JPH0632066Y2 - 安全剃刀 - Google Patents

安全剃刀

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JPH0632066Y2
JPH0632066Y2 JP1989143006U JP14300689U JPH0632066Y2 JP H0632066 Y2 JPH0632066 Y2 JP H0632066Y2 JP 1989143006 U JP1989143006 U JP 1989143006U JP 14300689 U JP14300689 U JP 14300689U JP H0632066 Y2 JPH0632066 Y2 JP H0632066Y2
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実 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は刃体をその幅方向に傾動自在に支持させた安全
剃刀に関するものである。
[従来の技術] 従来、刃体をその幅方向に傾動自在に支持させた安全剃
刀が開発されている。
この種の安全剃刀においては、使用者の好みにより、刃
体をその幅方向に傾動自在にして使用したい場合と、傾
動不能に使用したい場合とがある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来においてはその刃体をその幅方向に傾動不
能にするロック手段はなかった。
そこで、本考案は使用者の好みにより、刃体をその幅方
向に傾動不能に使用したい場合には傾動不能に安定保持
することのできるロック手段を有する安全剃刀を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために本考案においては、柄に対し
刃体取付部材を同刃体取付部材に取付けられる刃体の幅
方向に傾動自在に支持し、前記刃体取付部材と柄とのう
ち少なくともいずれか一方には係止部を設けるととも
に、他方には前記係止部に係合可能なロック部材を設
け、同ロック部材(5)を前記係止部に係合して刃体を
その幅方向に傾動不能にロックするロック位置とその係
合関係が解除される非ロック位置との二位置間で移動操
作可能に構成し、さらに前記ロック部材にはロック位置
において位置決め手段に係合するロック保持手段を設け
たことを要旨としている。
〔作用〕
そのため、ロック部材が非ロック位置にあるときには刃
体をその幅方向に傾動自在にして使用可能である。一
方、ロック部材をロック位置に移動操作すると、刃体は
その幅方向に傾動不能とされる。そして、ロック部材の
ロック保持手段が位置決め手段に係合するためロック状
態は安定保持される。
[第1実施例] 以下、本考案を具体化した第1実施例につき第1〜13
図を参照して説明する。
第1,2図に示すように柄1の上端には左右方向に広が
るヘッド部1aが形成され、その左右方向中央部には雌
ねじ部2が設けられている。同雌ねじ部2の左右両側に
は一対の収容孔3aが凹設され、両収容孔3aを前記雌
ねじ部2の腹側において結ぶように取付溝4が形成され
ている。前記ヘッド部1aの背側にはロック部材5のた
めの取付凹部6が形成されており、この取付凹部6内に
は上下方向に延びる左右一対のスライド孔7が形成され
ている。又、取付凹部6の下部には位置決め手段として
の係合凸部8が1個設けられている。
前記ヘッド部1a上に設けられた刃体取付部材9の本体
10下面には、その左右方向中央部に、前記雌ねじ部2
と対応する軸孔11が透設されている。又、刃体取付部
材9の背側(第2図において上側)にはロック部材5の
ためのスライド凹部12が形成されている。
第9図に示すように、前記ヘッド部1a上の雌ねじ部2
内には支持軸であるビス13の下半部が挿入され、螺合
固定されている。同ビス13の上半部は、前記刃体取付
部材9の軸孔11内に相対傾動可能に挿入され、その頭
部13aにより刃体取付部材9がビス13から上方へ外
れないようにするとともに、ビス13に対して刃体取付
部材9が傾動するのを許容する。前記本体10の下面に
は、前記ヘッド部1a上の一対の収容孔3aに対応する
ように一対のロック孔3bが凹設され、同ロック孔3b
によりロック位置に移動操作されたロック部材5と係合
する係止部が構成されている。本体10とヘッド部1a
の間には板ばね14が介装されており、同板ばね14は
刃体取付部材9が傾動した際にこれを元位置にもどす復
元手段として作用する。
同板ばね14は左右方向にのび、第3,4図に示すよう
に左右方向中央に位置する固定部15と、同固定部15
の左右両端から若干背側(第3図において下側)にのび
てから上側方へ斜状に突出するよう形成された一対の弾
性部16と、両弾性部16の先端を後方に折り曲げて形
成された一対の係合部17とから構成されている。又、
前記両弾性部16はそれぞれの先端部16aが上側へ曲
がっており、そのため前記係合部17は固定部15より
も上側に位置している。前記固定部15は柄1の取付溝
4内に挟入固定され、両弾性部16は第3,4図に示す
ように、それぞれの基端部が柄1の両収容孔3a内に弾
性運動可能に収容されている。そして、両弾性部16の
先端部16aが刃体取付部材9の両ロック孔3b内に収
容され、前記係合部材17の腹側(第3図において上
側)の係合面17aがロック孔3b内のうちビス13か
ら離れた箇所に係合されている。
第1図に示すように前記本体10の左右両側には、先端
18aが本体10から上方へ突出する一対の支持アーム
18が、互いに接近又は離間する方向への回動可能に軸
18c着されている。両支持アーム18はこれらと本体
10との間に介装されたばね19により、先端18aが
互いに接近する方向へ常に付勢されており、この付勢力
により替刃カートリッジLが挟着支持されるようになっ
ている。
第7,8図に示すように、前記ロック部材5は、操作部
20と、同操作部20内側に設けられて前記ヘッド部1
aのスライド孔7内をスライド可能に挿入されている左
右一対のスライド部21と、同スライド部21内側に膨
出された係入部22とからなっている。又、操作部20
の内面には上下一対の係止凹部23,24が形成され、
下側の係止凹部24によりロック位置において前記係合
凸部8と係合するロック保持手段が構成されている。
そして、第10,11図に示すように、ロック解除状態
ではロック部材5の上側係止凹部23内にヘッド部1a
の係合凸部8が係合するようになっているとともに、ロ
ック部材5の係入部22は、刃体取付部材9のロック孔
3bから離脱するようになっている。
第12,13図に示すように、ロック状態ではロック部
材5の下側係止凹部24内にはヘッド部1aの係合凸部
8が係合するようになっているとともに、前記ロック部
材5の係入部22は、刃体取付部材9のロック孔3b内
に係入され、操作部20は取付部材9のスライド凹部1
2内に位置するようになっている。
以上のように構成された本実施例の安全剃刀はロック解
除状態において、第5図に示すように、その使用時にお
いて前記替刃カートリッジL上の刃体Kの左右両端にか
かる抵抗に差がない時には、実線で示すように柄1と刃
体取付部材9はT型形状をなしており、刃体取付部材9
は刃体Kの幅方向へ傾動していないが、ひげの密度、太
さ等の違いから刃体Kにかかる抵抗に差が生じた時に
は、二点鎖線で示すように、その力の差により刃体取付
部材9が刃体Kの幅方向へ傾斜する。従って、引き切り
が可能となり、剃り味が向上する。
又、本実施例の安全剃刀は、使用者の好みにより刃体K
を、その幅方向に傾動可能状態から傾動不能状態にして
使用したい場合には、ロック部材5の操作部20を指で
押し上げ、ロック部材を上方に移動させて係入部22を
ロック孔3b内に係入させてロック状態にし、刃体Kを
傾動不能にする。しかも、このロック状態ではロック部
材5の下側係止凹部24にヘッド部1aの係合凸部8が
係合するため、ロック部材5をロック状態すなわちロッ
ク位置に安全保持することができ、ロック部材5の操作
部20に指先などが不用意に当たっても前記ロック状態
が意に反して解除されることがない。
逆に、ロック状態から傾動可能状態にして使用したい場
合には、ロック部材5の操作部20を指で押し下げロッ
ク部材を下方に移動させて係入部22をロック孔3b内
から外てロック解除状態にする。
このように本実施例の安全剃刀においては、使用者の好
みにより、刃体Kをその幅方向に傾動不能に使用した
り、傾動可能に任意に選択することができる。
[第2実施例] 次に、本考案を具体化した第2実施例を第14〜26図
を参照して説明する。なお、前記第1実施例の構成と同
一又は相当する部分については同一符号を付し、その説
明を省略する。
第14,15図に示すように柄1のヘッド部1a上端左
右方向中央部には軸孔30が設けられている。又、前記
軸孔30及び両収容孔3aの背側部分には両者30,3
aを連通する連通部31が形成されている。前記ヘッド
部1aの背側中央にはロック部材5のための取付け溝3
2が縦方向に形成されており、この取付け溝32内には
上方へ突出する一対の止め板33が設けられている。こ
の両止め板33には中央側に係合凸部8が形成されてい
る。
前記ヘッド部1a上に設けられた刃体取付部材9の本体
10上面には第22図に示すように、その左右方向中央
部に、前記軸孔11に連通する透孔35が設けられてい
る。
第22図に示すように、前記ヘッド部1a上の軸孔30
内には略円柱状の支持軸36の下半部が挿入され、同支
持軸36はヘッド部1a内にその下部から挿入されたビ
ス37により、螺合固定されている。前記支持軸36の
上半分は前記刃体取付部材9の軸孔11内に相対傾動可
能に挿入され、支持軸36上端には刃体取付部材9の透
孔35を介してビス38が螺入されている。同ビス38
は刃体取付部材9が支持軸36から上方へ外れないよう
にするとともに、支持軸36に対して刃体取付部材9が
傾動するのを許容する。
第20,21図に示すように、ロック部材5は、平板状
の操作部20と、同操作部20内側に設けられたスライ
ド部21と、同スライド部21内側に設けられた左右方
向に延びるアーム部39とからなっている。アーム部3
9の左右両端には上方に突出している係入部22が形成
されている。又、スライド部21の左右両側面には上下
一対の係止凹部23,24が形成されている。
ロック部材5はそのスライド部21がヘッド部1aの両
止め板33間に挿入され、同両止め板33間をスイラド
可能になっている。
そして、第23,24図に示すように、ロック解除状態
ではロック部材5の上側係止凹部23内は止め板33の
係合凸部8が係合するようになっているとともに、ロッ
ク部材5のアーム部39は前記ヘッド1aの連通部31
内下側に位置し、係入部22はヘッド部1aの収容孔3
a内に位置するようになっている。
第25,26図に示すように、ロック状態ではロック部
材5の下側係止凹部24内に止め板33の係合凸部8が
係合するようになっているとともに、ロック部材5のア
ーム部39は前記連通部31内上側に位置し、係入部2
2は刃体取付部材9のロック孔3b内に係入されるよう
になっている。
従って、この第2実施例においても前記第1実施例と同
様にロック部材5の操作部20を押し上げて係入部22
を刃体取付部材9のロック孔3b内に係入させれば刃体
Kはロック状態となり、そのロック状態は前記下側係止
凹部24と係合凸部8との係合により安定保持される。
又、前記ロック状態からロック部材5の操作部20を押
し下げればロック状態が解除され、刃体Kは傾動可能な
状態となる。
[第3実施例] 第3実施例について第27〜33図を参照して説明す
る。
第30図に示すように、柄1上の背側にはヘッド部1a
が、柄1に腹側から螺入されたビス40によって固定さ
れている。ヘッド部1a上面には軸孔30が穿設され、
同軸孔30内には支持軸36の下端が回動不能に挿入固
定されている。ヘッド部1aの背側には上方及び背側に
開口したロック部材5のための取付凹部6が形成され、
ヘッド部1aの背側において同取付凹部6の下側には係
合凸部8が形成されている。
第33図に示すように、前記ロック部材5は操作部20
と、操作部20内側に設けられたスライド部21と、ス
ライド部21の左右両端から上方に突出している係入部
22からなっている。又、操作部20の内面には上下一
対の係止凹部23,24が形成されている。
第28図に示すように前記取付凹部6の中央縦方向にわ
たって断面T字状のガイド突起25が突設されており、
前記ロック部材5は係入部21間に凹設された断面T字
状のガイド溝26(第33図参照)が前記ガイド突起2
5に対して上下方向への摺動可能に嵌合されている。
支持軸36の上端には刃体取付部材9が取り付けられ、
同刃体取付部材9は支持軸36の上端を支持軸36の回
りで相対傾動可能に挿入する本体10と、同本体10の
上面左右両側から上方へ突出する替刃カートリッジ取り
付け用の一対の支持アーム18と、両支持アーム18よ
り下方に突設する支持アーム操作用の一対の操作つまみ
18bと、両支持アーム18間に位置するプッシャー4
1とからなっている。
前記刃体取付部材9の本体10には、リング状の板バネ
42の上端が押え板10aを介して一対のビス43によ
って固定されている。同板バネ42は前記支持軸36に
隣接してその腹側(第30図における右方)に位置して
おり、リング部42aは支持軸36を中心に左右対称状
に形成されている。板バネ42の下端は前記柄1とヘッ
ド部1aとの間において、ヘッド部1aとともに前記ビ
ス40によって固定されている。なお、このリング状板
バネ42は支持軸36の周方向にねじられる弾性を有し
ている。
板バネ42の上下両端はそれぞれ刃体取付部材9と柄1
とに固定され、刃体取付部材9は支持軸36を中心とし
て同板バネ42の弾性に抗して刃体の幅方向へ傾動可能
となっている。
本体10の下側には前記ロック部材5の係入部22が係
入可能な係止部としてのロック孔44が形成されてい
る。
そして、前記ロック部材5はロック解除状態では第31
図に示すようにロック部材5の上側係止凹部23内にヘ
ッド部1aの係合凸部8が係合され、ロック部材5の係
入部22は本体10のロック孔44から離脱するように
なっている。
一方、ロック状態では第32図に示すようにロック部材
5の下側係止凹部24内にヘッド部1aの係合凸部8が
係合され、ロック部材5の係入部22は前記ロック孔4
4内に係入される。
本実施例では板バネ42がリング状であるので、使用時
において刃体の左右両端にかかる抵抗に差が生じた時に
は、第28図に二点鎖線で示すように、刃体取付部材9
の傾斜により板バネ42はその上部が刃体取付部材9に
固定されたままの状態でリング部42aが支持軸36を
中心としてその周方向にねじられる。
又、本実施例の安全剃刀は使用者の好みにより刃体をそ
の幅方向に傾動可能状態から傾動不能状態にして使用し
たい場合には、ロック部材5の操作部20を指で押し上
げロック部材5を上方に移動させて係入部22を刃体取
付部材9のロック孔44内に係入させるとともに、下側
係止凹部24を係合凸部8に係合させる。
逆に、傾動不能状態から傾動可能状態にして使用したい
場合には、ロック部材5の操作部20を指で下方に押し
下げロック部材5を下方に移動させて係入部22をロッ
ク孔44内から外ずせばよい。
[第4実施例] 次に第4実施例につき前記第3実施例と相違するところ
を第34〜42図を参照して説明する。
第41図に示すように、柄1上端部のヘッド部1a内に
は軸孔51が上下方向に貫設され、同ヘッド部1aの背
側にはロック部材5用の取付け孔52が前記軸孔51に
連通し、かつ上下方向に延びるように形成されている。
前記軸孔51内には支持軸50がその軸心回りを回動可
能に挿入され、この支持軸50の上端部は軸孔51から
上方へ突出している。
ヘッド部1a上には刃体取付部材9が設けられており、
前記支持軸50の上方突出部はこの刃体取付部材9の軸
孔11内に挿入されている。この挿入状態で同支持軸5
0及び刃体取付部材9はビス53により固定されてお
り、刃体取付部材9は支持軸50と一体回動可能になっ
ている。
前記支持軸50の下端部には底面楕円形状のバネ係合部
54が突設されている。支持軸50の下端部において柄
1には前記バネ係合部54を挟着する一対のバネ板55
が形成されている。第37図に示すように、使用時刃体
の左右両端にかかる抵抗に差が生じて刃体取付部材9が
傾動すると、支持軸50の回動にともないバネ係合部5
4が前記バネ係合部54の弾性に抗して回動するように
なっている。
又、支持軸50の背側中央には第39,40図に示すよ
うに、傾動許容孔56がその周方向に延びるように形成
され、同傾動許容孔56の中央上部において支持軸50
の背側中央には幅狭のロック孔44が形成されている。
前記ヘッド部1aの背側中央には上下方向に断面台形の
ガイド溝57が凹設されている。
ロック部材5は第38図に示すように操作部20と、同
操作部20の内方に突設された係入部22とから構成さ
れ、操作部20の中央内面下部に上下方向に突設した断
面台形状のガイド突条58が前記ガイド溝57に嵌合し
て上下方向に摺動可能になっている。そして、前記ロッ
ク部材5の係入部22は支持軸50のロック孔44及び
傾動許容孔56間を相対移動可能に挿入されている。
又、第41図に示すように前記ロック部材5においてガ
イド突条58の腹側面には上下一対の係止凹部材23,
24が凹設され、ヘッド部1aのガイド溝57には係合
凸部8が形成されている。そして、ロック解除状態では
ロック部材5の上側係止凹部23内にヘッド部材1aの
係合凸部8が係合するようになっているとともに、ロッ
ク部材5の係入部22が支持軸50の傾動許容孔56内
に位置するようになっている。
一方、ロック状態では第42図に示すようにロック部材
5の下側係止凹部材24内にヘッド部1aの係合凸部8
が係合するようになっているとともに、ロック部材5の
係入部22が支持軸50のロック孔44内に係入される
ようになっている。
従って、この実施例においても前記第1実施例乃至第3
実施例と同様に刃体Kの傾動不能にしたり、傾動可能に
したりすることができる。
[第5実施例] 次に第5実施例につき第43〜49図を参照して説明す
る。
第43,45図に示すように、この実施例の柄1は柄本
体70と、その上端に斜状に形成されたヘッド部71と
からなっている。柄本体70の上端内部には上下方向に
延びる収納孔72が形成されている。
柄本体70の上端部腹側面には上下方向に延びるととも
に前記収納孔72と連通するロック部材5用の取付孔7
3が形成されており、柄本体70の腹側において同取付
孔73の下側には前記第4実施例と同様に断面台形状の
ガイド溝57が上下方向に凹設され、同ガイド溝57内
に係合凸部8が1個設けられている(第47図参照)。
前記ヘッド部71内には背側から腹側に亘る軸孔74が
形成されている。そして、その腹側上端部(第45図に
おいて左端部)は開口されており、背側端部(右端部)
にはキャップ71aが取り付けられている。軸孔74内
には支持軸75が回動可能に挿入されており、同支持軸
75の腹側上端突出部には刃体取付部材9が装着され
る。支持軸75は軸孔74内で回動自在であるので、刃
体取付部材9は刃体の幅方向へ傾動可能である。
この実施例では第45,48,49図に示すように、ヘ
ッド部71内の支持軸75の一部には下方に延びて柄本
体70内の上端部材内に突出するバネ取付部76が設け
られ、収納孔72の底面からはバネ係止部77が突設さ
れている。そして、同バネ係止部77と前記バネ取付部
76下端との間に復元手段としてのコイルバネ78が介
装され、コイルバネ78の引張力が支持軸75の傾動時
における復元付勢力として利用される。
前記支持軸75下面においてバネ取付部76の腹側(第
45図において左側)にはロック孔44が形成されてい
る。
第46図に示すように、ロック部材5は、操作部20
と、同操作部20内側に設けられたスライド部21と、
同スライド部21内側に設けられ、上方へ突出する係入
部22とから構成され、前記第4実施例と同様にその操
作部20の中央内面下部に上下方向に突設した断面台形
状のガイド突条58が前記ガイド溝57に嵌合して上下
方向に摺動可能になっている。
従って、この実施例の安全剃刀は第45図のロック解除
状態で使用時にその刃体取付部9が傾動すると、支持軸
75の回動にともない同支持軸75を中心にしてバネ取
付部76の下部も左右に傾斜するが、傾斜したバネ取付
部76はコイルバネ78によってひっぱられて元位置に
もどる。
そして、第45図のロック解除状態ではロック部材5は
上側係止凹部23内に柄本体70の係合凸部8が係合
し、ロック部材5の係入部22が支持軸75のロック孔
44から離間する。
第47図のロック状態ではロック状態ではロック部材5
の下側係止凹部24内に柄本体70の係合凸部8が係合
し、ロック部材5の係入部22が支持軸75のロック孔
44内に係入される。
なお、この考案は前記各実施例に限定されるものではな
く、例えば刃体取付部材9の上面からヘッド1aに向か
って差し込んでロック状態にしたり、ピンを抜いてロッ
ク解除状態にしたりする等この考案の趣旨から逸脱しな
い範囲で任意に変更可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案においては、使用者の好みに
より、刃体をその幅方向に傾動不能にしたり、傾動可能
にしたり任意に選択することができると共に、傾動不能
にするロック状態においてはロック部材をそのロック位
置に安定保持することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜13図は本考案の第1実施例の安全剃刀を示し、
第1図は同安全剃刀の部分分解斜視図、第2図は同じく
刃体取付部材の斜視図、第3図は同じく板バネの底面
図、第4図は同じく板バネの背面図、第5図は同第1実
施例の安全剃刀の正面図、第6図は同じく右側面図、第
7図は同じくロック部材の斜視図、第8図は同じくロッ
ク部材の正面図、第9図は第5図のA−A線断面図、第
10図は第5図のB−B線断面図、第11図はロック解
除状態にけるロック部材と柄との係合状態を示す部分拡
大断面図、第12図はロック状態における第10図相当
図、第13図は同じくロック状態における第11図相当
図、第14〜26図は本考案の第2実施例の安全剃刀を
示し、第14図は同安全剃刀の部分分解斜視図、第15
図は同じく刃体取付部材の斜視図、第16図は同じく板
バネの底面図、第17図は同じく板バネの背面図、第1
8図は同第2実施例の安全剃刀の正面図、第19図は同
じく右側面図、第20図は同じくロック部材の斜視図、
第21図は同じくロック部材の側面図、第22図は第1
8図のC−C線断面図、第23図は第18図のD−D線
断面図、第24図はロック解除状態におけるロック部材
と柄との係合状態を示す部分拡大断面図、第25図はロ
ック状態における第23図相当図、第26図は同じくロ
ック状態における第24図相当図、第27〜33図は本
考案の第3実施例の安全剃刀を示し、第27図は同第3
実施例の安全剃刀の背面図、第28図は同じく右側面
図、第29図は同じく正面図、第30図は第27図のE
−E線断面図、第31図は第27図のF−F線断面図、
第32図はロック状態における第31図相当図、第33
図はロック部材の斜視図、第34〜42図は本考案の第
4実施例の安全剃刀を示し、第34図は同第4実施例の
安全剃刀の背面図、第35図は同じく正面図、第36図
は第34図のG方向から見た側面図、第37図は刃体取
付部の傾動状態を示す第36図相当図、第38図はロッ
ク部材の斜視図、第39図は支持軸の斜視図、第40図
は同じく支持軸の正面図、第41図は第35図のH−H
断面図、第42図はロック状態における第41図相当
図、第43〜49図は本考案の第5実施例の安全剃刀を
示し、第43図は同安全剃刀の側面図、第44図は同じ
く平面図、第45図は第44図のI−I線断面図、第4
6図はロック部材の斜視図、第47図はロック状態にお
ける第45図相当図、第48図は刃体取付部材の通常状
態を示す略対背面図、第49図は同じく刃体取付部材の
傾動状態を示す略対背面図である。 柄1、係止部としてのロック孔3b,44、ロック部材
5、位置決め手段としての係合凸部8、刃体取付部材
9、ロック保持手段としての下側係止凹部24、刃体
K。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄(1)に対し刃体取付部材(9)を同刃
    体取付部材(9)に取付けられる刃体(K)の幅方向に
    傾動自在に支持し、前記刃体取付部材(9)と柄(1)
    とのうち少なくともいずれか一方(9)には係止部(3
    b,44)を設けるとともに、他方(1)には前記係止
    部(3b,44)に係合可能なロック部材(5)を設
    け、同ロック部材(5)を前記係止部(3b,22)に
    係合して刃体(K)をその幅方向に傾動不能にロックす
    るロック位置とその係合関係が解除される非ロック位置
    との二位置間で移動操作可能に構成し、さらに前記ロッ
    ク部材(5)にはロック位置において位置決め手段
    (8)に係合するロック保持手段(24)を設けたこと
    を特徴とする安全剃刀。
JP1989143006U 1989-12-11 1989-12-11 安全剃刀 Expired - Lifetime JPH0632066Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220153230A (ko) * 2021-05-11 2022-11-18 주식회사 도루코 면도기 조립체

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GB2116470A (en) 1982-03-12 1983-09-28 Gillette Co Safety razors

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