JP2000299570A - バックル装置 - Google Patents

バックル装置

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JP2000299570A
JP2000299570A JP11106532A JP10653299A JP2000299570A JP 2000299570 A JP2000299570 A JP 2000299570A JP 11106532 A JP11106532 A JP 11106532A JP 10653299 A JP10653299 A JP 10653299A JP 2000299570 A JP2000299570 A JP 2000299570A
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JP11106532A
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Junta Inari
順太 稲荷
Takao Yuyama
恭男 湯山
Shiken Jo
子健 徐
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクプレーヤのバックル装置において、
操作性を向上させて、簡単なワンタッチ操作で上蓋の開
閉操作及びロック操作を行なえるようにする。 【解決手段】プレーヤ本体20の上蓋30を閉じた位置
にてロックし又開くようにロックを解除するバックル装
置40において、バックル本体43を構成する上側バッ
クル41に押圧部41a,被係止片47b,係合部47
cを設け、プレーヤ本体20側に往復動自在に配置され
たプレートバックル44に係止片44dを設け、プレー
トバックル44の端部に押しボタン45を取り付け、係
止片44dを被係止片47bに係合させるように付勢す
る引っ張りばね49を設け、上側バックル41を非ロッ
ク状態に向けて付勢する捩じりばね46を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉蓋等が開かな
いようにロックする際に適用されるバックル装置に関
し、特に、携帯用のCDプレーヤ、MDプレーヤ、カセ
ットテーププレーヤ等の開閉蓋を閉状態にてロックする
際に適用されるバックル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDプレーヤは、図13及び図1
4に示すように、プレーヤ本体1と、このプレーヤ本体
1の上方を覆うように開閉自在に取り付けられた開閉蓋
としての上蓋2と、この上蓋2を閉じた状態でロックす
るバックル装置3等を備えている。プレーヤ本体1に
は、ディスクを載置して回転させるためのターンテーブ
ル4、このターンテーブル4に載置されたディスクを読
み取る光ピックアップ5、その他の電子部品及び駆動機
構等が収納されている。上蓋2は、プレーヤ本体1の一
側部において、枢軸2a回りに揺動自在に取り付けられ
ており、その外側表面には、種々の操作ボタン等が配置
されている。
【0003】バックル装置3は、上側バックル3a、下
側バックル(不図示)等により構成されている。この上
側バックル3aは、上蓋2を閉じた状態で、上蓋2とプ
レーヤ本体1との外輪郭に沿うような上側折り曲げ片3
bをもつ湾曲した形状に形成されており、プレーヤ本体
1の前方下側に固定された下側バックルに対して、揺動
自在に取り付けられている。そして、上蓋2を閉じた状
態で、上側バックル3aが後方に向けて回動させられる
と、その上側折り曲げ片3bが上蓋2の上面をプレーヤ
本体1に向けて押し付け、上蓋2が開くのを防止した状
態となる。
【0004】このようなバックル装置3を備えるCDプ
レーヤにおいて、ディスクの出し入れを行なう場合は、
図13に示すように、上蓋2が閉じた状態にあるとき、
先ず操作者が上側バックル3aを前方に向かって回動さ
せて、その上側折り曲げ片3bを上蓋2の上面から離脱
させた後、図14に示すように、上蓋2を上方に向けて
回動させて略垂直となるまで開き、その後、ディスクの
出し入れを行なう。そして、ディスクの出し入れが終了
した後、図13に示すように、再び上蓋2を閉じて、上
側バックル3aを後方に回動させ、上蓋2を閉じた状態
でロックするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
バックル装置を備えたCDプレーヤにおいては、上蓋2
を開ける際に、先ず上側バックル3aを前方に回動させ
て上蓋2から離脱させ、続いて、上蓋2を上方に回動さ
せて開けるという2段構えの動作を必要とし、一方、上
蓋2を閉じる際も、先ず上蓋2を下向きに回動させて閉
じ、続いて、上側バックル3aを後方に回動させて上蓋
2をロックするという2段構えの動作を必要とするもの
である。したがって、上蓋2の開閉操作に時間を要し、
又、不慣れな操作者が上蓋2の開閉操作を行なう場合
は、両手を使って行なわなければならない場合もあり、
取り扱いあるいは操作性の点で、好ましいものではなか
った。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、その目的とするところは、操作性
が良く、簡単なワンタッチ操作で開閉蓋等の開閉操作及
びロック操作を行なえるバックル装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構
成をなす発明を見出すに至った。すなわち、本発明のバ
ックル装置は、所定の基台に対して揺動自在に設けられ
かつ常時開方向に向けて付勢された開閉蓋を閉じた位置
にてロックするロック状態及び開閉蓋のロックを解除し
た非ロック状態を形成するべく、基台に対して揺動自在
に設けられかつ開閉蓋の外側表面の一部を押圧する押圧
部を有するバックル本体を備えたバックル装置であっ
て、上記開閉蓋の閉動作に連動させてバックル本体をロ
ック状態に位置付ける連動手段と、バックル本体がロッ
ク状態から非ロック状態に向けて移動するのを禁止する
禁止手段と、この禁止手段によりバックル本体の移動が
禁止された状態を解除するための解除操作手段と、この
解除操作手段により解除されたバックル本体を非ロック
状態に向けて付勢する付勢手段と、を有することを特徴
としている。
【0008】上記構成において、連動手段として、開閉
蓋が閉じられる際に開閉蓋の一部により押されてバック
ル本体をロック状態に向けて移動させるように、上記押
圧部との間に開閉蓋の一部を挟み込む内側の位置にてバ
ックル本体に設けられた係合部を採用することができ
る。上記構成において、禁止手段として、バックル本体
に設けられた被係止片と、基台に対して往復動自在に設
けられかつ被係止片に係合してバックル本体の移動を禁
止する係止片と、この係止片を常時被係止片と係合する
ように付勢する弾性体とにより構成し、解除操作手段と
して、上記弾性体の付勢力に抗して係止片を被係止片か
ら離脱する方向に移動させる押しボタンを採用すること
ができる。
【0009】また、本発明のバックル装置は、ディスク
プレーヤのプレーヤ本体に対して揺動自在に設けられか
つ常時開方向に向けて付勢された上蓋を閉じた位置にて
ロックするロック状態及び上蓋のロックを解除した非ロ
ック状態を形成するべく、プレーヤ本体に対して揺動自
在に設けられかつ上蓋の外側表面の一部を押圧する押圧
部を有するバックル本体を備えたバックル装置であっ
て、上記上蓋の閉動作に連動させてバックル本体をロッ
ク状態に位置付ける連動手段と、バックル本体がロック
状態から非ロック状態に向けて移動するのを禁止する禁
止手段と、この禁止手段によりバックル本体の移動が禁
止された状態を解除するための解除操作手段と、この解
除操作手段により解除されたバックル本体を非ロック状
態に向けて付勢する付勢手段と、を有することを特徴と
している。
【0010】上記構成において、連動手段として、上蓋
が閉じられる際に上蓋の一部により押されてバックル本
体をロック状態に向けて移動させるように、上記押圧部
との間に上蓋の一部を挟み込む内側の位置にてバックル
本体に設けられた係合部を採用することができる。上記
構成において、禁止手段として、バックル本体に設けら
れた被係止片と、プレーヤ本体に対して往復動自在に設
けられかつ被係止片に係合してバックル本体の移動を禁
止する係止片と、この係止片を常時被係止片と係合する
ように付勢する弾性体とにより構成し、解除操作手段と
して、上記弾性体の付勢力に抗して係止片を被係止片か
ら離脱する方向に移動させる押しボタンを採用すること
ができる。上記構成において、バックル本体が、上蓋が
閉じた状態でプレーヤ本体及び上蓋の輪郭に略沿う形状
に湾曲して形成され、又、上記押しボタンが、バックル
本体に形成された開口部内において往復動自在に配置さ
れた構成を採用することができる。
【0011】本発明のバックル装置においては、基台あ
るいはプレーヤ本体に対して閉じたロック状態にある開
閉蓋あるいは上蓋を開ける際に、解除操作手段を作動さ
せると、禁止手段によりバックル本体の移動を禁止した
状態が解除され、付勢手段の付勢力により、バックル本
体は非ロック状態に向けて移動する。これにより、開閉
蓋あるいは上蓋はロック状態から開放され、所定の付勢
力により開状態に向けて自動的に開く。一方、開いた非
ロック状態にある開閉蓋あるいは上蓋を閉じる際には、
開閉蓋あるいは上蓋を閉じる方向に移動させると、連動
手段の作用によりバックル本体がロック状態に向けて移
動し、禁止手段によりバックル本体が非ロック状態に向
けて移動するのが禁止される。この状態で、開閉蓋ある
いは上蓋は、その外側表面の一部がバックル本体の押圧
部により押し付けられてロックされた状態となる。これ
により、開閉蓋あるいは上蓋は、基台あるいはプレーヤ
本体に対して閉じた状態にて確実に保持される。上記連
動手段として、バックル本体の押圧部との間に開閉蓋あ
るいは上蓋の一部を挟み込む内側の位置にてバックル本
体に設けられた係合部を採用した場合は、開閉蓋あるい
は上蓋が閉じられる際に、この係合部が開閉蓋あるいは
上蓋の一部により押されて、バックル本体をロック状態
に向けて移動させる。上記禁止手段として、バックル本
体に設けられた被係止片と、基台あるいはプレーヤ本体
に対して往復動自在に設けられかつ被係止片に係合して
バックル本体の移動を禁止する係止片と、この係止片を
常時被係止片と係合するように付勢する弾性体とからな
る構成を採用し、解除操作手段として、上記弾性体の付
勢力に抗して係止片を被係止片から離脱する方向に移動
させる押しボタンを採用した場合は、閉じてロック状態
にある開閉蓋あるいは上蓋を開ける際に、押しボタンを
押すと、係止片が被係止片から離脱し、付勢手段の付勢
力により、バックル本体は非ロック状態に向けて移動す
る。これにより、開閉蓋あるいは上蓋は、ロック状態か
ら開放され、所定の付勢力により開状態に向けて自動的
に開く。一方、開いた非ロック状態にある開閉蓋あるい
は上蓋を閉じる際には、開閉蓋あるいは上蓋を閉じる方
向に移動させると、連動手段の作用すなわち係合部が開
閉蓋あるいは上蓋の一部により押されて、バックル本体
がロック状態に向けて移動し、被係止片が係止片に係合
してバックル本体の移動が禁止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるバックル装置を備えたディスクプレーヤを
示すものである。このディスクプレーヤ10は、基台と
してのプレーヤ本体20と、このプレーヤ本体20に対
して開閉自在に取り付けられた開閉蓋としての上蓋30
と、この上蓋30を閉じた位置にてロックするロック状
態及びこのロックを解除した非ロック状態を形成するた
めのバックル装置40等を、その基本構成として備えて
いる。
【0013】プレーヤ本体20には、従来のディスクプ
レーヤと同様に、ディスクを載置して回転させるための
ターンテーブル、このターンテーブルに載置されたディ
スクを読み取る光ピックアップ、その他の電子部品及び
駆動機構等(いずれも不図示)が設けられている。上蓋
30は、プレーヤ本体20の一側部において、枢軸20
a回りに揺動自在に取り付けられており、この枢軸20
aに配置された捩じりばね(不図示)等により、常時開
く方向に付勢された状態となっている。この上蓋30の
外側表面には、種々の操作ボタン(不図示)等が配置さ
れている。また、上蓋30の一部すなわち自由端部30
aは、後述する上側バックル41に形成された押圧部4
1a及び係合部47c(図4参照)に対して、係合し又
離脱できるような所定形状に形成されている。
【0014】バックル装置40は、上側バックル41及
び下側バックル42からなるバックル本体43と、プレ
ーヤ本体20内のシャーシ21に対して水平方向に往復
動自在に配置されたプレートバックル44と、このプレ
ートバックル44の一端側に取り付けられた解除操作手
段としての押しボタン45と、上側バックル41を非ロ
ック状態に向けて常時付勢する付勢手段としての捩じり
ばね46等により構成されている。
【0015】バックル本体43を構成する上側バックル
41は、図1及び図2に示すように、プレーヤ本体20
及び上蓋30の外輪郭に略沿うような湾曲した形状に形
成されている。そして、上側の略中央領域には、上蓋3
0の自由端部30aをその外表面に当接して押し下げる
押圧部41aが形成されており、略中央領域には、略矩
形形状の開口部41bが形成されており、下側の両端領
域には、貫通孔41cが形成されている。また、上側の
裏面領域には、2つのねじ穴41dが形成されている。
【0016】バックル本体43を構成する下側バックル
42は、図1及び図3に示すように、プレーヤ本体20
の外輪郭に略沿うような湾曲した形状でかつ輪郭が略矩
形形状に形成されている。そして、プレーヤ本体20に
接合される領域には、2つの貫通孔42aが形成されて
おり、この貫通孔42aが設けられた側と反対側の領域
には、上側バックル41を支持するための支持部42b
が形成されており、この支持部42bの両端部に2つの
ねじ穴(枢軸穴)42cが形成されている。
【0017】すなわち、下側バックル42は、貫通孔4
2aを通してねじ等(不図示)によりプレーヤ本体20
に固定されており、上側バックル41は、貫通孔41c
を通してねじ穴42cに螺合されたねじ等(不図示)に
より、下側バックル42に連結されて、このねじ等を枢
軸として揺動自在に取り付けられている。
【0018】上側バックル41の内側には、キャッチバ
ックル47が固定されている。このキャッチバックル4
7は、図4に示すように、水平方向に伸長する基部47
aと、この基部47aの略中央部から下方に向かって伸
長し、その下端部47b’が水平に形成された被係止片
47bと、基部47aの両端部から下方に伸長しかつ水
平方向にV字状に拡がって伸長する係合部47cと、基
部47aに開けられた貫通孔47d等により形成されて
いる。そして、この基部47aに形成された貫通孔47
dにねじ等を装着して上側バックルに形成されたねじ穴
41dに螺合することにより、上記キャッチバックル4
7が上側バックル41に対して固定された状態となる。
【0019】上記構成において、係合部47cは、図1
に示すように、押圧部41aよりも下方(内側)の位置
に所定間隔をあけて配置された状態にあり、この押圧部
41aと係合部47cとの間に、上蓋30の自由端部3
0aが入り込むようになっている。すなわち、係合部4
7cが、上蓋30が閉じられる際に上蓋30の一部(自
由端部30a)により押されて、バックル本体43(上
側バックル41)をロック状態に位置付ける連動手段と
して機能している。
【0020】プレートバックル44は、図5に示すよう
に、水平方向に拡がる基板部44aと、この基板部44
aの一側部にて直立するように形成された第1立ち上げ
片44bと、基板部44aの他側部にて直立するように
形成された2つの第2立ち上げ片44cと、基板部44
aの略中央部にて直立するように形成された第3立ち上
げ片44d等により、その基本形状が構成されている。
また、基板部44aには、一側部から他側部に向かって
伸長する2つの案内溝44eが形成されており、第1立
ち上げ片44bには、2つの貫通孔44fが形成されて
おり、第2立ち上げ片44cには、弾性体としての引っ
張りばね49(図1参照)の一端を係止する切り欠き部
44gが形成されており、第3立ち上げ片44dには、
水平方向に折り曲げられた係止片としての平坦部44
d’と、この平坦部44d’から斜め上方に向けて伸長
する傾斜部44d’’が形成されている。
【0021】上記の構成からなるプレートバックル44
は、シャーシ21に固定されたガイドプレート48によ
り、往復動自在に支持されている。このガイドプレート
48は、図6に示すように、シャーシ21に固定される
基板部48aと、この基板部48aの一側部両端にて直
立するように形成された第1立ち上げ片48bと、基板
部48aの一側部から他側部に向かって配列するように
植設されたガイドピン48c等により構成されている。
また、第1立ち上げ片48aには、弾性体としての引っ
張りばね49(図1参照)の他端を係止する切り欠き部
48dが形成されている。すなわち、ガイドプレート4
8のガイドピン48cが、プレートバックル44の案内
溝44eに遊嵌されて、矢印L方向(図1及び図5
(a)参照)に往復動自在に配置され、さらに、第2立
ち上げ片44cの切り欠き部44gと第1立ち上げ片4
8bの切り欠き部48dとの間に引っ張りばね49が張
設されて、ガイドプレート48とプレートバックル44
とがお互いに近づく方向(プレートバックル44が、プ
レーヤ本体20の外縁部(外側)に向かう方向)に付勢
されている。
【0022】上記構成において、バックル本体43すな
わち上側バックル41に固定されたキャッチバックル4
7の被係止片47b、水平方向において往復動自在に配
置されたプレートバックル44の第3立ち上げ片44d
(係止片としての平坦部44d’)、プレートバックル
44の第2立ち上げ片44cとガイドプレート48の第
1立ち上げ片48bとの間に張設されて第3立ち上げ片
44dの平坦部44dを被係止片47bに対して常時係
合するように付勢する引っ張りばね49(弾性体)等に
より、上側バックル41がロック状態から非ロック状態
に向けて移動、すなわち、上側バックル41が、図1中
においてR2方向に回転するのを禁止する禁止手段が構
成されている。
【0023】解除操作手段としての押しボタン45は、
図7に示すように、外輪郭の一部が略二次元的に湾曲し
た形状でかつ外輪郭の寸法が上側バックル41の開口部
41bよりも僅かに小さくなるように形成されており、
操作者が指を触れる外側湾曲部45aと、その内側に形
成された2つのねじ穴45b等により構成されている。
この押しボタン45は、プレートバックル44の第1立
ち上げ片44bに形成された貫通孔44fを通してねじ
(不図示)をねじ穴45bに螺合させるとで、プレート
バックル44に対して固定された状態となっている。ま
た、押しボタン45は、組付けられた休止状態におい
て、上側バックル41の開口部41b内に配置されて、
この開口部41bから所定量だけ突出した状態になって
いる。したがって、操作者が、引っ張りばね49の付勢
力に抗して、突出した押しボタン45の外側湾曲部45
aを押すことにより、プレートバックル44はプレーヤ
本体20の内部に向かって移動することになる。上記構
成においては、押しボタン45が上側バックル41の開
口部41b内に配置されていることから、レイアウト上
の部品の集約化を行なうことができ、装置全体としての
小型化等を達成することができる。
【0024】付勢手段としての捩じりばね46は、図8
に示すように、プレーヤ本体20を形成する上側筐体2
2に突出して形成された突起22aに取り付けられてい
る。そして、この捩じりばね46の一端部46aが、上
側筐体22の裏面に当接した状態で固定され、他端部4
6bが、揺動自在に取り付けられる上側バックル41に
当接するように、すなわち、キャッチバックル47を形
成する係合部47cの下縁部47eに当接するように延
出した状態に形成されている。
【0025】したがって、上側バックル41が、R1方
向(図8(a)参照)に回転させられると、捩じりばね
46の他端部46bが下縁部47eに当接して押し下げ
られ、上側バックル41を反対のR2方向(図8(a)
参照)に向けて回転させるような付勢力が作用しあるい
はこの付勢力がより増加した状態となる。すなわち、上
側バックル41のロック状態が解除されると、捩じりば
ね46の他端部46bが上側バックル41を押し上げ
て、上側バックル41はR2方向に回転することにな
る。
【0026】次に、上記実施形態に係るバックル装置4
0の動作について、図9ないし図12を参照しつつ説明
する。先ず、バックル装置40によりロックされた状態
にある上蓋30を開ける場合について説明する。上蓋3
0がロックされた状態においては、図9に示すように、
上蓋30の自由端部30aの上面が、上側バックル41
の押圧部41aにより押し下げられて、上蓋30がプレ
ーヤ本体20と接合して閉じた状態にある。また、プレ
ートバックル44が、引っ張りばね49により付勢され
て図9中左側に引き寄せられて、第3立ち上げ片44d
(係止片)の平坦部44d’が、キャッチバックル47
の被係止片47b(下端部47b’)に係合しており、
上側バックル41が非ロック状態に向けてすなわちR2
方向に回転するのを禁止した状態となっている。
【0027】この状態において、操作者が、解除操作手
段である押しボタン45を所定量だけ押し込むと、図1
0に示すように、プレートバックル44が図10中右向
きに移動して、第3立ち上げ片44d(係止片)の平坦
部44d’が、キャッチバックル47の被係止片47b
(下端部47b’)から離脱する。と同時に、係止片に
よる上側バックル41のロック状態が解除されて、上側
バックル41がR2方向に回転し始める。さらに、この
上側バックル41の回転に伴い、押圧部41aによる自
由端部30aの押し下げ状態が解除されて、捩じりばね
等の付勢力により、上蓋30が上向き(図10中のR3
方向)に移動し始める。
【0028】さらに、押しボタン45が押し込まれて、
プレートバックル44が内部に向かって(図11中の右
側に向かって)移動すると、図11に示すように、キャ
ッチバックル47の被係止片47b(下端部47b’)
が、第3立ち上げ片44d(係止片)の傾斜部44
d’’に当接しつつ、上側バックル41が非ロック状態
に向かってR2方向にさらに回転する。そして、上蓋3
0の自由端部30aが、上側バックル41の押圧部41
aにより押し下げられた係合状態、すなわち、上蓋30
が自動的に開くのを拘束した状態から開放される。
【0029】そして、上側バックル41が所定角度θ回
転すると、所定のストッパ(不図示)等により、R2方
向への角度θを超える回転が規制され、一方、ロック状
態から開放された上蓋30は、図12に示すように、捩
じりばね等の付勢力により自動的に上向き(R3方向)
に回動して、略直立した状態まで開く。これにより、デ
ィスクの出し入れを行なうことができる。
【0030】このように、操作者のワンタッチ操作で、
バックル本体43(上側バックル41)によるロック状
態を解除できると共に、上蓋30を開くことができる。
したがって、操作者が、上蓋30を開ける際の操作性が
向上する。
【0031】続いて、開けられた状態にある上蓋30を
閉じて、バックル装置40によりロックする場合につい
て説明する。先ず、上蓋30が開けられて略直立した状
態から、図11に示すように、操作者が上蓋30を下向
き(R4方向)に押し下げて、所定角度回転させると、
上蓋30の自由端部30a(突出部30a’)が、キャ
ッチバックル47の係合部47cに当接する。
【0032】操作者が、上蓋30をさらに押し下げる
と、上蓋30の自由端部30a(突出部30a’)によ
り係合部47cが押し下げられ、上側バックル41は、
捩じりばね46の付勢力に抗して下向き(図11中のR
1方向)に回転する。この上側バックル41の回転に伴
って、キャッチバックル47の被係止片47b(下端部
47b’)は、第3立ち上げ片44dの傾斜部44
d’’を滑って下方に移動し、この移動に追従してプレ
ートバックル44は外側(図11中の左側)に向かって
移動する。
【0033】そして、上側バックル41が、図10に示
すような位置まで回転すると、キャッチバックル47の
被係止片47b(下端部47b’)は、第3立ち上げ片
44dの傾斜部44d’’から離脱し、平坦部44d’
に移行し始める。と同時に、プレートバックル44は、
引っ張りばね49の付勢力により、外側(図10中の左
側)に向かって移動し、図9に示すように、第3立ち上
げ片44dの平坦部44d’が被係止片47bの下端部
47b’上に滑り込んで、平坦部44d’(係止片)と
下端部47b’(被係止片47b)とが係合し、押しボ
タン45が開口部41bから突出した休止位置に復帰し
た状態となる。この状態で、上側バックル41の押圧部
41aが上蓋30の自由端部30aを上側から押し下
げ、かつ、上側バックル41がロックされた状態とな
る。これにより、上蓋30は、閉じた状態にて、バック
ル本体43(上側バックル41)により確実にロックさ
れる。
【0034】このように、操作者のワンタッチ操作で、
上蓋30の閉動作及びバックル本体43(上側バックル
41)による上蓋30のロック動作を行なうことができ
る。したがって、操作者が、上蓋30を閉じてロックす
る際の操作性が向上する。
【0035】上記の実施形態においては、本発明に係る
バックル装置をディスクプレーヤに適用した例を示した
が、これに限定されるものではなく、カセットテーププ
レーヤ、その他のオーディオ機器等にも適用することが
できる。また、上記実施形態においては、付勢手段ある
いは弾性体として、捩じりばね、引っ張りばね等を採用
したが、ゴム等その他の弾性材料等を採用するとも可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のバックル装
置によれば、開閉蓋又は上蓋の閉動作に連動させてバッ
クル本体をロック状態に位置付ける連動手段、バックル
本体がロック状態から非ロック状態に向けて移動するの
を禁止する禁止手段、禁止手段によりバックル本体の移
動が禁止された状態を解除するための解除操作手段、解
除操作手段により解除されたバックル本体を非ロック状
態に向けて付勢する付勢手段を設けたことにより、操作
者のワンタッチ操作で、ロック解除から開閉蓋又は上蓋
の開動作及び開閉蓋又は上蓋の閉動作からロック動作を
行なうことができ、操作性、利便性等が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックル装置を備えたディスクプ
レーヤの側面図及び断面図である。
【図2】本発明に係るバックル装置を構成する上側バッ
クルを示すものであり、(a)は平面図、(b)は底面
図、(c)は側面図、(d)は(a)中のE1−E1部
における断面図である。
【図3】本発明に係るバックル装置を構成する下側バッ
クルを示すものであり、(a)は平面図、(b)は
(a)中のE2−E2部における断面図、(c)は
(a)中のE3−E3部における断面図である。
【図4】本発明に係るバックル装置を構成するキャッチ
バックルを示すものであり、(a)は平面図、(b)は
(a)中のE4−E4部における断面図、(c)は
(a)中のE5−E5部における断面図である。
【図5】本発明に係るバックル装置を構成するプレート
バックルを示すものであり、(a)は平面図、(b)は
正面図、(c)は(a)中のE6−E6部における断面
図である。
【図6】本発明に係るバックル装置を構成するガイドプ
レートを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側
面図、(c)は正面図である。
【図7】本発明に係るバックル装置を構成する押しボタ
ンを示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は背面図、(d)は(b)中のE7−E7部
における断面図、(e)は(b)中のE8−E8部にお
ける断面図、(f)は側面図である。
【図8】本発明に係るバックル装置を構成する付勢手段
としての捩じりばねを示すものであり、(a)は捩じり
ばねが取り付けられた状態を示す上方斜視図、(b)は
捩じりばねが取り付けられた状態を示す下方斜視図であ
る。
【図9】本発明に係るバックル装置の動作(ロック状
態)を説明するための断面図である。
【図10】本発明に係るバックル装置の動作(ロック状
態を解除する動作)を説明するための断面図である。
【図11】本発明に係るバックル装置の動作(ロック状
態を解除する動作)を説明するための断面図である。
【図12】本発明に係るバックル装置の動作(非ロック
状態)を説明するための断面図である。
【図13】従来のバックル装置を備えたディスクプレー
ヤの外観斜視図である。
【図14】従来のバックル装置を備えたディスクプレー
ヤにおいて、上蓋を開いた状態を示す外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
10・・・ディスクプレーヤ、20・・・プレーヤ本体
(基台)、21・・・シャーシ、22・・・上側筐体、
22a・・・突起、30・・・上蓋(開閉蓋)、30a
・・・自由端部、40・・・バックル装置、41・・・
上側バックル、41a・・・押圧部、41b・・・開口
部、42・・・下側バックル、43・・・バックル本
体、44・・・プレートバックル、44c・・・第2立
ち上げ片、44d・・・第3立ち上げ片(係止片)、4
4d’・・・平坦部(係止片)、44d’’・・・傾斜
部、44e・・・案内溝、44g・・・切り欠き部、4
5・・・押しボタン(解除操作手段)、46・・・捩じ
りばね(付勢手段)、46a・・・一端部、46b・・
・他端部、47・・・キャッチバックル、47b・・・
被係止片、47b’・・・下端部、47c・・・係合
部、47e・・・下縁部、48・・・ガイドプレート、
48b・・・第1立ち上げ片、48c・・・ガイドピ
ン、48d・・・切り欠き部、49・・・引っ張りばね
(弾性体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徐 子健 マレーシア,ペナン,13600 プライ,プ ライインダストリアル エステート,フリ ー トレード ゾーン. ソニー エレク トロニクス(エム) エスディーエヌ.ビ ーエイチディー. Fターム(参考) 4E360 AA02 AB04 AB42 BA04 BB02 BB14 BB22 BC03 BC04 BC07 BC08 BD03 BD05 EA13 EA18 EC11 ED04 ED12 ED13 ED29 FA16 GA02 GA06 GA46 GB13 GB14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基台に対して揺動自在に設けられ
    かつ常時開方向に向けて付勢された開閉蓋を閉じた位置
    にてロックするロック状態及び開閉蓋のロックを解除し
    た非ロック状態を形成するべく、前記基台に対して揺動
    自在に設けられかつ開閉蓋の外側表面の一部を押圧する
    押圧部を有するバックル本体を備えたバックル装置であ
    って、 開閉蓋の閉動作に連動させて前記バックル本体をロック
    状態に位置付ける連動手段と、 前記バックル本体がロック状態から非ロック状態に向け
    て移動するのを禁止する禁止手段と、 前記禁止手段によりバックル本体の移動が禁止された状
    態を解除するための解除操作手段と、 前記解除操作手段により解除された前記バックル本体を
    非ロック状態に向けて付勢する付勢手段と、を有するこ
    とを特徴とするバックル装置。
  2. 【請求項2】 前記連動手段は、開閉蓋が閉じられる際
    に開閉蓋の一部により押されて前記バックル本体を前記
    ロック状態に向けて移動させるように、前記押圧部との
    間に前記開閉蓋の一部を挟み込む内側の位置にて前記バ
    ックル本体に設けられた係合部からなる、ことを特徴と
    する請求項1記載のバックル装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段は、前記バックル本体に設
    けられた被係止片と、前記基台に対して往復動自在に設
    けられかつ前記被係止片に係合して前記バックル本体の
    移動を禁止する係止片と、前記係止片を常時前記被係止
    片と係合するように付勢する弾性体とからなり、 前記解除操作手段は、前記弾性体の付勢力に抗して前記
    係止片を前記被係止片から離脱する方向に移動させる押
    しボタンからなる、ことを特徴とする請求項1記載のバ
    ックル装置。
  4. 【請求項4】 ディスクプレーヤのプレーヤ本体に対し
    て揺動自在に設けられかつ常時開方向に向けて付勢され
    た上蓋を閉じた位置にてロックするロック状態及び上蓋
    のロックを解除した非ロック状態を形成するべく、前記
    プレーヤ本体に対して揺動自在に設けられかつ上蓋の外
    側表面の一部を押圧する押圧部を有するバックル本体を
    備えたバックル装置であって、 上蓋の閉動作に連動させて前記バックル本体をロック状
    態に位置付ける連動手段と、 前記バックル本体がロック状態から非ロック状態に向け
    て移動するのを禁止する禁止手段と、 前記禁止手段によりバックル本体の移動が禁止された状
    態を解除するための解除操作手段と、 前記解除操作手段により解除された前記バックル本体を
    非ロック状態に向けて付勢する付勢手段と、を有するこ
    とを特徴とするバックル装置。
  5. 【請求項5】 前記連動手段は、上蓋が閉じられる際に
    上蓋の一部により押されて前記バックル本体を前記ロッ
    ク状態に向けて移動させるように、前記押圧部との間に
    前記上蓋の一部を挟み込む内側の位置にて前記バックル
    本体に設けられた係合部からなる、ことを特徴とする請
    求項4記載のバックル装置。
  6. 【請求項6】 前記禁止手段は、前記バックル本体に設
    けられた被係止片と、前記プレーヤ本体に対して往復動
    自在に設けられかつ前記被係止片に係合して前記バック
    ル本体の移動を禁止する係止片と、前記係止片を常時前
    記被係止片と係合するように付勢する弾性体とからな
    り、 前記解除操作手段は、前記弾性体の付勢力に抗して前記
    係止片を前記被係止片から離脱する方向に移動させる押
    しボタンからなる、ことを特徴とする請求項4記載のバ
    ックル装置。
  7. 【請求項7】 前記バックル本体は、前記上蓋が閉じた
    状態で前記プレーヤ本体及び上蓋の輪郭に略沿う形状に
    湾曲して形成されており、 前記押しボタンは、前記バックル本体に形成された開口
    部内において往復動自在に配置されている、ことを特徴
    とする請求項6記載のバックル装置。
JP11106532A 1999-04-14 1999-04-14 バックル装置 Pending JP2000299570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012114671A1 (ja) * 2011-02-24 2014-07-07 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2012114671A1 (ja) * 2011-02-24 2014-07-07 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 電子機器

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