JP2000298868A - 小型光学的ピックアップ・ヘッド - Google Patents
小型光学的ピックアップ・ヘッドInfo
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- G11B7/1365—Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホログラフィ光学的素子を使用しない小型光
学的ピックアップ・ヘッドを提供すること。 【解決手段】 複屈折プリズム40および1/4波長
(1/4λ)プレート60が小型光学的ピックアップ・
ヘッドの光路内に設置されている。複屈折プリズム40
は複屈折材料からできていて、その光学軸が相互に直交
している二つの結晶41,42からなる。それ故、ソー
ス・ビームPBは、複屈折プリズム40を通過するとき
屈折しないが、1/4波長プレート60により偏光角度
が変更された戻りビームSBは複屈折プリズム40によ
り光検出器20の方向に屈折する。レーザ光線の電力
は、信号変換の信頼性を改善するために全部利用され
る。より強度の強い光信号を入手でき、ソース・ビーム
に対する戻りビームの干渉も防止できる。
学的ピックアップ・ヘッドを提供すること。 【解決手段】 複屈折プリズム40および1/4波長
(1/4λ)プレート60が小型光学的ピックアップ・
ヘッドの光路内に設置されている。複屈折プリズム40
は複屈折材料からできていて、その光学軸が相互に直交
している二つの結晶41,42からなる。それ故、ソー
ス・ビームPBは、複屈折プリズム40を通過するとき
屈折しないが、1/4波長プレート60により偏光角度
が変更された戻りビームSBは複屈折プリズム40によ
り光検出器20の方向に屈折する。レーザ光線の電力
は、信号変換の信頼性を改善するために全部利用され
る。より強度の強い光信号を入手でき、ソース・ビーム
に対する戻りビームの干渉も防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型光学的ピックア
ップ・ヘッドに関し、特にCDまたはDVDのような光
ディスク上に情報を記録し、かつそこから上記情報を再
生するための、非回折性素子を使用する小型光学的ピッ
クアップ・ヘッドに関する。
ップ・ヘッドに関し、特にCDまたはDVDのような光
ディスク上に情報を記録し、かつそこから上記情報を再
生するための、非回折性素子を使用する小型光学的ピッ
クアップ・ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】光学的ピックアップ・ヘッドが、光学的
データ記録媒体上にビデオ・データまたはオーディオ・
データのような情報を記録し、かつそこから上記情報を
再生するために使用されるのは周知である。従来のピッ
クアップ・ヘッドの場合には、レーザ・ダイオードおよ
び光検出器は別々に設置されていた。ピックアップ・ヘ
ッドの光路は、主としてその内部に設置されている偏光
ビーム・スプリッタ(PBS)によって設定される。偏
光ビーム・スプリッタは、記録媒体のデータ面からデー
タ情報を読み取った戻りレーザ・ビームを、ソース・レ
ーザ・ビームと同じ経路から分離し、戻りビームを対応
する電気信号に変換するために光検出器に案内する。偏
光ビーム・スプリッタを使用すると、ピックアップ・ヘ
ッドのサイズが大きくなる。
データ記録媒体上にビデオ・データまたはオーディオ・
データのような情報を記録し、かつそこから上記情報を
再生するために使用されるのは周知である。従来のピッ
クアップ・ヘッドの場合には、レーザ・ダイオードおよ
び光検出器は別々に設置されていた。ピックアップ・ヘ
ッドの光路は、主としてその内部に設置されている偏光
ビーム・スプリッタ(PBS)によって設定される。偏
光ビーム・スプリッタは、記録媒体のデータ面からデー
タ情報を読み取った戻りレーザ・ビームを、ソース・レ
ーザ・ビームと同じ経路から分離し、戻りビームを対応
する電気信号に変換するために光検出器に案内する。偏
光ビーム・スプリッタを使用すると、ピックアップ・ヘ
ッドのサイズが大きくなる。
【0003】関連技術の小型光学的ピックアップ・ヘッ
ドは、一つのパッケージに内蔵されているレーザ・ダイ
オードおよび光検出器を使用する。これらレーザ・ダイ
オードと光検出器は、ほぼ同じ平面上に設置され、相互
間の距離は1ミリ以下である。レーザ・ダイオードおよ
び光検出器のパッケージおよびいくつかの他の光学的素
子は、従来のピックアップ・ヘッドより小型のピックア
ップ・ヘッドを構成する。図1に示すような従来の小型
光学的ピックアップ・ヘッドは、レーザ・ビームを処理
するためにホログラフィ光学的素子(HOE)91を使
用する。レーザ源90から放射されたレーザ・ビーム
は、上記ホログラフィ光学的素子91により三つのビー
ム、すなわち、0次のビームAA、+1次のビームA
B、および−1次のビームACに分割される。その中の
一つのビーム(通常、ビームAA)だけが、コリメータ
・レンズ92、反射ミラー93および対物レンズ94を
通して、光学的記録媒体95に案内される。記録媒体9
5のデータ面からデータ情報を読み取った反射レーザ・
ビームは、対物レンズ94、反射ミラー93およびコリ
メータ・レンズ92を通って逆の方向に進み、ホログラ
フィ光学的素子91に入射し、さらに、0次のビームA
E、+1次のビームAD、および−1次のビームAFに
分割される。ホログラフィ光学的素子91の機能によ
り、その中の一つのビーム(例えば、−1次のビームA
F)だけが光検出器96に案内され、光学的情報が対応
する電気信号に変換される。
ドは、一つのパッケージに内蔵されているレーザ・ダイ
オードおよび光検出器を使用する。これらレーザ・ダイ
オードと光検出器は、ほぼ同じ平面上に設置され、相互
間の距離は1ミリ以下である。レーザ・ダイオードおよ
び光検出器のパッケージおよびいくつかの他の光学的素
子は、従来のピックアップ・ヘッドより小型のピックア
ップ・ヘッドを構成する。図1に示すような従来の小型
光学的ピックアップ・ヘッドは、レーザ・ビームを処理
するためにホログラフィ光学的素子(HOE)91を使
用する。レーザ源90から放射されたレーザ・ビーム
は、上記ホログラフィ光学的素子91により三つのビー
ム、すなわち、0次のビームAA、+1次のビームA
B、および−1次のビームACに分割される。その中の
一つのビーム(通常、ビームAA)だけが、コリメータ
・レンズ92、反射ミラー93および対物レンズ94を
通して、光学的記録媒体95に案内される。記録媒体9
5のデータ面からデータ情報を読み取った反射レーザ・
ビームは、対物レンズ94、反射ミラー93およびコリ
メータ・レンズ92を通って逆の方向に進み、ホログラ
フィ光学的素子91に入射し、さらに、0次のビームA
E、+1次のビームAD、および−1次のビームAFに
分割される。ホログラフィ光学的素子91の機能によ
り、その中の一つのビーム(例えば、−1次のビームA
F)だけが光検出器96に案内され、光学的情報が対応
する電気信号に変換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホログラフィ
光学的素子91は、多くのレーザ電力を浪費する。ホロ
グラフィ光学的素子91が、輝度1のレーザ源を輝度T
の0次のビーム、輝度(1−T)/2の+1次のビー
ム、および輝度(1−T)/2の−1次のビームに分割
すると仮定した場合、光検出器96の方向に戻るビーム
の輝度Iは、式I=T(1−T)/2により計算するこ
とができる。輝度Iを最大にするためには、0次のビー
ムの輝度Tは、T=1/2でなければならないし、その
場合の最大輝度は、I=1/8となる。それ故、ホログ
ラフィ光学的素子91を使用すると、レーザ電力の少な
くとも7/8を浪費することになる。戻りのレーザ電力
が減少すると、信号変換が困難になり、データ検索の信
頼性が低下する。
光学的素子91は、多くのレーザ電力を浪費する。ホロ
グラフィ光学的素子91が、輝度1のレーザ源を輝度T
の0次のビーム、輝度(1−T)/2の+1次のビー
ム、および輝度(1−T)/2の−1次のビームに分割
すると仮定した場合、光検出器96の方向に戻るビーム
の輝度Iは、式I=T(1−T)/2により計算するこ
とができる。輝度Iを最大にするためには、0次のビー
ムの輝度Tは、T=1/2でなければならないし、その
場合の最大輝度は、I=1/8となる。それ故、ホログ
ラフィ光学的素子91を使用すると、レーザ電力の少な
くとも7/8を浪費することになる。戻りのレーザ電力
が減少すると、信号変換が困難になり、データ検索の信
頼性が低下する。
【0005】それ故、本発明の主な目的は、ホログラフ
ィ光学的素子を使用しない小型光学的ピックアップ・ヘ
ッドを提供することにある。本発明の他の目的は、信号
変換の信頼性を改善するために、レーザ光線の電力を完
全に利用する小型光学的ピックアップ・ヘッドを提供す
ることにある。
ィ光学的素子を使用しない小型光学的ピックアップ・ヘ
ッドを提供することにある。本発明の他の目的は、信号
変換の信頼性を改善するために、レーザ光線の電力を完
全に利用する小型光学的ピックアップ・ヘッドを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の場合、複屈折プ
リズムおよび1/4波長(1/4λ)プレートが小型光
学的ピックアップ・ヘッドの光路内に設置されている。
複屈折プリズムは、複屈折材料からできていて、その光
学軸が相互に直交している二つの結晶からなる。複屈折
プリズムは、異なる偏光方向の偏光ビームに対して異な
る屈折率を持つロション(Rochon)プリズム、サ
ーナモント(Sernarmont)プリズムまたはウ
ォラストン(Wollaston)プリズムから選択す
ることができる。それ故、レーザ・ソース・ビームは、
複屈折プリズムを通過するとき、屈折しない(ロション
・プリズムまたはサーナモント・プリズムの場合)か、
または帰りのビームから異なる方向に屈折し(ウォラス
トン・プリズムの場合)、一方、戻りのビームは、複屈
折プリズムにより、光検出器の方向に屈折する。それ
故、レーザ電力が浪費されず、より強度の強い光信号を
入手でき、レーザ源に対する戻りビームの干渉も防止で
きる。
リズムおよび1/4波長(1/4λ)プレートが小型光
学的ピックアップ・ヘッドの光路内に設置されている。
複屈折プリズムは、複屈折材料からできていて、その光
学軸が相互に直交している二つの結晶からなる。複屈折
プリズムは、異なる偏光方向の偏光ビームに対して異な
る屈折率を持つロション(Rochon)プリズム、サ
ーナモント(Sernarmont)プリズムまたはウ
ォラストン(Wollaston)プリズムから選択す
ることができる。それ故、レーザ・ソース・ビームは、
複屈折プリズムを通過するとき、屈折しない(ロション
・プリズムまたはサーナモント・プリズムの場合)か、
または帰りのビームから異なる方向に屈折し(ウォラス
トン・プリズムの場合)、一方、戻りのビームは、複屈
折プリズムにより、光検出器の方向に屈折する。それ
故、レーザ電力が浪費されず、より強度の強い光信号を
入手でき、レーザ源に対する戻りビームの干渉も防止で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施の
形態を示す。
の形態を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施の
形態を示す。
【0008】図2について説明すると、本発明の第1の
実施の形態の小型光学的ピックアップ・ヘッドは、光学
的データ記録媒体上に情報を記録し、かつそこから上記
情報を再生するための直線的に偏光されたビームを発生
するための通常はレーザ・ダイオードであるレーザ・ソ
ース(レーザ源)10と、レーザ・ソース・ビームを平
行なビームに処理するために、レーザ・ビームの光路内
に配置されているコリメータ・レンズ80と、光学的デ
ータ記録媒体30から反射した戻りビームSBを電気信
号に変換するために、レーザ・ソース10と同じ基板内
に収容されている光検出器20と、光学的データ記録媒
体30から反射した戻りビームをレーザ・ソース10か
ら放射されるレーザ・ソース・ビームから分離するため
に、小型光学的ピックアップ・ヘッドの光路内に配置さ
れていて、同じ複屈折材料からできている二つの接合結
晶41、42からなる複屈折プリズム40と、レーザ・
ソース・ビームの焦点を光学的データ記録媒体30上に
結ばせるために、小型光学的ピックアップ・ヘッドの光
路内に配置されている対物レンズ50と、ビームの偏光
方向を変え、レーザ・ソース・ビームPBの方向に直交
する偏光方向を持つ戻りビームを発生させるために、複
屈折プリズム40と対物レンズ50との間の光路内に配
置されている1/4波長(1/4λ)プレート60と、
光路の大きさ、すなわち、ピックアップ・ヘッドの大き
さを小さくする目的で、レーザ・ビームの方向を変える
ために、1/4波長(1/4λ)プレート60と対物レ
ンズ50との間の光路内に配置されている反射ミラー7
0とを備える。ピックアップ・ヘッドの大きさが問題で
ない場合には、反射ミラー70を省略することができ
る。
実施の形態の小型光学的ピックアップ・ヘッドは、光学
的データ記録媒体上に情報を記録し、かつそこから上記
情報を再生するための直線的に偏光されたビームを発生
するための通常はレーザ・ダイオードであるレーザ・ソ
ース(レーザ源)10と、レーザ・ソース・ビームを平
行なビームに処理するために、レーザ・ビームの光路内
に配置されているコリメータ・レンズ80と、光学的デ
ータ記録媒体30から反射した戻りビームSBを電気信
号に変換するために、レーザ・ソース10と同じ基板内
に収容されている光検出器20と、光学的データ記録媒
体30から反射した戻りビームをレーザ・ソース10か
ら放射されるレーザ・ソース・ビームから分離するため
に、小型光学的ピックアップ・ヘッドの光路内に配置さ
れていて、同じ複屈折材料からできている二つの接合結
晶41、42からなる複屈折プリズム40と、レーザ・
ソース・ビームの焦点を光学的データ記録媒体30上に
結ばせるために、小型光学的ピックアップ・ヘッドの光
路内に配置されている対物レンズ50と、ビームの偏光
方向を変え、レーザ・ソース・ビームPBの方向に直交
する偏光方向を持つ戻りビームを発生させるために、複
屈折プリズム40と対物レンズ50との間の光路内に配
置されている1/4波長(1/4λ)プレート60と、
光路の大きさ、すなわち、ピックアップ・ヘッドの大き
さを小さくする目的で、レーザ・ビームの方向を変える
ために、1/4波長(1/4λ)プレート60と対物レ
ンズ50との間の光路内に配置されている反射ミラー7
0とを備える。ピックアップ・ヘッドの大きさが問題で
ない場合には、反射ミラー70を省略することができ
る。
【0009】複屈折結晶の特性により、高速軸および低
速軸と呼ぶ相互に直交している二つの軸が存在する。上
記二つの軸は結晶内で形成されるが、高速軸の屈折率
は、低速軸の屈折率より小さい。さらに、スネルの法則
により、光が異なる屈折率を持つ媒体内に進入すると屈
折が起こり、それらの結果として、ソース・ビームとは
異なる偏光方向を持つ戻りビームは、複屈折プリズム4
0を通過するとき、ソース・ビームから分離する方向に
屈折する。これらのビームが結晶の界面を通過するとき
に屈折率に異なる変化を起こすのは、上記のためであ
る。
速軸と呼ぶ相互に直交している二つの軸が存在する。上
記二つの軸は結晶内で形成されるが、高速軸の屈折率
は、低速軸の屈折率より小さい。さらに、スネルの法則
により、光が異なる屈折率を持つ媒体内に進入すると屈
折が起こり、それらの結果として、ソース・ビームとは
異なる偏光方向を持つ戻りビームは、複屈折プリズム4
0を通過するとき、ソース・ビームから分離する方向に
屈折する。これらのビームが結晶の界面を通過するとき
に屈折率に異なる変化を起こすのは、上記のためであ
る。
【0010】以下の説明において、複屈折プリズム内の
複屈折結晶の二つの軸を示すために、紙面に垂直な光学
軸をシグマ軸としてSで示し、中心点付き円で表わし、
一方、紙面に平行な光学軸を平行軸としてPで示し、両
方向の矢印で表わす。
複屈折結晶の二つの軸を示すために、紙面に垂直な光学
軸をシグマ軸としてSで示し、中心点付き円で表わし、
一方、紙面に平行な光学軸を平行軸としてPで示し、両
方向の矢印で表わす。
【0011】図2の本発明の第1の実施形態の場合に
は、複屈折プリズム40はロション・プリズムであり、
その内部においては、結晶41および42の光学軸が相
互に直交している。すなわち、Sで示し中心点付き円で
表わす結晶41(以下複屈折プリズム41ともいう)の
光学軸は、紙の表面に垂直であり、Pで示し両方向の矢
印で表わす結晶42(以下複屈折プリズム42ともい
う)の光学軸は、紙面に平行である。
は、複屈折プリズム40はロション・プリズムであり、
その内部においては、結晶41および42の光学軸が相
互に直交している。すなわち、Sで示し中心点付き円で
表わす結晶41(以下複屈折プリズム41ともいう)の
光学軸は、紙の表面に垂直であり、Pで示し両方向の矢
印で表わす結晶42(以下複屈折プリズム42ともい
う)の光学軸は、紙面に平行である。
【0012】図2のレーザ・ソース10の波長はλであ
る。偏光方向がPであるレーザ・ソース10が放射した
レーザ・ソース・ビームPBは、最初、コリメータ・レ
ンズ80を通過し、その後で複屈折プリズム40を通過
する。複屈折プリズム40は、レーザ・ソース10のビ
ームPBを同じ屈折率で屈折する二つの複屈折プリズム
41および42を含むので、ビームPBの方向には影響
を与えない。ビームPBは、複屈折プリズム40、1/
4波長(1/4λ)プレート60、反射ミラー70およ
び対物レンズ50を通過して光学的データ記録媒体30
に到着する。その後、光学的データ記録媒体30のデー
タ面からの情報を表す戻りビームは、反射して、逆方
向、すなわち、対物レンズ50、反射ミラー70および
1/4波長(1/4λ)プレート60を通って複屈折プ
リズム40に到着する。戻りビームが1/4波長(1/
4λ)プレート60を通過するとき、その偏光方向は、
レーザ・ソース・ビームPBの方向に垂直なシグマ・ビ
ームSBの方向に変化する。二つの複屈折プリズム41
および42は、戻りシグマ・ビームSBを異なる屈折率
で屈折するので、戻りビームSBは複屈折プリズム40
により屈折し、光検出器20により受光され、最終的に
は、光学的データ記録媒体30上に記録した情報を表わ
す電気信号に変換される。
る。偏光方向がPであるレーザ・ソース10が放射した
レーザ・ソース・ビームPBは、最初、コリメータ・レ
ンズ80を通過し、その後で複屈折プリズム40を通過
する。複屈折プリズム40は、レーザ・ソース10のビ
ームPBを同じ屈折率で屈折する二つの複屈折プリズム
41および42を含むので、ビームPBの方向には影響
を与えない。ビームPBは、複屈折プリズム40、1/
4波長(1/4λ)プレート60、反射ミラー70およ
び対物レンズ50を通過して光学的データ記録媒体30
に到着する。その後、光学的データ記録媒体30のデー
タ面からの情報を表す戻りビームは、反射して、逆方
向、すなわち、対物レンズ50、反射ミラー70および
1/4波長(1/4λ)プレート60を通って複屈折プ
リズム40に到着する。戻りビームが1/4波長(1/
4λ)プレート60を通過するとき、その偏光方向は、
レーザ・ソース・ビームPBの方向に垂直なシグマ・ビ
ームSBの方向に変化する。二つの複屈折プリズム41
および42は、戻りシグマ・ビームSBを異なる屈折率
で屈折するので、戻りビームSBは複屈折プリズム40
により屈折し、光検出器20により受光され、最終的に
は、光学的データ記録媒体30上に記録した情報を表わ
す電気信号に変換される。
【0013】図3の本発明の第2の実施形態の場合に
は、複屈折プリズム40aは、二つの結晶41aおよび
42aが紙面に対して平行であり、かつ相互に直交して
いる光学軸を持つサーナモント・プリズムである。それ
故、レーザ・ソース10が放射するシグマ・ビームSB
1は、複屈折プリズム40aにより影響を受けない。し
かし、光学的データ記録媒体30のデータ面からの情報
を表す戻りの平行ビームPB1は、光検出器20に受光
される前に、複屈折プリズム40aにより屈折する。何
故なら、複屈折プリズム40aの結晶41aおよび42
aは、平行ビームPB1を異なる屈折率で屈折させるか
らである。
は、複屈折プリズム40aは、二つの結晶41aおよび
42aが紙面に対して平行であり、かつ相互に直交して
いる光学軸を持つサーナモント・プリズムである。それ
故、レーザ・ソース10が放射するシグマ・ビームSB
1は、複屈折プリズム40aにより影響を受けない。し
かし、光学的データ記録媒体30のデータ面からの情報
を表す戻りの平行ビームPB1は、光検出器20に受光
される前に、複屈折プリズム40aにより屈折する。何
故なら、複屈折プリズム40aの結晶41aおよび42
aは、平行ビームPB1を異なる屈折率で屈折させるか
らである。
【0014】図4の本発明の第3の実施形態の場合に
は、複屈折プリズム40bは、結晶41bおよび42b
の光学軸が相互に直交しているウォラストン・プリズム
である。すなわち、Sで示し中心点付き円で表わす結晶
41bの光学軸は紙面に垂直であり、一方、Pで示し両
方向の矢印で表わす結晶42bの光学軸は紙の表面に平
行であるが、レーザ・ビームの光路に対しては基本的に
は垂直である。二つの複屈折プリズム(結晶41bおよ
び42b)は、平行なソース・ビームPB2および戻り
シグマ・ビームSB2を異なる屈折率で屈折させるの
で、戻りビームSB2およびソース・ビームPB2は図
に示すように屈折する。
は、複屈折プリズム40bは、結晶41bおよび42b
の光学軸が相互に直交しているウォラストン・プリズム
である。すなわち、Sで示し中心点付き円で表わす結晶
41bの光学軸は紙面に垂直であり、一方、Pで示し両
方向の矢印で表わす結晶42bの光学軸は紙の表面に平
行であるが、レーザ・ビームの光路に対しては基本的に
は垂直である。二つの複屈折プリズム(結晶41bおよ
び42b)は、平行なソース・ビームPB2および戻り
シグマ・ビームSB2を異なる屈折率で屈折させるの
で、戻りビームSB2およびソース・ビームPB2は図
に示すように屈折する。
【0015】本発明の利点は以下の通りである。 1)ホログラフィ光学的素子を使用せず、非回折素子を
使用する。そのため、レーザ電力の損失が防止される。 2)戻りビームの電力が、ソース・ビームと同じ強さに
維持される。光検出器に対して供給された光信号は、従
来の小型光学的ピックアップ・ヘッドの強度の数倍の強
度を持つ。 3)レーザ源への戻りビームの流入が防止される。それ
故、レーザ源へのノイズ干渉が起こらない。
使用する。そのため、レーザ電力の損失が防止される。 2)戻りビームの電力が、ソース・ビームと同じ強さに
維持される。光検出器に対して供給された光信号は、従
来の小型光学的ピックアップ・ヘッドの強度の数倍の強
度を持つ。 3)レーザ源への戻りビームの流入が防止される。それ
故、レーザ源へのノイズ干渉が起こらない。
【0016】図面は説明のためだけのものであって、開
示した本発明の範囲を制限するものではない。
示した本発明の範囲を制限するものではない。
【図1】従来の小型光学的ピックアップ・ヘッドの略
図。
図。
【図2】ロション・プリズムを使用する、本発明の小型
光学的ピックアップ・ヘッドの第1実施形態の構造を示
す図。
光学的ピックアップ・ヘッドの第1実施形態の構造を示
す図。
【図3】サーナモント・プリズムを使用する、本発明の
小型光学的ピックアップ・ヘッドの第2実施形態の構造
を示す図。
小型光学的ピックアップ・ヘッドの第2実施形態の構造
を示す図。
【図4】ウォラストン・プリズムを使用する、本発明の
小型光学的ピックアップ・ヘッドの第3実施形態の構造
を示す図。
小型光学的ピックアップ・ヘッドの第3実施形態の構造
を示す図。
10 レーザ・ソース 20 光検出器 30 光学的データ記録媒体 40 複屈折プリズム 41,42 接合結晶 50 対物レンズ 60 1/4波長プレート 70 反射ミラー 80 コリメータレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596170000 No.195,Chung Hsing R oad,Sec.4,Chutung,H sinchu 31015, Taiwan, R.O.C. (72)発明者 喬 作 文 台湾新竹市明湖路400巷64弄20號 Fターム(参考) 5D119 AA12 AA43 BA01 CA09 DA01 DA05 EA02 EA03 FA05 JA12 JA32 KA02 LB07
Claims (7)
- 【請求項1】 光学的データ記録媒体上に情報を記録
し、かつそこから前記情報を再生するための小型光学的
ピックアップ・ヘッドであって、 光学的データ記録媒体上に情報を記録し、かつそこから
前記情報を再生するために直線的に偏光されたビームを
発生するためのレーザ源と、 前記光学的データ記録媒体から反射した戻りビームを電
気信号に変換するために、前記レーザ源と同じ基板内に
収容されている光検出器と、 前記戻りビームを前記レーザ源から放射されるソース・
ビームから分離し、かつレーザ・ビームの全電力のほと
んどを通過させるために、前記小型光学的ピックアップ
・ヘッドの光路内に配置されていて、同じ複屈折材料か
らできている二つの接合結晶からなる複屈折プリズム
と、 前記ソース・ビームの焦点を前記光学的データ記録媒体
上に結ばせるために前記光路内に配置されている対物レ
ンズと、 ビームの偏光方向を変え、前記ソース・ビームの方向に
直交する偏光方向を持つ戻りビームを発生するために、
前記複屈折プリズムと前記対物レンズとの間の光路内に
配置されている1/4波長プレートとを備えることを特
徴とする小型光学的ピックアップ・ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、前記複屈折プリズムはロション・
プリズムであることを特徴とする小型光学的ピックアッ
プ・ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、前記複屈折プリズムはサーナモン
ト・プリズムであることを特徴とする小型光学的ピック
アップ・ヘッド。 - 【請求項4】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、前記複屈折プリズムはウォラスト
ン・プリズムであることを特徴とする小型光学的ピック
アップ・ヘッド。 - 【請求項5】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、前記複屈折プリズムの前記二つの
接合結晶は、相互に直交する光学軸を持つことを特徴と
する小型光学的ピックアップ・ヘッド。 - 【請求項6】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、前記ソース・ビームを平行なビー
ムに処理するためにコリメータ・レンズがさらに前記光
路内に配置されていることを特徴とする小型光学的ピッ
クアップ・ヘッド。 - 【請求項7】 請求項1に記載の小型光学的ピックアッ
プ・ヘッドにおいて、レーザ・ビームの方向を反射させ
るために、前記1/4波長プレートと前記対物レンズと
の間の光路内に反射ミラーが配置されていることを特徴
とする小型光学的ピックアップ・ヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW088105833A TW424236B (en) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | Compact optical read/write head |
| TW88105833 | 1999-04-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298868A true JP2000298868A (ja) | 2000-10-24 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11257952A Pending JP2000298868A (ja) | 1999-04-13 | 1999-09-10 | 小型光学的ピックアップ・ヘッド |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6341116B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000298868A (ja) |
| TW (1) | TW424236B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2710388C1 (ru) * | 2019-05-21 | 2019-12-26 | Российская Федерация, от имени которой выступает ФОНД ПЕРСПЕКТИВНЫХ ИССЛЕДОВАНИЙ | Способ и устройство считывания данных с носителя из стекла |
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| KR101501509B1 (ko) * | 2013-10-28 | 2015-03-11 | 한국표준과학연구원 | 이중 광빗 펨토초 광섬유 레이저 |
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| NL8101932A (nl) * | 1981-04-21 | 1982-11-16 | Philips Nv | Inrichting voor het inschrijven en uitlezen van informatiesporen in een optische registratiedrager. |
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-
1999
- 1999-04-13 TW TW088105833A patent/TW424236B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-08-16 US US09/376,666 patent/US6341116B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-10 JP JP11257952A patent/JP2000298868A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2710388C1 (ru) * | 2019-05-21 | 2019-12-26 | Российская Федерация, от имени которой выступает ФОНД ПЕРСПЕКТИВНЫХ ИССЛЕДОВАНИЙ | Способ и устройство считывания данных с носителя из стекла |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW424236B (en) | 2001-03-01 |
| US6341116B1 (en) | 2002-01-22 |
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