JP2000297057A - ヒドロキシケトン類の製造方法 - Google Patents
ヒドロキシケトン類の製造方法Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
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Abstract
等の合成中間体として有用であるヒドロキシケトン類を
安価かつ工業的に有利に製造できる方法を提供する。 【解決手段】 式(IV) 【化1】 (式中、R3及びR4はそれぞれ水素原子または置換基を
有していてもよい炭化水素基を表し、nは1または2を
表す。)で示される化合物に、式(V) 【化2】 (式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基を
表し、R2は水素原子または置換基を有していてもよい
炭化水素基を表す。)で示されるケトン類を塩基の存在
下に作用させることにより式(I) 【化3】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示される化合物を形成し、この化合物を酸又
は塩基の存在下で水素添加して式(II) 【化4】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示されるヒドロキシケトン類を製造する。
Description
香料、医薬、農薬等の合成中間体として有用な、式(I
I)
炭化水素基を表し、R2、R3及びR4はそれぞれ水素原
子または置換基を有していてもよい炭化水素基を表し、
nは1または2を表す。)で示されるヒドロキシケトン
類の製造方法、及び該製造方法において有用な中間体並
びに該中間体の製造方法に関する。
の一種である7−ヒドロキシ−6−メチル−2−ヘプタ
ノンや8−ヒドロキシ−2−オクタノンは、公知化合物
であり、その製造方法としては、以下に示す方法が知ら
れている。
テルより7工程を経て7−ヒドロキシ−6−メチル−2
−ヘプタノンを得る方法(Synthetic Communications,
18(8), 811(1988))。
ナールを、−78℃で水素化ホウ素ナトリウムにより選
択的に還元して7−ヒドロキシ−6−メチル−2−ヘプ
タノンを得る方法(Helvetica Chimica Acta, 73(2), 7
33(1990))。
ラン−2−イル)−2−プロパノンを塩化亜鉛及びラネ
ーニッケルを含有するエタノール中で加熱還流すること
により8−ヒドロキシ−2−オクタノンを得る方法(Co
mptes Rendus Hebdomadairesdes Seances de l'Academi
e des Sciences, Serie C, 283, 605(1976))。
の場合、工程数が長いために7−ヒドロキシ−6−メチ
ル−2−ヘプタノンの収率は低くなり、その結果、7−
ヒドロキシ−6−メチル−2−ヘプタノンの製造コスト
が増大する。また、方法Bの場合、反応温度を−78℃
という非常に低温とする必要があり、操作性に問題があ
る上、高価な還元剤である水素化ホウ素ナトリウムを当
量(2−メチル−6−オキソヘプタナールに対して1/
4モル以上)使用するため製造コストが増大するという
問題がある。また、方法Cの場合、多量の塩化亜鉛を使
用するので、材料のコストと排水処理の問題がある。
しようとするものであり、7−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ヘプタノンおよび8−ヒドロキシ−2−オクタノ
ンを包含する、式(II)で示されるヒドロキシケトン類
を安価かつ工業的に有利に製造できる方法を提供するこ
とを目的とする。
的を達成するために種々の検討を行い、その結果、特定
の含酸素複素環式化合物を酸又は塩基の存在下で水素添
加することにより選択的に式(II)で示されるヒドロキ
シケトン類を得ることができることを見出し、本発明を
完成するに至った。また、本発明者らは、式(II)で示
されるヒドロキシケトン類を製造する過程で、その合成
中間体として有用な新規化合物並びにその製造方法を併
せて見出した。
炭化水素基を表し、R2、R3及びR4はそれぞれ水素原
子または置換基を有していてもよい炭化水素基を表し、
nは1または2を表す。)で示される化合物を酸又は塩
基の存在下で水素添加することからなる式(II)
定義と同じである。)で示されるヒドロキシケトン類の
製造方法を提供する。
の化合物の合成原料(中間体)である式(I)の化合物
の製造方法であって、式(IV)
たは置換基を有していてもよい炭化水素基を表し、nは
1または2を表す。)で示される化合物に式(V)
炭化水素基を表し、R2は水素原子または置換基を有し
ていてもよい炭化水素基を表す。)で示されるケトン類
を塩基の存在下に作用させることからなる式(I)の化合
物の製造方法を提供する。
合物の合成原料(中間体)を表す式(I)においてR3
が水素原子でありかつR4がメチル基であって、さらに
nが1である式(III)
炭化水素基を表し、R2は水素原子または置換基を有し
ていてもよい炭化水素基を表す。)で示される新規化合
物を提供する。
示される化合物を出発原料とする式(II)のヒドロキシ
ケトン類の製造方法であって、式(IV)の化合物に、式
(V)のケトン類を塩基の存在下に作用させることによ
り式(I)の化合物を形成し、この化合物を酸又は塩基の
存在下で水素添加することからなる式(II)のヒドロキ
シケトン類の製造方法を提供する。
スキームA
または塩基の存在下に水素添加することからなる式(II)
のヒドロキシケトン類の製造方法である。
基を有していてもよい炭化水素基を表し、R2、R3及び
R4はそれぞれ水素原子または置換基を有していてもよ
い炭化水素基を表し、nは1又は2を表す。
いて、置換基を有していてもよい炭化水素基としては、
直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよく、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル
基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、ナフ
チル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等の
アラルキル基などが挙げられるが、炭素数が10以下の
ものが好ましい。これらの炭化水素基は、メトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子などの反応に
悪影響を及ぼさない置換基により適宜置換されていても
よい。
素添加触媒の存在下で式(I)の化合物に水素を反応さ
せることにより行われる。この場合、反応を円滑に進行
させるために酸又は塩基の存在下で水素添加を行う。
いて従来から使用されている種々の触媒を使用すること
ができ、例えば、ラネーニッケル、ニッケル−珪藻土な
どのニッケル系触媒、パラジウム−炭素、パラジウム/
アルミナなどのパラジウム系触媒などが挙げられ、これ
らを混合して用いることもできる。
(I)の化合物100重量部に対し、好ましくは0.0
1〜10重量部、より好ましくは0.1〜5重量部であ
る。
しくは常圧〜9.8MPa(100気圧)、より好まし
くは0.196MPa(2気圧)〜1.96MPa(2
0気圧)である。
0℃〜200℃、より好ましくは40℃〜150℃であ
る。
20時間、好ましくは1〜10時間である。
は、塩化水素、硫酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、ア
ジピン酸、テレフタル酸等のカルボン酸類、メタンスル
ホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸等のスルホン酸類などが挙げられる。また、塩
基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ金属の水酸化物、水酸化マグネシウム、水酸化カ
ルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、ナトリウム
アミド、リチウムジイソプロピルアミド等のアルカリ金
属アミド、ジイソプロピルエチルアミン、1,4−ジア
ザビシクロ[2.2.2]オクタン等のアミン類などが挙
げられる。
量部に対し、好ましくは0.05〜5重量部、より好ま
しくは0.1〜2重量部である。
100重量部に対し、好ましくは0.1〜50重量部、
より好ましくは0.5〜20重量部である。
用してもよいし、所望により水溶液として使用してもよ
い。
を及ぼさない種々の溶媒を使用することができる。例え
ば、ヘキサン、オクタンなどの炭化水素、メタノール、
エタノールなどのアルコール類、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素等が挙げられ、これらを混合して用
いることもできる。
ヒドロキシケトン類は、例えば、i)反応混合物から水
素添加触媒を濾過、遠心分離等の方法によって除去し、
次いで水層を分離した後、得られた有機層を蒸留する方
法や、ii)反応混合物から水素添加触媒を除去し、次い
で有機溶媒による抽出を行い、得られた有機層を常圧ま
たは減圧下で濃縮する方法、などの一般的な手法により
単離することができる。なお、上記において抽出に使用
する有機溶媒としては、例えば、トルエン、ベンゼン、
ヘキサン、シクロヘキサンなどの炭化水素;塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタンなどの
ハロゲン化炭化水素などが使用できる。
以下のスキームB
キームAにおいて定義した通りである)で示されるよう
に、式(IV)の化合物と式(V)で示されるケトン類と
を塩基の存在下で縮合させて式(I)の化合物を製造する
方法である。ここで、出発原料として使用される式(I
V)で示される化合物は、基本的にはBulltein de la So
ciete Chimique de France, 283(1960) and 2677(1964)
に記載された方法、LiebigsAnnalen der Chemie, 1726
(1983)に記載された方法、あるいは特開昭54−130
559号公報等に記載された方法などによって製造する
ことができ、特に、式(IV)においてR3=水素原子であ
り、R4=メチル基であり、そしてn=1である化合
物、即ち2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロフラ
ンは、例えば、特開平9−52888号公報に記載の方
法により製造することができる。
の化合物と式(V)のケトン類とのモル比は、化学安定
性、未反応原料の回収操作等を考慮して、式(IV)の化
合物:式(V)のケトン類=1:0.5〜1:10とす
ることが好ましく、式(IV)の化合物:式(V)のケト
ン類=1:0.9〜1:5とすることがより好ましい。
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金
属の水酸化物、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム
等のアルカリ土類金属の水酸化物、水素化ナトリウム、
水素化カリウム等のアルカリ金属の水素化物、水素化カ
ルシウム等のアルカリ土類金属の水素化物、リチウムジ
イソプロピルアミド、ナトリウムヘキサメチルジシラジ
ド等のアルカリ金属アミド、ジイソプロピルエチルアミ
ン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン等の
アミン類などを挙げることができる。
いは水溶液の形で使用することができるが、アルカリ金
属またはアルカリ土類金属の水酸化物を水溶液として使
用することが好ましい。なお、その場合、水溶液中のア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物の濃度
は、通常0.5〜50重量%、好ましくは1〜30重量
%である。
物1モルに対し、好ましくは0.01〜0.3モル、よ
り好ましくは0.03〜0.1モルである。
に悪影響を及ぼさない種々の溶媒を使用することができ
る。例えば、ヘキサン、オクタンなどの炭化水素、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、メタノ
ール、エタノールなどのアルコール類、トルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素等が挙げられ、これらを混合
して用いることもできる。
50℃、より好ましくは40℃〜120℃の範囲の温度
で実施される。
応混合物に対し、洗浄、抽出、蒸留等の操作を施すこと
により単離することができる。
シ−4−メチルテトラヒドロフランに式(V)の化合物
を塩基の存在下で反応させることにより、式(I)の化
合物のうちの特定の場合(即ち、R3が水素原子であ
り、かつR4がメチル基であり、さらにnが1である場
合)の式(III)
たとおりであり、nは1である。)の化合物が得られ
る。この化合物は文献未記載の新規化合物である。従っ
て、この化合物自体も本発明の第3の態様となる。
明する。
ームBとスキームAとを組み合わせた製造方法である。
即ち、式(IV)の化合物と式(V)で示されるケトン類
とを塩基の存在下で縮合反応させて式(I)の化合物を製
造し、その式(I)の化合物を酸又は塩基の存在下で水
素添加することからなる式(II)のヒドロキシケトン類
の製造方法である。ここで、縮合反応並びに水素添加方
法については、スキームA並びにスキームBにおいて説
明したとおりである。
るが、本発明はこれらの実施例により限定されるもので
はない。
イル)−2−プロパノンの合成 室温下、アセトン44g(0.76mol)と10%水
酸化カリウム水溶液[水酸化カリウム23g(40mm
ol)を含有する]の混合溶液に、2−ヒドロキシ−4
−メチルテトラヒドロピラン64g(純度91.4%、
0.50mol)を30分にわたって滴下し、さらに、
60℃で4時間加熱攪拌した。ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテルを内部標準として、ガスクロマトグラ
フィーで分析したところ、1−(テトラヒドロ−4−メ
チル−2H−ピラン−2−イル)−2−プロパノンの収
率は、2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン
基準で81.0%であることが分かった。
層を分離し、得られた有機層を減圧蒸留して、75℃〜
80℃(4mmHg)の沸点を有する留分として1−(テ
トラヒドロ−4−メチル−2H−ピラン−2−イル)−
2−プロパノン58.7g(無色液体、377mmo
l、収率:75.3%)を得た。この化合物の物性値を
以下に示す。
3H) EIMS(m/z): 159(M+1), 140(M
−H2O)。
イル)−2−プロパノンの合成 攪拌機を備えた内容積1リットルのオートクレーブに、
アセトン139.2g(2.4mol)、2%水酸化ナ
トリウム水溶液200.0g[水酸化ナトリウム4.0
g(0.1mol)を含有する]およびトルエン50.
0gを仕込み、反応容器内の雰囲気を窒素ガスで置換し
た後、反応混合物の温度を100℃に加熱した。
メチルテトラヒドロピラン245.4g(純度94.5
%、2.0mol)を6時間かけてフィードし、フィー
ド終了後、得られた混合物を更に同温度で1時間攪拌し
た。
機層を分離取得し、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテルを内部標準として、ガスクロマトグラフィーによ
り分析したところ、目的の1−(テトラヒドロ−4−メ
チル−2H−ピラン−2−イル)−2−プロパノンの収
率は2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン基
準で、87.9%であることが分かった。
イル)−2−プロパノンの合成 室温下、アセトン404g(6.97mol)と40%
水酸化カリウム水溶液[水酸化カリウム13.6g(2
34mmol)を含有する]34gの混合溶液に2−ヒ
ドロキシ−4−メチルテトラヒドロフラン268g(純
度90.1%、2.32mol)を1時間にわたって滴
下し、更に60℃で1時間加熱攪拌した。ジエチレング
リコールモノメチルエーテルを内部標準として、ガスク
ロマトグラフィーで分析したところ、1−(テトラヒド
ロ−4−メチル−2H−フラン−2−イル)−2−プロ
パノンの収率は、2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒ
ドロフラン基準で、92.0%であることが分かった。
層を分離し、得られた有機層を減圧蒸留して85℃〜9
0℃(4mmHg)の沸点を有する留分として1−(テ
トラヒドロ−4−メチル−2H−フラン−2−イル)−
2−プロパノン320g(無色液体、2.21モル、収
率:95.3%)を得た。この化合物の物性値を以下に
示す。
(s、3H) EIMS(m/z):142(M+)。
メチル−2H−ピラン−2−イル)−2−プロパノン4
0.4g(純度98.9%、253mmol)に、硫酸
0.4g、水1.0g及び10%パラジウム−炭素(含
水率:50%)0.8gを窒素雰囲気下で加え、水素圧
7kgf/cm2で、室温〜100℃の温度で2時間攪
拌した。ジエチレングリコールモノメチルエーテルを内
部標準として、ガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、8−ヒドロキシ−6−メチル−2−オクタノンの収
率は96.6%であることが分かった。
触媒をのぞき、得られた濾液を減圧蒸留して95℃〜1
05℃(2mmHg)の留分として8−ヒドロキシ−6
−メチル−2−オクタノン36.7g(無色液体、23
2mmol、収率:91.8%)を得た。
−4−メチル−2H−ピラン−2−イル)−2−プロパ
ノン128.0g(純度98.9%、812mmol)
に、10%水酸化カリウム水溶液56.0g[水酸化カ
リウム5.6g(100mmol)を含有する]及び1
0%パラジウム−炭素(含水率:50%)1.16gを
窒素雰囲気下で加え、水素圧7kgf/cm2、100
℃で4時間攪拌した。ジエチレングリコールモノメチル
エーテルを内部標準として、ガスクロマトグラフィーで
分析したところ、8−ヒドロキシ−6−メチル−2−オ
クタノンの収率は、73.5%であることが分かった。
実施例1の方法で得られた1−(テトラヒドロ−4−メ
チル−2H−ピラン−2−イル)−2−プロパノン31
7.3g(2.0mol)、2%水酸化ナトリウム水溶
液200.0g[水酸化ナトリウム4.0g(0.1m
ol)を含有する]、トルエン50.1gおよび5%パ
ラジウム/炭素(含水率:50%)4.64gを窒素雰
囲気下に仕込み、水素圧7kgf/cm2、100℃で
6時間攪拌した。
炭素を濾過により除き、二層に分離した濾液から有機層
を分離取得し、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ルを内部標準として、ガスクロマトグラフィーで分析し
たところ、8−ヒドロキシ−6−メチル−2−オクタノ
ンの収率は、87.4%であることが分かった。
メチル−2H−フラン−2−イル)−2−プロパノン3
0.0g(純度96.0%、203mmol)にp−ト
ルエンスルホン酸一水和物96mg(0.50mmo
l)及び10%パラジウム−炭素(含水率50%)17
2mgを窒素雰囲気下で加え、水素圧7kgf/cm2
で、室温〜80℃で2時間加熱攪拌した。ジエチレング
リコールモノメチルエーテルを内部標準として、ガスク
ロマトグラフィーで分析したところ、7−ヒドロキシ−
6−メチル−2−ヘプタノンの収率は、92.5%であ
ることが分かった。
触媒をのぞき、得られた濾液を減圧蒸留して99℃〜1
04℃(2.5mmHg)の沸点を有する留分として7
−ヒドロキシ−6−メチル−2−ヘプタノン25.9g
(無色液体、180mmol、収率:88.6%)を得
た。
ル)−2−プロパノン8.86g(純度84.0%、5
2.4mmol)に、p−トルエンスルホン酸一水和物
25mg(0.13mmol)及び10%パラジウム−
炭素(含水率:50%)180mgを窒素雰囲気下で加
え、水素圧7kgf/cm2で、室温〜80℃で5時間
攪拌した。ジエチレングリコールモノメチルエーテルを
内部標準として、ガスクロマトグラフィーで分析したと
ころ、8−ヒドロキシ−2−オクタノンの収率は、7
5.3%であることが分かった。
触媒をのぞき、得られた濾液を減圧蒸留して、92℃〜
95℃(3mmHg)の沸点を有する留分として8−ヒ
ドロキシ−2−オクタノン5.2g(無色液体、35.
8mmol、収率:68.3%)を得た。
プロパノンの合成 室温下、アセトン63.0g(1.09mol)と10
%水酸化カリウム水溶液58.0[水酸化カリウム5.
8g(100mmol)を含有する]の混合溶液に、2
−ヒドロキシテトラヒドロフラン98.0g(純度8
9.3%、994mmol)を1時間にわたって滴下
し、得られた混合物を更に60℃で1時間攪拌した。ジ
エチレングリコールモノメチルエーテルを内部標準とし
て、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、1−
(テトラヒドロ−2H−フラン−2−イル)−2−プロパ
ノンの収率は89.4%(2−ヒドロキシテトラヒドロ
フラン基準)であることが分かった。
層を分離し、得られた有機層を減圧蒸留して、1−(テ
トラヒドロ−2H−フラン−2−イル)−2−プロパノ
ンを102.4g得た。
ル)−2−プロパノン14.7g(純度90.2%、1
04mmol)に、p−トルエンスルホン酸一水和物9
9mg(0.52mmol)及び10%パラジウム−炭
素(含水率:50%)880mgを窒素雰囲気下で加
え、水素圧7kgf/cm2で、室温〜90℃で3時間
攪拌した。ジエチレングリコールモノメチルエーテルを
内部標準として、ガスクロマトグラフィーで分析したと
ころ、7−ヒドロキシ−2−ヘプタノンの収率は、6
9.8%であることが分かった。
触媒をのぞき、得られた濾液を減圧蒸留して、90℃〜
95℃(2mmHg)の沸点を有する留分として7−ヒ
ドロキシ−2−ヘプタノン8.75g(無色液体、6
7.3mmol、収率:65.0%)を得た。
料、医薬、農薬等の合成中間体として有用なヒドロキシ
ケトン類を安価かつ工業的に有利に製造できる、
Claims (4)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基を
表し、R2、R3及びR4はそれぞれ水素原子または置換
基を有していてもよい炭化水素基を表し、nは1または
2を表す。)で示される化合物を酸又は塩基の存在下で
水素添加することからなる、式(II) 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示されるヒドロキシケトン類の製造方法。 - 【請求項2】 式(IV) 【化3】 (式中、R3及びR4はそれぞれ水素原子または置換基を
有していてもよい炭化水素基を表し、nは1または2を
表す。)で示される化合物に、式(V) 【化4】 (式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基を
表し、R2は水素原子または置換基を有していてもよい
炭化水素基を表す。)で示されるケトン類を塩基の存在
下に作用させることからなる、式(I) 【化5】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示される化合物の製造方法。 - 【請求項3】 式(III) 【化6】 (式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基を
表し、R2は水素原子または置換基を有していてもよい
炭化水素基を表す。)で示される化合物。 - 【請求項4】 式(IV) 【化7】 (式中、R3及びR4はそれぞれ水素原子または置換基を
有していてもよい炭化水素基を表し、nは1または2を
表す。)で示される化合物に、式(V) 【化8】 (式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基を
表し、R2は水素原子または置換基を有していてもよい
炭化水素基を表す。)で示されるケトン類を塩基の存在
下に作用させることにより式(I) 【化9】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示される化合物を形成し、この化合物を酸又
は塩基の存在下で水素添加することからなる、式(II) 【化10】 (式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記定義と同じで
ある。)で示されるヒドロキシケトン類の製造方法。
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| JP11107873A JP2000297057A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | ヒドロキシケトン類の製造方法 |
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1999
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