JP2000298090A - 油圧式ブリネル硬さ試験機 - Google Patents
油圧式ブリネル硬さ試験機Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧式ブリネル硬さ試験機において、モータ
ー駆動式ポンプを用いて、付加おもりに慣性力を働かせ
ないようにしつつ短時間で油を供給できるようにするこ
とである。 【解決手段】 モータにより駆動される給油ポンプ2に
よって試験機本体1に油16を供給させ、この油16で
付加おもり13を持ち上げることにより所定の圧力を圧
子15を介して試料に伝達させるモータ駆動式の油圧式
ブリネル硬さ試験機に、試験機本体1に供給された油1
6の油圧を測定し、この油圧が前記付加おもり13が動
作する前の所定の油圧に達したことを検出する圧力検出
手段3と、この圧力検出手段3により油圧が前記所定の
油圧に達したことを検知したとき、前記モータの回転速
度を減速させる速度制御手段4とを備える。
ー駆動式ポンプを用いて、付加おもりに慣性力を働かせ
ないようにしつつ短時間で油を供給できるようにするこ
とである。 【解決手段】 モータにより駆動される給油ポンプ2に
よって試験機本体1に油16を供給させ、この油16で
付加おもり13を持ち上げることにより所定の圧力を圧
子15を介して試料に伝達させるモータ駆動式の油圧式
ブリネル硬さ試験機に、試験機本体1に供給された油1
6の油圧を測定し、この油圧が前記付加おもり13が動
作する前の所定の油圧に達したことを検出する圧力検出
手段3と、この圧力検出手段3により油圧が前記所定の
油圧に達したことを検知したとき、前記モータの回転速
度を減速させる速度制御手段4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧式ブリネル硬
さ試験機に関するものである。
さ試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧式ブリネル硬さ試験機の原理を図3
を用いて説明する。まず、給油ポンプで油路101に油
102を注入すると、この油102により荷重用ピスト
ン103が押され、試料受台104に載せた試料に荷重
用ピストン103の先端に設けた圧子105が当たる。
荷重用ピストン103は始めは試料に圧子105が潜り
込むため沈んで行くが、ある程度まで行くと止まる。更
に油102を注入し続けると、付加おもり106が持ち
上がり、パスカルの原理により荷重用のピストン103
に決まった力がかかるようになる。この決まった力によ
り圧子105が試料に形成した窪みの直径を測定するこ
とにより硬さを算出することができる。
を用いて説明する。まず、給油ポンプで油路101に油
102を注入すると、この油102により荷重用ピスト
ン103が押され、試料受台104に載せた試料に荷重
用ピストン103の先端に設けた圧子105が当たる。
荷重用ピストン103は始めは試料に圧子105が潜り
込むため沈んで行くが、ある程度まで行くと止まる。更
に油102を注入し続けると、付加おもり106が持ち
上がり、パスカルの原理により荷重用のピストン103
に決まった力がかかるようになる。この決まった力によ
り圧子105が試料に形成した窪みの直径を測定するこ
とにより硬さを算出することができる。
【0003】このような油圧式ブリネル硬さ試験機で
は、油路101に油102を注入する手段として、図4
に示すような、手動でレバー201を動かし、ピストン
202を上下させて油を供給する手動式ポンプあるい
は、図5に示すような、モータ(図示省略)で偏心カム
301を回転させることによりピストン302を上下さ
せて油を供給するモータ駆動式ポンプが用いられてい
る。
は、油路101に油102を注入する手段として、図4
に示すような、手動でレバー201を動かし、ピストン
202を上下させて油を供給する手動式ポンプあるい
は、図5に示すような、モータ(図示省略)で偏心カム
301を回転させることによりピストン302を上下さ
せて油を供給するモータ駆動式ポンプが用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、油を供給して
ゆく過程で、油を一度に大量に供給すると、付加おもり
が急激に動くので、付加おもりに慣性力が働き、余計な
力が圧子から試料へ伝わってしまう。図5に示すような
モータ駆動による供給の場合は、供給開始から供給完了
まで同じスピードで供給されるため、慣性力が生じてし
まう。この慣性力を防ぐには偏心カム301を回転させ
ているモータの回転を遅くすれば良いが供給に時間がか
かりすぎてしまう。また、図4に示すような手動による
供給の場合は、作業者が荷重指示装置107を見ながら
供給作業を行い、設定試験力に近づいたらレバー201
をゆっくり操作し、付加おもりにこのような慣性力が働
かないようにできるが、人力で行うので時間がかかり、
人手が必要となる。
ゆく過程で、油を一度に大量に供給すると、付加おもり
が急激に動くので、付加おもりに慣性力が働き、余計な
力が圧子から試料へ伝わってしまう。図5に示すような
モータ駆動による供給の場合は、供給開始から供給完了
まで同じスピードで供給されるため、慣性力が生じてし
まう。この慣性力を防ぐには偏心カム301を回転させ
ているモータの回転を遅くすれば良いが供給に時間がか
かりすぎてしまう。また、図4に示すような手動による
供給の場合は、作業者が荷重指示装置107を見ながら
供給作業を行い、設定試験力に近づいたらレバー201
をゆっくり操作し、付加おもりにこのような慣性力が働
かないようにできるが、人力で行うので時間がかかり、
人手が必要となる。
【0005】そこで、本発明の課題は、油圧式ブリネル
硬さ試験機において、モーター駆動式ポンプを用いて、
付加おもりに慣性力を働かせないようにしつつ短時間で
油を供給できるようにすることである。
硬さ試験機において、モーター駆動式ポンプを用いて、
付加おもりに慣性力を働かせないようにしつつ短時間で
油を供給できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、モータにより駆動される給油ポ
ンプによって試験機本体(1)に油(16)を供給さ
せ、この油(16)で付加おもり(13)を持ち上げる
ことにより所定の圧力を圧子(15)を介して試料に伝
達させるモータ駆動式の油圧式ブリネル硬さ試験機にお
いて、前記試験機本体(1)に供給された油(16)の
油圧を測定し、この油圧が前記付加おもり(13)が動
作する前の所定の油圧に達したことを検出する圧力検出
手段(3)と、この圧力検出手段(3)により油圧が前
記所定の油圧に達したことを検知したとき、前記モータ
の回転速度を変化させる速度制御手段(4)と、を備え
たことを特徴としている。
請求項1記載の発明は、モータにより駆動される給油ポ
ンプによって試験機本体(1)に油(16)を供給さ
せ、この油(16)で付加おもり(13)を持ち上げる
ことにより所定の圧力を圧子(15)を介して試料に伝
達させるモータ駆動式の油圧式ブリネル硬さ試験機にお
いて、前記試験機本体(1)に供給された油(16)の
油圧を測定し、この油圧が前記付加おもり(13)が動
作する前の所定の油圧に達したことを検出する圧力検出
手段(3)と、この圧力検出手段(3)により油圧が前
記所定の油圧に達したことを検知したとき、前記モータ
の回転速度を変化させる速度制御手段(4)と、を備え
たことを特徴としている。
【0007】ここで、付加おもりが動作する前の所定の
圧力は、付加おもりの重さ等に合せて任意に設定できる
ものとし、設定は自動でも手動でも良い。また、モータ
の回転速度は、速度制御手段によって、制御される以前
よりも減速されるものとし、減速は二段階または多段階
でも良いし、連続的に減速するものでも良い。
圧力は、付加おもりの重さ等に合せて任意に設定できる
ものとし、設定は自動でも手動でも良い。また、モータ
の回転速度は、速度制御手段によって、制御される以前
よりも減速されるものとし、減速は二段階または多段階
でも良いし、連続的に減速するものでも良い。
【0008】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、圧力検出手段により、試験機本体内の油圧を測定
し、この油圧が、設定した付加おもりが動作する前の所
定の圧力に達したとき、速度制御手段によりモータの回
転速度を減速することで付加おもりが動き出す前に油の
供給を遅くさせることができるので、付加おもりはゆっ
くり動き、慣性力が働かないようになる。したがって慣
性力のかからない油の供給作業を自動で行うことができ
る。また、速度制御を行う前までは急速に油を供給する
ことができるので1サイクルの試験時間を短縮すること
ができる。
ば、圧力検出手段により、試験機本体内の油圧を測定
し、この油圧が、設定した付加おもりが動作する前の所
定の圧力に達したとき、速度制御手段によりモータの回
転速度を減速することで付加おもりが動き出す前に油の
供給を遅くさせることができるので、付加おもりはゆっ
くり動き、慣性力が働かないようになる。したがって慣
性力のかからない油の供給作業を自動で行うことができ
る。また、速度制御を行う前までは急速に油を供給する
ことができるので1サイクルの試験時間を短縮すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る油圧式ブリ
ネル硬さ試験機の実施の形態例を図1及び図2に基づい
て説明する。
ネル硬さ試験機の実施の形態例を図1及び図2に基づい
て説明する。
【0010】<第一の実施の形態例>図1は圧力検出手
段として油圧計を、速度制御手段として速度切換えスイ
ッチを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図であ
り、油圧式ブリネル硬さ試験機は、油圧式ブリネル硬さ
試験機の本体1、給油ポンプ2、圧力検出手段3、速度
制御手段4から概略構成されている。
段として油圧計を、速度制御手段として速度切換えスイ
ッチを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図であ
り、油圧式ブリネル硬さ試験機は、油圧式ブリネル硬さ
試験機の本体1、給油ポンプ2、圧力検出手段3、速度
制御手段4から概略構成されている。
【0011】油圧式ブリネル硬さ試験機の本体1は、試
料受台11、荷重用ピストン12、付加おもり13、油
路14から概略構成されており、油路14は、付加おも
り13と荷重用ピストン12と油圧計31とを繋いでい
る。荷重用ピストン12の先端には圧子15が設けられ
ており、荷重用ピストン12が油16におされて下がる
ことにより、圧子15は試料受台11上の試料に沈み込
むようになっている。
料受台11、荷重用ピストン12、付加おもり13、油
路14から概略構成されており、油路14は、付加おも
り13と荷重用ピストン12と油圧計31とを繋いでい
る。荷重用ピストン12の先端には圧子15が設けられ
ており、荷重用ピストン12が油16におされて下がる
ことにより、圧子15は試料受台11上の試料に沈み込
むようになっている。
【0012】給油ポンプ2は、モータ駆動式であり、2
本の管21,22とシリンダ23からなり、シリンダ2
3内を摺動するピストン24はベアリング25を介して
偏心カム26に連結され、偏心カム26はモータ(図示
省略)に連結されている。管21,22にはそれぞれ逆
流防止弁27,28が設けられている。
本の管21,22とシリンダ23からなり、シリンダ2
3内を摺動するピストン24はベアリング25を介して
偏心カム26に連結され、偏心カム26はモータ(図示
省略)に連結されている。管21,22にはそれぞれ逆
流防止弁27,28が設けられている。
【0013】圧力検出手段3は、油圧計31を備えてお
り、油圧計31は、油路14内の油圧を測定して、油圧
が設定された油圧に達した場合に、切換信号を速度制御
手段4へ出力する。速度制御手段4は、速度切換えスイ
ッチ41を備えており、速度切換えスイッチ41は、圧
力検出手段3からの切換信号によりスイッチを切換え
る。モータの回転速度はこのスイッチの切換えにより、
回転の速い第一速度から、第一速度より回転の遅い第二
速度に切換えられる。ここで、所定の油圧とは硬さ試験
機の構造あるいは試験荷重によって定まる設計事項であ
る。一例として、付加おもり13の下に設けた加圧用ピ
ストン17が摺動するシリンダの断面積をS1、荷重用
ピストン12が摺動するシリンダの断面積をS2とし、
この面積比がS1:S2=1:109で、圧子15に29
421N(3000kgf)の力を加えようとする場
合、油圧は約3.4MPaとなるので、油圧計31が
3.0MPaを検出した時に切換を行うようにする。
り、油圧計31は、油路14内の油圧を測定して、油圧
が設定された油圧に達した場合に、切換信号を速度制御
手段4へ出力する。速度制御手段4は、速度切換えスイ
ッチ41を備えており、速度切換えスイッチ41は、圧
力検出手段3からの切換信号によりスイッチを切換え
る。モータの回転速度はこのスイッチの切換えにより、
回転の速い第一速度から、第一速度より回転の遅い第二
速度に切換えられる。ここで、所定の油圧とは硬さ試験
機の構造あるいは試験荷重によって定まる設計事項であ
る。一例として、付加おもり13の下に設けた加圧用ピ
ストン17が摺動するシリンダの断面積をS1、荷重用
ピストン12が摺動するシリンダの断面積をS2とし、
この面積比がS1:S2=1:109で、圧子15に29
421N(3000kgf)の力を加えようとする場
合、油圧は約3.4MPaとなるので、油圧計31が
3.0MPaを検出した時に切換を行うようにする。
【0014】続いて、上記油圧式ブリネル硬さ試験機を
用いた硬さ試験動作について説明する。油圧式ブリネル
硬さ試験機の本体1の試料受台11に試料を載せ、給油
ポンプ2を用いて油路14に油16の供給を開始する。
この時、試料や付加おもり13の重量等に合せて、付加
おもり13が動き出す前の所定の油圧を圧力検出手段3
に設定する。給油ポンプ2のモータが一定の速度で回転
し、偏心カム26が回転し出すと、ピストン24はシリ
ンダ23の中で上下運動を開始する。ピストン24があ
がると逆流防止弁27が開き管21を通ってシリンダ2
3に油16が満たされる。ピストン24が下がるとシリ
ンダ23内の油16が押し出され、逆流防止弁28が開
き管22を通って試験機本体1に油16が注入される。
用いた硬さ試験動作について説明する。油圧式ブリネル
硬さ試験機の本体1の試料受台11に試料を載せ、給油
ポンプ2を用いて油路14に油16の供給を開始する。
この時、試料や付加おもり13の重量等に合せて、付加
おもり13が動き出す前の所定の油圧を圧力検出手段3
に設定する。給油ポンプ2のモータが一定の速度で回転
し、偏心カム26が回転し出すと、ピストン24はシリ
ンダ23の中で上下運動を開始する。ピストン24があ
がると逆流防止弁27が開き管21を通ってシリンダ2
3に油16が満たされる。ピストン24が下がるとシリ
ンダ23内の油16が押し出され、逆流防止弁28が開
き管22を通って試験機本体1に油16が注入される。
【0015】このように油16の供給が開始されると、
荷重用ピストン12は油16に押され降下し、荷重用ピ
ストン12の先端に設けられた圧子15は試料受台11
上の試料に潜り込む。圧子15がある程度試料に潜り込
んで止まると、油圧は次第にあがっていく。この時、油
圧は油圧計31に測定され、油圧が設定した所定の油圧
に達すると、切換信号が速度切換えスイッチ41に出力
される。この切換信号により油圧速度切換えスイッチ4
1はモータの回転速度を第一速度から第一速度より遅い
第二速度に切り換える。これによりピストン24の上下
運動も遅くなり、試験機本体1へ油16が供給される速
度も遅くなるので、慣性力が働かない程度に付加おもり
13がゆっくり持ち上がり、決められた力のみが圧子1
5を介して試料に加わる。
荷重用ピストン12は油16に押され降下し、荷重用ピ
ストン12の先端に設けられた圧子15は試料受台11
上の試料に潜り込む。圧子15がある程度試料に潜り込
んで止まると、油圧は次第にあがっていく。この時、油
圧は油圧計31に測定され、油圧が設定した所定の油圧
に達すると、切換信号が速度切換えスイッチ41に出力
される。この切換信号により油圧速度切換えスイッチ4
1はモータの回転速度を第一速度から第一速度より遅い
第二速度に切り換える。これによりピストン24の上下
運動も遅くなり、試験機本体1へ油16が供給される速
度も遅くなるので、慣性力が働かない程度に付加おもり
13がゆっくり持ち上がり、決められた力のみが圧子1
5を介して試料に加わる。
【0016】付加おもり13によって決められた力を試
料にかけた後、油16を抜いて荷重ピストン12を上げ
て試料を取りだす。試料にできた圧子15による窪みの
大きさを計測し、試料の硬さを算出する。
料にかけた後、油16を抜いて荷重ピストン12を上げ
て試料を取りだす。試料にできた圧子15による窪みの
大きさを計測し、試料の硬さを算出する。
【0017】このように、上記実施の形態の油圧式ブリ
ネル硬さ試験機によれば、油圧が付加おもり13が動く
前の油圧に達したとき、速度切換えスイッチ41によ
り、モータの速度を速度の速い第一速度から、速度の遅
い第二速度に切換えることにより慣性力の生じない自動
給油をおこなうことができる。また、このような二段階
の速度で給油することにより、硬さ試験にかかる時間を
短縮することができる。
ネル硬さ試験機によれば、油圧が付加おもり13が動く
前の油圧に達したとき、速度切換えスイッチ41によ
り、モータの速度を速度の速い第一速度から、速度の遅
い第二速度に切換えることにより慣性力の生じない自動
給油をおこなうことができる。また、このような二段階
の速度で給油することにより、硬さ試験にかかる時間を
短縮することができる。
【0018】<第二の実施の形態例>図2は、圧力検出
手段として、油圧計、A/D変換器、油圧判定回路など
を備え、速度制御手段として、速度制御回路、D/A変
換器などを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図で
ある。油圧式ブリネル硬さ試験機は、油圧式ブリネル硬
さ試験機の本体1、給油ポンプ2、圧力検出手段3、速
度制御手段4から概略構成されている。油圧式ブリネル
硬さ試験機本体1及び油圧式ポンプ2の構成は、前述し
た第一の実施の形態例と同様である。
手段として、油圧計、A/D変換器、油圧判定回路など
を備え、速度制御手段として、速度制御回路、D/A変
換器などを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図で
ある。油圧式ブリネル硬さ試験機は、油圧式ブリネル硬
さ試験機の本体1、給油ポンプ2、圧力検出手段3、速
度制御手段4から概略構成されている。油圧式ブリネル
硬さ試験機本体1及び油圧式ポンプ2の構成は、前述し
た第一の実施の形態例と同様である。
【0019】圧力検出手段3は、油圧計31、A/D変
換器32、油圧判定回路33などを備えている。油圧計
31は、油路14内の油圧を測定して油圧データ信号を
A/D変換器32に出力する。A/D変換器32は、油
圧データ信号をデジタル信号に変換する。油圧判定回路
33は、A/D変換器32によってデジタル化された油
圧データ信号が、設定された所定の油圧値に達したか否
かを判定し、所定の油圧値に達したと判定した場合に、
判定信号を速度制御手段4に出力する。速度制御手段4
は、速度制御回路42、D/A変換器43などを備えて
いる。速度制御回路42は、油圧判定回路33から出力
された判定信号に基づいて、給油ポンプ2のモータの回
転を減速させる減速信号を生成し、D/A変換器43に
出力する。D/A変換器43は、速度制御回路42から
出力された減速信号をアナログ信号に変換してモータに
出力し、モータの回転を減速させる。モータの回転速度
は自由に設定できるものとする。
換器32、油圧判定回路33などを備えている。油圧計
31は、油路14内の油圧を測定して油圧データ信号を
A/D変換器32に出力する。A/D変換器32は、油
圧データ信号をデジタル信号に変換する。油圧判定回路
33は、A/D変換器32によってデジタル化された油
圧データ信号が、設定された所定の油圧値に達したか否
かを判定し、所定の油圧値に達したと判定した場合に、
判定信号を速度制御手段4に出力する。速度制御手段4
は、速度制御回路42、D/A変換器43などを備えて
いる。速度制御回路42は、油圧判定回路33から出力
された判定信号に基づいて、給油ポンプ2のモータの回
転を減速させる減速信号を生成し、D/A変換器43に
出力する。D/A変換器43は、速度制御回路42から
出力された減速信号をアナログ信号に変換してモータに
出力し、モータの回転を減速させる。モータの回転速度
は自由に設定できるものとする。
【0020】続いて、上記油圧式ブリネル硬さ試験機を
用いた硬さ試験動作について説明する。第一の実施の形
態例と同様に、試験機本体1に試料をセットし、付加お
もり13が動き出す前の所定の油圧を設定して、試験機
本体1の油路14に油16の供給を開始すると、給油ポ
ンプ2のモータが第一速度で回転し、偏心カム26を介
してピストン24が上下運動を開始する。油16が試験
機本体1に供給されると荷重用ピストン12は降下し、
先端の圧子15は試料に潜り込む。圧子15が止まると
油路14内の油圧が上昇していく。油圧の上昇は油圧計
31により測定される。油圧が設定された所定の油圧に
達したことを圧力検出手段3により検知されると、速度
制御手段4は給油ポンプ2モータの回転速度を減速す
る。これにより、ピストン24の上下運動が緩やかにな
り、試験機本体1への油16の供給速度も遅くなるの
で、付加おもり13はゆっくり持ち上がり、慣性力は働
かない。
用いた硬さ試験動作について説明する。第一の実施の形
態例と同様に、試験機本体1に試料をセットし、付加お
もり13が動き出す前の所定の油圧を設定して、試験機
本体1の油路14に油16の供給を開始すると、給油ポ
ンプ2のモータが第一速度で回転し、偏心カム26を介
してピストン24が上下運動を開始する。油16が試験
機本体1に供給されると荷重用ピストン12は降下し、
先端の圧子15は試料に潜り込む。圧子15が止まると
油路14内の油圧が上昇していく。油圧の上昇は油圧計
31により測定される。油圧が設定された所定の油圧に
達したことを圧力検出手段3により検知されると、速度
制御手段4は給油ポンプ2モータの回転速度を減速す
る。これにより、ピストン24の上下運動が緩やかにな
り、試験機本体1への油16の供給速度も遅くなるの
で、付加おもり13はゆっくり持ち上がり、慣性力は働
かない。
【0021】その後、第一の実施の形態例と同様に油1
6を抜き、荷重ピストン12を上げて試料を取り出し、
試料に形成された窪みの大きさを測定し、試料の硬さを
算出する。
6を抜き、荷重ピストン12を上げて試料を取り出し、
試料に形成された窪みの大きさを測定し、試料の硬さを
算出する。
【0022】このように、上記実施の形態の油圧式ブリ
ネル硬さ試験機によれば、圧力検出手段3により、付加
おもり13が動き出す前の所定の油圧に試験機本体1の
油圧が達したことを検知したとき、速度制御手段4によ
って給油速度を減速させることにより、慣性力が生じな
い自動給油を行うことができる。また、このようにある
程度給油を行ってから給油速度を減速するので、硬さ試
験にかかる時間を短縮することができる。
ネル硬さ試験機によれば、圧力検出手段3により、付加
おもり13が動き出す前の所定の油圧に試験機本体1の
油圧が達したことを検知したとき、速度制御手段4によ
って給油速度を減速させることにより、慣性力が生じな
い自動給油を行うことができる。また、このようにある
程度給油を行ってから給油速度を減速するので、硬さ試
験にかかる時間を短縮することができる。
【0023】なお、以上の実施の形態例においては、速
度制御手段として速度制御回路や速度切換えスイッチを
用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、モ
ータの回転速度を高速と低速の二段階に制御できるもの
であれば良い。また、モータ駆動式の給油ポンプもピス
トンポンプに限定されるものではなく、ピストンポンプ
以外のポンプ、例えばボリュートポンプなどにも適用す
ることができる。形態の油圧式ブリネル硬さ試験機本体
の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等に
ついても適宜に変更可能であることは勿論である。ま
た、設定する所定の圧力の一例として、付加おもりが動
き出す油圧(3.4MPa)より約1割低い圧力(3.
0MPa)を挙げたが、この割合はこれに限定されるも
のではなく、付加おもりが動き出す油圧等に合せて任意
に設定しても良い。
度制御手段として速度制御回路や速度切換えスイッチを
用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、モ
ータの回転速度を高速と低速の二段階に制御できるもの
であれば良い。また、モータ駆動式の給油ポンプもピス
トンポンプに限定されるものではなく、ピストンポンプ
以外のポンプ、例えばボリュートポンプなどにも適用す
ることができる。形態の油圧式ブリネル硬さ試験機本体
の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等に
ついても適宜に変更可能であることは勿論である。ま
た、設定する所定の圧力の一例として、付加おもりが動
き出す油圧(3.4MPa)より約1割低い圧力(3.
0MPa)を挙げたが、この割合はこれに限定されるも
のではなく、付加おもりが動き出す油圧等に合せて任意
に設定しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る油圧式ブリネル硬さ試験機によれば、圧力測定手段に
より、試験機本体内の油圧を測定し、この油圧が、設定
した付加おもりが動作する前の所定の圧力に達したと
き、速度制御手段によりモータの回転速度を減速するこ
とで付加おもりが動き出す前に油の供給を遅くすること
ができるので、付加おもりはゆっくり動き、慣性力が働
かないようになる。したがって慣性力のかからない油の
供給作業を自動で行うことができる。また、速度制御を
行う前までは急速に油を供給することができるので1サ
イクルの試験時間を短縮することができる。
る油圧式ブリネル硬さ試験機によれば、圧力測定手段に
より、試験機本体内の油圧を測定し、この油圧が、設定
した付加おもりが動作する前の所定の圧力に達したと
き、速度制御手段によりモータの回転速度を減速するこ
とで付加おもりが動き出す前に油の供給を遅くすること
ができるので、付加おもりはゆっくり動き、慣性力が働
かないようになる。したがって慣性力のかからない油の
供給作業を自動で行うことができる。また、速度制御を
行う前までは急速に油を供給することができるので1サ
イクルの試験時間を短縮することができる。
【図1】本発明を適用した第一の実施の形態例として、
圧力検出手段に油圧計を、速度制御手段には速度切換え
スイッチを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図で
ある。
圧力検出手段に油圧計を、速度制御手段には速度切換え
スイッチを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図で
ある。
【図2】本発明を適用した第二の実施の形態例として、
圧力検出手段に油圧計、A/D変換器、油圧判定回路な
どを備え、速度制御手段に速度制御回路、D/A変換器
などを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図であ
る。
圧力検出手段に油圧計、A/D変換器、油圧判定回路な
どを備え、速度制御手段に速度制御回路、D/A変換器
などを備えた油圧式ブリネル硬さ試験機の概略図であ
る。
【図3】油圧式ブリネル硬さ試験機の本体部分の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】従来の油圧式ブリネル硬さ試験機本体に油を注
入する手段である手動式ポンプの構造を示す断面図であ
る。
入する手段である手動式ポンプの構造を示す断面図であ
る。
【図5】従来の油圧式ブリネル硬さ試験機本体に油を注
入する手段であるモータ駆動式ポンプの構造を示す断面
図である。
入する手段であるモータ駆動式ポンプの構造を示す断面
図である。
1 油圧式ブリネル硬さ試験機本体 2 給油ポンプ 3 圧力検出手段 4 速度制御手段 11 試料受台 12 荷重用ピストン 13 付加おもり 14 油路 15 圧子 16 油 17 加圧用ピストン 21 管 22 管 23 シリンダ 24 ピストン 25 ベアリング 26 偏心カム 27 逆流防止弁 28 逆流防止弁 31 油圧計 32 A/D変換機 33 油圧判定回路 41 速度切換えスイッチ 42 速度制御回路 43 D/A変換機 101油路 102油 103荷重ピストン 104試料受台 105圧子 106付加おもり 107荷重指示装置 201レバー 202ピストン 301偏心カム 302ピストン
Claims (1)
- 【請求項1】モータにより駆動される給油ポンプによっ
て試験機本体に油を供給させ、この油で付加おもりを持
ち上げることにより所定の圧力を圧子を介して試料に伝
達させるモータ駆動式の油圧式ブリネル硬さ試験機にお
いて、 前記試験機本体に供給された油の油圧を測定し、この油
圧が前記付加おもりが動作する前の所定の油圧に達した
ことを検出する圧力検出手段と、 この圧力検出手段により油圧が前記所定の油圧に達した
ことを検知したとき、前記モータの回転速度を変化させ
る速度制御手段と、を備えたことを特徴とする油圧式ブ
リネル硬さ試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106921A JP2000298090A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 油圧式ブリネル硬さ試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106921A JP2000298090A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 油圧式ブリネル硬さ試験機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298090A true JP2000298090A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14445893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106921A Pending JP2000298090A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 油圧式ブリネル硬さ試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000298090A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100740799B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-07-19 | 한국표준과학연구원 | 유압식 브리넬 경도시험기용 시험사이클 교정장치 |
| CN113866036A (zh) * | 2021-10-23 | 2021-12-31 | 沈阳天星试验仪器股份有限公司 | 电动液压布氏硬度测试头及电动液压便携式布氏硬度计 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106921A patent/JP2000298090A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100740799B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-07-19 | 한국표준과학연구원 | 유압식 브리넬 경도시험기용 시험사이클 교정장치 |
| CN113866036A (zh) * | 2021-10-23 | 2021-12-31 | 沈阳天星试验仪器股份有限公司 | 电动液压布氏硬度测试头及电动液压便携式布氏硬度计 |
| CN113866036B (zh) * | 2021-10-23 | 2022-11-25 | 沈阳天星试验仪器股份有限公司 | 电动液压布氏硬度测试头及电动液压便携式布氏硬度计 |
| WO2023065567A1 (zh) * | 2021-10-23 | 2023-04-27 | 沈阳天星试验仪器股份有限公司 | 电动液压布氏硬度测试头及电动液压便携式布氏硬度计 |
| GB2619843A (en) * | 2021-10-23 | 2023-12-20 | Shenyang Tianxing Testing Instr Co Ltd | Electro-hydraulic Brinell hardness testing head and electro-hydraulic portable Brinell hardness tester |
| US12461001B2 (en) | 2021-10-23 | 2025-11-04 | Shenyang Tianxing Testing Instruments Co., Ltd. | Electric-hydraulic Brinell hardness testing head and portable electric-hydraulic Brinell hardness tester |
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