JP2000296258A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2000296258A
JP2000296258A JP11106345A JP10634599A JP2000296258A JP 2000296258 A JP2000296258 A JP 2000296258A JP 11106345 A JP11106345 A JP 11106345A JP 10634599 A JP10634599 A JP 10634599A JP 2000296258 A JP2000296258 A JP 2000296258A
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Japan
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card
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JP11106345A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紛失または盗難等により遊技者が記録媒体を
失った場合における遊技者の損害を軽減することが可能
な遊技用装置を提供することである。 【解決手段】 プリペイドカードに記録される遊技者所
有の有価価値について、プリペイド金額の大きさが、上
限値以下に制限されるように構成した。また、プリペイ
ドカードに記録される遊技者所有の有価価値について、
獲得金額の大きさが上限値以下に制限されるように構成
した(Se4〜Se9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の遊技
機を含む遊技用装置に関し、詳しくは記録媒体を用いて
遊技を行なうことが可能な遊技機を含む遊技用装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の遊技用装置として一般的
に知られているものに、遊技者に対して発行されたカー
ド等の記録媒体に記録された記録情報に基づいて特定可
能な遊技者所有の有価価値を引落として遊技機による遊
技に使用可能とするように構成されたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような記録媒
体は、遊技のみならず遊技場以外の一般商店での商品購
入等の種々の目的のためにも使用可能にすることが考え
られている。このため、記録媒体については、たとえ
ば、カード度数等の遊技のみに使用可能な有価価値の
他、金額等の一般商店での商品購入を含む遊技以外の目
的に使用可能な有価価値をも特定可能にすることが考え
られている。
【0004】このような遊技用の記録媒体は、1つの記
録媒体を多目的に使用できることにより、記録される有
価価値の大きさが比較的大きくなる場合があると考えら
れる。このため、記録媒体の紛失または盗難等により遊
技者が記録媒体を失った場合には、遊技者が大きな損害
を被ってしまうおそれがあった。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、紛失または盗難等により遊技
者が記録媒体を失った場合における遊技者の損害を軽減
することが可能な遊技用装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
によれば、記録媒体を用いて遊技を行なうことが可能な
遊技機を含む遊技用装置であって、遊技者からの入金の
代価として遊技に使用可能になった遊技用有価価値と遊
技の結果獲得した価値を金額化した獲得金額とを含む遊
技者所有の有価価値の大きさを特定可能な情報が記録可
能である前記記録媒体の記録情報により特定される遊技
者所有の有価価値を更新する処理を行なうことが可能な
価値更新手段と、該価値更新手段により更新される遊技
者所有の前記遊技用有価価値の大きさを、予め定められ
た価値上限値以下に制限する遊技用有価価値制限手段と
を含むことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明によれば、記録媒
体を用いて遊技を行なうことが可能な遊技機を含む遊技
用装置であって、遊技者からの入金の代価として遊技に
使用可能になった遊技用有価価値と遊技の結果獲得した
価値を金額化した獲得金額とを含む遊技者所有の有価価
値の大きさを特定可能な情報が記録可能である前記記録
媒体の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値
を更新する処理を行なうことが可能な価値更新手段と、
該価値更新手段により更新される遊技者所有の前記遊技
用有価価値の大きさを、予め定められた価値上限値以下
に制限する遊技用有価価値制限手段と、前記価値更新手
段により更新される遊技者所有の前記獲得金額の大きさ
を、予め定められた金額上限値以下に制限する金額制限
手段とを含むことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明によれば、記録媒
体を用いて遊技を行なうことが可能な遊技機を含む遊技
用装置であって、遊技者からの入金の代価として遊技に
使用可能になった遊技用有価価値と遊技の結果獲得した
価値を金額化した獲得金額とを含む遊技者所有の有価価
値の大きさを特定可能な情報が記録可能である前記記録
媒体の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値
を更新する処理を行なうことが可能な価値更新手段と、
該価値更新手段により更新される遊技者所有の前記遊技
用有価価値および前記獲得金額の価値の大きさを合計し
て得られる合計有価価値の大きさを、予め定められた価
値上限値以下に制限する合計有価価値制限手段とを含む
ことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1から3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、遊技
者からの入金操作により前記価値上限値を超えた超過分
の有価価値を遊技者に返却する返却手段をさらに含むこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
2または3に記載の発明の構成に加えて、前記金額上限
値を超えた超過分の獲得金額を景品に交換可能な獲得有
価価値として遊技者に付与する獲得有価価値付与手段を
さらに含むことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
2または3に記載の発明の構成に加えて、前記金額上限
値を超えた超過分の獲得金額を、遊技に使用可能な態様
で遊技場に預入れた預入れ獲得有価価値として遊技者に
付与する預入れ獲得有価価値付与手段をさらに含むこと
を特徴とする。
【0012】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の構成に加えて、前記遊技用有価価値制
限手段は、前記記録媒体に設けられていることを特徴と
する。
【0013】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の構成に加えて、前記遊技用有価価値制
限手段および前記金額制限手段は、ともに前記記録媒体
に設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の本発明によれば、請求項
3に記載の発明の構成に加えて、前記合計有価価値制限
手段は、前記記録媒体に設けられていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、次のように
作用する。価値更新手段の働きにより、遊技者からの入
金の代価として遊技に使用可能になった遊技用有価価値
と遊技の結果獲得した価値を金額化した獲得金額とを含
む遊技者所有の有価価値の大きさを特定可能な情報が記
録可能である記録媒体の記録情報により特定される遊技
者所有の有価価値を更新する処理が行なわれる。遊技用
有価価値制限手段の働きにより、価値更新手段により更
新される遊技者所有の前記遊技用有価価値の大きさが、
予め定められた価値上限値以下に制限される。このよう
に、遊技者所有の有価価値について、遊技用有価価値の
大きさが予め定められた価値上限値以下に制限される。
このため、記録媒体の記録情報により特定される遊技者
所有の有価価値が大きくなり過ぎることが防がれるの
で、紛失または盗難等により遊技者が記録媒体を失った
場合における遊技者の損害を軽減することが可能にな
る。
【0016】請求項2に記載の本発明によれば、次のよ
うに作用する。価値更新手段の働きにより、遊技者から
の入金の代価として遊技に使用可能になった遊技用有価
価値と遊技の結果獲得した価値を金額化した獲得金額と
を含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定可能な情報
が記録可能である前記記録媒体の記録情報により特定さ
れる遊技者所有の有価価値を更新する処理が行なわれ
る。遊技用有価価値制限手段の働きにより、価値更新手
段により更新される遊技者所有の遊技用有価価値の大き
さが、予め定められた価値上限値以下に制限される。金
額制限手段の働きにより、価値更新手段により更新され
る遊技者所有の獲得金額の大きさが、予め定められた金
額上限値以下に制限される。このように、遊技者所有の
有価価値について、遊技用有価価値の大きさおよび獲得
金額の大きさが、それぞれ上限値以下に制限される。こ
のため、記録媒体の記録情報により特定される遊技者所
有の有価価値が大きくなり過ぎることが防がれるので、
紛失または盗難等により遊技者が記録媒体を失った場合
における遊技者の損害を軽減することが可能になる。
【0017】請求項3に記載の本発明によれば、次のよ
うに作用する。価値更新手段の働きにより、遊技者から
の入金の代価として遊技に使用可能になった遊技用有価
価値と遊技の結果獲得した価値を金額化した獲得金額と
を含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定可能な情報
が記録可能である前記記録媒体の記録情報により特定さ
れる遊技者所有の有価価値を更新する処理を行なうこと
が可能である。合計有価価値制限手段の働きにより、価
値更新手段により更新される遊技者所有の遊技用有価価
値および獲得金額の価値の大きさを合計して得られる合
計有価価値の大きさが、予め定められた価値上限値以下
に制限される。このように、遊技者所有の有価価値につ
いて、遊技用有価価値および獲得金額の価値の大きさを
合計した合計有価価値の大きさが予め定められた価値上
限値以下に制限される。このため、記録媒体の記録情報
により特定される遊技者所有の有価価値が大きくなり過
ぎることが防がれるので、紛失または盗難等により遊技
者が記録媒体を失った場合における遊技者の損害を軽減
することが可能になる。
【0018】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1から3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、次の
ように作用する。返却手段の働きにより、遊技者からの
入金操作により価値上限値を超えた超過分の有価価値が
遊技者に返却される。このように、遊技者からの入金操
作により価値上限値を超えた超過分が遊技者に返却され
るため、その超過分が遊技者にとって不利益なものとな
らなくなる。
【0019】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
2または3に記載の発明の作用に加えて、次のように作
用する。獲得有価価値付与手段の働きにより、金額上限
値を超えた超過分の獲得金額が景品に交換可能な獲得有
価価値として遊技者に付与される。このように、金額上
限値を超えた超過分の獲得金額が景品に交換可能な価値
として遊技者に付与されるため、その超過分が遊技者に
とって不利益なものとならなくなる。
【0020】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
2または3に記載の発明の作用に加えて、次のように作
用する。預入れ獲得有価価値付与手段の働きにより、金
額上限値を超えた超過分の獲得金額が、遊技に使用可能
な態様で遊技場に預入れた預入れ獲得有価価値として遊
技者に付与される。このように、金額上限値を超えた超
過分の獲得金額が、遊技に使用可能な価値として遊技場
に預入れられることにより遊技者に付与されるため、そ
の超過分が遊技者にとって不利益なものとならなくな
る。
【0021】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
遊技用有価価値制限手段が記録媒体に設けられている。
このように、遊技用有価価値制限手段が記録媒体に設け
られているため、記録媒体自体で遊技用有価価値の大き
さを上限値以下に制限することが可能になる。その結
果、記録媒体の外部で記録媒体の記録情報を管理する側
において、記録媒体の記録情報により特定される遊技者
所有の有価価値の制限に関する処理負担を軽減すること
が可能になる。
【0022】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
遊技用有価価値制限手段および金額制限手段が、ともに
記録媒体に設けられている。このように、遊技用有価価
値制限手段および金額制限手段が、ともに記録媒体に設
けられているため、記録媒体自体で遊技用有価価値およ
び獲得金額の大きさを上限値以下に制限することが可能
になる。その結果、記録媒体の外部で記録媒体の記録情
報を管理する側において、記録媒体の記録情報により特
定される遊技者所有の有価価値の制限に関する処理負担
を軽減することが可能になる。
【0023】請求項9に記載の本発明によれば、請求項
3に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
合計有価価値制限手段が、記録媒体に設けられている。
このように、合計有価価値制限手段が記録媒体に設けら
れているため、記録媒体自体で遊技用有価価値および獲
得金額の合計値の大きさを上限値以下に制限することが
可能になる。その結果、記録媒体の外部で記録媒体の記
録情報を管理する側において、記録媒体の記録情報によ
り特定される遊技者所有の有価価値の制限に関する処理
負担を軽減することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、
遊技用装置の一例として、パチンコ遊技機を含む遊技用
装置を説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の遊技用装置に含まれる遊技機は、記録媒
体を用いて遊技を行なうことが可能な遊技機であれば、
たとえばコイン遊技機やスロットマシン等のその他の遊
技機すべてが対象となる。
【0025】第1実施形態 図1は、遊技場内において本発明に係る遊技用装置が設
けられている遊技機設置島の一部を示す正面図である。
【0026】パチンコ遊技機2は、遊技機設置島800
に複数台並べて設置されている。1つの遊技機設置島8
00には、多数のパチンコ遊技機2が並設されている
が、図1では、紙面の都合上一部のパチンコ遊技機2の
みを示している。パチンコ遊技機2は、玉封入式のパチ
ンコ遊技機であり、このパチンコ遊技機2で遊技を行な
う遊技者はパチンコ玉を直接手にすることはなく、持点
に基づいて遊技を行なう。
【0027】各パチンコ遊技機2の向かって左側には、
台間機1が設置されている。この台間機1は、遊技用カ
ードを受付けてその遊技用カードの記録情報(記憶情
報)に基づいて特定可能なプリペイド残金額を使用して
貸玉に相当する持点を遊技者に付与し、その持点を用い
てパチンコ遊技機2により遊技を可能にすることを主目
的として設けられたものである。
【0028】ここで、遊技用カードは、後述する発行入
金機により遊技者が発行を受けることが可能であり、発
行を受けた遊技場で遊技に使用できる他、遊技場以外で
当該遊技用カードの使用を認めた一般商店においても商
品購入金額の支払い等、現金の代わりに使用することが
可能である。この遊技用カードにおいては、遊技者が、
カード発行時および発行後において、発行入金機への現
金の入金に応じて、遊技に使用可能な遊技用金額として
のプリペイド金額(プリペイド残金額)を記憶させるこ
とが可能である。また、遊技用カードにおいては、プリ
ペイド金額とは別に、前述した一般商店で現金の代わり
に商品購入金額の支払いに使用することが可能であり、
遊技の結果獲得した持点に応じて付与される獲得金額を
記憶することが可能である。
【0029】また、遊技機設置島800において、各パ
チンコ遊技機2の上方部分には、呼出装置4が設けられ
ている。呼出装置4は、係員を呼出す場合に遊技者の操
作に基づいて点灯される呼出しランプ41を含む。
【0030】次に、パチンコ遊技機2および台間機1の
構成を説明する。図2はパチンコ遊技機2および台間機
1の正面図であり、図3はパチンコ遊技機2の背面図で
ある。
【0031】図2を参照して、台間機1は、パチンコ遊
技機2の左側に付設されている。台間機1の正面側に
は、作動ランプ16、台間機表示部17、および、カー
ド挿入排出口180が設けられている。台間機1の内部
において、カード挿入排出口180の近傍には、遊技用
カードに対して情報の読出しおよび書込みを行なうため
のカードリーダライタ18が設けられている。
【0032】作動ランプ16は、台間機1が作動してい
る状態、すなわち、台間機1が使用可能な状態にある場
合に点灯される。そして、作動ランプ16が点灯してい
る状態において、遊技者がカード挿入排出口180に遊
技用カードを挿入すれば、カードリーダライタ18によ
り、挿入されている遊技用カードの記録情報が読出され
る。
【0033】台間機表示部17は、各種の情報を表示す
るための液晶表示パネル(タッチパネルとしての機能を
含む)よりなる表示面170を有している。台間機表示
部17は、カード挿入排出口180の上方に取付けられ
ている。台間機表示部17の表示面170は、パチンコ
遊技機2前に着座した遊技者の方を向く態様で設けられ
ている。このため、台間機表示部17は、表示内容が遊
技者にとって容易に視認しやすいようになっている。台
間機表示部17においては、台間機1の操作に必要な玉
貸キー、返却キー、および、データキー等の各種操作キ
ースイッチの他、エラー情報、プリペイド残金額、獲得
金額、および、遊技データ等の各種の情報を示す画像が
表示される。遊技者は、台間機表示部17の表示面17
0上において、キースイッチを操作することに台間機1
を動作させるための操作を行なう。
【0034】遊技場3において使用可能な遊技用カード
がカード挿入排出口180に挿入されると、挿入されて
いる遊技用カードに記憶されたプリペイド金額の残金額
(以下、プリペイド残金額という)が台間機表示部17
に表示される。その状態において,遊技者が台間機表示
部17に表示された玉貸キーを操作すれば、予め定めら
れた玉貸単位額分の額が遊技用カードに記憶されたプリ
ペイド残金額から引落されて減額され、玉貸単位額分の
持点が遊技者に付与される。このような操作が玉貸し操
作と呼ばれる。その玉貸し操作により遊技者に付与され
た持点は、台間機表示部17において表示される。この
持点は、遊技に使用可能なパチンコ玉数を示しており、
遊技に使用されることにより遊技状況にしたがって加減
算更新表示される。
【0035】また、カード挿入排出口180に遊技用カ
ードが挿入されている状態において、台間機表示部17
に表示された返却キーが操作されれば、その時点でのプ
リペイド残金額および獲得金額等の所定種類の情報が表
示され、表示されている持点が獲得金額に変換されて遊
技用カードに加算記憶されるとともに、表示されている
プリペイド残金額が遊技用カードに更新記録される。そ
して、カード挿入排出口180から遊技用カードが排出
されて遊技者に返却される。また、カード挿入排出口1
80に遊技用カードが挿入されている状態において、台
間機表示部17に表示されたデータキーが操作されれ
ば、所定の遊技データが表示される。
【0036】前述したように、パチンコ遊技機2は、玉
封入式のパチンコ遊技機であり、このパチンコ遊技機2
で遊技を行なう遊技者はパチンコ玉を直接手にすること
はなく、台間機表示部17に表示される持点に基づいて
遊技を行なう。この持点には、遊技者が遊技結果により
得た持点および遊技開始前の引落しにより得た持点が含
まれる。また、この実施形態においては、持点が遊技結
果により景品玉(出玉)が払出されるパチンコ遊技機の
場合と同様の概念で遊技者が遊技できるように玉数(持
玉数)として表される。
【0037】持点の存在する状態で遊技者が打球操作ハ
ンドル4aを操作すれば、パチンコ遊技機1内に封入さ
れているパチンコ玉が1発ずつ弾発発射され、遊技領域
100内に打込まれる。打込まれたパチンコ玉は後述す
る図3に示される打球センサ37により1つずつ検出さ
れ、検出のあるごとに台間機表示部17に表示される持
点数が1つずつ減算更新される。
【0038】発射勢いが弱すぎて遊技領域100にまで
到達しなかったパチンコ玉であるファール玉は、後述す
る図3に示されるファール玉入口50により回収され、
後述する図3に示されるファール玉検出器28で検出さ
れる。ファール玉が検出されるごとに台間機表示部17
に表示される持点が1つずつ加算更新される。これによ
り、遊技者は打玉が遊技領域100にまで達する機会を
得ることなく打球センサの検出により減算更新された持
玉を有効に再度使用することができる。
【0039】遊技領域100に打込まれた打玉が始動口
105に入賞すれば始動入賞玉センサ117により検出
され、可変表示装置101で図柄の可変表示が開始され
る。なお、打玉が始動口105に入賞することを特に始
動入賞と呼ぶ。
【0040】始動入賞の発生に基づいて可変表示装置1
01で数字等の図柄の可変表示が開始される。そして、
可変表示装置101の可変停止結果が予め定められた特
定の表示態様(たとえば777)となればいわゆる大当
りが発生する。大当りが発生すれば、ソレノイド130
が励磁されて可変入賞球装置109に設けられた開閉板
111が開成状態となって大入賞口110が開放され、
遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状
態はパチンコ玉の可変入賞球装置109への所定個数
(たとえば10個)の入賞、あるいは所定期間(たとえ
ば30秒間)の経過のうち、いずれか早い方の条件が成
立することにより終了して遊技者に不利な第2の状態、
すなわち開閉板111が閉成して大入賞口110が閉塞
された状態となる。
【0041】可変表示装置101が可変表示中に再度打
玉が始動口105に入賞すれば、その始動入賞が記憶さ
れて可変表示装置101が可変停止した後再度可変開始
できる状態になるまで待ってその始動入賞に基づいて可
変表示装置101が再度可変開始される。この始動入賞
記憶の上限値は、「4」に定められており、現時点にお
ける始動入賞記憶個数が始動入賞個数表示器104に表
示される。
【0042】可変入賞球装置109が第1の状態となっ
ている期間中に可変入賞球装置109内に進入したパチ
ンコ玉は10カウントセンサ116あるいは特定入賞玉
センサ115により検出される。パチンコ玉が特定入賞
玉センサにより検出されれば、その回の可変入賞球装置
109の第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置109を第1の状態に制御する繰返し継続制御が
行なわれる。この繰返し継続制御の実行上限回数はたと
えば16回と定められている。このような繰返し継続制
御の実行回数は、ラウンド数と呼ばれる。このパチンコ
遊技機1では、大当り状態が発生すると、第1ラウンド
から最大限第16ラウンドまで繰返し継続制御が実行可
能である。その第1ラウンド数を示す数値が、7セグメ
ントLED表示器よりなるラウンド数表示器103に表
示される。
【0043】繰返し継続制御が終了した後、いわゆる大
当り状態が終了して、再び大当りが発生しない限り開閉
板111が開成しない状態となる。なお、このような状
態に移行した際、状態移行前に発生した大当りが特にあ
る特別の図柄の組合せによるものである場合には、大当
りが発生する確率が高くなる。このように大当り確率の
変動した遊技状態が特に確率変動状態(略称、確変)と
呼ばれる。このような大当り確率が変動した状態は、た
とえばその後大当りが2回発生するまで継続する。ま
た、このパチンコ遊技機1で大当りが発生した場合の図
柄(数値)の表示結果が、遊技場が定めたラッキーナン
バーと一致した場合には、遊技者に特別のサービスとし
てある特典が与えられる。この特典は、たとえば、その
回の大当りの発生に伴って付与された有価価値を景品交
換することなく引続き遊技に使用できる等である。
【0044】打玉が可変入賞球装置109、始動口10
5、通常入賞口108、あるいは通常入賞口112等の
入賞領域に入賞すれば、その入賞に応じた所定数の持玉
が遊技者に付与される。遊技者に付与された持玉数は、
台間機表示部17において加算更新表示される。また、
いずれの入賞領域にも入賞しなかったパチンコ玉は遊技
領域100の下部に設けられたアウト口113により回
収される。
【0045】なお、パチンコ遊技機1の前面枠2aに
は、大当りの発生等の遊技状態に応じて所定の点灯表示
または所定の点滅表示等が行なわれる遊技効果ランプ1
4a,15aが設けられている。また、パチンコ遊技機
1の前面枠2aの左右には、遊技状態に応じて音声等の
所定の効果音を発生させるためのスピーカ13a,13
aが設けられている。さらに、遊技領域100内におい
て、可変表示装置101上部には、大当りの発生等の遊
技状態に応じて所定の点灯表示または所定の点滅表示等
が行なわれる遊技効果ランプ10bが設けられている。
さらに、遊技領域100内の左右端部には、大当りの発
生等の遊技状態に応じて所定の点灯表示または所定の点
滅表示等が行なわれる遊技効果ランプ107が設けられ
ている。
【0046】図3を参照して、パチンコ遊技機2には、
所定数のパチンコ玉が封入された封入玉循環経路が設け
られており、封入されたパチンコ玉が循環して遊技に使
用される。
【0047】670は打球発射装置であり、打球操作ハ
ンドル4a(図2参照)が回動操作されることにより、
打球発射モータ(ハンドルモータ)680の駆動力を利
用して打球ハンマー69が間欠揺動し、発射玉誘導路5
3で誘導されて打込玉出口49を経て供給されるパチン
コ玉が1つずつ遊技領域100内に打込まれる。
【0048】また、封入玉循環経路の経路途中に、玉タ
ンク59に排出された封入玉を発射玉誘導路53まで揚
送するための玉還元機55と、玉還元機55により揚送
途中の封入玉を研磨し、玉の表面の汚れを磨き落とす研
磨装置54とが設けられている。玉還元機55は、スプ
ロケット58、リフトモータ103a、搬送路62を含
み、パチンコ遊技機2と独立して取外し可能である。さ
らに、玉還元機55には、研磨装置54を着脱可能に装
着するための装着部が設けられている。玉還元機55の
搬送路62の上方部分は、図示するように伸縮可能な蛇
腹部材で構成されており、この蛇腹部材は、発射玉誘導
路53との連結口91より取外し可能である。したがっ
て、必要に応じて玉還元機55内の玉抜きを行なうこと
が可能である。
【0049】パチンコ遊技機2の遊技盤保持枠43に
は、遊技盤取付用の回動レバー570が設けられてお
り、この回動レバー570を回動操作することにより、
遊技盤42が着脱可能となる。一方、遊技領域100に
設けられている入賞口や可変入賞球装置などから入賞し
たすべての入賞玉は入賞玉集合カバー部材44を通じて
入賞玉検出器46へ誘導される。そして、入賞検出器4
6で検出された入賞玉はアウト口113から回収された
パチンコ玉とともに合流樋47に誘導される。合流樋4
7に誘導されたパチンコ玉は、その後、打込玉検出器4
8により検出される。
【0050】一方、ファール玉は、ファール玉戻り口5
0から排出された後、ファール玉検出28で検出され
て、打込玉検出器48により検出されたパチンコ玉と合
流する。なお、発射勢いがあまりに弱過ぎて遊技領域1
00まで到達しなかったパチンコ玉は、ファール玉戻り
口51に進入した後、合流樋47を誘導されるパチンコ
玉と合流する。一方、合流樋47を流下するすべてのパ
チンコ玉は、玉タンク59へ排出される。
【0051】玉タンク59に排出されたパチンコ玉は、
玉還元機55へ誘導される。玉還元機55には、リフト
モータ103aの駆動力により誘導されたパチンコ玉を
係合させつつ回転するスプロケット58が設けられてい
る。スプロケット58は、パチンコ玉をその上方まで揚
送し、搬送路62へ案内する。
【0052】そして、搬送路62へ案内されたパチンコ
玉は、後続するパチンコ玉に押し進められて搬送路62
内を揚送される。搬送路62の経路途中には、その一部
が搬送路62外部に露出した遊技媒体露出部(図示省
略)が設けられており、その遊技媒体露出部に沿うよう
に研磨装置54の研磨部材が配置されている。搬送路6
2を揚送途中のパチンコ玉は、この遊技媒体露出部にお
いて研磨部材と当接することによりその汚れが磨き落と
される。なお、研磨装置54は、搬送路62に対して容
易に着脱可能であり、研磨部材の劣化などに応じて交換
される。
【0053】研磨装置54により研磨されたパチンコ玉
は、搬送路62の上部まで搬送された後、発射玉誘導路
53へ放出される。発射玉誘導路53へ放出されたパチ
ンコ玉は、補給玉検出器56で検出された後、玉出し通
路52に誘導される。玉出し通路52は、所定個数(た
とえば4個)のパチンコ玉をその通路内に滞留させるこ
とが可能な通路長さに構成されており、玉出しレバー部
(図示省略)が操作されない限り、滞留中のパチンコ玉
は、玉出し穴(図示省略)から排出されない。したがっ
て、玉出し通路52が所定個数のパチンコ玉で埋まった
後は、補給玉検出器56で検出されたパチンコ玉は打込
玉出口49へ流下し、再び弾発発射されることが可能と
なる。なお、補給玉検出器56でパチンコ玉が検出され
ることにより、玉還元機55が正常に動作しているか否
かを把握することができる。
【0054】この場合には、玉還元機55がパチンコ遊
技機2と別体に構成されているので、遊技盤42の交換
が可能であることはもちろん、パチンコ遊技機そのもの
を交換することも可能である。
【0055】また、パチンコ遊技機2そのものに玉還元
機55が内蔵されていない分だけ、パチンコ遊技機を製
造するコストの低減を図ることができる。
【0056】また、弾発発射されたパチンコ玉は、ファ
ール玉を含めてすべて搬送路62を介して循環されるた
めに、その度に研磨装置54によりパチンコ玉が研磨さ
れることになる。したがって、研磨装置54の研磨部材
として研磨能力がさほど高くなくても、封入玉循環経路
内のパチンコ玉を汚れのない状態に保つことができる。
したがって、研磨装置54の研磨部材として研磨能力の
さほど高くない、比較的に安価なものを適用でき、コス
トの低減を図ることができる。また、パチンコ玉が研磨
される間も遊技を継続して行なうことができるので、パ
チンコ玉を研磨するためにわざわざパチンコ遊技機2の
稼働を停止しなければならないなどといった不都合をも
回避できる。
【0057】次に、価値更新手段の一つとして遊技場内
に設けられた発行入金機について説明する。図4は、発
行入金機5の構成を示す正面図である。
【0058】発行入金機5は、遊技用カードの発行と、
遊技用カードへの入金とを行なうための装置である。発
行入金機5は、たとえば、遊技機設置島800の両端部
に設定される等、遊技場において複数設けられている。
発行入金機5の正面においては、表示部501、カード
発行口502、カード挿入排出口503、紙幣挿入口5
04、硬貨投入口505、返却口506、発行キー50
7、入金キー508、および取消キー509が設けられ
ている。
【0059】表示部501は、液晶表示パネルにより構
成され、金額情報およびエラー情報等の各種の情報を表
示するものである。紙幣挿入口504へ適正な紙幣を挿
入するかまたは硬貨投入口505へ適正な硬貨を投入す
ることにより、発行入金機5が受入れた金額が表示部5
01において表示される。表示部501に受入金額が表
示された状態で発行キー507が押下操作されれば、表
示された金額がカードリーダライタ502aによりプリ
ペイド残金額(この場合は購入金額ともいう)として遊
技用カードに書込まれ、そのカードが遊技用カードとし
てカード発行口502から発行される。
【0060】また、既に発行された遊技用カードをカー
ド挿入排出口503に挿入し、前述したような現金の投
入が行なわれれば、表示部501にプリペイド残金額お
よび受入金額が表示される。このように金額表示部50
1にプリペイド残金額および受入金額が表示された状態
で入金キー508が押下操作されれば、表示された両金
額を合計した金額がカードリーダライタ503aにより
プリペイド残金額としてカードに書込まれることにより
遊技用カードへの入金が行なわれる。そのように入金が
行なわれた遊技用カードは、カード挿入排出口503か
ら排出され、遊技者に返却される。
【0061】また、前述したような表示部501に受入
金額が表示された状態で発行キー507または入金キー
508が押下操作される前の段階で取消キー509が操
作されれば、受入れられた現金が遊技者に返却される。
紙幣については紙幣挿入口504から返却され、現金に
ついては返却口506から返却される。
【0062】以上に示したように、発行入金機5によれ
ば、遊技用カードの新規発行を受けることができるとと
もに、発行済の遊技用カードに入金を行なうことができ
る。このように発行済の遊技用カードに入金を行なうこ
とができるため、残金額を使い果たした遊技用カードを
処分することなく継続的に使用することができる。この
ように遊技用カードを継続使用可能にしたことにより、
遊技用カードの新規発行枚数を低減することができ、遊
技用カードの発行に関する費用を低減することができ
る。
【0063】次に、遊技用カードの構成を詳細に説明す
る。図5は、遊技用カードの平面図である。
【0064】図5を参照して、遊技用カード700は、
カード処理装置に接触して使用される所謂接触型のIC
カードにより構成される。遊技用カード700には、コ
ネクタ701、ICカードマイクロコンピュータ70
2、および、EEPROM703が設けられている。I
Cカードマイクロコンピュータ702およびEEPRO
M703は、カード内部に内蔵されており、コネクタ7
01がカード表面に露出している。
【0065】次に、遊技用カード700に設けられてい
る回路の構成を説明する。図6は、図5に示された遊技
用カード700に設けられている回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0066】コネクタ701は、前述した台間機1およ
び発行入金機5等の外部機器との間で信号の入出力を行
なうために設けられている。ICカードマイクロコンピ
ュータ702には、CPU702a、ROM702b、
および、RAM702cが含まれている。
【0067】CPU702aは、ROM702bに格納
されている制御プログラムに基づいて制御動作を所定の
順序で実行する。RAM702c内には、CPU702
aの演算に使用される各種演算カウンタが記憶されてい
る。EEPROM703は、各種情報の再書込が可能な
メモリであり、さまざまな情報が記録されている。
【0068】ICカードマイクロコンピュータ702に
は、前述したCPU702a、ROM702b、およ
び、RAM702cの他に、コネクタ701を介して入
力される入力信号を受けてCPU702aに入力データ
を与えるとともにCPU702aからの出力情報を受け
てコネクタ701に出力する入出力インタフェースやパ
ワーオンリセット回路,クロック発生回路,パルス分周
回路,アドレスデコード回路などが設けられている。
【0069】このような遊技用カード700が台間機1
および発行入金機5等のICカード処理装置にセットさ
れると、ICカード処理装置内のリーダライタのコネク
タがICカードのコネクタ701と電気的に接触し、I
Cカード内に記憶されている情報が読出し可能になり、
またその情報が更新可能(消去を含む)になる。 次
に、遊技用カード700のEEPROM703内に記憶
(記録)されている情報を説明する。図7は、遊技用カ
ードのEEPROM703内に記憶(記録)されている
情報を説明するための説明図である。
【0070】カードID番号(以下、単にカードIDと
もいう)921は、複数の遊技用カードの中から一の遊
技カードを特定し識別するために用いられる情報であ
り、遊技場において発行される遊技カードには重複した
カードID番号が付されることはない。発行店コード9
22は、遊技用カードを発行した遊技場を特定するため
の情報である。この発行店コード922により、遊技用
カードが、全国の遊技場のうちのどこの遊技場で発行さ
れたものであるのかを特定することが可能である。
【0071】発行日923は、遊技用カード700が発
行された年月日を示す情報である。プリペイド残金額9
24は、発行入金機5において遊技用カード700の発
行時または発行後において入金の代価として遊技に使用
可能となったプリペイド金額の残高を示す情報である。
このプリペイド残金額924は、遊技者が引落とし操作
を行なうことにより減算更新され、遊技者が入金操作を
行なうことにより加算更新される。ポイント数925
は、遊技者が遊技場に来店するごとに付与されて累積加
算され、その累積値が所定値になった場合に所定のサー
ビスが遊技者に付与されるサービスポイント等の各種ポ
イントサービス用の情報である。
【0072】また、セキュリティコード926は、遊技
用カードのセキュリティを保持するための情報である。
セキュリティコード926は、台間機1および発行入金
機5等のカード処理装置が遊技用カードの記録情報を読
込むにあたって最初に読取られる情報である。このセキ
ュリティコード926が予め登録されているコードと一
致しない場合にはその他の記録情報の読取処理が実行さ
れないように構成されている。
【0073】獲得残金額927は、遊技者が遊技の結果
得た持点を現金の金額に変換した金額である。この獲得
残金額927は、遊技者が返却操作を行なうことにより
持点数に応じて加算更新可能である。この獲得残金額9
27は、遊技場の景品交換機またはカウンタ等で景品交
換に使用することが可能であり、景品交換に応じて減算
更新される。また、この獲得残金額927は、遊技用カ
ード700の使用を認めた一般商店等で遊技者が商品の
購入等に現金の代わりに使用され、減算更新される。獲
得持点931は、遊技者が遊技の結果得られた持点であ
って、まだ景品交換されていない持点が記録される領域
である。
【0074】貯蓄持点928は、遊技者が遊技の結果得
た持点であって、遊技場に預入れられるとともに、遊技
者が適宜引落とし操作を行なうことにより遊技に使用可
能となる持点である。また、貯蓄持点928は、遊技者
の要望に応じて景品交換可能である。
【0075】制御用プログラム929は、遊技場または
遊技場外で遊技用カード700を利用できる情報処理サ
ービス等の各種のサービスを必要に応じて受けるために
必要となるプログラムである。
【0076】遊技用カード700には、以上に示した情
報の他にも、その他の情報930として、カード会社に
より出荷の際に記録される前述した管理情報等の各種情
報が記録される。
【0077】なお、この実施の形態においては、遊技用
カード700として接触型のICカードを用いる例を説
明した。しかし、これに限らず、遊技用カード7000
としては、非接触型のICカードを用いてもよい。ま
た、遊技用カード700として、ICカードの他に、磁
気カード等のその他の記録媒体を用いてもよい。
【0078】次に、台間機1における台間機表示部17
の表示例を説明する。図8は、台間機1における台間機
表示部17の表示例を示す表示画面図である。
【0079】図8においては、(a)〜(j)に台間機
表示部17の表示面170に表示される各種の表示画面
例が示されている。まず、台間機1に遊技用カードが挿
入されていない状態では、(a)に示すような待機画面
が表示される。待機画面においては、遊技データ17
1、遊技データ切換えキー172、およびカード挿入要
求メッセージ173が表示される。遊技データ171と
しては、1日の大当り回数、1日の確変大当り回数、前
回からのスタート(可変表示)回数が表示される。遊技
データ切換えキー172は、遊技データ171の日付を
切換えるためのキーであり、現在表示されている遊技デ
ータ171の内容を1日前から3日前までの遊技データ
の内容に切換えることが可能である。遊技データ切換え
キー172が所定時間操作されない場合は、基本的に本
日の遊技データの内容が表示される。カード挿入要求メ
ッセージ173としては、「カードを入れてくださ
い。」という、遊技用カード700の挿入を要求するメ
ッセージが表示される。
【0080】次に、遊技者がカード挿入排出口180に
挿入したカードが正規の遊技用カード700ではない場
合には、(b)に示すようなエラー表示画面が表示され
る。エラー表示画面においては、カード挿入エラーメッ
セージ174が表示される。カード挿入エラーメッセー
ジ174としては、「カードが違います!カードをお取
りください。」という、挿入されたカードが正規の遊技
用カードではなく、カードの使用を許容しない旨のメッ
セージが表示される。
【0081】次に、遊技者がカード挿入排出口180に
挿入したカードが正規の遊技用カード700である場合
には、(c)に示すような通常遊技中画面が表示され
る。通常遊技中画面においては、プリペイド残金額・持
点175、玉貸キー176、返却キー177、データキ
ー178、および、キー操作要求メッセージ・上限金額
179が表示される。
【0082】プリペイド残金額・持点175としては、
遊技者所有のプリペイド残金額および持点がそれぞれ表
示される。玉貸キー176が操作されれば、前述したよ
うにプリペイド残金額から所定額が引落とされて玉貸が
行なわれる。返却キー177が操作されれば、挿入中の
遊技用カードがカード挿入排出口180から排出されて
遊技者に返却される。データキー178が操作されれ
ば、前述したような内容の遊技データ171が表示され
る。キー操作要求メッセージ・上限金額179として
は、「キーを押して下さい。」という、キー操作を案内
するメッセージと、プリペイド残金額の上限金額(後述
する入金上限値)とが表示される。
【0083】次に、玉貸キー176の操作に応じて玉貸
しが行なわれれば、通常遊技中画面の表示内容がたとえ
ば(c)の表示から(d)の表示のように変化する。
(d)においては、(c)の状態において500円分の
玉貸しが行なわれたことにより、残金額が500円分引
落とされ、その引落としに応じて持点が125点になっ
た状態が示されている。
【0084】次に、返却キー177の操作に応じて遊技
用カードが返却されれば、(e)に示す終了画面が最終
的に表示される。終了画面においては、「カードをお取
り下さい。ありがとうございました。」という、遊技用
カードの返却を示す返却案内メッセージ180が表示さ
れる。
【0085】次に、遊技者により玉貸しが何度か行なわ
れ、遊技者が持点を使用して遊技を行なったことに応じ
て持点が増減すれば、(f)に示されるように、プリペ
イド残金額・持点175において表示されている値が更
新表示されていく。
【0086】次に、持点が存在する場合において返却キ
ー177の操作に応じて遊技用カードが返却される場合
は、(g)に示すように持点を金額に換算している旨を
示す換算中画面が表示される。この画面においては、持
点を金額に換算中である旨のメッセージ182が表示さ
れる。このようなメッセージの表示により、現在、持点
が金額に変換されている状態であることを遊技者が容易
に知ることができる。
【0087】次に、持点の金額への換算が終了すれば、
(h)または(i)に示すような獲得合計金額表示画面
が表示される。これら獲得合計金額表示画面において
は、遊技用カード700に記録されている獲得残金額、
遊技者が今回遊技をしたパチンコ遊技機2において獲得
した持点を金額に変換して得られる獲得金額、および、
獲得残金額と獲得金額との合計値である獲得合計金額を
含む金額情報183がそれぞれ表示される。このような
獲得合計金額表示画面の表示により、遊技において獲得
した持点がいくらの金額に相当するのかを遊技者が容易
に知ることができるとともに、遊技用カードにおいて景
品交換および買物等に使用されずに残っている獲得残金
額を知ることができる。さらに、このような獲得合計金
額表示画面の表示により、獲得残金額と、今回の遊技に
より得た獲得金額との合計値をも知ることができる。
【0088】獲得合計金額表示画面が表示される場合、
獲得残金額と、今回の遊技により得た獲得金額との合計
値が予め定められた上限値(以下、獲得合計上限値とい
う)を超えない場合には、(h)に示されるように、
「カードをお取り下さい。」という終了メッセージ18
6が表示される。これにより、遊技者は、遊技用カード
についての処理が終了したことを容易に知ることができ
る。
【0089】一方、前述した獲得合計金額が予め定めら
れた獲得合計上限値を超えた場合には、(i)に示され
るように、「上限値オーバー!」という獲得合計金額が
予め定められた獲得合計上限値を超えた旨を報知するた
めの上限超過メッセージ187の表示がなされる。これ
に遊技者は、そのように獲得合計上限値を超えた旨を容
易に知ることができる。そして、(i)に示されるよう
なメッセージが表示された後、(j)に示されるよう
に、獲得合計上限値を超えた超過分の獲得合計金額が貯
蓄持点として貯蓄されることを示す画面が表示される。
この場合の画面には、貯蓄持点185と、貯蓄持点に変
換された超過分の獲得合計金額が減算された後の制限さ
れた獲得合計金額である制限後獲得合計金額184とが
表示される。これにより、獲得合計金額の制限により得
られた貯蓄持点の具体的な値と、制限後の獲得合計金額
とを容易に知ることができる。そして、この画面では、
制限後獲得合計金額184および貯蓄持点185の他
に、前述した終了メッセージ186も表示される。これ
により、遊技者は、遊技用カードについての処理が終了
したことを容易に知ることができる。
【0090】図9は、遊技場内の管理システムの主要部
の構成を示すブロック図である。図9においては、制御
部10を備えた台間機1、遊技制御部200と持点制御
部20とを備えたパチンコ遊技機2、制御部50を備え
た発行入金機5、および、制御部60を備えた管理装置
6が示されている。
【0091】台間機1の制御部10、パチンコ遊技機2
の持点制御部20、発行入金機5の制御部50、管理装
置6の制御部60は、それぞれ、制御中枢としてのCP
U12,22,52,62と、制御用プログラムを記憶
しているROM13,23,53,63と、CPUのワ
ーキングエリアとしてのRAM11,21,51,61
と、外部との入出力信号の整合性をとるためのI/Oポ
ート14,24,54,64とが設けられている。ま
た、パチンコ遊技機2の遊技制御部200も、これら制
御部と同様の構成を有している。
【0092】台間機1の制御部10と管理装置6の制御
部60との間の通信、パチンコ遊技機2の持点制御部2
0と管理装置6の制御部60との間の通信、台間機1の
制御部10とパチンコ遊技機2の持点制御部20との間
の通信、パチンコ遊技機2の持点制御部20と管理装置
6の制御部60との間の通信、および、発行入金機5の
制御部50と管理装置6の制御部60との間の通信は、
それぞれの制御部に設けられたI/Oポートを介して行
なわれる。
【0093】台間機1において、制御部10は、カード
リーダライタ(R/W)18に動作制御信号を与えてカ
ードリーダライタ18の動作状態を制御するともに、カ
ードリーダライタ18に書込情報を与えて遊技用カード
への情報の書込みを行なわせる。カードリーダライタ1
8から制御部10には、遊技用カード700から読出し
たカード情報が与えられる。また、制御部10は、作動
ランプ16に動作制御信号を与え、前述したように作動
ランプ16の動作状態を制御する。
【0094】また、制御部10は、台間機表示部17を
構成するLCDパネル171を駆動するLCDドライバ
123に表示制御信号を与え、LCDドライバ123の
動作状態を制御する。LCDドライバ123は、制御部
10から与えられた表示制御信号に応答して、LCDパ
ネル171を駆動し、台間機表示部17に画像を表示さ
せる。台間機表示部17を構成するタッチパネル172
から台間機1の制御部10には、タッチパネル172を
用いて入力された操作信号が与えられる。台間機1の制
御部10は、タッチパネル172から受けた操作信号に
応じて、その操作にしたがった所定の制御処理(玉貸処
理、返却処理等の制御処理)を行なう。制御部10は、
RAM11に書込制御信号および書込情報を与え、これ
らの情報を書込む制御を行なう。さらに、制御部10
は、RAM11から記憶情報を読出す制御も行なう。
【0095】制御部10から、パチンコ遊技機2におい
て持点の制御を行なう持点制御部20には、遊技用カー
ド700に記録されたカード情報等の持点制御のための
各種情報が与えられる。制御部10には、持点制御部2
0から持点に関する情報等の制御部10での制御に必要
な各種の情報が与えられる。
【0096】制御部10から管理装置6には、台間機1
に挿入された遊技用カード700についてのカード情報
と、引落に関する引落情報とを含む各種の情報が送信さ
れる。制御部10には、管理装置6から所定種類の情報
が与えられる。
【0097】パチンコ遊技機2においては、制御部とし
て、遊技制御を行なうマイクロコンピュータよりなる遊
技制御部200と、持点に関する制御を行なうマイクロ
コンピュータよりなる持点制御部20とが設けられてい
る。
【0098】持点制御部20は、持点の制御を行なうた
めの制御部であり、遊技制御部200、台間機1の制御
部10、および、管理装置6の制御部60のそれぞれと
の間で情報通信を行なうことが可能に構成されている。
【0099】台間機1の制御部10は、遊技用カード7
00からカード情報が読出された場合に、プリプイド残
金額等の所定種類の情報を台間機表示部17に表示させ
る処理を行なう。玉貸キーの操作による引落しがあった
場合に、それに応じて、持点を遊技者に付与する指令情
報が制御部10から持点制御部20に与えられる。この
情報を受けた場合に、持点制御部20は、持点を遊技者
に付与する制御を行なう。このように付与された持点の
情報は、持点制御部20において記憶されるととに、台
間機1の制御部10へ与えられる。この情報を受けて制
御部10によりプリペイド残金額が減算処理され、制御
部10によりその引落しに基づいてプリペイド残金額の
表示を減算更新させる制御が行なわれる。返却キーの操
作がなされると、台間機1の制御部10は、返却キーの
操作に応答して、前述したようなカードの返却に関する
制御を行なう。
【0100】遊技が開始され、打球センサ37でパチン
コ玉の発射が検出されれば、その検出信号が持点制御部
20に入力される。打球センサ37でパチンコ玉の発射
が1発ずつ検出されるごとに、持点制御部20は、記憶
している持点の減算更新を行なうとともにその更新結果
を台間機1の制御部10に与える。ファール玉検出器2
8でファール玉が検出されれば、その検出信号が持点制
御部20に入力される。持点制御部20は、ファール玉
検出器28からの検出信号の入力に応じて、記憶してい
る持点を1点ずつ加算更新するとともにその加算更新結
果を台間機1の制御部10に与える。これにより、制御
部10は、現在の持点を把握し、その持点の情報を用い
て持点の更新表示等の制御を行なう。
【0101】入賞玉検出器46により入賞玉が検出され
れば、その検出信号が持点制御部20に入力される。打
玉が入賞すると、入賞があった入賞領域の種別に応じた
持点加算数を特定可能な情報が遊技制御部200から持
点制御部20に与えられる。入賞玉検出器46により入
賞玉が検出された場合、持点制御部20は、遊技制御部
200から与えられた持点加算数の情報に基づいて記憶
している持点を加算更新するとともに、その加算更新結
果を台間機1の制御部10に与える。打込玉検出器48
により打込玉が検出されれば、その検出信号が持点制御
部20に入力される。持点制御部20は、これを検出し
て打込玉総数をカウントし、その打込玉総数を記憶す
る。
【0102】また、持点制御部20は、打球センサ37
により検出された発射玉の総数をカウントし、その発射
玉総数を記憶する。また、持点制御部20は、ファール
玉検出器28により検出されたファール玉総数をカウン
トし、そのファール玉総数を記憶する。。
【0103】持点制御部20は、遊技者の持点、回収玉
の個数、発射玉の個数、ファール玉の個数、および、入
賞玉の個数等の持点および玉のデータを管理している。
このような持点および玉のデータは、持点制御部20か
ら管理装置6の制御部60に送信され、その制御部60
においても管理される。
【0104】遊技制御部200は、表示制御部(図示省
略)へ可変表示装置101の表示制御内容を指令するた
めの表示指令信号(コマンドデータ)を出力する。この
表示指令信号に応じて、表示制御部が可変表示装置10
1の表示状態を制御する。
【0105】発行入金機5は、遊技用カードの発行およ
び遊技用カードへの入金を行なうために設けられたもの
である。発行入金機5においては、遊技用カードとして
発行される予定の多数のICカードがカードストッカ
(図示省略)に収納されている。
【0106】発行入金機5において、発行処理に基づき
カード発行口502から発行される遊技用カードは、発
行入金機5の内部に設けられたカードリーダライタ50
2aによりカード情報の書込みを受ける。発行入金機5
において、入金処理に基づきカード挿入排出口503か
ら挿入および排出される遊技用カードは、発行入金機5
の内部に設けられたカードリーダライタ503aにより
カード情報の読出しおよび書込みの処理を受ける。カー
ドリーダライタ503aは、発行済カードへの入金の場
合において入金額に応じて、プリペイド残金額を更新記
録する。
【0107】また、発行入金機5の内部には、前述した
カードストッカからカードリーダライタ502aまで新
規カードを搬送するカード搬送部56が設けられてい
る。新規遊技用カードの発行の際には、CPU52から
I/Oポート54を介して搬送制御信号がカード搬送部
56に与えられる。これにより、カード搬送部56が駆
動制御され、新規カードがカードストッカからカードリ
ーダライタ502aまで搬送される。このように、カー
ドリーダライタ502aに搬送された新規カードは、カ
ードリーダライタ502aによりカード情報が書込まれ
てカード発行口502から排出される。
【0108】発行入金機5においては、紙幣挿入口50
4または硬貨投入口505から現金が投入されると、現
金処理部57において、投入された現金の種別が識別さ
れる。そして、発行キー507、入金キー508および
取消キー509等の操作部により発行操作または入金操
作が行なわれると、その操作に応じて遊技用カードの発
行または遊技用カードへの入金が行なわれる。
【0109】遊技用カードの発行がなされた場合には、
発行された遊技用カードのカード情報が、CPU52か
らI/Oポート54を介して出力され、管理装置6にお
いて、I/Oポート64を経てCPU62に与えられ
る。これにより、CPU62は、新規発行遊技用カード
のカード情報を管理する。また、遊技用カードへの入金
がなされた場合には、入金が行なわれた遊技用カードに
関して、入金額等の所定の情報がCPU52からI/O
ポート54を介して出力され、管理装置6において、I
/Oポート64を経てCPU62に与えられる。これに
より、CPU62は、遊技用カードの使用状況を管理す
る。
【0110】管理装置6は、遊技場内の各種の情報を管
理するためのホール用管理コンピュータ等よりなり、遊
技場において発行された遊技用カード700の管理等の
各種の情報管理を行なう機能を有する装置である。
【0111】管理装置6の制御部60においては、各種
の情報をデータベース化して記憶するためのデータベー
ス部66にCPU62がI/Oポート64を介して接続
されている。データベース部66には、発行された遊技
用カード700のそれぞれについて、使用状況等の管理
情報がまとめられたカード管理データベースが記憶され
ている。CPU62は、遊技者による遊技用カードの使
用に応じて台間機1および発行入金機5からI/Oポー
ト64を介して受けるカード情報に基づいて、遊技用カ
ードごとの残金額等の使用状況を把握し、把握した使用
状況に基づいて、カード管理情報をI/Oポート64を
介してデータベース部66に与える。これにより、カー
ド管理データベースに最新のカード管理情報が登録され
る。カード管理データベースの具体的な記憶場所として
は、ハードディスク装置、光磁気記録装置、および、R
OM等の一般的な記憶手段が用いられる。
【0112】また、管理装置6の制御部60において
は、データベース部66に登録されたカード管理情報等
の各種情報を表示することが可能なCRT表示器等より
なる表示器65が設けられている。また、管理装置6に
おいては、キーボード等の操作部67が設けられてい
る。操作部67においては、管理装置6を操作するため
の操作指令情報を入力することが可能である。たとえ
ば、操作部67において、カード管理情報の表示を指令
する操作指令情報が入力されれば、その操作指令情報が
I/Oポート64を介してCPU62に与えられる。そ
の場合、CPU62からI/Oポート64を介してデー
タベース部66に所定のデータ読出要求情報が与えられ
る。そして、データ読出要求情報に応答して、データベ
ース部66からI/Oポート64を介してCPU62に
カード管理情報が与えられ、そのカード管理情報がRA
M61に記憶される。そして、このように、記憶された
カード管理情報がCPU62からI/Oポート64を介
して表示器65に与えられ、表示器65において、カー
ド管理情報が表示される。
【0113】また、管理装置6の制御部60において
は、停電時等においてバックアップ電源68からバック
アップ電力がRAM61に供給されるように構成されて
おり、管理装置6において管理のために記憶しているデ
ータが消去されないように構成されている。
【0114】次に、発行入金機5の制御部50の制御動
作について説明する。図10および図11は、発行入金
機5の制御動作を実行させる発行入金機制御処理の処理
内容を示すフローチャートである。
【0115】まず、ステップSa(以下単にSaとい
う)1により、カード挿入があったか否かの判断がなさ
れる。前述したカードリーダライタ503aには遊技用
カードの挿入を検出するセンサが設けられており、ここ
では、そのセンサの検出出力に基づいてカード挿入の有
無が判断されるのである。このようにカードの挿入が検
出された場合には、遊技者に対して、遊技用カードに入
金できる限度を知らせるために、プリペイド700にプ
リペイド残金額として記録できる限度額に相当する入金
上限値が表示部501において表示される。
【0116】遊技者が発行入金機5のカード挿入排出口
503に遊技用カード700を挿入しなければ、遊技用
カード700の発行とみなしてSa5に進む。一方、遊
技者が発行入金機5のカード挿入排出口503に遊技用
カードを挿入すればSa1によりYESの判断がなされ
てSa2に進み、その挿入された遊技用カード700に
記録されている記録情報をカードリーダライタ503a
により読取らせ、読取った情報に基づいて当該遊技用カ
ードが適正なカードであるか否かの判断がなされる。具
体的に、適正なカードであるか否かの判断は、カードに
記録されているセキュリィティコードや、カードID、
発行店コードを、管理装置6で管理されている遊技用カ
ードのセキュリィティコードや、カードID、発行店コ
ードとそれぞれ照合すること等により行なわれる。
【0117】Sa2により適正なカードではないと判断
された場合には、Sa3に進み、カードを返却した後、
この発行入金機制御処理が終了する。これにより、発行
入金機5における不適正なカードの使用を防ぐことがで
きる。一方、Sa2により適正なカードであると判断さ
れた場合にはSa4に進み、Sa2により読取った記録
情報により特定されるカードIDおよびプリペイド残金
額等のカード情報をRAM51(以下、この図の説明に
おいてメモリと呼ぶ)に記憶させる処理がなされる。
【0118】次に、Sa5に進み、硬貨の投入があった
か否かの判断がなされる。具体的には、前述した現金処
理部57に設けられた硬貨投入判別センサの検出信号に
基づいて、硬貨の投入の有無が判断される。硬貨の投入
があったと判断された場合は、Sa8に進み、硬貨の種
類を識別する処理がなされる。ここでは、投入された硬
貨が、500円硬貨、100円硬貨、および、それ以外
の硬貨のどれに該当するかが識別され、500円硬貨お
よび100円硬貨以外の硬貨については、無効とされ
る。その後、Sa9に進む。
【0119】一方、Sa5により硬貨の投入がなかった
と判断された場合は、Sa6に進み、紙幣の投入(挿
入)があったか否かの判断がなされる。具体的には、前
述した現金処理部57に設けられた紙幣投入判別センサ
の検出信号に基づいて、紙幣の投入の有無が判断され
る。紙幣の投入があったと判断された場合は、Sa7に
進み、紙幣の種類を識別する処理がなされる。ここで
は、投入された紙幣が、1000円紙幣であるか否かが
識別され、それ以外の紙幣については、無効とされる。
その後、Sa9に進む。一方、Sa6により紙幣の投入
がなかったと判断された場合は、後述するSa11に進
む。
【0120】Sa9に進んだ場合は、Sa7またはSa
8により識別された紙幣または貨幣の金額を加算する処
理がなされる。これにより、投入金額の合計値が求めら
れる。次に、Sa10に進み、Sa9により加算された
金額をメモリ(RAM51)に記憶させる処理がなされ
た後、Sa11に進む。このように、加算された金額が
メモリに記憶されると、その記憶情報に基づいて、表示
部501に加算結果の金額が表示される。
【0121】Sa11においては、入金キー508が押
下操作されたか否かの判断がなされる。入金キー508
が操作されたと判断された場合は、後述するSa18に
進む。一方、入金キー508が押下操作されていないと
判断された場合は、Sa12に進み、発行キー507が
押下操作されたか否かの判断がなされる。発行キー50
7が操作されていないと判断された場合は、前述したS
a5に戻る。一方、発行キー507が操作されたと判断
された場合は、Sa13に進み、前述したSa1と同様
に、遊技用カード700がカード挿入排出口503に挿
入されているか否かの判断がなされる。
【0122】遊技用カード700が挿入されていると判
断された場合は、Sa14に進み、Sa12により判断
された発行キー507の操作を無効にする処理がなされ
た後、前述したSa5に戻る。一方、遊技用カード70
0が挿入されていないと判断された場合は、Sa15に
進み、カードID取得要求情報を管理装置6に向けて送
信させる処理がなされる。管理装置6では、カードID
取得要求情報を受けた場合に、それに応じて、後述する
ように未登録のカードIDの情報を送信元の発行入金機
5に返送する。
【0123】次に、Sa16に進み、管理装置6から返
信される(図13のSd5参照)未登録のカードIDを
取得したか否かの判断がなされる。カードIDを取得し
ていないと判断された場合には、前述したSa15に戻
る。一方、カードIDを取得したと判断された場合に
は、Sa17に進み、カード搬送部56を動作させて前
述したストッカから遊技用カード700をリーダライタ
502aまで搬送し、その遊技用カード700にカード
IDおよび識別金額(遊技用カードの購入時に入金され
た金額)を記録させる処理がなされる。次に、Sa20
により管理装置6に向けて、遊技用カードの発行処理要
求、カードID、および識別金額(購入金額)を示す情
報を送信する処理がなされる。
【0124】その後、Sa21に進み、管理装置6から
の処理終了情報の返信があったか否かの判断がされる。
ここで、処理終了情報とは、管理装置6が発行処理要求
等の要求情報を受けて、その要求にしたがった処理を実
行した場合に、その処理が終了した旨を知らせるために
送信元の発行入金機5に返信する情報(図13のSd1
0参照)をいう。そして、処理終了情報の返信の返信が
あるまで待ってSa28に進み、処理の対象となってい
る遊技用カードを排出する処理がなされる。これによ
り、カード発行口502から新規の遊技用カード700
を発行させる処理がなされる。その後、この発行入金機
処理が終了する。
【0125】前述したSa11により入金キー508が
操作されたと判断されてSa18に進んだ場合は、前述
したSa1と同様に、遊技用カード700がカード挿入
排出口503に挿入されているか否かの判断がなされ
る。遊技用カード700が挿入されていないと判断され
た場合は、入金すべき対象のカードがないため、Sa1
9に進み、Sa11により判断された入金キー508の
操作を無効にする処理がなされた後、前述したSa12
に進む。
【0126】一方、遊技用カードが挿入されていると判
断された場合は、Sa22に進み、管理装置6に向け
て、入金処理要求、カードID、プリペイド残金額、お
よび、入金金額(Sa10でメモリに記憶された金額)
を示す情報を送信する処理がなされる。
【0127】次に、Sa23に進み、前述したような管
理装置6からの処理終了情報の返信があったか否かの判
断がされ、処理終了情報の返信があるまで待ってSa2
4に進む。Sa24では、入金上限エラー情報を受信し
たか否かの判断がなされる。ここで、入金上限エラーと
は、1枚の遊技用カードを対象として入金された金額が
予め定められた上限値(以下、入金上限値という)を超
えた場合に発生する異常状態である。この入金上限エラ
ーが生じたか否かは、管理装置6において判断される。
入金上限エラーが生じた場合には、後述するように、入
金上限エラーが生じた旨を示す入金上限エラー情報が、
管理装置6から発行入金機5へ送信されるのである。
【0128】Sa24により入金上限エラー情報を受信
していないと判断された場合は、Sa26に進み、前述
した入金金額とプリペイド残金額とを加算し、その加算
値を新たなプリペイド残金額として遊技用カード700
において更新記録する処理がなされる。その後、後述す
るSa27に進む。
【0129】一方、Sa24により入金上限エラー情報
を受信したと判断された場合は、Sa25に進み、前述
した入金上限エラーが発生した旨を表示部501に表示
させる処理と、入金上限値を超えないことになる金額を
プリペイド残金額に加算し、その加算結果の金額をプリ
ペイド残金額として記録する処理と、入金上限値を超え
た分の金額を返却口506から現金で返却する処理とが
行なわれる。その後、Sa27に進む。ここで、入金上
限値を超えないことになる金額の加算は、次のように行
なう、すなわち、図15を用いて後述するように、入金
上限エラーが発生した場合は、入金上限値を超える金額
を示す情報が返信されてくるため、その金額情報に基づ
いて、入金上限値を超えないことになる加算値を求めて
加算する。
【0130】Sa27に進んだ場合は、Sa25または
Sa26による加算後のプリペイド残金額を表示部50
1に表示させる処理がなされる。これにより、入金後の
プリペイド残金額が遊技者に示される。次に、Sa28
に進み、処理の対象となっている遊技用カードを排出す
る処理がなされる。これにより、入金の対象となった遊
技用カードをカード挿入排出口503から排出させる処
理がなされる。その後、発行入金機処理が終了する。
【0131】次に、台間機1の制御部10の制御動作に
ついて説明する。図12は、台間機1の制御動作を実行
させる台間機制御処理の処理内容を示すフローチャート
である。
【0132】まず、ステップSb(以下単にSbとい
う)1により、カード挿入があったか否かの判断がなさ
れ、あるまで待機する。そのように待機をしている場合
には、このフローチャートに示されていない別のステッ
プにより、前述した図8の(a)に示されるような待機
画面が表示される。前述したカードリーダライタ18に
は遊技用カード700の挿入を検出するセンサが設けら
れており、ここでは、そのセンサの検出出力に基づいて
カード挿入の有無が判断されるのである。
【0133】遊技者が台間機1に遊技用カードを挿入す
ればSb1によりYESの判断がなされてSb2に進
み、その挿入された遊技用カード700に記録されてい
る記録情報をカードリーダライタ18により読取らせる
ための制御が行なわれる。そしてSb3に進み、読取っ
た情報に基づいて当該遊技用カード700が適正なカー
ドであるか否かの判断がなされる。具体的に、適正なカ
ードであるか否かの判断は、カードに記録されているセ
キュリィティコードや、カードID、発行店コードを、
管理装置6で管理されている遊技用カードのセキュリィ
ティコードや、カードID、発行店コードとそれぞれ照
合すること等により行なわれる。
【0134】Sb3により適正なカードでないと判断さ
れた場合には、Sb4に進み、図8の(b)に示される
ようなエラー表示画面を表示させるエラー表示処理を行
なう。これにより、不適正なカードであることを遊技者
に知らせることができる。そして、Sb5へ進み、カー
ドを返却した後、この台間機制御処理が終了する。これ
により、台間機1における不適正なカードの使用を防ぐ
ことができる。
【0135】一方、Sb3により適正なカードであると
判断された場合にはSb6に進み、Sb2により読取っ
た記録情報により特定されるカードID等のカード情報
をRAM11(以下、この図の説明においてメモリと呼
ぶ)に記憶させる処理がなされる。そして、Sb7に進
み、読取った記録情報により特定されるプリペイド残金
額を、図8の(c)に示されるように、台間機表示部1
7において表示させる処理がなされる。この時点では、
このフローチャートに示されていない別のステップによ
り、図8の(c)に示されるようなプリペイド残金額以
外の情報も含む通常遊技中画面が表示されている。
【0136】そして、Sb8に進み、前述した玉貸キー
176の操作(押下操作)があったか否かの判断がなさ
れる。操作があった場合には、後述するSb9に進む。
一方、操作がない場合にはSb14に進み、前述した返
却キー177の操作(押下操作)があったか否かの判断
がなされる。返却キー177の操作がない場合には、前
述したSb8に戻る。一方、返却キー177の操作があ
った場合には、Sb15に進み、返却処理要求、カード
ID、カードに記録されているプリペイド残金額、およ
び、現在の持点(持点制御部20から与えられる持点情
報に基づいて把握する)を示す情報を管理装置6に向け
て送信する処理がなされる。また、Sb14により返却
キー177の操作が行なわれたと判断された場合には、
このフローチャートに示されていない別のステップによ
り、図8の(g)に示される画面が表示される。
【0137】次に、Sb16に進み、前述した処理終了
情報の返信を受けたか否かの判断がなされる。Sb16
においては、処理終了情報の返信を受けるまで待ってS
b17に進む。処理終了情報の返信を受けてSb17に
進んだ場合は、獲得合計上限エラー情報(後述する図1
4のSe6により送信されるエラー情報)を受信したか
否かの判断がなされる。ここで、獲得合計上限エラー情
報とは、1枚の遊技用カードを対象として、カードに記
録されている獲得金額と、持点を金額に変換した金額と
の合計金額が予め定められた上限値(以下、獲得合計上
限値という)を超えた場合に発生する異常状態である。
この獲得合計上限エラーが生じたか否かは、管理装置6
において判断される。獲得合計上限エラーが生じた場合
には、後述するように、獲得合計上限エラーが生じた旨
を示す獲得合計上限エラー情報が、管理装置6から発行
入金機5へ送信されるのである(図14参照)。
【0138】Sb17により獲得合計上限エラー情報を
受信したと判断された場合には、このフローチャートに
示されていない別のステップにより、図8の(i)に示
される画面が表示され、獲得合計上限エラーである旨が
表示される。そして、Sb18に進み、図8の(j)に
示すように、獲得合計上限値を超えた持点を貯蓄する旨
を台間機表示部17に表示することにより遊技者に報知
する処理がなされた後、Sb19に進む。一方、Sb1
7により獲得合計上限エラー情報を受信していないと判
断された場合には、このフローチャートに示されていな
い別のステップにより、図8の(h)に示される画面が
表示された後、Sb19に進む。
【0139】Sb19に進んだ場合は、遊技用カード7
00において、前述した変換処理要求の送信に応じて管
理装置6から返信された獲得合計金額(図14のSe8
参照)を更新された獲得金額として記録し、これにより
獲得金額の記録情報を更新する処理がなされる。次に、
Sb20に進み、通常遊技中画面において表示していた
残金額および持点数を消去する処理がなされる。そし
て、Sb21に進んでメモリをクリアする処理がなされ
る。そして、Sb22に進み、遊技用カードを返却する
処理がなされた後、この台間機制御処理が終了する。こ
のように、遊技用カードを返却する処理がなされた場合
には、このフローチャートに示されていない別のステッ
プにより、図8の(e)に示される画面が表示される。
【0140】また、前述したSb8により玉貸キー17
6の操作があったと判断されてSb9に進んだ場合は、
プリペイド残金額が0円よりも多いか否かの判断がなさ
れる。このパチンコ遊技機2の場合、入金が持点付与単
位額(たとえば500円)を最少入金額として入金を受
付けるため、Sb9により0円よりも多いと判断された
場合は、少なくとも、玉貸に必要な最低限のプリペイド
残金額(たとえば100円)がある。
【0141】Sb9により0円よりも多くないと判断さ
れた場合は、前述したSb8に戻る。一方、Sb9によ
り0円よりも多いと判断された場合は、Sb10に進
み、持点付与単位数の持点を遊技者に付与するための指
令(持点付与指令信号)を持点制御部20に出力する処
理がなされる。これにより、持点付与単位数の持点が遊
技者に付与される( たとえば、500円に対して125
点)。このような指令が出されると、付与された持点を
示す情報が持点制御部20から制御部10に与えられ
る。これにより、制御部10においては、持点数を把握
する。次に、Sb11に進み、Sb10による持点数に
相当する金額(たとえば500円)をメモリ上で減算す
る処理がなされる。これにより、持点の付与に応じたプ
リペイド残金額が引落とされる。このような引落としが
行なわれた場合には、このフローチャートに示されてい
ない別のステップにより、図8の(d)に示されるよう
に、引落としにしたがってプリペイド残金額および持点
を更新する画面が表示される。
【0142】次に、Sb12に進み、Sb11による減
算後のプリペイド残金額を遊技用カード700に記録す
る処理がなされる。これにより、遊技用カード700に
おけるプリペイド残金額の記憶情報が減算更新される。
その後、前述したSb8に進む。
【0143】次に、管理装置6の制御部60の制御動作
について説明する。図13は、管理装置6の制御動作を
実行させる管理装置制御処理の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【0144】まず、ステップSd(以下単にSdとい
う)1により、発行入金機5から発行処理要求があるか
否かの判断がなされる。発行処理要求がないと判断され
た場合は、後述するSd4に進む。一方、発行処理要求
があると判断された場合は、Sd2に進み、発行処理要
求とともに送られてくるカードIDおよび識別金額(購
入金額)を受信する処理がなされる。そして、Sd3に
進み、前述したカード管理データベースにおいて、受信
したカードIDを検索し、該当するカードIDに対応す
るデータを読出す。そして、その読出したデータにおい
て、受信した識別額を購入金額として新規に記憶する処
理がなされる。その後、後述するSd10に進む。
【0145】また、前述したSd1により、発行処理要
求がないと判断されてSd4に進んだ場合は、発行入金
機5からカードID取得要求があるか否かの判断がなさ
れる。カードID取得要求がないと判断された場合は、
後述するSd6に戻る。一方、カードID取得要求があ
ると判断された場合は、Sd5に進み、前述したカード
管理データベースにおいて未登録のカードIDを検索
し、検索により得られた未登録のカードIDを、新たな
データの管理対象としてカード管理データベースに登録
記憶する。そして、その登録したカードIDを、カード
ID取得要求の送信元の発行入金機5へ送信(返信)す
る処理がなされる。その後、後述するSd10に進む。
【0146】また、前述したSd4により、発行入金機
5からカードID取得要求がないと判断されてSd6に
進んだ場合は、台間機1から返却処理要求があるか否か
の判断がなされる。返却処理要求がないと判断された場
合は、後述するSd8に進む。一方、返却処理要求があ
ると判断された場合は、Sd7に進み、遊技用カード7
00の返却に対応した処理を行なうカード返却処理が実
行される。カード返却処理の詳細な処理内容について
は、図14を用いて後述する。Sd7の後、後述するS
d10に進む。
【0147】また、前述したSd6により、台間機1か
ら返却処理要求がないと判断されてSd8に進んだ場合
は、発行入金機1から入金処理要求があるか否かの判断
がなされる。入金処理要求がないと判断された場合は、
後述するSd10に進む。一方、入金処理要求があると
判断された場合は、Sd9に進み、入金に対応した処理
を行なうカード入金処理が実行される。カード入金処理
の詳細な処理内容については、図15を用いて後述す
る。Sd9の後、Sd10に進む。
【0148】この管理装置制御処理においては、前述し
たように管理装置6が外部から受けた各種要求に対応す
る処理が済んだことによりSd10に進む。Sd10に
進んだ場合は、データの記憶処理等のデータベースにつ
いての処理が終了した旨を示す処理終了情報を、管理装
置制御処理の対象となった要求情報の送信元の装置へ返
信する処理がなされる。Sd10の後、この管理装置制
御処理が終了する。
【0149】次に、前述したSd7によるカード返却処
理の処理内容を説明する。図14は、カード返却処理の
処理内容を示すフローチャートである。
【0150】まず、ステップSe(以下、単にSeとい
う)1により、台間機1から返却処理要求の情報に付随
して送信されてきたカードID、獲得残金額、および、
持点を示す情報を受信する処理がなされる。
【0151】次に、Se2に進み、受信した持点を遊技
場により予め定められた換金率(円/点)を用いて金額
αに変換する処理がなされる。具体的に、Se2では、
α=持点×変換率という演算式を用いて金額が求められ
る。次に、Se3に進み、Se2により得られた金額α
と受信した獲得残金額との合計値(α+獲得残金額)を
求め、その合計値と、カード管理データベースにおいて
予め設定された獲得合計上限値とを比較する処理がなさ
れる。このようにして獲得合計上限値と比較される合計
値は、以下の説明において、獲得合計金額と呼ぶ。
【0152】次に、Se4に進み、前述した獲得合計金
額(α+獲得残金額)が、前述した獲得合計上限値を超
えているか否かの判断がなされる。Se4により獲得合
計上限値を超えていないと判断された場合は、後述する
Se8に進む。一方、Se4により獲得合計上限値を超
えていると判断された場合は、Se5に進み、貯蓄持点
数βを求める処理がなされる。ここで、このパチンコ遊
技機2が設けられた遊技場では、前述した獲得合計金額
(α+獲得残金額)が前述した獲得合計上限値を超える
場合には、その超過分が持点として貯蓄される。以下、
このような持点を貯蓄持点という。したがって、Se5
では、獲得合計上限値を超える超過分の獲得合計金額を
貯蓄持点に変換する処理が行なわれる。具体的に、Se
5では、「β={(α+獲得残金額)−獲得合計上限
値}÷換金率」という演算式を用いて貯蓄持点数βが求
められる。この場合の換金率は、前述したSe2での演
算に用いられる換金率である。
【0153】次に、Se6に進み、前述した獲得合計金
額が獲得合計値上限を超えたことに応じて、前述した獲
得合計上限エラー情報を送信元の台間機1へ返信する処
理がなされる。次に、Se7に進み、前述したカード管
理データベースにおいて、Se1により受信したカード
IDを検索し、該当するカードIDに対応する遊技用カ
ードのデータを読出す。そして、その読出したデータに
おいて、Se5により求められた貯蓄持点数βを加算記
憶する処理がなされる。この貯蓄持点数βは、累積的に
加算記憶されるようになっている。Se7の後、Se8
に進む。
【0154】Se8に進んだ場合は、カード管理データ
ベースにおいて、前述した合算金額を、Se1により受
信したカードIDに対応した遊技用カード700のデー
タの獲得金額として更新記憶する処理がなされる。これ
により、遊技用カード700が返却される際には、獲得
金額のデータが更新される。このSe8において更新記
憶される獲得金額としては、前述したSe4により獲得
合計金額が獲得合計値上限値を超えないと判断された場
合はその獲得合計金額がそのまま記憶され、一方、前述
したSe4により獲得合計金額が獲得合計上限値を超え
たと判断された場合は貯蓄持点数βに変換された超過分
を減じた獲得合計金額、すなわち、前述した獲得合計上
限値と同一値が記憶される。
【0155】次に、Se9に進み、Se8により更新記
憶された獲得合計金額と、Se7により更新記憶された
貯蓄持点数とを示す情報を返却処理要求情報の送信元の
台間機1へ返信する処理がなされる。Se9の後、この
カード返却処理が終了する。
【0156】次に、前述したSd9によるカード入金処
理の処理内容を説明する。図15は、カード入金処理の
処理内容を示すフローチャートである。
【0157】まず、ステップSf(以下、単にSfとい
う)1により、発行入金機5から入金処理要求の情報に
付随して送信されてきたカードID、プリペイド残金
額、および、入金金額を示す情報を受信する処理がなさ
れる。
【0158】次に、Sf2に進み、受信した入金金額お
よびプリペイド残金額を加算し、その加算値と、カード
管理データベースにおいて予め設定された入金上限値と
を比較する処理がなされる。このようにして入金上限値
と比較される合計値は、以下の説明において、合計プリ
ペイド金額とよばれる。
【0159】次に、Sf3に進み、前述した合計プリペ
イド金額(プリペイド残金額+入金金額)が前述した入
金上限値を超えているか否かの判断がなされる。Sf3
により入金上限値を超えると判断された場合は、後述す
るSf6に進む。一方、Sf3により入金上限値を超え
ていないと判断された場合は、Sf4に進み、前述した
入金上限エラー情報を送信元の発行入金機5へ返信する
処理がなされる。次に、Sf5に進み、前述した合計プ
リペイド金額から前述した入金上限値を減算することに
より合計プリペイド金額のうちの入金上限値を超える超
過分の金額を求め、求めた金額を示す情報を送信元の発
行入金機5へ返信する処理がなされる。Sf5の後、S
f6に進む。
【0160】Sf6に進んだ場合は、前述したカード管
理データベースにおいて、Sf1により受信したカード
IDを検索し、該当するカードIDに対応する遊技用カ
ードのデータを読出す。そして、その読出したデータに
おいて、新たなプリペイド残金額を更新記憶させる処理
がなされる。これにより、入金がなされた場合には、カ
ード管理データベースにおいてプリペイド残金額が更新
記憶される。このSf6において更新記憶されるプリペ
イド残金額としては、前述したSf3により合計プリペ
イド金額が入金上限値を超えない場合はその合計プリペ
イド金額がそのまま記憶され、一方、前述したSf3に
より合計プリペイド金額が入金上限値を超えた場合は合
計プリペイド金額からSf5により求められた超過分の
金額を減じた金額、すなわち、前述した入金上限値と同
一値が記憶される。Sf6の後、この処理が終了する。
【0161】次に、管理装置6のデータベース部66に
記憶されているデータの一例を説明する。図16は、管
理装置6のデータベース部66に記憶されているデータ
の一例を表形式で示す図である。この図16は、前述し
たカード管理データベースに登録されたデータの一部を
示すものである。
【0162】図16を参照して、データベース部66に
記憶されているデータの一部として、カード管理ファイ
ルが含まれる。このカード管理ファイルにおいては、カ
ードIDごとに、プリペイド金額管理用データ(現金
分)として、プリペイド残金額[円]、および、その上
限金額(前述した入金上限値)[円]の情報が含まれ、
獲得金額管理用データ(現金分)として、精算持点(金
額変換されていない持点)[点]、精算金額(前述した
獲得合計金額)[円]、上限金額(前述した獲得合計上
限値)[円]、および、貯蓄持点[点]の情報が含まれ
ている。
【0163】ここで、代表例として、カードIDが「0
11」および「012」のデータを説明する。カードI
Dが「011」の遊技用カードについては、入金する場
合の入金上限値が10000円であるため、遊技用カー
ド残金額が入金上限値である10000円に制限されて
いる。また、その遊技用カードは、返却処理が行なわれ
た時点での持点(精算持点)が20000点であり、そ
の持点を前述したように金額に変換し、獲得残金額と合
算した獲得合計金額(精算金額)が50000点になっ
ている。この場合の獲得合計金額の上限値である獲得合
計上限値が50000点であり、獲得合計金額が獲得合
計上限値を超えていないので、貯蓄持点は0点である。
また、カードIDが「012」の遊技用カードについて
は、返却処理が行なわれた時点での持点(精算持点)が
30000点であり、その持点を前述したように金額に
変換し、獲得残金額と合算した獲得合計金額(精算金
額)が75000円になっている。この場合は、獲得合
計金額が獲得合計金額の上限値(50000円)を超え
ており、その超過分の金額(25000円)が前述した
ような換金率を用いて持点(10000点)に変換さ
れ、その持点が貯蓄持点として貯蓄される。
【0164】以下に、この第1実施形態において得られ
る効果をまとめて説明する。遊技用カード700に記録
される遊技者所有の有価価値について、プリペイド残金
額の大きさが予め定められた入金上限値以下に制限され
る。このため、遊技用カード700の記録情報により特
定される遊技者所有の有価価値がプリペイド金額の面か
ら大きくなり過ぎることが防がれるので、紛失または盗
難等により遊技者が遊技用カード700を失った場合に
おける遊技者の損害を軽減することができる。
【0165】また、遊技用カード700に記録される遊
技者所有の有価価値について、獲得金額の大きさが予め
定められた獲得合計上限値以下に制限される。このた
め、遊技用カード700の記録情報により特定される遊
技者所有の有価価値が獲得金額の面から大きくなり過ぎ
ることが防がれるので、紛失または盗難等により遊技者
が遊技用カード700を失った場合における遊技者の損
害を軽減することができる。
【0166】また、遊技用カード700に記録される遊
技者所有の有価価値について、プリペイド残金額の大き
さおよび獲得金額の大きさが、それぞれ上限値以下に制
限される。このため、遊技用カード700に記録情報に
より特定される遊技者所有の有価価値がプリペイド金額
の面および獲得金額の面の両方から大きくなり過ぎるこ
とが防がれるので、紛失または盗難等により遊技者が遊
技用カード700を失った場合における遊技者の損害を
軽減することができる。
【0167】また、プリペイド金額については、入金上
限値を超えた超過分の金額が遊技者に返却されるため、
その超過分が遊技者にとって不利益なものとならないよ
うにすることができる。
【0168】また、獲得金額については、獲得合計上限
値を超えた超過分の獲得金額が遊技に使用可能な持点
(貯蓄持点)として遊技者に付与されるため、その超過
分が遊技者にとって不利益なものとならないようにする
ことができる。
【0169】また、入金上限値を超えた超過分の獲得金
額が、遊技に使用可能な価値である貯蓄持点として遊技
場に預入れられることにより遊技者に付与されるため、
その超過分が遊技者にとって不利益なものとならないよ
うにすることができる。
【0170】また、遊技用カード700に記録された獲
得金額は、遊技場での景品交換が行なえる他、遊技用カ
ード700の使用を認めた一般商店において、商品購入
のために電子マネーとして使用できるため、遊技者が遊
技により獲得した価値の使用用途を拡大することができ
る。その結果、遊技用カードの使用を促進することがで
きる。
【0171】また、遊技用カード700には、入金がで
きる。このように遊技用カードに入金が可能であれば、
プリペイド残金額がなくなっても、入金によりプリペイ
ド残金額を増やすことができることにより、プリペイド
残金額が加算更新される限り遊技用カードを継続的に使
用することができる。このため、基本的に、遊技者1人
に対して遊技用カード700を1つ発行すれば、遊技者
が1つの遊技用カード700を継続的に使用することが
可能になるので、遊技用カード700の発行数をさらに
低減することができる。その結果、遊技用カード700
の運用費用のうちの発行に関わる費用を低減することが
できる。
【0172】第2実施形態 次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態にお
いては、プリペイド残金額と獲得金額とを合算した合計
値に対しての制限をする例を説明する。この第2実施形
態においては、前述した第1実施形態と異なる部分を主
に説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる主な
点は、前述したカード返却処理の内容およびカード入金
処理の内容である。
【0173】図17は、第2実施形態によるカード返却
処理の処理内容を示すフローチャートである。この図1
7のカード返却処理は、前述した図14のカード返却処
理と置換えられるものである。
【0174】ここで、第2実施形態の場合、前述した図
12の台間機制御処理のSb15により送信される情報
にプリペイド残金額が加えられる。まず、ステップSg
(以下、単にSgという)1により、台間機1から返却
処理要求の情報に付随して送信されてきたカードID、
獲得残金額、プリペイド残金額、および、持点を示す情
報を受信する処理がなされる。
【0175】次に、Sg2に進み、前述したSe2と同
様に、受信した持点を予め定められた換金率(円/点)
を用いて金額αに変換する処理がなされる。次に、Sg
3に進み、Sg2により得られた金額αと受信した獲得
残金額と受信したプリペイド残金額との合計値(α+獲
得残金額+プリペイド残金額)を求め、その合計値と、
カード管理データベースにおいて予め設定された金額合
計上限値とを比較する処理がなされる。このようにして
金額合計上限値と比較される合計値は、以下の説明にお
いて、金額合計値と呼ぶ。
【0176】次に、Sg4に進み、前述した金額合計値
(α+獲得残金額+プリペイド残金額)が、前述した金
額合計上限値を超えているか否かの判断がなされる。S
g4により金額合計上限値を超えていないと判断された
場合は、後述するSg8に進む。一方、Sg4により金
額合計上限値を超えていると判断された場合は、Sg5
に進み、獲得持点数γを求める処理がなされる。ここ
で、この第2実施形態によるパチンコ遊技機2が設けら
れた遊技場では、前述した金額合計値(α+獲得残金額
+プリペイド残金額)が前述した金額合計上限値を超え
る場合には、その超過分が獲得持点として遊技者に付与
され、遊技用カードに記録される。したがって、Sg5
では、金額合計上限値を超える超過分の金額を獲得持点
に変換する処理が行なわれる。具体的に、Sg5では、
「γ={(α+獲得残金額+プリペイド残金額)−金額
合計上限値}÷換金率」という演算式を用いて獲得持点
数γが求められる。この場合の換金率は、前述したSg
2での演算に用いられる換金率である。第2実施形態の
場合の獲得持点は、第1実施形態で用いられた貯蓄持点
の代わりに用いられる価値であり、前述した図12の台
間機制御処理を第2実施形態に適用する場合においては
前述した貯蓄持点と同様に扱われる。獲得持点は、遊技
場によって定められた有効期間中(たとえば獲得持点を
得た当日限り等の期間)に限り、景品交換が可能な持点
としての価値を有する。
【0177】次に、Sg6に進み、前述した金額合計値
が金額合計上限値を超えたことに応じて、そのような異
常状態が発生した旨を示す金額合計上限エラー情報を送
信元の台間機1へ返信する処理がなされる。ここで、金
額合計上限エラー情報は、前述した獲得合計上限値エラ
ー情報の代わりに出力されるエラー情報である。この場
合、返却処理要求の送信元の台間機1においては、図1
2に示されたSb17において、金額合計上限エラー情
報を受けたか否かを判断し、受けたと判断した場合にS
b18に進み、受けていないと判断された場合に、Sb
19に進む処理を行なう。この場合、Sb19において
は、貯蓄持点の代わりに、後述するSg9により管理装
置6から返信された獲得持点数が遊技用カードにおいて
更新記録される。具体的に、獲得持点数は、図7を用い
て前述した獲得持点931の領域に記録される。また、
この場合、Sb18においては、前述した獲得合計上限
値を超えた持点を貯蓄する旨の報知の代わりに、獲得合
計上限値を超えた持点を獲得持点として付与する旨の報
知が台間機表示部17の表示により行なわれる。
【0178】次に、Sg7に進み、カード管理データベ
ースにおいて、Sg1により受信したカードIDを検索
し、該当するカードIDに対応する遊技用カードのデー
タを読出す。そして、その読出したデータにおいて、S
g5により求められた獲得持点数γを加算記憶する処理
がなされる。ここで、獲得持点は、遊技場によって定め
られた有効期間中(たとえば獲得持点を得た当日限り等
の期間)に限り、景品交換が可能な持点としての価値を
有する。したがって、有効期間を過ぎた場合、この獲得
持点は無効となる。このように、前述した貯蓄持点とい
う価値の代わりに、獲得持点という価値を用いる点がこ
の第2実施形態における第1実施形態との相違点の一つ
である。景品交換が可能なこの獲得持点数は、累積的に
加算記憶されるようになっている。Sg7の後、Sg8
に進む。
【0179】Sg8に進んだ場合は、カード管理データ
ベースにおいて、獲得合計金額を、Sg1により受信し
たカードIDに対応した遊技用カードのデータの獲得金
額として更新記憶する処理がなされる。これにより、遊
技用カード700が返却される際には、獲得金額のデー
タが更新される。このSg8において更新記憶される獲
得金額としては、前述したSg4により金額合計値が金
額合計上限値を超えていないと判断された場合はその金
額合計値がそのまま記憶され、一方、前述したSg4に
より金額合計値が金額合計上限値を超えたと判断された
場合は獲得持点数γに変換された超過分を減じた金額合
計値、すなわち、前述した金額合計上限値と同一値が記
憶される。
【0180】次に、Sg9に進み、Sg8により更新記
憶された金額合計値と、Sg7により更新記憶された獲
得持点数とを示す情報を返却処理要求情報の送信元の台
間機1へ返信する処理がなされる。Sg9の後、このカ
ード返却処理が終了する。
【0181】図18は、第2実施形態によるカード入金
処理の処理内容を示すフローチャートである。この図1
8のカード入金処理は、前述した図15のカード入金処
理と置換えられるものである。
【0182】ここで、第2実施形態の場合、前述した図
11の台間機制御処理のSa22により送信される情報
に獲得残金額が加えられる。まず、ステップSh(以
下、単にShという)1により、発行入金機5から入金
処理要求の情報に付随して送信されてきたカードID、
プリペイド残金額、獲得残金額、および、入金金額を示
す情報を受信する処理がなされる。
【0183】次に、Sh2に進み、受信した入金金額と
プリペイド残金額と獲得残金額とを加算し、その加算値
と、カード管理データベースにおいて予め設定された金
額合計上限値とを比較する処理がなされる。このように
して金額合計上限値と比較される合計値は、以下の説明
において、金額合計値とよばれる。
【0184】次に、Sh3に進み、前述した金額合計値
(プリペイド残金額+入金金額+獲得残金額)が前述し
た金額合計上限値を超えるか否かの判断がなされる。S
h3により金額合計上限値を超えると判断された場合
は、後述するSh6に進む。一方、Sh3により金額合
計上限値を超えていないと判断された場合は、Sh4に
進み、前述した金額合計上限エラー情報を送信元の発行
入金機5へ返信する処理がなされる。ここで、金額合計
上限エラー情報は、前述した入金上限エラー情報の代わ
りに出力されるエラー情報である。この場合、入金処理
要求の送信元の発行入金機5においては、図11に示さ
れたSa24において、金額合計上限エラー情報を受け
たか否かを判断し、受けたと判断した場合にSa25に
進んで前述した入金上限エラーの代わりに金額合計上限
エラーを表示し、受けていないと判断された場合に、S
a26に進む処理を行なう。
【0185】次に、Sh5に進み、前述した金額合計値
から前述した金額合計上限値を減算することにより金額
合計値のうちの金額合計上限値を超える超過分の金額を
求め、求めた金額を示す情報を送信元の発行入金機5へ
返信する処理がなされる。Sh5の後、Sh6に進む。
【0186】Sh6に進んだ場合は、カード管理データ
ベースにおいて、Sh1により受信したカードIDを検
索し、該当するカードIDに対応する遊技用カードのデ
ータを読出す。そして、その読出したデータにおいて、
新たなプリペイド残金額を更新記憶させる処理がなされ
る。これにより、入金がなされた場合には、カード管理
データベースにおいてプリペイド残金額が更新記憶され
る。このSh6において更新記憶されるプリペイド残金
額としては、前述したSh3により金額合計値が金額合
計上限値を超えない場合はその金額合計値がそのまま記
憶され、一方、前述したSh3により金額合計値が金額
合計上限値を超えない場合は金額合計値からSh5によ
り求められた超過分の金額を減じた金額、すなわち、前
述した金額合計上限値と同一値が記憶される。Sh6の
後、この処理が終了する。
【0187】次に、管理装置6のデータベース部66に
記憶されているデータの一例を説明する。図19は、第
2実施形態による管理装置6のデータベース部66に記
憶されているデータの一例を表形式で示す図である。こ
の図19は、前述したカード管理データベースに登録さ
れたデータの一部を示すものである。
【0188】図19を参照して、データベース部66に
記憶されているデータの一部として、カード管理ファイ
ルが含まれる。このカード管理ファイルにおいては、カ
ードIDごとに、プリペイド残金額[円]、精算持点
(金額変換されていない持点)[点]、精算金額(前述
した金額合計値)[円]、上限金額(前述した金額合計
上限値)[円]、および、獲得持点[点]の情報が含ま
れている。
【0189】ここで、代表例として、カードIDが「0
01」のデータを説明する。この場合、遊技者の獲得合
計金額は精算持点に換金率を乗じて得られる金額であ
り、その金額にプリペイド残金額を加算して得られる金
額が精算金額となる。したがって、カードIDが「00
1」の遊技用カードについては、遊技者の獲得合計金額
が精算持点20000円に換金率を乗じて得られる金額
50000円であり、その金額にプリペイド残金額50
00円を加算して得られる精算金額、すなわち、金額合
計値が55000円となっている。この場合には、金額
合計上限値が60000円に設定されているため、獲得
持点は0点となっている。これに対し、カードIDが
「002」のデータの場合は、精算持点に換金率を乗じ
て得られる金額にプリペイド残金額を加算して得られる
金額が金額合計上限値を超えるため、金額合計値が60
000円に制限され、その超過分が金額から持点に変換
された後、獲得持点として遊技者に付与されている。
【0190】この第2実施形態によれば、次のような効
果を得ることができる。遊技用カード700に記録され
る遊技者所有の有価価値について、プリペイド残金額の
大きさと獲得合計金額の大きさとを合計した金額合計値
の大きさが予め定められた金額合計上限値以下に制限さ
れる。このため、遊技用カード700の記録情報により
特定される遊技者所有の有価価値としてのプリペイド残
金額および獲得合計金額の合計が大きくなり過ぎること
が防がれるので、紛失または盗難等により遊技者が記録
媒体を失った場合における遊技者の損害を軽減すること
ができる。また、プリペイド残金額の大きさと獲得合計
金額の大きさとを一体としてまとめて制限することがで
き、これにより、上限値の設定等、遊技用カード700
の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値の上
限値の管理が容易になる。また、金額合計値の大きさが
金額合計上限値を超えた場合に、その超過分が獲得持点
となる。このような獲得持点は、一般景品にも交換でき
るし、現金化可能な特殊景品にも交換できる。このた
め、金額合計値の大きさが金額合計上限値を超えた場合
であっても、遊技者が損をしないようになる。
【0191】その他、第2実施形態において第1実施形
態と共通の構成部分について得られる特徴的な効果は、
当然ながら第2実施形態の構成に適応する範囲内で得ら
れる。
【0192】第3実施形態 次に、第3実施形態を説明する。この第3実施形態にお
いては、遊技用カード700自体で、前述したプリペイ
ド残金額および獲得金額を制限する例を説明する。この
第3実施形態においては、前述した第1および第2実施
形態と異なる部分を主に説明する。
【0193】まず、遊技用カード700自体でプリペイ
ド残金額および獲得金額を制限する例を第1実施形態に
適用する場合には、次のような構成を採用する。
【0194】図7を参照して、遊技用カード700に
は、ROM702bに制御プログラムを記録することが
可能である。したがって、このROM702bに、前述
した図14に示されたSe1〜Se9と同様のステップ
を含む制御用プログラムおよびその制御用プログラムの
実行に必要なデータと、図15に示されたSf1〜Sf
6と同様のステップを含む制御用プログラムおよびその
制御用プログラムの実行に必要なデータとをそれぞれ記
録し、それらの制御用プログラムを実行することによ
り、遊技用カード700自体で、前述したプリペイド残
金額および獲得金額を制限するようにしてもよい。
【0195】この場合には、プリペイド残金額および獲
得金額を制限する処理を行なうために必要となる前述し
たデータのうち、プリペイド残金額等のカード記録情報
に基づいて遊技用カード700自体で把握できるデータ
は、遊技用カード700の記録情報を用い、それ以外に
必要なデータは、遊技用カード700が挿入されている
台間機1や発行入金機5から受けて用いる。また、前述
したSe6におけるエラー情報の返信は台間機1に対し
て行ない、Sf4におけるエラー情報の返信は発行入金
機5に対して行なう。また、Sf5における金額情報の
返信も、同様に、発行入金機5に対して行なう。また、
前述したSe7、Se8、および、Sf6における情報
の記憶は、データベースにおいて行なわれるのではな
く、遊技用カード700自体で行なう処理となる。ま
た、Se9による情報の送信先は台間機1となり、台間
機1はその情報を管理装置6に送信する。そして、管理
装置6は、その情報を受信し、データベースにより各遊
技用カードの管理を行なう。
【0196】次に、遊技用カード700自体でプリペイ
ド残金額と獲得金額とを合算した金額合計値を制限する
例を第2実施形態に適用する場合には、次のような構成
を採用する。
【0197】前述したROM702bに、前述した図1
7に示されたSg1〜Sg9と同様のステップを含む制
御用プログラムおよびその制御用プログラムの実行に必
要なデータと、図18に示されたSh1〜Sh6と同様
のステップを含む制御用プログラムおよびその制御用プ
ログラムの実行に必要なデータとをそれぞれ記録し、そ
れらの制御用プログラムをCPU702aによって実行
することにより、遊技用カード700自体(具体的には
ICカードマイクロコンピュータ702)で、前述した
金額合計値を制限するようにしてもよい。
【0198】この場合には、金額合計値を制限する処理
を行なうために必要となる前述したデータのうち、プリ
ペイド残金額等のカード記録情報に基づいて遊技用カー
ド700自体で把握できるデータは、遊技用カード70
0の記録情報を用い、それ以外に必要なデータは、遊技
用カード700が挿入されている台間機1や発行入金機
5から受けて用いる。また、前述したSg6におけるエ
ラー情報の返信は、台間機1に対して行ない、Sh4に
おけるエラー情報の返信は、発行入金機5に対して行な
う。また、Sh5における金額情報の返信も、同様に、
発行入金機5に対して行なう。また、前述したSg7、
Sg8、および、Sh6における情報の記憶は、データ
ベースにおいて行なわれるのではなく、遊技用カード7
00自体で行なう処理となる。また、Sg9による情報
の送信先は台間機1となり、台間機1はその情報を管理
装置6に送信する。そして、管理装置6は、その情報を
受信し、データベースにより各遊技用カードの管理を行
なう。
【0199】このように遊技用カード700自体で、前
述したプリペイド残金額および獲得金額を制限する場合
には、前述したような管理装置6でプリペイド残金額お
よび獲得金額を制限する処理を行なわなくて済む。した
がって、管理装置6における遊技用カード700の記録
情報により特定される遊技者所有の有価価値(プリペイ
ド残金額,獲得金額)の制限に関する処理負担を軽減す
ることができる。また、遊技用カードに記録された獲得
金額等の記録情報の更新および制限が、遊技用カード7
00と台間機1との間、および、遊技用カード700と
発行入金機5との間のように、1対1での情報のやり取
りにより実現できる。このため、このような場合には、
管理装置6が複数の台間機1および発行入金機5との間
で情報のやり取りをする場合と比べて、情報の交信状態
が混雑しないことにより、遊技用カードの記録情報の更
新および制限をする場合の処理処理速度を高速化するこ
とが可能になる。
【0200】なお、ここでは、遊技用カード700自体
で、前述したプリペイド残金額および獲得金額を制限す
る制御用プログラムが、ROM702bに記録されて実
行される例を示したが、これに限らず、その制御用プロ
グラムはEEPROM703の制御用プログラムの記録
領域に、制御用プログラム929として記録するように
してもよい。
【0201】また、第1〜第3実施形態においては、前
述した管理装置6、発行入金機5、および、台間機1が
価値更新手段に含まれている。なお、価値更新手段は、
管理装置6、発行入金機5、および、台間機1に限られ
るものではなく、遊技用カード等の記録媒体の記録情報
により特定される遊技者所有の有価価値を更新する処理
を行なうことが可能な手段であれば、すべてが含まれ
る。
【0202】また、第1〜第3実施形態においては、上
限値を超える獲得金額を持点に変換して貯蓄持点または
獲得持点として管理する例を示したが、これに限らず、
上限値を超える獲得金額を持点としてではなく貯蓄金額
または獲得金額として管理するようにしてもよい。
【0203】次に、本発明の変形例等の特徴を列挙して
説明する。 (1) 前述した実施の形態では、パチンコ遊技機の一
例として、パチンコ遊技機内に封入されたパチンコ玉を
循環させて遊技に使用する玉封入式のパチンコ遊技機を
用いる例を示した。しかし、これに限らず、玉貸しを受
けた遊技者が直接玉を手にして遊技をするパチンコ遊技
機を用いてもよい。
【0204】(2) 前述した実施の形態では、遊技場
において発行入金機5においてのみ入金ができる例を示
したが、これに限らず、台間機1に発行入金機5と同様
の入金機能を持たせ、台間機1においても入金が行なえ
るようにしてもよい。
【0205】(3) 前述した実施の形態では、遊技者
所有のプリペイド金額および獲得金額の情報を遊技用カ
ードに直接記録する例を示した。しかし、これに限ら
ず、遊技用カードには、カードID等のカード識別情報
等の簡単な情報のみを記録し、遊技者所有のプリペイド
金額および獲得金額数等のその他の情報を管理装置6等
において記憶し、遊技用カードのカード識別情報に基づ
いて遊技者所有のプリペイド金額および獲得金額を特定
できるようにしてもよい。つまり、本発明では、記録媒
体に、遊技者所有の有価価値の大きさを特定可能な情報
が記録可能であれば、どのようなカード情報処理システ
ムも含まれる。
【0206】(4) 前述した実施の形態では、遊技者
所有のプリペイド金額および獲得金額の両方を制限する
例を示したが、これに限らず、それらのうちのいずれか
一方のみを制限するようにしてもよい。そのようにした
場合でも、前述した場合と同様に、遊技用カード700
の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値が大
きくなり過ぎることが防がれるので、紛失または盗難等
により遊技者が遊技用カード700を失った場合におけ
る遊技者の損害を軽減することができる。
【0207】(5) 前述した実施の形態では、遊技者
所有のプリペイド金額および獲得金額についての制限を
管理装置6で行なう場合と、遊技用カード700自体で
行なう場合とを示した。しかし、これに限らず、遊技用
カード700の挿入を受けた台間機1において、前述し
た図14,図17に示されたカード返却処理のようなプ
リペイド金額を上限値以下に制限する処理を行なっても
よく、また、遊技用カード700の挿入を受けた発行入
金機5において、前述した図15,図18に示されたカ
ード入金処理のようなプリペイド金額を上限値以下に制
限する処理を行なうようにしてもよい。そのような処理
を行なう場合には、台間機1および発行入金機5がそれ
ぞれ前述した処理を行なう制御用プログラムを記憶し、
記憶した制御用プログラムを実行するようにしてもよ
い。そのようにすれば、管理装置6における遊技用カー
ド700の記録情報により特定される遊技者所有の有価
価値(プリペイド残金額,獲得金額)の制限に関する処
理負担を軽減することができる。また、遊技用カード7
00自体がROM702bまたはEEPROM703に
前述したような制御用プログラムを記録しておき、挿入
されたカードから台間機1および発行入金機5が当該制
御用プログラムを読出して実行するようにしてもよい。
そのようにすれば、台間機1および発行入金機5のそれ
ぞれにおける記憶負担が軽減される。
【0208】(6) 前述した実施の形態で示した入金
上限値、獲得合計上限値、および、金額合計上限値の各
々は、固定的に設定されるようにしてもよく、また、変
更可能に設定されるようにしてもよい。
【0209】(7) 今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0210】
【課題を解決するための手段の具体例】(1) 図5に
示したシステムにより、記録媒体(遊技用カード70
0)を用いて遊技を行なうことが可能な遊技機(パチン
コ遊技機2)を含む遊技用装置が構成されている。図1
0,図11に示されたSa5〜Sa25、図12に示さ
れたSb14〜Sb19、図14に示されたSe1〜S
e9、および、図15に示されたSf1〜Sf6によ
り、遊技者からの入金の代価として遊技に使用可能にな
った遊技用有価価値(プリペイド残金額)と遊技の結果
獲得した価値(持点)を金額化した獲得金額(獲得金
額)とを含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定可能
な情報が記録可能である前記記録媒体の記録情報により
特定される遊技者所有の有価価値を更新する処理を行な
うことが可能な価値更新手段が構成されている。図15
に示されたSf3〜Sf5により、前記価値更新手段に
より更新される遊技者所有の前記遊技用有価価値の大き
さを、予め定められた価値上限値(入金上限値)以下に
制限する遊技用有価価値制限手段が構成されている。
【0211】(2) 図5に示したシステムにより、記
録媒体(遊技用カード700)を用いて遊技を行なうこ
とが可能な遊技機(パチンコ遊技機2)を含む遊技用装
置が構成されている。図10,図11に示されたSa5
〜Sa25、図12に示されたSb14〜Sb19、図
14に示されたSe1〜Se9、および、図15に示さ
れたSf1〜Sf6により、遊技者からの入金の代価と
して遊技に使用可能になった遊技用有価価値(プリペイ
ド残金額)と遊技の結果獲得した価値(持点)を金額化
した獲得金額(獲得金額)とを含む遊技者所有の有価価
値の大きさを特定可能な情報が記録可能である前記記録
媒体の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値
を更新する処理を行なうことが可能な価値更新手段が構
成されている。図15に示されたSf3〜Sf5によ
り、前記価値更新手段により更新される遊技者所有の前
記遊技用有価価値の大きさを、予め定められた価値上限
値(入金上限値)以下に制限する遊技用有価価値制限手
段が構成されている。図14に示されたSe4〜Se7
により、前記価値更新手段により更新される遊技者所有
の前記獲得金額の大きさを、予め定められた入金上限値
(獲得合計上限値)以下に制限する金額制限手段が構成
されている。
【0212】(3) 図5に示したシステムにより、記
録媒体(遊技用カード700)を用いて遊技を行なうこ
とが可能な遊技機(パチンコ遊技機2)を含む遊技用装
置が構成されている。図10,図11に示されたSa5
〜Sa25、図12に示されたSb14〜Sb19、図
14に示されたSe1〜Se9、および、図15に示さ
れたSf1〜Sf6により、遊技者からの入金の代価と
して遊技に使用可能になった遊技用有価価値(プリペイ
ド残金額)と遊技の結果獲得した価値(持点)を金額化
した獲得金額(獲得金額)とを含む遊技者所有の有価価
値の大きさを特定可能な情報が記録可能である前記記録
媒体の記録情報により特定される遊技者所有の有価価値
を更新する処理を行なうことが可能な価値更新手段が構
成されている。図17に示されたSg4〜Sg7および
図18に示されたSh3〜Sh5により、前記価値更新
手段により更新される遊技者所有の前記遊技用有価価値
および前記獲得金額の価値の大きさを合計して得られる
合計有価価値(金額合計値)の大きさを、予め定められ
た価値上限値(金額合計上限値)以下に制限する合計有
価価値制限手段が構成されている。
【0213】(4) 図11に示されたSa24によ
り、遊技者からの入金操作により前記価値上限値を超え
た超過分の有価価値を遊技者に返却する返却手段が構成
されている。
【0214】(5) 図17に示されたSg5、Sg
7、および、および図12に示されたSb19(第2実
施形態により置換えられたステップ)により、前記金額
上限値を超えた超過分の獲得金額を景品に交換可能な獲
得有価価値(獲得持点)として遊技者に付与する獲得有
価価値付与手段が構成されている。
【0215】(6) 図14に示されたSe5、Se
7、および図12に示されたSb19により、前記金額
上限値を超えた超過分の獲得金額を、遊技に使用可能な
態様で遊技場に預入れた預入れ獲得有価価値(貯蓄持
点)として遊技者に付与する預入れ獲得有価価値付与手
段が構成されている。
【0216】(7) 前述したように、前記遊技用有価
価値制限手段は、前記記録媒体(具体的にはICカード
マイクロコンピュータ702)に設けられている。
【0217】(8) 前述したように、前記遊技用有価
価値制限手段および前記金額制限手段は、ともに前記記
録媒体(具体的にはICカードマイクロコンピュータ7
02)に設けられている。
【0218】(9) 前述したように、前記合計有価価
値制限手段は、前記記録媒体(具体的にはICカードマ
イクロコンピュータ702)に設けられている。
【0219】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、次のような効果を得ることができる。遊技
者所有の有価価値について、遊技用有価価値の大きさが
予め定められた価値上限値以下に制限される。このた
め、記録媒体の記録情報により特定される遊技者所有の
有価価値が大きくなり過ぎることが防がれるので、紛失
または盗難等により遊技者が記録媒体を失った場合にお
ける遊技者の損害を軽減することができる。
【0220】請求項2に関しては、次のような効果を得
ることができる。遊技者所有の有価価値について、遊技
用有価価値の大きさおよび獲得金額の大きさが、それぞ
れ上限値以下に制限される。このため、記録媒体の記録
情報により特定される遊技者所有の有価価値が大きくな
り過ぎることが防がれるので、紛失または盗難等により
遊技者が記録媒体を失った場合における遊技者の損害を
軽減することができる。
【0221】請求項3に関しては、次のような効果を得
ることができる。遊技者所有の有価価値について、遊技
用有価価値および獲得金額の価値の大きさを合計した合
計有価価値の大きさが予め定められた価値上限値以下に
制限される。このため、記録媒体の記録情報により特定
される遊技者所有の有価価値が大きくなり過ぎることが
防がれるので、紛失または盗難等により遊技者が記録媒
体を失った場合における遊技者の損害を軽減することが
できる。
【0222】請求項4に関しては、請求項1から3のい
ずれかに関する効果に加えて、次のような効果を得るこ
とができる。遊技者からの入金操作により価値上限値を
超えた超過分が遊技者に返却されるため、その超過分が
遊技者にとって不利益なものとならないようにすること
ができる。
【0223】請求項5に関しては、請求項2または3に
関する効果に加えて、次のような効果を得ることができ
る。金額上限値を超えた超過分の獲得金額が景品に交換
可能な価値として遊技者に付与されるため、その超過分
が遊技者にとって不利益なものとならないようにするこ
とができる。
【0224】請求項6に関しては、請求項2または3に
関する効果に加えて、次のような効果を得ることができ
る。金額上限値を超えた超過分の獲得金額が、遊技に使
用可能な価値として遊技場に預入れられることにより遊
技者に付与されるため、その超過分が遊技者にとって不
利益なものとならないようにすることができる。
【0225】請求項7に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技
用有価価値制限手段が記録媒体に設けられているため、
記録媒体自体で遊技用有価価値の大きさを上限値以下に
制限することができる。その結果、記録媒体の外部で記
録媒体の記録情報を管理する側において、記録媒体の記
録情報により特定される遊技者所有の有価価値の制限に
関する処理負担を軽減することができる。
【0226】請求項8に関しては、請求項2に関する効
果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技
用有価価値制限手段および金額制限手段が、ともに記録
媒体に設けられているため、記録媒体自体で遊技用有価
価値および獲得金額の大きさを上限値以下に制限するこ
とができる。その結果、記録媒体の外部で記録媒体の記
録情報を管理する側において、記録媒体の記録情報によ
り特定される遊技者所有の有価価値の制限に関する処理
負担を軽減することができる。
【0227】請求項9に関しては、請求項3に関する効
果に加えて、次のような効果を得ることができる。合計
有価価値制限手段が記録媒体に設けられているため、記
録媒体自体で遊技用有価価値および獲得金額の合計値の
大きさを上限値以下に制限することができる。その結
果、記録媒体の外部で記録媒体の記録情報を管理する側
において、記録媒体の記録情報により特定される遊技者
所有の有価価値の制限に関する処理負担を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場内において本発明に係る遊技用装置が設
けられている遊技機設置島の一部を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機および台間機の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の背面図である。
【図4】発行入金機の構成を示す正面図である。
【図5】遊技用カードの平面図である。
【図6】遊技用カードに設けられている回路の構成を示
すブロック図である。
【図7】遊技用カードのEEPROM内に記憶されてい
る情報を説明するための説明図である。
【図8】台間機における台間機表示部の表示例を示す表
示画面図である。
【図9】遊技場内の管理システムの主要部の構成を示す
ブロック図である。
【図10】発行入金機の制御動作を実行させる発行入金
機制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】発行入金機の制御動作を実行させる発行入金
機制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図12】台間機の制御動作を実行させる台間機制御処
理の処理内容を示すフローチャートである。
【図13】管理装置の制御動作を実行させる管理装置制
御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図14】カード返却処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図15】カード入金処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図16】管理装置のデータベース部に記憶されている
データの一例を表形式で示す図である。
【図17】第2実施形態によるカード返却処理の処理内
容を示すフローチャートである。
【図18】第2実施形態によるカード入金処理の処理内
容を示すフローチャートである。
【図19】第2実施形態による管理装置のデータベース
部に記憶されているデータの一例を表形式で示す図であ
る。
【符号の説明】 2はパチンコ遊技機、1は台間機、5は発行入金機、6
は管理装置、10,50,60は制御部、20は持点制
御部、700は遊技用カード、702はICカードマイ
クロコンピュータ、702aはCPU、702bはRO
Mである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を用いて遊技を行なうことが可
    能な遊技機を含む遊技用装置であって、 遊技者からの入金の代価として遊技に使用可能になった
    遊技用有価価値と遊技の結果獲得した価値を金額化した
    獲得金額とを含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定
    可能な情報が記録可能である前記記録媒体の記録情報に
    より特定される遊技者所有の有価価値を更新する処理を
    行なうことが可能な価値更新手段と、 該価値更新手段により更新される遊技者所有の前記遊技
    用有価価値の大きさを、予め定められた価値上限値以下
    に制限する遊技用有価価値制限手段とを含むことを特徴
    とする、遊技用装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体を用いて遊技を行なうことが可
    能な遊技機を含む遊技用装置であって、 遊技者からの入金の代価として遊技に使用可能になった
    遊技用有価価値と遊技の結果獲得した価値を金額化した
    獲得金額とを含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定
    可能な情報が記録可能である前記記録媒体の記録情報に
    より特定される遊技者所有の有価価値を更新する処理を
    行なうことが可能な価値更新手段と、 該価値更新手段により更新される遊技者所有の前記遊技
    用有価価値の大きさを、予め定められた価値上限値以下
    に制限する遊技用有価価値制限手段と、 前記価値更新手段により更新される遊技者所有の前記獲
    得金額の大きさを、予め定められた金額上限値以下に制
    限する金額制限手段とを含むことを特徴とする、遊技用
    装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体を用いて遊技を行なうことが可
    能な遊技機を含む遊技用装置であって、 遊技者からの入金の代価として遊技に使用可能になった
    遊技用有価価値と遊技の結果獲得した価値を金額化した
    獲得金額とを含む遊技者所有の有価価値の大きさを特定
    可能な情報が記録可能である前記記録媒体の記録情報に
    より特定される遊技者所有の有価価値を更新する処理を
    行なうことが可能な価値更新手段と、 該価値更新手段により更新される遊技者所有の前記遊技
    用有価価値および前記獲得金額の価値の大きさを合計し
    て得られる合計有価価値の大きさを、予め定められた価
    値上限値以下に制限する合計有価価値制限手段とを含む
    ことを特徴とする、遊技用装置。
  4. 【請求項4】 遊技者からの入金操作により前記価値上
    限値を超えた超過分の有価価値を遊技者に返却する返却
    手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1から3の
    いずれかに記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記金額上限値を超えた超過分の獲得金
    額を景品に交換可能な獲得有価価値として遊技者に付与
    する獲得有価価値付与手段をさらに含むことを特徴とす
    る、請求項2または3に記載の遊技用装置。
  6. 【請求項6】 前記金額上限値を超えた超過分の獲得金
    額を、遊技に使用可能な態様で遊技場に預入れた預入れ
    獲得有価価値として遊技者に付与する預入れ獲得有価価
    値付与手段をさらに含むことを特徴とする、請求項2ま
    たは3に記載の遊技用装置。
  7. 【請求項7】 前記遊技用有価価値制限手段は、前記記
    録媒体に設けられていることを特徴とする、請求項1に
    記載の遊技用装置。
  8. 【請求項8】 前記遊技用有価価値制限手段および前記
    金額制限手段は、ともに前記記録媒体に設けられている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の遊技用装置。
  9. 【請求項9】 前記合計有価価値制限手段は、前記記録
    媒体に設けられていることを特徴とする、請求項3に記
    載の遊技用装置。
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