JP2000297861A - ディファレンシャル装置 - Google Patents
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
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- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑オイルを清浄に維持可能で、耐摩耗性・
耐焼付性を十分確保可能な密封型ディファレンシャル装
置の提供を目的とする。 【解決手段】 内部に潤滑オイルが充填されたデフケー
ス5と、ピニオンギヤ17と、ピニオンギヤ17を介し
て互いに連結され対向配置された一対の出力側サイドギ
ヤ21,23とを有する差動ギヤ機構3と、コーンクラ
ッチ29と、潤滑オイルのデフケース5外部への漏れを
防止するプラグ33、シールリング31とを備えるディ
ファレンシャル装置1において、コーンクラッチ29を
構成する2層の板状円錐部材27の内側部材27aに複
数の貫通孔28が形成され、同外側部材27bが磁化さ
れてなり、潤滑オイル中の金属摩耗粉を吸着し潤滑オイ
ルを清浄化すると共に、差動を制限することを特徴とす
る。
耐焼付性を十分確保可能な密封型ディファレンシャル装
置の提供を目的とする。 【解決手段】 内部に潤滑オイルが充填されたデフケー
ス5と、ピニオンギヤ17と、ピニオンギヤ17を介し
て互いに連結され対向配置された一対の出力側サイドギ
ヤ21,23とを有する差動ギヤ機構3と、コーンクラ
ッチ29と、潤滑オイルのデフケース5外部への漏れを
防止するプラグ33、シールリング31とを備えるディ
ファレンシャル装置1において、コーンクラッチ29を
構成する2層の板状円錐部材27の内側部材27aに複
数の貫通孔28が形成され、同外側部材27bが磁化さ
れてなり、潤滑オイル中の金属摩耗粉を吸着し潤滑オイ
ルを清浄化すると共に、差動を制限することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封型ディファレ
ンシャル装置の潤滑オイルの清浄化構造に関する。
ンシャル装置の潤滑オイルの清浄化構造に関する。
【0002】
【従来の技術】密封型のディファレンシャル装置に類似
のもので、従来の密封型カップリングとしては、例えば
実開平5−25038号公報に図21に示すようなもの
が記載されている。
のもので、従来の密封型カップリングとしては、例えば
実開平5−25038号公報に図21に示すようなもの
が記載されている。
【0003】このカップリング601は、4輪駆動車の
前、後輪間に配置され、前、後輪間に生じる回転速度差
に応じて駆動力を前、後輪に配分するもので、入力軸6
03と出力軸605との間にベーンポンプ607が配設
されている。すなわち、前輪側の入力軸603にはベー
ンポンプ607のロータ609がスプライン結合されて
一体に回転する。一方、後輪側の出力軸605にはケー
シング611が結合され、さらに該ケーシング611に
カムリング613が固定され、出力軸605と一体に回
転する。
前、後輪間に配置され、前、後輪間に生じる回転速度差
に応じて駆動力を前、後輪に配分するもので、入力軸6
03と出力軸605との間にベーンポンプ607が配設
されている。すなわち、前輪側の入力軸603にはベー
ンポンプ607のロータ609がスプライン結合されて
一体に回転する。一方、後輪側の出力軸605にはケー
シング611が結合され、さらに該ケーシング611に
カムリング613が固定され、出力軸605と一体に回
転する。
【0004】そして、両軸603,605間に回転速度
差が生じると、ロータ609とカムリング613間の相
対回転に伴いベーンポンプ607がポンプ作用を行う。
これにより、両軸間の回転速度差に応じて油圧が発生
し、両軸間(前後輪間)の相対回転を抑制するように作
用する。
差が生じると、ロータ609とカムリング613間の相
対回転に伴いベーンポンプ607がポンプ作用を行う。
これにより、両軸間の回転速度差に応じて油圧が発生
し、両軸間(前後輪間)の相対回転を抑制するように作
用する。
【0005】ベーンポンプ607の作動時には、ケーシ
ング611の周囲に設けられたオイルタンク615のオ
イルがオイルタンク615内とベーンポンプ607間を
循環すると共に各摺動部を潤滑・冷却する。
ング611の周囲に設けられたオイルタンク615のオ
イルがオイルタンク615内とベーンポンプ607間を
循環すると共に各摺動部を潤滑・冷却する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オイル中に
含まれる金属摩耗粉は遠心力およびポンプ作用による循
環によりカップリング601の外周に配置されたオイル
タンク615に集まるものの、摩耗粉が溜る凹所も設け
られていないので外周部にとどまり難く、循環してしま
い摺動部の耐摩耗性、耐焼き付き性を低下させるという
問題がある。
含まれる金属摩耗粉は遠心力およびポンプ作用による循
環によりカップリング601の外周に配置されたオイル
タンク615に集まるものの、摩耗粉が溜る凹所も設け
られていないので外周部にとどまり難く、循環してしま
い摺動部の耐摩耗性、耐焼き付き性を低下させるという
問題がある。
【0007】そこで、本発明は、潤滑オイルを清浄に維
持可能で、耐摩耗性・耐焼付性を十分確保可能な密封型
ディファレンシャル装置の提供を目的とする。
持可能で、耐摩耗性・耐焼付性を十分確保可能な密封型
ディファレンシャル装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、エンジンの駆動力により
回転駆動されると共に内部に潤滑オイルが充填されたデ
フケースと、前記デフケース内に回転可能に支持された
ピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを介して互いに連結
され対向配置された一対の出力側サイドギヤとを有する
差動ギヤ機構と、前記差動ギヤ機構の差動を制限する差
動制限機構と、前記潤滑オイルのデフケース外部への漏
れを防止する密封部とを備えるディファレンシャル装置
において、前記潤滑オイルに混在する摩耗粉を分離、収
集する収集手段を備えることを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、エンジンの駆動力により
回転駆動されると共に内部に潤滑オイルが充填されたデ
フケースと、前記デフケース内に回転可能に支持された
ピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを介して互いに連結
され対向配置された一対の出力側サイドギヤとを有する
差動ギヤ機構と、前記差動ギヤ機構の差動を制限する差
動制限機構と、前記潤滑オイルのデフケース外部への漏
れを防止する密封部とを備えるディファレンシャル装置
において、前記潤滑オイルに混在する摩耗粉を分離、収
集する収集手段を備えることを特徴とする。
【0009】したがって、潤滑オイル密封型のディファ
レンシャル装置において、収集手段によりオイル中の摩
耗粉を分離、収集するので、潤滑オイルを清浄に維持可
能で、耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能と
なる。
レンシャル装置において、収集手段によりオイル中の摩
耗粉を分離、収集するので、潤滑オイルを清浄に維持可
能で、耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能と
なる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記差動制限機構
が、前記デフケースと各サイドギヤとの間に設けられた
コーンクラッチであり、前記収集手段が、前記コーンク
ラッチの外側摺動面に設けられた複数の凹部またはリン
グ状の溝であることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記差動制限機構
が、前記デフケースと各サイドギヤとの間に設けられた
コーンクラッチであり、前記収集手段が、前記コーンク
ラッチの外側摺動面に設けられた複数の凹部またはリン
グ状の溝であることを特徴とする。
【0011】したがって、コーンクラッチの外側摺動面
に設けられた複数の凹部またはリング状の溝に摩耗粉が
溜ることにより、請求項1の発明と同等の作用・効果が
得られる。
に設けられた複数の凹部またはリング状の溝に摩耗粉が
溜ることにより、請求項1の発明と同等の作用・効果が
得られる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のディファレンシャル装置であって、前記複数の凹部ま
たはリング状の溝の底部にマグネットが配設されている
ことを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記複数の凹部ま
たはリング状の溝の底部にマグネットが配設されている
ことを特徴とする。
【0013】したがって、請求項2の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、マグネットに吸着された金属
摩耗粉が排出されにくく、潤滑オイルの清浄化作用が一
層向上する。
・効果が得られると共に、マグネットに吸着された金属
摩耗粉が排出されにくく、潤滑オイルの清浄化作用が一
層向上する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケースの内壁面の外周近傍に配設されたマグネ
ットであることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケースの内壁面の外周近傍に配設されたマグネ
ットであることを特徴とする。
【0015】したがって、ベヘルギヤ式や平行軸式の各
ディファレンシャル装置において、金属摩耗粉がデフケ
ース内壁面の外周近傍のマグネットに吸着されることに
より、請求項1の発明と同等の作用・効果が得られる。
ディファレンシャル装置において、金属摩耗粉がデフケ
ース内壁面の外周近傍のマグネットに吸着されることに
より、請求項1の発明と同等の作用・効果が得られる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケースの内壁面の外周近傍に設けられた凹所で
あることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケースの内壁面の外周近傍に設けられた凹所で
あることを特徴とする。
【0017】したがって、遠心力により摩耗粉がデフケ
ース内壁面の外周近傍の凹所に溜ることにより、請求項
1の発明と同等の作用・効果が得られる。
ース内壁面の外周近傍の凹所に溜ることにより、請求項
1の発明と同等の作用・効果が得られる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のディファレンシャル装置であって、前記凹所がほぼL
字孔状に形成されると共に該凹所の開口部の一部を閉鎖
されてなることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記凹所がほぼL
字孔状に形成されると共に該凹所の開口部の一部を閉鎖
されてなることを特徴とする。
【0019】したがって、請求項5の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、凹所に入り込んだ摩耗粉は、
孔形状と狭い開口部とにより排出されにくく、潤滑オイ
ルは一層清浄化される。
・効果が得られると共に、凹所に入り込んだ摩耗粉は、
孔形状と狭い開口部とにより排出されにくく、潤滑オイ
ルは一層清浄化される。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記少なくとも一方のサイドギヤの対向面または背面に
開口すると共に該開口が奥部よりも小さく絞られてなる
リング状の溝からなることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記少なくとも一方のサイドギヤの対向面または背面に
開口すると共に該開口が奥部よりも小さく絞られてなる
リング状の溝からなることを特徴とする。
【0021】したがって、サイドギヤの対向面または背
面に開口する溝に入り込んだ摩耗粉は排出されにくく、
請求項1の発明と同等の作用・効果が得られる。
面に開口する溝に入り込んだ摩耗粉は排出されにくく、
請求項1の発明と同等の作用・効果が得られる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケース内面に揺動自在に取り付けられた捕虫網
状のアーム付きネットからなることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記収集手段が、
前記デフケース内面に揺動自在に取り付けられた捕虫網
状のアーム付きネットからなることを特徴とする。
【0023】したがって、摩耗粉はアーム付きネットに
より捕獲され、請求項1の発明と同等の作用・効果が得
られる。
より捕獲され、請求項1の発明と同等の作用・効果が得
られる。
【0024】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態を図1、図2より説明する。図1は本実施形態の
断面図であり、図2は要部の拡大図である。
施形態を図1、図2より説明する。図1は本実施形態の
断面図であり、図2は要部の拡大図である。
【0025】図1に示すように、このディファレンシャ
ル装置1はベヘルギヤ式差動ギヤ機構3を備えている。
デフケース5はケース本体7とカバー9とがボルト11
により結合されてなり、左右端の中空軸部5a,5bに
て図示しないベアリングを介してキャリアケースに回転
自在に支持されている。また、デフケース5には図示し
ないリングギヤが固定され、このリングギヤを介してエ
ンジンの駆動力がデフケース5に入力される。
ル装置1はベヘルギヤ式差動ギヤ機構3を備えている。
デフケース5はケース本体7とカバー9とがボルト11
により結合されてなり、左右端の中空軸部5a,5bに
て図示しないベアリングを介してキャリアケースに回転
自在に支持されている。また、デフケース5には図示し
ないリングギヤが固定され、このリングギヤを介してエ
ンジンの駆動力がデフケース5に入力される。
【0026】デフケース5に、その回転軸に直交してピ
ニオンシャフト13が圧入され、ピン15により抜け止
めされている。ピニオンシャフト13およびピン15の
圧入により、この部は密封状態にされている。ピニオン
シャフト13上にはピニオンギヤ17が回転自在に支持
され、対向配置された左右の出力側サイドギヤ21,2
3と噛み合っている。こうして、差動ギヤ機構3が構成
されている。サイドギヤ21,23の内周に図示しない
左右の出力軸の先端部がそれぞれスプライン連結され
る。駆動力は差動ギヤ機構3を経て各出力軸に配分され
る。
ニオンシャフト13が圧入され、ピン15により抜け止
めされている。ピニオンシャフト13およびピン15の
圧入により、この部は密封状態にされている。ピニオン
シャフト13上にはピニオンギヤ17が回転自在に支持
され、対向配置された左右の出力側サイドギヤ21,2
3と噛み合っている。こうして、差動ギヤ機構3が構成
されている。サイドギヤ21,23の内周に図示しない
左右の出力軸の先端部がそれぞれスプライン連結され
る。駆動力は差動ギヤ機構3を経て各出力軸に配分され
る。
【0027】各サイドギヤ21,23の外周には軸方向
外方に向かって小径となる円錐面25が形成され、これ
に対応するデフケース5の内壁面に収集手段としての2
層の板状円錐部材27が固定されている。サイドギヤ2
1,23の円錐面25と摺動可能な内側部材27aにだ
け、図2に示すように、複数の貫通孔28が形成され、
磁化された外側部材27bが孔底を構成している。これ
により外側摺動面に凹部28が設けられた状態になって
いる。こうして差動制限機構としてのコーンクラッチ2
9が構成され、差動ギヤ機構3の差動を制限する。
外方に向かって小径となる円錐面25が形成され、これ
に対応するデフケース5の内壁面に収集手段としての2
層の板状円錐部材27が固定されている。サイドギヤ2
1,23の円錐面25と摺動可能な内側部材27aにだ
け、図2に示すように、複数の貫通孔28が形成され、
磁化された外側部材27bが孔底を構成している。これ
により外側摺動面に凹部28が設けられた状態になって
いる。こうして差動制限機構としてのコーンクラッチ2
9が構成され、差動ギヤ機構3の差動を制限する。
【0028】サイドギヤ21,23の背面とデフケース
5との間のすきまに形成されたリング状溝の最大径部5
c,5cも摩耗粉の収集手段となっている。
5との間のすきまに形成されたリング状溝の最大径部5
c,5cも摩耗粉の収集手段となっている。
【0029】サイドギヤ21,23の対向部にはそれぞ
れ密封部としてのカップ状のプラグ33,33が密着状
態に接合され、また中空軸部21b,23bとデフケー
ス5との間に密封部としてのシールリング31,31が
配設されている。シールリング31とプラグ33とによ
りデフケース5内部が密封されている。
れ密封部としてのカップ状のプラグ33,33が密着状
態に接合され、また中空軸部21b,23bとデフケー
ス5との間に密封部としてのシールリング31,31が
配設されている。シールリング31とプラグ33とによ
りデフケース5内部が密封されている。
【0030】そして、デフケース5には潤滑オイルの充
填口5dが設けられ、ここから所定量充填され、充填
後、プラグ(密封部)35により密封される。
填口5dが設けられ、ここから所定量充填され、充填
後、プラグ(密封部)35により密封される。
【0031】なお、デフケース5の中空軸部5a,5b
の内周には螺旋状の油溝5eが形成され、油溝5eの内
側端近傍に放射状に延びる油路37が形成されている。
サイドギヤ21,23と出力軸との連結部はデフケース
5の外部となり、デフケース5を支持するベアリング、
入力部のリングギヤと共に、デフケース5内とは異なる
潤滑オイルによって潤滑される。
の内周には螺旋状の油溝5eが形成され、油溝5eの内
側端近傍に放射状に延びる油路37が形成されている。
サイドギヤ21,23と出力軸との連結部はデフケース
5の外部となり、デフケース5を支持するベアリング、
入力部のリングギヤと共に、デフケース5内とは異なる
潤滑オイルによって潤滑される。
【0032】ディファレンシャル装置1の作用・効果を
摩耗粉の収集作用に絞ってみると、上記のような構成に
より、本実施形態によれば、コーンクラッチ29の凹部
28およびデフケース5に設けられた溝の最大径部5c
が摩耗粉集積部となるので潤滑オイルが浄化され、差動
ギヤ機構3やコーンクラッチ29の耐摩耗性・耐焼付性
を十分確保することが可能となる。
摩耗粉の収集作用に絞ってみると、上記のような構成に
より、本実施形態によれば、コーンクラッチ29の凹部
28およびデフケース5に設けられた溝の最大径部5c
が摩耗粉集積部となるので潤滑オイルが浄化され、差動
ギヤ機構3やコーンクラッチ29の耐摩耗性・耐焼付性
を十分確保することが可能となる。
【0033】[第2実施形態]本発明の第2実施形態を
図3により説明する。図3は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第1実施形態と異なる。し
たがって、相違点を説明し、重複する説明は省略する。
図3により説明する。図3は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第1実施形態と異なる。し
たがって、相違点を説明し、重複する説明は省略する。
【0034】図3に示すように、このディファレンシャ
ル装置51のデフケース55は、サイドギヤ21,23
の背面と対向する内壁面の外周近傍に周方向所定の範囲
に摩耗粉の収集手段としてのマグネット57,59が取
り付けられている。
ル装置51のデフケース55は、サイドギヤ21,23
の背面と対向する内壁面の外周近傍に周方向所定の範囲
に摩耗粉の収集手段としてのマグネット57,59が取
り付けられている。
【0035】また、差動制限機構としてのコーンクラッ
チ61はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケー
ス55の円錐面63とからなる。
チ61はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケー
ス55の円錐面63とからなる。
【0036】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置51の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞ってみ
ると、マグネット57,59に金属摩耗粉が吸着される
ことにより、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3や
コーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保す
ることが可能となる。
ル装置51の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞ってみ
ると、マグネット57,59に金属摩耗粉が吸着される
ことにより、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3や
コーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保す
ることが可能となる。
【0037】[第3実施形態]本発明の第3実施形態を
図4により説明する。図4は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第1実施形態と異なる。し
たがって、相違点を説明し、重複する説明は省略する。
図4により説明する。図4は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第1実施形態と異なる。し
たがって、相違点を説明し、重複する説明は省略する。
【0038】図4に示すように、このディファレンシャ
ル装置71のデフケース75は、サイドギヤ21,23
の外周の円錐面77に板状円錐部材79が固定されてい
る。そして、円錐部材79に対応するデフケース75の
内壁面にこれに摺接可能な円錐面81が形成されると共
に、円錐面81に開口して収集手段としてのリング状の
溝83が形成されている。こうして、差動制限機構とし
てのコーンクラッチ85が構成され、差動ギヤ機構3の
差動を制限する。
ル装置71のデフケース75は、サイドギヤ21,23
の外周の円錐面77に板状円錐部材79が固定されてい
る。そして、円錐部材79に対応するデフケース75の
内壁面にこれに摺接可能な円錐面81が形成されると共
に、円錐面81に開口して収集手段としてのリング状の
溝83が形成されている。こうして、差動制限機構とし
てのコーンクラッチ85が構成され、差動ギヤ機構3の
差動を制限する。
【0039】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置71の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞ってみ
ると、デフケース75に設けられた溝83に金属摩耗粉
が集積することにより、潤滑オイルが浄化され、差動ギ
ヤ機構3やコーンクラッチ85の耐摩耗性・耐焼付性を
十分確保することが可能となる。
ル装置71の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞ってみ
ると、デフケース75に設けられた溝83に金属摩耗粉
が集積することにより、潤滑オイルが浄化され、差動ギ
ヤ機構3やコーンクラッチ85の耐摩耗性・耐焼付性を
十分確保することが可能となる。
【0040】[第4実施形態]本発明の第4実施形態を
図5により説明する。図5は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と異
なる。したがって、相違点を説明し、重複する説明は省
略する。
図5により説明する。図5は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と異
なる。したがって、相違点を説明し、重複する説明は省
略する。
【0041】図5に示すように、このディファレンシャ
ル装置101の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
29はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
105の円錐面27とからなる。デフケース105の円
錐面27の大径側近傍(内壁面の外周近傍)に収集手段
としての断面L字孔状の凹部107が形成されている。
そして、凹部107の開口部が絞られ、その開口部の奥
に図示のようにL字形に曲って拡大された孔が形成さ
れ、摩耗粉集積部となっている。
ル装置101の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
29はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
105の円錐面27とからなる。デフケース105の円
錐面27の大径側近傍(内壁面の外周近傍)に収集手段
としての断面L字孔状の凹部107が形成されている。
そして、凹部107の開口部が絞られ、その開口部の奥
に図示のようにL字形に曲って拡大された孔が形成さ
れ、摩耗粉集積部となっている。
【0042】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置101の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、デフケース105に設けられた凹部107に摩
耗粉が遠心力により集積し、一旦集積した摩耗粉はL字
形に曲ると共に絞られた開口部を有する凹部107から
排出されることがないので、潤滑オイルが浄化され、差
動ギヤ機構3やコーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付
性を十分確保することが可能となる。
ル装置101の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、デフケース105に設けられた凹部107に摩
耗粉が遠心力により集積し、一旦集積した摩耗粉はL字
形に曲ると共に絞られた開口部を有する凹部107から
排出されることがないので、潤滑オイルが浄化され、差
動ギヤ機構3やコーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付
性を十分確保することが可能となる。
【0043】[第5実施形態]本発明の第5実施形態を
図6により説明する。図6は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と異
なる。したがって、相違点を説明し、重複する説明は省
略する。
図6により説明する。図6は本実施形態のディファレン
シャル装置の断面図である。このディファレンシャル装
置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と異
なる。したがって、相違点を説明し、重複する説明は省
略する。
【0044】図6に示すように、このディファレンシャ
ル装置131の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
39はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
135の円錐面27とからなる。図6に斜線で示すよう
に、デフケース135の円錐面27の大径側近傍にはリ
ング状の凹所137が形成されている。そして、この凹
所137が摩耗粉の集積部となっている。
ル装置131の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
39はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
135の円錐面27とからなる。図6に斜線で示すよう
に、デフケース135の円錐面27の大径側近傍にはリ
ング状の凹所137が形成されている。そして、この凹
所137が摩耗粉の集積部となっている。
【0045】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置131の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、デフケース135に設けられた凹所137に摩
耗粉が遠心力により集積する。こうして、潤滑オイルが
浄化され、差動ギヤ機構3やコーンクラッチ139の耐
摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能となる。
ル装置131の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、デフケース135に設けられた凹所137に摩
耗粉が遠心力により集積する。こうして、潤滑オイルが
浄化され、差動ギヤ機構3やコーンクラッチ139の耐
摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能となる。
【0046】[第6実施形態]本発明の第6実施形態を
図7、図8により説明する。図7は本実施形態のディフ
ァレンシャル装置の断面図であり、図8デフケース内の
要部を軸方向に見た図である。このディファレンシャル
装置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と
異なる。したがって、この相違点を説明し、重複する説
明は省略する。
図7、図8により説明する。図7は本実施形態のディフ
ァレンシャル装置の断面図であり、図8デフケース内の
要部を軸方向に見た図である。このディファレンシャル
装置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図3)と
異なる。したがって、この相違点を説明し、重複する説
明は省略する。
【0047】図7に示すように、このディファレンシャ
ル装置151の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
59はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
155の円錐面27とからなる。
ル装置151の差動制限機構としてのコーンクラッチ1
59はサイドギヤ21,23の円錐面25とデフケース
155の円錐面27とからなる。
【0048】一方、図8に示すように、一対のピニオン
ギヤ167,167を支持するピニオンシャフト163
に直交する方向の空間に、潤滑オイル中の摩耗粉の収集
手段としての補虫網状のアーム171a付きネット17
1,171がデフケース155の内壁に回転面内で揺動
自在に取り付けられている。図示のように、ネット17
1はデフケース155のA方向の回転に対して下流側の
B方向に揺動し、潤滑オイル中の摩耗粉は細かいメッシ
ュのネット171に捕捉される。
ギヤ167,167を支持するピニオンシャフト163
に直交する方向の空間に、潤滑オイル中の摩耗粉の収集
手段としての補虫網状のアーム171a付きネット17
1,171がデフケース155の内壁に回転面内で揺動
自在に取り付けられている。図示のように、ネット17
1はデフケース155のA方向の回転に対して下流側の
B方向に揺動し、潤滑オイル中の摩耗粉は細かいメッシ
ュのネット171に捕捉される。
【0049】なお、デフケース155が逆転する場合に
は、ネット171は図示と逆の方向に揺動し、同様に潤
滑オイル中の摩耗粉を捕捉する。
は、ネット171は図示と逆の方向に揺動し、同様に潤
滑オイル中の摩耗粉を捕捉する。
【0050】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置151の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、潤滑オイル中の摩耗粉はデフケース155に取
り付けられたにネット171により捕捉される。こうし
て、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3やコーンク
ラッチ159の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保すること
が可能となる。
ル装置151の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、潤滑オイル中の摩耗粉はデフケース155に取
り付けられたにネット171により捕捉される。こうし
て、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3やコーンク
ラッチ159の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保すること
が可能となる。
【0051】[第7実施形態]本発明の第7実施形態を
図9により説明する。図9(a)は本実施形態のディフ
ァレンシャル装置の断面図であり、図9(b)は要部の
拡大図である。このディファレンシャル装置は摩耗粉の
収集構造が上記第2実施形態(図3)と異なる。したが
って、この相違点を説明し、重複する説明は省略する。
図9により説明する。図9(a)は本実施形態のディフ
ァレンシャル装置の断面図であり、図9(b)は要部の
拡大図である。このディファレンシャル装置は摩耗粉の
収集構造が上記第2実施形態(図3)と異なる。したが
って、この相違点を説明し、重複する説明は省略する。
【0052】図9(a),(b)に示すように、このデ
ィファレンシャル装置261では、サイドギヤ263,
265の背面の凹部263a,265aにリング状の溝
267,267が設けられている。そして、この溝26
7にはL字形部材269が圧入され、L字形部材269
と溝267との間にリング状のすきまが保たれている。
ィファレンシャル装置261では、サイドギヤ263,
265の背面の凹部263a,265aにリング状の溝
267,267が設けられている。そして、この溝26
7にはL字形部材269が圧入され、L字形部材269
と溝267との間にリング状のすきまが保たれている。
【0053】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置261の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、サイドギヤ263,26
5の背面の溝267が摩耗粉の収集手段となり、摩耗粉
などは溝267から排出されにくいので、潤滑オイルが
浄化され、差動ギヤ機構3や差動制限機構としてのコー
ンクラッチ262の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保する
ことが可能となる。
ル装置261の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、サイドギヤ263,26
5の背面の溝267が摩耗粉の収集手段となり、摩耗粉
などは溝267から排出されにくいので、潤滑オイルが
浄化され、差動ギヤ機構3や差動制限機構としてのコー
ンクラッチ262の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保する
ことが可能となる。
【0054】なお、本発明は本実施形態のコーンクラッ
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
【0055】[第8実施形態]本発明の第8実施形態を
図10により説明する。図10は本実施形態のディファ
レンシャル装置の断面図である。このディファレンシャ
ル装置は、摩耗粉の収集構造とコーンクラッチの構造が
上記第2実施形態(図3)と異なる。したがって、相違
点を主に説明し、重複する説明は省略する。
図10により説明する。図10は本実施形態のディファ
レンシャル装置の断面図である。このディファレンシャ
ル装置は、摩耗粉の収集構造とコーンクラッチの構造が
上記第2実施形態(図3)と異なる。したがって、相違
点を主に説明し、重複する説明は省略する。
【0056】図10に示すように、このディファレンシ
ャル装置281では、サイドギヤ283,285の背面
の凹部283a,285aにリング状の溝287が設け
られ、この溝287とサイドギヤ283,285の対向
面間を連通する油路289が設けられていね。そして、
溝287の開口部は板部材291により封鎖されてい
る。こうして、油路289と封鎖された溝287は摩耗
粉の収集手段となり、摩耗粉などは溝287から排出さ
れにくい。
ャル装置281では、サイドギヤ283,285の背面
の凹部283a,285aにリング状の溝287が設け
られ、この溝287とサイドギヤ283,285の対向
面間を連通する油路289が設けられていね。そして、
溝287の開口部は板部材291により封鎖されてい
る。こうして、油路289と封鎖された溝287は摩耗
粉の収集手段となり、摩耗粉などは溝287から排出さ
れにくい。
【0057】また、デフケース295内は密封部として
のシールリング31,31、シール297,297およ
びテーパプラグ35により密封されている。
のシールリング31,31、シール297,297およ
びテーパプラグ35により密封されている。
【0058】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置281の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、サイドギヤ283,28
5の背面の封鎖された溝287と油路289とにより、
潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3や差動制限機構
としてのコーンクラッチ282の耐摩耗性・耐焼付性を
十分確保することが可能となる。
ル装置281の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、サイドギヤ283,28
5の背面の封鎖された溝287と油路289とにより、
潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3や差動制限機構
としてのコーンクラッチ282の耐摩耗性・耐焼付性を
十分確保することが可能となる。
【0059】なお、本発明は本実施形態のコーンクラッ
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
【0060】[第9実施形態]本発明の第9実施形態を
図11により説明する。図11は本実施形態のディファ
レンシャル装置の断面図である。このディファレンシャ
ル装置は、上記第2実施形態(図3)と類似の構成であ
るので、相違点を主に説明し、重複する説明は省略す
る。
図11により説明する。図11は本実施形態のディファ
レンシャル装置の断面図である。このディファレンシャ
ル装置は、上記第2実施形態(図3)と類似の構成であ
るので、相違点を主に説明し、重複する説明は省略す
る。
【0061】図11に示すように、このディファレンシ
ャル装置301では、右のサイドギヤ303の内周に中
間軸305がスプライン連結されている。サイドギヤ3
03と中間軸305との間は密封部としてのシールリン
グ3307により密封されている。そして、中間軸30
5の軸心部には摩耗粉収集手段としての中空部309が
設けられ、その右端は密封部としてのプラグ311によ
り密封されている。中空部309に潤滑オイル中の摩耗
粉が集積し、中間軸305の回転による遠心力が生じて
も排出されにくい。
ャル装置301では、右のサイドギヤ303の内周に中
間軸305がスプライン連結されている。サイドギヤ3
03と中間軸305との間は密封部としてのシールリン
グ3307により密封されている。そして、中間軸30
5の軸心部には摩耗粉収集手段としての中空部309が
設けられ、その右端は密封部としてのプラグ311によ
り密封されている。中空部309に潤滑オイル中の摩耗
粉が集積し、中間軸305の回転による遠心力が生じて
も排出されにくい。
【0062】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置301の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、中間軸305の中空部3
09が摩耗粉の集積部となるので、潤滑オイルが浄化さ
れ、差動ギヤ機構3や差動制限機構としてのコーンクラ
ッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可
能となる。
ル装置301の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、中間軸305の中空部3
09が摩耗粉の集積部となるので、潤滑オイルが浄化さ
れ、差動ギヤ機構3や差動制限機構としてのコーンクラ
ッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可
能となる。
【0063】また、プラグ311を外すことにより内部
の潤滑オイルを排出することが容易にできる。
の潤滑オイルを排出することが容易にできる。
【0064】なお、中空部309内に多孔質材を配設
し、潤滑オイル中の摩耗粉を捕捉する構成にしてもよ
い。
し、潤滑オイル中の摩耗粉を捕捉する構成にしてもよ
い。
【0065】なお、本発明は本実施形態のコーンクラッ
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
【0066】[第10実施形態]本発明の第10実施形
態を図12により説明する。図12は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。本実施形態は上記
第2実施形態(図3)のマグネットに代えてアキュムレ
ータを用いたものである。したがって、相違点を説明
し、重複する説明は省略する。
態を図12により説明する。図12は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。本実施形態は上記
第2実施形態(図3)のマグネットに代えてアキュムレ
ータを用いたものである。したがって、相違点を説明
し、重複する説明は省略する。
【0067】図12に示すように、このディファレンシ
ャル装置321ではデフケース325の端壁に収集手段
としてのダイアフラム式アキュムレータ327が固定さ
れている。アキュムレータ327のダイアフラム室32
9は油路331を介してデフケース325内に連通され
ている。そして、ダイアフラム333は弾性部材335
と大気圧により所定の付勢力で付勢され、ダイアフラム
室329の内容積が可変にされている。
ャル装置321ではデフケース325の端壁に収集手段
としてのダイアフラム式アキュムレータ327が固定さ
れている。アキュムレータ327のダイアフラム室32
9は油路331を介してデフケース325内に連通され
ている。そして、ダイアフラム333は弾性部材335
と大気圧により所定の付勢力で付勢され、ダイアフラム
室329の内容積が可変にされている。
【0068】また、アキュムレータ327の外側壁面に
はマグネット331が取付けられている。
はマグネット331が取付けられている。
【0069】そして、デフケース325には潤滑オイル
の図示しない充填口が設けられ、充填口から所定量の潤
滑オイルが充填される。充填後、充填口はプラグにより
封鎖される。
の図示しない充填口が設けられ、充填口から所定量の潤
滑オイルが充填される。充填後、充填口はプラグにより
封鎖される。
【0070】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置321の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、アキュムレータ327に
取り付けられているマグネット331に金属摩耗粉が吸
着されて、ダイアフラム室329内に集積することによ
り、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3やコーンク
ラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが
可能となる。
ル装置321の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、アキュムレータ327に
取り付けられているマグネット331に金属摩耗粉が吸
着されて、ダイアフラム室329内に集積することによ
り、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構3やコーンク
ラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保することが
可能となる。
【0071】また、アキュムレータ327のダイアフラ
ム室329の内容積がデフケース325の内圧に応じて
変化することにより圧力の上昇を緩和することができる
と共に、アキュムレータ327内での潤滑オイルの冷却
により冷却性が向上が向上するので、密封部としての各
シールリング31,31やコーンクラッチ61,61な
どの各噛み合い部および摺動部の耐久性を向上すること
ができる。
ム室329の内容積がデフケース325の内圧に応じて
変化することにより圧力の上昇を緩和することができる
と共に、アキュムレータ327内での潤滑オイルの冷却
により冷却性が向上が向上するので、密封部としての各
シールリング31,31やコーンクラッチ61,61な
どの各噛み合い部および摺動部の耐久性を向上すること
ができる。
【0072】なお、本実施形態のアキュムレータは、多
板クラッチを備えたベベルギヤ式や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
板クラッチを備えたベベルギヤ式や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
【0073】[第11実施形態]本発明の第11実施形
態を図13により説明する。図13は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図
3)と異なる。したがって、この相違点を主に説明し、
重複する説明は省略する。
態を図13により説明する。図13は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造が上記第2実施形態(図
3)と異なる。したがって、この相違点を主に説明し、
重複する説明は省略する。
【0074】図13に示すように、ディファレンシャル
装置341では、デフケース343の周方向の所定範囲
に径方向外方に突出する凸部345を形成し、凸部34
5の内側空間に摩耗粉の収集手段としてのオイル溜り3
47が設けられている。
装置341では、デフケース343の周方向の所定範囲
に径方向外方に突出する凸部345を形成し、凸部34
5の内側空間に摩耗粉の収集手段としてのオイル溜り3
47が設けられている。
【0075】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置341の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、デフケース343のオイ
ル溜り347が摩耗粉の集積部となるので、潤滑オイル
が浄化され、差動ギヤ機構3やコーンクラッチ61の耐
摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能となる。
ル装置341の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、デフケース343のオイ
ル溜り347が摩耗粉の集積部となるので、潤滑オイル
が浄化され、差動ギヤ機構3やコーンクラッチ61の耐
摩耗性・耐焼付性を十分確保することが可能となる。
【0076】なお、本発明は本実施形態のコーンクラッ
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
チ式ディファレンシャル装置に限られず、多板クラッチ
を有するディファレンシャル装置や平行軸式のディファ
レンシャル装置にも適用可能である。
【0077】[第12実施形態]本発明の第12実施形
態を図14により説明する。図14は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造および油路を設けている
点が上記第2実施形態(図3)と異なる。したがって、
この相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
態を図14により説明する。図14は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造および油路を設けている
点が上記第2実施形態(図3)と異なる。したがって、
この相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
【0078】図14に示すように、このディファレンシ
ャル装置351では、デフケース355に、その回転軸
に直交してピニオンシャフト353が挿入され、潤滑オ
イルの充填口である開口を密封部としてのプラグ356
にて密封されている。ピニオンシャフト353の充填口
側端部の摩耗粉収集手段としてのオイル溜り357にマ
グネット359が嵌め込まれている。また、ピニオンシ
ャフト353には、このオイル溜り357に通じる油路
361が形成されている。
ャル装置351では、デフケース355に、その回転軸
に直交してピニオンシャフト353が挿入され、潤滑オ
イルの充填口である開口を密封部としてのプラグ356
にて密封されている。ピニオンシャフト353の充填口
側端部の摩耗粉収集手段としてのオイル溜り357にマ
グネット359が嵌め込まれている。また、ピニオンシ
ャフト353には、このオイル溜り357に通じる油路
361が形成されている。
【0079】サイドギヤ21,23の背面には凹部21
a,23aが形成され、この凹部21a,23aからベ
ベルギヤ部の歯隙の底部に向って傾斜し貫通する油路3
63,363がそれぞれ形成され、さらにオイル溜り3
57に近接するピニオンギヤ365にこの油路363の
傾斜にほぼ沿って傾斜する油路367が形成され、上述
のピニオンシャフト353の油路361に連通可能にさ
れている。
a,23aが形成され、この凹部21a,23aからベ
ベルギヤ部の歯隙の底部に向って傾斜し貫通する油路3
63,363がそれぞれ形成され、さらにオイル溜り3
57に近接するピニオンギヤ365にこの油路363の
傾斜にほぼ沿って傾斜する油路367が形成され、上述
のピニオンシャフト353の油路361に連通可能にさ
れている。
【0080】そして、デフケース355内への潤滑オイ
ルの充填は、ピニオンシャフト353を抜き出した後に
充填口から所定量充填し、ピニオンシャフト353を再
挿入後、プラグ356により封鎖される。
ルの充填は、ピニオンシャフト353を抜き出した後に
充填口から所定量充填し、ピニオンシャフト353を再
挿入後、プラグ356により封鎖される。
【0081】デフケース5内を循環する潤滑オイルは、
サイドギヤ21,23による背面の凹部21a,23a
から上記の各油路363,367,361を通って各ギ
ヤの噛合部や摺動部を潤滑・冷却し、オイル溜り357
に至る。このとき潤滑オイル中の金属摩耗粉はマグネッ
ト359に吸着され、潤滑オイルは浄化される。また、
潤滑オイルの一部はコーンクラッチ29に向い、その摺
動面を潤滑・冷却する。
サイドギヤ21,23による背面の凹部21a,23a
から上記の各油路363,367,361を通って各ギ
ヤの噛合部や摺動部を潤滑・冷却し、オイル溜り357
に至る。このとき潤滑オイル中の金属摩耗粉はマグネッ
ト359に吸着され、潤滑オイルは浄化される。また、
潤滑オイルの一部はコーンクラッチ29に向い、その摺
動面を潤滑・冷却する。
【0082】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置351の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、各油路を通った潤滑オイ
ル中の摩耗粉がオイル溜り357のマグネット359に
吸着されるので、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構
3やコーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確
保することが可能となる。
ル装置351の作用・効果を摩耗粉の収集作用に絞って
みると、本実施形態によれば、各油路を通った潤滑オイ
ル中の摩耗粉がオイル溜り357のマグネット359に
吸着されるので、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構
3やコーンクラッチ61の耐摩耗性・耐焼付性を十分確
保することが可能となる。
【0083】また、ピニオンシャフト353の挿入孔を
潤滑オイル充填口として利用するので専用の充填口を不
要にでき、コストを低減できる。
潤滑オイル充填口として利用するので専用の充填口を不
要にでき、コストを低減できる。
【0084】また、潤滑オイルの交換時にマグネット3
59に吸引されている金属摩耗粉を除去することができ
る。
59に吸引されている金属摩耗粉を除去することができ
る。
【0085】[第13実施形態]本発明の第13実施形
態を図15により説明する。図15は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は差動制限機構が上記第12実施形態(図1
4)と異なる。したがって、この相違点を主に説明し、
重複する説明は省略する。
態を図15により説明する。図15は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は差動制限機構が上記第12実施形態(図1
4)と異なる。したがって、この相違点を主に説明し、
重複する説明は省略する。
【0086】図示のように、このディファレンシャル装
置371は差動制限機構としての多板クラッチを備える
ベベルギヤ式ディファレンシャル装置である。
置371は差動制限機構としての多板クラッチを備える
ベベルギヤ式ディファレンシャル装置である。
【0087】デフケース375には、その回転軸と直交
する方向にピニオンシャフト377が配置され、その外
端部のオイル溜り357に摩耗粉収集手段としてのマグ
ネット359が配設されている。ピニオンシャフト37
7の両側に一対のプレッシャリング379,379が対
向配置されている。プレッシャリング379はデフケー
ス375の溝375aに係合し、デフケース375と一
体に回転する。
する方向にピニオンシャフト377が配置され、その外
端部のオイル溜り357に摩耗粉収集手段としてのマグ
ネット359が配設されている。ピニオンシャフト37
7の両側に一対のプレッシャリング379,379が対
向配置されている。プレッシャリング379はデフケー
ス375の溝375aに係合し、デフケース375と一
体に回転する。
【0088】デフケース375と左右のサイドギヤ38
1,383との間にそれぞれ多板クラッチ385,38
5が配置されている。多板クラッチ385,385に
は、ばね388による予圧と、サイドギヤ381,38
3のスラスト力を受けるプレッシャリング379,37
9により押圧され、差動制限力が発生する。
1,383との間にそれぞれ多板クラッチ385,38
5が配置されている。多板クラッチ385,385に
は、ばね388による予圧と、サイドギヤ381,38
3のスラスト力を受けるプレッシャリング379,37
9により押圧され、差動制限力が発生する。
【0089】サイドギヤ381,383の対向端部には
それぞれ密封部としてのシールリング387,387が
配設され、スラストブロック389との間でデフケース
375内を密封している。また、サイドギヤ381,3
83とデフケース375との間に密封部としてのシール
リング391,391が配設され、この部でデフケース
375内を密封している。
それぞれ密封部としてのシールリング387,387が
配設され、スラストブロック389との間でデフケース
375内を密封している。また、サイドギヤ381,3
83とデフケース375との間に密封部としてのシール
リング391,391が配設され、この部でデフケース
375内を密封している。
【0090】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置371の作用・効果を、摩耗粉の収集作用に絞っ
てみると、本実施形態によれば、上記第12実施形態
(図14)と同様の作用・効果が得られる。
ル装置371の作用・効果を、摩耗粉の収集作用に絞っ
てみると、本実施形態によれば、上記第12実施形態
(図14)と同様の作用・効果が得られる。
【0091】[第14実施形態]本発明の第14実施形
態を図16により説明する。図16は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は平行軸式である点と摩耗粉収集構造が上記
第2実施形態(図3)と異なる。したがって、この相違
点を主に説明し、重複する説明は省略する。
態を図16により説明する。図16は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は平行軸式である点と摩耗粉収集構造が上記
第2実施形態(図3)と異なる。したがって、この相違
点を主に説明し、重複する説明は省略する。
【0092】図16に示すように、ディファレンシャル
装置401のデフケース405には回転軸と平行で、サ
イドギヤ407,409の周囲に設けられた長短一対の
複数対のピニオンギヤ収納孔411,413が設けら
れ、長短のピニオンギヤ415,417がそれぞれ収納
され、ピニオンギヤ415,417は右左のサイドギヤ
407,409とそれぞれ噛み合うと共に、左端部のギ
ヤ部415a,417aが互いに噛み合っている。これ
により、サイドギヤ407,409はピニオンギヤ41
5,417を介して連結されている。こうして差動ギヤ
機構403が構成されている。
装置401のデフケース405には回転軸と平行で、サ
イドギヤ407,409の周囲に設けられた長短一対の
複数対のピニオンギヤ収納孔411,413が設けら
れ、長短のピニオンギヤ415,417がそれぞれ収納
され、ピニオンギヤ415,417は右左のサイドギヤ
407,409とそれぞれ噛み合うと共に、左端部のギ
ヤ部415a,417aが互いに噛み合っている。これ
により、サイドギヤ407,409はピニオンギヤ41
5,417を介して連結されている。こうして差動ギヤ
機構403が構成されている。
【0093】サイドギヤ407,409間に回転差が生
じたときは、ピニオンギヤ415,417と収納孔41
1,413との間の摺動摩擦およびヘリカルギヤの噛み
合いによるスラスト力により各ギヤとデフケース405
との間の摺動摩擦により差動が制限される。こうして、
差動制限機構が構成されている。
じたときは、ピニオンギヤ415,417と収納孔41
1,413との間の摺動摩擦およびヘリカルギヤの噛み
合いによるスラスト力により各ギヤとデフケース405
との間の摺動摩擦により差動が制限される。こうして、
差動制限機構が構成されている。
【0094】長い収納孔411の両端部に対応するデフ
ケース405の端壁には貫通孔421,423が形成さ
れ、密封部としてのカップ状のプラグ425,425が
圧入され、密封されている。こうして、貫通孔421,
423部が摩耗粉収集手段としてのオイル溜り424,
426となっている。
ケース405の端壁には貫通孔421,423が形成さ
れ、密封部としてのカップ状のプラグ425,425が
圧入され、密封されている。こうして、貫通孔421,
423部が摩耗粉収集手段としてのオイル溜り424,
426となっている。
【0095】サイドギヤ407,409の中空孔407
a,409aにまたがってスラストブロック427が嵌
合配置され、両ギヤ407,409はセンタリングされ
ている。スラストブロック427には密封部としてのシ
ールリング429,429が配設され、この部が密封さ
れている。また、サイドギヤ407,409軸部407
b,409bに対応する部位のデフケース405に密封
部としてのシールリング431,431が配設され、こ
の部が密封されている。こうして、シールリング42
9,431およびプラグ425によりデフケース405
内は密封されている。
a,409aにまたがってスラストブロック427が嵌
合配置され、両ギヤ407,409はセンタリングされ
ている。スラストブロック427には密封部としてのシ
ールリング429,429が配設され、この部が密封さ
れている。また、サイドギヤ407,409軸部407
b,409bに対応する部位のデフケース405に密封
部としてのシールリング431,431が配設され、こ
の部が密封されている。こうして、シールリング42
9,431およびプラグ425によりデフケース405
内は密封されている。
【0096】そして、デフケース405には潤滑オイル
が図示省略の充填口から所定量充填され、プラグにより
封鎖される。
が図示省略の充填口から所定量充填され、プラグにより
封鎖される。
【0097】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置401の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、平行軸式のディファレンシ
ャル装置401において、長い収納孔411の貫通孔4
21,423部のオイル溜り424,426内に摩耗粉
が集積するので、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構
403や各ギヤ407,409、415,417および
デフケ405の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保すること
が可能となる。
ル装置401の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、平行軸式のディファレンシ
ャル装置401において、長い収納孔411の貫通孔4
21,423部のオイル溜り424,426内に摩耗粉
が集積するので、潤滑オイルが浄化され、差動ギヤ機構
403や各ギヤ407,409、415,417および
デフケ405の耐摩耗性・耐焼付性を十分確保すること
が可能となる。
【0098】[第15実施形態]本発明の第15実施形
態を図17により説明する。図17は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉収集構造が上記第14実施形態(図
16)と異なる。したがって、この相違点を主に説明
し、重複する説明は省略する。
態を図17により説明する。図17は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉収集構造が上記第14実施形態(図
16)と異なる。したがって、この相違点を主に説明
し、重複する説明は省略する。
【0099】図17に示すように、ディファレンシャル
装置441はヘリカルギヤを有する平行軸式差動ギヤ機
構443を備えている。また、ピニオンギヤ447,4
49と収納孔451,453との間の摺動摩擦およびヘ
リカルギヤの噛み合いによるスラスト力により各ギヤと
デフケース445との間の摺動摩擦により差動が制限さ
れる。こうして、差動制限機構455が構成されてい
る。
装置441はヘリカルギヤを有する平行軸式差動ギヤ機
構443を備えている。また、ピニオンギヤ447,4
49と収納孔451,453との間の摺動摩擦およびヘ
リカルギヤの噛み合いによるスラスト力により各ギヤと
デフケース445との間の摺動摩擦により差動が制限さ
れる。こうして、差動制限機構455が構成されてい
る。
【0100】デフケース445の周囲を取り巻いてカバ
−457が密着状態に取り付けられ、デフケース445
との間に潤滑オイル用のタンク459が構成されてい
る。デフケース445の円筒部と右端壁部を介してデフ
ケース445内部とタンク459とが連通している。円
筒部の連通部にはチェックバルブ461が配設され、デ
フケース445内圧が上ったときチェックバルブ461
が開いて潤滑オイルはタンク459内に入り、冷却され
る。チェックバルブ461により逆流は防止される。
−457が密着状態に取り付けられ、デフケース445
との間に潤滑オイル用のタンク459が構成されてい
る。デフケース445の円筒部と右端壁部を介してデフ
ケース445内部とタンク459とが連通している。円
筒部の連通部にはチェックバルブ461が配設され、デ
フケース445内圧が上ったときチェックバルブ461
が開いて潤滑オイルはタンク459内に入り、冷却され
る。チェックバルブ461により逆流は防止される。
【0101】また、デフケース445の右端壁部の連通
部にはフィルタ463が設けられ、タンク459内から
デフケース445へ戻る際に潤滑オイル中の金属摩耗粉
などがフィルタ463に捕捉されて、潤滑オイルが浄化
される。
部にはフィルタ463が設けられ、タンク459内から
デフケース445へ戻る際に潤滑オイル中の金属摩耗粉
などがフィルタ463に捕捉されて、潤滑オイルが浄化
される。
【0102】そして、デフケース445には潤滑オイル
がタンク459のチェックバルブ461を取り外して同
バルブ461部から所定量充填され、密封部としてのプ
ラグ464により封鎖される。
がタンク459のチェックバルブ461を取り外して同
バルブ461部から所定量充填され、密封部としてのプ
ラグ464により封鎖される。
【0103】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置441の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、タンク459を設けている
ので潤滑オイルの量が増加すると共に、タンク459内
で冷却された潤滑オイルが循環してデフケース445へ
戻る際にフィルタ463により摩耗粉が補足されて浄化
されるので、潤滑性・冷却性および耐久性が一層向上さ
れる。
ル装置441の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、タンク459を設けている
ので潤滑オイルの量が増加すると共に、タンク459内
で冷却された潤滑オイルが循環してデフケース445へ
戻る際にフィルタ463により摩耗粉が補足されて浄化
されるので、潤滑性・冷却性および耐久性が一層向上さ
れる。
【0104】[第16実施形態]本発明の第16実施形
態を図18により説明する。図18は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造が上記第14実施形態
(図16)と異なる。したがって、この相違点を主に説
明し、重複する説明は省略する。
態を図18により説明する。図18は本実施形態のディ
ファレンシャル装置の断面図である。このディファレン
シャル装置は摩耗粉の収集構造が上記第14実施形態
(図16)と異なる。したがって、この相違点を主に説
明し、重複する説明は省略する。
【0105】図18に示すように、ディファレンシャル
装置471のデフケース475には長短一対の複数対の
ピニオンギヤ収納孔477,479が設けられ、これら
の収納孔477,479の左端部の最外方部には摩耗粉
の収集手段としての凹部481,483が設けられてい
る。
装置471のデフケース475には長短一対の複数対の
ピニオンギヤ収納孔477,479が設けられ、これら
の収納孔477,479の左端部の最外方部には摩耗粉
の収集手段としての凹部481,483が設けられてい
る。
【0106】このような構成により、ディファレンシャ
ル装置471の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、凹部481,483を設け
ているので潤滑オイル中の摩耗粉がこの部に集積し易
く、一旦集積した摩耗粉が排出されにくいので、上記第
14実施形態(図16)と同様の作用・効果が得られ
る。
ル装置471の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみ
ると、本実施形態によれば、凹部481,483を設け
ているので潤滑オイル中の摩耗粉がこの部に集積し易
く、一旦集積した摩耗粉が排出されにくいので、上記第
14実施形態(図16)と同様の作用・効果が得られ
る。
【0107】[第17実施形態]本発明の第17実施形
態を図19により説明する。図19は本実施形態は本発
明をカップリングに適用した場合の断面図である。
態を図19により説明する。図19は本実施形態は本発
明をカップリングに適用した場合の断面図である。
【0108】図19に示すように、このカップリング5
01の外側のハウジング503は、軸部と側壁部とから
なる入力部503aと中空円筒部503bとが接合によ
り一体化されてなり、入力部503aにて図示しないベ
アリングを介して車体側部材に回転可能に支持されてい
る。エンジンからの駆動力はハウジング503の入力部
503aに入力される。
01の外側のハウジング503は、軸部と側壁部とから
なる入力部503aと中空円筒部503bとが接合によ
り一体化されてなり、入力部503aにて図示しないベ
アリングを介して車体側部材に回転可能に支持されてい
る。エンジンからの駆動力はハウジング503の入力部
503aに入力される。
【0109】ハウジング503の円筒部503bの周囲
を所定のすきまを持って薄肉のカバー505が密着状態
に取り付けられている。カバー505の左端部とハウジ
ング503の入力部503aとの間にリング状のフリー
ピストン507が軸方向移動可能に配設されている。フ
リーピストン507の内外周は密封部としてのシールリ
ング509,511によりシールされ、カバー505と
ハウジング503との間に摩耗粉収集手段としてのリン
グ状のタンク513が構成され、ハウジング503の入
力部503aの油路515により後述するメインクラッ
チ17に連通している。
を所定のすきまを持って薄肉のカバー505が密着状態
に取り付けられている。カバー505の左端部とハウジ
ング503の入力部503aとの間にリング状のフリー
ピストン507が軸方向移動可能に配設されている。フ
リーピストン507の内外周は密封部としてのシールリ
ング509,511によりシールされ、カバー505と
ハウジング503との間に摩耗粉収集手段としてのリン
グ状のタンク513が構成され、ハウジング503の入
力部503aの油路515により後述するメインクラッ
チ17に連通している。
【0110】フリーピストン507はタンク513の内
圧の変動に応じて軸方向に移動して内容積は可変であ
り、タンク513はアキュムレータとして作用する。
圧の変動に応じて軸方向に移動して内容積は可変であ
り、タンク513はアキュムレータとして作用する。
【0111】一方、ハウジング503の右端部には内側
のハウジング519が嵌装され、密封部としてのシール
リング520によりシールされると共に止め輪523に
より抜け止めされている。そして、凸部519aの係合
によりハウジング503と一体に回転する。
のハウジング519が嵌装され、密封部としてのシール
リング520によりシールされると共に止め輪523に
より抜け止めされている。そして、凸部519aの係合
によりハウジング503と一体に回転する。
【0112】また、ハウジング503の軸心側には、中
空のハブ521がベアリング523,525を介して回
転自在に支持されている。ハブ521の大径軸部521
aの軸心部には底付きの軸心側オイル溜り527が設け
られ、軸心側オイル溜り527の周壁には油路521b
が設けられている。ハブ521の小径軸部521cと内
側のハウジング519との間は密封部としてのシールリ
ング529により密封されている。そして、ハブ521
の内周に図示しない従動軸が連結され、駆動力はハブ5
21から従動軸を介して後輪側へ伝達される。
空のハブ521がベアリング523,525を介して回
転自在に支持されている。ハブ521の大径軸部521
aの軸心部には底付きの軸心側オイル溜り527が設け
られ、軸心側オイル溜り527の周壁には油路521b
が設けられている。ハブ521の小径軸部521cと内
側のハウジング519との間は密封部としてのシールリ
ング529により密封されている。そして、ハブ521
の内周に図示しない従動軸が連結され、駆動力はハブ5
21から従動軸を介して後輪側へ伝達される。
【0113】差動制限機構としての多板式のメインクラ
ッチ517が外側のハウジング503の円筒部503b
とハブ521の大径軸部521aとの間に配置されてい
る。ハブ521の小径軸部521c上で、メインクラッ
チ517の右に隣接して押圧部材531が配置され、押
圧部材531はハブ521と係合している。押圧部材5
31の右方にはボール533を挟んでカム部材535が
配置され、押圧部材531とカム部材535の対向面に
はボール533に係合するカム溝が設けられ、これらの
部材によりカム機構537が構成されている。
ッチ517が外側のハウジング503の円筒部503b
とハブ521の大径軸部521aとの間に配置されてい
る。ハブ521の小径軸部521c上で、メインクラッ
チ517の右に隣接して押圧部材531が配置され、押
圧部材531はハブ521と係合している。押圧部材5
31の右方にはボール533を挟んでカム部材535が
配置され、押圧部材531とカム部材535の対向面に
はボール533に係合するカム溝が設けられ、これらの
部材によりカム機構537が構成されている。
【0114】一方、ほぼコの字状の断面に形成された内
側のハウジング519の凹部に電磁石541がベアリン
グ43を介して支持されている。電磁石541のコア5
41aは車体側部材545に固定され、回転しない。な
お、車体側部材545と内側のハウジング519との間
は密封部としてのシール547により密封されている。
内側のハウジング519の電磁石541との対向部54
8は非磁性体である。
側のハウジング519の凹部に電磁石541がベアリン
グ43を介して支持されている。電磁石541のコア5
41aは車体側部材545に固定され、回転しない。な
お、車体側部材545と内側のハウジング519との間
は密封部としてのシール547により密封されている。
内側のハウジング519の電磁石541との対向部54
8は非磁性体である。
【0115】そして、内側のハウジング519とカム部
材535との間に電磁式のパイロットクラッチ551が
配置され、その左方に隣接してアーマチャ553がハウ
ジング503の円筒部503bに係合して配置されてい
る。
材535との間に電磁式のパイロットクラッチ551が
配置され、その左方に隣接してアーマチャ553がハウ
ジング503の円筒部503bに係合して配置されてい
る。
【0116】なお、上述のハブ521の大径部521a
に設けられた油路521bのほかに、押圧部材531、
メインクラッチ517およびハウジング503の円筒部
503bにそれぞれ潤滑オイルの油路555が設けられ
ている。潤滑オイルは充填口557からカップリング5
01内に所定量充填され、充填後、充填口557はカシ
メにより密封される。
に設けられた油路521bのほかに、押圧部材531、
メインクラッチ517およびハウジング503の円筒部
503bにそれぞれ潤滑オイルの油路555が設けられ
ている。潤滑オイルは充填口557からカップリング5
01内に所定量充填され、充填後、充填口557はカシ
メにより密封される。
【0117】つぎに、このカップリング501の作用を
説明する。
説明する。
【0118】電磁石541に通電されるとアーマチャ5
53が吸引され、パイロットクラッチ551が締結され
る。この締結トルクはカム機構537によりスラスト力
に変換拡大され、スラスト力を受けた押圧部材531が
メインクラッチ517を押圧し、メインクラッチ517
が締結される。こうして、ハブ521から大きなトルク
が後輪側へ伝達される。
53が吸引され、パイロットクラッチ551が締結され
る。この締結トルクはカム機構537によりスラスト力
に変換拡大され、スラスト力を受けた押圧部材531が
メインクラッチ517を押圧し、メインクラッチ517
が締結される。こうして、ハブ521から大きなトルク
が後輪側へ伝達される。
【0119】パイロットクラッチ551の締結力(吸引
力)を調節することにより、メインクラッチ517の締
結力(連結装置501の連結力)を調節することができ
る。
力)を調節することにより、メインクラッチ517の締
結力(連結装置501の連結力)を調節することができ
る。
【0120】このカップリング501の作動時に、ハブ
521の軸心側オイル溜り527の潤滑オイルは遠心力
により油路521bを通ってメインクラッチ517を潤
滑・冷却すると共に、押圧部材531の油路555を通
ってカム機構537およびパイロットクラッチ551等
を潤滑・冷却する。各クラッチ517,551を通った
潤滑オイルはハウジング503の円筒部503bの油路
555を通ってタンク513に入る。フリーピストン5
07の移動によりタンク513の内圧の変動が緩和され
る。そして、潤滑オイルはタンク513内にある間に冷
却される。
521の軸心側オイル溜り527の潤滑オイルは遠心力
により油路521bを通ってメインクラッチ517を潤
滑・冷却すると共に、押圧部材531の油路555を通
ってカム機構537およびパイロットクラッチ551等
を潤滑・冷却する。各クラッチ517,551を通った
潤滑オイルはハウジング503の円筒部503bの油路
555を通ってタンク513に入る。フリーピストン5
07の移動によりタンク513の内圧の変動が緩和され
る。そして、潤滑オイルはタンク513内にある間に冷
却される。
【0121】こうして、本実施形態によれば、適用装置
がカップリングであり、ディファレンシャル装置との構
造差はあるものの、カップリング501の外周部に大容
量のタンク513が配設されているので、油路55を通
って潤滑オイルに含まれる摩耗粉がタンク513の大き
な面積の内壁に集積し、潤滑オイルが効果的に浄化され
る。
がカップリングであり、ディファレンシャル装置との構
造差はあるものの、カップリング501の外周部に大容
量のタンク513が配設されているので、油路55を通
って潤滑オイルに含まれる摩耗粉がタンク513の大き
な面積の内壁に集積し、潤滑オイルが効果的に浄化され
る。
【0122】また、大容量のタンク513内での冷却に
より冷却性の向上が可能で、摺動部の焼き付きの恐れを
低減することができる。
より冷却性の向上が可能で、摺動部の焼き付きの恐れを
低減することができる。
【0123】また、フリーピストン7によりタンク13
の内圧の上昇を緩和することができ、密封部の耐久性を
向上することができる。
の内圧の上昇を緩和することができ、密封部の耐久性を
向上することができる。
【0124】[第18実施形態]本発明の第18実施形
態を図20により説明する。図20は本実施形態は本発
明をカップリングに適用した場合の断面図である。この
カップリング571は、上記第17実施形態(図19)
とアキュムレータの構造が相違し、その他の構成は同様
である。また、アキュムレータの構造は上記第10実施
形態(図12)と同じ構造であるので同一符号を用い
て、重複する説明は省略する。
態を図20により説明する。図20は本実施形態は本発
明をカップリングに適用した場合の断面図である。この
カップリング571は、上記第17実施形態(図19)
とアキュムレータの構造が相違し、その他の構成は同様
である。また、アキュムレータの構造は上記第10実施
形態(図12)と同じ構造であるので同一符号を用い
て、重複する説明は省略する。
【0125】図20に示すように、このカップリング5
71の外側のハウジング573の入力部573aにアキ
ュムレータ327が取付けられている。アキュムレータ
327のダイアフラム室329は油路331を介してメ
インクラッチ517に連通されている。
71の外側のハウジング573の入力部573aにアキ
ュムレータ327が取付けられている。アキュムレータ
327のダイアフラム室329は油路331を介してメ
インクラッチ517に連通されている。
【0126】このような構成により、カップリング57
1の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみると、本実
施形態によれば、上記第10実施形態(図12)と同様
の作用・効果が得られる。
1の作用・効果を摩耗粉収集作用に絞ってみると、本実
施形態によれば、上記第10実施形態(図12)と同様
の作用・効果が得られる。
【0127】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、潤滑オイル密封型のディファ
レンシャル装置において、収集手段によりオイル中の摩
耗粉を分離、収集するので、潤滑オイルを清浄に維持可
能で、噛み合い部や摺動部の耐摩耗性・耐焼き付き性を
十分確保することが可能となる。
1に記載の発明によれば、潤滑オイル密封型のディファ
レンシャル装置において、収集手段によりオイル中の摩
耗粉を分離、収集するので、潤滑オイルを清浄に維持可
能で、噛み合い部や摺動部の耐摩耗性・耐焼き付き性を
十分確保することが可能となる。
【0128】請求項2に記載の発明によれば、コーンク
ラッチの外側摺動面に設けられた複数の凹部またはリン
グ状の溝に摩耗粉が溜ることにより、請求項1の発明と
同等の効果が得られる。
ラッチの外側摺動面に設けられた複数の凹部またはリン
グ状の溝に摩耗粉が溜ることにより、請求項1の発明と
同等の効果が得られる。
【0129】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明と同等の効果が得られると共に、マグネットに吸
着された金属摩耗粉が排出されにくく、潤滑オイルの清
浄化作用が一層向上する。
の発明と同等の効果が得られると共に、マグネットに吸
着された金属摩耗粉が排出されにくく、潤滑オイルの清
浄化作用が一層向上する。
【0130】請求項4に記載の発明によれば、ベヘルギ
ヤ式や平行軸式の各ディファレンシャル装置において、
金属摩耗粉がデフケース内壁面の外周近傍のマグネット
に吸着されることにより、請求項1の発明と同等の効果
が得られる。
ヤ式や平行軸式の各ディファレンシャル装置において、
金属摩耗粉がデフケース内壁面の外周近傍のマグネット
に吸着されることにより、請求項1の発明と同等の効果
が得られる。
【0131】請求項5に記載の発明によれば、遠心力に
より摩耗粉がデフケース内壁面の外周近傍の凹所に溜る
ことにより、請求項1の発明と同等の効果が得られる。
より摩耗粉がデフケース内壁面の外周近傍の凹所に溜る
ことにより、請求項1の発明と同等の効果が得られる。
【0132】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
の発明と同等の効果が得られると共に、凹所に入り込ん
だ摩耗粉は、孔形状と狭い開口部とにより排出されにく
く、潤滑オイルは一層清浄化される。
の発明と同等の効果が得られると共に、凹所に入り込ん
だ摩耗粉は、孔形状と狭い開口部とにより排出されにく
く、潤滑オイルは一層清浄化される。
【0133】請求項7に記載の発明によれば、サイドギ
ヤの対向面または背面に開口する溝に入り込んだ摩耗粉
は排出されにくく、請求項1の発明と同等の効果が得ら
れる。
ヤの対向面または背面に開口する溝に入り込んだ摩耗粉
は排出されにくく、請求項1の発明と同等の効果が得ら
れる。
【0134】請求項8に記載の発明によれば、摩耗粉は
アーム付きネットにより捕獲され、請求項1の発明と同
等の効果が得られる。
アーム付きネットにより捕獲され、請求項1の発明と同
等の効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施形態の断面図である。
【図2】第1実施形態の要部の拡大図である。
【図3】本発明の第2実施形態の断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態の断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態の断面図である。
【図6】本発明の第5実施形態の断面図である。
【図7】本発明の第6実施形態の断面図である。
【図8】第6実施形態の説明図である。
【図9】本発明の第7実施形態の、(a)図は断面図で
あり、(b)図は要部の拡大図である。
あり、(b)図は要部の拡大図である。
【図10】本発明の第8実施形態の断面図である。
【図11】本発明の第9実施形態の断面図である。
【図12】本発明の第10実施形態の断面図である。
【図13】本発明の第11実施形態の断面図である。
【図14】本発明の第12実施形態の断面図である。
【図15】本発明の第13実施形態の断面図である。
【図16】本発明の第14実施形態の断面図である。
【図17】本発明の第15実施形態の断面図である。
【図18】本発明の第16実施形態の断面図である。
【図19】本発明の第17実施形態の断面図である。
【図20】本発明の第18実施形態の断面図である。
【図21】従来例の断面図である。
3,202 差動ギヤ機構 5,55,75,105,135,155,205,2
95 デフケース 5c 最大径部(収集手段) 13,163 ピニオンシャフト 17,167,213,217 ピニオンギヤ 21,23,263,265,283,285,22
1,223 サイドギヤ 29,61,85,129,139,159,229,
262,282 コーンクラッチ(差動制限機構) 27 円錐部材(収集手段) 27a 内側部材 27b 外側部材(収集手段) 28 貫通孔、凹部(収集手段) 31,233,235,429,431 シールリング
(密封部) 33,35,356,425 プラグ(密封部) 57,59,359 マグネット(収集手段) 83,267,287 溝(収集手段) 107,207,209,481,483 凹部(収集
手段) 137 凹所(収集手段) 171 ネット(収集手段) 297 シール(密封部) 305 中間軸 309 中空部 327 アキュムレータ(収集手段) 329 ダイアフラム室 345 凸部 347 オイル溜り(収集手段) 463 フィルタ(収集手段)
95 デフケース 5c 最大径部(収集手段) 13,163 ピニオンシャフト 17,167,213,217 ピニオンギヤ 21,23,263,265,283,285,22
1,223 サイドギヤ 29,61,85,129,139,159,229,
262,282 コーンクラッチ(差動制限機構) 27 円錐部材(収集手段) 27a 内側部材 27b 外側部材(収集手段) 28 貫通孔、凹部(収集手段) 31,233,235,429,431 シールリング
(密封部) 33,35,356,425 プラグ(密封部) 57,59,359 マグネット(収集手段) 83,267,287 溝(収集手段) 107,207,209,481,483 凹部(収集
手段) 137 凹所(収集手段) 171 ネット(収集手段) 297 シール(密封部) 305 中間軸 309 中空部 327 アキュムレータ(収集手段) 329 ダイアフラム室 345 凸部 347 オイル溜り(収集手段) 463 フィルタ(収集手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幸 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内 (72)発明者 石川 治 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内 (72)発明者 富田 哲史 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内 Fターム(参考) 3J027 FA34 FB01 FB04 HB01 HB07 HC21 HC22 HC23 HD02 HD05 HE01 HE05 HF02 HG03 HG04 HH01 HH13 3J063 AA02 AB13 AC11 BA11 XD03 XD15 XD72 XD75 XE03 XE05 XE06
Claims (8)
- 【請求項1】 エンジンの駆動力により回転駆動される
と共に内部に潤滑オイルが充填されたデフケースと、 前記デフケース内に回転可能に支持されたピニオンギヤ
と、 前記ピニオンギヤを介して互いに連結され対向配置され
た一対の出力側サイドギヤとを有する差動ギヤ機構と、 前記差動ギヤ機構の差動を制限する差動制限機構と、 前記潤滑オイルのデフケース外部への漏れを防止する密
封部とを備えるディファレンシャル装置において、 前記潤滑オイルに混在する摩耗粉を分離、収集する収集
手段を備えることを特徴とするディファレンシャル装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記差動制限機構が、前記デフケースと各サイドギヤと
の間に設けられたコーンクラッチであり、 前記収集手段が、前記コーンクラッチの外側摺動面に設
けられた複数の凹部またはリング状の溝であることを特
徴とするディファレンシャル装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記複数の凹部またはリング状の溝の底部にマグネット
が配設されていることを特徴とするディファレンシャル
装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記収集手段が、前記デフケースの内壁面の外周近傍に
配設されたマグネットであることを特徴とするディファ
レンシャル装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記収集手段が、前記デフケースの内壁面の外周近傍に
設けられた凹所であることを特徴とするディファレンシ
ャル装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記凹所がほぼL字孔状に形成されると共に該凹所の開
口部の一部を閉鎖されてなることを特徴とするディファ
レンシャル装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記収集手段が、前記少なくとも一方のサイドギヤの対
向面または背面に開口すると共に該開口が奥部よりも小
さく絞られてなるリング状の溝からなることを特徴とす
るディファレンシャル装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載のディファレンシャル装
置であって、 前記収集手段が、前記デフケース内面に揺動自在に取り
付けられた捕虫網状のアーム付きネットからなることを
特徴とするディファレンシャル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107143A JP2000297861A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | ディファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107143A JP2000297861A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | ディファレンシャル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297861A true JP2000297861A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14451615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11107143A Pending JP2000297861A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | ディファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000297861A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002086351A3 (de) * | 2001-04-23 | 2002-12-27 | Wittenstein Ag | Getriebe, insbesondere planetengetriebe |
| US6676555B2 (en) * | 2001-12-14 | 2004-01-13 | Visteon Global Technologies, Inc. | Cone friction clutch |
| EP1471281A1 (de) * | 2001-04-23 | 2004-10-27 | Wittenstein AG | Planetengetriebe |
| JP2007509289A (ja) * | 2003-10-20 | 2007-04-12 | ゲー カー エヌ ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 強度が向上されたデファレンシャルキャリヤ |
| WO2015067264A1 (de) * | 2013-11-07 | 2015-05-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Getriebevorrichtung |
| DE102015224892B4 (de) | 2014-12-12 | 2021-10-14 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd. | Ölversorgung eines schmal bauenden Differenzialgetriebes |
| CN114811008A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-29 | 杭州一鼎传动机械有限公司 | 一种蜗轮减速机 |
| US20220268348A1 (en) * | 2019-09-03 | 2022-08-25 | Jing-Jin Electric Technologies Co., Ltd. | Electric drive assembly of dry differential and new energy automobile |
| US20240026966A1 (en) * | 2020-09-08 | 2024-01-25 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd. | Differential device |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11107143A patent/JP2000297861A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002086351A3 (de) * | 2001-04-23 | 2002-12-27 | Wittenstein Ag | Getriebe, insbesondere planetengetriebe |
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| DE102015224892B4 (de) | 2014-12-12 | 2021-10-14 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd. | Ölversorgung eines schmal bauenden Differenzialgetriebes |
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| US20240026966A1 (en) * | 2020-09-08 | 2024-01-25 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd. | Differential device |
| CN114811008A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-29 | 杭州一鼎传动机械有限公司 | 一种蜗轮减速机 |
| CN114811008B (zh) * | 2022-04-13 | 2022-12-13 | 杭州一鼎传动机械有限公司 | 一种蜗轮减速机 |
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