JP2000296410A - 複合材製エンドミル - Google Patents
複合材製エンドミルInfo
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- JP2000296410A JP2000296410A JP11105553A JP10555399A JP2000296410A JP 2000296410 A JP2000296410 A JP 2000296410A JP 11105553 A JP11105553 A JP 11105553A JP 10555399 A JP10555399 A JP 10555399A JP 2000296410 A JP2000296410 A JP 2000296410A
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- composite material
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2226/00—Materials of tools or workpieces not comprising a metal
- B23C2226/18—Ceramic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表面が硬く耐摩耗性を有する一方、内部が高靱
性を有する複合材製エンドミルを提供することを可能に
する。 【解決手段】エンドミル10を構成する刃部12は、端
面切刃16の両端から2つの切刃18を有している。こ
の刃部12のエンドミル内部に金属リッチな金属部20
が設けられ、エンドミル表面にセラミックスリッチなセ
ラミックス部22が設けられ、これらの間にエンドミル
内部からエンドミル表面に向かうに従って金属成分の割
合が漸減する傾斜部24が形成されている。
性を有する複合材製エンドミルを提供することを可能に
する。 【解決手段】エンドミル10を構成する刃部12は、端
面切刃16の両端から2つの切刃18を有している。こ
の刃部12のエンドミル内部に金属リッチな金属部20
が設けられ、エンドミル表面にセラミックスリッチなセ
ラミックス部22が設けられ、これらの間にエンドミル
内部からエンドミル表面に向かうに従って金属成分の割
合が漸減する傾斜部24が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックス成分
と金属成分とを含む複合材で構成される複合材製エンド
ミルに関する。
と金属成分とを含む複合材で構成される複合材製エンド
ミルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の機械加工分野において、
エンドミルを用いた溝加工や平面または端面加工が行わ
れている。この種の加工作業中には、エンドミルに対し
て種々の応力が作用している。例えば、切削材に押し付
け力を付与する際の圧縮応力、食い付き部や切削部に作
用する引っ張り応力、さらに加工を行う部分と加工に使
用されない部分との間の引っ張り応力等が挙げられる。
このため、エンドミルによる切削加工が、実際上、不安
定となり易く、刃先チッピングや欠損、折損、あるい
は、加工部位の寸法精度の低下が惹起されるおそれがあ
り、高硬度、高強度および高靱性を有するエンドミルが
要求されている。そこで、通常、エンドミルの材質とし
て、高速度鋼や超硬等が広く採用されている。
エンドミルを用いた溝加工や平面または端面加工が行わ
れている。この種の加工作業中には、エンドミルに対し
て種々の応力が作用している。例えば、切削材に押し付
け力を付与する際の圧縮応力、食い付き部や切削部に作
用する引っ張り応力、さらに加工を行う部分と加工に使
用されない部分との間の引っ張り応力等が挙げられる。
このため、エンドミルによる切削加工が、実際上、不安
定となり易く、刃先チッピングや欠損、折損、あるい
は、加工部位の寸法精度の低下が惹起されるおそれがあ
り、高硬度、高強度および高靱性を有するエンドミルが
要求されている。そこで、通常、エンドミルの材質とし
て、高速度鋼や超硬等が広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高速度
鋼は、高強度および高靱性を有するものの、耐摩耗性や
圧縮強度および剛性に問題がある一方、超硬は、高剛
性、高硬度および高圧縮強度を有するものの、靱性に問
題がある。言い換えれば、剛性や耐摩耗性を向上させよ
うとすると靱性や強度が劣化する一方、強度や靱性を向
上させようとすると剛性や硬度が低下してしまい、特に
高速加工および高負荷に耐え得るエンドミルを製作する
ことは、現実的には極めて困難なものとなっている。
鋼は、高強度および高靱性を有するものの、耐摩耗性や
圧縮強度および剛性に問題がある一方、超硬は、高剛
性、高硬度および高圧縮強度を有するものの、靱性に問
題がある。言い換えれば、剛性や耐摩耗性を向上させよ
うとすると靱性や強度が劣化する一方、強度や靱性を向
上させようとすると剛性や硬度が低下してしまい、特に
高速加工および高負荷に耐え得るエンドミルを製作する
ことは、現実的には極めて困難なものとなっている。
【0004】その際、超硬材や高速度鋼に硬質被膜コー
ティング等の表面処理を施す工夫がなされているが、エ
ンドミル刃先の精度が低下するとともに、高負荷応力下
や高温下では被膜の剥がれ等が惹起してしまい、実用に
供することができなかった。
ティング等の表面処理を施す工夫がなされているが、エ
ンドミル刃先の精度が低下するとともに、高負荷応力下
や高温下では被膜の剥がれ等が惹起してしまい、実用に
供することができなかった。
【0005】そこで、実際に切削加工を行うエンドミル
表層近傍が高硬度でかつ耐摩耗性を有するとともに、エ
ンドミル内部が高強度を有するエンドミルの開発を検討
したところ、本出願人による特許第2593354号や
特開平8−127807号公報等に開示されている「セ
ラミックス粉末と金属成分とを含む傾斜機能を有する複
合材」を応用することを見い出した。
表層近傍が高硬度でかつ耐摩耗性を有するとともに、エ
ンドミル内部が高強度を有するエンドミルの開発を検討
したところ、本出願人による特許第2593354号や
特開平8−127807号公報等に開示されている「セ
ラミックス粉末と金属成分とを含む傾斜機能を有する複
合材」を応用することを見い出した。
【0006】すなわち、本発明は、表面が高硬度で内部
に向かうに従って靱性や強度等の物性が向上する傾斜機
能を有する複合材製エンドミルを提供することを目的と
する。
に向かうに従って靱性や強度等の物性が向上する傾斜機
能を有する複合材製エンドミルを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合材製エ
ンドミルでは、セラミックス成分と金属成分とを含む複
合材で構成されるとともに、エンドミル内部からエンド
ミル表面に向かうに従って、前記複合材中の前記金属成
分の割合が漸減している。ここで、複合材中の金属成分
の割合と硬度、強度および靱性とには相関があり、金属
成分の割合が少なくなってセラミックス成分の割合が多
くなると、硬度、耐摩耗性および剛性等が向上するもの
の脆くなってしまう。一方、この脆さを改善するため
に、金属成分の割合を多くすると、強度および靱性は向
上するものの、剛性および耐摩耗性が低下してしまう。
ンドミルでは、セラミックス成分と金属成分とを含む複
合材で構成されるとともに、エンドミル内部からエンド
ミル表面に向かうに従って、前記複合材中の前記金属成
分の割合が漸減している。ここで、複合材中の金属成分
の割合と硬度、強度および靱性とには相関があり、金属
成分の割合が少なくなってセラミックス成分の割合が多
くなると、硬度、耐摩耗性および剛性等が向上するもの
の脆くなってしまう。一方、この脆さを改善するため
に、金属成分の割合を多くすると、強度および靱性は向
上するものの、剛性および耐摩耗性が低下してしまう。
【0008】そこで、実際に加工を行うエンドミル表面
側を高硬度で耐摩耗性を有する物性とし、エンドミル内
部を高靱性で高強度を有する物性とするとともに、前記
表面側と前記内部側との間の組成や物性が緩やかに変化
するようにすれば、応力集中がなく、所望の耐摩耗性を
備えつつ、寸法精度の高い鋭利な刃先を有するエンドミ
ルを得ることができる。
側を高硬度で耐摩耗性を有する物性とし、エンドミル内
部を高靱性で高強度を有する物性とするとともに、前記
表面側と前記内部側との間の組成や物性が緩やかに変化
するようにすれば、応力集中がなく、所望の耐摩耗性を
備えつつ、寸法精度の高い鋭利な刃先を有するエンドミ
ルを得ることができる。
【0009】このため、エンドミル表面近傍のセラミッ
クス粒子は、内部に比べて粒成長を促して粗大化しつつ
内部に向かうに従って小さくなり、金属成分がこの粒成
長に伴う粒子組成再配列により内部に集積される。従っ
て、実際に加工を行うエンドミル表面部分の組成がセラ
ミックスリッチで高耐摩耗性を有し、エンドミル内部が
金属リッチで高強度および高靱性を有するとともに、エ
ンドミル内部における応力集中を有効に減少させること
が可能になる。
クス粒子は、内部に比べて粒成長を促して粗大化しつつ
内部に向かうに従って小さくなり、金属成分がこの粒成
長に伴う粒子組成再配列により内部に集積される。従っ
て、実際に加工を行うエンドミル表面部分の組成がセラ
ミックスリッチで高耐摩耗性を有し、エンドミル内部が
金属リッチで高強度および高靱性を有するとともに、エ
ンドミル内部における応力集中を有効に減少させること
が可能になる。
【0010】また、実際に切削を行うエンドミル表面近
傍をセラミックスリッチとし、粒子を粗大化しているた
めに、切削加工時にこのエンドミル表面近傍に発生する
熱の伝達および拡散性が向上する。従って、熱に伴うマ
イクロクラックの発生を防止して、これにより生ずるチ
ッピングや構成刃先を改善したため、切削性能が大きく
向上することになる。
傍をセラミックスリッチとし、粒子を粗大化しているた
めに、切削加工時にこのエンドミル表面近傍に発生する
熱の伝達および拡散性が向上する。従って、熱に伴うマ
イクロクラックの発生を防止して、これにより生ずるチ
ッピングや構成刃先を改善したため、切削性能が大きく
向上することになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る複合材製エンドミル10の一部断面側面図であ
り、図2は、前記エンドミル10の縦断面正面図であ
る。
に係る複合材製エンドミル10の一部断面側面図であ
り、図2は、前記エンドミル10の縦断面正面図であ
る。
【0012】エンドミル10は、2枚刃エンドミルを構
成しており、刃部12とシャンク部14とを一体的に備
えている。刃部12は、刃先先端に端面切刃16を有し
ており、この端面切刃16の両端から2つの切刃18が
所定のねじれ角を有して軸方向(矢印A方向)に設けら
れている。エンドミル10は、セラミックス成分と金属
成分とを含む複合材で構成されており、エンドミル内部
に金属リッチな金属部20が設けられるとともに、エン
ドミル表面にはセラミックスリッチなセラミックス部2
2が設けられる。金属部20とセラミックス部22との
間には、エンドミル内部からエンドミル表面に向かうに
従って金属成分の割合が漸減する傾斜部24が設けられ
ている。
成しており、刃部12とシャンク部14とを一体的に備
えている。刃部12は、刃先先端に端面切刃16を有し
ており、この端面切刃16の両端から2つの切刃18が
所定のねじれ角を有して軸方向(矢印A方向)に設けら
れている。エンドミル10は、セラミックス成分と金属
成分とを含む複合材で構成されており、エンドミル内部
に金属リッチな金属部20が設けられるとともに、エン
ドミル表面にはセラミックスリッチなセラミックス部2
2が設けられる。金属部20とセラミックス部22との
間には、エンドミル内部からエンドミル表面に向かうに
従って金属成分の割合が漸減する傾斜部24が設けられ
ている。
【0013】金属成分は、周期表のVIII族元素の鉄
(Fe)、ニッケル(Ni)またはコバルト(Co)の
中から選ばれる少なくとも一種以上であり、必要に応じ
てクロム(Cr)、バナジウム(V)、マンガン(M
n)、モリブデン(Mo)またはタングステン(W)等
が混入される。複合材中の金属成分の割合は、3wt%
〜15wt%、より好ましくは、5wt%〜10wt%
の範囲内に設定される。
(Fe)、ニッケル(Ni)またはコバルト(Co)の
中から選ばれる少なくとも一種以上であり、必要に応じ
てクロム(Cr)、バナジウム(V)、マンガン(M
n)、モリブデン(Mo)またはタングステン(W)等
が混入される。複合材中の金属成分の割合は、3wt%
〜15wt%、より好ましくは、5wt%〜10wt%
の範囲内に設定される。
【0014】金属成分が3wt%未満では、金属量が少
なくなり過ぎてエンドミル10が脆くなり、現実的に使
用することができないものとなってしまう。金属成分が
3wt%以上であると、エンドミル10の表面側の金属
成分の割合を1wt%以下とすることができ、エンドミ
ル内部には相対的に8wt%程度の金属成分を集積する
ことが可能になり、実用に供することができる。なお、
素材を焼結した後、刃付け等の加工を施してエンドミル
10を製造する際には、その刃先強度をも考慮する必要
があり、金属成分の割合が5wt%以上であることが望
ましい。
なくなり過ぎてエンドミル10が脆くなり、現実的に使
用することができないものとなってしまう。金属成分が
3wt%以上であると、エンドミル10の表面側の金属
成分の割合を1wt%以下とすることができ、エンドミ
ル内部には相対的に8wt%程度の金属成分を集積する
ことが可能になり、実用に供することができる。なお、
素材を焼結した後、刃付け等の加工を施してエンドミル
10を製造する際には、その刃先強度をも考慮する必要
があり、金属成分の割合が5wt%以上であることが望
ましい。
【0015】ここで、セラミックス粒子として2μm前
後の粉末原料を用いた場合、エンドミル表面近傍の粒子
は、添加される粒子成長剤や焼結温度、時間および雰囲
気等により変化し、例えば、3倍〜30倍程度に成長す
る。エンドミル10において、切刃18の強度が要求さ
れる際には、3倍〜6倍程度まで成長させる一方、主に
耐摩耗性が要求される際には、10倍〜20倍程度まで
成長させる。このとき、エンドミル10の表面近傍の金
属成分の割合は1wt%〜5wt%程度であり、このエ
ンドミル10の内部の金属成分の割合は成長度合いや傾
斜部24の厚み等により変化し、例えば、表面近傍で5
wt%の場合、内部で8wt%〜13wt%程度乃至は
それ以上となる。
後の粉末原料を用いた場合、エンドミル表面近傍の粒子
は、添加される粒子成長剤や焼結温度、時間および雰囲
気等により変化し、例えば、3倍〜30倍程度に成長す
る。エンドミル10において、切刃18の強度が要求さ
れる際には、3倍〜6倍程度まで成長させる一方、主に
耐摩耗性が要求される際には、10倍〜20倍程度まで
成長させる。このとき、エンドミル10の表面近傍の金
属成分の割合は1wt%〜5wt%程度であり、このエ
ンドミル10の内部の金属成分の割合は成長度合いや傾
斜部24の厚み等により変化し、例えば、表面近傍で5
wt%の場合、内部で8wt%〜13wt%程度乃至は
それ以上となる。
【0016】金属成分の割合は、上限が15wt%、よ
り好ましくは10wt%に設定される。例えば、ブロー
チ盤等における加工や深穴加工では、ガンドリルに近似
した長尺なエンドミル10が用いられ、高剛性と高強度
が要求されるとともに、特に、大きな引っ張り強度が要
求される。この場合、含有する金属成分の量を増加して
折損等を回避しようとする際、金属成分の割合が15w
t%以上になると、耐摩耗性が劣化するおそれがある。
り好ましくは10wt%に設定される。例えば、ブロー
チ盤等における加工や深穴加工では、ガンドリルに近似
した長尺なエンドミル10が用いられ、高剛性と高強度
が要求されるとともに、特に、大きな引っ張り強度が要
求される。この場合、含有する金属成分の量を増加して
折損等を回避しようとする際、金属成分の割合が15w
t%以上になると、耐摩耗性が劣化するおそれがある。
【0017】また、金属成分の割合が15wt%に設定
され、表面近傍で金属成分が5wt%程度のエンドミル
10において、HRA93程度の硬度を確保しようとし
た場合、前記エンドミル10の直径が25mm程度の大
きさであれば、エンドミル中央部の金属成分が20wt
%以上程度となって、高速度鋼に近い靱性を有して機能
的には十分である。
され、表面近傍で金属成分が5wt%程度のエンドミル
10において、HRA93程度の硬度を確保しようとし
た場合、前記エンドミル10の直径が25mm程度の大
きさであれば、エンドミル中央部の金属成分が20wt
%以上程度となって、高速度鋼に近い靱性を有して機能
的には十分である。
【0018】なお、直径が10mm〜20mm程度のエ
ンドミル10において、上記のようにエンドミル中央部
の金属成分の量を20wt%以上程度にするためには、
複合材中の前記金属成分の割合を10wt%に設定すれ
ばよく、これ以上の割合で金属成分を添加しても強度や
靱性に寄与することがなく、エンドミル10全体の剛性
が低下してしまう。
ンドミル10において、上記のようにエンドミル中央部
の金属成分の量を20wt%以上程度にするためには、
複合材中の前記金属成分の割合を10wt%に設定すれ
ばよく、これ以上の割合で金属成分を添加しても強度や
靱性に寄与することがなく、エンドミル10全体の剛性
が低下してしまう。
【0019】エンドミル10の傾斜部24の厚さは、数
100μm、好ましくは0.3mm以上に設定される。
エンドミル10では、金属成分の量と熱伝導および粒子
の大きさと熱伝導に相関があり、発生する熱応力が熱伝
達の勾配になるため、傾斜部24の厚さが変化すること
により熱応力そのものが変化する。傾斜部24の厚さが
数μm〜数10μmでは、発生する熱応力や加工時の応
力の緩和量が小さく、金属成分の割合を好適にコントロ
ールしたとしても所望の効果を得ることができない。
100μm、好ましくは0.3mm以上に設定される。
エンドミル10では、金属成分の量と熱伝導および粒子
の大きさと熱伝導に相関があり、発生する熱応力が熱伝
達の勾配になるため、傾斜部24の厚さが変化すること
により熱応力そのものが変化する。傾斜部24の厚さが
数μm〜数10μmでは、発生する熱応力や加工時の応
力の緩和量が小さく、金属成分の割合を好適にコントロ
ールしたとしても所望の効果を得ることができない。
【0020】一方、傾斜部24の厚さを大きく設定する
ことが考えられるが、エンドミル10が大径なものとな
ってしまう。実用上のエンドミル10の直径が25mm
程度以下であるため、傾斜部24の厚さの上限を10m
mに設定する。
ことが考えられるが、エンドミル10が大径なものとな
ってしまう。実用上のエンドミル10の直径が25mm
程度以下であるため、傾斜部24の厚さの上限を10m
mに設定する。
【0021】エンドミル10を構成する複合材中のセラ
ミックス成分は、炭化タングステン(WC)、炭化チタ
ン(TiC)、炭化2モリブデン(Mo2 C)、炭化タ
ンタル(TaC)、炭化ニオブ(NbC)、炭化クロム
(Cr3 C2 )または炭化バナジウム(VC)の中から
選択される少なくとも一種以上を主体とするものであ
り、必要に応じて窒化物、硼化物あるいは炭窒化物の種
々のものをその一部に添加してもよい。
ミックス成分は、炭化タングステン(WC)、炭化チタ
ン(TiC)、炭化2モリブデン(Mo2 C)、炭化タ
ンタル(TaC)、炭化ニオブ(NbC)、炭化クロム
(Cr3 C2 )または炭化バナジウム(VC)の中から
選択される少なくとも一種以上を主体とするものであ
り、必要に応じて窒化物、硼化物あるいは炭窒化物の種
々のものをその一部に添加してもよい。
【0022】セラミックス量は、85wt%≦WC+T
iC+Mo2 C+TaC+NbC+Cr3 C2 +VC≦
97wt%に設定される。これらのセラミックス成分
は、エンドミル10による切削時に実際に切削を行う切
刃18を構成しており、耐熱性、耐摩耗性および耐蝕性
等の性質を備えている。セラミックス量が97wt%を
超えると、金属成分の量が少なくなりすぎ、耐摩耗性は
十分であるものの、強度および靱性が低くなって実用に
供することが難しい。
iC+Mo2 C+TaC+NbC+Cr3 C2 +VC≦
97wt%に設定される。これらのセラミックス成分
は、エンドミル10による切削時に実際に切削を行う切
刃18を構成しており、耐熱性、耐摩耗性および耐蝕性
等の性質を備えている。セラミックス量が97wt%を
超えると、金属成分の量が少なくなりすぎ、耐摩耗性は
十分であるものの、強度および靱性が低くなって実用に
供することが難しい。
【0023】一方、セラミックス成分が85wt%未満
では、金属成分が多くなりすぎ、エンドミル10のドレ
ス後の使用等においては、耐摩耗性が著しく劣化する場
合がある。エンドミル10の表面硬度は、HRA88以
上である。この値未満では、エンドミル10の切刃18
に金属成分の露出割合が多くなり、被削材との摩擦係数
(μ)が高くなって発熱の増大を招き、前記被削材の加
工表面が粗くなるとともに、前記エンドミル10の切刃
18自体の損耗が大きくなってしまう。
では、金属成分が多くなりすぎ、エンドミル10のドレ
ス後の使用等においては、耐摩耗性が著しく劣化する場
合がある。エンドミル10の表面硬度は、HRA88以
上である。この値未満では、エンドミル10の切刃18
に金属成分の露出割合が多くなり、被削材との摩擦係数
(μ)が高くなって発熱の増大を招き、前記被削材の加
工表面が粗くなるとともに、前記エンドミル10の切刃
18自体の損耗が大きくなってしまう。
【0024】このように、第1の実施形態に係るエンド
ミル10では、高速度鋼に比べて物性的にも有利であ
り、加工精度および加工面が有効に向上することにな
る。しかも、エンドミル10の交換頻度が少なくなり、
長期間にわたって良好に使用することが可能になる。ま
た、エンドミル10では、粒成長剤を適宜選択すること
により、例えば、金属成分としてニッケルが使用される
場合、前記エンドミル10の表面硬度がHRA94、さ
らにHRA98になり、硬質セラミックス被膜コーティ
ングを施した以上の値が得られる。
ミル10では、高速度鋼に比べて物性的にも有利であ
り、加工精度および加工面が有効に向上することにな
る。しかも、エンドミル10の交換頻度が少なくなり、
長期間にわたって良好に使用することが可能になる。ま
た、エンドミル10では、粒成長剤を適宜選択すること
により、例えば、金属成分としてニッケルが使用される
場合、前記エンドミル10の表面硬度がHRA94、さ
らにHRA98になり、硬質セラミックス被膜コーティ
ングを施した以上の値が得られる。
【0025】図3は、本発明の第2の実施形態に係る複
合材製エンドミル(4枚刃エンドミル)10aの一部断
面側面図であり、図4は、本発明の第3の実施形態に係
る複合材製エンドミル(直刃型エンドミル)10bの一
部断面側面図である。また、図5、図6および図7は、
本発明の第4、第5および第6の実施形態に係る複合材
製エンドミル(2枚刃、3枚刃および4枚刃スパイラル
エンドミル)10c〜10eの一部断面側面図である。
なお、上述した第1の実施形態に係るエンドミル10と
同一の構成要素には同一の参照数字に符号a〜eを付し
て、その詳細な説明は省略する。
合材製エンドミル(4枚刃エンドミル)10aの一部断
面側面図であり、図4は、本発明の第3の実施形態に係
る複合材製エンドミル(直刃型エンドミル)10bの一
部断面側面図である。また、図5、図6および図7は、
本発明の第4、第5および第6の実施形態に係る複合材
製エンドミル(2枚刃、3枚刃および4枚刃スパイラル
エンドミル)10c〜10eの一部断面側面図である。
なお、上述した第1の実施形態に係るエンドミル10と
同一の構成要素には同一の参照数字に符号a〜eを付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0026】このように構成されるエンドミル10a〜
10eでは、高速度鋼や超硬で構成されるエンドミルに
比べ、高速加工が容易に遂行される等、第1の実施形態
に係るエンドミル10と同様の効果が得られる。実施例1 実施例1では、平均結晶粒径が2.2μmの炭化タング
ステン(WC)粉末を89wt%、平均粒径が2μmの
炭化ニオブ(NbC)粉末を2wt%、平均粒径が2.
4μmの炭化タンタル(TaC)粉末を1wt%、およ
び、コバルト(Co)粉末を8wt%の割合で、有機溶
媒を媒液としてボールミルを用いて72時間十分に混合
した。この混合物を液分が9%になるように調製した
後、成形用バインダの影響を回避するためにバインダレ
スで、金型内静水圧加圧成形法により100MPaの成
形圧力にて外接円がφ25mm×150mmの成形体を
成形した。
10eでは、高速度鋼や超硬で構成されるエンドミルに
比べ、高速加工が容易に遂行される等、第1の実施形態
に係るエンドミル10と同様の効果が得られる。実施例1 実施例1では、平均結晶粒径が2.2μmの炭化タング
ステン(WC)粉末を89wt%、平均粒径が2μmの
炭化ニオブ(NbC)粉末を2wt%、平均粒径が2.
4μmの炭化タンタル(TaC)粉末を1wt%、およ
び、コバルト(Co)粉末を8wt%の割合で、有機溶
媒を媒液としてボールミルを用いて72時間十分に混合
した。この混合物を液分が9%になるように調製した
後、成形用バインダの影響を回避するためにバインダレ
スで、金型内静水圧加圧成形法により100MPaの成
形圧力にて外接円がφ25mm×150mmの成形体を
成形した。
【0027】成形後、窒素ガスを流通させながら50P
aで成形体に残存するヘキサンを除去した後、900℃
で30×60秒間の仮焼成を行い、成形体の含浸時にお
ける崩壊を防止した。さらに、仮焼成体の均質性を向上
させるため、焼成後にφ15mmになるように切削加工
が施された。次いで、10%濃度のNi塩水溶液中に仮
焼成体を浸漬し、その後、130℃の排気型熱風乾燥炉
で乾燥処理を施し、仮焼成体内におけるNi濃度の傾斜
化を図った。
aで成形体に残存するヘキサンを除去した後、900℃
で30×60秒間の仮焼成を行い、成形体の含浸時にお
ける崩壊を防止した。さらに、仮焼成体の均質性を向上
させるため、焼成後にφ15mmになるように切削加工
が施された。次いで、10%濃度のNi塩水溶液中に仮
焼成体を浸漬し、その後、130℃の排気型熱風乾燥炉
で乾燥処理を施し、仮焼成体内におけるNi濃度の傾斜
化を図った。
【0028】一方、上記の基礎物性において、Ni濃度
を同一としながら、コバルト量を炭化タングステン量の
制御によって増減させ、仮焼成体をNi塩水溶液中に浸
漬するとともに、粉体中に埋設して乾燥させることによ
り均質体を得た。
を同一としながら、コバルト量を炭化タングステン量の
制御によって増減させ、仮焼成体をNi塩水溶液中に浸
漬するとともに、粉体中に埋設して乾燥させることによ
り均質体を得た。
【0029】これらを十分乾燥させた後、窒素流通下に
おいて、50Pa、1400℃の温度で1時間保持して
焼結処理を施した。図8に、焼結体の表面からの距離と
硬度および靱性との関係が示されている。
おいて、50Pa、1400℃の温度で1時間保持して
焼結処理を施した。図8に、焼結体の表面からの距離と
硬度および靱性との関係が示されている。
【0030】ここで、傾斜機能領域は約7mmであり、
表面の高硬度均質層の厚さは約0.3mmであり、硬度
はHRA93であった。図8に示す市販材の同等製品の
硬度がHRA90.5程度であるのに比べて、実施例1
の硬度は非常に高い値となった。また、靱性は、同一試
験条件下の測定において、市販品の7MPam1/2 に比
べ、実施例1では、内部がその2倍近い値となった。
表面の高硬度均質層の厚さは約0.3mmであり、硬度
はHRA93であった。図8に示す市販材の同等製品の
硬度がHRA90.5程度であるのに比べて、実施例1
の硬度は非常に高い値となった。また、靱性は、同一試
験条件下の測定において、市販品の7MPam1/2 に比
べ、実施例1では、内部がその2倍近い値となった。
【0031】さらに、実施例1で得られた焼結体の断面
を顕微鏡を用いて観察し、その粒子の大きさを測定した
ところ、図9に示す結果が得られた。これにより、焼結
体の表面近傍の粒子は、内部に比べて3〜4倍程度の大
きさに成長していることが判った。
を顕微鏡を用いて観察し、その粒子の大きさを測定した
ところ、図9に示す結果が得られた。これにより、焼結
体の表面近傍の粒子は、内部に比べて3〜4倍程度の大
きさに成長していることが判った。
【0032】図10は、均質体組成としたときのコバル
ト量と強度の関係を、粒成長剤の含浸の有無により比較
したものである。これによれば、含浸操作を行うことに
より、含浸物がセラミックス粒子の成長を促進するとと
もに、バインダの役割を担うコバルトと密接に結合し、
強度の改善が見られた。すなわち、セラミックス粒子と
金属とが従来以上に密接に結合し、強度の改善効果が高
くなった。これにより、実施例1で得られた焼結体の各
性質は、超硬を凌ぐものであり、エンドミルとしての性
能が飛躍的に向上するという効果が得られる。実施例2 実施例2では、実施例1に従って成形された焼結体を用
いて、図1および図3に示すエンドミル10、10aを
製作した。エンドミル10aは、アルミニウムテスト用
の4枚刃エンドミルを構成する一方、エンドミル10
は、SCMテスト用の2枚刃エンドミルを構成する。
ト量と強度の関係を、粒成長剤の含浸の有無により比較
したものである。これによれば、含浸操作を行うことに
より、含浸物がセラミックス粒子の成長を促進するとと
もに、バインダの役割を担うコバルトと密接に結合し、
強度の改善が見られた。すなわち、セラミックス粒子と
金属とが従来以上に密接に結合し、強度の改善効果が高
くなった。これにより、実施例1で得られた焼結体の各
性質は、超硬を凌ぐものであり、エンドミルとしての性
能が飛躍的に向上するという効果が得られる。実施例2 実施例2では、実施例1に従って成形された焼結体を用
いて、図1および図3に示すエンドミル10、10aを
製作した。エンドミル10aは、アルミニウムテスト用
の4枚刃エンドミルを構成する一方、エンドミル10
は、SCMテスト用の2枚刃エンドミルを構成する。
【0033】具体的には、実施例1と同様の組成の複合
材を用いて成形体を成形し、この成形体を仮焼成した
後、仮加工しておき、10%濃度のNi塩水溶液に浸漬
し、乾燥後に同一条件で焼成処理を施した。焼成処理し
た後、刃付け加工等を行ってエンドミル10aを製作し
た。比較工具として、市販の超微粒子超硬材を同一加工
条件および同一刃付け条件にて製作し、アルミ加工ライ
ンでそれぞれの性能を比較する実験を行った。被削材
は、高シリコン含有のアルミニウム合金ADC12相当
材であった。
材を用いて成形体を成形し、この成形体を仮焼成した
後、仮加工しておき、10%濃度のNi塩水溶液に浸漬
し、乾燥後に同一条件で焼成処理を施した。焼成処理し
た後、刃付け加工等を行ってエンドミル10aを製作し
た。比較工具として、市販の超微粒子超硬材を同一加工
条件および同一刃付け条件にて製作し、アルミ加工ライ
ンでそれぞれの性能を比較する実験を行った。被削材
は、高シリコン含有のアルミニウム合金ADC12相当
材であった。
【0034】そのテスト結果が、図11に示されてい
る。市販超硬材では、耐摩耗性および強度等が高いにも
かかわらず、5000×100mm溝を経過した時点で
既に構成刃先の形成が見られ、10000×100mm
溝ではチッピングにより刃先の欠け等も確認された。そ
して、この時点で加工された溝精度は相当に劣化してお
り、その後は摩耗によって刃先に欠けが発生してしまっ
た。これに対して、エンドミル10aでは、エンドミル
内部からエンドミル表面に向けて金属成分が漸減してお
り、構成刃先の形成も見られず、しかも加工された穴精
度も良好であるという結果が得られた。
る。市販超硬材では、耐摩耗性および強度等が高いにも
かかわらず、5000×100mm溝を経過した時点で
既に構成刃先の形成が見られ、10000×100mm
溝ではチッピングにより刃先の欠け等も確認された。そ
して、この時点で加工された溝精度は相当に劣化してお
り、その後は摩耗によって刃先に欠けが発生してしまっ
た。これに対して、エンドミル10aでは、エンドミル
内部からエンドミル表面に向けて金属成分が漸減してお
り、構成刃先の形成も見られず、しかも加工された穴精
度も良好であるという結果が得られた。
【0035】一方、鉄系材のテストとして、JISP−
10を基本組成とし、上記と同様に10%濃度のニッケ
ル塩水溶液に仮焼成体を浸漬し、焼成処理を施してエン
ドミル10を製作した。このエンドミル10では、刃部
12の領域部分のみに高硬度化されるとともに傾斜材化
されている。比較工具として、市販品のP−10系統材
にアルミナ、窒化チタン、炭窒化チタンまたは炭化チタ
ンの多層コーティングを施した耐摩耗性等に優れるエン
ドミルを製作した。そして、被削材としてSCM435
を用い、回転数が1800rpmで送りが60mmの加
工条件下に、エンドミル10と市販品の加工実験を行っ
たところ、型寿命までの加工量が、エンドミル10では
約300kmであるのに対し、比較工具では68kmで
あった。このエンドミル10では、前記比較工具の4倍
程度の加工量となって、非常に優れるという結果が得ら
れた。
10を基本組成とし、上記と同様に10%濃度のニッケ
ル塩水溶液に仮焼成体を浸漬し、焼成処理を施してエン
ドミル10を製作した。このエンドミル10では、刃部
12の領域部分のみに高硬度化されるとともに傾斜材化
されている。比較工具として、市販品のP−10系統材
にアルミナ、窒化チタン、炭窒化チタンまたは炭化チタ
ンの多層コーティングを施した耐摩耗性等に優れるエン
ドミルを製作した。そして、被削材としてSCM435
を用い、回転数が1800rpmで送りが60mmの加
工条件下に、エンドミル10と市販品の加工実験を行っ
たところ、型寿命までの加工量が、エンドミル10では
約300kmであるのに対し、比較工具では68kmで
あった。このエンドミル10では、前記比較工具の4倍
程度の加工量となって、非常に優れるという結果が得ら
れた。
【0036】このように、実施例2では、アルミニウム
系材や鉄系材等の種々の異なる材種の加工の際に、従来
工具に比べて耐久性が著しく向上するとともに、高硬質
コーティング被膜を有するものに比べても、加工性に優
れ、生産ラインの連続性が向上し、しかも、高速加工や
超高速加工にも適するという効果が得られる。
系材や鉄系材等の種々の異なる材種の加工の際に、従来
工具に比べて耐久性が著しく向上するとともに、高硬質
コーティング被膜を有するものに比べても、加工性に優
れ、生産ラインの連続性が向上し、しかも、高速加工や
超高速加工にも適するという効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る複合材製エンドミルでは、
エンドミル内部からエンドミル表面に向かうに従って、
複合材中の金属成分の割合が漸減するため、実際に加工
を行う切刃部分が高硬度でかつ耐摩耗性を有する一方、
エンドミル内部が高靱性かつ高強度を有するとともに、
この間の組成や物性が緩やかに変化する。これにより、
高速加工に適するとともに、耐用性が大幅に向上するこ
とになる。
エンドミル内部からエンドミル表面に向かうに従って、
複合材中の金属成分の割合が漸減するため、実際に加工
を行う切刃部分が高硬度でかつ耐摩耗性を有する一方、
エンドミル内部が高靱性かつ高強度を有するとともに、
この間の組成や物性が緩やかに変化する。これにより、
高速加工に適するとともに、耐用性が大幅に向上するこ
とになる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る複合材製エンド
ミルの一部断面側面図である。
ミルの一部断面側面図である。
【図2】前記エンドミルの縦断面正面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る複合材製エンド
ミルの一部断面側面図である。
ミルの一部断面側面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る複合材製エンド
ミルの一部断面側面図である。
ミルの一部断面側面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る複合材製エンド
ミル(2枚刃)の一部断面側面図である。
ミル(2枚刃)の一部断面側面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係る複合材製エンド
ミル(3枚刃)の一部断面側面図である。
ミル(3枚刃)の一部断面側面図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係る複合材製エンド
ミル(4枚刃)の一部断面側面図である。
ミル(4枚刃)の一部断面側面図である。
【図8】エンドミル表面からの距離と硬度および靱性の
関係説明図である。
関係説明図である。
【図9】ニッケル添加による炭化タングステン粒子の成
長状態の説明図である。
長状態の説明図である。
【図10】コバルト量と強度の関係説明図である。
【図11】実加工ラインのテスト結果の説明図である。
10、10a〜10e…エンドミル 12、12a〜12e…刃部 14、14a〜14
e…シャンク部 16、16a〜16e…端面切刃 18、18a〜18
e…切刃 20、20a〜20e…金属部 22、22a〜22
e…セラミックス部 24、24a〜24e…傾斜部
e…シャンク部 16、16a〜16e…端面切刃 18、18a〜18
e…切刃 20、20a〜20e…金属部 22、22a〜22
e…セラミックス部 24、24a〜24e…傾斜部
Claims (4)
- 【請求項1】セラミックス成分と金属成分とを含む複合
材で構成されるとともに、 エンドミル内部からエンドミル表面に向かうに従って、
前記複合材中の前記金属成分の割合が漸減することを特
徴とする複合材製エンドミル。 - 【請求項2】請求項1記載のエンドミルにおいて、前記
金属成分の割合が漸減する傾斜部の厚さが、0.3mm
〜10mmの範囲内に設定されることを特徴とする複合
材製エンドミル。 - 【請求項3】請求項1または2記載のエンドミルにおい
て、前記複合材中の前記金属成分は、周期表のVIII
族のFe、NiまたはCoの中から選択される少なくと
も一種以上の金属成分であり、 前記複合材中の前記セラミックス成分は、WC、Ti
C、Mo2 C、TaC、NbC、Cr3 C2 またはVC
の中から選択される少なくとも一種以上のセラミックス
成分であり、かつ、セラミックス量が、 85wt%≦WC+TiC+Mo2 C+TaC+NbC
+Cr3 C2 +VC≦97wt% に設定されることを特徴とする複合材製エンドミル。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエ
ンドミルにおいて、前記エンドミル表面の硬度がHRA
88以上であることを特徴とする複合材製エンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105553A JP2000296410A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 複合材製エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105553A JP2000296410A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 複合材製エンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296410A true JP2000296410A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14410764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11105553A Withdrawn JP2000296410A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 複合材製エンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296410A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104368856A (zh) * | 2013-08-14 | 2015-02-25 | 铠钜科技股份有限公司 | 复合式刀具 |
| US10293411B2 (en) * | 2016-11-15 | 2019-05-21 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Cutting tool |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105553A patent/JP2000296410A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104368856A (zh) * | 2013-08-14 | 2015-02-25 | 铠钜科技股份有限公司 | 复合式刀具 |
| US10293411B2 (en) * | 2016-11-15 | 2019-05-21 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Cutting tool |
| EP3542934A4 (en) * | 2016-11-15 | 2020-06-10 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | CUTTING TOOL |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051205 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070131 |