JP2000298122A - 液体クロマトグラフ - Google Patents

液体クロマトグラフ

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JP2000298122A
JP2000298122A JP11106177A JP10617799A JP2000298122A JP 2000298122 A JP2000298122 A JP 2000298122A JP 11106177 A JP11106177 A JP 11106177A JP 10617799 A JP10617799 A JP 10617799A JP 2000298122 A JP2000298122 A JP 2000298122A
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Koji Okada
幸二 岡田
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動相、洗浄液又は廃液に関するオペレータ
の作業を軽減する。 【解決手段】 移動相量積算部2と洗浄液積算部4は、
廃液容器を空にした時点から使用した移動相量の積算値
と洗浄液量の積算値を廃液量積算部6に送る。廃液量積
算部6は、移動相量積算値と洗浄液量積算値とを加算す
ることにより廃液量を算出して表示部8に表示する。移
動相量積算部2は、移動相容器に移動相が補充された時
点からの移動相量積算値も記憶する。移動相残量算出部
18は、その移動相量積算値及び移動相容器の移動相収
容量に基づいて移動相残量を算出する。必要移動相量算
出部14は、連続分析に必要な移動相量を算出する。移
動相残量判断部16は、移動相残量算出部18の移動相
残量と必要移動相量算出部14の必要移動相量とを比較
し、その連続分析において移動相が足りるか否かを判断
し、足りない場合は表示部8に警告を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の化学物質を
移動相とともに移動させ分離カラムを用いて分離分析す
る液体クロマトグラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速液体クロマトグラフとして、
連続分析の途中で移動相が不足して分析が中断されるの
を防止するために、装置に設置されている移動相の残量
を画面で確認できるものがあった。そして、オペレータ
は、連続分析に必要な移動相量を手計算で求め、その必
要移動相量と画面に表示された移動相残量を比較し、移
動相を補充するか否かを判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】連続分析を行なう際に
は、オートサンプラ部で使用するリンス液(洗浄液)が
その連続分析で使用する十分な量だけ装置に設置されて
いなければ補充しないといけないが、装置に設置されて
いるリンス液の残量を確認するためにはリンス液容器を
目で見なければならないので、オペレータにとって煩雑
であった。さらに、捨てられた移動相及びリンス液がド
レインびんにどの程度溜っているかの確認も行なう必要
がある。ドレインびんに収容された廃液量の確認も、実
際に廃液びんを目で見てみないとわからないので、オペ
レータにとって煩雑であった。また、廃液量の確認を怠
った場合、分析中にドレインびんが一杯になってしまう
ことがあった。
【0004】また、連続分析開始時に、その連続分析で
移動相がどの程度必要であるかをオペレータが手で計算
する必要があった。さらに、必要移動相量と移動相残量
と比較し、移動相残量はその連続分析に十分であるか否
かの判断をオペレータが行なう必要があった。これらの
作業はオペレータにとって煩雑であった。そこで本発明
は、移動相、リンス液又は廃液に関するオペレータの作
業を軽減できる液体クロマトグラフを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、第1の発明の要
部を表すブロック図である。2は送液ポンプ部で送液さ
れた移動相の量を積算する移動相量積算部、4は試料導
入部で使用された洗浄液の量を積算する洗浄液量積算
部、6は移動相量積算部2で積算した使用移動相量と、
洗浄液量積算部4で積算した使用洗浄液量に基づいて、
廃液容器に排出された使用後の移動相及び洗浄液の量を
算出する廃液量算出部である。廃液量算出部6には、算
出された廃液量を表示する表示部8が接続されている。
【0006】すなわち、第1の発明は、試料を分離する
分離カラムと、移動相を収容する移動相容器と、移動相
を分離カラムに送液する送液ポンプ部と、送液ポンプ部
と分離カラムの間の流路で試料を移動相に導入する試料
導入部と、試料導入部を洗浄するための洗浄液を収容す
る洗浄液容器と、分離カラムを一定温度に保つカラムオ
ーブン部と、分離カラムで分離された分離成分を検出す
る検出器部と、使用後の移動相及び洗浄液を廃液として
収容する廃液容器とを備えた液体クロマトグラフであっ
て、廃液容器に収容された廃液が除去されて廃液容器が
空にされた時点から送液ポンプ部で送液された移動相の
量を積算する移動相量積算部2と、廃液容器に収容され
た廃液が除去されて廃液容器が空にされた時点から試料
導入部で使用された洗浄液の量を積算する洗浄液量積算
部4と、移動相量積算部2で積算した移動相量及び洗浄
液量積算部4で積算した洗浄液量に基づいて、廃液容器
に収容された廃液量を算出する廃液量算出部6と、廃液
量算出部6で算出した廃液量を表示する表示部8とを備
えるものである。
【0007】移動相量積算部2は、送液ポンプ部で送液
された移動相の量を積算して記憶する。洗浄液量積算部
4は、試料注入部で使用された洗浄液の量を積算して記
憶する。移動相量積算部2と洗浄液量積算部4は、廃液
容器に収容された廃液が除去されて廃液容器が空にされ
ると、記憶している移動相量積算値、洗浄液量積算値を
それぞれリセットする。そして、その時点から、移動相
量積算部2は送液ポンプ部で送液された移動相の量を積
算し、洗浄液量積算部4は試料注入部で使用された洗浄
液の量を積算する。
【0008】移動相量積算部2は移動相量積算値を、洗
浄液積算部4は洗浄液量積算値を廃液量積算部6にそれ
ぞれ送る。廃液量積算部6は、移動相量積算値と洗浄液
量積算値とを加算することにより廃液量を算出し、その
廃液量を表示部8に送る。表示部8はその廃液量を表示
する。オペレータは、表示部8を見ることにより、廃液
量を用意に確認することができる。
【0009】図2は、第2の発明の要部を表す概略構成
図である。移動相容器に収容されている移動相の残量を
求める移動相残量算出手段10が備えられている。12
は分析プログラムを記憶する記憶部で、記憶部12には
連続分析で使用される移動相の量を算出する必要移動相
量算出部14が接続されており、必要移動相量算出部1
4には、連続分析において移動相が足りるか否かを判断
する移動相残量判断部16が接続されている。移動相残
量判断部16には移動相残量算出手段10と、移動相が
足りない場合に警告を表示する表示部8が接続されてい
る。
【0010】すなわち、第2の発明は、試料を分離する
分離カラムと、移動相を収容する移動相容器と、移動相
を分離カラムに送液する送液ポンプ部と、送液ポンプ部
と分離カラムの間の流路で試料を移動相に導入する試料
導入部と、分離カラムを一定温度に保つカラムオーブン
部と、分離カラムで分離された分離成分を検出する検出
器部と、分析プログラムが記憶された記憶部12とを備
えた液体クロマトグラフであって、移動相容器に収容さ
れている移動相の残量を求める移動相残量算出手段10
と、送液ポンプ部の送液量及び記憶部の分析プログラム
に基づいて、連続分析で使用される移動相の量を算出す
る必要移動相量算出部14と、移動相残量算出手段10
で算出した移動相残量及び必要移動相量算出部14で算
出した必要移動相量に基づいて、連続分析において移動
相が足りるか否かを判断し、足りる場合はその連続分析
を開始させ、足りない場合は警告を出す移動相残量判断
部16と、移動相残量判断部の警告を表示する表示部8
とを備えるものである。
【0011】連続分析を開始する前に、移動相残量算出
手段10は、移動相容器に収容されている移動相の残量
を求め、その移動相残量を移動相残量判断部16に送
る。また、必要移動相量算出部14は、送液ポンプ部の
送液量及び記憶部12に記憶された連続分析の分析プロ
グラムに基づいて、その連続分析において必要な移動相
量を算出し、その必要移動相量を移動相残量判断部16
に送る。移動相残量判断部16は、移動相残量と必要移
動相量とを比較し、その連続分析において移動相が足り
るか否かを判断する。そして、その連続分析において移
動相が足りる場合はその連続分析を開始させ、足りない
場合は警告を出す。表示部8は、移動相が足りない場合
にその旨の警告を表示する。このように、連続分析にお
ける必要移動相量の算出、及び移動相残量がその連続分
析に十分であるか否かの判断を自動で行なうことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は、第1の発明の他の態様の
要部を表すブロック図である。この態様は、第1の発明
と第2の発明の両方の機能を備えたものである。図1、
図2と同じ部分の説明は省略する。移動相量積算部2で
は、廃液容器に収容された廃液を除去して廃液容器を空
にした時点からの移動相量積算値が記憶され、さらに、
移動相容器に移動相が補充された時点からの移動相量積
算値も記憶される。移動相量積算部2には、移動相容器
に収容されている移動相の残量を算出する移動相残量算
出部18が接続されている。移動相残量算出部18に
は、表示部8及び移動相残量判断部16が接続されてい
る。第2の発明の移動相残量算出手段10は、移動相量
積算部2及び移動相残量算出部18により構成される。
【0013】洗浄液量積算部4では、洗浄液容器に洗浄
液を補充した時点からの洗浄液量積算値が記憶され、さ
らに、洗浄液容器に洗浄液が補充された時点からの洗浄
液量積算値も記憶される。洗浄液量積算部4には、洗浄
液容器に収容されている洗浄液の残量を算出する洗浄液
残量算出部20が接続されている。洗浄液残量算出部2
0には、表示部8が接続されている。
【0014】すなわち、この態様では、図1に示した機
能のほかに、移動相量積算部2は、移動相容器に移動相
が補充された時点から送液ポンプ部で送液された移動相
の量も積算できるようにし、洗浄液量積算部4は、洗浄
液容器に洗浄液が補充された時点から試料導入部で使用
された洗浄液の量も積算できるようにし、移動相量積算
部2で積算した、移動相容器に移動相が補充された時点
から送液ポンプ部で送液された移動相量、及び移動相が
補充された時点での移動相容器の移動相収容量に基づい
て、移動相容器に収容されている移動相の残量を算出す
る移動相残量算出部18と、洗浄液量積算部4で積算し
た、洗浄液容器に洗浄液が補充された時点から試料導入
部で使用された洗浄液の量、及び洗浄液が補充された時
点での洗浄液容器の洗浄液収容量に基づいて、洗浄液の
残量を算出する洗浄液残量算出部20と、分析プログラ
ムが記憶された記憶部12と、送液ポンプ部の送液量及
び記憶部12の分析プログラムに基づいて、連続分析で
使用される移動相の量を算出する必要移動相量算出部1
4と、移動相残量算出部18で算出した移動相残量及び
必要移動相量算出部14で算出した必要移動相量に基づ
いて、連続分析において移動相が足りるか否かを判断
し、足りる場合は前記連続分析を開始させ、足りない場
合は警告を出す移動相残量判断部16とをさらに備えて
おり、表示部8は、移動相残量算出部18で算出した移
動相残量、洗浄液残量算出部20で算出した洗浄液残量
及び移動相残量判断部16の警告も表示できるようにし
たものである。
【0015】移動相量積算部2は、廃液容器に収容され
た廃液を除去して廃液容器を空にした時点からの移動相
量積算値と、移動相容器に移動相が補充された時点から
の移動相量積算値をそれぞれ記憶する。移動相残量算出
部18は、移動相量積算部2で積算した、移動相容器に
移動相が補充された時点からの移動相量積算値、及び移
動相が補充された時点での移動相容器の移動相収容量に
基づいて、移動相容器に収容されている移動相の残量を
算出する。また、移動相残量算出部18が算出した移動
相残量を移動相残量判断部16にも送る。移動増残量判
断部16は、その移動相残量と必要移動相量算出部14
からの必要移動相量とを比較し、その連続分析において
移動相が足りるか否かを判断する。
【0016】洗浄液量積算部4は、洗浄液容器に洗浄液
を補充した時点からの洗浄液量積算値と、洗浄液容器に
洗浄液が補充された時点からの洗浄液量積算値をそれぞ
れ記憶する。洗浄液残量算出部20は、洗浄液量積算部
4で積算した、洗浄液容器に洗浄液が補充された時点か
らの洗浄液量積算値、及び洗浄液が補充された時点での
洗浄液容器の洗浄液収容量に基づいて、洗浄液容器に収
容されている洗浄液の残量を算出する。表示部8は、廃
液量算出部6で算出した廃液量、移動相残量算出部18
で算出した移動相残量、洗浄液残量算出部20で算出し
た洗浄液残量及び移動相残量判断部16の警告を表示す
る。この態様によれば、オペレータは表示部8を見るこ
とにより、廃液量、移動相残量及び洗浄液残量を容易に
確認することができる。さらに、連続分析における必要
移動相量の算出、及び移動相残量がその連続分析に十分
であるか否かの判断を自動で行なうことができるので、
オペレータの労力を減少することができる。
【0017】
【実施例】図4は、一実施例を概略的に表すブロック図
である。図5は、その実施例を表す概略構成図である。
この実施例は、図3の機能を実現するものである。移動
相びん22からの移動相が送液ポンプ部24により分離
カラム26へ送られる。送液ポンプ部24と分離カラム
26の間の流路には、試料を移動相に導入する試料導入
部に該当するオートサンプラ部28が設けられている。
オートサンプラ部28には、洗浄液びん30からの流路
が接続されている。オートサンプラ部28からの洗浄液
の排出流路はドレインびん32につながっている。分離
カラム26はカラムオーブン部34に格納され、一定の
温度に保たれる。分離カラム26の流路出口には分離カ
ラムで分離された試料成分を検出する検出器部36が設
けられ、ドレインびん32につながっている。
【0018】送液ポンプ部24、オートサンプラ部2
8、カラムオーブン部34及び検出器部36はコントロ
ーラ部38に接続され、コントローラ部38によりそれ
ぞれの動作が制御される。コントローラ部38はCPU
40、動作プログラムを格納したROM42、及び分析
プログラムや移動相量積算値、洗浄液量積算値などを一
時的に記憶するRAM44により構成されている。検出
器部36からの検出信号はデータ処理装置46へ送ら
れ、検出されたピークの同定や定量が行なわれる。コン
トローラ部38及びデータ処理装置46は表示部8に接
続されている。本発明の移動相量積算部2、洗浄液量積
算部4、廃液量算出部6、必要移動相量算出部14、移
動相残量判断部16、移動相残量算出部18、洗浄液残
量算出部20は、CPU40、ROM42及びRAM4
4により実現され、記憶部12はRAM44により実現
される。
【0019】この実施例による試料分析の動作を説明す
る。分離カラム26をカラムオーブン部34に設置し、
流路に接続する。コントローラ部38により、送液ポン
プ部23を駆動させ、移動相を分離カラム26に送る。
カラムオーブン部34を加温して分離カラム26を一定
温度に保ち、検出器部36からの検出信号が安定した
後、コントローラ部38によりオートサンプラ部28を
駆動させて試料を流路に注入する。注入された試料を分
離カラム26で分離し、分離成分を検出器部36で検出
する。検出器部36からの検出信号をデータ処理装置4
6に送り、分離成分の同定や定量を行なう。オートサン
プラ部28では、試料間の汚染を防止するために、洗浄
液びん30から洗浄液を吸引して内部の流路を洗浄する
動作を試料の注入ごとに行なう。検出器部36から排出
された使用後の移動相及びオートサンプラ部28から排
出された使用後の洗浄液はドレインびん32に収容され
る。
【0020】図6は、この実施例の移動相残量、洗浄液
残量及び廃液量の算出の動作を表すフローチャートであ
る。図3から図6を用いてその動作を説明する。CPU
40により、移動相びん22に移動相が補充されたか否
かが判断される。RAM44には、移動相が補充された
時点からポンプ24で送液された移動相の量を積算した
移動相量積算値(残量用移動相量積算値)が記憶され
る。移動相が補充された場合は、補充時に移動相びん2
2に収容されている移動相量がRAM44に設定され、
残量用移動相量積算値がリセットされる。
【0021】CPU40により、洗浄液びん30に洗浄
液が補充されたか否かが判断される。RAM44には、
洗浄液が補充された時点からオートサンプラ部28で使
用された洗浄液の量を積算した洗浄液量積算値(残量用
洗浄液量積算値)も記憶される。洗浄液が補充された場
合は、補充した時点で洗浄液びん30に収容されている
洗浄液量がRAM44に設定され、残量用洗浄液量積算
値がリセットされる。
【0022】CPU40により、ドレインびん32に収
容された廃液が捨てられたか否かが判断される。RAM
44には、廃液が捨てられた時点からポンプ24で送液
された移動相の量を積算した移動相量積算値(廃液用移
動相量積算値)、及び廃液が捨てられた時点からオート
サンプラ部28で使用された洗浄液の量を積算した洗浄
液量積算値(廃液用洗浄液量積算値)も記憶される。廃
液が捨てられた場合は、廃液用移動相量積算値及び廃液
用洗浄液量積算値がリセットされる。
【0023】分析開始後、残量用移動相量積算値、残量
用洗浄液量積算値、廃液用移動相量積算値及び廃液用洗
浄液量積算値がカウントされる。そして、移動相補充時
に設定された移動相量から残量用移動相量積算値を差し
引くことによって移動相びん22の移動相残量が算出さ
れ、洗浄液補充時に設定された洗浄液量から残量用洗浄
液量積算値を差し引くことによって洗浄液びん30の洗
浄液残量が算出され、廃液用移動相量積算値と廃液用洗
浄液量積算値とを加算することによってドレインびん3
2に収容された廃液量が算出される。移動相残量、洗浄
液残量及び廃液量は表示部8にそれぞれ表示される。
【0024】図7は、この実施例における、移動相残量
が連続分析に十分であるか否かの判断の動作を表すフロ
ーチャートである。図3から図5、及び図7を用いてそ
の動作を説明する。分析開始の信号が入力されると、C
PU40により、RAM44に記憶された分析プログラ
ムに沿ってその分析に必要な移動相量が算出される。
【0025】N回目の分析で使用する移動相量Aについ
て、 A=(N回目の分析時間)×(送液ポンプ部24の送液
量(ml/分)) が算出される。N回目の分析に入るまでのラグ時間で使
用する移動相量Bについて、 B=(ラグ時間)×(送液ポンプ部24の送液量(ml
/分)) が算出される。そして、移動相量Aと移動相量Bとを加
算することにより、(N−1)回目の分析の終了からN
回目の分析が終了するまでに必要な移動相量CNが算出
される。
【0026】分析プログラムの1回目の分析からN回目
の分析について、移動相量C1,・・・,CNが順に算出さ
れる。その後、分析に必要な移動相量CTOTALが算出さ
れる。CTOTAL=C1+・・・+CNそして、図6のフローチ
ャートにより算出された移動相びん22の移動相残量と
移動相量CTOTALとを比較し、移動相量CTOTALが移動相
残量以下の場合は分析が開始され、移動相量CTOTAL
移動相残量よりも多い場合は表示部8に警告が表示され
て分析は開始されない。この動作において、移動相びん
22の移動相残量の測定方法としては、移動相びん22
の移動相残量を直接測定するなど、他の測定手段を用い
てもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の液体クロマトグラフでは、廃液
容器に収容された廃液が除去されて廃液容器が空にされ
た時点から送液ポンプ部で送液された移動相量と試料導
入部で使用された洗浄液量をそれぞれ積算し、その移動
相量及び洗浄液量に基づいて廃液容器に収容された廃液
量を算出し、その廃液量を表示部に表示するようにした
ので、オペレータによる廃液量の確認、及び廃液を捨て
るか否かの判断を容易にすることができる。さらに、廃
液量とともに移動相残量及び洗浄液残量を表示すること
により、オペレータによる移動相残量及び洗浄液残量の
確認も容易にすることができる。
【0028】さらに、連続分析を開始する前に、送液ポ
ンプ部の送液量及び記憶部に記憶されたその連続分析の
分析プログラムに基づいて、その連続分析において必要
な移動相量を算出し、その必要移動相量と移動相残量と
を比較してその連続分析において移動相が足りるか否か
を判断し、その連続分析において移動相が足りる場合は
分析を開始させ、足りない場合は警告を表示するように
したので、オペレータによる、連続分析における必要移
動相量の算出、及び移動相残量がその連続分析に十分で
あるか否かの判断を不要とすることができる。このよう
に、本発明によれば、移動相、洗浄液又は廃液に関する
オペレータの作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の要部を表すブロック図である。
【図2】 第2の発明の要部を表すブロック図である。
【図3】 第1の発明の他の態様の要部を表すブロック
図である。
【図4】 一実施例を概略的に表すブロック図である。
【図5】 同実施例を表す概略構成図である。
【図6】 同実施例の移動相残量、洗浄液残量及び廃液
量の算出の動作を表すフローチャートである。
【図7】 同実施例の、移動相残量が連続分析に十分で
あるか否かの判断の動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
2 移動相量積算部 4 洗浄液量積算部 6 廃液量算出部 8 記憶部 10 移動相残量算出手段 12 記憶部 14 必要移動相量算出部 16 移動相残量判断部 18 移動相残量算出部 20 洗浄液残量算出部 22 移動相びん 24 送液ポンプ部 26 分離カラム 28 オートサンプラ部 30 洗浄液びん 32 ドレインびん 34 カラムオーブン部 36 検出器部 38 コントローラ部 40 CPU 42 ROM 44 RAM 46 データ処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を分離する分離カラムと、移動相を
    収容する移動相容器と、移動相を分離カラムに送液する
    送液ポンプ部と、送液ポンプ部と分離カラムの間の流路
    で試料を移動相に導入する試料導入部と、試料導入部を
    洗浄するための洗浄液を収容する洗浄液容器と、分離カ
    ラムを一定温度に保つカラムオーブン部と、分離カラム
    で分離された分離成分を検出する検出器部と、使用後の
    移動相及び洗浄液を廃液として収容する廃液容器とを備
    えた液体クロマトグラフにおいて、 前記廃液容器に収容された廃液が除去されて前記廃液容
    器が空にされた時点から前記送液ポンプ部で送液された
    移動相の量を積算する移動相量積算部と、 前記廃液容器に収容された廃液が除去されて前記廃液容
    器が空にされた時点から前記試料導入部で使用された洗
    浄液の量を積算する洗浄液量積算部と、 前記移動相量積算部で積算した移動相量及び前記洗浄液
    量積算部で積算した洗浄液量に基づいて、前記廃液容器
    に収容された廃液量を算出する廃液量算出部と、 前記廃液量算出部で算出した廃液量を表示する表示部と
    を備えたことを特徴とする液体クロマトグラフ。
  2. 【請求項2】 試料を分離する分離カラムと、移動相を
    収容する移動相容器と、移動相を分離カラムに送液する
    送液ポンプ部と、送液ポンプ部と分離カラムの間の流路
    で試料を移動相に導入する試料導入部と、分離カラムを
    一定温度に保つカラムオーブン部と、分離カラムで分離
    された分離成分を検出する検出器部と、分析プログラム
    が記憶された記憶部とを備えた液体クロマトグラフにお
    いて、 前記移動相容器に収容されている移動相の残量を求める
    移動相残量算出手段と、 前記送液ポンプ部の送液量及び前記記憶部の分析プログ
    ラムに基づいて、連続分析で使用される移動相の量を算
    出する必要移動相量算出部と、 前記移動相残量算出手段で算出した移動相残量及び前記
    必要移動相量算出部で算出した必要移動相量に基づい
    て、前記連続分析において移動相が足りるか否かを判断
    し、足りる場合は前記連続分析を開始させ、足りない場
    合は警告を出す移動相残量判断部と、 前記移動相残量判断部の警告を表示する表示部とを備え
    たことを特徴とする液体クロマトグラフ。
  3. 【請求項3】 前記移動相量積算部は、前記移動相容器
    に移動相が補充された時点から前記送液ポンプ部で送液
    された移動相の量も積算できるようにし、 前記洗浄液量積算部は、前記洗浄液容器に洗浄液が補充
    された時点から前記試料導入部で使用された洗浄液の量
    も積算できるようにし、 前記移動相量積算部で積算した、前記移動相容器に移動
    相が補充された時点から前記送液ポンプ部で送液された
    移動相量、及び移動相が補充された時点での前記移動相
    容器の移動相収容量に基づいて、前記移動相容器に収容
    されている移動相の残量を算出する移動相残量算出部
    と、 前記洗浄液量積算部で積算した、前記洗浄液容器に洗浄
    液が補充された時点から前記試料導入部で使用された洗
    浄液の量、及び洗浄液が補充された時点での前記洗浄液
    容器の洗浄液収容量に基づいて、洗浄液の残量を算出す
    る洗浄液残量算出部と、 分析プログラムが記憶された記憶部と、 前記送液ポンプ部の送液量及び前記記憶部の分析プログ
    ラムに基づいて、連続分析で使用される移動相の量を算
    出する必要移動相量算出部と、 前記移動相残量算出部で算出した移動相残量及び前記必
    要移動相量算出部で算出した必要移動相量に基づいて、
    前記連続分析において移動相が足りるか否かを判断し、
    足りる場合は前記連続分析を開始させ、足りない場合は
    警告を出す移動相残量判断部とをさらに備えており、 前記表示部は、前記移動相残量算出部で算出した移動相
    残量、前記洗浄液残量算出部で算出した洗浄液残量及び
    前記移動相残量判断部の判断情報も表示できるようにし
    た請求項1に記載の液体クロマトグラフ。
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