JP2000300871A - かみそり - Google Patents
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
凹凸に応じて刃体の厚さ方向、幅方向及びそれらが合成
された方向へ傾動自在に支持する自在継手手段を共通化
することにより、小型化を図ることができるかみそりを
提供する。 【解決手段】安全剃刀のホルダの先端部にはヘッド部1
0が収容されている。ヘッド部10は一対の支持アーム
22a、22bとプッシャー23等を備えている。替刃
カートリッジの刃台61の一側中央には係合部62が形
成されている。各支持アーム22a、22bの係合突部
33a、33bは係合部62を挟着支持しており、その
下端面は係合面65a、65bに当接されている。プッ
シャー23の上端部は係合突部66の当接面71、72
に当接されている。替刃カートリッジはホルダに対して
支持アーム22a、22bによって、刃体の厚さ方向、
幅方向及びそれらが合成された方向へ傾動自在に支持さ
れている。
Description
ものである。
載のかみそりのホルダが知られている。前記ホルダの先
端部には替刃カートリッジを着脱可能なかみそりヘッド
が設けられている。前記ヘッドには、替刃カートリッジ
をホルダに対して、替刃の長手方向に沿った仮想軸線の
周りで回動可能となるように支持する一対の係合アーム
が設けられている。各係合アームは、ヘッドに対して前
後方向に独立に摺動自在に配置され、このことにより替
刃カートリッジは、替刃の厚さ方向へ揺動自在にされて
いる。又、両係合アーム間には、替刃カートリッジの裏
面側をスプリングによって付勢された押圧部材が当接さ
れ、髭剃り時における替刃カートリッジの仮想軸線の周
りの回動がされた際に、替刃カートリッジの回動復帰を
行うようにされている。
係合アームや、押圧部材の作用により、顔面の凹凸に応
じて刃体の厚さ方向や、刃体の幅方向に替刃カートリッ
ジが傾動して、髭剃りを行うことができるようにされて
いる。
のものを替刃カートリッジ本体に対して刃幅方向に移動
自在にする機構を設けた技術も提案されている(特開平
5−184740号公報)。
そりのホルダも知られている。この両技術を組み合わせ
たかみそりのホルダは、かみそりの刃体が、替刃の厚み
方向の移動と、替刃の幅方向の移動とが組み合わさっ
て、いわゆる三次元的(立体的)な刃体の移動が可能と
なる。即ち、顔面の立体的な凹凸に応じて、刃体は係合
アームのヘッドに対する前後方向への移動、替刃カート
リッジの仮想軸線周りでの回動、及び刃体の替刃カート
リッジ本体に対する刃幅方向への移動が組み合わさった
状態で行われる。
に、両技術を組み合わせたかみそりのホルダの場合、三
次元的(立体的)な替刃の移動が可能ではあるものの、
係合アームのヘッドに対する前後方向への移動、替刃カ
ートリッジの仮想軸線周りでの回動、及び刃体の替刃カ
ートリッジ本体に対する刃幅方向への移動のための機構
はそれぞれ独立した機構、或いは部材にて構成されてい
るため、部品点数が多くなり、コスト高となる問題があ
る。
合、それぞれによって刃体のスムーズな動きを得る必要
があるが、他の機構による刃体の動きのスムーズな動き
を干渉しないように、各機構の厳密な位置調整を行っ
て、機構を組み立てる必要がある。従って、その調整作
業が難しい問題がある。
ダに対して、顔面等の凹凸に応じて刃体の厚さ方向、幅
方向及びそれらが合成された方向へ傾動自在に支持する
自在継手手段を共通化することにより、小型化を図るこ
とができるかみそりを提供することにある。
に、請求項1の発明は、替刃カートリッジをホルダに設
けた自在継手手段によって刃体の厚さ方向、幅方向及び
それらが合成された方向へ傾動自在に支持するととも
に、替刃カートリッジを傾動前の元位置に復帰させる復
元手段を備えたかみそりであって、前記自在継手手段
を、前記替刃カートリッジの被支持部を挟着状に、刃体
の厚さ方向、幅方向及びそれらが合成された方向へ傾動
自在に把持する少なくとも一対の把持部材にて構成した
ことを要旨としている。
一対の把持部材によって、替刃カートリッジの被支持部
が挟着され、刃体の厚さ方向、幅方向及びそれらが合成
された方向へ傾動自在に把持される。
ることにより、それぞれ独立した機構にて替刃カートリ
ッジを前記各方向へ傾動自在に支持する場合に比較し
て、各機構の厳密な位置調整を行って、機構を組み立て
る必要はなく、調整作業を殆ど行う必要はない。又、各
機構が互いに干渉することが回避されるため、替刃カー
トリッジはスムーズに動く。
において、前記替刃カートリッジの被支持部には、刃体
の幅方向に沿って被挟着部が形成され、前記各把持部材
は、互いに相対する方向に向かって延設された係合突部
を含み、同両係合突部にて前記被挟着部を挟着支持する
ものであることを要旨としている。
1の発明の作用に加えて、各把持部材に設けられた係合
突部によって、替刃カートリッジの被支持部に形成され
た被挟着部が挟着支持される。
において、前記把持部材の係合突部と替刃カートリッジ
の被挟着部は、替刃カートリッジのホルダに対する、替
刃カートリッジの中央部を中心にした刃体の厚さ方向へ
の傾動を許容するように、互いに相対位置が変位自在に
形成されていることを要旨としている。
2の発明の作用に加えて、替刃カートリッジのホルダに
対する、替刃カートリッジの中央部を中心にした刃体の
厚さ方向への傾動が許容される。
に記載の発明において、前記把持部材は、替刃カートリ
ッジがその中央部を中心にして刃体の幅方向に傾動さ
れ、前記被挟着部にて各把持部材の係合突部が互いに離
間する方向に押圧された際、非傾動時よりも離間変位す
るように構成したものであることを要旨としている。
2又は請求項3の発明の作用に加えて、替刃カートリッ
ジがその中央部を中心にして刃体の幅方向に傾動され、
被挟着部にて各把持部材の係合突部が互いに離間する方
向に押圧されると、把持部材は非傾動時よりも離間変位
され、その状態で被挟着部を挟着支持する。
うち何れか一項に記載の発明において、前記係合突部の
被支持部に対する当接面は、刃体の幅方向に沿って円弧
状に形成され、前記把持部材は、前記係合突部の当接面
に沿って替刃カートリッジを刃体の幅方向へ回動自在に
支持するものであることを要旨としている。
2〜請求項4のうち何れか一項の発明の作用に加えて、
把持部材によって、替刃カートリッジは係合突部の当接
面に沿って刃体の幅方向へ回動自在に支持される。
うち何れか一項に記載の発明において、前記把持部材は
替刃カートリッジの被支持部を弾性的に挟着支持してい
ることを要旨としている。
1〜請求項5のうち何れか一項の発明の作用に加えて、
替刃カートリッジの被支持部は把持部材によって弾性的
に挟着支持される。
において、前記復元手段は、替刃カートリッジに当接す
る押圧部材と、前記押圧部材を替刃カートリッジに対し
て当接方向に付勢する付勢手段とを含み、前記押圧部材
は、カム面を備え、同カム面は被支持部に当接した際の
カム作用により替刃カートリッジを復元位置にするもの
であることを要旨としている。
1の発明の作用に加えて、押圧部材のカム面が付勢手段
の付勢力によって替刃カートリッジの被支持部に当接さ
れると、カム作用によって替刃カートリッジは傾動前の
元位置に復帰される。
において、前記押圧部材のカム面は、V字状をなす一対
の斜状の面にて構成され、前記替刃カートリッジの被支
持部のカム面に当接する部位は前記斜状の面間に係入可
能にV字状の一対の当接面が形成され、前記斜状の面同
士のなす角度をαとし、当接面同士がなす角度をβとし
たとき、α≦βとしたことを要旨としている。
7の発明の作用に加えて、押圧部材のカム面における斜
状の面同士のなす角度αを、替刃カートリッジの被支持
部における当接面同士がなす角度βよりも小さいか又は
等しくしたことにより、カム面(一対の斜状の面)に被
支持部(一対の当接面)を係入した際、カム作用が確実
に発揮される。
される安全剃刀に具体化した一実施形態を図面に従って
説明する。
剃刀1はホルダ2と替刃カートリッジ3とにより略T字
状に形成されている。前記ホルダ2はそれぞれ合成樹脂
製の柄部4とカバー5とにより構成されている。
バー5の先端部には、それぞれ収容凹部6、7が形成さ
れている。そして、柄部4、カバー5を、その収容凹部
6、7の開口部を互いに対向させて重ね合わせた状態に
おいて、同両収容凹部6、7により収容室8が形成され
ており、同収容室8内にヘッド部10が収容されてい
る。前記柄部4の収容凹部6の内面下部には、一対の支
持ピン9が左右に離間して配置されている。尚、図2
(a)において、紙面左右をそれぞれ左、右といい、紙
面上下をそれぞれ上、下という。そして、前記各支持ピ
ン9に対してヘッド部10が着脱可能に嵌合されてい
る。
に、ヘッド部10はヘッド本体21と一対の支持アーム
22a、22bとプッシャー23とリリースカム24と
リリースボタン25とを備えている。ヘッド本体21の
一側には収容部31が凹設されている。収容部31の上
部側面には一対の支持ピン32が互いに離間して突設さ
れている。そして、前記各支持ピン32に対して、把持
部材としての一対の支持アーム22a、22bが図2
(a)において時計方向及び反時計方向に回動自在にそ
れぞれ取り付けられており、各々の先端部が互いに接近
離間可能とされている。この一対の支持アーム22a、
22bは、例えば、合成樹脂等の弾性体からなる。そし
て、前記各支持アーム22a、22bの先端部は収容室
8の上端に形成された開口部からホルダ2上方へ突出さ
れている。前記各支持アーム22a、22bの先端部に
は、互いに相対する内方に向かって係合突部33a、3
3bが延出形成されている。
端部には、内方に向かって傾斜部34a、34bが延出
されており、その外側面には傾斜面35a、35bが下
側に向かうほど互いの傾斜面35a、35bに近づくよ
うに形成されている。左側の支持アーム22aの外側面
には、その基端側から先端側に向かって、傾斜面35a
と連接された第1当接面36a及び第1当接面36aと
連接された第2当接面37aが形成されている。一方、
右側の支持アーム22bの外側面には、その基端側から
先端側に向かって、傾斜面35bと連接された第1当接
面36b及び第1当接面36bと連接された第2当接面
37bが形成されている。
バネ装着突起38a、38bが突設されており、両バネ
装着突起38a、38bに対して圧縮コイルバネ39の
両端部が装着されている。圧縮コイルバネ39は、両端
部が各支持アーム22a、22bの互いに対向する内側
面、即ち、バネ装着突起38a、38b周縁部に当接さ
れることにより、同両支持アーム22a、22bの基端
部をそれぞれ外方に付勢している。
a、22bの基端部をそれぞれ外方に付勢している状態
では、第1当接面36a、36bがヘッド本体21の収
容部31の左右両側壁内側面に当接されているととも
に、両支持アーム22a、22bの係合突部33a、3
3bは互いに接近している。又、図7に示すように、圧
縮コイルバネ39の付勢力に抗して、各支持アーム22
a、22bの係合突部33a、33bが互いに離間され
ると、第2当接面37a、37bがヘッド本体21の収
容部31の左右両側壁内側面に当接される。
りも下側中央部の側面にはバネ受突起41が突設されて
いる。そして、前記バネ受突起41に対して、押圧部材
としてのプッシャー23が上下方向に延設されたバネ収
容孔42にて係入されている。プッシャー23は前記両
支持アーム22a、22b間に配置されており、前記バ
ネ収容孔42にガイドされて上下方向に移動可能とされ
ている。バネ収容孔42の上部内面にはバネ装着突起4
3が突設されており、同バネ装着突起43に対して圧縮
コイルバネ44の一端部が装着されているとともに、前
記バネ受突起41の上面に対して圧縮コイルバネ44の
他端部が当接されている。
両端部がバネ収容孔42の上部内面及びバネ受突起41
の上面に当接されることにより、プッシャー23を上方
に付勢している。即ち、プッシャー23の上端部は圧縮
コイルバネ44の付勢力によって、各支持アーム22
a、22bの係合突部33a、33bの下端面に当接さ
れており、このことによって、プッシャー23の上方へ
の移動が規制されている。又、図7に示すように、圧縮
コイルバネ39の付勢力に抗して、各支持アーム22
a、22bの係合突部33a、33bが互いに離間さ
れ、第2当接面37a、37bがヘッド本体21の収容
部31の左右両側壁内側面に当接されると、プッシャー
23の上方への移動の規制が解除される。
部中央には上下方向に沿って摺動溝51が形成されてお
り、同摺動溝51に沿ってプッシャー23が上下方向に
摺動可能とされている。前記プッシャー23の上端部に
はカム面としての係合凹部52が切込形成されており、
同係合凹部52はV字状をなす一対の斜状の面53、5
4にて構成されている。
あり、図2(b)において左側)には、中央部から下部
に亘って摺動溝55が形成されている。摺動溝55には
リリースカム24の摺接部が係入されており、同リリー
スカム24の摺接部は摺動溝55に沿って上下方向に摺
動可能とされている。リリースカム24の摺接部の上端
には装着孔56が形成されている。前記カバー5の外側
面には上下方向に延びた貫通孔47を有するボタン装着
部48が凹設されている。リリースボタン25の取付端
部は貫通孔47に遊挿され、前記装着孔56に固定され
ている。リリースボタン25の操作部25aはカバー5
の外側面から突出されており、外部から上下方向に押圧
操作可能とされている。
7とにより断面L字状をなしている。即ち、摺接部の下
端部にはリリースカム24の長手方向(図2(b)にお
いて上下方向)とは直交する方向(同図において右側)
に延出された延出部57が形成されている。そして、さ
らに延出部57から上方に向かって正断面U字状をなす
押圧部58が形成されている。図2(a)に示すよう
に、押圧部58の左右両端部上部には、円弧状の押圧面
59a、59bがそれぞれ形成されている。各押圧面5
9a、59bは前記各支持アーム22a、22bの傾斜
面35a、35bにそれぞれ当接されている。
アーム22bとにより自在継手手段が構成されている。
又、プッシャー23と圧縮コイルバネ44とにより復元
手段が構成されている。
る。替刃カートリッジ3は刃台61を備えている。図4
に示すように、刃台61の下面中央には一対の凹所70
が形成され、両凹所70間には被挟着部としての隔壁6
3が替刃の刃体の幅方向に沿って形成されている。隔壁
63の下端部には左右両側に張り出された膨出部64が
形成されている。膨出部64において隔壁63を挟んだ
左右両側の各上面には、前記各支持アーム22a、22
bの係合突部33a、33bを係脱可能な係合面65
a、65b(図4においては左側の支持アーム22aの
係合突部33aに対応する係合面65aのみを図示)が
それぞれ凹状の円弧面となるように形成されている。前
記隔壁63と膨出部64とにより、被支持部としての係
合部62が構成されている。
持アーム22a、22bの第1当接面36a、36bが
ヘッド本体21の収容部31の内側面に当接されている
状態において、各支持アーム22a、22bの係合突部
33a、33bがそれぞれ係合部62に係合されてい
る。即ち、各支持アーム22a、22bの係合突部33
a、33bによって隔壁63が挟持されるとともに、膨
出部64の係合面65a、65bと係合突部33a、3
3bとの係合により替刃カートリッジ3の抜き出しが不
能になる。尚、係合突部33a、33bにおいて、係合
面65a、65bとの当接面40a、40bは図6に示
すように、刃体の幅方向に沿った凸状の円弧面に形成さ
れており、図6のR方向への回動が回動自在とされてい
る。このことによって、本実施形態では、替刃カートリ
ッジ3は、ホルダ2の一対の支持アーム22a、22b
によって直接支持されている。
の下端部には係合凹部52のV字の角度よりも角度が大
きい断面三角形状をなす係合突部66が形成されてお
り、同係合突部66は前記プッシャー23のV字状をな
す係合凹部52に係合されている。ここで、前記圧縮コ
イルバネ44の付勢力によりプッシャー23が上方に付
勢されているため、図5及び図6に示すように、プッシ
ャー23の上端部である係合凹部52の上縁部は係合突
部66の当接面71、72に当接されている。
状の面53、54同士のなす角度をα(図示しない)、
係合突部66における当接面71、72同士がなす角度
をβ(図示しない)としたとき、α<βとされている。
この係合凹部52のV字の角度と係合突部66の三角形
の角度との違いによって、替刃カートリッジ3はカム作
用により復元位置(傾動前の元位置)に復帰する。又、
各支持アーム22a、22bの係合突部33a、33b
の下端部(当接面40a、40b)は係合面65a、6
5bにそれぞれ当接されている。
れぞれ円弧状に形成されているため、替刃カートリッジ
3は各支持アーム22a、22bの係合突部33a、3
3bに対して、図6において時計方向及び反時計方向に
回動自在に支持されており、首振り可能とされている。
即ち、替刃カートリッジ3はホルダ2に対して、刃台6
1の係合部62が一対の支持アーム22a、22bによ
って、係合突部33a、33bの当接面40a、40b
に沿って替刃カートリッジ3の刃体の刃幅方向(図6に
示す矢印R方向)ヘ傾動自在に挟着支持されている。本
実施形態では、前記R方向は、係合部62の係合面65
a、65bの両者の曲率中心を通過する仮想軸線M(図
6参照)を回動中心とした回転方向をいう。
径を有する場合は、前記仮想軸線Mは1個となる。又、
係合面65a、65bが複数の曲率半径を有する円弧が
連続して形成されている場合は、前記仮想軸線Mはそれ
に応じて複数個存在する。この場合、R方向とは、それ
ぞれの仮想軸線Mの周りで回動したときの方向をいう。
3の支持アーム22a、22bによる挟着支持におい
て、刃台61の係止面69a、69bと各支持アーム2
2a、22bの係合突部33a、33bとの間には、距
離L1、L2を有する隙間が形成されるように隔壁63
の長さが設定されている。このことによって、替刃カー
トリッジ3はホルダ2に対して、同図において左右方向
に揺動可能とされている。即ち、替刃カートリッジ3は
ホルダ2に対して、刃台61の係合部62が一対の支持
アーム22a、22bによって、替刃カートリッジ3の
中央部を中心にした刃体の厚さ方向(図5に示す矢印P
方向)ヘ傾動自在に挟着支持されている。本実施形態で
は、距離L1と距離L2とは同じ値に設定されている。
対して、刃台61の係合部62が一対の支持アーム22
a、22bによって、替刃カートリッジ3の中央部を中
心にして刃体の刃幅方向(図1に示す矢印Q方向)へ傾
動自在に挟着支持されている。本実施形態では、前記Q
方向は、支持アーム22a、22bの両者間を通過する
とともに、図5の中立位置に位置する係合部62(隔壁
63、係合突部66)の中心を通過する仮想軸線Lを回
動中心とした回転方向をいう。さらに又、替刃カートリ
ッジ3はホルダ2に対して、刃台61の係合部62が一
対の支持アーム22a、22bによって、前記P方向、
Q方向、R方向が合成された方向へ傾動自在に挟着支持
されている。
3の上部には、髭等を剃るための刃体としての3枚の剃
刀刃67が設けられており、同剃刀刃67の上方には複
数の安全ガード68が設けられている。
着された安全剃刀1を使用して髭等を剃る場合の作用を
説明する。替刃カートリッジ3の上面全体を顔面等に押
し当てると、刃台61の係合突部66の当接面71、7
2が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗してプッシャー
23の上端部を押圧し、プッシャー23が下方に移動す
る。すると、刃台61の係合面65a、65bが各支持
アーム22a、22bの係合突部33a、33bの当接
面40a、40bからそれぞれ離間し、やがて、係合突
部33a、33bの上端面は刃台61の凹所70内の係
止面69a、69bにそれぞれ当接される。そして、そ
の状態で髭等が剃られる。
ジ3の上面において、替刃カートリッジ3の右側(図5
において)に負荷がかかるように替刃カートリッジ3を
顔面等に押し当てると、図8に示すように、刃台61の
係合突部66の右側の当接面72が、圧縮コイルバネ4
4の付勢力に抗してプッシャー23の右側上端部を押圧
し、プッシャー23が下方に移動する。すると、刃台6
1の係合面65bが右側の支持アーム22bの係合突部
33bの下端面(当接面40b)から離間する。そし
て、隔壁63の右側面が、圧縮コイルバネ39の付勢力
に抗して右側の支持アーム22bの係合突部33bを押
圧し、両係合突部33a、33b間が離間される。即
ち、替刃カートリッジ3はホルダ2に対して、一対の支
持アーム22a、22bによって、右下がりとなるよう
(図8において矢印Pa側)に傾斜された状態で支持さ
れ、その状態で髭等が剃られる。
替刃カートリッジ3の左側(図5において)に負荷がか
かるように替刃カートリッジ3を顔面等に押し当てる
と、図9に示すように、刃台61の係合突部66の左側
の当接面71が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗して
プッシャー23の左側上端部を押圧し、プッシャー23
が下方に移動する。すると、刃台61の係合面65aが
左側の支持アーム22aの係合突部33aの下端面(当
接面40a)から離間する。そして、隔壁63の左側面
が、圧縮コイルバネ39の付勢力に抗して左側の支持ア
ーム22aの係合突部33aを押圧し、両係合突部33
a、33b間が離間される。即ち、替刃カートリッジ3
はホルダ2に対して、一対の支持アーム22a、22b
によって、左下がりとなるよう(図9において矢印Pb
側)に傾斜された状態で支持され、その状態で髭等が剃
られる。
て、カバー5側(図6において反刃先側)に負荷がかか
るように替刃カートリッジ3を顔面等に押し当てると、
図10に示すように、刃台61の係合突部66の当接面
71、72が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗してプ
ッシャー23の上端部を押圧し、プッシャー23が下方
に移動する。このとき、刃台61の係合面65a、65
bはそれぞれ円弧状に形成されているため、替刃カート
リッジ3は各支持アーム22a、22bの係合突部33
a、33bに対して、図6において時計方向(図10に
おいて矢印Ra側)に回転する。すると、係合突部33
a、33bの上端部は刃台61の係止面69a、69b
にそれぞれ当接される。即ち、替刃カートリッジ3はホ
ルダ2に対して、一対の支持アーム22a、22bによ
って、カバー5側(図10において反刃先側)が下がる
ように傾斜された状態で支持され、その状態で髭等が剃
られる。
柄部4側(図6において刃先側)に負荷がかかるように
替刃カートリッジ3を顔面等に押し当てると、図11に
示すように、刃台61の係合突部66の当接面71、7
2が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗してプッシャー
23の上端部を押圧し、プッシャー23が下方に移動す
る。このとき、刃台61の係合面65a、65bはそれ
ぞれ円弧状に形成されているため、替刃カートリッジ3
は各支持アーム22a、22bの係合突部33a、33
bに対して、図6において反時計方向(図10において
矢印Rb側)に回転する。そして、替刃カートリッジ3
はホルダ2に対して、一対の支持アーム22a、22b
によって、柄部4側(図11において刃先側)が下がる
ように傾斜された状態で支持され、その状態で髭等が剃
られる。
カートリッジ3の上面において、左側よりも右側の方が
抵抗が大きくなった場合の作用を図12を用いて説明す
る。この場合、刃台61の係合突部66の当接面71、
72が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗してプッシャ
ー23の上端部を押圧し、プッシャー23が下方に移動
する。このとき、隔壁63の左側面が左側の支持アーム
22aの係合突部33aを押圧するとともに、隔壁63
の右側面が右側の支持アーム22bの係合突部33bを
押圧する。すると、両支持アーム22a、22bの係合
突部33a、33bが圧縮コイルバネ39の付勢力に抗
して互いに非傾動時よりも離間される。即ち、替刃カー
トリッジ3はホルダ2に対して、一対の支持アーム22
a、22bによって、右側が図12において紙面裏面側
に、左側が同図において紙面表面側となるよう(図1に
おいて矢印Qa側)に傾斜された状態で支持され、その
状態で髭等が剃られる。
右側よりも左側の方が抵抗が大きくなった場合の作用を
図13を用いて説明する。この場合、刃台61の係合突
部66の当接面71、72が、圧縮コイルバネ44の付
勢力に抗してプッシャー23の上端部を押圧し、プッシ
ャー23が下方に移動する。このとき、隔壁63の右側
面が右側の支持アーム22bの係合突部33bを押圧す
るとともに、隔壁63の左側面が左側の支持アーム22
aの係合突部33aを押圧する。すると、両支持アーム
22a、22bの係合突部33a、33bが圧縮コイル
バネ39の付勢力に抗して互いに非傾動時よりも離間さ
れる。即ち、替刃カートリッジ3はホルダ2に対して、
一対の支持アーム22a、22bによって、左側が図1
3において紙面裏面側に、右側が同図において紙面表面
側となるよう(図1において矢印Qb側)に傾斜された
状態で支持され、その状態で髭等が剃られる。
て、刃体の厚さ方向(P方向)と幅方向(Q方向、R方
向)とが合成された方向に負荷がかかるように替刃カー
トリッジ3を顔面等に押し当てた際の作用を説明する。
における右側と図6における反刃先側とが合成された方
向に負荷がかかるように替刃カートリッジ3を顔面等に
押し当てると、次のようになる。即ち、替刃カートリッ
ジ3はホルダ2に対して、一対の支持アーム22a、2
2bによって、図8における矢印Pa側と図10におけ
る矢印Ra側とが合成された方向に傾斜された状態で支
持され、その状態で髭等が剃られる。
図5における左側と図6における反刃先側とが合成され
た方向に負荷がかかるように替刃カートリッジ3を顔面
等に押し当てると、次のようになる。即ち、替刃カート
リッジ3はホルダ2に対して、一対の支持アーム22
a、22bによって、図9における矢印Pb側と図10
における矢印Ra側とが合成された方向に傾斜された状
態で支持され、その状態で髭等が剃られる。
て、図5における右側と図6における刃先側とが合成さ
れた方向に負荷がかかるように替刃カートリッジ3を顔
面等に押し当てると、次のようになる。即ち、替刃カー
トリッジ3はホルダ2に対して、一対の支持アーム22
a、22bによって、図8における矢印Pa側と図11
における矢印Rb側とが合成された方向に傾斜された状
態で支持され、その状態で髭等が剃られる。
いて、図5における左側と図6における刃先側とが合成
された方向に負荷がかかるように替刃カートリッジ3を
顔面等に押し当てると、次のようになる。即ち、替刃カ
ートリッジ3はホルダ2に対して、一対の支持アーム2
2a、22bによって、図9における矢印Pb側と図1
1における矢印Rb側とが合成された方向に傾斜された
状態で支持され、その状態で髭等が剃られる。
度や太さの違い等により、替刃カートリッジ3がホルダ
2に対して、一対の支持アーム22a、22bによっ
て、傾斜された状態で支持されて髭等が剃られ、その
後、替刃カートリッジ3を顔面等から離間させると、替
刃カートリッジ3は傾動前の元位置に復帰する。即ち、
圧縮コイルバネ44の付勢力によってプッシャー23が
上方に付勢され、プッシャー23の係合凹部52が刃台
61の係合突部66の当接面71、72に当接し、カム
作用によって替刃カートリッジ3は図5に示す傾動前の
元位置に復帰する。
3の着脱方法を説明する。ホルダ2に対して替刃カート
リッジ3を装着する際には、リリースボタン25を上方
に押圧操作する。すると、リリースカム24の押圧部5
8に形成された押圧面59a、59bが、支持アーム2
2a、22bの傾斜面35a、35bを押圧する。する
と、両支持アーム22a、22bは圧縮コイルバネ39
の付勢力に抗して、図2(a)に示す第1当接面36
a、36bが収容部31の内側面に当接された状態か
ら、支持ピン32の軸心を回動中心として同図におい
て、左側の支持アーム22aは反時計方向に、右側の支
持アーム22bは時計方向に回転する。そして、各支持
アーム22a、22bは図7に示すように、第2当接面
37a、37bが収容部31の内側面に当接される。
係合突部33a、33bは互いに離間され、係合突部3
3a、33bによるプッシャー23の上方への移動の規
制が解除される。すると、プッシャー23は圧縮コイル
バネ44の付勢力により上方へ移動し、図7に示すよう
に、バネ収容孔42の内底面がバネ受突起41の下端面
に当接され、プッシャー23の先端部が係合突部33
a、33b間に位置される。
すると、圧縮コイルバネ39の付勢力によって係合突部
33a、33bがプッシャー23の上端部の左右両側面
にそれぞれ当接された状態で、各支持アーム22a、2
2b及びプッシャー23は保持される。
の刃台61に形成された係合突部66をプッシャー23
の係合凹部52に対して係合させて、替刃カートリッジ
3を下方に押圧する。すると、圧縮コイルバネ44の付
勢力に抗してプッシャー23が下方に移動される。
ーム22a、22bの係合突部33a、33bよりも下
方に移動されると、プッシャー23の上端部による係合
突部33a、33bの拘束が解除される。すると、両支
持アーム22a、22bは圧縮コイルバネ39の付勢力
によって、図7に示す第2当接面37a、37bが収容
部31の内側面に当接された状態から、支持ピン32の
軸心を回動中心として同図において、左側の支持アーム
22aは時計方向に、右側の支持アーム22bは反時計
方向に回転する。そして、各支持アーム22a、22b
は図2(a)に示すように、第1当接面36a、36b
が収容部31の内側面に当接される。このとき、支持ア
ーム22a、22bの係合突部33a、33bはそれぞ
れ刃台61の係合部62に係合される。
への押圧を解除すると、圧縮コイルバネ44の付勢力に
よってプッシャー23の上端部が刃台61の係合突部6
6の当接面71、72に当接されるとともに、各支持ア
ーム22a、22bの係合突部33a、33bの下端部
が刃台61の係合面65a、65bにそれぞれ当接され
る。その結果、替刃カートリッジ3がホルダ2に対して
係合突部33a、33bの周りで傾動自在に支持され
る。
は、リリースボタン25を上方に押圧操作する。する
と、各支持アーム22a、22bは、図5に示す第1当
接面36a、36bが収容部31の内側面に当接された
状態から、図7に示す第2当接面37a、37bが収容
部31の内側面に当接された状態に移動する。
係合突部33a、33bが、それぞれ刃台61の係合部
62から外れ、替刃カートリッジ3はホルダ2に対する
支持を失う。又、このとき、プッシャー23が圧縮コイ
ルバネ44の付勢力により上方へ移動し、プッシャー2
3の上端部が刃台61の係合突部66の当接面71、7
2を押圧する。このため、替刃カートリッジ3を交換す
る際には、替刃カートリッジ3はホルダ2から容易に外
れる。
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、ホルダ2の一対の支持アーム2
2a、22bによって、替刃カートリッジ3をホルダ2
に対して、替刃カートリッジ3の厚さ方向、幅方向及び
それらが合成された方向へ傾動自在に支持したため、部
品(一対の支持アーム22a、22b)を共通化でき、
安全剃刀1の小型化に貢献できる。
通化したことにより、それぞれ独立した機構にて替刃カ
ートリッジ3を前記各方向へ傾動自在に支持する場合に
比較して、各機構の厳密な位置調整を行って、機構を組
み立てる必要はなく、調整作業を殆ど行う必要はない。
又、各機構が互いに干渉することが回避されるため、替
刃カートリッジ3をスムーズに動かすことができる。
a、22bの係合突部33a、33bにて替刃カートリ
ッジ3の刃台61に形成された隔壁63を挟着すること
により、支持アーム22a、22bによって、替刃カー
トリッジ3をホルダ2に対して傾動させた状態で把持で
きる。
a、22bの係合突部33a、33bと替刃カートリッ
ジ3の隔壁63を、替刃カートリッジ3の刃体の厚さ方
向(P方向)への傾動を許容するように変位自在とした
ため、支持アーム22a、22bによって、替刃カート
リッジ3をホルダ2に対して、替刃カートリッジ3の中
央部を中心にした刃体の厚さ方向(P方向)へ傾動され
た状態で把持できる。
3がその中央部を中心にして刃体の幅方向(Q方向)に
傾動され、隔壁63にて支持アーム22a、22bの係
合突部33a、33bが互いに離間する方向に押圧され
ると、シジアーム22a、22bは非傾動時よりも離間
変位され、その状態で隔壁63を挟着支持する。即ち、
支持アーム22a、22bによって、替刃カートリッジ
3をホルダ2に対して、替刃カートリッジ3の中央部を
中心にした刃体の幅方向(Q方向)へ傾動された状態で
把持できる。
a、22bによって、替刃カートリッジ3を係合突部3
3a、33bの当接面40a、40bに沿って刃体の幅
方向(R方向)へ回動自在に支持できる。
22a、22b自身の弾性力と、圧縮コイルバネ39の
弾性力とによって、替刃カートリッジ3の係合部62を
弾性的に確実に挟着支持することができる。
4の付勢力によってプッシャー23の係合凹部52を刃
台61の係合突部66の当接面71、72に当接させる
ことにより、カム作用によって簡単に替刃カートリッジ
3を傾動前の元位置に復帰させることができる。
係合凹部52における斜状の面53、54同士のなす角
度を、替刃カートリッジ3の係合突部66における当接
面71、72同士がなす角度よりも小さくした。従っ
て、係合凹部52(一対の斜状の面53、54)に係合
突部66(一対の当接面71、72)を係入した際、カ
ム作用が確実に発揮され、替刃カートリッジ3を傾動前
の元位置に確実に復帰させることができる。
a、22bを支持ピン32の軸心を回動中心にして回動
させて、両支持アーム22a、22bにて替刃カートリ
ッジ3の係合部62を挟着支持することにより、替刃カ
ートリッジ3の係合部62を確実に挟着支持できる。
ジ3を一対の支持アーム22a、22bによって傾動自
在に直接支持したため、さらに安全剃刀1の小型化に貢
献できる。
てもよい。 (1)前記実施形態では、押圧部材としてのプッシャー
23を一対の支持アーム22a、22b間に配置し、同
プッシャー23を付勢手段としての圧縮コイルバネ44
の付勢力によって、替刃カートリッジ3の長手方向中央
部に形成された被支持部としての係合部62に当接させ
たが、次のようにしてもよい。即ち、被支持部としての
係合部62を一対、替刃カートリッジ3の長手方向中央
部から左右方向に離間された位置に設けるとともに、そ
の係合部62に対応する位置にプッシャー23を配置
し、同プッシャー23を圧縮コイルバネ44の付勢力に
よって、係合部62に当接させてもよい。
ー23の係合凹部52との凹凸関係を逆にしてもよい。 (3)前記実施形態では、把持部材としての一対の支持
アーム22a、22bによって、替刃カートリッジ3を
ホルダ2に対して傾動自在に支持したが、2対以上の把
持部材によって、替刃カートリッジ3をホルダ2に対し
て傾動自在に支持してもよい。
の係合凹部52のV字の角度よりも角度が大きい断面三
角形状をなす係合突部66としたが、断面半円状をなす
係合突部66としてもよい。
る斜状の面53、54同士のなす角度と、係合突部66
における当接面71、72同士がなす角度とが等しくな
るように、係合突部66を構成してもよい。
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記両把持部材間には弾性手段が設けられ、前記
両把持部材は、前記弾性手段の弾性力によって替刃カー
トリッジの被支持部を挟着支持していることを特徴とす
る請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載のかみそ
り。
ば、弾性手段の弾性力によって両把持部材にて替刃カー
トリッジの被支持部を確実に挟着支持できるという効果
が得られる。
は弾性手段を構成する。 (ロ)前記各把持部材は支持部材に取り付けられてお
り、同支持部材の軸心を回動中心として回動自在に支持
されている請求項1〜請求項8、(イ)のうち何れか一
項に記載のかみそり。
ば、各把持部材を支持部材の軸心を回動中心として回動
させて、両把持部材にて替刃カートリッジの被支持部を
挟着支持することにより、替刃カートリッジの被支持部
を確実に挟着支持できるという効果が得られる。
部材を構成する。 (ハ)前記自在継手手段は、前記替刃カートリッジを、
刃体の厚さ方向(P方向)、幅方向(Q方向、R方向)
及びそれらが合成された方向へ傾動自在に直接支持する
ものである請求項1〜請求項8、(イ)、(ロ)のうち
何れか一項に記載のかみそり。
ば、替刃カートリッジは自在継手手段によって傾動自在
に直接支持されることにより、さらに小型化を図ること
ができるという効果が得られる。
ートリッジの被支持部を挟着状に、刃体の厚さ方向、幅
方向及びそれらが合成された方向へ傾動自在に把持する
少なくとも一対の把持部材を共通化することにより、小
型化を図ることができる。
たことにより、それぞれ独立した機構にて替刃カートリ
ッジを前記各方向へ傾動自在に支持する場合に比較し
て、各機構の厳密な位置調整を行って、機構を組み立て
る必要はなく、調整作業を殆ど行う必要はない。又、各
機構が互いに干渉することが回避されるため、替刃カー
トリッジをスムーズに動かすことができる。
項1に記載の発明の効果に加えて、各把持部材に設けら
れた係合突部にて替刃カートリッジの被支持部に形成さ
れた被挟着部を挟着することにより、把持部材によっ
て、替刃カートリッジをホルダに対して傾動させた状態
で把持できる。
項2に記載の発明の効果に加えて、把持部材の係合突部
と替刃カートリッジの被挟着部を、替刃カートリッジの
刃体の厚さ方向への傾動を許容するように変位自在とし
たため、把持部材によって、替刃カートリッジをホルダ
に対して、替刃カートリッジの中央部を中心にした刃体
の厚さ方向へ傾動された状態で把持できる。
項2又は請求項3に記載の発明の効果に加えて、把持部
材によって、替刃カートリッジをホルダに対して、替刃
カートリッジの中央部を中心にした刃体の幅方向へ傾動
された状態で把持できる。
項2〜請求項4のうち何れか一項に記載の発明の効果に
加えて、把持部材によって、替刃カートリッジを係合突
部の当接面に沿って刃体の幅方向へ回動自在に支持でき
る。
項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の発明の効果に
加えて、替刃カートリッジの被支持部を把持部材によっ
て弾性的に挟着支持することができる。
項1に記載の発明の効果に加えて、押圧部材のカム面を
付勢手段の付勢力によって替刃カートリッジの被支持部
に当接させることにより、カム作用によって替刃カート
リッジを傾動前の元位置に復帰させることができる。
項7に記載の発明の効果に加えて、押圧部材のカム面に
おける斜状の面同士のなす角度αを、替刃カートリッジ
の被支持部における当接面同士がなす角度βよりも小さ
いか又は等しくしたことにより、カム作用が確実に発揮
され、替刃カートリッジを傾動前の元位置に確実に復帰
させることができる。
(b)は(a)におけるA−A断面図である。
図。
部正断面図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
カートリッジ、22a…支持アーム、22b…支持アー
ム(支持アーム22aとともに自在継手手段を構成す
る。又、支持アーム22aとともに把持部材を構成す
る。)、23…プッシャー(押圧部材を構成する。)、
33a…係合突部、33b…係合突部、40a…当接
面、40b…当接面、44…圧縮コイルバネ(付勢手段
を構成する。又、プッシャー23とともに復元手段を構
成する。)、52…カム面としての係合凹部、53…斜
状の面、54…斜状の面、62…被支持部としての係合
部、63…被挟着部としての隔壁、67…刃体としての
剃刀刃、71…当接面、72…当接面。
Claims (8)
- 【請求項1】 替刃カートリッジをホルダに設けた自在
継手手段によって刃体の厚さ方向(P方向)、幅方向
(Q方向、R方向)及びそれらが合成された方向へ傾動
自在に支持するとともに、替刃カートリッジを傾動前の
元位置に復帰させる復元手段を備えたかみそりであっ
て、 前記自在継手手段を、前記替刃カートリッジの被支持部
を挟着状に、刃体の厚さ方向(P方向)、幅方向(Q方
向、R方向)及びそれらが合成された方向へ傾動自在に
把持する少なくとも一対の把持部材にて構成したかみそ
り。 - 【請求項2】 前記替刃カートリッジの被支持部には、
刃体の幅方向に沿って被挟着部が形成され、 前記各把持部材は、互いに相対する方向に向かって延設
された係合突部を含み、同両係合突部にて前記被挟着部
を挟着支持するものである請求項1に記載のかみそり。 - 【請求項3】 前記把持部材の係合突部と替刃カートリ
ッジの被挟着部は、替刃カートリッジのホルダに対す
る、替刃カートリッジの中央部を中心にした刃体の厚さ
方向(P方向)への傾動を許容するように、互いに相対
位置が変位自在に形成されている請求項2に記載のかみ
そり。 - 【請求項4】 前記把持部材は、替刃カートリッジがそ
の中央部を中心にして刃体の幅方向(Q方向)に傾動さ
れ、前記被挟着部にて各把持部材の係合突部が互いに離
間する方向に押圧された際、非傾動時よりも離間変位す
るように構成したものである請求項2又は請求項3に記
載のかみそり。 - 【請求項5】 前記係合突部の被支持部に対する当接面
は、刃体の幅方向(R方向)に沿って円弧状に形成さ
れ、 前記把持部材は、前記係合突部の当接面に沿って替刃カ
ートリッジを刃体の幅方向(R方向)へ回動自在に支持
するものである請求項2〜請求項4のうち何れか一項に
記載のかみそり。 - 【請求項6】 前記把持部材は替刃カートリッジの被支
持部を弾性的に挟着支持していることを特徴とする請求
項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のかみそり。 - 【請求項7】 前記復元手段は、替刃カートリッジに当
接する押圧部材と、前記押圧部材を替刃カートリッジに
対して当接方向に付勢する付勢手段とを含み、 前記押圧部材は、カム面を備え、同カム面は被支持部に
当接した際のカム作用により替刃カートリッジを復元位
置にするものである請求項1に記載のかみそり。 - 【請求項8】 前記押圧部材のカム面は、V字状をなす
一対の斜状の面にて構成され、前記替刃カートリッジの
被支持部のカム面に当接する部位は前記斜状の面間に係
入可能にV字状の一対の当接面が形成され、前記斜状の
面同士のなす角度をαとし、当接面同士がなす角度をβ
としたとき、α≦βとしたことを特徴とする請求項7に
記載のかみそり。
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