JP2000298232A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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Landscapes
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- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 夜景や逆光下でも短いタイムラグで合焦精度
を向上させることができる焦点検出装置を提供する。 【解決手段】 光を受けて変換した電荷を積分時間Tだ
け蓄積して、その後にセンサデータ出力SDATAとし
て読み出し、読み出し終了後に続いて上記積分時間Tよ
りも長い積分時間T’だけ電荷の蓄積を行うと同時に、
上記積分時間TによるセンサデータSDATAに基づい
てAF演算を行うことにより、タイムラグを短縮しなが
ら、主要被写体の光量不足により生じる誤測距を防止す
ることができるようにした焦点検出装置。
を向上させることができる焦点検出装置を提供する。 【解決手段】 光を受けて変換した電荷を積分時間Tだ
け蓄積して、その後にセンサデータ出力SDATAとし
て読み出し、読み出し終了後に続いて上記積分時間Tよ
りも長い積分時間T’だけ電荷の蓄積を行うと同時に、
上記積分時間TによるセンサデータSDATAに基づい
てAF演算を行うことにより、タイムラグを短縮しなが
ら、主要被写体の光量不足により生じる誤測距を防止す
ることができるようにした焦点検出装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点検出装置、よ
り詳しくは、光電変換素子により電荷を蓄積して焦点検
出信号を出力する焦点検出装置に関する。
り詳しくは、光電変換素子により電荷を蓄積して焦点検
出信号を出力する焦点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動焦点カメラは、逆光にある被
写体や夜景を被写体とする場合でも焦点を検出すること
ができるまでに性能が向上しているが、このようなシー
ンを撮影する場合には、依然として、主要被写体への焦
点調節が甘くなることがあることも知られている。
写体や夜景を被写体とする場合でも焦点を検出すること
ができるまでに性能が向上しているが、このようなシー
ンを撮影する場合には、依然として、主要被写体への焦
点調節が甘くなることがあることも知られている。
【0003】このような現象に関して、まず夜景を被写
体とする場合について説明する。
体とする場合について説明する。
【0004】図14(A)は、ファインダを介して観察
される撮影対象の様子を示す図である。
される撮影対象の様子を示す図である。
【0005】撮影者は、道路85上の手前に立つ人物8
2を画面ほぼ中央部に配置して主要被写体とし、夜景8
1を背景にした撮影を行おうとしているところである。
2を画面ほぼ中央部に配置して主要被写体とし、夜景8
1を背景にした撮影を行おうとしているところである。
【0006】上記人物82の右側には背景の街灯86が
位置し、該人物82の左側には背景の建物83のネオン
84が位置している。
位置し、該人物82の左側には背景の建物83のネオン
84が位置している。
【0007】測距枠を示すAFターゲット87内には、
上記人物82と街灯86とネオン84との3つが位置し
ており、その周辺は夜景であるために暗く輝度が低いも
のとする。
上記人物82と街灯86とネオン84との3つが位置し
ており、その周辺は夜景であるために暗く輝度が低いも
のとする。
【0008】上述のようなシーンは、一般に、夜景を撮
影しようとする場合の典型的なシーンの一つである。つ
まり、測距枠内には何らかの光源が位置しており、その
光源は背景の建物の窓の明かりや街灯である場合が多
く、測距枠内が完全に暗い場合はむしろ稀である。
影しようとする場合の典型的なシーンの一つである。つ
まり、測距枠内には何らかの光源が位置しており、その
光源は背景の建物の窓の明かりや街灯である場合が多
く、測距枠内が完全に暗い場合はむしろ稀である。
【0009】手前に主要被写体の人物がいない場合、つ
まり例えば夜景自体を撮影しようとする場合でも、ほぼ
同様に、やはり測距枠内には何らかの光源が位置してい
ることがほとんどであると考えられる。
まり例えば夜景自体を撮影しようとする場合でも、ほぼ
同様に、やはり測距枠内には何らかの光源が位置してい
ることがほとんどであると考えられる。
【0010】そして、夜景撮影における光源は、昼間の
太陽光等により風景全体が照明されている場合と異な
り、上記街灯や窓の明かりなどの点状をなす光源である
場合が多い。
太陽光等により風景全体が照明されている場合と異な
り、上記街灯や窓の明かりなどの点状をなす光源である
場合が多い。
【0011】上記図14(A)に示したようなシーン
を、左右一対のAFセンサにより光電変換したときのセ
ンサデータを示すのが図14(B)である。
を、左右一対のAFセンサにより光電変換したときのセ
ンサデータを示すのが図14(B)である。
【0012】このAFセンサの検出方式は、公知のパッ
シブ位相差検出方式であり、左側に示すのが左センサ列
の出力、右側に示すのが右センサ列の出力である。
シブ位相差検出方式であり、左側に示すのが左センサ列
の出力、右側に示すのが右センサ列の出力である。
【0013】横軸は例えば64エレメント(el)でな
る全画素の並び順、縦軸はセンサデータ出力SDATA
をそれぞれ示しており、隣合う画素の出力レベルを結ん
で描いた線が図示されている。
る全画素の並び順、縦軸はセンサデータ出力SDATA
をそれぞれ示しており、隣合う画素の出力レベルを結ん
で描いた線が図示されている。
【0014】この図14(B)からわかるように、街灯
86の像は点光源的でかつ非常に明るいために、AFセ
ンサからは細くて急峻な出力が得られるが、人物82の
像は背景の街灯86やネオン84よりも暗いために、得
られる出力は小さく平坦に近いものとなっている。
86の像は点光源的でかつ非常に明るいために、AFセ
ンサからは細くて急峻な出力が得られるが、人物82の
像は背景の街灯86やネオン84よりも暗いために、得
られる出力は小さく平坦に近いものとなっている。
【0015】すなわち、明るい点光源と、特別の照明等
が行われていない人物とでは明暗差が大きいために、中
央に位置する人物の像が暗部となってつぶれたような出
力が得られてしまう。
が行われていない人物とでは明暗差が大きいために、中
央に位置する人物の像が暗部となってつぶれたような出
力が得られてしまう。
【0016】主要被写体が逆光にある場合にも、上述し
たような夜景の場合とほぼ同様のことがいえる。これを
図15を参照して説明する。
たような夜景の場合とほぼ同様のことがいえる。これを
図15を参照して説明する。
【0017】図15(A)は、ファインダを介して観察
される撮影対象の様子を示す図である。
される撮影対象の様子を示す図である。
【0018】撮影者は、手前に立つ人物82を画面ほぼ
中央部に配置して主要被写体とし、太陽99などを含む
逆光バック91を背景にした撮影を行おうとしていると
ころである。
中央部に配置して主要被写体とし、太陽99などを含む
逆光バック91を背景にした撮影を行おうとしていると
ころである。
【0019】図15(A)のシーンをAFセンサで撮像
したセンサデータを図15(B)に示す。図15(B)
からわかるように、太陽99を背景とする逆光バック9
1は非常に明るいために、人物82の顔のエッジ(輪
郭)は急峻な像となるが、人物82の顔自体の像は背景
よりもかなり暗く出力は小さい。
したセンサデータを図15(B)に示す。図15(B)
からわかるように、太陽99を背景とする逆光バック9
1は非常に明るいために、人物82の顔のエッジ(輪
郭)は急峻な像となるが、人物82の顔自体の像は背景
よりもかなり暗く出力は小さい。
【0020】すなわち、明るい背景と、逆光となって対
面する側が影となっている人物とでは明暗差が大きいた
めに、中央に位置する人物の像が暗部となってつぶれた
ような出力が得られてしまう。
面する側が影となっている人物とでは明暗差が大きいた
めに、中央に位置する人物の像が暗部となってつぶれた
ような出力が得られてしまう。
【0021】これら図14や図15に示したような明暗
差の大きいセンサ出力に基づいて焦点演算して撮影を行
うと、背景にも人物にもピントが合っていない写真とな
ることがある。この原因は、パッシブ位相差検出方式
が、原理上、元々有している以下の3つの問題点に起因
している。 (1)逆光的な被写体は中央の像がつぶれるために、中
央の像に合焦し難い。(2)急峻な像(例えば2〜3画
素程度にしか結像していないような点光源的な像)に基
づいて焦点演算を行うと、演算精度が低下する。 (3)AFターゲット87の周辺部は中央部よりも収差
が大きい。
差の大きいセンサ出力に基づいて焦点演算して撮影を行
うと、背景にも人物にもピントが合っていない写真とな
ることがある。この原因は、パッシブ位相差検出方式
が、原理上、元々有している以下の3つの問題点に起因
している。 (1)逆光的な被写体は中央の像がつぶれるために、中
央の像に合焦し難い。(2)急峻な像(例えば2〜3画
素程度にしか結像していないような点光源的な像)に基
づいて焦点演算を行うと、演算精度が低下する。 (3)AFターゲット87の周辺部は中央部よりも収差
が大きい。
【0022】このような課題を解決するための手段の一
例として、例えば特開平5−264887号公報には、
逆光状態を検出するとAFセンサの積分時間を延長して
再積分し、暗部の像も出力されるようにする技術が記載
されている。
例として、例えば特開平5−264887号公報には、
逆光状態を検出するとAFセンサの積分時間を延長して
再積分し、暗部の像も出力されるようにする技術が記載
されている。
【0023】このような技術を上記図14(A)や図1
5(A)に示したようなシーンに適用したときに得られ
る出力信号の様子を、図14(C),図15(C)にそ
れぞれ示す。
5(A)に示したようなシーンに適用したときに得られ
る出力信号の様子を、図14(C),図15(C)にそ
れぞれ示す。
【0024】上記特開平5−264887号公報に記載
の技術を適用すると、輝度の高い部分である夜景におけ
る街灯の像や逆光における背景の像は出力レベルが飽和
してしまうが、中央に位置する人物の像の出力レベルが
上がってコントラストがはっきりとし、人物に合焦させ
ることが可能となる。
の技術を適用すると、輝度の高い部分である夜景におけ
る街灯の像や逆光における背景の像は出力レベルが飽和
してしまうが、中央に位置する人物の像の出力レベルが
上がってコントラストがはっきりとし、人物に合焦させ
ることが可能となる。
【0025】AFセンサの出力を、これらの図14
(C)や図15(C)に示したようなレベルにまで高め
るに要する積分時間は、図14(B)や図15(B)に
示したような場合の積分時間よりも数倍長いものとなっ
ている。
(C)や図15(C)に示したようなレベルにまで高め
るに要する積分時間は、図14(B)や図15(B)に
示したような場合の積分時間よりも数倍長いものとなっ
ている。
【0026】また、上記(3)に示したような課題を解
決するための技術の一例として、例えば特公平6−84
890号公報には、焦点検出光学系の周辺の中央に対す
る収差量をソフトウェア的に補正する技術が記載されて
いる。これは、逆光時には中央よりも周辺での測距結果
が採用され易いことに注目したものとなっている。
決するための技術の一例として、例えば特公平6−84
890号公報には、焦点検出光学系の周辺の中央に対す
る収差量をソフトウェア的に補正する技術が記載されて
いる。これは、逆光時には中央よりも周辺での測距結果
が採用され易いことに注目したものとなっている。
【0027】一方、上述したような課題を直接解決する
技術ではないが、特公平7−75402号公報には、焦
点検出中に次回の積分を開始することによって、撮影時
のタイムラグを短縮する技術が記載されている。
技術ではないが、特公平7−75402号公報には、焦
点検出中に次回の積分を開始することによって、撮影時
のタイムラグを短縮する技術が記載されている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−264887号公報に記載されたような技術で
は、太陽光下の逆光を検出の対象にしているために、図
14(B)に示したようなセンサ出力は逆光とは判断さ
れず、積分時間延長の処理が行われないという難点があ
る。これは、AFセンサの両側部分の画素から得られる
出力が中央部分の画素から得られる出力よりも大きい場
合にのみ逆光と判断するようになっているためである。
また、逆光と判断されてから初めて再積分するために、
タイムラグが大きいという課題もある。
開平5−264887号公報に記載されたような技術で
は、太陽光下の逆光を検出の対象にしているために、図
14(B)に示したようなセンサ出力は逆光とは判断さ
れず、積分時間延長の処理が行われないという難点があ
る。これは、AFセンサの両側部分の画素から得られる
出力が中央部分の画素から得られる出力よりも大きい場
合にのみ逆光と判断するようになっているためである。
また、逆光と判断されてから初めて再積分するために、
タイムラグが大きいという課題もある。
【0029】そして、上記特公平6−84890号公報
に記載されたような技術では、製造上のばらつき(部品
のばらつきや組み立てばらつき)によって、収差量はカ
メラ個々によって異なることが多いために、製造時にボ
ディー固有の値として調整が必要となり、補正のための
ソフトウェアも大きな負担となって製造コストが増加し
てしまう。
に記載されたような技術では、製造上のばらつき(部品
のばらつきや組み立てばらつき)によって、収差量はカ
メラ個々によって異なることが多いために、製造時にボ
ディー固有の値として調整が必要となり、補正のための
ソフトウェアも大きな負担となって製造コストが増加し
てしまう。
【0030】一方、上記特公平7−75402号公報に
記載されたような技術では、毎回同じ積分制御をしてい
るために、いつも同じ像が得られる可能性が高くなり、
夜景や逆光下では常に中央の人物に合焦することができ
ないという課題がある。
記載されたような技術では、毎回同じ積分制御をしてい
るために、いつも同じ像が得られる可能性が高くなり、
夜景や逆光下では常に中央の人物に合焦することができ
ないという課題がある。
【0031】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、夜景や逆光下でも短いタイムラグで合焦精度を向
上させることができる焦点検出装置を提供することを目
的としている。
あり、夜景や逆光下でも短いタイムラグで合焦精度を向
上させることができる焦点検出装置を提供することを目
的としている。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による焦点検出装置は、光を受けて電
荷に変換し該電荷を蓄積して焦点検出信号として出力す
る光電変換素子と、上記光電変換素子により電荷の蓄積
を行う時間を第1の電荷蓄積時間に制御する第1の積分
制御手段と、上記第1の電荷蓄積時間よりも長い第2の
電荷蓄積時間を設定して上記第1の積分制御手段の制御
による上記光電変換素子の動作が終了した後に電荷の蓄
積を行う時間が該第2の電荷蓄積時間となるように制御
しながら上記光電変換素子の電荷蓄積動作を開始させる
第2の積分制御手段とを備えたものである。
めに、第1の発明による焦点検出装置は、光を受けて電
荷に変換し該電荷を蓄積して焦点検出信号として出力す
る光電変換素子と、上記光電変換素子により電荷の蓄積
を行う時間を第1の電荷蓄積時間に制御する第1の積分
制御手段と、上記第1の電荷蓄積時間よりも長い第2の
電荷蓄積時間を設定して上記第1の積分制御手段の制御
による上記光電変換素子の動作が終了した後に電荷の蓄
積を行う時間が該第2の電荷蓄積時間となるように制御
しながら上記光電変換素子の電荷蓄積動作を開始させる
第2の積分制御手段とを備えたものである。
【0033】また、第2の発明による焦点検出装置は、
上記第1の発明による焦点検出装置において、被写体が
逆光状態にあるか否かを判定する逆光判定手段をさらに
備え、上記逆光判定手段によって被写体が逆光状態にあ
ると判定された場合には、上記第2の積分制御手段によ
り制御された上記光電変換素子から出力される焦点検出
信号に基づいて焦点演算を行うものである。
上記第1の発明による焦点検出装置において、被写体が
逆光状態にあるか否かを判定する逆光判定手段をさらに
備え、上記逆光判定手段によって被写体が逆光状態にあ
ると判定された場合には、上記第2の積分制御手段によ
り制御された上記光電変換素子から出力される焦点検出
信号に基づいて焦点演算を行うものである。
【0034】さらに、第3の発明による焦点検出装置
は、上記第1または第2の発明による焦点検出装置にお
いて、正確な焦点検出を妨げる可能性のあるノイズ光源
が存在しているか否かを判定するノイズ光源判定手段を
さらに備え、上記ノイズ光源判定手段によって上記ノイ
ズ光源が存在していると判定された場合には、上記第2
の積分制御手段により制御された上記光電変換素子から
出力される焦点検出信号に基づいて焦点演算を行うもの
である。
は、上記第1または第2の発明による焦点検出装置にお
いて、正確な焦点検出を妨げる可能性のあるノイズ光源
が存在しているか否かを判定するノイズ光源判定手段を
さらに備え、上記ノイズ光源判定手段によって上記ノイ
ズ光源が存在していると判定された場合には、上記第2
の積分制御手段により制御された上記光電変換素子から
出力される焦点検出信号に基づいて焦点演算を行うもの
である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図12は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図1は焦点検出装置の概
要を示すブロック図である。
施の形態を説明する。図1から図12は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図1は焦点検出装置の概
要を示すブロック図である。
【0036】この焦点検出装置は、自動焦点調節の制御
を司る焦点制御部1を有しており、該焦点制御部1に
は、被写体像を受光して光電変換を行いその電荷を蓄積
して焦点検出信号として出力するAFセンサ等の光電変
換素子を含む焦点検出手段たる焦点検出部2と、この焦
点検出部2のAFセンサの電荷蓄積(積分)動作を制御
して適正な積分量を与える第1の積分制御手段と第2の
積分制御手段を兼ねた積分制御部3と、焦点検出信号に
例えば夜景における街灯のようなAFにとってのノイズ
光が含まれているかを判断したり被写体が逆光状態であ
るかを判断したりする逆光判定手段でありノイズ光源判
定手段たる有害シーン判断部4と、上記焦点検出部2の
出力に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を演算する
焦点演算部5と、が接続されている。
を司る焦点制御部1を有しており、該焦点制御部1に
は、被写体像を受光して光電変換を行いその電荷を蓄積
して焦点検出信号として出力するAFセンサ等の光電変
換素子を含む焦点検出手段たる焦点検出部2と、この焦
点検出部2のAFセンサの電荷蓄積(積分)動作を制御
して適正な積分量を与える第1の積分制御手段と第2の
積分制御手段を兼ねた積分制御部3と、焦点検出信号に
例えば夜景における街灯のようなAFにとってのノイズ
光が含まれているかを判断したり被写体が逆光状態であ
るかを判断したりする逆光判定手段でありノイズ光源判
定手段たる有害シーン判断部4と、上記焦点検出部2の
出力に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を演算する
焦点演算部5と、が接続されている。
【0037】このような焦点検出装置を適用したカメラ
の具体的な構成について図2を参照して説明する。図2
は焦点検出装置を適用したカメラの光学的および電気的
な構成を示すブロック図である。
の具体的な構成について図2を参照して説明する。図2
は焦点検出装置を適用したカメラの光学的および電気的
な構成を示すブロック図である。
【0038】被写体光束を結像するための撮影レンズ1
0は、例えば5群構成でなり、第1群レンズ11、第2
群レンズ12、第3群レンズ13、第4群レンズ14、
および第5群レンズ15の各レンズ群と、絞り16とを
有して構成されている。
0は、例えば5群構成でなり、第1群レンズ11、第2
群レンズ12、第3群レンズ13、第4群レンズ14、
および第5群レンズ15の各レンズ群と、絞り16とを
有して構成されている。
【0039】上記第1群レンズ11と第2群レンズ12
はフォーカシングを行うために移動されるものであり、
上記第3群レンズ13と第4群レンズ14はズーム動作
を行うために移動されるものである。さらに、カム構造
によって該ズーム動作と同時に上記第1群レンズ11と
第2群レンズ12を移動させることにより、ズーム動作
に伴うピントの移動を補正するようになっている。
はフォーカシングを行うために移動されるものであり、
上記第3群レンズ13と第4群レンズ14はズーム動作
を行うために移動されるものである。さらに、カム構造
によって該ズーム動作と同時に上記第1群レンズ11と
第2群レンズ12を移動させることにより、ズーム動作
に伴うピントの移動を補正するようになっている。
【0040】上記撮影レンズ10を通過した光束は、該
光束の光路中に挿入された観察状態と同光路中から退避
した撮影状態とを取り得るメインミラー17に入射す
る。
光束の光路中に挿入された観察状態と同光路中から退避
した撮影状態とを取り得るメインミラー17に入射す
る。
【0041】このメインミラー17は、ハーフミラーと
して構成されていて、上記観察状態となっているときに
は、入射光量の70%がファインダ光学系20に向けて
反射され、入射光量の残り30%がメインミラー17を
透過して、サブミラー18で反射された後に、AF光学
系30に導かれるようになっている。
して構成されていて、上記観察状態となっているときに
は、入射光量の70%がファインダ光学系20に向けて
反射され、入射光量の残り30%がメインミラー17を
透過して、サブミラー18で反射された後に、AF光学
系30に導かれるようになっている。
【0042】上記ファインダ光学系20は、フィルム面
と光学的に等価な位置に配設されたスクリーン21と、
コンデンサレンズ22と、プリズム23と、モールドダ
ハミラー24と、接眼レンズ25とを有して構成されて
いて、これらを通った被写体像が撮影者に観察されるよ
うになっている。
と光学的に等価な位置に配設されたスクリーン21と、
コンデンサレンズ22と、プリズム23と、モールドダ
ハミラー24と、接眼レンズ25とを有して構成されて
いて、これらを通った被写体像が撮影者に観察されるよ
うになっている。
【0043】また、上記メインミラー17とサブミラー
18が撮影状態となっているときには、図中の点線で示
すような位置となり、撮影レンズ10を通過した被写体
光束は、シャッタ19の位置に到達する。従って、該シ
ャッタ19が開いていれば、その間はフィルム40への
露光が行われることになる。
18が撮影状態となっているときには、図中の点線で示
すような位置となり、撮影レンズ10を通過した被写体
光束は、シャッタ19の位置に到達する。従って、該シ
ャッタ19が開いていれば、その間はフィルム40への
露光が行われることになる。
【0044】上記AF光学系30は、視野絞り31と、
赤外カットフィルタ32と、コンデンサレンズ33と、
ミラー34と、再結像絞り35と、再結像レンズ36と
を有して構成されており、焦点検出のための光束を光電
変換素子であり焦点検出手段たるAFセンサ37に導く
ための光学系である。
赤外カットフィルタ32と、コンデンサレンズ33と、
ミラー34と、再結像絞り35と、再結像レンズ36と
を有して構成されており、焦点検出のための光束を光電
変換素子であり焦点検出手段たるAFセンサ37に導く
ための光学系である。
【0045】続いて、この図2を参照して、カメラの電
気的な構成について説明する。
気的な構成について説明する。
【0046】カメラ制御部50は、このカメラ全体を統
括的に制御するものであり、内部に中央処理装置(CP
U)51やインターフェースIC52等を有している。
括的に制御するものであり、内部に中央処理装置(CP
U)51やインターフェースIC52等を有している。
【0047】上記CPU51は、第1の積分制御手段、
第2の積分制御手段、逆光判定手段、ノイズ光源判定手
段を兼ねたものであり、その内部には、時間を計測する
ためのタイマ部51aが設けられていて、測距動作時の
電荷蓄積時間(積分時間)等の計測が行われるようにな
っている。
第2の積分制御手段、逆光判定手段、ノイズ光源判定手
段を兼ねたものであり、その内部には、時間を計測する
ためのタイマ部51aが設けられていて、測距動作時の
電荷蓄積時間(積分時間)等の計測が行われるようにな
っている。
【0048】上記カメラ制御部50には、上記メインミ
ラー17のアップ/ダウンおよびシャッタ19の駆動を
行ってフィルム40への露光を制御する露光制御部42
と、フィルム40の巻上げ/巻戻しの制御を行うフィル
ム駆動部41と、左右一対の光電変換素子列であるフォ
トダイオードアレイ37Lおよび37Rを有してなり各
フォトダイオードアレイ37L,37Rの出力を焦点検
出信号として該カメラ制御部50に出力するAFセンサ
37と、カメラの制御部50の指示に基づき撮影レンズ
10内の絞り16を適正な絞り値に駆動する絞り駆動部
43と、撮影レンズ10のズーム位置をエンコーダ44
bによって検出しながらズームモータ44aによってズ
ームレンズ群を制御して駆動するズーム制御部44と、
上記フォーカスレンズ群11,12の位置をエンコーダ
45bによって検出しながらAFモータ45aによって
制御して駆動するAFレンズ制御部45と、被写体の輝
度に応じた出力を発生するフォトダイオード等のセンサ
を有してなり例えば上記ファインダ光学系20内に設置
されている測光部46と、閃光発光により被写体を照明
するストロボを制御するためのストロボ制御部47と、
撮影者によって操作される全てのスイッチを含んでなる
スイッチ群48と、が接続されている。
ラー17のアップ/ダウンおよびシャッタ19の駆動を
行ってフィルム40への露光を制御する露光制御部42
と、フィルム40の巻上げ/巻戻しの制御を行うフィル
ム駆動部41と、左右一対の光電変換素子列であるフォ
トダイオードアレイ37Lおよび37Rを有してなり各
フォトダイオードアレイ37L,37Rの出力を焦点検
出信号として該カメラ制御部50に出力するAFセンサ
37と、カメラの制御部50の指示に基づき撮影レンズ
10内の絞り16を適正な絞り値に駆動する絞り駆動部
43と、撮影レンズ10のズーム位置をエンコーダ44
bによって検出しながらズームモータ44aによってズ
ームレンズ群を制御して駆動するズーム制御部44と、
上記フォーカスレンズ群11,12の位置をエンコーダ
45bによって検出しながらAFモータ45aによって
制御して駆動するAFレンズ制御部45と、被写体の輝
度に応じた出力を発生するフォトダイオード等のセンサ
を有してなり例えば上記ファインダ光学系20内に設置
されている測光部46と、閃光発光により被写体を照明
するストロボを制御するためのストロボ制御部47と、
撮影者によって操作される全てのスイッチを含んでなる
スイッチ群48と、が接続されている。
【0049】上記スイッチ群48に含まれるスイッチと
しては、例えばカメラに電源を投入するためのメインス
イッチや、レリーズ操作を行うための2段スイッチでな
るレリーズスイッチ、ズーム操作を行うためのズームス
イッチなどがあり、さらにカメラの撮影モードを設定す
るためのモード選択手段たる撮影モードスイッチもこれ
に含まれる。
しては、例えばカメラに電源を投入するためのメインス
イッチや、レリーズ操作を行うための2段スイッチでな
るレリーズスイッチ、ズーム操作を行うためのズームス
イッチなどがあり、さらにカメラの撮影モードを設定す
るためのモード選択手段たる撮影モードスイッチもこれ
に含まれる。
【0050】上記レリーズスイッチは、半押しする第1
ストロークによりファーストレリーズスイッチ(以下、
1Rスイッチと省略する)がオンして、カメラによるA
Fやレンズ駆動等の動作が行われ、全押しする第2スト
ロークによりセカンドレリーズスイッチ(以下、2Rス
イッチと省略する)がオンして、フィルム40への露光
が行われるようになっている。
ストロークによりファーストレリーズスイッチ(以下、
1Rスイッチと省略する)がオンして、カメラによるA
Fやレンズ駆動等の動作が行われ、全押しする第2スト
ロークによりセカンドレリーズスイッチ(以下、2Rス
イッチと省略する)がオンして、フィルム40への露光
が行われるようになっている。
【0051】また、上記撮影モードスイッチにより設定
される撮影モードとしては、風景を撮影するに適した風
景モードや、人物を撮影するに適したポートレートモー
ド、シャッタ速度をより高速にするスポーツモードなど
があり、さらに、夜景を撮影するに適した夜景モードが
ある。
される撮影モードとしては、風景を撮影するに適した風
景モードや、人物を撮影するに適したポートレートモー
ド、シャッタ速度をより高速にするスポーツモードなど
があり、さらに、夜景を撮影するに適した夜景モードが
ある。
【0052】これらの内の夜景モードが設定されると、
カメラは、画面内の輝度が低い部分もより明確に撮影さ
れるように、露光時間をより長時間側にシフトさせる動
作モードに入るようになっている。
カメラは、画面内の輝度が低い部分もより明確に撮影さ
れるように、露光時間をより長時間側にシフトさせる動
作モードに入るようになっている。
【0053】次に、図3はAFセンサ37の内部構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0054】AFセンサ37は、上記AF光学系30に
より分割された左右一対の光束を各受光してその光量に
応じた電荷を発生する左右一対のフォトダイオードアレ
イ37L,37Rと、これらのフォトダイオードアレイ
37L,37Rにより発生された電荷を各フォトダイオ
ード毎に独立して増幅し発生電荷に対する電圧信号を生
成する画素増幅回路(EAC)37aと、上記CPU5
1からのクロック信号CLKに応じて上記フォトダイオ
ードアレイ37L,37Rの各フォトダイオードに対応
する画素増幅回路(EAC)37aの出力をセンサデー
タ出力端子から順次センサデータ出力SDATAとして
出力するシフトレジスタ(SR)37bと、CPU51
からの各信号(CEN,RES,END,CLK)に応
じてこのAFセンサ37の内部の動作を制御するセンサ
制御回路(SCC)37cと、を有して構成されてい
る。
より分割された左右一対の光束を各受光してその光量に
応じた電荷を発生する左右一対のフォトダイオードアレ
イ37L,37Rと、これらのフォトダイオードアレイ
37L,37Rにより発生された電荷を各フォトダイオ
ード毎に独立して増幅し発生電荷に対する電圧信号を生
成する画素増幅回路(EAC)37aと、上記CPU5
1からのクロック信号CLKに応じて上記フォトダイオ
ードアレイ37L,37Rの各フォトダイオードに対応
する画素増幅回路(EAC)37aの出力をセンサデー
タ出力端子から順次センサデータ出力SDATAとして
出力するシフトレジスタ(SR)37bと、CPU51
からの各信号(CEN,RES,END,CLK)に応
じてこのAFセンサ37の内部の動作を制御するセンサ
制御回路(SCC)37cと、を有して構成されてい
る。
【0055】上記画素増幅回路(EAC)37aは、各
フォトダイオードが発生する電荷の内の最大値、つまり
最も入射光量の大きいフォトダイオードに対応する画素
増幅回路出力に応じてモニタ出力MDATAを発生し、
モニタ出力端子から出力する。このモニタ出力MDAT
Aは電荷蓄積(積分)のレベルを表わしており、出力が
大きいほど積分が進んでいることを示している。
フォトダイオードが発生する電荷の内の最大値、つまり
最も入射光量の大きいフォトダイオードに対応する画素
増幅回路出力に応じてモニタ出力MDATAを発生し、
モニタ出力端子から出力する。このモニタ出力MDAT
Aは電荷蓄積(積分)のレベルを表わしており、出力が
大きいほど積分が進んでいることを示している。
【0056】次に、図4は、上記CPU51とAFセン
サ37の動作を示すタイミングチャートである。
サ37の動作を示すタイミングチャートである。
【0057】センサ制御回路(SCC)37cは、CP
U51からリセット信号RESを受けると、AFセンサ
37内部の各ブロックを初期化するとともに、フォトダ
イオードアレイ37L,37Rおよび画素増幅回路(E
AC)37aによる電荷蓄積動作を開始させる。
U51からリセット信号RESを受けると、AFセンサ
37内部の各ブロックを初期化するとともに、フォトダ
イオードアレイ37L,37Rおよび画素増幅回路(E
AC)37aによる電荷蓄積動作を開始させる。
【0058】画素増幅回路(EAC)37aは、この電
荷蓄積動作中は、電荷蓄積のレベルに応じたモニタ信号
をモニタ出力MDATAとして出力する。
荷蓄積動作中は、電荷蓄積のレベルに応じたモニタ信号
をモニタ出力MDATAとして出力する。
【0059】CPU51は、このモニタ出力MDATA
を内蔵のA/Dコンバータで随時モニタしており、適切
な電荷蓄積量となるレベルに達したところで、蓄積終了
信号ENDをAFセンサ37に出力して積分動作を終了
させる。
を内蔵のA/Dコンバータで随時モニタしており、適切
な電荷蓄積量となるレベルに達したところで、蓄積終了
信号ENDをAFセンサ37に出力して積分動作を終了
させる。
【0060】次に、CPU51は、読み出しクロックC
LKをAFセンサ37に出力し、シフトレジスタ(S
R)37bはこれに応じてフォトダイオードアレイ37
L,37Rを構成するフォトダイオードの蓄積電荷に対
応する画素増幅回路(EAC)37aの出力電圧を、セ
ンサデータ出力SDATAとして順次出力する。
LKをAFセンサ37に出力し、シフトレジスタ(S
R)37bはこれに応じてフォトダイオードアレイ37
L,37Rを構成するフォトダイオードの蓄積電荷に対
応する画素増幅回路(EAC)37aの出力電圧を、セ
ンサデータ出力SDATAとして順次出力する。
【0061】CPU51は、このセンサデータ出力SD
ATAを内蔵のA/Dコンバータで順次A/D変換し
て、内部のRAMに各々格納して行く。
ATAを内蔵のA/Dコンバータで順次A/D変換し
て、内部のRAMに各々格納して行く。
【0062】なお、この図4の後半の部分の動作(つま
り再積分開始以降の動作)については、後で説明する。
り再積分開始以降の動作)については、後で説明する。
【0063】図5は、この第1の実施形態のカメラ全体
の動作を示したメインルーチンのフローチャートであ
る。
の動作を示したメインルーチンのフローチャートであ
る。
【0064】まず、上記スイッチ群48の上記メインス
イッチがオンされると、CPU51がパワーオンリセッ
トされて動作を開始し、I/Oポートの初期化やRAM
の初期化等を行う(ステップS1)。
イッチがオンされると、CPU51がパワーオンリセッ
トされて動作を開始し、I/Oポートの初期化やRAM
の初期化等を行う(ステップS1)。
【0065】次に、上記レリーズスイッチの1段目であ
る1Rスイッチがオンされているか否かを判断して(ス
テップS2)、オフである場合には後述するステップS
10に移行する。
る1Rスイッチがオンされているか否かを判断して(ス
テップS2)、オフである場合には後述するステップS
10に移行する。
【0066】一方、1Rスイッチがオンである場合に
は、上記測光部46を動作させて被写体輝度の測光を行
い、適正露出となる絞り値とシャッタスピード値を演算
する(ステップS3)。
は、上記測光部46を動作させて被写体輝度の測光を行
い、適正露出となる絞り値とシャッタスピード値を演算
する(ステップS3)。
【0067】そして、サブルーチン「AF」が実行され
て被写体の焦点検出が行われ、その焦点検出結果に基づ
いて、フォーカスレンズ群である上記第1群レンズ11
と第2群レンズ12が合焦位置へ駆動され、被写体にピ
ントが合わせられる(ステップS4)。なお、このサブ
ルーチン「AF」の内容については、後で詳しく説明す
る。
て被写体の焦点検出が行われ、その焦点検出結果に基づ
いて、フォーカスレンズ群である上記第1群レンズ11
と第2群レンズ12が合焦位置へ駆動され、被写体にピ
ントが合わせられる(ステップS4)。なお、このサブ
ルーチン「AF」の内容については、後で詳しく説明す
る。
【0068】次に、このAF動作を実行した結果、被写
体に合焦したか否かを判断する(ステップS5)。ここ
では、被写体がローコントラスト等となっていてAF不
能であった場合にも、合焦していないと判断されるよう
になっている。
体に合焦したか否かを判断する(ステップS5)。ここ
では、被写体がローコントラスト等となっていてAF不
能であった場合にも、合焦していないと判断されるよう
になっている。
【0069】このステップS5において、合焦していな
いと判断された場合には、後述するステップS9に移行
して表示を行った後に上記S2に戻るようになってお
り、合焦したと判断されるまでは、フィルム40への露
光動作に移行することができないようになっている。
いと判断された場合には、後述するステップS9に移行
して表示を行った後に上記S2に戻るようになってお
り、合焦したと判断されるまでは、フィルム40への露
光動作に移行することができないようになっている。
【0070】一方、合焦している場合には、さらに、2
Rスイッチがオンされているか否かを判断する(ステッ
プS6)。
Rスイッチがオンされているか否かを判断する(ステッ
プS6)。
【0071】ここで、2Rスイッチがオフである場合に
は、上記ステップS2に戻って上述の動作を繰り返しな
がらオンになるのを待機し、一方、オンしている場合に
は、上記ステップS3で演算した結果に基づいて、絞り
16,メインミラー17,シャッタ19を制御して、フ
ィルム40への露出動作を行う(ステップS7)。
は、上記ステップS2に戻って上述の動作を繰り返しな
がらオンになるのを待機し、一方、オンしている場合に
は、上記ステップS3で演算した結果に基づいて、絞り
16,メインミラー17,シャッタ19を制御して、フ
ィルム40への露出動作を行う(ステップS7)。
【0072】この露出動作が終了すると、上記フィルム
駆動部41により、フィルム40の撮影駒が巻き上げら
れて次の駒位置まで給送され(ステップS8)、一連の
撮影動作が終了する。そして、LCDやLED等でなる
図示しない表示装置を制御して表示を行った後に(ステ
ップS9)、上記ステップS2に戻って次の撮影動作が
行われるのを待機する。
駆動部41により、フィルム40の撮影駒が巻き上げら
れて次の駒位置まで給送され(ステップS8)、一連の
撮影動作が終了する。そして、LCDやLED等でなる
図示しない表示装置を制御して表示を行った後に(ステ
ップS9)、上記ステップS2に戻って次の撮影動作が
行われるのを待機する。
【0073】また、上記ステップS2において、1Rス
イッチがオフであると判断された場合には、1Rスイッ
チや2Rスイッチ以外のスイッチの何れかが操作された
場合に対応して、他のスイッチの状態の検出を行う(ス
テップS10)。
イッチがオフであると判断された場合には、1Rスイッ
チや2Rスイッチ以外のスイッチの何れかが操作された
場合に対応して、他のスイッチの状態の検出を行う(ス
テップS10)。
【0074】他のスイッチもオンされていない場合に
は、上記ステップS9に移行し、一方、何れかのスイッ
チがオンされている場合には、そのスイッチに応じた処
理を実行した後に(ステップS11)、上記ステップS
9に移行する。
は、上記ステップS9に移行し、一方、何れかのスイッ
チがオンされている場合には、そのスイッチに応じた処
理を実行した後に(ステップS11)、上記ステップS
9に移行する。
【0075】次に、図6は、上記ステップS4のサブル
ーチン「AF」の詳細を示すフローチャートである。
ーチン「AF」の詳細を示すフローチャートである。
【0076】この動作が開始されると、まず、再演算フ
ラグを初期値として0にクリアしておく(ステップS2
1)。
ラグを初期値として0にクリアしておく(ステップS2
1)。
【0077】そして、上記図4で説明したようなタイミ
ングチャートに従ってAFセンサ37の積分を開始する
とともに(ステップS22)、CPU51に内蔵された
タイマ部51aを使用して、積分時間のカウントを開始
する(ステップS23)。
ングチャートに従ってAFセンサ37の積分を開始する
とともに(ステップS22)、CPU51に内蔵された
タイマ部51aを使用して、積分時間のカウントを開始
する(ステップS23)。
【0078】そして、モニタ出力MDATAの値をA/
D変換する(ステップS24)。このモニタ出力MDA
TAは上述したように積分量を示しており、これが適正
値にあるか否かを判断して(ステップS25)、適正値
に達している場合には後述するステップS27に移行
し、一方、達していない場合には、積分時間がリミット
値(例えば、200ms)に達しているかを判断して
(ステップS26)。達していない場合には上記ステッ
プS24に戻って積分を継続し、リミット値に達してい
る場合には、これ以上積分を継続するとタイムラグが長
くなるために、次のステップS27に移行する。
D変換する(ステップS24)。このモニタ出力MDA
TAは上述したように積分量を示しており、これが適正
値にあるか否かを判断して(ステップS25)、適正値
に達している場合には後述するステップS27に移行
し、一方、達していない場合には、積分時間がリミット
値(例えば、200ms)に達しているかを判断して
(ステップS26)。達していない場合には上記ステッ
プS24に戻って積分を継続し、リミット値に達してい
る場合には、これ以上積分を継続するとタイムラグが長
くなるために、次のステップS27に移行する。
【0079】そして、積分を再スタートする(ステップ
S27)。ここで、この再積分について図8を参照して
説明する。図8はサブルーチン「再積分開始」の処理内
容を示すフローチャートである。
S27)。ここで、この再積分について図8を参照して
説明する。図8はサブルーチン「再積分開始」の処理内
容を示すフローチャートである。
【0080】まず、上記ステップS25において積分が
終了したときのタイマ部51aのカウント値は、積分時
間TとしてRAMに記憶されるようになっており、この
積分時間Tをまず読み出す(ステップS51)。
終了したときのタイマ部51aのカウント値は、積分時
間TとしてRAMに記憶されるようになっており、この
積分時間Tをまず読み出す(ステップS51)。
【0081】そして、この積分時間TをN倍して延長し
た値をこの再積分における積分時間T’とする(ステッ
プS52)。その後、上記ステップS22と同様にして
AFセンサ37の積分を開始するとともに(ステップS
53)、上記ステップS23と同様にして積分時間のカ
ウントを開始する(ステップS54)。
た値をこの再積分における積分時間T’とする(ステッ
プS52)。その後、上記ステップS22と同様にして
AFセンサ37の積分を開始するとともに(ステップS
53)、上記ステップS23と同様にして積分時間のカ
ウントを開始する(ステップS54)。
【0082】こうしてタイマ部51aが上記ステップS
52で求めた時間T’になったときに、CPU51が備
える割り込み機能を使用して、AFセンサ37の積分を
停止させる(ステップS55)。
52で求めた時間T’になったときに、CPU51が備
える割り込み機能を使用して、AFセンサ37の積分を
停止させる(ステップS55)。
【0083】この図8に示した処理の内容を、上記図4
のタイミングチャートで示すと、該図4の後半部分のよ
うになる。
のタイミングチャートで示すと、該図4の後半部分のよ
うになる。
【0084】すなわち、センサデータ出力SDATAを
内蔵のA/Dコンバータによって順次A/D変換し、内
部のRAMに各々格納した後に積分を再スタートして、
積分時間を延長した積分制御とAF演算(後述する相関
演算等)とを並行して同時的に処理する。
内蔵のA/Dコンバータによって順次A/D変換し、内
部のRAMに各々格納した後に積分を再スタートして、
積分時間を延長した積分制御とAF演算(後述する相関
演算等)とを並行して同時的に処理する。
【0085】図6の説明に戻って、次に、全画素のセン
サデータをCPU51のRAMに読み込み(ステップS
28)、センサ感度のばらつきやAF光学系の周辺光量
の低下を補正する公知の技術である照度補正を行う(ス
テップS29)。
サデータをCPU51のRAMに読み込み(ステップS
28)、センサ感度のばらつきやAF光学系の周辺光量
の低下を補正する公知の技術である照度補正を行う(ス
テップS29)。
【0086】次に、中央ブロックの相関演算を行う(ス
テップS30)。中央ブロックとは、後述する図11、
あるいは上記図14(B)や図15(B)に示したよう
な左右のセンサのそれぞれ中央部同士のブロックを示し
ている。
テップS30)。中央ブロックとは、後述する図11、
あるいは上記図14(B)や図15(B)に示したよう
な左右のセンサのそれぞれ中央部同士のブロックを示し
ている。
【0087】この中央ブロックについて、図7を参照し
てより具体的に説明する。図7は、ファインダ画面内の
様子を示す図である。
てより具体的に説明する。図7は、ファインダ画面内の
様子を示す図である。
【0088】ファインダ内の全領域60の中央には、測
距範囲を示すAFターゲット64が図示のように位置し
ており、このAFターゲット64の左右の全幅をAFセ
ンサ37の全画素(上述の例では全64画素)で撮像す
るようになっている。
距範囲を示すAFターゲット64が図示のように位置し
ており、このAFターゲット64の左右の全幅をAFセ
ンサ37の全画素(上述の例では全64画素)で撮像す
るようになっている。
【0089】この64画素を、図示のような中央ブロッ
ク61,左ブロック62,右ブロック63の3つに分割
して(図14(B)、図15(B)も参照)、その領域
内の相関演算をそれぞれ行う。
ク61,左ブロック62,右ブロック63の3つに分割
して(図14(B)、図15(B)も参照)、その領域
内の相関演算をそれぞれ行う。
【0090】すなわち、上記ステップS30は、この中
央ブロック61内の相関演算を行うものである。この相
関演算は、公知の技術であるので、その詳細な説明は省
略する。
央ブロック61内の相関演算を行うものである。この相
関演算は、公知の技術であるので、その詳細な説明は省
略する。
【0091】この相関演算を行った結果に基づいて、焦
点検出が不能であるか否かを判断する(ステップS3
1)。これは、被写体が低コントラストである等の理由
により、焦点検出を行うことができないかどうかを判断
する処理である。
点検出が不能であるか否かを判断する(ステップS3
1)。これは、被写体が低コントラストである等の理由
により、焦点検出を行うことができないかどうかを判断
する処理である。
【0092】ここで検出不能である場合には、右ブロッ
ク63内の相関演算を行い(ステップS32)、この相
関演算の結果に基づいて焦点検出が不能であるか否かを
判断する(ステップS33)。焦点検出が不能である場
合には、さらに左ブロック62内の相関演算を行い(ス
テップS34)、この相関演算の結果に基づいて焦点検
出が不能であるか否かを判断する(ステップS35)。
ここでも焦点検出が不能である場合には、全ブロックに
おいて焦点検出が不能であることになるために、何も行
うことなくそのままこの処理を抜ける。
ク63内の相関演算を行い(ステップS32)、この相
関演算の結果に基づいて焦点検出が不能であるか否かを
判断する(ステップS33)。焦点検出が不能である場
合には、さらに左ブロック62内の相関演算を行い(ス
テップS34)、この相関演算の結果に基づいて焦点検
出が不能であるか否かを判断する(ステップS35)。
ここでも焦点検出が不能である場合には、全ブロックに
おいて焦点検出が不能であることになるために、何も行
うことなくそのままこの処理を抜ける。
【0093】一方、上記ステップS31,S33,S3
5の何れかで焦点の検出が可能であると判断された場合
には、再演算フラグが1にセットされているか否かを判
断して(ステップS36)、同フラグがセットされてい
る場合には後述するステップS39に移行する。
5の何れかで焦点の検出が可能であると判断された場合
には、再演算フラグが1にセットされているか否かを判
断して(ステップS36)、同フラグがセットされてい
る場合には後述するステップS39に移行する。
【0094】また、再演算フラグがセットされていない
場合、例えば再演算フラグが上記ステップS21でクリ
アされている初期状態などの場合には、点光源・逆光判
断の処理を実行して(ステップS37)、その実行結果
に基づいて点光源や逆光の有無を判断する(ステップS
38)。
場合、例えば再演算フラグが上記ステップS21でクリ
アされている初期状態などの場合には、点光源・逆光判
断の処理を実行して(ステップS37)、その実行結果
に基づいて点光源や逆光の有無を判断する(ステップS
38)。
【0095】ここでは、AFを行う際に正確な焦点検出
を妨げる可能性のあるノイズ光、例えば主要被写体の背
景等に点光源状の街灯のようなものが含まれているかを
判断したり、主要被写体が逆光になっているかどうかを
判断したりする。
を妨げる可能性のあるノイズ光、例えば主要被写体の背
景等に点光源状の街灯のようなものが含まれているかを
判断したり、主要被写体が逆光になっているかどうかを
判断したりする。
【0096】そして、AFにとってのノイズ光が含まれ
ている場合、または逆光条件である場合には、後述する
ステップS44に移行し、そうでない場合には、撮影レ
ンズ10のデフォーカス量を演算して(ステップS3
9)、該撮影レンズ10の収差を補正する(ステップS
40)。この収差補正は、撮影レンズ10の焦点距離の
違いによる検出デフォーカス量の差を補正するものであ
る。
ている場合、または逆光条件である場合には、後述する
ステップS44に移行し、そうでない場合には、撮影レ
ンズ10のデフォーカス量を演算して(ステップS3
9)、該撮影レンズ10の収差を補正する(ステップS
40)。この収差補正は、撮影レンズ10の焦点距離の
違いによる検出デフォーカス量の差を補正するものであ
る。
【0097】次に、検出したデフォーカス量が所定の許
容値以内にあるかを判断することにより、撮影レンズ1
0が既に合焦状態にあるか否かを判断する(ステップS
41)。
容値以内にあるかを判断することにより、撮影レンズ1
0が既に合焦状態にあるか否かを判断する(ステップS
41)。
【0098】すでに合焦状態にある場合には、撮影レン
ズ10を駆動する必要がないためにこの処理を抜け、一
方、合焦していない場合には、合焦するために必要な撮
影レンズ10の駆動量を演算して(ステップS42)、
その演算結果に基づいて撮影レンズ10を合焦位置まで
駆動し(ステップS43)、合焦させたところでこの処
理を終了する。
ズ10を駆動する必要がないためにこの処理を抜け、一
方、合焦していない場合には、合焦するために必要な撮
影レンズ10の駆動量を演算して(ステップS42)、
その演算結果に基づいて撮影レンズ10を合焦位置まで
駆動し(ステップS43)、合焦させたところでこの処
理を終了する。
【0099】なお、上記ステップS39,S40,S4
2,S43の処理は、従来より公知技術として行われて
いる処理と同様である。
2,S43の処理は、従来より公知技術として行われて
いる処理と同様である。
【0100】一方、上記ステップS38において、街灯
のようなAFにとってのノイズ光が含まれているか、ま
たは逆光条件であると判断された場合には、上記ステッ
プS27で再スタートした電荷の蓄積(積分)が終了し
ているか否かを判断する(ステップS44)。
のようなAFにとってのノイズ光が含まれているか、ま
たは逆光条件であると判断された場合には、上記ステッ
プS27で再スタートした電荷の蓄積(積分)が終了し
ているか否かを判断する(ステップS44)。
【0101】このステップS44において割り込みによ
り積分が終了するまで待機するが、上記ステップS27
〜ステップS44までの処理が行われる間に積分が終了
している場合がほとんどであるために、このステップS
44においては全く待たない可能性が高いものとなって
いる。
り積分が終了するまで待機するが、上記ステップS27
〜ステップS44までの処理が行われる間に積分が終了
している場合がほとんどであるために、このステップS
44においては全く待たない可能性が高いものとなって
いる。
【0102】そして、再演算フラグを1にセットして
(ステップS45)、上記ステップS28に戻る。これ
により再演算フラグがセットされているために、次回の
ステップS37,S38の処理は実行されないことにな
る。
(ステップS45)、上記ステップS28に戻る。これ
により再演算フラグがセットされているために、次回の
ステップS37,S38の処理は実行されないことにな
る。
【0103】このように構成することによって、初回は
通常の積分処理が行われ、次回はそのときの積分時間を
延長して積分処理が行われる、という処理を繰り返すこ
とになる。従って、タイムラグを長くすることなく、常
に通常の(飽和していない)センサデータと、積分時間
を延長した場合の(飽和した)センサデータとの両方を
得ることができる。
通常の積分処理が行われ、次回はそのときの積分時間を
延長して積分処理が行われる、という処理を繰り返すこ
とになる。従って、タイムラグを長くすることなく、常
に通常の(飽和していない)センサデータと、積分時間
を延長した場合の(飽和した)センサデータとの両方を
得ることができる。
【0104】図9から図11を参照して、上記ステップ
S37の点光源・逆光判断の処理について説明する。図
9は夜景を背景とした主要被写体である人物を通常の積
分処理によりAF検出したときのセンサ出力の例を示す
線図、図10は夜景を背景とした主要被写体である人物
を時間を延長した積分処理によりAF検出したときのセ
ンサ出力の例を示す線図、図11は逆光にある主要被写
体である人物の顔をAF検出したときのセンサ出力の例
を示す線図である。
S37の点光源・逆光判断の処理について説明する。図
9は夜景を背景とした主要被写体である人物を通常の積
分処理によりAF検出したときのセンサ出力の例を示す
線図、図10は夜景を背景とした主要被写体である人物
を時間を延長した積分処理によりAF検出したときのセ
ンサ出力の例を示す線図、図11は逆光にある主要被写
体である人物の顔をAF検出したときのセンサ出力の例
を示す線図である。
【0105】なお、図9に示すセンサデータは上記図1
4(B)のそれと同じであり、同様に、図10のセンサ
データは上記図14(C)のそれと同じ、図11のセン
サデータは上記図15(C)のそれと同じである。
4(B)のそれと同じであり、同様に、図10のセンサ
データは上記図14(C)のそれと同じ、図11のセン
サデータは上記図15(C)のそれと同じである。
【0106】まず、図9は、夜景において焦点検出に及
ぼす点光源の影響が大きい場合を示している。
ぼす点光源の影響が大きい場合を示している。
【0107】上述したように、街灯の像はAFセンサに
とって点光源的であり、かつ非常に明るいために細くて
急峻な像となるが、人物の像は背景の街灯やネオンより
も暗く、出力は小さい。
とって点光源的であり、かつ非常に明るいために細くて
急峻な像となるが、人物の像は背景の街灯やネオンより
も暗く、出力は小さい。
【0108】すなわち、街灯と人物との明暗差が大きい
ために、人物の像である中央の像が暗部としてつぶれた
出力となっており、図9に示す画素幅Aと画素幅Bは比
較的大きいが、画素幅Cはこれらに比べて小さくなって
おり、この画素幅Cは、画素のピッチによっても異なる
が、例えば3画素程度である。
ために、人物の像である中央の像が暗部としてつぶれた
出力となっており、図9に示す画素幅Aと画素幅Bは比
較的大きいが、画素幅Cはこれらに比べて小さくなって
おり、この画素幅Cは、画素のピッチによっても異なる
が、例えば3画素程度である。
【0109】また、図9に示す出力レベルaと出力レベ
ルbは小さく、これらに比べて出力レベルcは非常に大
きくなる。このようなセンサデータになる場合を検出す
ると、点光源が存在すると判断するようになっている。
ルbは小さく、これらに比べて出力レベルcは非常に大
きくなる。このようなセンサデータになる場合を検出す
ると、点光源が存在すると判断するようになっている。
【0110】一方、図10は積分時間を延長した場合の
センサデータを示している。
センサデータを示している。
【0111】図10に示す画素幅A’,B’,C’は、
上記図9に示した画素幅A,B,Cよりもそれぞれ少し
大きくなるが、それほど大きくは変化していない。これ
に対して、図10に示す出力レベルa’,b’は、上記
図9に示した出力レベルa,bよりも格段に大きくなっ
ている。また、出力レベルc’は、図示のように飽和し
ている。
上記図9に示した画素幅A,B,Cよりもそれぞれ少し
大きくなるが、それほど大きくは変化していない。これ
に対して、図10に示す出力レベルa’,b’は、上記
図9に示した出力レベルa,bよりも格段に大きくなっ
ている。また、出力レベルc’は、図示のように飽和し
ている。
【0112】このように、図10の場合には、街灯の像
が急峻であって依然としてノイズ光となり得るものの、
図9の場合に比べて人物の像とネオンの像がはっきりと
出力されているために、ノイズ光が焦点検出に及ぼす影
響は相対的に小さくなり、このような場合には、ノイズ
光がないと判断しても差し支えない。
が急峻であって依然としてノイズ光となり得るものの、
図9の場合に比べて人物の像とネオンの像がはっきりと
出力されているために、ノイズ光が焦点検出に及ぼす影
響は相対的に小さくなり、このような場合には、ノイズ
光がないと判断しても差し支えない。
【0113】なお、このような判断の概要については、
本出願人が出願している特願平10−349576号に
も詳しく記載されている。
本出願人が出願している特願平10−349576号に
も詳しく記載されている。
【0114】また、図11を参照して逆光の場合の点光
源・逆光判断について説明する。
源・逆光判断について説明する。
【0115】逆光の場合には、主要被写体が位置してい
る中央ブロック内で出力が小さくなり、かつ中央ブロッ
ク内におけるコントラストが小さくなることを検出する
ことにより、逆光であるか否かを判断するようになって
いる。
る中央ブロック内で出力が小さくなり、かつ中央ブロッ
ク内におけるコントラストが小さくなることを検出する
ことにより、逆光であるか否かを判断するようになって
いる。
【0116】次に、図12は、上記ステップS37のサ
ブルーチン「点光源・逆光判断」の詳細を示すフローチ
ャートである。
ブルーチン「点光源・逆光判断」の詳細を示すフローチ
ャートである。
【0117】まず、全画素の中で最大出力となる値とそ
の画素を探索して、その値をMaxとする(ステップS
61)。これは上記図9において符号cで示した出力値
に対応する。
の画素を探索して、その値をMaxとする(ステップS
61)。これは上記図9において符号cで示した出力値
に対応する。
【0118】そして、このMaxが第1のスレッシュ値
よりも大きいか否かを判断して(ステップS62)、大
きくない場合には、点光源フラグをクリアしてから(ス
テップS71)、後述するステップS72に移行する。
すなわち、Maxがある程度よりも大きくない場合に
は、点光源ではあり得ないと判断するようになってい
る。
よりも大きいか否かを判断して(ステップS62)、大
きくない場合には、点光源フラグをクリアしてから(ス
テップS71)、後述するステップS72に移行する。
すなわち、Maxがある程度よりも大きくない場合に
は、点光源ではあり得ないと判断するようになってい
る。
【0119】一方、Maxが第1のスレッシュ値よりも
大きいと判断された場合には、最大出力を与える画素の
2画素先の画素の出力を求めてその出力をMaxpとす
るとともに(ステップS63)、さらに、最大出力を与
える画素の2画素手前の画素の出力を求めてその出力を
Maxmとする(ステップS64)。
大きいと判断された場合には、最大出力を与える画素の
2画素先の画素の出力を求めてその出力をMaxpとす
るとともに(ステップS63)、さらに、最大出力を与
える画素の2画素手前の画素の出力を求めてその出力を
Maxmとする(ステップS64)。
【0120】そして、Max−Maxpが第2のスレッ
シュ値よりも大きいか否かを判断し(ステップS6
5)、大きくない場合には上記ステップS71に移行す
る。
シュ値よりも大きいか否かを判断し(ステップS6
5)、大きくない場合には上記ステップS71に移行す
る。
【0121】また、Max−Maxpが第2のスレッシ
ュ値よりも大きい場合には、さらに、Max−Maxm
が第2のスレッシュ値よりも大きいか否かを判断し(ス
テップS66)、大きくない場合には、やはり上記ステ
ップS71に移行する。
ュ値よりも大きい場合には、さらに、Max−Maxm
が第2のスレッシュ値よりも大きいか否かを判断し(ス
テップS66)、大きくない場合には、やはり上記ステ
ップS71に移行する。
【0122】すなわち、±2画素の範囲でセンサデータ
が急峻に変化しているかどうかを検出して、急峻に変化
していない場合には、点光源ではないと判断するように
なっている。
が急峻に変化しているかどうかを検出して、急峻に変化
していない場合には、点光源ではないと判断するように
なっている。
【0123】上記ステップS65,S66において、M
ax−Maxpが第2のスレッシュ値よりも大きく、か
つ、Max―Maxmも第2のスレッシュ値よりも大き
いと判断された場合には、最大出力画素±2画素の5画
素を除いた部分における最大出力値を探索して、その値
をMax’とする(ステップS67)。
ax−Maxpが第2のスレッシュ値よりも大きく、か
つ、Max―Maxmも第2のスレッシュ値よりも大き
いと判断された場合には、最大出力画素±2画素の5画
素を除いた部分における最大出力値を探索して、その値
をMax’とする(ステップS67)。
【0124】同様に、最大出力画素±2画素の5画素を
除いた部分の最小出力値(図9の出力レベルd、図10
の出力レベルd’に対応する)を探索して、その値をM
in’とする(ステップS68)。これらMax’とM
in’の値は、例えば上記図9に示したようなものとな
る。
除いた部分の最小出力値(図9の出力レベルd、図10
の出力レベルd’に対応する)を探索して、その値をM
in’とする(ステップS68)。これらMax’とM
in’の値は、例えば上記図9に示したようなものとな
る。
【0125】そして、Max’−Min’が第3のスレ
ッシュ値よりも大きいか否かを判断し(ステップS6
9)、大きい場合には上記ステップS71に移行する。
すなわち、最大出力画素±2画素の5画素を除いた残り
の画素の出力のコントラストを判断するのと同じであ
り、残りの画素の出力のコントラストが高い(Max’
−Min’が大きい)場合には、センサデータが例えば
図10に示すようになっていて、点光源の焦点検出に及
ぼす影響が小さいと判断する。
ッシュ値よりも大きいか否かを判断し(ステップS6
9)、大きい場合には上記ステップS71に移行する。
すなわち、最大出力画素±2画素の5画素を除いた残り
の画素の出力のコントラストを判断するのと同じであ
り、残りの画素の出力のコントラストが高い(Max’
−Min’が大きい)場合には、センサデータが例えば
図10に示すようになっていて、点光源の焦点検出に及
ぼす影響が小さいと判断する。
【0126】一方、残りの画素の出力のコントラストが
低い(Max’−Min’が小さい)場合には、センサ
データが例えば図9のようになっていて、点光源の焦点
検出に及ぼす影響が大きいと判断し、点光源フラグをセ
ットして(ステップS70)、続くステップS72に移
行する。
低い(Max’−Min’が小さい)場合には、センサ
データが例えば図9のようになっていて、点光源の焦点
検出に及ぼす影響が大きいと判断し、点光源フラグをセ
ットして(ステップS70)、続くステップS72に移
行する。
【0127】このステップS72以降においては、逆光
判定を行う。
判定を行う。
【0128】すなわち、まず、上記ステップS61で求
めた最大出力Maxが、中央相関ブロック内に存在する
か否かを判断する(ステップS72)。
めた最大出力Maxが、中央相関ブロック内に存在する
か否かを判断する(ステップS72)。
【0129】ここで、中央相関ブロック内に存在すると
判断された場合には、逆光ではないことになるために、
逆光フラグをクリアし(ステップS78)、一方、中央
相関ブロック内には存在せず、左右何れかの相関ブロッ
ク内に存在すると判断された場合には、中央相関ブロッ
ク内の最大出力値Maxc(図11参照)を探索すると
ともに(ステップS73)、最小出力値Minc(図1
1参照)を探索する(ステップS74)。
判断された場合には、逆光ではないことになるために、
逆光フラグをクリアし(ステップS78)、一方、中央
相関ブロック内には存在せず、左右何れかの相関ブロッ
ク内に存在すると判断された場合には、中央相関ブロッ
ク内の最大出力値Maxc(図11参照)を探索すると
ともに(ステップS73)、最小出力値Minc(図1
1参照)を探索する(ステップS74)。
【0130】そしてまず、最大出力値Maxcが第4の
スレッシュ値よりも小さいか否かを判断し(ステップS
75)、第4のスレッシュ値以上である場合には、逆光
ではないと判断されるために、上記ステップS78に移
行して逆光フラグをクリアする。
スレッシュ値よりも小さいか否かを判断し(ステップS
75)、第4のスレッシュ値以上である場合には、逆光
ではないと判断されるために、上記ステップS78に移
行して逆光フラグをクリアする。
【0131】一方、上記ステップS75において、最大
出力値Maxcが第4のスレッシュ値よりも小さいと判
断された場合には、次に、Maxc−Mincが第5の
スレッシュ値よりも大きいか否かを判断する(ステップ
S76)。すなわち、このステップS76は、中央相関
ブロック内の出力のコントラストが、所定値以上あるか
否かを判断するものである。
出力値Maxcが第4のスレッシュ値よりも小さいと判
断された場合には、次に、Maxc−Mincが第5の
スレッシュ値よりも大きいか否かを判断する(ステップ
S76)。すなわち、このステップS76は、中央相関
ブロック内の出力のコントラストが、所定値以上あるか
否かを判断するものである。
【0132】ここで、中央相関ブロック内の出力のコン
トラストが第5のスレッシュ値よりも大きい場合には、
逆光ではないと判断されるために上記ステップS78に
移行し、一方、第5のスレッシュ値よりも小さい場合に
は、逆光であると判断されるために、逆光フラグをセッ
トする(ステップS77)。
トラストが第5のスレッシュ値よりも大きい場合には、
逆光ではないと判断されるために上記ステップS78に
移行し、一方、第5のスレッシュ値よりも小さい場合に
は、逆光であると判断されるために、逆光フラグをセッ
トする(ステップS77)。
【0133】こうして、ステップS77またはステップ
S78の何れかが終了したところで、リターンする。
S78の何れかが終了したところで、リターンする。
【0134】なお、上述では、延長した積分時間で制御
された積分制御が完了した後の次回の積分は、時間を延
長しない通常の積分制御となっているが、これに限るも
のではなく、それよりもさらに積分時間を延長した積分
制御をAF演算と並行して同時的に行うようにしてもよ
い。
された積分制御が完了した後の次回の積分は、時間を延
長しない通常の積分制御となっているが、これに限るも
のではなく、それよりもさらに積分時間を延長した積分
制御をAF演算と並行して同時的に行うようにしてもよ
い。
【0135】このような第1の実施形態によれば、積分
時間を延長した再積分を行うようにしているために、積
分時間を延長しない図9の場合と比較して、手前の人物
を含む被写体の像が図10に示すようにコントラストを
もって出力されるようになり、点光源などのノイズ光や
逆光を検出した場合でも、中央ブロック相関演算によっ
て主要被写体である人物までの距離を確実に検出して、
合焦することが可能となる。
時間を延長した再積分を行うようにしているために、積
分時間を延長しない図9の場合と比較して、手前の人物
を含む被写体の像が図10に示すようにコントラストを
もって出力されるようになり、点光源などのノイズ光や
逆光を検出した場合でも、中央ブロック相関演算によっ
て主要被写体である人物までの距離を確実に検出して、
合焦することが可能となる。
【0136】また、積分時間を延長した積分を行うのと
並行して同時的に、通常の積分時間の積分で得られたセ
ンサデータに基づくAF演算を行っているために、再積
分を行う場合でも、タイムラグが短いという利点があ
る。
並行して同時的に、通常の積分時間の積分で得られたセ
ンサデータに基づくAF演算を行っているために、再積
分を行う場合でも、タイムラグが短いという利点があ
る。
【0137】こうして、合焦精度が低下する夜景や逆光
下においても、タイムラグが短く合焦精度を低下させる
ことのない焦点検出装置となる。
下においても、タイムラグが短く合焦精度を低下させる
ことのない焦点検出装置となる。
【0138】図13は本発明の第2の実施形態を示した
ものであり、サブルーチン「再積分開始」の処理内容を
示すフローチャートである。
ものであり、サブルーチン「再積分開始」の処理内容を
示すフローチャートである。
【0139】この第2の実施形態の構成やサブルーチン
「再積分開始」以外の処理内容については、上述した第
1の実施形態とほぼ同様であるので、説明を省略する。
また、図13に示す処理の内、上述した第1の実施形態
の図8と同様の処理となるステップについては、同一の
符号を付して説明を省略する。
「再積分開始」以外の処理内容については、上述した第
1の実施形態とほぼ同様であるので、説明を省略する。
また、図13に示す処理の内、上述した第1の実施形態
の図8と同様の処理となるステップについては、同一の
符号を付して説明を省略する。
【0140】再積分開始の処理を行うと、まず、ステッ
プS51において積分時間Tを読み込んだ後に、夜景モ
ードが選択されているか否かを、上記スイッチ群48の
撮影モードスイッチにより夜景モードが設定されている
か否かにより判断する(ステップS56)。
プS51において積分時間Tを読み込んだ後に、夜景モ
ードが選択されているか否かを、上記スイッチ群48の
撮影モードスイッチにより夜景モードが設定されている
か否かにより判断する(ステップS56)。
【0141】ここで、夜景モードが選択されている場合
には、上記ステップS52に移行して積分時間TをN倍
したものを延長積分時間T’とし、一方、夜景モードが
選択されていない場合には、積分時間TをN’倍したも
のを延長積分時間T’とする(ステップS57)。
には、上記ステップS52に移行して積分時間TをN倍
したものを延長積分時間T’とし、一方、夜景モードが
選択されていない場合には、積分時間TをN’倍したも
のを延長積分時間T’とする(ステップS57)。
【0142】これらステップS56またはステップS5
7の何れかにより延長積分時間T’が設定されたところ
で、ステップS53に移行して積分を開始する。
7の何れかにより延長積分時間T’が設定されたところ
で、ステップS53に移行して積分を開始する。
【0143】すなわち、この第2の実施形態において
は、積分時間Tに掛ける延長係数(NまたはN’)を、
撮影モードが夜景モードに設定されているか否かによ
り、変化させることがことができるようにしている。
は、積分時間Tに掛ける延長係数(NまたはN’)を、
撮影モードが夜景モードに設定されているか否かによ
り、変化させることがことができるようにしている。
【0144】これは、逆光にある被写体よりも夜景の場
合の方が暗部の輝度(ここでは例えば主要被写体である
人物の顔の輝度)が暗いために、より延長時間を長くし
た方が良いためであり、つまり上述の係数において、N
>N’の関係となるように設定するのが望ましい。
合の方が暗部の輝度(ここでは例えば主要被写体である
人物の顔の輝度)が暗いために、より延長時間を長くし
た方が良いためであり、つまり上述の係数において、N
>N’の関係となるように設定するのが望ましい。
【0145】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、夜景モードにおいて、暗部をより一層明確なコント
ラストで出力することが可能となる。
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、夜景モードにおいて、暗部をより一層明確なコント
ラストで出力することが可能となる。
【0146】なお、上記各実施形態においては、1つの
センサデータを3つの測距枠に分割した例について説明
しているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
AFセンサを複数個有するいわゆるマルチAFに適用す
ることも可能である。
センサデータを3つの測距枠に分割した例について説明
しているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
AFセンサを複数個有するいわゆるマルチAFに適用す
ることも可能である。
【0147】また、上記各実施形態においては、AFセ
ンサの出力に基づいて点光源・逆光判断を行ったが、こ
れに限らず、例えば測光部46の出力に基づいて判断す
るようにしても構わない。
ンサの出力に基づいて点光源・逆光判断を行ったが、こ
れに限らず、例えば測光部46の出力に基づいて判断す
るようにしても構わない。
【0148】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0149】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0150】(1) 光を受けて電荷に変換し、該電荷
を蓄積して焦点検出信号として出力する光電変換素子
と、上記光電変換素子により電荷の蓄積を行う時間を第
1の電荷蓄積時間に制御する第1の積分制御手段と、上
記第1の電荷蓄積時間よりも長い第2の電荷蓄積時間を
設定して、上記第1の積分制御手段の制御による上記光
電変換素子の動作が終了した後に、電荷の蓄積を行う時
間が該第2の電荷蓄積時間となるように制御しながら上
記光電変換素子の電荷蓄積動作を開始させる第2の積分
制御手段と、を具備することを特徴とする焦点検出装
置。
を蓄積して焦点検出信号として出力する光電変換素子
と、上記光電変換素子により電荷の蓄積を行う時間を第
1の電荷蓄積時間に制御する第1の積分制御手段と、上
記第1の電荷蓄積時間よりも長い第2の電荷蓄積時間を
設定して、上記第1の積分制御手段の制御による上記光
電変換素子の動作が終了した後に、電荷の蓄積を行う時
間が該第2の電荷蓄積時間となるように制御しながら上
記光電変換素子の電荷蓄積動作を開始させる第2の積分
制御手段と、を具備することを特徴とする焦点検出装
置。
【0151】(2) 被写体が逆光状態にあるか否かを
判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定手
段によって被写体が逆光状態にあると判定された場合に
は、上記第2の積分制御手段により制御された上記光電
変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦点演
算を行うものであることを特徴とする付記(1)に記載
の焦点検出装置。
判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定手
段によって被写体が逆光状態にあると判定された場合に
は、上記第2の積分制御手段により制御された上記光電
変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦点演
算を行うものであることを特徴とする付記(1)に記載
の焦点検出装置。
【0152】(3) 正確な焦点検出を妨げる可能性の
あるノイズ光源が存在しているか否かを判定するノイズ
光源判定手段をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段
によって上記ノイズ光源が存在していると判定された場
合には、上記第2の積分制御手段により制御された上記
光電変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦
点演算を行うものであることを特徴とする付記(1)ま
たは付記(2)に記載の焦点検出装置。
あるノイズ光源が存在しているか否かを判定するノイズ
光源判定手段をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段
によって上記ノイズ光源が存在していると判定された場
合には、上記第2の積分制御手段により制御された上記
光電変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦
点演算を行うものであることを特徴とする付記(1)ま
たは付記(2)に記載の焦点検出装置。
【0153】(4) 光を受けて電荷に変換し、該電荷
を蓄積して焦点検出信号として出力する光電変換素子
と、上記光電変換素子による電荷蓄積動作を第1の所定
時間だけ行わせるように制御する第1の積分制御手段
と、上記第1の積分制御手段の制御による上記光電変換
素子の動作が終了した後に、該光電変換素子の電荷蓄積
動作を上記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間だ
け行わせるように制御する第2の積分制御手段と、を具
備し、上記第2の積分制御手段の制御による上記光電変
換素子の動作と並行して、上記第1の積分制御手段によ
り制御された上記光電変換素子から出力された焦点検出
信号に基づく焦点演算を行うものであることを特徴とす
る焦点検出装置。
を蓄積して焦点検出信号として出力する光電変換素子
と、上記光電変換素子による電荷蓄積動作を第1の所定
時間だけ行わせるように制御する第1の積分制御手段
と、上記第1の積分制御手段の制御による上記光電変換
素子の動作が終了した後に、該光電変換素子の電荷蓄積
動作を上記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間だ
け行わせるように制御する第2の積分制御手段と、を具
備し、上記第2の積分制御手段の制御による上記光電変
換素子の動作と並行して、上記第1の積分制御手段によ
り制御された上記光電変換素子から出力された焦点検出
信号に基づく焦点演算を行うものであることを特徴とす
る焦点検出装置。
【0154】(5) 被写体が逆光状態にあるか否かを
判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定手
段によって被写体が逆光状態にないと判定された場合に
は、上記第1の積分制御手段により制御された上記光電
変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦点演
算を行い、上記逆光判定手段によって被写体が逆光状態
にあると判定された場合には、上記第2の積分制御手段
により制御された上記光電変換素子から出力される焦点
検出信号に基づいて焦点演算を行うものであることを特
徴とする付記(1)または付記(4)に記載の焦点検出
装置。
判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定手
段によって被写体が逆光状態にないと判定された場合に
は、上記第1の積分制御手段により制御された上記光電
変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦点演
算を行い、上記逆光判定手段によって被写体が逆光状態
にあると判定された場合には、上記第2の積分制御手段
により制御された上記光電変換素子から出力される焦点
検出信号に基づいて焦点演算を行うものであることを特
徴とする付記(1)または付記(4)に記載の焦点検出
装置。
【0155】(6) 正確な焦点検出を妨げる可能性の
あるノイズ光源が存在している否かを判定するノイズ光
源判定手段をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段に
よって上記ノイズ光源が存在していないと判定された場
合には、上記第1の積分制御手段により制御された上記
光電変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦
点演算を行い、上記ノイズ光源判定手段によって上記ノ
イズ光源が存在していると判定された場合には、上記第
2の積分制御手段により制御された上記光電変換素子か
ら出力される焦点検出信号に基づいて焦点演算を行うも
のであることを特徴とする付記(1)、付記(4)、ま
たは付記(5)に記載の焦点検出装置。
あるノイズ光源が存在している否かを判定するノイズ光
源判定手段をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段に
よって上記ノイズ光源が存在していないと判定された場
合には、上記第1の積分制御手段により制御された上記
光電変換素子から出力される焦点検出信号に基づいて焦
点演算を行い、上記ノイズ光源判定手段によって上記ノ
イズ光源が存在していると判定された場合には、上記第
2の積分制御手段により制御された上記光電変換素子か
ら出力される焦点検出信号に基づいて焦点演算を行うも
のであることを特徴とする付記(1)、付記(4)、ま
たは付記(5)に記載の焦点検出装置。
【0156】(7) 上記光電変換素子は複数の画素を
有して構成され、上記逆光判定手段は該光電変換素子を
構成する複数の画素から出力される信号に基づいて逆光
判定を行うものであることを特徴とする付記(2)また
は付記(5)に記載の焦点検出装置。
有して構成され、上記逆光判定手段は該光電変換素子を
構成する複数の画素から出力される信号に基づいて逆光
判定を行うものであることを特徴とする付記(2)また
は付記(5)に記載の焦点検出装置。
【0157】(8) 夜景シーンを撮影するに適した夜
景モードを設定可能なモード選択手段をさらに具備し、
上記夜景モードが設定されているか否かに応じて、上記
第2の電荷蓄積時間の長さを変更することを特徴とする
付記(1)に記載の焦点検出装置。
景モードを設定可能なモード選択手段をさらに具備し、
上記夜景モードが設定されているか否かに応じて、上記
第2の電荷蓄積時間の長さを変更することを特徴とする
付記(1)に記載の焦点検出装置。
【0158】(9) 上記夜景モードが設定されている
場合は、上記夜景モードが設定されていない場合より
も、上記第2の電荷蓄積時間を長くすることを特徴とす
る付記(8)に記載の焦点検出装置。
場合は、上記夜景モードが設定されていない場合より
も、上記第2の電荷蓄積時間を長くすることを特徴とす
る付記(8)に記載の焦点検出装置。
【0159】(10) 夜景シーンを撮影するに適した
夜景モードを設定可能なモード選択手段をさらに具備
し、上記夜景モードが設定されているか否かに応じて、
上記第2の所定時間の長さを変更することを特徴とする
付記(4)に記載の焦点検出装置。
夜景モードを設定可能なモード選択手段をさらに具備
し、上記夜景モードが設定されているか否かに応じて、
上記第2の所定時間の長さを変更することを特徴とする
付記(4)に記載の焦点検出装置。
【0160】(11) 上記夜景モードが設定されてい
る場合は、上記夜景モードが設定されていない場合より
も、上記第2の所定時間を長くすることを特徴とする付
記(10)に記載の焦点検出装置。
る場合は、上記夜景モードが設定されていない場合より
も、上記第2の所定時間を長くすることを特徴とする付
記(10)に記載の焦点検出装置。
【0161】(12) 光電変換素子を用いて焦点検出
信号を出力する焦点検出手段と、上記光電変換素子の電
荷蓄積時間を制御する第1の積分制御手段と、上記電荷
蓄積時間よりも延長した電荷蓄積時間を設定し、上記第
1の積分制御手段の動作終了後に、上記延長した電荷蓄
積時間で積分が終了するように上記光電変換素子の電荷
蓄積動作を開始する第2の積分制御手段と、を具備する
ことを特徴とする焦点検出装置。
信号を出力する焦点検出手段と、上記光電変換素子の電
荷蓄積時間を制御する第1の積分制御手段と、上記電荷
蓄積時間よりも延長した電荷蓄積時間を設定し、上記第
1の積分制御手段の動作終了後に、上記延長した電荷蓄
積時間で積分が終了するように上記光電変換素子の電荷
蓄積動作を開始する第2の積分制御手段と、を具備する
ことを特徴とする焦点検出装置。
【0162】(13) 被写体が逆光状態にあるか否か
を判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定
手段によって被写体が逆光状態にあると判定された場合
には、上記第2の積分制御手段によって積分された焦点
検出信号に基づいて焦点演算することを特徴とする付記
(12)に記載の焦点検出装置。
を判定する逆光判定手段をさらに具備し、上記逆光判定
手段によって被写体が逆光状態にあると判定された場合
には、上記第2の積分制御手段によって積分された焦点
検出信号に基づいて焦点演算することを特徴とする付記
(12)に記載の焦点検出装置。
【0163】(14) 上記焦点検出に有害なノイズ光
源が存在しているか否かを判定するノイズ光源判定手段
をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段によって上記
ノイズ光源が存在していると判定された場合には、上記
第2の積分制御手段によって積分された焦点検出信号に
基づいて焦点演算することを特徴とする付記(12)ま
たは付記(13)に記載の焦点検出装置。
源が存在しているか否かを判定するノイズ光源判定手段
をさらに具備し、上記ノイズ光源判定手段によって上記
ノイズ光源が存在していると判定された場合には、上記
第2の積分制御手段によって積分された焦点検出信号に
基づいて焦点演算することを特徴とする付記(12)ま
たは付記(13)に記載の焦点検出装置。
【0164】(15) 光電変換素子を用いて焦点検出
信号を出力する焦点検出手段と、上記光電変換素子の電
荷蓄積動作を第1の所定時間だけ行うように制御する第
1の積分制御手段と、上記第1の積分制御手段の動作終
了後に、光電変換素子の電荷蓄積動作を上記第1の所定
時間よりも延長した第2の所定時間だけ行うように制御
する第2の積分制御手段と、を具備し、上記第1の積分
制御手段の動作終了後に、上記第2の積分制御手段の動
作と並行して上記第1の積分制御手段によって積分され
た焦点検出信号に基づく焦点演算を開始することを特徴
とする焦点検出装置。
信号を出力する焦点検出手段と、上記光電変換素子の電
荷蓄積動作を第1の所定時間だけ行うように制御する第
1の積分制御手段と、上記第1の積分制御手段の動作終
了後に、光電変換素子の電荷蓄積動作を上記第1の所定
時間よりも延長した第2の所定時間だけ行うように制御
する第2の積分制御手段と、を具備し、上記第1の積分
制御手段の動作終了後に、上記第2の積分制御手段の動
作と並行して上記第1の積分制御手段によって積分され
た焦点検出信号に基づく焦点演算を開始することを特徴
とする焦点検出装置。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように本発明の焦点検出装
置によれば、夜景や逆光下でも短いタイムラグで合焦精
度を向上させることができる。
置によれば、夜景や逆光下でも短いタイムラグで合焦精
度を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の焦点検出装置の概要
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態の焦点検出装置を適用した
カメラの光学的および電気的な構成を示すブロック図。
カメラの光学的および電気的な構成を示すブロック図。
【図3】上記第1の実施形態のAFセンサの内部構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】上記第1の実施形態におけるCPUとAFセン
サの動作を示すタイミングチャート。
サの動作を示すタイミングチャート。
【図5】上記第1の実施形態のカメラ全体の動作を示し
たメインルーチンのフローチャート。
たメインルーチンのフローチャート。
【図6】上記第1の実施形態におけるサブルーチン「A
F」の詳細を示すフローチャート。
F」の詳細を示すフローチャート。
【図7】上記第1の実施形態におけるカメラのファイン
ダ画面内の様子を示す図。
ダ画面内の様子を示す図。
【図8】上記第1の実施形態におけるサブルーチン「再
積分開始」の処理内容を示すフローチャート。
積分開始」の処理内容を示すフローチャート。
【図9】上記第1の実施形態において、夜景を背景とし
た主要被写体である人物を通常の積分処理によりAF検
出したときのセンサ出力の例を示す線図。
た主要被写体である人物を通常の積分処理によりAF検
出したときのセンサ出力の例を示す線図。
【図10】上記第1の実施形態において、夜景を背景と
した主要被写体である人物を時間を延長した積分処理に
よりAF検出したときのセンサ出力の例を示す線図。
した主要被写体である人物を時間を延長した積分処理に
よりAF検出したときのセンサ出力の例を示す線図。
【図11】上記第1の実施形態において、逆光にある主
要被写体である人物の顔をAF検出したときのセンサ出
力の例を示す線図。
要被写体である人物の顔をAF検出したときのセンサ出
力の例を示す線図。
【図12】上記第1の実施形態におけるサブルーチン
「点光源・逆光判断」の詳細を示すフローチャート。
「点光源・逆光判断」の詳細を示すフローチャート。
【図13】本発明の第2の実施形態におけるサブルーチ
ン「再積分開始」の処理内容を示すフローチャート。
ン「再積分開始」の処理内容を示すフローチャート。
【図14】上記各実施形態および従来例に係り、夜景を
背景とする主要被写体を異なる電荷蓄積時間で積分した
ときのセンサ出力の例を示す図。
背景とする主要被写体を異なる電荷蓄積時間で積分した
ときのセンサ出力の例を示す図。
【図15】上記各実施形態および従来例に係り、逆光に
ある主要被写体を異なる電荷蓄積時間で積分したときの
センサ出力の例を示す図。
ある主要被写体を異なる電荷蓄積時間で積分したときの
センサ出力の例を示す図。
1…焦点制御部 2…焦点検出部(光電変換素子、焦点検出手段) 3…積分制御部(第1の積分制御手段、第2の積分制御
手段) 4…有害シーン判断部(逆光判定手段、ノイズ光源判定
手段) 5…焦点演算部 37…AFセンサ(光電変換素子、焦点検出手段) 48…スイッチ群(モード選択手段を含む) 51…CPU(第1の積分制御手段、第2の積分制御手
段、逆光判定手段、ノイズ光源判定手段)
手段) 4…有害シーン判断部(逆光判定手段、ノイズ光源判定
手段) 5…焦点演算部 37…AFセンサ(光電変換素子、焦点検出手段) 48…スイッチ群(モード選択手段を含む) 51…CPU(第1の積分制御手段、第2の積分制御手
段、逆光判定手段、ノイズ光源判定手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 光を受けて電荷に変換し、該電荷を蓄積
して焦点検出信号として出力する光電変換素子と、 上記光電変換素子により電荷の蓄積を行う時間を第1の
電荷蓄積時間に制御する第1の積分制御手段と、 上記第1の電荷蓄積時間よりも長い第2の電荷蓄積時間
を設定して、上記第1の積分制御手段の制御による上記
光電変換素子の動作が終了した後に、電荷の蓄積を行う
時間が該第2の電荷蓄積時間となるように制御しながら
上記光電変換素子の電荷蓄積動作を開始させる第2の積
分制御手段と、 を具備することを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項2】 被写体が逆光状態にあるか否かを判定す
る逆光判定手段をさらに具備し、 上記逆光判定手段によって被写体が逆光状態にあると判
定された場合には、上記第2の積分制御手段により制御
された上記光電変換素子から出力される焦点検出信号に
基づいて焦点演算を行うものであることを特徴とする請
求項1に記載の焦点検出装置。 - 【請求項3】 正確な焦点検出を妨げる可能性のあるノ
イズ光源が存在しているか否かを判定するノイズ光源判
定手段をさらに具備し、 上記ノイズ光源判定手段によって上記ノイズ光源が存在
していると判定された場合には、上記第2の積分制御手
段により制御された上記光電変換素子から出力される焦
点検出信号に基づいて焦点演算を行うものであることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の焦点検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10712999A JP2000298232A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10712999A JP2000298232A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298232A true JP2000298232A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14451246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10712999A Pending JP2000298232A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000298232A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011013683A (ja) * | 2010-08-13 | 2011-01-20 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置、自動合焦方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム |
| JP2011150281A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-08-04 | Canon Inc | 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびコンピュータプログラム |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP10712999A patent/JP2000298232A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011150281A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-08-04 | Canon Inc | 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびコンピュータプログラム |
| JP2011013683A (ja) * | 2010-08-13 | 2011-01-20 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置、自動合焦方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051212 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090205 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090630 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |