JP2000301385A - プレス装置およびプレス加工品の製造方法 - Google Patents

プレス装置およびプレス加工品の製造方法

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JP2000301385A
JP2000301385A JP11111714A JP11171499A JP2000301385A JP 2000301385 A JP2000301385 A JP 2000301385A JP 11111714 A JP11111714 A JP 11111714A JP 11171499 A JP11171499 A JP 11171499A JP 2000301385 A JP2000301385 A JP 2000301385A
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mold
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torque
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JP11111714A
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Suekazu Nakajima
末和 中島
Yasuo Kawano
泰雄 川野
Hideji Aoki
秀二 青木
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/14Control arrangements for mechanically-driven presses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通の架台に連結された複数組の型の間の相
互干渉を低減し、加工精度を高める。 【解決手段】 複数組(例えば2組)の型がサーボモー
タ6a,6bで駆動される。サーボモータ6a,6b
は、それぞれサーボ増幅器8a,8bによって、個別に
制御される。サーボ増幅器8aの制御部は、サーボモー
タ6aの回転位置の計測値Xが、パルス発生器9を通じ
てCPUから伝えられる指示値X0へ追随するように、電流I
を算出する。トルク検出・制限部25は、DAコンバータ
12を通じてCPUから伝えられるトルクの制限値を超え
ないように、算出された電流Iを制限した上で、電流増
幅器26を通じてサーボモータ6aへ伝える。型接触の
後に、サーボモータ6aのトルクが制限値に達すると、
指示値X0が型閉め方向に急速に進められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス装置およ
びプレス加工品の製造方法に関し、特に、複数組の型の
間の相互干渉を低減して加工精度を高めるための改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この発明の背景となる従来のプ
レス装置の構成を示す説明図である。この装置151で
は、床に設置された下定盤71に立設された一対の支柱
75a,75bによって、上定盤72が支持されてい
る。互いに固定的に連結した下定盤71、支柱75a,
75b、および、上定盤72は、架台86を構成してい
る。下定盤71には、一対の固定型(固定モールド)7
3a,73bが固定されている。上定盤72には、一対
の(第1)サーボモータ76aと(第2)サーボモータ
76bとが固定されている。
【0003】サーボモータ76a,76bは、ボールネ
ジ77a,77bにそれぞれ螺合しており、回転するこ
とによって、ボールネジ77a,77bを鉛直方向へ個
別に駆動する。ボールネジ77a,77bの下端には、
それぞれ、可動型(可動モールド)74a,74bが固
定されている。
【0004】可動型74a,74bは、それぞれ、固定
型73a,73bに対向するように固定型73a,73
bの直上方に位置している。そして、サーボモータ76
a,76bが、正転方向および逆転方向に回転すること
により、可動型74a,74bが、型閉め方向(すなわ
ち下方)および型開き方向(すなわち上方)へ移動す
る。
【0005】サーボモータ76a,76bには、それぞ
れ、(第1)サーボ増幅器78aおよび(第2)サーボ
増幅器78bによって、電流が供給される。サーボ増幅
器78a,78bは、増幅器制御部85によって個別に
制御され、それによって、サーボモータ76a,76b
へ供給される電流の大きさが個別に制御される。増幅器
制御部85は、CPU80、および、パルス発生器79を
備えている。
【0006】図7は、サーボ増幅器78a,78bを代
表して、サーボ増幅器78aの内部構成を示すブロック
図である。サーボ増幅器78aには、サーボモータ76
aの動作位置(すなわち、回転子の回転位置)に関する
指示値X0が、パルス発生器79から送られると同時に、
サーボモータ76aの動作位置の計測値Xが、エンコー
ダ90から送られる。
【0007】指示値X0は、図8のタイミングチャートが
示すように、時系列に沿ったパルスの個数で表現され
る。サーボモータ76aの動作を正転方向に進めるべく
指示するときには、正転指示信号CWがパルスの形態で出
力され、逆転方向に進めるべく指示するときには、逆転
指示信号CCWがパルスの形態で出力される。正転指示信
号CWのパルス数と逆転指示信号CCWのパルス数の差の積
算値が、サーボモータ76aの動作位置の指示値X0に相
当する。
【0008】また、指示値X0の変化率は、サーボモータ
76aの動作速度(すなわち、回転速度)の目標値に相
当し、図8が示すように、パルスの周波数に比例する。
エンコーダ90は、同様の形式のパルスを、サーボモー
タ76aの動作量(すなわち、回転子の回転量)に応じ
て出力する。
【0009】図7に戻って、減算器91は、指示値X0と
計測値Xとの差を算出し、算出した値を位置偏差ΔXとし
て出力する。増幅器92は、位置偏差ΔXを増幅する。
減算器91と増幅器92は、位置制御部を構成する。F/
V変換部97は、計測値Xの時間変化率、すなわち、計測
値Xを表現するパルスの周波数を、電圧信号へと変化す
る。減算器93は、増幅器92の出力信号と、F/V変換
部97の出力信号との差を算出し、算出した値を速度偏
差ΔSとして出力する。増幅器94は、速度偏差ΔSを増
幅する。減算器93、増幅器94、および、F/V変換部
97は、速度制御部を構成する。
【0010】増幅器94の出力信号は、電流増幅器96
へ入力される。電流増幅器96は、入力信号を増幅し、
入力信号に比例した大きさの電流Iを、サーボモータ7
6aへ供給する。したがって、電流Iは、計測値Xが、計
測値Xと指示値X0の差に比例した速度で指示値X0へ追随
するように制御される。図6に示したCPU80は、演算
処理を実行し、演算処理によって算出された値にもとづ
いて、指示値X0がパルス発生器9を通じて出力される。
それによって、サーボモータ76aの動作が制御され
る。
【0011】図9は、CPU80の演算処理の手順を示す
フローチャートである。演算処理が開始されると、はじ
めに、ステップS51,S52の処理が同時に実行され
る。すなわち、サーボモータ76a,76bが、原点
(初期位置)へ復帰するように駆動される。原点への復
帰が完了するまでこの処理は継続され(ステップS5
3)、完了すると処理はステップS54,S55へ移行
する。原点への復帰が完了したときには、可動型74
a,74bは、固定型73a,73bから上方に離れた
待機位置に位置する。
【0012】つづくステップS54,S55では、サー
ボモータ76a,76bが、加重動作を行うように駆動
される。これにより、可動型74a,74bが、型閉め
方向へ移動し、固定型73a,73bへ当接した後、さ
らに押圧されることにより、プレス加工が行われる。ス
テップS54,S55は、同時に実行される。プレス加
工が完了するまでこれらの処理は実行され(ステップS
56)、プレス加工が完了すると、処理はステップS5
7,S58へ移行する。
【0013】ステップS57,S58では、サーボモー
タ76a,76bが、退避動作を行うように駆動され
る。これにより、可動型74a,74bが、型開き方向
へ移動し、待機位置へ復帰する。ステップS57,S5
8は、同時に実行される。待機位置への復帰が完了する
までこれらの処理は実行され(ステップS59)、復帰
が完了すると、処理はステップS54,S55へ戻る。
以上の処理が反復されることによって、プレス加工が反
復的に行われる。
【0014】図10は、ステップS54,S55を代表
して、ステップS54の内部フローを示すフローチャー
トである。同様に、図11は、ステップS57,S58
を代表して、ステップS57の内部フローを示すフロー
チャートである。また、図12は、ステップS54にも
とづく加重動作、および、ステップS57の処理にもと
づく退避動作にともなう、動作速度の目標値(すなわ
ち、指示値X0の変化率)、位置偏差ΔX、および、サー
ボモータ76aのトルクの変化を表すタイミングチャー
トである。以下に、図10〜図12を参照しつつ、装置
151の加重動作および退避動作について説明する。
【0015】ステップS54の処理にもとづく加重動作
が開始されると、まず、可動型74aが型閉め方向へ高
速で移動するように駆動される(ステップS61)。こ
のとき、動作速度の目標値は、まずゼロから上昇し、指
示値X0が所定の基準値に達すると高い値を保持し、その
後、指示値X0が別の基準値に達すると下降する。その
後、動作速度の目標値は、低い値へ維持される(ステッ
プS62)。
【0016】動作速度の目標値の切り替えが行われる動
作位置を規定する基準値は、図9の処理に先立って行わ
れるティーチングによって、あらかじめ設定される。ス
テップS61にもとづく高速移動動作からステップS6
2にもとづく低速移動動作への切り替えの時期を規定す
る基準値は、指示値X0がこの基準値に到達したときに、
可動型74aが、固定型73aへ当接しない位置にある
ように設定される。したがって、可動型74aは、待機
位置から固定型73aへ向かって、高速で移動した後、
可動型74aが固定型73aへ当接するよりも前に速度
を緩め、その後、固定型73aへ向かって低速で移動す
る。それにより、可動型74aと固定型73aとが当接
したときの衝撃が緩和される。
【0017】低速移動動作が行われている中のある時点
で、可動型74aが固定型73aへ当接する。可動型7
4aは、固定型73aへ当接するまでは、おおよそ目標
値どおりの速度で移動するが、当接した後は、目標値通
りの速度を維持することはできない。したがって、当接
が起こった後は、位置偏差ΔXが拡大する。それにとも
なって、速度偏差ΔSが拡大するので、電流Iが増加す
る。その結果、サーボモータ76aのトルクが上昇す
る。すなわち、可動型74aが、増加する押圧力によっ
て固定型73aへと押圧される。
【0018】その後、指示値X0が別の基準値に達する
と、動作速度の目標値はゼロへ向かって下降する。その
後、処理はステップS63へ移行し、動作速度の目標値
がゼロへ維持される。すなわち、指示値X0が一定の値に
保持される。このとき、可動型74aは一定の押圧力で
固定型73aへ押圧される。押圧開始から停止動作まで
の過程を通じて、プレス加工が行われる。あらかじめ設
定された一定の時間を経ると、停止動作は終了し、処理
はステップS57へ移行する。
【0019】ステップS57では、可動型74aが型開
き方向へ高速で移動するように駆動される(ステップS
71)。このとき、動作速度の目標値は、まずゼロから
上昇し、指示値X0が所定の基準値に達すると高い値を保
持し、その後、指示値X0が別の基準値に達するとゼロま
で下降する。ステップS57にもとづく高速退避移動動
作の中で指示値X0として出力される逆転指示信号CCWの
パルスの個数は、ステップS61(高速移動動作)およ
びステップS62(低速移動動作)で出力される正転信
号CWのパルスの個数と同一である。これにより、可動型
74aに付加されていた押圧力が迅速に解除され、その
後、可動型74aは待機位置へと高速で復帰する。
【0020】従来装置151は、以上のように動作する
ことにより、可動型74a,74bと固定型73a,7
3bとの間の衝撃を回避しつつ、能率のよいプレス加工
を実現する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来装置1
51では、単一の架台86に、二つの固定型73a,7
3b、および、二つのサーボモータ76a,76bが設
けられているので、以下に述べるようないくつかの問題
点があった。図13〜図16は、これらの問題点を説明
するためのタイミングチャートである。図13〜図16
において、速度(a),(b) は、それぞれ、可動型74
a,74bの移動速度を表し、荷重(a),(b)は、それぞ
れ、可動型74a,74bに印加される押圧力を表す。
【0022】既述のように、CPU80は、加重動作にお
いて可動型74a,74bが固定型73a,73bへ同
時に到着するように、指示値X0をサーボ増幅器78a,
78bへ送出する。しかしながら、定盤71,72のた
わみ、サーボモータ76a,76bの能力差、サーボモ
ータ76a,76bから可動型74a,74bへ至る伝
達機構におけるわずかな誤差、その他の原因によって、
可動型74a,74bが固定型73a,73bへ到達す
る時期が必ずしも一致するとは限らない。
【0023】例えば、図13が示すように、可動型74
aが固定型73aへ到達する時期が、可動型74bが固
定型73bへ到達する時期よりも早まるときには、可動
型74aが固定型73aへ到達した後、可動型74bが
固定型73bへ到達し、ある程度にまで可動型74bへ
の押圧力が上昇するまでの期間に、可動型74aには過
剰な押圧力が印加される。この過荷重は、プレス加工に
おける加工精度を低める要因となる。
【0024】また、装置151を長期間にわたって使用
すると、定盤71,72の変形、サーボモータ76a,
76bの特性の変化、伝達機構の摩耗等が生じる。たと
え同時到着が維持されたとしても、長期間にわたる装置
各部の変形・変化・摩耗等によって、図14が示すよう
に、可動型74a,74bの間で、押圧力に不均衡が生
じる場合がある。この不均衡も、プレス加工の精度を低
める要因となる。
【0025】さらに、退避動作においても、定盤71,
72のたわみ、サーボモータ76a,76bの能力差、
サーボモータ76a,76bから可動型74a,74b
へ至る伝達機構におけるわずかな誤差、その他の原因に
よって、可動型74a,74bが固定型73a,73b
から離間する時期が、互いに異なる場合がある。例え
ば、図15が示すように、可動型74aが固定型73a
から離れる時期が、可動型74bが固定型73bから離
れる時期よりも早まるときには、可動型74aが退避動
作を開始した後、可動型74bがある程度にまで退避移
動するまでの期間に、可動型74bには過剰な押圧力が
印加される。この過荷重も、プレス加工の精度を低める
要因となる。
【0026】また、装置151では、上記したティーチ
ングは、二つのサーボモータ76a,76bに関して、
個別に行われる。すなわち、サーボ増幅器78aへの指
示値X0に関する基準値と、サーボ増幅器78bへの指示
値X0に関する基準値とは、別個に設定される。CPU80
は、このようにして定められた基準値を参照しつつ、サ
ーボ増幅器78a,78bに対して個別に指示値X0を伝
える。それによって、加工精度の向上が図られている。
【0027】ところが、図16が示すように、サーボモ
ータ76aに対するティーチング(a) と、サーボモータ
76bに対するティーチング(b)とを、それぞれ単独で
行って、所定の目標とする荷重(押圧力)が得られるよ
うに、基準値を設定したとしても、その後に行われる図
9の処理の中で、可動型74a,74bに印加される押
圧力が、目標値よりも低くなる場合がある。これは、押
圧力が可動型74a,74bの一方に印加されるとき
と、双方に同時に印加されるときとの間で、定盤71,
72に生じるたわみの大きさ(たわみ量)が、異なるこ
とに由来する。
【0028】以上のように、共通の架台に複数組の型が
連結されている従来のプレス装置では、複数組の型の間
の相互干渉に由来して、プレス加工の精度の向上が妨げ
られるという問題点があった。
【0029】この発明は、従来の技術における上記した
問題点を解消するためになされたもので、複数組の型の
間の相互干渉を低減し、それにより、加工精度を高める
ことのできるプレス装置およびプレス加工品の製造方法
を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】第1の発明の装置は、共
通の架台に複数の固定型と複数のモータとが設けられ、
前記複数の固定型とそれぞれ対をなす可動型を前記複数
のモータで個別に駆動することにより、プレス加工を行
うプレス装置において、前記複数のモータへ個別に通電
する複数の増幅器と、前記複数の増幅器を個別に制御す
ることにより、前記複数の可動型を型閉め方向へ移動さ
せ前記複数の固定型へそれぞれ押圧する加重動作と、前
記複数の可動型を型開き方向へ移動させる退避動作と
を、実現する増幅器制御部と、を備えている。そして、
前記複数の増幅器の各々が、前記複数のモータの中で通
電の対象となるモータの動作位置の計測値が指示値へ追
随するように、通電の対象となる前記モータへの通電量
を算出する制御部と、通電の対象となる前記モータのト
ルクが制限値を超えないように、前記制御部が算出した
前記通電量を制限して前記モータへ伝えるトルク制限部
とを、備えており、前記増幅器制御部が、前記加重動作
の中で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値を、前記
トルクが前記制限値へ達した後にさらに型閉め方向へと
進める。
【0031】第2の発明の装置では、第1の発明のプレ
ス装置において、前記増幅器制御部が、前記加重動作の
中で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値を、前記ト
ルクが前記制限値へ達する前に型閉め方向へ進めるとと
もに、型接触の前に前記指示値の変化の速度を緩める。
【0032】第3の発明の装置では、第2の発明のプレ
ス装置において、前記増幅器制御部が、前記加重動作の
中で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値の変化の速
度を、前記トルクが前記制限値へ達した後に高める。
【0033】第4の発明の装置では、第2または第3の
発明のプレス装置において、前記増幅器制御部が、前記
加重動作の中で、前記複数の増幅器の各々の前記制限値
を、型接触の前に前記指示値の変化の速度を緩めると同
時に、引き下げる。
【0034】第5の発明の装置では、第1ないし第4の
いずれかの発明のプレス装置において、前記増幅器制御
部が、前記退避動作の中で、前記複数の増幅器の各々の
前記指示値を型開き方向へ進めるとともに、所定量以上
に型が開くまでは、前記制限値を維持し、その後は、前
記制限値を高める。
【0035】第6の発明の製造方法は、プレス加工品の
製造方法であって、第1ないし第5のいずれかの発明の
前記プレス装置を用いてプレス加工を行うことにより、
プレス加工品を製造する。
【0036】
【発明の実施の形態】
<1. 構成>図1は、本発明に係る実施の形態のプレス
装置の構成を示す説明図である。この装置101では、
床に設置された下定盤1に立設された一対の支柱5a,
5bによって、上定盤2が支持されている。互いに固定
的に連結した下定盤1、支柱5a,5b、および、上定
盤2は、架台16を構成している。下定盤1の上面に
は、一対の固定型(固定モールド)3a,3bが固定さ
れている。
【0037】上定盤2には、固定型3a,3bの上方に
それぞれ位置するように、一対の(第1)サーボモータ
6aと(第2)サーボモータ6bとが固定されている。
サーボモータ6a,6bは、ボールネジ7a,7bにそ
れぞれ螺合しており、回転することによって、ボールネ
ジ7a,7bを鉛直方向へ個別に駆動する。ボールネジ
7a,7bの下端には、それぞれ、可動型(可動モール
ド)4a,4bが固定されている。
【0038】可動型4a,4bは、それぞれ、固定型3
a,3bに対向するように固定型3a,3bの直上方に
位置している。そして、サーボモータ6a,6bが、正
転方向および逆転方向に回転することにより、可動型4
a,4bが、型閉め方向(すなわち下方)および型開き
方向(すなわち上方)へ移動する。
【0039】サーボモータ6a,6bは、それぞれ、
(第1)サーボ増幅器8aおよび(第2)サーボ増幅器
8bによって、電流の供給を受ける。サーボ増幅器8
a,8bは、増幅器制御部15によって個別に制御さ
れ、それによって、サーボモータ6a,6bへ供給され
る電流の大きさ、すなわち通電量が個別に制御される。
増幅器制御部15は、CPU10、パルス発生器9、パル
スカウンタ11、トルク制限指示部としてのDAコンバー
タ12、および、トルクモニタとしてのADコンバータ1
3を備えている。増幅器制御部15は、サーボ増幅器8
a,8bおよびサーボモータ6a,6bを通じて、可動
型4a,4bの所定の動作を実現する。
【0040】図2は、サーボ増幅器8a,8bを代表し
て、サーボ増幅器8aの内部構成を示すブロック図であ
る。サーボ増幅器8aには、サーボモータ6aの動作位
置(すなわち、回転子の回転位置)に関する指示値X0
が、パルス発生器9から送られると同時に、サーボモー
タ6aの動作位置の計測値Xが、エンコーダ20から送
られる。エンコーダ20は、例えば、周知のロータリー
エンコーダとして構成される。指示値X0および計測値X
は、いずれも、従来装置151と同様に、図8に例示し
た時系列に沿ったパルスの個数で表現される。
【0041】減算器21は、指示値X0と計測値Xとの差
を算出し、算出した値を位置偏差ΔXとして出力する。
増幅器22は、位置偏差ΔXを増幅する。減算器21と
増幅器22は、位置制御部を構成する。F/V変換部27
は、計測値Xの時間変化率、言い換えると、計測値Xを表
現するパルスの周波数を、電圧信号へと変化する。減算
器23は、増幅器22の出力信号と、F/V変換部27の
出力信号との差を算出し、算出した値を速度偏差ΔSと
して出力する。増幅器24は、速度偏差ΔSを増幅す
る。減算器23、増幅器24、および、F/V変換部27
は、速度制御部を構成する。そして、位置制御部および
速度制御部が、本発明の制御部に含まれる。
【0042】増幅器24の出力信号は、トルク検出・制
限部25を通じて、電流増幅器26へ入力される。電流
増幅器26は、入力信号を増幅し、入力信号に比例した
大きさの電流Iを、サーボモータ6aへ供給する。した
がって、制御部は、計測値Xと指示値X0の差に比例した
速度で、計測値Xが指示値X0へ追随するように、電流Iを
制御する機能を果たす。
【0043】トルク検出・制限部25は、例えば電流I
を通じて、サーボモータ6aのトルクを検出し、検出値
をADコンバータ13へ伝える。トルク検出・制限部25
は、さらに、トルクの検出値がDAコンバータ12が指示
するトルクの制限値を超えないように、電流増幅器2へ
の入力信号を制限する。すなわち、トルク検出・制限部
25は、増幅器24の出力信号の大きさが、トルクの制
限値に対応する値を超えないときには、増幅器24の出
力信号をそのまま電流増幅器26へ伝えるが、増幅器2
4の出力信号の大きさが、トルクの制限値に対応する値
を超えるときには、増幅器24の出力信号よりも優先し
て、トルクの制限値に対応する値を電流増幅器26へ伝
える。
【0044】エンコーダ20が出力する計測値Xは、パ
ルスカウンタ11へも入力される。CPU10は、パルス
カウンタ11を通じて入力される計測値X、および、AD
コンバータ13を通じて入力されるトルクの検出値にも
とづいて、演算処理を実行する。演算処理によって算出
された値にもとづいて、指示値X0がパルス発生器9を通
じて出力され、トルクの制限値がDAコンバータ12を通
じて出力される。
【0045】<2. 動作>CPU10は、図9に示した手順
に沿って演算処理を実行する。しかしながら、装置10
1では従来装置105とは異なり、加重動作および退避
動作における演算処理の手順は、それぞれ図3および図
4のフローチャートで表される。図3は、ステップS5
4,S55を代表して、ステップS54の内部フローを
表しており、図4は、ステップS57,S58を代表し
て、ステップS57の内部フローを表している。
【0046】また、図5は、図3および図4の処理にも
とづいて加重動作および退避動作が行われるときの、動
作速度の目標値(すなわち、指示値X0の変化率)、位置
偏差ΔX、および、サーボモータ6aのトルクの変化を
表すタイミングチャートである。以下に、図3〜図5を
参照しつつ、装置101の荷重動作および退避動作につ
いて説明する。
【0047】加重動作が開始されると、まず、可動型4
aが型閉め方向へ高速で移動するように駆動される(ス
テップS1)。このとき、動作速度の目標値は、まずゼ
ロから上昇し、指示値X0が所定の基準値に達すると高い
値を保持する。動作速度の目標値は、その後、指示値X0
が別の基準値に達すると下降する。そして、指示値X0
が、さらに別の基準値へ達すると、動作速度の目標値
は、低い一定の値へ維持される(ステップS2)。
【0048】装置151と同様に、動作速度の目標値の
切り替えが行われる動作位置を規定する基準値は、図9
の処理に先立って行われるティーチングによって、あら
かじめ設定される。ステップS1にもとづく高速移動動
作からステップS2にもとづく低速移動動作への切り替
えの時期を規定する基準値は、指示値X0がこの基準値に
到達したときに、可動型4aが、固定型3aへ当接しな
い位置にあるように設定される。
【0049】したがって、可動型4aは、待機位置から
固定型3aへ向かって、高速で移動した後、可動型4a
が固定型3aへ当接するよりも前に速度を緩め、その
後、固定型3aへ向かって低速で移動する。それによ
り、移動時間が短縮されるとともに、可動型4aと固定
型3aが当接したときの衝撃が緩和される。
【0050】高速移動動作から低速移動動作へ移行する
時刻t1において、CPU10は、DAコンバータ12を通じ
て出力されるトルクの制限値を、それ以前に設定されて
いた最大値Mから、それよりも低い制限値Lへと引き下げ
る。制限値Lは、プレス加工の際に、可動型4aに印加
すべき押圧力に対応する値として、あらかじめティーチ
ングされる。
【0051】低速移動動作が行われている中のある時点
(時刻t2)で、可動型4aが固定型3aへ当接する。可
動型4aは、固定型3aへ当接するまでは、おおよそ目
標値どおりの速度で移動するが、当接した後は、目標値
通りの速度を維持することはできない。したがって、当
接が起こった後は、位置偏差ΔXが拡大する。それにと
もなって、速度偏差ΔSが拡大するので、電流Iが増加す
る。その結果、サーボモータ6aのトルクが上昇する。
すなわち、可動型4aが、増加する押圧力によって固定
型3aへと押圧される。
【0052】押圧力が増加する中のある時点(時刻t3)
で、サーボモータ6aのトルクが制限値Lに達する。CPU
10は、ADコンバータ13を通じて、このことを検知す
る(ステップS3)と、指示値X0の変化率、すなわち、
動作速度の目標値を引き上げる(ステップS4)。その
結果、指示値X0が、型閉め方向に急速に変化し、それに
ともなって、位置偏差ΔXが急速に拡大する。しかしな
がら、トルクは、トルク検出・制限部25の働きによっ
て、制限値Lにとどまる。したがって、可動型4aは、
制限値Lに対応した一定の押圧力で押圧される。
【0053】指示値X0がさらに別の基準値に達する(時
刻t4)と、ステップS4にもとづく押し込み移動動作は
終了し、処理はステップS5へ移行し、動作速度の目標
値がゼロへ維持される。すなわち、指示値X0が一定の値
に保持される。この停止動作では、可動型4aは、ひき
つづき、制限値Lに対応した一定の押圧力で、固定型3
aへ押圧される。押圧開始から停止動作までの過程を通
じて、プレス加工が行われる。あらかじめ設定された一
定の時間を経る(時刻t5)と、停止動作は終了し、退避
動作が開始される。
【0054】退避動作が開始されると、動作速度の目標
値が、負の方向の大きな値、例えば、ステップS3の押
し込み移動動作における動作速度の目標値と大きさが同
一で、符号が反転した値に、設定される。その結果、可
動型4aが、型開き方向へ高速で移動するように駆動さ
れる(ステップS11)。したがって、サーボモータ6
aのトルクは、急速に下降する。
【0055】この押し込み回避移動動作の中のある時点
(時刻t6)で、可動型4aは固定型3aから離れる。こ
のとき、サーボモータ6aのトルクはゼロになり、それ
にともない、可動型4aへ印加される押圧力もゼロとな
る。指示値X0が、さらに型開き方向へ変化することによ
り、さらに別の基準値へ達する(時刻t7)と、押し込み
回避移動動作は終了し、ステップS12の処理にもとづ
く高速退避移動動作が開始される。押し込み回避移動動
作から高速退避動作への切り替えの時期(時刻t7)を規
定する基準値は、指示値X0がこの基準値に到達したとき
に、可動型4aが、固定型3aから所定量以上に離れた
位置にあるように設定される。
【0056】時刻t7において、トルク制限値が、制限値
Lから最大値Mへと引き上げられる。時刻t7以後の高速退
避移動動作では、動作速度の目標値は、ゼロから型開き
方向に上昇し、指示値X0が所定の基準値に達すると高い
値を保持し、その後、指示値X0が別の基準値に達する
と、ゼロまで下降する。それにより、可動型4aは待機
位置へ復帰する(時刻t8)。
【0057】高速退避移動動作の中で指示値X0として出
力される逆転指示信号CCWのパルスの個数は、ステップ
S1(高速移動動作)およびステップS2(低速移動動
作)で出力される正転信号CWのパルスの個数と同一であ
る。これにより、可動型4aに付加されていた押圧力が
迅速に解除され、その後、可動型4aは待機位置へと高
速で復帰する。
【0058】<3. 利点>装置101は、以上のように
動作するので、以下のような、従来装置151にない利
点を有する。まず、トルクが制限値Lに達した後に、押
し込み移動動作によって、指示値X0がさらに型閉め方向
に進められるので、2組の型の間の相互干渉によって、
サーボモータ6a,6bと固定型3a,3bとの間の間
隔に変動が生じても、制限値Lに対応した一定の押圧力
で可動型4a,4bが押圧される。すなわち、2組の型
の相互干渉によって、押圧力に変動を与える要因が生じ
ても、その影響を吸収して、安定した荷重でプレス加工
を行うことができる。それによって、プレス加工の精度
が高められる。
【0059】また、押し込み移動が高速で行われるの
で、押圧力の安定度の高い状態が、迅速に実現する。こ
れにより、特に、可動型4a,4bが固定型3a,3b
へ、互いに異なる時期に到達する場合に、先に到達した
可動型へ過荷重が印加される不都合を、より効果的に回
避することができる。
【0060】また、高速移動動作から低速移動動作への
移行とともに、トルクの制限値が引き下げられ、押し込
み回避移動動作から高速退避移動動作への移行とともに
トルクの制限値が引き上げられるので、プレス加工にお
いては荷重の安定を図るとともに、可動型4a,4bの
移動を短時間で完了することにより、作業の能率を高め
ることができる。
【0061】また、押し込み回避移動動作が、トルクの
制限値を低い値に保持したままで行われ、所定量以上に
型が開いた後に、トルクの制限値が引き上げられるの
で、可動型4a,4bが固定型3a,3bから離れる時
期が互いに異なっても、その影響をより効果的に回避す
ることができる。
【0062】<4. 変形例> (1) 以上の説明では、共通の架台16に2組の型が連結
された装置を例示した。しかしながら、本発明は、一般
に、複数組の型が共通の架台16に連結された形態で、
実施することが可能である。
【0063】(2) サーボモータ6a,6bの動力を可動
型4a,4bへ伝える伝達機構として、ボールネジ7
a,7bに限らず、例えばベルトなど、他の機構を採用
することも可能である。また、本発明において、「モー
タの動作位置」とは、回転子の回転位置に限らず、例え
ばボールネジ7a,7bの移動量など、モータに連動し
た動作一般に関するものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】第1の発明の装置では、トルクが制限値
に達した後に、指示値がさらに型閉め方向に進められる
ので、複数組の型の間の相互干渉の影響を吸収して、安
定した荷重でプレス加工が行われる。その結果、プレス
加工の精度が高められる。
【0065】第2の発明の装置では、加重動作において
指示値を型閉め方向へ進める中で、型接触の前に指示値
の変化の速度が緩められるので、型接触による衝撃を回
避しつつ、作業の能率を高めることができる。
【0066】第3の発明の装置では、トルクが制限値へ
達した後に、指示値の変化の速度が高められるので、荷
重の安定度の高い状態が迅速に実現する。このため、複
数組の型の間で型接触の時期にずれがあっても、一部の
組に過荷重が集中することを、より効果的に回避するこ
とができる。
【0067】第4の発明の装置では、加重動作におい
て、型接触の前に可動型の移動の速度が緩められると同
時に、トルクの制限値が引き下げられるので、プレス加
工においては荷重の安定を図るとともに、可動型の移動
は短時間で完了させることができ、それにより、作業の
能率をさらに高めることができる。
【0068】第5の発明の装置では、退避動作におい
て、所定量以上に型が開くまでは、トルクの制限値がそ
のまま維持され、その後は、トルクの制限値が高められ
るので、複数組の型の間で、型が離れる時期にずれがあ
っても、一部の組に過荷重が集中することを、より効果
的に回避することができる。
【0069】第6の発明の製造方法では、加工精度の優
れたプレス加工品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の装置の構成を示す説明図であ
る。
【図2】 図1のサーボ増幅器の内部ブロック図であ
る。
【図3】 図1のCPUの演算処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 図1のCPUの演算処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図1の装置の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図6】 従来の装置の構成を示す説明図である。
【図7】 図6のサーボ増幅器の内部ブロック図であ
る。
【図8】 図6の装置の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図9】 図6のCPUの演算処理の手順を示す流れ図で
ある。
【図10】 図10のステップS54の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 図10のステップS57の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 図6の装置の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図13】 図6の装置の問題点を説明するタイミング
チャートである。
【図14】 図6の装置の問題点を説明するタイミング
チャートである。
【図15】 図6の装置の問題点を説明するタイミング
チャートである。
【図16】 図6の装置の問題点を説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
3a,3b 固定型、4a,4b 可動型、6a,6b
サーボモータ(モータ)、8a,8b サーボ増幅器
(増幅器)、15 増幅器制御部、16 架台、25
トルク検出・制限部(トルク制限部)、X 計測値、X0
指示値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野 泰雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 青木 秀二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4E089 EA01 EB01 EB10 EC01 ED02 EE01 EE02 EE03 EE08 EF07 EF08 FA01 FC01 4E090 AA01 AB01 AB10 BA02 BA10 CC04 CC10 HA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の架台に複数の固定型と複数のモー
    タとが設けられ、前記複数の固定型とそれぞれ対をなす
    可動型を前記複数のモータで個別に駆動することによ
    り、プレス加工を行うプレス装置において、 前記複数のモータへ個別に通電する複数の増幅器と、 前記複数の増幅器を個別に制御することにより、前記複
    数の可動型を型閉め方向へ移動させ前記複数の固定型へ
    それぞれ押圧する加重動作と、前記複数の可動型を型開
    き方向へ移動させる退避動作とを、実現する増幅器制御
    部と、を備え、 前記複数の増幅器の各々が、 前記複数のモータの中で通電の対象となるモータの動作
    位置の計測値が指示値へ追随するように、通電の対象と
    なる前記モータへの通電量を算出する制御部と、 通電の対象となる前記モータのトルクが制限値を超えな
    いように、前記制御部が算出した前記通電量を制限して
    前記モータへ伝えるトルク制限部とを、備え、 前記増幅器制御部が、前記加重動作の中で、前記複数の
    増幅器の各々の前記指示値を、前記トルクが前記制限値
    へ達した後にさらに型閉め方向へと進めるプレス装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅器制御部が、前記加重動作の中
    で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値を、前記トル
    クが前記制限値へ達する前に型閉め方向へ進めるととも
    に、型接触の前に前記指示値の変化の速度を緩める、請
    求項1に記載のプレス装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅器制御部が、前記加重動作の中
    で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値の変化の速度
    を、前記トルクが前記制限値へ達した後に高める、請求
    項2に記載のプレス装置。
  4. 【請求項4】 前記増幅器制御部が、前記加重動作の中
    で、前記複数の増幅器の各々の前記制限値を、型接触の
    前に前記指示値の変化の速度を緩めると同時に、引き下
    げる、請求項2または請求項3に記載のプレス装置。
  5. 【請求項5】 前記増幅器制御部が、前記退避動作の中
    で、前記複数の増幅器の各々の前記指示値を型開き方向
    へ進めるとともに、所定量以上に型が開くまでは、前記
    制限値を維持し、その後は、前記制限値を高める、請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載のプレス装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の前記プレス装置を用いてプレス加工を行うことによ
    り、プレス加工品を製造するプレス加工品の製造方法。
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