30)(30)の長さを調節するとともに、肩への掛け
方を変えるだけで、横に寝かせた状態にも安定した状態
で保持することができる。即ち、ショルダーベルト(3
0)(30)を上述のおんぶまたはだっこの縦抱き使用時
よりも長く設定し、キャリア本体(10)を使用者の正面
側に位置させるとともに、左右一対のショルダーベルト
(30)(30)を一括し、2本ともに片方の肩にたすき掛
けにすることにより、キャリア本体(10)はほぼ水平に
なって傾きにくく、乳幼児を安定した横抱きで保持する
ことができる。さらにこの横抱き状態において、キャリ
ア本体(10)に取付けた腰ベルト(40)を使用者の腰回
りに巻き留めることによって、キャリア本体(40)は使
用者の身体に引き寄せられた状態が保たれ、乳幼児を安
定した保持状態で横抱きすることができる。
【0019】また、前記腰ベルト(40)がキャリア本体
(10)に着脱可能に取付けられている場合は、腰ベルト
(40)を使用する横抱き時にのみキャリア本体(10)に
取付けて使用することができる。そして、腰ベルト(4
0)を使用しない縦抱き時にキャリア本体(10)から外
しておけば邪魔にならない。
【0020】また、前記腰ベルト(40)がキャリア本体
(10)に設けられた収納部内に収納可能に取付けられて
いる場合は、腰ベルト(40)を使用しない縦抱き時に収
納部に収納でき、邪魔にならない。
【0021】また、前記キャリア本体(10)の内面側に
敷いて乳幼児の身体を保護するクッション性敷材(50)
を有する場合は、キャリア本体(10)内面の凹凸を解消
できるとともに、揺れ等の外部からの衝撃を緩和するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の好適な1つの実施形態
を、図示例に基づいて以下説明する。
【0023】図1〜図3に示す足ぐりベルト付ベビーキ
ャリア(1)は、キャリア本体(10)とキャリア本体
(10)に取り付けて乳幼児の安定保持を図るための前当
て片(14)、足ぐりベルト(25)(25)および頭当て部
材(13)、さらにショルダーベルト(30)と腰ベルト
(40)とから構成される。
【0024】前記キャリア本体(10)は、背当て部(1
1)と、該背当て部(11)の下端に連続形成された側面
略U字状を呈する広幅帯状の股当て部(12)とを有す
る。前記股当て部(12)は前端縁に面ファスナー(23)
によって開閉される開口部を有する袋状に形成されてい
る。
【0025】また、前記背当て部(11)の外面側には、
小物を収納するポケット(15)が縫着されているととも
に、ポケット(15)の両脇と背当て部(11)の下端部と
に、腰ベルト(40)をキャリア本体(10)に取付けるた
めのベルト通し(16a )(16b )(17a )(17b )が左
右各一対で設けられている。これらのベルト通し(16a
)(16b )(17a )(17b )は、細幅布の左右両端を
背当て部(11)に縫着することにより形成され、背当て
部(11)と細幅布との隙間に後述の腰ベルト(40)を差
し込んで通すようになされている。
【0026】前記前当て片(14)は、正面視略逆凸状で
下端縁にファスナー(19)を有し、股当て部(12)の袋
状内の前端縁近くに分離可能に連結される一方、上部両
側縁が上下各1対のホックによる止着具(20)(20)を
有して、背当て部(11)の両側耳部(11a )(11a )の
先端部に分離可能に連結されたものとなされている。さ
らに、前記ファスナー(19)の上方表裏両面に前記股当
て部(12)開閉用の面ファスナー(23)に対応する面フ
ァスナー(24)が縫着され、これら(23)(24)を係合
させることにより前当て片(14)の使用時においても股
当て部(12)の開口部を閉じることができる。また、前
記前当て片(14 )を使用しない時は、ファスナー(19)
を分離してキャリア本体(10)から取り外すこともでき
るし、股当て部(12 )の袋状内に収納することもでき
る。
【0027】また、前記前当て片(14)の上部外面に
は、横向きに1本の安全補助ベルト(21)が中間部を縫
い付けて取付けられている。この補助ベルト(21)は、
前当て片(14)の上部の止着具(20)が万一外れたとき
の安全対策として付設されたものであり、両端の第1バ
ックル(22a )(22a )を背当て部(11)の両側耳部
(11a )(11a )の外面に取付けられた第2バックル
(22b )(22b )に止着連結しうるものとなされてい
る。
【0028】前記足ぐりベルト(25)(25)は、左右一
対あって、ゴムテープを布で包んだ伸縮自在の細幅のベ
ルトであり、基端部が前記股当て部(12)の袋状内の左
右両端にそれぞれ縫着されて該股当て部(12)の前端縁
から引き出される一方、先端部に設けられたバックル
(22c )(22c )により前記背当て部(11)の両側耳部
(11a )(11a )の第2バックル(22b )(22b )に止
着連結しうるものとなされている。即ち、前記第2バッ
クル(22b )(22b )は、前当て片(14)の補助ベルト
(21)両端の第1バックル(22a )(22a )と足ぐりベ
ルト(24)(24)のバックル(22c )(22c )とのいず
れに対しても連結可能となされている。また、前記足ぐ
りベルト(25)(25)を使用しない時は、股当て部(12
)の袋状内に収納される。
【0029】前記頭当て部材(13)は、乳幼児の首から
頭部を支持して安定させるための板状体であり、背当て
部(11)に上方突出状に、ホックによる止着部材(図示
略)と、抑さえ帯(18)との併用で背当て部(11)に着
脱可能に取付けられている。
【0030】従って、前記キャリア本体(10)は、前記
前当て片(14)を股当て部(12)および背当て部(11)
に連結することにより、その内側に幼児をすっぽりと収
めて保持する袋タイプとしても、また前記前当て片(1
4)を分離することにより、幼児の前側の拘束を弛めて
保持するオープンタイプの両用タイプに転換可能であ
る。
【0031】前記ショルダーベルト(30)(30)は左右
一対あり、その基部が背当て部(11)の背面に、背面視
略V字状をなす態様に重ね合わされて縫着一体化され、
背当て部(11)の上端面側縁部から上方に引き出されて
いる。使用者の肩に掛かる部分は、太い帯状のものに形
成される一方、先端側はそれより細い帯紐部(31)(3
1)によって形成され、全長としては縦抱き使用時より
も長さい寸法を必要とする横抱き使用に適するような十
分な長さを有するものに形成されている。
【0032】また、前記ショルダーベルト(30)(30)
の先端側の前記帯紐部(31)(31)には、その中間部に
第1バックル(32a )(32a )が、摺動による取付位置
変更自在に取付けられている。これらの第1バックル
(32a )(32a )は、キャリア本体(10)における股当
て部(12)の前端部外面両側縁部に取付けられた相手方
の第2バックル(32b )(32b )と対をなすもので、そ
れらに分離自在に止着連結しうるものである。さらに、
前記ショルダーベルト(30)(30)の帯紐部(31)(3
1)の各先端には、互いに対をなす第1および第2のバ
ックル(33a )(33b )が取付けられ、相互を止着連結
しうるものとなされている。
【0033】前記腰ベルト(40)は、1本の細幅の帯紐
(41)の両端に一対のバックル(42a )(42b )を取付
けることにより構成され、バックル(42a )(42b )相
互を止着連結しうるものとなされている。横抱き使用時
において、この腰ベルト(40)は前記キャリア本体(1
0)の左右どちらかの一方のベルト通し(17a )(17b)
に差し通すとともに、使用者の腰周りに巻き留めて使用
され、キャリア本体(10)を使用者の身体に引き寄せた
状態に保持するものである。なお、この実施態様では、
キャリア本体(10)を使用者に引き寄せた状態を安定さ
せるために、ベルト通しを上下2箇所を設け、さらに左
右どちらの横抱きにも対応できるように左右両方に設け
ている。
【0034】この発明の足ぐりベルト付ベビーキャリア
の各部の詳細な構成は、図示とともに前述した態様に限
定するものではない。
【0035】即ち、前記前当て片(14)の股当て部への
分離連結方法は、連結時に乳幼児の身体を支えうる強度
を有するものであれよく、他の方法としてホック等の止
着具を例示できる。
【0036】前記足ぐりベルト(25)(25)は、前記実
施態様では伸縮自在のものを例示したが、伸縮しない帯
紐様のベルトでも良い。伸縮自在のものを使用すること
によるメリットは、特に長さ調節しなくても乳幼児の成
長に対応できることである。また、足ぐりベルト(25)
(25)の必要長さは乳幼児の成長によってもあまり差が
ないので、調節具によらずともこのような簡易なもので
その機能を果たすことができる。また、足ぐりベルト
(25)(25)は股当て部(12)からも分離可能に取り付
けても良い。さらに、背当て部(11)への止着方法も、
バックル連結の他、リングとフック、ホック、ボタン等
の各種結合用部材に適宜変更できる。前記実施態様で
は、足ぐりベルト(25)(25)の連結相手として、前当
て片(14)の補助ベルト(21)の連結相手である第2バ
ックル(22b )(22b )を使用しているが、前当て片
(14)と足ぐりベルト(25)(25)とを同時に使用する
ことはないので、このような態様をとることができる。
この方法は、部品点数が少なくて済むし、既存のベビー
キャリアに対して足ぐりベルトを追加装備する際にも有
利である。無論、この発明は前記補助ベルト(21)の存
在を必須とするものではないから、足ぐりベルト専用の
連結相手を設けても良いことは言うまでもない。
【0037】また、腰ベルト(40)のキャリア本体(1
0)への取付方法の他の例として、バックル、リングと
フック、スナップ、ボタン、面ファスナー等の各種係合
用部材を用いて腰ベルトを着脱可能に取付ける態様や、
キャリア本体に収納部を設けるとともに、その収納部の
内部で腰ベルトの一部を結合させ、腰ベルトを該収納部
から引き出して使用し、不使用時(縦抱き時)には腰ベ
ルトを収納する態様を挙示できる。これらの各種態様
は、いずれも前述の実施形態と同様に横抱き状態で安定
保持できるという効果を奏することができる。また、そ
れぞれの態様には、次のような利点がある。即ち、前述
の実施形態で示したベルト通しを縫着する方法は、不使
用時にもベルト通しがかさばらず、また目立たず違和感
も少ない。各種結合用部材を使用する方法は、腰ベルト
の着脱が非常に簡単である。収納部から腰ベルトを引き
出す方法は、不使用時に腰ベルトを紛失するおそれがな
い。
【0038】また、腰ベルトを使用者の腰回りに巻き留
める方法も限定されず、前記実施態様のバックル連結の
他、リングとフック、スナップ、ボタン、面ファスナー
等の各種係合用部材による方法を例示でき、いずれの方
法によってもキャリア本体を使用者に引き寄せた状態に
保持することができる。
【0039】次に、前記足ぐりベルト付ベビーキャリア
(1)の使用方法について説明する。
【0040】図4〜図6に、キャリア本体(10)をオー
プンタイプに転換し、ショルダーベルト(30)(30)を
両肩に掛けておんぶする使用態様を例示する。
【0041】キャリア本体(10)から腰ベルト(40)お
よび前当て片(14)を外しておく一方で、足ぐりベルト
(25)(25)を股当て部(12)の左右端から引き出し、
股当て部(12)の開口部は面ファスナー(23)により閉
じておく。そして、乳幼児を載せた後、前記足ぐりベル
ト(25)(25)の先端部のバックル(22c )(22c )を
背当て部(11)の両側耳部(11a )(11a )の第2バッ
クル(22b )(22b )に連結して止着し、背当て部(1
1)および股当て部(12)の周縁と足ぐりベルト(25)
(25)により形成された左右の足入れ孔(26)(26)内
に足を入れるようにしてキャリア本体(10)内に幼児を
収容する。このとき、予め両ショルダーベルト(30)
(30)の中間部に取付けられている第1バックル(32a
)(32a )の位置を両肩掛け用に対応する長さに適当
な取付位置にスライド調整したのち、該第1バックル
(32a )(32a )を対応位置の第2バックル(32b )
(32b )に止着連結する。縦抱き両肩掛けに必要とする
ショルダーベルト(30)(30)の長さは横抱きよりも短
くて済むので、第1バックル(32a )(32a )より先端
側には帯紐部(31)(31)の余剰部が生じる。
【0042】この状態でキャリア本体(10)を使用者の
背中側に位置させ、ショルダーベルト(30)(30)を両
肩に掛けて背負い、帯紐部(31)(31)の前記余剰部を
使用者の腰まわりに回し、その先端の第1および第2バ
ックル(33a )(33b )を相互に止着連結する。このキ
ャリア本体(10)を背負う動作において、図5に示すよ
うに、足ぐりベルト(25)(25)が足をゆるく拘束する
とともに股当て部(12)が持ち上げって乳幼児の下半身
を支えるから、幼児の転落を防いでショルダーベルト
(30)(30)の装着動作を安全に行うことができる。
【0043】図6に示すおんぶ状態では、乳幼児はキャ
リア本体(10)内に収まって転落の心配なく安全に保持
されると共に、ショルダーベルト(30)(30)によって
幼児の身体が使用者の身体側に引き寄せられる方向に拘
束されるため、良好な安定性が保持される。
【0044】なお、前述のオープンタイプ使用例ではお
んぶについて示したが、キャリア本体を(10)を使用者
の正面側に位置させてだっこで使用することもできる
し、横抱きもできる。だっこの時は、ショルダーベルト
(30)(30)を背中でクロスさせるためおんぶよりも長
さが必要になるが、この実施態様では横抱きに対応でき
る長さのショルダーベルトを備えているため、何ら支障
なくだっこで使用できる。また、オープンタイプの横抱
きでは、装着時にキャリア本体(10)を水平に近い状態
で持ち上げるため、足ぐりベルト(25)(25)がなくて
も縦抱き使用時のような転落のおそれはないが、足ぐり
ベルト(25)(25)は横抱き装着動作においても装着状
態においても保持状態の安定性や安全性をさらに高める
効果がある。
【0045】次に、図7〜図10に、キャリア本体(1
0)を袋タイプで使用し、ショルダーベルト(30)(3
0)を片方の肩にたすき掛けにして横抱きする使用態様
を示す。
【0046】キャリア本体(10)の左右どちらかのベル
ト通し(17a )(17b )に腰ベルト(40)を差し通して
取付ける一方で、足ぐりベルト(25)(25)を股当て部
(12)内に収納するとともに前当て片(14)を股当て部
(12)に結合させた状態に準備する。そして、乳幼児を
載せた後、前記前当て片(14)を背当て部(11)に結合
させ、さらに補助ベルト(21)の第1バックル(22a )
(22a )を背当て部(11)の第2バックル(22b )(22
b )に連結させることにより、キャリア本体(10)を袋
状に形成するとともに乳幼児を収容保持する。このと
き、予め両ショルダーベルト(30)(30)の中間部に取
付けられている第1バックル(32a )(32a )の位置を
たすき掛け用に対応する長さに適当な取付位置にスライ
ド調整したのち、該第1バックル(32a )(32a )を対
応位置の第2バックル(32b )(32b )に止着連結す
る。横抱きたすき掛けに必要とするショルダーベルト
(30)(30)の長さは縦抱きよりも長く必要となるか
ら、第1バックル(32a )(32a )より先端側の帯紐部
(31)(31)の余剰部は縦抱き使用時に比べて極めて短
いものとなる(図7)。
【0047】この状態で、図8に示すように2本のショ
ルダーベルト(30)(30)を束ねて1本にまとめて手に
持ち、キャリア本体(10)を使用者の正面側に位置させ
るとともに、2本のショルダーベルト(30)(30)を一
括して片方の肩にたすき掛けにするとともに、腰ベルト
(40)を使用者の腰まわりに回し、その先端のバックル
(33a )(33b )を相互に止着連結する(図9(A)
(B))。なお、図7等では、腰ベルト(40)をキャリ
ア本体(10)の背面視右側の上下ベルト通し(17a )
(17b )に取り付けて、ショルダーベルト(30)(30)
を使用者の左肩にたすき掛けにして横抱きする使用例を
示している。
【0048】このような横抱き状態では、キャリア本体
(10)は2本のショルダーベルトで吊り上げられるか
ら、傾きにくく安定して保持され、保持状態の安全性が
確保される。しかも、前記腰ベルト(40)の装着によっ
てキャリア本体(10)が使用者の身体に引き寄せられた
状態に常時保持される。そのため、歩行時の横揺れ、図
10に示す前傾姿勢時のキャリア本体(10)の使用者か
らの離反や揺動等を防止して、横抱きした乳幼児を安定
保持できる。
【0049】さらに、前記ベビーキャリア(1)を横抱
きで使用する際、図11に示すように、キャリア本体
(10)の内面側にクッション性敷材(50)を敷くことに
より、キャリア本体(10)の内面の凹凸を解消するとと
もに揺れ等による外部からの衝撃を緩和して、保持状態
の安全性や安定性、あるいは快適性を高めることができ
る。このクッション性敷材の材質は、衝撃を緩和するク
ッション性があることはもとより、さらに衛生上通気性
のあるものが好ましい。これらの条件を満たすものとし
て、コットン、ウール、合成繊維等の各種綿、発泡ウレ
タン等の発泡性樹脂、フェルト、あるいはこれらを布で
包んだものを例示できる。
【0050】なお、この袋タイプ使用例は横抱きおんぶ
について示したが、ショルダーベルト(30)(30)を両
肩に掛けるおんぶおよびだっこの縦抱きで使用すること
もできる。
【0051】
【発明の効果】以上の次第で、この発明の足ぐりベルト
付ベビーキャリアにおいては、キャリア本体内に乳幼児
を収容しておんぶおよびだっこのいずれの縦抱きにも転
換使用することはもとより、キャリア本体に前当て片を
連結した袋状タイプと前当て片を外したオープンタイプ
とに相互転換使用することができるとともに、背当て部
から引き出されたショルダーベルトによりキャリア本体
に収容した乳幼児を使用者の身体側に引き寄せることが
でき、安定した保持状態で縦抱きができる。特に、オー
プンタイプ使用時においては、足ぐりベルトの使用によ
り乳幼児の足をゆるく拘束するとともに股当て部の前端
部が引き上げられて乳幼児を下方から支持した状態に保
持することができ、拘束力のゆるいオープンタイプ使用
時においても乳幼児を安定かつ安全に保持できる。従っ
て、幼児の成長の度合いに応じて、袋タイプとオープン
タイプとを転換することにより、1つのベビーキャリア
を長期間にわたって安定かつ安定な状態で使用すること
ができる。さらに、前記足ぐりベルトは背当て部に対し
て分離可能に止着されているから、乳幼児をキャリア本
体上に載せたままで着脱でき、乳幼児を収容または取出
す作業を容易に行える。
【0052】また、頭当て部材の装着により、乳幼児の
頭部を支えて、未だ頭部の安定の悪い乳幼児に対しても
安全に使用することができる。
【0053】また、前記頭当て部材を装着した上で腰ベ
ルトを追加装着することにより、ベビーキャリアを横抱
きに使用することができる。即ち、ショルダーベルトの
長さを長く調節して2本を一括してたすき掛けにすると
ともに、腰ベルトを使用者の身体に巻き留めることによ
り、キャリア本体を横にして使用者の身体に引き寄せた
状態に保つことができ、歩行時の揺れや、前傾姿勢時の
離反や揺動を防いで、特に首のすわっていない乳児に対
しても安全で安定した状態で保持することができる。従
って、生後すぐから横抱きで使用し、首がすわった後は
おんぶおよびだっこの縦抱きに転換使用でき、1つのベ
ビーキャリアをさらに長期間にわたって安全で安定した
状態で使用できる。しかも、縦抱き・横抱きの選択は、
ショルダーベルトの長さ調節と肩への掛け方のみであ
り、実質的な転換作業はショルダーベルトの長さ調節の
みであるから、極めて簡単に行える。
【0054】また、前記腰ベルトがキャリア本体に着脱
可能に取付けられている場合は、腰ベルトを使用しない
縦抱き時にキャリア本体から外しておけるから邪魔にな
らない。
【0055】また、前記腰ベルトがキャリア本体に収納
可能に取付けられている場合は、腰ベルトを使用しない
縦抱き時に収納部に収納しおけば、邪魔にならず紛失の
おそれもない。
【0056】また、前記キャリア本体の内面側にクッシ
ョン性敷材を敷くことにより、キャリア本体内面の凹凸
を解消できるとともに、揺れ等の外部からの衝撃を緩和
することができ、保持状態の安全性や安定性、あるいは
快適性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施態様を示す全体斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の要部背面図である。
【図4】オープンタイプ使用時において、使用準備状態
を示す正面側から見た斜視図である。
【図5】オープンタイプ使用時において、使用者への装
着動作中の状態を示す正面側から見た部分斜視図であ
る。
【図6】おんぶ使用状態を背面側から示す斜視図であ
る。
【図7】袋タイプ使用時において、使用準備状態を示す
正面側から見た斜視図である。
【図8】袋タイプ横抱き使用時において、使用準備状態
を示す背面側から見た斜視図である。
【図9】袋タイプ横抱き使用状態を示すもので、図
(A)は正面姿、図(B)は背面姿をそれぞれ示す正面
図および後面図である。
【図10】横抱き使用時において、前傾姿勢をとった状
態を示す斜視図である。
【図11】横抱き使用時において、キャリア本体にクッ
ション性敷材を付加した状態を示す部分斜視図である。
【図12】従来のベビーキャリアのオープンタイプ使用
時において、使用者への装着動作中の状態を示す正面側
から見た部分斜視図である。
【符号の説明】
1…足ぐりベルト付ベビーキャリア 10…キャリア本体 11…背当て部 12…股当て部 14…前当て片 25…足ぐりベルト 30…ショルダーベルト 31…帯紐部 32a,33a …第1バックル 32b,33b …第2バックル 40…腰ベルト 50…クッション性敷材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背当て部(11)の下端に側面視U字状を
    なす股当て部(12)が連続形成されたキャリア本体(1
    0)と、 下端縁を前記股当て部(12)の前端縁に、上部両側縁を
    背当て部(11)の両側耳部(11a )(11a )にそれぞれ
    分離可能に連結された取外し自在な前当て片(14)と、 前記股当て部(12)の前端縁から引出され、前記前当て
    片(14)の取外し状態においてその先端部が前記背当て
    部(11)の左右両側部に分離可能に止着される足ぐりベ
    ルト(25)(25)とを有し、 左右に1対のショルダーベルト(30)(30)が、前記キ
    ャリア本体(10)の背当て部(11)から上方に引き出さ
    れており、前記ショルダーベルト(30)(30)の先端側
    の帯紐部(31)(31)の中間位置に、第1バックル(32
    a )(32a )が取付位置変更自在に装着され、該第1バ
    ックル(32a )(32a )に対応してこれらと連結される
    第2バックル(32b )(32b )が前記股当て部(12)の
    前端部外面両側縁部に設けられるとともに、 さらに、前記ショルダーベルト(30)(30)の帯紐部
    (31)(31)の先端に互いに連結可能な第1および第2
    バックル(33a )(33b )が取付けられてなることを特
    徴とする足ぐりベルト付ベビーキャリア。
  2. 【請求項2】 前記キャリア本体(10)の背当て部(1
    1)の上部に、幼児の頭部安定用の頭当て部材(13)が
    上方突出状にかつ着脱自在に設けられている請求項1に
    記載の足ぐりベルト付ベビーキャリア。
  3. 【請求項3】 前記キャリア本体(10)に着脱可能に取
    付けられ、使用者の腰回りに巻き留められる腰ベルト
    (40)を有する請求項2に記載の足ぐりベルト付ベビー
    キャリア。
  4. 【請求項4】 、前記キャリア本体(10)に設けられた
    収納部内に収納可能に取付けられ、使用者の腰回りに巻
    き留められる腰ベルト(40)を有する請求項2に記載の
    足ぐりベルト付ベビーキャリア。
  5. 【請求項5】 前記キャリア本体(10)乃至頭当て部材
    の内面側に敷いて乳幼児の身体を保護するクッション性
    敷材(50)を有する請求項2〜4のいずれかに記載の足
    ぐりベルト付ベビーキャリア。
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