JP2000296213A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000296213A
JP2000296213A JP11107056A JP10705699A JP2000296213A JP 2000296213 A JP2000296213 A JP 2000296213A JP 11107056 A JP11107056 A JP 11107056A JP 10705699 A JP10705699 A JP 10705699A JP 2000296213 A JP2000296213 A JP 2000296213A
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JP
Japan
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ball
firing
hitting
punch
intensity adjustment
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Application number
JP11107056A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Takayuki Ishikawa
貴之 石川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出荷時に弾発強度の適正な調整が可能であ
り、出荷後に弾発強度の調整により不正又は不具合を発
生させることがない打球発射装置を備えた弾球遊技機を
提供する。 【構成】 発射強度調整部34の操作溝65cを覆うエ
ンドキャップ67を該操作溝65c上に取り付けること
によって、破壊しない限り発射強度を調整できないよう
に操作溝65cを封止した。これにより、強度調整バネ
62の弾性力により打玉を弾発する打球発射装置30に
おいても、出荷時においては、弾発強度の適正な調整が
可能であり、出荷後においては、不正又は不具合を生ぜ
しめる弾発強度の調整を行うことができないという顕著
な効果を奏することができる。つまり、封止状態を破壊
して操作溝65cを操作した場合、破壊した痕跡が残る
ので、不正に操作したことが容易に分る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打玉を弾発する打
球発射装置を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機に設けられる打球発射
装置は、発条部材(ばね)の弾性力を用いて打球杵で打
玉を弾発するものがあり、さらに打球発射装置には、打
玉の弾発強度を調整する発射強度調整部が設けられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
発射強度調整部は、その調整範囲が極めて大きく調整で
きるように構成されると共に、その調整操作は、遊技場
の店員でも簡単に行うことができるようになっていた。
このため、遊技場において意図的に発射強度を飛びの悪
い方向に調整して遊技者の弾発操作をしづらくしたり、
あるいは遊技場の店員が誤って飛びの悪い方向に調整し
てしまうことがあった。このような欠点を解消するため
に、発射強度調整部の調整範囲を狭くなるように最初か
ら構成することも考えられるが、発射強度調整部の調整
範囲を狭く構成した場合には、弾球遊技機の工場出荷時
に適正な調整ができないという問題があった。本発明
は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、出荷時に弾発強度の適正な調整が可能で
あり、出荷後に弾発強度の調整により不正又は不具合を
発生させることがない打球発射装置を備えた弾球遊技機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明においては、打玉を弾発する打
球発射装置を備えた弾球遊技機において、前記打球発射
装置は、打玉を打撃して発射する打球杵と、該打球杵の
駆動源をなすと共にその駆動力によって打球杵を打玉の
発射方向とは反対方向に回動させる発射モータと、該発
射モータによって前記打球杵が回動された後に弾性力に
よって打球杵を発射方向に回動させる発条部材と、該発
条部材の弾性力を調整することで打玉の発射強度の初期
設定を微調整する発射強度調整部と、を備え、前記発射
強度調整部の発射強度調整操作部を覆う被覆部材を該発
射強度調整操作部上に取り付けることによって、破壊し
ない限り発射強度を調整できないように発射強度調整操
作部を封止したことを特徴とする。このように構成する
ことにより、このような発条部材の弾性力により打玉を
弾発する打球発射装置においても、出荷時においては、
弾発強度の適正な調整が可能であり、出荷後において
は、不正又は不具合を生ぜしめる弾発強度の調整を行う
ことができないという顕著な効果を奏することができ
る。つまり、封止状態を破壊して発射強度調整操作部を
操作した場合、破壊した痕跡が残るので、不正に操作し
たことが容易に分る。さらに、発射強度調整操作部を封
止する構成として被覆部材を取り付けて被覆する構成を
採用したので、容易に発射強度調整操作部を封止するこ
とができる。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記打
球発射装置は、前記発射強度調整操作部上に開口を有
し、発射強度調整操作部を内部に収容するように設けら
れる収容部材を備え、前記被覆部材には、前記開口に形
成された係止部と係合する係合部が形成され、その係止
部及び係合部の係合状態で被覆部材を前記開口に嵌合し
て取り付けることで発射強度調整操作部を封止したこと
を特徴とする。このように構成することにより、被覆部
材の係合部を係止部に係合させるという工具などを一切
使用しない簡単な作業で発射強度調整操作部を封止する
ことができる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記被
覆部材によって前記発射強度調整操作部を外部から視認
できないようにしたことを特徴とする。このように構成
することにより、発射強度調整操作部が覆われているこ
とが分らなくなるので、発射強度調整操作部を不正に操
作しようと試みたときにはその不正を行い難くすること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して遊技機としての弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面
図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0008】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されて
いる。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラ
ス板保持枠4、遊技盤19、上皿12、灰皿18を含む
下皿16、機構板20、操作ハンドル29、打球発射装
置30がある。
【0009】ガラス板保持枠4には、遊技盤19の遊技
領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設され、該円形
透視窓5の裏面からガラス板が装着されている。また、
ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周に沿って、
その上部に装飾LED7が、その左右両側方に装飾蛍光
灯6a・6bが設けられている。この装飾LED7や装
飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点灯又は点滅
されるものであり、特別の遊技状態の発生時や継続時を
遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り上げるもの
である。また、ガラス板保持枠4の軸支側上部には、払
い出すべく景品玉が不足したことを報知する玉切れLE
D8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の景品玉が払
い出されたことを報知する払出LED9が設けられ、更
に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進行に応じた
効果音を発生するスピーカ10a・10bが設けられて
いる。なお、上記した構成のうち、装飾LED7や玉切
れLED8及び払出LED9は、複数のLEDがプリン
ト配線基板上に実装されるように構成されるものであ
る。
【0010】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、
上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー13が設けられている。この玉
抜き操作レバー13は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上
皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿16に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー14が内蔵さ
れている。
【0011】また、枠基体3の下部に取り付けられる下
皿16は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉
通路(図示しない)を介して余剰玉払出口(図示しな
い)から排出される余剰の賞球を貯留するものであり、
その下皿16の前面壁には、玉抜き操作レバー17がス
ライド可能に取り付けられるようになっている。この玉
抜き操作レバー17を操作することにより、下皿16に
貯留されていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な
玉箱に移し替えることができる。また、下皿の左側に
は、灰皿18が設けられ、右側には、操作ハンドル29
が設けられている。操作ハンドル29は、後述する打球
発射装置30のステッピングモータ32(シンクロナス
モータなどでもいい)の駆動を開始せしめるメインスイ
ッチ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵して
いると共に、弾発力を調節するものである。
【0012】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板20が開閉自在に設けられている。
機構板20の中央には窓開口21が開設され、該窓開口
21からは、遊技盤19の裏面に取り付けられた入賞玉
集合カバー体22の裏面側が貫通されている。機構板2
0には、賞球を貯留しておく玉タンク23、発生した入
賞玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す賞球払出装置
24、入賞玉を1個ずつ入賞玉検出器(図示しない)に
検出させるべく入賞玉を一旦停留させてから排出する入
賞玉処理装置26、賞球払出装置24及び入賞玉処理装
置26の作動を制御する賞球払出制御基板25、等が設
けられている。また、弾球遊技機1の裏面側には、上記
した構成以外にも、基板ボックス27内に収納された遊
技制御基板28等が設けられ、前記操作ハンドル29の
裏面側には、打球発射装置30が設けられている。
【0013】次に、本発明の要部をなす打球発射装置3
0について図3乃至図6を参照して説明する。打球発射
装置30は、図3(A)(B)に示すように、パチンコ
玉を打撃して発射する打球杵31と、該打球杵31の駆
動源をなすステッピングモータ32と、パチンコ玉の発
射毎に玉供給装置(図示しない)を作動させて順次パチ
ンコ玉を打球発射装置30に送り込ませる昇降杵33
と、打球杵31によるパチンコ玉の打球力を調整する発
射強度調整部34と、該発射強度調整部34に前記操作
ハンドル29の回転操作力を伝達する操作伝達部35
と、ステッピングモータ32の駆動を制御する発射制御
部80と、が取付基板36に取り付けられて構成されて
いる。取付基板36の周縁部には、図4に示すように、
打球発射装置30を弾球遊技機1の裏面側に取り付ける
ためのネジ止め穴37が4箇所に穿設されている。ま
た、取付基板36には、各種構成部材を取り付けるため
の取付穴が複数穿設されると共に、リサイクル用として
取付基板36の材質及びメーカー名を示す刻印36a・
36bが施されている。取付基板36のほぼ中央部分に
は、発射強度調整部34を構成する各種部材を取り付け
るための円筒突起38が形成されている。円筒突起38
の内部は、図6(B)(C)に示すように、取付基板3
6の一側面と他側面の両側を連通する連通穴39として
形成され、該連通穴39を貫通する駆動軸40が軸受け
41a・41bにより回転自在に支持されている。な
お、駆動軸40の一端側には、後述するラチェットアー
ム65の回動軸65aを回動自在に内嵌する挿入穴40
aが穿設されている。また、各軸受け41a・41b間
には、インナースペーサー42が設けられており、円筒
突起38の外周面には、アウターカラー43が嵌合して
取り付けられている。
【0014】打球杵31は、アーム形状をなし、その一
端側には、軸穴44aが穿設されると共に後述する昇降
杵33のロッドローラ57と係合する係合部44bが形
成され、打球杵31の他端には、パチンコ玉を打撃する
槌部がバネ45によって形成されている。そして、打球
杵31は、軸穴44aに駆動軸40の一端部が挿通され
た状態でボルト締めによって固着されることにより、駆
動軸40を回動中心として回動自在に取付基板36に取
り付けられる。また、このような打球杵31の取り付け
において、先端部分に回動自在なアームローラ46aを
取り付けたヒットアーム46が打球杵31と共に駆動軸
40にボルト締めで固着され、そのヒットアーム46が
打球杵31と一体的に駆動軸40を回動中心として回動
するようになっている。なお、打球杵31の図3(B)
中における反時計方向への回転は、杵受ゴム47によっ
て規制されるようになっている。該杵受ゴム47は、ゴ
ムホルダー48を介して取付基板36にボルト49で固
着されている。
【0015】ステッピングモータ32は、図5に示すよ
うに、取付片部50を取付基板36にビス51(図3
(A)参照)止めすることで、出力軸32aが取付基板
36を貫通した状態で取付基板36に取り付けられる。
出力軸32aには、図3(B)に示すように、ステッピ
ングモータ32の駆動力をヒットアーム46(アームロ
ーラ46a)を介して打球杵31に伝達する駆動カム5
2が一体的に取り付けられている。
【0016】昇降杵33は、棒形状のロッド軸53と、
該ロッド軸53の上端部にビス54止めされたロッドピ
ン55及びロッドバネ56と、ロッド軸53の下端部に
回動自在に取り付けられたロッドローラ57、からな
り、取付基板36にビス58止めされた円筒形状のロッ
ドケース59にロッド軸53が挿通して設けられること
で、上下方向にスライド自在に取り付けられる。但し、
ロッドバネ56は、ロッドケース59の上端に形成され
た規制突起59aによって上方への移動が規制され、常
にロッド軸53を下方に付勢するようになっている。そ
して、昇降杵33(ロッド軸53)は、打球杵31が図
3(B)中における時計方向に回転した場合、ロッドバ
ネ56の付勢力に抗してロッドローラ57が係合部44
bで押し上げられることで上方に突出し、ロッドピン5
5が玉供給装置を作動させて上皿12から発射レール
(図示しない)上に玉を送り込むようになっている。な
お、昇降杵33が最上部に上がった状態が打球杵31に
よる玉の打ち込み待機状態となる。つまり、昇降杵33
が一旦上昇してから下降することで玉が発射レール上に
供給されると共に、打球杵31が発射方向と反対方向に
回動した状態から発射方向に回動することで、発射レー
ル上の玉が発射され、誘導レール(図示しない)に沿っ
て遊技盤19の遊技領域に打ち込まれるわけである。
【0017】発射強度調整部34は、図4に示すよう
に、鍔状突起60aが形成された円筒形状のスリーブ6
0、外周の一部にギヤ部61a及び係止溝61bが形成
された回動リング61、一端部に回動端62aが又他端
部に調整端62bが形成されたコイル状の強度調整バネ
62、円弧状の案内穴63aと挿通穴63bが穿設され
ると共に係合爪63d(図6(B)(C)参照)を有す
る取付突起63cが左右一対に形成された保持キャップ
63、コイル状の予圧バネ64、一側に回動軸65a
(図6(B)(C)参照)が突設される一方で他側に回
動鋸歯面65b及び「−(マイナス)」形状の操作溝6
5cが形成されて外周に係止穴65dを有する係止突起
65eが突設されたラチェットアーム65、内周に鍔状
係止突起66aが形成された取付穴66bと係合爪66
e(図6(B)(C)参照)が形成された左右一対のネ
ジ止め穴66cが穿設されると共に内壁面に固定鋸歯面
66d(図6(B)(C)参照)が形成されたラチェッ
トカバー66、係合爪67a(図6(A)〜(C)参
照)が形成されたエンドキャップ67、ナット68a・
68b、ワンウェイネジ69a・69b、から構成され
ている。
【0018】スリーブ60は、図6(A)(B)に示す
ように、取付基板36の円筒突起38に外嵌した状態で
取り付けられ、そのスリーブ60の外周には、回動リン
グ61及び強度調整バネ62が回動自在に取り付けられ
る。回動リング61のギヤ部61aの端には、取付基板
36に突設された規制突起36cが当接され、これによ
って回動リング61の図3(A)中における反時計方向
への回転が規制されるようになっている。また、強度調
整バネ62の調整端62bは、保持キャップ63の案内
穴63aを挿通し、ラチェットアーム65の係止穴65
dに係止される。一方、強度調整バネ62の回動端62
aは、回動リング61の係止溝61bに係止される。
【0019】保持キャップ63は、挿通穴63bに駆動
軸40を挿通した状態でナット68a・68bによって
駆動軸40に固着される。これにより、保持キャップ6
3は、強度調整バネ62の外周を覆った状態で駆動軸4
0と一体的に回動するように取り付けられる。保持キャ
ップ63には、取付突起63cの係合爪63dに係合爪
66eが係合され、この状態でネジ止め穴66cが取付
突起63cにネジ69a・69b止めされることによ
り、ラチェットカバー66が一体的に取り付けられる。
即ち、保持キャップ63及びラチェットカバー66は、
駆動軸40の回動に合わせて一体的に回動するようにな
っている。
【0020】ラチェットカバー66の取付穴66bに
は、鍔状係止突起66aと係合爪67aの係合によって
エンドキャップ67が嵌合して取り付けられ、そのエン
ドキャップ67によって発射強度調整部34の内部空間
(後述するラチェットアーム65の操作溝65cが収容
される空間)が封止状態に被覆される。エンドキャップ
67は、図6(C)に示すように、ラチェットカバー6
6への取り付け状態で取付穴66bに嵌入して取り付け
られる。このため、エンドキャップ67やラチェットカ
バー66を破壊してラチェットカバー66からエンドキ
ャップ67を取り外さない限り、発射強度調整部34の
内部空間は開放できないようになっている。つまり、発
射強度を調整すべく、操作溝65cによって回動操作で
きないようになっている。また、エンドキャップ67
は、不透明な黒色の合成樹脂からなり、エンドキャップ
67をラチェットカバー66に取り付けた状態では、発
射強度調整部34の内部空間が外部から視認できないよ
うになっている。つまり、操作溝65cが視認できない
ようになる。このため、発射強度調整部34の操作部
(操作溝65c)が覆われていることが分らなくなるの
で、発射強度調整部34の操作部を不正に操作しようと
試みたときにはその不正を行い難くすることができる。
また、保持キャップ63とラチェットカバー66を組み
付けるワンウェイネジ69a・69bは、ネジ締め方向
にしか回らない特殊なネジであり、一旦締め付けると取
り外すことができないようになっている。このため、ラ
チェットカバー66も同様に破壊しない限り取り外せな
いようになっている。
【0021】保持キャップ63の前面とラチェットカバ
ー66の内壁面の間には、予圧バネ64とラチェットア
ーム65が収容される。ラチェットアーム65は、回動
軸65aが駆動軸40の挿入穴40aに回動自在に内嵌
され、回動鋸歯面65bがラチェットカバー66の固定
鋸歯面66dと歯合されて取り付けられる。一方、予圧
バネ64は、ラチェットアーム65と保持キャップ63
との間で挟持された状態で取り付けられ、その弾性力に
よって回動鋸歯面65bと固定鋸歯面66dを歯合する
方向に付勢するようになっている。これにより、ラチェ
ットアーム65の操作溝65cをマイナスドライバで回
転操作すれば、予圧バネ64の付勢力に抗して回動鋸歯
面65bと固定鋸歯面66dの歯合位置を変動させるこ
とができ、この状態でマイナスドライバによる回転操作
を終了すれば、予圧バネ64の付勢力が作用してラチェ
ットアーム65をその変位位置に保持できるようになっ
ている。そして、このようなラチェットアーム65の変
位位置に応じて、強度調整バネ62の調整端62bの駆
動軸40に対する回転位置が調節され、強度調整バネ6
2のねじれ量が微調整される。
【0022】操作伝達部35は、一側に連結凹部70a
(図3(B)参照)が形成される一方で他側に回動軸7
0bが突設され外周にギヤ部70cが形成された主動ロ
ーラ70、一側に回動軸71aが突設されると共に外周
にギヤ部71bが形成された従動ローラ71、各ローラ
70・71のギヤ部70c・71b間に巻架されるギヤ
ベルト72、主動ローラ70の回動軸70bに外嵌され
るブッシュ73、従動ローラ71の回動軸71aに一体
的に取り付けられる連結ギヤ74、各ローラ70・71
を取付基板36に回動自在に取り付けるビス75a・7
5b、主動ローラ70の回動軸70bに取り付けられる
Eリング76、から構成されている。
【0023】主動ローラ70及び従動ローラ71は、そ
れぞれ各ギヤ部70c・71bを打球杵31が取り付け
られる取付基板36の一側面に配した状態(図3(B)
に示す状態)で取り付けられ、取付基板36の他側面
(発射強度調整部34が取り付けられる側面)には、ロ
ーラ70・71の各回動軸70b・71aに取り付けら
れるブッシュ73及び連結ギヤ74が配される。主動ロ
ーラ70の連結凹部70aには、前記操作ハンドル29
のハンドル軸(図示しない)が挿入状態で連結される。
従動ローラ71と一体的に回動する連結ギヤ74には、
前記回動リング61のギヤ部61aが歯合される(図3
(A)参照)。これにより、発射ハンドル29を回動操
作させれば、その回動が主動ローラ70、ギヤベルト7
2、従動ローラ71、及び連動ギヤ74を介して回動リ
ング61に伝達され、回動リング61を回動変位させる
ことができる。そして、このように回動変位した回動リ
ング61は、前述したように強度調整バネ62の回動端
62aを保持しているので、回動リング61の回動によ
って強度調整バネ62のねじれ量が調節される。
【0024】発射制御部80は、図5に示すように、各
種電子部品(CPUを搭載するものでも、搭載しないも
のでもよい)及び複数のコネクタ82を実装してなる発
射制御基板81、該発射制御基板81を収容する透明合
成樹脂製の基板ボックス83、から構成されている。発
射制御基板81は、複数のコネクタ82のうちの1つに
前記ステッピングモータ32から延設される配線コネク
タ32b(図3(A)参照)が接続されてステッピング
モータ32の駆動を制御するようになっている。基板ボ
ックス83は、発射制御基板81の各コネクタ82と対
応する位置及び大きさに形成されたコネクタ開口84a
と発射制御基板81の発熱を外部に放出する放熱穴84
bが穿設された蓋体84、基板ボックス83を取付基板
36に取り付けるための取付穴85aが形成されたボッ
クス基体85、からなる。そして、発射制御基板81の
取付穴85aを取付基板36にビス止めすることで、発
射制御基板81を収容した基板ボックス83が取付基板
36に取り付けられる。
【0025】以上、打球発射装置30の構成について説
明したが、打球発射装置30による打球の発射動作は以
下に示すように行われる。即ち、遊技者が操作ハンドル
29を操作するとこれに伴ってステッピングモータ32
が駆動し、駆動カム52が図3(B)中における反時計
方向へ回転する。次に、駆動カム52の回転によってヒ
ットアーム46並びに打球杵31を図3(B)中におけ
る時計方向へ回転させると、発射強度調整部34の強度
調整バネ62をさらにねじれ変化させることになる。そ
の後、駆動カム52がさらに回転して駆動カム52がヒ
ットアーム46(アームローラ46a)から離脱する
と、ヒットアーム46並びに打球杵31は、強度調整バ
ネ62の復原力によって駆動軸40と共に反時計方向に
回転する。そして、反時計方向に回転した打球杵31
は、昇降杵33の作動によって玉供給装置から送り込ま
れた玉を槌部(バネ45)で打撃して遊技領域に発射さ
せる。また、このとき、発射ハンドル29の操作によっ
て発射強度調整部34の回動リング61を回動させれ
ば、打球杵31の後退駆動(時計方向への回転)に伴う
強度調整バネ62のねじれ量を調節することができる。
つまり、打球杵31の打撃力(発射力)を調節すること
ができる。
【0026】次に、発射強度調整部34による発射力微
調整操作(強度調整バネ62のねじれ量を微調整する操
作)について説明する。この操作は、エンドキャップ6
7を取り付ける前で発射強度調整部34の内部空間を開
放した状態において(出荷前段階)、ラチェットアーム
65の操作溝65cをマイナスドライバで回転操作する
ことで行われる。具体的に、ラチェットアーム65を回
転させた場合、ラチェットアーム65の係止穴65dに
取り付けられた調整端62bがラチェットアーム65の
回転方向と同方向に変位する。このため、ラチェットア
ーム65を図3(A)中における時計方向に回転させれ
ば、強度調整バネ62のねじれ量が増加するので発射力
が大きくなる。一方、ラチェットアーム65を図3
(A)中における反時計方向に回転させれば、強度調整
バネ62のねじれ量が減少するので発射力が小さくな
る。なお、このようなラチェットアーム65の回転操作
においては、前述したようにマイナスドライバによる操
作を終了すれば、予圧バネ64の付勢力が作用してラチ
ェットアーム65をその変位位置に保持できるようにな
っており、ラチェットアーム65に外力を及ぼし続ける
必要はない。
【0027】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、打玉を弾発する打球発射装置30を備えた弾球遊技
機1において、前記打球発射装置30は、打玉を打撃し
て発射する打球杵31と、該打球杵31の駆動源をなす
と共にその駆動力によって打球杵31を打玉の発射方向
とは反対方向に回動させる発射モータとしてのステッピ
ングモータ32と、該ステッピングモータ32によって
前記打球杵31が回動された後に弾性力によって打球杵
31を発射方向に回動させる発条部材としての強度調整
バネ62と、該強度調整バネ62の弾性力を調整するこ
とで打玉の発射強度の初期設定を微調整する発射強度調
整部34と、を備え、前記発射強度調整部34の発射強
度調整操作部としての操作溝65cを覆う被覆部材とし
てのエンドキャップ67を該操作溝65c上に取り付け
ることによって、破壊しない限り発射強度を調整できな
いように操作溝65cを封止したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、このような強度調整バネ
62の弾性力により打玉を弾発する打球発射装置30に
おいても、出荷時においては、弾発強度の適正な調整が
可能であり、出荷後においては、不正又は不具合を生ぜ
しめる弾発強度の調整を行うことができないという顕著
な効果を奏することができる。つまり、封止状態を破壊
して操作溝65cを操作した場合、破壊した痕跡が残る
ので、不正に操作したことが容易に分る。さらに、操作
溝65cを封止する構成としてエンドキャップ67を取
り付けて被覆する構成を採用したので、容易に操作溝6
5cを封止することができる。
【0028】また、前記打球発射装置30は、前記操作
溝65c上に開口としての取付穴66bを有し、操作溝
65cを内部に収容するように設けられる収容部材とし
てのラチェットカバー66を備え、前記エンドキャップ
67には、前記取付穴66bに形成された鍔状係止突起
66a(係止部)と係合する係合部としての係合爪67
aが形成され、その鍔状係止突起66a及び係合爪67
aの係合状態でエンドキャップ67を前記取付穴66b
に嵌合して取り付けることで操作溝65cを封止したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、エン
ドキャップ67の係合爪67aを鍔状係止突起66aに
係合させるという工具などを一切使用しない簡単な作業
で操作溝65cを封止することができる。
【0029】また、前記エンドキャップ67によって前
記操作溝65cを外部から視認できないようにしたこと
を特徴とする。このように構成することにより、操作溝
65cが覆われていることが分らなくなるので、操作溝
65cを不正に操作しようと試みたときにはその不正を
行い難くすることができる。
【0030】なお、上記した実施形態では、発射強度調
整部34の内部空間(発射強度調整操作部としての操作
溝65c)を封止状態に被覆し、破壊しない限りその内
部空間を開放しない被覆部材として、係合爪67aが形
成されたエンドキャップ67を例示しているが、被覆部
材の構成は、必ずしもこれに限定するものではない。ま
た、ラチェットカバー66の取り付けについても同様
に、ワンウェイネジ69a・69bによる取り付けに限
定しない。つまり、エンドキャップ67をワンウェイネ
ジで取り付けてもよいし、ラチェットカバー66を係合
爪で係止してもよいし、破壊しない限り取り外すことが
できなくすればよく、ワンウェイネジにかえて破断ネジ
やリベットなどでもよい。また、エンドキャップ67及
びラチェットカバー66を接着あるいは溶着によって取
り付けることで、破壊しない限り取り外すことができな
い構成としてもよい。また、発射強度調整操作部として
操作溝65cを例示しているがこれに限定せず、操作つ
まみが突出し、それを手で回すものでもよく、その形状
などはどのような形状でもよく、被覆部材が取り外され
ると突出するものなどでもいい。また、操作溝を特殊ド
ライバーでしか回動しないように三つ又などにするなど
して不正操作防止効果を高めてもいい。
【0031】さらには、被覆部材としてのエンドキャッ
プ67で発射強度調整部34の内部空間を被覆してその
内部空間が外部から視認できないようにするために、被
覆部材を不透明な黒色の合成樹脂で形成しているが、被
覆部材の色、材質、及び形状はこれに限定せず、発射強
度調整部34の内部空間が外部から視認できないもので
あればいずれの色、材質、及び形状であってもよい。ま
た、必ずしも発射強度調整部34の内部空間が外部から
視認できない構成を採用する必要はなく、逆の発想とし
て発射強度調整部34(強度調整バネ62)が不正に調
整されていないかの観察が容易なように被覆部材を透明
な材質で形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、打玉を弾発する打球発
射装置を備えた弾球遊技機において、前記打球発射装置
は、打玉を打撃して発射する打球杵と、該打球杵の駆動
源をなすと共にその駆動力によって打球杵を打玉の発射
方向とは反対方向に回動させる発射モータと、該発射モ
ータによって前記打球杵が回動された後に弾性力によっ
て打球杵を発射方向に回動させる発条部材と、該発条部
材の弾性力を調整することで打玉の発射強度の初期設定
を微調整する発射強度調整部と、を備え、前記発射強度
調整部の発射強度調整操作部を覆う被覆部材を該発射強
度調整操作部上に取り付けることによって、破壊しない
限り発射強度を調整できないように発射強度調整操作部
を封止したことを特徴とする。このように構成すること
により、このような発条部材の弾性力により打玉を弾発
する打球発射装置においても、出荷時においては、弾発
強度の適正な調整が可能であり、出荷後においては、不
正又は不具合を生ぜしめる弾発強度の調整を行うことが
できないという顕著な効果を奏することができる。つま
り、封止状態を破壊して発射強度調整操作部を操作した
場合、破壊した痕跡が残るので、不正に操作したことが
容易に分る。さらに、発射強度調整操作部を封止する構
成として被覆部材を取り付けて被覆する構成を採用した
ので、容易に発射強度調整操作部を封止することができ
る。
【0033】また、請求項2の発明においては、前記打
球発射装置は、前記発射強度調整操作部上に開口を有
し、発射強度調整操作部を内部に収容するように設けら
れる収容部材を備え、前記被覆部材には、前記開口に形
成された係止部と係合する係合部が形成され、その係止
部及び係合部の係合状態で被覆部材を前記開口に嵌合し
て取り付けることで発射強度調整操作部を封止したこと
を特徴とする。このように構成することにより、被覆部
材の係合部を係止部に係合させるという工具などを一切
使用しない簡単な作業で発射強度調整操作部を封止する
ことができる。
【0034】また、請求項3の発明においては、前記被
覆部材によって前記発射強度調整操作部を外部から視認
できないようにしたことを特徴とする。このように構成
することにより、発射強度調整操作部が覆われているこ
とが分らなくなるので、発射強度調整操作部を不正に操
作しようと試みたときにはその不正を行い難くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】同図(A)は打球発射装置を示す背面図であ
り、同図(B)は打球発射装置を示す正面図である。
【図4】打球発射装置を示す分解斜視図である。
【図5】ステッピングモータ及び発射制御部の取付基板
への取り付けを示す斜視図である。
【図6】同図(A)はエンドキャップを示す縦断面図で
あり、同図(B)(C)はエンドキャップの取り付けを
示す発射強度調整部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 29 操作ハンドル 30 打球発射装置 31 打球杵 32 ステッピングモータ(発射モータ) 33 昇降杵 34 発射強度調整部 35 操作伝達部 36 取付基板 40 駆動軸 46 ヒットアーム 52 駆動カム 61 回動リング 62 強度調整バネ(発条部材) 63 保持キャップ 64 予圧バネ 65 ラチェットアーム 65c 操作溝(発射強度調整操作部) 66 ラチェットカバー(収容部材) 66a 鍔状係止突起(係止部) 66b 取付穴(開口) 67 エンドキャップ(被覆部材) 67a 係合爪(係合部) 69a・69b ワンウェイネジ 70 主動ローラ 71 従動ローラ 72 ギヤベルト 74 連結ギヤ 80 発射制御部 81 発射制御基板 83 基板ボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉を弾発する打球発射装置を備えた弾
    球遊技機において、 前記打球発射装置は、 打玉を打撃して発射する打球杵と、 該打球杵の駆動源をなすと共にその駆動力によって打球
    杵を打玉の発射方向とは反対方向に回動させる発射モー
    タと、 該発射モータによって前記打球杵が回動された後に弾性
    力によって打球杵を発射方向に回動させる発条部材と、 該発条部材の弾性力を調整することで打玉の発射強度の
    初期設定を微調整する発射強度調整部と、を備え、 前記発射強度調整部の発射強度調整操作部を覆う被覆部
    材を該発射強度調整操作部上に取り付けることによっ
    て、破壊しない限り発射強度を調整できないように発射
    強度調整操作部を封止したことを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記打球発射装置は、前記発射強度調整
    操作部上に開口を有し、発射強度調整操作部を内部に収
    容するように設けられる収容部材を備え、 前記被覆部材には、前記開口に形成された係止部と係合
    する係合部が形成され、その係止部及び係合部の係合状
    態で被覆部材を前記開口に嵌合して取り付けることで発
    射強度調整操作部を封止したことを特徴とする請求項1
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記被覆部材によって前記発射強度調整
    操作部を外部から視認できないようにしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
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