JP2000296661A - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JP2000296661A
JP2000296661A JP11109207A JP10920799A JP2000296661A JP 2000296661 A JP2000296661 A JP 2000296661A JP 11109207 A JP11109207 A JP 11109207A JP 10920799 A JP10920799 A JP 10920799A JP 2000296661 A JP2000296661 A JP 2000296661A
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JP11109207A
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Fusao Nishiura
房夫 西浦
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペーパエンドセンサに達しえないような狭い幅
の用紙に対しても印刷を実行できるようにすること。 【解決手段】印刷装置16は、用紙26に印刷を行うヘ
ッド163と、用紙26の画像を撮像するスキャナ16
6とを設けたキャリッジ162を備えている。CPU1
0は、用紙供給がなされた際に、上記キャリッジ162
を、用紙26が供給されるべき位置に移動して、上記ス
キャナ166で画像認識し、その認識された画像に基づ
いて用紙26の先端を判別することで、用紙26の供給
が実際になされたか否かを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドと共に
スキャナをキャリッジに設けた印刷装置を制御する印刷
制御装置に係り、特に、印刷用紙の供給又は排出状態の
検出に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワードプロセッサ等の印刷装
置を備えた情報処理装置においては、その印刷装置にお
ける用紙の給紙経路上に、ペーパエンドセンサ(PEセ
ンサ)が備えつけられており、それにより、用紙の上端
及び下端を検出することで、用紙が供給されたか否か、
及び、用紙が排出されたか否かを判別するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
上記PEセンサは、給紙経路上の一箇所にしか設けられ
ておいなかった。よって、幅の狭い用紙を使用して印刷
を行いたい場合であっても、上記PEセンサに達しえな
い幅の用紙では用紙の検出ができないため、印刷を行う
ことができなかった。
【0004】本発明の課題は、ペーパエンドセンサに達
しえないような狭い幅の用紙に対しても印刷を実行でき
るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段は
次の通りである。印刷制御装置が適用される印刷装置
は、用紙に印刷を行う印字部と、用紙の画像を撮像する
スキャナとを設けたキャリッジを備え、用紙を上記印字
部に供給して印刷を行う。印刷制御装置の判別手段は、
用紙供給がなされた際に、上記キャリッジを用紙が供給
されるべき位置に移動して上記スキャナで画像認識し、
その認識された画像に基づいて用紙の先端を判別するこ
とで、用紙の供給が実際になされたか否かを判別する。
【0006】請求項1の発明の手段の作用は次の通りで
ある。判別手段は、用紙供給がなされた際に、キャリッ
ジを用紙が供給されるべき位置に移動してスキャナで画
像認識し、その認識された画像に基づいて用紙の先端を
判別することで、用紙の供給が実際になされたか否かを
判別する。従って、用紙が実際に供給されたと判別され
た際には、印刷装置の印字部による印刷を開始できるの
で、ペーパエンドセンサに達しえないような狭い幅の用
紙に対しても印刷を実行できるようになる。さらには、
ペーパエンドセンサ自体を設けなくても良くなるので、
コストダウンにつながる。
【0007】請求項2の発明の手段は次の通りである。
印刷制御装置が適用される印刷装置は、用紙に印刷を行
う印字部と、用紙の画像を撮像するスキャナとを設けた
キャリッジを備え、印刷後に用紙を排出する。印刷制御
装置の判別手段は、印刷後に用紙を排出する際に、上記
キャリッジを用紙の有る位置に移動させて上記スキャナ
で画像認識し、その認識された画像に基づいて用紙の有
無を判別することで、用紙の排出がなされたか否かを判
別する。
【0008】請求項2の発明の手段の作用は次の通りで
ある。判別手段は、印刷後に用紙を排出する際に、上記
キャリッジを用紙の有る位置に移動させて上記スキャナ
で画像認識し、その認識された画像に基づいて用紙の有
無を判別することで、用紙の排出がなされたか否かを判
別する。従って、用紙の排出をスキャナを利用して判別
できるので、ペーパエンドセンサに達しえないような狭
い幅の用紙に対しても印刷を実行できるようになる。さ
らには、ペーパエンドセンサ自体を設けなくても良くな
るので、コストダウンにつながる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
の(A)乃至図8を参照して説明する。
【0010】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係る印刷制御装置の適用され
たワードプロセッサの構成を示す図で、図中の参照番号
10は、当該ワードプロセッサ全体を制御する制御部と
してのCPUである。12はキーボード等の入力装置で
あり、14は液晶ディスプレィ等の表示装置、16はプ
リンタ等の印刷装置である。
【0011】18はハードディスクやROM等の記憶装
置であり、20はRAMである。これら記憶装置18や
RAM20は、上記CPU10で実行される当該ワード
プロセッサの処理プログラムやデータ等が予め記憶され
ているものであるが、もちろん、このような記憶装置1
8やRAM20に記憶するプログラムやデータ等は、フ
ロッピーディスクや光(磁気)ディスク等の記憶媒体2
2から読み込むようにしても良いし、図示しない通信装
置により、外部とのデータ送受用の通信回線(有線又は
無線)24を介して接続された他の機器から受信して、
これらに記憶するようにしても良い。
【0012】ここで、印刷装置16の印字部は、図1の
(B)に示すように、ピックアップローラ161により
図示しない用紙を搬送し、キャリッジ162に設けられ
たヘッド163により例えば該キャリッジ162にセッ
トされた図示しないインクリボンを熱転写することで印
刷を行い、排出ローラ164により該印字部から排出さ
れるようになっている。そして、用紙の先端と後端をペ
ーパエンド(PE)センサ165により検出すること
で、用紙の供給と排出を検出する。
【0013】さらに、この印字部は、上記キャリッジ1
62にスキャナ166を設けている。即ち、このワード
プロセッサは、印刷用紙と同様に搬送される読取対象用
紙を撮像して、その読取対象用紙上の撮像した画像から
文字認識することでテキスト化する所謂OCR機能を備
えている。
【0014】また、図2の(A)は、上記RAM20の
記憶構成を示す図である。即ち、このRAM20には、
上記PEセンサ165で読取可能な用紙のサイズである
PEセンサ読取可能用紙サイズ、実際に印刷する印刷デ
ータ、「用紙無し」や「用紙詰まり」等を表示するため
の各種エラーメッセージデータ、用紙の有無を上記スキ
ャナ166を利用して行うか否かを示すスキャナ認識フ
ラグ(F)、図1の(C)に示すような上記スキャナ1
66の上端から用紙26までの実測値(Y)、同じく上
記スキャナ166の上端から用紙26までの論理値(Y
0)、補正値(ΔY)、リトライ限度数(N)、スキャ
ナ166で読み取った画像を記憶するためのスキャナ読
み取りエリア、PEセンサ165で読み取った画像を記
憶するためのPEセンサ読み取りエリア、ワークエリ
ア、等が設けられる。
【0015】次に、このような構成における動作を説明
する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷制
御装置の適用されたワードプロセッサの動作を説明する
メインフローチャートである。このフローチャートに記
載した各機能を実現するプログラムは、CPU10が読
み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶装置1
8もしくは記憶媒体22に記憶されている。
【0016】即ち、まず、入力装置12により所定の印
刷指示が与えられたかどうかを判別し(ステップS1
0)、印刷指示が与えられた場合には、詳細は後述する
ような印刷処理を行う(ステップS11)。ここで、所
定の印刷指示とは、用紙サイズの指定及び印刷データの
選択と、『印刷実行』キー(図示せず)等の押下とを含
む。
【0017】また、印刷指示が与えられていないと判別
した場合には、次に、所定の画像認識指示が与えられた
かどうかを判別する(ステップS12)。この画像認識
指示も与えられなかった場合には、その他の指示に応じ
た処理を行うことになるが、これは本発明には直接関係
が無いので、その説明は省略する。
【0018】これに対して、所定の画像認識指示が与え
られたと判別した場合には、まず、読取対象の文書等が
記載された読取対象用紙を供給する(ステップS1
4)。そして、キャリッジ162を移動しながら画像を
取り込み(ステップS15)、その取り込んだ画像をR
AM20のスキャナ読み取りエリアに記憶すると共に、
表示装置14に表示する(ステップS16)。この画像
取り込から表示までを全ての読取対象について行った後
(ステップS17)、上記RAM20のスキャナ読み取
りエリアに記憶された画像を文字認識してテキスト化し
(ステップS18)、このテキストと認識できなかった
画像データとをファイルとして記憶装置18に記憶する
(ステップS19)。そして、読取対象用紙を排出して
(ステップS20)、上記ステップS10に戻る。
【0019】上記ステップS11で実行される印刷処理
は、図4及び図5に示す一連のフローチャートのように
して行われる。
【0020】即ち、前述したように、用紙サイズの指定
及び印刷データの選択が行われて図示しない『印刷実
行』キー等が押下されると、まず、上記指定された用紙
サイズがPEセンサ165で検出可能なサイズであるか
どうかを、RAM20に記憶されたPEセンサ読取可能
用紙サイズを参照して判別する(ステップS30)。こ
こで、読取可能なサイズであると判別した場合にはRA
M20のスキャナ認識フラグ(F)をオフ(「0」)に
し(ステップS31)、また読取不可能なサイズである
と判別した場合にはそのスキャナ認識フラグ(F)をオ
ン(「1」)にする(ステップS32)。
【0021】その後、給紙動作を開始する(ステップS
33)。そしてここで、PEセンサ165とスキャナ1
66の何れを用いて用紙先端の検出を行うかを、スキャ
ナ認識フラグ(F)を参照することで判別する(ステッ
プS34)。スキャナ認識フラグ(F)が「0」の場合
は、PEセンサ165を用いて用紙先端の検出を行うの
で、PEセンサ165による読み取りを行い、読み取っ
た画像をRAM20のPEセンサ読み取りエリアに保存
する(ステップS35)。また、スキャナ認識フラグ
(F)が「1」の場合は、スキャナ166を用いて用紙
先端の検出を行うので、まずキャリッジ162即ちスキ
ャナ166を、指定用紙のサイズに基づいて、用紙中央
つまり用紙26を検出できる位置に移動させた後(ステ
ップS36)、スキャナ166を用いたスキャナ読み取
り処理を行う(ステップS37)。
【0022】このスキャナ読み取り処理は、図2の
(B)に示すように、まず、スキャナ166より画像を
取り込んでRAM20のスキャナ読み取りエリアに保存
する(ステップS60)。そして、この取り込んで保存
した画像の色に基づいて領域分割を行い(ステップS6
1)、各領域を分析して用紙26とプリンタ部とを解析
する(ステップS62)。即ち、記憶装置18又はRA
M20にプリンタ部の画像(スキャナ166で撮像され
た画像)が予め記憶されており、それと一致する部分が
プリンタ部であり、それ以外を用紙26と識別するよう
にしている。そして、そのときの用紙26の検出位置
を、スキャナ上端から用紙までの実測値(Y)として、
RAM20に保存する。
【0023】次に、CPU10は、PEセンサ165又
はスキャナ166の読み取り結果に基づいて、用紙26
の有無を判別する(ステップS38)。ここで、用紙2
6が検出できない場合には、RAM20のリトライ限度
数(N)を参照して、N回のリトライを行ったかどうか
判別し(ステップS39)、まだであれば上記ステップ
S33に戻る。また、N回のリトライを行ってしまった
場合には、RAM20の各種エラーメッセージデータエ
リアに記憶されている「用紙無し」のエラーメッセージ
を表示装置14に表示して(ステップS40)、メイン
ルーチンに戻る。
【0024】一方、用紙26が検出された場合には、そ
の用紙検出がPEセンサ165とスキャナ166の何れ
を用いて行われたのかを、スキャナ認識フラグ(F)を
参照することで判別する(ステップS41)。そして、
スキャナ認識フラグ(F)が「0」の場合は後述するス
テップS44に進む。また、スキャナ認識フラグ(F)
が「1」の場合は、RAM20に予め記憶されているス
キャナ166の上端から用紙26までの論理値(Y0)
と上記スキャナ読み取り処理においてRAM20に保存
されたスキャナ166の上端から用紙26までの実測値
(Y)との差を算出し、その結果をRAM20に補正値
(ΔY)として記憶する(ステップS42)。そして、
この補正値(ΔY)分、用紙26を紙送りする(ステッ
プS43)。
【0025】その後、頁書式等で指定されている印刷位
置まで用紙26を紙送りして(ステップS44)、印刷
を実行する(ステップS45)。
【0026】而して、印刷が終了したならば、用紙26
の排紙を行う(ステップS46)。そしてここで、PE
センサ165とスキャナ166の何れを用いて用紙後端
の検出を行うかを、スキャナ認識フラグ(F)を参照す
ることで判別する(ステップS47)。スキャナ認識フ
ラグ(F)が「0」の場合は、PEセンサ165を用い
て用紙後端の検出を行うので、PEセンサ165による
読み取りを行い、読み取った画像をRAM20のPEセ
ンサ読み取りエリアに保存する(ステップS48)。ま
た、スキャナ認識フラグ(F)が「1」の場合は、スキ
ャナ166を用いて用紙後端の検出を行うので、まず指
定用紙のサイズに基づいて用紙中央へキャリッジ162
即ちスキャナ166を移動させた後(ステップS4
9)、詳細は前述したようなスキャナ読み取り処理を行
う(ステップS50)。
【0027】そして、PEセンサ165又はスキャナ1
66の読み取り結果に基づいて、用紙26の有無を判別
する(ステップS51)。ここで、用紙26が検出され
ない場合には、上位のルーチンに戻るが、用紙26が検
出されている場合には、更に、RAM20のリトライ限
度数(N)を参照して、N回のリトライを行ったかどう
かを判別し(ステップS52)、まだであれば上記ステ
ップS46に戻る。また、N回のリトライを行ってしま
った場合には、RAM20の各種エラーメッセージデー
タエリアに記憶されている「用紙詰まり」等の用紙排出
エラーメッセージを表示装置14に表示して(ステップ
S53)、メインルーチンに戻る。
【0028】以上のように、本第1の実施の形態によれ
ば、スキャナ166をPEセンサ165の代わりに利用
することで、PEセンサ165の無いところへ挿入され
てしまう幅の狭い用紙であっても、その用紙の先端及び
後端を検出できるので、印刷を行うことができる。
【0029】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。本第2の実施の形態は、PE
センサを持たない場合の例であり、また、用紙の斜行に
対する対処を説明するものである。
【0030】本第2の実施の形態においては、RAM2
0の記憶構成は、図2の(C)に示すようになってい
る。即ち、本実施の形態におけるRAM20には、印刷
データ、各種エラーメッセージデータ、図2の(D)に
示すような斜行角度測定時におけるスキャナ166の左
右移動範囲(X)、スキャナ166の上端から用紙26
までの実測値(Y)、スキャナ166の上端から用紙2
6までの論理値(Y0)、補正値(ΔY)、リトライ限
度数(N)、図2の(D)に示すようなスキャナ166
で測定した斜行角度(α)、同じく斜行の限度(−α0
及び+α0)、総印刷枚数を記憶するセット枚数(M)
エリア、斜行により印刷できなかったのが何枚目である
かを記憶するエラーセット枚数エリア、同じく印刷でき
なかった総枚数をカウントするエラー枚数(E)カウン
タ、スキャナ読み取りエリア、検出した用紙の中央位置
を記憶する退避メモリ、ワークエリア、等が設けられ
る。
【0031】次に、このような構成における動作を説明
する。本第2の実施の形態においては、図3に示したメ
インフローチャートの動作は上記第1の実施の形態と同
様であり、上記ステップS11で実行される印刷処理が
異なっているだけである。
【0032】この印刷処理は、図6乃至図8に示すよう
な一連のフローチャートのようにして行われる。
【0033】即ち、用紙サイズの指定及び印刷データの
選択、並びに印刷枚数の指定が行われて、図示しない
『印刷実行』キー等が押下されると、CPU10は、ま
ず、該CPU10内部又はRAM20に構成した各レジ
スタやワークエリア等を初期化する(ステップS7
0)。即ち、この初期化においては、指定された印刷枚
数をセット枚数(M)エリアにセットし、エラー枚数
(E)エリアに「0」をセットし、また図示しないカウ
ンタnの値を「1」に初期設定する。
【0034】その後、キャリッジ162つまりスキャナ
166を初期位置(図1の(B)の例では最左端)に移
動して(ステップS71)、用紙26の給紙開始する
(ステップS72)。そして、キャリッジ162つまり
スキャナ166を左から右へ移動させて(ステップS7
3)、前述したようなスキャナ読み取り処理を行う(ス
テップS74)。この結果として、スキャナ166で用
紙26を認識したかどうかを判別し(ステップS7
5)、まだ認識していないと判別した場合には、更に、
キャリッジ162つまりスキャナ166が最右端にまで
移動されたかどうかを判別する(ステップS76)。そ
して、まだ、その最右端にまで達していないと判別した
場合には、上記ステップS73に戻る。
【0035】また、最右端にまでキャリッジ162つま
りスキャナ166が達したと判別された場合には、カウ
ンタnの値がRAM20に記憶されたリトライ限度数
(N)に達したかどうかを判別し(ステップS77)、
まだN回に達していないと判別した場合には、カウンタ
nの値を「+1」した後(ステップS78)、上記ステ
ップS71に戻る。
【0036】これに対して、カウンタnの値がリトライ
限度数(N)に達したと判別した場合には、上記カウン
タnの値を「1」に初期設定した後(ステップS7
9)、RAM20の各種エラーメッセージデータエリア
に記憶されている「用紙無し」のエラーメッセージを表
示装置14に表示する(ステップS80)。そして、再
実行の指示がなされるのを待って(ステップS81)、
上記ステップS71に戻る。つまり、用紙26が無かっ
たり、スキャナ位置に達する前に用紙ジャムが発生した
場合には、エラーメッセージ表示によりオペレータに告
知する。そして、オペレータが手動で給紙又は紙詰まり
を取り除いた後、再度、印刷実行を指示すれば、上記処
理を繰り返すことになる。
【0037】而して、上記ステップS75において、ス
キャナ166で用紙26を認識したと判別した場合に
は、次に、キャリッジ162の現在位置と最右端との中
央位置を求め(ステップS82)(なお、特に説明はし
なかったが、上記第1の実施の形態における用紙中央の
求め方も同様である)、その求めた中央位置をRAM2
0に構成した退避メモリに記憶する(ステップS8
3)。即ち、用紙26が斜行したり次の用紙がづれてい
たりすると、次の用紙の印刷時に現在位置にスキャナ1
66を戻してもその用紙を認識できないおそれがあるの
で、現在の用紙26の中央を認識位置とするようにして
いる。
【0038】次に、RAM20に予め記憶されているス
キャナ166の上端から用紙26までの論理値(Y0)
と上記スキャナ読み取り処理においてRAM20に保存
されたスキャナ166の上端から用紙26までの実測値
(Y)との差を算出し、その結果をRAM20に補正値
(ΔY)として記憶する(ステップS84)。そして、
この補正値(ΔY)分、用紙26を紙送りする(ステッ
プS85)。その後、RAM20に記憶されているスキ
ャナ166の左右移動範囲(X)に従って左右方向にス
キャナ166を移動して、図2の(D)に示すようにX
幅の画像を読み取る(ステップS86)。そして、その
読み取った画像から、用紙26の斜行角度αを検出し、
それをRAM20に保存する(ステップS87)。
【0039】ここで、その保存した斜行角度αが、RA
M20に予め記憶されている斜行の限度である−α0と
+α0の間にあるかどうかを判別する(ステップS8
8)。その結果、現在の用紙の斜行度が斜行限度内にあ
ると判別された場合には、頁書式等で指定されている印
刷位置まで用紙26を紙送りして(ステップS89)、
印刷を実行する(ステップS90)。これに対して、現
在の用紙の斜行度が斜行限度を越えていると判別した場
合には、用紙斜行エラーとして、RAM20の現在のセ
ット枚数(M)をエラーセット枚数エリアに記憶すると
共に、RAM20のエラー枚数(E)カウンタをインク
リメントする(ステップS91)。
【0040】こうして、印刷が終了したならば、あるい
は、用紙斜行エラーをセットしたならば、次に、用紙2
6の排紙を行い(ステップS92)、キャリッジ162
つまりスキャナ166を上記退避メモリに記憶した位置
へ移動して(ステップS93)(なお、特に説明はしな
かったが、上記第1の実施の形態における排紙の際の用
紙中央へキャリッジを移動する方法も同様である)、前
述したようなスキャナ読み取り処理を実行する(ステッ
プS94)。
【0041】そして、このスキャナ166の読み取り結
果に基づいて、用紙26の有無を判別する(ステップS
95)。ここで、用紙26が検出できない場合には、カ
ウンタnの値がRAM20に記憶されたリトライ限度数
(N)に達したかどうかを判別し(ステップS96)、
まだN回に達していないと判別した場合には、カウンタ
nの値を「+1」した後(ステップS97)、上記ステ
ップS92に戻る。
【0042】これに対して、カウンタnの値がリトライ
限度数(N)に達したと判別した場合には、RAM20
の各種エラーメッセージデータエリアに記憶されている
「用紙詰まり」等の用紙排出エラーメッセージを表示装
置14に表示する(ステップS98)。そして、再実行
の指示がなされるのを待つ(ステップS99)。つま
り、用紙26が詰まった場合には、エラーメッセージ表
示によりオペレータに告知、オペレータが手動でその紙
詰まりを取り除いた後、再度、印刷実行を指示すること
で、以降の処理に進むことになる。
【0043】而して、上記ステップS95においてスキ
ャナ166で用紙26の排出を検出したと判別した場
合、あるいは上記ステップS99において再実行が指示
された場合には、次に、上記カウンタnの値を「1」に
初期設定した後(ステップS100)、RAM20のセ
ット枚数(M)エリアの値を「−1」する(ステップS
101)。そして、その結果、セット枚数(M)エリア
の値が「0」になったかどうかを判別し(ステップS1
02)、まだであれば即ち印刷する枚数が残っている場
合には、給紙を行い(ステップS103)、キャリッジ
162つまりスキャナ166を上記退避メモリに記憶し
た位置へ移動して(ステップS104)、前述したよう
なスキャナ読み取り処理を実行する(ステップS10
5)。
【0044】そして、このスキャナ166の読み取り結
果に基づいて、用紙26の有無を判別する(ステップS
106)。ここで、用紙26が検出できた場合には、上
記カウンタnの値を「1」に初期設定した後(ステップ
S107)、上記ステップS84に戻る。
【0045】これに対して、用紙26が検出されない場
合には、カウンタnの値がRAM20に記憶されたリト
ライ限度数(N)に達したかどうかを判別し(ステップ
S108)、まだN回に達していないと判別した場合に
は、カウンタnの値を「+1」した後(ステップS10
9)、上記ステップS103に戻る。また、カウンタn
の値がリトライ限度数(N)に達したと判別した場合に
は、RAM20の各種エラーメッセージデータエリアに
記憶されている「用紙無し」のエラーメッセージを表示
装置14に表示した後(ステップS110)、再実行の
指示がなされるのを待つ(ステップS111)。そし
て、再実行指示がなされたならば、上記カウンタnの値
を「1」に初期設定した後(ステップS112)、上記
ステップS103に戻る。
【0046】こうして、上記ステップS102において
セット枚数(M)エリアの値が「0」になったと判別さ
れた場合、つまり、印刷指定された全ての枚数に対する
処理が終了したならば、例えばRAM20のエラーセッ
ト枚数エリアあるいはエラー枚数エリアを参照して、用
紙斜行エラーがあったかどうかを判別する(ステップS
113)。そして、用紙斜行エラーが無かった場合に
は、直ちに、メインルーチンに戻る。これに対して、用
紙斜行エラーがあった場合には、RAM20の各種エラ
ーメッセージデータエリアに記憶されている「斜行エラ
ー」のエラーメッセージを表示装置14に表示すると共
に、その斜行エラーが何枚目の用紙において発生したか
及び全部で何枚の斜行エラーが発生したかを、上記RA
M20のエラーセット枚数エリア及びエラー枚数エリア
の記憶内容に従って表示装置14に表示した後(ステッ
プS114)、メインルーチンに戻る。
【0047】以上のように、本第2の実施の形態では、
スキャナ166で用紙26の上端を検出するとき、スキ
ャナ166を左右に移動させることにより用紙26の斜
行度を検出する。そしてその結果が所定の斜行限度値以
上のとき、斜行とみなして、印刷を行わないで用紙26
を排出する。このように、スキャナ166を用紙26の
上端の検出のみでなく、用紙26の斜行の検出にも利用
し、用紙26が斜行している場合は、その用紙26を排
出してしまうことにより、印刷のミスをなくすことがで
きる。
【0048】なお、本実施の形態では、印刷しないで排
出された用紙の枚数及び何枚目かの情報を記憶してお
き、印刷終了後その内容を表示するようにしているが、
印刷しないで排出した用紙の比率が或る値以上の場合、
用紙のセット位置等の不良が考えられるため、その旨を
表示等で注意を促すようにすることが更に好ましい。
【0049】また、用紙の認識方法は上記第1及び第2
の実施の形態で説明したようなものに限定されるもので
はなく、例えば、動きのある画像領域を用紙と認識して
も良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ペーパエンドセンサの
代わりにスキャナを利用することで用紙の先端及び/又
は終端を検出することで、用紙の有無を判別できるよう
にしたので、ペーパエンドセンサに達しえないような狭
い幅の用紙に対しても印刷を実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る印刷
制御装置の適用されたワードプロセッサの構成を示す
図、(B)は(A)中の印刷装置のプリンタ部の機械的
な構成を示す図であり、(C)はスキャナ上端から用紙
までの理論値と実測値の関係を説明するための図であ
る。
【図2】(A)は第1の実施の形態におけるRAMの記
憶構成を示す図、(B)は図4中のスキャナ読み取り処
理を説明するためのフローチャート、(C)は本発明の
第2の実施の形態に係る印刷制御装置の適用されたワー
ドプロセッサにおけるRAMの記憶構成を示す図であ
り、(D)は用紙の斜行角度と斜行の限度との関係を説
明するための図である。
【図3】第1の実施の形態に係る印刷制御装置の適用さ
れたワードプロセッサの動作を説明するためのメインフ
ローチャートである。
【図4】図3中の印刷処理を説明するための一連のフロ
ーチャートの前半部分を示す図である。
【図5】図3中の印刷処理を説明するための一連のフロ
ーチャートの後半部分を示す図である。
【図6】第2の実施の形態における印刷処理を説明する
ための一連のフローチャートの第1の部分を示す図であ
る。
【図7】第2の実施の形態における印刷処理を説明する
ための一連のフローチャートの第2の部分を示す図であ
る。
【図8】第2の実施の形態における印刷処理を説明する
ための一連のフローチャートの第3の部分を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 CPU 12 入力装置 14 表示装置 16 印刷装置 18 記憶装置 20 RAM 22 記憶媒体 24 通信回線 26 用紙 161 ピックアップローラ 162 キャリッジ 163 ヘッド 164 排出ローラ 165 ペーパエンド(PE)センサ 166 スキャナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に印刷を行う印字部と、用紙の画像
    を撮像するスキャナとを設けたキャリッジを備え、用紙
    を上記印字部に供給して印刷を行う印刷装置を制御する
    印刷制御装置において、 用紙供給がなされた際に、上記キャリッジを用紙が供給
    されるべき位置に移動して上記スキャナで画像認識し、
    その認識された画像に基づいて用紙の先端を判別するこ
    とで、用紙の供給が実際になされたか否かを判別する判
    別手段を具備することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 用紙に印刷を行う印字部と、用紙の画像
    を撮像するスキャナとを設けたキャリッジを備え、印刷
    後に用紙を排出する印刷装置を制御する印刷制御装置に
    おいて、 印刷後に用紙を排出する際に、上記キャリッジを用紙の
    有る位置に移動させて上記スキャナで画像認識し、その
    認識された画像に基づいて用紙の有無を判別すること
    で、用紙の排出がなされたか否かを判別する判別手段を
    具備することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 上記スキャナで撮像された画像を取り込
    んで記憶する記憶手段を更に具備することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 上記判別手段は、印刷後に用紙を排出す
    る際に、上記キャリッジを用紙の有る位置に移動させて
    上記スキャナで画像認識し、その認識された画像に基づ
    いて用紙の有無を判別することで、用紙の排出がなされ
    たか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の
    印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 上記判別手段は、印刷後に用紙を排出す
    る際に、上記キャリッジを用紙の有る位置に移動させて
    上記スキャナで画像認識し、その認識された画像に基づ
    いて用紙の下端を判別し、用紙下端が検出できない場合
    は、その旨を告知することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 上記判別手段は、上記スキャナを左右に
    移動させることにより用紙の斜行角度を検出し、その検
    出した斜行角度が所定角度以上の時には、上記印字部に
    よる印刷を行わないで用紙を排出すると共に、この印刷
    しないで排出された用紙の枚数あるいは何枚目かの情報
    を告知することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御
    装置。
  7. 【請求項7】 上記判別手段は、上記スキャナを左右に
    移動させることにより用紙の斜行角度を検出し、その検
    出した斜行角度が所定角度以上の時には、上記印字部に
    よる印刷を行わないで用紙を排出すると共に、この印刷
    しないで排出された用紙の比率が所定値以上の場合、そ
    の旨を告知することを特徴とする請求項1に記載の印刷
    制御装置。
  8. 【請求項8】 上記印刷装置は、用紙の先端を検出する
    ためのペーパエンドセンサを所定位置に備えており、 用紙の設定に応じて、上記ペーパエンドセンサを使用す
    るか上記スキャナを使用して用紙の先端検出を行うか
    を、自動的に切換える切換え手段を更に具備することを
    特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
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