JP2000296583A - ホログラム積層体 - Google Patents

ホログラム積層体

Info

Publication number
JP2000296583A
JP2000296583A JP10721799A JP10721799A JP2000296583A JP 2000296583 A JP2000296583 A JP 2000296583A JP 10721799 A JP10721799 A JP 10721799A JP 10721799 A JP10721799 A JP 10721799A JP 2000296583 A JP2000296583 A JP 2000296583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
acrylic resin
acrylic
hologram
hologram laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10721799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Aizawa
祐二 相澤
Masayuki Takada
正行 高田
Akira Hirano
平野  明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP10721799A priority Critical patent/JP2000296583A/ja
Publication of JP2000296583A publication Critical patent/JP2000296583A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各層が主にアクリル系からなるホログラム積層
体における接着剤層の表面を十分に平滑なものに改善
し、表示像を高品質に改善すること。 【解決手段】アクリル系樹脂基板の表面に、アクリル系
接着剤層を介して、アクリル系フォトポリマー材料から
なるホログラム層が積層されているホログラム積層体で
あって、アクリル系接着剤層として、Tgが70℃以
上、重量平均分子量が20万以上のアクリル系樹脂を用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムを用い
て観視者に情報を視認させるホログラフィックディスプ
レーのコンバイナに好適に用い得るホログラム積層体に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等の車両の運転手に情報
を表示するシステムとして、ヘッドアップディスプレー
(以下「HUD」という)と呼ばれるものが最近用いら
れるようになった。これは、液晶表示装置等の発光手段
から投射された光学的情報を、ハーフミラー等からなる
コンバイナに映し、運転手が運転状態からほとんど視線
を動かすことなく情報を読み取れるようにしたものであ
る。このHUDには、車両のフロントガラスにコンバイ
ナを形成し、発光手段を別途に設けたもの、あるいは、
コンバイナと発光手段とを一体化し、車両のダッシュボ
ード上等に後付けで設置するいわゆる別置き型のもの等
がある。
【0003】ところで、上記コンバイナに、光学的素子
としての簡素さ、付加される機能の豊富さ等の面から、
ホログラムが好ましく用いられる。このホログラムを用
いたコンバイナは、反射機能(回折機能)のみならず、
レンズ機能等を付与できるので、光学的情報を運転手の
視線方向に回折したり、他にレンズ等の光学系機器を使
用することなく、任意の位置に表示虚像を結像させるこ
とができる。また、前景輝度を損なわずに高輝度の表示
虚像を得ることができる。
【0004】上記の別置き型の車載用HUDの一例を概
念的に図示すれば図2のとおりである。図2において、
11は運転手等の観視者の観察位置、12はホログラム
を有するコンバイナ、13は情報を含む光、14は遠方
表示の表示虚像の位置、15は透過型液晶表示素子、光
源等を含む本体、16は車両のフロントガラス、17は
車両ボディである。図2の例においては、本体15に発
光手段としての光源と透過型液晶表示素子とが備えられ
ており、光源から発した光は透過型液晶表示素子を通過
し、本体15に備えられたホログラムを有するコンバイ
ナ12に照射され、反射回折されて観察位置11で運転
手等の観視者に観察される。この際、表示情報は、14
の位置に虚像として運転手等の観視者に視認される。
【0005】上記の別置き型HUDなどのコンバイナに
用いられるホログラムは、通常、数十mm角〜数百mm
角程度の面積、数μm〜数十μm程度の厚みであり、光
回折機能を持つもので、リップマンタイプ(反射型)の
ものが用いられる。ホログラムの材料としては、フォト
ポリマー、重クロム酸ゼラチン、PVC、銀塩などの感
光材料が用いらている。また、ホログラム自身は、上記
のように非常に薄いフィルム状で脆弱であるため、一般
に、変形し難い透明基板に貼り付けて、あるいは、変形
し難い透明基板に挟持して、いわゆるホログラム積層体
として用いられている。また、ホログラムは、放置する
と大気中の水分等により干渉縞の構造が乱されたり、消
失して特性の経時変化が生じ、その結果表示像品質が劣
化することが多い。そのため、一般に、外的要因から遮
断できる密閉系で用いることが好ましく、この観点から
も、ホログラムはいわゆるホログラム積層体として用い
られている。
【0006】上記ホログラム積層体は、基本的には、透
明基板の表面に、接着剤ないし粘着剤の層を介して、ホ
ログラム層を積層して構成される。例えば、ホログラム
を2枚の透明基板の間に封入したサンドイッチ構造にす
る、あるいは透明基板上にホログラムを貼り付け、その
上をさらにカバーフィルム等で封止する等の種々のホロ
グラム積層体の構成態様が提案されている。上記サンド
イッチ構造の構成態様のホログラム積層体の例の断面を
概念的に図示すれば図1のとおりである。図1の構成態
様例では、ホログラム層1が接着剤層2および2´を介
して、透明基板3および3´にそれぞれ接着されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトポリ
マー材料としては、アクリル系材料やカルバゾール系材
料があげられる。例えば、ホログラム層としてアクリル
系フォトポリマー材料からなるホログラムを用いた場
合、透明基板としてアクリル系樹脂基板を用い、接着剤
層としてアクリル系接着剤を用いることは好ましい。す
なわち、各構成層がいずれも主としてアクリル系からな
るので、各構成層の屈折率が近似し、各構成層界面にお
ける光反射が抑制されて表示像品質の低下が抑制され、
さらには透明性に優れ、かつ軽量であるからである。し
たがって、各構成層が主としてアクリル系からなるホロ
グラム積層体を別置き型HUDのコンバイナなどに多用
することは好ましい。
【0008】しかし、上記各構成層が主としてアクリル
系からなるホログラム積層体においては、接着剤層の表
面平滑性が十分でなく、その影響で表示像品質がまだ十
分でないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上記のような従来の状況
に鑑み、上記従来の各構成層が主としてアクリル系から
なるホログラム積層体における接着剤層の表面を十分に
平滑なものに改善し、当該ホログラム積層体の表示像を
十分に高品質に改善することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記本発
明の目的を達成すべく鋭意研究した結果、接着剤層を形
成するアクリル系接着剤として、ガラス転移点(Tg)
が70℃以上で、かつ重量平均分子量が20万以上であ
るという特定の物性のアクリル系樹脂を用いることによ
り上記本発明の目的を達成できることを見出して本発明
を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、上記本発明の目的を
達成するために、アクリル系樹脂基板の表面に、アクリ
ル系接着剤層を介して、アクリル系フォトポリマー材料
からなるホログラム層が積層されているホログラム積層
体において、上記アクリル系接着剤層として、ガラス転
移点が70℃以上で、かつ重量平均分子量が20万以上
であるアクリル系樹脂が用いられていることを特徴とす
るホログラム積層体を提供する。
【0012】本発明に係るホログラム積層体において
は、接着剤層の表面平滑性が改善され、表示像品質が改
善されると共に、接着剤層のラミネート性が良好であ
り、その耐熱性も良好である。すなわち、本発明で規定
する接着剤層形成用アクリル系樹脂の特定の物性は、優
れた表面平滑性、優れたラミネート性、優れた耐熱性を
兼ね備えた接着剤層を与え得る特異な物性を規定したも
のである。従来の各構成層が主としてアクリル系からな
るホログラム積層体において、本発明に規定するような
特定の物性のアクリル系樹脂が接着剤層形成に用いられ
た例はない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当たり、ホログラ
ム層としては、従来からホログラム積層体に用いられて
いるアクリル系フォトポリマー材料からなるホログラム
を適宜選択して用いることができる。一般に、アクリル
系フォトポリマー材料は、バインダーポリマー、アクリ
ル系モノマー、光重合開始剤などから構成されている。
かかるアクリル系フォトポリマー材料の例として、ミラ
ータイプの反射型回折効果を有するデュポン社製のOm
niDex706フィルム、HRF700X系フィル
ム、HRF750X系フィルムなどの厚さ10〜40μ
mのフィルムが挙げられる。これらのホログラムは、一
般に、再生時に所定のレンズ効果(倍率)が得られるよ
うに、露光時に参照光と物体光との光波面の焦点距離を
ずらしておかれる。再生時のレンズ効果(倍率)は、一
般に1.2〜3倍程度の倍率が適当である。
【0014】本発明の実施に当たり、アクリル系接着剤
層は、ガラス転移点が70℃以上、好ましくは70〜9
0℃で、かつ重量平均分子量が20万以上、好ましくは
20万〜50万であるアクリル系樹脂を用いて形成され
る。ガラス転移点が70℃未満の場合は、接着剤層の耐
熱性が不十分となり、重量平均分子量が20万未満の場
合は、接着剤層の表面平滑性が不十分となって、いずれ
の場合も本発明の目的は達せられない。上記のガラス転
移点および重量平均分子量を有するアクリル系樹脂であ
れば、種々のアクリル系樹脂を適宜選択して用いること
ができる。その例として、例えばメタクリル酸メチルと
メタクリル酸ブチルとの共重合体などのようなメタクリ
ル酸アルキル(エステルのアルキル基の炭素数1〜8)
類の共重合体、例えばメタクリル酸メチルとアクリル酸
ブチルとの共重合体などのようなメタクリル酸アルキル
(エステルのアルキル基の炭素数1〜8)とアクリル酸
アルキル(エステルのアルキル基の炭素数1〜8)の共
重合体等が挙げられる。これらの共重合体のコモノマー
の割合は適宜選択できる。また、上記共重合体等の接着
剤層形成用アクリル系樹脂は、上記のガラス転移点およ
び重量平均分子量を有する限り、例えば溶液重合、懸濁
重合、塊状重合、乳化重合といった重合方法などの製造
由来は問わない。これらの接着剤層形成用アクリル系樹
脂は、数重量%以下、好ましくは3重量%以下の溶剤、
例えばトルエン、エチルアルコール、酢酸エチルアルコ
ールなどを含有していても差し支えない。また、これら
の接着剤層形成用アクリル系樹脂は、フィルム状ないし
シート状にして用いることができる。
【0015】本発明の実施に当たり、アクリル系樹脂基
板としては、従来からホログラム積層体に用いられてい
るアクリル系樹脂基板を適宜選択して用いることができ
る。透明性、耐熱性、吸湿性、屈折率、複屈折などの観
点から、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ
シクロヘキシルメタクリレート(PCHMA)、脂環式
アクリル樹脂等が好ましく用いられる。また、自動車用
のダッシュボード近傍は100℃前後まで温度が上がり
コンバイナーの熱変形による画像の歪みを防止するた
め、ガラス転移点が90〜140℃であるものが好まし
く用いられる。上記の本発明でアクリル系接着剤層形成
に用いるアクリル系樹脂は、ポリカーボネート、ポリオ
レフィン、ポリスチレン、硬質塩化ビニル樹脂等を透明
基板とするホログラム積層体の接着剤層として用いるこ
ともできるが、透明基板としてアクリル系樹脂基板以外
のものを用いたのでは本発明の所望の目的が達せられな
い。アクリル系樹脂基板の厚さは、必要に応じて適宜設
定できるが、一般に、0.5〜3.0mmが好ましく、
0.5mm未満では強度的に取り扱いが困難となる恐れ
がある。また、アクリル系樹脂基板の表面に、必要に応
じて、反射防止膜、熱線反射膜、表面保護のためのハー
ドコート膜、表面防汚のための撥水コート膜等を設ける
ことができる。
【0016】一般に、透明基板や接着剤層の光学特性
は、屈折率がホログラムに近似していることが望まし
く、またその屈折率は、透明基板や接着剤層とホログラ
ムとの界面で生じる反射によるノイズが少ないという点
で、1.44〜1.64が好ましい。そして、複屈折は
低く、ヘイズは小さく、光透過率は大きいことが好まし
い。複屈折が高い場合には、偏光面の整合性の悪化によ
り表示像の劣化をもたらし、さらにヘイズが大きく光透
過率が小さい場合には、光が十分ホログラムに入射する
ことが困難となって表示像が見にくくなる。上記の接着
剤層形成用アクリル系樹脂の選定、アクリル系樹脂基板
の選定に当たっては、上記のようなそれらの光学特性が
勘案される。
【0017】本発明のホログラム積層体の製造は、従来
のホログラム積層体の製造方法に準じて行うことができ
る。すなわち、一般に、上記アクリル系樹脂基板に予め
上記接着剤層形成用アクリル系樹脂を40〜70℃で加
熱しながら積層し、形成された接着剤層の上に40〜5
0℃で加熱しながら上記ホログラムを積層する。例え
ば、図1に示すようなサンドイッチ構造の構成のホログ
ラム積層体を製造する場合は、別途に予め接着剤層形成
用アクリル系樹脂を積層したもう一枚のアクリル系樹脂
基板を用意しておき、この別途に用意したもう一枚の接
着剤層を積層したアクリル系樹脂基板の接着剤層面と、
上記の接着剤層およびホログラムを積層したアクリル系
樹脂基板のホログラム層面とを、40〜70℃で加熱し
ながら貼り合わせることにより製造できる。この際、接
着剤層の厚さは適宜設定できるが、一般に、10〜25
μmが適当である。また、接着剤層を、その厚み方向
(図1の上下方向)の表面粗さが5μm以下となるよう
に、形成することが好ましい。かくして得られたホログ
ラム積層体は、必要に応じて、さらに70〜120℃に
加熱することにより、各構成層の界面の接着強度を向上
させることができる。また、ホログラム積層体の製造過
程で万一気泡が混入した場合は、ホログラム積層体をオ
ートクレーブ処理することにより気泡を脱気できる。こ
のオートクレーブ処理の条件は、一般に、加熱温度は1
00〜140℃程度、圧力は10〜15kg/cm2
処理時間は10〜30分である。
【0018】本発明のホログラム積層体の製造に際し、
アクリル系樹脂基板のガラス転移点が、アクリル系接着
剤層形成用アクリル系樹脂のガラス転移点より20℃以
上、望ましくは20〜60℃高くなるように、アクリル
系樹脂基板とアクリル系接着剤層形成用アクリル系樹脂
を選択すると、樹脂基板に接着剤層を積層する際、その
加熱温度を樹脂基板のTgより低くかつ接着剤層のTg
より高くすることで容易に積層することができ、また、
樹脂基板も熱塑性変形しない利点がある。
【0019】また、本発明のホログラム積層体の構成
は、必要に応じて、従来から提案されているホログラム
積層体の種々の構成態様とすることができるが、通常、
図1に示すようなサンドイッチ構造の構成が好ましい。
また、本発明のホログラム積層体は、所望の寸法形状に
容易にフライス切削加工することができる。例えば、N
Cマシニング(通称、ルーター)を用いていかなる形状
にも容易に加工でき、また、YAGやCO2 のレーザー
加工でも容易に加工できる。さらに、切削加工した後
は、積層体端面のバフ研磨を行うことにより、外観の見
栄えを良くすることができる
【0020】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。
【0021】例1 接着剤層形成用アクリル系樹脂を次のようにして作成し
た。すなわち、トルエン50重量部、メタクリル酸メチ
ル40重量部、メタクリル酸ブチル10重量部、開始剤
(AIBN)0.1重量部をフラスコにとり、窒素雰囲
気下で70℃にて、2時間おきに2回開始剤を0.1重
量部追加して、10時間反応させ、ガラス転移点80
℃、重量平均分子量20万のポリマーを得た。残留溶剤
としてはトルエン2.5%であった。
【0022】接着剤層形成用アクリル系樹脂として、上
記得られたポリマーを用い、ホログラム形成用アクリル
系フォトポリマー材料として、デュポン社製・HRF7
50×305の厚さ20μmのフィルムを用い、アクリ
ル系樹脂基板として、厚さ1mmのガラスキャスト成形
のポリメチルメタクリレート基板(日東樹脂社製・クラ
レックス(商品名);ガラス転移点110℃)を用い
て、次のようにして図1に示すようなサンドイッチ構造
の構成のホログラム積層体を作成した。すなわち、2枚
のポリメチルメタクリレート基板に、それぞれ、厚さ2
5μmに成形した上記得られたポリマーの接着フィルム
を60℃に加熱しながら積層、接着させた。これらの得
られたポリマーの接着フィルムを積層した2枚のポリメ
チルメタクリレート基板の内、一方の基板の上記得られ
たポリマーの接着フィルムの上にホログラム形成用アク
リル系フォトポリマー材料のフィルムを45℃に加熱し
ながら積層、接着させ、しかる後、この一方の基板のホ
ログラム形成用アクリル系フォトポリマー材料のフィル
ムの面と、他方の基板の上記得られたポリマーの接着フ
ィルムの面とを合わせ、50℃に加熱しながら接着させ
てホログラム積層体を得た。得られたホログラム積層体
の接着剤層について、表面平滑性、ラミネート性および
耐熱性を測定した。その結果を表1に示した。
【0023】例2および3 接着剤層形成用アクリル系樹脂として、綜研化学(株)
製・サーモラック EM(商品名;ブチルメタクレー
ト;ガラス転移点80℃、重量平均分子量5万)(例
2)、または綜研化学(株)製・SKダイン AG−0
1(商品名;ブチルアクリレートを主成分とするポリマ
ー;ガラス転移点−20℃、重量平均分子量50万)
(例3)を用いたこと以外、実施例1と同様にしてホロ
グラム積層体を作成した。得られたホログラム積層体の
接着剤層について、実施例1と同様に、表面平滑性、ラ
ミネート性および耐熱性を測定した。その結果を表1に
示した。
【0024】
【表1】
【0025】*1:表面平滑性は、触針式表面粗さ測定
器により最大高さRmax (ISO/R468規定)を測
定し、Rmax <25μmを○印とし、Rmax 25〜50
μmを△印とし、Rmax >50μmを×印とした。 *2:ラミネート性は、JIS Z0237に規定する
180度引き剥がし法により、ポリメチルメタクリレー
ト樹脂基板に各種接着層を積層して180度ピール強度
を測定し、4N(ニュートン)以上を○印とし、2〜4
Nを△印とし、2N以下を×印とした。 *3:耐熱性は、図1の構成体での100℃耐熱連続1
ヵ月の試験により、構成体の形状変化とホログラムの外
観変化を観察し、ホログラムの外観変化と構成体の形状
変化が共に無いものを○印とし、構成体の形状は変化し
たがホログラムの外観変化が無いものを△印とし、構造
体の形状変化とホログラムの外観変化が共に有ったもの
を×印とした。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤層の表面が十分
に平滑で、表示像が十分に高品質であると共に、接着剤
層のラミネート性も、耐熱性も良好であって、優れた表
面平滑性、ラミネート性、耐熱性を兼ね備えた接着剤層
を有する、各構成層が主としてアクリル系からなるホロ
グラム積層体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホログラム積層体の構成の一例の断面概念図で
ある。
【図2】別置き型の車載用HUDの一例の概念図であ
る。
【符号の説明】
1 :ホログラム層 2 :接着剤層 2´:接着剤層 3 :透明基板 3´:透明基板 11:運転手等の観視者の観察位置 12:ホログラムを有するコンバイナ 13:情報を含む光 14:遠方表示の表示虚像の位置 15:透過型液晶表示素子、光源等を含む本体 16:車両のフロントガラス 17:車両ボディ
フロントページの続き (72)発明者 平野 明 神奈川県愛甲郡愛川町角田字小沢上原426 番1 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 2K008 AA08 AA16 DD15 EE04 FF03 4F100 AK25A AK25B AK25G AR00B BA02 BA26 EJ42 EJ422 GB41 JA05A JA05G JA07G JJ02 JK15 YY00A YY00G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系樹脂基板の表面に、アクリル系
    接着剤層を介して、アクリル系フォトポリマー材料から
    なるホログラム層が積層されているホログラム積層体に
    おいて、上記アクリル系接着剤層として、ガラス転移点
    が70℃以上で、かつ重量平均分子量が20万以上であ
    るアクリル系樹脂が用いられていることを特徴とするホ
    ログラム積層体。
  2. 【請求項2】アクリル系接着剤層の厚み方向の表面粗さ
    が5μm以下である請求項1に記載のホログラム積層
    体。
  3. 【請求項3】アクリル系樹脂基板のガラス転移点が90
    〜140℃である請求項1または2に記載のホログラム
    積層体。
  4. 【請求項4】アクリル系樹脂基板のガラス転移点が、ア
    クリル系接着剤層に用いられているアクリル系樹脂のガ
    ラス転移点より20℃以上高い請求項1、2または3に
    記載のホログラム積層体。
JP10721799A 1999-04-14 1999-04-14 ホログラム積層体 Withdrawn JP2000296583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10721799A JP2000296583A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 ホログラム積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10721799A JP2000296583A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 ホログラム積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000296583A true JP2000296583A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14453468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10721799A Withdrawn JP2000296583A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 ホログラム積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000296583A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162798A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Konica Minolta Photo Imaging Inc 光学デバイス、映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JP2017146385A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 大日本印刷株式会社 光学部材、表示装置
WO2020162476A1 (ja) 2019-02-05 2020-08-13 三菱ケミカル株式会社 画像表示用導光板
WO2021182598A1 (ja) 2020-03-13 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 導光板、及びarディスプレイ
CN115335219A (zh) * 2020-03-30 2022-11-11 日东电工株式会社 多层结构体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162798A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Konica Minolta Photo Imaging Inc 光学デバイス、映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JP2017146385A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 大日本印刷株式会社 光学部材、表示装置
TWI808611B (zh) * 2019-02-05 2023-07-11 日商三菱化學股份有限公司 影像顯示用導光板
KR20210107071A (ko) 2019-02-05 2021-08-31 미쯔비시 케미컬 주식회사 화상 표시용 도광판
TWI786368B (zh) * 2019-02-05 2022-12-11 日商三菱化學股份有限公司 影像顯示用導光板
WO2020162476A1 (ja) 2019-02-05 2020-08-13 三菱ケミカル株式会社 画像表示用導光板
KR20240095346A (ko) 2019-02-05 2024-06-25 미쯔비시 케미컬 주식회사 화상 표시용 도광판
US12487560B2 (en) 2019-02-05 2025-12-02 Mitsubishi Chemical Corporation Light guide plate for image display
WO2021182598A1 (ja) 2020-03-13 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 導光板、及びarディスプレイ
CN115244449A (zh) * 2020-03-13 2022-10-25 三菱化学株式会社 导光板以及ar显示器
KR20220155570A (ko) 2020-03-13 2022-11-23 미쯔비시 케미컬 주식회사 도광판, 및 ar 디스플레이
CN115335219A (zh) * 2020-03-30 2022-11-11 日东电工株式会社 多层结构体
US12459234B2 (en) 2020-03-30 2025-11-04 Nitto Denko Corporation Multilayer structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332599B2 (ja) 偏光板、その製造方法及びそれを用いた複合偏光板
JP4428470B1 (ja) 偏光板及び偏光板形成用接着剤組成物
JPH07270615A (ja) ホログラフィック積層体
JPH0561701U (ja) ヘッドアップ・ディスプレー・システム用のフロントガラス
WO2021182598A1 (ja) 導光板、及びarディスプレイ
CN114651217B (zh) 用于制造弯曲基材板的方法、基材板和板复合体
JP2000296583A (ja) ホログラム積層体
JP5427454B2 (ja) 光透過性基材及びその製造方法、光学フィルム、偏光板、並びに画像表示装置
JPH10119163A (ja) ホログラム積層体およびその製造方法
JP2003150065A (ja) フィルター一体型画像表示装置
JP3327354B2 (ja) ホログラム層封入合わせガラス及びその製造に使用される積層体
JP6877525B1 (ja) 加飾付積層体、光学積層体、およびフレキシブル画像表示装置
WO2006107006A1 (ja) 透明板
EP4080254A1 (en) Lenticular lens and display apparatus for three-dimensional head-up display including the same
JP3206855B2 (ja) ホログラフィック表示装置
EP4079776A1 (en) Adhesive composition, adhesive layer, and display apparatus for three-dimensional head-up display including the same
CN118409384A (zh) 一种轻薄型光波导镜片及其制备方法和应用
JP3799729B2 (ja) ホログラム積層体の製造方法
JPH09329759A (ja) ヘッドアップディスプレイ
TW202112537A (zh) 光學積層體及影像顯示裝置
JPH0435402Y2 (ja)
JP2002196140A (ja) 偏光板およびその製造方法
JPH0435403Y2 (ja)
JP3065203B2 (ja) ホログラム積層体
JP2001305301A (ja) 光学用コーティングフィルム及び液晶表示素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20060425

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080805

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080917