JP2000297503A - 軒樋と軒樋継手の接続構造 - Google Patents

軒樋と軒樋継手の接続構造

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JP2000297503A
JP2000297503A JP11106654A JP10665499A JP2000297503A JP 2000297503 A JP2000297503 A JP 2000297503A JP 11106654 A JP11106654 A JP 11106654A JP 10665499 A JP10665499 A JP 10665499A JP 2000297503 A JP2000297503 A JP 2000297503A
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eaves gutter
joint
gutter
outdoor
ear
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Kenzo Sugimoto
研造 杉本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積雪荷重が軒樋継手の屋外側耳保持部に
かかっても屋外側耳保持部が軒樋の屋外側耳部から外れ
ず、軒樋の屋外側耳部の形状が屋外側耳保持部の形状に
限定されず、落雪時に雪がひっかからず、積雪荷重によ
る雪害を防止することができる軒樋と軒樋継手の取付構
造を提供するものである。 【解決手段】 軒樋1と軒樋継手2とカバー部材3とか
らなる軒樋と軒樋継手の取付構造Aであって、軒樋1に
は屋外側耳部11と屋内側耳部12とが設けられ、軒樋
継手2には窪部23と係止部24とが設けられ、カバー
部材3は横材33と縦材34とで逆L字状になされ、横
材33に上引掛部32と縦材34に下引掛部31とが設
けられ、カバー部材3が軒樋1と軒樋継手2とに取り付
けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋と軒樋継手と
の接続に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋継手を使用して軒樋を接続す
る方法としては、色々な方法があるが、中でも、特開平
9−60219号公報に記載の軒樋と軒樋継手の接続構
造が知られている。
【0003】特開平9−60219号公報に記載の軒樋
と軒樋継手の接続構造は、図8の(イ)に示すように
(要部のみ図示)、屋外側上端部に内側に向けた屋外側
耳部41とこの屋外側耳部41の上面に段差部42と屋
内側上端部に外側に向けた屋内側耳部とが設けられた軒
樋と、両端部に軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面を
有する軒樋接続部とこの軒樋接続部の上端部に屋外側耳
保持部43と屋内側耳保持部が設けられた軒樋継手とか
らなるものである。
【0004】軒樋継手の屋内側耳保持部を軒樋の屋内側
耳部に引っ掛けて、屋外側耳保持部43の先端部を軒樋
の屋外側耳部41の上面に段差部42に引っ掛けて、接
続される軒樋に軒樋継手を取り付けるもので、取付が簡
単で便利なものであるが、屋外側耳保持部43の先端部
を軒樋の屋外側耳部41の上面に段差部42に引っ掛け
て、接続される軒樋に軒樋継手を取り付けているだけ
で、積雪時、積雪荷重によって屋外側耳部41は上向き
の剥離荷重を受けて、屋外側耳部41の上面に段差部4
2から屋外側耳保持部43の先端部が垂直面に沿って剥
がされるという問題があった。
【0005】そこで、本出願人は上記の問題点を解消す
る軒樋と軒樋継手の接続構造として、次に示す軒樋と軒
樋継手の接続構造を特願平10−270001号として
先に出願している。図8の(ロ)に示すように、補強部
材47を用いる軒樋と軒樋継手の接続構造で、この接続
構造は、屋外側上端部に内側に向けた屋外側耳部44と
この屋外側耳部44の上面に段差部45と屋内側上端部
に外側に向けた屋内側耳部とが設けられた軒樋と、両端
部に軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋
接続部とこの軒樋接続部の上端部に屋外側耳保持部46
と屋内側耳保持部が設けられた軒樋継手と、屋外側耳保
持部46の先端部を軒樋の屋外側耳部44を引っ掛けた
上端部分を覆うことができる補強部材47とからなるも
のである。
【0006】この軒樋と軒樋継手の接続構造は、屋外側
耳保持部46の先端部を軒樋の屋外側耳部44を引っ掛
けた上端部分を補強部材47で覆って、しっかりと接続
される軒樋に軒樋継手を取り付けることができ、便利な
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特願平10
−270001号で出願している軒樋と軒樋継手の接続
構造は、屋外側耳保持部46の先端部を軒樋の屋外側耳
部44を引っ掛けた上端部分を補強部材47で覆って、
しっかりと接続される軒樋に軒樋継手を取り付けるよう
にしたものであるが、補強部材47の上面と軒樋の屋外
側耳部41の段差部42の下面との差が大きく、落雪時
に雪がひっかかるという問題が起こる。
【0008】又、軒樋継手の屋外側耳保持部が軒樋の屋
外側耳部に嵌合させることができない形状(図5参照)
になっていると、補強部材で軒樋継手の屋外側耳保持部
と軒樋の屋外側耳部とを覆うことができず、軒樋継手の
屋外側耳保持部の形状が限定されるという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、積雪荷重が軒樋
継手の屋外側耳保持部にかかっても屋外側耳保持部が軒
樋の屋外側耳部から外れず、軒樋継手の屋外側耳保持部
の形状が限定されず、落雪時に雪がひっかからず、積雪
荷重による雪害を防止することができる軒樋と軒樋継手
の接続構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
軒樋と、両端部に軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面
を有する軒樋接続部とこの軒樋接続部の上端部に屋外側
耳保持部と屋内側耳保持部が設けられた軒樋継手と、こ
の屋外側耳保持部に取り付けられる補強部材とからなる
軒樋と軒樋継手の接続構造であって、軒樋には、屋外側
上端部に内側に向けた屋外側耳部と、屋内側上端部に外
側に向けた屋内側耳部とが設けられ、軒樋継手には、屋
外側側壁の上端部と屋外側耳保持部にかけて窪部が設け
られ、窪部の下端部に係止部が設けられ、補強部材は、
横材と縦材とで逆L字状になされ、この横材の先端部に
上引掛部と、縦材の下端部に下引掛部とが設けられ、接
続される軒樋の端部が軒樋継手の軒樋接続部に接続さ
れ、補強部材が軒樋継手の窪部に嵌められ、補強部材の
横材が軒樋継手の屋外側耳保持部と軒樋の屋外側耳部と
を覆うようにして補強部材の上引掛部が軒樋の屋外側耳
部に引っ掛けられ、下引掛部が軒樋継手の窪部の下端部
の係止部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手
とに取り付けられているものである。
【0011】請求項2記載の発明は、軒樋と、両端部に
軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続
部とこの軒樋接続部の屋外側上端部に屋外側に向けて突
設部と屋内側上端部に屋内側耳保持部とが設けられた軒
樋継手と、この突設部と軒樋の屋外側耳部とに取り付け
られる補強部材とからなる軒樋と軒樋継手の接続構造で
あって、軒樋には、屋外側上端部に内側に向けた屋外側
耳部と、屋内側上端部に外側に向けた屋内側耳部とが設
けられ、補強部材には、幅方向の一端部に軒樋継手係止
部と、他端部に軒樋係止部と、中央部に上方に向けた凸
部とが設けられ、補強部材がバネ板状で伸縮可能になさ
れ、接続される軒樋の端部が軒樋継手の軒樋接続部に接
続され、補強部材の軒樋継手係止部が軒樋継手の屋外側
上端部の突設部に引っ掛けられ、軒樋係止部が軒樋の屋
外側耳部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手
とに取り付けられているものである。
【0012】本発明において、軒樋及び軒樋継手の材質
は、合成樹脂、金属いずれの材質でよく、中でも、合成
樹脂で硬質塩化ビニル樹脂が安価であるので、好まし
い。
【0013】本発明において、軒樋継手の底部と、側壁
部と、屋外側耳保持部と、屋内側耳保持部と、屋外側耳
保持部の段差部とは、射出成型法で一体に成形すると、
美観の点で、好ましい。
【0014】請求項1記載の発明において、軒樋の屋内
側耳部の形状は、軒樋継手(後述説明)の屋内側保持部
で屋内側耳部を保持できれば、適宜な形状でよく、例え
ば、屋内側耳部を、軒樋の屋内側側壁に上端部より外側
に向けた中空状の直方体にしておくと、屋内側保持部を
屋内側耳部に嵌め込んで、屋内側耳部と屋内側保持部と
を取り付けることができるので、好ましい。
【0015】又、軒樋の屋外側耳部の形状は、軒樋継手
(後述説明)の屋外側保持部で屋外側耳部を保持できれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、屋外側耳部を、軒樋の
屋外側側壁の上端部に内側に開口した断面ほぼC字状に
して、屋外側耳部の上面に段差部を設けたものにしてお
くと、軒樋継手を軒樋に取り付けるとき、軒樋継手の屋
外側耳保持部をこの段差部に引っ掛けることができるの
で、好ましい。
【0016】請求項1記載の発明において、軒樋継手の
屋内側耳保持部の形状は、軒樋の屋内側耳部に引っ掛け
て、係止することができれば、適宜な形状でよく、例え
ば、屋内側耳保持部を断面形状が内側に開口したコ字状
にしておくと、軒樋の屋内側耳部を屋内側耳保持部に嵌
めることができるので、好ましい。
【0017】又、軒樋継手の屋外側耳保持部の形状は、
軒樋の屋外側耳部に引っ掛けて、係止することができれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、軒樋継手の屋外側側壁
の上端より内側に向けた鉤状体を設けておくと、この鉤
状体で軒樋の屋外側耳部の上面の段差部に引っ掛けるこ
とができるので、好ましい。
【0018】軒樋継手の窪部の下端部の係止部の形状
は、補強部材(後述説明)の下端部を係止することがで
きれば、適宜な形状でよく、例えば、窪部の下端部にほ
ぼ水平に長孔や溝を設けたものにすると、補強部材の下
端部を長孔に差し込んだり、溝に引っ掛けることができ
るので、好ましい。
【0019】請求項2記載の発明において、軒樋の屋内
側耳部の形状は、軒樋継手(後述説明)の屋内側保持部
で屋内側耳部を保持できれば、適宜な形状でよく、例え
ば、屋内側耳部を、軒樋の屋内側側壁に上端部より外側
に向けた中空状の直方体にしておくと、屋内側保持部を
屋内側耳部に嵌め込んで、屋内側耳部と屋内側保持部と
を取り付けることができるので、好ましい。
【0020】又、軒樋の屋外側耳部の形状は、屋外側耳
部の屋外側面と軒樋継手(後述説明)の屋外側保持部の
内側面とが当接でき、屋外側耳部を軒樋吊具に取り付け
ることができれば、適宜な形状でよく、例えば、屋外側
耳部を、軒樋の屋外側側壁の上端部に内側に開口した断
面ほぼC字状にして、屋外側耳部の上面に段差部を設け
たものにしておくと、軒樋吊具の屋外側先端部を屋外側
耳部に嵌め込んで、軒樋を軒樋吊具に取り付けることが
でき、軒樋の屋外側耳部の屋外側面に軒樋継手の屋外側
保持部の内側面を当接することができるので、好まし
い。
【0021】請求項2記載の発明において、軒樋継手の
屋内側耳保持部の形状は、軒樋の屋内側耳部に引っ掛け
て、係止することができれば、適宜な形状でよく、例え
ば、屋内側耳保持部を断面形状が内側に開口したコ字状
にしておくと、軒樋の屋内側耳部を屋内側耳保持部に嵌
めることができるので、好ましい。
【0022】又、軒樋継手の屋外側耳保持部の形状は、
屋外側耳保持部の屋内側面と軒樋の屋外側耳部の外側面
とが当接でき、補強部材(後述説明)の一端部で屋外側
耳保持部を係止することができれば、適宜な形状でよ
く、例えば、屋外側耳保持部の屋内側面を軒樋の屋外側
耳部の外側面に当接させて、軒樋継手の屋外側上端部に
屋外側に向けて設けられた突設部を補強部材の一端部に
差し込み、補強部材の他端部を軒樋の屋外側耳部に引っ
掛けて、補強部材を介して、軒樋継手を軒樋に取り付け
ることができるので、好ましい。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明は、軒樋継手には、屋外側
側壁の上端部と屋外側耳保持部にかけて窪部が設けら
れ、逆L字状の補強部材の横材の先端部に上引掛部と、
縦材の下端部に下引掛部とが設けられ、補強部材が軒樋
継手の窪部に嵌められ、補強部材が軒樋継手の屋外側耳
保持部と軒樋の屋外側耳部とを覆うようにして補強部材
が軒樋と軒樋継手とに取り付けられているから、屋根上
の雪垂下部の積雪荷重が軒樋と軒樋継手にかかっても、
屋外側耳保持部が軒樋の屋外側耳部から外れず、軒樋と
軒樋継手の雪害を防止することができる。
【0024】請求項2記載の発明は、軒樋継手には、屋
外側上端部に屋外側に向けて突設部が設けられ、補強部
材には、一端部に軒樋継手係止部と、他端部に軒樋係止
部と、中央部に凸部とが設けられ、補強部材がバネ板状
で伸縮可能になされ、補強部材の軒樋継手係止部が軒樋
継手の突設部に引っ掛けられ、軒樋係止部が軒樋の屋外
側耳部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手と
に取り付けられているから、軒樋の屋外側耳部と軒樋継
手の突設部とが嵌合できない形状になっていたり、軒樋
の屋外側耳部と軒樋継手の突設部の高さの違いで段差が
できても、補強部材を曲げたり、伸縮したりすることに
よって、軒樋の屋外側耳部と軒樋継手の突設部とを覆う
ことができ、軒樋と軒樋継手の雪害を防止することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施例を図1〜
図3に基づいて詳述する。図1は軒樋と軒樋継手の接続
構造の分解斜視図、図2は軒樋と軒樋継手と補強部材が
取り付けられた状態を示す斜視説明図、図3は図2の要
部のX−X線断面図である。
【0026】図1において,Aは軒樋と軒樋継手の接続
構造であり、この軒樋と軒樋継手の接続構造Aは、軒樋
1と、軒樋継手2と、軒樋継手2の両端部の屋外側耳保
持部21に取り付けられる2つの補強部材3とからなっ
ている。
【0027】軒樋1は、合成樹脂(硬質塩化ビニール樹
脂)製であり、U字形になされ、屋外側側壁13と底部
15と屋内側側壁14とからできており、屋外側側壁の
上端部に開口部が内側に向けたコ字状の屋外側耳部11
と、屋内側側壁の上端部に外側に向けた中空状の直方体
になされた屋内側耳部12とが設けられている。屋外側
耳部11の上面には段差部16が設けられている。軒樋
1の屋外側耳部11の内側面には軒樋方向に沿って溝が
開けられている。
【0028】軒樋継手2は、合成樹脂(硬質塩化ビニー
ル樹脂)製であり、U字形になされ、両端部に軒樋1の
外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続部25
と、この軒樋接続部25の屋外側側壁の上端部に屋外側
耳保持部21と、屋内側側壁27の上端部に屋内側耳保
持部22が設けられている。
【0029】屋外側耳保持部21は屋外側側壁26の上
端より鉤状体が内側に向けて取り付けられ、中央部には
切込が設けられており、屋内側耳保持部22は屋内側側
壁27の上端にコ字状体が開口部を内側に向けて取り付
けられ、中央部には切込が設けられている。
【0030】上記の切込の端縁と軒樋継手2の端縁との
中央部に、屋外側側壁26の上端部と屋外側耳保持部2
1とにかけて窪部23が設けられ、窪部23の下端部に
水平方向に沿って孔が開けられ、係止部24とされてい
る。窪部23の幅と深さは補強部材3(後述説明)の幅
と深さとほぼ同じになされ、補強部材3がこの窪部23
に嵌まるようになされている。
【0031】補強部材3は、金属製(鋼製)のバネ板
で、横材33と縦材34とで逆L字状になされ、この横
材33の先端部が斜め下方に傾斜されている。横材33
の先端に鉤状の上引掛部32が設けられ、この上引掛部
32が軒樋1の屋外側耳部11の内側面に開けられてい
る溝に引っ掛けられるようになされている。縦材34の
下端に鉤状の下引掛部31が設けられ、この下引掛部3
1が窪部23の下端部の係止部24の孔に差し込まれる
ようになされている。
【0032】接続される軒樋1の端部が軒樋継手2の軒
樋接続部25に接続されるように成されており、補強部
材3が軒樋継手2の窪部23に嵌められ、補強部材3の
横材33が軒樋継手2の屋外側耳保持部21と軒樋1の
屋外側耳部11とを覆うようにして補強部材3の上引掛
部32が軒樋1の屋外側耳部11に引っ掛けられ、下引
掛部31が軒樋継手2の窪部23の下端部の係止部24
に引っ掛けられて、補強部材3が軒樋1と軒樋継手2と
に取り付けられるようになされている。
【0033】次に,軒樋1と軒樋継手2の取付方法と軒
樋継手2に補強部材3の取付方法を説明しながら、作用
を説明する。本実施例の軒樋1と軒樋継手2と補強部材
3は、家屋の軒先先端部に取り付けられた軒樋吊具(図
示省略)を次のようにして接続する。家屋の軒先先端部
に取り付けられた軒樋吊具の屋外側先端部の軒樋屋外側
耳支持部に軒樋1の屋外側耳部11のコ字状の開口部を
差し込んで、コ字状の屋外側耳部11を軸にして、軒樋
1を上方に回動させて、軒樋1の屋内側耳部12の中空
状の直方体を軒樋吊具の屋内側部の軒樋屋内側耳支持部
に嵌め込んで、接続される軒樋1の端部同士がほぼ当接
するようにして、軒樋1を軒樋吊具に取り付ける。
【0034】次に、軒樋継手2の両端部の軒樋接続部2
5の内周面に帯状に接着剤を屋外側側壁26の上端部か
ら屋内側側壁27の上端部まで塗布する。次に、軒樋継
手2の屋内側耳保持部22を軒樋1の屋内側耳部12に
引っ掛ける。次に、屋内側耳部12を軸として軒樋継手
2を手前に回動させて、軒樋1を軒樋継手2の軒樋接続
部25に嵌め、屋外側側壁26の上端部の屋外側耳保持
部4の鉤状体の先端部を軒樋1の屋外側耳部11の上面
の段差部16に引っ掛けて、軒樋継手2を軒樋1に取り
付ける。
【0035】次に、補強部材3を軒樋継手2の窪部23
に嵌め、補強部材3の横材33の先端部の上引掛部32
を軒樋1の屋外側耳部11に引っ掛け、補強部材3の縦
材34の下端部の下引掛部31を軒樋継手2の窪部23
の下端部の係止部24に引っ掛けて、補強部材3を軒樋
1と軒樋継手2とに取り付ける。
【0036】このようにすると、軒樋継手2には、屋外
側側壁26の上端部と屋外側耳保持部21にかけて窪部
23が設けられ、逆L字状の補強部材3の横材33の先
端部が斜め下方に傾斜され、横材33の先端に上引掛部
32と、縦材34の下端部に下引掛部31とが設けら
れ、補強部材3が軒樋継手2の窪部23に嵌められ、補
強部材3が軒樋継手2の屋外側耳保持部21と軒樋1の
屋外側耳部11とを覆うようにして補強部材3が軒樋1
と軒樋継手2とに取り付けられているから、屋根上の雪
垂下部の積雪荷重が軒樋1と軒樋継手2にかかっても、
屋外側耳保持部21が軒樋1の屋外側耳部11から外れ
ず、軒樋1と軒樋継手2の雪害を防止することができ
る。
【0037】次に、他の実施例を図4〜図6に基づいて
説明する。図4は軒樋と軒樋継手の接続構造の分解斜視
図、図5は軒樋と軒樋継手と補強部材が取り付けられた
状態を示す斜視説明図、図6は図5の要部のY−Y線断
面図である。
【0038】図4に示す軒樋と軒樋継手の接続構造B
は、図1に示す軒樋と軒樋継手の接続構造Bの中で使用
される軒樋継手と補強部材の形状が異なるだけで、下記
の構造と作用を除き、構造、取付方法と作用は殆ど同じ
であるので、この異なるところのみを説明し、その他の
説明は省略する。
【0039】図4において,Bは軒樋と軒樋継手の接続
構造であり、この軒樋と軒樋継手の接続構造Bは、軒樋
1と、軒樋継手2aと、2つの補強部材3aとからなっ
ている。
【0040】軒樋継手2aは、合成樹脂(硬質塩化ビニ
ール樹脂)製であり、U字形になされ、両端部に軒樋1
の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続部2
5aと、この軒樋接続部25aの屋外側側壁26aの上
端部に突設部21aと、屋内側側壁27aの上端部に屋
内側耳保持部22aとが設けられている。
【0041】突設部21aは屋外側側壁26aの上端部
から屋外側に向けて取り付けられており、突設部21a
の中央部には切込が設けられている。屋内側耳保持部2
2aは屋内側側壁27aの上端にコ字状体が開口部を内
側に向けて取り付けられ、中央部には切込が設けられて
いる。この軒樋継手2aの屋外側側壁26aの内側面が
軒樋1の屋外側側壁13の外側面とが当接するようにな
されている。
【0042】補強部材3aは、金属製(鋼製)のバネ板
で、補強部材3aの幅方向の一端部に軒樋継手係止部3
5と、他端部に軒樋係止部36と、中央部で上方に向け
て折り曲げられて形成された凸部37とからなってい
る。この折り曲げられて形成された凸部37で、幅方向
に伸縮可能になされている。
【0043】軒樋継手係止部35は開口部が内側に向け
られたコ字状になされ、このコ字状の軒樋継手係止部3
5の大きさは、軒樋継手2aの突設部21aが嵌め込む
ことができる大きさになされている。軒樋係止部36は
開口部が内側に向けられた横U字状になされ、この横U
字状の軒樋係止部36の大きさは、軒樋1の屋外側耳部
11が嵌め込むことができる大きさになされている。
【0044】接続される軒樋1の端部が軒樋継手2aの
軒樋接続部25aに接続され、補強部材3aの軒樋継手
係止部35が軒樋継手2aの屋外側上端部の突設部21
aに引っ掛けられ、軒樋係止部36が軒樋1の屋外側耳
部11に引っ掛けられて、補強部材3aが軒樋1と軒樋
継手2aとに取り付けられるようになされている。
【0045】次に,軒樋1と軒樋継手2aの取付方法と
軒樋継手2aに補強部材3aの取付方法を説明しなが
ら、作用を説明する。本実施例の軒樋1と軒樋継手2a
と補強部材3aは、家屋の軒先先端部に取り付けられた
軒樋吊具(図示省略)を次のようにして接続する。家屋
の軒先先端部に取り付けられた軒樋吊具の屋外側先端部
の軒樋屋外側耳支持部に軒樋1の屋外側耳部11のコ字
状の開口部を差し込んで、コ字状の屋外側耳部11を軸
にして、軒樋1を上方に回動させて、軒樋1の屋内側耳
部12の中空状の直方体を軒樋吊具の屋内側部の軒樋屋
内側耳支持部に嵌め込んで、接続される軒樋1の端部同
士がほぼ当接するようにして、軒樋1を軒樋吊具に取り
付ける。
【0046】次に、軒樋継手2aの両端部の軒樋接続部
25aの内周面に帯状に接着剤を屋外側側壁26aの上
端部から屋内側側壁27aの上端部まで塗布する。次
に、軒樋継手2aの屋内側耳保持部22aを軒樋1の屋
内側耳部12に引っ掛ける。次に、屋内側耳部12を軸
として軒樋継手2aを手前に回動させて、軒樋1を軒樋
継手2aの軒樋接続部25aに嵌め、屋外側側壁26a
の内側面を軒樋1の屋外側側壁13の外側面に当接す
る。
【0047】次に、補強部材3aの一端部の軒樋継手係
止部35を軒樋継手2aの突設部21aに引っ掛け、中
央部の折り曲げられた凸部37で補強部材3aの幅方向
の長さを調整させながら、軒樋継手2aの突設部21a
と軒樋1の屋外側耳部11とを覆うようにして、他端部
の軒樋係止部36を軒樋1の屋外側耳部11に引っ掛け
て、補強部材3aを軒樋1と軒樋継手2aとに取り付け
る。
【0048】このようにすると、軒樋1には、屋外側上
端部に屋外側耳部11が設けられ、軒樋継手2aには、
屋外側上端部に突設部21aが設けられ、補強部材3a
には、一端部に軒樋継手係止部35と、他端部に軒樋係
止部36と、中央部に凸部37とが設けられ、補強部材
3aが伸縮可能になされ、補強部材3aの軒樋継手係止
部35が軒樋継手2aの突設部21aに引っ掛けられ、
軒樋係止部36が軒樋1の屋外側耳部11aに引っ掛け
られて、補強部材3aが軒樋1と軒樋継手2aとに取り
付けられているから、軒樋1の屋外側耳部11aと軒樋
継手2aの突設部21aとが嵌合できない形状になって
いても、補強部材3aの折れ曲がった凸部37を伸縮す
ることによって、軒樋1の屋外側耳部11と軒樋継手2
aの突設部21aとを覆うことができ、軒樋1と軒樋継
手2aの雪害を防止することができる。
【0049】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、本発明の別の実施
例で、図7に示すように、軒樋1の屋外側耳部11と軒
樋継手2bの突設部21bの高さの違いで段差ができる
ような場合ても、補強部材3aを取り付けることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明は、軒樋継手には、屋外側側壁の上端部と屋外側
耳保持部にかけて窪部が設けられ、逆L字状の補強部材
の横材の先端部に上引掛部と、縦材の下端部に下引掛部
とが設けられ、補強部材が軒樋継手の窪部に嵌められ、
補強部材が軒樋継手の屋外側耳保持部と軒樋の屋外側耳
部とを覆うようにして補強部材が軒樋と軒樋継手とに取
り付けられているから、屋根上の雪垂下部の積雪荷重が
軒樋と軒樋継手にかかっても、屋外側耳保持部が軒樋の
屋外側耳部から外れず、軒樋と軒樋継手の雪害を防止す
ることができる。
【0051】請求項2記載の発明は、軒樋継手には、屋
外側上端部に屋外側に向けて突設部が設けられ、補強部
材には、一端部に軒樋継手係止部と、他端部に軒樋係止
部と、中央部に凸部とが設けられ、補強部材がバネ板状
で伸縮可能になされ、補強部材の軒樋継手係止部が軒樋
継手の突設部に引っ掛けられ、軒樋係止部が軒樋の屋外
側耳部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手と
に取り付けられているから、軒樋の屋外側耳部と軒樋継
手の突設部とが嵌合できない形状になっていたり、軒樋
の屋外側耳部と軒樋継手の突設部の高さの違いで段差が
できても、補強部材を曲げたり、伸縮したりすることに
よって、軒樋の屋外側耳部と軒樋継手の突設部とを覆う
ことができ、軒樋と軒樋継手の雪害を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、軒樋と軒樋継
手の接続構造の分解斜視図である。
【図2】軒樋と軒樋継手と補強部材が取り付けられた状
態を示す斜視説明図である。
【図3】図2の要部のX−X線断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すもので、軒樋と軒樋
継手の接続構造の分解斜視図である。
【図5】軒樋と軒樋継手と補強部材が取り付けられた状
態を示す斜視説明図である。
【図6】図2の要部のX−X線断面図である。
【図7】本発明の別の実施例を示すもので、軒樋1の屋
外側耳部11と軒樋継手2bの突設部21bの高さの違
いで段差ができる状態を示している説明図である。
【図8】従来の実施例の要部を示したもので、(イ)は
特開平9−60219号公報記載のもので、(ロ)は特
願平10−270001号公報記載のものである。
【符号の説明】
A、B 軒樋と軒樋継手の接続構造 1 軒樋 11 屋外側耳部 12 屋内側耳部 13 屋外側側壁 14 屋内側側壁 15 底部 16 段差部 2、2a、2b 軒樋継手 21 屋外側耳保持部 21a、21b 突設部 22、22a 屋外側耳保持部 23 窪部 24 係止部 25、25a 軒樋接続部 26、26a 屋外側側壁 27、27a 屋内側側壁 3、3a 補強部材 31 下引掛部 32 上引掛部 33 横材 34 縦材 35 軒樋継手係止部 36 軒樋係止部 37 凸部 41、44 屋外側耳部 42、45 段差部 43、46 屋外側耳保持部 47 補強部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋と、両端部に軒樋の外周面とほぼ同
    じ形状の内周面を有する軒樋接続部とこの軒樋接続部の
    上端部に屋外側耳保持部と屋内側耳保持部が設けられた
    軒樋継手と、この屋外側耳保持部に取り付けられる補強
    部材とからなる軒樋と軒樋継手の接続構造であって、 前記軒樋には、屋外側上端部に内側に向けた屋外側耳部
    と、屋内側上端部に外側に向けた屋内側耳部とが設けら
    れ、 前記軒樋継手には、屋外側側壁の上端部と屋外側耳保持
    部にかけて窪部が設けられ、窪部の下端部に係止部が設
    けられ、 前記補強部材は、横材と縦材とで逆L字状になされ、こ
    の横材の先端部に上引掛部と、縦材の下端部に下引掛部
    とが設けられ、 接続される軒樋の端部が軒樋継手の軒樋接続部に接続さ
    れ、補強部材が軒樋継手の窪部に嵌められ、補強部材の
    横材が軒樋継手の屋外側耳保持部と軒樋の屋外側耳部と
    を覆うようにして補強部材の上引掛部が軒樋の屋外側耳
    部に引っ掛けられ、下引掛部が軒樋継手の窪部の下端部
    の係止部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手
    とに取り付けられていることを特徴とする軒樋と軒樋継
    手の接続構造。
  2. 【請求項2】 軒樋と、両端部に軒樋の外周面とほぼ同
    じ形状の内周面を有する軒樋接続部とこの軒樋接続部の
    屋外側上端部に屋外側に向けて突設部と屋内側上端部に
    屋内側耳保持部とが設けられた軒樋継手と、この突設部
    と軒樋の屋外側耳部とに取り付けられる補強部材とから
    なる軒樋と軒樋継手の接続構造であって、 前記軒樋には、屋外側上端部に内側に向けた屋外側耳部
    と、屋内側上端部に外側に向けた屋内側耳部とが設けら
    れ、 前記補強部材には、幅方向の一端部に軒樋継手係止部
    と、他端部に軒樋係止部と、中央部に上方に向けた凸部
    とが設けられ、補強部材がバネ板状で伸縮可能になさ
    れ、 接続される軒樋の端部が軒樋継手の軒樋接続部に接続さ
    れ、補強部材の軒樋継手係止部が軒樋継手の屋外側上端
    部の突設部に引っ掛けられ、軒樋係止部が軒樋の屋外側
    耳部に引っ掛けられて、補強部材が軒樋と軒樋継手とに
    取り付けられていることを特徴とする軒樋と軒樋継手の
    接続構造。
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