JP2000298627A - 車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置 - Google Patents
車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置Info
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Abstract
換え動作中のファイルが破壊されることのない車両搭載
電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 コントローラ1と、コントローラ1に補
助電源を供給するバッテリEと、メイン電源供給源より
供給される電源電圧を電源回路4に供給するキーSW
と、バッテリEからの電源電圧を電源回路4に供給する
SW2と、メイン電源電圧と補助電源電圧とを比較し、
タイマーを起動してSW2のオン/オフを制御する補助
電源制御部3と、タスク群(タスクA,B,C,D,
…)と、タスク群からのリセット信号によって補助電源
制御部3のタイマーリセットを行うカウンタリセットス
イッチ2と、タスク群によりデータファイルの読み出し
書き込みが行われるフラッシュメモリ5及びRAM6と
により構成される。
Description
蓄積データファイルの保護方法及び装置に係り、特にフ
ラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリにお
けるデータファイルの書き込み動作中の電源異常発生時
における車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方
法及び装置に関する。
の各機械の作動データを、一括して収集、処理して、機
械の動作状況,故障個所発見,故障の予防に関するデー
タをその内部に蓄積データとして記憶すると共に、付属
する表示装置に表示する電子機器が搭載されている。
ン等)は、前記車両に搭載された電子機器に蓄積(記
憶)されている蓄積データを、ICカード等のメモリ記
憶装置を介して、または電子機器から直接パソコン等に
取り出し(ダウンロードし)解析することで、前記車両
の稼働状況や障害情報やメンテナンスのための各種の情
報を得、これにより、建設機械等の車両のメンテナンス
や障害(故障等)の復旧を行う。
た電子機器において、データを管理する場合、その手段
として、データをファイル形式にて管理する方法がとら
れている。そして、実際のデータ蓄積場所(データを読
み書きする媒体)として、フラッシュメモリが用いられ
ている。
まれたファイルを、書き込みモードでオープンし、書き
換えを行っている最中に、電子機器への電源の供給が停
止したり予期せぬ事象によりシステムがリセット状態と
なった場合等、フラッシュメモリ上の書き換え動作の行
われているファイルデータへの書き換え動作が中断され
てしまい、前記書き換え動作中のファイルが破壊されて
しまうという問題が発生する。
ァイルを、書き込みモードでオープンし、書き換えを行
っている最中に、オペレータが不用意にキースイッチ
(イグニッションキー等)をオフにした場合等も、電子
機器への電源の供給が停止し、フラッシュメモリ上の書
き換え動作の行われているファイルデータへの書き換え
動作が中断されてしまい、前記書き換え動作中のファイ
ルが破壊されてしまうという問題が発生する。
給停止を補完すべく、コンデンサや電池等による電源の
バックアップを考えた場合でも、フラッシュメモリ上へ
の大容量のデータの書き込みに備える必要から、コンデ
ンサや電池等の容量を大きなものとしなければならず、
場積みやコストの制約上十分なバックアップ体制を整え
ることは困難であるという問題があった。また、電池は
1次でも2次でも寿命の問題がある。
来、フラッシュメモリに書き込まれたファイルを、書き
込みモードでオープンし、書き換えを行っている最中
に、電子機器への電源の供給が停止したり予期せぬ事象
によりシステムがリセット状態となったり、オペレータ
が不用意にキースイッチ(イグニッションキー等)をオ
フにした場合等、電子機器への電源の供給が停止し、フ
ラッシュメモリ上の書き換え動作の行われているファイ
ルデータへの書き換え動作が中断されてしまい、前記書
き換え動作中のファイルが破壊されてしまうという問題
があった。
を補完すべく、コンデンサや電池等による電源のバック
アップを考えた場合でも、フラッシュメモリ上への大容
量のデータの書き込みに備える必要から、コンデンサや
電池等の容量を大きなものとしなければならず、場積み
やコストの制約上十分なバックアップ体制を整えること
は困難であるという問題があった。
のであり、フラッシュメモリに書き込まれたファイルに
書き換えを行っている最中に、電子機器への電源の供給
が停止した場合でも、書き換え動作中のファイルが破壊
されることのない、または最悪でも前回セーブしたファ
イルが残り得る車両搭載電子機器蓄積データファイルの
保護方法及び装置を提供することを目的とするものであ
る。
め、請求項1記載の発明である車両搭載電子機器蓄積デ
ータファイルの保護装置は、車両の稼働状況、障害発生
情報、メンテナンスのための情報等の各種のデータ群を
取得し、不揮発性メモリにそれぞれ記憶し、該不揮発性
メモリに記憶された各情報ファイルを更新中に、メイン
電源供給手段からの電源の供給が停止した場合に、該フ
ァイルの破壊を防止、若しくは被害を最小限にとどめる
車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護装置であっ
て、前記電子機器に対して予備の電源を供給する補助電
源供給手段と、前記メイン電源電圧と前記補助電源電圧
とを監視し、前記メイン電源電圧が前記補助電源電圧と
比べて所定の電圧以下となると内蔵タイマのカウントア
ップを開始し、該タイマ値が所定の値以上となるまで前
記電子機器に対して予備の電源を供給し続ける補助電源
制御手段と、前記不揮発性メモリに記憶された情報ファ
イルの更新処理を行うと共に前記不揮発性メモリに書き
込み中に所定の間隔(タイマ値が所定の値になるまでの
間隔)以内にリセット信号を繰り返し出力するタスク
と、前記補助電源制御手段に内蔵されたタイマのタイマ
値を前記タスクからのリセット信号を受信することによ
ってリセットするタイマ値リセット手段とを備えて構成
されることを特徴とするものである。
ば、メイン電源電圧と補助電源電圧とを監視し、前記メ
イン電源電圧が前記補助電源電圧と比べて所定の電圧以
下となるとタイマをスタートし、タイムアップするまで
補助電源が供給されるようにしておき、タスクが不揮発
性メモリに書き込みを行う直前にリセット信号を出力す
ると、前記タイマを再スタートさせるようにしたので、
メイン電源の供給が停止した際に、タスクがフラッシュ
メモリにファイル書き込み動作中の状態であっても、書
き込み中のファイルが破壊されることなく正常にファイ
ル書き込み動作を完了させることができる。また、この
処理により、車体バッテリの電力消費をも押さえること
が可能である。
電子機器蓄積データファイルの保護装置は、車両の稼働
状況、障害発生情報、メンテナンスのための情報等の各
種のデータ群を取得し、不揮発性メモリにそれぞれ記憶
し、該不揮発性メモリに記憶された各情報ファイルを更
新中に、メイン電源供給手段からの電源の供給が停止し
た場合に、該ファイルの破壊を防止、若しくは被害を最
小限にとどめる車両搭載電子機器蓄積データファイルの
保護装置であって、前記電子機器に対して予備の電源を
供給する補助電源供給手段と、前記メイン電源電圧と前
記補助電源電圧とを監視し、前記メイン電源電圧が前記
補助電源電圧と比べて所定の電圧以下となると内蔵タイ
マのカウントアップを開始し、該タイマ値が所定の値以
上となるまで前記電子機器に対して予備の電源を供給し
続ける補助電源制御手段と、前記不揮発性メモリに記憶
された情報ファイルの更新処理を行うと共に前記不揮発
性メモリに書き込み中に所定の間隔(タイマ値が所定の
値になるまでの間隔)以内にリセット信号を繰り返し出
力するタスクと、前記補助電源制御手段に内蔵されたタ
イマのタイマ値を前記タスクからのリセット信号を受信
することによってリセットするタイマ値リセット手段
と、前記情報ファイルを一時的に記憶するRAMとを備
え、前記タスクが、前記不揮発性メモリに記憶された情
報ファイルを前記RAMにコピーする手段と、前記RA
Mに記憶された前記情報ファイルに対してデータの更新
を行い、第2の情報ファイルを生成するデータ更新手段
と、前記データ更新手段により更新された前記第2の情
報ファイルを前記不揮発性メモリ上であって、前記デー
タ更新手段により更新される以前の情報ファイルが記憶
されていた領域以外の領域にコピーする手段とを備えて
構成されることを特徴とするものである。
ば、フラッシュメモリ上における元のファイル(前回セ
ーブしたファイル)を、新ファイル(元のファイルが更
新されたファイル)が作成されCLOSEが完了するま
での間、前記フラッシュメモリ上に保持しておくように
したので、最悪の状態での電源の供給停止が発生した場
合であっても、元のファイルを残すことができる。ま
た、ファイルが破壊され得るタイミングは更新ファイル
のCLOSE処理中の短期間となる為、更新ファイル破
壊のタイミングが少なくなり、破壊の確率を低下させる
ことができる。
電子機器蓄積データファイルの保護装置において、前記
タスクはマルチタスク構成であってもよい。これによれ
ば、マルチタスク構成であっても、請求項1と同様の作
用を有するため、メイン電源の供給が停止した際におい
て、タスク群の内の何れかのタスクがフラッシュメモリ
にファイル書き込み動作中の状態であっても、書き込み
中のファイルが破壊されることなく正常にファイル書き
込み動作を完了させることができる。
電子機器蓄積データファイルの保護方法は、車両の稼働
状況、障害発生情報、メンテナンスのための情報等の各
種のデータ群を取得し、不揮発性メモリにそれぞれ記憶
し、該不揮発性メモリに記憶された各情報ファイルを更
新中に、メイン電源供給手段からの電源の供給が停止し
た場合に、該ファイルの破壊を防止、若しくは被害を最
小限にとどめる車両搭載電子機器蓄積データファイルの
保護方法であって、前記電子機器に対して補助電源を供
給する手順と、前記メイン電源電圧と前記電子機器に対
して供給される補助電源電圧とを監視する手順と、前記
メイン電源電圧が前記補助電源電圧と比べて所定の電圧
以下となると内蔵タイマのカウントアップを開始する手
順と、前記タイマ値が所定の値以上となるまで、前記電
子機器に対して予備の補助電源を供給する手順と、前記
不揮発性メモリに記憶された情報ファイルに書き込みを
行う手順と、前記不揮発性メモリに書き込み中に所定の
間隔(タイマ値が所定の値になるまでの間隔)以内にリ
セット信号を繰り返し出力する手順と、前記補助電源制
御手段に内蔵されたタイマのタイマ値を、リセット信号
を受信することでリセットする手順とを含むことを特徴
とする。
ば、不揮発性メモリ上における元のファイル(前回セー
ブしたファイル)を、新ファイル(元のファイルが更新
されたファイル)が作成されCLOSEが完了するまで
の間、前記メモリ上に保持しておくようにしたので、最
悪の状態での電源の供給停止が発生した場合であって
も、元のファイル(前回セーブしたファイル)を残すこ
とができる。
積データファイルの保護方法において、前記不揮発性メ
モリに記憶された情報ファイルをRAMにコピーする手
順と、前記RAMに記憶された前記情報ファイルに対し
てデータの更新を行い、第2の情報ファイルを生成する
手順と、前記更新された前記第2の情報ファイルを更新
される以前の情報ファイルが記憶されていた領域以外の
前記不揮発性メモリ上の領域にコピーする手順とを新た
に含むようにしてもよい。これによれば、請求項3の作
用・効果に加え、不揮発性ファイルが破壊され得るタイ
ミングを、更新ファイルのCLOSE処理中の短期間と
したため、更新ファイル破壊のタイミングが少なくな
り、破壊の確率を低下させることができる。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の車両搭載
電子機器蓄積データファイルの保護装置における構成を
示したブロック図である。
機器蓄積データファイルの保護装置は、コントローラ1
と、コントローラ1に補助電源を供給するバッテリE
と、コントローラ1に駆動電源を供給する電源回路4
と、図示しないオルタネータやダイナモ等のメイン電源
供給源より供給される電源電圧をダイオードD1を介し
て電源回路4に供給するキーSW(イグニッションキー
等)と、バッテリEからの電源電圧をダイオードD2を
介して電源回路4に供給するSW2と、メイン電源電圧
と補助電源電圧とを比較し、タイマーを起動してSW2
のオン/オフを制御する補助電源制御部3と、キーSW
のオフによって、ただちに動作終了するとコントローラ
1が誤動作を起こす可能性があることから安全上問題と
なったり、データの破壊を招き、様々な不具合につなが
るような動作を司っている、図示しないCPU(及びO
S)の制御の基で動作するタスク群(タスクA,B,
C,D,…)と、タスク群からのリセット信号によって
補助電源制御部3のタイマーリセットを行うカウンタリ
セットスイッチ2と、タスク群によりデータファイルの
読み出し書き込みが行われるフラッシュメモリ(以降F
LASHメモリともいう)5及びRAM6とにより構成
される。
源は、建設機械等の車両における偶発故障による断線や
バッテリ電圧Eの低下などにより、SW2がオンしてい
てもコントローラ内部(電源回路4等)に補助電源を供
給できない場合がある。
ータファイルの保護動作は、図1の補助電源制御部3に
よって行われるものと、タスク群(タスクA,B,C,
D,…)の処理(動作)によって行われるものとがあ
る。実際には、上記2つの動作が連係することにより、
データファイルの保護動作が行われる。
データファイルの保護動作について説明する。図1にお
いて、初期状態ではコントローラ1を構成するキーS
W、SW2共にオフとなっており、キーSW(イグニッ
ションキー)がオンされるとコントローラ1は動作を開
始する。これに伴い、補助電源制御部3は、メイン電源
電圧が補助電源電圧と比べて所定の電圧以上になった場
合、例えば、 (メイン電源電圧) ≧ (補助電源電圧)/2 …(1) となった場合に、SW2をオンする。その後、キーSW
がオフされ、メイン電源電圧が、補助電源電圧と比べて
所定の電圧以下となった場合、例えば、 (メイン電源電圧) < (補助電源電圧)/2 …(2) となった場合、補助電源制御部3はタイマをカウントア
ップし、タイマ値が所定の値以上となった場合、SW2
をオフしてコントローラ1の動作を停止する。
1(電子機器)が稼働するとSW2がオンし、コントロ
ーラ1に補助電源(バッテリー電圧)が供給される。こ
の後キーSWがオフされること等により、コントローラ
1へのメイン電源の供給が停止した場合でも、補助電源
制御部3が一定時間コントローラ1に対して補助電源
(バッテリー電圧)を供給し続ける。
源の供給が停止した際に、タスク群の内の何れかのタス
クがフラッシュメモリ5等にファイル書き込み動作中の
状態であっても、書き込み中のファイルが破壊されるこ
となく正常にファイル書き込み動作が完了することにな
る。尚、この処理により、車体バッテリEの電力消費
を、同時に押さえることが可能である。
…)の処理(動作)によって行われる(補助電源制御部
3も一部で使用)データファイルの保護動作について説
明する。説明は図面を用いて行う 図2はFLASHメモリ5に記憶されたファイルをRA
M6にコピーし、RAM6上でバッファ7を介在させて
データ(ファイル)の書き換えを行った後、RAM6か
らFLASHメモリ5に再びファイルをコピーすること
で、もともとFLASHメモリ5に記憶されたファイル
の書き換え(更新)を行う動作を示した図である。ま
た、図3はFLASHメモリ5に記憶されたファイルの
オープン動作を示したフローチャートであり、図4はF
LASHメモリ5における書き換えられたファイルのク
ローズ動作を示したフローチャートである。
い、図1及び図2を参照しながら、フラッシュメモリに
書き込まれたファイルの、タスク群(タスクA,B,
C,D,…)による書き換え動作について詳細に説明を
行う。尚、以降の説明において、説明を簡略化するた
め、ファイルの書き換え動作はタスクAによって行われ
るものとして説明を行う。
ァイルのオープン動作について、図3を用いて説明す
る。
1内に設けられた、図示しないCPU(及びOS)の制
御の基で動作するタスクAは、フラッシュメモリ5上に
記憶された所定のファイル(書き換えを行おうとするフ
ァイル100)の最初のセクタの探索を行う(ステップ
S1)。最初のセクタの探索は、図2(a)におけるフ
ラッシュメモリ5の各セクタ毎に設けられたファイルの
状態を示すデータエリア8Fに、ヘッダデータであるこ
とを示すファイル状態情報“3FFF”が書き込まれて
いるセクタを探すことで行われる。
RAM6上に空きセクタを探し、該空きセクタに、フラ
ッシュメモリ5上の前記最初のセクタに記憶されていた
データ(情報)をコピーする(ステップS2)。このと
き、前記RAM6上の空きセクタにおけるファイルの状
態を示すデータエリア8Rの内容は何でも良い(以降同
様)。
記憶されていたデータ(情報)のコピーを行ったタスク
Aは、フラッシュメモリ5上にコピーすべき次のセクタ
があるか否かを判断する(ステップS3)。尚、当該フ
ァイルを構成する前記データは、セクタ単位にて分割構
成・管理されているため、必ずしもアドレス上連続して
いる必要はない。これは、RAM6上においても同様で
ある。
のファイル(書き換えを行おうとするファイル100)
が4つのセクタにより構成されているとすると、タスク
Aは次のセクタ(2番目のセクタ)をフラッシュメモリ
5上より探索し(ステップS4)、図1におけるカウン
タリセットスイッチ2にリセット信号を出力する(ステ
ップS5)。
ップS2へ戻り、RAM6上に空きセクタを探し、該空
きセクタに、フラッシュメモリ5上の前記2番目のセク
タに記憶されていたデータ(情報)をコピーする。タス
クAは、以降、4番目のセクタのRAM6へのコピーが
完了するまでステップS3→ステップS4→ステップS
5→ステップS2の一連の処理を繰り返し、4番目のセ
クタのRAM6へのコピーが完了すると、FLASHメ
モリ5に記憶されたファイルのオープン動作の処理を終
了する。
された、前記書き換えを行おうとするファイル100よ
り、指定されたバッファへ指定されたバイト数だけデー
タをコピーし、逆に指定されたバッファからRAM6上
のファイル100に対して指定されたバイト数だけデー
タをコピー(ライト)する。以上を繰り返すことによ
り、RAM6上のファイル100、即ち前記書き換えを
行おうとするファイル100の書き換えがRAM6上に
て行われる。
えられたファイルのクローズ動作について、図4を用い
て説明する。先ず、タスクAは、フラッシュメモリ5上
にファイルヘッダ用及びファイルデータ用の空きセクタ
を探索・確保する(ステップT1)。尚、以降の説明で
は、書き換えの行われたRAM6上のファイル100の
サイズ(セクタ数)に変更が無かったものとして、即
ち、RAM6上のファイル100は、4つのセクタによ
り構成されているものとして説明を行う。
に確保した空きセクタの先頭のセクタ(ファイルヘッダ
用として確保したセクタ)におけるデータエリア8F
に、データ書き込み中であることを示すファイル状態情
報“7FFF”を書き込むと共に、前記フラッシュメモ
リ5上にファイルヘッダ用として確保した先頭のセクタ
(空きセクタ)に、RAM6上のファイル100のヘッ
ダ情報を書き込む(ステップT2)。
ッシュメモリ5上に確保した空きセクタの次(2番目)
のセクタ(ファイルデータ用として確保したセクタ)に
おけるデータエリア8Fに、データ書き込み中であるこ
とを示すファイル状態情報“7FFF”を書き込むと共
に、前記フラッシュメモリ5上にファイルデータ用とし
て確保した次(2番目)のセクタ(空きセクタ)に、R
AM6上のファイル100のファイルデータ1セクタ分
を書き込む(ステップT3)。
スクAは、フラッシュメモリ5上に次のファイルデータ
用の空きセクタを探索・確保し(ステップT4)、図1
におけるカウンタリセットスイッチ2に対してリセット
信号を出力する(ステップT5)。
M6上のファイル100にコピーすべき次のセクタがあ
るか否かを判断する(ステップT6)。ここで、前述の
通りRAM6上のファイル100は、4つのセクタ(ヘ
ッダを含む)により構成されているので、ステップT7
の処理へ進み、RAM6上のファイル100の次(ここ
では3番目のセクタ)のファイルデータ1セクタ分を用
意し、ステップT3へ戻る。以降、フラッシュメモリ5
上に確保された4番目のセクタ(空きセクタ)に、RA
M6上のファイル100の4番目のセクタのファイルデ
ータ1セクタ分が書き込まれるまで、ステップT7→ス
テップT3→ステップT4→ステップT5→ステップT
6の一連の処理を繰り返す。これにより、フラッシュメ
モリ5上には、図2(a)に示す如くに、CLOSE時
新たに書き込まれたファイル101が生成される。
ッシュメモリ5上に確保した空きセクタの先頭のセクタ
(ファイルヘッダ用として確保したセクタ)におけるデ
ータエリア8Fを、データ書き込み中であることを示す
ファイル状態情報“7FFF”から、ファイルヘッダで
あることを示すファイル状態情報“3FFF”に書き換
え(ステップT8)、同様に、フラッシュメモリ5上に
確保した空きセクタの内のファイルデータ用として確保
したセクタにおける全て(この場合3つ)のデータエリ
ア8Fを、データ書き込み中であることを示すファイル
状態情報“7FFF”から、ファイルデータであること
を示すファイル状態情報“1FFF”に書き換える(ス
テップT9)。
モリ5上の書き換えを行おうとするファイル100のフ
ァイルヘッダ用のセクタのファイルの状態を示すデータ
エリア8Fを、ファイルヘッダであることを示すファイ
ル状態情報“3FFF”から不用データが記憶されてい
ることを示す“0000”に書き換え(ステップT1
0)、同様に、フラッシュメモリ5上の書き換えを行お
うとするファイル100のファイルデータ用のセクタの
ファイルの状態を示すデータエリア8Fを、ファイルデ
ータであることを示すファイル状態情報“1FFF”か
ら不用データが記憶されていることを示す“0000”
に書き換え(ステップT11)、フラッシュメモリ5に
おける書き換えられたファイルのクローズ動作を終了す
る。
5)へのデータの書き込みは、RAM6上のセクタに対
して行われるため、最悪の状態での電源の供給停止が発
生しても、元のファイル(前回セーブしたファイル)そ
のまま残ることになる。
タの書き込みは、CLOSE動作時のみ行われ、しかも
フラッシュメモリ5へのデータの上書きは行わず、新し
い領域に書き込まれる。また、データ書き込み中は、元
のファイル(前回セーブしたファイル)はそのままであ
り、フラッシュメモリ5へのデータの書き込み終了時
に、元のファイルに不用マーク付け破棄し、新しいファ
イルに正式データマークを付け有効とする。これによ
り、マークの付け直しのタイミング以外で最悪の状態で
の電源の供給停止が発生しても、元のファイル(前回セ
ーブしたファイル)はそのまま残ることになる。即ち、
クリティカルなタイミングは、図2(b)における3か
ら4への移行(遷移)、つまり、図4のステップT8〜
T11のタイミングのみである。
記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適
な数、位置、形状等にすることができる。
ファイル(前回セーブしたファイル)を、新ファイル
(元のファイルが更新されたファイル)が作成されCL
OSEが完了するまでの間、前記メモリ上に保持してお
くようにしたので、最悪の状態での電源の供給停止が発
生した場合であっても、元のファイル(前回セーブした
ファイル)を残すことができる。
は、更新ファイルのCLOSE処理中の短期間となるた
め、更新ファイル破壊のタイミングが少なくなり、破壊
の確率を低下させることができる。
電子機器が稼働すると補助電源が供給され、この後何ら
かの原因でメイン電源の供給が停止した場合でも、補助
電源制御部が一定時間電子機器に対して補助電源(バッ
テリー電圧)を供給し続けるようにしたので、メイン電
源の供給が停止した際に、ファイル書き込み動作中の状
態であっても、書き込み中のファイルが破壊されること
なく正常にファイル書き込み動作が完了させることがで
きる。尚、この処理により、車体バッテリの電力消費を
同時に押さえることができる。
の保護装置における構成を示したブロック図である。
おけるファイルのオープン並びにクローズの動作を示し
た図である。
ープン動作を示したフローチャートである。
ァイルのクローズ動作を示したフローチャートである。
メモリ 6 RAM 7 バッファ 8F,8R ファイルの状態を示すデー
タエリア 100 書き換えを行おうとするフ
ァイル 101 CLOSE時新たに書き込
まれるファイル キーSW,SW2 スイッチ D1,D2 ダイオード E バッテリ タスクA,B,C,D,… 制御モジュール
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の稼働状況、障害発生情報、メンテ
ナンスのための情報等の各種のデータ群を取得し、不揮
発性メモリにそれぞれ記憶し、該不揮発性メモリに記憶
された各情報ファイルを更新中に、メイン電源供給手段
からの電源の供給が停止した場合に、該ファイルの破壊
を防止、若しくは被害を最小限にとどめる車両搭載電子
機器蓄積データファイルの保護装置であって、 前記電子機器に対して予備の電源を供給する補助電源供
給手段と、 前記メイン電源電圧と前記補助電源電圧とを監視し、前
記メイン電源電圧が前記補助電源電圧と比べて所定の電
圧以下となると内蔵タイマのカウントアップを開始し、
該タイマ値が所定の値以上となるまで、前記電子機器に
対して予備の電源を供給し続ける補助電源制御手段と、 前記不揮発性メモリに記憶された情報ファイルの更新処
理を行うと共に、前記不揮発性メモリに書き込み中に所
定の間隔以内にリセット信号を繰り返し出力するタスク
と、 前記補助電源制御手段に内蔵されたタイマのタイマ値
を、前記タスクからのリセット信号を受信することによ
ってリセットするタイマ値リセット手段と、 を備えたことを特徴とする車両搭載電子機器蓄積データ
ファイルの保護装置。 - 【請求項2】 車両の稼働状況、障害発生情報、メンテ
ナンスのための情報等の各種のデータ群を取得し、不揮
発性メモリにそれぞれ記憶し、該不揮発性メモリに記憶
された各情報ファイルを更新中に、メイン電源供給手段
からの電源の供給が停止した場合に、該ファイルの破壊
を防止、若しくは被害を最小限にとどめる車両搭載電子
機器蓄積データファイルの保護装置であって、 前記電子機器に対して予備の電源を供給する補助電源供
給手段と、 前記メイン電源電圧と前記補助電源電圧とを監視し、前
記メイン電源電圧が前記補助電源電圧と比べて所定の電
圧以下となると内蔵タイマのカウントアップを開始し、
該タイマ値が所定の値以上となるまで、前記電子機器に
対して予備の電源を供給し続ける補助電源制御手段と、 前記不揮発性メモリに記憶された情報ファイルの更新処
理を行うと共に、前記不揮発性メモリに書き込み中に所
定の間隔以内にリセット信号を繰り返し出力するタスク
と、 前記補助電源制御手段に内蔵されたタイマのタイマ値
を、前記タスクからのリセット信号を受信することによ
ってリセットするタイマ値リセット手段と、 前記情報ファイルを一時的に記憶するRAMと、 を備え、 前記タスクは、 前記不揮発性メモリに記憶された情報ファイルを前記R
AMにコピーする手段と、 前記RAMに記憶された前記情報ファイルに対してデー
タの更新を行い、第2の情報ファイルを生成するデータ
更新手段と、 前記データ更新手段により更新された前記第2の情報フ
ァイルを、前記不揮発性メモリ上であって、前記データ
更新手段により更新される以前の情報ファイルが記憶さ
れていた領域以外の領域にコピーする手段と、 を備えて構成されることを特徴とする車両搭載電子機器
蓄積データファイルの保護装置。 - 【請求項3】 車両の稼働状況、障害発生情報、メンテ
ナンスのための情報等の各種のデータ群を取得し、不揮
発性メモリにそれぞれ記憶し、該不揮発性メモリに記憶
された各情報ファイルを更新中に、メイン電源供給手段
からの電源の供給が停止した場合に、該ファイルの破壊
を防止、若しくは被害を最小限にとどめる車両搭載電子
機器蓄積データファイルの保護方法であって、 前記電子機器に対して補助電源を供給する手順と、 前記メイン電源電圧と前記電子機器に対して供給される
補助電源電圧とを監視する手順と、 前記メイン電源電圧が前記補助電源電圧と比べて所定の
電圧以下となると内蔵タイマのカウントアップを開始す
る手順と、 前記タイマ値が所定の値以上となるまで、前記電子機器
に対して予備の補助電源を供給する手順と、 前記不揮発性メモリに記憶された情報ファイルに書き込
みを行う手順と、 前記不揮発性メモリに書き込み中に所定の間隔以内にリ
セット信号を繰り返し出力する手順と、 前記補助電源制御手段に内蔵されたタイマのタイマ値
を、リセット信号を受信することでリセットする手順
と、 を含むことを特徴とする車両搭載電子機器蓄積データフ
ァイルの保護方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10452299A JP4049286B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10452299A JP4049286B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298627A true JP2000298627A (ja) | 2000-10-24 |
| JP4049286B2 JP4049286B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=14382836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10452299A Expired - Fee Related JP4049286B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 車両搭載電子機器蓄積データファイルの保護方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4049286B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008140373A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-06-19 | Hitachi Ltd | 電子制御装置 |
| US7982821B2 (en) | 2005-12-20 | 2011-07-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device and liquid crystal display device |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10452299A patent/JP4049286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7982821B2 (en) | 2005-12-20 | 2011-07-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device and liquid crystal display device |
| JP2008140373A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-06-19 | Hitachi Ltd | 電子制御装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4049286B2 (ja) | 2008-02-20 |
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